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第二裏ゲート
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そう、実に半年だった。
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「面白い、他人事ならばな……」
完全に他人事の青年。一応こちらも警戒はしているが。
こちらに攻撃でもされない限り加勢する気はないらしい
//30分は飯落ちです、申し訳ない…
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>>2951
戦いは続く。
時折流れ弾ならぬ流れ魔弾やら魔刃が飛び交う。
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「ぬ……」
時折飛んでくる魔弾を避けたりしながら
なおも見続ける
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>>2953
戦いは拮抗している。
両者は疲れを知らないのか戦闘は続いている。
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「よく疲れんな……、人のことはいえんが……
さて、何が起きるか……」
拮抗している戦いを眺めていう
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>>2955
ズガン!
「…」
『…』
一際大きな音を立てて両者がぶつかり、大きく間合いを空ける。
どちらともなく背を向けると別々の方向に去って行った。
千日手とでも思ったのだろう。
そのまま居なくなってしまった。
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「まさか、最後まで気づかれないとは……
よほど戦いに集中していたらしい……」
最後まで見届けた青年はそう呟き、どこかへ去るのだった
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【――帝国領/ベルジニア近辺草原】
「――ふぅん、王都にも出てるんだね。」
ぺらり、風で飛んできた新聞を拾い読み上げるは流れる様な金の長髪の男。
その出で立ちは真夏にモノトーンのコート、と言う一風変わった者であり――
「……この調子だと世界各所に――って所かな、面白い。」
――その周囲には異形の骸。
巨狼の体躯に蟲の眼、背には大鷲、身体は鱗で覆われた――異形の、骸に、男が座っていた。
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-森の奥の未踏破遺跡1F-
「…ねえなぁ」
最近入口が見つかった未踏破遺跡の第一層の奥で、
露出した岩盤の下でしゃがみ込んでいるのは、
古びた黒ローブを外套の様に羽織るオッサンである。
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Fo
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-昼・草原の大樹-
見通しのいい草原に一本の大樹が生えている。
此の木、何の木、気になる木である。
兎に角そんな木の下に座り込みボーっとしてるのが一匹。
バケツを被った体長3mのゴリラを彷彿させる輪郭の全身鎧である。
「…」
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-森の奥・王都を望む崖上-
「…」
棚引く長いマフラーを纏う黒コートの黒髪青年が足を投げ出し座り込み、
王都を見下ろしている。
その傍らで大地に突き立てられている
巨大な長方形の刀身に奇妙な呪文がビッシリと刻まれた黒い両手剣と
青年自身が発する気は素人ですら感じる事が出来る禍々しさを孕んでいた。
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「……誰なのですか……、あなたは……」
森よりそんな声が聞こえたかと思うと、白銀髪の少女が出てくる。
恐らくその渦々しい気を感じとったのだろう。
そう言い、青年に問いかける
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>>2963
「あ?」
不機嫌そうな口調で顔だけを向ける。
嘗ては腰に刃の潰れた長剣を吊るす黒髪の青年、名をムゲン。
王都で自警団の一員として口と目つきと態度は悪いが其れなりに頑張っていた。
…が、それも過去の話。
「誰でもいいだろうが、そういう手前は誰だよ」
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「それでしたら……私も名乗りません……」
落ち着きつつも、そう返す少女。
距離が少し離れているが、僅かに少女が発する冷気が青年に届く。
「王都を……、見ていましたか……?」
と続ける
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>>2965
「ムカつく奴だな」
視線を王都へと戻す。
「おうよ、見りゃわかるだろ」
ぶっきらぼうであった。
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――良好とはいえないらしい両者のコンタクトを笑うように、上空からトランペットの音が響いてきた。
この森において響くトランペットの音はといえば、ほぼ一つきりである。
「喧嘩腰を相手するのに及び腰はいけないね。そこにドラマは生まれない」
