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王立図書館
1
:
「鍵を持つ者」
:2010/05/24(月) 20:56:04 ID:???
王都中央部に存在する、最も有名で最も大きく、最も攻略が難しいとされているダンジョン
その深さは未知であり、入り口で選ぶことが出来るA〜Gコースによって性格も異なる
図書館ロビーではお静かに
A・B路 基本的に魔物は弱く戦闘が一番楽だがB32以降は時空魔法の基礎が必要
C・D路 ほかの通路と比べてアトラクション的な要素が多い
E・F路 18禁。「えろ!ふぇんたい!」路
G路 一番危険な通路
105
:
とある世界の冒険者
:2010/06/11(金) 23:58:23 ID:tVKrqrq6
>>104
チョコがいいでし!!
【ビターチョコ?】
それがいいでしね、辞書は地上ののが精度がいいはずでし
106
:
とある世界の冒険者
:2010/06/11(金) 23:59:28 ID:YQEEn8Yc
>>105
「…ビターチョコか?」
少し苦めの。
「なら帰り際にでも借りていくとするか。」
107
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:05:19 ID:sOaS7QQ.
>>106
苦めのでし!!多分ビターチョコでし!!
…それがいいでしねー
ちなみに、ここは司書の中でも司書しゃんしか入ってこないでし
108
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:08:32 ID:/8vPlEUY
>>107
「わかった、ならそれを買ってくるとしよう。」
小物も忘れずに。
「……やっぱり、変わり者なんだな、あの司書は。」
109
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:12:37 ID:sOaS7QQ.
>>108
小物をケーキの中に入れるのはナシでしよ!!
じゃなきゃ私と仲良くしないでし
110
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:15:05 ID:/8vPlEUY
>>109
「誰がするか、面倒くさい。」
「……それもそうか。」
自分も変わり者には違いない
111
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:17:32 ID:sOaS7QQ.
>>110
それじゃあ安心してかぶりつけるでし!!
…それに司書しゃんのセンスは時折疑うでし
【腕をかっこいいともいっていたし】
112
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:19:06 ID:/8vPlEUY
>>111
「綺麗に食べろ、綺麗に、子供か。」
子供である。
「…確かにな。」
113
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:22:36 ID:sOaS7QQ.
>>112
見た目は子どもってさっきいってたでし!!
あの子が普通だったらコワイ世のなかでし……
114
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:25:10 ID:/8vPlEUY
>>113
「見た目は、な。中身は違うだろう。」
…いや、強ち違わないのか?
「…どういうセンスなんだ、一体。」
115
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:30:48 ID:sOaS7QQ.
>>114
まぁそうでしけどー……
…今度色々と見てみるといいでし
116
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:34:40 ID:/8vPlEUY
>>115
「それとも子ども扱いされたいのか?」
自分は嫌だが
「……会ったらな。」
変わり者でもやっぱり人間は苦手だ。
フードを被ってる限りそう気付かないだろう
117
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:36:18 ID:sOaS7QQ.
>>116
度合いにもよるでしよー
【むおーっとノビをしながら】
遭遇率は割りと低いハズでしねぇ
118
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:38:21 ID:/8vPlEUY
>>117
「…面倒臭い奴だなお前も。」
ふぅ、と小さく息を吐いて。この分だとリンダの感性もアテにならなさそうだ。
「ま、滅多に会わんだろうさ。」
119
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:45:19 ID:sOaS7QQ.
>>118
女は面倒くさいくらいがちょうどいいってどっかの本にあったでしー
【うにょーんとのびながら】
120
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:46:24 ID:/8vPlEUY
>>119
「間違った知識だな、それは。」
借りてく本を纏めて。
121
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:49:44 ID:sOaS7QQ.
