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131：主犯格殺意否認へ　那須烏山銃撃事件　宇都宮地裁で第１回協議：2010/01/13(水) 13:41:10: 　那須烏山市で昨年６月に発生した銃撃事件で、殺人や殺人未遂、死体損壊・遺棄、凶器準備集合などの罪に問われた茨城県潮来市日の出８丁目、指定暴力団山口組系組員（事件当時）、無職川俣浪男被告（60）と、監禁致死や死体損壊・遺棄などの罪に問われた同所、同岡田康治被告（26）の公判前整理手続き第１回協議が12日、宇都宮地裁（池本寿美子裁判長）でそれぞれ開かれた。弁護人によると、川俣被告側は殺人の起訴内容について殺意を否認する方針を示した。また、地裁によると、岡田被告側は死体損壊・遺棄の起訴内容は争わない方針だという。

　川俣被告の弁護人によると、住所、職業いずれも不詳の土屋誠さん＝当時（33）＝殺害について、「連行するために太ももを狙った」として殺意を否認。傷害致死もしくは監禁致死罪を主張するという。

　凶器とされる拳銃については「（土屋さんの）拳銃を奪って撃った」と凶器準備集合の起訴内容の一部を争うという。

　起訴状などによると、川俣被告は昨年６月15日午後、那須烏山市高瀬の道路上で殺意を持って那須烏山市野上、無職宇井正被告（67）＝殺人未遂罪などで起訴＝に拳銃を数発撃ち２発を命中させ、肩などに約38日間のけがをさせたとしている。

　さらにその場にいた土屋さんを車のトランク内に押し込もうとしたが、抵抗されたため、殺意を持って拳銃を１発撃ち、右太ももに命中させてトランク内に監禁、走行中の車内で死亡させ殺害したなどとしている。岡田被告は土屋さんをトランク内に監禁し死亡させたなどとされる。

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