森林に居住する、翼の生えた”魔女”だ。狂人を自称する彼女は、自分の好きなように飛び回り、演奏する。
冒険者の介入により、王都内でおきた事件としては小規模なものになった”深遠の暁事件”にも、彼女が密接にかかわっている。
長く冒険者をやっているか、ゴシップ好きな人間ならば――彼女の組する”六魔女”と、彼女を指す”暴風の魔女”の名を知っているだろう。
とくに彼女は大きな特徴があるだけあって覚えやすい。純白の翼をした翼人であり、いつも大きなトランペットを手にしているからだ。
「コミュニケーション嫌いな人間に、丁寧に接しても意味はないよ?」
クスクスと、セリオンに対してそう言う。
会話が下手だね、とでも言いたげだ。
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「はい、見ればわかります……」
と答えたあと、しばらく考えて
「王都への未練ですか……?」
と色々推測してそう続けてみる少女。
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>>2967
「あ?…また面倒なのが出やがる」
立ち上がり剣を軽々抜き背に回す。
その身体を黒い瘴気が這いまわっている。
>>2968
「未練?何言ってんだかよく分んねえんだが?」
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>>2967
「丁寧に接するもなにもありませんよ……
これが私の他人との話し方であるが故に……」
と、どこか感情がこもっていない声でいう少女。続けて
「あなたは……誰ですか……?」
知らないようで、そう尋ねる
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>>2970
「失礼、間違えたようです……」
と軽く詫びを入れ、
「ではなぜ……、王都を見ていましたか……?」
と改めて尋ねる少女。
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>>2969
「悪いね。性分なんだよ、これは」
失礼、とどこか上機嫌そうに笑いながら、翼をゆっくりとはためかせて下降して、地へと着地する。
線が細い、華奢な女の子という印象な外見であるというのに、彼女はどこか尊大で、傲慢だ。
大きな力というのは眼に見えぬものに由来するのかもしれない。
「それに、面白そうなものを抱えているからねぇ、君は」
黒い瘴気を眼で確認しても、彼女は態度を抱えることはなく――。
好奇心丸出しな様子ですらあった。
>>2970
「なるほど。人形だね、君は」
それなら仕方ないね、と彼女は一人頷く。
「ボクかい? ボクは暴風の魔女……という風に名乗らせてもらうよ。匿名希望、ってね」
彼女は己の二つ名だけを明かし、本名は伏せた。
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>>2971
「どーだっていいだろ、手前に関係ねえ」
「それとも何か?手前もこういった瘴気がお嫌いな正義の味方か?」
揺らめく瘴気は明らかに悪いものだ。
それは周囲に振り撒いていいものではない、確実に。
>>2972
「へいへい、そりゃ結構な事で」
「アンタみたいな手合いは傍観か唆しか勧誘してくるってのが相場だが…
アンタはドレをしに来た?それとも全く別の事でもしてくれるか?」
風もなく長いマフラーが揺らぐ。
周囲を警戒し蠢く蛇のように。
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>>2972
「人形ですか……、それはそれで面白い例えではありますが……」
少し言葉に感情が入ってきている様子。
「この場への関心がどこか薄かった、とでも言いましょうか……」
と続ける。
少女は冷気を身に纏う。
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>>2972
「王都を上から眺めるだけなのは……、その気のせい、と……」
予想を呟き、続けて
「私がその気を否定する必要はありません……
私には届きませんから……」
そう言う少女は冷気を身に纏っており、
それが壁にもなっているようにも見える。
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>>2973
「おや、何かした方がいいかな」
そうだねぇ、と彼女はトランペットをよいせ、と持ち直す。
かなり大きなものだが、彼女は軽々と扱っている。見た目よりは軽そうなものであることが伺えた。
見た目どおりの重さだとしたら、恐らく魔法の力だろう。
「なら、風の歌でも聴くかい……?」
彼女は魔女であると同時に楽師だ。
いつも、観客を求めている芸人である。
>>2974
「いいや、嘘をつかないほうがいいね」
それとも自分でそれに気がつかないかい? と笑う。
「この場の関心が薄い、なんて手合いがあんなおっかないのに誰だ、なんて問うかい?」
ムゲンを指差し、あれはスルー推奨されるレベルだよ、と。
「ん? ならボクの言った人形ってのも的外れかもね。人形はそれこそ何事にも関心は示さない。いや、示すことができない」
「一体何者なんだろうね、君は」
面白いなぁ、と愉快そうにクスクスと笑う。
彼女にとってはムゲンも、セリオンも、面白い人物という括りであるようだった。
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>>2975
「さっきからブツブツ言ってるがドレも見当違い、机上の空論、下手の考えってやつだ。
確証のねえ予想だけでモノ言うんじゃねえ、イラつくんだよ」
メンチをきる青年、完全に性質の悪い輩である。
「届かねえのは手前が届かないように耐えてるからだろ?
