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王立図書館

1「鍵を持つ者」:2010/05/24(月) 20:56:04 ID:???
王都中央部に存在する、最も有名で最も大きく、最も攻略が難しいとされているダンジョン
その深さは未知であり、入り口で選ぶことが出来るA〜Gコースによって性格も異なる

図書館ロビーではお静かに

A・B路 基本的に魔物は弱く戦闘が一番楽だがB32以降は時空魔法の基礎が必要
C・D路 ほかの通路と比べてアトラクション的な要素が多い
E・F路 18禁。「えろ!ふぇんたい!」路
G路 一番危険な通路

2とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 20:14:50 ID:baLLSgqA
銀色の悪魔についての記事を見て眉間にしわを寄せている・・のではなく
クロスワードパズルをノートに写して解いている顔のほとんどが火傷の跡やら傷跡やらに覆われた童顔アホ毛の少年

3とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 20:33:14 ID:m8EpkH8M
本棚によりかかりながら読書中の奴が一人

4とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 20:34:33 ID:baLLSgqA
「〜♪」
鼻歌交じりに羊皮紙にクロスワードを写している少年
その近くには銀の悪魔についての新聞が

5とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 20:36:47 ID:m8EpkH8M
「ふわぁ・・・」
読書に飽きたのか欠伸をしつつ一度本棚から離れる

6とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 20:41:20 ID:baLLSgqA
>>5
「・・よしできたー」
最後のクロスワードを入れ、満足気ね少年

7とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 20:45:59 ID:m8EpkH8M
>>6
「・・・っと」
体を急に動かしたのか突然目眩に襲われふらつき
そしつ本棚に倒れ込むようにぶつかる

「・・・ッ!」
本棚に衝撃を与えたせいか上の方から本が落ちてきて
それが女性の頭にHITした

8とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 20:48:45 ID:baLLSgqA
>>7
「・・!」
本が崩れユリアンの頭にヒットする音を聞き、あわてて立ち上がる少年
立ち上がったときに間違えてインク瓶を零してしまい羊皮紙をインクで染めてしまう
「だ、大丈夫ですかユリアンさん!?」
そんなことも気づかず、ユリアンに駆け寄る少年

9とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 20:51:29 ID:m8EpkH8M
>>7
「・・・」
頭を押さえてしゃがんでる。
その傍らには分厚いハードカバーの小説

10とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 20:55:35 ID:baLLSgqA
>>9
「うわっ・・ハードカバー・・・!」
ハードカバーの小説を拾い上げる少年
「え、えっと!左手にブリザド!右手にケアル!」
左手に青い光、右手に緑の光が宿り両手を合わせる少年
「あわせてアイスヒール!」
そしてそれをユリアンにかける。
ユリアンにかけたそれはひんやりして気持ちよく、
多分痛みを和らげるだろう

11とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 20:57:21 ID:m8EpkH8M
>>10
「・・・」
ゆっくりと起き上がり目の前にいる少年を見つめる

12とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 21:24:12 ID:baLLSgqA
>>11
「・・・だ、大丈夫ですか?」
いやーな予感がしつつ聞く少年

13とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 21:27:48 ID:Pjb4FzR6
細長いぷにぷにがいるような

14とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 21:29:39 ID:m8EpkH8M
>>12
「ええ、大丈夫ですわ」
女性的な微笑みを浮かべて答える

>>13
「あらあら、アレは・・・」
それに気づく

15とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 21:30:44 ID:baLLSgqA
>>14
「大丈夫ですか・・・よかtt だ、大丈夫じゃない!」
いつもと口調が違うことに気づき

>>13
気づいていないようだ・・!

16とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 21:36:41 ID:m8EpkH8M
>>15
「変なことをおっしゃる・・・貴方が回復魔法をかけたおかげでもう大丈夫ですよ。」
声も少し高くなってちょっとした仕草も女性らしくなっている

17とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 21:52:33 ID:Pjb4FzR6
じーとみてる

18とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 21:54:27 ID:baLLSgqA
>>16
「・・・・・(これもこれでなかなか・・・) あ、な、何を考えてるんですか!」
自分に突っ込む少年
「ちっとも変じゃないです!いつものユリアンさんじゃないですし!」

>>17
視線を感じチラッとぷにぷにを見る少年

19とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 21:58:11 ID:m8EpkH8M
>>17
「・・・なんでこんなところにいるのでしょう?」
首を傾げ

>>18
「ちっとも変でないなら問題ないとおもいますわ」
少年の言葉をそっくり借りて言う。

20とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:17:10 ID:baLLSgqA
>>19
「変じゃないじゃなくて大丈夫じゃないでした・・・! ・・・ん?」
ふと自分が握っているハードカバーの小説に目をやる

21とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:20:38 ID:m8EpkH8M
>>20
「変・・・なんですかねぇ・・・」
右手を頬に当てながら言う。

ちなみに落ちてきた本のタイトルは「鬼蜘蛛の理」

22とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:23:09 ID:Pjb4FzR6
[ぷにー]

ぷにぷにがないた

23とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:24:54 ID:baLLSgqA
>>21
(・・・どこにあたったんでしたっけ、これ)
小説からユリアンに目を移す

>>22
「・・・かわいい」

24とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:27:16 ID:m8EpkH8M
>>22
さっと離れる

>>23
「どうかしましたか?」
一歩踏み込み顔を近づけてきく

25とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:32:37 ID:baLLSgqA
>>24
「・・・・・ ごめんなさい!」
そういうと、飛び上がってさきほど本が激突した場所を本で叩く少年

26とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:34:34 ID:Pjb4FzR6
でぃふに近づくぷにぷに

27とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:34:44 ID:m8EpkH8M
>>25
「・・・っ!」
痛そうな音の後また頭を抱える

28とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:35:59 ID:baLLSgqA
>>27
元に戻るよう祈りつつ着地・・

>>26
に、失敗してぷにぷにの上にしりもちをつく少年

29とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:39:51 ID:Pjb4FzR6
でぃふにけがはない
ぷにぷにはかなり凹んでる

30とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:40:03 ID:m8EpkH8M
>>28
「・・・ひどいですわ!」
目尻に涙を浮かべ
「だいっきらい!」
そのまま走り去ろうと

31とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:42:40 ID:baLLSgqA
>>30
「し、しっぱ・・・・・・ ま、まってくだ・・」
走り去ろうとするユリアンを追いかけ謝ろうとする少年・・だがユリアンの一言により
固まる。「だいっきらい」の一言で固まり・・そして固まった状態で前に倒れる少年

>>29
こっちは精神的な意味で凹んだ

32とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:45:45 ID:Pjb4FzR6
>>31
すりよってきた
慰めてくれてるようだ

33とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:46:18 ID:m8EpkH8M
>>31
そのままどこかに行ってしまった

これからどうするのだろうか

34とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:47:17 ID:baLLSgqA
>>32-33
土下座しているかのような状態で固まりながら負のオーラを放出し始める少年

35とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:52:10 ID:Pjb4FzR6
>>33
足止めしようとユリアンの足目掛けてころがるぷにぷに

36とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:56:05 ID:m8EpkH8M
>>35
「きゃっ」
見事に転んだ

37とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 22:58:13 ID:baLLSgqA
>>35-36
「・・あ」
顔を上げ、ユリアンが転ぶのを見る少年

38とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 23:00:04 ID:m8EpkH8M
「う〜」
とりあえず起きあがろうと

39とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 23:01:08 ID:Pjb4FzR6
>>36
ぷにぷにがさらに凹んで平べったくなった

40とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 23:04:29 ID:baLLSgqA
>>38
「あ、あのユリアンさん!」
あわてて近づき頭を下げる少年
「すみません!ほんっとうにすみません!!」

>>39
こっそり感謝の目でぷにを見る少年

41とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 23:13:03 ID:Pjb4FzR6
動かないぷに




//スライムぷれ…げふんげふん

42とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 23:23:21 ID:m8EpkH8M
>>40
ぷにから離れようと同時ここからでようと

43とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 23:26:18 ID:baLLSgqA
>>42
頭を下げたまま不動の少年

44とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 23:29:42 ID:Pjb4FzR6
簡単には離れるだろう

45とある世界の冒険者:2010/05/26(水) 23:44:18 ID:baLLSgqA
//すみません時間の都合上落ちます。

46とある世界の冒険者:2010/06/05(土) 22:31:44 ID:XxMuKmjA
『最近は図書館に籠りっきりだな。昔を思い出すよ』
「五月蠅いね。やはり私にはこちらの方が肌に会うんだ」
漆黒の魔女装束に身を包み、分厚い異国語で書かれた本を読む女。
時折小さく何かを呟きながらページを捲る。

47とある世界の冒険者:2010/06/05(土) 22:34:26 ID:BdpNLPV.
「…ふむ、ふむ」
黒衣の着流しに赤い鼻緒の下駄、両手には手甲をつけた
顔色の悪いネオベイ人があちこちあるている。

48とある世界の冒険者:2010/06/05(土) 23:08:32 ID:XxMuKmjA
「……」
そちらをちらりと様子見をする。

49とある世界の冒険者:2010/06/05(土) 23:16:50 ID:BdpNLPV.
「ううむ・・・」
なにやら難しいそうな顔をしながら紙に書いてる

[むー]
女性の近くには童話を読んでる、7、8歳ぐらいの子供もいる。
なかなかの癖っ毛で和装である。

50とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 21:37:21 ID:YQEEn8Yc
【A路/5F】

「……ふぅ。」

例の件以来、一層人間が苦手となった少年。
コートのフードをすっぽりと被って、人目に付かない階層までどうにか降りて来た様子

「…さて…戦術書でも…。」

人気が少ないのを確認してフードを取って、本棚を見始める。

51とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 21:38:59 ID:tVKrqrq6
>>50
「にゃー!!」
【近くにちんまりと、角が生えた黒猫が近付いてくる
 …ということはアレも近くにいるはずだ】

52とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 21:41:24 ID:YQEEn8Yc
>>51
「っ。」
びくり、と一瞬身を強張らせるが

「…ああ、マングースか…でし子は一緒じゃないのか?」
しゃがんで黒猫を拾い上げる。

53とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 21:44:31 ID:tVKrqrq6
>>52
「にゃー!!」
【元気良く答えるが猫語の勉強でもしていない限りよく分からないだろう】

54とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 21:52:52 ID:YQEEn8Yc
>>53
「…猫語の勉強もするべきか…。」

的外れな事を言いつつ、拾い上げた黒猫を撫でて

55とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 21:57:52 ID:tVKrqrq6
>>54
「……にゃ?」
【首を傾げる猫】

「にゃーにゃー」
【前足を壁沿いの本棚の方に指している】

56とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 21:58:52 ID:YQEEn8Yc
>>55
「その前に龍語も…いや、なんでもないよ。」
少しだけ笑んで撫でて

「…? 何かあるのか?」
黒猫を抱いたまま、指された本棚の方へと近付いて

57とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:03:50 ID:tVKrqrq6
>>56
「にゃぅ」
【気持ち良さそうに目を細め】

「にゃ!!」
【一冊の本に猫パンチすると不自然に動きをしている
 ぶんぶんと何度も押しているが抱えられた姿勢からじゃ押し込めない様子】

58とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:05:25 ID:YQEEn8Yc
>>57
「…?」

「この本に何かあるのか…?」
撫でたまま、猫パンチされた本を押し込む。

59とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:10:47 ID:tVKrqrq6
>>58
「にゃ!!」
【ゴゴゴゴと音を立てながら本棚が下に移動していく
 ……隠し扉だったのか】

60とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:12:12 ID:YQEEn8Yc
>>59
「…!…浅層に隠し扉……、いや、王立図書館ならおかしくは…。」
それに警戒を強めて

「(…気持ちを切り替えておいた方が良いか…。)」
マングースを肩に乗せて警戒を強めつつ奥へと。

61とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:15:44 ID:tVKrqrq6
>>60
【邪悪な魔力を感じさせる。
 細い道が続き、その最深部には狭い部屋と黒い本がびっしりと詰まった棚


 …と、布団。】

……すぴー
【いつもの幼女が寝てた、以前もらった抱き枕を抱えながら】

62とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:17:05 ID:YQEEn8Yc
>>61
「………。」
魔力に充てられ右腕から右肩までを異形へと変えて――


「……でし子の寝床か…。」

その光景に溜息を吐いて甲殻、警戒を崩す。

63とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:20:18 ID:tVKrqrq6
>>62
むおー……
【目を擦りながら起き上がる例の子】

……ハッ!?何でここにいるでし!?
【流石に目が覚めてきたら驚いた様子に】

64とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:22:20 ID:YQEEn8Yc
>>63
「マングースが中に入りたがってたからな。」
肩の猫をおろして

「…まさか図書館内に自室を作ってるとは思わなかったが。」

65とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:26:57 ID:tVKrqrq6
>>64
「にゃー!!」
マングースめ…でし……

おとめのじしつにはいってくるなんて……
【うっうっ…と泣き真似】

66とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:29:16 ID:YQEEn8Yc
>>65
「…乙女、でも無いだろう。」

泣き真似だと分かってるので冷静に言って、部屋内を見回す。

67とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:32:08 ID:tVKrqrq6
>>66
…むおー!!ヒドいでし!!
【黒塗りの本がいっぱい入っているのと地上付近がでし子お気に入り空間と化している以外何らかわりは……
 というか、それの時点でかわりすぎなのだが】

68とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:33:19 ID:YQEEn8Yc
>>67
「部屋に今時の女らしさが欠片も無いしな。」

さらり、と酷いこと…とは言え今時の女らしさなんざ知らないのだが
目に付いた黒い本の一冊を手にとってみる

69とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:42:35 ID:tVKrqrq6
>>68
ガーンでし!!
【ショックを受けた様子だが根っからショックを受けた様子でもなさそうだ】

70とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:43:17 ID:YQEEn8Yc
>>69
「小物とかが無いからそう見えるのかもな。」

黒い本をなんとはなしに開いて。

71とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:45:25 ID:tVKrqrq6
>>70
抱き枕があるでし!!
【主張するのは貰ったプレゼントである

 やたら古代語が書かれている…参考文献なしでは厳しいか】

72とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:47:44 ID:YQEEn8Yc
>>71
「俺が買ってきてやった奴だろう、それは。」
また小物を買いに行かされそうなことを。

「…古代語か………古代魔法は、確実な戦力になるな…しかし、となると参考が…。」
ぱたむ、と本を閉じて戻して

73とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:49:46 ID:tVKrqrq6
>>72
ぶー、ならジャキが合いそうな小物を買ってくるでしよ!
【なにぶん、この子は外に出れないので……】

あ、それ古代の物語でしよ
【肩透かしな内容であった。
 古代語=古代魔術というわけでもないし当然…か?】

74とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:52:17 ID:YQEEn8Yc
>>73
「………別に構わんが…センスは無いぞ。」
そもそも小物なんて買った事が無い

「…冒険譚ぐらいなら読む気にもなったんだが。」
小さく溜息を吐いて。

75とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:53:34 ID:tVKrqrq6
>>74
わたしだってセンスないらしいでしー
【ぷーっと頬を膨らませつつ】

…それならもっと高い位置のでし
【そういえばこの部屋、上方向にやたら広く、本棚もそれに合わせた大きさだ】

76とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:56:23 ID:YQEEn8Yc
>>75
「…後で文句言うなよ。」
買ってくる分には良いらしい。

「(…高いな…。)
 …古代の魔術書とかは無いのか?」

天井を見上げて。

77とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:58:05 ID:tVKrqrq6
>>76
いわないでしー
でも笑うかもしれないでし
【イタズラっぽい笑みをニヤニヤ浮かべながら】

上の方にあるでしー
【だいぶ高い、6mほどか……】

78とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 22:59:19 ID:YQEEn8Yc
>>77
「(…誰かに選んで貰うか……?)」
リンダ辺りなら感性も似ているだろう、出費は増えるが

「ふむ…パスカヴィル。」
にゅっ、と床から飛び出る影の球体に乗って。

79とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:03:34 ID:tVKrqrq6
>>78
ふふふのふー、友達に頼んでもらうでしかー?
【シキテ…はダメだ、アレは女の子というより犬である】

……おぉー、そういう使い方も出来るでしか

80とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:05:58 ID:YQEEn8Yc
>>79
「生憎と友達なんてのは居なくてな。」
「(シキテ…は無いな、ナナセも無い、こういう時コンウォルが居てくれると助かるんだが…。)」
頭の中でリストアップした相手に次々と×を付けて

「誓約は多いがな…この辺か。」
ふよふよと浮く球体、形はある程度自在だ。

81とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:09:25 ID:tVKrqrq6
>>80
ぼっち発言でし!!
【ビシッと指差して】

遠くのものもらくらくでしねー
【黒い本ばかりで区別が付かない……ちょっと運の要素が絡みそうだ】

82とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:10:02 ID:3UuMVmQ.
「ん、そういやこんなところあったな」
眼帯の男が入ってきた。

83とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:10:19 ID:3UuMVmQ.
/すまん、スレ間違えた

84とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:11:02 ID:YQEEn8Yc
>>81
「何が悪い。」
開き直り。

「まぁ、手足代わりだしな。」
…適当に三冊ほど取ってみる、運は…当然、悪い方だ。

85とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:14:51 ID:tVKrqrq6
>>84
開き直ったでし!!
【若干ショックを受けたらしく、デフォルト顔面になりつつ】

【まぁ、でし子にみせてみようか

0 魔術書
1 剣術書
2 体術書
3 槍術書
4 斧術書
5 召喚書
6 儀式書
7 必殺技名鑑 115年決定版
8 年齢制限がかかる本(エロ的な意味で)
9 年齢制限がかかる本(グロ的な意味で)】

86とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:16:27 ID:YQEEn8Yc
>>85
「人間の友人はもう要らん。」
先日のは決定打、悪い方向に開き直った。

「一冊目…と。」

【二冊目も判定である、面白そうなので】

87とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:18:43 ID:tVKrqrq6
>>86
ふーん、でし
【深く聞きはしないようだ】

必殺技名鑑 115年決定版でし!!
【ビシッと指差しながら…なんだそれは】

※二冊目は必殺技名鑑 115年決定版の欄が
 怪奇!!ミステリーファイル 216年前半版 になります。

88とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:20:43 ID:YQEEn8Yc
>>87
「……。」
新聞でも見てれば何事かあったぐらいは分かるのだろうが…

「…なんだそれは……。」
けど一応キープ。

89とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:22:40 ID:tVKrqrq6
>>88
ま、口出しはしないでしよ
【どうやら外部情報には疎い様子】

偉人変人の得意技をそれらしい解説付きで紹介してる技でし!!
【二冊目は槍の術書…古式なので同術が使えれば役には立つだろうが……】

90とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:24:32 ID:YQEEn8Yc
>>89
「ああ、そっちの方が気が楽だ。」
案外巣箱と同じぐらいに落ち着けるかもしれない。

「……一応読むか……。」
槍…は、殆ど投擲に使用している為、意味が無い…が、キープ

【三冊目判定】

91とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:27:45 ID:tVKrqrq6
>>90
大人な付き合いでし!!

三冊目は特殊なたいじゅつしょでし!!
【体術書……ここでの古代体術は主に気の扱いがメインらしい……】

92とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:29:24 ID:YQEEn8Yc
>>91
「見た目は子供だがな。」
酷い事を

「ん……これはキープだな。」
気…人間の部分がある以上はおそらく使えるだろう、と思ってキープ。
三冊をパスカヴィルに置いて、まだとる。

93とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:32:29 ID:tVKrqrq6
>>92
ずのーはおとなでし!!

またマイナーな本を出すでしねぇ……
【斧の扱い方が示された書…専門用語も多いらしい】

94とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:35:42 ID:YQEEn8Yc
>>93
「何処かで聴いたな、それ。」

「………斧………。」
何ともマイナーな武器、流石にこれは戻す。

95とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:38:15 ID:tVKrqrq6
>>94
……どこでしかねぇ?

……今度はある流派の指南書でしね、たいじゅつでし

96とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:39:56 ID:YQEEn8Yc
>>95
「…さぁ、小説だったと思うが。」

たん、とパスカヴィルから降りて…五冊で辞めておくらしい。

97とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:40:57 ID:tVKrqrq6
>>96
こんなもんでしかねぇ?
軽く音読でいいなら出来るでしよ、軽くでしけど
【うにょーんと垂れた雰囲気で】

98とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:43:23 ID:YQEEn8Yc
>>97
「余り借り過ぎてもアレだしな…また読み終わったら取りに来るが。」

「ああ、頼めるか?」
パスカヴィルがひょい、と本を近くに置く。

99とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:44:45 ID:tVKrqrq6
>>98
わたしの部屋にでしかぁ……?
【ぷーっと頬を膨らませてみる】

どれのにするでし?寝起きだから一冊がいいでし

100とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:46:18 ID:YQEEn8Yc
>>99
「…ケーキぐらいは持って来てやる。」
それでいいだろう、と。

「そうだな…体術書で頼めるか?」
気の扱いに精通すれば、僅かばかりでも先頭時間が延びるかもしれないし

101とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:49:20 ID:tVKrqrq6
>>100
ならいいでし!!

・真剣白刃取りの真髄
・爆気の基本〜マスターまでの道のり
図解がついてるでし、中々親切でし
【副題のつけ方のセンスを疑う】

102とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:51:14 ID:YQEEn8Yc
>>101
「甘いので良いな?」
子供だし。

「…古代人のセンスも相当にアレだな。」

103とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:54:35 ID:tVKrqrq6
>>102
甘さ控えめがいいでし!!
【キリッとした表情で】

まぁ同じ人間でしからねぇ……

104とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:56:08 ID:YQEEn8Yc
>>103
「…ならマロンで良いか。」
栗。

「とりあえずは辞書を探して読むとするか。」

105とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:58:23 ID:tVKrqrq6
>>104
チョコがいいでし!!
【ビターチョコ?】

それがいいでしね、辞書は地上ののが精度がいいはずでし

106とある世界の冒険者:2010/06/11(金) 23:59:28 ID:YQEEn8Yc
>>105
「…ビターチョコか?」
少し苦めの。

「なら帰り際にでも借りていくとするか。」

107とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:05:19 ID:sOaS7QQ.
>>106
苦めのでし!!多分ビターチョコでし!!

…それがいいでしねー
ちなみに、ここは司書の中でも司書しゃんしか入ってこないでし

108とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:08:32 ID:/8vPlEUY
>>107
「わかった、ならそれを買ってくるとしよう。」
小物も忘れずに。

「……やっぱり、変わり者なんだな、あの司書は。」

109とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:12:37 ID:sOaS7QQ.
>>108
小物をケーキの中に入れるのはナシでしよ!!

じゃなきゃ私と仲良くしないでし

110とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:15:05 ID:/8vPlEUY
>>109
「誰がするか、面倒くさい。」

「……それもそうか。」
自分も変わり者には違いない

111とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:17:32 ID:sOaS7QQ.
>>110
それじゃあ安心してかぶりつけるでし!!

…それに司書しゃんのセンスは時折疑うでし
【腕をかっこいいともいっていたし】

112とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:19:06 ID:/8vPlEUY
>>111
「綺麗に食べろ、綺麗に、子供か。」
子供である。

「…確かにな。」

113とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:22:36 ID:sOaS7QQ.
>>112
見た目は子どもってさっきいってたでし!!

あの子が普通だったらコワイ世のなかでし……

114とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:25:10 ID:/8vPlEUY
>>113
「見た目は、な。中身は違うだろう。」
…いや、強ち違わないのか?

「…どういうセンスなんだ、一体。」

115とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:30:48 ID:sOaS7QQ.
>>114
まぁそうでしけどー……

…今度色々と見てみるといいでし

116とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:34:40 ID:/8vPlEUY
>>115
「それとも子ども扱いされたいのか?」
自分は嫌だが

「……会ったらな。」
変わり者でもやっぱり人間は苦手だ。
フードを被ってる限りそう気付かないだろう

117とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:36:18 ID:sOaS7QQ.
>>116
度合いにもよるでしよー
【むおーっとノビをしながら】

遭遇率は割りと低いハズでしねぇ

118とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:38:21 ID:/8vPlEUY
>>117
「…面倒臭い奴だなお前も。」
ふぅ、と小さく息を吐いて。この分だとリンダの感性もアテにならなさそうだ。

「ま、滅多に会わんだろうさ。」

119とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:45:19 ID:sOaS7QQ.
>>118
女は面倒くさいくらいがちょうどいいってどっかの本にあったでしー
【うにょーんとのびながら】

120とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:46:24 ID:/8vPlEUY
>>119
「間違った知識だな、それは。」
借りてく本を纏めて。

121とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:49:44 ID:sOaS7QQ.
>>120
まぁ抽象的なものには間違いもあるでし

わたしはもう一眠りするでしー……
【うにょーんと垂れた様子で】

122とある世界の冒険者:2010/06/12(土) 00:55:04 ID:/8vPlEUY
>>121
「…やれやれ。」
少しだけ愉しそうに言って、

「…お休み、良い夢をな。」
頭をくしゃりと一撫でした後、フードを深く被って出て行った。

123とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 21:36:01 ID:NDfI5N7U
【A路5F】

「…確かこの辺だったな。」

深く被っていたフードを外して周囲を見回す青コートの少年。
その手には似合いもしない店の買物袋を二つ持っている。

124とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 21:37:56 ID:LXVSSs7o
【そんなジャキの近くから魔物の気配が…!!】

「にゃー!!」
【まんぐーす(一角猫) が あらわれた!!】

125とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 21:39:37 ID:NDfI5N7U
「…ん…マングースか。」

ひょい、と現れた一角猫を笑みを浮かべて拾い上げる。

126とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 21:40:50 ID:LXVSSs7o
「にゃ」
【抱えられて大人しくなる。ぬいぐるみみたいだ】

127とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 21:45:52 ID:NDfI5N7U
「…可愛いなお前は。」
なでなで、と角に気をつけて撫でて

「(さて…。)」
押し込む本を探す。

128とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 21:48:53 ID:LXVSSs7o
「にゃう……」
【くすぐったそうな顔をしてから】

「にゃ、にゃ!!」
【前足で頬を軽く叩いてから「あっちー」といわんばかりに一点を指したり】

129とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 21:49:33 ID:NDfI5N7U
「…ん、あっちか。」

マッピングをしておくべきだな、と小さく呟いて指ししめられた方へと

130とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:02:27 ID:LXVSSs7o
「にゃー!!」
【ベシベシ、とまた本をたたき始めるがやっぱり腕の長さがたりない】

131とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:03:57 ID:NDfI5N7U
「叩くな叩くな……っと。」

ぐい、と押し込む。

132とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:05:43 ID:LXVSSs7o
【そしてまた隠し通路が開き……】


おぉー、そろそろ来ると思ってたでし
【ちょーんと布団の上に座っている幼女が1人。
 万年床か……】

133とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:08:51 ID:NDfI5N7U
「…万年寝太郎、とかいう話があったな。」

ふぅ、と一息吐いて荷物をその場に置く、ついでにマングースも下ろす。

134とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:09:55 ID:LXVSSs7o
……それは三年じゃなかったでしか?

「にゃー」
【降りてからまたちょろちょろと走り回っている】

135とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:13:12 ID:NDfI5N7U
「…さぁ、どっちだったか。」
まぁどっちでも良いのだが

「ほら、約束のケーキだ。……後、アクセサリー。」
座ってるでし子に近付いてケーキの箱を渡して、包装された小さな箱も渡す。

136とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:15:14 ID:LXVSSs7o
まぁどっちでもいいでし

どこのケーキでし?しゅーかんしに出てるのなら知ってるでし!!
【ケーキを優先する辺り食い意地がはっているというかなんというか】

137とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:17:00 ID:NDfI5N7U
「…それなりに評判の良い所、らしいな。
 詳しくは知らんが。」

新聞か何かで見た程度の場所らしい。

138とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:26:49 ID:LXVSSs7o
……むおー、パッケージみても分からないでし
【新聞は流石に地下まではきていないらしい……
 雑誌のバックナンバーはあるようだが】

139とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:30:54 ID:NDfI5N7U
「……今度はちゃんと店の名前を言うんだな。」

何気に、また買ってきてやると遠まわしに言っているのだが。

140とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:35:52 ID:LXVSSs7o
えぇー…むしろ私好みの味の店を推測するでし
【ニヤニヤと笑いながら箱を開ける】

141とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:37:48 ID:NDfI5N7U
「…何だそれは、欲しいのがあるなら自分で言えば良いだろう。」

少しむっとして。

箱に入ってるのは美味しそうなチョコケーキの他にもイチゴケーキなどがある。

142とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:40:20 ID:LXVSSs7o
全て言ったら面白くないでしー
【ニヤニヤ笑いつつ、チョコレートケーキを手づかみでとったり】

143とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:41:11 ID:NDfI5N7U
「…何だそれは。」
ふぅ、と溜息を吐いて。

「スプーンかフォークぐらい使え、中に入れといたろう。」
子供に注意するようなことを。

144とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:44:52 ID:LXVSSs7o
わかってほしいってヤツでしよ
【指についたチョコレートを舐めながら視線をむけ】

えぇー、ワイルドな食べ方がいいでしー
【ぶー、と文句をたれる】

145とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:47:36 ID:NDfI5N7U
「……良く分らん。」
はぁ、と溜息。

「あのな……まぁ、良いか。」

146とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:55:56 ID:LXVSSs7o
だからモテないんでしよー
【ぷーっと膨れながら。コイツに言われるとなんか…ムカつくかもしれない】

あ、ジャキも食べるでし?

147とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:58:22 ID:NDfI5N7U
「別にモテ無くても構わん。」
興味も無い、と付け加えて。

「……俺は甘いのは苦手だ。」
何というか、イメージ通りである。

148とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 22:59:50 ID:LXVSSs7o
の割りにはプレゼントが積極的でしよー
【ニヤニヤしながら顔を近付けてみたり】

甘いもの好きでもイメージとあわないでしがねぇ……

149とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:03:27 ID:NDfI5N7U
「…っ、顔が近い。大体それはお前が外に出れないから仕方なく、だ。」
数歩交代。不破箕マートがあるのだが。

「…だろう?」
多少自覚はあったようで。

150とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:05:59 ID:LXVSSs7o
ししょしゃんから貰えるお小遣いで不破巳マートでがんばれるでしが
あそこたっかいでしからねぇ……
【しょぼーんとしてから】

ま、助かるでしよ
【満面の笑みをうかべ、ケーキを残らず食べてしまう】

151とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:06:37 ID:NDfI5N7U
「……ふん…。」

照れ隠しかそっぽを向いて、本棚の方へ。

152とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:15:57 ID:LXVSSs7o
あ、そういえばこの間の本は読んだでしか?

153とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:17:35 ID:NDfI5N7U
「ん…ああ、槍術と体術のはな…他は馬鹿にした様な内容だったな。」

主に樵とか。

154とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:21:04 ID:LXVSSs7o
木こりの基本でしか?
【ニヤニヤ笑いながら
 確信犯か、こいつ】

155とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:22:15 ID:NDfI5N7U
「……そうか、わざとか。」

適当に取った本の背表紙で頭を叩く、軽く。

156とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:26:51 ID:LXVSSs7o
……痛いでし
でも持っていくって決めたのはジャキでしよー

157とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:29:55 ID:NDfI5N7U
「…それはそうだが、斧術の指南書だと言わなかったか?お前は。」

樵も斧術ではある……のか?

158とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:35:17 ID:LXVSSs7o
斧の扱い方の基本は載ってるでしよ?
【あながち間違いではないが……】

159とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:37:29 ID:NDfI5N7U
「木こりと斧は違うだろう。」
全く、と呟いて。

「…まぁ、もういい。とりあえず今回も適当に取って行くとしよう。」
二冊ほど持っていく様子である。

160とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:44:40 ID:LXVSSs7o
でも木こりは斧を使うでし
基本は一緒でしよ

キャー、それをもっていくでしか?
【9 年齢制限がかかる本(グロ的な意味で)である】

161とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:46:16 ID:NDfI5N7U
「…伐採用と戦闘用だぞ?」
用途の問題である。

「…………何の役に立つんだコレは………。」
何ともいえない微妙な表情を浮かべた後、流石に棚に戻してもう一冊を確認する。

162とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:47:58 ID:LXVSSs7o
振り方とかの基本は一緒でしよ

今度は儀式書でし
何のかは分からないでしー

163とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:49:48 ID:NDfI5N7U
「…それでも、なぁ。」
どうにも引っかかるモノが。

「儀式書? …まぁ、何かの役には立つか。」
それを懐に入れて。

「……あー、その、何だ。次は何か持ってきて欲しいものとかはあるか?」

…似合わない。

164とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:52:10 ID:LXVSSs7o
ふふん、でし

知識あると色々かわるでしー

それを持ってっちゃうでし?それを持ってっちゃうでし?
【新たに手を伸ばした本を見ながらニヤニヤと】

…うーん、またケーキもってきてほしいでし
【満面の笑みを振りまきながら】

165とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:54:07 ID:NDfI5N7U
「(儀式、ねぇ。)」

「…? この本がどうかしたのか?」
パラパラ、と中身を開いてはみるが。

「…ん、解った。今度は雑誌でも調べてみるとしよう。」
週刊誌ならアルカさん辺りが買うだろうし。

166とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:55:25 ID:LXVSSs7o
いやーんでし、とてもこんなところではいえないでし
【ニヤニヤしながら】

糖分補給はしばらく安泰でし!!

167とある世界の冒険者:2010/06/14(月) 23:58:05 ID:NDfI5N7U
「……? …まぁ、持って帰ってみるとしよう。」
きょうみほんい の しょうり。

「(余り人の多い所は行きたく無いが…まぁ、良いか。)」
なんだか嬉しそうだし

168とある世界の冒険者:2010/06/15(火) 00:11:19 ID:vYJ2wUL.
……
【ニヤニヤ笑いながらそれを見る】

なーにニヤついてるでし?

169とある世界の冒険者:2010/06/15(火) 00:12:58 ID:V4fVLNds
「…? 変なヤツだな。」
不思議そうに。後日の反応が楽しみだ。

「いや、妹が一人増えた感じだと思ってな。」
「…今日はもう帰るとしよう、またな、でし子。」

本を二冊持って、ひらひらと手を振り歩いていった。

170とある世界の冒険者:2010/06/17(木) 23:03:10 ID:n5nzsXvg
【A路32F】

『――――凄いのね、まだ若いのに。』

「稀代の魔女と謡われた貴女やその周囲に比べれば劣りますよ。
 ……残りカスで無ければ、ね。」

A路の深層、異形の銀に身を包んだ悪魔と、姿見えぬ何かによる苛烈な、奪い合い。

「さて―そろそろ鬼ごっこも終りとしましょう、大人しく喰われては貰えませんか。」
『―――女の子を誘うなら、もう少し優しい台詞をお奨めするわよ?』

ふわりと幽霊の姿が消える。その場から居なくなった訳でも無いだろうが…

「…――ふふ、流石は幽霊、逃げるのがお上手だ。」

銀の異形は焦って追うことはしない。
…何故なら、目標は此処から出る事なんて出来ないのだから。

171とある世界の冒険者:2010/06/17(木) 23:14:28 ID:n5nzsXvg
【A路30F】

『(―――不味いわね。言う通り、泥沼どころか傷一つ付けれそうにも―。)』

「見ぃつけた。」
『――…ああもう、本当死んでからもロクな目に合わないわね…!』

伸びた魔腕を掠め、体を造る魔力を減少させて透通った声を響かせる。

「さ、次は何処に逃げます…また下ですか?」

そうなると沢山の人間が死んでしまうでしょうけれど、と異形が付け加える、
それを気にした様子は無いが……流石に、少し不味い。

172とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 22:31:48 ID:qm9MOjzg
【ロビー】

「…………。」
『ほら、メノウちゃん。図書館だよー、本読んで待ってよ、ね?』

女性に連れられて少女が図書館へとやって来る。
本来ならゼオ邸で待っている手筈だったのだが、少女が出て行ってしまいそうだったので、人の目の多い図書館に来たのだが…。

173とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 22:41:58 ID:sI8aV8uM
「…………!」

この時間では人も疎ら。
しかし、それでこそパタパタとそちらに駆けて来る足音が聞える。

174とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 22:43:58 ID:qm9MOjzg
「ほら、クリスちゃんやヒスイちゃん達はお姉ちゃん達が見ててくれるから、ね?」

「……。」
ぷい、と視線を地に落としたままだったが、寄る足音にハッとして。

175とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 22:51:08 ID:sI8aV8uM
「メノウちゃーん!」

小気味良く軽い足音の後、少し耳から遠くなった声。
しかし聞きなれた声が飛んで来る。
聞けば、桃髪の臙脂色のマントを羽織った少女の姿が目に浮かぶだろう。

176とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 22:52:19 ID:qm9MOjzg
「………!」
傾いたままだったが、少女の姿を見て少しだけ安心した様な表情になって。

『あ…えっと、ユーノちゃん、だったよね?こんばんわ。』

177とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 22:59:45 ID:sI8aV8uM
「メノウちゃん、久し振り!」
目の前で足を止め、満面の笑み。

「こんばんはでございます。」
ぺこりと頭を下げ、行儀良く挨拶をする少女。

178とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 23:02:55 ID:qm9MOjzg
「…。」
俯いたまま、小さく首だけを振って

『今日はどうしたの?こんな時間に。』
女性が周囲への警戒を緩めぬまま、笑顔でそう聞く。

179とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 23:09:08 ID:sI8aV8uM
「元気しとった? 怪我とかしてへん?」
屈んで視線を合わせ、にこにこ笑顔で。

「ええと……お勉強してたでございます。そしたらメノウちゃんが来たから……。」

180とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 23:10:16 ID:qm9MOjzg
「…。」
こく、こく、と小さく頷いて。

『そっかぁ……良かったね、メノウちゃん。一緒に遊んできたら?』
「…。」
女性の言葉にも、曖昧に首を振る。

181とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 23:11:44 ID:sI8aV8uM
「お勉強も終わったし、一緒にあそぼ?」

久々に会った友達にご機嫌な様子。ニコニコと満面の笑みを崩さずに。

182とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 23:24:50 ID:qm9MOjzg
「……。」
落ち込んだ表情をして、俯いた様子。

『ほーら、見ててあげるから、ね?』
「…。」

年上のお姉さんに背中を押されて、ユーノの近くに。

183とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 23:33:24 ID:sI8aV8uM
「……どないしたん……?」

いつもと違う様子に、首を傾げて。

184とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 23:40:06 ID:qm9MOjzg
「……。」

『…えっとね、今、前に行ったお父さんをね。』
と、ざっくばらんに事情を話す。

要約すればこうだ、父親を救出しに行く、という旨の話を、僅かだが盗み聞いてしまい、
その件で頭の中身がごちゃごちゃになって念話も出来ず酷く混乱した状態だということ。

185とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 23:48:01 ID:sI8aV8uM
「……なるほど……でございます。」
動揺を隠さぬままに頷いて

「それで元気なかったん……?」
メノウの顔を覗き込んで。

186とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 23:49:41 ID:qm9MOjzg
「………。」

こく、と小さく、心配げに頷く。

187とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 23:56:05 ID:sI8aV8uM
「……だいじょうぶやって。ちゃんと、帰ってくるよ。
お父さん。」

俯いた頭に手を伸ばし、ゆっくりと撫でながら。

188とある世界の冒険者:2010/06/19(土) 23:57:20 ID:qm9MOjzg
「………?」

ほんと、と問いたげに、上目遣いに見上げて。

189とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 00:06:28 ID:KCbRXvhc
「……ほんと。
うちのあんちゃんも、たまに手紙送ってくれるし……元気にしてるみたい。
だからきっとメノウちゃんのお父さんも……。」

彼の兄は、已むに已まれぬ事情で妹を置いてネオベイへと渡った。
心強いよりしろを不意に失った事には、共感が持てる。

190とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 00:08:50 ID:pWj5vKWk
「(………うん。)」

少し、落ち着いたのか、念話で返して。

191とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 00:19:41 ID:KCbRXvhc
「……皆いてくれてるみたいやし……
ちゃんと待ってよ? お父さん帰って来た時に……大丈夫やったって言うてあげるねん。」

クスリと笑み、また頭を撫でながら。

192とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 00:20:35 ID:pWj5vKWk
「(…うん。)」

ぎゅ、とユーノに抱きついて。

193とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 00:22:28 ID:KCbRXvhc
「……ほら、おねえちゃんももう一人おるし。」

痛みを感じない程度、しかしながらも強く抱き締め。

194とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 00:25:09 ID:pWj5vKWk
「………。」
こくこく、と頷いて強く抱きつく。

『妬けちゃうなぁ…それじゃメノウちゃん、大人しくしてるんだよ?』

くすりと、楽しそうに様子を見守って。

195とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 00:28:10 ID:KCbRXvhc
「……ふふ。ええこええこ。」

暫し、こうしてメノウの寂しさを紛らわせるユーノであった。

196とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 00:32:23 ID:pWj5vKWk
「…♪」

【FO】

197とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 22:42:02 ID:ZkM.MYNE

「…………(やはり、ありませんか……。)」

【先ほどから図書館の通路を行ったり来たりしている女性。
銀の三つ編みに半袖のジャケット、膝下までのスカートを着用している。】

198とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 22:44:55 ID:H4x6nox.
>>197
「お前さん、探し物かい?」
通路でたれパンダ中の色褪せた茶のローブを纏う伸び放題な灰色髪の少女一匹。

199とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 22:47:13 ID:ZkM.MYNE
>>198
「……!」
【突然、かけられた声にビクリと反応する。】

「え、ええ……ちょっと……。」
【背後へと振り向きながら遠慮がちに。】

200とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 22:48:47 ID:H4x6nox.
>>199
「そうか、そうか、よければワシが見つけてやろうかの?」

ゴロゴロしている婆口調。

201とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 22:50:47 ID:ZkM.MYNE
>>200
「は、……え?」
【その言葉に僅かに首をかしげる。】

「その……アナタは司書の方ですか?」

202とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 22:57:48 ID:H4x6nox.
>>201
「ちょいと違うの〜・・・まあ此処に居ついて長いのは確かじゃ〜」

ぐで〜っとしている見た目少女。

203とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 23:01:05 ID:ZkM.MYNE
>>202
「……そうですか。」
【考える様に顎に手を置いて。】

「では、お願いしていいですか?」
【探してもらう事に決めた様だ。】

204とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 23:01:46 ID:H4x6nox.
>>203
「ふむ、任せるんじゃ・・・・で、何を探しておるんじゃ?」

立ち上がる少女、小さい。

205とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 23:07:52 ID:ZkM.MYNE
>>204
「その……言い難いのですが……」
【少し言葉を濁らせながら。】

「ここ最近、起きた事件をまとめたモノ……新聞のスクラップ集でも良いのです。
そんなものはありませんか?」

206とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 23:14:11 ID:H4x6nox.
>>205
「・・・ふむ・・ちょいと待っておれ。」

何やら考えこむしぐさの後・・・ポテ、と倒れた。

207とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 23:19:46 ID:ZkM.MYNE
>>206
「はい、宜しくお願いします。」
【礼儀正しく礼をする。】

「……っ!」
【倒れそうになった少女を身を屈めて地面にぶつからない様に支える。】

208とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 23:25:20 ID:H4x6nox.
>>207
「・・・encyclopedia起動完了。」
「本日より一週間前までに王都周辺で起きた事件で公開されている報告書を音読しますか?」

何やらロボ口調である・・・

209とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 23:27:31 ID:ZkM.MYNE
>>208
「……あ、その、お願いします。」

【いきなり様変わりした口調に困惑した様子を見せつつも
それを了承する。】

210とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 23:36:19 ID:H4x6nox.
>>209
「了解。」
「・・・・・・・・・ぶつぶつぶつ」

と言うわけで報告書の音読が始まった。

@目的の情報が得られるかはご自由に・・・

211とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 23:42:08 ID:ZkM.MYNE
>>210
「…………。」

【読みあげられる報告を一つも聞き逃すまいと眼を閉じて集中して
その言葉を聞きながら。気になる報告があるのか時折、眉をピクリと動かす。】

212とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 23:45:33 ID:H4x6nox.
>>211
「以上、一週間分の報告書の音読を終了します・・・・」
目を瞑るロボっぽいの。

「・・・んお、よう寝たのじゃ。」
目をあけると婆ァ少女に戻った。

213とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 23:52:00 ID:ZkM.MYNE
>>212
「あ、どうも。今のは寝ていたのですか?」
【抱き上げる様な姿勢で顔を覗き込みながら。】

214とある世界の冒険者:2010/06/20(日) 23:56:05 ID:H4x6nox.
>>213
「じゃ、アレを使っている時は寝てしまうんじゃよー」
「さて、用は済んだようじゃし、ワシは失礼するよ・・・」

ふらふらと奥へ行ってしまった・・・何だったのか。

215とある世界の冒険者:2010/06/21(月) 00:03:58 ID:vT/bdXIc
>>214
「結構、扱いにくそうですね……。」

「あ、そうですか。態々、ありがとうございました。」
【去っていく後ろ姿に丁寧に頭を下げ見送る。】


「……多くなってますね、やはり。……誘拐に行方不明……。」

【ポツリと呟くと自分もほどなくして図書館を出て行った、FO】

216とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 00:56:39 ID:HVflbyGs
「むむー…届かないー…」
【背の低い少女が自分の丈よりも高い場所にある本を取ろうと手を伸ばすが、指先が触れる事すら叶わず】
「んきぎ…!届けー!」
【ぴょんこぴょんこと跳ねながら目当てのソレを手にしようと
…図書館では静かにしましょう】

217とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:00:45 ID:YQU.Gyvo
「うるさいし。静かにするし。」

そんな懸命な少女に、冷ややかな声が投げられる。
と言っても声から感じる年の程は、同じ位だ。

218とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:05:39 ID:HVflbyGs
「んー?」
【本棚にぶら下がってはいけません】
「あぅぅ…だってあの本が意地悪するんだもん」
【不満げに見る先には古い辞書の様な物が一冊
ローブの隙間から見える狐の耳を動かしながら返した】

219とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:07:20 ID:YQU.Gyvo
>>218
「……馬鹿みたいだし。」
ボソっと呟く、眠そうな眼をした金髪ショートの小娘。

「……あんなのも取れないなんて、お話にならないし。」
小さく溜息を吐き、自分の読んでいた本を畳んでスタスタとそちらへ向かう。

220とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:11:29 ID:HVflbyGs
>>219
「ば、馬鹿だけど馬鹿じゃないもん!」
【振り向くと同時に、艶のある銀髪がサラリと揺れた】

「え?!
代わりに取ってくれるの?」
【不満げな表情が一転、笑顔に変わった
特徴的な二本の尾を揺らし、期待の眼差しを向ける】

221とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:16:13 ID:YQU.Gyvo
>>220
「自分で認めたのに馬鹿じゃないっておかしいし。」
ビシっと指を差しながら。皮肉屋そうな声だ。

「……こんなの簡単だし。任せるし。」
鼻を鳴らし、本棚の前まで辿り着いて見上げる。
その口調は自信に満ちて。

222とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:22:34 ID:HVflbyGs
>>221
「うー…
認めてないよー…」
【恨みがまし気な視線を送りつつも】
「それに、今から沢山お勉強するんだもん!」
【胸を張った】

【本の位置は予想していた場所よりも高い場所にあり、見るからに重そうな物】
「じゃあ、お願い!」
【後ろではペコリと頭を下げる少女
とる姿を目に焼き付けようと、ジーッと視線を】

223とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:24:41 ID:YQU.Gyvo
>>222
「自分で馬鹿って言ったし……。」
溜息混じりに言い、黒いゴシック調の服の袖を軽く捲る。

「……余裕だし。」
と言いまずは手を伸ばしてみるが届かず。

「……ら、楽勝だし。」
早くも爪先立ちに。

224とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:30:47 ID:HVflbyGs
>>223
「馬鹿じゃないもん!憶えられないだけだもん!」
【人はそれをry】

「……もう少し!」
【後ろから送られる声援】
「…足、震えてるけど大丈夫?」
【つま先で立っている事に目敏く気づき、横からひょっこりと顔を出した】

225とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:36:43 ID:YQU.Gyvo
>>224
「やっぱり馬鹿だし。」
この腹立たしげな表情である。

「……ちょっと油断しただけだし。
い、今から本気出すし。」
見れば、顔を真っ赤にして眼を瞑りながら賢明に手を伸ばしている。

226とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:42:40 ID:HVflbyGs
>>225
「むぐぐぐー…」
【両頬を膨らませ、抗議しようとするも思いつく言葉がない】

「…読めないのかな…」
【横でボソリと呟かれるその言葉】
「…んー」
【並び、同じ様に手を伸ばす少女の図
二人並んで本棚に背伸びする様は何とも…】

227とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:48:09 ID:YQU.Gyvo
>>226
「……ハッ。」
皮肉げな表情を浮かべるが、前述の通り余裕はそこまで無い。

「……よ、読めるし!こんなの簡単だし!」
やや焦りを感じる口調になり始め、背伸びのペースが速くなる。

228とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:48:38 ID:6bzec4qA
……あら?
【赤髪の女性が背伸びして手をのばしている二人の少女の姿を見てくすり、と笑い】

どうぞ
【ニコニコと笑いながら踏み台を持ってくる。プライドブレイカーである】

229とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:55:28 ID:HVflbyGs
>>227
「取れなかったらただの意地っ張り…」
【洞察力だけは鋭く、その余裕の無さを見抜いた一言】

「読みたい読みたいー!」
【んぐぐ…と言葉を漏らしつつもこちらも背伸びするが、届く訳も無く…
落胆した表情を見せる最中、司書が運んできた踏み台を目にして】
>>228
「ありがとー!」
【持ってきてもらった事に対する礼…だけでは無い様な気もするが】

「んしょ…これで取れるかな?」
【本の下まで移動させると、それに乗ろうと】

230とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:57:51 ID:YQU.Gyvo
>>228>>229
「いじっぱりじゃないし。ちゃんと取れるs――」
懸命に手を伸ばすが、不意の優しさに先を越され

「………!!?」
聞える程に息を飲んで驚愕の表情。

231とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 01:59:44 ID:6bzec4qA
>>229>>230
うん、無理にとろうとして転んじゃったりしたら大変だもん
私も結構しちゃうし
【苦笑しながら二人に返す。
 悪気はないのだろうが連続で攻撃を叩き込んでいるという事態が発生している】

232とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 02:05:01 ID:HVflbyGs
>>230
「…乗る?」
【踏み台に乗せた片足を退け、訊ねた
純粋に訊ねるだけだが…状況が状況故に】
「これで取れば意地っ張りじゃなくなるね!」
【にこり、と笑みを】
>>231
【無意識の内に更にプライドを挫けさせる発言に気付いていない子】
「んー…転んじゃうの?」
【その苦笑に対し、首を傾げた
背の足りない少女は、無理しても転ぶという事が無いからだろうか】

233とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 02:07:56 ID:YQU.Gyvo
>>231>>232
「な、ばっ……!」
顔は真っ赤。眼を白黒させながら数歩後ずさり

「よ、余計な事するなし!そんなの無くても大丈夫だし!
……も、もうやらないし!!」
半分涙目で抗議と言う名の逃げ言葉。

234とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 02:12:22 ID:6bzec4qA
>>232
本を持ちながら背伸びしようとするとバランスがちょっと……
【苦笑いを浮かべながら】

地下の書籍整理の時は手伝ってくれる子がいるんだけどね

>>233
……?
【何で涙目になられているのか理解できていないらしく】

えぇーと、ごめんなさい?
【視線を合わせるように若干屈みつつ謝罪する】

235とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 02:18:25 ID:HVflbyGs
>>234
【重い本を引き出そうとしている姿はバランスが整っていなく】
「地下の本棚整理?
魔物さんが手伝ってくれるの?」
【地下=魔物が居る以外の概念が無い様で】
>>233
「…じゃあ意地っ張りー…」
【その言葉に咎める様な感情は含まれていない】

「んむ〜…泣いちゃった?
よいっしょ…っと…わ?わわわわわ!?」
【踏み台に上がりつつ、目当ての本を引き出し…
折角転ばぬ様にと差し出して貰った踏み台があるにも関わらず、本の重みで後ろへと倒れた】

236とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 02:22:42 ID:YQU.Gyvo
>>234
「……な、何で謝るし!!バカだし!!」

ここぞとばかりに罵倒……したつもりである。

>>235
「意地なんか張ってn……きゃっ!?」

抗議しようとした所に、倒れ様へ巻き込まれて共に後ろに。

237とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 02:33:25 ID:HVflbyGs
>>236
「むぐぅー…」
【頭の上で回る星々】
「痛たたたたた…
ふぁっ?」
【頭を振ってそれらを振り払うと、尻に敷いているミニョンを視野に】
「あぅ…ごめんね…」
【申し訳なさ気な表情で立ち上がり、起き上がるのを手伝おうと】

238とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 02:34:38 ID:6bzec4qA
>>235
…あ、危ないよ……?

うーん、近いけど違うのかな……
【ちょっと考えながら】

>>235
あんまり頭はよくないから
【苦笑しながら答え】

>>234>>235
!?
【二人して後ろに転ぶのに気づき、
 反射的に飛び込んで己がクッションになるように二人を抱え、背から地面に衝突する】

あうぅ…いたいよー
【急にアクロバティックな動きをとったせいか目をくるくるまわしながら
 ただ巻き込まれたようにしか見えない気もする】

239とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 02:39:10 ID:YQU.Gyvo
>>237
「にゅむっ?!」

妙な声の後、重力に従って地面に激突した……と思いきや

>>238
「…………。」

すんでの助けに、絶句。
所謂パニック状態である。

240とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 02:46:27 ID:HVflbyGs
>>238
【この程度なら大丈夫ー、と踏み台の上から聞こえたのは数秒前の事
今は場所が変わって床の上に】

「お…おぉーっ!
…y大丈夫ー?」
【転びながらもその動きを見ていたのか、小さな歓声
元凶が上から目を回している司書を覗き込んだ】
>>239
「変な声が聞こえた―!」
【転びながら謎の感想】
「……ほっ…」
【しっかりと本は抱きかかえていた様だが、のしかかられればやはり重い】

241とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 02:49:50 ID:6bzec4qA
>>239>>240
大丈夫だよぉ……
【あうぅ…と呻き声に似た妙な声を出しながら言っても】

どいてぇぇぇ
【さすがに二人+本は重いのだろう。そのまま救援要請である】

242とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 02:52:05 ID:YQU.Gyvo
>>240
「う、うるさいしぃ……!」
サンドイッチ状態でろくに抗議出来ない。

>>240>>241
「……ば、馬鹿がどかないとどうしようも無いし……。」

見た目に違わず、非力である。

243とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 02:58:09 ID:HVflbyGs
>>241
「今どけるよー」
【立ち上がろうとするも、上手く立ち上がれない
立ち上がりを失敗する度に負荷は重く】
「よいしょー!」
【数度目の挑戦でやっと立ち上がる事が出来た】
>>242
「馬鹿じゃないってばー!」
【上に乗っかったままの抗議】
「少しだけ頭いいもん!」
【立ち上がると、上から見下ろして言い放った
…手元にある古い本は医学のそれ】

244とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 03:04:12 ID:6bzec4qA
>>242
あうぅ……
【くるくると目を回しつつ返答かどうかわからない声を返す】

>>243
ぐぎゅ…あうぅ……
【失敗するたびに呻き声をあげ】

あ、成功した……?
【だいぶ軽くなったのを感じて】

245とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 03:10:38 ID:YQU.Gyvo
>>243
「……いいからどくしー!」
堪らず、困った声を上げた。

「うぅ、何を根拠に……だし。」
ころりと体をルシェリーの下から逃がし、ゆっくりと視線を戻しながら。

>>244
「…………はぁ。」
何とか離れた様で、息を整えると

「……余計な事するなし!!」
この素直じゃないっ振りである。

246とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 03:16:52 ID:HVflbyGs
>>244
【向き直り、本を胸に抱えたままお辞儀をした】
「ありがとうございました!」
【腰を折った際、本の重みで前のめりになりそうだったが、何とか踏ん張り】
「危ない危ない…」
【チョロリと舌先を見せつつ笑った】
>>245
「私ね、お婆ちゃんみたいなお医者さんになるの!」
【視線が戻った頃、視界にはいるであろう少女の顔はどこか上気していて】
「だからね、いっぱい勉強するから頭良いの!」
【…過去形ではなく、未来形らしい】

「それじゃ、お薬のお勉強してくるねー
今日はありがとうございましたっ!」
【2人にパタパタと手を振ると、身を翻して図書館を出て行った】
/そろそろ眠気が…!おやすみなさいませー!

247とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 03:22:28 ID:YQU.Gyvo
>>246
「……するから頭良いっておかしいし。」
無粋な突込みを頬を膨らませつつ告げると

「…………また来るし。」
満更でない様子で手を振って見送ったらしい。

248とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 03:23:25 ID:6bzec4qA
>>245
いたたた
【ようやく身を起こし】

え…?ごめんね……
【その様子を見て苦笑しながらも謝る】

>>246
気をつけて持っていってね
怪我しちゃったら大変だから
【その様子を見送った】

249とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 03:25:18 ID:YQU.Gyvo
>>248
「……どじだし。」
巻き込まれたに違う事は本能的に理解している様だが

「あんな事しなくても、ミニョン一人で何とかなったし!」
それはそれで本人からすればご立腹。

250とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 03:43:28 ID:6bzec4qA
>>249
あはは…そうですね
【ちょっとショックをうけたようで】

でも、私が勝手に巻き込まれただけだから

251とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 03:46:31 ID:YQU.Gyvo
>>250
「わざわざ下敷きになるとか、馬鹿のすることだし!」

「と、兎に角余計な事するなし!」
頬を膨らせて、どかりと椅子に座る。
そして読書の続きを始めた様だが……

252とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 03:50:12 ID:6bzec4qA
>>251
…むぅ……でもあぁしないと危ないでしょ?

それじゃあ、私もお仕事にもどるかなー
【ふぅーっとノビをして地下に向かっていった】

253とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 03:52:29 ID:YQU.Gyvo
>>252
「……勝手にするなし。
……………ばかだし。」

恨み言をその背に向けると

「…………すぅ。」
本を枕に、寝息を立て始めたそうな。

254とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 21:44:57 ID:YQU.Gyvo
〜1F ロビー〜

「遅くなっちゃったでございます……。」

人も減り始める時の頃。
カチューシャを着けた桃髪の少女が入ってきた。

255とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 21:48:19 ID:7145fqr6
「(がるむっ!こっち、こっちー!!)」
『いやちょっと病み上がりだから、引っ張ったら多分モツとか出て来るからやめて。』

以前より一回り小さいサイズの青犬を引っ張ってやってくるゴスロリ服の少女、
その顔はすごく嬉しそうで、念話も出来ている。

256とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 21:55:28 ID:YQU.Gyvo
>>255
「……あ。」
喜色の着いた声が、思わず漏れる。

「メノウちゃーん♪」
いつもの姿に戻ったと感じた少女が、大きく手を振りながら近付いていく。

257とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 21:56:45 ID:7145fqr6
>>256
「(…あっ♪)」
『ぐえ。』
その姿を見かけるや否や犬から手を離して駆け寄ってくる少女。

「(ゆーちゃんっ!)」
そのままの勢いで、思い切り抱きつく。

258とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:01:48 ID:YQU.Gyvo
>>257
「メノウちゃん、こんばんはぁ♪」

ハグにハグを返し、今日も仲良しな少女達。

259とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:03:04 ID:7145fqr6
>>258
「(こんばんわーっ!)」

ぎゅーっと抱きついて頬にキスをして

『き、傷が開く……。』
びたーんとうなだれてる犬(瀕死)。

260とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:07:09 ID:YQU.Gyvo
>>259
「やっ、くすぐったいって!」
声を出して笑いながら、髪を撫で。

「……あれ、ガルムちゃん何してんの?」
やっと青い犬の存在に気付く。

261とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:09:17 ID:7145fqr6
>>260
「(えへへーっ♪)」
撫でられて気持ち良さそうに微笑んで

『ちょっとまた生死の境を彷徨ってる所。』
うだー、と垂れた表情で。

262とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:11:42 ID:YQU.Gyvo
>>261
「ふふ、元気出たみたいやねー?」
目を細め、首を傾けながら。

「け、怪我でもしたん!? 大変や……!」
ついさっきまで進行していた事は知る由も無い。

263とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:15:38 ID:7145fqr6
>>262
「(うんっ、おとーさん、かえってきたのっ!!)」
ぱぁっと明るい表情でユーノに甘えながら。

『いやちょっと現在進行形で色々……いやもう大丈夫だけど、うん。』
というか、傷口はカチンコチンに凍らせてあるので開くことはない、痛いけど。

264とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:17:14 ID:YQU.Gyvo
>>263
「……え、ほんまに……!?」
目を軽く見開き、少し上ずった声が出る。

「……そんなら良かった……。」

265とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:19:19 ID:7145fqr6
>>264
「(うんっ!ぼろぼろだったけど……ただいま、っていってくれたんだー♪)」
余程嬉しかったのか、笑みが抑えられぬ様子で。

『あ、やっぱ医者必要かも。』
どっちさ。

266とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:24:55 ID:YQU.Gyvo
>>265
「……そっかぁ……。
良かった、なぁ……ほんまに良かったぁ……。」
笑みに少し皺が寄ると、声が震え始め

「……う、うぅ………」
ぼろぼろと涙を零して泣き出す。

267とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:26:27 ID:7145fqr6
>>266
「(ぁ…ゆ、ゆーちゃんっ!?)」
わたふたあたふた、どうしよう、と大慌てする少女。

『あー、ほらほら泣かない泣かないお嬢さん。』
そして近寄ってくるわんこ。

268とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:28:23 ID:YQU.Gyvo
>>267
「よ、よかっ、良かっ……良かったあぁぁぁ……!
うわぁぁぁーん……!!」

ついには、天を仰いで目をきつく瞑り大泣きしてしまう。
ガルムの声も何処へやらだ。

269とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:31:25 ID:7145fqr6
>>268
「(ゆ、ゆーちゃん、なかないで…?
  ふぇ…っ、ふぇっ、ぁぅ…)…っ〜…!」

釣られる様に、ぽろぽろと泣きその場にくずおれて。

『あー、……犬にはどうしようもない。』
のでやさしく見守るわんこ。

270とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:36:54 ID:YQU.Gyvo
>>269
「うわぁぁぁ、あぁぁぁぁん!!
ほん、まに、帰ってこやへんかったら、どうし……わぁぁぁん!!」

大きくしゃくり上げながら、まるで自分の事の様に感涙を散らす。
やはり、状況から他人事とは感じられなかった様だ。

271とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:39:02 ID:7145fqr6
>>270
「…っ、っ…、…っ〜……!」

また感情が不安定になったか、抱きついたままぼろぼろと涙を零して。

『あー、ほら、メノウも、ユーノちゃんも泣かない泣かない。
 一応瀕死だけどボブも生きてんだし。あのヒトも不死身だから、大丈夫だよ。』

ぽんぽん、と肉球で足を叩いて。

272とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:42:34 ID:YQU.Gyvo
>>271
「……ほんまに、ほんまに良かったぁ……!」

終いには、へたり込みながら目を擦って。
必死で泣き止もうとする様子も伺える。

273とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:43:41 ID:7145fqr6
>>272
「……〜……。」

ぎう、と抱きついて、こくこく、と頷く。

274とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:47:48 ID:YQU.Gyvo
>>273
「……っ、うぅ……。」

わんわん喚いた後、漸く少し落ち着いた様で。
今はしゃくり上げるだけに留まっている。

275とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:51:41 ID:7145fqr6
>>274
「……っ、…っ…。」

ぎゅー、と抱きついて、こっちは泣き止まない様子。

276とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:57:18 ID:YQU.Gyvo
>>275
「……ごめん、な。
先に泣いてもうて……。」

辛うじての呼吸で、静かに後ろ頭を撫でながら。

277とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 22:59:18 ID:7145fqr6
>>276
「……。」

ふるふる、と小さく首を振って。

『ホーラ、メノウも泣き止む、恥ずかしいよ?』
「…。」

ぐしぐし、と涙を拭う。

278とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:04:19 ID:YQU.Gyvo
>>277
「……でも、ほんまに……寂しい思いせんで済むな。もう。」

少しだけ、ほんの少しだけ寂しそうな表情で。

279とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:05:34 ID:7145fqr6
>>278
「(…ゆーちゃんは、さみしくない?)」

ぎゅ、と抱きついたまま

280とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:11:10 ID:YQU.Gyvo
>>279
「…………えー、と。」

言いよどむ。もちろん、寂しくない筈が無い。

281とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:12:30 ID:7145fqr6
>>280
「(……わたしといても、さみしい?)」

じっ、と上目遣いで。

282とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:18:45 ID:YQU.Gyvo
>>281
「う………。」

互いに話をしている時は、そうも無い。
しかし一人になるとどうしても……。

283とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:21:31 ID:7145fqr6
>>282
「(………。)」

じー、と無垢な瞳で見上げる。

284とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:26:27 ID:YQU.Gyvo
>>283
「……お家に帰ると、ちょっとだけ……寂しい、かな。
……あんちゃん、最近お手紙くれへんし……。」

観念した様に、ぽつりぽつりと胸中の想いを打ち明ける。

285とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:30:24 ID:7145fqr6
>>284
「(…じゃあ、わたしゆーちゃんがさみしくないように、おとまりする!)」

ぎうー、と抱きついて何を言い出すかと思えば。

286とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:34:29 ID:YQU.Gyvo
>>285
「……お泊り?」

「や、あの、でも、おうち狭いし……!」
突如の提案に、少しあわてながら。

287とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:34:57 ID:7145fqr6
9:どったんばったん[自爆100]

「ってあいたーっ☆」

タ・ライジングブレイク。

288とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:37:22 ID:7145fqr6
//っと誤爆誤爆ぅ

289とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:38:50 ID:7145fqr6
>>286
「(えっと…じゃあ、ゆーちゃんがうちにくるっ!!)」

さも名案の様に。後ろで犬が口でぱんぱかぱーん、とか言っている。

290とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:45:04 ID:YQU.Gyvo
>>289
「……あ。
……そっか、それも……。」

「(……ギゼラお姉さんには、ちゃんと言うておかな……。)」
自分の部屋は訳あって見せられないが、出る分には問題無さそうだ。

291とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:47:44 ID:7145fqr6
>>290
「(きっとたのしーよっ、さくらおねーちゃんもいるしっ!)」

そうしようそうしよう、と自分の中でもう決定済みのご様子。

292とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:50:17 ID:YQU.Gyvo
>>291
「……そ、かぁ……。」

押し言葉に、段々と乗り気が強くなっている様子。

293とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:51:46 ID:7145fqr6
>>292
「(ね、しよーよおとまりっ!)」

『こらこら、無理に誘っちゃ駄目だって。』
「(むー…、)」

294とある世界の冒険者:2010/06/23(水) 23:57:44 ID:YQU.Gyvo
>>293
「……え、ええと……
お姉さんに、許してもろてからお返事するな!」

内心、友達の家にお泊りなどへは憧れを覚える。

295とある世界の冒険者:2010/06/24(木) 00:01:23 ID:zrNyNbQ2
>>294
「(むー…はやくおへんじしてねっ!)」
『人を指差しちゃいけません。』

びしぃっ、と指差して犬ににくきゅーで叩かれる。

296とある世界の冒険者:2010/06/24(木) 00:11:40 ID:ChuSOz1c
>>295
「うんっ、また明日来るから!ちゃんと聞いとく!」

ぶんぶんと首を振って頷きながら。

297とある世界の冒険者:2010/06/24(木) 00:14:49 ID:zrNyNbQ2
>>296
「(やくそくねっ!)」
『よし、じゃー話も纏まったし行こっかメノウ、ボブも寂しくて泣いてるだろうし。』

犬の言葉に一つ頷いて、たれーんとだれている犬を拾い上げて。

298とある世界の冒険者:2010/06/24(木) 00:22:57 ID:ChuSOz1c
>>297
「うん、ほんなら、うちも今から聞くー!
またな、メノウちゃん。ガルムちゃん。」

同じくして、小刻みに手を振りながら図書館を後にする少女だった。

299とある世界の冒険者:2010/06/24(木) 00:25:04 ID:zrNyNbQ2
【同じく、帰っていったそうな】

300とある世界の冒険者:2010/06/26(土) 23:59:08 ID:6qR9jSZI
「……」
何かを調べている様子の赤い髪の女が一人。
静寂は彼女にとっては心地いい。

301とある世界の冒険者:2010/07/17(土) 03:09:12 ID:AetGFZVA
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302とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 00:58:47 ID:ww30Y6Do
【図書館の片隅、赤いローブを纏った少女が山積みにされた本の前で船を漕いでいた】
「混ぜ合わせると…お薬出来て………牛乳…お菓子…ジュース…
……!!」
【折角ため込めた知識が欲望へと変わりつつある模様
一度背筋をピンと伸ばしたかと思うと】
「ふひぃ〜…」
【だらし無く机に突っ伏した】

303とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 01:22:15 ID:By8y6V3.
//まだいらっしゃるか!?

304とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 01:24:42 ID:ww30Y6Do
//いないいないばぁ!

305とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 01:29:58 ID:By8y6V3.
「…………ハッ。」

その付近で、同じくして船を漕いでいたらしい娘の意識が覚醒する。
髪は肩口で揃えたブルネット。首から橙のお守りを提げた女子高生だ。

306とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 01:37:30 ID:ww30Y6Do
>>305
「…Zzz」
【その付近でぶつぶつと寝言を呟きながら寝ている少女
その積み上げられた本だけを見れば勉学に励みすぎた故に疲れで寝ている様にも見えるが…】
「あー…カスタードクリーム…!」
【その寝言を聞くに、そうも思え無い
保護者らしき人物は見えないようだが…?】

307とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 01:41:06 ID:By8y6V3.
>>306
「……あれ……。」
金色の瞳をごしごしと瞼越しに擦り

「あの……。」
おそるおそる、声を掛けてみる。

308とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 01:44:42 ID:ww30Y6Do
>>307
「イチゴ味はダメー!」
【※他の方への迷惑となりますので、図書館では静かにしましょう】
「それよりもカスタード…
……?」
【声を掛けられ、突如起き上がったかと思うと発せられる奇声
声の主が分からず、寝ぼけた表情で辺りをキョロキョロと】

309とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 01:50:16 ID:By8y6V3.
>>308
「……お、怒られちゃうよぉ……!」
慌ててフレイカの口に手を当てて

「……あ、ご、ごめんなさい……。」
声の主が手を離しつつ頭を下げる。

310とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 01:57:15 ID:ww30Y6Do
>>309
「はへっ?
んっ…もがが……」
【口を抑えられた事に驚き、抗議の声を上げようとするもそれはただの濁った音にしかならず】
「ぷぁっ…んー?」
【今度は目の前で頭を下げられたことに首を傾げた】
「………シュークリームは?」
【まだ寝ぼけているのか、半開きの眼を擦りつつも特徴のある二本の尾は嬉しそうにゆらゆらと揺れて
知らない人に物を集るのは止めましょう】

311とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 02:00:02 ID:By8y6V3.
>>310
「ふぇ……?」
突然の要求と寝ぼけた様子に、間抜けな声を上げ

「ご、ごめんなさい……お菓子はさっき食べちゃって……。」
申し訳無さそうに返答。
求められる事に弱い娘である。

312とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 02:06:23 ID:ww30Y6Do
>>311
「えぇー……」
【揺れていた尾と共に耳が垂れ下がり】
「食べたかったのにー…」
【力無く目の前の本を見つめ…
本日二度目の首傾げ】

「…お姉ちゃんお姉ちゃん」
【ついつい、とアムルの袖を引き】
「ここ何処?」
【そんな疑問を】

313とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 02:12:14 ID:By8y6V3.
>>312
「あぅ……ご、御免ね……。」
非は無いと主張出来ようが、それ程までに残念な表情をされるととても言えない。

「……え。こ、ここ?
ここは王都の図書館だよ……。」

ほら、と付け加えて辺りを指差す。

314とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 02:19:36 ID:ww30Y6Do
>>313
「……おかしー…」
【恨めしげな声を上げるが、言う相手を間違えている事に気付くのは何時になるだろうか】

「としょ…かん…?」
【打って変わり、木魚の音が聞こえるかと思うほどの静けさ】
「おお!そうだ!」
【鐘を打つ代わりに聞こえるのは、少女が手を合わせる乾いた音】
「お勉強しに来たんだった!」
【アムルの差した先を見て、やっと本来の目的を思い出したか
…そして差した先で大きな伸びをする子猫の猫又が一匹】

315とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 02:27:05 ID:By8y6V3.
>>314
「……ご、ごめん……
何か、あったかな……。」
僅かな可能性に賭け、ポケットを漁ってみる。

「……(私もお勉強しに来たんだった……。)」
声に出した独白に自身の目的も思い出す。

「…………あれ。
……タ……マ?」
差す指が止まり、きょとんとした表情。

316とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 02:34:46 ID:ww30Y6Do
>>315
「!!」
【その様子を見て、再び立つ耳
余程単純な思考なのか、忙しなく尾が揺れ動く】

「…クリッフに怒られちゃう」
【数冊はクスリに関する物
 数冊は人体に関する物】
「お姉ちゃんもお休みにきたの?」
【‘も’とは何事か】

『みゃー』
【それに気付いてか、猫もきょとんとした様子で】
『……にゃ!?』
【しまった、とでも言いたげな様子で慌てて棚から飛び降りた】

317とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 02:39:28 ID:By8y6V3.
>>316
「……ええと……あ。
何かある……?」
奇数なら飴。偶数なら飴の包み紙だけが取り出された。

「クリッ……フ?
……わぁ……難しそうな本。」
割と成績優秀な彼女だが、専門的な事はとんと分からず。
「ち、違うよ……。」
一先ず、そこだけはやんわりと否定。

「あ……。」
逃れようとする様子に感じたのか、一度咳払いをして

「に、にゃーん……。」
少し恥ずかしそうな様子で鳴いてみせた。

318とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 02:53:27 ID:ww30Y6Do
>>317
「あ、飴だ!」
【飛び上がらんばかりの喜びようでそれを見つめていたが】
「………あれ?」
【中身が無い事に気付き、トーンを貼り忘れたかの如く真っ白になった】

「クリッフはね、お婆ちゃんのお弟子さんで私のお師匠なの!」
【これまた回りくどい説明を】
「これを憶えなさいって言われたけど…寝ちゃって…」
【元々寝る気で来ていた様なものだが】
「仲間じゃないの―…」
【先ほどの恨めしげな視線が】

『にゃ?』
【跳躍しようとした所で止まり、振り向いた】
『うにゃー…』
【棚の影から顔を半分見せ、答える様に鳴いた】

319とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 03:02:17 ID:By8y6V3.
//眠気がアレでアレなんで撤収ます!

>>318
「……あ。これ……来た時に食べてた……。
ご、ごめんね……わざとじゃないの…!」
あまりにもショックを受けている様子に、おろおろと弁解する。

「……へぇ……家族ぐるみなんだね。」
説明を聞き、クスリと笑みを漏らす。

「わ、私は課題がいっぱいあって……。ちゃんと、終わったよ……?」
(主にタンネの所為で)足りない出席日数を補う為の補習らしい。

「……ごめんね。帰るの遅くて……寂しかったよね。」
止まってくれた様子を見てゆっくりと近付き

「さ。帰ろう……タマ。ええと……本当にごめんね。」
優しく抱き上げそのままフレイカに頭を下げると図書館を後にした。

320とある世界の冒険者:2010/07/20(火) 03:14:48 ID:ww30Y6Do
>>319
「私の飴……」
【何時からお前の物になったのかと】
「………うぅぅ…」
【目尻から僅かに涙がこぼれるかと思いきや】

「家族ぐるみ?」
【知らない言葉が出てきたことによって少女の気が逸らされた】
「…ずるい!」
【一体何がずるいのだろうか】
「私だって頑張ってるのに全然覚えれないのに!」
【寝ていて、何処をどうしたら頑張っていると言えるのか】

『にゃー…』
【じりり、と後退するも、優しく抱き上げられると手の中で丸く収まった】
「…ばいばい!お姉ちゃんと猫さん!
今度はお菓子持ってきてね!」
【お菓子の件をしっかりと言い、泣きそうだった表情を笑顔に変えて元気よく見送ったそうな】
//把握しましま!
おやすみなさいましー!

321とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 19:50:57 ID:I3qfnc5E
「……うう」
一階にある本を読んでは本棚に戻し、そんな作業を繰り返している2mは在りそうな青年がいる。

322とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 20:01:09 ID:HsWEYCtE
椅子に狼亜人の子供が座ってる

323とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 20:02:34 ID:I3qfnc5E
「やっぱオレには無理だァ……」
なんか頭を抱えている。

324とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 20:07:06 ID:HsWEYCtE
とことこ近づいてきた

325とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 20:07:31 ID:I3qfnc5E
「……ん?あれ珍しい」
ふと子供に気づく

326とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 20:12:38 ID:HsWEYCtE
「なにしてるわきゅー?」

327とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 20:15:32 ID:I3qfnc5E
「あーちょっと読書感想文のための本をピックアップしているけど…」

328とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 20:20:35 ID:HsWEYCtE
「どんなの読むわきゅー?」
尻尾をふりながら近づいてきた

329とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 20:20:52 ID:I3qfnc5E
「……まだきめてない」

330とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 20:28:13 ID:HsWEYCtE
えーっといった表情

331とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 20:32:24 ID:I3qfnc5E
「…そんな顔するなよ」
なんか悲しくなっている

332とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 20:44:02 ID:HsWEYCtE
ずべーとみてる

333とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 20:44:43 ID:I3qfnc5E
「しかし珍しいな」
話題を変えようとワシワシとぴのの頭をなでる。

334とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 20:56:52 ID:HsWEYCtE
「わきゅ?」
みつめて首を捻る

335とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 20:57:59 ID:I3qfnc5E
「…狼かぁ」
青年からは同族のような匂いがする

336とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 21:09:54 ID:HsWEYCtE
「わきゅわきゅとうなずいた」

337とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 21:10:12 ID:I3qfnc5E
「……よしよし」
なでなで

338とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 21:18:04 ID:HsWEYCtE
「わきゅにゅーん」
嬉しそうだ

339とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 21:19:29 ID:I3qfnc5E
「お、やっぱすきなのか」
なでなでなでなで

340とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 21:25:07 ID:HsWEYCtE
「わきゅわきゅだいしゅき!」
嬉しそうだ

341とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 21:27:13 ID:I3qfnc5E
「うん、たしかにな」
なでなで

342とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 21:32:06 ID:HsWEYCtE
気持ちよさそうに尻尾をふりふり
「わきゅーん」

343とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 21:48:11 ID:I3qfnc5E
「…狼か」
ふと撫でる手を止め

344とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 21:53:30 ID:HsWEYCtE
やや眠たそうだ

345とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 21:53:53 ID:I3qfnc5E
「…ん、眠いのか?」

346とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 21:57:09 ID:HsWEYCtE
「わきゅーん」
と頷いた

347とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 21:57:54 ID:I3qfnc5E
「…家は?」

348とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 22:05:30 ID:HsWEYCtE
「わきゅーあるよー」

349とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 22:09:46 ID:I3qfnc5E
「…じゃあ連れていこうかな」

350とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 22:16:26 ID:HsWEYCtE
頷いて身をまかせた

351とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 22:17:26 ID:I3qfnc5E
「…案内はよろしくさ」
彼を持ち上げ図書館からでようと

352とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 22:26:05 ID:HsWEYCtE
あっちこっちそっちと案内していく

353とある世界の冒険者:2010/07/21(水) 22:27:32 ID:I3qfnc5E
そっちこっちあっちと案内されて家まで行ったとか

/悪いけど、これ以上は図書館関係なさそうなのでFOで

354とある世界の冒険者:2010/07/25(日) 22:30:07 ID:19Y4WJVQ
「……」
ふう、と一度息を吐き、困ったように頭を掻く赤い髪の女。
書架の間をふらふらと歩き回り、何かを探しているようだ。

355とある世界の冒険者:2010/07/25(日) 22:34:18 ID:PY4ffY3U
「……。」

魔女よろしくな三角帽を被った、色が不明瞭な寒色の髪を持つ少女が一人。
親の居よう年に見えるが、一人だ。

356とある世界の冒険者:2010/07/25(日) 22:39:06 ID:19Y4WJVQ
「……失礼、通らせて貰うよ」

一言断りを入れ、その隣りを歩いていく。
全身黒で固めた典型的な魔女装束だ。

357とある世界の冒険者:2010/07/25(日) 22:40:50 ID:PY4ffY3U
「……おてすう……かけます……です……。」

椅子を引き、紫の魔女装束を着込んだ少女が言う。
普通の魔女と違う所と言えば、提げるのは杖でなく筆である辺りか。

358とある世界の冒険者:2010/07/25(日) 22:44:01 ID:19Y4WJVQ
>>357
「……君は物書きか何かかな?」

その筆を見て、何となく気になったように尋ねる。
不遜な態度は相変わらずだ。

359とある世界の冒険者:2010/07/25(日) 22:49:48 ID:PY4ffY3U
>>358
「……えを……かくのは好き……です。」

「……今は……字のおべんきょう……です。」
僅かに特徴のある口調に、磨いた硝子の様な雰囲気を纏わせて答える少女。
無論、不遜な態度を気に掛けている様子は無い。

360とある世界の冒険者:2010/07/25(日) 22:51:51 ID:19Y4WJVQ
>>359
「……そうか、邪魔したようだね、すまない」

何かを書いているのならそれをちらりと覗き込む。
そうでないなら、また訳の分からない分厚い本を漁り始める。

361とある世界の冒険者:2010/07/25(日) 22:53:44 ID:PY4ffY3U
>>360
「……でも、字はむずかしい……です……。」

「やっぱり……スキアー……えの方が……とくい……です。」
誰かのお達しなのか、必要だとして勉強している訳では無い様だ。

「何……してるです……?」
そちらの行動が気になったのか、本から目を離して向き直る。

362とある世界の冒険者:2010/07/25(日) 23:00:01 ID:19Y4WJVQ
>>361
「ははは、そうか。それでも字を覚える事はそれなりに重要だと思うぞ」
くく、と低く笑いを零して。

「ん?ただの暇つぶしさ」
余計な誤解を招かぬよう、適当に言って適当に距離を取る。

363とある世界の冒険者:2010/07/25(日) 23:02:03 ID:PY4ffY3U
>>362
「…………パパにも……そうおそわった……です……。」
しかしながら、意識なく飽きが来てしまった様で。

「……ひまつぶし……です……?」

364とある世界の冒険者:2010/07/25(日) 23:08:52 ID:19Y4WJVQ
>>363
「もう私の考え方も年寄りかなあ……」
しみじみしないでください。

「そ、私は暇人だからね」

365とある世界の冒険者:2010/07/25(日) 23:11:57 ID:PY4ffY3U
>>364
「……おねえさんは……おねえさんです……?」
何を意図した質問かが分かり辛い。

「……なら……字……おしえてほしい……です……。」

366とある世界の冒険者:2010/08/27(金) 22:18:16 ID:hkx8p2gg
【A路地下16F】

「…『良く解る汚物の消毒魔法』……?

 ……何だこれは」

地下を歩く青いコートの少年が、一人。

367とある世界の冒険者:2010/08/28(土) 09:45:16 ID:nAA2j.jU
【ロビー】

「…………ん…」

ロビーのソファで眠っている青いコートの少年が一人。

368とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 19:12:20 ID:xaFN1RKU
【ロビー】

「……ふむ」

本を数冊重ねて置き、ソファで読んでいる少年が一人。
トレードマークにもなっているコートは、近くに丸めて置かれている。

369とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 20:44:42 ID:xaFN1RKU

「…駄目だな、最近は、妙に集中出来ん…」

読んでいた本をパタン、と音を立てて閉じて

370とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 20:56:43 ID:NjX/EBDk
「………ッ!!」

【ダァン!】

強く机を叩く音が図書館に響く。
その行為は客の顰蹙を買うはおろか

『お静かに願います。図書館ですので。』
「……すんません。」
注意まで受ける始末。

371とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 20:58:33 ID:xaFN1RKU
「(……喧しい客だ、余計集中も出来なくなる)」

横目に見て溜息一つ、積み上げた本を使い魔の背に乗せてA路の方に移動していく。

372とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:01:09 ID:NjX/EBDk
「……糞。何だよ、本当に呪いだって言うのか……?
そんな筈……無い。だってあいつはただ触っただけで……」

苦悶の表情を浮かべて右目を押さえながら、詰まった息を吐き出す。
その声の主を挟む様に、呪術や呪具における文献が山積みにされていた。

373とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:03:59 ID:xaFN1RKU
「(………”こっち側”に関係のある話題、ならとも思ったが…)」

擦れ違い様に呪術書の類が目に入り、一瞬そんな思考が過るが

「(…単なる呪いなら、出る幕でも無いか)」

影魔を引き連れて話し掛けるでも無く横を通り過ぎた。

374とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:10:22 ID:NjX/EBDk
「……ふざけるなよ……何が奇跡の黄金像だ……。」
チッ、と舌打ちの後に苦々しく言うと立ち上がり

「……誰か、誰か呪いに詳しい奴はここに居ないか……!?」
前述の注意があるので遠慮がちだが、それでも妨げにならない程度に声を張ってみせ。

375とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:13:53 ID:xaFN1RKU
「………………はぁ。…パスカヴィル、本を棚に戻しておいてくれ。」

小さく溜息。付き従う影魔にそう命じて。

「おい、そこの喧しいの。
 …呪いならその辺の術師よりは詳しい、話程度なら聴く」

先程から叫ぶ暑苦しいのにそう声を掛ける。
手は差し伸べる……が、年齢がどうで疑われれば引込めるまでだ、と割切り一応声を掛ける。

376とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:17:55 ID:NjX/EBDk
>>375
「……ッ。
何者だ、とかは置いとく。
……触れると病になる黄金の像に心当たりは?」

悪寒と動悸を抑え、軽く首を振りながら低い声で。

377とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:21:01 ID:xaFN1RKU
>>376
「恐らくは古代系だろう、という程度だな。
 それだけでは情報が少な過ぎる。呪いに掛かった奴の症状は?」

喋りながら記憶の中を、探す。
800を生きた魔術師や龍人、精霊種の知識から該当する単語を限定して。

378とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:27:47 ID:NjX/EBDk
>>377
「……ああ。そうだな。確かに拙い情報からは昔の物だと出てた。
でも食い違いがあるんだよ、それだと。真偽もどうかだけどな。」
積んである一番上の本に手を沿え、ため息を吐く。

「……発熱に全身疲労。疲れが溜まってるって次元じゃもうない。」
いやに簡潔だが、免疫機能の極端な低下か。何かか。

379とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:31:16 ID:xaFN1RKU
>>378
「……免疫機能の極端な低下、体力の低下もか。」
「(過労の呪と疫病の呪の複合系…となると、最近の物になるのか……一度術式を見た方が速いか…?)」
 
「…発熱以外にそれらしい症状は?」

影魔にメモ帳を取って来させて。

380とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:34:41 ID:NjX/EBDk
>>379
「……身近で一番詳しい人の話を聞くに、本来そんな効果じゃないんだと。」
そんな筈が無い、とはき捨てる様に付け加え。

「……特には。
薬草で滋養は付けさせているけど、日に日に……弱まってるんだよ。」
自分では、言いづらそうに病状の悪化を告げ。

381とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:36:42 ID:/kBHqgys
「ルシェリー、また貴方は何を持ち歩いて……」
チョコシューです!!
「図書館そういう場所じゃないんで……」
でもリッちゃんのためにですねぇ……
【……脳天気そうに見える司書が先輩と思われる司書に叱られている。】

382とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:38:08 ID:xaFN1RKU
>>380
「…反転か?」
「本来の効果の詳細は解るのか。」

「……………。」

少し考え込む様にして、記憶を探る。
魔力を奪った精霊、魔人の知識に似た様な事象が無かったか”思い出す”。

383とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:42:12 ID:NjX/EBDk
>>381
「……。」
ちらりと視線を送り、のんびりした空気に当たり

「……はぁぁぁ〜〜……。」
ものっそい溜息を吐く少し癖のある黒髪青年。

>>382
「……よく分かったな。
何でも伝承では、触れると病がたちどころに治る像……だったらしいけどな。」

こと精霊に関しては、所持物の効果反転……などは経験していない様だ。

384とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:46:45 ID:xaFN1RKU
>>381
「……………」

とりあえず今は放置。特に知り合いでも無いので。
>>383
「となると効果の反転の線で間違いは無い、か。断定は出来んが…。
 経年劣化で反転したか、それとも何処かから運び出された際に細工でもされたか……。」

「…"破壊すべき全ての符"で壊せれば一番手っ取り早いが…
 そうなると、解析も出来るかどうかだな…」

記憶の一部に其れらしき物が掠る事はある。
が、今一実態が掴めない様に。

385とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:51:01 ID:/kBHqgys
>>383>>384
おや、何やらお困りのようで
どんな本をお探しなんです?
【ちょこちょこ近付いてきて話しかけてきた】

386とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:55:59 ID:NjX/EBDk
>>384
「待てよ。そう言う呪いとかって式とか仕来りがある物だろう?
そう簡単に劣化とかする物なのか。」

はたと疑問に思う部分があり、質問を投げ掛ける。

>>385
「……えーっと……。
……呪いに効く本と、病気に効く本を。」

天然なのか、ぼかしているつもりでもはっきりと何をするかが分かる言い方。

387とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 21:59:41 ID:xaFN1RKU
>>385
「…別に」

自分が探してる訳では無いので、フードを深く被ってそう返す。
>>386
「通常はしない、呪いに限れば偶然起こるという可能性も極端に低い。
 …だが製作の後に術式に下手に手を加えられれば可能性はある」

「確りと式が構成されている分、外部からの改変に弱いんだ。」

388とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 22:05:05 ID:/kBHqgys
>>386
「本当は怖い家族の医学」とか
「初めての呪い」とかあたりです?もっと上級者向けの方がいいですかね?
【ダメだ、天然だ】

>>387
ご友人のお手伝いなんですねー
【相変わらずというかボーっとした雰囲気だ】

389とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 22:08:05 ID:NjX/EBDk
>>387
「……じゃあ何だ、まぁ俺の働いてる店は骨董店なんだけど……。
仕入れられる前に、既に手が掛かってたって事か?」

顎に手を当て、低く唸りながら。

>>388
「……前者はともかく、俺が呪い掛ける訳じゃないんですよ……。」

かく、と首を折ってそれをぶらぶら横に振らせながら。

390とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 22:14:41 ID:xaFN1RKU
>>388
「…只の知り合いだ」

友人でも何でもない、と付け加えてそっぽを向く。
>>389
「手を加えられた、と断定するなら可能性は高い。
 最もそれが無差別だったのか、最初からその店を狙ってやったのか、は判別が付かないが」

391とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 22:19:05 ID:/kBHqgys
>>389
じゃあ治療法ですか?
地上のだと何があったかなぁ……
あ、私の管轄は地下、主にA路なので
【…弱いとはいえ魔物が出るところにこんな雰囲気の子がいてたまるか、と思うやもだが】

>>390
これが噂のツンデレですねっ!!
【ダメだこの子、やはり根本から変人なのやもしれない】

392とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 22:23:14 ID:NjX/EBDk
>>390
「……結局の所、ものを見ないと断定その物が難しい訳か……。
あの店が狙われる事なんて……。」

そのスジを狙う人間は居たとしても、意図的にそこまで手の込んだ事をする人間が居るのだろうか。
青年は、そう疑問に思った。

>>391
「……A路……。
この間、クラスメートに付き合わされたけど死ぬかと思いましたよ……。」
さあっと血の気を引かせながら。

「……そう、治療法です。俺が探してるのは。
バイトの同僚が呪いに掛かったらしくって……。」

393とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 22:27:22 ID:xaFN1RKU
>>391
「…………はぁ」

目線を逸らして無言で溜息。
>>392
「………余り周囲を疑い"過ぎない"事だ
 適度に疑え、身近な者でもな」

「(とは言え、聴く限りでは普通の骨董品屋か…
  店主に狙われる原因でもあるのか、それともその呪いの対象が目的なのか…)」

「…矢張り、一度見た方が早いな。
 連絡先を教えろ、暇を見つけて"視"に行く」

答えが出ない思考を何時までも巡らせるよりは、
使える物は使うの精神で術式解析をした方が良いと判断して

394とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 22:34:20 ID:/kBHqgys
>>392
そんなに襲ってきますかね?
私はそこまで遭遇しないんですが
あってもすぐ逃げたり大人しかったりするので猫型とかだと頭撫でたりしてますよ?
【暢気なことを言っているが……
 魔物に顔や気配を覚えられているだけであり、恐怖の対象であるためである】

解呪、となるとやはり症状を見るというのが重要ですし
呪いをかけるより遥かに高等技術が必要かと

>>393
……?
どうかしたんです?

395とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 22:37:11 ID:NjX/EBDk
>>393
「……楢子さんが嘘を……?
そんなバカな……。」
とは言うものの、信じ切れないので独断での調査に踏み切る程度ではある。

「……それは良いけど、お前まだ中学生かそこらじゃないのか?
ヘンな噂立っても責任取らないぞ、俺は。」

>>394
「いやいやいやいやいや。」
無い無い無いと手を振り否定し

「俺、ヨダレ垂らしながら追いかけられたんスけど!?
猫型って言うか寧ろ豹みたいなのに!!」
思い出しただけでも本人には鳥肌モノな記憶を述べる。

「症状は……まぁ、俺の見た限りは発熱と全身疲労……。」

396とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 22:40:14 ID:xaFN1RKU
>>394
「………いいや、別に」

あきれているだけである。
>>395
「何ならソイツが言った事が嘘かどうかもついでに"視"てやる。
 …が、先刻も言ったが余り疑い"過ぎない"事だ、…動けなくなる」

「他人の評判なんぞどうでも良い。
 それで、結局どうするんだ」

見せるのか、見せないのか。
自分はどっちでも良いというスタンスで。

397とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 22:44:16 ID:/kBHqgys
>>395
あぁ、ヤケに歯が長い大きな猫型さんならいますよね
【笑みを浮かべながら言うが世間一般ではそれは豹型魔獣である】

あと治療法施行による反応なども見ないとどうしようもないかと

>>396
そういえば、りっちゃんは最近帽子集めにハマっているようなので
可愛い帽子あったら選んで持ってきてあげるのはどうでしょう

私はもう7個ほどあげましたのでっ

398とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 22:49:37 ID:NjX/EBDk
>>396
「……そんな事がいきなり出来ると言われても、俺はそこまで信用できない。
でも……アイツが危ないなら、呪いは任せる他無い。」

「……フェイクギャラリー。5番通りの角にある。」
ぼかした言葉で、見せると云う。

>>397
「それが豹だっつぅんだよぉぉぉ!!?」
突っ込み役はどこでも健在である。

「治療は……今の所薬草でやってる。
持ち直しつつ、徐々に酷く……なってるみたいだ。」

399とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 22:51:44 ID:xaFN1RKU
>>397
「帽子、か…。…リンダやシキテが買う様なので良いか…」

一転して知り合いの話になると声色に感情が差す
>>398
「だろうな。」

「(近場か…)
 …明日にでも行こう」

メモに場所を記録して、影の中に落として確りと保存する。

400とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 22:54:55 ID:/kBHqgys
>>398
ご冗談をー、豹っていうのは小説を見る限りではもっと怖い生物ですよー
そんな怖い生物が生活圏内にいるわけないじゃないですか
【のんびりと笑いながら。動物図鑑を見ろ動物図鑑を】

それなら、異常なまでに強力というわけではないでしょうから不治ではなさそうですね

>>399
私のあげたのはあまり気に入っていないようで……
【むぅ、と難しそうな表情で】

401とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 23:00:03 ID:NjX/EBDk
>>399
「……そりゃ、"ただ"の学生だ。
ある事無い事の固定観念が、はっきりしてしまってる。」

「……分かった。
……学校が終わる時間には、俺も着いてる。」
目を瞑り、小さく息を吐き出して。

>>400
「いやいやいや誰か豹の写真持って来いよ!?なるべく大きい奴!!」
図書館ではお静かに。

「でも……治るとしても、それまでにあいつが耐えられるかどうか……。」
早く治したいんだ。と零す。

402とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 23:02:43 ID:xaFN1RKU
>>400
「…参考までに聴くが、どんな物だ」

センスが酷い、と行っていたのが記憶にある
>>401
「使える物は使え、
 本当に救いたいと思うなら周囲全てを利用する気で居ろ。」

…子供とは思えない冷たい目線をフードの下から向けて

「…了解した」

それだけ言って踵を返す。
実際に見る以上にはこれ以上はなしても意味は無い、と判断して。

403とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 23:06:41 ID:/kBHqgys
>>401
だめですよ、図書館では必要以上にさわいじゃっ
【……誰が原因だとおもっていやがる】

大丈夫ですよ
しかし一刻を争うなら書籍を調べるより専門家に見てもらうしか

>>402
えっと、砂漠の宮殿の上の部分みたいな
先端が丸みと尖りを兼ね合わせた素晴らしい形というか……
の、金色の帽子です
【  最  悪  だ  】

404とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 23:10:50 ID:NjX/EBDk
>>402
「……全く。本当にお前、何者だよ。」
やれやれと言いたげに首を振り

「……またな。」
去り行く様子に、温情満ちた声を投げる。

>>403
「……すみません。(言い返したいけど言い返せねぇ!?)」
何分司書の仕事であるからして。

「何て言うか……その、色々ほじくられるのが嫌いなヤツと言うか……そいつが。」

405とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 23:12:59 ID:xaFN1RKU
>>403
「……普通の帽子を持っていけば良いという事は解った」

呆れ顔で毒を吐いて、図書館を出て行った。
>>404
「………"バケモノ"さ」
そちら側に向けた右手を、一部分だけ銀の甲殻に変えて

「……」
コートを翻して出て行った。

406とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 23:17:10 ID:/kBHqgys
>>404
分かれば良いんですよ
【ニコニコと笑っている…無自覚って怖い】

それでは知り合いの手だけで終わらせたいですねぇ
しかし生死がかかる次元となるとやっぱり専門家に頼るしか

>>405
……むぅ…私としては普通の帽子だったのに
あ、またのおこしをー
【のんびりとした様子で見送った】

407とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 23:26:13 ID:NjX/EBDk
>>405
「……バケモノ……よく言うぜ全く。」

ふぅ、と息を吐いて見送った。

>>406
「……手強い。」
ぼそりと呟く。

「……最悪の最悪は考えてます。
でも、まだ自分で動き切ってませんから。」

408とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 23:27:26 ID:/kBHqgys
>>407
……?
何がです?
【本当に気づいていないようで】

良い心構えだと思います
ただ、時期は見誤らぬよう……

409とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 23:49:12 ID:NjX/EBDk
>>408
「……何て言うか、よく天然とか言われません?」
顰めた表情で。

「……分かってます。
シオリを見殺しにするなんて……あってたまるもんか。」

410とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 23:52:02 ID:/kBHqgys
>>409
天然じゃないですよっ!!
【ちょっと怒りながら。
 よく言われている人の反応である】

私からはこの程度の助言しか……
A路深くにいる知り合いならあるいは、ですけど
その為にはA路深くまでシオリさん?を運ばないと……

411とある世界の冒険者:2010/08/29(日) 23:56:47 ID:NjX/EBDk
>>410
「酔っ払いじゃないけど、言う人の8割天然だと思います。」
素の表情で言いやがる。

「……す、それは駄目だ!
アイツをそんな危険な場所に……なんか。」

案と云えば浮かびはするが、それを頼むには気が重い。
クラスメイトを巻き込むと云う事だから。

412とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:00:35 ID:n9AoJYcQ
>>411
だったら貴方も天然ですっ!!
【その理屈はなんだ】

非現実的ですね……
ただ、あの子ならほぼ確実に治療法を知っていると思います、可愛いし
【……可愛いしって何だ】

他の手段が尽きた時、考えておくといいやもしれません

413とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:07:19 ID:xiWKo1jk
>>412
「何で俺まで!?」
当然の反応である。

「(……可愛いは関係あるのか?)
……同じ年の癖に、なまら強い奴なら何人か知ってる。
でも……俺の我がままですから。」
案はある様だが、憚られる……と。

414とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:10:30 ID:n9AoJYcQ
>>413
人を天然呼ばわりしたバツです
人を呪わば穴二つ、ってわけで貴方も天然ですよ
【その理屈は色々おかしい】

酷を言うようですが
我がままだから、と自重して死んじゃったりしたら"助力を得ない"という我がままで殺したことになりますよ
【真面目な表情で】

415とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:15:12 ID:xiWKo1jk
>>414
「……何でそうなる訳?」
哀愁漂う表情で。

「……分かってます。
そこまで俺も、人を信じられない訳じゃない。」
不器用な笑顔を作り、笑ってみせる。

416とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:17:24 ID:n9AoJYcQ
>>415
何でもですっ!!
【若干理不尽だ】

なら、いいんですよ
【ふっと笑いながら】

たまには大人に頼ることも覚えましょうね
【ピンッと指を1つたてながら】

417とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:21:54 ID:xiWKo1jk
>>416
「せめて説明ぐらいしろよ!?」
突っ込みが耐えない。

「……すみません。気を使わせて。
(……何か、友達として頼る方が適切な気も。)」

感謝半分、失礼半分。

418とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:26:39 ID:n9AoJYcQ
>>417
じゃあ、この世の摂理ってことでっ
【……なんぞそれ】

困ったときはお互い様ってことでー
【ノンビリとした様子で】

あ、チョコシュー1個いります?

419とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:31:38 ID:xiWKo1jk
>>418
「この世の摂理で俺は天然なのか!?有り得ない!」
ビシっと指差して否定。

「……何か、すごい肝据わってますよね。司書さん。
……いただきます。」
丁度、腹も減っていた頃だ。

420とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:33:37 ID:n9AoJYcQ
>>419
否定する人が本当の天然ですよっ
【……いわずもがな、自滅である】

色々と慣れてますし
これでも25なので
【……見た目的にはさほど大差ない年齢に見えるだろう】

どうぞどうぞ
【小包から1つとりだして渡す】

421とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:38:02 ID:xiWKo1jk
>>420
「成る程。じゃやっぱり天然だ。」
そこで落ち着くのか。

「……すんません。
正直、俺と同じぐらいかと思ってました。」

「んぐ……所で司書さん。」

422とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:41:27 ID:n9AoJYcQ
>>421
ほらみなさいっ
【……誰のことを言ったかわかっていない】

……慣れてますし
【少しションボリしている】

……?なんでしょう?
【チョコシューは甘さ控えめでカカオの味の方が強かったりする
 決してまずいというわけではないが人を選ぶやもしれない】

423とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:46:58 ID:xiWKo1jk
>>422
「見ました。目の前に。」
何か気の無い表情で。

「……ほんとスンマセン。」
目を逸らし、ばつが悪そうな様子。

「このシュー、大人の味でおいs……
じゃない。薬草の本はどこにあります? 結構探したんですけど、つい呪いの方に目が行って。」

424とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:50:51 ID:n9AoJYcQ
>>423
……?
【まるで分かってない様子で首をかしげ、五秒後後ろを見る】

大人に見られることないんですよねぇ
お酒買おうとすると身分証掲示を要求されますし……
【どよーんとした雰囲気で】

お口にあったなら光栄です。友達の好みに合わせたのでー
……薬草だと分類は……だから棚はこちらですかねぇ
【ゆっくりと歩みを進める
 さすが司書だけあってか担当外の場所でもおおよその場所は分かるらしい】

425とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:55:30 ID:xiWKo1jk
>>424
「……アンタだからね!?」
ビシっと指差して。

「……い、いやあの、本当に俺が悪かったですから……。」
手を半分伸ばして、どうしたら良いかと言う様子。

「友達……ねぇ。
あ、どうもすみません。」
案内されるがままに進む。

426とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 00:58:46 ID:n9AoJYcQ
>>425
え、私は天然じゃないですもん

……明らかに年下なマナー悪い子に注意したらガキは黙ってろとか言われるし
まぁそういうときは机ぶん殴って黙らせるんですけどそれのせいで机が割れて私がおこられるというか
【どうやら見た目年齢は地雷なようで】

さっき言ったA路深くにいる子ですよ
あ、こちらですー
【薬学に関係する棚に到着する】

427とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 01:05:54 ID:xiWKo1jk
>>426
「ど の 口 が 言 う !」

「……うわぁ……。
今度から間違えません、すんませんした。」

「そんな所に友達って……。
あ、ども!じゃあ俺ちょっと探し物なんで……。」

ありがとうございました、と言うと黙々と本探しを始めた……。
暫くは、何を言っても返事すら返さないだろう。

428とある世界の冒険者:2010/08/30(月) 01:09:51 ID:n9AoJYcQ
>>427
これ以外口ないですもーん

……えぇ、分かればいいんですよ分かれば
私もりっちゃんにこれとどけてきます
【少々ゲッソリした様子でA路へ向かっていった】

429とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 01:34:59 ID:ppkxM4d.
「………つまんない」
【厚い辞書を並べては、ドミノ倒しの如く
同じ行動を何度繰り返しただろうか、紅のローブを羽織った少女の漏らした言葉】
『フレイカちゃん、そんな事言ってると姐さんにしばかれますよー
…私だって、前可愛いと思った女の子に声を掛けただけで何故か鉄拳が飛んできましたし……』
【隣で鉛筆を回しながら答えるのは黒い服を着た女性】
「…嘘だ、お尻触ったからってクリッフが言ってたよ」
『ギクゥ!?…いや、ちょっと手が滑っただけでしたネ』
「言い訳するからクリッフに怒られるんだよー…」
『な、そんな哀れな人を見る様な目は止めて下さーい!』
【少女漫画の様にキラキラと流れる涙を流しながら、女性はG通路に
後に悲鳴が聞こえた様な気もするが空耳だろう】
「…本当につまんないや…」

430とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 01:47:55 ID:ahRsPn0U
「……うあぁ〜……糞ぉ……ねみぃ……。」

どこからか疲れきった声がする。
声の方を向くと、黒髪の学生が本に囲まれて項垂れるのが見えるだろう。

431とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 01:55:18 ID:ppkxM4d.
>>430
「……うーん、ここに置けばいいかな?」
【ズラリと並んだ辞書ドミノ
長さにして机の端から学生を囲んでいる本の所まで】
「発進!」
【丁度良い退屈鎬になったのか、眠そうな学生が居る事にも気付かず勢いよく一冊目を押した
徐徐に勢いを増すドミノはそのまま学生の元へと…】

432とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 02:01:57 ID:ahRsPn0U
>>431
「くっそ……容態が落ち着いてる内に何とか……。」
身を起こし、探し物を再開しようとする所に

「……何だ?この音。」
向かうドミノが

「……どぅぁっ!?」
クリーンヒット!

433とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 02:14:47 ID:ppkxM4d.
>>432
「あれ、途中で止まっちゃった…」
【更に長くつづく様細工をしていたのだが、それが発動しない事を不審に思ってドミノの止まった場所へと移動した
すると、学生の姿を目に止めて】
「……寝てたのかな?」
【我関与せず。キョトンとした表情でユアンを見ると首を傾げた】
「うーん、図書館で寝ちゃ駄目だよ。って起こした方がいいのかな?」
【図書館で遊んじゃ駄目だよ】

434とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 02:17:37 ID:ahRsPn0U
>>433
「………。」
暫し轟沈で静かにしていたが……

「本で遊ぶな!!」
ガバっと身を起こして突っ込んだ。

435とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 02:22:54 ID:ppkxM4d.
>>434
「……うーん…どうしよう…親切にする事は大切だっていってたし…
わあっ!?」
【意を決して起こそうと肩に手を掛ける寸前、その突っ込みに驚いて大きくバランスを崩した】

「あ、遊んでないよ!調べ物してたんだもん!」
【ぷっくりと頬を膨らませると、立ち上がりつつ言い】
「本を持ってこようとしたら寝てる人を見つけて、起こそうとしたんだよっ!」
【ユアンに向かって差される指。どうすれば遊んでなかったと言えるのか】

436とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 02:29:04 ID:ahRsPn0U
>>435
「ったく、タンコブ出来るかと思った……。」
頭をわしわしと掻き

「調べ物をしてたり本を持ってこようとしたら本のドミノが出来上がるのか!?」
斜めになった本の列を指差して。

437とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 02:35:08 ID:ppkxM4d.
>>436
「たんこぶ!?
治してあげようか!?」
【たんこぶ程度の治療ならば自分でも出来るだろう
そう思い、目を輝かせながら頭上を見た】

「…これは勝手に作られてたの!
私はちょっと押しただけだもん………」
【何時脳内変換されたのか、しょんぼりとした様子を見せながら同じく倒れた本の列を見た】
「……遊んでないもん……」

438とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 02:41:34 ID:ahRsPn0U
>437
「……いや、出来てないけど。」
贔屓目で見ても、多少腫れている程度である。

「い、いやいやいや。
他にだーれも居ないし。」
辺りをぐるっと見渡し、視線はフレイカのもとへ戻ってくる。

439とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 02:59:27 ID:ppkxM4d.
>>438
「…むぅ、残念」
【毛がをしていない事は幸いなのに何故残念がるかこの子供は】
「……本当に出来てないの?」

【視線が戻る頃には、そこに少女の姿は無く、別な書架へと本を運んでいる最中だった】
「ここかなぁ…?」
【それだけ見れば、きちんと本を戻している様にしか見えないが…
戻している本は全て上下逆である】

440とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 03:01:33 ID:ahRsPn0U
>439
「……出来てない。
俺だってそこまでヤワに出来ちゃいないぜ?」

ほい、と頭を見せて

「(あれ……本当に人違いしたか……?)」
内心気まずい。
押し殺すべく、立ち上がって本棚の方へ。

441とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 03:05:59 ID:ppkxM4d.
>>440
【本棚の方へ寄れば目につくであろう少女が座っていた場所
そこにはドミノを並べる図、そして予備のドミノ辞書が置かれていた】
「……んー…わっ…とっとっ…うひゃぁ!?」
【立ち上がった事に目を取られ、脚がもつれた
支え代わりにした本棚が揺れ、上から落ちる厚い辞書
それは先ほどと同じくユアンの元へと一直線に――】

442とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 03:08:58 ID:ahRsPn0U
>>441
「……本が反対で……」
怒り混じりの引きつった笑みで手を止め

「おい。やっぱりお前――」
抗議を向けようとした所で

「……っでぇぇぇ!?」
落下物。
太い辞書による奇襲で、思わず身を屈めた。

443とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 03:16:27 ID:ppkxM4d.
>>442
『よいしょっとー!』
【その落下物を止めるべく横から伸ばされた腕
ソレは見事止めたが、同時に鈍い音が】
『ん?あぁ……へー、私の腕ってこんなんだったんだー……改めてみると結構曲がって…
っちょ!痛い痛い痛い痛いからっ!?』
【伸ばしたせいで十分に威力を分散できなかったのが仇か、妙に曲がった女性の腕】
「あ…何か凄い曲がってるねー…」
『フレイカちゃんのせいでしょ!?
あ、怪我は無かった?』
【ユアンに向ける、痛みに引きつった笑み
……実際、腕が折れている訳では無く、袖の中にある棒が折れているだけなのだが…知らない人が見ればそれなりに】

444とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 03:21:05 ID:ahRsPn0U
>>443
「……ッ!?」
ぎょっと目を見開いて

「おま、それ折れて……!」
無論、折れたと勘違い。

445とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 03:26:12 ID:ppkxM4d.
>>444
『おお、リアル目玉おや○じですねー』
【辞書を戻すと、袖から引き出したのは一本の棒
それは見事に中心で折れていて、辞書の怖さを物語っていた】
『大丈夫ですよ。香料に使う為の材料が折れただけですから
…それよりも、フレイカちゃんにはちょっとお仕置きが必要ですね……』
【口は閉じている筈なのだが、フフフという悪役じみた笑い声が漏れていた】
「やっ、離してよー!」
【少女の叫びも虚しく、図書館の外へとずるずる引きずられていく
…散らかった辞書、どうすれば良いのだろうか…】
/そろそろ寝まする!絡み有り難う御座いましたでありますよ!

446とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 03:30:22 ID:ahRsPn0U
//こちらこそ乙あり!お休みー

>>445
「……って、脅かすなよ畜生!?」
ビシっと指を刺した後、自分に当たったことを考えてゾっとする。

「……はー……何だったんだ一体。」
頭に軽く手を当てた後、また探し物を再開したそうな。

447とある世界の冒険者:2010/08/31(火) 05:26:55 ID:cpaol2Oo
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448とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 21:43:29 ID:1prKHKFQ
【ロビー】

「……本当に”こんなの”が情報屋なのか?」
『疑う気持ちは解るが、一応コンナノがこの町で一番の情報屋だ』


〔ちょっとちょっとスパーダさん、なんかすっげぇ悪意感じるですけどもっ!?
 と言う訳でよろしく少年、マダオ事レン(p.n)ですっ!〕

無駄に良い笑顔を見せる駄目そうな青年。その近くに居るのは赤と蒼のコートの二人だ。

「………おい」
『Hah、仕事には我慢も必要だぜ、Kid』
〔ひどい言い様っ!?〕

笑顔の受けはあまりよろしくないようだ。

449とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 21:49:32 ID:N7sPQPrE
「ぶんぶんぶ〜ん♪
蝶が飛ぶ〜♪」

暢気な歌を歌いながら、本棚の周囲をくるくると回る蝶の羽根を持つ小人が一人。

450とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 21:52:38 ID:1prKHKFQ
『さて、それじゃ次に行くぜKid、次はガンスミスの所だ。それじゃあな"フェイルア・クラウン"』
「……まぁ、よろしく頼んだ」
〔はいはーい、そんじゃねー♪〕

蒼コートは、赤コートに引きずられる様に出て行って

「…よしっ!図書館美人でも探すかっ!!」

馬鹿が一人残る。

451とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 21:55:47 ID:Ln53jjvg
本の小山に埋もれている少女がいる。
闇から溶け出したような色彩のローブを着込んだ少女だ。フードもしっかりと目深く被っている。
最も、それこそ本で自身を囲んでいるので本の山がもぞもぞ動いているようにしか傍目からは見えまい。

「――」

崩れない内に戻ってくるといいのだが。

452とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 21:57:46 ID:N7sPQPrE
「うーん、ここには載ってないのかなぁー?」

その声には気付かず、本棚を漁る。
こちらの声は恐らくレンには届くだろう。

「……!?」
他を当たろうかとした刹那、本の山(エレナ)にぎょっと驚いた。

453とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 21:59:01 ID:1prKHKFQ
>>451
「おおうっ!?図書館美女(の死体)!?」

ガビーン、とそっちを見る青年、なんじゃこりゃあっていう台詞が出そうな勢いである。
>>452
「ハッ…このキューティボイス…何処かに美人がっ!?」

いねぇよ。

454とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:01:05 ID:Ln53jjvg
>>452-453
「――うわ」

本の山が盛大に崩れ、エレナに向け雪崩を打ってきた。
思わずそのまま倒れるエレナ。何と無くそのほうが楽だったからか。
傍目にはつんであった本が倒れてきてそのまま頭を打って昏倒した人にしか見えない。

455とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:12:31 ID:N7sPQPrE
>>453
「……呼ばれた気がした!?」

何だろうかこのちんちくりんは。

>>454
「……ちょっ!?
だだだ大丈夫!?」

バタバタと倒れる音を聞き、中を覗き込もうと。
もちろん、自分でどかせないので。

456とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:15:14 ID:Ln53jjvg
>>455
「本布団というのはどうだろう――」

大丈夫です、の意味。

457とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:17:16 ID:1prKHKFQ
>>454
「うおおおーい!?ちょっと、大丈夫ー!?」

>>455
「…なーんだちみっ娘もちみっ娘かー
 あー、でも妖精さんは愛でるって意味でのかわいいだね、うん」

何を勝手に一人で名tt区しているのか

458とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:18:52 ID:Ln53jjvg
>>457
「まさしく文字の雪崩――」

間延びした声が聞こえる。平気らしい。

459とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:19:53 ID:N7sPQPrE
>>456
「……ほんぶとん?
そんなのが有るの!?」

意味を取り違え、何か興奮している様子。

>>457
「チャル小さくないわよ!蝶人の中ではおおきい方だもん!」

じたばたと手と羽根を動かして。

460とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:21:08 ID:1prKHKFQ
>>458
「あ、生きてる生きてる…救助救助っと!」

本をどかしていく
>>459
「あー、ミニマムサイズも…いいね!
 どっから来たのさー、蝶人さんなんて珍しい」

461とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:23:39 ID:Ln53jjvg
>>459
「布団が本のようにめくれて内容までしっかりある布団が――」

嘘はいけません。

>>460
「――」

黒ローブにフードの怪しげな格好のエレナが露になる。

462とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:26:02 ID:N7sPQPrE
>>460
「ちっちゃくないって!!
……ええと、森のかくれざt……ゲフンゲフン。」

何か言葉を零しかけ、慌てて自分の口を塞ぐ。

>>461
「……それフトンボンって言った方が良い様な気がする!!」

真面目に返すんじゃあない。

463とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:29:40 ID:1prKHKFQ
>>461
「おおっ、怪しげ美人っ…? はい、立てる?」

ひょい、と手を差し出して
>>462
「はいはい、ごめんねー♪
 おっけおっけ、何も聞かなかった事にしませう」

にこーと笑って

464とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:33:18 ID:Ln53jjvg
>>462
「なるほど――」

頷いて。

>>463
「ん――」

手を掴んで、立ち上がる。

465とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:36:52 ID:N7sPQPrE
>>463
「ち、チャル何も言ってないよ!!」

口元を押さえて首を振るが、オトナな対応に助けられている。

>>464
「でも、今の季節だとあっついわよね!多分!」

挟まっている自分を想像したのか、うわぁと声を漏らして。

466とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:39:14 ID:1prKHKFQ
>>464
「だいじょぶ?怪我とかしてない?」

よっ、と引っ張ってたたせて。
>>465
「うんうん、マダオも何も聞いてませんとも、ええ」

勝手に何かに納得。

467とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:42:12 ID:Ln53jjvg
>>465
「表紙だけかければいい――」

そういう問題か。

>>466
「ん――へいき」

468とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:46:01 ID:N7sPQPrE
>>466
「……ホッ……よかった……。
長老サマに怒られるとこだった……。」

ほっと胸を撫で下ろして。

>>467
「……薄さを代えれば季節に合わせられる……!?
すごい!!」

一人納得し、一人感動している模様。

469とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:47:33 ID:1prKHKFQ
>>467
「そっかそか、そりゃ良かった!女の子が怪我したら大変だしねー」

>>468
「(うーん、どじっ娘だね、うん)」

470とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:51:49 ID:Ln53jjvg
>>468
「次世代布団――」

「――ただし洗濯を重ねることによって本の内容部分が模様へ変化する」

>>469
「――すでに傷だらけ」

ボソリ、と。

471とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:53:52 ID:N7sPQPrE
>>469
「……?
チャルの顔に何かついてるー?」

飛ぶままに首を傾げて。

>>470
「……す、凄い……!
でも、高いんでしょ?」

お約束な様な文言を返し。

472とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:57:08 ID:1prKHKFQ
>>470
「そ・れ・で・も、女の子が怪我増やしたら駄目だって」

ケラケラと笑いながら注意する。
>>471
「いんやー?ただ蝶人ってのはやっぱ綺麗だと思ってね、うん」

よいしょとカバンを持ち上げつつ。

473とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 22:58:40 ID:Ln53jjvg
>>471
「今なら金貨1枚の35回払い――」

高いのか安いのか。

>>472
「そう――?」

474とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 23:00:29 ID:N7sPQPrE
>>472
「え、そ、そう?
た、確かにぃ、自慢の羽根だけどぉ〜♪」

あからさまに照れた様子で。

>>473
「……買っ………
……ニンゲンのお金、よく分からなかった!」

高い安いの判別が付かない様で。

475とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 23:02:44 ID:1prKHKFQ
>>473
「そ、折角可愛いんだしー?」

冗談めかしてそう言う。
>>474
「羽も綺麗だし見た目も人形みたいだし……人間サイズならどれだけ良かったかッッ」

やかましいわ。


「そんじゃ、俺はバイトあるからこれでー。
 そっちの娘も、本棚にゃ気ぃつけてねー」

ふらふらーっと出て行った

476とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 23:08:01 ID:Ln53jjvg
>>474
「――そんな布団はありません」

浮遊しているお手伝い妖精に本を戻すよう要請して。

477とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 23:09:43 ID:N7sPQPrE
>>475
「蝶人をバカにするなー!!」

と言う解釈で、見送った小人であった……。

>>476
「……無いのー!?」

まさかのオチに全力で突っ込む。

478とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 23:11:16 ID:Ln53jjvg
>>477
「残念でした――」

先ほどからずっとだが、声には抑揚が薄い。

479とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 23:15:34 ID:N7sPQPrE
>>478
「だ、騙したなぁ!よくも騙した!!」

こちらはこちらで、感情豊かなのだがいかんせんサイズの所為で声が小さい。

480とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 23:17:43 ID:Ln53jjvg
>>479
「途中で気付くと思った――」

481とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 23:19:33 ID:N7sPQPrE
>>480
「信じてたのに……ッ!!
あ、でも無いんなら作れば良いんだ!」

えらく簡単に言うが。

482とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 23:20:47 ID:Ln53jjvg
>>481
「がんばって――」

眠いのか、ふらふらとそのままどこかへ去っていったとか。

483とある世界の冒険者:2010/09/02(木) 23:25:59 ID:N7sPQPrE
>>482
「……アタシが!?」

驚愕の表情を残し、見送ったそうな……。

484とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 09:31:40 ID:Y1.9HQyI
【A路32F】

「(時空間魔術基礎…応用、後は……これも持って行くか」

A路の32階。本をあさる影一つ

485とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 09:48:57 ID:Y1.9HQyI

「(……然し、…次空間魔術が事務所の運営に必要か?
  いや、空間の拡張という意味でなら…)」

本棚に寄り掛かり、本を読む。

486とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 10:01:13 ID:Y1.9HQyI

「……記憶の合致もあれば、こんなものか
 誰かに教えを請うまでも無かったな……」

ぱたむ、と基礎の本を閉じる。

487とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 10:42:47 ID:Y1.9HQyI
「………―――良し」

ふらり、と"奥"へ消えて行った。

488とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:03:13 ID:Y1.9HQyI
【A路/結構深い層】

「―――完成。パスカヴィルver鄴」

「…さて、そろそろ帰るか。荷物は…ああ、ちゃんとあるな」

図書館の一角で小さく息を吐いてコートを羽織直している少年。
周りには嫌な気配が満ちて、近くの本棚には買い物袋が置いてある。

489とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:04:58 ID:mmwlqM8M
「にゃー!!」
【猫の鳴き声が聞こえる……
 この緊張感のなさと、それなりの層なのにこの声というとあれのペットくらいか】

490とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:09:10 ID:Y1.9HQyI
「…ん…マングースか」

掌から明かりを生み出して周囲を照らして、するすると巨大なナニカの影をしまって

「…と、なるとでし子も居るか」

一応詫びとして美味いケーキとアクセサリーは買って来てやったが、
宿題なんぞ当然出来てる訳も無い。まだ怒ってたらどうしようかなどと考える。

491とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:12:22 ID:mmwlqM8M
「にゃー……」
【のそのそと近づいてきて】

「にゃっ!!」
【ぺちぺちと近くの適当な本をにくきうでたたいている
 話を聞いているのか聞いていないのかが分からない】

492とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:13:51 ID:Y1.9HQyI
「…こら、本を叩くな」
ひょい、と荷物を腕にぶら下げて拾い上げる。

「それとも、また隠し部屋でもあるのか?」
猫に話して解るとは思わないが、聞きながら表情を緩めてマングースを撫でる。

493とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:24:04 ID:mmwlqM8M
にゃぅぅ、ゴロゴロ
【ひょい、と抱えられ撫でられて気持ち良さそうにしている】

みゃー
【その体勢のままばふっと軽く猫パンチ。というよりにくきうパンチ】

494とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:25:58 ID:Y1.9HQyI
「む。」
にくきうパンチをくらう。まぁ痛くはないが。

「…やっぱり可愛いなお前は」
完全にペット感覚で撫でる。普通の動物には本能的に危険を察知され逃げられるのである。

495とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:30:19 ID:mmwlqM8M
みゃぅぅ
【危機感という重要なものが欠如しているらしく、普通にじゃれついてきている】

にゃっ
【にくきうパンチ連打、といっても気持ちいいだけかもしれないが】

496とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:35:08 ID:Y1.9HQyI
「……こらこら、やめないか」
パンチをされて、余り浮かべない笑顔を浮かべる。

小動物は好きだ、可愛いし撫でていて気持ちいい。

497とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:37:02 ID:mmwlqM8M
「にゃぅぅー」
【さっきもにくきうで本をべしべししていたし、かゆいだけなのかも分からない
 でもやはり連打していてもふにふにしている】

498とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:40:02 ID:Y1.9HQyI
「……♪」
楽しそうにマングース(猫)を撫でる。
知り合いにでも見られたらコトである。

499とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:41:11 ID:mmwlqM8M
じーっでし
【本棚の影から言葉に出しながら眺めている人影が一人】

500とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:44:36 ID:Y1.9HQyI
「……何を見ている」

マングースを降ろして、不機嫌そうな表情になって影の方を睨む。

501とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:46:21 ID:mmwlqM8M
「にゃー♪」
【影の方にとてとてと走っていくマングース】

かせいふは見た ごっこでし
【どういう遊びだ】

502とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:48:09 ID:Y1.9HQyI
「…変な遊びを覚えるんじゃない」

ため息を吐いて、そちらに近づく。

503とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:54:31 ID:mmwlqM8M
……えぇー、面白いでしよ
デレデレしてる表情とか
【どこから見てやがった】

504とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 20:57:11 ID:Y1.9HQyI
「……。」

無言で頭を叩く。
見ていたなら素直に言えばいいものを。

505とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 21:05:52 ID:mmwlqM8M
いたいでしっ!!
【プーっと頬を膨らませて不満げに】

506とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 21:11:15 ID:Y1.9HQyI
「なら変な遊びはするな。全く、何処で覚えて来るんだか…」

はぁ、と溜息を吐き出して呆れ気味にそういう。

507とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 21:20:53 ID:mmwlqM8M
本に書いてあったでしっ
でもバラさないで逃げるのが本来のものらしいでしっ

508とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 21:22:28 ID:Y1.9HQyI
「捨ててしまえそんな本」
仮にも図書館の蔵書になんて事を。

「……まぁ、良い。
 ―今日の土産だ、大した物は入って無いがな」

手に提げた紙袋を渡す。用意の良い事だ。

509とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 21:28:47 ID:mmwlqM8M
図書館の蔵書だから司書しゃんに言わないといけないでしよ
【普通にしれっと返す】

宿題はできたでしー?
【……しかし、意地悪な視線で先手を打つ】

510とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 21:31:33 ID:Y1.9HQyI
「じゃあ読むな」
理不尽な。

「……あー、…その、何だ。
 ………俺はどうにも一の感情の機敏に疎くてな………さっぱりと出来ていない」

僅かに言いよどんだ後そう言う。潔い事には潔い。
…ケーキは坊有名店の物で、良い物を買ってある、お詫びのつもりなのだろうか。

511とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 21:48:24 ID:mmwlqM8M
色んな本見なきゃダメでししー……


ばーかばーかっ
【と言いながら紙袋を開ける。中々に子どもっぷりを発揮している】

512とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 21:51:08 ID:Y1.9HQyI
「絵本でも読んでろ、絵本でも」

「……仕方ないだろう。本当に解らないんだ
 馬鹿にするならせめて答えぐらいは教えてくれ」

紙袋の中には…矢張りケーキと、
髑髏をデフォルメした様な髪飾りと、ダイヤ型のネックレスが入っていたりする。

513とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 22:00:41 ID:mmwlqM8M
そんなに子どもじゃないでしよーだっ

いっしょー悩めでしー
【プーっとむくれた様子で】

もきゅもきゅ
【とか言いつつもケーキは頬張っていたり】

514とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 22:07:21 ID:Y1.9HQyI
「……やっぱり子供扱いが嫌だったのか?」

微妙にズレている、惜しいのだ。
ヒントでも与えれば気付きそうなものだが誰かに相談しなかったんだろうか。

515とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 22:14:27 ID:mmwlqM8M
もーいいでしよーだ
【完全にスネながらケーキを食べている】

まぁいっぱい貢いでもらえてるからそれでどっこいってことにするでし
【ネックレスなども見ながらそう漏らす】

516とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 22:16:47 ID:Y1.9HQyI
「…………」
思考、思考。ネックレスで喜んでいたりする事も見て考えて

「……まさかとは思うが”女の子”扱いして欲しかったのか?」

遅 い 。

517とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 22:19:20 ID:mmwlqM8M
今更遅いでしよーだ
【ぶーっと頬を膨らませながら】

518とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 22:22:05 ID:Y1.9HQyI
「……その、悪かったな。
 今度からはちゃんと"女の子"扱いしよう」

流石に如何して怒ったのか理解した様で、素直に謝罪する。
…が、またからかわれるので不用意にそういう事は言うものでもない。

519とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 22:29:00 ID:mmwlqM8M
そういうのは、あからさまに言うものでもないと思うでし
【やはりスネた様子のままで】

それと、まんぐーすのにくきうは渡さないでしよっ!!
「にゃぅ」
【近くに擦り寄ってきたマングースのニクキュウを弄り始めながら】

520とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 22:31:59 ID:Y1.9HQyI
「……む」
「……行動で示せば良いか?」

こういう時はどうすれば良いのか。…と、記憶の中を探ってみた結果。

「む…マングースはお前の物ではないだろう」

521とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 22:36:50 ID:mmwlqM8M
……軽はずみに出られても困るでしけど
【若干のジト目で】

ジャキがいない間はいつも一緒にいるでしよーだ
マングース飼ってるのは私でしから
【さっとジャキから遠ざけるようにまんぐーすを抱えたり】

522とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 22:38:37 ID:Y1.9HQyI
「………今度から、という事だ。
 別に今何かしようなどと思わん、大体そういうのは苦手なんだ」
確かに女子耐性は無さそうだ。…と言うか少し照れている。

「む………ほらマングース、こっちに来い」

ちょいちょい、と呼んでみる。

523とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 22:42:49 ID:mmwlqM8M
言われるまでーってのは直すべきでし

「にゃー♪」
【……二人の話を聞いているのか聞いていないのかわからないが、近くの壁をにくきうでたたいている】

524とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 22:45:33 ID:Y1.9HQyI
「…む……最大限努力はしよう」

しかめっ面。

525とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 22:51:51 ID:mmwlqM8M
まったく、そんなんだから彼女できないんでし
【ニヤニヤ笑いながら】

にゃーにゃーにゃー!!
【べしべしべしべしべしと壁を叩いている】

526とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 22:54:10 ID:Y1.9HQyI
「……彼女なんぞ要らん。大体、俺の何処にもそんな資格は無い」
そこに対してはヤケに冷めた対応。

「…こらこら、止めなさい」
と、止めようと。

527とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 23:01:07 ID:mmwlqM8M
…ふーん、でし
【少々無関心そうに】


「にゃー!!!」
【よーくみると、まんぐーすはにくきうを……蚊に刺されたらしい
 さぞ無防備な姿で寝ていたのだろう】

528とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 23:03:45 ID:Y1.9HQyI
「…人殺しが自分だけ幸せになろう、だなんて。身勝手にも程がある」
自分に言い聞かせるようにでし子に聞こえない様に小さく呟く。

「ああ…虫に刺されたのか…どれ」
簡素な治癒魔法を掛ける。毒素とかを抜く魔法だ。 …痒みに効くかは知らないが。

529とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 23:17:05 ID:mmwlqM8M
……まぁいいでし
っと、マングースがさっきからバタバタしてるでし
【ようやく解放する】

「にゃうぅぅ!!」
【刺されたことによる腫れでかゆいらしい
 べしべし床を叩いている】

530とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 23:22:05 ID:Y1.9HQyI
「………
 ん…ああ、虫に刺されたみたいだな。痒いらしい」

マングースを見た後、

「司書に言えば痒み止めぐらいは貰えるんじゃないか、時期何だろうし…」

531とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 23:31:51 ID:mmwlqM8M
……なるほどでし
ししょしゃんならきっと持ってるでしねっ
【マングースをかかえて上階へとあがっていった】

532とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 23:33:27 ID:Y1.9HQyI
「ああ、多分n……もう行ったか」

「……折角面白い術式があったから、聞きたい事があったんだが…ま、次で良いか」

自身も上へと上がっていった。

533とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 22:16:58 ID:OtnCmOrY
「……駄目だね、煙草が無いと」
困ったようにぼさぼさの頭を掻きむしりながら、足元に散らばった本を拾い集める男。
こんな所でも白衣だ。

534とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 22:20:22 ID:RVXP0Q82
「……。
……元の形から崩れる。それに足すとする。
それがまた食われるとする。……だとしたらどうなる?どこが欠ける?」

魔術に関する書物。
主に効率の面で今は使われる事も少ない術式ばかりを集めた、稀有な本。
それに眼を通しながら、青髪の男性が呟く。

535とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 22:23:21 ID:OtnCmOrY
>>534
「ああ、そこの君、ちょっとすまない……っと」

ヴィジャの足元に落ちた本を取るためにふらふらと近寄り、座り込んで拾う。

536とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 22:27:41 ID:RVXP0Q82
>>535
「……お?」
コツリと足に当たる感触に顔を上げて

「……あー。わりわり。」
足をずらし、拾い易い様に。

537とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 22:30:08 ID:OtnCmOrY
>>536
「いやあ、こちらこそ申し訳ない。全く、煙草が切れるとすぐこれだ」

どうやら、かなりの中毒であるようだ。

538とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 22:35:25 ID:RVXP0Q82
>>537
「ここじゃ吸えねぇからなー。
ま、ヤニ汚れた本ってのも締まらねぇし、仕方ねぇ。」

視線は本に向けたまま、頁を捲って言葉を返す。

539とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 22:38:32 ID:OtnCmOrY
>>538
「困ったものだよ……」

本を棚に戻しながら。
それ以上話すのも良くないと考えたのか、押し黙る。

540とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 22:44:00 ID:RVXP0Q82
>>539
「……ったくだ。」
小さくため息を吐き

「……なぁ、お前さん学者か?」
彼の行動に反して不意に、こちらから声を掛けた。

541とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 22:46:52 ID:OtnCmOrY
>>540
「……」
ふう、と息を吐き。

「まあ、一般的にはそうなるかな。大したことはしていないけどね」

542とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 22:54:50 ID:RVXP0Q82
>>541
「じゃ、一つ質問なんだけどよ。」

「術式を喰う術式……Aで良いか。それがあったとする。
それで欠けた術式を魔法で元に戻すとする。
そーなってまたAが術式を食いだしたら、元に戻した部分が食われんのかなーと。」

543とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 23:02:47 ID:OtnCmOrY
>>542
「その情報だけだと断片的すぎるし、正確な所は分からないけど」
読んでいた本をぱたりと閉じて。

「基本的にはそう言ったことはないように思う。そうだね、例えば山のように巨大なチーズの中を、穴を掘るように食べ進む大鼠がいるとするだろう?そいつが食い荒らした穴に後ろからこっそり別のチーズを入れても、きっと鼠はわざわざ振り向いてまで新しい方を食べたりはしない」

勿論、中にはわざわざ振り向いて食べるように育てられた鼠もいるけど、と付け加え。分かりにくい比喩だ。

544とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 23:10:38 ID:RVXP0Q82
>>543
「……やっぱそーなる……のかな。
良くは分からねぇけど、んな器用な真似が出来ねぇってなると……。」

「……出来るな。」
その答えに何かを見出した様で、眼の色が少し変わる。

545とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 23:13:17 ID:OtnCmOrY
>>544
「あくまで一般論だからね。例外はいくらでもあるし、決め付けるのはよくない」

「そうでもないさ」
ははは、と苦笑いして。

546とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 23:18:42 ID:RVXP0Q82
>>545
「……ま。
考えちゃいたんだけど、自分の持ってるモンをバラさねぇとどうにもなんねぇ。
だから調べてたんだけどよ……どーしたもんか。」

察するに自分の持ってる術に関して、色々と考察している様だ。

547とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 23:25:00 ID:OtnCmOrY
>>546
「残念ながら、詳しい事情を知らない僕はあまり力にはなれなそうだけど」
小さく肩を竦める。

「本に載っていないほどの術か……ふうむ……」

548とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 23:29:44 ID:RVXP0Q82
>>547
「まー何だ。
迂闊に話したら首飛ぶから言わねぇ。」
からからと笑いながら言い

「古臭ぇモンらしい。
ったくいー迷惑だぜ。」
頭に後ろ手を組ませて嘯く。

549とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 21:31:52 ID:qvyy6Nvg
「えーっと『収縮薬』が載ってる本はっと…」

「あ、これか」
白いローブを付けた黒髪ロングヘアーの少女、
夜の図書館にて本を読み始める

550とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 21:40:09 ID:fgpQhGVk
あー、かったるい・・・
(魔物関係の書物を読みながらダルそうに呟いた)

551とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 21:42:21 ID:glXbMUhM
>>549
「(……静かで良いとこだとは思うが……落ちつかねぇな。)」

【そんな夜の図書館に入ってくる赤茶の癖毛にパンダ目の男。
サーベルや酒などを腰に差しており見た目からして図書館を利用するような人間には見えない。】

552とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 21:45:09 ID:qvyy6Nvg
>>550
「宿題?」
めんどくさそうにしつつも書物を読み進めている様子から、
思い浮かんだことを口にする少女

>>551
「サーベル+酒… 地下迷宮の探索?」
そうとしか思えず

553とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 21:48:42 ID:glXbMUhM
>>550
「(図書館に来ている時点で十分、だとは思うがな。)」

【だるそうな姿を見るも、ちゃんと本を開いているところに
感心しつつ、なんとなく本棚に目を向ける。】

>>552
「あぁ、なるほど。そーいう目的で来る場合もあンのか。」
【思い出したかのように、その言葉に続けた。】

「……よっぽどの物好きだろうな、ンな奴ぁ。」

554とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 21:52:42 ID:fgpQhGVk
>>552-553
んー、あー、宿題ってわけじゃないんだよ
ツレが2人、逃げ出しちまった見世物用のやたら強い魔物にボッコボコにされてな
対策法がないか探してんの
(パラパラとページを捲り、頬杖をつきながら言う)

555とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 21:56:59 ID:qvyy6Nvg
>>554
「うわ、お気の毒様 何て言う魔物に?」

>>553
「E・F路に潜る人は特にねー 
 だけど宝物落ちてるらしいよ、地下迷宮… その反応からして普通の読書?」

556とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 21:59:52 ID:glXbMUhM
>>554
「(へぇ、見世物用の魔物に…………え゛。)」
【自分の本を探しながら、その話を耳に挟む。】

「……ちょ、ちょっと、アンタっ!」
【本を探すことを中断し、その話に割り込もうと。】

>>555
「まぁ、宝モンが手に入る以前にヤられちゃ意味ねぇしよ。
ンな危険を冒さねぇのが、一番の上策ってモンよ。」
【サーベルを差している割に、好戦的ではないらしい。】

「あぁ、……まぁ、読書……だな。うん。」

557とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 22:07:35 ID:fgpQhGVk
>>555
フルメタルゴートとタイラントワームだ
前者はアホみたいに堅い毛で全身覆われたヤギで、後者は何でも食っちまうバカでかいゴカイだ
>>556
んあ?なんだよ
(本から目を離しそっちを見る)

558とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 22:11:37 ID:qvyy6Nvg
>>556
「おお、見た目的に危険を冒すと書いて冒険者なのに…」


>>557
「フルメタルゴート… うーん、遭遇したことないなぁ
 雷属性の魔法を体に流し込んでみたら? 雷属性に耐性ないんならそれが効くと思うけど…
 後タイラントワームは… 爆弾食べさせちゃったら?」

559とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 22:16:36 ID:glXbMUhM
>>557
「あぁ、突然で悪いな。
……その"見世物の魔物"ってーのに、亀と魚のタッグが居やしなかったか?」

【一言断りを入れる。見世物の魔物に覚えがあったのか尋ねる。】

>>558
「生憎、その手のモンからは手を引いたンでね。
……今じゃ、イカしたプーってところよ。」

【姿は如何見ても冒険者であるが、既に引退した身であるらしい。
まだまだ、若くみえるが……。】

560とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 22:20:22 ID:fgpQhGVk
>>558
んーアタシもそう思ったんだがツレが言うにはフルメタルゴート自身が雷を使うらしいし、タイラントワームの方は炎の塊を口の中に投げ込んで呑み込ませたらしいが大して効果はなかったらしいんだなこれが
(お手上げ、といったように両手を上げひらひらさせる)
>>559
ん?あぁバリスタートルだな
何で知ってんの?

561とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 22:24:16 ID:qvyy6Nvg
>>559
「イカしたプー… おお、あの有名な熊の… え、違う?」

「怪我か何かで?」

>>560
「んじゃあ毒属性の魔法でジワジワと弱らせるとか…
 炎飲み込んじゃったのか〜 なら普通に戦うしか…」

562とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 22:27:26 ID:glXbMUhM
>>560
「単純に遭遇して、戦ったからよぉ。
…………そんな気はさらさら無かったンだが……。」

【当たってしまったことに残念そうに額に片手を置く。
本人的には間違っていて欲しかったらしく。】

>>561
「よく言われるが、断じて違うな。」

「……あ゛ー、まぁそんなとこだな。」
【頭をもじゃもじゃと掻きながら、言葉を曖昧なものに。】

563とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 22:31:09 ID:fgpQhGVk
>>561
フルメタルゴートはごり押しでなんとかなりそうな気もするけど、
タイラントワームは普段砂の下だからねぇ
>>562
あぁ、ヨツマが言ってた助っ人ってアンタか
一人じゃどうにもならんかったから助かったって言ってたよ

564とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 22:37:20 ID:qvyy6Nvg
>>562
「まぁ、そっちのプーは嫌がらせの道具だもんね 職安に設置するだけでかなりの嫌がらせに…」

「ほほぉ、失業者ってことは現在求職活動中で…?」

>>563
「ん、砂の下…? そういうモンスターって水属性に弱いとかなんとか聞いた覚えが…」

565とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 22:41:21 ID:glXbMUhM
>>563
「あいつ、ヨツマってのか。

……いや、助っ人になったつもりは無いぜ?
それに、どっちか、てと助っ人になったのは俺じゃなくもう一人の方だろ。」

【苦戦しただけに思い出して、ため息をついた。】

>>564
「なんか、俺じゃねぇのは解ってるが疫病神扱いされた気分だぜ。」

「求職?……ンな面倒なことなんかしねぇよ。
それに求職してたら、わざわざ自分を"イカしたプー"とか言わねぇさ。」

【いやいや、と否定を示すように手を振る。】

566とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 22:45:27 ID:fgpQhGVk
>>564
でも砂は砂でも砂浜だしなぁ・・・ゴカイだし
>>565
ん?あぁ、カンドリヨツマっていうんだとよ
偽名らしいがな
もう片方はバリスタートル倒して帰って来た時は助かったとか言ってたけど、
こないだ街であったらしくて何があったのか知らんけどもう片方のに対しては怒ってたなぁ

567とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 22:49:46 ID:qvyy6Nvg
>>565
「あ、ごめん」


「… それプーっていうよりもニートじゃないかな?」

>>566
「オウフ… ごめん、これ以上は思いつかないや」

568とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 22:55:10 ID:glXbMUhM
>>566
「偽名じゃ、おぼえてもしょうがねぇな。
そりゃ、逃げ出した奴らの後始末の手伝いをさせられたようなモンだしな。」

【うんうんと理解できると言わんばかりにうなずいて。】

>>567
「あン、そーいう奴って自分から働こうともしねぇ奴のことだろ?
……だったら、俺は違うな。」

【一応、働いてはいるらしい。しかし、求職もしていないのだから
働けるところなんて限られてくる。】

569とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 23:03:19 ID:fgpQhGVk
>>567-568
大した収穫はなかったけどあたしはそろそろ帰るわ
悪いけどもしまたどっかで脱走モンスターと戦ってんの見たら協力したげて
(それだけ言うと女は本を戻してそのまま立ち去った)

570とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 23:06:07 ID:qvyy6Nvg
>>568
「だけど失業者って『働く意思も能力もあるのに仕事に就けない人』って意味だよ?
 あー…でもやっぱりプーの方が言葉的に似合うね。」

>>569
「役に立てなくてごめんね」

571とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 23:10:51 ID:glXbMUhM
>>569
「いや、悪いがそりゃ勘弁だ。
あんなの相手にするなんて、何度か繰り返したら身がもたねぇ。」

【わが身が大事なのか、きっぱりと否定をした。】

「あ、またな。」
【去っていこうとする女性を手をひらりと挙げ見送った。】

//おつかれさまでしたー。

>>570
「ンな辞書引いたような言葉で言われてもな。
とにかく、俺ぁ、定職にはついてねぇってこった。

……今は専ら、クエストでの収入よぉ。」

【冒険者としての感覚はまだあるのか、クエスト収入が主らしい。
結局、冒険者と同じことをやっている。】

572とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 23:17:36 ID:qvyy6Nvg
>>571
「実際辞書で引いた言葉。 クエストが収入源… 日雇い労働者のほうがぴったりだなぁ」


「さてと、 そろそろ帰らないと危険… もう危険な時間帯だけど、
 この辺で失礼するよっと」
手に持っていた本を本棚に戻すと、図書館から出ていく少女

573とある世界の冒険者:2010/09/14(火) 23:22:45 ID:glXbMUhM
>>572
「そーいうのは傭兵って言うのさ。腐れ縁が居るからよくわかる。
あぁ、そうだな。ま、気をつけるこったな。」

【時間を見て、同意し去っていく少女を見送った。】


「…………さて。」
【少女が去った後、改めて本を探し始める。
探し続けて暫く経ち、手に取ったのは……"基本の料理大全集"。FO】

574とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 21:00:41 ID:3QsU8eGc
……ふへぇー、今日の仕事粗方終わり
【地下ダンジョン・A路から何かやりきった表情で出てくる赤髪の少女が一人】

うん、料理の本の新書でも見に行きましょう
【喜々とした表情で料理の本のコーナーへと歩いていく】

575とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 21:25:34 ID:vWGtaywE
輝く長い銀髪と意志の強そうな碧眼が目を惹く襤褸を纏った小柄な女が
伝承を取り扱う区画でウロウロ。

576とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 21:29:26 ID:3QsU8eGc
>>575
……
【ジーっと一所懸命に料理本を見ていたが、銀の長髪が同じ場所でチラチラしているのが気になって振り向いた】

……お仕事っと
【パタンッと自分の読んでた本を閉じて小柄な女性へと近づいていき】

何かお探しですか?
【とニコニコしながら声を投げる】

577とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 21:31:26 ID:vWGtaywE
>>576
「ぅん?」
女がルシェリーの声に反応し振り返る。

「あ、いやな、無いものだな・・・と思ってな。」
困った様な、安心したような、そんな表情で微妙に情報が足りない呟きを。

578とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 21:33:41 ID:3QsU8eGc
>>577
……?
【ちょっとだけ首を傾げ】

タイトルを言ってくだされば、あるかないかはすぐにお教えすることが出来そうですが
【トンッと軽く自分の胸を叩きながら】

579とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 21:37:54 ID:vWGtaywE
>>578
「いや、タイトルは知らない。」
「と言うか如何伝えられているのかも定かではなくてだな。」
「・・・まあ3日3晩読んだ限りでは無さそうだから良いんだ。」

580とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 21:39:00 ID:3QsU8eGc
>>579
んー
……地下は見ました?
【魔物も出るといわれるダンジョン。
 本来自分の管轄はそちらであるということは伏せつつ尋ねてみる】

581とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 21:42:30 ID:vWGtaywE
>>580
「あー・・・いやその行ける所までは・・・・・・」

視線が泳ぐ女。
大して深くまでは行けなかったのか、それとも・・・

582とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 21:44:39 ID:3QsU8eGc
>>581
……?
一応、ダンジョン内部のものも把握してるんで
本当に今すぐ欲しいというのなら言ってくれると助かるのですが

583とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 21:49:39 ID:vWGtaywE
>>582
「いや、構わない。見つからなければ見つからないで良いものだから。」
「もし誰かが見つけたら・・・それはそう言う運命なのだとアイツも言うだろうから。」

アイツ、辺りで随分と遠い目をする女。

584とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 21:51:42 ID:3QsU8eGc
>>583
……?
【なんのことだろうか、と首をかしげつつ】

急を要さないならジックリ。同じ分野の書物を読んでみるのもいいかもしれませんね
【まぁ、話が分かっていない司書の少女としては適切なアドバイスの類だろう】

585とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 21:55:08 ID:vWGtaywE
>>584
「そうだな、まあ其れも良いんだろうが・・・所で妙に此処に詳しそうだが。」

586とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 21:57:51 ID:3QsU8eGc
>>585
えぇ……一応、司書をやらせていただいてますっ
【と、ニコニコ笑いながら】

ノルマを達成したら何してても良いって制度なので
【……ロビーの人たちは忙しそうだが】

587とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:04:26 ID:vWGtaywE
>>586
「司書、か。ふむ・・・」
何か考え。

「ん?・・・ノルマって何だ?」

588とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:06:55 ID:3QsU8eGc
>>587
えっと、通常区とは違ってダンジョンの司書はノルマ制なんですよ
戻すのも棚の整理も大変なので
【苦笑しながら。こんな娘があのどれかの路の管理人とでもいうのか】

589とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:09:15 ID:vWGtaywE
>>588
「・・・、・・・、・・・すまん、後で確り清掃しておいてくれ。」

視線を逸らしながら呟いた!

590とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:11:25 ID:3QsU8eGc
>>589
あ、私の管轄はA路なので他の道だったら他の方が……

もしかして、死骸が散乱してるとかですか?
【A路は魔物が出る道である】

591とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:12:50 ID:vWGtaywE
>>590
「あー・・・いやそのまあそんな感じだ。」

592とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:18:07 ID:3QsU8eGc
>>591
それなら、いつも通りですよ
【そういえば、清掃中って襲われやしないものだろうか】

593とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:19:55 ID:vWGtaywE
>>592
「そ、そうか、なら安心だ・・・」

いやまあ行けば分かるが何時も通りを越えた惨状であるが其れは又別の話。

594とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:26:24 ID:3QsU8eGc
>>593
それに私、それなりに仕事速いですもん
【ふふん、と胸を張る
 彼女が次の日、ノルマ達成が危くなるのはまぁ言うまでもないだろう】

595とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:28:58 ID:vWGtaywE
>>594
「ふぅ、何か肩の荷が下りた様だ。」

ああ、知らないって素晴らしい。
女は既に全てが解決したような気になっている!!

596とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:33:06 ID:3QsU8eGc
>>595
……そうですか
他にお困りでないようでしたら私はもう料理の本を見に戻りますがっ

597とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:36:41 ID:vWGtaywE
>>596
「あ、それは済まなかった。戻ってくれ。」

苦笑している。
どうも勢いが微笑ましかったらしく。

598とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:42:14 ID:3QsU8eGc
>>597
そういえば、料理などはなさりますか?
【鼻歌でも歌いそうな雰囲気でちょこっと移動したが、振り向いて】

599とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:51:40 ID:vWGtaywE
>>598
「・・・いや、あまり。」

実は全く。

600とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:53:48 ID:3QsU8eGc
>>599
そうですか……
何か得意料理があったらお話できればなぁって
【少し残念そうにしながら】

601とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 22:57:45 ID:vWGtaywE
>>600
「あ、あー・・・それはまあそのすまなかった。」
無駄に矢継ぎ早。

602とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 23:08:53 ID:3QsU8eGc
>>601
いえいえ、誰もが興味あることでもないですしね
【と、笑いながら】

あ、そうだ。参考までに聞きたいことが

603とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 23:10:17 ID:vWGtaywE
>>602
「ん・・・参考とな?」

604とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 23:11:12 ID:3QsU8eGc
>>603
好きな洋菓子と和菓子を一品ずつ

甘いもの練習中なので、色んな人の好きなものを作れるようにと!!

605とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 23:15:39 ID:vWGtaywE
>>604
「・・・あー、うー、えーっと・・・その、何だ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・し、知らないんだ。」

暫くの沈黙の後、女はそう答えた。

606とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 23:18:13 ID:3QsU8eGc
>>605
あらまぁ……
【少し、驚いた様子で】

なら今度食べます?
A路の友達の為に作って持ち込むことも結構あるんですよ

607とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 23:21:24 ID:vWGtaywE
>>606
「・・・そうだな、機会があればお願いしたい。」

608とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 23:23:13 ID:3QsU8eGc
>>607
今日はないですが、大抵の日は友達のためにお土産を用意してるので、またここで会えれば
【ニコニコとした笑顔で】

609とある世界の冒険者:2010/09/17(金) 23:24:59 ID:vWGtaywE
>>608
「ああ、また来る・・・きっと。」

そう言うと女は背を向け去っていったそうな・・・

610とある世界の冒険者:2010/09/18(土) 04:42:34 ID:eboKU6mc
【ロビー】

「(…術式構成定理に上書きをして、…強い魔力…、持続的にするなら矢張り媒介が必要だな。
  と、なるとまたスパーダに…いや、いっそ自分で作るというのも在りか、しかしそれだと待たせる事になるな…)」

ロビーにて、深層から持ち帰ったと見れる大量の本を読み耽る陰が一つ。

611とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 21:48:05 ID:1SeeVxmY
ポンチョを纏った銀ウェーブボブの女性が伝承関連の本を読んでいた。

「ありきたりだけど、信憑性はあるのね・・・」
『だね、これはいよいよもってヒト斬り刀の化生かな。』

賛同しているのは本の隣に置かれた歪んだ刀身の不可思議な片手剣であった。

612とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 22:00:06 ID:6fghrpRY
「…………。」

夜も良い時間だと言うのに、寒色の髪に紫の魔女装束を纏った女児が入って来る。
暫く辺りを見回していたが、次第に空いた席を見つけてそこに腰掛けた。

613とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 22:05:15 ID:1SeeVxmY
>>612
「あら、勉強熱心な。」
『・・・いや、こんな時間に不自然だと思わないの?』
「え?」
「え〜・・・」

非常識と常識のコンビは漫才を始めた!・・・双方大真面目だが。

614とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 22:07:01 ID:6fghrpRY
>>613
「…………あ。」
漫才かどうかはさて置き、声の方へと振り向いた女児は

「……こんばんは……です。」
丁寧に一つ挨拶してから本棚へと向かう。
近所に噂が立つなら、よく出来た子とでも言われていそうだ。

615とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 22:12:15 ID:1SeeVxmY
>>614
「はい、こんばんは。」
笑顔で対応するボケ担当。
元々雑貨屋であった為かスマイルは0円、完璧である。

『あー・・・こんな時間にお勉強?』
若干警戒しているのは突っ込み担当。

616とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 22:14:22 ID:6fghrpRY
>>615
「…………。」
こちらと言えば、無表情にほど近い面構えである。
何処かしら透明感すら漂う様な。

「……もじの……おべんきょうです。」
コクリと頷くと、共通語辞書を両手で抱えて席へ。

617とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 22:25:46 ID:1SeeVxmY
>>616
「文字?・・・古代語?」
『発想が飛躍しすぎ・・・』
「冗談よ、冗談。で、何の文字なのかしら・・・」
興味津津、近寄っていく女。

『忘れ物〜・・・』
置いてきぼりの剣。

618とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 22:28:36 ID:6fghrpRY
>>617
「……?
……おうこくの……きょうつうご……です。」

「……スキアー……字が、あんまり……です。」
ゆらりとそちらへ顔を向けながら。

619とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 22:30:58 ID:1SeeVxmY
>>618
「成程、それでお勉強なのね。」
うんうん、と頷く。
「私もやらされたな〜・・・共通語でしょ、古代語でしょ、精霊語にモケルパ語・・・」
昔を思い出してしみじみしてるのが一名。

『・・・お〜い』
最早ガン無視されている剣。

620とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 22:32:20 ID:6fghrpRY
>>619
「……ちゃんとおべんきょうしないと……パパにおこられる……です。
……何か……声が……するです……?」

声の主が二つでない事に気付いたか、不思議そうな声で首をかしげて。

621とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 22:36:10 ID:1SeeVxmY
>>620
「あらら、厳しいのね・・・家庭教師でも雇ってあげるべきだと思うけど。」
後半は小さな独り言である。

『声・・・?』
暇すぎて周囲の状況を感じるしか無かった剣。

622とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 22:37:51 ID:6fghrpRY
>>621
「……でも、パパすきです……。」
お父さんっ子である。

「…………高い声が、する……です。」
キョロキョロと辺りを見回して。
……何も聞こえないが。

623とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 22:46:04 ID:1SeeVxmY
>>622
「あら、それはそれは・・・家族っていいものなのね。」
そこら辺はよく分からない身の上。

『・・・あれかな、子供にしか聞こえない波長とかの。』
「何それ?」
『そーいう、音があるの。』

624とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 22:51:16 ID:6fghrpRY
>>623
「……スキアー……かぞく、パパしかいません。」

説明しよう!スキアーとは嫉妬の精霊たるドロシーから生まれた残滓である!
見た目相応、生まれたてで子供の様に純粋だ!

