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身の回りの電波

77今日の電波マニア:2004/01/16(金) 06:43
>>72

>戦争をしないという9条の存在は国際協調,日米協定,PKO
>などには義理を欠くだろうが,軍隊によって事を決着させない
>精神は最善の国家の形である。

1:軍隊によって事を決着させないことがベストである,そんなことは誰でも知ってる。問題は,「ベストの手段がとれないときどうなるか?」「ベストの手段がとれないときどうするのか?」ってことなんですよ。この投稿をした主婦は今までの人生で「すべてベストの選択肢を選んで生きて来れた」のでしょうか?そんなことはないはずなんですがね。国の在り方は人の生き方の拡張であり,国と国との関係は,人と人との関係の拡張である,それ以上でもそれ以下でもありません。

2:「他との義理を欠いても,己の最善を貫くべきだ」とおっしゃっりたいのでしょうか?いや,そう解釈せざるを得ないのですけど?そういう人は普通,「自分勝手な人」だといわれますけどね。この投稿をした主婦は今までの人生でずっと「他との義理を欠いても,己の最善を貫く」生き方をされてきたのでしょうか?そうだとすれば,よくここまで生きて来れたものだ。

 私は世界史は苦手なので,正確に記憶していないのだが,確かマリー・アントワネットだったと思う,飢饉に苦しみ,「パンをよこせ」と叫ぶ民衆を見て,こううそぶいたらしい「パンがないなら,ケーキを食べればよいのに…。」と。まあ,マリー・アントワネットの世間知らずぶりというか,現実を把握してない,現実と乖離した精神状態を表わすエピソードとして結構知られていると思うのですが,こういう「憲法9条原理主義」「平和原理主義」の人たちの精神状態もこのエピソードに近いものがあるような気がします。普通の生活の中で一個人がやれば「あいつは世間知らずだ。」「あいつは自分勝手だ。」といわれるようなことを日本政府にやれ,といっているのですから。

> 政府は武装した自衛隊が海外に出ても,その目的が武力行使でない
>なら合憲というきわどい解釈を作り出した。自衛隊の現場でのフラス
>トレーションはいかなるものか。9条のわい曲解釈はとどまるところ
>を知らない。

 こういうことをいう人すべてに私は問いたい。

 日本国憲法9条のフレーズを正確にいえますか(書けますか)?

と。私が見聞きする限り,たぶんこの問いに正解を出せる人は皆無だと思いますね。ちなみに正解は,

(1)日本国民は,正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し,国権の発動たる戦争と,武力による威嚇または武力の行使は,国際紛争を解決する手段としては,永久にこれを放棄する。
(2)前項の目的を達するため,陸海空軍その他の戦力は,これを保持しない。国の交戦権は,これを認めない。

です。で,質問。

質問1:今回のイラクへの自衛隊派遣は国権の発動たる戦争,武力による威嚇,武力の行使に該当するものでしょうか?そうだとおっしゃるなら(おっしゃるんでしょうけど),何故,どういうところがそうなのか理論的に説明してください。

質問2:そもそも今回の派遣って国際紛争なんですか?

 これらの質問に明確に答えられないのであれば,今回のイラク派遣は違憲などとのたまう権利はありません。てゆーか,憲法9条のフレーズを正確に把握していない時点で意見とのたまう権利はないんですけど(^^;)。


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