それが否定以外の何だってんだよ、ああ?」
>>2976
「…要らねえ、ピエロはあの胡散臭い語り部野郎だけで十分だ」
スヴェルに似たような手合いと出会ったことがあるらしく鬱陶しそうである。
まあこの短時間でスヴェルの事を理解出来ている訳ではないが、
スヴェル自身は出会った事もない誰かと似た印象を持ったようで。
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>>2977
「へぇ、ボクに似た人でもいるのかい?」
残念だねぇ、とトランペットを降ろす。
彼の言う胡散臭いは、そこそこ的を射ていると言えた。
「はは。君は色々とイライラが耐えなさそうな性格してるねぇ」
「早死にするよ? イライラしてたら」
長生きは望んでないかもしれないけどね、とにやつきながら言う。
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>>2977
「冷気は体質です故……」
と返す。
「あなたが言ってくださらなければ……
そうでもしなければ答えに辿りつきませんが故……」
と、机上の空論に対して言う。
>>2976
「関心は薄くてもありましたので」
と、話しかけた理由について言う。
「こう話していると……、関心も大きくなるものです……」
と言い、続けて
「私は……、なんなのでしょうね……」
と最後の問いに答える。
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>>2978
「其処等辺を面白い話はないかなあ、とか言いながら歩いてみろ、釣れるぞ」
魚釣りではないのだが似たようなもんだと青年は言う。
「後、余計な御世話だ、太く短く生きるんだよ俺は」
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>>2979
「うーん。なんだろうね、君、柳の幽霊かなんかと違う?」
柳に風な受け答えばっかりだしね、と笑う。
「なんだかふらふらしてそうなところも、柳の枝っぽいしね」
案外いい線いってるんじゃない、と。
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>>2979
「うーん。なんだろうね、君、柳の幽霊かなんかと違う?」
柳に風な受け答えばっかりだしね、と笑う。
「なんだかふらふらしてそうなところも、柳の枝っぽいしね」
案外いい線いってるんじゃない、と。
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>>2979
「そーかい、そりゃ難儀だな」
もっと難儀そうなものを纏って発している奴の台詞ではない。
「手前は合う奴合う奴の素性やら何やら根掘り葉掘り知らないと死ぬ輩か?
詮索好きは賢く立ち回らねえと早死にするぞ」
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>>2980
「へぇ、なら今度試してみるよ」
胡散臭いピエロ、語り部とやらに興味を抱いたようだった。
もしかしなくても、今後接触を試みるだろう。
「だろうね――多分だけど、君はそういう人だよ」
外見でしか判断してないけどねぇ、とため息まじりに。
「それじゃあ、失礼するよ。楽師はお呼びじゃないようだし、面白いショーもないみたいだしね」
じゃあね、と彼女は大きくはばたいて、空へと消えていった。
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>>2984
「見せもんじゃあねえからな」
そういって見送った。
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>>2982
「さすがに幽霊ではありませんよ……」
苦笑しつつも言う
「また、ご縁があれば……」
といい、見送った
>>2983
「話題作りの一環、とでも思っていただければそれで……」
と言い、続けて
「私は簡単には死にませんよ……
まだ……、やるべきことがあります故……」
と言い残し、再び森の中へ入っていった。
//お疲れ様でした!