「たかすぎるおとは……大人の人のみみにはきこえない……ってパパが言ってました……。」
意外と物知りだった。

625とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 22:57:43 ID:1SeeVxmY
>>624
「そう、私はアスしかいないわね。」
そう言って剣を持ち上げた。

『うお、博識ぃっ!?』
「・・・なにこれまけたきがするんだけど。」

626とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 23:04:11 ID:6fghrpRY
>>625
「…………??
けん、です……?」
見たままのそれを、不思議に思い。

「……いちまんよんせんデシベル……ぐらい、だったと思うです……。
でも、こじんさもあるってパパが……。」

パパが博識なのだろう。

627とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 23:07:02 ID:1SeeVxmY
>>626
「見た目はね?」
『ところが僕は元人間だったりします。』
よくある陰謀やら何やらで少しヒトと違う人生を歩んでいる2人。
まあ、それが彼女らにとっての日常であるので悲観とかは無縁である。

『何それ詳しい!』
「・・・今すぐ図書館にある雑学関連本を読破したくなるわ。」

628とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 23:14:40 ID:6fghrpRY
>>627
「……えっ。」
元人間。どうしてそう言う経緯で剣の形を得たのか想像に難いらしい。

「……おべんきょう……すきです……。」
コクコクと頷きながら。
ほめられれば、やはり少しは嬉しそうだ。

629とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 23:21:45 ID:1SeeVxmY
>>628
「世の中色々あるのよね。私も厳密には人間辞めちゃったし。」
『世界は広いんだよ、うん。』
笑顔で語る。

『いい事だね、生涯学習って言うし。』
「え、なにそれ・・・もういい自分で調べる。」


『・・・と言うか聞こえてた声の事、僕ら忘れてない?』

630とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 23:27:00 ID:6fghrpRY
>>629
「……スキアーも……にんげん……ちがいます。」
やはり感情の起伏に乏しい表情で、首を縦に振り。


『タスケテー……!』
「……あ。」

一度声が止んだ時だった。
ほんの微かに耳を澄ませば、確かに声が聞えて来る。

631とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 23:39:03 ID:1SeeVxmY
>>630
「あら、偶然ね。」
『類友なのかなあ・・・』
のんびりとしていたが・・・

『!』
「・・・楽しい時間はお終いね?」
トラブルに慣れているのか、対応が早い。
声がした方へ駆けだす女。

632とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 23:47:24 ID:6fghrpRY
>>631
「……こっち……です……。」

A路の入り口が近い。
中に迷い込んだ子供が襲われたのだろうか。
……と思いきや

「あれ……?」
『こぉっちだってばー!!』
今度は、後ろから声が聞こえたぞ。
一体何処に居るんだ。

633とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 23:49:19 ID:1SeeVxmY
>>632
「・・・ええと、上?」
『下かも。』

足を止め混乱中。

634とある世界の冒険者:2010/09/25(土) 23:58:33 ID:6fghrpRY
>>633
「……した……?」

『ほ、本に挟まってるんだってばぁー!!』

やっと、状況が見えそうな言葉が聞こえて来た。
下。本棚に近い所から声が。

635とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 00:00:46 ID:mBp.SEN.
>>634
「・・・如何言う事かしら。」
『いやあ・・・偶にあるみたいだけどね。』

一応罠の可能性も考え慎重に近寄っていく。

636とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 00:07:21 ID:TjI3CcVg
>>635
「……。」

「…………。」
『こらー!助けてってばー!』
本棚の一角。
そこに出来た山の中に声はあった。

「………………。」
『死んじゃうからー!!』
本の中から、蝶の羽が見え隠れ、じたばたと暴れている。

「………………………。」
『ちょっと馬鹿にしてんの!?』
尤も、目の前の女児は見ているだけだが。

637とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 00:12:48 ID:mBp.SEN.
>>636
「・・・えーっと、妖精の類かしらね。」
『かなあ?』

ツカツカ歩み寄って本を一冊どけてみた。

638とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 00:14:56 ID:TjI3CcVg
>>637
「……あ。」
『ぷあぁ、助かったぁ!!』

網から逃げる虫の様に、本の隙間から妖精まがいが這い出て来た。

639とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 00:19:13 ID:mBp.SEN.
>>638
「・・・え、助けちゃだめだった?」

少女の「あ」に若干眉をひそめる。

640とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 00:25:46 ID:TjI3CcVg
>>639
「…………。」

ふるふると首を振る。
目の前のそれが始めて見たモノだとか、そう言う不思議そうな表情をしている。

『ちなみに、アタシ妖精じゃないから!』

641とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 00:27:01 ID:mBp.SEN.
>>640
「騙したわね!」
『いや、その切れ方は如何かな、ベル・・・』

ジャキン、と剣と言うかアスを妖精もどきに向けた。

642とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 00:34:01 ID:TjI3CcVg
>>641
『えぇ、ちょ!?何なんで!?』
「…………;」

オロオロとした様子のスキアーと、困惑する妖精の図。

643とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 00:40:15 ID:mBp.SEN.
>>642
「とまあ冗談はさておいて。」
『・・・御免、最近ストレス溜まってるらしくって、奇行が目立つんだ。」
「失礼ね。」
『はぁ・・・』

ため息混じりの剣と本気で冗談のつもりだったらしい女。

「で、何が如何してああなってたのかしら。」

644とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 00:45:59 ID:TjI3CcVg
>>643
「……すとれす……です?
……ハーブが…よく聞く……です……。」

コクコクと頷きながら。

『ニンゲンの事をべんきょーしてたら、本が落っこちて来たのよ!』
両手で大げさなジェスチャーをして説明。

645とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 00:48:57 ID:mBp.SEN.
>>644
『そうだねえ・・・帰ったら淹れるかなあ・・・』
こっちも違う種類のストレスがたまってそうである。

「人間の事ねえ・・・無知で傲慢で尊大な種族についてだったら色々知ってるわよ?」
「とりわけ黒い部分は。」
毒しか吐いて無い。

646とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 00:57:15 ID:TjI3CcVg
>>645
「……剣のひとのほうが……たいへんそう……です。」
ここまでのやり取りを子供なりに観察した結果。

『それは要らない。』
即答であった。

647とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 00:58:12 ID:mBp.SEN.
>>646
『あはは、まあねえ。』
性格的な問題でもあるが。

「なんですと。」

648とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 01:04:49 ID:TjI3CcVg
>>647
「……しらが、はえてない……です?」
剣に白髪がある物か。

『チャルは普通のニンゲンを知りたいの!
あ。ヤバい。そろそろ帰らないと……


……の前に本を片付けないと。』

649とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 01:12:28 ID:mBp.SEN.
>>648
『どうかなあ・・・見てみようかあ』
ぼむ、と白煙を巻き上げて剣が消え、
何処にでも居そうな平凡な青年が突っ立っていた。

「普通ねえ・・・ふつうってどんなのかしら。」
「・・・手伝うわよ、また潰れそうだし。」

650とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 01:22:52 ID:TjI3CcVg
>>649
「…………!?」
ぎょっとした表情でその様子を見る。

『あ。アリガト……!』
一つ礼を言うと本を片付け始める。

『フツーはフツーだよ!』
そんな事を言いながら。

651とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 01:24:19 ID:mBp.SEN.
>>650
『ん?』
本当にどこにでもいそうな王都民に見える。

「・・・分かんないわ、普通。」
ぼやきながら片づける。

652とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 01:35:54 ID:TjI3CcVg
>>651
「……け、剣じゃなくなったです……!」
見てはいけない物を見てしまった表情。

『牛飼いさんの家とかさ!』
両手で確りと本を持ち片付ける。
この大きさでは引越し状態だが。

653とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 01:38:00 ID:mBp.SEN.
>>652
『正確に言うと今の僕は剣霊だからね。』
『化生の中には人化するものが多いし。』
にこにこと解説中。

「それ普通なの?・・・うーん。」

654とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 01:39:36 ID:TjI3CcVg
>>653
「……け、剣の人が人です……!」
ショックを受けている様子。
女児、新たなる体験。……言葉がおぼついてないが。

『チャルの家の近くにはいっぱいいたよ!』
無論、王都の外は自然に囲まれた場所であるからして。

655とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 01:41:44 ID:mBp.SEN.
>>654
『ありゃりゃ、ちょっと混乱中?』

「んじゃなによ、雑貨屋とかは普通じゃないわけ?」

656とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 01:48:36 ID:TjI3CcVg
>>655
「……し、しんこきゅう……。」
落ち着く事が肝要。と息を吸ったり吐いたり。

『ううん?フツー!』
あっけらかんと言い放った。

657とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 01:50:33 ID:mBp.SEN.
>>656
『うんうん、深呼吸は大事だね。』
のんびり、落ち着き払っている。

「残念でした、私がその雑貨屋よ。」
元、である。

658とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 01:57:04 ID:TjI3CcVg
>>657
「……おちついた……です。」
ほっ、と一息吐き出して。

『………。
………フツーって何?』
だからそれを考えてたんだろうが。

659とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 01:59:36 ID:mBp.SEN.
>>658
『因みに最低でも後4人、僕みたいなのが王都には居るよ?』
大概こいつも茶目っ気があるようで。

「さあ・・・調べて教えてよ。」

660とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 02:05:15 ID:TjI3CcVg
>>659
「…………。」
その薄紫の神秘的な光を宿す双眸。
純粋をそのまま溶かして形にした様な瞳。


今は黒丸。つまり点である。

『……分かった……よいしょっと!』
ぐいっと最後の本を棚に詰め込んで。

661とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 02:19:11 ID:mBp.SEN.
>>660
『その内一人は最近まで図書館に居た子なんだ。』
『本になれるんだよ、いや、本がヒトになるの方が正しいのかな?』
リアクションを楽しんでいる節がありありと。

「約束ね。」

662とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 02:27:28 ID:TjI3CcVg
>>661
「………!!
ぱ。パパぁ……!!」
戸惑った様子で、図書館の外へと逃げ出す小さい魔女。
どうやらショックが大きすぎた様だ。

『分かった!それじゃチャルも帰るね!』
と、蝶人もパタパタ手を振って図書館を後にした。

663とある世界の冒険者:2010/09/26(日) 02:31:18 ID:mBp.SEN.
>>662
『・・・おっと、脅かしすぎたかな・・・ありゃりゃ。』
苦笑。

「ええ、それじゃあね。」
見送ったそうな。

664とある世界の冒険者:2010/09/27(月) 20:57:43 ID:fFIwXwDw
「最近図書館に入り浸る事が多くなったなぁー」
そのせいか視力が下がってしまい、近視用の眼鏡をつける羽目になった
腰にかかるほどの長い黒髪を持つ白いローブをつけた少女
精霊契約についての本を読んでいる

665とある世界の冒険者:2010/09/28(火) 23:04:32 ID:kDehXVVo
「あ……」
立ち読みをしていた、紅い髪の女の手から一冊の本が滑り落ちる。

「……やはり、僅かながらも進んでいるか」
少しの間、それと自らの手を交互に見つめて。

666とある世界の冒険者:2010/09/28(火) 23:11:09 ID:0h4dsIJk
「なーにがかのぉ?」
不意に背中から声と、持ち上がる影。

「ほれ、落し物だぞ。」
後ろを見れば、茶のザンバラ髪を持つ女性がその本を拾い上げていた。

667とある世界の冒険者:2010/09/28(火) 23:13:54 ID:kDehXVVo
>>666
「おや、君か」
振り返りざまに、そう投げ掛ける。

「いや……気にしなくて良いよ。ありがとう」
僅かに微笑みながら、本を受け取ろうと。

668とある世界の冒険者:2010/09/28(火) 23:15:43 ID:0h4dsIJk
>>667
「なぁに、この程度。」
くつくつと笑みを向けた後に軽く離れ

「して、勤勉な事だがなぁにを読んでおったんかのぉ?」
その本を手渡し、表紙を見やる。

669とある世界の冒険者:2010/09/28(火) 23:19:57 ID:kDehXVVo
>>668
「いや、別に大した本じゃないよ」
背表紙に書かれていたタイトルは、『世界の童話全集』
意外といえば意外か。

670とある世界の冒険者:2010/09/28(火) 23:28:30 ID:0h4dsIJk
>>669
「ほうほう。これはまた面白そうな物を。」
タイトルが目に入り、席へと着く。

「これらも、簡単に見えて存外深い物よなぁ。」
本の背表紙を指差して。

671とある世界の冒険者:2010/09/28(火) 23:32:56 ID:kDehXVVo
>>670
「少しだけ、童心を知りたかっただけさ」
少しの間、目を瞑り。

「まあ、確かに深いかも知れないけれど……私には合わなかった」
困ったように漏らして。

672とある世界の冒険者:2010/09/28(火) 23:40:19 ID:0h4dsIJk
>>671
「知る。知るなぁ。」
一つ息を吐き、暫く間を作る。

「聞くが、如何して知りたいと感じる?」
前髪をかき上げ、首を傾けて。

673とある世界の冒険者:2010/10/18(月) 23:04:43 ID:JCHSVpU.
「それにしても」
くしゃくしゃの髪をかき上げ、溜め息を漏らす青年が一人、椅子に座っている。

「最近の先生の素行は目に余る」
人の事言えません。

674とある世界の冒険者:2010/10/18(月) 23:20:26 ID:6sf1iDHQ
「…………。」

鶯髪のショートヘアに、軽装の女性が大人しく読書をしている。
古書などが収められた棚の付近で立ったまま。

675とある世界の冒険者:2010/10/18(月) 23:24:40 ID:JCHSVpU.
>>674
「……」
と、持っていた本を読み終えたのか、ヨハンの目の前の棚からほぼ一列本を持って行く。大人買いならぬ大人読みである。

676とある世界の冒険者:2010/10/18(月) 23:29:09 ID:6sf1iDHQ
>>675
「…………うわあ。」

これ見よがしな声を上げつつ、自身の持っていた本を棚に戻す。
そして、手近な一冊をまた取り。

カテゴリーは史記。その中でも古い武器に纏わる伝承を集めたばかりの物だ。

677とある世界の冒険者:2010/10/18(月) 23:32:47 ID:JCHSVpU.
>>676
「うわあとはなんだい、うわあとは」
そんなことを言いながらあっちへよろよろこっちへよろよろ、ようやく席についた。

678とある世界の冒険者:2010/10/18(月) 23:37:17 ID:6sf1iDHQ
>>677
「……とりすぎでしょ。」

言うなれば、悪い意味でのギャップに落胆したかの様な瞳。
舌足らず気味な声で言うと、自分もようやっと席に。

679とある世界の冒険者:2010/10/18(月) 23:44:55 ID:JCHSVpU.
>>678
「……僕もそう思う」

思うのになぜ取った。

680とある世界の冒険者:2010/10/18(月) 23:49:29 ID:6sf1iDHQ
>>679
「……なんでとったし。」

全うな突っ込みである。

681とある世界の冒険者:2010/10/18(月) 23:52:50 ID:JCHSVpU.
>>680
「……なんでだろうね?」
質問に質問で返す駄目男。

682とある世界の冒険者:2010/10/18(月) 23:54:20 ID:6sf1iDHQ
>>681
「……なんだよっぱらいか。」

酷い言い草である。
本を広げながら怪訝そうな表情で。

683とある世界の冒険者:2010/10/18(月) 23:59:18 ID:JCHSVpU.
>>682
「残念、僕はアルコールは飲めない」
本に手を伸ばして。

684とある世界の冒険者:2010/10/19(火) 00:03:02 ID:2NKMedV6
>>683
「……じゃあなんでそんなきこうを。」

手早く本を読み進めながら。

685とある世界の冒険者:2010/10/19(火) 00:05:30 ID:Q4RFXMC.
>>684
「奇行じゃないよ」
こちらはもっと早い。

686とある世界の冒険者:2010/10/19(火) 00:08:54 ID:2NKMedV6
>>685
「じゃあとったりゆうぐらいはなせる。」

とある一節で頁を捲る手を止め、そこを凝視しつつ。

687とある世界の冒険者:2010/10/19(火) 00:12:59 ID:Q4RFXMC.
>>686
「いやあ、案外いけるんじゃないかなーって」
ばさばさとページをめくって。

688とある世界の冒険者:2010/10/19(火) 00:21:12 ID:2NKMedV6
>>687
「……ふぅん。」
興味が無いのではなく、生返事。

「…………。」
頁の内容がよほど目を引くのか、凝視を続けている。

689とある世界の冒険者:2010/10/21(木) 00:31:28 ID:IyfJYsRU
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690とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 01:27:13 ID:/BwITz/E
「……………」
【図書館の片隅に佇んでいるのは紅のローブを纏った少女
辞書を広げ、珍しく勉強をしているのかと思いきや―――】
「……もう食べれないよー……」
【薬草大辞典を開いて幸せそうな寝言を言っていた
側に重ねられている辞書は専門的であり、おそらく興味本位で手にとったがすぐに飽きたもの】

691とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 01:33:55 ID:KQiS2v4E
「……もう食べれないでございます……。」

……似た様な台詞が、少し離れた所から聞こえて来る。
声の出元には、桃色の髪に臙脂色のローブを纏った年若い少女の姿。
特に読書をしていた様子も無いが……どうして其処で寝ているのか。

692とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 01:39:20 ID:/BwITz/E
【その寝言が聞こえたとほぼ同時、少女の額と机とが見事な雑音を奏でた
それはもう、辺りに響く程に】
「あうっ!?ねねね、寝てないよ!ちゃんと薬草食べてたよ!?」
【その言葉は墓穴となるのだが、それを追求する人物は今は側に居ない
慌てて辺りを探ると、臙脂色のローブを纏った少女が視界に映り】
「……おお!」
【一体何を思ったか、そろりそろりと忍び足で背後に近づいた】

693とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 01:42:45 ID:KQiS2v4E
「……ん、ゅ……。」
ドツン、と言う鈍い音に端正な表情が陰る。

「……。
ん……す――……」
が、起きる事は無く静かに寝息を漏らし始めた。
勿論、背後の影に気付く事は無い。

694とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 01:49:11 ID:/BwITz/E
「んっとー……これなら大丈夫かな?」
【目を覚ましていない事を確認すると、手に取ったのは一冊の絵本
それを少女の頭の上に乗せ】
「まだいけるかな?
次はー……」
【次に文庫本サイズを乗せ、更には一般的な大きさの本を載せた】
「おぉー……!これでずっと居られるのかな?」
【このままでは、更に積み重ねられる事となるだろう
積み重ねは本人は興味津々、といった様子で目を輝かせているが】

695とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 02:03:55 ID:KQiS2v4E
「……う?
……ん、ぅ゙ー……。」

……段々、声が苦しそうな呻きの混じった寝息に変わって来た。
一体いつまで眠っていられるのか。

696とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 02:10:03 ID:/BwITz/E
「まだ大丈夫……かな?」
【横から確認すると、更に本を手に取った
遠慮無しに次々と重ねられていくそれら。読まれる事無くただ遊ばれるだけでさぞかし無念であろうが】
「……そうだ!歴代記録に挑戦!」
【訳の分からない事を口走る少女にそんな事を感じ取れる筈も無かった
一冊、ハードカバーらしき物も含まれているのだが……大丈夫だろうか】

697とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 02:14:35 ID:KQiS2v4E
「……う、うぅ………」
うなされていらっしゃる。

「……あ、あんちゃぁん……ギゼラさぁん……
お、重いでございます……。」

遂にそれは重量を感じるまでになったのか、うわ言がはっきりとして来た。

698とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 02:19:53 ID:/BwITz/E
「むむぅ……これ以上やっちゃったら怪我するかな?」
【その寝言を聞き取ると、分厚い辞書を乗せようとした手を止め―――それを乗せたら確実に怪我をするであろうが
横の椅子に座ってその顔を眺めた】
「……こちょこちょしたら…駄目かな…?」
【僅かに動いた手
実行こそしないが、それも時間の問題だろう】

699とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 02:25:13 ID:KQiS2v4E
「…………。」
あ、少しホっとした。
本当は起きてるんじゃなかろうかこの子。

「……すー……。」
うなされ気味な表情だが、寝息は戻った様だ。
擽られたら、確実に飛び起きるか。

700とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 02:29:33 ID:/BwITz/E
「……我慢は体に毒!
たァーッ!!」
【時間の問題。その経過はあまりにも早すぎた
横から腋の辺りに手を添えると、指先がバラバラに動き始める】
「起きろー!朝だよー!」
【全く以て朝ではない。寧ろその真逆であるのだが……その様な事を言わなければ気が済まなかったのだろう】

701とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 02:38:51 ID:KQiS2v4E
\ほらほらギゼラちゃんこっちにゃー♪/

それと同じく。何やら外から頭の軽そうな声と抗議の声が聞こえて来たと思ったら

『ばーん!アルちゃん参上♪』
事態を更にややこしくしそうなの黄緑髪の娘が入って来た。

「……っ、くっ、あははっ♪ く、くすぐったいでごz…………あ。」
因みに、本は未だに頭の上である。
即ち――

702とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 02:43:27 ID:cFU4BC3g
>>701
「何だというんだ……」
呆れた様子でアルの後ろから歩いて来たのは、赤い髪をツインドリルにした女性。

703とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 02:47:28 ID:/BwITz/E
「んー…?図書館は静かにしなきゃ怒られちゃうよ!!」
【急に登場した人物に目を丸くして注意するが、それは自分にも大いに当てはまる事である
落ちる本の行方は、擽る為に体勢を低くした少女の頭
然れど、視線は別な人物に向けられている為に気付く事は無く―――】
「あ、起きたー!おはよっ!
……わきゃっ!?」
【ぴょっこりと狐の耳を立たせて笑顔で挨拶をする……が、その直後に全ての本の角が頭にぶつかった
正に偶然の成せる技と言えようか。それとも天罰と言うべきか】
「きゅ〜……」
【目が渦を巻くと、そのまま机に突っ伏してしまった
暫く起きることは無いだろう】

704とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 02:54:33 ID:KQiS2v4E
>>702
『気にする事無いにゃー♪
ほら、あそこにゆーちゃんが居るよん!』

と指を差す方向には惨状があった。
本雪崩である。フレイカが全部受け止めてくれたのだが。

>>703
「……ふぇ、……っ!
だだだ、大丈夫でございますか……!?」

あな悲しや。二兎を追う者は一兎をも得ないどころか罠にかかっちゃいました状態。
それを見て、暫く少女は眼をぱちくりとさせていたそうな。

705とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 02:58:01 ID:cFU4BC3g
>>704
「む……?」
指差す先を見、ユーノを発見。

「こんな時間に何してるんだい?」
近寄り、声をかける。

706とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 03:00:14 ID:KQiS2v4E
>>705
『ここに来たのは匂いがしたからなのだー!』
本当にそうなのだろうか。
いや、そうだとしても問題だが。

「あ、ギゼラさん……えと……あの。
つい眠ってしまって……気付いたら……でございます。」
ばつ悪そうにギゼラへと視線を向けながら。

707とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 03:06:18 ID:cFU4BC3g
>>706
「お前は犬か何かか……」
呆れたような視線を送りながら。

「こんな時間に一人でいたら危ないよ。
 寝るならちゃんとお家で寝よう。
 私達が送って行くから」
ニッコリと笑みながら頭に手を置いて。

708とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 03:10:49 ID:KQiS2v4E
>>707
『イエス!わんわん♪』
相変わらずの凸凹コンビである。

「え、で、でも……。」
彼女らも用事があって来た事と思い、尻込みする少女と

『そーそー、きれいなギゼラちゃんに任せるにゃ♪』
すぐさま小突かれそうな黄緑色。

709とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 03:15:07 ID:cFU4BC3g
>>707
「よし、ハウスだ」
帰れということか。

「大丈夫だ、問題ない。
 ユーちゃん一人で帰らせては心配で何も出来ないしな」
心情を察したように、フッと笑みながら。

710とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 03:18:59 ID:KQiS2v4E
>>709
『にゃはは、ハウスはギゼラちゃんと一緒だにょ〜ん♪』
そういう所だけは頭が回る子。

「……は、はい……。
有難うございます……でございます。」
まだ遠慮がちだが、頷いて礼を一つ向けて。

711とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 03:23:08 ID:cFU4BC3g
>>708
「コイツは……」
額を抑えて溜め息一つ。

「ん。それじゃあ行こうか」
手を繋ぎ、微笑んで。

712とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 03:27:10 ID:KQiS2v4E
>>711
『ではでは、いざ出発にゃー♪』
まるで聞いちゃいない様子。

「お願いしますでございます……。
あ、そう言えば……」

先の騒ぎで気絶している少女にローブを掛け、立ち上がる。
その後、思い出した風に。

713とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 03:29:46 ID:cFU4BC3g
>>709
「お前は残ってても良いぞ」
さらっと冷ややかな一言。

「ん、どうかしたか?」

714とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 03:37:21 ID:KQiS2v4E
>>713
『にゃはー、ギゼラちゃんがいぢめるーん♪』
ジグザール湾に叩き込みたい勢い。

「……その、少し前に……あんちゃんから手紙が来て……。」

715とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 03:45:54 ID:cFU4BC3g
>>710
「……#」
額に青筋浮かんでますわよ。

「……ハリスさんから!?」
表情を変え、驚いた様子で。

716とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 03:53:27 ID:KQiS2v4E
>>715
『い。……あ、あはは。』
流石に、そろそろ懲りる様だ。

「……。」
コクリと一つ頷いて。

「あんまり、難しい字が読めないから……一緒に読んでほしいでございます。」

717とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 03:57:29 ID:cFU4BC3g
>>716
「口にチャックでもしておけ……」
溜め息混じりに呟く。

「あぁ、そうしよう」
言いつつ屈みこんで。

718とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 04:00:44 ID:KQiS2v4E
>>717
『いやぁ〜、怒ると怖いにゃ〜?』
明後日の方向を向きながら。

「……。」
暫しガサガサとポケットを漁っていたが……

「あ、あれ……? お家に置いて来た……?」
この子の性格なら、肌身離さないか家の中で大事に取っているかだろう。
前者でなければ、家にしまってあるのだろう。

「ご、ごめんなさいギゼラさん……さ、先にお家までお願いしますでございます……。」

719とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 04:07:01 ID:cFU4BC3g
>>717
「……」
白い目で見つめる。

「ん、分かった。
 お家でゆっくり読むとしようか」
ニコッと笑って。

720とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 04:09:16 ID:KQiS2v4E
>>719
『ようし、そうと決まればれっつらドンにゃ♪』
あ。逃げた。

「はいでございます……。」
そうして、ユーノは頷き帰り路を送って貰ったのだそうな……。

721とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 04:15:36 ID:cFU4BC3g
>>718
「やれやれ……」
呆れたように首を振って。

「さ、行こう」
再び手を引き、帰路につく。

【フェードアウト】

722とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:06:45 ID:U26Lr0IE
「ここが宿屋ですか!・・・・・違いました!!」

刃を襤褸布で覆った自身の背丈よりも長い両手剣を
背中に括り付け引きずりながら歩くアホ毛少女が、
随分と間の開く一人ノリ突っ込みをしでかす。

723とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:11:48 ID:.GnA2aKU
「……。 宿屋ならここからすぐ近くの場所にありますよー」
妙な間が空き、ヒロに向かって言う同じくアホ毛の生えた白髪の少年。
茶色の皮製の表紙をした本を読んでいるようだ

724とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:14:15 ID:U26Lr0IE
>>723
「あれ、じゃあ此処は何処ですか?本屋さんですか?」

心なしかアホ毛も?になっている様な娘が真顔で尋ねた。

725とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:17:42 ID:.GnA2aKU
>>724
「(アホ毛が動いて… 気のせいですよね。)いえ、ここは本を買う場所ではなく本を借りる場所、図書館です。」

726とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:18:41 ID:U26Lr0IE
>>725
「・・・・・おぉー、此処がぁ・・・・・・・・」

何か感心して周囲を見回すアホ毛。

727とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:21:11 ID:.GnA2aKU
>>726
「図書館に来るの初めてですか?」

728とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:21:48 ID:U26Lr0IE
>>727
「です!」

全力で首を縦に。

729とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:23:04 ID:.GnA2aKU
>>728
「なるほどー… でっかい剣背負ってますけどもしかした冒険者?」

730とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:25:30 ID:U26Lr0IE
>>729
「旅人です!」

冒険者という括りには入ってないらしい。

731とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:36:39 ID:.GnA2aKU
>>730
「旅人ですかぁ… もしかして王都は初めて?」

732とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:40:04 ID:U26Lr0IE
>>731
「はい!」

元気いいね。

733とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:44:57 ID:.GnA2aKU
>>732
「そっかぁ… もしよかったら案内しましょうか?」

734とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:46:49 ID:U26Lr0IE
>>733
「お・・・・・・ええっと、大丈夫です!」

渡りに船、という感じの反応だったが・・・何故か間を置いて遠慮した。

735とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:54:38 ID:.GnA2aKU
>>734
「…? 大丈夫ならいいんですけど…」
反応を見る限り遠慮している感じではないが、
それを指摘するほど親しくないためスルーする少年

「あ、宿屋の場所だけでも教えましょうか?」

736とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 20:56:44 ID:U26Lr0IE
>>735
「それはバッチリです!」

事実はバッチリではないのだが、本人はそう思い込んでいる。
・・・窺い知ることも出来ない事実だがここ数日宿を求め彷徨いまくっているアホ毛。

737とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 21:02:30 ID:.GnA2aKU
>>736
「よし、それじゃ行きますか」
ぱたんと本を閉じ、立ち上って本棚に収める少年

738とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 21:05:36 ID:U26Lr0IE
>>737
「え、何処に?」

739とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 21:06:17 ID:.GnA2aKU
>>738
「その案内する宿屋に」

740とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 21:06:38 ID:U26Lr0IE
>>739
「え、何で?」

741とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 21:11:34 ID:.GnA2aKU
>>743
「……僕口下手で『どこをどう行けば付けますよ(ドヤッ』っていうの苦手なんですよ…
 だから直接行って…」

742とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 21:13:38 ID:U26Lr0IE
>>741
「ん?・・・・・・さっき同行は断ったような?んん?」

悩み始める。

743とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 21:15:44 ID:.GnA2aKU
>>742
「……。 あ、そうだ紙に地図描けば…」
嫌そうなヒロに心をへし折られそうになりつつ、紙と鉛筆を取り出す少年

744とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 21:17:56 ID:U26Lr0IE
>>743
「ん〜〜〜〜」

もう悩んでてディフの話なんぞ聞いちゃいないかもしれない。
因みに嫌だとか何だとかじゃなく、
断った後に案内の流れになっていたので
純粋に何が起こっているのかよく分かっていないのだった。

745とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 21:20:11 ID:.GnA2aKU
>>744
「…はい、宿屋への地図」
数十秒ほどで地図を描き、ヒロへ差し出す少年
かなり下手だが、何とか理解できそうな地図だ
恐らく目的地であろう建物に『バッカスの酒場 2F』と書かれている

746とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 21:21:04 ID:U26Lr0IE
>>745
「ん〜〜〜〜〜〜・・・・お?」

気がついた。

747とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 21:26:24 ID:.GnA2aKU
>>746
少し苦笑いを浮かべながら地図を差し出している少年
バッカスの酒場への地図以外にも、どこそこへと続くゲートがある事や
クエスト発注所の場所も書いてある

748とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 21:27:01 ID:U26Lr0IE
>>747
「おー・・・・・・・・・」

何やら感心した様子でその紙を眺めている。

749とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 21:30:43 ID:.GnA2aKU
>>748
ただし、か な り下手くそだが

「それじゃ、僕はこの辺で失礼しましょうねー…」
鉛筆をポケットに突っ込むと、図書館から出ていく少年

750とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 21:33:14 ID:U26Lr0IE
「ふぬー」

地図を手にとって眺めているアホ毛一匹。
心なしかアホ毛が左右に揺れている。

751とある世界の冒険者:2010/10/26(火) 22:29:34 ID:U26Lr0IE
Fo

752とある世界の冒険者:2010/10/28(木) 21:01:39 ID:z42nF2tU
「ふーん・・・・」
本棚を背に座りながら本を読んでいる

753とある世界の冒険者:2010/10/28(木) 21:29:18 ID:z42nF2tU
「・・・・・・」
眠くなり始めたのか頭がカクッカクッと揺れている

754とある世界の冒険者:2010/10/28(木) 23:16:16 ID:z42nF2tU
Fo

755とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 00:10:21 ID:JBvtlO8E
<ロビー>

「…………。」

【図書館にふさわしいほど静かに本を読み耽る銀の三つ編みに半そでのジャケットを着た女性。
傍らには読み終わった本が乱雑に積みあがっている。】

756とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 00:59:12 ID:JBvtlO8E
FO

757とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 21:04:43 ID:mbbbmkvU
「ふーん・・・・」
本棚を背もたれがわりに座りながら本を読んでいる

758とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 21:21:23 ID:nt5.o0J2
「……成る程。
ここは要チェックだね……! 後は……。」

席の並びの中でも、本棚に近い場所。
そこで頁を捲る度に声を漏らす、橙髪の快活そうな青年が居る。
年の程は20前後と言った所か。

759とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 21:30:54 ID:mbbbmkvU
>>758
「う〜ん・・・・」
ちらっとバンキッシュの方を見た後また本を読み始める

760とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 21:34:42 ID:nt5.o0J2
>>759
「……場所かなぁ……
ううん……」
ひとしきり今の頁を読んだ後、唸り声を上げ

「あ。キミ。ちょっと良い?」
一番近くに居たジークムントに声を掛けた。

761とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 21:43:01 ID:mbbbmkvU
>>760
「あ、はい、なんですか?」
声をかけられてちょっとびっくりしながらも聞き返す

762とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 21:46:09 ID:nt5.o0J2
>>761
「ゴメンゴメン、驚かせたかな。」
驚いた様子が伝わったのか、申し訳無さげに軽く頭を下げると

「この場所なんだけど、何処にあるか分からない?」
自身の持つ厚い茶本を手で広げて訊く。
少し黴の臭いがする古臭いそれには、古い地図が描かれていた。
ここ周辺の様で、聞く場所は今の地図で言えば街を出た先の荒野にある。

763とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 21:53:32 ID:mbbbmkvU
>>762
「いや、こっちこそ驚いたりしてすいません」
その様子を見て謝る
「場所ですか?随分と古い地図ですね」
地図を見ながら言う
「多分ですけどここは町から出た先の高野のところですかね」

764とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 22:00:14 ID:nt5.o0J2
>>763
「アハハ、お互い様って事さ!」
抜ける様な笑顔で答えて

「うん、ちょっと見てみたい物があってね。
……あぁそうか、あの場所になるのか……!」

ジークムントの言葉に合点が行った様で、強く頷く。

765とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 22:05:20 ID:mbbbmkvU
>>764
「見てみたい物・・?それってなんなんですか?」
気になったのか聞いてくる

766とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 22:08:40 ID:nt5.o0J2
>>765
「うん、何でもね。」
少し勿体を付けた様子で顔を近付けて

「……ここ。"出る"らしいんだ。」
おどろおどろしい演技で言う。

767とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 22:14:30 ID:mbbbmkvU
>>766
「っっ!!」
顔が近いことで顔を赤らめる
「えぇ!出るってまさか・・・・」
そして一瞬で顔が真っ青になる

768とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 22:19:03 ID:nt5.o0J2
>>767
「……そう。」
その様子を置いたまま、本を畳んで

「この本によると、幽霊馬車の通り道なんだよ!!」
そのまさかを何故か嬉しそうに告げる青年。

769とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 22:23:21 ID:mbbbmkvU
>>768
「幽霊場所!?いやでも古い地図だし本当にでるんですか?」
冷静を装っているが顔は冷や汗がダラダラ出ている

770とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 22:24:46 ID:nt5.o0J2
>>769
「それを調べるのが僕達の部活動の一環さ!!
出たら出たで怖嬉しいね!」

怖嬉しいとはどんな感情なのだか。

771とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 22:32:08 ID:mbbbmkvU
>>770
「部活動ですか・・、僕は幽霊とか調べる度胸無いですよ・・」 その様子を見て言う

772とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 22:36:05 ID:nt5.o0J2
>>771
「幽霊に限らず、世の中の不思議を調べるのさ!」

得意満面な表情で目を瞑り、胸を軽く叩きながら。

773とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 22:41:15 ID:mbbbmkvU
>>772
「世の中の不思議ですか〜
今までどんなこと調べたんですか?」
ちょっと興味を持ったようだ

774とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 22:48:27 ID:nt5.o0J2
>>773
「そうだなぁ、遺跡の秘密とか洞窟に響く謎の声とか!
いろいろウワサはあるんだけど、大所帯だと場所を選んでさ!」

それなりに危険も伴う部活動らしい。

775とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 22:58:24 ID:mbbbmkvU
>>774
「色々調べてるんですね
やっぱ危険だったりするんですか?」

776とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 23:04:39 ID:nt5.o0J2
>>775
「主に面白そうな事なら!!」
グっと握った拳から親指を立てて言う。

「うん、そうだね……。
…………女装したまま、得体の知れない物体に追い掛けられたりとか。」
どうしてそうなった。

777とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 23:13:24 ID:mbbbmkvU
>>776
「得体の知れない物体に・・・ってなんで女装してたんですか!」
ツッコミながら言う

778とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 23:21:48 ID:nt5.o0J2
>>777
「……それがさ……僕も知りたくてさ……。
大学の先輩達が、いつも女装させたがるんだよ!!」

そして、無理やりさせられた挙句……らしい。

779とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 23:27:53 ID:mbbbmkvU
>>778
「まあ女装が似合いそうではありますね」
なんか女装させられることに納得している

780とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 23:31:09 ID:nt5.o0J2
>>779
「……それもよく言われる。
って、僕そんなに男っぽく無いかい!?」

男らしく無いと言うよりかは、童顔なので幾分似合う様な印象が強い。

781とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 23:36:26 ID:mbbbmkvU
>>780
「男っぽくない無いっていうか子供っぽいですよね顔」
バンキッシュの顔を見て言う

782とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 23:43:04 ID:nt5.o0J2
>>781
「…………嘘ォ!!?」

初めて聞いた。と言わんばかりの表情である。

783とある世界の冒険者:2010/10/30(土) 23:50:05 ID:mbbbmkvU
>>782
「言われた事ありません?童顔とか、そんな感じの顔してますよ」
バンキッシュの表情を見て笑いながら

784とある世界の冒険者:2010/10/31(日) 00:00:54 ID:X/N4CACs
>>783
「……そ、そうなのか……!」

ペタペタと自分の顔を触りながら、驚愕の表情。
言われはするが、忘れているだけである。

785とある世界の冒険者:2010/10/31(日) 00:08:17 ID:vyVBQhF2
>>784
「まあ似合ってるんだったらいいんじゃないですか?女装」

786とある世界の冒険者:2010/10/31(日) 00:14:59 ID:X/N4CACs
>>785
「……良く無いよ!?」
ビシっと指差して突っ込んだ後

「……あ。もう日が捲れたんだね。
ちょっと用事があるから、僕は行くよ!
えーと……」

尾に言い悩む様子を見せる。
そう言えば、互いの名前を知らないままであった。

787とある世界の冒険者:2010/10/31(日) 00:21:18 ID:vyVBQhF2
>>786
「あ、そういえば名前言ってなかったですね
僕はジークムントっていいます」

788とある世界の冒険者:2010/10/31(日) 00:31:39 ID:X/N4CACs
>>787
「ジークムント君だね!
僕はバンキッシュ。長ければバンでも良いよ!」
先程の様に握らせた拳から親指を立てた後

「それじゃ、またね!」
爽やかに手を上げ、本の貸し出し手続きを済ませて去って行った。

789とある世界の冒険者:2010/11/06(土) 20:08:29 ID:oRK4DB1U
ローブを着た右目が赤で左目が緑な茶ポニテの若い女性、
魔道書を読み耽る。

「・・・」

790とある世界の冒険者:2010/11/06(土) 21:38:56 ID:oRK4DB1U
「・・・くしゅんっ」

791とある世界の冒険者:2010/11/06(土) 23:23:57 ID:oRK4DB1U
Fo

792とある世界の冒険者:2010/11/07(日) 21:26:08 ID:t1kBGoeg
「・・・・・・・・」
眠そうにしながら本を読んでいる青髪

793とある世界の冒険者:2010/11/07(日) 22:16:52 ID:t1kBGoeg
FO

794とある世界の冒険者:2010/12/12(日) 22:43:31 ID:bbNoGRjY

「"彼の地を外から見る者がおり、それが世を選択するからこそ世が成り立つ"
……実に興味深い理論ですねェ。」

【図書館の椅子に座り、本のページをまくるのは濃緑のタキシードを着たピエロ。
中々、小難しい本を読んでいるようだ。】

795とある世界の冒険者:2010/12/12(日) 22:56:39 ID:bbNoGRjY

「"――故に世が実は誰かによってつくられたのではないか"……なるほど。
偶にはこの様な哲学染みた本を読んでみると言うのも新鮮で悪くありませんね〜。」

【とはいえ、もう飽きてしまったのかパタンとその分厚い本を閉じると戻しに行くため
一度席を立つ。それにしても図書館だと言うのに独り言が多い。】

796とある世界の冒険者:2010/12/12(日) 23:08:53 ID:bbNoGRjY

「さて、今年もクリスマスの準備の為に〜♪」

【先ほどの本を戻すとご機嫌な様子で別の本を探しに行ったとか、FO】

797とある世界の冒険者:2011/01/03(月) 23:02:22 ID:e0YJd.CI
【ロビー】

「…………」

図書館地上階のロビー、本を読み耽る白いゴシックロリータ服に身を包み、本を読み耽る長い、銀色の髪の少女が一人。
年の頃は14、15程だろうか。 山の様に本を積み上げて、周囲の視線を意に解する事も無く黙々と読み耽っている。

798とある世界の冒険者:2011/01/04(火) 23:33:29 ID:SHZKFK6Y
【ロビー】

「…………」

深夜の図書館のロビーに本の頁を捲る音だけが静かに響く。
流石にこの時間帯ともなると司書も奥に引っ込み書類仕事などをしているか帰っているかのようで、
ロビーにはホワイトゴシックロリータの衣装に身を包んだ、絹の様に美しい長い金髪の少女のみが居る。

799とある世界の冒険者:2011/01/04(火) 23:46:59 ID:gjTeJTb.
>>798
【すると、本を捲る音に混じり靴音が聞こえ始める。
その歩みは、まるでステップを踏んでいる様である。】

「おや、こんな時間でも割と開いているのですねェ。」

【現れたのは紺の髪に濃緑のタキシードを纏うピエロ。もちろんピエロメイク。
図書館に来るには似つかわしくない。】

800とある世界の冒険者:2011/01/04(火) 23:49:21 ID:SHZKFK6Y
>>799
「……」
軽快な足音に気付き其方を視る――でもなく、読み耽る本に集中している。
座るソファの近くの簡易テーブルには紅茶と、甘い香りのするクッキー。

本当に気付いていないのか、それとも気付いていて無視しているのだろうか?

801とある世界の冒険者:2011/01/04(火) 23:52:01 ID:gjTeJTb.
>>800
「人も……あ、いらっしゃいますねェ。」

【図書館に居る人物を確認するように全体を眺めクレメンテに視線を留めた。
仮にも図書館だと言うのに、独り言が多い。司書がいれば、注意されている事だろう。】

802とある世界の冒険者:2011/01/04(火) 23:53:33 ID:SHZKFK6Y
>>801
幸いにもこの時間、司書は地下か、奥に引っ込んでいるか、家に帰っている様で。

ロビーに居るのは黙々と本を読む少女と、独り言の多いピエロだけ、となる。

803とある世界の冒険者:2011/01/04(火) 23:58:47 ID:gjTeJTb.
>>802
「…………おかしいですね、そろそろ司書の方が飛んでくる筈なのですが。」

【少し固まり間が空く。そして不思議そうに声を上げた。
どうやら、このピエロは態と言っていたらしい。】

「あ、もしもしそこのアナタ?」
【何を思ったか徐に本を読む少女に声をかけた。】

804とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:01:12 ID:qtmdgIhc
>>803
「……司書ならこの時間は地下、本棚の整理をしているよ」
容姿に合っているような、掛け離れているような澄んだ声でピエロにそう返す。
その口調は見た目より少し……いや、大分大人びたものだ。

「観客が欲しいなら真昼にするといい、本を読みに来る客も沢山居るだろう」

それだけ言って、また本に視線を戻してしまう。変わった娘だ。

805とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:05:34 ID:QZgrAPlo
>>804
「ムホホ、これはこれはご丁寧に。」
【答えが返ってきた事に、見ていようといまいと関係なく丁寧に一礼する。】

「いえいえ、一応ながらワタクシも利用者ですので。
これは何と言いますか、挨拶みたいなものですよォ。」

【たんに冷やかしに来たわけではなく、ちゃんと図書館として利用するために
足を運んだようだ。】

806とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:08:37 ID:qtmdgIhc
>>805
「……」
本を開いたまま、目線だけで壁の張り紙を指す。

壁の張り紙には「図書館ではお静かに」とでかでかと書かれている。

807とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:13:17 ID:QZgrAPlo
>>806
「…………おや!」
【その視線の先を追って、わざとらしく今気づいたとでも言うように
自分の頭をペシンと軽く叩いた。】

「では、利用をさせてもらいましょうかね。」
【そう言うと、本を探しに行ったのか一度奥に消える。】

808とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:14:40 ID:qtmdgIhc
>>807
「……」
消えた方向に何を思ったのか視線に向けて

「……彼は私の退屈凌ぎになってくれそうには無いか」
また本に戻して、違う本を読み始める。少女の傍らには山の様に本が積んである。

809とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:21:50 ID:QZgrAPlo
>>808
【そんな声が聞こえる筈も無い。
そして、しばらく経ってからまたもや足音が聞こえ始める。】

「いやはや、流石に探し易いですね、人が居ない分。」

【またもや、独り言を上げながら本を数冊ほど持って、戻ってきた。
そして、わざわざクレメンテの隣の席に座った。】

810とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:23:13 ID:qtmdgIhc
>>809
「……君、広いのだから別の場所に座りたまえよ。
私の席が狭くなる、本が崩れたらどうするつもりかね。」

大人びた口調で表情を変えず、本の頁を捲りながらゆっくりとそう言う。

811とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:27:31 ID:QZgrAPlo
>>810
「ムホホ、ご安心を。
声も聞こえ姿も見えますが、ここにはちゃんと"壁"がありますので。」

【と言うと、自分とクレメンテの間の何も無い空間に手を伸ばす。
すると、手はそこで窓ガラスにでも触れている様にピタリと止まる。パントマイムだ。】

812とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:30:10 ID:qtmdgIhc
>>811
「……」
ぺし、とパントマイムしている空間に手を突き出す。

「壁は無い、有っても私のスペースが減る」

813とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:33:53 ID:QZgrAPlo
>>812
「ムホホ、コレは失礼。」
【手をひっこめ悪びれる様子も無く、笑いのピエロメイクが施された顔をさらに笑わせて。】

「今は宜しいじゃないですか。
こんな広い場所でポツンと一人で本を読んでたら淋しくて死んじゃいますよォ?」

【しれっと、既に持ってきた本をテーブルに置いている。
種類は料理の本だったり、いたずらに関する本だったりと多彩。】

814とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:39:34 ID:qtmdgIhc
>>813
「宜しくはないよ、君。君と違って私は退屈だが、寂しくはないのだ。
やるならば一人でやっているといい。」

クッキーを一口、口に運び、読み終わったのかまた別の本を読み始める。

815とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:43:29 ID:QZgrAPlo
>>814
「おや、"君と違って退屈ではない"ではなく、"君と違って退屈である"ですか。」
【ほうほうと値踏みするかの様に頷く。】

「本をそれだけ、読んでいて退屈と言うのも面白い話ですねェ。」
【積みあげられた本を眺める。】

816とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:46:13 ID:qtmdgIhc
>>815
「そうだ、私は退屈に犯されている。膨大な知識を得ようと其を使う場が無いのだ。」
ぺら、ぺら、ぺらと頁を捲って。

「最初は君が退屈凌ぎの欠片になるかと思ったが、君では違う。
私にとって、君がここに居る事はスペースを阻害しているという事実しか生んではくれないのだよ。」
クッキーをまた一つ、口に運んで食べる。

817とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:51:54 ID:QZgrAPlo
>>816
「それはそれは、御苦労が多そうですねぇ。
ちなみにアナタ様にとっては何を以て退屈しのぎとなるので?」

【気分を害する様子は無く、寧ろきっぱりとそこまで言い切られて逆に
クレメンテの退屈と言うモノに興味がわいたようだ。】

818とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:53:48 ID:qtmdgIhc
>>817
「未知なる物、それが私の退屈凌ぎとなってくれる。
……私の心の片隅はそう囁いているよ。最も君には関係の無い事だろうが。」

紅茶をもって、上品に一口飲んだ後、そう答える。

819とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:57:42 ID:QZgrAPlo
>>818
「なるほどなるほど。では、僭越ながらワタクシはどうです?
間違いなくアナタとワタクシは初対面。アナタの言う未知ではございません?」

【片手で自身の方を大げさな動作で指し示して。】

820とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 00:58:55 ID:qtmdgIhc
>>819
「道化物は見飽きた。」

取り付くしまもなくバッサリと、文字にすれば一行足らずの言葉で切り捨てる。

821とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 01:07:09 ID:QZgrAPlo
>>820
「これは手厳しい事ですねェ。」
【参ったとでも言うように、自身の額に手を置く。】

「好奇心の塊とでも言うんでしょうかね、アナタ様は。
ところで、そんなアナタは何を読んでいらっしゃるのでしょうか?」

【気になったようで、本の題名を見ようと、顔を傾ける。】

822とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 01:09:48 ID:qtmdgIhc
>>821
「知識は命だ。知識が無ければ私は死ぬ。
……これは東方の武術書だ、跆拳道と言う武術について記されている」

本の表紙をそちらに見せて、また頁を捲る。

823とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 01:13:12 ID:QZgrAPlo
>>822
「何とも意外ですねぇ、てっきりお菓子の作り方とかマフラーの縫い方とか
そんな感じかと思ってましたよォ。」

【予想をはるかに超えたジャンルを読んでいた事に驚いている。】

「で、その武術は習得なさるのですか?」

824とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 01:16:05 ID:qtmdgIhc
>>823
「そう言った本はまだ幼い頃に読み尽くしてしまったよ。」

「しない。あくまで知識として私に留めておく。
それだけだ。」

ぴょこん、とソファから降りるとクッキーと紅茶セットを置いたままA路へ。
……本を取りにいったのだろう。

825とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 01:23:13 ID:QZgrAPlo
>>824
「それは凄いですねェ、幼いころとは。」

「そうですか。いやはや、失礼ながら変わった方ですねェ。」
【何を以てそう感じたかは、言わずに。】

「……おや、これでは美味しくなくなってしまいますね。」
【残された紅茶セットを見ると、その上からハンカチをかけたとか、FO】

//はーい、お疲れさまでしたっ。

826とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 20:35:56 ID:D/GdiDBw
古びた黒ローブを外套の様に羽織るオッサン、
歩きながら魔道書を読み漁っている。

827とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 22:03:43 ID:D/GdiDBw
「・・・・」

読み歩き継続中

828とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 22:10:23 ID:D/GdiDBw
Fo

829とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 22:18:13 ID:W3z798TE
//まぁ当然の結果だわ

830とある世界の冒険者:2011/01/05(水) 22:27:59 ID:HH.eqpRg
//奴は四天王の中でも最弱… 四天王の面汚しよ

831とある世界の冒険者:2011/01/06(木) 13:19:42 ID:l3aN7GKA
//言ってやるなよ。下手は下手なりに頑張ってるんだぞw

832とある世界の冒険者:2011/01/08(土) 01:56:50 ID:TyuMCrcQ
【地上階/ロビー】

「…………」

深夜の図書館に頁を捲る小さな音だけが響く。
音の方向に目をやれば白いゴシック服に身を包み、ソファに座る少女が一人。
その周りには本が山の様に積まれている。

833とある世界の冒険者:2011/01/11(火) 00:21:03 ID:1oG0YGEA
【地上階/ロビー】

「…………退屈だ」

ぱたり、と深夜の王立図書館。そのロビーに本を少し乱暴に閉じる音が響く。

「うーむ」

ソファでころころ、と体を動かし白ゴシックの服の少女が唸る。
退屈だ、と。周りには本が数冊、雑多に置かれている。

834とある世界の冒険者:2011/01/11(火) 00:48:03 ID:1oG0YGEA
「…………退屈の欠片は来ないか。」

ひょい、と置いてあった本を拾い上げてソファ降り、A路に向かった。

【FO】

835とある世界の冒険者:2011/02/02(水) 21:43:19 ID:5gt1FyIA
紅い炎の様なボサボサの長髪と太い眉が目を引く150㌢程度の娘、
ぶらり図書館探索中。

「んお。」

何やら見つけたようで、一冊の本の前で立ち止まる。

836とある世界の冒険者:2011/02/03(木) 22:15:25 ID:B1EryxBw
>>835
「・・・・高っ」

娘の見上げる視線の先。
高さ2mの地点にある周囲のものとは何か違う印象を受ける本。
手を伸ばすも背が足らんらしい、不憫な。

837とある世界の冒険者:2011/02/03(木) 23:00:13 ID:vhEwzTNQ
>>836
ふわふわと、背後からホウキで飛んでる少女が近づいて来ました

「む〜……こんなの読んでたら知恵熱でちゃうよ〜………」

そう言って、結構難しめの魔法書を棚になおす

838とある世界の冒険者:2011/02/03(木) 23:03:16 ID:B1EryxBw
>>837
「お、飛んでるっ」

別に珍しいことでもないだろうが、リアクションが大きい娘。
因みにこれが地である。

「熱かっ!・・・・風邪かっ!寝れっ!!」

839とある世界の冒険者:2011/02/03(木) 23:07:48 ID:vhEwzTNQ
>>838
「ん?」

膝くらいまで真っ直ぐ伸びた茶髪、緑眼の少女、反応します

「そりゃ飛ぶよ」

にっこり

「私天才魔女だもん、可愛いでしょ」

と笑顔でなんか言ってます
「因みに風邪は引いてないよ」

と言ってます

840とある世界の冒険者:2011/02/03(木) 23:12:48 ID:B1EryxBw
>>839
「天才かっ!それは良いなっ!でも可愛いかどうかは知らんっ!!」

歯に衣着せず、勢いのままに喋る娘。
図書館ではお静かに。

「なんだとっ!流石天才っ!紙一重だから風邪も引かないかっ!!」

841とある世界の冒険者:2011/02/03(木) 23:16:20 ID:vhEwzTNQ
>>840
「む、世界一可愛いレオナちゃんなのに………」

どっから来るのかその自信
「へへ、寒かったら風邪引くじゃん、私火の精霊に暖めてもらってるから寒くならないの〜」

笑顔でちょっと自慢気に言います

842とある世界の冒険者:2011/02/03(木) 23:19:21 ID:B1EryxBw
>>841
「それは言いすぎだっ!絶対っ!!」
馬鹿っぽいが常識はかろうじて持っているらしい娘。

「成程なっ!だが私も炎の魔女だから寒くなぃいっ!」

腰に手を当てない胸を張る娘。
自慢げにフフンと鼻息荒く。

843とある世界の冒険者:2011/02/03(木) 23:23:38 ID:vhEwzTNQ
>>842
「言い過ぎじゃないも〜ん」
とか言ってます、16年引きこもりは常識が無いです


「なるほど〜、あんたも火が得意なんだ、私と同じだね」



844とある世界の冒険者:2011/02/03(木) 23:26:59 ID:B1EryxBw
>>843
「大した自信だっ!そこは褒めてやるっ!!」
上から目線。

「その通りっ!まあ炎しか扱えないけどなっ!!」
特化型であった。

「・・・・・そろそろ遅いから本はまた明日以降に読む!!!」

そう言うと娘は踵を返し図書館を出ていったそうな。

845とある世界の冒険者:2011/02/03(木) 23:29:25 ID:vhEwzTNQ
>>844
「あ〜、行っちゃった……」

と見送って

「私も帰ろ〜、疲れたし〜」

とか言って出口まで飛んで行きました

846とある世界の冒険者:2011/02/15(火) 22:09:53 ID:I.10//GA
机の上に一冊の本。
薄汚れた表紙に金の太字で刻まれているタイトルは『最強の鞘』

盾やら剣での最強といえばまあ予想はつくが・・・鞘とはまた微妙なチョイスである。

847とある世界の冒険者:2011/02/20(日) 20:12:44 ID:7rPKTB..
カリカリカリカリ・・・

黒の修道衣を纏い目深に被ったベールと長い前髪で目を覆う背の低い猫背の修道女が、
机の上に置かれた一冊の本の内容を只管羽ペンを走らせ持参した巻物に書き写している。

「・・・・・・」

848とある世界の冒険者:2011/02/20(日) 21:10:30 ID:7rPKTB..
カリカリカリカリ・・・

849とある世界の冒険者:2011/02/22(火) 21:06:04 ID:nWBuN3fo
カリカリカリカリ・・・

黒の修道衣を纏い目深に被ったベールと長い前髪で目を覆う背の低い猫背の修道女、
ここ数日、連続して机の上に置かれた一冊の本の内容を
只管羽ペンを走らせ持参した巻物に書き写している。

「・・・・・・」

850とある世界の冒険者:2011/02/24(木) 20:32:33 ID:yAZ2sOtI
>>849
カリカリカリカリ・・・

851とある世界の冒険者:2011/02/26(土) 20:39:09 ID:5ll9DGCY
>>850
カリカリカリカリ・・・ カリカリカリカリ・・・

「チょット休憩デす。」

852とある世界の冒険者:2011/03/06(日) 23:41:10 ID:b49o7602
「……」
黒い帽子に黒いローブの女性がテーブルに座っている。
何の本を読むでもなく、窓越しに夜空を虚ろに見上げる。
死んだようにただひたすら。
ずっと、ずっと。

853とある世界の冒険者:2011/03/06(日) 23:52:33 ID:HM2FZqkU
「……どーしたもんかのお。
やれいつぞやのに会うたと思えば、人が違った様に静かじゃないか。」

テーブルにも座らず、地に胡坐を組んでいた鎧姿。
暗がりでは不気味にすら見えるそれが、静かに口を開く。

854とある世界の冒険者:2011/03/07(月) 01:36:58 ID:X9clXvZg
カリカリカリカリ・・・

黒の修道衣を纏い目深に被ったベールと長い前髪で目を覆う背の低い猫背の修道女、
ここ数日、連続して机の上に置かれた一冊の本の内容を
只管羽ペンを走らせ持参した巻物に書き写している。

「・・・・・・そろそろ終わるデす、クフクフ」

何を書いているのやら。

855とある世界の冒険者:2011/03/13(日) 21:52:50 ID:67F9ccmQ
>>854
カリカリカリカリ・・・

856とある世界の冒険者:2011/03/23(水) 23:56:46 ID:iwYYa9z.
<図書館・ロビー>

「……。」

【夕方ぐらいに図書館に訪れた銀の三つ編みに半袖のジャケットを着た女性。
それから、ずっと居座りあれこれと本を読んでいる。】

857とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 00:15:09 ID:c.nap4fc
FO

858とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 00:15:12 ID:nIt2IROs
【図書館に入り、絵画や射影器によって撮影された写真が載っている本がある場所で手を伸ばす青髪の少女】

「よい、しょ……」
【かなり分厚い本を背を伸ばして取ろうとしているためかなり危なっかしく目に映る】

859とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 00:19:41 ID:c.nap4fc
>>858
「(……そろそろ少し休憩を。)」
【本を読んでいて疲れたらしく顔を上げて、軽く背筋を伸ばそうと。】

「……おや。」
【その最中に本を取ろうとする少女が目に映った。】

//あ、あぶない!

860とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 00:25:28 ID:nIt2IROs
「んっ……!」
【本が少しずつ棚からその全容を現しつつあった。
 表紙には《世界の絶景》というタイトルが、広い表紙に大々的に書かれている】
「あっ……!」
【本が半分ほど本棚から出たところで、その隣の本が棚から落ちそうになってしまった。
 片手を伸ばしてそれを止めるが、そうすると目当ての本も落ちそうになっている本も動かせなくなる】
「う……」
【身動きが取れない中で、懸命に本を押し返そうとしているが、なかなか上手くいかない様子だ】

861とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 00:32:02 ID:c.nap4fc
>>860
「おやおや。」
【それを見ると、席を立ってキャロラインの方へ向かう。】

「……っと。」
【そして、落ちそうになっている本をとりあえずは両方とも
押し戻そうとする。】

862とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 00:35:41 ID:nIt2IROs
>>861
「あ……」
【レヴェスの手に本は押し戻され、キャロラインは申し訳無さそうに手を引いた。
 そして振り返り、明るい青色の瞳でレヴェスを見つめる】
「た、助かりました。ありがとうございます」

863とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 00:38:35 ID:c.nap4fc
>>862
「いえいえ。本来は司書を呼べばいいのですが、あの状況だと猶予はありませんし
大声で呼ぶわけにもいきませんからね。」

【軽く手を上げて、気にしなくてもいいと示す。】

「どちらの本を取るおつもりだったので?」
【そして、押し戻した2冊の本を交互に差しながら尋ねる。】

864とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 00:42:54 ID:nIt2IROs
>>863
「あ、あの……左側の本です」
【左側……かなり分厚い方を指差した。
 そのタイトルは《世界の絶景》。特に流行でもなければ、有名でもない、そんな本だった】

865とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 00:47:52 ID:c.nap4fc
>>864
「左側……ですね。」

【一つ頷くと、手を伸ばしその本を手に取る。
少し手に余る様で、もう片方の手も添えながら。】

866とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 00:52:40 ID:nIt2IROs
>>865
「あ、す、すみません!」
【なぜか謝りながら一緒に本を取ろうと手を伸ばした。
 本は重く、高い位置に置いた者を恨みたくなるほどだ。
 二人で抱えるようにして、なんとか近くの机にその本を置いた】

867とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 00:54:38 ID:c.nap4fc
>>866
「いえ、これだと貴方では恐らく手に取れないでしょうしね。」
【本を持っていて手がふさがっているので、首を振って。】

「……ふぅ、これで大丈夫そうですね。」
【机に置けた事に、軽く安堵の息を吐いた。】

868とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 00:56:53 ID:nIt2IROs
>>867
「ありがとうございます」
【お辞儀し、はぁ、とこちらも息を吐いた。
 キャロラインの腕は細く、レヴェスの言った通り、一人ではどうしようもなかっただろう】

869とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 01:00:04 ID:c.nap4fc
>>868
「戻す時は……そうですね、この時こそ司書を呼べば対応してくれると思います。」

【こちらも細腕ではあるがキャロラインよりは体が大きいため何とか出来た様なものだ。
そして早くも戻す時の事を考えている。】

870とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 01:02:01 ID:nIt2IROs
>>869
「そうですね……最初に無理しないで司書の方を呼べばよかったですよね」
【本の表紙を撫でながら】

871とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 01:05:35 ID:c.nap4fc
>>870
「ええ。次からはそうしてください。
今回の様に人が近くにいるとは限りませんからね。」

「"世界の絶景"……ですか。」
【ここでようやく、本の題名に目が行ったようだ。】

872とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 01:08:44 ID:nIt2IROs
>>871
「はい、ええと……本当にありがとうございました」
【再び頭を下げる。一度だけ首を傾げたのは、相手の名前を言おうとして知らないことに気付いたからだ】

「いつかこの目で見てみたいです、こんな景色を」
【表紙を捲ると、現れたのは巨大な滝。そしてそれを渡る虹の橋だった】

873とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 01:15:24 ID:c.nap4fc
>>872
「……あ、レヴェスと申します。」
【その言葉を詰まった理由を察せたか自分から名乗る。】

「なるほど。確かにこれは圧巻ですね……!」
【本が大きい事もあってか、本の上での景色なのに圧倒された様に。】

874とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 01:20:13 ID:Q5OtQr2Y
>>873
「あ……私はキャロラインです。長かったらキャロって呼んでください」
【自己紹介が嬉しいのか笑みを浮かべた】

「でも……」
【その絶景に指を当て、どこか暗い表情を見せた】

「……これ、空の上から撮影してるんです。私、高いところが、少し……」

875とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 01:25:04 ID:c.nap4fc
>>874
「キャロライン、もしくはキャロですか。」
【覚える様に、一度復唱する。】

「大丈夫です、きっと地上から見た景色はもっと素敵ですよ。」
【穏やかな声色でどこか励ます様に述べた。】

876とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 01:30:43 ID:Q5OtQr2Y
>>875
「そ、そうですよね。下から覗く虹もきっと綺麗ですよね」
【レヴェスの言葉で明るさを取り戻し、さらに一ページ捲った。
 今度は、一面に広がる白い大地。雪国の景色だった。空は快晴で一切の澱みのない青で、それが一層大地を覆う白の美しさを際立たせていた】

877とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 01:38:41 ID:c.nap4fc
>>876
「ええ、違った趣がありますよ。
それに、そのページの様に下からでないと分からない事もあります。」

【ページの空の方を指して。】

878とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 01:43:03 ID:Q5OtQr2Y
>>877
「あ……そうですね。雪景色を上から撮っても、こんなに綺麗には見えないかも……」
【じっと雪景色を眺め、指で大地と空の境界線をなぞった】
「……一度でいいから、いろんな人が驚いてくれるような景色がみたいです」
【微笑みながら、その景色を想像して吐息を漏らした】

879とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 01:47:34 ID:c.nap4fc
>>878
「はい、景色については特に見る方向や角度……果ては時間帯までもが
見え方を左右しますからね。」

【ページをなぞり上げる指を軽く目で追う。】

「何時か見る事が出来る時は来ますよ。」

880とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 01:55:31 ID:Q5OtQr2Y
>>879
「はぁ、この景色にもまだまだいろんな顔があるってことですね……」
【本に触れ、その景色を想像しているのか、瞳を閉じた】

「っ……!!」
【突然、キャロラインの表情に苦痛の色が浮かび、左胸を押さえた】
「あっ……ぅ……すみ、ません……気分が悪くなってきたので、今日はこれで帰ります……。
 ありがとう、ございました……レヴェスさん」
【痛みを押し殺し、笑みを浮かべると、司書を呼ぶと言ってレヴェスにお辞儀し、足早に司書の元へ駆けていった】

881とある世界の冒険者:2011/03/24(木) 02:01:16 ID:c.nap4fc
>>880
「はい。……と言っていますが私も余りじっくりと見た事は無いですけど。」

【色々と講釈をたれていたくせに自分はそこまで景色を見てきて無い様だ。
知識だけとも言える。】

「はい、あの大丈夫なんですk――――行ってしまいました。」
【足早に駆けて行ったキャロラインに尋ねる事も出来ずにいたそうな、FO】

//お疲れさまでした!

882とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 20:23:27 ID:hJAUBmIE
<A路・浅い層>

「……りっちゃん見つからないので、一人でお茶しちゃいましょー」
ふわふわとした雰囲気の赤い髪の女性が、のんびりとレジャーシートを広げてお茶を始めた。
一応、この辺りでは魔物もでるはずだが暢気なものである。

883とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 20:46:34 ID:hJAUBmIE
「……はむはむ」
紅茶と、そのお供にドーナツ。図書館の光景としてもダンジョンの光景としても間違っている。
浅い層ゆえに初見の人も来る可能性もあるが……。

「りっちゃんも猫さんも出ないですし……もう少しゆっくりしたらお仕事しましょうか」
ドーナツを一個食べ終えて息をひとつついて独り言。

884とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 20:53:53 ID:dhEii9sU

「…………。」

奥の方から本を数冊持って上がってくる青いコートの青年が歩いて来る。

885とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 20:57:22 ID:hJAUBmIE
>>884
「もぐもぐも……」
ドーナツを咥えた女性がジーっと凝視。
お気楽なお茶会セットをA路で広げているとはこれはいかに。

「ごくん、貴方もお茶どうですか?」
ニッコリと笑って緊張感のないことを……浅い層ゆえに雑魚とはいえモンスターがいるぞ、ここは。

886とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 21:15:09 ID:dhEii9sU
>>885
「……いや、良い。甘い物は苦手なんでな。」

一度立ち止まってみていたが、すぐに目の前を歩いて行く。

887とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 21:17:23 ID:hJAUBmIE
>>886
「渋めの紅茶ならありますよー……?」
のほほんとした様子で
格好を見るからに司書であるが職務怠慢……なのか?それとも休憩中だろうか

888とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 21:19:27 ID:dhEii9sU
>>887
「……(急ぎ、でも無いが……。)」
ふむ、と少し考えた後に

「……そう言えば何故ここでやってるんだ?」
司書なので自衛手段はあるだろうが、何で上でやらないのか疑問に思ったので聞いてみる。

889とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 21:22:01 ID:hJAUBmIE
>>888
「りっちゃん……あ、お友達がA路に住んでるので
 一緒にお茶しようと思ってたんですよ」
ニコニコと笑いながら、住んでいるということは魔物か何かか

「でも、今はちょっと眠っているみたいで」

890とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 21:23:40 ID:dhEii9sU
>>889
「……ああ、リリーユの言ってた司書か。」
りっちゃんなる魔物、もとい魔族に覚えがあるようで。

「……居ないと思ったら……餓鬼かアイツは。」
ハァ、とため息を吐く。

891とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 21:25:41 ID:hJAUBmIE
>>890
「あれ、りっちゃんと知り合いだったんですか」
これでは本人も過去に一度ジャキに会ったことあるクセに忘れている様子だ。

「りっちゃんは子どもじゃないですかー」
とニッコリ笑いながら……いや、子どもっぽいが確実に年上だろう。

892とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 21:27:30 ID:dhEii9sU
>>891
「友人……に、なるか?」
疑問形。 こっちは会った相手の顔は一応覚えているのである。

「見た目はな。 ……いや、強ち中身も違うとは言い切れんか?」
普段の行動を思い出して少し考えるようにと。

893とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 21:29:48 ID:hJAUBmIE
>>892
「小動物みたいでかわいいですよねー
 りっちゃんのお友達ってことはいい人ですよね?」
ニコニコと笑いながらのんびりと。悪い人は自分で悪い人とはいわないが……

「……?りっちゃんの大人な要素ってありましたっけ?」
本人がいたら天然と言う名の最強の刃物で斬られていたやもしれない。

894とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 21:31:34 ID:dhEii9sU
>>893
「可愛い……か?」
本人が居たらむくれているだろう、恐らく。

「さぁな、悪人かもしれん。
 ……在ると思うぞ? 多分。」
多分。 後自分で言った。

895とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 21:35:32 ID:hJAUBmIE
>>894
「ほら、お菓子を食べるところとかリスみたいじゃないですか」
ニコニコと笑いながらそう述べたあとちょっと考え……大人な部分と何度かつぶやき。

「うーん……私には少々浮かばないというか」
と一言。本気で考え込む表情をしながらなのだからタチが悪い。

「あ、まだお仕事のノルマ終わってなかったのでやらなきゃ」
のんきなことをしておきながら時計を見たら慌て始めて片付けをし始めた。
時間に計画性がないのか。

896とある世界の冒険者:2011/03/25(金) 21:37:32 ID:dhEii9sU
>>895
「……ああ、確かにな。」
もしゃもしゃ食ってた気がする、と思い返して。

「……聞いてたら怒るんじゃないか?」
傾いてわずかに笑って

「なら俺も行くとしよう。」
と、こっちも話を斬り上げて階段を上がっていった。

897とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 02:07:36 ID:usEkUyKY
【ロビー】

「〜♪」

ロビーのソファに座り本を読んでいるゴシックロリータ服の少女。
こんな時間にナニをしているのだろうか。

898とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 02:13:11 ID:7mL3comI
……なんでまたこんなところに、こんな時間に……
『それはあなたにも言えますぞ、私服を買った巫女幼女、可愛らしいスカートでこんばんは』

……メノウ、ちょっとあんた……

899とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 02:14:22 ID:usEkUyKY
>>898
「?」

「(…‥あっ、せんにゃたんだっ!!)」

本をソファにぽい、と置いてそっちにダッシュっ。
使い魔もいないし、マジで何やってんだろう。

900とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 02:18:58 ID:7mL3comI
>>899
……あんた、わざわざこんな時間に何やって……って一人?
『近づかれて初めて気付いた扇奈
使い魔さん達を普段から特に気にしてないので、頭から抜けていた』

危ないじゃないの、ロビーだからまだいいにしろ、魔物にでも会ったらどうすんのよ
『と、娘のことを気遣う母親みたいな感じで話してる少女
相変わらず歳の割には落ち着いてるというか落ち着きすぎている……』

901とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 02:20:12 ID:usEkUyKY
>>900
「(とうっ!)」
ぽふっ、と効果音が付きそうな勢いでせんにゃたんに抱きつく。

「(へいきだよー、ロビーでお留守番だもんっ)」
どうにも、使い魔以外と一緒に来てるらしい。ボブだろうか?

902とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 02:24:08 ID:7mL3comI
>>901
……はいはい、誰か来たら離れなさいよ
『と、いつもどおりの気力の抜けた声で抱きついてきたメノウを受け止める
すっかり慣れたものであるが、やはり人に見られるのは嫌なようだ』

留守番?……ってことは誰かと一緒に来たのね
『そう聞いて少しは安心する、色々と危なっかしいと思っているので』

903とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 02:25:37 ID:usEkUyKY
>>902
「(やーっ)」
ぎゅーっと抱きついてすりすり、身長がちょっとしか伸びてないので背がせんにゃたんより低い。

「(うんっ、おとーさんについてきたのっ!)」
多分無理矢理付いて来たのだろう。 で、危ないので置いてかれたと。
……防御魔術ぐらいは掛けられてそうな気がする、過保護だし。

904とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 02:34:49 ID:7mL3comI
>>903
いや、一応公共の場なんだから……
後……ミティとかに見られると色々面倒だから
『そんな偶然はそうそう無いのだが、完全にないと言い切れないから毎回心配なのである
……流石に今日は来ないぞ』

はぁ、やっぱりね……うん、やっぱりだわ
『色々と察しがついた』

……ようするに暇なんでしょ?メノウ

905とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 02:36:39 ID:usEkUyKY
>>904
「(やーだーっ
 べつに私はみられてもいいもんっ)」
抱きついたまま上目遣いで頬を膨らませる。子供である。

「(うんっ!あそぼ、せんにゃたんっ)」

にぱー、とすごくいい笑顔で。

906とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 02:45:22 ID:7mL3comI
>>905
あんたは特に気にかけてないだろうからね……
『疲れ顔Lv5(最大は10)、いじられキャラは大変なのだ
まぁ、なんだかんだ言いつつもそんな友人が好きなのは事実だが』

遊ぼう……って言われても、私も少し調べごとがあるから来たんだけど……
『悩む、ここで断って自分だけ本を探しに行くのもなんだか心が痛む』

907とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 02:46:50 ID:usEkUyKY
>>906
「(すきなひととくっついちゃだめなのー?)」
むすーっ、と膨らんで。

「(じゃあ、せんにゃたんの調べ物手伝うっ!)」
こうなりました。

908とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 02:58:18 ID:7mL3comI
>>907
…………いや、ダメなものはダメよ
『一瞬戸惑ったぞこれ』

……(やれやれ、今日はA路にするか……)
『本来はC辺りに行こうとしていたが、メノウが心配なので……』

じゃ、一緒に行く?そんなに深いところまでは行かないけど
『A路へと足を向ける』

909とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 02:59:55 ID:usEkUyKY
>>908
「(むーっ……)」
けど嫌われるのはヤなので離れる。

「(うんっ!)」
とたたっ、とソファの近くに立てかけてあった布の巻かれたあの杖を持ってくる。
……C路とかでも大丈夫だろうか?

910とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 03:10:21 ID:7mL3comI
>>909
はい、よろしい……っと
『軽く肩を回して、少し準備体操的に』

ところで、ボブはいつごろ帰ってくるのよ?
それまでには戻ってないと心配させるだろうし……
『一応聞いておく、この時点で捜し物をするのはほぼ諦めた』

911とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 03:11:10 ID:usEkUyKY
>>910
「(がんばるぞーっ!)」
おーっ、と手をぐーにして。

「(んっとね、ふかくまでいく、っていってたからわかんないっ。
 眠くなったらさきかえってなさい、っていわれてたの!)」

912とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 03:20:19 ID:7mL3comI
>>911
ちなみに探してる本は……
『長い説明、簡単にいえば占術とか符術とかの本……と、何故か、服の作り方の本』

……また適当なことを言ったわね……
『時間の問題はない、と判断して』

じゃ、早くいってさっさと帰りましょ、待ってても朝になりそうだしね
『帰らせる方向で行くことを決めた、
時間が経てばどんどん人も減っていくので、一人きりにさせるのは心配だ』

913とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 03:21:53 ID:usEkUyKY
>>912
「(おおー……べんきょーするの?)」
わくわくしつつ聞いてみる。

「(おーっ!!)」
ガッツポーズ。
……ほっとくと怪しい人に連れて枯れそうである。

914とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 03:31:23 ID:7mL3comI
>>913
そうよ、巫力とかが増えてきた気がしたから、もっと強い術でも覚えようかと思ったのよ
『……服の作り方の本についてはノーコメント』

……(そういやこの図書館ロリコンが住んでたって噂よね……)
『そんな奴も居ました 今は居ないが……』


『というわけでA路に出陣』
……モンスター……は、まぁたいしたことないわね
『王都近郊のより弱い程度、これくらいならその辺の初等部生でも倒せる』

915とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 03:33:58 ID:usEkUyKY
>>914
「(おおー、特訓だっ!!)」
それはなんか違うのではないだろうか。

「(えいやーっ!)」
杖を使わなくても倒せるレベルである。やったね!

916とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 03:44:57 ID:7mL3comI
>>915
……まぁそうなるわね、一応は……
『そういう事にしておいた、否定するほどでもないので』

ちょっと引っ込んでなさい!……と、じゃあ探しましょ
『一喝したら逃げていくレベル、早速本棚の散策に入る……』

……相変わらず整理の一つもされてない本棚ね……
『……時間がかかりそうだ』

917とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 03:46:57 ID:usEkUyKY
>>916
「(んー、ガルム達ががいたららくなのになーっ)」

本を探しながら、そういえばどうしたんですか、使い魔たちは。

918とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 04:00:27 ID:7mL3comI
>>917
今日はあいつら置いてきたの?……あ、一つ見つかったわ
『結構すぐ見つかるんだね、仕方ないね……符術の本ゲット』

……中々いいのを見つけたわね、我ながら

919とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 04:02:04 ID:usEkUyKY
>>918
「(おおー……どんなのが書いてあるの?)」

ひょこ、っと覗き込んでみる。

920とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 04:06:10 ID:7mL3comI
>>919
……ぶっちゃけ読めないと思うわ
『なんか見たこともない字が綴られてる、何語だ』

正直私も読むのが大変そうだわ……

921とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 04:06:51 ID:usEkUyKY
>>920
「(……うにゅー)」
読めませんでした。ええ、読めませんね。

「(もっとかんたんなのないのー?)」
ありません。

922とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 04:13:30 ID:7mL3comI
>>921
簡単なの……って、そもそも符術とかそういうのがネオベイ発祥だし、
あっちの言葉で書かれてるのは仕方ないことよ……
私も短期間で一気に覚えたキリだし、読みきれるかは分からないわ

……まぁ、他の本を探しましょ

923とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 04:15:23 ID:usEkUyKY
>>922
「(ねおべいかぁー……きものだよね!)」

知識が偏っております。

「(おーっ!)」
と、奥に駆けていこうとする、こらこら。

924とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 04:19:40 ID:7mL3comI
>>923
……ああ、まぁそうね……着物か、真っ当に着た事ないわね……

あ、ちょっと、待ちなさいよ!危ないわよ!!
『本を脇に抱えながら走って追いかける……』

925とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 04:21:56 ID:usEkUyKY
>>924
「(ふじゅつのほんー、ないかなー?)」

周囲をきょろきょろしながら、ずんずん先に進んでく。
とまりんさいってば。

926とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 04:32:01 ID:7mL3comI
>>925
(……急に何か出てきたら危ないでしょうが……)
『追いつけない』

……何も出ないわよね?
『言うと出てきそうなのでさっさと追いつこうと、急ぐ……
……何も出てきません、ご安心ください』

927とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 04:33:48 ID:usEkUyKY
>>926
「(なんにもでないよー、せんにゃたんのしんぱいしょーっ)」

くすくすと笑って先に進んでいく……
無軽快すぎるのも問題だと思うが

928とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 04:42:09 ID:7mL3comI
>>927
そう言ってる時に限って出るから心配なのよ……
『そう言ってると出るぞ』

…………ああ、本も見つからないわね

929とある世界の冒険者:2011/04/17(日) 04:43:02 ID:usEkUyKY
>>928
「(だーいじょーぶだってー!)」

そういってパタパタと歩く少女の傍に不穏な影が――待て、次回!!

930とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 21:43:45 ID:ueP93EAg
【図書館のA路の何か浅い方】

「(ふじゅつー、ふーじゅーつのほんー)」

パタパタと騒がしく歩きながらきょろきょろと周囲を見回すゴシックロリータ服の少女。

931とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 21:48:29 ID:SAZnVj9I
黒の修道衣を纏い目深に被ったベールと長い前髪で目を覆う背の低い猫背の修道女、
質素なフード付きローブを纏った茶のポニテな金目銀目娘と共に歩いている。

「クフクフ…その話は興味深いデす」
「参考になりますか?」
「勿論デす、わタしの仮説が証明されタようなものデすから」

932とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 21:48:54 ID:.8/THya6
『現状:洋服の作り方の本と符術の本を探しています』

……(本が見つかったところで、作れるかしらね……)
『優先度は洋服>>>符術のようである』

933とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 21:52:28 ID:SAZnVj9I
@撤退

934とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 21:53:30 ID:ueP93EAg
>>932
「(んー……無いよー?)」

きょろきょろ周囲を見ていたが、見当たらなかったらしく戻ってくる。

935とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 21:58:37 ID:.8/THya6
>>934
となると、もう少し進む必要がありそうね……ま、大丈夫でしょ、メノウ、次の階に行くわよ
『バッと見ても見つからないので進む……と』

…………なんか出たわ……しかも凄いのが
『おどる宝石が現れた!』

936とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 22:01:30 ID:ueP93EAg
>>935
「(おおー、きらきらしてるっ!)」
おどる宝石を見て目を輝かせる。

「(……よしっ、やっつけちゃうぞーっ!)」

と、杖を布から……ってこら、止めろ。

937とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 22:07:14 ID:.8/THya6
>>936
しかもかなり大きいわね……売れば金貨単位で稼げそうよ……!
『久々にまともな食事が出来ると確信した』

……って、ちょ、メノウ、あんた何を!?
『とてつもない威力で消し飛ばされては困る
おどる宝石の宝石は意外と脆いのだ……
……止めようとしてるが、間に合う?』

938とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 22:08:16 ID:ueP93EAg
>>937
「(せーぇー……!!)」
杖をぶーん、とふりあげてー

「(え? ……えーっと、危ないからぼーん、って?)」
振り上げた状態で止まる。間に合いましたね。

939とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 22:12:02 ID:.8/THya6
>>938
『おどる宝石はもう死を覚悟していたため恐怖のあまり麻痺している!
……意外と気が弱い、所詮はただの宝石入りの袋ですし』

あ、危なかった……というかアンタ、こんなところで爆発とか引き起こしたら
本棚がとんでもないことになるでしょうが
『と、真面目っぽい台詞をつけたが、所詮は宝石が欲しいだけである』

940とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 22:18:52 ID:ueP93EAg
>>939
「(……あ。そっかぁ……。)」

しゅーん、と落ち込む。
またやっちゃったー、的な感じである。

941とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 22:23:16 ID:.8/THya6
>>940
……あ、そ、そんなに落ち込むことじゃないわよ、えと……
『相も変わらぬこの特殊能力:幼女に弱い
周りに影響されて培った隠れ百合キャラは伊達じゃない……?』

ごめん、メノウ、強く言い過ぎたわ……
『謝りながらメノウの方を向く……

……ちなみにこの間もおどる宝石は麻痺している!』

942とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 22:24:11 ID:ueP93EAg
>>941
「(……おとーさんにもあんまりつかっちゃだめー、っていわれてるんだけど、
  かーっ、ってなるとすぐにばーっってなっちゃって……。)」

しゅーん、とやっぱり落ち込みながら。
しかし形容詞が多いですメノウさん。

943とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 22:27:20 ID:.8/THya6
>>942
……そうね……威力を制御出来ればいいんだけど、出来る?メノウ
『微妙に背が高いので、少し屈んで目線を合わせるようにしながら語りかける……

いつものことながら、同学年には見えないほどの落ち着き、もはや優しいお姉さんだ』

944とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 22:28:56 ID:ueP93EAg
>>943
「(……んー、翼の形にしたり、剣の形にしたり、強くしたりはできるけど……
  よわくしたり、ちっちゃくー、っていうのは……。)」

しょぼーん、とどんどんちっちゃくなって。
……もしかして最低出力であれなのだろうか。ホムンクルス兵器おそるべし。

945とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 22:38:42 ID:.8/THya6
>>944
……なるほどね……
『少し腕を組み考える……そして』

……うん、メノウ、練習してみましょ、出力を抑える練習
『パッと思いつく答え、本当に出来るようになるかは分からない……
でも、やってみなければ何も分からない、日々挑戦、扇奈の好きな言葉だ』

一人で難しいなら私も手伝うわ……って言っても、私は魔法じゃないけど……
……そうね、どうせ暇だろうし、ユリにミティに、いっぱい居るわね、そうね!
『友人思いにも程がある、そろそろ親友を越えるレベルになりそうで怖い……』

946とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 22:40:33 ID:ueP93EAg
>>945
「(ふつーに魔法使うのならできるのになー……。)」
どうにも、杖を使う時だけ出力が調整できないらしい。

「(……うんっ、ありがと、せんにゃたんっ!)」
そして抱きつき攻撃である。

947とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 22:50:51 ID:.8/THya6
>>946
……まぁその辺の細かいことは後で考えればいいのよ
暇なのは私もだし、メノウのためになるなら時間の有用な使い方だわ
『嬉しそうな表情、笑っている扇奈はそうそう見れない気がする』

あ、ちょ、やめ…………ま、まぁいいわ、今は別に……
『デレたぞー!!



ところでおどる宝石さんはまだ痺れている』

948とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 22:53:30 ID:ueP93EAg
>>947
「(……えへー、なんかきょうのせんにゃたん、やさしーねっ)」

抱きついてすりすり、お姉さんに甘えてるような感じになっている。傍目。
……犬か鳥が居ればトドメを刺してやれたのだろうが、生憎両方不在である。

949とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:00:57 ID:.8/THya6
>>948
そ、そんなことないわよ!!……
……っていうか、いつもは優しくないみたいな言い方ね、それ
『ほのかに顔を赤らめつつ、受け答えする』

……あ、メノウ、ちょっと向き変えて、あれ倒してからにしましょ
『抱きつかれつつもようやく思い出して、お札を取り出す
……普段なら「離れて」と言うはずだが、やはり今日はデレてる日だ』

950とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:02:32 ID:ueP93EAg
>>949
「(いつもやさしいけど、きょうはもっとやさしいよ?)」
えへー、と可愛らしい笑みを浮かべて頬ずり。

「(あ、はーいっ)」
抱きついたまま体勢を変える。と、言うか後ろから抱きついてるみたいな。

951とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:07:54 ID:.8/THya6
>>950
……!
『自分の中の制御用の鎖が一本はじけ飛びそうな気がした
……そもそもそんなものがあると思ってもいないのだが』

よ、よよ、よし、まずは宝石よ宝石……宝石宝石……
『……落ち着け自分、とりあえず何をするにもこの魔物は邪魔だ』

……い、いや、なにするのよ私
『自問自答が口に出ている、危ない人だ……雷撃の術がおどる宝石にクリーンヒット
なんだか何時もより威力が増している気がする、符術は感情で威力が上がったりするのかもしれない』

よし、オッケー……ん?
『倒れたおどる宝石の袋の中に、宝石以外に本が2冊……
なんと!符術の本と小説の本を手に入れた!』

952とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:09:26 ID:ueP93EAg
>>951
「?」
きょとん、とした顔をしている。無自覚。

「(おおー、やったねせんにゃたんっ!)」
やたー! といった風にせんにゃたんの手を持ってバンザイ。

953とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:16:19 ID:.8/THya6
>>952
……よし、これで良いわ、後はまた学校にでもあるでしょうし
『これ以上時間をかけてもすぐには見つからないだろうし、随分時間も経った
そろそろ引き返したほうが良いだろうと判断』

帰るわよ、メノウ、いい加減眠いしね……
『よく分からない小説だが、とりあえず拾って持ち帰ることにした』


【ロビー】
……っと、着いたわね
『こうして扇奈の中で何かがはちきれそうな本探しも終了したのである』

954とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:17:23 ID:ueP93EAg
>>953
「(はーいっ!!)」
元気よく返事。 しかしロビーに戻る最中も抱きついてました。

【ロビー】

「(ついたーっ! ……ってあれ、おとーさんいないや。)」
抱きついたまんまである。
しかも帰ってきていない。

955とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:23:34 ID:.8/THya6
>>954
…………あいつは何をやってるんだか……
間違えてG路とか入って死にかけてるんじゃないでしょうね
『笑いながら周りを見渡す』

確か帰って来なかったら、先に帰ってても良かったんでしょ?

956とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:24:28 ID:ueP93EAg
>>955
「(んー、はいってったのはA路だよ?)」
らしい。 ……奥に行ったんだろうか?

「(うんっ、どうしよっかなぁ?)」

957とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:29:33 ID:.8/THya6
>>956
……あ、なんだ、それなら……32階で引っかかってるのかしら
『と、考えても帰って来ないのだから意味が無い』

これだけ時間がかかっても帰って来ないんだから、先に帰ったほうが良さそうね
そうね、メノウ、私も付いてくわ
『そんな訳で、送ります、最後まで心配なので』

958とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:32:02 ID:ueP93EAg
>>957
「(んー……わかんないっ!)」
解んないらしい。

「(あ、じゃあせんにゃたんのいえにとまりたいっ!)」
はいっ、と手を挙げて。

959とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:38:13 ID:.8/THya6
>>958
……よし、考えないでおくわ
『生きてりゃ問題ない、そう考えた、酷い』

あ、はぁ…………私の家!?
『驚くのがワンテンポ遅れた』

そんな、急に言われても…………まぁ、いいんだけど……狭いわよ?
『急に言われても、特に困る理由はなかった
……狭いのは十分狭いが』

960とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:41:11 ID:ueP93EAg
>>959
「(だいじょーぶだよ、おとーさんつよいもんっ!!)」
メノウの中ではお父さんは誰より強いのである。実際強いのだが。

「(くっついて寝れるねっ!)」
駄目だこの娘。

961とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:45:20 ID:.8/THya6
>>960
そりゃ分かってるけど……まぁ、平気よね

……分かったわ、じゃ、一緒に行きましょ?
『多分、何を言ってもきっとくると思ったのでさっさと決めることにした
……何故か自分の心拍数が早くなっていることに違和感を示しつつ』

962とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:46:58 ID:ueP93EAg
>>961
「(うんっ! おっとまりー、おっとまりー♪
 あ、がるむにパジャマもってきもーらーおっと。)」

せんにゃたんの手を取ってレッツゴーな体勢である。
そして夜中だろうと容赦なく起こされて働かされるのも使い魔である。

963とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:55:42 ID:.8/THya6
>>962
(……何慌ててるのかしら、私……慌てる?いや、落ち着きがないだけね……)
『優秀なはずの扇奈さんも美少女には弱いということが分かりました』

じゃ、行くわよっ
『それでもお泊りという言葉に反応せざるをえない年頃の扇奈
とても楽しみな様子で図書館を後にしたのであった……
……ちなみに、拾った小説は少女たちの友情を綴るものだったのは言うまでもない、これも運命か』

964とある世界の冒険者:2011/04/24(日) 23:56:14 ID:ueP93EAg
>>963
「(えへへっ、おっとまりー♪)」

せんなと手をつないで図書館を後にしたそうであった……。

965とある世界の冒険者:2011/04/28(木) 01:12:51 ID:2m.oCW2E
適当な魔法書をあさっている少女
パラパラ本を捲ってます

「あ………何だろう、この魔法」

その注目した頁にはアーデルハイト家に封印された魔法について書かれている

966とある世界の冒険者:2011/04/28(木) 01:20:01 ID:2m.oCW2E
「………ふ〜ん………封印解くには………こんな酷い封印かけたんだ………」

と、本を読みながらぶつぶつ言って


「でも……アーデルハイトの血縁者しか修得できないんだ……変なの〜」


とか言って、本を閉じた


「はぁ………私、何でまたこんなの読んでんだろ」

とため息

967:2011/05/01(日) 17:19:19 ID:hVqPPgH6
すげー
http://p.tl/Jmwu

968:2011/05/01(日) 17:20:20 ID:hVqPPgH6
すげー
http://p.tl/Jmwu

969とある世界の冒険者:2011/05/22(日) 20:41:31 ID:g.q4dZIY
質素なフード付きローブを纏った茶のポニテな金目銀目娘が
魔道書片手に通路を歩く。

「さー、いよいよ中級魔法習得も中盤戦ですよ〜」

独り言のようだが妙に弾んだ声色である。

970とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 01:26:52 ID:MDdhQ9xY
一角、大きな本棚によって死角となる場所にて本を広げる少女が一人。
時折頭が机に付きそうになれば慌てて起き上がるの繰り返し。
紅のローブから食み出た2本の狐の尾も、その動きに合わせて上下する。

「コテングダケは……麻酔に利用されて……むにゃ……」
毒茸を医療用の麻酔として使用するのは如何なものか。
今までピンと立っていた耳も今では萎れてしまって、側頭部へと付いていた。
――ゴチン。という小さな音が響いたのはその直ぐ後の事である。

971とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 01:37:17 ID:PV84omnM

「…………くぁ。」

【欠伸交じりに図書館へとはいってくる足音が聞こえる。
だが、その歩幅は一定ではなく、まるで酔っているかのようだ。】

972とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 01:40:11 ID:jpUpuJNo
「…………えへへ、明日は公演だぁ……」

真っ直ぐな金髪に、革のクロークを羽織った女性が一人。
何やらこちらも音楽書の本棚に身を預けて眠っている様だった。

背格好の割にはだらしのない表情。
バイオリンを抱いたまま、すうすうと眠り続けている。

973とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 01:47:42 ID:PV84omnM
>>972
「……司書の奴ァ、割と頑張った方がいいと思う、マジで。」

【入ってすぐに、2人も図書館で眠りに落ちている人を見かけて呆れたように。
自分は、お目当ての本を探しにしばし奥の方へと。】

974とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 01:49:57 ID:MDdhQ9xY
>>971
ある一定の距離まで進めば見えるであろう卓上の上でまだ得ている人物。
声にならない声を上げ、しきりに頭を左右に振っている。
……事情を知らない者にとっては、何やら怪しい儀式にも見えることだろう。
実際は頭を打って痛がっているだけだが。
>>972
「――ッ!たいっ……!」
何故本に八つ当たりしたのかは分からないが、八つ当たりされた辞書は真っ直ぐに女性へと飛んでいった。
所詮子供の力、怪我こそはしないだろうが、当たればそれなりの痛みはあるだろう。
勿論、寝ている相手ならばその効果は――

「……??……アアッ!?」
どちらかと言えば、本を飛ばしたことに対して放った少女の叫びの方が効果はあるだろうか。
主に驚かせる的な意味でだが。

975とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 01:57:52 ID:gWu3H43A
> 973-974
「…………くー……するるる……。」
未だに満足そうな表情で眠っている女性。
何か新聞の端の方で最近見た面の様な気もするが……

「……へうっ!?」
まずは叫び声で弾かれた様に首を起こし


「……ふに゛っ!?」
見事、飛来する本を額で受け止めた。

976とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 02:00:31 ID:PV84omnM
>>974-5
「……?」
【叫び声を聞いたからなのか本も持たずに戻ってきた。】

「…………目覚ましにしちゃ、前衛的すぎるな、ホント。」
【その様子を見て何があったのか大体把握したのか冗談めく。】

977とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 02:06:29 ID:MDdhQ9xY
>>975
「あー……えっと……」
トトト、と近くまで走り寄れば、額によって進行を止められた辞書を拾い上げる。
暫しの間、何と切り出せばいいか分からずにもじもじとしていたが、やがて意を決したかのように顔を上げた。

「ごめんなさこんばん大丈夫?」
親が聞いたらキツくしかるであろう、そんな挨拶。
あらゆる挨拶文句を本人なりに上手く1つに纏めたつもりであるようだが……
ふと、見上げた視界に映った顔に首を傾げた。
知らないのに知っている、不思議な感覚を覚え、それが表情にも出ている事だろう。
>>976
おろおろとしている少女と、本を止めた部位が赤くなっているであろう女性。
そして遅れて聞こえる、不思議な挨拶。

「め、目覚ましなんかじゃないもん!
ただ寝ぼけてたら本が逃げただけだもん!」
何とも苦しい言い訳を並べると、怒気を含んだ視線を男に送った。
辞書には薬大全と書かれているが……この歳で分かる物なのだろうか?

978とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 02:16:42 ID:tm4ARfr6
>976
「……いたたたたー……。」

何はともあれ、起きた様ではある。
目を狐の様のさせて、額を撫でくっている。

>977
「……あー、大丈夫だよぉ。
本が上から落ちてきただけみたいだし……。」
本棚を片手間に見上げながら、そう言う。
少し赤くなっている程度で、たしかに怪我は無さそうだ。

「……えーと……こんばんは?」
小さく首を傾げて、疑問詞が漏れる。

979とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 02:18:14 ID:tm4ARfr6
//書き忘れまいたが、メアリーの知名度は住民票の通りなので、認知はおまかせしまうま

980とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 02:20:06 ID:PV84omnM
>>977
「ほー、寝ぼけてたのは認めンのか。……ま、実際寝てたもんな。」
【彼女が眠っていた現場は見ていた男。】

「おいおい、逆上は勘弁してくれ。
それにここは図書館だぜ?お静かに、って教えられなかったか?」

【肩をすくめながら、視線は本の方に行き、見えた題名に意外と言わんばかりに
目を大きく開いた。】

>>978
「いやいや、〝本が上から落ちてくる〟なんてアンタも災難だな、おい。」

【メアリーが勘違いしているのを分かってか、敢えて上から落ちてくると
わざわざ強調するように言った。】

981とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 02:29:19 ID:MDdhQ9xY
>>978
「こ、こんばんは……。ならよかったー……
えっとね、落ちてきたんじゃ無くて……その……」
ハッキリと言えずに、途中で口籠もってしまう。
手にしている辞書を上げたり下げたりとして何かを伝えたいようだが、それだけでは事を伝えられないだろう。
と、何かを思い出したかのようにフードの下に隠された狐の耳を大きく動かす。

「――あ!何かの有名人!」
少女にとって、新聞は犯罪者か有名人かが取り上げられる物。
女性は後者として映ったようで、申し訳なさそうな表情が一点、嬉しそうに笑ってハタハタと尾を動かす。
どんなに些細な知名度であろうと、新聞に載ったらそれだけで有名人……らしい。

>>980
「ね、寝てないもん!
ただこう……瞑想してたんだよ!瞑想っ!」
先の言葉とは打って変わり、かなり矛盾の生じた反論。
負けず嫌いな性格、という事がここで大いに発揮された。

「うー……私は静かにしてるもん!
おじさんが子供みたいにギャーギャー騒ぐから……ん?」
そう否定する言葉も、五月蠅い。
大きく目を開いた男性を不思議に思ったのか、小首を傾げてみせた。

982とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 02:39:59 ID:eiGpkh6k
>980
「わたしって、どんくさいから……仕方ないですね。
怪我しなかっただけ良かった良かった…。」

手袋を填めた右手で、鼻の頭をかきながら。
どうやら、気付いていないらしい。

>981
「……わたし、何も無いとこで転んだりもするから……
……仕方ないわ、うん。気にしてくれてありが――」
落ち着かない様子のフレイカをどうどうと手で制す。
そのやや間延びした感じ不思議と感情を平坦に……

「えっ…!?
ゆ、有名人……?」
してくれそうだったのだが、有名人という言葉に狼狽し始めた。

983とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 02:43:24 ID:PV84omnM
>>981
「へぇ…………お、アンタの口のとこにヨダレのあとが付いてんぞ?」
【そちらの顔を見て気が付いた様な声を上げる。……もちろん、ハッタリだが。】

「充分静かだけどねぇ……あと、お兄さんにしとけ。」
【一応、20代前半であるため、おじさんは嫌な様だ。】

「んや、随分小難しい本読んでるな、ってよ。」
【そう言いながら、薬大全を顎で指す。】

>>982
「(あー、こりゃ残念な……あ。)」
【気づいていない様子にため息をつきかけるがフレイカの有名人と言う言葉を
聞いて、改めてそちらの方をよく見る。】

「おー、ホントだ。なんか知らねぇが難しい曲を弾きこなせるとかで有名の。」
【一応、新聞には目を通すらしく断片的ながら覚えていたようだ。】

984とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 02:51:51 ID:MDdhQ9xY
>>982
「ち、違くて……!
心配したのもそうだけど……えっと、それは私のせいで……」
説明をしようにも、どうも要領よく説明出来ない様子。
手で気持ちを制されれば自然と落ち着いて――
「ふぎゃっ!?」
いく筈だったのだが、突如頭上に乗っかってきた猫に短い悲鳴を上げた。

「たたたた……
うん、新聞に書いてあったよ?何とかって!」
その何とかの部分が重要なのだが……
有名人、と認識している人物に会えたのが嬉しいのか、頭上に猫が載っているにも関わらずそわそわとしている。

>>983
「本当本当っ!?
――これで跡取れた?」
慌てた様子でローブの袖で口元をゴシゴシと拭い、男性に確認を求めた。
すっかり相手の言葉を信じ切ってしまい、単純な脳は見事に引っかかってしまった様だ。

「静って嘘吐くと舌抜かれちゃうんだよっ!
……んー……おっさんがいいの?……おっさん……おっさん」
どう聞き間違えたのか、更に嫌な呼び方へと昇格させた。
何故自分に確認を取るようにおっさんと連呼するのか。

「んっとね、クリッフ――私のお師匠が全部覚えろって!」
得意げに見せびらかすも、実は一ページも覚えては居ない。
何せ、前書きを開いたまま寝ていたのだから。

985とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 02:58:57 ID:jpUpuJNo
>983-984
「あ、あのう……そのう……!」
有名人のくだりから、挙動不審になる女性。
旗の様に左右へ首を振ってオロオロする様は、とても年相応に見えない。

「あの、メアリーその、新聞とか全然聞いてなくて!
その、あのあのメメ、メアリーただヴァイオリンが好きなだけだし、えっと。」
一人で勝手に混乱しているが、恐らく照れているのだろう。
恐らく、だが。

986とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 03:03:08 ID:PV84omnM
>>984
「やっぱ、寝てたんだな、アンタ。」
【面白い様に引っかかったため態とらしく肩をすくめるような動作をした。】

「んじゃ、俺の舌はとっくの昔に無くなってら。
違う、お兄さんだ、お・に・い・さ・ん!……オーケィ?」

【嘘をついてきたことは認めるらしい。
そして、お兄さんと言う言葉を教え込む様に強調した。】

「へぇ……で、どんぐらい覚えた訳よ?結構あるぞ、これ。」
【辞書波の分厚さに目を丸くしながら。】

>>985
「あぁ、わかったわかったから、落ち付け。」
【うろたえる様子にどうしようもないと思ったのか落ち付けようとする。】

「ってか、寝てる時の方が落ち着いてるってどゆことよ。」
【最初にヴァイオリンを抱く様にして眠るメアリーを見ている。】

987とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 03:11:08 ID:MDdhQ9xY
>>985
「ヴァイオリンって楽器だっけ……?」
頭上の猫を胸に抱いて、思案した。
余り楽器とは縁が無いのか、その形を思い出すのに数秒の時間を要する。

「でもでもっ!新聞に載ってたんだよ!」
何を思ったのか、猫を再び頭に乗せて急にローブの内側をがさがさと漁り……
一枚のレポート用紙。そして古びた鉛筆を取り出し、女性に向かって差し出した。

「サインちょうだい!サインっ!」
混乱しているのならば、追撃の一撃となり得るであろう言葉。
尾は感情を示すように忙しなく左右に振られ、目は爛々と輝いている。

>>986
「ねねねねね寝てないってば!
ええっと……プリンの事考えてたの!」
プリンを思い浮かべて涎を垂らすのは如何なものか。
それでも尚必死に否定を続ける。

「ええっ!?本当に舌が無くなってるの!?
お……お、ん、ん、ん、ん――これでいい?」
意地でもお兄さん。と呼びたくないのか、続けて言う言葉は口を閉じて発音。
してやったり。と言った表情を浮かべているが……

「聞いて驚かないでねっ!
『医学を志す全ての者へ捧ぐ――』ここまで覚えたんだから!」
医学とは全く関係の無い部分。
紡がれる言葉も無く、本当にその部分しか覚えていないという事を伺わせる。

988とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 03:22:05 ID:WwzXiMrM
>986-987
「あ、いや。あの、だからその……!!バイオリン……」
フレイカに説明できる余裕があれば良かったのだが、今彼女が抱えている物がそれだ。
パリーの落ち着けという声は、残念ながら届きそうにない。

「メ、メアリーはただのヴァイオリニストで……えっと……!
そ、その!サイン!? む、無理だよ……!」
何かに追いたてられる様に立ち上がって……

「わぁあぁん!!恥ずかしいんだってぇぇぇー……!!」
魂の叫びを残して逃げ出した。
こんなで公演は大丈夫なのだろうか。

989とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 03:24:31 ID:PV84omnM
>>987
「ま、どっちでもいいけどな。」
【その様子に一度、息を吐くと、サラリと流そうと。
このままではコイツの中でフレイカがプリンを思い浮かべただけで涎をだす少女になってしまう。】

「いや、舌はあるけどよ、ほら例えって奴があるだろ?
…………うんうん、分かりゃいいんだ、分かれば。」

【してやったりな表情にこれまたちょっとした悪戯をするようだ。
内容は至って単純〝お兄さん〟と言っている事にする。これだけだ。】

「……ほぉ、……で、なにを捧げてくれんだ?」

>>988
「……おいおいおいおい。」
【逃げ出してしまったメアリーを何もせずに見送る。】

「ホントに新聞に出てた奴だったのか、アイツ。」
【あまりの照れ屋&恥ずかしがり屋っぷりに疑いつつあったとか。】

990とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 03:37:29 ID:MDdhQ9xY
>>988
「バイオリン!知ってるよ!格好いい楽器でしょっ!
……バイオリン?」
何故2度目にその名前を呼んだときに疑問符が付いたのだろうか。
恐らくは、少女自身も思い浮かべた物が本当にその名で合っているのか確信を持てないからだろう。
ちなみに、思い浮かべてあるのはギターだが。

「あ、待ってよ!サイン頂戴よー!」
逃げてしまった女性に声を掛けるも、それは届かなかった事だろう。
振られていた尾もダラリと垂れてしまい、空しく用紙と鉛筆だけがそこにあった。

「うぅ、今度は絶対サイン貰うもん……!」
少女の中に、何やら変な決意が生まれた瞬間であった。
果たして、その決意は実現可能なのたろうか。

>>989
「どっちでも良くないよ!寝て無いったら寝てないのっ!」
一度食らいついたら猟犬の如く離す事は無い。
それが墓穴を掘っているとも知らずに。

「例えって……煙の無い所は爆発しないと一緒なの?
じゃあ、これからおんんんんって呼べばいいんだねっ!」
若干間違えたことわざ。と言うよりも、とても物騒な間違え方をしている。
お兄さんを言いにくい言葉に変化させているのはご愛敬だろうか。

「それはー……何かだよ!
きっとお宝とか、凄いお薬とか……」
言い終えぬ内に、何者かに襟首を掴まれた少女。
蛤の様な悲鳴を上げると、ブリキ人形の様に首を後ろに向けた。
『フレイカ、今から何処まで覚えたかテストをする
半分も取れなかったら罰として――』
眼鏡を掛けた女性が最後に何を言ったのかは分からない。
ただ、引き摺られていく少女の目には溢れんばかりの涙が溜まっている事は確認できたであろう。
所謂、恐怖の涙という物が。
//3時半なのでこちにて退却します……!
//ありがとうございましたー!

991とある世界の冒険者:2011/05/29(日) 03:43:30 ID:PV84omnM
>>990
「あー、分かった分かった。」
【喰らいつかれて、もう良いと言わんばかりに手を動かす。】

「……まぁ、それくらい問題はねぇさ、きっと。」
【盛大な間違いっぷりに、最早突っ込む事もしない。】

「へぇ、アンタがお師匠の――――。」
【と、言って師匠なる人物が言っていた事を聞いて。】

「まぁ、なんだ……多分、捧げる物はアンタ自身なんだろうな、うん。」
【何とも気の毒そうにして見送ったとか、FO】

//了解、おつかれさまでしたー!

992とある世界の冒険者:2011/05/30(月) 21:20:35 ID:4obZ.7QM
長い前髪で目が隠れてしまっている旅人風の青年が
魔術理論の本を何冊か見繕っている。

「…ふ、む」

993とある世界の冒険者:2011/05/30(月) 21:59:09 ID:4obZ.7QM
「色々と考えてはみたけれど、コレが一番しっくりとくるなあ…」

タロットカードのようなものを取り出して手で弄ぶ青年。
魔術理論の本と一緒に机へと置き、一冊の本を開いた。

994とある世界の冒険者:2011/06/12(日) 01:33:17 ID:gzejjZQo
「何故……本の中の作品はこんなに美しく出来ているのでしょう……?」
片隅、大きな辞書の様な物を眺める少女の姿。
ふと、熱心に読み進めていた手を止め、視線を移す。
机の上に置かれた2体の彫刻。
一つは東洋の竜を象っていて、もう一つは猫を象っていた。

「一体何が違うのでしょう……?」
端から見れば、完成品とも思える精巧な其れ。
だが、少女自身は満足した様子を見せない。
小首を横に傾げると、注意深く観察する様にほんと自身の其れを見比べた。

995とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 22:19:48 ID:RXlPh5k6
【A路のどっかとか】


「……人形の対処方……。
 ふむ、これは中々良さそうか……。」

蒼いコートに眼鏡を掛けた赤髪の青年。
今日は何やら調べ物のようでA路を散策しているようである。

996とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 22:21:24 ID:HDWS9032
「ふんふんふーん♪」
上機嫌にうろついている水色髪の幼女が。
また司書におやつでももらったのだろうか?

「あ、ジャッキーでし。探し物でし?」
青年を見つけるなり、とてとてと近付いてきた

997とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 22:23:51 ID:RXlPh5k6
「ん……リリーユか。」
幼女に気付いてぱたん、と本を閉じてそちらへ。

「仕事で自動人形を相手にする事になってな。
 楽な倒し方を探してた所だ。」

……最近は仕事仕事、でめっきりかまってくれなくなった気がする。

998とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 22:29:34 ID:HDWS9032
「じどーにんぎょー、ゴーレムの類でしか」
ふもー、と声を漏らし

「いっぱいタイプがあるでしから、意外と対処法も多く用意しないといけないでしねぇ」
と腕を組んで考える。
珍しく真面目だ。

『にゃー』
と、頭から顔を出す黒い角猫。
やっぱりなんというか、頭上で垂れているのが似合うというか

999とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 22:31:48 ID:RXlPh5k6
「ああ。何でも最近来たサーカスが関係してるらしいが……。」
……サーカス?

「とりあえずはバラバラにするか、完全にスクラップにするかをしてきたんだがな……、
 奴等、以外と頑丈でやり難い。」

ふぅ、と溜息を吐いて……マングースを撫でる。
なぜって視界に入ったから。

1000とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 22:38:44 ID:HDWS9032
「サーカス?みたいでし!!」
ダメな子であった。

「んー、どの自動人形にもきょうつーするのはエネルギーを断つことを優先することでしねぇ
 術者操作タイプならエネルギー供給源は術者でしし
 自律タイプなら動力となる場所を狙うのが定石ってやつでし。同格の術士の持つ人形をごり押しだけで真っ向から潰すのは難しいでし」
と、考え込みながら
……まさか戦い慣れてる?

1001とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 22:45:16 ID:RXlPh5k6
「……話を聞いてたか?」
ぺし、と軽く叩く。

「……まるで戦った事があるような話し方だが……。
 地下のゴーレムとでもやってたのか?」

ふむ、と考え込んで。

1002とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 22:49:27 ID:HDWS9032
>>1001
「聞いてたでしよ、サーカスを装ってるなら私くらいの子になら普通に手品見せるハズでし」
ニコニコと笑いながら。
『にゃー!!』
撫でられてこちらも目がとろけているようで

「いや、いっぱい戦ってきたでしよ
 地下だけでなく、封印される前に何度か相手をしたこともあるでし」
…意外と実戦経験は豊富なようで……

1003とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 22:51:19 ID:RXlPh5k6
>>1002
「…………今度連れてってやる。
 だがあくまでも調査のついで、だからな。」

弱い。 まぁこんなに笑顔なのを見て断れる訳が無いのだが。

「成程。考えてみればそうか。
 …………・・…。」

ふと考える、そう言えばこの娘は何故封印されたんだろう、と。

1004とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 22:53:50 ID:HDWS9032
>>1003
「やったでし!!」
と、ガッツポーズ。
召喚されなければ外に出れないのだから仕方なしともいえよう。

「まぁ、一番厄介なのは魔物化したゴーレムでしがねぇ」
その気を知らずか笑いながら続ける

1005とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 22:58:44 ID:RXlPh5k6
>>1004
「調査、だからな。」
念を押しておく、忘れてそうだが。

「……リリーユ、機嫌を悪くするかもしれないが……
 一つ、どうしても聞きたい事がある。」

何となく気になったのか一つ踏み込んでみる。
しっかりと自分用に予防線を張って。

1006とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 22:59:59 ID:HDWS9032
>>1005
「調査でしよ?」
何をいまさら、といった様子で首を傾げる。
……途中で本気で楽しみそうだが。

「……?あらたまってどうしたでし?
 まさかスリーサイズとかでし?」
ニヤニヤと笑いながら

1007とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 23:03:26 ID:RXlPh5k6
>>1006
「……。」
じと目。

「セクハラの趣味は無い。」
バッサリ、とニヤニヤ笑いを切り捨てて。

「俺はお前が此処に封印されている理由が解らない。
 ……こうやってお前と話してると尚更だ。」

1008とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 23:13:12 ID:HDWS9032
>>1007
「……なんでしかその目は!!」
遊びそうだな、と思われているのを察知したようで、ちょっとお怒りの様子。

「……羊の群れに、狼が突っ込んで「ボクは悪い狼じゃない」って言っても通じるでし?」
んー、と軽く考えてからそんなたとえを持ち出す。

1009とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 23:15:29 ID:RXlPh5k6
>>1008
「……ま、仕事は俺がするから遊ぶ分には良いが……
 他の客の迷惑になる事はするなよ。」

「……――いや、通じないな。
 ……悪い事を聞いた、忘れてくれ。」
何せ身に染みて解っているのだから。

1010とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 23:18:11 ID:HDWS9032
>>1009
「お仕事も手伝うでしよ!!
 他のお客さんに迷惑かけるなんてするわけがないでし」
すごーく、心配だ。

「ま、そういうことでしよ。」
ハハ、とさびしそうに笑う。喜と楽の表情しかしてこなかったものだから、珍しい。

1011とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 23:26:40 ID:RXlPh5k6
>>1010
「良い。おとなしく楽しんでろ。」
すっぱーん、と。

「……月並みに、なるが。」
少し間を置いた後息を吸って、

「他の誰がお前をどう思っても、俺はお前の事を大切な友人だと思う。
 悪い奴だとも思ってないし――これからもお前とは仲良くしていたいと思っている。

 ……つまり……なんだ。
 …………いや、悪かった、なんでもない。」

長かった割にはまとまってないが……
励まそうとはしたのだろう、一応。

1012とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 23:40:36 ID:HDWS9032
>>1011
「じゃあ派手に楽しむでし」
やめろ。

「んー、ぶきよーでしねぇ」
と苦笑いしているが、すごくうれしそうに見える。

「ま、今の私にはししょしゃんもマングースもいるでしし」
『にゃー!!』
…多分、マングースは話を理解しちゃいないが……。

1013とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 23:42:34 ID:RXlPh5k6
>>1012
「静かに楽しめ。」
すぱーんっ。

「……悪いな、気の利いた事が言えなくて。」
自分でも自覚があったのかはぁ、と溜息。

「マングースは……まぁ、良いか。
 それより……俺は数に数えてくれないのか?」
からかうようなのを含めて。

1014とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 23:46:43 ID:HDWS9032
>>1013
「それじゃあ行く意味ないじゃないでしかっ」
頬を膨らませる。静かに楽しむということは確かにできなさそうではあるが
その発想はおかしい。

「わざといれなかったでしよー」
ニヤニヤと笑いながら、やっぱり若干意地が悪い。

1015とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 23:48:04 ID:RXlPh5k6
>>1014
「……解った。
 他人に迷惑をかけない程度に派手に楽しめ。」
無茶です。

「……さっきのアレのせいで友人扱いされていなとなると、多少は傷付くんだが。」
苦い顔。

1016とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 23:50:31 ID:HDWS9032
>>1015
「分かったでし!!」
絶対無理そうである。

「じゃーしょうがないから入れてやるでしー」
ニコニコと笑いながら、人をいじってる間が一番楽しそうである。

1017とある世界の冒険者:2011/06/14(火) 23:54:50 ID:RXlPh5k6
>>1016
「良いか、約束だぞ。」
念押し。 でも多分駄目である。

「そりゃどうも。」
くく、と珍しく笑って。 やりとりがおかしかったらしい。

1018とある世界の冒険者:2011/06/15(水) 00:03:18 ID:dtMF5bXk
>>1017
「約束でしー!!」
絶対になにかをやらかす。それを前提に動いたほうがいいかもしれない。

「そーいえば、ししょしゃんとジャッキーは話したことあるんでし?」
と首をかしげながら。

1019とある世界の冒険者:2011/06/15(水) 00:04:07 ID:E2vsWtcE
>>1018
「……手がかかりそうだ……。」
ぼそり。

「ん……そう、だな。少しはあった筈だが。」

1020とある世界の冒険者:2011/06/15(水) 00:07:18 ID:dtMF5bXk
>>1019
「何かいったでしか!?」
『にゃー?』
首をかしげる弐匹。迷惑をかけるのは間違いなく一匹であるが

「そーでしかー。ちょっと気になったから聞いてみたでし」
ふむふむ、と一人で軽く頷き。

1021とある世界の冒険者:2011/06/15(水) 00:10:33 ID:E2vsWtcE
>>1020
「何、楽しくなりそうだな、と。」
酷い棒読みである。

「確かー……ああ、この間も話したな。
 話の内容は何だったか……。」

1022とある世界の冒険者:2011/06/15(水) 00:16:43 ID:dtMF5bXk
>>1021
「楽しくするでしよー!!」
やっぱりだっ!!

「ふむー、ししょしゃんのたんじょーびに何か送ろうと思ったでしが
 あまり面識ないんじゃきょーよーはできないでしねぇ……」

1023とある世界の冒険者:2011/06/15(水) 00:19:57 ID:E2vsWtcE
>>1022
「……ああ……。」
頭を抑える。 痛覚無いのに頭痛がしそう。

「……お前の送る物なら何でも喜ぶんじゃないか?
 話の中でお前の事を可愛い可愛い言っていたしな。」

1024とある世界の冒険者:2011/06/15(水) 00:28:07 ID:dtMF5bXk
>>1023
「どうしたでし?風邪でもひいたでし?」
首をかしげながら。前途多難である。

「うぅー、ししょしゃんはやっぱりなんというか
 私をペットとかの扱いをしてる気がするでし」
絶  対  あ  っ  て  る

1025とある世界の冒険者:2011/06/15(水) 00:29:41 ID:E2vsWtcE
>>1024
「……いいや。
 次の休日にでも”偵察”に行くから。  ……仕事だという事を忘れないように。」
釘を刺す、一応、一応釘は刺す。   刺すだけ。

「……ああ、うん。」
納 得 す る な 。

1026とある世界の冒険者:2011/06/15(水) 00:40:56 ID:dtMF5bXk
>>1025
「わかったでしよ!!百も承知でしよ!!」
意気込んでいる様子。逆に心配でならない

「ま、ししょしゃんは甘えやすいからいいでし」
…甘んじて受けやがった。

1027とある世界の冒険者:2011/06/15(水) 00:43:32 ID:E2vsWtcE
>>1026
「……早まったかな。」
早まってます。

「まぁ、俺や他の人間よりはそうだろうな。」
何かふわふわした性格してるし。

1028とある世界の冒険者:2011/06/15(水) 00:47:57 ID:dtMF5bXk
>>1027
「何にでし?」
マズ間違いなく、説明すべきではなかったかもしれない。

「でしねぇ……
 そういえば、ししょしゃんはかなーり強いでしから
 組み手相手にもちょうどいいかもしれないでし」
リリーユにそうとまで言わせるのは、本当に強いのだろう。アレで。

1029とある世界の冒険者:2011/06/15(水) 00:54:17 ID:E2vsWtcE
>>1028
「……いや、もう遅いから良い。」
手遅れだった。

「……ま、司書だしな。仮にも。」
そりゃあもうキャリアだろう。

1030とある世界の冒険者:2011/06/26(日) 20:16:40 ID:iPo8lWgc
質素なフード付きローブを纏った茶のポニテな金目銀目娘
机に向かって分厚い魔道書と格闘中。

「…むむぅ」

1031とある世界の冒険者:2011/06/26(日) 21:16:49 ID:iPo8lWgc
Fo

1032とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 21:47:15 ID:YM7XmHbg
「はぃゃ〜……今日もえらかった……。
けど、予習しちょらんとまた頭抱えるけえ、しゃんと勉強せにゃいけんね。」

泥の付着した白衣を軽装の上から羽織った娘が一人。
小さく三つ編みにした黒髪を指先で弄りながら、机の上に三冊ほどの書物を広げている。
その独り言は、ともすれば異国の言葉とも取れる風に訛りがきいている。

1033とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 22:01:02 ID:XD.YkuR6
「お仕事終わったー!!」
と、ノビをしながらゆっくりとA路の入口から出てくる赤髪の少女が一人。
格好からして学校帰りの制服の少女に見えるが、実はここの司書である。

1034とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 22:01:08 ID:lkZvfs.6
「研究室が開いちょったら一番ええんじゃけど……
この時間ははぁ開けれんよね。
仕方ないっちゃ。明日は大学も2限からじゃけぇ早よういごくんがええね!」

びっしりとインクで文字の書き込まれた羊皮紙と、参考書を交互に見合わせる。
そして、もう一冊広げてあった地図の描かれた古い本を引っ張り寄せて。

「んふふふふー……次はどの辺がええっちゃね〜。
楔の洞窟、ちゅうんがあるって先輩言うちょったけどやっぱそこ……? 」
一人地図を正面に、絞まらない笑いを浮かべている。
意識して独り言を言っている訳では無いからか、声が少し大きい。

1035とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 22:03:12 ID:bZng4iNw
>1033
「ほぁぅっ!?」
三つ編みが勢いで跳ね上がる程に驚く娘。
手に持っていた本を取り落としかけながら、そちらを向いて


「…………迷子だっちゃ?」
仕事が終わった旨は聞こえていなかったのか、首を傾げる。

1036とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 22:05:02 ID:XD.YkuR6
>>1034>>1035
「……?大学生なのに迷子なんですか?」
大学生だという独り言を聞いてから、方言を聞いて……
I'am a 迷子と主張したと誤解している。

1037とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 22:08:51 ID:dXG9/N/I
>1036
「あ、あい?
迷子って、ウチの事言うちょるん?」
ある意味で迷子になっている白衣の娘。
三つ編みを軽く引っ張って顔を傾けながら。

「あ、何かウチの借りちょる本に用事あるそ?」
勘違いを重ね、更に見当違いな事を言う。

1038とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 22:11:46 ID:XD.YkuR6
>>1037
「あれ?違ったんですか?」
と、少々驚いた後に
さらに誤翻訳

「ん……?借りたい本が見つからない?」
どう訳したらそうなる。
そんな見当違いなことを返す。

1039とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 22:17:42 ID:D0aHvn96
>1038
「ウチ迷うちょらんよ?
あんたぁが奥から出てきよったけぇ、迷うちょるんか思うて!」
ひとまずは、互いが互いを迷子だと思っていたと結論。
そして、自身が勘違いであったのだろうと旨を告げる。

「あ、やっぱ使うそ?
今こっちなら読み終わったけぇ、持っとってええっちゃ!」
本が見つからないという言葉だけを飲み込み、自分が持っているのがそうなのだろうと勘違い。
更に、会話がズレていく。

1040とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 22:24:34 ID:XD.YkuR6
>>1039
「えぇっと、あ、はい。私はお仕事でそこから出てきまして」
どうやら勘違いは1つとけたようだが……何の仕事だろうか?

「いえ、そういうことではなく……
 私の仕事は司書なので見つからない本があれば探すの手伝いましょうかということで」
動作などでなんとか理解している様子。
職業も司書だと白状するも、軽く違う言語の種族と会話している気分になっている

1041とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 22:32:36 ID:bRTLBriU
「あ、何か鼻が……
へ、へ…………いぇっきしっ!!」
少し会話を中断してルシェリーから顔を背け、娘が大きくくしゃみ。


【ガラガラピシャァァァァァァン!!】
「…………。
…………ウチじゃないっちゃよ?」
本当だろうな。

>1040
「……清掃のお仕事だっちゃ?」
出て来た方向に首を傾げて。
ハタキ等を持っているかですぐに分かるだろう。

「……あ、あ。はいはい!司書さん!
にゃ、特に何も無いけぇ……」
漸くと司書の説明で会話が繋がった様子の娘。話す途中にどうにも首が傾き


「……ウチ、訛ってたっちゃ?」
今更すぎる質問。

1042とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 22:37:50 ID:XD.YkuR6
>>1041
「……!?
 えぇと……まぁ、地上は私の管轄じゃないですし」
と、冷や汗をかきつつ。
とくに肯定も否定もせず。

「はい、軽くお掃除を」
とはいえ、空手。……でも嘘を言っているようにも思えない
何の掃除をしていたのやら

「えぇと、だいぶ、なまってますね」
苦笑しながら。失礼なことだと承知な上で

1043とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 22:47:54 ID:2sswHUWc
>1042
「うん?地上……?
ここ、地下もあるん?」
トントン、と指で机の上を叩いてジェスチャー。
あまり見ない顔である事から、図書館の事をよく知らないのであろう。

「へぇー。はぁ掃除終わったそ?」
いまいち分かりづらいが、掃除が完遂したかを聞いている様だ。

「あちゃあ……。
ウチここに来てまだ半年も経っちょらんけえ、言葉が上手う無いんよ。
い、一応、ちょっとはレンシュウ、してることなのデスけど。」
頑張って訛りを抜いて貰うのと、このまま普通に会話するのがどっこいな分かりづらさ。
顔立ちからして、ネオベイ人の様だが……。

1044とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 22:55:47 ID:XD.YkuR6
>>1043
「えぇと、地下ダンジョンがA〜G路までございます
 力を持たぬものにはふさわしくないとされている本が貯蔵されているフロアですね」
ニコニコと説明する。そんなところを管理しているような屈強な司書には見えない。

「はい、ちょっと暴れさせちゃいましたが……
 時折フロアに見合わないようなのが……」
とだけ聞くと、台所の黒い悪魔が浮かぶかもしれない。
しかし、駆除してきたのは荒ぶる魔物である。

「んーっと、じゃあジグザール語の練習本などはよみましたか?」
そりゃ、随分よんでいるだろう
いまさらということでもないが、司書が言うにはすごく実戦向きのものなのだろうか?

1045とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 23:03:31 ID:Cu86AUuo
>1044
「へえぇ……禁書とかも並んでるそ?」
知的好奇心からか、少し声色を変えて。

「え……こ、こんとなっちゃ……?」
想像はやはり黒い悪魔だったらしく、握り拳を作って指差しながら。
魔物が出るなどとは想像だにしない。

「読んでるっちゃ!けど、勉強の方が忙しゅうて捗らんけぇねー……」
と、悩んだ様子で頭を掻く。
勤勉そうに見えないといえば失礼だが、勉強はするクチなのだろう。

1046とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 23:06:36 ID:XD.YkuR6
>>1045
「それを手に入れるのに相応しい力があれば
 それ相応の禁書が手に入るフロアにいけるやもしれませんね」
ふふ、と楽しげに笑いながら。
はて、図書館で問われる強さとは……?

「まぁ、すぐに片付きましたが」
とニコニコ笑顔で。

「んー、変に分厚いのを選んだからかもしれないですねぇ」
本選びの方に少々、気が回ったらしい……。

1047とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 23:14:30 ID:xzWf6i2g
>1046
「それって、どうすれば良いっちゃ!?」
ぐっと両手の拳を握り

「おぉ、勇敢じゃねぇ!」
上下に軽く飛んで、三つ編みを揺らしながら。

「やっぱり、使う言葉って結構絞れるそ?」

1048とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 23:17:41 ID:XD.YkuR6
>>1047
「えぇと、地下にはびこる魔物を蹴散らしつつ本を探せる力量を手に入れる?」
なんで疑問系なのだろうか
そして、魔物は本当に地下にいるというものなのだろうか。

「ふふ、まぁ主職ですしね」
司書なのにそういう言い方はどうかと思われる。

「えぇ、日常生活で使う言葉に絞った本を買えば丸暗記でもどうにかなりますよ?
 無駄に分厚いのは”そこにペンがあります”みたいなあまり日常で使わない言葉の発音について細かく書いてる本とかですし」
ふふ、と笑いながら

1049とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 23:25:04 ID:PFY1HFrU
>1048
「えっ、魔物?」
とんと聞いていない、という風に表情を笑み固まらせて。

「本当に管理しちょる人は何処におるそ?」
司書だけに任せる事態もそう無いであろうと考えて。

「…………んん?」
三白眼で視線を外し、疑惑の表情。
どうやら、自分の本が分厚い方の内容に該当しているらしく。

1050とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 23:29:16 ID:XD.YkuR6
>>1049
「えぇと、A路とB路には魔物がでてくるんです
 たまーに人なつっこい子もいますよー」
ふふ、と笑いながらとんでもないことを……

「えぇと、地上の二階の事務室にいるかと……」


「現地の言葉に慣れたいなら、”分かる”や”出来る”などが入ったものより
 観光ガイドのようなものを見たほうがいいかと思いますよ」
ニコニコと笑いながら説明。

1051とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 23:43:43 ID:MDVqqc2I
>1050
「……ふわぁ、先に聞いておいて良かったっちゃ……。」
ほっと胸を撫で下ろし

「そん人は、ちゃんとお仕事しちょるそ?」
と、疑惑の眼差しで聞く。

「あちゃぁ…わやや。
はぁ一回勉強し直した方がええっちゃねぇ。」
と、少し落胆した様子で。
今は周囲が馴染んでくれれば会話は出来るが、仕事の上だと苦労しそうであるし。

1052とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 23:47:20 ID:XD.YkuR6
>>1051
「ふふ、階層を追うにつれて手ごわくなりますのでご利用の際はご注意を」
その様子を見てのんびりと笑い

「はい、地上の管理をしてますよー」
ニコニコとした笑顔のまま続ける。
はてさて、そろそろ
先ほど出てきたのが地下。
掃除が終わったという言動
魔物が居る。
……という謎に気づくやもしれないが……

「ふふ、がんばってくださいね」
意外と司書としては明確なアドバイスをしてくれた……のだろうか

1053とある世界の冒険者:2011/06/27(月) 23:58:20 ID:dXG9/N/I
>1052
「でも、居るって聞いちょるけえ安心じゃ!
―…滅多に出回らない書物とかもあるそ?」
腕に自信はそれなりなのか、怖じはしない様子。

「で、あんたぁは地下……
道具が無いけぇ何でじゃと思うちょったけど、もしかして……?」
先程の会話が、不意に今話している事と結び付く。

「…助かったっちゃ!
あ。ウチはナルト…ナルト・ユズルっちゃ。また本で何かあったら相談するけぇね!」
感謝を示した後、自己紹介をして軽く会釈する。

1054とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 00:01:54 ID:g/HZZ0SA
>>1053
「えぇ、少なくとも地上のものよりは珍しい書物だらけですよ」
ニコニコとした笑顔のまま、少々物騒なことを

「はい、素手ですね。基本的に」
にゅふふ、と笑いながら。
この娘が素手で管理できる程度となると物騒なことを言っておきながら実はたいしたことないのでは?

「ルシェリーと申します
 基本的には地下でお仕事をしてるのであまりあわないかもしれません」
と、苦笑しながら。

1055とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 00:12:23 ID:jIyPo1Ks
>1054
「ふぅん……。」
嘆息混じりの短い一言。
無論、いつにか向かってみようと考えているが故の疎かな返事である。

「素手で渡り合うちょるって、結構えらそうじゃねぇ……?」
えらい、とはここでは疲れそう、といったものを差す。
曲がりなりにもクエストで生計を立てる身。軽視はしていない様だ。

「ルシェリー……ルシェリー………
ルーちゃんって呼んだらええそ?」

1056とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 00:18:19 ID:g/HZZ0SA
>>1055
「えぇと…別にえらくはないかと」
困惑した様子で。絶対に履き違えている。

「ルーちゃん。うん。いいですよ
 リッちゃんにもそう呼ばれてますしね」
ニコニコとした様子で了承。リッちゃんとはなんぞ?

1057とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 00:27:37 ID:YphJCgdA
>1056
「……あぁ、ええと……!
た、大変のことで、ございまして……?」
慌てて疎通を図ろうとするが、やはり無茶苦茶な標準語。

「リっちゃんって、知り合いだっちゃ?
あ。ウチはかーいくユズちゃんでええけぇ!友達も皆そう呼んじょるよ!」
ちゃん付けまでが本人の希望らしい。

1058とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 00:36:00 ID:g/HZZ0SA
>>1057
「別に大変でもないです」
その様子を見てのんびりと笑いながら。
どうやら通じたらしい。

「えぇ、A路に住み着いている子です。かわいいんですよ
 それじゃあよろしく、ユズちゃん」
ニッコリとワラってちゃんとちゃん付けである。

1059とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 00:45:14 ID:MEPIkwzk
>1058
「……ほっ……。
って、ホントだっちゃ?怪我とかせん?」
一息つくのも束の間に。

「かわええんじゃったら、ウチ会うてみたいっちゃ!
うん、仲良うしちゃってね。」
肩を軽く揺すって、満面の笑みで。

1060とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 00:54:48 ID:g/HZZ0SA
>>1059
「えぇと、そこまで深くにはいかないので……」
と苦笑いしながら。

「多分うろついていれば会えるかと。
 黒い猫さん頭に乗っけてフラフラしてるので」
ニコニコと笑いながら特徴を説明。猫を頭の上にってどんなんだ。

1061とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 01:05:10 ID:YphJCgdA
>1060
「でもやっぱり、気持ち悪い魔物とか出そうじゃけぇ
ウチじゃったらよおいらわんけぇねぇ……。」
全てに素手で対処するという時点で、この娘には難しい様だ。

「黒い猫……分かったっちゃ!」
何の違和感も感じなかったのか、はっきりとした返事だ。

1062とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 01:12:45 ID:g/HZZ0SA
>>1061
「そういうときは気功だけぶちあてて倒せばいいかなぁと」
ニコニコと笑いながら物騒なことを言う。

「あと、舌ったらずでさしすせそがしゃししゅしぇしょになります」
……なんか、かわいいというかかわいそうな子じゃないか?

1063とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 01:22:11 ID:5E3OsYe.
>1062
「わ、ワイルドじゃねぇ……。」
気功がそこで出てくるとは思っていなかった様子。

「……しゃししゅ……。」
考える。
可愛い、頭に黒猫、舌足らず。この三つを結び付けると……

「こまいっちゃ?」
小さい人語を介せる何か、という印象が浮かんだのである。
問題は「こまい」が伝わるかだが。

1064とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 01:29:14 ID:g/HZZ0SA
>>1063
「そうかなぁ?
 気功くらいなら皆覚えてるとおもったけど」
友達としてよろしくといわれたからか、徐々にタメ口になっている。

「うん、ちっちゃい!!」
ニコニコと。意味をくみとれたようで

1065とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 01:39:38 ID:zDF7U5OI
「うーん。ウチはお手製の魔法しか使えんっちゃ。
あ、独楽当てぐらいなら出来るんよ!」
こちらはこちらで、最初から訛り丸出しなのでタメ語かも判別し辛い。

「やっぱり!それは見んでも分かるぐらい可愛いんじゃけぇ!」
ポン、と手を叩いて愉快そうに。

1066とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 01:51:04 ID:g/HZZ0SA
「独楽当て……がお手製の魔法なのかなぁ?」
と首をかしげながらかるーい考察。

「みんな怖がっちゃうんだけど、可愛いから仲良くしたげてね!!」
うれしそうにそんなことを……怖がる?

1067とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 01:57:21 ID:1CCInmvI
「まだまだ、他にもあるけど内緒じゃけぇ!」
他にも、というのは独楽がお手製魔法である事は間違い無い様だ。

「怖がる?なして怖がるっちゃ?」
不意に怖がるという言葉を聞き、また三つ編みを軽く弄って首を傾げる。

1068とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 02:09:43 ID:g/HZZ0SA
「面白そうだから今度見てみたいなぁ」
ニコニコと笑いながら。
にしても怒りそうにないというか、素手で戦うのが想像しづらい性格である

「えぇと…うん、遭えば分かるかも」
苦笑しながら……。正体は言わない。

1069とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 02:18:20 ID:VlCZL1iE
「へへっ、今度持ってきてあげるけぇね!」
鼻の頭を得意気に擦り、胸を張って。
「でもー……意外っちゃ。」
その朗らかな様子が、やはり荒事をこなす様に見えず。

「ならやっぱ、A路に行くしかないっちゃね!」
パチンと指を弾いて。

1070とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 02:28:09 ID:g/HZZ0SA
「うん、楽しみにしてるよ」
ニコニコと笑いながら返事を。
「え?何が?」
と首を傾げる。

「うーん、今戦う方法がないなら今度のほうがいいかもね」
ちょっと困惑した様子で。

1071とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 02:35:23 ID:1CCInmvI
>1070
「ルーちゃんにも独楽回し教えちゃるけぇ!」
得意気な様子を続けると
「うん。ルーちゃんが女の子っぽいのにしゃんと戦えるけぇ。」
意外そうな様子と、感心した様子を織り混ぜて。

「お札も切れちょる。また今度にするっちゃよ!」
お札もまた、お手製魔法の一つらしい。

1072とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 02:45:50 ID:g/HZZ0SA
「うん、頑張ってみるよ」
と、何やらノリ気な様子。
「今の時代、女でも戦えなきゃいけないから」
苦笑しながらそう返す。

「それじゃあ、いつかの金曜日がいいかも
 私がリッちゃんに会う日だし……」

1073とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 02:59:21 ID:1CCInmvI
「絶対気に入るっちゃ!」
こちらも、是非やってもらいたい様子。
「……せんない世の中じゃ……」
苦笑する様子を見てほろりと言い

「おっけい!じゃあまたその日にくるけぇ、待ってちょって!
じゃ、そろそろウチ戻るけぇね!ばいばい!」
時間が時間だからか、足早に去っていく娘であった。
……ちなみに、広げた本を片付けていないのは言う間でもない。

1074とある世界の冒険者:2011/06/28(火) 03:16:39 ID:g/HZZ0SA
「せんない……?」
と首を傾げつつ見送った。

「あ、ばいばーい」
やや遅れて声をあげたあと、本を片付けていたそうな

1075とある世界の冒険者:2011/09/07(水) 21:01:03 ID:OJP4y/mI
8色の鎖が纏わりつく白ローブを着たアルビノ少女、のんびりと図書館を歩く。
歩くたびにシャラリシャラリと鎖同士が擦れて音を立てる。
不思議と金属同士のぶつかる重い音でなく、軽い音である。

1076とある世界の冒険者:2011/09/11(日) 22:46:48 ID:ts.zTyZg
「・・・・・・・」
夜の帳の下りきった森の中、一人の白髪の少女が怪しい動きを見せている。
暗闇にまぎれる暗殺者のような黒い服装と、流れるような素早い身のこなしはなかなかに人に不気味さを感じさせるだろう。
すた、と地に降り、一息ついた。

1077とある世界の冒険者:2011/09/11(日) 22:48:14 ID:ts.zTyZg
/間違えたwwで直します

1078とある世界の冒険者:2011/09/14(水) 23:40:33 ID:/2m6pkdk

「……えっと、手入れ法手入れ法……。」

【夜も深くなり始め、人が少なくなりつつある図書館にて
何やら、本を探しているのは赤茶の癖毛にパンダ眼の男。】

1079とある世界の冒険者:2011/09/14(水) 23:57:49 ID:/2m6pkdk

「……意外と無ぇモンだな。」
【お目当ての品がなかなか見つからないようだ。】

「階か、場所でも間違えてるか?」
【どうにも見つからない事に、体を引いてここがどういう本が置いてある場所かを確認する。】

1080とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 00:00:48 ID:uW6fF41U
「……おやこんな所で珍しいのぅ、何か探し物かや?」
酒場でよく見かける小柄な少女がひょっこり顔を出す。

1081とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 00:04:03 ID:9PzNVhc2
>>1080
「アンタこそな。酒場でお茶しかしてないイメージだったが。」

【もっぱら、今までは酒場で会う事が多かったため、失礼な物だが
こういうイメージがついてしまったのだろう。】

「……まぁな。ちょいとサーベルの手入れ法を、な。」

【そういうと、腰に差してあるサーベルをわざと揺らしてアピールする。】

1082とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 00:08:07 ID:uW6fF41U
>>1081
「そうじゃろうそうじゃろう、なにしろわらわもここに来るのは…なんと初めてじゃ!」
そのイメージはまさしく間違っていなかったようだ。

「……ほぅ、手入れ方法…かや…?」
あんまりピンとこないのかちょこんと首を傾げる少女。

1083とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 00:12:52 ID:9PzNVhc2
>>1082
「……そりゃ、珍しいな。
勉強がてらに利用する奴が多いって聞いてしよぉ。」

【予想外だったのか、こめかみの辺りを指でポリポリと掻く。

酒場で出会った時に学生と聞かされていた分、まさか初めてだとは
考えてもいなかったようだ。】

「あぁ、ほら、剣とかって色々切ってると切れ味が落ちるのさ。
だから、鍛冶屋とかで手入れして貰ってるンだが、これがまたバカにならねぇ値段だからよ。」

【今まではお店で手入れをして貰う事が多かったらしいが
お金の為にも、出来る範囲では自分でもやろうと考えたらしい。】

1084とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 00:17:38 ID:uW6fF41U
>>1083
「そう、まさに勉強のために来たのじゃ。
…こんなに本があるとはのぅ、もっと早く気付くべきじゃった…!」
と、見渡す限り続く本棚を眺めて目を輝かせる。

「ほほぉー…案外繊細なものなのじゃな?
でも、餅は餅屋と言うしのぅ。ちと高くても、専門家にやって貰った方が良いのではないかのぅ?」

1085とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 00:24:35 ID:9PzNVhc2
>>1084
「まぁ、勉強の為の本ばっかあるわけじゃねぇし
いつの間にか、読書になっちまわねぇようにな。」

【本棚の方を手で示しながら、忠告めいた事を言う。】

「そりゃもう。特にクエストで討伐系だったらすぐさ。」
【魔物だの、害獣だのを相手にすれば、すぐに血で汚れるからであろう。】

「あんまりやり過ぎるとコイツが良くなっても俺が痩せこける一方だぜ……。」

1086とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 00:29:42 ID:uW6fF41U
>>1085
「…ほっほっほ、その心配は無駄じゃ。なにせ既にそんな事になってしまっておるのでのぅ!」
と、微妙に豊満な胸を張ってやたら自慢げに自慢にならない事を言う。
確かに少女が手にしているのは小説の様だ。結構厚いが、今日一日かけて読み終え返却に来た、といったところだろうか。

「ほっほっほ、それは確かに大変じゃな。
でも素人が刃物を研ぐとむしろ切れ味が落ちると聞くぞよ…?」

1087とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 00:34:22 ID:9PzNVhc2
>>1086
「はぁ、まぁ何と言うか……予想どおりってワケか。」
【自慢げに言うミトの様子を見て、ため息交じりに自身の顔に手を置いた。】

「だから、こうして手入れの本を探してるわけさ。
そりゃ、俺だって専門のやつに研がせる方が良いくらい知ってるぁ。」

【日々、サーベルを振るっているこの男にとってはそんな事は百も承知らしい。
それとともに、手入れをして貰うのにどれほど掛るかも知っている訳だが。】

1088とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 00:36:46 ID:uW6fF41U
>>1087
「ふふふ…おかげでさっぱり勉強がはかどらん!」
いろいろと大丈夫だろうかこの娘。

「なるほどのぅ…しかしここは小説の書棚じゃぞ?
…そういう系の本は…どこにあるのじゃろうな…?」

1089とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 00:42:55 ID:9PzNVhc2
>>1088
「おいおい、そんなんで大丈夫なのか、アンタ。」
【呆れたように肩をすくめながら。】

「……あー、やっぱし違うか。
んー、まぁそんな急ぐ事じゃねぇし、今日はいっか。」

【そういうと徐に手近な席に座る。慣れない本探しで疲れたのだろう。】

1090とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 00:44:54 ID:uW6fF41U
>>1089
「…ふむ、あまり大丈夫ではないのぅ。明日は頑張るのじゃ……。」
そう言いながら、手にした小説を書棚に戻し……

「…………。」
……言ったそばから二巻を取り出してきた!

「ほっほっほ、とんでもなく広いからのぅ、どこにどんな本があるのか把握するだけでも一苦労じゃの。」

1091とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 00:51:19 ID:9PzNVhc2
>>1090
「…………もう、やる気ねぇだろ。」
【すぐさま、第2巻を取り出して来たミトに突っ込みを入れる。】

「あぁ。俺も何回も来た事あるが、いまだに何処に何があるかさっぱりだ。」
【椅子に座ったまま、ほぐす様に首やら腕を回している。】

1092とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 00:56:00 ID:uW6fF41U
>>1091
「いや、これは違うのじゃ。これは、その、アレじゃ違うのじゃ。」
わたわたと弁明になっていない弁明をする少女、しかしやはり小説は借りていく様だ。

「なにやら奥地はダンジョンの様になっておるそうではないか。
……一度覗いてみたいものよのう…!」
わくわくしながらそう言う少女だが、多分危険とかはあまり意識していない。

1093とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 01:01:24 ID:9PzNVhc2
>>1092
「そうか。
……で、結局、明日もそれを読んであまつさえ、次に手を出すンだろ?」

【ミトが手に取った小説の方を顎で指しながら、予測を広げる。】

「確かにそうだが……アンタみたいなのが興味本位で行くとこじゃねぇよ。」
【なんだか、ミトがその勢いで行ってしまいそうに見えたのか釘を刺した。】

1094とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 01:06:39 ID:uW6fF41U
>>1093
「うむ、なにせ全10巻じゃしな。まだまだ物語は序章に過ぎぬ!」
棚にはずらりと並んだ分厚い小説が10冊。さらに最終巻は上・下に分かれている。

「…えー、そうなのかやー…?
友人がE路とかF路で凄い物を見つけたと言っておるから気になるのじゃがのぅ…。
…一体何が凄いのかは教えてくれなかったのじゃが……。」

1095とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 01:11:42 ID:9PzNVhc2
>>1094
「アンタの勉強の進み具合はもう、最終巻だろうがな。」
【思い切り、本を読もうとしているミトに対し呆れを通り越してしまっている。】

「……まぁ、俺も図書館のダンジョンはほとんど入ったことねぇけど
そこは……他のやつに聞いた事はあるが、行かねェ方がいいと思う。」

【自分はそこまで行った事は無いが、行った事のある友人などから
多少はどういう所なのかは知っているらしい。】

1096とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 01:15:05 ID:uW6fF41U
>>1095
「………そっちの方も……ほんの序章に過ぎぬ……。」
顔を逸らしてぼそぼそと小声で言う。

「……うーん、一体何があったのじゃろうか…今度詳しく聞いてみるのじゃ。」

「…そろそろわらわは帰るとするかや、それじゃ御機嫌よう。」
ひらひらと手を振り、図書館を後にする少女であった。

1097とある世界の冒険者:2011/09/15(木) 01:26:23 ID:9PzNVhc2

「……まぁ、しっかりやれよ。色々とな。」

【図書館を去るミトの背に向けて手を振ったとか、FO】

//はい、お疲れ様でした!

1098とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 21:42:27 ID:aNkHpCJU
8色の鎖が纏わりつく白ローブを着たアルビノ少女、のんびりと本を読む。
ページをめくるたびにシャラリシャラリと鎖同士が擦れて音を立てる。
不思議と金属同士のぶつかる重い音でなく、軽い音である。

「…桃太郎」

如何やらネオベイで記された話を読むらしい。

「昔々ある所で亀が苛められて…」

既になんか違う話の気がする。

1099とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 22:07:57 ID:3FqXCXWI
>>1088
「にゃにゃ、朗読会にゃんてあったっけ。」

【偶々、訪れていた黒布を首に赤いリボンを尾に巻いた二足歩行の小さな黒ネコ。
キルヒェの声に誘われて、足を止めた。】

1100とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 22:10:33 ID:aNkHpCJU
>>1099
「其処に通りかかったのは天から降り注ぐ光る竹!」

いやもう桃どこ行ったって感じである。
ホント何読んでいるんだろうか。

因みに今日は朗読会でも何でもない。

1101とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 22:13:57 ID:3FqXCXWI
>>1100
「……えらく破天荒な展開にゃね。
いやはや、ネオベイと言う所は聞くより派手そうにゃ。」

【本に書かれている文字からネオベイの物語と分かったらしい。
しかし、そのお陰でネオベイと言う場所そのものへの誤解を招いてしまっているようだ。】

1102とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 22:18:50 ID:aNkHpCJU
>>1101
「こぶとり爺さんは言いました『今から貴方達に殺し合いをしてもらいます』」

破天荒と言うより混沌とした物語は何時の間にか
ネオベイを代表する物語の主人公らが一同に会しバトルロワイヤルをする話になった。
如何してこうなった。

1103とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 22:23:21 ID:3FqXCXWI
>>1101
「……見事なまでに脈絡なし……!
破天荒でカオスは用法と用量を守って適切に云々とは言いますが。

んー、つまりは地獄って事にゃろうね。」

【脈絡ゼロな話の展開に色々な意味で圧倒されているようだ。
しかし、こうして口々に感想を述べながらも、物語はちゃんと聞いている。

やはり、ネオベイの物語と言う事で興味はあるらしい。】

1104とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 22:26:45 ID:aNkHpCJU
>>1103
「……」

おっと、いきなり朗読が止まった。

「…あ、此れ前に読んだことのある話ですね」

辞書並みに分厚い本の半分を読んだ所で気がついたらしい。
気づくにしても遅すぎる。

1105とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 22:30:25 ID:3FqXCXWI
>>1104
「にゃ、にゃんという前振りの長いボケ……。
突っ込ませるにしても、もう少し短いボケをお願いしたいにゃ。」

【ボケの長さに体を引いて、衝撃を受けているようだ。】

1106とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 22:31:57 ID:aNkHpCJU
>>1105
「…え?」

やっとこさチャオウスに気がついたらしい。
少女が顔を本から上げた。

「ボケ?」

首を傾げる。

1107とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 22:36:59 ID:3FqXCXWI
>>1106
「うむ、ボケ。
……それとも、吾輩に気づいてないし、もしかしなくても素にゃ?」

【自分に気づいていると思っていた物だから、ボケと表現したようだ。】

1108とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 22:41:26 ID:aNkHpCJU
>>1107
「……はっ、ネコさんが喋っています」

今頃其処に食いつくか、というリアクション。
てか質問に答えていない。

「世界は広いですね、喋るホットケーキさんに出会って以来の衝撃です」

1109とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 22:44:13 ID:3FqXCXWI
>>1108
「……あ、素にゃね、しかも高レベルな。」
【その反応に逆に、素だと断定したようだ。】

「ま、まぁ、その衝撃に吾輩が勝てる気はしにゃいけど。」
【喋るホットケーキと言うモノを想像しようとするが、斜め上過ぎて思い浮かんでいない。】

1110とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 22:49:31 ID:aNkHpCJU
>>1109
「大丈夫です、貴方ならきっと喋るパンケロプップスにも後れを取りません」

自信満々に断定されたが…何か色々とおかしい。

「それで喋るネコさんは何をしに図書館へ?」

1111とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 22:54:21 ID:3FqXCXWI
>>1110
「……にゃにゃ、ホットケーキと同列に扱われるのも微妙な話にゃ。」
【おかしいことに気づいておらず、その上、微妙に認識がずれている。】

「んー、別に特に何もないにゃ。ただ、暇だから入っただけ。」

【なんとも気楽な物である。
そう言う意味では、実にネコらしい行動とも言えそうだが。】

1112とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 22:57:41 ID:aNkHpCJU
>>1111
「ホットケーキ?」
「パンケロプップスはオージャガビージャガのプッケポッケですよ?」

よし誰か通訳連れてこい。

「成程成程」
「でしたら一緒に布教しませんか?」

唐突な申し出が出た。

1113とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 23:00:55 ID:3FqXCXWI
>>1112
「…………。」

【無言になってしまったが、その様子は頭にハテナが浮かびそうな勢いである。
もちろん、キルヒェが言う単語を一切、理解できていない。】

「…………えー?」

【一応、単語の意味を考えていたようで自身の知識の中からなんとか
意味を見出そうとした所に、そんな申し出をされて、口を3の形にした。】

1114とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 23:04:50 ID:aNkHpCJU
>>1113
「布教です、布教」

謎が謎のまま残りながら話は何故だか布教に。

「司教自らもドマイナー宗教である双子月教を広めるべきだと常々思っていまして」

…どうやら目の前の此の天然は司教らしい。
使命感に満ちた目をして生き生きしている。

1115とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 23:09:52 ID:3FqXCXWI
>>1114
「いや、布教の意味は分かるにゃけど、実際にやるのはパス。」
【どんな目をしてようがお断りの様だ。軽く手を挙げて、拒否を示した。】

「大体、ネコ種は彼の砂の国とかだったら崇められる側だったって
話を何か聞いたことあるしにゃ。」

【理由としては不完全だが、そういう変な知識が余計邪魔をしている。】

1116とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 23:15:42 ID:aNkHpCJU
>>1115
「実に残念です!」

ぎゃー、とオーバーリアクションを混ぜながら少女が諦めた。
粘らないっ!

