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第二裏ゲート
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>>2973
「おや、何かした方がいいかな」
そうだねぇ、と彼女はトランペットをよいせ、と持ち直す。
かなり大きなものだが、彼女は軽々と扱っている。見た目よりは軽そうなものであることが伺えた。
見た目どおりの重さだとしたら、恐らく魔法の力だろう。
「なら、風の歌でも聴くかい……?」
彼女は魔女であると同時に楽師だ。
いつも、観客を求めている芸人である。
>>2974
「いいや、嘘をつかないほうがいいね」
それとも自分でそれに気がつかないかい? と笑う。
「この場の関心が薄い、なんて手合いがあんなおっかないのに誰だ、なんて問うかい?」
ムゲンを指差し、あれはスルー推奨されるレベルだよ、と。
「ん? ならボクの言った人形ってのも的外れかもね。人形はそれこそ何事にも関心は示さない。いや、示すことができない」
「一体何者なんだろうね、君は」
面白いなぁ、と愉快そうにクスクスと笑う。
彼女にとってはムゲンも、セリオンも、面白い人物という括りであるようだった。
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