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アイデンティティと被承認欲求について考える

6はんてん:2002/08/24(土) 20:32
えーと、思った事を、つれづれなるままに……。

援助交際というのは、要するに売春以外の何物でもないのですが、
何故に「売春」以外の別名称が必要とされたのかというと、
その目的は自己欺瞞の為だと思われます。
援助交際をやっている少女達というのは、やはり売春婦なんですが、
自身を「売春婦」と自覚すると、問答無用で「社会的排除項」となってしまう為、
その結果、承認欲求を満たすのが困難になるのかもしれません。
だから、「援助交際」という新名称が必要だったのであり、
これは、いわば自己欺瞞用語なのかもと思ってます。

どうにも不可解なのは、
マスコミや市民団体、政府機関までもが、「援助交際」という名称を、
何の批判もせずにせっせと使用している点です。
少女達、もしくは彼女達を買春している連中だけではなく、社会の多くの人達が、
「売春」を「売春」と呼ぶのを避け、援助交際という名称を採用しているのです。
こうした自己欺瞞用語を何の批判もせずに使用する行為は、
いわば自己欺瞞に対して社会的承認を与えている事になりはしないでしょうか。
どうにも現代社会は、自己欺瞞に対し、あまりにも寛容であるような気がしてます。
良く考えたら、現代社会が自明としている「無批判な模倣行為」という物には、
自己欺瞞という側面が拭いきれず存在するような気が……。
スーパーモデルと同じファッションをすれば、
スーパーモデルと同じように綺麗になれる、と、安直に信じるのは、
「自分自身がスーパーモデルと同様の姿態をしていない」
と、いう肝心要の事実を、意図的に無視しているからこそ成立する信念です。
「援助交際」という名称によって、自身を売春婦ではないと信じようとしている少女達も、
「モデルと同様の服装」によって、自身がモデルと同様に綺麗になると信じる女の子も、
自己欺瞞という一点において共通性があるのかも……。

……取り留めが付かなくなりそうなので、この辺でやめますです。


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