「成程、では喋るネコさんは神様ですか?」

1117とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 23:18:47 ID:3FqXCXWI
>>1116
「にゃにゃにゃ、意外とあっさり引き下がるにゃね。
……まぁ、引きさがってくれるに越した事はにゃいが。」

【食いつき、粘ると思っていただけにこの潔さはある意味、肩すかしだ。】

「いやいや、昔にネコはそういう扱いを受けていたのかもしれないと言う話にゃ。」
【その言葉に首を振って、違うと示す。】

1118とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 23:20:59 ID:aNkHpCJU
>>1117
「では問題なく布教が出来ます」
「なのにしたくない…喋るネコさんはメンドクサガリーですね!」

なんか不名誉なレッテル貼られた!

1119とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 23:24:15 ID:3FqXCXWI
>>1118
「だって吾輩、カフェの店長にゃし。
布教とかそんなことしてたら、店をやる予定ないにゃ。」

【ここにきて、カフェの店長であることを明かす。
唐突過ぎて、嘘と捉えられてもおかしくない状況だ。】

1120とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 23:27:53 ID:aNkHpCJU
>>1119
「つまりメンドクサガリーマスターですね!」

なんか不名誉さに磨きがかかっただけな気がする。

「大丈夫です!珈琲と一緒に双子月は如何ですか、で布教になります!」

自信満々に言い切った!

1121とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 23:36:09 ID:3FqXCXWI
>>1120
「にゃにゃ、いまいち言葉が通じてないにゃね、汝。」
【結局は同じことを言っているキルヒェに頭を抱える。】

「……ともかく、布教はしないにゃって。」
【こちらも、その言葉に対して言い切った。】

1122とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 23:39:34 ID:aNkHpCJU
>>1121
「おー、まい、ごっと!」

笑顔で万歳しながら。
…言いたいだけな気がする。

「仕方がありません、一人で頑張ります」

1123とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 23:43:31 ID:3FqXCXWI
>>1122
「にゃ、それって宗教って言えるにゃ?

普通、宗教って言えばこうズラーッと同じ格好をしたのが並んで
蝋燭に火を灯しながら、教会の中をぐるぐる回ってるんじゃにゃいの?」

【どこか宗教に対して偏見か間違った知識でも持っているのか
一部、見当違いなことを言っている。

しかし、宗教なのに、〝一人〟という単語が出て興味が沸いたようだ。】

1124とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 23:47:45 ID:aNkHpCJU
>>1123
「それは多分私のところとは違う宗教のお話ですね」
「私の他にも双子月の信者さんはいますよ?」
「でも司教は私一人で、私が布教しようとすると皆が止めるんです」

それは司教が一人だからであろう。
というかつまりトップな訳でそりゃホイホイと出歩いていいわけがない、頭的に考えて。

1125とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 23:53:04 ID:3FqXCXWI
>>1124
「にゃるほど。
……ってか、なら汝は教会的な所にいなくて良いワケ?

布教活動こそ、居るなら信者に任せるモンじゃにゃいの?」

【微妙に宗教についての知識はあるらしい。
ネコがそんなことを何処で覚えてくるのか定かではないが。】

1126とある世界の冒険者:2011/09/16(金) 23:56:35 ID:aNkHpCJU
>>1125
「私だって布教活動したいです!」

只の我儘だった。

「お願いしてもさせてくれないからコッソリ抜け出てきました!」
「で、布教を開始しようとしたら大きな図書館が見えたので!」

初っ端から目的忘れて本を読んでた、と言う事になるが…

1127とある世界の冒険者:2011/09/17(土) 00:01:55 ID:rCAltiT.
>>1126
「まぁ、なんというか……自由にゃね。」

【自身の頭に手を置いて、言葉を探していたようだが
なんとも漠然とした言葉になってしまった。】

「あれにゃ、とりあえず布教したいっていうにゃら、バッカスとか
王都の方に出て見ると良いにゃよ。

そこは単純に人が多いしにゃー。」

【自分は布教する気は無いようだが、アドバイス的な事はするようだ。

しかし、どういう所が布教に向いているのかは知らないため
とりあえず、人が多く集まる場所を挙げた。】

1128とある世界の冒険者:2011/09/17(土) 00:05:32 ID:8NsPa3ew
>>1127
「王都だと直ぐに見つかっちゃうので…」

人が多く集まる場所は駄目らしい…布教する気、本当にあるのだろうか。

「…あ、こんな時間なので帰らないと」

……最早何も言うまい。

1129とある世界の冒険者:2011/09/17(土) 00:10:56 ID:rCAltiT.
>>1128
「えー、じゃあ布教なんて出来ないじゃん。」

【不満そうに口を3の時に尖らせて。
宗教なのに、人の目に触れたくないという点にも疑問を感じているようだ。】

「にゃにゃにゃ、もしここに寄り道しなかったら1人くらい確保できたかもにゃ。」

1130とある世界の冒険者:2011/09/17(土) 00:12:42 ID:8NsPa3ew
>>1129
「おー、まいごっと!!」

正確な使い方がわかってねーんじゃ、という疑惑すら生まれそな感じで去って行った…

1131とある世界の冒険者:2011/09/17(土) 00:26:58 ID:rCAltiT.
>>1130
「……にゃー。」

【なんとも言えぬ微妙な邂逅だったが、去る背を見送ったとか、FO】

//おつかれさまでした!

1132とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 17:58:36 ID:WW74mL3c
「ここが王立図書館ですかー、大きいですねぇ、ワクワクしませんか?」
見上げても屋根が見えない…

1133とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 18:00:58 ID:eWWMfBx2
>>1132
「・・・・そんな物は特に感じんな・・・
とにかく入ろう」

そう言って扉を開けた

1134とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 18:05:49 ID:WW74mL3c
>>1133
「おや、ツレないですねぇ」
全く気にした風もなく後ろから続く

「階層ごとに出る魔物が違うようですな。一階は比較的平和ですね」
パンフレットを見ながら地理書のコーナーを探す

1135とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 18:08:04 ID:eWWMfBx2
>>1134
「そうか・・・・まぁ、とりあえず
図書館に来たなら本だな」

そう言って歩き出す

1136とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 18:12:41 ID:WW74mL3c
>>1135
「気を付けてくださいよー、ここはA路だからいいですがCやD路はトラップが有りますからね」
パンフレットは随分詳しく書いてあるようだ

1137とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 18:15:54 ID:eWWMfBx2
>>1136
「トラップなど今までいろいろ見てきた
だから大体の物は安心しろ」

と言ってパンフレットを見る

「・・・・・・・・なんでこれが図書館と言えるんだ?
おっと、スケリフトン、俺の名を言ってなかったな

コール・D・ブランク、本名は忘れた、これが覚えている名だ」

1138とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 18:21:39 ID:WW74mL3c
>>1137
「確かにお互い自己紹介がまだでしたね失礼。自分の名前はスカル・グレイブナイト」
仰々しく礼をする

「図書館なんて名ばかりなんでしょうね、どう見てもダンジョンですし」
そろそろ地理書のコーナーに着きそうだ

1139とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 18:23:20 ID:eWWMfBx2
>>1138
「・・・やっぱそうだよな・・・・」

と言いながら歩く

「っと、ここがA路か・・・」

1140とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 18:26:33 ID:WW74mL3c
>>1139
「ふむ、なんと膨大な量でしょう!探すのも一苦労ですな、おや?上から何か落ちてきませんか?」
遥か上を見上げる

1141とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 18:29:50 ID:eWWMfBx2
>>1140
「・・・?」
コールも上を見上げる
それは・・・・
「が、瓦礫・・・?」

1142とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 18:37:01 ID:WW74mL3c
>>1141
「おっと危ない、早めに気付けて良かったですよ」
のんびりと避ける……が

ドスッ
「ぐ……コールさん、怪我はないですか」
破片から相方の身を庇った!

1143とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 18:38:56 ID:eWWMfBx2
>>1142
「ちっ、あれ位避けられたんだがな!!」
そう言ってスカルを担いで入口まで戻る

「なんちゅうとこだよここは・・・・」

そう言って、拳銃を取り出す

1144とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 18:50:04 ID:WW74mL3c
>>1143
「……自分はもう…ダメみたいですね…」
ボロボロの身体で言う
「残りの人生……無駄にしないでください…よ」

……こんな調子でくたばる様子もなくベラベラ喋り続ける骸骨

1145とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 18:52:42 ID:eWWMfBx2
>>1144
「コントはここまでにしろ
おめぇもう屍なんだから死なねぇだろ
骨が折れたワケでもねぇんだから」

そう言って彼を立ち上がらせる

1146とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 18:58:50 ID:WW74mL3c
>>1145
「いやはや、中々の演技だと思いませんか?…もしかして心配してくれました?」
骸骨がおどける
「回復魔法でも撃たれない限り成仏することなんてそうそうないですね。」
そう言いつつ武器を抜くこともなく同じ場所へ歩き出す

1147とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 19:02:39 ID:eWWMfBx2
>>1146
「あぁ、肉が付いていりゃもっといい演技だよ」

そう言って歩き出す

1148とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 19:08:02 ID:WW74mL3c
>>1147
「肉はさすがに無理ですねぇ、腐肉ならいけそうですがねハハハ」
これ以上は匂いもキツくなりそうだ

「さて、戻ってきましたね、地理書コーナーに。もう危険も無いでしょうからゆっくり読書Timeと洒落込みましょう」
適当な本を抜くと読み始めた

//すいません、風呂入ってきます
すぐ出ますので

1149とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 19:14:54 ID:eWWMfBx2
>>1148
「ハッ、死んで間も無い人間のニクでもくっつければいけるんじゃないか?」

そう言って本を取り出した

1150とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 19:37:07 ID:WW74mL3c
>>1149
「残念ながら新しい肉だと拒絶反応が起こるんですよ、ドラゴンの肉を頂戴しようとしたら失敗しましてね。」
ヤレヤレと続ける
「結局吸収できたのはドラゴンゾンビの腐肉だけですよ」

1151とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 19:42:39 ID:bqleSRoQ
>>1150
「そうか・・・・まぁ、仕方ないといっちゃ仕方ないよなぁ」

そう言って本を棚に戻す

「・・・・・・、もう読む本なくなっちまったな
どうする?、他の所も見ていくか?」

1152とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 19:48:37 ID:WW74mL3c
>>1151
「ふむむ…ロリ妖精か、興味深………はい?もう読んだ?いやはや早いですねぇ」
読んでいた本を残念そうに戻す

「ダンジョンについてはよく分かりましたし、王都の市場にでも行きますか?それとも奥に進んでお宝GETですかね」
闇が濃くなっている奥を指す

1153とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 19:51:46 ID:bqleSRoQ
>>1152
「宝なんぞ興味ない
市場にいって掘り出し物見つける方が楽だろう」

そう言ってスカルに近付く

「・・・・・おまえ、ホンモンなんだな」

1154とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 19:52:19 ID:bqleSRoQ
//自分も風呂落ち行きます
20分位待っていてください

1155とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 19:56:43 ID:WW74mL3c
>>1153
「では市場の方に行きましょうか、掘り出し物……ワクワクしますねぇ」
出口へ向かい歩き出す

「ところで本物とは?屍という意味ですか?」
何かを隠すようにそわそわしている!

1156とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 20:23:36 ID:bqleSRoQ
>>1155
「いや、本物っていうのは
お前がロリコンなんだなっていうのと
屍はな・・・・お前、死んだ人間以外の匂いが
まったくしないんだ・・・・、お前、もう死んでいるだろ」

そう言って図書館の入口で足を止める

1157とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 20:47:17 ID:WW74mL3c
>>1156
「そういうことでしたか、まぁ死んでますねぇ」
なんでもないように語る
「どこかの誰かにいつのまにか骸骨として蘇るようにされてしまったんですよ」
昔を懐かしんでいるようだ

1158とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 20:52:46 ID:bqleSRoQ
>>1157
「そいつは気の毒だったな
ま、骸骨の時点で人間じゃないの丸分かりだろ?」
そう言って図書館を出る

//市場で先に書いてます

1159とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 20:55:34 ID:WW74mL3c
>>1158
「蘇るってことが悪いことかいい事かは複雑ですねぇ」
ボソッと呟きながらついて行く

1160とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 20:56:49 ID:bqleSRoQ
//い、市場ってどのスレか分からない・・・
軽率だった

1161とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 23:24:54 ID:bqleSRoQ
なにかあるはずだ・・・なにか
と、コールは棚を漁っていた

「くそっ、どうしたものか・・・」

と彼は毒づいた

1162とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 23:27:12 ID:WW74mL3c
>>1161
「探し物も焦っていては逃げますよ」
落ち着いた様子で足を生やして逃げる本を掴む
「休むのも大事ですからね」

1163とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 23:29:07 ID:bqleSRoQ
>>1162
「一週間位ずっと起きてる事が出来る」

そう言って漁ったが結局見つからなかった

「どうしたものか・・・・」

と、思い悩む

1164とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 23:34:54 ID:WW74mL3c
>>1163
「一週間、ふむ…自分は骸骨になってから寝てないですねぇ、睡眠の感覚なんて忘れてしまいました」
昔を懐かしんでいるようだ

「見つからないなら仕方ないですね、酒場にでも行きますか?」
薄い本を読んでいる!

1165とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 23:36:39 ID:bqleSRoQ
>>1164
「・・・・そうだな、ちょっと寄っていくか」

チラッとスカルの読む薄い本を見るが
直ぐに興味がなくなり、図書館を出た

1166とある世界の冒険者:2011/10/23(日) 23:39:43 ID:WW74mL3c
>>1165
「酒場へ行きましょうか、二階に宿も有りますしね」
酒場へ…

1167とある世界の冒険者:2011/10/28(金) 20:41:19 ID:Z9ANT5yo
古びた黒ローブを外套の様に羽織るオッサン一人。
如何にも古そうで厚さはタウ○ページ並の本を広げて思案顔。

「…荒唐無稽過ぎて作り話って方が納得いかねえが」

ガリガリと頭を掻きながら渋い顔。

1168とある世界の冒険者:2011/12/08(木) 21:46:38 ID:Xog6kRRU
背に斧槍、腰にはポーチやダガーを吊り下げる樽に手足がくっ付いた様な見た目の全身鎧、
図書館をウロウロ。

1169とある世界の冒険者:2011/12/08(木) 23:04:40 ID:b1iaZMOQ
ぼちぼち動くかと思ったが遅かったか

1170とある世界の冒険者:2011/12/08(木) 23:04:54 ID:b1iaZMOQ
誤爆

1171とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 21:35:51 ID:uJNGvkac
<図書館・ロビー>

「……減少傾向とはいえ……。」

【銀の三つ編みに半そでのジャケットを羽織った女性が新聞を読んでいる。
だが、その数は多く一カ月分ほどの量が積まれている。

おそらくは過去の新聞なのだろう。】

1172とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 21:40:13 ID:Lz8345OA
「街なんか出てくるものじゃないわね・・・。
カグラったらどこで何をしているのかしら」
毒々しい色の看護服に身を包んだ蒼白い肌の女が、
虫毒に関する書物をぱらぱらとめくりながら悪態をつく。

1173とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 21:42:40 ID:MkVhANJE
背に斧槍、腰にはポーチやダガーを吊り下げる樽に手足がくっ付いた様な見た目の全身鎧、
図書館をウロウロ。

1174とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 21:46:12 ID:uJNGvkac
>>1172>>1173
「…………。」

【視界の端で見えるだろう女性の目の前には相当数の新聞が積まれている。
過去の新聞を見る人もいるかもしれないが、この光景は異様である。

しばらく新聞を真剣な様子で眺めていたが】

「…………いや、この辺りにしておきましょう。」

【一度、我に帰るかのように首を横に振る。
そして溜息とともにそのまま消え入りそうな声で呟くとテーブルに広げていた新聞を畳み始めた。】

1175とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 21:50:30 ID:Lz8345OA
>>1173
いかにも一般人らしからぬ外見をした女が本を読んでいる。
>>1174
「読み終わったのなら貸してもらえないかしら?
街なんて久しぶりだから使いから聞く事以外の情報も欲しくって」
虫毒についての本を読みながらレヴェスの方を向かずに言う女。
彼女がいるテーブルの上には大小様々な蜘蛛がうじゃうじゃといる。

1176とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 21:57:06 ID:MkVhANJE
>>1174>>1175
「ウーム?」

何か異様な光景が2つもあるので首をかしげている。
と言っても傾げる首が無いので身体全体で傾げている。

1177とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 21:59:45 ID:uJNGvkac
>>1175
「…………?」

【不意にかけられた声がどの方向が分からず辺りを見回すが
ある意味で目立つ状態のミラに気がついたようだ。】

「ここ1ヶ月分ほどの量がありますが、それでも?」

【畳んだ新聞を何部か重ねて、テーブルにトントンと揃える様に動かしながら。
テーブルに蔓延る蜘蛛に対する大きなリアクションは無い。】

>>1176
「……これはまた、なんとも。」

【ミラの声を探すため、辺りを見回していたときに樽鎧の姿も視界に入ったようだ。
なんとも言い難い姿に思わず、声を挙げた。

蜘蛛を見た時よりもリアクションが大きい。】

1178とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 22:02:01 ID:Lz8345OA
>>1176
「リビングアーマーかしら?
見るのは久しぶりね」
鎧の方を見ずに本を読んだまま女は言う。
>>1177
「構わないわ。そこに置いておいて頂戴」
女がそういうと蜘蛛の群れが動き新聞の束を置けるスペースが出来た。

1179とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 22:05:24 ID:MkVhANJE
>>1177
「知識人とお見受けする」
「聞きたいのだが朽龍災と言うものについて知っている事はないか?」

>>1178
「いや、ちゃんとした人間だぞ、私は」

まあ人なんだろうが…何か違和感が。

1180とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 22:14:28 ID:uJNGvkac
>>1178
「では、ちょっと待ってください。」

【そういうと重ねた1つにしていた新聞を分け始める。合計で4つに分けた。
そして、それを1つずつミラの方へと運ぶ。】

「週と曜日順に並べておきますので。
こちらから第1週で上から月曜日ですね。」

【律義にも週ごとに新聞を纏め曜日順に並び変えた物を置いた。】

>>1179
「……朽龍災?
ええと、死亡した龍族が原因で周囲に起る魔力的な災害ではないか、と。

……すいません、少々記憶に自身が無いので曖昧です。」

【耳にした事はあるようだが詳しくは知らないらしい。
その災害の内容もあやふやだ。】

1181とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 22:16:46 ID:Lz8345OA
>>1179
「あら。それは失礼」
本に目を落としたまま謝る。
一度足りとも鎧の方は見ていない。
>>1180
「わざわざどうも。気が利くわね」
本を読んだままレヴェスに礼を言うと、
新聞紙の上に蜘蛛が数匹乗る。

1182とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 22:19:44 ID:MkVhANJE
>>1180
「そうか…それに関しての本などは此処には無いのだろうか」

周囲を見回す樽鎧。

>>1181
「で、そちらは何なのだ?」
「蜘蛛テイマーか?」

身体ごと傾き問う。

1183とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 22:26:23 ID:uJNGvkac
>>1181
「いえ。ところで、こちらの蜘蛛は貴方が飼育されているので?」

【新聞の上に乗った数匹の蜘蛛をまじまじと見ながら尋ねる。
蜘蛛に対してなのか、虫その物に対してかは分からないが耐性があるようだ。】

>>1182
「あるかもしれませんが、確証は持てません。
あるとすれば……そうですね、龍族に関する書物を調べてみればどうでしょう?」

【それについて調べた事が無い為、分からないようだ。

しかし、規模の大きい災害である事は知っている為、龍を扱っている書物ならば
載っているのではないかと考えたようだ。】

1184とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 22:32:06 ID:Lz8345OA
>>1182
「虫が持つ毒の研究を無駄に何百年もしてるだけよ。
いつの間にか魔女と呼ばれるようにはなったけれど」
顔を向けずに言う。
よく見ると蜘蛛の群れの中に鎧の方を見ている蜘蛛が1匹いる。
>>1183
「えぇそうよ。おとなしいけど有毒だから触らないことをお勧めするわ」
そう言ってぶつぶつと読みもしていない新聞の内容をつぶやく。

1185とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 22:34:58 ID:MkVhANJE
>>1183
「成程、成程」

納得しているようで棒立ち状態。
頷けられないのだろうか…デザイン的に。

>>1184
「成程魔女かっ!」
「魔女はいいなあ、憧れるぞ!」

魔女に幻想でも抱いてるんだろうか樽鎧。

「……私は美味しくないぞ」

視線を感じ目敏く蜘蛛を見つけたらしい。

1186とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 22:41:55 ID:uJNGvkac
>>1184
「なるほど、虫を媒介とする魔法があると聞いた事があります。」
【そういうと顎に手を当てて、考えるような仕草をとる。】

「はい、それくらいは心得ているつもりです。」
【知らない虫を触るほど迂闊ではないようだ。】

>>1185
「不躾ですが、どうしてまたそのような事を?」
【何故、朽龍災について調べているのか気になったらしく尋ねる。】

「……重ねて問いますが貴方は人間なのですか?」

【頷けていない様子を見て、失礼極まりない事を訪ねた。】

1187とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 22:45:17 ID:Lz8345OA
>>1185
「好きでなったわけじゃないわ。自分から魔女を称したつもりもないし」
地雷だったようである。
蜘蛛はまだ見ている。
>>1186
「えぇ。この子たちの視界とある程度なら共有ができるのよ」
顔を見ずに会話できるのはそのためだろう。

1188とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 22:49:17 ID:MkVhANJE
>>1186
「うむ、この度我が領土で朽龍災が発生してな」

結構な緊急事態を軽めにのたまった。

「と言う訳で情報が必要なのだ」
「加えて人手も」
「そして私は正真正銘人間だ」

証明するものは何もないし、
加えて鎧から僅かに漂う魔力臭…(魔力臭って何だと思っても突っ込みは受け付けない)
鎧自体も何か普通ではなさそうだ、素材あたりから。

>>1187
「魔女とはなってしまうもの、そう聞いたことがある」
「誇っていいと思うぞ?」

悪気はない、本当に。

「……美味しくないってば」

1189とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 22:54:18 ID:uJNGvkac
>>1187
「ほう、それは便利ですね。
とはいえ、共有する事によって混乱したりはしないのですか?

やはり、媒介魔法とはいえ人間の力では持て余しそうですし。」

【単純に視界が複数生まれる様なものと考えているらしい。
イコール増えれば増えるほど負担は大きくなるのではないか、と。】

>>1188
「なるほど。それでわざわざこちらに。」
【合点がいったと言わんばかりに深くうなずいた。】

「人間、ですか。それにしては少し異質な気もしますね。
それにここまで機能性を廃した鎧というのも違和感が。」

【その何とも言えない雰囲気を察知しているのか納得いっていない様子。】

1190とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 23:00:30 ID:Lz8345OA
>>1188
「誇ることなんて何もないわ」
イラッとしたかのように言う。
「ところで赤毛で糸目の人間を見かけなかったかしら。
黒づくめで目立つとは思うのだけれど」
>>1189
「必要そうな情報だけ抜き取れば問題ないわ。
200年もしてれば慣れもするし」
そう言って本を閉じる。

1191とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 23:01:53 ID:MkVhANJE
>>1189
「うむ、中々に大変なのだ」

頷こうとして…頷けてない。

「心外な…機能性抜群だぞ?」
「夏は涼しく、冬は暖かく、頑丈で軽いし動き易い」

カッチャカッチャと軽い音を立てて動き回る。
確かに見た目に反して動きは軽快…何か不自然に大ぶりな気もする。

>>1190
「そうだろうか?」
心底疑問であるようで。

「ン…此処に来て日も浅いのでな、そのような人物は見かけなかった」

1192とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 23:06:19 ID:uJNGvkac
>>1190
「200……なるほど、人間ではないと言う事ですか?」
【200年という途方もない年数を聞いて尋ねる。】

「確かにそれならば、そのような力も納得がいきます。」

>>1191
「……確かに軽そうですね。」
【かなりの軽快さに目を丸くして驚いている。】

「てっきりそこまでの巨体ですから鈍重かと思っていました。」
【鎧の大きさから重たい動きをすると思っていたようだ。】

1193とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 23:12:48 ID:MkVhANJE
>>1192
「……」

ピタ、と動きを止める。

「………そ、そうそう、実はすごく重いんだ」

さっきと言っている事と動きが途端に違うんだが。
こいつ何かやっぱりおかしい。

1194とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 23:15:38 ID:Lz8345OA
>>1191
「そういうものよ」
手のひらに蜘蛛を乗せ腹を撫でてやりながら言う。
「そう。ならいいわ」
見かけたら声をかkてくれとは言わない。
あくまでも確認したかっただけだ。
>>1192
「自分がどんな種族に該当するのかは私にもわからないけれど、
少なくとも人間ではないみたいね」
外見の特徴は病的に白い肌を除けば人間そのものであるが。

1195とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 23:19:49 ID:uJNGvkac
>>1193
「いや、先ほどまで軽快に動いていたではないですか。
その身体であそこまで動けるのだから、さぞ高度な技術が使われているのでしょうね。」

【急に動きを変えた樽鎧を見て、不思議そうに。
その鎧で軽快に動けることなどは、すべて都合よく解釈しているようだ。】

>>1194
「魔法は術者そのものに負担をかけるものも存在するので
そういう事かと思っていましたが、本当に人間ではないとは。」

【病的にまで白い肌などの特徴は魔法による弊害と考えていたらしい。
少なくとも、人間とは思っていたようだ。】

1196とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 23:22:34 ID:MkVhANJE
>>1194
「でその件の男とは何なのだ」
「犯罪者か?」

>>1195
「…あ、うん、そういう理屈もあるな、それで」

いやもう何か色々と怪しいけども。

「と、兎も角問題は朽龍災だ!」
「このままでは何れは王都にまで被害が及ぶかもしれない!!」
「多分半世紀後に!」

1197とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 23:28:16 ID:Lz8345OA
>>1195
「人間で無くとも私は私。
ミラ・アラクネアという1人の生き物であることには変わらないわ」
蜘蛛を撫でてやりながらミラというらしい女は言う。
>>1196
「私の可愛い可愛い従僕よ。
最近は怠慢気味であるけれども」
物凄く悪い笑顔を浮かべる。
魔女と呼ばれるのも無理はないかもしれない。

1198とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 23:36:37 ID:uJNGvkac
>>1198
「確かにそちらの方が重要でしょう。
まして、貴方の言うように被害が広がるならば、尚の事。

…………ですが何故、時期の特定が出来るのですか?」

【多分、と確証が持てなさそうな表現で言っているものの
具体的な時期をある程度、算出出来ている事に疑問を覚えた。】

>>1197
「それはそうですね。こちらの失言でした。」
【と、謝罪の言葉を添えて頭を下げた。】

「……あ、私はレヴェス=スリスと申します。」

【そして、ワンテンポ遅れて自身の名も名乗った。】

1199とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 23:40:29 ID:MkVhANJE
>>1197
「サボりは良くないな」

言葉通りに受け止める樽鎧。

「にしても余り見ていて気分のいい笑顔ではないな」
「癖か?」

何か察しきれてない。

>>1198
「いやなに、朽龍災が起こった事自体は王都に報告済みなのだ」
「そして当面は成り行きに任せるのが最も安全だとの判断を下されてな」
「辺境の地故、尤もな判断なのだが…まあ事態の早期終息を願うのが地元の意思と言うものだ」
「故に協力者を個人レベルで募り、情報収集もやっている」

1200とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 23:47:00 ID:Lz8345OA
>>1198
「見たところ貴女も私と同じように何かを研究する身のようだけれども。
私みたいにはならないことをお勧めするわ」
蜘蛛を放してやり何か人間には聞き取れない言葉で言うと
文字通り蜘蛛の子散らしたように蜘蛛たちは床や天井に消えて行った。
>>1199
「えぇ、全くね。
癖ね。今更矯正する気も無いわ」
この魔女が醸し出す独特の雰囲気には合った笑顔ではある。

1201とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 23:53:08 ID:uJNGvkac
>>1199
「なるほど。気持ちが分からなくはありません。
少しでも有用な情報が手に入れば、私もお手伝いしましょう。

……ですが、私は余り動けない身なので微量でしょうが。」

【情報収集ならば、微量ながらも手伝っても良いようだ。】

>>1200
「研究……まぁ、そうですね。
私はまだまだ見習いですので貴方の足元にも及びませんが。」

【床や天井に散っていく、蜘蛛たちを眺めながらふと微笑みを浮かべて。】

1202とある世界の冒険者:2011/12/11(日) 23:55:44 ID:MkVhANJE
>>1200
「まあ、それなら仕方がないが…」
「…そう言えばさっきまで蜘蛛の視線を感じたのだが何だったんだろう」

>>1201
「いや、今は人手が少しでも欲しいのだ」
「微量であれ手を貸してもらえる事、感謝する」

お辞儀しようとして出来ない…お辞儀機能の追加は急務であろう。

1203とある世界の冒険者:2011/12/12(月) 00:02:01 ID:WqP7wKGE
>>1201
「足元に及ばないなんてことは無いと思うわ。
私は毒虫についての知識はあるけど逆に言えばそれしか知識がないという事だもの。
屁理屈ではあるけれど空の王と呼ばれる竜もモグラのように地を掘り進むことは難しいように、
分野には分野の頂点があるの。この分野だけは、というものが出来るといいわね」
>>1202
「蜘蛛を通して貴方を見ていただけよ」
そういえばあの時この魔女は読書をしながら話していた。

1204とある世界の冒険者:2011/12/12(月) 00:10:36 ID:ho.Y0Umk
>>1202
「……はい。
少し話を戻しますけど、腰……せめて首のところを改良してはどうでしょうか?」

【まったくお辞儀が出来ていない様子を見て、提案する。
首だけでも曲がるようになれば、まだお辞儀の意思が伝わるとも考えている。】

>>1203
「ええ。ですが、私はまだその分野すら踏み出せていない状態ですので。
いわば、土台作りという物で今は広く浅く知識を収集しています。」

【分野の頂点を目指す、というラインにすら立てていないようだ。】

1205とある世界の冒険者:2011/12/12(月) 00:13:23 ID:5QI6UdvM
>>1203
「ほうほう、便利だな」
「私もそういう能力が欲しいぞ」

羨ましそうだった。

>>1204
「……ウーム」

首周りは固定されていて動きそうにない。
デザイン的にも左右は兎も角上下の可動はきつそうだ。
…どうやって周囲を見てるんだろうか。

1206とある世界の冒険者:2011/12/12(月) 00:23:12 ID:ho.Y0Umk
>>1205
「それにここまでがっちり固定してあっては動きづらいでしょう?
どこかを見るために、わざわざ身体ごと動かさないといけないし。」

【とくに疑問を感じていない様子。
それを聞く前に軽快に大げさな動作で動いているのを見ているからであろう。】

1207とある世界の冒険者:2011/12/12(月) 00:29:35 ID:5QI6UdvM
>>1206
「いやまあしかし可動部分を増やす事は気密性と強度を損なうからなあ…」
「それに裸眼で物を見ているわけでは…っといかんいかん、今のは言葉のあやだ」

何かとなぞの多い機構をお持ちのようで樽鎧。

「さて、そろそろ探索再開としよう」
「貴女には自身の用事序に朽龍災に関する何かを見つけたら私に教えてほしい」
「では」

そう言うと樽鎧は去って行った…

1208とある世界の冒険者:2011/12/12(月) 00:37:00 ID:ho.Y0Umk
>>1207
「ですけど、それでまともな行動が出来なければ本末転倒です。
……ああ、鎧越しに見ているのでしょうから裸眼ではないでしょうけど。」

【その表現に少し違和感があったのか首をかしげたがすぐに自分の中で
落し込めたらしく、納得してしまう。】

「ええ、その時はいち早く。」

【そう言って去っていく樽鎧を見送ったとか、FO】

//お疲れさまでした―。
//ミラの方は落ちたと判断して、お先に失礼させてもらいます。

1209とある世界の冒険者:2011/12/31(土) 21:47:51 ID:cz7vtLZ6
【ロビー】

「…………♪」

ロビーのソファに座って炎属性の難しそうな魔術書を読むゴシックロリータの少女。
普段と違うのは黒ゴスでは無く白ゴスだということである。

1210とある世界の冒険者:2011/12/31(土) 22:15:07 ID:cz7vtLZ6

「(……あ、ジャッキーだ!)」

『……ん。メノウか』

そしてそこに青いコートの青年登場。
此方は腰に刀を佩いている、見るものが見ればコートの下に大口径の拳銃があるのも解るだろうか。

……知り合い?

1211とある世界の冒険者:2012/01/06(金) 20:42:26 ID:gT0JuH1w
(キ医)<最近、超忙しい…

と、暇そうに廊下を歩く医者一名。

(キ医)<主に俺以外がなっ!

最低だった。

1212とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 20:34:57 ID:by4bpw.A
質素なフード付きローブを纏った茶のポニテな金目銀目娘
今日も今日とて勉学に勤しんでいる。

「……」

何やら読みふけっている書籍には『言霊伊呂波』なる名が刻まれていた。

1213とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 21:27:04 ID:fSk9Ubkk
「【大罪人の炎】以外の【ダムナティオ・メモリアエ】を見つけないと・・・」
かなり古めの時代の書物を読み漁る少年。
少年が探しているのは「歴史から消された魔法」という途方のないものである。

1214とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 21:28:59 ID:by4bpw.A
>>1213
「…ん?」

御大層な呟きが聞こえたので顔を上げる。

1215とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 21:34:24 ID:fSk9Ubkk
>>1214
高校生くらいの少年がひとり、古い書物を読み漁っている。
「大罪人の炎(ヘロスタラティックブレイズ)だって100%使えてるわけじゃないしなぁ・・・」

1216とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 21:45:09 ID:by4bpw.A
>>1215
「……」

矢鱈と強そうな名を冠した術に少し興味は湧くが…

「…んひゅっ!?」

視線を書籍に戻した時に変な声を上げた。

1217とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 21:50:13 ID:fSk9Ubkk
>>1216
「んっ!?」
集中していたため突然あがった奇声に大いに驚く。

1218とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 21:54:18 ID:by4bpw.A
>>1217
「……失礼しました」

書籍で顔を隠し小さくなってるの一名。
何を見つけたのやら。

1219とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 22:07:28 ID:fSk9Ubkk
>>1218
「あ、あぁ・・・うん・・・」
集中が切れたのでちょっと休憩を挟むのか本を閉じる。

1220とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 22:09:45 ID:by4bpw.A
>>1219
「……ええっと……ダムナティオ・メモリアエ、ですか」

とりあえず間が持たない!と話題を振る娘。

1221とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 22:11:45 ID:fSk9Ubkk
>>1220
「あー、うん。
1つだけ知ってるんだけどもうちょっと手がかりがないかなぁって」
記録抹消という名を冠する古代語魔法。
もっとも彼の知るものは師である魔女が現代語に訳し
その力の片鱗を間借りして操るという紛い物であるが。

1222とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 22:13:55 ID:by4bpw.A
>>1221
「んー…そういったものは本よりも歴史ある血筋に受け継がれていることが多いと思います」

恰好からすると見習い魔術師っぽい娘。

1223とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 22:15:50 ID:fSk9Ubkk
>>1222
「記録抹消だからねぇ。
やっぱ完全に口伝なのかなぁ」
ハンマーを背負いおおよそ魔術師には見えない少年。
本を片付けてぼやく。

1224とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 22:21:11 ID:by4bpw.A
>>1223
「少なくとも記帳されているものなら厳重に保管されていると思いますよ」

1225とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 22:31:32 ID:fSk9Ubkk
>>1224
「記録に残すことすら許されない魔法だからなぁ。
現存してたとしても簡単に習得できるかどうか」
ぶつぶつと様々な仮定を呟く少年。

1226とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 22:34:05 ID:by4bpw.A
>>1225
「その通りですね…でも探してるんですよね?」

なんだかブレブレな様子の少年に一応確認をする娘。

1227とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 22:36:15 ID:fSk9Ubkk
>>1226
「まぁね。
まぁでも仮に見つけたとしても僕に使えるかわからないんだけどね」
エクゥスが魔力を感知する力を持っているなら如何に少年の魔力が
弱々しいものかわかるだろうが・・・・。

1228とある世界の冒険者:2012/01/12(木) 22:47:28 ID:by4bpw.A
>>1227
「内に宿した魔力だけが魔術じゃないですよ」

弱いのは分かったがそれは取るに足らないことだと娘は説く。

「例えば言霊」
「確かな理論に基づいて作りだされた言葉は其れ自体が力を宿します」
「中には自身の魔力とは無関係に強力な効果を生み出すものもあります」

1229とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 20:26:26 ID:fWfm5Fnk
とある呪文が刻まれたポンチョを纏う銀ウェーブボブの女性、棚周辺をウロウロ。

「…やっぱり低層階には置いてないかしら」

1230とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 21:42:13 ID:7Nj0SFzc
「ふゥむ。これはまた興味深い」
世界各地の邪教についてまとめた本を読み漁る糸目の青年がひとり。
真っ黒な外套を羽織っており悪趣味なてるてる坊主のようだ。

1231とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 21:45:56 ID:fWfm5Fnk
>>1230
「…あーいうのは置いてるのにね」

インフォが持つ本を見て深く溜息をつく女。
天も仰いだ。

「やっぱりヒトが絡むと其れなりに書籍も増えるのかしら」

1232とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 21:47:36 ID:7Nj0SFzc
>>1231
「おや、何かお探しで?」
ベルに気づくと本から視線を離す。

1233とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 21:52:23 ID:fWfm5Fnk
>>1232
「…ちょっとね」

にしても悪趣味な本を読んでるなあ、と
目が口ほどにものを言いつつぞんざいな返答。

1234とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 21:54:46 ID:7Nj0SFzc
>>1233
「私は確かに闇を崇拝していますが邪教徒ではありませんよ。
ただ、少々調べものをしていただけです」
そう言ってどう見ても作り笑いな笑顔を浮かべる。

1235とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 21:59:32 ID:fWfm5Fnk
>>1234
「私は何も言ってない」
「ついでに貴方が邪教徒でも全然気にしない、ええ全く」

腰に手を当て胡散臭そうに相手を見やる。

「邪教関連で調べ物?黒い月の教団とかも載ってそうね、その本」

ちょいと前に某武装中立王国でテロを起こした集団の名を口にする女。

1236とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:02:29 ID:7Nj0SFzc
>>1235
「何分古い文献ですので載ってはいませんねェ。
一番新しいもので200年も前にこの世から消えていますからねェ」
表向きには、と付け加え作り笑いを浮かべる。

1237とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:04:17 ID:fWfm5Fnk
>>1236
「…やけに古いのを持ち出したものね」
「一体何を調べてるわけ?」
「失われた古代魔術か何かかしら?」

1238とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:08:33 ID:7Nj0SFzc
>>1237
「先日、この近辺で大規模な遺跡が見つかったのはご存知でしょうか?
その遺跡に昔どこかで見たような紋様がありましたのでもしかしたら、と思い
自分が昔読み漁った書物を読み返しているのですが見当違いだったようです」
お手上げと言わんばかりに両手をあげる。

1239とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:10:34 ID:fWfm5Fnk
>>1238
「大規模遺跡…何処に?」

心当たりがないのか有り過ぎるのか首をかしげる女。

「ネオベイ建築とか黒い森が周辺を覆っているとかではないわよね?」

1240とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:13:43 ID:7Nj0SFzc
>>1239
「地面が崩落して発見されたそうですよ。
いえ、そういった類のものではありませんねェ」

1241とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:16:11 ID:fWfm5Fnk
>>1240
「危ないわね、それ」
「・・・しっかしそんなモノまで出てくる始末か」
「いよいよ危険ね」

何か気になるのか考え込んでいる。

1242とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:17:34 ID:7Nj0SFzc
>>1241
「実際何人も怪我人が出てますからねェ。
いやはや、近頃世の中が物騒で私としては嬉しい限りですよ」
作り笑いではなく心底楽しそうに青年は笑う。

1243とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:21:03 ID:fWfm5Fnk
>>1242
「あっそ、アンタ悪趣味ね」

そういう手合いはお腹いっぱいですと言わんばかりに鬱陶しそうな顔をしている。
口調も、かーなーり、冷ややかだ。

「で、どんな印なのよ」

1244とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:22:25 ID:7Nj0SFzc
>>1243
「よく言われますよ」
大して気にした様子もなく笑う。

「剣をくわえた竜の紋章ですねェ。
どこかで見たような覚えはあるんですよ」

1245とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:24:28 ID:JTZRPKLs
青年と女性が会話を繰り広げる中、少し離れて本を捲る音が小さく響く。
「………」
いつの間にかやってきたのか、元からその場にいたのか。
青年が一人、ソファに座り本を読み耽っていた。
真白いのシャツの上に黒いジャケットを羽織り、下には薄く灰色がかった黒のスラックスと随分とかっちりした服装に身を包んでいる。
本の中の字を追いかける黒い瞳の上にある、額に刻まれた切り傷がやけに目立っていた。

1246とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:26:31 ID:fWfm5Fnk
>>1244
「んー?それだけだと幾つか被ってそうなものだけど」
「どんな竜でどんな剣?」

>>1245
「…いつの間に」
「……(何読んでるのかしら)」

じろじろ

1247とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:37:15 ID:JTZRPKLs
>>1246
「………」
視線に気付いたのか、顔はあげないまま目だけを動かしで女性を見据える。
やがてベルの思うところがわかったのか、ベルに持っていた本の表紙を向けた。
[食指動かすベルジニア郷料理]
見れば青年の隣のソファにも、ここに来るまで着ていたであろう灰色のコートを下敷きにして本が数冊積まれていた。
ベルの位置からなら見えるであろう背表紙には
[少年勇者の冒険]
[棒術の基本]
[弓術の心得]
[対槍術の立ち回り]
[家庭向け魔術]
[属性間の相性、連携の応用]
雑食にも程があった。

1248とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:44:13 ID:7Nj0SFzc
>>1245
作り笑いを浮かべた絶対信用してはいけないタイプの青年が
ベルと会話をしている。
>>1246
「大体こんな感じでしたね」
そう言って自分のメモにサーベルをくわえたワイバーンの絵を描く。
ありふれてはいるが・・・。

1249とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:48:03 ID:fWfm5Fnk
>>1247
「何がしたいのさ…」

手広過ぎて目的が見えないという感想の女。

>>1248
「ドラゴンじゃなくてワイバーンじゃない…と言う事は時の権力者が絡んでいる訳じゃないのね」
「…まあ、その遺跡が今の風習に則って龍が王室用の印である場合だけど」

1250とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:54:25 ID:JTZRPKLs
>>1248
会話が聞こえていないのか、あるいは興味がないのか。
特に意に介した様子もなく、本を読み続けている。
「遺跡関連の本でも調べれば、何かヒントはあるんじゃないか」
ポツリと一言、聞こえてはいたようだ。

>>1249
「何がしたいのかと問われれば、知識を深めたいんだ。
蓄えて無駄な知識はないからな」
本から目は離さないまま、ベルの問いでもない問いに答える。

1251とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:57:52 ID:7Nj0SFzc
>>1249-1250
「ふゥむ。遺跡自体には興味はないのですが、
思い出せそうで思い出せないことがあるのは少々気持ちが悪いですからねェ」

2人の言葉に返しながら言う青年。

1252とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 22:58:35 ID:fWfm5Fnk
>>1250
「いや、知識は使ってこそでしょ」
「ため込むだけじゃ意味ないと思うけど」

>>1251
「…うぁー、私もなんかモヤモヤすんじゃない」
「何の印よコレ」

1253とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:02:44 ID:JTZRPKLs
>>1251
「気持ちはわかるがな、だからこそヒントを提示したつもりだが」
やはり本から目を離さないまま会話を続ける。
その状態でも本の内容はしっかり頭に入るらしい。
>>1252
「そりゃ当然、だからこそ知識を深めてる、いつ必要になるかわかんねぇからな」

1254とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:06:09 ID:7Nj0SFzc
>>1252
「私にもさっぱりですよ」
再びお手上げのポーズをする。

>>1253
「遺跡関係の書物には触れたことがありませんので、
残念ながらそれらで見た、ということはなさそうです」

1255とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:09:05 ID:fWfm5Fnk
>>1253
「・・・これ全部必要になる?」

要らないもの幾つかあるんじゃないの、と。

>>1254
「……ええい、さっさと思い出しなさいよ」

1256とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:14:11 ID:JTZRPKLs
>>1254
「そうか、横やり入れて悪かったな」
やはり顔はあげないが、声音が少し変わったあたり謝意はあるようだ。
「どれも無駄にはならねえよ、そういう商売だ」
どうやら広い知識が必要な職業らしい。

1257とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:18:22 ID:7Nj0SFzc
>>1255-1256
「あァ♪
思い出しましたよ。書物で見たわけではなかったようです」
思い出したのかひとりで納得している様子だ。

1258とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:18:45 ID:JTZRPKLs
>>1254
「そうか、横やり入れて悪かったな」
やはり顔はあげないが、声音が少し変わったあたり謝意はあるようだ。
>>1255
「どれも無駄にはならねえよ、そういう商売だ」
どうやら広い知識が必要な職業らしい。

1259とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:18:49 ID:fWfm5Fnk
>>1256
「商売ねぇ…知り合いに何でも屋がいるけどアンタもその類?」

>>1257
「…で、何」

イライラしだした。

1260とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:29:19 ID:JTZRPKLs
>>1257
「へぇ、よかったな。
スッキリしたか?」
>>1258
「まぁな、請負人だ。
金さえ積まれりゃなんだって受けるよ、殺生前提の依頼以外ならな」
そう言ってどうやら読み終えたのか、ようやく本をたたみ顔をあげた。

1261とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:33:09 ID:7Nj0SFzc
>>1259-1260
「とある騎士団の腕章に描かれていたものと酷似してますねェ。
何の関係があるかまではわかりませんがねェ」
書物を棚に戻してきた青年が言う。

1262とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:36:14 ID:fWfm5Fnk
>>1260
「知り合いも似たような事言ってたわね……
 あ、アイツは存在するなら神だって殺して見せるとか物騒な事言ってたっけ」
「生憎自分の事は自分でしたい性質だから御世話になる予定はなさそうよ」

>>1261
「騎士団?」

1263とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:41:40 ID:JTZRPKLs
>>1261
「騎士団ねぇ…、関連していると仮定すりゃ、ある程度の推測は立つけどな」
考える素振りをみせてみる。興味があるのかないのか、よくわからない。
>>1262
「そりゃまた豪気な物言いだな、最上位の魔眼持ちか、あるいは特異な術者か…っと、邪推だな、悪い」

「そいつは残念、まぁ仕事にゃ困ってないから、依頼されても優先度がかなり下がるが」

1264とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:43:47 ID:7Nj0SFzc
>>1262-1263
「魔槍騎士団だとかそんなような名前でしたねェ。
騎士団と言っても私が会った時はたった2名だけでしたが。
今は何をしているのやら」

1265とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:46:19 ID:fWfm5Fnk
>>1263
「気にしなくていいわ」
「序に言うとソイツ、呪いの掛った鎧被ってるだけの正真正銘の人間」
「只のアホよ、アホ」

>>1264
「……あー、何か聞いた事ある、その集団」

1266とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:52:58 ID:JTZRPKLs
>>1264
「魔槍騎士ねぇ…生憎知らねえや、疑問は晴らせそうにないな」
少しばかり悔しそうに、だがとるに足らないといった様子で呟く。
>>1265
「呪いの鎧ねぇ…知り合いにもいたなぁ、呪いのせいで脱げないのか鎧の中を見たことねぇや」
そういや今どうしてんのかな、とポツリ。


「っと、そろそろ帰るか。そんじゃお先に」
二人に別れを告げ、コートとまだ読んでない本を抱えて階層を出ていった。

1267とある世界の冒険者:2012/02/24(金) 23:59:29 ID:7Nj0SFzc
>>1265-1266
「今は何をしているんでしょねェ。
さて、私もこれで失礼」
そう言って立ち上がると去っていった。

1268とある世界の冒険者:2012/02/25(土) 00:00:00 ID:OpA9JYyA
「…そして私の探し物は見つからない」

Fo

1269とある世界の冒険者:2012/06/16(土) 20:25:53 ID:l8xuCBAU
「えーっと…キュウリュウサイ、キュウリュウサイ」

煌びやかな金色の鎧に身を固めながら兜を被らず覗く歯が矢鱈白い癖っ毛金髪碧眼の男が
本棚を見て回っている。

1270とある世界の冒険者:2012/06/24(日) 21:02:12 ID:Z0nIS5is
両手で杖を突きつつ歩く全体的に丸い印象を受ける猫背の小さな婆さん、
本を探しのんびりと歩く。

「何処にあるのかねえ…」

1271とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 01:20:14 ID:7UDHaguM
【王立図書館A路/多分そんな深く無い所】

「……ふぅ……・。」

ぱたん、と開いていた本を閉じて横に積み上げる。
どうやら色々本をかき集めた様だが特に探していた物が無かったらしい。。

「…………正直、疲れるな……。」

溜息をして使い魔らしき(影犬)に腰掛ける。
服装は蒼いジャケット、朱み掛かった白髪、眼鏡の青年。 ……なんか、疲労オーラが出ている。

1272とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 01:27:15 ID:o9W1ZHNk
「もっきゅもっきゅ」
『にゃー!!』
ダンジョン内とは言え、食べ歩きをしている一人と一匹……いや二匹といってもいいのか。
幼女と猫いっぴきがフラフラとダンジョン内で食べ歩き。この様を見て危ないじゃないか、というのは直接本人を見た者のクチからは絶対出ないセリフだろう。

「あ、いたでしいたでし!!」
笑いながら近づいてくる手には、ドーナツの入った袋……。
仲良くしている司書から貰ったものだろう。

1273とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 01:28:48 ID:7UDHaguM
「……はぁ。」
普段なら気付く足音と声に気付かずに溜息なんて吐いていたが。

「…………ん。」
流石に近付いて来れば気付くというもので、持っていた本を影に沈めて(無断借用)そちらを向いた。

1274とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 01:33:34 ID:o9W1ZHNk
「むおー、おつかれでしかー?」
『にー……』
心配そうに見るまんぐーす(一角猫)とちんまい幼女。

「ここに借用となると、なんかまた面倒なことに首突っ込んでそうでしね……」
と、苦笑い。
自分に用があったわけじゃないのか、という落胆もあるやもしれないが。

1275とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 01:36:09 ID:7UDHaguM
「ん……大丈夫だ、大した事じゃないさ。」
心配そうに見てくる一人と一匹を見て、幼女の方の頭を撫でる。
まぁ実際は最近毎日ペースで死にそうなのだが。

「ただの興味本位かもしれんぞ? ……それと、ホラ。 最近来てやれんかったからな。
 今日は帰りによるつもりだったんだが……。」
話を逸らしつつ、影からお菓子でも入っているのであろう箱を取り出す。
夏場だし、ダメにならないように影に突っ込んでたのだろう。

1276とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 01:41:17 ID:o9W1ZHNk
「むぃ……」
くすぐったそうに目を細めながら撫でられる。

「召喚すれば会えるでしけどねぇ……。
 ふぉ!?るーちゃんから貰ったドーナツプラスジャキからのお菓子とは豪華でしー!!」
『にゃー!!』
しょんぼりしていた様子が一気に吹き飛んだかのように明るくなる。
猫も共々喜んでいる辺りがほほえましい。

「……食べていいでしか!?」
ハッとした様に聞く。
まだ自分宛とは言われてなかったことを思い出したのだろうが、よだれが出ている。

1277とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 01:43:22 ID:7UDHaguM
「あー……召喚は、最近ちょっと、できなくてな。」
誤魔化す様にそう言って、くしゃりと頭を撫でる。

「お前とマングース用だ、味わって食べろよ?
 ガラにも無く並んで買ったものだからな。」

嬉しそうな様子を見て自然と表情を綻ばせながらそう言う。
これがケーキ屋に並んでいるのを想像するとちょっと面白いかもしれない。

1278とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 01:50:34 ID:o9W1ZHNk
「魔力が足りないでしかぁ?」
片目を開けながらそんなことを。

「味わうでしよー!!
 マングースも味わうでし!!」
『にー!!』
ぺしっと右前足を挙げる一角猫。……そういう風に仕込まれた?
……どうやら並んでるというのにツッコミは入れないらしい。

1279とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 01:52:14 ID:7UDHaguM
「…………まぁ、少しな。 仕事が大量に入って忙しくてな。」
嘘を吐いているのが非常に分かり易い部類の人間である事は今更言うまでも無い。


「よろしい。 フォークが入ってるからちゃんと使って食べr……器用だなマングース。」
がっついて食べないように注意しつつも芸を仕込まれたであろうマングースに驚く。

1280とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:00:12 ID:o9W1ZHNk
「……むーん、そういうならそういうことにするでし」
時折、分かっていながら子どものフリをすることがある。
そしてそれを隠さないこともまたある。いつでも話すといいということだろう。

『にゃー!!』
ほめられてうれしそうに鳴く一匹。
割りと人語を理解できるようになってきたのだろう……この見た目でもそれなりに深い層の魔獣であるし。
「マングースにフォークを使わせる練習をするでしね!!」
『にゃっ!?』
……そんなこと言っちゃいない。無茶振りである。

1281とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:02:29 ID:7UDHaguM
「……すまんな。」
が、なんやかんや話してくれた事は無い。
そういう性分でなまじっか力もあるので結局ゴリ押すのだろう。


「……猫には無理だろう、そもそも持てん。」
くつくつ、と笑いながらそう返す。
いや、マングースがそんな感じの魔法とか使えたら別だが。


「…………無理だよな?」

聞くな。

1282とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:09:56 ID:o9W1ZHNk
「気にすることはないでしよー」
ニコニコ笑うも、心配はする。
まぁいざとなったら自分が強引に魔力を喰らって召喚されればいいかと考えていたりしなくもない。

「マングース、こーやるでしよー」
と、指先から魔力を出して人の手の形を形成してそれでフォークを持つ。
人型であるこの子がそんなことする必要もなければ……一角猫の魔獣がそんな器用なこと、すぐに出来るわけがない。

『…にー……』
でも見よう見まねで頑張ろうとする精神は貪欲なのかもしれない。

1283とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:13:01 ID:7UDHaguM
「…………ああ。」
苦笑して返すも心配を掛けているな、と言う自覚はある。
だからこそ何も言わないし、呼びもしないのだが。

それが祟って忙しい時は身内とは殆ど顔を合わせないのだからメンタルはガキである。


「あのな、そう簡単に出来る訳が無いだろう、マングースも姿勢は立派だがやらんでもいい。」
自分も椅子から立つのが面倒臭くてカゲの手で物をとったりするがそれはまた別である。

1284とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:19:12 ID:o9W1ZHNk
「うーん、マングースには難しいでしかー」
『ふみー……』
しょんぼりとした様子で座り込む。どうやら諦めたようだ。

「まぁ、出来てもビックリでしけどね」
と、苦笑いする。
マングースがマジメに取り組むのが予想外だったらしい。

1285とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:20:48 ID:7UDHaguM
「マングースは普通に食え、そも猫にフォークを使えなんて言わん。」
まぁ、猫ですし。

「まさか、とは一瞬思ったけどな。」
出来たら出来たでそれは面白かっただろう。

1286とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:26:55 ID:o9W1ZHNk
『ふかー!!』
やってみなきゃわかんないといわんばりに怒る。
意外と負けず嫌いなのだろうか……この一角猫。

「うーん、ヘタすると人化とかのが簡単でしからねぇ」
と、具現化させた魔力をうねうねと変形させながら。

1287とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:29:21 ID:7UDHaguM
「ああ……じゃあ今度で良いから、今は食べなさい。」
どうどう、としゃがんで頭を撫でながらそう言う。
角が刺さる、角が。

「ああ……そんな薬もあるらしいしな、酒場で見たような気もする。」
うにょーん、とジャキのカゲも人型の立体になっている、真っ黒だが。

1288とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:33:20 ID:o9W1ZHNk
『ふにー……』
撫でられて気持ち良さそうにしてるがやや不服そうである、

「ネコマタというよーかいがそんなことも出来るってあったでししねぇ……
 まぁクスリは色々アレだから飲ませたくないでし」
『にー……』
あぐあぐと食べながらまともな見解を珍しく言う幼女に、人化と言われてちょっと考える一角猫。
猫ももさもさとお菓子を食べ始めた。

1289とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:35:36 ID:7UDHaguM
「夏場だからな、図書館が寒くてもダメになる。」
夏とはげに恐ろしきものなのである。

「ああ……日本の妖怪だな、会ったことは無いが……
マングース辺りなら教えれば直ぐに出来そうな気もするが、な。」

だからと言って教えるつもりはないが。
そもそも知らないし。

1290とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:40:49 ID:o9W1ZHNk
『にー!!』
そういわれるとハッと気づいたように急いで食べる。

「うぅーん、教えるにもネコマタの類の子が必要かもしれないでしね
 猫の言葉が分からないと詳しくは無理でしし……」
意外とマジメに考えている……人化させたら面白そうとでも思っているんだろうか。

1291とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:44:02 ID:7UDHaguM
「よろしい。」
満足げにマングースの背中辺りを撫でる。
やっぱり猫はがっつくぐらいに食べた方がいいのです。

「……縁がないのか見たことはないな。
 鳥から人になるようなのしか知らんしな……。」

本人(鳥)が聞いたら激怒しそうな事をさらりと。
人化したのを見てみたい気もするが、どっちでもいいのが本音である。

1292とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:49:38 ID:o9W1ZHNk
『ふにぃ』
もふもふとしていて毛の艶も良い。
気持ち良さそうに食べてる様はまさにストレスフリーである。

「鳥だと……マングース、かじりつきそうでし」
……と、ロクでもない感想を。

「マングースは人化できれば外にも出れるようになると思うんでしが……
 むぅぅ……」
どうやら、マングースを外に散歩させたいだとかそんなことらしい。
人化した魔獣がフラフラなんぞしていいものでもないが……。

1293とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:52:01 ID:7UDHaguM
「……………ふぅ。」
癒されてるのが目に見えて解る。
色々大変なのだ、色々。

「……面倒くさい事になるな、この案は却下だ。」
絶対に碌な事が起きない、と判断して頭の中から鳥(精霊)を追い出す。

「ん……そう、だな。」

そういえば、召喚してない=暫く外に出ていないという事で。
希望だけ与えて放置している、に近いのではないかと一抹の不安を抱く。

1294とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 02:59:33 ID:o9W1ZHNk
『にーっ』
どうやら自分の分は食べ終わったのか、丸くなる。
なんだか丸くなってる中央に角が立っているのがシュールに見える。

「そうでしねぇ……ネズミとかもアウトだったでしし」
むー、っと考えながら。
……ネズミの精霊でも知り合いにいるのだろうか

「マングースが自由に外出られたり、人語が理解できれば……
 もっとお小遣いをゆーこーに使えるんでしが」
……ロクでもないことであった。
司書からたまにお小遣いをもらっているが、使い道がないという問題に直面していたのである

1295とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 03:03:03 ID:7UDHaguM
「(……何かのオブジェだな。)」
置物屋とかに置いてそうである、安値で。

「ネズ……まぁ、詳しくは聞かないでおこう。」
図書館だし色々と人は来るだろうと結論付ける。

「……はぁ。
 言えば買って来てやる、忙しいが、出来る限りは来るようにするしな……
 ……――っ……。」

言い切った直後程に、一瞬苦しそうに表情を歪める。
またぞろ何かあったのだろうか?

1296とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 03:10:02 ID:o9W1ZHNk
『ふぃー……』
そのまま動かなくなったと思ったら眠りについたようだが……早すぎる。

「……それくらいまで無理して自分のことより優先するから、あまり頼みたくはないんでし」
ふぅ、とため息をついて

「何か、変なキズでもつけられたでし?
 ……たとえば、魔力が正常に作動しないようなキズだとか、でし」
推測の域を越えないがすらすらと言うあたり、心配して色々な可能性を考えていたのだろう。
ただ、クチには出さなかっただけで。

1297とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 03:13:55 ID:7UDHaguM
「……流石に、そんな不覚は取らんよ。
 ただの、使い過ぎだ。 ……魔力補給すれば直るさ。」
深く、息を吐き出して整えて。
確かにこれが不覚を取っている姿というのも想像し辛い。

「さっきも言ったが、仕事が多くて、な……。
 魔力で生きている様な身としては、若干、な。」

これの身体には血の代わりに、魔力と元々の血が混ざった物が流れている。
当然魔力を使えばそれは減少して行き体調に異常を来す、その為戦闘時間が極端に短かったりもする。

時間を置けば回復するが……まぁ、時間を置かないとこうなるのである。

1298とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 03:20:09 ID:o9W1ZHNk
「……なるほどでし。
 まぁ、無理はしないに越したことはないでし……」
しょんぼりとした様子で。
どうやら魔力の関係となるとあまり力は貸せないようで。
何せ複雑な状態に身体に純正の魔力を大量に流すのは危険過ぎる。

「絶対、しばらく無理しちゃダメでしよ」
ジャキの性格を考えて無駄だと分かっていても、念を押すように忠告する。

1299とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 03:22:56 ID:7UDHaguM
「…………ああ、解ってるよ。」
苦笑いを浮かべてそう返す。 本当に嘘が分かり易いヤツである。
そもそも言ってどうにかなるのであれば最初からこんな事態にゃならないのである。

「解ってる。 だからそんな顔するな、こっちまで落ち込んで来る。
 一段落したら、また外で美味いケーキでも食べさせてやるさ。」

誤魔化すように頭を撫でる、この様子だと一段落してなくても呼びそうである。

1300とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 03:34:33 ID:o9W1ZHNk
「……ケーキなんかより、無事の方が重要でし」
プーっと頬を膨らませて不機嫌そうに。

「ジャキの力なんか借りなくてもししょしゃんとかに言えば買ってきてもらえるでしし
 こっちのことは深く考えなくてもいいでし。」
不服そうにそう説明する。
何を言っても召喚されるであろうことを分かっていながら、だ。

「とにかくそういうわけでし!!無理はしない!!私の召喚なんてのはもっての他でしよ!!」
と、珍しく声を大に。

1301とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 03:38:41 ID:7UDHaguM
「……そうは言っても、な――」

やっぱり何処か気になる訳で、
特に寂しそうにしていたりしていたのを見るとダメである。

「ぅ……ぐ……、……努力は、する。」
……ここまで怒られても返事が曖昧な辺り、病的である。
流石に思う所や考える所は当然あるのだが。

1302とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 03:48:56 ID:o9W1ZHNk
「まったく……でし」
と、あきれてからアクビを1つ。
……夜明けが近い時間ではあるがこの時間に眠くなるとはいかがなものか。

「そろそろ寝床に戻るでしー」
既に眠ってしまったマングースを抱えてどこかにいってしまった。

1303とある世界の冒険者:2012/08/20(月) 03:50:46 ID:7UDHaguM
「……すまん。」
度々謝るが、多分行動は改められないのでしょう。

「ん、ああ……お休み。」
それを見送った後、ジャケットを翻して

「(――とっとと、一段落させるか……――)」
本を拝借してぶらり、と帰っていった。

1304とある世界の冒険者:2012/09/15(土) 00:55:32 ID:KgZUa5uY

「(不本意ながら、コトは収束しましたが。
……これは、一体?)」

【銀の三つ編みに半袖のジャケットを羽織った女性が図書館にて
保存されている新聞を読んでいる。

とはいえ、うんと過去のものではなくつい最近のものばかりだが。】

1305とある世界の冒険者:2012/09/15(土) 01:16:32 ID:xb4Dku9s
(通り魔、奴の復活、なにかしらの憑依……
俺には直接の関係がないとはいえ、どうも気にかかるな……)
そんなことを思いながらも、ふらっと図書館に現れる黒髪の青年

1306とある世界の冒険者:2012/09/15(土) 01:19:16 ID:KgZUa5uY

「(だが、そろそろ私も動かないといけない……。
これは強硬手段も視野に入れなければいけないでしょうね。)」

【わざわざ、人のいない深夜帯の時間に入館したお陰か図書館内の人はまばらである。
もちろん、これは彼女にとって色々と調べやすいということにつながるのだが。

とりあえずは終わったらしく、読み終えた新聞を元の場所へと収めに行く。】

1307とある世界の冒険者:2012/09/15(土) 01:21:21 ID:KgZUa5uY
>>1305
【人も数えるほどしかいない図書館に動く女性の姿がある。

とはいえ、どちらかといえば退館の準備をしているらしく
調べ物に使っていた書籍などを元の場所に収めているようだ。】

1308とある世界の冒険者:2012/09/15(土) 01:22:21 ID:xb4Dku9s
(俺は俺で、あの件を探るか)
読み終えられて戻されたであろう新聞を、
近づいて手に取ろうとする

1309とある世界の冒険者:2012/09/15(土) 01:30:02 ID:KgZUa5uY
>>1308
【何の変哲も無い数日前の新聞である。
別に特別なことが書いてあるわけでもなんでもない。

一方で、女性のほうはアウルには気づいていないらしく
片付け終わると図書館の出口のほうへと歩いていく。】

1310とある世界の冒険者:2012/09/15(土) 01:44:23 ID:xb4Dku9s
「なにも書かれていないか、さて……」
と呟くと、そのまま出て行ってしまった
//眠気に勝てない……
申し訳ありませんがこのあたりで、お疲れ様でした

1311とある世界の冒険者:2012/09/15(土) 01:47:20 ID:KgZUa5uY

【女性もいつの間にか去っていったとか、FO】

//了解です。お疲れ様でした。

1312とある世界の冒険者:2012/09/16(日) 01:16:28 ID:35CiNoIE
【A路/32F】

『よいしょ、と。 ……全く――……最近は此処も騒がしいわねぇ。』

( 混)「結構な事だろ、暇するよりは億倍良い。」

『私としては一時でも優雅に過ごしたいんだけど、ね』


図書館の深部、次元の壁に遮られ奥に進めぬ32F。
其処に白亜の体の怪物と、金色の髪の少女の姿が、あった。

1313とある世界の冒険者:2012/09/16(日) 01:38:52 ID:35CiNoIE

『で、どうするの? 貴方の尻拭いしてる二人。 ――片方は"破壊"、片方は貴方と同じ"創造"の具現。
 解ってると思うけど貴方の所為だからね?』

( 混)「僕は悪くない!」

『……こいつは。』

1314とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 01:51:46 ID:pGdEurpI
【A路/32F】

『……しかし――《脅威》、だったかしら? 貴方も本当に迷惑よね。』

( 混)「アレに関しちゃ俺が作った訳じゃないから知らーん。
     偶然運悪く遊んでたらゲートが開いちゃっただけだ。」

『だから迷惑だ、って言ってるのよ。 ……っとに、この饅頭は。』


図書館A路深層部。
白亜、人形を思わせる大きな人影、顔には梵字体で「混」と描かれた奇妙な怪物。

其れと話すのは可愛らしい――否、美しいと言う形容が似合いそうな、金色の髪の少女。
こちらは、ある一点を除けば普通の少女に見える。 まぁ、そのある一点とはすけている事なのだが。

1315とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 01:59:38 ID:eMFhMOHQ
「今日も幽霊探して幾千里
さて、気配を察知してこんな場所まで来たはいいですが……、ん?」
中性的な容姿の、黒髪の青年が、ふらりと図書館まで歩いてくる
言葉通り、幽霊を探しているのだろうが……

1316とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 02:02:13 ID:pGdEurpI

( 混)「む。」

幽霊の
  代わりに居たのは
       白饅頭。


そんな字余りな俳句が聞こえて来そうな状況。
青年の視界に先に写ったのは白亜の怪物であった。

『あら?』

そうして、その後ろに金髪の少女の姿。
……大凡、凶悪な魔獣が跋扈する階層に居る姿とは思えないが。

1317とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 02:12:12 ID:eMFhMOHQ
>>1316
「例え空間干渉できたとしても、世界を滅ぼす力を持っていたとしても、
魔獣を従える力を持っていたとしても、今は特に興味も湧きません」
白亜の怪物など眼中になかった

「しかし……、僕の霊感に狂いは……
……あ、こんばんはですよ」
後ろに金髪の少女を見つける
がこちらには挨拶する

1318とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 02:14:54 ID:pGdEurpI
>>1317
( 混)「何このガキムカつく。ぶっ殺す(断言)」
『はいはい、一々怒るんじゃないの。図書館が壊れるでしょ。』

明らかな挑発に怒りの色を露わにする白饅頭。
が、竦められて一応黙る。

『はい、こんばんわ。
 態々こんな深層までご苦労な事ね?
 それと、幾ら見た目がアレでも初対面の相手をバカにする様な言葉はどうかと思うわよ?』

流すように挨拶を返して不注意を竦める。
何せ素性はどうあれこんな深層に居るような化物だ、何をされてもおかしくはない。

1319とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 02:16:00 ID:ax2eJ1Ww
この階層は浅いわけではないので、
特別に強い個体が居れば事前に魔力感知で察知できるレベルに強大ということになる。
今一同、その魔力を感じ取れるかもしれない!!

「ふにー……」
と、そんな前置きをしておきながらダンジョンの闇から出てきたのは
とぼとぼと歩きながら不安そうな顔をしている一角猫が一匹、である。

1320とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 02:23:53 ID:eMFhMOHQ
>>1318
「それは失礼しました
はい、ここに来るだけの力は認めていますよ
しかし死霊じゃないでしょう、あなた」
一応、力は認めており、謝ってはいるが……
……いろいろとあれである

「長くこの世に留まる人と会話したい、とでもいいましょうか
それが僕の行動の原動力ですから」
と、少女のほうに言う


ちなみに、青年の背後に、見える人には見える霊体で、
騎士の恰好をして髪を後ろで束ねた女性が立っていたりする

1321とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 02:27:41 ID:pGdEurpI
>>1319
( 混)「イェス、にゃんこス!!」

こっちが飛びついた、もう人間とかどうでもいいやとかそのぐらいの勢いで飛びついた。
スライディングダッシュからの抱きかかえもふもふという一連の動きは0.1秒の出来事である。

>>1320
『素直は子は好きよ。
 明け透けな子は嫌いだけど。』

ふぅ、と小さく呆れ気味に溜息を吐き出してそう言う。
この手の手合いの相手は疲れる、と体に染み付いているのだ。

『残念だけど貴方の希望に応えられる気は無いし、つもりも無いわね。
 残念だけど普通に死んでる身ですもの。』

騎士が見えているか見えてないか、どちらにしろ得に話す気は無い、と言う。

1322とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 02:31:31 ID:ax2eJ1Ww
>>1321
「ふみー!?」
抱きかかえられてもふもふされる。
毛艶からして誰かの飼い魔獣……な気もするが、
このレベルの魔獣を難なく従える者など王都にいただろうか?

1323とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 02:33:49 ID:eMFhMOHQ
>>1319
「猫か…・・」
もの珍しげに近づく霊体だが、
普通は気配を感じ取れたとしても目視はできないレベルの霊体である
故に存在に気づけるかどうか……

>>1321
「ちょっと世間話でもとですね
過去のちょっとした面白い話とかちょっとした流行とか聞いてみたいなと
これに関しては無理はいいませんが」
と、少女に言う青年

1324とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 02:38:25 ID:pGdEurpI
>>1322
( 混)「クックック……知っているぞ、猫よ……!
     貴様はアレだろう、あの、アレ……青い方の化物のペットだろう!」

【もふもふしながら偉そうに言ってますが、厳密には違います】

>>1323
『前半は良いけど、後半は却下。
 ……にしても……ふぅん、シャーマン系、か。

 幽霊の噂でも聞いて、自分の力にしようと思って来たのかしら?』

ふわり、と音が聞こえる様な可愛らしく、優雅な動作で近くにあった机に腰掛ける少女。
……はて、素性を離した覚えは無かった筈だが。

1325とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 02:43:12 ID:eMFhMOHQ
>>1324
「はてなんのことでしょうか?
僕の力になってくれる霊はいまのところこと足りていますよ」
どうやら本当に世間話しにきただけの様子

「しかし、過去のお話は却下でしたか」
少し落ち込みつつも、そう言う

1326とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 02:43:29 ID:ax2eJ1Ww
>>1323
「ふにー」
どこまで強くなろうが所詮は猫型魔物、もふもふされて気持ち良さそうにしているので
気づいているか気づいていないかが良く分からない。

>>1324
「ふみ?」
くすぐったそうにして首をかしげる。
としょかんまぞくは今は近くにいないようで……まぁあんなんが近くにいたらすぐに分かるだろうが。

1327とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 02:46:03 ID:pGdEurpI
>>1325
『霊が見えるから好かれる、と思ったら間違い、って事よ。』

どうやら此方には余り好まれていないご様子。

『女はね、秘密を着飾って美しくなるのよ。』

……見た目こそ"少女"だが。
その立ち振舞いや表情、仕草は何処か妖艶さを感じさせる。

見た目通りの年齢、ではないのかもしれない。

>>1326
( 混)「後はアレだ、アレ、あー……そうそう、封印されしエグゾ魔族、アレのペットだっけ? まぁ(どうでも)いいか。」

良いらしい。
特に気にする事無くもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふ

1328とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 02:58:09 ID:eMFhMOHQ
>>1327
「まさにミステリアスな…………
……いい例えが思い浮かびません」
とやはり落ち込み気味で言う

見た目と仕草がかけ離れていることについては、
特に気にかけていない様子

>>1326
「よく見てみたいものだな」
猫の顔を覗き込もうと動く女性のほう

1329とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 03:03:48 ID:ax2eJ1Ww
>>1327
「にゃうー」
もふりつくされ、疲れたようにこてんと転がる。

>>1328
「ふみ?」
ピンッと尻尾を張り、そちらの方を見る。
難なく見えるようで。

1330とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 03:05:16 ID:pGdEurpI
>>1328
『霊以外とも話して、知を増やす事は必要よ?』

可笑しそうにそう言って、小さく笑う。
なんだかからかわれている気分だ。

>>1329
( 混)「ふぅ……ああ、すっきり。 しかし飼い主にあったら攻撃される気がしないでもない俺である。」

【心当たりでもあるんでしょうか】

1331とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 03:10:03 ID:eMFhMOHQ
>>1330
「む……、しかしごもっとも
それなりに知識は得たつもりでも、やはり穴はあるものです……」
なんらかんだでからかわれている青年。
この青年の得た知識というのがどの範囲までのことかは謎

>>1329
「………」
いつもの鋭い目つきでじっと眺めている。
霊体故に物に触れられないためなのだろうが、怖いかもしれない

1332とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 03:15:51 ID:ax2eJ1Ww
>>1330
「にゃー……?」
そのボヤいてる様子を見て首を傾げる。

>>1331
「ふみ……」
くるん、とその場で丸くなる。
恐怖というか危機感というかが一切ない。

1333とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 03:17:50 ID:pGdEurpI
>>1331
『生きているんだから、色んな物を見て、色んな話をしなさい。
 求め、得て、学ぶ事は生者にだけ許された特権なんだから。』

微笑んで、そう言う様子は、
まるで何処かの先生のようだ。

>>1332
( 混)「いやねぇ、にゃんこさん。 実は君の飼い主Bがひーこらしてる原因の一端って俺なのよ、ねー、大変よねー。」

頭もふなでしながらそんな事を言う。
動物相手には本当に隙だらけな。

1334とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 03:25:12 ID:eMFhMOHQ
>>1333
「かつての世界に目を向けるのもほどほどに、
今の世界に目を向ける、確かに大切なことですね」
苦笑しつつも言う

「その口ぶりだと、死者は学ぶことを許されないと?」
少しひっかかったのか尋ねる

>>1332
「触れてみたいな……」
といいつつ、猫の頭に自分の手を置こうとしてみるが、
当然すり抜けるわけで

1335とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 03:27:27 ID:ax2eJ1Ww
>>1333
「ふに?」
難しいことは分からないらしい。ダメ猫である。

>>1334
「にゃ!?」
すり抜けたことにビックリしておそるおそる何回かネコパンチ。
当然すり抜けるわけだが。

1336とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 03:29:57 ID:pGdEurpI
>>1334
『――死者に出来るのは遺す事と、消える事だけよ。
 霊に触れるならそれを覚えておきなさい。』

これでお話は終わり、とでも言うようにひょい、と机から降りた。

>>1335
( 混)「うむ、にゃんこは解らなくて宜しい、ああ、もふい。」

もふもふもふもふもふもふもふもふもふもふ……

1337とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 03:39:37 ID:eMFhMOHQ
>>1336
「遺すことと消える事……
確かに、死した魂がこの世に留まることは、
ある意味ではおかしな話ですか……」
と、少し過去を振り返って言う

>>1335
(実体がないのが悔しい
ヴァッシュに頼むか?)
とうぜんのようにすり抜ける
が、ネコパンチにはあたってみたかったようで

1338とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 03:45:15 ID:ax2eJ1Ww
>>1336
「にー♪」
もふもふに耐える時間が普通の猫に比べて長いよ!!やったね!!