>>120
まぁ抽象的なものには間違いもあるでし
わたしはもう一眠りするでしー……
【うにょーんと垂れた様子で】
122
:
とある世界の冒険者
:2010/06/12(土) 00:55:04 ID:/8vPlEUY
>>121
「…やれやれ。」
少しだけ愉しそうに言って、
「…お休み、良い夢をな。」
頭をくしゃりと一撫でした後、フードを深く被って出て行った。
123
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 21:36:01 ID:NDfI5N7U
【A路5F】
「…確かこの辺だったな。」
深く被っていたフードを外して周囲を見回す青コートの少年。
その手には似合いもしない店の買物袋を二つ持っている。
124
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 21:37:56 ID:LXVSSs7o
【そんなジャキの近くから魔物の気配が…!!】
「にゃー!!」
【まんぐーす(一角猫) が あらわれた!!】
125
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 21:39:37 ID:NDfI5N7U
「…ん…マングースか。」
ひょい、と現れた一角猫を笑みを浮かべて拾い上げる。
126
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 21:40:50 ID:LXVSSs7o
「にゃ」
【抱えられて大人しくなる。ぬいぐるみみたいだ】
127
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 21:45:52 ID:NDfI5N7U
「…可愛いなお前は。」
なでなで、と角に気をつけて撫でて
「(さて…。)」
押し込む本を探す。
128
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 21:48:53 ID:LXVSSs7o
「にゃう……」
【くすぐったそうな顔をしてから】
「にゃ、にゃ!!」
【前足で頬を軽く叩いてから「あっちー」といわんばかりに一点を指したり】
129
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 21:49:33 ID:NDfI5N7U
「…ん、あっちか。」
マッピングをしておくべきだな、と小さく呟いて指ししめられた方へと
130
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:02:27 ID:LXVSSs7o
「にゃー!!」
【ベシベシ、とまた本をたたき始めるがやっぱり腕の長さがたりない】
131
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:03:57 ID:NDfI5N7U
「叩くな叩くな……っと。」
ぐい、と押し込む。
132
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:05:43 ID:LXVSSs7o
【そしてまた隠し通路が開き……】
おぉー、そろそろ来ると思ってたでし
【ちょーんと布団の上に座っている幼女が1人。
万年床か……】
133
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:08:51 ID:NDfI5N7U
「…万年寝太郎、とかいう話があったな。」
ふぅ、と一息吐いて荷物をその場に置く、ついでにマングースも下ろす。
134
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:09:55 ID:LXVSSs7o
……それは三年じゃなかったでしか?
「にゃー」
【降りてからまたちょろちょろと走り回っている】
135
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:13:12 ID:NDfI5N7U
「…さぁ、どっちだったか。」
まぁどっちでも良いのだが
「ほら、約束のケーキだ。……後、アクセサリー。」
座ってるでし子に近付いてケーキの箱を渡して、包装された小さな箱も渡す。
136
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:15:14 ID:LXVSSs7o
まぁどっちでもいいでし
どこのケーキでし?しゅーかんしに出てるのなら知ってるでし!!
【ケーキを優先する辺り食い意地がはっているというかなんというか】
137
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:17:00 ID:NDfI5N7U
「…それなりに評判の良い所、らしいな。
詳しくは知らんが。」
新聞か何かで見た程度の場所らしい。
138
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:26:49 ID:LXVSSs7o
……むおー、パッケージみても分からないでし
【新聞は流石に地下まではきていないらしい……
雑誌のバックナンバーはあるようだが】
139
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:30:54 ID:NDfI5N7U
「……今度はちゃんと店の名前を言うんだな。」
何気に、また買ってきてやると遠まわしに言っているのだが。
140
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:35:52 ID:LXVSSs7o
えぇー…むしろ私好みの味の店を推測するでし
【ニヤニヤと笑いながら箱を開ける】
141
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:37:48 ID:NDfI5N7U
「…何だそれは、欲しいのがあるなら自分で言えば良いだろう。」
少しむっとして。
箱に入ってるのは美味しそうなチョコケーキの他にもイチゴケーキなどがある。
142
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:40:20 ID:LXVSSs7o
全て言ったら面白くないでしー
【ニヤニヤ笑いつつ、チョコレートケーキを手づかみでとったり】
143
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:41:11 ID:NDfI5N7U
「…何だそれは。」
ふぅ、と溜息を吐いて。
「スプーンかフォークぐらい使え、中に入れといたろう。」
子供に注意するようなことを。
144
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:44:52 ID:LXVSSs7o
わかってほしいってヤツでしよ
【指についたチョコレートを舐めながら視線をむけ】
えぇー、ワイルドな食べ方がいいでしー
【ぶー、と文句をたれる】
145
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:47:36 ID:NDfI5N7U
「……良く分らん。」
はぁ、と溜息。
「あのな……まぁ、良いか。」
146
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:55:56 ID:LXVSSs7o
だからモテないんでしよー
【ぷーっと膨れながら。コイツに言われるとなんか…ムカつくかもしれない】
あ、ジャキも食べるでし?
