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これだけはやっちゃならねぇ!「迂闊な主張」

144121:2003/06/26(木) 15:41
たとえば、>>134氏のいうような、狩猟や農耕をして自分の飯を得るということも労働であって、人間が生きるためには、何らかの働きかけを自然界(や社会)におこなって(労働して)、生きるための糧(食料、衣料など、近代社会においては金銭)を得ることが必要になります。
しかし、誰もが労働をしなくなったら、食料の生産すらなくなってしまうわけで、それこそ神の恩寵にたよるしか生きる方法がなくなってしまいます。
搾取というのは、労働によって生み出された価値を再分配する際に、不当に掠め取ることをいうのだと思います。
つまり、再分配のシステムの不備が搾取を生み出しているわけで、労働そのものは搾取ではありません。
労働の義務化の問題は、また別の問題です。

おそらく、鳥山さんは、労働することができない人たちのことを想定して、労働することができないものは生きる資格がない、というような考え方を否定するあまり、労働それ自体が憎むべきものだと考えるようになってしまったのかもしれません。
しかし、自分であれ他人であれ、誰かの労働なくして、人間の生存はないのですから、労働一般を否定するのは間違いではないでしょうか。
問題は、搾取を生み出す再分配システムの不備です。


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