>>1337
「ふみっ?」
もふもふされながら疑問符を浮かべる一角猫。

1339とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 03:46:19 ID:pGdEurpI
>>1337
『そうね、死者は生者になるだけ関わるべきではないもの。
 ……そうやって、悪霊とかそういうものになるんだから、ね。』

ふぁぁ、と小さくあくびをしながらそう返す。

>>1338
( 混)「……よし、連れて帰ろう!」

【えっ】

1340とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 03:52:45 ID:eMFhMOHQ
>>1339
「生者に危害を加える霊を悪霊と世は定義するのでしょう……
しかし、悪霊と呼ばれる霊のすべてが悪かどうかなんてものは、
接してみなければわかりません、と僕は信じています」
と、悪霊の発言に対し言いつつも、

「しかし、眠たそうですね
まあ、時間も時間ですが」
あくびをしていたために、そう言ってみる

>>1338
「やはり霊体でも触れてみたいものだ
そりゃ、そりゃ!」
猫に触れようと必死で猫に手を下す
が、すべてすり抜けるわけで

1341とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 04:02:56 ID:pGdEurpI
>>1340
『ふふ――ま、悩みなさい、坊や。

 それじゃあね、私はそろそろ"寝る"わ。』


ふわり。
その場でくるり、と回って――次の時には消えていた。

1342とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 04:05:59 ID:eMFhMOHQ
>>1341
「楽しかったですよ、またいつの日か」
と挨拶して、その様子を眺めていた

(そろそろ貸してくれ、ヴァッシュ)
「もう少しだけ、待ってください」
付きまとう霊と、そんな会話をしつつも、もう少しここに留まるらしい

1343とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 04:07:50 ID:ax2eJ1Ww
>>1339>>1340
「にゃっ!?」
もってかえられそうになったら危険を感知したのか

「ふにーっ!!」
すごいいきおいで逃げていってしまったのである。

1344とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 04:09:05 ID:pGdEurpI

( 混)「ああっ!? ええい、待てい、俺のにゃんこーっ!!」

【すごい勢いで追いかけていった……なんだあれ】

1345とある世界の冒険者:2012/09/17(月) 04:11:10 ID:eMFhMOHQ
>>1343
(逃げてしまった、触れられなかった……
ええいヤケ酒だ!あれつかえヴァッシュ!)
「まってください、キャラ変わってますよフィアム!」
そんなこんなで言い合いしながら、どこかへ去って行った

//絡んでくださった皆様、お疲れ様でした!

1346とある世界の冒険者:2012/10/10(水) 00:26:36 ID:1RDXTOC.
「夜な夜な図書館……、泥棒じゃないぞ?」
小さく独り言を言いながらも、図書館に現れる青い髪の青年
なにやら本を探しているらしい

1347とある世界の冒険者:2012/10/10(水) 00:40:17 ID:1RDXTOC.
「これとこれだな」
書庫を漁っていた青年が、二冊の本を持って、近くの椅子に座る
そして青い拳銃を取り出し、念じることで青いメガネに形を変えさせ、それをかける

一冊はとある場所についての記述がなされた本
そしてもう一冊は、とある人物についての記述がなされた本

1348とある世界の冒険者:2012/10/10(水) 21:44:21 ID:X6b95Ycg
背に斧槍、腰にポーチやダガー、厚紙の立方体を組み合わせた様な見た目の全身鎧、
本を数冊抱えてウロウロ。

「うーん…何処で読んだものやら」

1349とある世界の冒険者:2012/11/27(火) 23:55:53 ID:UlUUDKQY
「タイトル、聞くの忘れちゃったかな…
 なんとなく、それっぽいタイトルの奴を片っ端から行けば…」
1階に白いポンチョを羽織り、フードを深く被った小柄な少女の姿があった。

「…無属性基礎ⅠからⅡ?
 まぁ、読んでおく事には越した事ないかな…」
ふと目に入った1冊の本を手に取り、Ⅰの方から立ち読みし始めた。

1350とある世界の冒険者:2012/11/27(火) 23:58:59 ID:3NLcTSBc
色褪せた茶のローブを纏う伸び放題な灰色髪の裸足少女が現れた!

「何やら探し物をしている者の気配じゃ!」

1351とある世界の冒険者:2012/11/28(水) 00:03:55 ID:qLntqHik
>>1350
「探し物が2つあってね、この本と…
 他には髪の毛が伸びるマジックアイテムを練成する奴かな」
立ち読みしているつもりが、座り込んで真剣になって読んでいた。
本のタイトルは無属性基礎Ⅰと描かれていた。

「これなら、私にも出来そうかな」
携帯ランタンを取り出し灯りをつけ、本格的に頭に入れる気だ。
光源の紐を右腕に巻き付け始めた。

1352とある世界の冒険者:2012/11/28(水) 00:06:24 ID:iAza9BjM
>>1351
「ほほぅ、髪が伸びる…それは何か、今ある髪が伸びるのでよいのか?」

問う婆あ口調。

「で、あるなら装備品でもよいのじゃな?」

1353とある世界の冒険者:2012/11/28(水) 00:11:20 ID:qLntqHik
>>1350
「魔力の弾丸?…頭では覚えた…」
今読んだ項目は魔力の投射の術式。
まだ一度も使った事の無い攻撃術だ。

「確かに、今のイメージが変わるくらい伸びれば。…装備品?」
装備品という単語に耳を疑う。
少女の考えている髪の毛を伸ばすイメージは薬品か、魔法らしい。

1354とある世界の冒険者:2012/11/28(水) 00:16:18 ID:iAza9BjM
>>1353
「そうじゃ。このビーストランスいう槍は持ち手の髪を伸ばす特性を持っておってな…」

そう言って見せるのは『古今東西珍妙武具』という誰得な本である。
無駄に厚手だ。

「他にも妖怪毛羽毛現の指輪とかがあるようじゃぞ」

1355とある世界の冒険者:2012/11/28(水) 00:20:18 ID:qLntqHik
>>1354
「…投射の次は、障壁…コレは大丈夫。
 その次、増幅…これはちょっと難しそうかな…」
次の項は障壁の応用らしい。
モノにすれば、先ほどの攻撃術を増幅して運用が可能だ。
頭の中に焼き付けようと真剣に、簡単な魔導書を眺めた。

「装備を外したら、髪が戻っちゃうのかな…」
彼女に槍を満足に振り回すほどの身体能力は無い。
指輪の方も、1から造るとなれば大変そうだ…

1356とある世界の冒険者:2012/11/28(水) 00:26:36 ID:iAza9BjM
>>1355
「ふむ…外さなければよかろう、こっちの指輪は一生、はずせんと書いてあるぞ」

よく読めば呪いの武具特集だった!
ビーストランスも持ち手は以後憑かれた様に魔物を狩り続け、
最終的に自身も魔物になるとか書いてある!!

「しかしなんじゃな、魔術の勉強か?
 独学は無論必要じゃが、基礎は師にでも学んだほうが良いのではなかろうかの」

1357とある世界の冒険者:2012/11/28(水) 00:33:54 ID:qLntqHik
>>1356
「外せないってマズイってレベルじゃないよ…」
呪い物に一生踊らされる生活を妄想し、フードの向こうの顔が青ざめる。

「…まずは自分の身を護る為に、必要な事を学ばなきゃ」
増幅の項を読破したらしく、いよいよ中級術の項に辿り付く。

「形成。ヴィジョンがある攻撃かー…ほうほう…」
投射の応用の項。投射した魔力に何らかの形状を持たせる項目だ。
槍や剣などを形成し対象にぶつける。

初級を使ってないのに中級術に足を踏み入れた。
頭で覚えても、実際に使えるかは分からない。まず扱えないだろう。

1358とある世界の冒険者:2012/11/28(水) 00:35:57 ID:iAza9BjM
>>1357
「…これは駄目なパターンじゃ」

どうやら忠告は聞きそうにないな、と踵を返す。

「まあ、無難にがんばれ若いの」

そういって図書館の奥へと消えていった。

1359とある世界の冒険者:2012/11/28(水) 00:43:08 ID:qLntqHik
>>1358
「…ドッペルゲンガーが出ちゃったんです。
 そいつを倒さないと、いつか死んじゃうって…」
勢いのままのように見えて、焦りが殆どを占めていた。

「…だから、こうして奴に対抗できる強力な武器が…コレだ!!」
彼女は、無属性Ⅰの最後を締めくくる“集積”の項を読んでいた。
切札になりえるが、大量に魔力を使う代物だ。
…当然、初級を余程練習しないと出ない術だ。

1360とある世界の冒険者:2012/11/28(水) 00:54:05 ID:qLntqHik
「おーし。これで奴を倒すぞ。この魔力の集積でドカーンだ!」
全部習得するのにどれだけ掛かるか、彼女は何も想定していなかった。
これらに一人で挑むには、時間が大きな枷となるだろう。

「なんか大事な事を忘れちゃった気がするけど…帰ろう」
無属性基礎Ⅰを本棚に戻す。
後はトライアンドエラーを繰り返すだけだ。少女は図書室を後にした。

//FO

1361とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 22:34:28 ID:JvdUCRNs
「今ではない時代、此処ではない何処かに王国があった。
 誰もが描く理想郷、夢の叶う場所、そう呼ばれる豊かな国だ。
 喜びに溢れ、憂いもない、そんな国。

 ただ一人の例外を除いて。

 幼い娘だ。
 太陽の光の射さぬ薄暗い部屋の中に囚われ決して出ることを許されない娘。
 国の皆が知っていた。国の皆しか知らなかった。
 自身の幸福はその娘が不幸を請け負っているからこそ成り立っているのだと。
 この国はたった一人の娘の不幸によって繁栄しているのだと」

パラパラと紙をめくる音。
小さくも周囲に通る声が音読をしているようで…

1362とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 22:41:59 ID:ZwZvMe2s
「素敵なシナリオの本、無いかな…」
白い外套を着た少女が魔石ランタンを片手に図書室をうろうろしていた。

「声が聞こえる、誰だろう…」
面白い本の話が聞けるかもしれない、と音読する者の方へ足を進めた。

1363とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 22:48:10 ID:JvdUCRNs
「国が出来た当初、王はある存在と契約を交わした。
 その存在は神や悪魔と呼ばれる者の類で願いを叶えるチカラを持っていた。
 王は願った、何時までも続く国の繁栄を、民の幸せを。
 願いは叶った、代償として幼い娘一人を差し出して。
 王の一人娘を差し出して。

 繁栄は続いた。
 娘は囚われ続けた。
 王が死に、優秀な者が後を継ぎ、国は続いた。
 娘は囚われ続けた」

図書館に突如出現するは丘!・・・ではなくヒト。
床に座り込んで随分と小さな本を読んでいる…のではなく持っている奴がデカいのだ。
それは、
溶接面の様な仮面と分厚い篭手や具足から神父服を纏ったゴーレムに見える大男だった。
胡坐をかいて音読している。
その膝にはアホ毛が特徴的な少女が乗っかっている。
二人の傍らには刃を襤褸布で覆った少女の背丈より長い大剣が転がっている。

1364とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 22:53:32 ID:ZwZvMe2s
(便乗してみるかな)
読む気も無い、「煌ける星達」というタイトルの本を本棚から取り…
読んでいるフリをしながら、朗読を傍らで聞こうしはじめた。

フードを深く被っており、表情を伺うのは難しいだろう。

1365とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 22:55:47 ID:JvdUCRNs
如何やらパスカルの存在に大男の方は気が付いているようである。
身なりからすると神父…なのだろうが。
体格がゴーレムもかくやである。

「何代目かの王の時代、流れ着いた余所者一人。
 稀にみる武の腕と高潔さで余所者は地位を得た。
 ある日、余所者は不思議な光景を目にする。
 一人の町娘が立派な護衛の兵を伴って城の中へと入っていくのを。
 余所者は近くの兵に聞いた「彼女は何者です?」
 近くの兵は答えた「それは言えません」
 余所者は聞いた「何故?」
 近くの兵は答えた「それも言えません」

 余所者はそれから毎日城の中へ入っていくその町娘を見ていた。
 近づこうとすると護衛の兵に邪魔をされた」

だが朗々と響く声は不思議と聞き取りやすい。

1366とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 22:59:17 ID:ZwZvMe2s
「……!」
(パタン)
本を閉じ、読んでいるフリが止まる。フードがするりと取れてしまう。
ぼさぼさの髪の少女は呆然と立ち尽くしていた。
どうやらこの手の話には、弱いらしい。

1367とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:01:17 ID:JvdUCRNs
アホ毛少女は分かっているのか分かっていないのか聞き続けている。
神父は続けた。

「余所者は気になった、娘にではなく娘の行く先で何が行われているかに。
 余所者は気になって気になって、ある日こっそりと娘の行く先を確かめた。
 地下牢だった。

 余所者は吃驚した。
 この国に牢はない、それが常識だったから。
 この国には牢を必要とする事は長く長く起きなかったから。
 最初は不思議に思ったが何時しかそれが当然と思うようになっていたから。
 「何かおかしい」
 余所者は気がついた。この国は何かおかしい」

1368とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:04:20 ID:ZwZvMe2s
「………。」
ぼさぼさの髪の少女は両膝を抱え、座り込んだ。
話の情景を思い浮かべ、感傷に浸っているようだ。

1369とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:08:48 ID:JvdUCRNs
「ある日、余所者は闇夜に紛れ地下牢に向かった。
 牢に見張りはいなかった。
 「無いものを守る者はいない…か」
 余所者は牢の奥へと歩み、其処で見つける。

 「…貴女は誰?」
 『私は生贄です。この国の繁栄の為に皆の不幸を背負っています』」

淡々と物語は続く。
そろそろ終わりであるようだ。

1370とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:12:34 ID:ZwZvMe2s
「…皆の為に…犠牲になる、か…」
少女は虚ろな表情を浮かべ、座り込んでいた。
犠牲になる者の心境を頭の中に描いていたようだ。
無意識に、小さく弱弱しい声で呟いていた…

1371とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:13:55 ID:JvdUCRNs
「余所者は高潔だった。
 だから思った。
 一人の娘の一生を奪って得る幸せなど本当の幸せではないと。
 余所者は高潔だった。
 だから思った、思ってしまった。
 こんな事は間違っていると、貴女は今すぐ此処から出るべきだと。
 余所者は高潔だった。
 だからやった。
 持っていた剣でえいや、と牢を断ち切った。
 竹を切るように牢の格子が飛んでいく」

1372とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:18:31 ID:ZwZvMe2s
「………?」
(…誰が読んでいるんだろう)
序破急でいう破だろうか…展開が変わると少女の様子も変わる。
立ち上がってすたすたと歩き始めた。
興味本位で、本棚の影から様子を伺おうとした。

1373とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:22:14 ID:JvdUCRNs
様子をうかがったそのタイミングで。

「『なんてことを』

 それが全ての終わり。
 それが全ての始まり。
 繁栄は終わった。
 不幸は世界に放たれた」

パタン、と神父の手にあった本が閉じられる。

アホ毛「…終わり?」
神父「終わり」
アホ毛「ふぇ…」

1374とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:25:21 ID:ZwZvMe2s
「…終わり?」
ぼさぼさの金髪碧眼が傍らで覗き見をしていた。
そして、反射的に言葉が出てしまった。

「ハッピーエンド、か…」
虚ろな表情を浮かべて、呟いた。

1375とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:28:29 ID:JvdUCRNs
>>1374
神父「いや、綴られた記録が此処までというだけだ」

パスカルの呟きに返す神父。

神父
「そして撒き散らされた不幸は国を蝕み人々を飲み込んだ。
 無論、余所者も娘も例外ではない」

1376とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:32:57 ID:ZwZvMe2s
「当然…自分たちだけ幸せになった訳じゃないよね。
 周りの連中の不幸を見ながらなんて…私だったら、耐えられないかな」
感傷に浸り、トリップ状態の様子だ

「…まだ続きがありそう。何処かで別の本として残ってたりしてね」
首を振って、気を取り戻そうとした。

1377とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:37:39 ID:JvdUCRNs
>>1376
神父「どうだろうな、この本自体も酷く古い、よく残っていたと思う」

アホ毛「お話は続く?」
神父「続いている、故に君が彼を携え此処にいる」

少女と剣の方に顔を向け神父。

1378とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:42:38 ID:ZwZvMe2s
「もしかすると、そのお話の上に私達は立ってるのかもしれない…ねぇ」
ぼさぼさの髪の少女は近くの本棚に寄りかかり始めた。

「そう考えると、私は何の役なんだろうね…村人A?」
下を向き、虚ろな表情を浮かべた。

1379とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:45:01 ID:JvdUCRNs
>>1378
神父「それに甘んじるかどうかは君次第だ」

懐に本をしまいつつ。

アホ毛「私は渡り手、続ける!!」
神父「良い子だ」

膝上で幼女が元気良く宣言した。

1380とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:49:30 ID:ZwZvMe2s
「ただ時代に流され、押し寄せる不幸で力尽きる…小さな役…。
 それは大嵐の後の濁流のように。
 それは大荒れの海原に浮かんだ船のように。
 簡単に吹き消される、蝋燭の光のように…」
持っていた本を抱きながら。

「…私は、無力だ」
俯きながら、呟いていた。

1381とある世界の冒険者:2012/11/30(金) 23:59:22 ID:JvdUCRNs
>>1380
神父
「そうかもしれない、そうではないかもしれない。
 ヒトとは二つの評価の中、存在している。
 一つは自身が評価する自分。もう一つは他者が評価する自分だ」

アホ毛「???」

神父
「難しく考える事も、結論を出す必要もない。
 何故なら如何足掻いても答えは時間がたてば出るものなのだから」

アホ毛「ヴァント何言ってるのー?」
神父「ヒロには難しかったか?そうだな、頑張れば良い結果が出やすい、という事だ」
アホ毛「そっかー!」

1382とある世界の冒険者:2012/12/01(土) 00:06:48 ID:OXinmAfk
>>1381
「……。」
魔法が使えない自分を許せない。
自己嫌悪に陥ってる彼女に、自身を評価など出来なかった。

「…神様に祈りながら、待つしかないのかな。
 頑張って、頑張って、結果が出なくても…」
虚ろな表情を浮かべて、すたすたと歩き去ろうとする。
…途中で足が止まる。

(助けを請おう?…いや…)
1つの考えが過ぎって、足が止まった。

1383とある世界の冒険者:2012/12/01(土) 00:10:58 ID:P23ck1qM
>>1382
ヴァント
「…悩み事があるのなら教会に来るといい。
 君の悩みを聞くのは神ではない、同じ『ヒト』だ」
「神に聞いて欲しいのなら…ううむ、うちでは少し難しいかもしれないな」

ヒロ「うぇ?双子月、神様居ないの?」
ヴァント「居ないのではない、忙しいんだ」
ヒロ「そっかー、頑張ってんだなー」

1384とある世界の冒険者:2012/12/01(土) 00:21:20 ID:OXinmAfk
>>1383
「ありがとう、ございます…」
話を聞いてくれた、大男に外套の縁を持って会釈をする。

「…それでは、ごきげんよう」
早歩きで、図書館の出口へ向かっていた。
表情には焦りが露になっていた。

//FO お疲れ様でしたっ!

1385とある世界の冒険者:2012/12/25(火) 18:25:09 ID:1jz8FCYY
割り込み失礼します。

ども、今話題のドリームカジノのアフィ坊っす。

みなさんには“業者”とよく呼ばれますwww

こちらにも事情がありますゆえ…

http://dreamonlinecasino.com/

兎にも角にも一度お試しあれ。

1386とある世界の冒険者:2013/03/10(日) 21:15:56 ID:/0gkEQI2
煌びやかな金の長髪と澄んだ青い瞳を持つ騎士服姿の男装麗人が
何やら資料を漁りまくっていた。
うず高く積まれたそれは既に幾つもの塔を机の上に築きあげている。

「ううむ…」

1387とある世界の冒険者:2013/03/25(月) 20:47:10 ID:H1qrBcVQ
大型シャベルを背負い魔石の嵌った胸甲を纏う左目に眼帯の短髪娘が
一冊の分厚い本を開いて立ち読み中。

「…」

伝説の刀剣なるタイトルを冠する古い書物を実に半日かけて読み解いている最中だった。

1388とある世界の冒険者:2013/04/12(金) 20:27:08 ID:Dq.uOuWs
白い布を身体に巻いた褐色肌の銀髪碧眼掌サイズの妖精が図書館を漂う。

「な〜にか、お話っ、ないで〜すか〜」

1389とある世界の冒険者:2013/04/13(土) 16:11:45 ID:pdccdhaQ
【王立図書館ダンジョンA路/6F】

『――あの娘? 今日は見てないわね、どうかしたのかしら。』

本棚の上に座り黒髪の女性を見下ろすのは金色の髪に法衣の少女。
特筆すべき点は、身体が半透明である、という事か。

「あ、いえ、来てないならいいんです。 ……メノウちゃん……。」
『……ふぅん?』

1390siko:2013/04/15(月) 05:52:56 ID:QHgJ2jsM
なかっち 動画
http://www.youtube.com/watch?v=z2qK2lhk9O0s



みんなで選ぶニコ生重大事件 2012
http://vote1.fc2.com/browse/16615334/2/
2012年 ニコ生MVP
http://blog.with2.net/vote/?m=va&id=103374&bm=
2012年ニコ生事件簿ベスト10
http://niconama.doorblog.jp/archives/21097592.html


生放送の配信者がFME切り忘れプライベートを晒す羽目に 放送後に取った行動とは?
http://getnews.jp/archives/227112
FME切り忘れた生主が放送終了後、驚愕の行動
http://niconama.doorblog.jp/archives/9369466.html
台湾誌
http://www.ettoday.net/news/20120625/64810.htm

1391とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 22:35:48 ID:PBDBk.Rg
右手に古書を携えボサボサの長髪を後ろで束ねダブついた服を纏う丸眼鏡のヒョロ長い青年、ウロウロ。

「いやぁ、こんな所があったんだねぇ」

のんびりと感心した様子で呟いている。

1392とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 23:23:04 ID:PBDBk.Rg
「…ぜぃぜぃ、広いね此処…しかも下の階とか魔物が出てくるじゃないか」

半時後…疲労困憊になっていた。

1393とある世界の冒険者:2013/04/22(月) 22:24:58 ID:UOoQYiRM
【王立図書館A路/地下12F】

ぺらり、ぺらりと。
静寂の図書館に本の頁を捲る小さな音が響く。

『――あら、これ……またあの子かしらね。
 最下層近くの本を浅い層に持って来て子供が読んだらどうするのかしら。』

ぱたん、と。
本が閉じられる音が響く。

だが、そこに人の姿は無い――。

1394とある世界の冒険者:2013/04/25(木) 21:14:55 ID:iCQm44a6
ボサボサの長髪を後ろで束ねダブついた服を纏う丸眼鏡のヒョロ長い青年、ウロウロ。

「ああ、やっぱり誰かつれて来るべきだったなあ」

ちょとボロボロだった。

1395とある世界の冒険者:2013/05/12(日) 21:30:15 ID:YlG33t0w
大型シャベルを背負い魔石の嵌った胸甲を纏う左目に眼帯の短髪娘、ぶらり。

「…夢遊病かなんかかな」

1396とある世界の冒険者:2013/05/25(土) 21:32:55 ID:mpDZV/cw
AKBを卒業した河西智美に極似娘の淫らな動画!!
http://yorutomo1.blog77.fc2.com/blog-entry-2844.html

1397とある世界の冒険者:2013/08/24(土) 21:44:33 ID:Yy94xzdY
捻じれた杖を携えた白手袋に黒ローブ姿なハーフエルフの少年魔術師が
傍らに光る何かが潜むランタンを置いて地べたに座り込んで分厚い本を読みふけっている。

「…ふぅん」

1398とある世界の冒険者:2013/10/15(火) 18:01:19 ID:JUS3dGzg
【地上階、書棚】
夜、利用する者のほとんど居ない時間
キャスターで本を運び、所定の位置へ収める作業をする女性が一人
彼女の腕には職員である事を示す腕章があった

「…地上だけでもこれだけの本があるというのに、地下にもまだまだあるなんて」

そう一人ごちる、長い黒髪にカチューシャが特徴的な女性

1399とある世界の冒険者:2013/10/15(火) 18:02:58 ID:JUS3dGzg
その髪に隠れた視線は、地下通路への道にあった

「…気になるけど、魔物になんて勝てない」

軽く息を吐いて、作業に戻るのであった

1400とある世界の冒険者:2013/10/16(水) 19:07:22 ID:3M3OEtpg
【地上階】
今日も今日とて、書棚に本を収める作業を行うアルバイトの司書の女性

「…戦闘基礎訓練とかの講義でも取れば、少しは力がつくのかな」

どうやら、大学生らしい

1401とある世界の冒険者:2013/10/16(水) 19:11:12 ID:3M3OEtpg
「でも…ああいう講義受ける人たちって運動神経凄そうだし、ついていけないかな」

重そうに、キャスターで大量の本を運んで収めていくのであった
Fo

1402とある世界の冒険者:2013/10/17(木) 18:03:13 ID:ZtuSCydI
【地上階】
「ええと…その本は…A路地下6階、E3の棚のようです、職員の同行はありませんのでお気をつけて」

今日もアルバイトをこなす女性、冒険者だろうか、武装した人がA路に入っていくのを見送った

「…暇だし、続き読もう」

1403とある世界の冒険者:2013/10/17(木) 18:07:40 ID:ZtuSCydI
「…………」
しばらく後
ぱたり、と本を閉じる

「…ご覧あれ、歓楽だ、至楽キネマ…」

暇なのか、小さな声で謳い始める
か細い、静かな歌声が図書館の隅で流れるのであった
Fo

1404とある世界の冒険者:2013/10/17(木) 18:09:03 ID:6vKQtpR6
赤い髪の魔法使いの青年が、こそこそとやってくる……。
何故だか、どこか気まずそうな顔。
こういう手合いは、大体長い間借りた本を延滞している奴である。

「………あ、あのー……本の返却を……。」
と、行って古びた本を差し出してきた……。

1405とある世界の冒険者:2013/10/17(木) 18:09:17 ID:6vKQtpR6
//しまった、遅かったか

1406とある世界の冒険者:2013/10/19(土) 21:58:22 ID:SFuH.FEI
光る何かが潜むランタンと捻れた黒杖を携え
白手袋に黒ローブ姿なハーフエルフの少年魔術師、
館内をぶらり散策中。

「何か気になるタイトルでもあればいいね」

1407とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 02:10:54 ID:4eR9O4Q6
「……………ここじゃ、ない。」
黒いローブを身に包んだマスケット銃を背中に背負った少女がメモ片手に図書館内を歩く。
目的は図書館内にある歴史の参考書や過去問。
他の科目はともかく、コレは勉強しなければ大学に行けるかすら怪しくなってくるからだ。

一緒について来て欲しいところがある。と恋人を誘い、図書館を歩いているが、誘ったのはおすすめの参考書などを聞くためでもあるので、色気も何もあったものではなくて……

1408とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 02:18:40 ID:3ehfkk2k
(……そうここではなくもっと人気の少ない奥の方で……
 ……そして人目を盗みながら声を押し殺しながら二人でry)
「……なんて展開にはなりませんね……ヘヘヘ……。」
いつもの様に脳内で勝手な妄想を繰り広げつつ、
ふと我に返ってぽつりと呟くのであった。

「……あぁ、待ってよアンナ……。
 ………しかしほんと勉強熱心だねぇ……。」
少女の後を追う青年。
……勤勉な少女に感心しつつも、
一緒の大学に通えるようになるかも…などと思うと胸が熱くなってくるのであった。

1409とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 02:25:24 ID:4eR9O4Q6
「………えっと、この道を曲がるのかな……。」
メモに書かれている簡易的な地図を頼りに図書館を歩いている。
妄想は無論、ひとりごとも耳に入っていなかった

「……でも、勉強はそこそこにして早めに寝るようにしてるよ……?
………さすがに、フェムトに迷惑をかけるのは嫌だから……」
本棚に並んだ本を眺めながらフェムトの言葉にそう答える。
一人で大学に行くのならともかく、友人やフェムトと一緒に大学に行けるかもしれない。
それが彼女がこうまでする原動力だった。

1410とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 02:30:50 ID:3ehfkk2k
「ふふふ、もう夜更かしはしてないかー。
 何かに熱中すると無理しがちだったもんね、前は。
 ……偉い偉い。」
とか言いながら少女の頭にひょこひょこと撫でるのであった。

「しかし結構奥までいくんだな……。
 ……随分とマニアックな参考書をお探しなんですかね……??」
そういうと、ちらりとメモを横から覗きこむ。

1411とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 02:41:34 ID:4eR9O4Q6
「………フェムト、僕のこと子供扱いしてる……。」
頭を撫でられる、というよりもその言い様が気に入らなかった様子で口をへの字に曲げて
……こういう態度をとるのが子供の証であるのだが

「いや、そこまでマニアックじゃないと思うんだけど………ここだ。」
その本棚にはジグザールの歴史についての本が置かれていて、その中でも参考書が中心のようだ。
メモを見て、その本棚から何冊か取り出して
フェムトが大学に入る際に使ったかもしれない、ありふれた参考書を。

………問題は彼女では明らかに届かない位置に一冊あることなのだが

1412とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 02:47:13 ID:3ehfkk2k
「……いやいやそんな事は……
 …………いや…そんな子供っぽいところも可愛いですよ、ハイ。」
相変わらず余計な事を口走る青年なのであった。

「……あー、なるほどあれねぇ。
 王都じゃ受験生は大体みんなアレ使うんだよ…懐かしいねぇ……。」

「………。
 ……………。」
そして、そのまま少女の動向を見守る……微妙にニヤニヤしながら。

1413とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 02:56:08 ID:4eR9O4Q6
「……フェムトも使ってたんだ。
ということは、それを頑張れば、歴史は大丈夫なのかな………?」

「………く………届かない……。」
ぴょん、ぴょんとその最後の一冊を取ろうとやっきになってジャンプして取ろうとするが届かず、なんども繰り返している状態。
………激しく上下に移動しているわけで、フェムトには目服となるだろう。

1414とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 02:59:00 ID:3ehfkk2k
「…………。」
(うむ、素晴らしい。
 この光景を目の当たりにするだけでも、今日まで生きてきた価値があるというモノだ。)
随分と安い命である。
そんなこんなで、しばらくの間必死にあがく少女の姿を堪能し……

「………アンナ、もしかして届かない……?」
と、ニヤニヤしながら白々しく聞くのであった。

1415とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 03:12:08 ID:4eR9O4Q6
「………知ってるくせに。」
むすーっと不貞腐れた表情で文句を言って
ニヤニヤと笑っている理由がじぶんでもわかっているからだ。

「………そこの、その本とって。」
そんな表情のまま取ろうとやっ気になっていた本を指さす。
普通の成人男性であれば少し背伸びをすれば届くくらいにある。

1416とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 03:19:19 ID:3ehfkk2k
「……ふふふ……。
 はい、お安い御用ですぜお嬢様。」
不機嫌そうな表情の少女を楽しげに見ながら言うと、
手を伸ばして指差された本を取って少女に渡す。

1417とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 03:31:11 ID:4eR9O4Q6
「………あ、ありがとう。」
あっさりと頼み事を聞いてくれたフェムトに、意地悪されたとはいえ、ああいう態度で頼んでしまった自分が恥ずかしいと思い、
本を受け取って、軽く頭を下げる。

「それじゃあ、これを借りて勉強しないと………。
こういうことに来てもらって、本当にごめん。」
本の量的に過去問をやるよりもまずは参考書をやるべきだと考えてほんの一冊を抱きしめながらそういう。
……これではデートというにはいろいろ足りなすぎるだろう。

1418とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 03:40:22 ID:3ehfkk2k
「……ふふふ……どういたしまして。」
そんなかしこまった少女もまた愛らしく感じる青年なのであった。

「………いやぁ、俺でよかったらいつでも何でも……」
(……ってコレじゃ俺本取りに来ただけだ……!!)
これではなんとなく使えない男みたいで沽券にかかわる!
それに、デートというにも物足りない気もする。

「……え、えっとさ……。
 ………何か分かんないとこあったらいつでも教えるよ。
 一応、大学受かってるわけだし、ある程度は教えられるから……。」
とりあえず、何か役には立っておきたい……と思い申し出るのであった。

1419とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 03:45:29 ID:4eR9O4Q6
「………うん、困ったときにはフェムトを頼りにするよ。でも………。」
実際、大学に入っている本人からの情報は貴重なものなのだろう。つきっきりで勉強を見てくれるのは普通ならすごくありがたい。
ただ………問題があった。

「………この前の勉強会みたいにならないようにしないとね……。」
そういう方面での信用がフェムトになかったことだ。あはは、と苦笑いしつつそういうのであった。
まぁ、ああなった原因の一端はフェムトを止められなかった自分であることも理解しているので

1420とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 03:51:58 ID:3ehfkk2k
「あはは……
 そんな事もありましたね……。」
と、バツが悪そうに笑う。

「……まぁ、今度やるときは真面目に教えるよ。
 なにしろ、アンナとの学園生活のためだしね……!」
しかし、今度は若干やる気はあるようである。

「……でも、勉強ばっかじゃ疲れるからさ……
 ……たまーにでいいから、こう、デートとか………。
 ……………なるべくメリハリはつけるから……!」
でも、やはりたまには二人で、こうイチャイチャというかはしたい青年なのであった。

1421とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 03:58:07 ID:4eR9O4Q6
「………約束だからね。
話が脱線しないように、頑張ろうね………。」
この前とは違うようで、嬉しそうにしながらそういうのであった。

「……そう、だね。リフレッシュしたほうがいい時もあるよね。
………それじゃあ、行きたい場所があったら一緒に行こうよ……。」
フェムトの言葉が正しいと思ったのか、納得した様子で
全力でやりすぎて体調を崩していた時期を考えてのことだ。

「………それじゃあ、本を借りていこうよ。
とりあえずは一人で勉強して、わからないところをまとめておかないと。」
そう言って、彼女は入り口に歩いていくのであった。

1422とある世界の冒険者:2013/11/07(木) 04:02:55 ID:3ehfkk2k
「……うん、約束……!
 ……一緒に頑張ろうぜ……!」

「…分かった、なんか気晴らしになりそうなところ考えておくよ…!」
本を借りる少女と共に、入り口へと行くのであった。

1423こんにちは,:2013/11/07(木) 10:12:04 ID:3ty39PW2
こんにちは,
予約します
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4-7日到着します。
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1424とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 21:26:08 ID:o4QT/YPA

「王都で図書館と言えば…… ここぐらいしかないよね、やっぱり」

『魔女』の課題を何とか片づけ、次のステップに進むために
前会った時言われたとおりに図書館に訪れたアホ毛の生えた白髪の青年 青年である、坊やでも赤ん坊でもない
イメージを変える練習は、前と同じくらいとは言わずとも習得できた
魔術をどう用いるかについてのイメージも、恐らく自分の考える物でいいはず
そして『魔女』の姿が見えないか辺りを見回すのであった

1425とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 21:29:26 ID:bjtD/eOA

ひら、ひら、と。
そんな青年の前を不思議な物が飛んでいく。

黄金に輝く、大きな蝶だ。
それが視界を横切り――A路の方へと、ふわりと飛んで行く……。

1426とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 21:33:25 ID:o4QT/YPA
>>1425

「………!」

目の前に見慣れない蝶が飛んでいく
通路ならともかくまだ地上、モンスターが出る場所じゃない
さらにこんな蝶がある話なんて聞いた事がない
それが『魔女』が送り出した者である事は、想像に難くなかった

「………」

蝶に次いで、A路に入る青年

1427とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 21:38:11 ID:bjtD/eOA

ひらひら、と蝶は図書館の奥へ、奥へと飛んで行く。
後に続いて路を進んでも不思議と魔物は出る事なく。

5Fまで降りた、と言う所で。
ディフの目の前で蝶がはじけて消えてしまう。

1428とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 21:44:02 ID:o4QT/YPA
>>1427
「『魔女』さんが魔物避けの魔法でも使ってくれてるのかな?魔力の消費抑えたいからありがたい」

イメージ次第で消費が半分になるとはいえ、それでも30回ごとに回復を必要とするのはあんまり燃費がよろしくない
念のためこんにゃくを長剣に変えて潜っているが、ひょっとしたら使わずに済むかもしれない

そうこうしているまに5階に到着、蝶が消えたという事はここが目的地なのだろう

1429とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 21:48:05 ID:bjtD/eOA

――ふと気が付くと不気味な程に何の音もしない。
はて、A路の浅い層とはいえ下級の爬虫類魔物やぷにぷには居る筈だし、

時計の音もする筈であろうに、全くの無音だ。
"まるで時間でも止まってしまっているか、自分だけ別の場所に居るかのように"。

【ちかっ】

――と、強く、何か目の前で輝く。
その光が収まり眼を開けた時には、ディフの眼に映る世界は「色」を失っていた。

1430とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 21:53:45 ID:o4QT/YPA
>>1429

「………『魔物避け』なんて生易しい魔法じゃない気がしてきた」

「静かな方が図書館らしいといえばらしいけれど、それでも妙 !?」

目の前に強烈な光が現れ、咄嗟に顔を庇いながら後方へ飛ぶ
『魔女』の仕業、と考えるよりも、何らかの攻撃を受けたと考えた というか考える間もなく反射的に体が動いた
来るべき衝撃に警戒しても、何も起こらない事を不審に思って顔をあげると 見える世界が変わった事に気付いた

「い、色が……!?」

1431とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 21:56:34 ID:bjtD/eOA
>>1430
『――貴方の世界も、私の物。』
『いらっしゃい、宿題は出来たかしら?』

ふわり、と色の無くなった世界で際立つ黄金色の美しく長い髪を揺らして。
周囲から浮かび上がる様な真白の法衣を纏って、

少し離れた椅子に『魔女』を名乗る童女の姿が顕れる。

『……聞いといてなんだけど、見れば解るんだけどね。ふふ』
『まぁ満点では無いにしろ、及第点かしら?』

1432とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 22:01:42 ID:o4QT/YPA
>>1431
「『魔女』、さん……!? これは、一体………」

少なくとも敵に攻撃じゃない分安心できるが、それでも色が無い世界というのは気味が悪い
落ち着かなげに、キョロキョロとする

「見ればわかるって、この光景と何か関係があるんですか?」

1433とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 22:03:42 ID:bjtD/eOA
>>1432
『別に、どうこうしようって訳じゃないから安心なさい。』
『ただ教えるのに最適な場所にした、だ、け。』

口元を抑え童女が悪戯っぽく嗤う。
色のない世界では全てが"止まって"いる。

――燭台の焔のゆらめきさえも。

『身体の中の魔力の流れなんかを見れば、習熟度ぐらいは解るものよ?』

1434とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 22:13:19 ID:o4QT/YPA
>>1433
そう言われると、落ち着くしかなかった
そしてさらりと言いのけているが、自分にとってかなり高度な魔法を使った事を理解した
同時に自分と目の前の童女のレベルの違いも

「あれから魔法を発動するイメージを定着させる練習を確かにした、けれど…… 特に魔力が変わったとかそんな感じは、しなかったのですが……」

1435とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 22:17:57 ID:bjtD/eOA
>>1434
『あら、そう?』
『前会った時よりは余程落ち着いた流れになっていると思うけれど。』

手に持っていた本を机に置いて、椅子からふわりと降り立ち、
何時の間にかディフの目の前に現れる。

……魔力の流れに落ち着いた、や激しい、なんてあるのだろうか。
彼女が言うのならば、そうなのかもしれないが。

『さて。 それでそろそろこう想ってる頃かしら。
 考えるのは良いけれど実戦で使えるのか――とか。』
『やるのは良いけど、イメージしている間に攻撃されるんじゃないか――と、か。』

1436とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 22:28:44 ID:o4QT/YPA
>>1435
「実感が…… あんまり沸かない、ですね」

自分の魔力の流れが落ち着いたと言われても、ピンとこない
感情の高ぶりによって流れが激しくなるとかそんな話は聞いた事はあるが、
もともと魔力を感知する能力はそんなに高くないのだ

そして言われたのはまさに先日考えたこと、そして指摘された事だった

「え、ええ…… 確かに威力を強くしたり消費量を抑える事はできるようになりました」
「けれど、前のイメージと比べて固めるまでの時間がどうにもちょっと長くなってしまって、実践に使えるようになるにはまだまだかかりそう、だと」

1437とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 22:33:54 ID:bjtD/eOA
>>1436
『でしょうね。』
『往々にして自分じゃ気付かない物だもの。』

くす、とまた悪戯っぽく笑い本棚の方に歩いて行って、寄り掛かる。
彼女は見れば解る、と言っていた。 ……自分で解らない物が解る物だろうか?

『それはそうよ。 魔術の鍛錬、だなんて一朝一夕で上手く行くような物じゃないもの。』
『だから貴方の考えは正しいし、貴方にそれを指摘した異界の獣も正しいわ。』

……と、肯定する彼女だったが。
では今までやらされた事は何だったのだろうか、時間を単純に無駄にしたのだろうか?

『言ったでしょう? 基礎の基礎から教えてあげる、って。
 先日に教えたのは本当にはじめのいっぽ、教科書の「読み方」を教えただけ。』

――が。
割と衝撃的な発言に、そんな考えは砕かれる。

1438とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 22:43:33 ID:o4QT/YPA
>>1437
「実際使う物が違うだけで剣の鍛錬とそう変わらないように感じます」
「同じ過程を繰り返す、その中でたまに今の実力以上の物が出る、それを安定して出せるまで繰り返す」
「百回に一回できればいい方だったものが数十回に一回、さらに十回に一回と頻度が増えていき次第に安定して出せるようになり……」

「完全に安定する頃には今習得した型よりも、いい型を見つける それが安定するまで繰り返す、この流れの繰り返しですね」

魔法だけじゃない、剣の鍛錬もこなしている自分にとって鍛錬を積む事自体、どちらもそう変わらないように感じる
ただ魔法に関してはその鍛錬を必要とする種類がとんでもなく多い

「……うん、前の授業はイメージを変えただけ、ですからね 出来ることが大前提の物でした」
「あれだけでかなり歩けたなんて誰も考え…… ちょっと待て、僕それ関連の話しましたっけ?」

さりげなく自分の中にいる、クロと命名された侵負の事が話題に上がった
読心術の類だろうか、はたまたカオスから情報が流れてきてるか

1439とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 22:49:45 ID:bjtD/eOA
>>1438
『そうね、反復と復習は何においても重要よ。』
『その点で言えば魔法も、剣も、生活に通じる全てだって変わらないわ。』

『――「天才」、だとか呼ばれるようなのは。
 その過程を無視して結果だけを手に入れてしまうんだけれどね。』

暗にディフにはそこまでの才能は無い、と詰る。
表情はからかうような、試すような、意地悪げなものだ。

『何で知ってるか――は、そうね。 ――ふふ、[魔女]だから、かしら。』

魔女。 魔法を操る女。 魔法を統べる女。
魔に至り繋がる全てを、知り尽くした女。

『安心なさい。 私も基本はあの混沌と一緒。
 自分に直接の害が無ければ物語への介入なんてしようとも思わないし、したいとも思わないもの。』

『それより今は、お勉強、でしょう?』

1440とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 22:58:04 ID:o4QT/YPA
>>1439

「才能がないなんてとっくの昔から分かってますよ、『魔女』さん」
「誰かと比べられる事も何度も経験してますし…… でもせめて身長は、なぁ……」

才能の有無に関しては、口で言っている通り本当に気にしてない、執着していないように感じる青年
そういう血統なのだと知っているのもある 最近同じ話をしたばっかりのせいで違うコンプレックスに飛び火したが

「介入されたらむしろ敵方が可愛そうで…… あー、こっちに敵対する可能性もありますね、うん」

「はい、横道が逸れましたけど…… 前回はイメージでしたが、今回も引き続き?」

1441とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 23:03:55 ID:bjtD/eOA
>>1440
『ふふ、そうね。 もう少し高い方が女の子にも好まれるかしら。』
『……――あら? でも、ふふ……そう。』

と、からかう様な言葉を続けていたが、
何を"視"たのか、口元を抑えて酷く意地の悪い笑みを。

『さぁどうかしら。 「ばけもの」って気まぐれだから。』
『えぇ、そうね――ねぇ、坊や?』

と、佇まいを改め。
掌の上にちかちかと輝く光球を生み出しながら。

『”目に焼き付いて離れない光景”――って、ある?』

酷く愉しそうな笑みを浮かべながら、そう問うてきた。

1442とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 23:08:37 ID:o4QT/YPA
>>1441

「……何を視られたのかはあえて聞かないでおくよ」

多分恋人であるエレナは間違いなく見えたはず
別にもてたいから身長を伸ばしたいのではない、周りに高身長が多すぎて


「………………………」

魔女の問いには、答えなかった
しかし沈黙は肯定、表情もそう言っている

1443とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 23:13:08 ID:bjtD/eOA
>>1442
『ふふ、そう、あるわよね。』
『残酷なまでに目に焼き付いて、何時だって思い出せる。』
『甘いあまぁい幸福に満たされて日溜りに寝転んでいても、暗がりからじぃっとこっちを見てる――。』

歌う様に透き通った、高い声で、童女が言葉を吐き出す。
青年の心を抉る様に、奥深くに押し込んでいたそれを刃物で切り裂いて、引きずりだす様に。

『火、炎、悲鳴、痛み。 ……忘れているなら無理矢理に、とおもったけど。』
『要らなさそうね?』

実に楽しそうな、けれど少女特有の愛らしさを孕んだ笑顔で。
感情を表しているであろう表情の青年に、言葉を投げた。

1444とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 23:21:51 ID:o4QT/YPA
>>1443
「………………………」

「……………………………前回話した、縁のある属性と、同じ話ですか?」

無表情の仮面をかぶり、感情を抑えた声で、感情を漏らさない内容を話す
起伏が激しいとまで行かずとも、普通に感情を表に出していた青年だ
感情を抑えていても腹の内が穏やかではないことぐらい簡単にわかるだろう

1445とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 23:28:38 ID:bjtD/eOA
>>1444
『ふふ、……怒った?』

解っているであろうに、それを逆撫でするかの様に嘲笑と共に言葉を紡ぐ。
掌の上に浮かんだ光球はゆらゆら、と黒く揺れる焔に変わっている。

『イメージはね、強ければ強い程良いの。』
『想念は魔力に変わる、記憶は力になる、経験は糧になる。』
『――それはね、思い出したく無い様な事でもそうだし。』
『往々にして、蓋をしたい様な悪夢程、強いの。』

ちりちり、ぱちぱち、と。周囲の風景が音を立てて燃え始める。
幻覚か現実か、保護を掛けられている筈の本棚は燃え尽き始め、図書館の蔵書は焔に巻かれて、

火の粉がぱちり、と弾けて木屑が足元に転がる。

1446とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 23:38:04 ID:o4QT/YPA
>>1445
怒った? 当たり前である、誰だって触れられたくない事はある
自分の記憶に関しては間違いなく、そのタブー筆頭だった

それでも、怒りに蓋をし抑えようとした
冷静であろうとしている青年
怒りにとらわれた挙句の行動が破滅を呼ぶ事は重々承知している
せめて考えられるだけの頭を、残そうとした

それでも、図書館の蔵書に火が放たれ、燃え盛る様子を見ると
とても、冷静で居られなかった

「――――ウォータ!ウォタラ!!!!」

炎に巻かれたのを見ると、体が動いていた
『魔女』によって制御された空間である事も、何もかも頭から吹っ飛んだ
半ば叫ぶようにして放たれる苦手な水属性の呪文、意識してから得意な方になった土とは違い
今まで使っていなかった分余計に苦手になっていった水
それでも使わずにはいられなかった、自らの過去の悪夢を振り払うように
燃える本棚に向け水の弾を発射した

1447とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 23:44:31 ID:bjtD/eOA
>>1446
『――うふふふっ。』

ぱちん、と指を鳴らす音が響く。

ごう、と周囲を取り巻いていた炎が一層強くなって。
放たれた水の魔法諸共、本棚を、本を、床を、天井を。

ディフの視界にある色のない世界を真っ赤に染め上げて何もかもを燃やし尽くして行って――。

『――砕けなさい。』

ぱりん、と硝子が割れる様な音が響いて。
視界が赤から「白」に切り替わり――


やがて、「元の彩られた世界へと」戻った。

1448とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 23:51:33 ID:o4QT/YPA
>>1447
「ウォータ!ウォータ!!ウォタラ!!!」

例えそれが意味がなくとも、燃える炎相手に効果が無くとも
それでも、熱い空気を吸い込みながら 叫びが混ざった魔法を詠唱する事をやめない

単に、蔵書を燃やしたくないという気持ちもあった
だが青年の脳裏には燃えたかつて自分の暮らしていた屋敷が、空間に投影されていた
この悪夢が断ち切られる事はない 冷静に考えればわかる事
だがそれでも魔法を止めない もはや青年の目は燃える図書館など移していなかった
あるのは、自分の妄想が作り出したかつての、暮らしていた存在しない屋敷だけ

そして、景色から炎が消え、色が取り戻された
焼けた空気から冷たい空気へと、ようやく呼吸ができる環境になり
抵抗する間もなく膝が地面をつき、両手で体を支え 血痰が混ざった咳を吐いた

1449とある世界の冒険者:2013/11/08(金) 23:56:06 ID:bjtD/eOA
>>1448
――図書館には、音も、色も、何もかもが戻っていた。
時折ぷにぷにや、魔物の鳴き声が聞こえ、時計の針が音を刻み。

上層や下層に耳をすませば、話し声だって聞こえて来る。
今のは幻だったのか、それとも現実だったのか。 確かめるすべは無い。

『最低の気分、かしら?』

そして地に膝を付き、息荒く疲弊した青年の隣に童女が座り込み。
その背中を擦る。 ……気分が楽になってくる。 精神的な疲弊までは消えないが。

1450とある世界の冒険者:2013/11/09(土) 00:04:23 ID:jr3ffSjo
>>1449
「……あ……う、あぁ……………………」

口を開いても、出てくるのは言葉にならないうめき声
一瞬、あの時のあの悪夢が、もう一度繰り返されたと本気で思っていた
癒えているわけじゃない、確信した 確実にまだ、かなり深く残っている

1451とある世界の冒険者:2013/11/09(土) 00:06:59 ID:vmTDi3g2
>>1450
『……落ち着いて、ゆっくり呼吸なさい。』
『ゆっくり大きく吸って――吐き出すの。』

背中を優しく擦りながら先程までとは打って変わった優しい声と、慈愛に満ちた顔で。
青年が落ち着くまでそれを繰り返し、もう片方の手は青年の手を取って、強く握る。

『今のは、貴方の悪夢じゃないわ。』
『だから大丈夫――落ち着いて、大丈夫よ。』

1452とある世界の冒険者:2013/11/09(土) 00:12:25 ID:jr3ffSjo
>>1451

言われるがままに、ゆっくりと呼吸をした
熱い息を吸ったと錯覚していた喉が最初は拒絶していたが
次第に落ち着いて行き

「………だいじょう……ぶ……」
「………大丈夫、です…… 『魔女』、さん…… もう、大丈夫……だから……」

完全に落ち着くまで、そう時間は要さなかった
手を握り返すと、立ち上がって血がついた口の端をぬぐう
涙こそは流していないが、それでもひどい顔をしていた

「………………コイツ、を…… 今の、コイツを…… イメージに、使えば……… いい、ん……です、よね……?」

1453とある世界の冒険者:2013/11/09(土) 00:18:41 ID:vmTDi3g2
>>1452
『そう――いい子ね。』

落ち着いて行く様子を見た後、立ち上がったのを確認すると。
ふわ、と数歩下がって。

『――魔法はね、綺麗なだけの物じゃない。』
『私が教える以上、それだけは確り覚えておいて欲しかったから、”こういうやり方”をしたわ。』
『……、ごめんなさいね。』

青年の瞳をじぃ、と見詰め。
言い聞かせる様に、ゆっくりとそう言い、最後に頭を下げる。

『そうね、最終的にはそうなるわ。 けど――』
『それを一つの側面だけ思って使ってはダメ。 簡単に呑まれて、今みたいになるわ。』

『一番良いのは、嫌なことを含めて自分の物にしちゃう事なんだけれどね。』
『そんな事が出来る子は、そうそう居ないわ。』

1454とある世界の冒険者:2013/11/09(土) 00:28:25 ID:jr3ffSjo
>>1453
「……だから、大丈夫だって 『魔女』さん」
「どうしても…… イメージに絡めるなら必要な事だし、何よりも自覚しないといけないことですから」

血の気の失せた顔で、穏やか表情で 目に強い光を宿して
自分に言い聞かせるようにも、魔女のフォローの為にも、何よりも自覚するためにも言葉を口にする

1455とある世界の冒険者:2013/11/09(土) 00:34:19 ID:vmTDi3g2
>>1454
『礼儀よ。 誰にだって抉られたくない場所はあるもの。』
きっぱりと言い切って、椅子に座り直しし、テーブルの上に紅茶を置く。

『――良い? 今のだけでも、貴方の「火」に関する術の威力は随分と上がるわ。』
『蓋をしていた物を引き摺り出して、それが表に出ている訳だから。 ……嫌でも、ね。』

……それは、そうだろう。
あんな事があった以上強い火をイメージしてしまい、それは術に密接に関わって来る。

『――けど、禍つの者に対して術を使うなら負の情念だけで使ってもダメ。』
『ああいう手合はやれ「正しい心」だとか「浄化」がどう、だとかで威力減退仕掛けてくるもの。』

ふん、と少しだけ鼻で嗤う様な素振りを見せる。

『だから――記憶と、使う時の情念は別個に置きなさい。』
『貴方の心に対しても、それはいいことだから。』

1456とある世界の冒険者:2013/11/09(土) 00:43:09 ID:jr3ffSjo
>>1455
「………しばらく、というかずっと…… 忘れられそうにないよ、アレも…… 元の悪夢も」

どっちも、目を閉じているだけですぐに心に浮かび上がらせる事ができそうだ
噴火のイメージなどと言ったただ何となく強そうという生ぬるいものではなく
現実に起こった事として、心に鮮明に浮かび上がる
威力が上がるのは、ほとんど必然だ

「そうじゃない時でも、誘惑してきますからね。 相手が負の感情を持っているならなおさら……」
「………切り離して考えられるよう、努力します」

1457とある世界の冒険者:2013/11/09(土) 00:45:58 ID:vmTDi3g2
>>1456
『闇に堕ちた魔導師が必然、強い力を持つのは――そういう事よ。』

紅茶を一口飲みながら、誰かを思い出すように。
自分の事だろうか、それとも古い古い知人の事だろうか。

『うん、頑張りなさい。』
『――疲れたでしょうし、今日はおしまい。』
『今度の宿題は……そうね、炎の魔法、なんでもいいわ。』

『御しきれるようになってきなさい。暴走、しないようにね』
『今の貴方は、結構危険だから。』

1458とある世界の冒険者:2013/11/09(土) 00:53:55 ID:jr3ffSjo
>>1457
「……練習場所、今の場所だと憲兵にお世話になりそうだなぁ……」

下手に暴走したら王都まで攻撃が届きそうだ、下手したら時を待たずして闇に堕ちそうである
どの程度強化されたのか興味半分、恐怖半分

「『魔女』さん、今回もありがとうございました ……それでは、また次回に」

1459とある世界の冒険者:2013/11/09(土) 00:55:10 ID:vmTDi3g2
>>1458
『なるだけ水場に近い所でやりなさいね?』
くすり、可笑しそうに口の端を吊り上げて笑って。

『えぇ。 ――また来なさい、坊や。』

ふっ。
と現れた時と同じく、こつぜんとその姿を消した。

1460とある世界の冒険者:2013/11/09(土) 01:00:40 ID:jr3ffSjo
>>1459
「いっその事水の中でやった方が安全かもしれないですね ……生態系崩れそうだけど」

姿を消した『魔女』を見送り、再びこんにゃくを剣にすると上層階をめざし歩き出す
今のがあって下手に魔法を使うのが怖い、炎だけでなく他の属性もだ
この恐怖は間違いなく必要な恐怖に違いない そう一人呟きつつ、後にするのであった
FO

1461とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 21:35:17 ID:yH/zxM4c
「…………」パチン

「よし、行こうか」

図書館の入り口で己の顔を叩き喝を入れ、扉を開いた
あれから傷口を抉られ、夢にまで出て寝れない日が続いたがようやく初級の炎魔法を物にでき
次の『基礎』を学ぶステップに進むことができた青年
今回も蝶の使い魔がいるかもしれないと、辺りを見回し
もし見かけないのであれば以前授業が行われたA路の五階に向かおうとするだろう

1462とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 21:41:24 ID:xpkGEDpg

ひらひら、と。
青年の前を黄金の蝶が飛んで行く。

――ただ、今回進んでいくのはA路では無い。
"F路"の方へと、ふわふわ、ひらひらと。

誘うように。

1463とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 21:47:48 ID:yH/zxM4c
>E・F路 18禁。「えろ!ふぇんたい!」路

「…………………………………」

「え、ちょ、『魔女』さーん!?」

流石の自分も今まで行った事のない、というかできれば行きたくなかった路に誘導するように動いている蝶
前回のトラウマとは逆ベクトルの心の傷ができるような、散々坊や坊やと言っておきながらちゃっかり自分の年齢は覚えていて嬉しい
ってそんな現実逃避している場合ではない落ち着け落ち着け


「い、一体何を……!? 今日は何を教えて………」

赤面しながら、いつもの数倍警戒しつつビクビクしつつF路へと入っていく

1464とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 21:55:02 ID:xpkGEDpg
……と、ディフがF路に入ろうとする前で、蝶が一度止まる。
そしてひら、ひら、きら、きら、と羽ばたいて、光を瞬かせた後。

"一見壁に見える場所"にすぅ、と入って行く。

最近では殆ど誰も立ち入らない事から存在が忘却され、
知る者も無闇矢鱈にその情報を零さず、wikiからもすっかり消えてしまった為。

知らぬ者の方が多い路――、即ち、"G路"だ。

1465とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 22:00:36 ID:yH/zxM4c
>>1464
「…………え?」

「壁に入っていった? F路じゃなくて……」
「……隠し部屋か、びっくりした…… まだドキドキ言ってるよ」

一体何が始まるのかとドキドキしていた所に隠し部屋
今までの講義を振り返ると期待度よりも恐怖の方が強かった

「…………何となくだけど、他の場所よりも危険な場所に繋がる気がするな」

冒険者としての勘が危険信号を発している
ここに隠し通路があるなんて噂にも聞いた事が無かった
隠されているということはそれ相応に、危ない場所に繋がってるんじゃないかと

少し考えるように立ち止まったが、意を決して壁の中に体を突っ込んだ

1466とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 22:03:01 ID:xpkGEDpg

こつん、と一歩進むと――普通の通り。
下に降りていく為の階段がある。

だが周囲の風景は"普通"ではない。
本来幻覚に支配されているG路が――更に。

"ナニカ"によって歪められている。
上も、下も、前も、左右も、真白く。

違和感を覚える程に真白い路が下まで続いており――
ディフが一歩進む度に、ディフがどこかに触れる度に。

壁の色が焼け焦げた様な色に変わっていく。

1467とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 22:10:37 ID:yH/zxM4c
>>1466
「―――――――」

壁が焼け焦げたように、まるで火事にあったような色に
トラウマを刺激してその縁のある属性を強化するのは前回で終わったと考えていた
終わっているはずだと、終わったのだと  何でまだ続いているんだ


「………また、あれを見ないと………」


「…………」

体が勝手に後ずさる、目の前の光景から逃げ出そうとする
頭が痛いし息も荒れていく、前に進むのは裸足でガラスの破片が散りばめられた床を歩くのと等しい
そうとわかりながらも、自分に再び喝を入れ 無理やり前に歩き出した

1468とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 22:15:20 ID:xpkGEDpg
>>1467

……ゆっくりと、ゆっくりとだが、"前に進んで行く"。
すると周囲の風景が――後ろから、既に歩いてきた場所から、

焼け焦げた様な凄惨な物から「色」のある壁や、床へと変わって行く。
それは火の灯った燭台の掛かった壁であったり、無骨だが決して唯の量産品では無い剣が立て掛けられていたり。

見覚えのある場所の風景写真であったり、
昔に青年が着ていた鎧に良くにた鎧甲冑が置いてあったり。

そうやって意識を保ち、前に進んで行くと――
目の前の焼け焦げた光景も、少しずつ「色」のある物に変わって行く。

……もう少しで、階段は抜けられそうだ。

1469とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 22:20:10 ID:yH/zxM4c
>>1468
「……! あ………!」

確かに床には焼け焦げていた、だが前回の幻覚とは明らかに様子が違った
まるで自分の記憶を投影したかのような、幻影が見て取れた
既に記憶の彼方へと追いやった物も、映し出されているかもしれない

少しずつ歩みが軽くなり、頭痛も和らいできた
足を進めていく

1470とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 22:25:01 ID:xpkGEDpg
>>1469

……そして、階段を抜ける。
抜けた先には広い部屋、豪邸や――何処かの城の、エントランスのような。

隠された路とはいえ、王立図書館の物とは思えない場所にディフは居た。
……振り返れば、入って来た路は消えてしまっている。


『――火の灯った燭台は、貴方の記憶。
 ――無骨だけれど打って響く剣は貴方の心。
 ――身を包み生命を守る鎧は貴方の強さ。
 ――姿を幾重に変え寄り添うのは貴方を想う人。


 ――いらっしゃい。 ここまではコれたみたいね?』

そしてその先には金色の髪の少女――"ではなく"。
時計の様な意匠のある大杖を持ち、見る角度によって色が変わる様な白に金ラインのローブ。

長く美しい金色の髪を腰辺りまで伸ばした、――寒気がする程に美しい妙齢の女声が居た。

1471とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 22:33:30 ID:yH/zxM4c
>>1470
「………最初は逃げ出そうかと、本気で思いましたよ」

「その姿が、本当の姿ですか? ……魔女さん」

トラウマを刺激されていない、普通の状態だったのなら見とれていたかもしれないほど美しい女性が目の前に立っていた
だがしかしそれを素直に享受できなかった青年

抜けた先であるエントランスを、ぐるっと見回した

「……ここは、どこなんですか? 少なくとも僕の記憶じゃないことは、確かだけど……」

1472とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 22:37:02 ID:xpkGEDpg
>>1471
『――さぁ、どうかしら?』
『あっちが本当で、こっちが偽物かもしれないわね。』

童女の姿の時にしていたように、口元を手で抑えて笑う。
だが、その仕草から受ける印象は違っており、その妖艶さに引き付けられるようでもある。

『”わたしたち”の塒――かしら。
 ふふ、ここなら多少のごまかしは効くから。』

1473とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 22:46:15 ID:yH/zxM4c
>>1472
訂正しよう 少しクラっと来た
元々自分より年上の女性がタイプである故
ここまでタイプどストライクの女性を前にするともう
……今の恋人への罪悪感が芽生えてきた

「………多少のごまかし?」

1474とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 22:49:24 ID:xpkGEDpg
>>1473
『あら……どうかした?』

それを解って、やっているのだろう。
首を小さく傾げて地震の瑞々しく、紅い唇に指を当てて問うてくる。
まるで魅了の魔法に掛けられたかの様に身体が熱くなってくる様な気までしてくる。

尤も、そんな物を本当に使われていたらこんな事では済まないだろうが。

『そう、ごまかし。

 ――私や、カオスみたいな――法外の化物が力を振るっても、ネ?』

1475とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 22:56:38 ID:yH/zxM4c
>>1474
「……… オラ!!」ゴスッ

自分で自分の腹を殴り、自分の攻撃で体をくの字に曲げ片膝を地面についた
危ないあやうく虜になるところだった

「大丈夫です何でもないです単に通路のアレの影響が残ってただけです!」


「通路自体の幻覚だけじゃなく、他の力も働いていた」
「ごまかしが効く力、って…… アレの事ですよね」

1476とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 22:58:42 ID:xpkGEDpg
>>1475
『あらあら、大丈夫?』

くすくす、と可笑しそうに笑って。
手に持った杖を大きく一回転させる。

『えぇ、貴方の魔法も、私の魔法も。』
『――来れた、って事は一応は制御はできたのでしょう?』

周囲に置いてあった調度品がすぅ、と床に染みこむように消えていって、
目の前にいたはずの魔女が少し離れた所に、現れる。

『――撃ってごらんなさい? 意地悪な魔女に仕返しをする、チャンスよ?』

1477とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 23:13:39 ID:yH/zxM4c
>>1476
「……仕返ししようなんて気はサラサラないですよ、確かに意地悪だとは思ってますけど」

確かに意地悪だ、だが自分の趣向のためだけに動いている訳ではないと言う事はわかってるし、
行動から優しさを感じることもできる 何よりも、実際に自分を強くしてくれた
自分にとっては少なくとも、仕返ししたいと思う人間とは真逆の立ち位置にいる人物だ

だが、撃てと言っているという事は何かしらの目的があるのだろう
右手に炎の魔力を宿すと意識を集中させた 翳した右手の掌に人魂サイズの炎が浮かび上がる
魔法陣の一種なのか、一瞬青年の周りを炎が蠢いた

表情が、強張る

「―――――ファイア!」

さほど強いわけでもない魔力、口に出された初級も初級、属性魔法の中で最も簡単であろうファイアボールの魔法
青年の右手に浮かび上がった人魂サイズの迫力のない火球が放たれた

だが、一度どこかに着弾されるとその地点で爆発
大の大人でも余裕で飲み込めるほどの火柱が着地地点前方に上がる
更にそれに伴い周りの空気が一気に熱く、息をしたら咳き込み喉を焼くほどに

1478とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 23:21:09 ID:xpkGEDpg
>>1477
ふっ、とその魔法を見て確かな笑顔を浮かべる。
杖を持たない方の手を翳し火弾を――掌で受け止める。

掌"だけ"に展開された何か。
それが炎弾を受け止め、爆発を――その中に引きずり込む。

『――うん、悪くないわね。』
『けど――良いのよ? ここなら。』

掌の中には……小さな石、だろうか。
魔法を吸ったからか、僅かに赤く輝いている。

『――まだ思いっきり撃った事、無いでしょう?』
『髪の毛一つでも焦がせたら……ご褒美ぐらい、あげるわよ?』


そうして唇を舌でなぞり、扇情的な様を見せつけるようにして、挑発。

1479とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 23:28:56 ID:yH/zxM4c
>>1478
「っ………!」

一撃だけでも体全身に寒気が走る、目の前にあの悪夢の幻覚がうっすらと見える
炎の魔法を使ったその日はいつも悪化したあの悪夢を見て、まともに眠れなかった
練習が続いた日は睡魔との戦いだった

自分がかなうはずもない相手だとわかっていた、あえて挑発しているような言動を取っているのも
対抗策があるからだとわかっていた。しかし心のどこかでひょっとしてと思う気持ちがあった
だから、防がれたのも当然と思う一方でどこか悔しかった


「もう、一発……! ファイア!」

再び掌から火球が発射された、少し大きくなっていた
火柱の大きさもより大きく、だが明らかに制御を失い始めている

1480とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 23:38:01 ID:xpkGEDpg
>>1479
放たれた火球が石に吸い込まれ、消える。
爆炎を立てて吸い込まれ――石がまた紅くなる。

『落ち着きなさい?
 ――ただ、撃ってもだめよ。

 今、貴方の手元には大きな――大きな火種があるの。』

言葉は静かに、ディフに言い聞かせるように。
時計の音が刻まれる広い部屋に響き、染み渡るように放たれて。

『それの、使い方を考えるの。
 ――、一緒よ、応用。

 イメージなさい、手元にある大きな火を――どう使うか。
 どんな貌にして、どんな風にしたいか。』

1481とある世界の冒険者:2013/11/20(水) 23:58:06 ID:yH/zxM4c
>>1480
「…………火種?」

手元を見る 無論、そこにそのまんまの火種なんてあるわけない
手元を見ながらの方がイメージしやすいとそう思ったからだ


「…………………」

右手を挙げた 掌に炎が現れ、渦を作る
炎の魔力が集中するにつれ呼応するように回転力が上がっていき、炎自体も強力な物へとなっていく

「……………ファイア!」

その回転する炎を、魔女に投げつけた
今度は着弾点で爆発することのない、攻撃の勢いが止まるまで回転の威力と炎で相手を滅せんとする魔法

1482とある世界の冒険者:2013/11/21(木) 00:04:43 ID:ZFMqqOSc
>>1481
『――そう、良い子ね。花丸を上げるわ。』

放たれた炎は――
またも、受け止められる。
渦を巻き何者をも焼き滅ぼさんとする青年の意の焔は――


――すっぽり、と。
今までの分と合わせて、魔女の掌の――マッカに赤熱化したいしころに、収まった。

『――はい、ここまで。』

そして、不意に終わりが告げられる。
……もういいのだろうか。

1483とある世界の冒険者:2013/11/21(木) 00:09:53 ID:sWSAkFQ6
>>1482
頭を抑えて顔を顰めた、整っていた息がまた荒くなる
これで何度目だろうか 本当に、慣れる事などありえなさそうだ

「………今までのだけで…… いいんですか?」

これ以上やられたらぶっ倒れかねないが、それでも突拍子過ぎるような気がして

1484とある世界の冒険者:2013/11/21(木) 00:15:43 ID:ZFMqqOSc
>>1483
『良くはないわよ? だから、こうしたんだし。』

手元に在る石を――瞬時に、小さく圧縮。
かと思えばネックレスの様なアクセサリーに、紅い宝石として装飾して。
 
『動いちゃダメよ? ……はい、これでよし。』

ディフに近付いて行き、息を荒げた少年に付けさせる。
……近付くと、とても落ち着く甘い香りがした。

1485とある世界の冒険者:2013/11/21(木) 00:19:20 ID:sWSAkFQ6
>>1484
「    」

ゴスッ

「グハァ!!!」

またもや自分の腹を自分で殴った、つい反射的に深く吸ってしまったんだから仕方ない
後日エレナに対して土下座決行確定である、土下座するんならもう少し吸っても

「ハァ、ハァ……! 『魔女』、さんこれは………?」

1486とある世界の冒険者:2013/11/21(木) 00:29:53 ID:ZFMqqOSc
>>1485
『あら……ふふ、律儀な子ね。』

可笑しそうに笑って青年の頭を撫でる。
白く、長く綺麗な指はひんやりとしていて、気持ちがいい。

『貴方の魔法の凝縮体よ。
 言ってしまえば貴方専用の、外付けの出力増強魔石……

 兼、発動体ね。 それを介せば少しは楽よ。』

1487とある世界の冒険者:2013/11/21(木) 00:34:09 ID:sWSAkFQ6
>>1486
頭を撫でられている感触で例の首輪を嵌めていないのに犬になったような錯覚を覚える
ひょっとしなくても自分、おもちゃにされていないだろうか

「……ありがとうございます。 制御できるようになる度に、だんだんきつくなっていったので……」

これで、中級魔法もひょっとしたら使えるようになるかもしれない
右手でネックレスに触れた

1488とある世界の冒険者:2013/11/21(木) 00:44:28 ID:ZFMqqOSc
>>1487
『そうね。 始めは慣らしていきなさい。
 もう少し「基礎」が出来るようになったら――ちゃんと応用を教えてあげるから。』

触れたネックレスは、仄かに熱を持っている。
付けられた宝石の内側では……ごうごうと、焔が渦巻いている様な気がした。

『今日は終わり。
 勝手口は――あっち。 次来る時も、図書館からいらっしゃい。』

す、と指を指された方向を見ると……
何時ものメタルゴーレムが「勝手口」という看板を持ってドアの前に立っている。

居たのか。

1489とある世界の冒険者:2013/11/21(木) 00:46:40 ID:sWSAkFQ6
>>1488
「今回もありがとうございました、『魔女』さん」


「………ええといつからそこに?」

指さされた方向に見覚えのあるメタルゴーレム
今の今まで存在に気付いていなかった

1490とある世界の冒険者:2013/11/21(木) 00:48:48 ID:ZFMqqOSc
>>1489
『ふふ。 ――がんばりなさい、坊や。』
ふわ――と、ローブが翻ると、女性の姿は消えていた。


[-[:=:]「最初かラだ。 このドアを潜ればお前の家辺りにデるだろう。」

凄いドアである。
……そんなかんじで、本日はここを後にするのだった。

1491とある世界の冒険者:2013/11/21(木) 00:50:11 ID:sWSAkFQ6
>>1490
「………ごめん、全く気付かなかった」

色々手いっぱいで
疲れもアリ、頭痛もありで疑問に思う余地も無くドアを開け中に潜る青年だった
FO

1492とある世界の冒険者:2013/11/22(金) 23:50:28 ID:h2VJwkzs

「…………圧巻だね、ここは。」

【黒髪にスーツ姿の男が図書館に入るなり、立ち止まって一言。
あまりに特徴の無い姿はそれはそれである意味で、特徴である。

仮に特徴的な部分を述べるとすれば、眼鏡をかけ、カバンを持っているところだろう。】


「……さて。」

【この図書館にはよくお世話になったものだ、と彼にしては珍しく
過去のことを思い出しながら、図書館の奥へと進んでいく。】

1493とある世界の冒険者:2013/11/23(土) 00:10:00 ID:Ls5LK5tI

「…………。」

【そして、図書室の奥へと向かい何か読むのかと思いきや
人もまばらになっている席に座った。

すると、自身のカバンから一枚の紙とそれとは別の紙束を取り出す。
そうして、一枚の紙を参照しながら何か作業を始めた。

規則正しいペンの音のみが図書館に響く。】

1494とある世界の冒険者:2013/11/23(土) 00:23:09 ID:Ls5LK5tI
FO

1495とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 20:11:11 ID:rmaFPiIo

「……まさか今日もあの姿…… では、ないよね?」

勘弁してほしいような、そうであってほしいような
そんな感情が入りじまった声で、今日も図書館の地下ダンジョン入り口前までやってきた青年

『魔女』から貰った魔石を使っての練習は前よりか明らかに楽だった
使いこなすまでそう時間がかからず、次のステップへと進む事ができそうだ

1496とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 20:13:49 ID:.3wAOOj6

【そんな青年の前をひらひら、といつもの様に黄金の蝶が飛んで行く】
【……入って行く場所は以前と同じく――G路、隠された路だ】

【……今後の稽古はあそこで行うのだろうか?】
【確か領域を間借りしてる、とも言っていたが……】


【色々と、都合がいいのかもしれない】
【以前合った氷の魔術を使う女性を見るに】
【余り広まっている術ではなく――むしろ、旧い時代の術式なのだろうし】

1497とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 20:16:23 ID:rmaFPiIo
>>1496
「またG路、前回一回こっきりだと思ってたけど……」

「………あ、ということは………」

高確率で前回の姿だろう、あの姿で近くに居られたら集中できなさそうではあるが
今回も歩みを進め、隠された路に足を踏み入れた

1498とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 20:19:19 ID:.3wAOOj6
【歩みを進め、階段を降りていく】
【……今回は壁が、床が、炎に舐め尽くされている事は無く】

【最初から色のある――青年の記憶を彩ったような――】
【そんな壁と、床が、階段が続き、前と同じ広間に出た】


『ふふ、いらっしゃい。 ――今回は早かったわね?』

【そこには前回と同じく、妖艶な色気を漂わせる金色の髪の美しい女性の姿】
【端のほうを見ればちゃっかりメタルゴーレムも居るが――】

【女性が腰掛けている椅子の対面の椅子】
【テーブルを挟んで、蒼色のコートの青年の姿があった】

1499とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 20:29:44 ID:rmaFPiIo
>>1498
今回は最後にようやく気付いた、という失態を晒さぬように、メタルゴーレムと目を合わせ軽く会釈
予想通り前回色々ドキドキさせられた『魔女』の姿でいる女性を前にしたが、少なくとも表面上は冷静でいた

「……前回みたいに尻込みしませんでしたからね、蝶が少なくともF路に行かない事はわかっていましたから」
「ところで、こちらの方は…… ………あ、あれ?」

どっかで見たことがあるような、一緒に何かの事件に巻き込まれていたような
そんな青年の姿を見て

1500とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 20:37:06 ID:.3wAOOj6
>>1499
[-[:=:]

がしゃん、と小さく身体を揺らして反応するメタルゴーレム。
気付かれて若干嬉しそうなのは気の所為だろうか。

『うふふ、ごめんなさいね。 驚かしたつもりはなかったんだけれど。』
優雅な動作で、紅茶の入ったカップを口に運びながら。
細い指がカップを持つ動作にすら、ふわりとした何かを感じる。

『貴方が使う魔術の先駆者――になるかしら?』
「"ついで"だよ。」

蒼いコートの青年の方は、特に気にした様子も無い。
……――アレは何時だったか、確か、ヒル――リーチマン絡み、だったろう。

あの時に居た――とはいえ、随分背も伸び、感じる印象も変わっているが。

1501とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 20:44:14 ID:rmaFPiIo
>>1500
「………あ」

「お久しぶりです、ジャキさん」

思い出した、年単位で前の事になるがメガデウス関連で一緒にいたような気がする
悲しい事にその時は(今も)力量差の問題で一緒に行動することが少なかった分、印象に薄いが

しかし自分の方が一個年上のはずなのに見た目も雰囲気も何故ジャキの方が大人っぽいのか

「……ジャキさんが戦うところあまり見たことないけど…… 使ってたんですか?」
「闘技場でぼろ負けしたせいかあの黒犬の使い魔を使うのが印象に残ってるのですが」

1502とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 20:46:53 ID:.3wAOOj6
>>1501
「…………。」

「……あぁ、メガデウスの時の、か。
 随分と前になる所為で、忘れていたな。」

かなりの間が合ったが、存在自体は覚えていたようで。
小さく声を漏らした後にそう返して来る、……仕方ないとは思うが。

「大体は、アレで片が付くしな。 ……基礎事態はこの魔女から盗んだものだが――」
『まぁ、それはいいのよ。 今重要なのは貴方の修行、でしょう?』

1503とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 20:54:41 ID:rmaFPiIo
>>1502
間が空いていたが、それでも覚えていただけ驚きだった
自分と比べると明らかに力に差があったためうっすらと印象に残っていたが
こっちには印象に残るような要素がない…… はず、いい意味でも悪い意味でも

「前回までは基礎をやって、今回からは応用……でしたよね?」
「言い方から察するに、基礎からの昇華は自力で?」

1504とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 20:58:38 ID:.3wAOOj6
>>1503
『ええ、そういう事。』
『――けど単純に頑張りなさい、じゃあ無責任でしょう?』

そう言って、魔女が椅子から立ち上がる。
ふわり、と手の一振りで腰掛けていた椅子とテーブルを消し――

広間の風景を一変させる。
豪奢な雰囲気や床はそのままに、――空間が、広く、広く、広く。
部屋のスケールがそのまま二倍にも、三倍にもなったかのように。

"空間を拡張した"、とでも言うのだろうか。
言葉で説明しきれないそれが、現実の現象として起こった。

『見ててあげるから、少し揉んでもらいなさい?』
『加減はしてくれるように、頼んであるから。』

そう言い、目を細めて指すのは――

「……やれやれ。」

一つ大きなため息を吐き出す、青年。

1505とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 21:08:00 ID:rmaFPiIo
>>1504
「………マジですか」

ちょうど今しがた使い魔に負けた話をしたばかりである
勝てるイメージが全く沸かない、そもそもそんな事全く期待されていないだろうが

それでも

「………よろしく、お願いします」

大人しく負ける気はない、精々長時間揉まれてみよう
首に下げられたネックレスを手に取った

1506とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 21:12:36 ID:.3wAOOj6
>>1505
「パスカヴィルは使わん、加減した魔術を使ってやる。」
「そもそも、この領域なら多少怪我した所で変わらん、どうせなら殺す気で来てくれ。」

蒼いコートを翻し、右腕をごきり、と鳴らす。
術――つまり、ディフの物と同じ方式の――だろう。

恐らく言外に”見て覚えろ”というのもあるのだろう。
氷結の魔女の術を見て、恐怖を支配する事を知ったように。

『そうねぇ……、じゃあ、アドバイス。
 基本は"最初に教えた事"を、やろうとすればいいわ。

 使うものが違うだけ。 ……身近な物に喩えるのもいいかしら?』


――そして、少し離れた所に居る魔女がディフにだけそう声を掛けて。
面白い見世物でもみるかのように、壁に寄りかかった。
……腕を組んだお陰で、決して貧相ではない胸が揺れるのに、目を取られるかもしれない。

1507とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 21:24:06 ID:rmaFPiIo
>>1506
「最初にまなっ………」

「………最初に学んだ事」

噛んだ そして魔女に送っていた視線を外してしっかりと邪気を見る
今の行動だと一挙動一挙動が目に毒である、魔女さん

「(………イメージの話……だよね それを身近な物に?)」

いきなり言われたアドバイス これから行う応用に関しての、だろう
だがまずはこっちから動かないと何も変わらない

掌の魔石に魔力を集中させた

「――――ファイア!」

まずは初撃、人を飲み込むほどの巨体な炎に、喉を焼く熱風
初っ端から殺す気でかかれるほど切り替えが早いわけではなく、最後に出したアレを早速出せそうになかった

1508とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 21:30:15 ID:.3wAOOj6
>>1507
『ふふ、さ、何を教えたかしら?』

唇に指を当てて、なぞる。
グラスが塗られて艶やかに光るそこは、妙な淫靡さがある。

……わざとやって、こちらの気を散らせているのだろうか。


「――。」

放たれた炎を迎撃するのは――同じ様に放たれた炎――
――但しそれは刃の様に鋭く、呪いの様に、黒い、焔。

熱量で言えばディフの方が上であろう、単純な威力で言えばディフの方が上だろう。
だが加工されたそれは、ディフの焔を"切り裂き"、後方へと流す。

1509とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 21:45:27 ID:rmaFPiIo
>>1508
「…………!」

魔法の形状を変える技術、威力も熱量もこっちが上だった
だが固有の形を持たない炎なら、横に受け流すようにすればそこまで威力を必要としない訳だ

こういった技術に、覚えがないわけじゃない
むしろ、自分も使っている 障壁魔法の形を変え、剣として運用したり

「――――――!」

とりあえず、横っ飛びに跳んで炎の刃を回避した
自分の発動までの時間から考えるに、もはや防ぐのは不可能だった
飛ぶ直前に魔力を集中させた

「ファイア!」

再び放たれる炎、しかし今度はエネルギー体の不規則な物ではなく矢状の物
矢をイメージしたため威力は衰えたが、その分スピードが増した

1510とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 21:53:23 ID:.3wAOOj6
>>1509
『ふふ。』
魔術の"加工"を始めた少年を見て、魔女は小さく微笑んで。


「鈍い。」
青年は無情にも加工し青年が打ち出したそれを焔剣――
掌から伸び、ある程度の伸縮をするそれを操り、迎撃。

それは手元に引き戻され今度は鞭の様に撓って。

「単純に打ち出すだけなら猿でも出来る――。」
「――しッ。」

上空から振り下ろす様にディフの方へと打ち付ける。
直撃すれば黒焦げの上にぺしゃんこだろう。

1511とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 22:07:30 ID:rmaFPiIo
>>1510
「ロック!」

あいている左手に突如岩がまとわりついた
使い手の身長と同じくらいの、岩製の三角錐状の物
それで振り下ろされた焔剣を受け止めた

「―――!」

岩に隠れて見えないが、三角錐の中で拳を作っていた左手が開いたように感じた
其れと同時に時計回りに猛スピードに回転し始めた
岩製のドリル、と言った所か

1512とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 22:10:59 ID:.3wAOOj6
>>1511
「ふ―――。」
手を引く、連動するように焔剣が撓り、手元に引き戻される。
焔尾を描き手元で小さな塊となったそれは。

「――"呪え"――。」
ごゥ、と音を立ててその"黒"を強め、激しく音を立てて燃え上がる。
恐らくはディフや、あの魔術師と同じ物。 ――が、彼に堪えた様子は無い。

「――。」

岩石ドリルを構えたディフに、焔を灯していない左手で指を立て、くい、と挑発するようにそれを動かす。
……相手側は一歩も動いていない、彼我の距離は15m程――一足跳びで駆ければ、懐に飛び込めるだろうか。

1513とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 22:21:59 ID:rmaFPiIo
>>1512
「ぐっ………」

引いたのを見て、岩石ドリルを収めた その場に崩れ落ち、姿を消す岩石
これでは応用性が恐らく聞くだろうあの焔剣に対応できない

両手をネックレスに重ねた

「…………ファイア」

両手から炎が上がる、熱とは関係のない汗がどっと吹き出た
形が固定されていない炎、だが徐々に形が整えられていく

1514とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 22:24:46 ID:.3wAOOj6
>>1513
「――この手の物を使うのに、一つ大事な事を教えてやる。」

その隙に攻め込む事はせず、右手に黒色の焔を灯し、
それを掌の上で球状に圧縮しながらディフの様子を見て、一言。


「何の為に、それを使うのか。」
「それを、想え。」

1515とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 22:40:22 ID:rmaFPiIo
>>1514
「……………」

手元で燃え上がりながらも、形が収束していく炎

「…………『何の為に』」

あの日以来炎を呼び出すと必ず脳裏に浮かぶ、自分のすべてを奪った火事
家を奪い、家族を奪った 自分にとっての恐怖の象徴

何のために戦うのか、元よりその答えは出していた
この修行を始めてから、あの火事を鮮明に思い出してからより一層強くなった動機

二度とあんなことを繰り返さない、繰り返させない
火事に対してだけじゃない、自分に関してだけじゃない
何かを奪われる事に対して抗うために、使う力

炎が完全に、姿を凝縮させた
騎士剣を思わせる形、大きさ

1516とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 22:45:25 ID:.3wAOOj6
>>1515
『――――うふ。』

それを見た魔女が口元を吊り上げ、楽しそうに笑う。
舌先で自らの唇をなぞり、小さな吐息を吐き出して、……嬉しそうに。


「それで良い。」
「此方側よりは、似合いだ。」

青年の方は球状に圧縮したそれを握り潰し、右腕で"捕食"する。
焔は右腕の肘先にまで燃え広がり呪詛の様な音を立て、黒々と燃え上がり――

「一発だけ――少しだけ真面目に行く。 精々、抗ってみせろ。」

ぴき、ぱき、べき、と。
何かが軋む音を立てながら握り拳が造られ、構えられる。

――来る。

1517とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 22:53:49 ID:rmaFPiIo
>>1516
「―――――」

頷いた
剣にかける想いをより強く意識する
どんな強力な魔法が来ようと、逃げようと思う気持ちなどさらさらない

1518とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 22:59:06 ID:.3wAOOj6
>>1517
――直後。

ちりっ、と火花が弾ける音と共に目の前から青年の姿が"消失"する。
視界に残ったのは僅かな火花のみ、青年が立っていた場所にそれが弾けて――

「――しッッ。」

――"それ"を認識した"瞬間"に目の前に青年の姿が現れる。
右腕には黒く黒く燃え盛る煉獄、「それ」が騎士剣を構えた青年に――

振りぬかれた。

1519とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 23:10:59 ID:rmaFPiIo
>>1518
目で追えなかったジャキの動き
しかし、剣を振るうタイミングに遅れを取らなかった

偶然か、まぐれか、必然か
だが、煉獄と青年の剣が交わったというのは、否定しようのない事実

「――――――――」

叫ぶことも、声を出すこともせず
ジャキを、煉獄を、そして己の剣に自分の意思を持って強い視線を送る
視線が外れる事のない 力もぶれる事もない

1520とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 23:16:52 ID:.3wAOOj6
>>1519
轟音が響き、衝撃波が爆ぜる。
熱風が部屋中を嘗め尽くし、産まれた暴風が家具を、床を、壁を、焼き払い傷付けていく――――

そして。


「……ま。」
「悪くは無いんじゃないか。」

熱風が収まり、青年がコートを僅かに揺らして離れる。

ディフの作った紅焔の劔は呪炎の一撃を受けきり、尚静かに燃え盛っていた。
砕ける事なく、揺れる事なく、ペンダントの補助があったとしても、仮に相手が手を抜いていたとしても。

『――そうね、やっぱり貴方を呼んで正解だったかも。』
「それは結構な事で。」

抗い、輝き、燃えていた。
ディフの手の中で良く馴染む――劔の形で。

1521とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 23:25:31 ID:rmaFPiIo
>>1520
手の中にある炎も、静かに小さくなっていく
本人の魔力もガス欠寸前、息も荒い
小さくなると、黒い煙を吐いて完全に消え失せた

「………何とか、ギリギリ……ですけどね」

1522とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 23:34:17 ID:.3wAOOj6
>>1521
『――お疲れ様、よく頑張ったわね。』

壁に居た魔女がぱちり、と指を鳴らすとあれだけの惨状が"なかったこと"になったかのように。
最初にこの場所に来た時と同じ風景、同じ広さに戻る。

気付けば近くには魔女が居て、青年の頭を優しく撫でている。

『合格よ。 後のやり方は一緒、今回は劔だったけれど……、
 貴方が思い描けば貴方を苦しめるそれは、誰かを守る盾にも、敵を撃ち抜く弾丸にもなるわ。

 今の感覚を忘れなければ、ね?』

念を押す様にそう良い、頭を撫でていた手を離して、嬉しそうに。
……淫靡な妖艶さと、少女の様な可愛らしさが同時にある。
並の男ならもう、なんというか、たまらないだろう。


[-[:=:]「まァ私機械だけドな。」
「?」

1523とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 23:39:24 ID:rmaFPiIo
>>1522
「〜〜〜〜〜〜!!!」

不意打ちで頭を撫でられさらにその後の表情でもうノックアウト寸前である
駄目だ、ここで恋人の顔を強く思い出さないと、思い出さないとやられる!