147
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:58:22 ID:NDfI5N7U
「別にモテ無くても構わん。」
興味も無い、と付け加えて。
「……俺は甘いのは苦手だ。」
何というか、イメージ通りである。
148
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 22:59:50 ID:LXVSSs7o
の割りにはプレゼントが積極的でしよー
【ニヤニヤしながら顔を近付けてみたり】
甘いもの好きでもイメージとあわないでしがねぇ……
149
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:03:27 ID:NDfI5N7U
「…っ、顔が近い。大体それはお前が外に出れないから仕方なく、だ。」
数歩交代。不破箕マートがあるのだが。
「…だろう?」
多少自覚はあったようで。
150
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:05:59 ID:LXVSSs7o
ししょしゃんから貰えるお小遣いで不破巳マートでがんばれるでしが
あそこたっかいでしからねぇ……
【しょぼーんとしてから】
ま、助かるでしよ
【満面の笑みをうかべ、ケーキを残らず食べてしまう】
151
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:06:37 ID:NDfI5N7U
「……ふん…。」
照れ隠しかそっぽを向いて、本棚の方へ。
152
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:15:57 ID:LXVSSs7o
あ、そういえばこの間の本は読んだでしか?
153
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:17:35 ID:NDfI5N7U
「ん…ああ、槍術と体術のはな…他は馬鹿にした様な内容だったな。」
主に樵とか。
154
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:21:04 ID:LXVSSs7o
木こりの基本でしか?
【ニヤニヤ笑いながら
確信犯か、こいつ】
155
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:22:15 ID:NDfI5N7U
「……そうか、わざとか。」
適当に取った本の背表紙で頭を叩く、軽く。
156
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:26:51 ID:LXVSSs7o
……痛いでし
でも持っていくって決めたのはジャキでしよー
157
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:29:55 ID:NDfI5N7U
「…それはそうだが、斧術の指南書だと言わなかったか?お前は。」
樵も斧術ではある……のか?
158
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:35:17 ID:LXVSSs7o
斧の扱い方の基本は載ってるでしよ?
【あながち間違いではないが……】
159
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:37:29 ID:NDfI5N7U
「木こりと斧は違うだろう。」
全く、と呟いて。
「…まぁ、もういい。とりあえず今回も適当に取って行くとしよう。」
二冊ほど持っていく様子である。
160
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:44:40 ID:LXVSSs7o
でも木こりは斧を使うでし
基本は一緒でしよ
キャー、それをもっていくでしか?
【9 年齢制限がかかる本(グロ的な意味で)である】
161
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:46:16 ID:NDfI5N7U
「…伐採用と戦闘用だぞ?」
用途の問題である。
「…………何の役に立つんだコレは………。」
何ともいえない微妙な表情を浮かべた後、流石に棚に戻してもう一冊を確認する。
162
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:47:58 ID:LXVSSs7o
振り方とかの基本は一緒でしよ
今度は儀式書でし
何のかは分からないでしー
163
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:49:48 ID:NDfI5N7U
「…それでも、なぁ。」
どうにも引っかかるモノが。
「儀式書? …まぁ、何かの役には立つか。」
それを懐に入れて。
「……あー、その、何だ。次は何か持ってきて欲しいものとかはあるか?」
…似合わない。
164
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:52:10 ID:LXVSSs7o
ふふん、でし
知識あると色々かわるでしー
それを持ってっちゃうでし?それを持ってっちゃうでし?
【新たに手を伸ばした本を見ながらニヤニヤと】
…うーん、またケーキもってきてほしいでし
【満面の笑みを振りまきながら】
165
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:54:07 ID:NDfI5N7U
「(儀式、ねぇ。)」
「…? この本がどうかしたのか?」
パラパラ、と中身を開いてはみるが。
「…ん、解った。今度は雑誌でも調べてみるとしよう。」
週刊誌ならアルカさん辺りが買うだろうし。
166
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:55:25 ID:LXVSSs7o
いやーんでし、とてもこんなところではいえないでし
【ニヤニヤしながら】
糖分補給はしばらく安泰でし!!
167
:
とある世界の冒険者
:2010/06/14(月) 23:58:05 ID:NDfI5N7U
「……? …まぁ、持って帰ってみるとしよう。」
きょうみほんい の しょうり。
「(余り人の多い所は行きたく無いが…まぁ、良いか。)」
なんだか嬉しそうだし
168
:
とある世界の冒険者
:2010/06/15(火) 00:11:19 ID:vYJ2wUL.
……
【ニヤニヤ笑いながらそれを見る】
なーにニヤついてるでし?
