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規制反対派の協調を語るスレ

408K・MURASAME:2004/07/21(水) 15:56
フランスは、単純小選挙区制だが、法定得票率(これに満たなければ、
たとえ1位になっても当選と認められない)が1/2と、日本の1/6(知事選、市長選は1/4)
より高い。

また、日本では法定得票に誰も達しなければ再選挙となり、通常の選挙と同様の
条件で出馬できるため、理論上は永遠に再選挙が続く可能性がある。だから、
滅多に再選挙にならないよう、法定得票の基準が甘い。

しかし、フランスは、上位2候補の決選投票となる。
この方式は、多くの選挙区で決選投票が必要なので二度手間になる反面、
与党同士、野党同士の共倒れが起きにくくなる利点がある。1回目の投票は
各党が独自候補を立てても、決選投票に誰かが残ればいい。

もし、日本がフランス方式を採用していれば、現実の総選挙では
得票率 自民<民主+共産

なのに、民主と共産共倒れとなった多くの選挙区で、決選投票の末民主候補が勝った
可能性が高い。

従って、日本の選挙制度は、ドイツともフランスとも大きく違うものである。

なお、小選挙区比例代表並立制を採用しているのは、日本の他は、ロシア、
韓国、イタリア、グルジアのみ。かつて採用されていたブルガリアでは拘束名簿式
比例代表制(選挙区は全国31ブロック)に改正された。
また、重複立候補を認めているのは、日本だけである。
しかも、重複立候補できるのは政党要件を満たした団体(自民、公明、民主、共産、社民、自連)
だけで、選挙区の政見放送も政党候補者のみの特権なので、国会議員のいない
全くの新党や、あるいは無所属候補の議席獲得は遠い。


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