「………ロ、ロック」

切れかけの魔法を拳に集中させた
拳が岩に包まれる………


「オラァ!!!!!!!!!」

ゴスッ!!

その右手を自分自身の腹に食い込ませた!

1524とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 23:42:36 ID:.3wAOOj6
>>1523
『……ふふっ。』

くすくすっ、と口元を抑えて笑って。
甘い香りを残してディフから、魔女が離れて行く。


『――もう、私の修行は要らないわね?
 後は、自分で磨く、出来るでしょ?』

1525とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 23:50:48 ID:rmaFPiIo
>>1524
「………は、はい…… 基礎と、応用に関しては…… 僕自身の手で、磨く事ができそうです。」

魔女の言葉に、涙で目を潤ませながら、口の端から血が垂れながら頷いた
別れに涙している 決してさきほどの自虐のせいではない

「……………『魔女』さん、短い間でしたが……… 本当にありがとうございました」
「押しかけ同然で、いきなりだったのにここまで良くしてくれて…… 本当に、本当にありがとうとざいます」

1526とある世界の冒険者:2013/11/29(金) 23:56:03 ID:.3wAOOj6
>>1525
『良いのよ、どうせ――って言ってもなんだけれど、暇はしてたから』

くす、と笑って腕を振る。
仮想の宮殿が――ディフの目に見える部屋が――崩れ初め、周囲の風景が何もない「白」に塗り潰されて行く。

『貴方は、貴方の物語を進みなさい。
 私達――私みたいに、なっちゃダメよ?

 まぁ、貴方じゃあなりたくてもなれない、かしら。』

そうして、最後に小さく笑みを受けかべ、少年を小馬鹿にした後、
腕をすっ、と上に上げて。


『それじゃあ――――

   ――縁が在ったら、また逢いましょう?』

それが振り下ろさた直後に、
――青年は図書館のロビーに居て、魔女は夢か幻かのように消えてしまった。

1527とある世界の冒険者:2013/11/30(土) 00:06:31 ID:1jig8BuU
>>1526
「魔女さん………!」

「は、はい!またどこかで………」

振り下ろされる直前に、何とか伝えられた
そして瞬きをした次の瞬間には、ロビーに立っていた
メタルゴーレムも、ジャキの姿もない
本当に戦ったのかどうかも…… いや、魔力の状態を省みるに、間違いなく戦った後だ

「…………この五回の講義で、かなり強くなった まだ実用にはとどかないレベルだけども」
「それに今まで気付いていなかった傷にも気付けた。 ……全て『魔女』さんのおかげだ」

ネックレスを握りしめた
今まで見なかった、見えないフリを続けていた その結果見る事ができなくなっていた傷
それと向い合せてくれたのは、間違いなく『魔女』だった
否定しようのない、事実

「……………あーそうだ、これ完全に渡しそびれちゃったな………」
「カオスさんにでも渡せば…… ちゃんと受け取ってくれるかな」

そういって懐から取り出したのは、そこそこ高めの茶葉 今日の講義が終わったら渡すつもりだったが
色々あって忘れていたのだ 腹に鉄拳をめり込ませたのもあったが

1528とある世界の冒険者:2013/11/30(土) 00:10:03 ID:j8wdKQIg
>>1527
もう目の前には黄金の蝶は居ない。
きっとあのG路に行っても、真っ白い階段が続いているだけだろう。

探せばあのメタルゴーレムや、ジャキに会うのは簡単な気がする。
片方は酒場にいるし、もう片方は確か本業が何でも屋だった気がする。


――が、不思議と。
「もうあの魔女に会う事は無いだろう」、と。

そんな事が、確信として青年の中に生まれるのだった……。

1529とある世界の冒険者:2013/11/30(土) 01:12:13 ID:KEBKF/4k

「む、むむむむ……なんだか力の残り香を感じるっ!」

【図書館に入ってきたのは魔女帽を目深に被り、コートを身に纏った小柄な人型。

そのコートは小柄なものが着ているにも関わらず、大げさなくらいにゴツいコートだ。
それと魔女帽の所為で、その姿はほとんど窺えない。

髪でさえ、コートの中に収納しているらしく外からでは分からない。】

1530とある世界の冒険者:2013/11/30(土) 01:37:12 ID:KEBKF/4k
FO

1531とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 00:38:35 ID:t/uD.QRo
「えーと、これでもない……あれでもない…………。
…………つーより、そもそもどれみりゃいいんだ?」
A路の浅いところをうろちょろしている薄着の青年がいる。
見たところ魔導書を探しているようだが、探す対象が漠然としすぎていて、同しようもない状態であるのだ。

1532とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 01:21:48 ID:t/uD.QRo
「……魔術とは己の中に内包した魔力や大気に存在するマナを変化させて………
何が言いたいんだよこれ。」
何を選べばいいのかもわからないのか適当な一冊を選び、読みふけっているようだが全く参考になっていない模様。
主におむつが足りていないせいで。

1533とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 01:32:58 ID:rYadeZbg

「……こんな時間に勉強とは…………。」

【こそこそと囁くような声が背後から。
声色からして女性であることができる。】

「……何とも感心だね、少年!」

【背後に立っているのは魔女帽とやたらゴツいコートで身を固めた小柄な人型だ。
その所為で顔がどのようなものかは見え難い。髪の毛ですらコート内に収納されている。】

1534とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 01:38:17 ID:t/uD.QRo
「……はぁ、何言いたいのか全くわかんねぇ………。
……ん、誰だ……って、うぉあ!?」
背後に誰か居るのに気付いて振り返ってみればその姿を見て思わず情けない声を上げてしまう。
はっきり言って奇妙としか例えようがない格好で、威圧されたのも大きかったが、それ以上に本に気を取られていたのが大きかった。。
それでも、ださいことに変わりはないが

「な、何だお前!でけぇ!」

1535とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 01:50:17 ID:rYadeZbg

「ふっふっふ。
しょーねん、この程度で動揺するとは何事か!」

【喝!と行きたい所だが、ここは図書館である。
セリフとしては凄みがあるが、喋り方は全て音量が落としてある。】

1536とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 01:58:00 ID:t/uD.QRo
「………ったく、悪かったな、動揺して。」
図書館であることに気づいたのか、左右を見回した後、声量を抑えてそういうのであった。

「そんで、魔女さんはこんな時間に勉強するようなやつを邪魔しに来たんかね?
つってもこんなんもろくにわからん奴を邪魔しても、さして意味は無いがな」
そう言いながら先ほどまで読んでいた本を適当に片手で弄んでいる。
はたから見ればいじけているようにも思える。

ちなみに持ってある本は魔術のいろはについて書いてある本だが、書いてある内容が少々わかりづらく書かれており、魔術をろくに知らない人物であればわからなくても仕方ないとも思えるだろう。
二十歳あたりであろう青年が今更魔術について知ろうとしている、なんてことが前提になるのだが

1537とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 02:06:07 ID:rYadeZbg

「いーや。
何とも珍しい少年がいるな、と思って気になっただけね。

学ぶにはそんな若くも無さそうだし、それは何と言うか分野として広すぎる本だしさ。
大体、しょーねんくらいの年なら、もうちょっと専門的な本を読む人がほとんどだからね。」

【それはこの人型の目からも珍しいものだと映ったようだ。
ビートくらいの年齢なら、自身の得意分野が定まり、それについての専門書を読んでいる頃だ、と。】

1538とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 02:17:56 ID:t/uD.QRo
「そりゃあそうだろうなぁ。俺だって、いまさら魔術習うだなんて思っても見なかったし。
魔術と関わりがなかったのに、強くなるためにゃ今更でも知らなきゃ行けないんだよなぁ。」
面倒くさそうに、ため息を吐いて
本の内容もわかっていないのが拍子をかけているのだろう

「………なぁ、よかったら魔術について、軽くでもいいから教えてくれないか?
この本を見てもさっぱりなんだ。声をかけてきたついでにしてくれると助かるんだ。」
このまま本を読んでも全然進まないだろうと思ったのか、目の前の魔女帽子にそう頼み込んでみる。
まぁ、ぶっちゃければダメ元だ。急にこんなお願いしても承諾するとは自分でも思えない。

まぁ、魔女の帽子かぶってるからといって魔法が旨いとは限らないだろうが、言動からして使えるのは確かだろう。

1539とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 02:28:41 ID:rYadeZbg

「……えー。だって、少年は少年だしなぁ。
そんな剥いたって面白みは無さそうだし、そもそも雄っぱいに興味はないし。」

【恐らくはコートの中では不満げに口を尖らせていることであろう。
それにしても、ものすごいことを口にしている。】

「よし!それならば、私のお願いを聞いてくれるなら教えて進ぜるぞっ!」

【ビシッとそちらに指……は隠れてしまっているため、袖を指して。】

1540とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 02:33:26 ID:t/uD.QRo
「…………?
物盗りじゃないよなぁ……剥ぐって。」
言葉の意味をよく理解していないのか眉をひそめている。

「お願いか?内容によるが、モノによっちゃあ受けて立つぜ!」
まぁ、教えてくれるかもしれない相手に変な態度取るのもあまり良くないだろうし気を取り直してそう言う

1541とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 02:38:01 ID:rYadeZbg

「うむ。少年の知り合いで可愛いと思う女の子を私に紹介して欲しい!
……あぁ、別に年とかそういうことに条件は付けないから安心してヨロシっ。」

【内容としてはそこまで無茶苦茶なものではない。
人によっては、それは最高クラスの難易度と化する場合もあるが。】

1542とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 02:45:56 ID:t/uD.QRo
「無 理 。」
即答だった。
可愛いとも思える奴はある程度は思い浮かんだが、どれも紹介したらこっちが殺られるような気性が荒い連中ばかりだった。
まぁ、おとなしそうな奴もいるが、ワケありの人間しかいなかった。
つまり、紹介できるあてなんてなかった。

コイツにとってそのお願いは最高クラスの難易度となっていた。

1543とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 02:58:32 ID:rYadeZbg

「えー、一人くらい居ないのん?
あの頃、淡い思いを抱いていた女子とか、実は傍に居るけど思いを切り出せない女子とか!」

【無理という言葉に、とても意外そうにしている。
だが、使った言葉が〝無理〟であったため、居ないわけではないと思ったようだ。】

「だが、居ないわけではないと見た!
あれかね、少年にとっては高嶺の花過ぎて声もかけづらいとか?!」

1544とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 03:04:07 ID:t/uD.QRo
「………そんな関係とは無縁なんだ。ご生憎様」
深く関わる人間の大半は可愛いとは思ってもそれがラブにつながらないような、そんな奴ばかりなのだ。
この男、恋愛とは程遠いのであった。

「そっちに紹介して、何かあったら俺が殺されかねないんだよ。
こっちはまじめに強くならなきゃいけない時期で、そんな時に女の子に紹介させてとか殴られても仕方ないしな。」

1545とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 03:17:55 ID:rYadeZbg

「(うぐぐ、折角、可愛い子を味わえると思ったのに……!)」

【内心で非常に悔しがりつつも、何か無いかと願いを考えてみる。
少女からすれば、よい理由付けが出来た、といったところなのだろう。

とりあえず、何かをやらせたいらしい。】

「ならば!ならば、私が良いな、って思った女の子に声をかける、というのはドウカ?!」

1546とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 03:24:56 ID:t/uD.QRo
「………俗にいうナンパって奴か。
はぁ………成功できるヴィジョンが思い浮かばん………。」
そんな関係とは無関係と言ってるはずなのに無茶ぶりをしてくる相手に若干の絶望を感じつつも諦めるには行かなかった。
なにせ、魔法を知れる貴重な機会なんだ。手放すわけには行かなかった。

「なぁ、それって成功しなきゃダメか?」
故に、相手の譲歩も少しだけ期待する。

1547とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 03:29:41 ID:rYadeZbg

「私のところに連れてこれたらイイよ!
だって、成功しすぎて少年に惚れられても困るしー。」

【再び、口を尖らせてあるであろう不満げな声色と共に。
やはり、そこはある程度、抑えなければこちらも困るようだ。】

1548とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 03:34:54 ID:t/uD.QRo
「そんな腕あるなら女紹介しろって言われた時にこまるわけねぇだろ………。」
ビート、心からの言葉であった。

「…………それで、ナンパするときにはお前も立ち会うのか?
どんなに頑張ったところでまた明日会おうとかだと間違いなく連れてこれないってわかるぜ。」
釣れない可能性のほうが高いけど。と余計なことを付け加えつつ

1549とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 03:41:55 ID:rYadeZbg

「私は近くで見てるよ!
だって、明らかに横に居たら、成功するわけないし!

アレなら研究サンプルって名目で連れ出してもいいのよん」

【一応、女性が横に居る状態でナンパが成功するとは思っていない。
しかし、よくよく考えてこいつが横に居て、勘違いする女性が居るのだろうか。】

1550とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 03:47:54 ID:t/uD.QRo
「……喋らなければゴーレムとしてごまかせそうな……ん、そうか。
ナンパじゃなくて、他のなんかだと騙せばいいのか!」
あまりよろしくないひらめきであった。

「それならまだなんとかなるかも。」

1551とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 03:57:16 ID:rYadeZbg

「うむ、うむ。
ならば、契約は成立ということでヨロシ!」

【少しは自信が出てきた様子のビートに安心しつつ、首を縦に振る。】

「(……ふふふ、これでまたハーレムの第一歩を――――。)」

【しかし、考えているのは邪なことばかりである。】

//すいません、そろそろなのでここで中断か
//あるいは後日、教えると約束して解散かのどちらかにしたいのですがよろしいですか?

1552とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 04:01:16 ID:t/uD.QRo
「ああ、よろしく頼む。」
相手の邪な考えなどわかるわけもなく、相手を信じてそういうのであった。

「そんじゃ、今日はもう遅いし、また後日かね。またな!」
宛ができて安心したのか明るい顔で別れを告げたあと、図書館から去っていった。

【中断よりもこっちのほうがいいかなーとも思ったので、勝手ながら帰らせてもらいました。】
【相手してもらい、ありがとうございました!】

1553とある世界の冒険者:2013/12/02(月) 04:11:02 ID:rYadeZbg

「うむ、それならばまた今度、来るといいよ!」

【こちらもそういって、見送ったとか、FO】

//ありがとうございます。遅くまでお疲れ様でした!

1554とある世界の冒険者:2013/12/31(火) 21:43:39 ID:FoDdDSno
右手に古書を携えボサボサの長髪を後ろで束ねダブついた服を纏う丸眼鏡のヒョロ長い青年。
レルネンが竜関係の書籍区画をうろついている。

「色々あるもんだなあ」

1555とある世界の冒険者:2013/12/31(火) 22:42:09 ID:SQmpsR1o

「…………ええと。」

【図書室にて何やら本を探しているのは黒髪に眼鏡をかけたスーツ姿の男性だ。
位置からして、魔法などについて書かれている本が並ぶ場所である。

年の瀬にこんなところで本を探しているというのは些か奇妙に映るが
それ以外は変わったところの無い、むしろ特徴の無い平凡な男性だ。】

1556とある世界の冒険者:2013/12/31(火) 22:51:50 ID:SQmpsR1o

「……彼女にはこれくらいの本が良いかな。」

【一冊の本を手にとって、表紙やら背表紙を見て中身をぺらぺらとめくる。
どうやら、自分のためではなく他人のための本を探しているらしい。

家庭教師をしているからであるが、傍目から見ればその行動を意味が理解し難い。
ちなみに手にしている本は少々、珍しい魔法について書かれているものである。】

1557とある世界の冒険者:2013/12/31(火) 23:03:44 ID:SQmpsR1o

「……よし、これと……あとは。」

【まだまだ、借りる本はたくさんあるらしく
もう少し、図書館をうろうろして本を探すらしい。】

1558とある世界の冒険者:2013/12/31(火) 23:13:16 ID:SQmpsR1o
FO

1559とある世界の冒険者:2014/01/05(日) 16:14:58 ID:MucaKhyM
【クエスト名】
・最果ての地の探索
【依頼主】
・とある研究チームとギルドの共同
【ランク】
・?(A〜B程度?)
【人数】
・2〜3人程度 多くても4人ぐらい
【期間】
・とりあえず16:30まで募集(集まり具合により延長の可能性あり)
【達成条件】
・生物などの調査、資料(体の一部など)があれば嬉しい
・とりあえず生きて帰ってくること
【クエスト報酬】
・不定(場合によって変わる)
【クエスト内容】
・この世界の北の果てを調査せよ。調査の出来によって報酬が変わるので頑張ってくるがよい。
・なおこの募集は全世界より受け付けている。
【その他】
・命の保証はしません
・ある程度戦闘準備を整えた方が身のためです
・寒さ対策は十分に
・家に帰るまでがクエストです
・バナナはおやつに入りません

1560とある世界の冒険者:2014/01/05(日) 16:15:22 ID:MucaKhyM
//すみません、誤爆しましたorz

1561とある世界の冒険者:2014/03/26(水) 21:44:30 ID:uZpX9BS2
裸足で色褪せた茶のローブを纏う伸び放題な灰色髪の少女が
ぺたぺたと図書館の中を行く。

「さてさて、どうなることやら」

1562とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 00:52:42 ID:fNYe7pxA
【王立図書館/ロビー一角】

「……違う……これも、違う。」
「違う……違う、チッ、矢張りG路のもっと奥に行かないとダメか――……?」

深夜、消灯されて読書灯だけが点いた王立図書館のロビーの一角。
大量の本を山積みにした、「赤い」髪の青年の姿がある。

黒いコートの裾は焦げ、生地には穴が空いている。
何処で何をしてきたのか、まるわかりだ。

1563とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 01:03:10 ID:V2O20BOc

「(……どこかで、聞いた……ような。)」

【同時期にいたのは毛先だけが黒い金髪の少女である。
聞き覚えのある声に釣られて、こうしてやってきたわけだ。

彼女は彼女で調べ物があったらしく一つの本……というよりは文書を抱えている。】

1564とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 01:12:22 ID:fNYe7pxA
「……っ、えぇい……!」

だん、とテーブルに拳を叩きつける音が響く。
……声の主は、相当苛々しているようだ。

「(魔力だけ抽出して、別の肉体に――バカか俺は!それでは別人になる結果が出たろうが!)」
「(人工精霊のように、独立した個として魔力供給で存在させるのはどうだ? だが、それではユンヌ自身に自由度が――)」

声につられたどり着いてみれば、焦燥した様子の見知った姿。
とはいえ、多少ボロボロになったり、髪色が違ったりしているが。

1565とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 01:15:46 ID:V2O20BOc

「…………ん。」

【手にある明かりを調節して、よく見える位置に。
光に揺らぐ向こうで見えるのは、どことなく見知った姿であった。

だが、見た目だけでは確証は持てない。しかし……。】

「…………ジャキ、さん……?」

【彼女に、ほぼ刷り込まれたも同然の恐怖感が襲う。
これは今のところ、ジャキを前にしたときにしか起こらない現象だ。

これによって、ジャキと判断がついたらしい。】

1566とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 01:19:41 ID:fNYe7pxA
「えぇい――ファントム、パスカヴィル、G路に乗り込む、お前等はB路を洗え。」

余裕無い様子で、何処かに控えている何かにそう告げて乱雑に置いた本をそのままに。
コートを直す事もなく、口にタバコらしきものを銜え火を付け振り返る、が。

「! ……メヤズか……。」

見知った――と言うのとは、また別な少女に動きを止めた。

1567とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 01:24:49 ID:V2O20BOc

「……は、はい……どうも。」

【見知ったというにはこちらも少々、違う反応。
ジャキは命の恩人であり、色々な面でサポートをしてもらっているため足を向けて眠れないはずだが
それ以上に、彼女の中には常に妙な違和感や負の感情が湧くのである。

そのためか、どうにも他人行儀な態度が抜けない。】

「…………。」

【どうにも言葉が続かない。
ところで、彼女が図書館に居るということは何か調べ物でもあったのかもしれない。

彼女の胸に抱かれているのは最近、王都及びその付近で起きた事件や事故について書かれたものだ。】

1568とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 01:27:25 ID:fNYe7pxA
「……調べ物か?」

手元の資料に、こちらは気付いたのか。
それを少し見て、そう行って。

「勉強熱心なのは良いが、余り夜更けまで図書館に居るものじゃない。」
「……なるべく、速く帰るんだ、良いな?」

子供に、窘めるような口調。
資料の内容にまでは、恐らくまだ気づいていない

1569とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 01:33:14 ID:V2O20BOc

「……ご、ごめんなさい……。」

【こちらもまるで親に対して謝る子供のようである。
確かに彼女が居るにしてはかなり遅い時間である。】


「……これを読んだら、今日は帰り、ます。
本当は借りたかったんですけど、これは貸し出し禁止、だったので……。」

【やはり、事件の記録と言った資料は他の本とは別扱いなのかもしれない。
あるいは情報が比較的新しいため、まだ貸し出しが解禁になっていない可能性もあるのだが。】

1570とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 01:36:45 ID:fNYe7pxA

「……いや、良い。ただ、図書館とは言え、夜は妙なのもいる。」
「余り、年頃の娘が出歩くものじゃないのは覚えておくように。」

やっている事、言っている事は年長者のそれだ。
内心では、どうかは、別として。

「……事件資料? 何か、興味でもあったか。」

資料の内容に気付いたか、表紙を見て。
眼が、わずかに細待った。

1571とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 01:45:09 ID:V2O20BOc

「はい、気をつけ、ます……。」

【視線が合わせられないのか視線はあちらこちらに散っている。
自分でも分からないだけに、怖い。】

「……その。最近まで蜂蜜を使う化け物が居たって。
そして、その化け物の姿が私に似ている、そう、なので……気になって。」

【どこで誰が彼女にそんな事を話したのだろう。
確かに姿だけを見れば彼女は〝アレ〟に瓜二つである。

そのため、事件を知っている人間が見れば不思議に思うのは当然だ。
だが、普通は下手に触れて犠牲者になりたくはないだろうから触れたがらないだろう。】

1572とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 01:52:21 ID:fNYe7pxA

「……。」

怖がる様子を察してか、小さくため息を吐く。
やはり、長時間自分と接触させているのは精神によくないな、と思い直して。

「……ああ、そういえば、いたらしいな。
 ”誰かが”退治した、と聞いたが。」

素知らぬ振り。
嘘は得意だ、親しくない相手には特に。

「(……誰だ? 余計な事を)」

内心は、煮えているが。

1573とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 02:00:15 ID:V2O20BOc

「私を、物珍しそうに見る人とか……結構、いまして……。
最初は私がヨソモノだからかな、って思ってたんですけど、そういう話を聞いたものですから。」

【やはり、規模は小さかったとはいえ新聞の記事をしかも死亡記事で飾った人間と
〝同じような存在〟を野放しにしておくのは、それはそれで危険な様である。

だが、彼女の場合は名前などはそう表立って出ていないはずだ。
彼女が人から恐れられていたのは口伝によるものが大きい。

そのため、それと実際の彼女では大きなズレが存在するようだ。
騒ぎにならなかったのはこのためであろう。】

「だから。そのことについて、もっと知りたいな、って思いまして。」

【確実に真相に近づきつつある。
とはいえ、目の前の男が自分を殺した上で再構成したという事実までたどり着けるかは不明だが。】

1574とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 02:03:53 ID:fNYe7pxA

「……成る程、な。」
「俺は見た事は無いが、そういう事もあるかもしれんな……或いは、その化物がお前をベースにしていた、だとかな」

後ろの方は冗談めかして。
……――真実を僅かに混ぜる事で人は、それを「あり得ない」と否定する。

「……なら、俺の方で資料を纏めておいてやる。」
「余り、子供がこういう資料を読む物じゃないんだがな。」

恐らく、それは不可能。
それを知るのは、この男、当人のみなのだから。

1575とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 02:12:20 ID:V2O20BOc

「……どう、なんでしょう?
ジャキさんも、知っているとは思いますけど、私の魔法って……珍しいんですよ。

だから、私が遭ったあの事故が、人為的だったら、ありえる……かもしれません、ね。」

【ありえないと否定はしなかったが、それは別の方向である。
ジャキの作った〝メヤズの家族が巻き込まれた事故〟について、妙な考えをし始めている。】

「すいま、せん。……でも、これは読ませてください。
……あ、あと、出来るなら私たち家族が遭った事故についても纏めて、欲しいんですけど、その……。」

【少し勢いに任せていってしまったらしく、言葉尻がどんどん弱くなる。
それは図々しいお願いと自覚している上に、目の前の男性に恐怖を感じているからだ。】

1576とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 02:14:12 ID:fNYe7pxA

「そう、だな。 ……それで狙われたのかもしれんな。
 化物の方も、蜂蜜を操っていたというし。」

それを否定する事はしない。
勘違いしてくれるなら、シてくれたほうがいい。
資料も、完璧に偽装してある。

「……読み終わったら、まっすぐ帰れよ。
 ……ああ、解った、纏めておこう。」

準備は、万全だ。――直ぐバレるような嘘は吐かない。
こういう時には、特に、だ。

1577とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 02:21:05 ID:V2O20BOc

「……ありがとう、ございます……!」

【その言葉を聞くと安心と共にぱぁっと、表情が解れた。
たまに見せるソレは年相応の少女のもの。〝あの化け物〟とは思えない。

彼女はまた一つ感謝することが増えたわけである。
しかし、それの比例するようにして恐怖心も増えることになるのだが。】

「はい。…………引きとめて、しまってごめんなさい……。」

【ハッと、気づいたような表情になったかと思うと、解れた表情はすぐにまた強張った。】

1578とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 02:24:36 ID:fNYe7pxA

「……俺の前では、無理に、とはいわんが」
「普段はそうやって、笑っていろ。そっちの方が良いだろう」

そう言って、コートを翻し、何処かふらついた足取りで歩いて。

「気にするな。――それじゃあな。」

地下へと進む階段へと、歩いて行った。

1579とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 02:31:49 ID:V2O20BOc

「…………はい。」

【地下へと進むジャキを見送った。
気になりはするものの、深入りはしないようである。】

「…………蜂蜜の怪物、ですか。」

【少し経った後、その蜂蜜の怪物について書かれている記事を見つけている姿があったとか。
……少しだけ、蜂蜜の香りが強くなった、らしい、FO】

//キリがいいですし、こんなところですかね?お疲れ様でした!

1580とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 01:50:11 ID:Qk2Bg0ow
【ロビー】

「……ッ、くそがッ!!」

だ、んっ! と深夜の図書館に怒気を多分に含んだ叫びが響く。
視線を向けて見れば、赤い髪、煤け、破れたコートの青年。

焦燥した様子で、本の山を前に苛立ちを隠さずにいる。

「こうも、不自然に、……こう言う時に限ってッ……!」

どうも、目当ての本が悉く消失、紛失、貸し出し中……、
或いは、幻惑の路に阻まれてに入っていない様子。

1581とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 02:07:38 ID:D4QJJBfE
「…………。」

そんな邪気に、一つ注視する視線が向いているのが分かる。
ただ物珍しさや、声に驚いただけの視線ではない。
どこか、邪気だと分かっていて向けている視線がある様な気がする。

それも、どよめく数人の曖昧な視線に混ざっても、はっきりとする。

1582とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 02:15:56 ID:Qk2Bg0ow
「(アレもダメ、これもダメ――なら、適当な人間を依代にするのはどうだ? 適合率の問題もあるが、可能性は高い)」
「(……一部の神霊は贄と称して、それを取って現界する事も……ッ、バカか、俺は……!)」

近くの机に広げた本の一つを開き、目を通しては、放り投げる。
鬼気迫るその様に、深夜、と言う事もあってか近寄るものは居ない。

「っ……、なら、G路だ、G路の奥に……。」

憎々しげな様子で、何か煙草……の様な物を取り出して、しまって。
代わりに毒々しい紫色の液体の入った小瓶を取り出して一気に飲み干す、身体に悪そうだ。

1583とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 02:23:47 ID:D4QJJBfE
「ちょっとアンタ!!」

焦る邪気に、怒号が飛ぶ。
誰も声を掛けなかったと言うにだ。

それもまだいくらにもなって居なさそうな少女の声。

そんな声で邪気に話し掛けようとする相手は、恐らく一人しかいない。

1584とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 02:26:52 ID:Qk2Bg0ow
「(――いっそ最奥の木原マサキに、頭を下げる、か?)」
「(仮にも天災と称される術師だ、門外の事ではあろうが……)」

液体の効果か、髪色が傷んだ朱から、端から翠へと染まっていく。
同時にじりじり、とした魔族染みた魔力が男の方から漂って来る……。

それを自身で確認しては、先程の煙草を取り出して銜え、火を灯しG路へと踵を返した。

>>1583
「――――」

……本当に。
どうしようもない程に、「運」が無い。

振り向いた先に、「当人」が居たのだから。

1585とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 02:33:24 ID:D4QJJBfE
>>1584
「探しもんする前に、合わせとく顔があるでしょうが!タコ!!」

腕を組み、仁王立ちしていたのは橙髪の女児。
通路に通る風を受けて、ウェーブがかった髪が揺れている。

そう。
ユンヌだ。虹の精霊から生まれた、憤怒の精霊。
それが立っていた。

1586とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 02:36:30 ID:Qk2Bg0ow
>>1585
「――っ、……、……すまん。」

顔を少し反らし、手に握っていた「煙草」を隠すように握り潰して。
何処か居辛さを感じながら、いつもの仮面を被る。

「……どうせ、会いに行くなら、手段を見つけてからにしようと思ってな。」
「2、3日もせずに、会いには行くつもりだったさ。」

【魔王】――”なんだってできるジャキ・カルレオン”の仮面を。

1587とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 02:40:45 ID:D4QJJBfE
>>1586
「ったく。」
膨れさせた頬から、息をふーっと吐き出す。
額に皺を寄せ、眼を仏頂に瞑っていたが……

「……ま、良いわ。
久し振りね!」
ぱ、と向日葵の様な笑顔で挨拶する。

1588とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 02:43:39 ID:Qk2Bg0ow
>>1587
「……連絡はすべきだったな、悪かった。」
一度足を止める。
どうせこのまま行っても成果は出ないだろう。

「……………、
 ……ああ、そうだな。」

何も言わないのか――何て思いながら。
どこか違和感を感じつつも、返事をする。

1589とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 02:50:38 ID:D4QJJBfE
>>1588
「アンタが肝心な時にしょーもない隠し事すんの、何年も前からでしょうが。」
相変わらず、全く遠慮の無い言い分だ。

「で。
ミラナほっぽりだしてアンタ何してたのよ。
勘弁しなさいよね、この間から普段の3倍ぼーっとしてるんだからあの子。」
と、腰に手を当てながら言う。
それは由々しき事だ。コアラばりに一日の殆どをぼーっとして過ごしているんじゃないか。

1590とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 02:54:52 ID:Qk2Bg0ow
>>1589
「別に、隠している訳じゃない。」
言いたくないだけだ。無駄に心配するから。

「それは大変だな。……そのミラナが、お前が寿命だ、と言うんでな。
 手慰み……仕事の手慰みに、延命方法でも探していた所だ。
 図書館に用事もあったからな。」

飽く迄、序に。
実際はミラナと別れて以降A路深層まで行ったり、G路浅層に行ったり。
無用な心配をして来る図書館魔族と大喧嘩したり、等があったが。

1591とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 03:01:35 ID:D4QJJBfE
>>1590
「一人で何でも出来るなら、別にそうすれば良いけど。」

声色からして、そうは思っていない風な言い方である。
特にこの青年のナイーブさは彼女も知る所であるからして。

「そうね、魔力の供給元が無いもの。自分と"同じ"物じゃないとダメだし。
正直、人の形を取るのも限界に近いわ。」
あっさりと自分の状況を告げる。

1592とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 03:06:46 ID:Qk2Bg0ow
>>1591
「……できるさ。」
「何せ、化物だからな。」

こと、戦いに関しては、ではあるが。
実際は知っての通り外の強さと反比例するように内側が酷く脆い。

……特に今はユンヌが見て解る程にである。

「っ。」
「俺が以前、お前から貰った魔力はどうだ、変換形式も形質も理解している。」

後は手渡しで渡せばいいだけ、だ。
それ専用の術式を作る、とか。

一番単純なのは、「あれ」だが。

1593とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 03:12:56 ID:D4QJJBfE
>>1592
「ったく、アンタその自虐ネタ好きね。いつまでやるの?
もうちょっと大人になったら良いのに。」
何かあったらすぐ怒鳴る奴に言われたくはない。
が、どちらが子供かは分からぬものである。

「無理ね。
あくまで他人が"造った"魔力だもの。
アタシはオーガニック派なの、分かる?」

我儘を言う振りをしているが、核心を逸らしているだけだ。
それを余り隠すつもりも無い様な言いぐさだが。

1594とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 03:18:14 ID:Qk2Bg0ow
>>1593
「っ。 ……大人になれ、をお前に言われたくはない。」
「俺の知人の中でもお前程短気なのは殆ど見んからな。」

……今日は特に変だ。何というか。
いつもより、より子供っぽいというか、素が、ボロボロと出ているというか。

「……人工精霊の様に、存在の固定化はどうだ、魔力は、低下するが。」
「なんだったら、闘幻鏡の物の様に媒体ゴーレムを用意すれば。」

こちらの方は、恐らく気付いて――いるのだろうか。
頭のなかから無意識に消去している節すらある。

1595とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 03:30:08 ID:D4QJJBfE
>>1594
「気の短さをどうこう言ってんじゃないわよタコ!
アタシはアンタみたいに"どうしようもない"痩せ我慢はそうそうしないわよ。」

フン、と鼻を鳴らして。
そんな様子を察して喝を入れているのかは分からないが。

「答えの解決になってない。
そもそもアタシみたいなイレギュラーが、固定化出来るのかは怪しい。
……ていうのも分かってんでしょ?」
茶番は止め、と言う風に表情を真剣なものにして

「アンタがアタシと契約すれば、アタシは死なない。」
あくまでも向こうが、こちらと、という風な言い方をする。

1596とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 03:35:21 ID:Qk2Bg0ow
>>1595
「誰が、何時、痩せ我慢をした。」
「ミラナじゃ、あるまいし。」

顔を背け、途切れ途切れながらもそう言い放つ。
今は「ひどいときのミラナ」より、尚ひどい。

「不可能では無い、ゴーレム技術も研究しているし、アテもある。
 それこそ管理プログラムの誰かに頭を下げてでも、」

言いながら、影の中からゴーレム関連の書物を取り出し、て。

「――――っ。」
表情が酷く苦々しげに、歪む。

1597とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 03:48:25 ID:D4QJJBfE
>>1596
「いつでもよ。今だってしてる。
アンタがアタシに無用な引け目を感じて、避けてたのもそう。」
驚くほど、冷静に、論理的に言い放つ。
少なくとも、一番して欲しく無い事だろう。

「アタシは別にどっちでも良い。
ミラナの中に戻るだけだもの。」
淡々と、驚く程に淡々としている。

1598とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 03:54:43 ID:Qk2Bg0ow
>>1587
「……俺は、ただ、」
「…………お前が、気にしているんじゃないかと、思った、だけだ。」

気にしているのはどちらなのか。
少なくとも目の前の少女は、男が思っているよりは、さばさばとしている。
なら、声を途切らせ視線を巡らせる、この少年は?

「っ、……ふざけるなッ!!
 ミラナが、どんな気持ちで……!!」

激高し、怒鳴る様に言う少年。
何時の間にかまた、仮面が無い。

1599とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 04:03:59 ID:D4QJJBfE
>>1598
「ふぅん、アタシ、気にしてないけど。」

ごく短い返答。
そう、その程度。その程度の言葉で彼の言葉が崩せてしまう。
アタシ程度の言葉で。

「……だあほ!!
アタシはこれでも覚悟決めてんのよ。
アンタはどうなの? やれさっきからミラナがアタシがって……アンタの覚悟はどうなのよ!?
……答えなさい。今すぐ。」

……少し、苛々して来たわ。

1600とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 04:11:04 ID:Qk2Bg0ow
>>1599
「……ミルダを、殺したんだぞ」
「お前達の、家族を、そんな奴に」

それは、自身を雁字搦めに呪うように。
言葉は呪いとなって、少年を締め付ける。

「っ。」
かぁ、と言葉に詰まった様な「少年」の顔が怒りに染まる。

「死んで、欲しく無いに決まっているだろう!? 俺は――っ、
 俺は、お前だって大事な……!」

「……っ、だが、契約して、……!
 ――それで、何かあったら、――お前等だって、俺の側に居る保証があるか!?
 っ、無い、だろう!!また、俺に、殺せと、……俺が、お前等をっ!」


至極、単純。
失うのも怖く、ただそれ以上に。
また「契約」を結び何事かあって失う――自分の手で永遠に失わせるのが、トラウマになっている。

ありもしない呪いを毎夜悪夢で見るほどに。

1601とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 04:20:17 ID:D4QJJBfE
>>1600
「ミルダは何て言ったのよ。
一生あの子達と関わらないで、とでも言ったの?」
ひら、と片手を広げながら言う。

「アイツはアイツよ。アタシはアタシ。アンタはアンタ!
ミルダだって覚悟してやったんでしょ。」

「全部一緒くたにして、うだうだうだうだ言ってんじゃないわよ。
さーね、アタシはミラナと違って一途じゃないし、何かあったら離れるかもね。
そもそもアンタ分かっててやったの? ミルダを殺して、自分がこう思うって。」

1602とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 04:27:59 ID:Qk2Bg0ow
>>1601
「……何度も、何度も、言うさ。
 夢の中で、何度も、何度も、あの声で。」

事実は違う。彼女は何と言ったか。
彼女は何を託したのかを少年は忘我している。

「俺、は……っ!」
問に言葉が詰まる。
自分は――

「……知って、やったさ! 呪われて、ただ、それでも――」
「止めたかったんだ!本当は、無理矢理にでもっ、けどダメで、殺して!」


「けど、……ダメだ、俺は、俺は、」
「……怖い、契約を、結んだら、……――消えそうで、俺は……。」

異形化"していない"右手で顔を抑えるように、表情を隠して、吐くようにそう、こぼす。

1603とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 04:39:19 ID:D4QJJBfE
>>1602
「………ッ!!!」

すっかり萎れた様になってしまった青年の襟を掴み様に、頭突きを一撃お見舞いする。
今のは純粋に腹が立ったからだ。喝のつもりも無い。

「……アンタ、本当にアイツと契約してたの? ……してたのよね?
アンタの勝手都合で、アイツの言葉を軽々しく変えて良いと思ってんの!?」

「うるさいっ、バカ!!
誰もアンタを消したりしないわよ、アンタを消そうとするのはアンタだけなのよ!!」

1604とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 04:45:51 ID:Qk2Bg0ow
>>1603
「っ……、」

魔力が尽きた今は、殆ど、人間だ。
小さく痛みに埋めいて、たたらを踏む。
……どころか、倒れて、尻餅まで付く。

ここまで、脆かっただろうか。――いや、こちらが、そう、だろうか。

「……解ってるんだ。」
「あいつに、……頼まれた、事も、あいつが、解かって、やった事も。」
ぽつぽつ、座り込んで下を向いたまま。

「………解かってるんだ。」
「ただ、……見るんだ、夢に、お前等が、お前等まで。」

「俺が、……俺が、殺すんだ、お前等を、自分の手で。」
「それが、怖くて。……お前等に会った時に、壊して、しまいそうで。」

「俺は――守るために、壊してた、筈、なのに。」

……座り込んで怯える姿は、今にも、消えてしまいそうだ。

1605とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 04:52:37 ID:D4QJJBfE
>>1604
「……アンタには、大切なもんがいくつあんのよ。」

胸中の吐露を掻い潜る……と言うよりは、真正面から突き抜ける様にして問うてくる。
見下ろす様にして立っていたが、暫くして近付いて座り込む。

「それはアンタだけが作ったもんじゃないでしょ。
アンタが大切だって思ってるから、アンタだって大切に思ったんじゃない。」

視線を合わせる様にして、膝を抱えて座りながら。
その声は、何処か穏やかだった。

「死ぬわけないじゃない。」
そして、驚く程簡単に言ってのける。

1606とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 04:56:27 ID:Qk2Bg0ow
>>1605
「…………っ。」

顔を伏せたまま、震えるように。
その、大切な物を壊してしまいそうに、なってしまうのだ。

ふとした、拍子に。おかしくなってしまいそうで。
大切なのをわかっているのに、頭がおかしくなりそうで。

「……頼む、ユンヌ。」
「俺の側から、消えないでくれ……。」

それでも大切に思っているからなのか。
縋る様に、俯いたまま言葉を絞り出す。

1607とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 05:00:02 ID:D4QJJBfE
>>1606
「………はぁ。」
呆れた溜め息。
その後再び、見下ろす様な体勢になり

「しょーがないわね。」
片目を瞑ったまま、後ろ頭を掻き

「アンタがそう言うなら、仕方なぁぁく消えないであげるわよ。」
おおよそ言葉には似ても似つかぬ穏やかな笑みで、右手を差し出す。

1608とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 05:04:08 ID:Qk2Bg0ow
>>1607
「……、……っ。」

呪詛が消えた訳ではない。
いや、恐らくは、消えない。
呪いは呪いを呼び、それは自分を永劫に蝕むのだから。

「……すまない……。」

ただ、それでも壊したくない。
差し出された右手を取り、まだらしくもない声で返して、

ふらふら、とした様子で立ち上がった。

1609とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 05:07:35 ID:D4QJJBfE
>>1608
「っさい。」
引き上げて眼を合わせたと思ったら、しらっとした表情。
そして遠慮もなく繰り出されるのは、"強め"のデコピン。

「今日のアンタ、張り合い無くてつまんないわよ。
出直してらっしゃい!」

してやったりな表情で言い、後ろ頭に手を組むと自分勝手に去って行ったそうな……。

1610とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 05:11:45 ID:Qk2Bg0ow
>>1609
「っ。」

ふら、とまたたたらを踏む。
完全に人間の状態で、魔力も枯渇している身には、キツい。

「ああ……、次は、ちゃんと、出向くよ。」

――美味しいケーキと、土産を用意して行かなくては。
その後は……「契約」だ。

そう思って、ユンヌが去って行った後、
本の片付けに着手しようとするが……

「――――。」

魔力の枯渇からか。
ぐら、と体勢を崩し、そのまま、倒れ込んだ。

1611とある世界の冒険者:2014/05/13(火) 05:14:40 ID:D4QJJBfE
>>1610
「……全く、アタシに面倒押し付けちゃってあの子……帰ったらたんまり揉んでやるから。」

と、遠間でぶちぶち言うのが聞こえたとか聞こえてなかったとか……。

【フェードアウト】

1612とある世界の冒険者:2014/05/24(土) 18:28:22 ID:EM6SxCcI
実は魔法関係の勉強の為に結構ここに来てたりする女の子

箒でふわふわ飛びながら最上段に居て、本をぺらぺら捲ります

「うーん…………あんまり情報無いな〜、やっぱり〜………」

と、悩んでいる様子です

どうやら属性関係の本を読んでいる様子

1613とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:02:26 ID:trTaUsTI
「さってと……受注者来るかな〜……」
長い髪に白いふりふりな魔女帽子、白いローブ汽笛箒持った魔女っ娘が待ってます

腕組みしながらじーっと

1614とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:06:11 ID:pVpRHaP.
>>1613
「いざ!まだ見ぬ古文書のために!」
「いざ☆アタシのお宝ちゃんのタメにっ☆」

【あらぬ方向を指さす剣士風の少年と
別のあらぬ方向を指さすド派手メイクの金髪ポニテオカマがやってきた】

1615とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:07:10 ID:L2JnAYyo
「……………」

「……依頼書に既視感を覚えると思ったら、やっぱり貴女だったのね」

図書館に入りレオナの姿を見るなり、無表情のままポツリとそう言われた
受注者の一人、長い黒髪の、硝煙の香りをほのかに漂わせる
もうすぐ夏だと言うのに長いコート姿の少女が姿を現した

1616とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:10:25 ID:INVmlXo6
>>1614>>1615
「お、あんたたちで全員ね」
と、ニッコリ微笑みます
「そだよー、私が依頼主だよ、見知った顔ばっかでやり易いわ」
と、そう言って

「それじゃあいこっかー、私に着いてきて、実はもう本の”場所”は分かるの〜」
と、そう言って、先へと進みだします

1617とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:18:10 ID:L2JnAYyo
>>1614
「……………」

「(男……? いえ、漢らしい顔つきだけど、多分女…… だと思う。)」

ネッカーマとリスタを、しいて言うならネッカーマの方をしげしげと見た
男っぽいけど格好から女性と判断したようで

>>1616
「……依頼書も危険な部屋を探す事よりも、守護者の討伐の方に重きを置いていたものだったわね」
「部屋の場所がわかるなら、守護者についても何か情報はない、かしら」

先へ進みだしたレオナの後を追い、自分も歩き出した

1618とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:23:38 ID:pVpRHaP.
>>1616
「アラ☆
依頼主ってレオナちゃんだったのねぇ☆」
【見知った顔が依頼主としって驚くも、レオナについて歩き出すオカマ】

「はいはいはいはい!質問です!」
【オカマの同行者である剣士風青年が、突如すごい勢いで手をあげて自己主張しながら小走りでレオナに並んだ】

「もちろんあんたが終わった後でいいんだけどよ、俺にも古文書読ませてくれ!
もちろん契約なんていらん、読ませてくれるなら報酬もいらねえから!」
【歩きながらレオナの顔を覗き込む剣士風は、目が真剣(マジ)だ。
冗談のような申し出だが、剣士はかなり本気で言っているらしい】


>>1617
「ハァイ☆
今日はヨロシクねん☆」
【視線に気付いたオカマが振り返り、ウィンクしてきた。
金髪ポニテにド派手なメイク、そしてアレンジされたゴージャスな和服っぽい衣装……見ているだけで、あらゆる意味で目が眩みそうだ】

1619とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:30:02 ID:INVmlXo6
>>1617
「私も直接見たこと無いけど……なんかただならぬ、感じたことない種類の魔力を感じるの……」
と、そう答えます

「魔力の感じから、たぶん精霊……だと思うんだけどね」
と、そう答えて


>>1618
「オカマさんお久しぶり〜♪どう?レオナちゃん20なって、美人になったでしょ〜」
嬉しそうに言うが、ぶっちゃけ外見的にはそう、美人と言うより可愛いままって感じです


「あ、いいよー、私が読み終わった後ならね」
なんて言って、ニッコリ

そして、暫く歩いて、1つの扉の前に出ます
「あ、この部屋だよ…………、どう?なんか、結構な魔力感じるでしょ?」
と、そう言って

魔力に敏感に反応できる人ならわかるだろう
この魔力の主はかなりの魔力を持っていて
そして、人間のそれでは無いこと

そして、種類まで感じる事ができるなら、この魔力の属性が”月属性”であることも感じるでしょう

1620とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:34:29 ID:L2JnAYyo
>>1618
「……ええ、よろしく」

ネッカーマに声をかけられ、ウィンクを喰らい
こちらも頭を下げて挨拶する少女
そして服装から顔を遠ざけるように、眩しそうに顔を前に向かせた

>>1619
「感じたことのない魔力で、精霊………」

「(………私には関係ないわね)」

魔銃がぶっ壊れたせいで属性魔法なんて使えず、せいぜいダンガンに魔力を込められる程度だ
そして相手が誰であろうと油断せず、戦うだけだ

そして、扉の前に立った

「確かに…… 一筋縄では行かなさそうな相手だとわかるほどには、ね」

1621とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:40:12 ID:pVpRHaP.
>>1619
「えぇ☆
アナタはビューティよりはキュートタイプね☆
それに比べてあの子の成長しなさっぷりといったら……☆」

「ぃよっしゃあぁぁぁ!
番人でも何でも来やがれってんだ!」
【知り合いでも思い出しているのか、深いため息をつく。
一方の剣士風は、レオナの言葉を聞いて、飛び上がりガッツポーズをした。

そんなこんなしているうちに、扉の前に辿り着く】

「確かに、魔力が溢れてるってカンジねぇ☆」
「古文書ありますってカンジだな!」
【……頼りにならない感想を告げる二人組。
どちらも、魔法に詳しいタイプではないらしい】

1622とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:44:27 ID:INVmlXo6
>>1620-1621
「…………正直私も、ここにあるとは聞いたけどまだ扉、開けてないの……」
と、ごくりと息を飲み

「それじゃあ開けるよ……」

と、扉をばんっと開けます


すると、そこには何も居なく、一冊の本が半球状のクリアケースに保管されていて

「あり?何も居ない?……しめしめ、これなら今のうちに本とっちゃえ!!」
と、本に向かってレオナが走り出すと、三日月みたいな形のカッターが飛んできて


「きゃっ!!?」
と、レオナは咄嗟にのけぞって

『その本に触れさせる訳にはいかないの〜…めんどくさいけど…………そのまま…………ふぁ〜ぁ……そのまま帰って……むにゃむにゃ』

部屋の上の方から、三日月そのもののようなふわふわ浮かぶオブジェに乗った幼女が、あくびをしながら降りて来ました

メチャクチャ眠そうな顔して、四人の前に現れる
ただ、この幼女は霊体、精霊であり、先程の魔力の主もこの幼女である

1623とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:48:07 ID:L2JnAYyo
>>1622
「魔力は感じるけど姿は見えない……」
「いなくなっているわけじゃなさそうね、単に姿を隠しているだけ 安易に踏みいれたりは……」

「………だから言ったのに」

銃とバトルナイフを両手に構え、何もいない部屋を警戒しつつ眺めていた
その横でレオナが駆け込み、止める暇もなく攻撃が飛んできて何とか避けてくれた

1624とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:51:38 ID:pVpRHaP.
>>1622
「レオナちゃん☆
大丈夫!?」
【慌ててレオナに駆け寄り、彼女を支えようとするオカマ】

「本に触れさせない、だあ?
ってことは、こいつが古文書の番人だな!
悪いが、俺のためついでに依頼主のためにあんたを倒す!」
【ビシッと番人らしい少女を指さす剣士風。
……この剣士風青年、よくみるとどこにも剣1振りすらもっていない】

1625とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:55:33 ID:INVmlXo6
>>1623-1624

「な、なにこの小生意気な糞ガキんちょは〜!!」
と、レオナは叫んで

『はいはい…………ざん…………ふぁ〜…ぁ……ざんねんだけど私精霊だし……
正直あんたたちより……ずっと……むにゃむにゃ……ずっと歳とってるから…………』
等と言う三日月に乗った幼女
『さて…………その本は…………ミーティア様について色々書いてる本なの……持ってかせる訳には行かない…………zzz……あっと……行かないよ……』

そして、幼女から魔力が 溢れます

三日月に乗った少女

HP1000


0ルナティックジャッジメント(全体攻撃30)
1スパイラルムーン(攻撃40)
2ミス
3レッドムーン(全体攻撃50+弱体)
4ミス
5スパイラルムーン(攻撃40)
6ルナティックジャッジメント(全体攻撃30)
8めんどくさ〜(眠り)
9ムーンカッター(攻撃30)
00ニュームーン(攻撃100)


注)
・弱体→3ターン被ダメ20増加、重複無し
・眠り→ボスが2ターン動けなくなります


アイテム
・再生の炎(戦闘不能回復。1人1回)
・呪いの球(次のボスの行動を強制的に「8めんどくさ〜」にする。パーティで1回のみ)
・火竜の爪(2ターン強化20、1人1回)

スキップ、混乱無効です

【参加者からのターンです、シート提示して宣言してください】

1626とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:57:39 ID:INVmlXo6
【宣言】

「…………みんな!!この糞小生意気な糞ガキ精霊やっちゃうよ!!!」

そう言って、杖を構えて魔法準備します

レオナ・アーデルハイト
HP120(-120)HPは引き継ぎ
Aシート
家出中の魔女っ娘
0魔法失敗(スカ)
1クリムゾンフレア(攻撃60+全貫通)(-90)
2フレアスター(攻撃40)(-40)
3自爆100(+100)
4フレアスター(攻撃40)(-40)
5神罰の炎(7倍化+シートE)(-105)
6バリアー(無効+効果無効+シートB)(-35)
7自爆100(+100)
8ミストボール(攻撃10+混乱+シートC)(-30)
9フェザ-ウインド(攻撃30+効果無効+シートC)(-40)

Bシート
魔杖グランドセプター
0フォースフィールド(4T障壁40+シートC)(-80)
1魔法失敗(スカ)
2コンセントレート(3T強化20+シートC)(-50)
3ミストボール(攻撃10+混乱)(-30)
4自爆100(+100)
5ダークネス(攻撃10+混乱2)(-50)
6ヒーリング(回復40)(-60)
7グレイヴ(攻撃20)(-20)
8自爆100(+100)
9必殺の炎(6倍化+シートE)(-90)

Cシート
攻めて攻めて攻めまくる!
0インフェルノ(攻撃80+全貫通)(-110)
1スピリチュアルレイ(攻撃50+反射貫通+シートA)(-60)
2魔法失敗(スカ)
3イラプション(攻撃30+シートB)(-30)
4サンダーソード(攻撃40+障壁破壊)(-50)
5自爆100(+100)
6フェザーウインド(攻撃30+効果無効)(-40)
7クリムゾンフレア(攻撃60+全貫通)(-90)
8あ、あれ……?(シートD)
9自爆100(+100)

Dシート
ヤバ…魔力切れ近いかも
0転生の炎(10倍化+回復50+無効+効果無効+シートE)(-300)
1フレイムフェザー(効果無効)(-10)
2フレイムフェザー(効果無効)(-10)
3ファイアボール(攻撃15)(-15)
4ホーリーシーリド(逆算2)(-15)
5ホーリーシールド(逆算2)(-15)
6ホーリーシールド(逆算2)(-15)
7魔法失敗(スカ)
8自爆100(+100)
9自爆100(+100)

Eシート
紅く煌めく炎翼
0終焉の炎*ラグナロク**(攻撃100+全貫通+シートA)(-130)
1灼熱の竜*リントヴルム**(攻撃50+反射貫通+シートA)(-60)
2炎の羽根*デュミナスレイ**(攻撃30+シートA)(-30)
3地獄の業火*シュオルアナス**(攻撃30+シートB)(-30)
4七星の聖火*グランシャリオ**(攻撃40+シートB)(-40)
5天照らす炎*ソレイユ**(攻撃40+シートC)(-40)
6炎の厄災*ディザスター**(攻撃40+反射貫通+シートC)(-50)
7不発(スカ)
8暴発(自爆100)(+100)
9暴発(自爆100)(+100)

1627とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 21:59:27 ID:L2JnAYyo
【宣言】

「……貴女前私にも同じ事言ってなかったかしら」

物理銃とバトルナイフは既に抜いている。戦いの準備は整っていた

HP:130

シートA:銃撃者

1:射撃 [攻撃 30ダメ] (-30)
2:射撃 [攻撃 40ダメ] (-40)
3:連射 [攻撃 60ダメ] (-60)
4:爆弾 [攻撃 70ダメ] (-70)
5:射撃 [攻撃 30ダメ] (-30)
6:射撃 [攻撃 40ダメ] (-40)
7:強化 [強化3ターン 40加算+シート変更Bへ ] (-100)
8:自爆 [自爆 100ダメ] (100)
9:自爆 [自爆 100ダメ] (100)
0:自爆 [ミス ] (0)

シートB:魔銃撃者(攻)

1:射撃、充填 [攻撃 20ダメ+5倍化+シート変更Cへ ] (-95)
2:射撃、連撃 [攻撃 25ダメ] (-25)
3:射撃、連射 [攻撃 20ダメ] (-20)
4:射撃、連射 [攻撃 20ダメ] (-20)
5:射撃、充填 [攻撃 30ダメ+4倍化+シート変更Aへ ] (-90)
6:治癒、射撃 [回復 20] (-30)
7:射撃、防御 [攻撃 40ダメ+障壁 5ターン20ダメ] (-90)
8:射撃、自爆 [自爆 100ダメ] (100)
9:射撃、自爆 [自爆 100ダメ] (100)
0:射撃、失敗 [ミス ] (0)

シートC:魔銃撃者(魔)

1:射撃、轟音 [攻撃 40ダメ] (-40)
2:射撃、貫通 [攻撃 40ダメ+障壁破壊 ] (-50)
3:射撃、轟音 [攻撃 80ダメ+シート変更Bへ ] (-80)
4:射撃、連撃、爆破 [攻撃 50ダメ+全貫通 +シート変更Aへ ] (-80)
5:射撃、轟音、反射 [攻撃 35ダメ+反射 ] (-70)
6:射撃 [攻撃 50ダメ] (-50)
7:失敗 [ミス ] (0)
8:自爆 [自爆 100ダメ] (100)
9:自爆 [自爆 100ダメ] (100)
0:失敗 [ミス ] (0)

1628とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:00:15 ID:INVmlXo6
【結果】
9フェザーウィンド(攻撃30+効果無効+シートC)

「風よ!!」

レオナに風の翼が現れて、それを羽ばたかせると鎌鼬よのうな風の刃が襲いかかる

1629とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:01:02 ID:L2JnAYyo
【結果】HP:130 強化3 +40

7:強化 [強化3ターン 40加算+シート変更Bへ ] (-100)

「前回と同じ轍は踏まないわよ…… これ以上銃壊したら商売あがったりだわ」

ナイフを逆持ちに構えた

1630とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:05:47 ID:INVmlXo6
三日月に乗った

HP1000


0ルナティックジャッジメント(全体攻撃30)
1スパイラルムーン(攻撃40)
2ミス
3レッドムーン(全体攻撃50+弱体)
4ミス
5スパイラルムーン(攻撃40)
6ルナティックジャッジメント(全体攻撃30)
8めんどくさ〜(眠り)
9ムーンカッター(攻撃30)
00ニュームーン(全体攻撃100)


注)
・弱体→3ターン被ダメ20増加、重複無し
・眠り→ボスが2ターン動けなくなります


アイテム
・再生の炎(戦闘不能回復。1人1回)
・呪いの球(次のボスの行動を強制的に「8めんどくさ〜」にする。パーティで1回のみ)
・火竜の爪(2ターン強化20、1人1回)

スキップ、混乱無効です

1631とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:08:42 ID:pVpRHaP.

HP:100

シートA:本のために振るう剣
0:本気になる [攻撃 50ダメ+継続ダメ3ターン 15ダメ+自爆 100] (+12)
1:本が気になる [ミス] (0)
2:黄中内潤 [攻撃 20ダメ+強化3ターン 20] (-70)
3:とりあえず一撃 [攻撃 21ダメ] (-21)
4:とりあえず一撃 [攻撃 21ダメ] (-21)
5:一意専心 [攻撃 30ダメ+逆算(防御) 2] (-45)
6:一意専心 [攻撃 30ダメ+倍化 2+シート変更 Bへ] (-60)
7:乾坤一擲 [攻撃 35ダメ+継続ダメ3ターン 10ダメ] (-60)
8:乾坤一擲 [攻撃 35ダメ] (-35)
9:オカマにぶち切れ [自爆 100+シート変更 Bへ] (100)

シートB:働かずにもらう宝
0:がんばっちゃうぞ☆ [継続ダメ3ターン 50ダメ +スキップ] (-230)
1:お色直し☆ [ミス] (0)
2:ウィンク [攻撃 10ダメ+混乱 2 +倍化 3 +シート変更 Aへ] (-95)
3:アタシの出番じゃないわ☆ [シート変更 Aへ] (0)
4:一休み [回復 10+自爆 100] (+85)
5:乙女を働かせないで☆ [攻撃 5ダメ+シート変更 Aへ] (-5)
6:アタシの出番じゃないわ☆ [シート変更 Aへ] (0)
7:準備運動 [強化3ターン 10] (-25)
8:投げキッス [スキップ] (-30)
9:アタシの出番じゃないわ☆ [自爆 100+シート変更 Aへ]

【宣言】

1632とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:14:10 ID:pVpRHaP.
>>1631
【結果】
2:黄中内潤 [攻撃 20ダメ+強化3ターン 20] (-70)

「いくぜ、雫ちゃん!」
【剣士風の言葉と同時に、彼の手の内に現れる1振りの剣。
その剣を両手で構えると、番人めがけて降り下ろす。
剣先から放たれた三日月状の衝撃波は、真っ直ぐ目標へ向かっていった】

1633とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:18:57 ID:INVmlXo6
HP700-30-20=650

【宣言】
風の刃、三日月の衝撃波を、乗ってる三日月のオブジェでガードします
『……あくまで奪うつもりなのね、めんどくさ〜』

と、精霊はあくびして

1634とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:22:18 ID:INVmlXo6
【結果】

7ルナティックジャッジメント(全体攻撃30)

『んじゃ、これでもくらっといて〜…』
やるきなさげな声で言い、指をパッチン鳴らすと
月属性の魔力を帯びた光の雨が
無造作にバトルフィールドにらんだむに降り注ぐ!!

【レオナ宣言】
HP90
「生意気……!!」
レオナはなんとか魔力で弾いたりして凌ぐ

1635とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:23:01 ID:L2JnAYyo
【宣言】 強化3 +40 強化2 +20 計+60

「……使うわよ」

使用:火竜の爪
精霊が本気を出す前に叩こうと言う魂胆、攻撃力が高まっている今
相乗効果も狙いたいと

1636とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:23:04 ID:INVmlXo6
【結果】
8あ、あれ?(シートD)

1637とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:24:26 ID:pVpRHaP.
HP70
【宣言】

「痛っ!」
「キャン☆」

【番人の攻撃に、揃って尻餅つく二人】

1638とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:25:47 ID:L2JnAYyo
【結果】 HP:100
 5倍化 強化3:+40 強化2:+20 計+60
1:射撃、充填 [攻撃 20ダメ+5倍化+シート変更Cへ ] (-95)

強化+60により攻撃 80ダメ

「――――ハァ!」

光の雨を走りぬけ、バトルナイフを片手にリュンに斬りかかり、
更に物理銃での追撃
火竜の爪と相まって効果がより強力になった

1639とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:31:17 ID:pVpRHaP.
【結果】強化20残2
6:一意専心 [攻撃 30ダメ+倍化 2+シート変更 Bへ] (-60)

「俺は…早く古文書読むんだぁぁぁあ!」
【正に鬼気迫る気合いの一撃。番人に向かって一気に掛けると、勢いよく剣を降り下ろした】

「つ、つかれた」
【そしてへたりこんだ!
体力ないなあこいつ】

1640とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:34:25 ID:Hy18Ep6s
HP650-80-30=540

【宣言】
月のオブジェで防ごうとするも、その強化された一撃を受けきれずに

『…………っ!!』

地面に叩きつけられて、そして、リスタの剣もまともに受けて

『いったー!!ムカつく…………!!』

距離を取ってまたふわふわ浮かぶ

1641とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:37:33 ID:Hy18Ep6s
【結果】
5スパイラルムーン

対象
1470レオナ
258リアラ
369リスタ&オカマ

『これでも受けとけば……?』

すると、その三日月みたいな乗り物が黄色く光り、満月のような球が現れて圧縮されていき
その球が、巨大化しながら攻撃対象者へと襲いかかる!!

【レオナ宣言】

1642とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:38:51 ID:L2JnAYyo
【宣言】 HP100 五倍化 強化2:+40 強化1:+20 計+60

「――――!」

叩き落とした精霊の様子がおかしい
さらなる追撃を加えようとしていたが、距離を取った

1643とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:39:55 ID:Hy18Ep6s
HP90
【結果】
ファイアボール(攻撃15)
「やっば、ここんとこ調べものばぅかしててろくにねてなかったからもう魔力切れそう……」

必死の言い訳、そして、火球を月の精霊へと飛ばす!

1644とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:41:56 ID:L2JnAYyo
【結果】 HP100 強化2:+40 強化1:+20 計+60

1:射撃、轟音 [攻撃 40ダメ] (-40)

五倍化で200ダメージ さらに強化+60で 260ダメージ

「……乗り物がなくなった、機動力の減少……」

「………ならこれも効きそうね」

ベルトの爆弾の栓を抜き、リュンに向け投げつけた!

1645とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:42:14 ID:Hy18Ep6s
↑スパイラルムーンは攻撃40です

抜けてた……

1646とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:48:35 ID:pVpRHaP.
【宣言】
HP30

「キャアァァ☆」
【直撃をうけ、派手に吹き飛ぶオカマ】

1647とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:51:19 ID:pVpRHaP.
【結果】二倍化
5:乙女を働かせないで☆ [攻撃 5ダメ+シート変更 Aへ] (-5)

「なぁにするのよ☆
お洋服汚れちゃったじゃない☆」

【オカマ は ご機嫌ななめだ!!】

1648とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:54:25 ID:Hy18Ep6s
【宣言】
HP540-260-10=260
何も言わず、爆発に巻き込まれて
『…………』
爆煙の中からぼろぼろ衣装を纏った幼女が現れて、指を鳴らすと衣装は元に戻る

1649とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:56:38 ID:Hy18Ep6s
レオナのファイアボール忘れてたHP260-15=245
【結果】
5スパイラルムーン(攻撃40)

対象
1470レオナ
258リアラ
369リスタ&オカマ

『もう一発……』
戻ってきた月を、また圧縮させて、対象者へと飛ばす!!

【レオナ宣言】
「……どしよ」
と考え中

1650とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:57:46 ID:Hy18Ep6s
【結果】
8(自爆100)
「…………魔力ないし魔法出来ない……」
不発したようで

1651とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:58:04 ID:L2JnAYyo
【宣言】 HP60 強化1:+40

「ぐっ……」

報復とばかりに飛んできた、月の攻撃
煙で良く見えなかったため避けられる事も出来ず、直撃した

1652とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 22:59:08 ID:L2JnAYyo
【結果】 HP:60 強化1:+40

4:射撃、連撃、爆破 [攻撃 50ダメ+全貫通 +シート変更Aへ ] (-80)

強化により 攻撃90ダメ

だが、再び月が飛んできたと言う事は同じように攻撃できるという事だ
再び爆弾を投げつけ、今度は煙からある程度距離をとった

1653とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:12:40 ID:pVpRHaP.
【宣言】
HP30
「おまえ何しに来たんだよ……」
「お宝ちゃん貰うために決まってるじゃない☆」

1654とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:17:27 ID:pVpRHaP.
【結果】
0:本気になる [攻撃 50ダメ+継続ダメ3ターン 15ダメ+自爆 100] (+12)

「だったら働けこのごくつぶしいいいいい!」

【オカマへのイライラを込め、リスタは無我夢中で番人に剣を降り下ろした】

1655とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:19:46 ID:Hy18Ep6s
HP245-90-50-15=90
再び爆発に巻き込まれて、リスタの一撃もうけて

『…………そろそろやばいかも知れない……』
と、きつそうな表情になる精霊

【宣言】

1656とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:22:47 ID:Hy18Ep6s
【結果】
ルナティックジャッジメント(全体攻撃30)

三日月が帰ってきて、再びそれにのってふわふわ
『でも…………負けられない……!!』
精霊はまた、指をパッチン鳴らすと

月属性の光の雨が無造作にフィールドに降り注ぐ!!