169
:
とある世界の冒険者
:2010/06/15(火) 00:12:58 ID:V4fVLNds
「…? 変なヤツだな。」
不思議そうに。後日の反応が楽しみだ。
「いや、妹が一人増えた感じだと思ってな。」
「…今日はもう帰るとしよう、またな、でし子。」
本を二冊持って、ひらひらと手を振り歩いていった。
170
:
とある世界の冒険者
:2010/06/17(木) 23:03:10 ID:n5nzsXvg
【A路32F】
『――――凄いのね、まだ若いのに。』
「稀代の魔女と謡われた貴女やその周囲に比べれば劣りますよ。
……残りカスで無ければ、ね。」
A路の深層、異形の銀に身を包んだ悪魔と、姿見えぬ何かによる苛烈な、奪い合い。
「さて―そろそろ鬼ごっこも終りとしましょう、大人しく喰われては貰えませんか。」
『―――女の子を誘うなら、もう少し優しい台詞をお奨めするわよ?』
ふわりと幽霊の姿が消える。その場から居なくなった訳でも無いだろうが…
「…――ふふ、流石は幽霊、逃げるのがお上手だ。」
銀の異形は焦って追うことはしない。
…何故なら、目標は此処から出る事なんて出来ないのだから。
171
:
とある世界の冒険者
:2010/06/17(木) 23:14:28 ID:n5nzsXvg
【A路30F】
『(―――不味いわね。言う通り、泥沼どころか傷一つ付けれそうにも―。)』
「見ぃつけた。」
『――…ああもう、本当死んでからもロクな目に合わないわね…!』
伸びた魔腕を掠め、体を造る魔力を減少させて透通った声を響かせる。
「さ、次は何処に逃げます…また下ですか?」
そうなると沢山の人間が死んでしまうでしょうけれど、と異形が付け加える、
それを気にした様子は無いが……流石に、少し不味い。
172
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 22:31:48 ID:qm9MOjzg
【ロビー】
「…………。」
『ほら、メノウちゃん。図書館だよー、本読んで待ってよ、ね?』
女性に連れられて少女が図書館へとやって来る。
本来ならゼオ邸で待っている手筈だったのだが、少女が出て行ってしまいそうだったので、人の目の多い図書館に来たのだが…。
173
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 22:41:58 ID:sI8aV8uM
「…………!」
この時間では人も疎ら。
しかし、それでこそパタパタとそちらに駆けて来る足音が聞える。
174
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 22:43:58 ID:qm9MOjzg
「ほら、クリスちゃんやヒスイちゃん達はお姉ちゃん達が見ててくれるから、ね?」
「……。」
ぷい、と視線を地に落としたままだったが、寄る足音にハッとして。
175
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 22:51:08 ID:sI8aV8uM
「メノウちゃーん!」
小気味良く軽い足音の後、少し耳から遠くなった声。
しかし聞きなれた声が飛んで来る。
聞けば、桃髪の臙脂色のマントを羽織った少女の姿が目に浮かぶだろう。
176
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 22:52:19 ID:qm9MOjzg
「………!」
傾いたままだったが、少女の姿を見て少しだけ安心した様な表情になって。
『あ…えっと、ユーノちゃん、だったよね?こんばんわ。』
177
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 22:59:45 ID:sI8aV8uM
「メノウちゃん、久し振り!」
目の前で足を止め、満面の笑み。
「こんばんはでございます。」
ぺこりと頭を下げ、行儀良く挨拶をする少女。
178
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 23:02:55 ID:qm9MOjzg
「…。」
俯いたまま、小さく首だけを振って
『今日はどうしたの?こんな時間に。』
女性が周囲への警戒を緩めぬまま、笑顔でそう聞く。
179
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 23:09:08 ID:sI8aV8uM
「元気しとった? 怪我とかしてへん?」
屈んで視線を合わせ、にこにこ笑顔で。
「ええと……お勉強してたでございます。そしたらメノウちゃんが来たから……。」
180
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 23:10:16 ID:qm9MOjzg
「…。」
こく、こく、と小さく頷いて。
『そっかぁ……良かったね、メノウちゃん。一緒に遊んできたら?』
「…。」
女性の言葉にも、曖昧に首を振る。
181
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 23:11:44 ID:sI8aV8uM
「お勉強も終わったし、一緒にあそぼ?」
久々に会った友達にご機嫌な様子。ニコニコと満面の笑みを崩さずに。
182
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 23:24:50 ID:qm9MOjzg
「……。」
落ち込んだ表情をして、俯いた様子。
『ほーら、見ててあげるから、ね?』
「…。」
年上のお姉さんに背中を押されて、ユーノの近くに。
183
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 23:33:24 ID:sI8aV8uM
「……どないしたん……?」
いつもと違う様子に、首を傾げて。
184
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 23:40:06 ID:qm9MOjzg
「……。」
『…えっとね、今、前に行ったお父さんをね。』
と、ざっくばらんに事情を話す。
要約すればこうだ、父親を救出しに行く、という旨の話を、僅かだが盗み聞いてしまい、