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【静かな闘技場】
観客席には誰も居ない。そんな時間にでも闘技場は稼動しています。必要な数の係員を残して。
その静寂に包まれた場の真中に。その老体は居た。
「・・・」コォォォォォォ・・・
ぱっと見た感じ、華国の者と見える。
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夜の闘技場故に、非常識な登場のしかたもありなはずである。
闘技場の天井にあたる所に黒い大穴が開き、
そこから黒い光が放たれたかとおもうと、フードで顔を隠した黒いコートの人間が立っている。
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「破…否や…寧ろ…」
地に片手を着け、そのまま倒立。凄いバランス感覚だ。
「………有。」
その身には汗の一つも浮かんでは居ない。
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「………」
無言で構える。素手で行く気なのかもしれないが、
腕には黒い障気が纏わりついている。
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>>2990
「…ふむ。」
片手の倒立からそのまま跳び上がり、元の姿勢に戻る。
「時におんし。些か個性的な入り方じゃのぅ。見てみぃ。
掃除の者がびっくらこいとるわい。」
後ろをみると、観客席を掃除してたおばちゃんが眼を見開いて居た。
年齢からくる余裕かは不明だが、眼は油断のかけらも無く。
「では…手合せ、願おう。」
両手を合わせて一礼し、構えを取る。
左手を前に。そして左脚は後ろに位置する構えである。
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「………」
一言も話さない。掃除のおばちゃんのほうも見ない。
そして構えたまま動かない。様子見だろうか?
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「ふぅむ、だんまりかいの。まぁ、仕方の無い事じゃて。」
そう言うと、老体はおもむろにそちらに歩いて行き
「さて、よろしゅう。」ヒタァ…
5m程だろうか。それ位の距離に位置した瞬間、その姿は別の場所にあった。
「避けるか防がんと痛いぞぇ。」
そして真横からの肘鉄が今、黒コートを襲わんと飛来した。
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「!」
とっさの判断によって防ぐが、いくらかの衝撃が走る。
体制を立て直し、障気を一気に噴出させて
一時的にスピードを上げて相手の後ろにうまく回り込もうとする。
回りこめたならば、強化された鉄拳を喰らわせようとする。
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「ホッホッホ…良い判断じゃ。」
防いだ事への純粋な賞賛。そんな事を言ってる内に背後に回り込まれている。
パシッ「すまんが見えとるy…」ゴッ…「なんとォ!?」
読みはあって居たが、どうやら予想より威力があったらしく、衝撃自体は直撃。
「っとっとぃ…。便利じゃのう。『それ』。」
衝撃をあえて耐えずに飛ばされる事で軽減。そしてそのまま数m離れた所に宙返りで着地。
「燃えて来よるわい!」ニカァッ
笑顔を見せた後に、またもやおもむろに歩いて近づいて行く。
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「………」
表情すらもこの黒コートからは読み取れず、
相手の出方を警戒しつつも構え直す。
そして自分の周りに黒い球体を作りだす。
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追記
球体の数は4つであり、それらは黒コートの周りを
ゆっくりと漂っている。
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「ほう、そう来るか。」カツ…カツ…
尚も歩みは止めない老体はニタァと笑い、
「儂も真似してみようかいなァ!」ボボボボァッ
自身も同じく、…とは言っても性質は違うが。炎の球が黒い球体めがけ、ゆっくりと向かう。
「破ァっ!!」
そして、ノーモーションからの急速加速にて放たれたのは、………
「なんちての。」
何もなかった。老体はただ、飛び越えただけ。しかしその後を炎の球がついて行く為、必然的に黒コートめがけてゆっくりと向かっていた。
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「………!」
球体を敵の炎の球にぶつけようと向かわせる。
そして自分は大きく跳躍し、足から小さな球体を5球ほど放ちながら、
黒い障気が纏われた足を落下時のスピードと
合わせて勢いずかせ、敵にぶつけようとする。
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「ホイホイホイ……」スッスッスッ…
球体を殆どその場から動かずに身体の動きだけでいなし、
「せいやァッ!!!!」ヒュゴアッ!!…チリチリ…
蹴りに対し、炎を纏った蹴りを直接ぶつける事でで応対。
ぶつかった後、纏っていた炎は飛び散り、一つに纏まり球体となっていた。
ちなみに途中、空気が焦げる様な音がした。
/眠いぜ!次スレであと2〜3回位で終了願いたし。
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