その件で頭の中身がごちゃごちゃになって念話も出来ず酷く混乱した状態だということ。
185
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 23:48:01 ID:sI8aV8uM
「……なるほど……でございます。」
動揺を隠さぬままに頷いて
「それで元気なかったん……?」
メノウの顔を覗き込んで。
186
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 23:49:41 ID:qm9MOjzg
「………。」
こく、と小さく、心配げに頷く。
187
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 23:56:05 ID:sI8aV8uM
「……だいじょうぶやって。ちゃんと、帰ってくるよ。
お父さん。」
俯いた頭に手を伸ばし、ゆっくりと撫でながら。
188
:
とある世界の冒険者
:2010/06/19(土) 23:57:20 ID:qm9MOjzg
「………?」
ほんと、と問いたげに、上目遣いに見上げて。
189
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 00:06:28 ID:KCbRXvhc
「……ほんと。
うちのあんちゃんも、たまに手紙送ってくれるし……元気にしてるみたい。
だからきっとメノウちゃんのお父さんも……。」
彼の兄は、已むに已まれぬ事情で妹を置いてネオベイへと渡った。
心強いよりしろを不意に失った事には、共感が持てる。
190
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 00:08:50 ID:pWj5vKWk
「(………うん。)」
少し、落ち着いたのか、念話で返して。
191
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 00:19:41 ID:KCbRXvhc
「……皆いてくれてるみたいやし……
ちゃんと待ってよ? お父さん帰って来た時に……大丈夫やったって言うてあげるねん。」
クスリと笑み、また頭を撫でながら。
192
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 00:20:35 ID:pWj5vKWk
「(…うん。)」
ぎゅ、とユーノに抱きついて。
193
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 00:22:28 ID:KCbRXvhc
「……ほら、おねえちゃんももう一人おるし。」
痛みを感じない程度、しかしながらも強く抱き締め。
194
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 00:25:09 ID:pWj5vKWk
「………。」
こくこく、と頷いて強く抱きつく。
『妬けちゃうなぁ…それじゃメノウちゃん、大人しくしてるんだよ?』
くすりと、楽しそうに様子を見守って。
195
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 00:28:10 ID:KCbRXvhc
「……ふふ。ええこええこ。」
暫し、こうしてメノウの寂しさを紛らわせるユーノであった。
196
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 00:32:23 ID:pWj5vKWk
「…♪」
【FO】
197
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 22:42:02 ID:ZkM.MYNE
「…………(やはり、ありませんか……。)」
【先ほどから図書館の通路を行ったり来たりしている女性。
銀の三つ編みに半袖のジャケット、膝下までのスカートを着用している。】
198
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 22:44:55 ID:H4x6nox.
>>197
「お前さん、探し物かい?」
通路でたれパンダ中の色褪せた茶のローブを纏う伸び放題な灰色髪の少女一匹。
199
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 22:47:13 ID:ZkM.MYNE
>>198
「……!」
【突然、かけられた声にビクリと反応する。】
「え、ええ……ちょっと……。」
【背後へと振り向きながら遠慮がちに。】
200
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 22:48:47 ID:H4x6nox.
>>199
「そうか、そうか、よければワシが見つけてやろうかの?」
ゴロゴロしている婆口調。
201
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 22:50:47 ID:ZkM.MYNE
>>200
「は、……え?」
【その言葉に僅かに首をかしげる。】
「その……アナタは司書の方ですか?」
202
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 22:57:48 ID:H4x6nox.
>>201
「ちょいと違うの〜・・・まあ此処に居ついて長いのは確かじゃ〜」
ぐで〜っとしている見た目少女。
203
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 23:01:05 ID:ZkM.MYNE
>>202
「……そうですか。」
【考える様に顎に手を置いて。】
「では、お願いしていいですか?」
【探してもらう事に決めた様だ。】
204
:
とある世界の冒険者
:2010/06/20(日) 23:01:46 ID:H4x6nox.
>>203
「ふむ、任せるんじゃ・・・・で、何を探しておるんじゃ?」
立ち上がる少女、小さい。
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