【レオナ宣言】

HP60

「いったーー!!……やばいかも……」

魔力切れたので、ろくに防御にも魔力を回せず、着てる服も所々破れてます

1657とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:23:26 ID:L2JnAYyo
【宣言】 HP30

「……追い詰めているようで、こっちもこっちで追い詰められてる」

「決めるわよ、今回で……!」

1658とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:24:11 ID:Hy18Ep6s
【結果】
7魔法失敗(スカ)

「こんの!!!」
レオナはクリムゾンフレアを唱えた!しかしMPが足りない!

1659とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:25:03 ID:pVpRHaP.
HP0
【番人の攻撃に耐えきれず、リスタとオカマは揃って目を回した】

1660とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:25:45 ID:L2JnAYyo
【結果】 HP30
6:射撃 [攻撃 40ダメ] (-40)

「これでも、喰らいなさい……!」

怪我を負った体で物理銃を構え、弾丸を一発発射
確実に当たるよう、狙いを定めた一撃

1661とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:31:28 ID:INVmlXo6
HP90-40-15=35
【宣言】
射撃を受けて、よろめく
『こ…………こんな奴等に私が…………』
と、明らかに弱ってます

1662とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:33:46 ID:INVmlXo6
【結果】
8めんどくさ〜(眠り)
『もうどうでも……いいや……眠…………zzz』

あ、寝た

【レオナ宣言】
アイテム使用【再生の炎】をリスタ&オカマに

「…………今のうち……フルボッコだよ!!みんな!!」
とか言って杖構えて

1663とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:35:28 ID:INVmlXo6
【結果】
6ホーリーシールド(逆算1/2)
「でも万が一怖いし私は守っとく〜…」
魔法の光の盾出しました

1664とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:35:30 ID:L2JnAYyo
【宣言】HP:30
アイテム使用:呪いの球
眠り解除後直後の行動を8めんどくさ〜に

「あ、危な……… ちょっと、肝を冷やした……!」

今攻撃されたら全滅だった、間違いなく全滅だった

1665とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:36:31 ID:L2JnAYyo
【結果】HP30

0:自爆 [ミス ] (0)

「……… 本当に寝てる?」

かといって急に寝出したら不安に思うのもしょうがない

1666とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:41:15 ID:pVpRHaP.
【宣言】
HP100?(違ったら次回訂正)

「そうだ……俺は、古文書読むまで止まれねえ!」
【アイテムの力を借りて、再び立ち上がるリスタ。
気合いをいれると、赤く光る剣を構え直した】

1667とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:44:48 ID:pVpRHaP.
【結果】
5:一意専心 [攻撃 30ダメ+逆算(防御) 2] (-45)

「いくぜ!」
【叫びながら番人との間合いをつめ、剣を薙ぎ斬りつけた】

1668とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:50:17 ID:Hy18Ep6s
HP35-30-15=-10

【撃破!!】
すやすや居眠り中、リスタの攻撃がグリーンヒットして
地面に叩きつけられる精霊
『きゃん!』
と叫んで、倒れて
『いった……いたい…………うわーん
!!!覚えてろお前ら〜…!!ミーティア様に言いつけてやるーーーー!!』

そう言って泣き叫んで、光になって消えて行きました


「あ!!逃げた!!あんなのでも精霊だったし契約しときたかったなー、まっいっかー♪」
レオナはそのまま、クリアケース開けて本を取って
「よっし、星属性の精霊について書かれた本ゲット!!」
と、ニッコリピース

1669とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:53:09 ID:L2JnAYyo
>>1668
「………ミーティア様?」

消え失せる直前の捨て台詞に、何やら上司の名前のような物が聞こえた
今回は何とか倒せた、それもリュンが寝たおかげで何とか、である
そんな奴の上司である

「……願わくば遭遇したくない物ね ともかく、お疲れ様」

1670とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:54:17 ID:pVpRHaP.
>>1668
「ふいー……」
【リスタが大きく息を吐き出すと同時に、握られていた剣も消えた】

「さ、早く!早く読めよっ」
「ん、もう☆
落ち着きなさいな、みっともない☆」
【すぐにレオナを急かし始めるリスタ、あきれたようにたしなめるオカマ】

1671とある世界の冒険者:2014/05/31(土) 23:58:22 ID:INVmlXo6
>>1669-1670
「ありがとうね!最近ろくに寝ずに星属性の勉強してたから魔力からっからできちゃってたし」
と、てへっと苦笑して
「内容はっと……ありゃ、これ古代語で書かれてるや〜………」
なんて言って

「……読むのに時間かかりそう、でも」

と、本をじっと見て

「とりあえずあいつが去り際に言ってたミーティア様ってのが星属性の精霊……みたいね、かつて竜神と周辺住民に崇められてたみたい……レオナちゃんにふさわしい精霊じゃん!!」
と、ヤル気出しとる

1672とある世界の冒険者:2014/06/01(日) 00:01:03 ID:f3.cchTg
>>1670-1671
「これで全滅してたら元も子もなかったわよ、もう……」

呆れたようにいい、顔に疲れの色を出した
結構ダメージ喰らったのだ、早く宿屋に戻って休みたい

「……つまり契約の仕方によってはそのミーティアとやらとも戦う必要があるのね、貴女」
「まぁ、必要になったらまた発注所に出してちょうだい 力になるわよ。 ……それ相応のお金は貰うけれど」

1673とある世界の冒険者:2014/06/01(日) 00:06:26 ID:KOUK.ILM
>>1671
「古代語?
ポピュラーなヤツなら多少読めるぜ、俺」
【レオナの背後に近付きながら、リスタが答える。
本の虫スキルその1である】

「まっ、目的はクリアしたんだっし〜☆
報酬タイムよぉ☆」
【両手を組み、くねくねしだすオカマ。
そんなオカマを振り返って、リスタは宣言した】

「俺らの報酬は古文書読むことだっつの」

1674とある世界の冒険者:2014/06/01(日) 00:10:29 ID:pEiqwJp2
>>1672-1673
「とりあえず……これで今回の目的は達成だよ!」
と、本を閉じて言います

「報酬は発注所にあるからね」
ニッコリ

「レオナちゃん特製魔法球もそこにあるよ」
なんて笑顔で言います

「とりあえず、帰ろ〜♪あ、また私が読みきったらあんたに渡してあげるよ」
と、リスタには言います

そして、出口向かって進み出す

1675とある世界の冒険者:2014/06/01(日) 00:14:25 ID:f3.cchTg
>>1674
「(……とりあえず魔銃の修理分くらいは溜まったかしら)」

「(今回爆弾もそんなに使ってないからまぁまぁ、黒字よね……)」

ぼんやりとそんな事を思いながら、図書館を後にする少女であったとか
FO

1676とある世界の冒険者:2014/06/01(日) 00:19:36 ID:KOUK.ILM
>>1674
「おう。早めに頼むぜ!」
「そろそろ夏物のお洋服、揃えなくっちゃねぇ〜☆」

【本の約束を取り付けてほくほくなリスタと、貰える(と思っている)報酬の皮算用を始めるオカマ。
それぞれ胸を踊らせながら帰っていったそうなFO】

1677とある世界の冒険者:2015/03/05(木) 21:49:29 ID:YEW2GDJY
裸足で色褪せた茶のローブを纏う伸び放題な灰色髪の少女が、
足を投げ出して本棚の上に座っていた。

「…なんぞキナ臭いのぅ」

1678とある世界の冒険者:2015/03/24(火) 21:31:03 ID:82IHYrks
光る何かが潜むランタンと捻れた黒杖を携え
白手袋に黒ローブ姿なハーフエルフの少年魔術師、
図書館を行く。

「…何か面白いものでもあればいいけどな」

1679とある世界の冒険者:2015/03/24(火) 22:42:57 ID:82IHYrks
fo

1680とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 20:42:07 ID:QuwJIjw2

「よし、覚悟完了。 もう揺るがないぞ、多分揺るがないと思う、揺るがないんじゃないかな、ま覚悟はしておこう」

拳を自分の手のひらに打ち付け、何やら思いも新たに王都図書館に入る青年
つい変なテンションで妙な魔具を発動させ、結果外れなくなってしまったため
特別講義として呼び出されたようで

1681とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 20:47:42 ID:lJdZ9p0Q


( 混)「いぇーい!!池上元気ー!?」

にゅるーん、とA路から飛び出してはディフの頭を掴み奥へと引きずっていく大魔王。
え、なに、トラップ?

1682とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 20:52:52 ID:QuwJIjw2
>>1681
またいつかの時のように蝶が案内してくれるのか、と
G路の方に目を向け

「!?」

A路から飛び出たカオスに気が付かなかった!
しかも反応に遅れた!頭を捕まれ階段と身体がゴッツン!

「いたたたた!! タンマ!!カオスさんスピード落として!」

引きずられた身体を起こそうにも体勢的にもきつい

1683とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 20:57:27 ID:lJdZ9p0Q
>>1682

( 混)「大丈夫大丈夫、打ちどころ悪くても死ぬぐらいだ。」

大丈夫じゃない、大問題だ。
引き摺られてたどり着いたのは大体30Fぐらい……え、待って、深くない?

( 混)「ヘイ、池上お待ち!」

「もう少し丁寧に連れて来てやればいいものを。」

待ち受けていたのは大男。 あれ、魔女さんは?

1684とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 21:02:53 ID:QuwJIjw2
>>1683
「気軽に言ってるけどそれ展開として最悪だって!」

ようやく階段の角に足をかけられた
力を込めて何とか自分の足で階段を降りられるようになった青年
おそらくそう深くまで行くはずがない、あっという間に

と思っていたらとんでもなく深かった

「……首が、首が伸びた……!」

解放され、痛む首を何とかしようと手で揉む

1685とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 21:07:16 ID:lJdZ9p0Q
>>1684

( 混)「ほーれケアルジャ。」

そして回復魔法。 え、待って、それ最上位の奴。
特に詠唱も無しで使わないでください。


「魔女は準備中だ。 ……その間に、そのオーナメントについて説明してやる。」
「首が落ち着いてからな。」

椅子に座っていた巨体がゆっくり、と起き上がる。
その背には普段の特訓で見たことの無い、巨大な――――「斧」。

1686とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 21:15:50 ID:QuwJIjw2
>>1685
「……人生でそう何度も見るような魔法が無詠唱で……」
「驚かないよ、もう驚かない」

一瞬にして完璧に引いて行く痛み 痛んでいた感覚がまるでウソのようだった
首を最後に揉んで、礼を告げる

「よし、首落ち着いた…… お願いします」

1687とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 21:16:59 ID:lJdZ9p0Q
>>1686
( 混)「アレイズも使えっけど、怒られるからなー。」

誰に。 と言うか何に。
それは神話上の蘇生呪文です。

「よし。」
「まずガンパレード・オーナメント……山の具足、というのは」
「そうだな……メタルゴーレムを”着る”様なものだ、全身にな。」

1688とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 21:28:39 ID:QuwJIjw2
>>1687
「確かに使ってみた時のあのゴツイ篭手と何かを発射できそうな砲台、メタゴさんみたいな物だった」
「ただ全身に使うとすぐに魔力が空になる…… んだよね?」

あの篭手を思い出し、言葉にうんうんと頷く

1689とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 21:33:22 ID:lJdZ9p0Q
>>1688
「そうだ、具足は精神力の消費が激しい。」
「特に、エネルギー照射型の具足は顕著だ、はっきり言って魔力量の低いやつには向かん。」

断言。斧を背から下ろし軽く地面を叩いて。
足元に不気味さを感じさせる水たまりを出現させる。

「今からお前には、魔女が来るまで……機能の説明を受けつつ」
「的に向かって、練習をしてもらう。」


水たまりから這い出て来たのは、サハギンの様な、不気味な、歪な、なんというか。
この、こう、SAN値が削られそうな、半魚人だった。

1690とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 21:39:30 ID:QuwJIjw2
>>1689
「…… えっ」

お世辞にも自分の魔力の量が多いという訳でもない
魔女のと鍛錬でも確か魔力を節約方向に走っていた自分である

「え、これ一発撃てるかな……?」

そう言われて途端に扱えるか不安になってきた
コントロールよりも出力の問題で

そして本番前に練習である この時点で尽きそう

「が、ガンパレード・オーナメント! ……とりあえず、装着まではいいとして」
「撃つ感覚は魔法と同じ!?」

前回と同じく右腕のみ、指の先と手のひらに砲台、肘部分にブレードのごつい篭手を装着し
手の平をサハギンに向ける

1691とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 21:43:25 ID:lJdZ9p0Q
>>1690
( 混)「出力絞りゃそこそこ打てるやろ、腕だけならな。」

適当な事を言う大魔王。このやろう、あんたのせいだろうに。

「そうだ、自分の手足に魔術の起動体があると思え。」
「念じ、放つ。 ほれ、速く撃たんと精神が侵食されるぞ。」

ゆらーりゆらーりと近づいてくる半魚人。
え、待って、なんか気持ち悪い。

1692とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 21:49:38 ID:QuwJIjw2
>>1691
「この程度の化け物ならいやというほど……」
「な、なんか寒気が」

見ると背筋がゾワゾワしてきた
意識してみると生臭く 何だか直視したくなくなってきた

「(出力を絞って、絞って…… 撃つ!)」

右腕を半魚人に向け、弱い魔弾を発射するようなイメージでオーナメントを発動させる
出力がどれほどのものかわからない以上、最大限に出力を絞っての行使であるが

1693とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 22:00:47 ID:lJdZ9p0Q
>>1692

雷魔法が放たれた時かの様な甲高い音が響くと共に掌から細い光線が照射される。
何重にも収束したサンダー、いや、威力はサンダラ級か――それが掌の照射光から放たれる。

光線は半魚人に直撃し、貫きこそしないものの大きく吹き飛ばし、壁に激突させる。
激突した半魚人はずるずる、と解けるようにして消えてしまった。

魔力の消耗は……そこそこ、といった所。
無茶さえしなければ連写もできそうだ。

1694とある世界の冒険者:2015/03/26(木) 22:04:56 ID:QuwJIjw2
>>1693
「――! よっ」

発射し終えると手のひらを閉じ、
感覚を確かめるように開いたり閉じたりを繰り返す

「燃費は少し…… 結構いい方なんじゃないか?」
「想像していたよりもずっと使えそう」

1695とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 21:36:14 ID:4K3ZpXfo
そんなこんなで、ガンパレード・オーナメント修行編である
右腕だけでそこそこの威力とそこそこの燃費、感覚も魔法とほぼ同じ
一見極普通の魔道具の一種、力に溺れるような代物ではない

「(……けれども修行が必要なレベルなんだよな
全身使ったら一気に消耗するとか言ってたから問題は複数箇所に装備した時、か?)」

右腕に展開された篭手を、ひとまず引っ込めた
何にせよ説明はそのうちあるだろう、魔女の準備が終わるのを待つ

1696とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 21:46:28 ID:CHL2H6Aw

「よし。では、次だ。」
「……ガンパレード・オーナメントは非常に多機能だ。お前は先ずその理解から始めろ。」

と、半魚人を今度は二体程召喚して。
ぺたぺたとディフに向かわせる。

「とりあえず、左手を顕現してみろ。」
「右手は……きつかったら解除するといい

1697とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 21:54:11 ID:4K3ZpXfo
>>1696
「 」ゾゾゾゾゾゾゾ

あたりに漂う生臭い匂い、先ほど倒した魔物と同種の姿を確認すると今度はタイムラグなしに背筋に悪寒が走った
これしきの魔物など退治してきたのに、これより気味が悪いものなんて見たはずなのに!

「ガンパレード・オーナメント!!!」

どこか必死ささえ感じる声で腕輪に呼びかけ、両手を半魚人に向けた
できれば直視なんてしたくない、気配を感じさえもしたくない だがしかし危険と説明されている物を目を逸らしたまま使う訳にはいかない
今度は両手に展開された砲台の取り付けられた篭手、右腕の時の魔力消費はそこまでだったが

1698とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 21:57:48 ID:CHL2H6Aw

同時につきだした掌、放たれる魔力光――
全く同じタイミングで放たれた魔力光が、勝手に合わさり、大きな魔力刃となる。

魔力消費は、ディフでも少しキツい、ぐらいだ。
充分に、維持が出来る。

( 混)「ダブルハンド・レイブレード。 うん、ちゃんと動いてるな。」

どうやら、これを剣として使うらしい。
あの、カオスさん、あんたの所為なんだから手伝ってください。

1699とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 22:05:05 ID:4K3ZpXfo
>>1698
出現したのは砲台よりも、取り付けられていた刃をより強化し
魔力により巨大化した物であった

説明を聞く時間も、何が起きたのか考える時間さえも惜しかった
目の前に存在する精神を汚染をする何かを、すぐさまにでも二度と目の見えない場所へと追いやりたかった
その身を低くし、剣をふるう体勢を取ると一気に駆ける
初めて使う得物だったが鍛錬のおかげで、感覚的に間合いを把握していた

二体が自分の間合いに入ったのを確信すると、迷うこと無く刃を振るう

1700とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 22:10:30 ID:CHL2H6Aw

ヴぅん、と間の抜けた様な、電気が流れるような音と共に刃は振るわれる。
振るわれた刃は鞭の用にしなって、半魚人二匹を両断。

――続いて、奥の方から更にもう一匹。

「脚部を展開して魔力を噴射しろ!」

そして、聞こえる指示の声。

1701とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 22:14:15 ID:4K3ZpXfo
>>1700
今度は何が起こるのか、予想がついた

「ガンパレード・オーナメント!」

振りかぶった体勢をそのままに、両足に脚具、
それも恐らく自分を前方に動かす何かが取り付けられているであろう物を展開し、
前方に身を屈め跳ぶ
このまま最後の半魚人に接近できれば再び、その刃を振るうだろう

1702とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 22:19:51 ID:CHL2H6Aw

ゴッ、と。
脚部――靴底、という部分なのだろうか。
そこから魔力が爆発的に噴射――これは少々燃費が悪い、ファイラ級だ。

その勢いで急速に加速したディフは、半魚人へと突っ込み、容赦なく斬り伏せた!!

( 混)「うむ、ホバーレッグも良し、と……。」

1703とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 22:27:33 ID:4K3ZpXfo
>>1702
周りを確認し、コレ以上の半魚人がいないことを確認できたのなら
両腕両足の装備を解除し、地面に片膝をつくだろう

もし一体でも存在したのなら、右腕のみを残し今度は砲撃のみで処理しようとする
いずれにせよ魔力の消費と精神的な疲労がキツく維持できるようなものではなかった
まだ修行前のつかみの段階である

1704とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 22:34:22 ID:CHL2H6Aw
>>1703

( 混)「わはははは、四肢でダウンしてやんの。」

と、ぷかぁと空中に浮かびながらディフをからかう大魔王、誰のせいだ。

「安心しろ、もう出さん。」
「……一先ずその四つが基本だ、後は背中、頭部、胸鎧だが……先ず休め。」

1705とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 22:41:42 ID:4K3ZpXfo
>>1704
「魔力が少ない人間には……あんまり向いてないって意味、よくわかったよ……」

『魔女』との特訓で魔法の技術的な面はたしかに上がったが、
とうの昔に成長期が終わってしまっており魔力はさほど成長しなかったのだ
そんな身である以上節約の仕方がわからないガンパレード・オーナメントの連続使用はキツイ物があった
何とか節約できればいいが

「刃と砲台は活用できそうだけれど、脚具……あれは使えそうにないね、燃費が悪すぎる……
ちなみに残り三つは……どんな機能が?」

1706とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 22:44:15 ID:CHL2H6Aw
>>1705
「慣れろ。」
「出力を絞れば、十二分にお前の戦力を強化するものだ。」

確かに剣やら魔法は教わっている、サブウェポンとして活用出来ればこれ以上無いだろう。
まぁ、燃費の悪さはエーテル等の回復薬でごまかせない事もないが。

( 混)「背部はじゅうry……ゲフン、空力制御、頭部は魔力解析、胸鎧は魔導障壁な。」

解説はする大魔王。

1707とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 22:55:01 ID:4K3ZpXfo
>>1706
「身体が順応してくれるのを願う外ない、と
けれども今みたいなダッシュはまだまだ使えそうにはない、となるとしばらくは空中での方向転換用かな……」

それとジャンプにもうひと押し、口の中に魔力の回復を早まる丸薬(死ぬほど苦い)を放り込み、考察してみる
動作がシンプルな分、燃費にさえ気を使えばほんとうに何にでも対応できそうだ

「……今なんて言いかけた、重力せい…… まさか、ね
燃費の良さは魔力解析、魔導障壁、空力制御の順?」

1708とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 22:59:20 ID:CHL2H6Aw
>>1707
( 混)「HAHAHA、重力制御なんて出来るわけ無いじゃないか!やだなぁ!」

あの、貴方が空中に浮いてるそれは浮遊魔法なんですよね?

( 混)「ま、そんなもんだな。 解析はいいぞー。
     起動しておけば魔力の流れが見えるから、防御が捗る。」

便利なのがまた、腹立つのである。

1709とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 23:04:58 ID:4K3ZpXfo
>>1708
「だ、だよね、重力制御ができるんなら天候を変える魔法も時空を操る魔法もあるってことになるわけだからね」

「(……何も感じないけど多分風の魔法なんだよね、これ)」

目の前を簡単に浮かび上がる魔王を見て、思わず発動させて魔力の流れを確認したい感情に襲われた
危ない、世界の深淵に触るところだった さっきから発狂しそうな奴らを相手にしてたのだ、コレ以上余計のもの見たら帰ってこれなくなりそうだ

1710とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 23:07:11 ID:CHL2H6Aw
>>1709
( 混)「ああ! 時を止める魔女は居ないし雲を斬り裂く奴とか居ないし、重力支配も出来る大魔王とか、居ないから!!」

居ないらしい。居ないんです。
居ないという事にしておこう、何か触れたら色々と問題が起きる気がする。

『――と。  あら、もう終わっちゃったかしら。』

そして、図書館の奥の方から良い香りを漂わせて来たのは、
おとなもーど、の魔女さんだ。

1711とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 23:11:14 ID:4K3ZpXfo
>>1710
「三人共近くにいる…… い、いやいない!今頭のなかでサイコロ転がる音が聞こえた!だからいない!」

心当たりが三者三様にあった、時を止めそうな魔女に心当たりがあるし雲を裂けそうな人物も
重力支配できそうな人もしっていた、ちなみに1d100の結果57

「……… よし、耐えた
ちょうど四肢の使い方と、後残りの部位の機能の説明してもらったところです、魔女さん」

1712とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 23:13:11 ID:CHL2H6Aw
>>1711
「アレは、斬るというより吹き散らすだろう。」
( 混)「結果一緒だべ。」

やめろ、話すんじゃない! 危険だ!
Diceを振ると真実が明らかになってしまう!

『ふぅん。 ――じゃあ今日は帰って休んだ方が良さそうね。』
『あまり連続して使用して、身体に無理をさせてもよくないもの。』

1713とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 23:20:21 ID:4K3ZpXfo
>>1712
「……急に耳鳴りがしたお陰で何の話だか聞こえなかったけど
なんだが頭痛が置き始めたよ」

背筋に立ち上る冷たいもの、ここ最近冷え性になってきた気がする
頭痛を振り払うべく、頭を振ってみる

「え、でも色々準備してたのなら今日使わなかったら無駄になるんじゃ?」

それはちょっと、勿体無い と思うも自分の身体の事は自分が知っている
正直これ以上続けたら倒れそうだ、魔力的にではなく精神的に

1714とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 23:25:31 ID:CHL2H6Aw
>>1713
『おばか。』

ちょん、と指先で鼻を突かれる。
幽霊状態ではないので、柔らかいが少し温かい指先の感触が伝わった。

『教えられる立場の子供が気にするものじゃないわよ? そういう事は。』
『それに準備したものは時間凍結をしておけば良いし――またこんど、ね。』

くす、と微笑んでディフに言い聞かせるように話す魔女。
子供を誂うようで、男を窘めるようで、なんというか、……はい。


( 混)「ああいう事やっから傾国の魔女とか言われて吊るされんだよ。」
「俺もお前もフレディも大概だが、アイツも大概ではあるな。」

1715とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 23:32:44 ID:4K3ZpXfo
>>1714
「あう ……は、はい」

突かれた鼻を、鼻先を赤くして撫でる青年
半魚人4人相手によっぽど精神力を削られたのか我慢する気力も折檻するやる気も出てこない
そして無論後日修羅場ることになるとは想像さえもしていない

「……今日と同じ場所で大丈夫ですよね?日時は?」

1716とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 23:34:46 ID:CHL2H6Aw
>>1715
『よろしい。素直な子は好きよ。』

口元を抑えて、可笑しそうに笑う。
誂われているのではあろうが、解っていてもどうしようもないものもある。

『ええ。そうね……貴方の夕食後、とかで大丈夫よ。』
『確り体力も魔力も、充実させて来なさい。』

1717とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 23:41:22 ID:4K3ZpXfo
>>1716
ぼんやりした頭に魔女の声が心地よく響く
なんだったか、前にもこんなことがあった気がする、精神的に弱っていた時に

いや昔の話だ、今は思い出さなくてもいいはず

「は、はい!わかりました!
今日はとりあえず、ありがとうございました!レイヴェルトさん、魔女さん! 後カオスさん」

1718とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 23:47:45 ID:CHL2H6Aw
>>1717
( 混)「何でアイツ俺にまでお礼言ってるん?」
「言わなきゃ言わないで殺しに掛かるだろうに。」

まぁね、というやりとりが聞こえる。危ない。

『ええ。 それじゃ、またね』

ふりふり、と少女のように手を振ってディフを見送る、魔女。
やばい、破壊力が、ヤバい。

1719とある世界の冒険者:2015/05/21(木) 23:50:33 ID:4K3ZpXfo
>>1718
「(最低限の判断力は残っていてよかった……)」

二人だけにお礼を言って足早に帰ろうとしていたところに、
天啓でも下ったかのように思いついた行動だったが正解だったようだ
危ない危ない

そして精神的に抑える事もできず、魔女に手を振り返し颯爽と去る青年であった

1720とある世界の冒険者:2015/12/10(木) 08:05:30 ID:069nE7RQ
皆さん、オワコン社長をよろぉ〜♪ばんばん見てね♪♪
http://m.youtube.com/channel/UCbc7XPBjep5i25QRnO0J5-A/videos?itct=CAAQhGciEwjequ_n5bDJAhUB2VgKHTEtDds%3D&hl=ja&gl=JP&client=mv-google

http://m.youtube.com/channel/UCkM7vL3osDR15f_jtlq94UQ/videos?itct=CAAQhGciEwjWrLvz5bDJAhUZI1gKHVqECfc%3D&gl=JP&hl=ja&client=mv-google

1721とある世界の冒険者:2017/01/14(土) 23:20:53 ID:zLNDeM6o
( 混)「なんか滅んだっぽいね。」

「よくある話だな。で、どうする?」

『別にどうもしないでしょう、いつも通りよ、いつも通り。』

1722とある世界の冒険者:2017/01/15(日) 00:10:49 ID:SrnCuEkQ


 
 そんな訳でジグザール王国図書館
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


( 混)「そうそう、こんな顔こんな顔……って誰が魔族だよ!一緒にすんなし!魔王だよ!」

かつては知恵を求める学生、術士、狩人達が集まり知識の泉、あるいは憩いの場として知られた王立図書館。
その最奥に天才、”木原”の知識があるとされた神秘の保管庫。

今は朽ち、獣臭すら漂うそのロビーで"いつも通りに"戯れるのは白亜の魔神。

名を混沌、綿製の人形の様な柔らかな感触の白一色の肉体に悪巫山戯の様に顔に彩られた「混」のネオベイ文字。


( 混)「ま、ここまで辿り着けたのなら多少なりとも教えてやるか。 ジャッキーは独自調査で構ってくれんしな。」

( 混)「舞台を回したんだ。 楽しませてくれるなら、俺も端役ぐらいはこなしてやるさ。」

恐らくは、この異常、事態、あるいは現象――あるいは病の何らかを知りうるそのヒトガタは、
"いつもの調子"で、何事もないかのように。 誰も立ち入れぬその場に在った。

1723とある世界の冒険者:2017/01/15(日) 00:16:15 ID:SrnCuEkQ
  ミクルッ
( 混)「……って言っておけば大物感でると思うんだけどさぁ、どう?」


「知らん。」
『アホね。』

――その隣に控えるのは黑衣に大斧、ハットを深く被った2mを越す大男の姿。
そうして、床に届きそうな程に長い金色の髪を一房に纏めた錫杖持つ美しい女の姿であったとか。


【━FO━】

1724とある世界の冒険者:2017/01/21(土) 01:19:06 ID:3A2llGww
 
 そんな訳でジグザール王国図書館
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

( 混)「あ、それロン。」

「……やる事が麻雀では暗躍も何もないな。」
『そもそも三麻の時点で、ねぇ。』



――誰かが来るまで、イベントキャラは基本的に暇である――。

1725エリゼ&ノーライフ・キング:2017/01/21(土) 23:33:38 ID:fplVq9B6

男「――三人で麻雀とは」

女「――なら君が混ざれば良い」

男「――それでは君があぶれてしまう」

女「――私はルールを知らない」

男「――奇遇だ私もだよ」

女「――君は私自身でもあるからね、当然だ」

男女「――――ハッハッハッハ」


――――そしてこのステレオ音声である

1726とある世界の冒険者:2017/01/21(土) 23:37:52 ID:3A2llGww
 
 そんな訳でジグザール王国図書館
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

( 混)「一言で纏めると今回の事件は―――――「病」だ。」

「病。」

『そ。獣の病ね。  発端が誰か、母体が何かは言うまでもなし。』
『要するに、人が足掻いた所で原因そのものをどうこうできるわけではないのよ。』
『可能なのは後処理、後始末、そしてこの獣狩の夜を終わらせることだけ――』


金色の女が指を軽く振るう。
朽ちたロビーの一角が時が巻き戻るかのように、在りし日の美しい姿へと回帰する。

『大国の終わりは人魔ならざる単純明快な脅威。』
『よくある話よね。 ねぇ、カオス。』

( 混)「ファッキンザ・ワールド。」
「ネオベイ語でおk。」

化け物達は語らう。
この場に、「最初の誰か」が来るまでは。

1727エリゼ&ノーライフ・キング:2017/01/22(日) 23:20:41 ID:ZwN5mgDk

男「―――病。」

女「―――君は風邪を引いたことがあるかね?」

男「―――ヒューマンからすればヴァンパイア・ブラッドそのものが病らしいな。」

女「―――成程、つまり我々は生まれつき"病"に冒されているわけだ。」

男「―――気分は悪くないか?頭痛や咳は出ていないかね?」

女「―――いやぁ全く?」

男「―――そう、病は肉体だけに宿るものではない。」

女「―――精神、心、感情、あぁ実に様々な物に宿るね。」

男「―――組織、街、国もまた病に冒される。」

女「―――ヒューマンも生まれつき病に冒されていると言えるんじゃないか?」

男「―――さて"混沌たる者"よ"病"とはいったい何なのだろうな?」

女「―――どこからきて、どこへ向かうのかな?」

何食わぬ顔で、ステレオ音声を繰り出す
2人のノーライフキング…

1728とある世界の冒険者:2017/01/24(火) 07:21:16 ID:8e3.d9rI
 そんな訳でジグザール王国図書館
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

( 混)「暇なんだけど(素)」

「ラスボスムーブはどうした。」

腐臭――が、鬱陶しくなってきた自称大魔王の白亜生物の手によってすっかり清掃された王立図書館ロビー。
地下へと続く階段には魔術的な蓋をしつつ、もう完全にくつろぎムーブだ。

最初に出てきた時のカリスマは見る影もない。
そこにはいつもどおりの白い怪物がいつもどおりにくつろいでいた。

『まだ誰が来るにも時間掛かるわよ、暇なら直接行けばいいじゃない。』
( 混)「それは大物っぽくないからやだ。」

ロビーのソファに寝転がり漫画本を読むその姿は実に大魔王だ。



>>1727
( 混)「とりあえずお前は厨二病だよ。」

身も蓋も無いような言葉と共に投げられるのはにんにく卵黄の空箱。
知るものも多いが、この白いのは基本的に自分の陣営――もとい自分が認めた人外や怪物の類に対してまともに取り合うことはない。

人外の類は弄っても大して面白く無いから、というのが主な理由だ。

『まともに取り合って上げなさいよ、久々の出番なんだから。』
( 混)「いや、ブラッドボーンに吸血鬼いねぇし。クトゥルフ神話になって出なおせ。」
「呼んだか。」


……認めた例外、というのが椅子に腰掛けた金色の長い髪の「魔女」や、黒衣に口元を覆う仮面を付けた2m大の大男の二人だ。
こちらに関しては多少……多少? 人外の類に対してもまともな反応を返す。

1729とある世界の冒険者:2017/01/24(火) 19:36:07 ID:8e3.d9rI
//認めたではなく認めていない、であった。誤字訂正である。

1730エリゼ&ノーライフ・キング:2017/01/24(火) 21:35:57 ID:CTQpRF/k
>>1728

男「海産物に変化する趣味はないな」
女「ふむ、では鳥かごでも頭にかぶるとするか。」

大地の恵みに真心をのせた物が詰まっていた空箱は空を切る…
『いつの間にか』…そばのソファに座っているのだ

女「――いやいやお構いなく、彼は昔からこんな感じだったよ、変わっていない様で何よりだ」
男「つい先程、我らの『鴉』が飛び立った、だが…まだたどり着くには時間がかかるだろう。」

女「誰かが来るまでに、ゴースだかゴスムに語りかけているのも悪くないが」
男「姿形も分からない存在よりも、目の前で認識できる者と語る方が有意義であろう」

女「―――で、皆はこの『騒動』が起こることを『知っていた』のかい?」
男「もしそうだとしたら、どこまで『知って』いるのかな?」

1731とある世界の冒険者:2017/01/24(火) 23:32:52 ID:8e3.d9rI

( 混)「今横山三国志読むので忙しいから後でな。」

会 話 放 棄 。
そして恐らく後になっても会話が続くことはない。
これをネオベイの諺でノ・レーンニウデヲ・シーと呼ぶ。


「……人外相手にまともに取り合わん事が解ってる以上時間の無駄だと思うが。」
『察して上げなさいよ、アレとか私達以外絡むのがいないんだから。』

まともに取り合ってくれる方からはなんだか間違った印象を持たれている。
最初のシリアスはどこにいったのだろうか、いや、この不思議生物+α達にシリアスを求めるのが間違いだったのだろうか。


「で、実際の所どうなんだ、己は流れに乗っただけだ。」
「この状況なら女を襲っても問題にならんのは助かるのでどうこうするつもりないが。」

椅子に座って事態について知らぬ存ぜぬを通すのは黒衣の大男。
傍らには禍々しい意匠で造られた身の丈以上の大戦斧。手に持っているのが官能小説でなければかっこうはついた。


『私は起きた直後から、その原因と解決方法合わせて。』
『とはいえあの坊や達は無事みたいだから何をする気もないけれど。』

カオスの寝転がるソファに座って退屈そうに欠伸を漏らすのは長い金色の髪に紫の方位の絶世の美女だ。
……猫のクッションを抱いて無ければ完璧だったろう。


( 混)「今良い所だから。」

そして大魔王(自称)はキャッチボールどころかドッジボールすら拒否している。
なんだこいつ。

1732鴉羽の狩人:2017/01/25(水) 00:02:50 ID:5puEs1Fw

女「ふむ、では仕方がない」
男「読書中の邪魔をしては悪いな」

女「―――では、そちらの殿方にざっくりと伝えよう」
男「王都に封印されし"禁忌の獣"が解き放たr―――」
女「ざっくりまとめるとだね、目覚めてはいけない存在が目覚めた
  それはずっっと昔から『此処』によって封印されていた
  私達は今、その腹の上でこうして談笑中なわけだよ」

対してこちらは、夜の王族めいた服を、着込んだ二人は優雅な座り方
口調がもっと丁寧なら完璧だった。

男「まぁ――我々はそれが目覚めることを待っていたのだがな…」
女「おっとそれを今言ってしまうのかい――おっと…」

と、女のほうが指を立てた直後

地震のような地響きが鳴り始めた。
といっても、非常に小さい…せいぜい揺れやすいものが少し揺れる程度

女「舞台が動いた様だ。」
男「今頃は空の旅か。」

――――化け物の怪談は続く

1733とある世界の冒険者:2017/01/25(水) 00:14:23 ID:kSOgnUNk

「なんだ、よくある話だな。」
「ヤーナムや、ロスリックの火継と変わらん。」

良くはないとは思うが――少なくとも此の場に居る悠に千を超える年代を生きる物の怪共にとってはよくある話らしい。
こんな事態がそうあっては色々と問題な気もするが。

『そう、よくある話よ。』
『国が翔ぶのも、空の色が変わるのも、人が獣に転じるのも。』
『なんならこうやって談笑しあう怪物達が物語の結びには人によって斃されるのも――』
『本当に、よくある繰り返し。』

身体をソファに預けクッションを抱いて笑う魔女。
揺れにも、出来事にも、特段だれも驚かないのは既知の事象であるからか――。


( 混)「で、誰がアンデルセン役?名無しおらんけど。」
『……こっちがまともな空気に戻そうとしてるんだからメタネタを入れるんじゃないわよ。』

1734Nosferatu:2017/03/02(木) 01:16:35 ID:vYSvf33Q
男「今しがた確認してきたが…」
女「我々の飛び立った鴉が、地下水路に入ったみたいだな。」

フッと現れた、二人の不死者の王
この二人はいつもこうだ、どこかに現れたと思えばすぐに消え
また再び現れる、まるで最初からそこに居たかのように…だ。

男「何故かって?…我々は何処にでもいるし―――」
女「―――何処にでもいないからさ。」

女「不死身の鱗獣…に獣たちのワルツ…ふむ学び舎では獣狩りの体験授業といった所かな。」
男「流石はジグザールの学び舎、この惨状の中では最も被害が少ないのではないか?」
女「王立だけある、勇敢で明晰な生徒たちだ。」

こしらえたソファーへと腰をかける。
手にはいつのまにか、重たい年季を思わせるワイン瓶と金の装飾がはいった5つのワイングラス
…金色の魔女、大男…そして( 混)の分も含まれているのだ。

男「1杯どうかね?せっかくの獣狩りの夜だ…

  『時間を『指揮』する魔女』
  『獣慾(じゅうよく)をつかさどる豪勇の士』

  そして我ら『吸血の不死王』
  『 ヴラドミア・ノスフェラトゥ 』に―――』

女「―――その王女
   エリザベート・ノスフェラトゥ 』に加え

  『 混沌の魔王 』が集う事があるなんて、そうそうあるまいよ」

ノスフェラトゥのヴラドミアとエリザベート
それは太古の昔、大陸を牛耳ったと言われる古代の真祖吸血鬼の王

エリザベート「いやー、真名を明かすのは久しぶりだよ…ま、仰々しいのも面倒だしね―――」

ワインのコルク栓を爪のみで明け、グラスに注ぎ始める
血を固めたルビーのような、濃厚な色とそれに負けぬ芳香な香りを振りまく

       「――――1杯やろうよカオス君、塩対応ばかりじゃ寂しいってば。」

吸血鬼の王女はヒラヒラと手を振りながら、酒に誘うのであった。

1735とある世界の冒険者:2017/03/02(木) 09:05:41 ID:.4SG9xuk


( 混)「いや、トマトジュース同盟と一緒にされるとか不愉快極まりないんだけど。」

塩。

「付き合ってやればいいだろうに、どうせ暇だろう。」
( 混)「スパロボで忙しいねん。」

会話のキャッチボールが成立していない、そう、会話のドッチボールだ。
だってソファに寝転がって何かピコピコやってらっしゃるもの。

というか少し目を話してる内にソファに加えて魔力加湿器などの快適グッズが配備されているもの。
>>1726辺りのカリスマはどこへやら、そこにはソファに寝転がり頭に白猫を乗せてぴこぴこやってるいつもの白いのが居た。

なんだったら手を伸ばした先のテーブルにフィッシュ・アンド・チップスとコーラが置いてある怠惰っぷりだ。
この大魔王、一体何をしに来たのか。 空気をぶち壊しに来たのだろう「にゃー。」か。


『……えーと、ごめんなさいね? どうも、飽きて来たみたいで。』
『魔女の方で良ければ付き合いはするけれど……。』

唯一不死者達に対し「まとも」な対応をするのは金髪の魔女、時を操る神代の魔導師だ。
もっともこの女も先程まで猫のクッション抱いて寝てたのでカリスマは若干BREAKされているが。

1736Nosferatu:2017/03/07(火) 20:51:34 ID:KhmcFitU
>>1735

エリゼ「がーんだな…出鼻をくじかれた。」
ヴラド「"ノスフェラトゥ"に対しトマトジュース同盟とは…クックック」

エリゼ「では、仕方がない…そちらの品行方正な魔女の相手をするとしよう。」
ヴラド「どれ、私は"すぱろぼ"とやらを拝見するか…ふむ。」

そして完成した布陣は
混沌魔王がプレイするスパロボをノーライフキングと大男が見物し
残った女性陣二人が、お酒飲んで談笑する形。

とんだ小隊編成である、フォーメーションは何になるのやら。

エリゼ「いやー嬉しいよ、なにせ真名を明かしてこの世に現れるのは久方ぶりでね。」

真紅色のワインは、イメージ通り豊かでむせ返るような濃厚さだ
何百年の眠りから覚め、新鮮な空気に触れてムラムラと立つ芳香な香り
そして重厚すぎるこの味わい、舌が快感で痺れてくるのだ…まるで『獣』が『血』を得たかの様に。
塩辛い肴には酒が欲しくなるが、これは酒を呑むための酒が欲しくなる…そんな味だ。

エリゼ「ヴァンパイア・ローズって言う銘柄なんだがね…『人外連中』がその『長寿』を活かして仕込むんだ。
    血を舐めた時の感覚と似ているよ…私はこれが大好きなんだ。」

当のご本人はご満悦
さて、時空を操る魔女の口にはいかがかな?

エリゼ「しかし、私が疑問なのは『君』が全く動かないことなんだよ
    その気になれば、この『騒動』を『なかった事』にすらできるのだろう?」

グラスを揺らし、香りを振りまきながらエリゼが1つの訪ね事。
彼女の力を持ってすれば、『獣狩りの夜』を防ぐ…それどころか
例の3人を…止める事だってできるのだろう。

エリゼ「まぁ『原因』そのものを…となると、無理かなとは思うんだけどね。」

1737とある世界の冒険者:2017/03/17(金) 23:58:03 ID:oVC9pT52

( 混)「”ノスフェラトゥ”? くだらんくだらん、本物になって出直して来い。」

「とは言うが、お前基準だとお前と後一人ぐらいしかおらんだろうに。」

手元にある謎の端末を除けば、能力表示らしき所にあら不思議。
たくさんの9の数字が……これは所謂「ずる」ではないのだろうか?

( 混)「失敬だな、一応お前等に関しては俺認可だぞ。」
「喜べん。」

具体的にはチート、的な。


『ふぅん……?』
『悪くない味だけれど、私には少し刺激が強すぎるかしら。』

くい、と少しずつ飲んでは飲み進めていく。

『私はやっぱり、「人」が造るお酒が好きね。』
『私達や、貴方達にはない「あたたかみ」があるもの。』

お気には召したようではあるものの、魔女の目線は「人」寄りだ。
言ってしまえば吸血姫を名乗る彼女等より、余程あの白亜の混沌に近いひとでなしであるのだが――


『うん? そうね、できはするけれど――きっと、することはないでしょうね。』

口元に小さく笑みを浮かべる魔女は、その瞳を細め金糸の髪を僅かに揺らす。

『だって、それは意味のないことだもの。』

『既にあの三人に「繋がっていたヒト」は居ない。』

『だから、時間だけを巻き戻した所で世界と、物語と、「あなた」にとって都合のいい役を与えられた人形でしかない。』

『それに戻した所で、別の――もっと根本的な部分で忘却される世界。』

その目は何を見ているのか、その唇は何を語っているのか。

『だったら、泡沫の夢ぐらいは見せてあげなくちゃ。』
『……少し、嫌味っぽくなっちゃったかしら? こういう物知り顔はカオスの役目なんだけれど――』



( 混)「あっマジンガー落ちた。」
「何故。」

『アレだものねぇ。』

1738「分岐点」:2017/03/18(土) 22:34:34 ID:jywA7ei2
>>1737

「だから事前に下がらせておくべきだと…―――む。」

白亜の混沌の遊戯に付き合っていた、吸血王…ヴラドミア・ノスフェラトゥが顔を上げる。
正確には、かすかなマナ反応を肌で感じ取っただけなのだが…それはこの場にいる全員が同様に察知できているだろう。
糸を這うようなマナ反応と空間転移…これはポータルが起動した証だ。

『…泡沫の夢、か。』

『いやいや、君がこだわる理由が分かったよ―――まぁ私達二人にとっては
 どちらでも「都合」が良いんだけどね…』

陶器のように青白い、気品のある顔とは裏腹に、コロコロと笑う

『だって"巻き戻した"所で"原因"は防げな…―――おっと』

そう言って、ワインの瓶を手にとった所で…吸血王女エリザベート・ノスフェラトゥも顔を上げた。

『失礼、お話はいったんお休みだね―――――"来たよ"』

ワイングラスをサイドテーブルへ置くと、白亜の混沌の方へ声をかける

「白亜の混沌よ―――お愉しみの所すまないが―――『さぁさ、カオス君!カオス君!すぱろぼも良いけど、お客さんが来たよ!』

 ----------

1739「分岐点」:2017/03/18(土) 22:34:52 ID:jywA7ei2
 ----------




王 立 図 書 館 メ イ ン ロ ビ ー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄




 ----------

人々は其処をこう呼ぶ

ある魔術師は王都の知識が集まる場所…と
ある屈強な冒険者は最難関のダンジョン…と
ある獣人は、化物のたまり場…と

その後…誰もがこう付け加える

木原の叡智がそこにある…と。


天井を見る…まるで塔の中を見上げるかのように遠い天井
空間魔法である、図書館そのものが異空間なのだ。

続いて、皆の眼前に広がる、城壁ほどもありそうな巨大な本棚
その1つ1つに膨大な書籍が収められている…魔導書…技術書…呪いの本…はてはよくわからない物まで
そんな本棚が数え切れないほど広がっている…はては空中に浮かんでいるものも…

王立図書館…それが此処だ。

「…ラピュセル、あの半魚人は一人にして良かったのか?」
『…手を貸してやりたいが、我々とは目的が異なる…仕方あるまい』

鴉の姿見を倣った狩装束に目元まで覆うフェイスマスク
全身黒ずくめ…右手には可変式の刃、左手には重厚な二連装式の散弾銃。

"レイヴン"これがこの銃士…否、狩人の名だ。

その隣に立つ
収穫前の稲穂の様に揺らめき煌めく金の長髪と雄大な天空を思わせる碧眼が特徴的な乙女。
古風な鎧を身に纏い、片手にはただならぬ雰囲気を持つ槍

ドン・キホーテ・デ・ラ・ピュセル・ドルレアン…神話の間の子、それが乙女の名だ。

そして、もう一人の若い青年。
王都の軽装鎧に身を包む彼の名は…アルス・ストラグル
もっとも、現在は気を失い先の乙女の片肩に担がれているが…

「"シャーク"…ついたぞ、奴らも居るようだ。」

狩人が、相棒に声をかけた――――――

1740とある世界の冒険者:2017/03/18(土) 22:53:10 ID:4tsVLIkM
>>1739

「ここが……王立図書館……」


図書館という異空間の存在
魔導所から呪いの書によくわからない物の書物まで様々な物がある

――「…ラピュセル、あの半魚人は一人にして良かったのか?」
――『…手を貸してやりたいが、我々とは目的が異なる…仕方あるまい』

「あれだけの能力の使い手だ、上手く生き残るだろう」

レイヴンと同じく黒ずくめの衣装だが、何処かカジュアルとしての機能がある服装
背中には4タロウスライフル
手には2タロウス・マクシミリアンリボルバーライフル。

シャキン――シャークと呼ばれる人物はレイヴンとラピュセルの最中を護る様に後方を警戒しつている

何せ此処はダンジョンでもある場所なのだ。警戒して損は無いであろう

――「"シャーク"…ついたぞ、奴らも居るようだ。」

「そうか……慎重に行かないとな」
文字通り、これが天王山とも呼べる場所なのだ

1741とある世界の冒険者:2017/03/19(日) 00:44:55 ID:uYeBF0Ko


――図書館の奥から声が聞こえてくる――

――図書館の奥から、不気味な声が聞こえてくる――

――地の底から響くようなその声は――





( 混)「――アーアーアーアーアーアーアーアーー!!!」

――ターザンに似ていた。

そう、何処からから現れた白亜の大魔王が背負われていた青年――
アルスを何故か天井からぶら下がっている蔦らしきものを利用したターザンジャンプで奪い去る。

そう、ここは王立図書館ジャングル。 モンキー達のパラダイス。
こいつ等がメインに絡んだ時点でシリアスさんは死んだのだ。


( 混)「シリアスの葬式の時間だオラァン!!オラッ、起きろ騎士牴牾がッ!!」
「ふぉぅっ!?」

そして回復魔法――恐らく極めて高位のもの――を掛けられた上で床に放り投げられ起床する騎士。
あら不思議、その傷は立処に治っていた。


( 混)「ダークソウルやブラッドボーンやってんじゃねぇ!!フロムは呼んでねぇんだよ、フロムは!!」

そして大魔王は蔦から飛び降り空中で賛歌移転して優雅に着地、間違いない、これは審査員も10点をプレゼントだ。


( 混)「ガストとかー!日本一とかー!そういうものがー!好きだからー!!!」

<ぷっ>

( 混)「速く終わらせて元の王都に戻しとけよな!!ぺっ!!!」

そして何処からか湧いたぷにぷにをサッカーボールのように蹴り飛ばして大魔王は去っていく。



「……え……何……えっ?」

残されたのは傷が治った上で放置された困惑する騎士の姿だった。

1742「分岐点1/2」:2017/03/19(日) 11:49:46 ID:5OoT7JDw
>>1740
>>1741

地獄の底から響いてくる声、それが図書館のロビー全体に響き渡る

「―――奴だ。」

思わず身構えるレイヴン、まぁ白亜の混沌に対しては何の意味もないのだが…
事実、目の前に飛び込んできたのは―――

《 ――アーアーアーアーアーアーアーアーー!!! 》

――――白亜の混沌…もとい混沌の野生児
半裸どころか全裸だし、そもそも図書館に蔦が張っているのも意味がわからない、どこから持ってきたんだそれ。

「―――ッ!カオス!お前には聞きたいことが山ほど―――うぉ!?」
『―――しまった!』

思わず怒鳴りつけるが、そうこうしている間に掻っ払われるアルス…それも一瞬のうちに
そして、瞬きをする間に一瞬で治療され傍に立つ騎士…

「相変わらず滅茶苦茶だッ―――!!!」
『一瞬で治療を―――』

この所業こそ『混沌』と呼ばれる所以である、文字通り場の雰囲気をあらゆる意味で彼一色に染めるのだ
真剣な空気であれ真摯な雰囲気であれ、一瞬で『混沌』へと叩き込む
だから人は口々にこう呼ぶ――――――

――――『カオス』と

「クソッ!もう何処かに行きやがっt―――ってあぶね!」

翼君もびっくりのぷにぷにシュートを屈んで避けるレイヴン

《ベシャァ!!》

炸裂音と共に、背後の本棚に直撃するぷにぷ
…水風船を壁にぶつけるとあんな感じになる。

そして目の前に残された、アルス・ストラグル
当然、矛先は彼に向かうわけで…

「…生きてるな?地下水路で行き倒れのお前を此処まで運んだんだ。」

アルスの眼前に立つのは黒ずくめの狩人
この声には聞き覚えがあるだろう…いつも酒場バッカスで銃器を触っていた男だ。
直接的な関係は無いが、王都屈指の硝煙狂いとしてもっぱらの噂だった。

《『―――いやはや、驚いた。』》
《『声をかけた時には、もう居ないんだからさ―――まさに"混沌"だ』》

そして背後から聞こえてくる男女の声―――

1743「分岐点2/2」:2017/03/19(日) 11:50:06 ID:5OoT7JDw
―――奥から歩み寄る、二人の男女
高貴な振る舞いに、夜の眷属に倣った貴人の服装
病的な白い肌に、笑顔から漏れる犬歯はノーライフキングの証…
レイヴン…彼が吸血病に冒された時に顕現した、二種類の姿見。

何故か分離したその二人…我々に《手紙》を出した張本人だ。

ヴラド『やぁ、アルス君―――久方ぶりだな。怪我の具合はどうかね?』
エリゼ『長旅だったろう?――――立ち話もなんだから腰を据えて話そうじゃないか?』

「…だとさ、とりあえず座るとしよう。」

不快な表情を目に浮かばせながら、しぶしぶとソファーへと向かうレイヴン。
この規格外連中に対しては、抵抗したところで無駄なのだ…

「幸いにも、聞きたいことは山ほどあるからな。」

1744「ラピュセル」『?』:2017/03/19(日) 22:43:14 ID:Qxk3QEww
「…」

此処に来てめまぐるしく変わる状況に若干ついて行けていない乙女。

『ほうほう、面白い展開じゃて』
「!?」
『おっと、すまぬな物語の子よ。ちょいと気配があったのでのう』
「……どちら様で」
『ん?あやつの記憶もちぃとは混じっておろうに?』
「ああ…ではお久しぶりです、と返すべきでしょうか』

そして混沌の好き勝手に乗じてこっそりと現れたのは、
裸足で色褪せた茶のローブを纏う伸び放題な灰色髪の少女だった。

1745とある世界の冒険者:2017/03/19(日) 22:45:57 ID:nqMBHOYU
>>1743

そっと胸ポケットにしまっておいた大切な煙草を口にくわえ火をつける

「なぁ、今のは一体なんだ?」

カオスに対しての感想を煙と共に吐き出す

「取り敢えず若騎士も無事そうだな」

全くもってあの存在はでたらめも良いとこである。此方の問題を解決して何処かに消えた

〜〜この混乱具合はWoTでティガ―がチトにやられた時ぐらいの混沌である

ウラドとエリゼを見つめる

ノーライフキング――吸血鬼が二体。それもガンナーから剥離したような存在

そして語り部

――『やぁ、アルス君―――久方ぶりだな。怪我の具合はどうかね?』
――『長旅だったろう?――――立ち話もなんだから腰を据えて話そうじゃないか?』

――「…だとさ、とりあえず座るとしよう。」

「そうするか」
煙草を消して椅子に腰を掛ける

1746日暮渡見:2017/03/19(日) 22:54:48 ID:RRwi32/w
「・・・・・・ふふ」

落ち着きなく肩ほどまである髪を弄りながら、白衣の男が淡い笑みを浮かべる。その視線の先にあるのは、腰ほどまでの高さがある巨大な蜘蛛型の機械だった。

「苦労した・・・実に苦労したよ。今までは『ロビーで静かに』というルールのせいで大型のものは持ち込めなかったが・・・この静音性ならば問題は無い」

よく聞けば微かなモーター音はするものの、殆ど音を立てずにスルスルと動き回る巨大蜘蛛。確かに煩くはないのだが、静かすぎて不気味だった。
研究に足る素材が手に入るかは分からないが、とりあえずは簡単らしいAの入口へと進むことにする。

1747日暮渡見:2017/03/19(日) 23:15:02 ID:RRwi32/w
>>1746
入ってから少しして、魔物らしき何かと遭遇した。この国は種族が入り交じりすぎていて、見た目だけで敵味方を判断するのが非常に難しい。

「・・・言葉は分かるか?」

念のため話しかけてみるが、何の反応も示さずに飛びかかってきたので全長30cm程の蜘蛛型機械を3機ほど出して応戦する。指示しなくても勝手に働いてくれる機械というのはいいものだ。ちなみに大型マシンの役割は小型マシンを大量に輸送することである。大型も戦えなくはないが、ダンジョンの通路では小回りの効くサイズの方が扱いやすい。
とは言え、小型の機械では馬力が足りずに殺すことは難しい。押さえ込んでいるうちに銃で撃って息の根を止めておく。

「しかし、ゴブリンを抑え込むので精一杯か・・・子蜘蛛にも銃撃機能を持たせた方がいいのかもしれんな」

ゴブリンの死体を前に考え込んでいると、数匹のゴブリンがこちらを覗き込んでいるのを見つけた。何やらゲギャゲギャ言っているが、それが奴らの言語なのだろうか。

「・・・血の匂いで見つかったか」

呟き、銃を向けて発砲。2匹が弾を受けて倒れたが、残りがこちらに向かってくる。

「・・・やれ、《アサシン》」
『御意』

応じたのは大型の蜘蛛。胴体から10を超える数の機械が現れ、ゴブリンを抑え込んでいく。
その間に銃弾を込め直す。あまり自分で戦うのは得意ではないのだが、これ以上のサイズの機械では静音性の確保が難しかったので致し方ない。1匹ずつ撃ち殺していく。

1748日暮渡見:2017/03/19(日) 23:23:24 ID:RRwi32/w
>>1747
このままここでモタモタしているとゴブリンが無限に湧いてくるので早々に移動する。死体は壁を爆破して作った穴に叩き込んで埋めた。そのうち赤い花でも咲くのではないだろうか。
別にダンジョンを今日中にクリアしなければならないわけでもないのでそのままロビーへと戻った。歩くのが面倒だったのでアサシンの上に乗せてもらっている。

そのまま本を何冊か取って読み始める。空気を読んだアサシンがゆっくりと広いスペースに移動した。気配りのできる機械である。発明者とは大違いだった。

1749とある世界の冒険者:2017/03/20(月) 01:20:17 ID:R7hHyuAM


「と……――大丈夫です、ありがとうございます。」
「今のは――」

投げ捨てられては起き上がり、頭を振って意識をハッキリさせる騎士。
その姿、鎧、武器に既に一切の傷はなかった。 ……魔王の底知れなさが伺える。

「他の方も、すみません。」
「民間の方にご迷惑を。」

一先ずはレイヴン、シャキン、そしてラピュセルたちに謝辞を。
次いで装備を確認し、掛けられた声に振り返る。



「…脅威指定災害――ノーライフキング。」
「今回の件は、貴方達ですか?」


言葉に――座らず。警戒を表して立ったまま。
……騎士にとって、彼らは「怪物」足り得ない。

何故なら、もっと、もっと恐ろしいものを知っているからだ。








【物陰】
( 混)「俺とかね。」
<何故隠れとるんだ俺達は。>
『そこはホラ、空気を邪魔しちゃ悪いじゃない。折角の演劇だもの。』

1750「分岐点1/3」:2017/03/22(水) 21:18:55 ID:ZO3rhkDQ
「―――アレが奴だよ、毎度のこと意味がわからん。」

シャキンへとカオスに対しての感想を吐き出す。
呆れ半分、残りの半分は疑問
何故あんなのがこの世に存在しているのか―――というシンプルな疑問だ。

「―――まぁ、積もる話は奴らと話そう…お前にも聞きたいことがある。」

謝辞を述べられたアルスに目配せをし、ソファーへ腰掛けた―――

1751「分岐点2/3」:2017/03/22(水) 21:19:20 ID:ZO3rhkDQ
ロビーのソファに腰をかけた面子の目の前に広がる
サイドテーブルの上に置かれた葉巻、幾つかの酒とグラスが置かれ、さながら酒の席の様だ
それを見る我々と対峙するように、二人の不死王が腰をかける
君たちを見つめる瞳は血のように紅い、紅い紅い血に飢えた人外の瞳だ。

『"脅威指定災害"御大層なカテゴリー分けだ』
『さしずめ"白亜の混沌"と比べてそう思ったのだろう?彼と一緒にされては困る。』

ヴラドミアが口を開くと同時に、物陰に隠れている( 混)を指差す

『まぁまぁ――――人に理解しろという方が無茶さ、すまないねアルス君
 吸血鬼っていうのは、血が長くなれば長くなるほど気難しくなるものなんだ。』

間に割って入るエリザベート
高貴な外見とは裏腹にその声色はどこか馴れ馴れしい
不服そうなヴラドを静止しつつ、話を続ける

『さて、質問に答えよう。
 今回の件、つまり獣の病だがね…私達は"原因"じゃないよ―――ただ…いつか起こるだろうなと思ってはいたし、その"恩賜"にも預かった。』

犬歯をちらつかせた吸血鬼スマイルをしながら答えるエリザベート
ニコニコ笑顔が癪に障るが、続けて喋り出す

『原因が知りたいならその3人に聞くと良い――――そうだろう探索者達よ?』

紅い視線がシャキン、レイヴン、ラピュセルとその傍に立つ
裸足で色褪せた茶のローブを纏う伸び放題な灰色髪の少女に向けられる。

『一人増えているではないか。』

ヴラド卿、迫真のツッコミ

1752「分岐点3/3」:2017/03/22(水) 21:20:25 ID:ZO3rhkDQ
「アルス…よく聞け
 あいつら曰く、今回の騒動は――――」

椅子に座ったレイヴンがアルスに神妙な顔つきで喋り始める。
その直後に、耳に入る名は

「――――ドクオ、ネームレス、ジャック…その3人が原因だそうだ。」

君がよく知るであろう者達の名だった。

「俺は奴らとはあまり関係がなかった…何か知っているなら話してくれ。」

そう尋ねるレイヴンの声色には、多少の困惑があった
冒険者たちの中では彼らの活躍を聞いて、"英雄"と呼ぶ者もいる…
そんな彼ら達が"獣の病"の原因とは思えない…そう言いたげだ

「俺達は、なんとしても真相を暴かなくちゃいけない…そう決めたからな。」

しかし最後の言葉だけは、確固たる意思が篭っていた。

1753騎士と混沌「1/2」:2017/03/22(水) 21:51:31 ID:PBenrSDw


――『"脅威指定災害"御大層なカテゴリー分けだ』
   『さしずめ"白亜の混沌"と比べてそう思ったのだろう?彼と一緒にされては困る。』

――『"脅威指定災害"御大層なカテゴリー分けだ』
   『さしずめ"白亜の混沌"と比べてそう思ったのだろう?彼と一緒にされては困る。』

「一緒にした気はありませんよ、「カオスさんはこんな回りくどい事はしない。」
「やるんだったらもっと単純に――街に星を落とす、ぐらいの事をする。」

【警戒は緩めぬまま、然し肩に力が入っているわけでもない様子。
エリザベートが割って入れば、謝罪の言葉に小さく首を横に振り】


「3人――」

【レイヴン、シャキン、ラ・ピュセル。
王都ではある程度顔が広いと自負するアルスだが、――この三人は、確か初めて見る。
ただ、自分を助けてくれた事、相対する相手という事もあり悪人とは想わず】

――「――――ドクオ、ネームレス、ジャック…その3人が原因だそうだ。」


「……。」

【言葉に少しだけ考える様子を見せ、口元に手を当てる】
【ただ思考の中で直ぐに答えが出たか、レイヴンの方を向いて】


「自分もドクオさんとネームレスさんと、直接会った事はありません。」
「二人に関しては、ゼオさんとカオスさん……それと桜さんという人から話だけ。」

【ただ、と一度言葉を置いて】


「俺が”八卦武装”を使えてる以上ゼオさんが「敵」って事は考えにくいと思います。」

【そう言ってレイヴンに見せるのは人差し指に付けた七色の輝きを放つ指輪】
【何か、魔力を秘めた道具にも見えるが】


「――これは”八卦武器の使用顕現”。」
「ゼオさんの仲間で、武器で、相棒の八卦の皆さんの召喚権と使用権を示す指輪です。」

【そうして召喚するのは、風の魔力を持つ翠の文様が刻まれた直刀(日本刀)】
【レプリカではなく、正真正銘の、ゼオ・ウッドフィールドがつくりし八卦ゴーレム武装だ】

1754騎士と混沌「2/2」:2017/03/22(水) 21:57:19 ID:PBenrSDw

【IN THE 物陰】

<――だ、そうだが、どうなんだカオス。>

ご丁寧にバカには見えない認識阻害の魔術を掛けて談笑を続ける魔王、魔女、黒衣の大男。
白亜の魔王と呼ばれる混沌であれば事の1から10までを知っていそうなものだ。


( 混)「少なくとも名無しと暁の方は「中身」との接続切れてるしな、役者として選出された以上は"ガンナー"の駒だ」

聞き慣れた――聞き慣れない名称で持論を語る魔王。
何故かその両手にはパイ……え、パイ?

『どちらにしろ、私達は干渉しない。』
『それでたとえどういう結果になっても、ね。』

<……詰まらん舞台だな。>

( 混)「とりあえず俺はあの吸血姫がシリアスな事言おうとしたらテレポート使って奴の顔にパイぶつけてくるわ。」


シリアスぶち壊し予定。

1755「分岐点1/3」:2017/04/01(土) 21:18:54 ID:WksQa8S2
ゼオ・ウッドフィールドは敵ではない。

 木原の助手であるゼオが敵ならば、真っ先に八卦の使用権限を、停止するだろう。
だが、アルス・ストラグルは、八卦型ゴーレム武装が顕現できている。
したがって、彼が敵ではないと予想するのが、当然の帰結だ。
……もしくは、初めから関わっていないか。
そもそも、木原の助手というだけで、獣狩の騒動に関係している、とは限らないのだ。

 浪費するだけの時間が続く、白亜の混沌達は、まともな干渉を見せないし
吸血王の二人は、笑みこそ浮かべているものの、その視線は、皆を見定めている様だ。
沈黙が、どれほど続いただろうか、根を上げたレイヴンが、一声をあげる。

「――――話を整理しよう
 アルス、君の【八卦】とやらが使えているのなら、ゼオは敵ではない…と、言うことは、奴に協力を仰げる可能性があるって事だな。」

  たとえ"騒動"に関係が無くても、ゼオ自身は、敵ではない。
 ゴシップ等では、気難しい人とされているが、彼は人間。
 協力を仰ぐなら、カオスな人外達よりも、安全で、話も通じるだろう。
レイヴンは、そう考えた。

 『それは、ゼオに会いに行くって事でいいのかな?』

 笑みを浮かべていた、エリザベートが口を開く。
顔に浮かべる表情は、しめしめ、と言わんばかりだ。ようするに予想通り。
黒い手袋の上から、細い手を鳴らす。

『――――語り部君、皆に例のものを』
『はい、かしこまりましタ!!』

----------------------

1756「分岐点2/3」:2017/04/01(土) 21:19:18 ID:WksQa8S2
『あぁ残念至極、無念千万、残念無念!!白亜の混沌様は、この騒動にご興味がなさらないご様子。』

 嫌味ったらしい、声を響かせる、語り部…もとい贋作。
悪どい商人の様に手を揉みながら、4人の前へ現れる。
仮面の下は、どんな表情をしているのだうか。

『白亜の混沌様の気を引けないのであれば、木原氏のご助手、そしてアルス様のお知り合いでもある
 ゼオ・ウッドフィールド様へ、ご協力をお願いするのは、至極全うでございます。
 その明晰な頭脳、ワタクシ感服いたしております!!いやいや本当ございますよ!?』
「少なくとも、バカにしている事は分かったよ、語り部。
 吸血女も乗り気、加えてお前が出てきたって事は、このルートが当たりって事で、いいんだな?」

 不機嫌そうな目を浮かべるレイヴン。シャキン、ラピュセル・アルスの三人からは
散弾銃のトリガーに、指をかけているのが見える。撃つなよ。

『ホホッ とんでもこざいません!! ささっ、エリザベート様から承った品は、こちらでございます!!』

 懐から取り出された、木製の宝石箱。
ぱかりと蓋をあけると、幾つかの指輪が並んでいる。それらは、アルスが良く知る、八卦によって作られた物。
レプリカではない、正真正銘の、ゼオ・ウッドフィールドがつくりし正規の物に見える。

『こちら、ゼオ・ウッドフィールド氏が作られました、アーティファクトにございます。贋作なんかではございません、正規品ですよ!!
指輪の地図、とでも申し上げましょうか…こちらを身に着けて頂きますと

 『組織』 の 『城』 へ

  ご案内致します!!ええ、はいドクオ様、ジャック様、ネームレス様達がいらっしゃった『組織』の『城』でございますよ!!』
 
『ゼオ氏には、話を通してあるよ…今、彼は"其処"にいる。もし行くのであれば身に着けていくといい…
 もっとも、身につけなくてはいけないんだけどね。なにしろ『組織』の連中は、目的も不明、規模も不明
 ダミールートや偽造の拠点も多くて、とてもじゃないけど『指輪』無しじゃ、見つけられないんだ――』

  …この騒動に繋がるとされた「組織」の「城」
とりわけ例の三人が関わっていたとされる場所だ…実際、規模や目的はまったくの不明。
王都のゴシップでも、その尾ひれすらつかめていない、謎の組織。
そして、その場所にゼオが居る、というのだ。

「…皆、どうする?あの白亜の混沌に、もう少し頼み込んでみるか?
 俺としては、指輪をもらってさっさと進む方が、得策かと思うんだがな。」

----------------------

1757「分岐点3/3」:2017/04/01(土) 21:19:38 ID:WksQa8S2
【IN THE 物陰】

『あのー本当にやるんですか?無駄だと思うんですがねぇ…』

パイを構える白亜の混沌
その横で、せっせとパイをこしらえる贋作。語り部だし、分裂とかできるんでしょう、多分。

『あのおふた方、あなたの知ってる時の二人とは、違うみたいなんですよねぇ
 いくら白亜の大魔王様とはいえ、"パイをあてる"のは、無理かと思うんですが。』

そしてラストのパイを作り終える、いわゆるパイ投げの用なので、紙皿にクリームを盛っただけ。
いつでも準備オッケー、テレキネシスでもテレポートでも使って、1Fの猶予もない、パイマシンガンができる。いまならスレでの査定も不要。

『お言葉ですが、ガンナー様"ご本人"は"駒"として使うつもりは無いとおっしゃっていましたよ
 "中身"の方が、戻ってきてくれるのが一番良いと、いつもぼやいておりました。』

1758「ラピュセル」『?』:2017/04/01(土) 21:54:45 ID:t7J2YxNc
「私は先に進むのがいいと思う」

ふむ、と暫し考え込む乙女はそう結論を出した。
出たとこ勝負が続きそうであるが事前準備など出来る情報もない、ならば進めるところまで進むしかない。

『おう、気張って行くがよい』
「…ええと、一緒に?」
『いんや、ワシにも色々やることがあるでな?とりあえずコレを持っていくとよいぞ』
「ん…?」

そうして一冊の鍵がかかった分厚い本を手渡される乙女。
それに触った瞬間、本が粒子となって散り、乙女へと吸い込まれるようにして消えた。

「…ええと」
『ほっほっほ、まあ、今は未だ理解できんじゃろが…じゃあの』

不意に現れたソレは又不意に去っていった。

1759とある世界の冒険者:2017/04/01(土) 22:02:37 ID:HpWxemK2
>>1756

「……何も頼まない方が良いだろう」

語り部と良い白亜の混沌といい、この手のトリックスターは如何も苦手である
なぜなら何処までが本当でどこまでが嘘か分からないからだ

分からないのならば、最低限の情報だけで行動すればいい

余計に事を考えては、それこそ混沌に浸食されるからだ


――『組織』 の 『城』

――指輪無しではみつからない

馬鹿げた組織だ。
城を所有し運用でき、人員や規模に目的も不明。更にその支援者の名前


そして、それをたったイエローペーパーが流す噂で終わらせる隠蔽率。


小国より――下手をしたら中堅国家並みの力がある組織

やっかいな事だと頭を悩ませる

1760騎士と混沌:2017/04/01(土) 22:12:38 ID:r3RjcaRY


「……。」

――踊らされている感覚がある。

何に? "この場の全てに”だ。
以前混沌の王に聞いた"なるようにしかならないクソみたいな吟遊野郎の筋書き"――要するに運命の収束、それを感じる。

「(けど。)

「行きましょう。」
「ここに居ても何も変わらないなら、俺は動いて少しでも誰かを守る事を選びたい。」

やることは変わらない。
アルス・ストラグルという男がやる事は「騎士」としての。 「人間」としてのあり方を全う事だ。


……ゼオとその仲間達がこんな馬鹿げた事をするとは思えない。
……そもそも前提としておかしいのだ。

だって、【この騒動が起こるとっくの昔にネームレスという名の男は死んでいる】のだから。
だから少なくとも、目の前の怪異二人と狂言回しが言う話は、街を流れる噂は【前提からして狂っている】。

だって、【話しに聞くドクオという男は帝都に住まう人間であり、立場で言えば獣を狩る人間】なのだから。
だから少なくとも、敵であるという事はありえないし――何より聞いた話が本当であるならば、獣以上に獣なのだ。


「カオスさんに頼んでもいいですけど、きっと直接手伝ってはくれないですよ。」
「あの人、自立しない奴が一番嫌いですから。」

1761騎士と混沌:2017/04/01(土) 22:17:50 ID:r3RjcaRY
【IN THE 物陰】

( 混)「要するに確定描写で回避しますよ、ってか? うっわーウッザいわー、イベントの主催ってそういうとこあるよな。」

こしらえるどころか既に山のようなパイ。
本当にやるどころか既に機械仕掛のマシンガンがパイを吸血鬼共にあめあられだ。


( 混)「勝手に戻ってきて勝手にイベント初めて全部僕の手のひらの上ですぅーってか? くっさいわー超くっさいわー。」
    「吟遊GMも大概にしろっつーの、同じ穴の狢かっつーの。」

四方八方から降り注ぐ雨あられ、いやさパイあられ。
シリアスな場面でパイが降ってもイイ、自由とはそういうものだ。


「真面目にやれんのか。」

( 混)「真面目にやろうがバカにしようがオチは変わんねぇもん。
     俺が何しようがふしぎなちからで時が巻き戻ったり無かった事になるしな。」

『……こいつは本当に……。』

1762騎士と混沌:2017/04/01(土) 22:23:20 ID:r3RjcaRY
【IN THE 物陰】

( 混)「――ま、そういうわけだ。」

すっ、と大魔王が物陰から立ち上がる。
なおパイは自動で生産、ロックオン、射出を繰り返してる。インチキ効果も大概にしろ。

( 混)「凡人の顔も満たしこれ以上くだらん舞台に付き合ってやるつもりはない。つーか飽きたし。」
    「メディア、レイ、お前等も好きにしろ。んじゃの。」

そう言って大魔王は空間を捻じ曲げて図書館から退場。
多分後はパイ投げたりかっこいいシーンでアルス助けたりするぐらいの出番だろう。
どっかの草原とか辺りで冷やかしはしてそうだが。


『……だ、そうだけれど、どうする?』
『私は少しだけアルスに肩入れしようと思うけど。』

「ふむ。」
「偶には三流舞台も悪くないか。」

『あらそう。』
『じゃ、こっそり――暴れすぎて筋書きを壊さない程度に、ね。』

魔女と黒衣の二人も同じ様に姿を消す。
――が、こちらの二人はまだこの舞台で踊るようだ。

1763「分岐点1/2」:2017/04/02(日) 22:52:14 ID:Y7IAN/ns

>>1758

「出たこと勝負ばかりだな、苦労かける…」

 本を粒子として、吸い込む乙女を一瞥し、己の得物を背負い直す。
魔法的存在の彼女にも、だいぶ慣れてきた。

「期待させてもらうぜ、ラピュセル」

 おそらくこの面子の中で、もっとも強靭な、精神力を持つ彼女に、期待と信頼の言葉を投げかける。
はじめの頃の、訝しげな感情は、もはや存在しない。
工房の担い手といい、魔力に乏しい、この面子の要なのだ。

>>1759

「…そうだな。」

まともに取り合ってくれないのなら、先へ進むしか、無いのだ。
下手に粘っても、言葉通り"侵食"されてしまう。
外面が、ギャグであろうと、触れているのは混沌なのだ。

「シャーク…"組織"の連中についてどう考える?」

組織についての疑念、レイヴンの瞳を見るに、彼も同じ事を考えていた様だ。

「城を所有し、それを完全に隠蔽、規模も目的も不明となれば
 イエロージャーナルの連中でも、足取りが掴めていないって事になる…そんな組織が、実在できるのか?」

ここ数年は、平穏な世界だったものの
北からはソルビニアが、ベルジニアの国境付近では、魔族達との睨み合いが、続いているのだ。
実際、この大陸はかなり殺伐としているが、この状況下で、そんな運用ができる組織とは…?


----------------------

1764「分岐点1/2」:2017/04/02(日) 22:52:35 ID:Y7IAN/ns
【パイ乱舞】

『そうさ、確定描写さ』
『円滑に進めるためだ、仕方なかろう』

レイヴン達が、話している間に、エリゼとヴラドに、あれよあれよとパイの嵐。
すべて直撃したと、思いきや…まるで初めから、其処に居なかったかの様に、ソファーへ座っている。

『残念だが、我々は何処にでもいるし』
『何処にも居ないのだ』

そしてわけの分からない事を、のたまいながらワインを一口。
ホーミングパイは、対象を失って以内にもかかわらず、ひょろひょろとした、軌道を描いて散乱。

『後片付け、誰がやると思ってるんですかねぇ…機械も止めておきましたよ。』
『ご苦労』

そして、モップと木製のバケツを持って、ひょっこりあらわれる贋作

----------------------

「…アイツらは放っておこう。」

連中の一連の流れを、見てそうつぶやいたレイヴン
どこからともなくパイが飛び交う、これは悪い夢だ、この獣狩りの夜も、飛び交うパイも。

「…だったら、良かったんだけどな。
 アルス、お前はどうするんだ?騎士団に入ってるんだろ?持ち場とか平気なのか?」

指輪を身につけながら、アルスに問いかけるレイヴン。
実際、持ち場を離れて此処に来たわけで、一旦戻るかは君次第だ。

1765「ラピュセル」:2017/04/04(火) 22:11:20 ID:wZWVzLWE
>>1763
「出たとこ勝負なのは初めからな気もするから今更だ、期待に応えるよう努力する」

暫く消えた本を持っていた側の手を閉じたり開いたりを繰り返す乙女。
レイヴンに語りかけられ我に返ったようにそちらへと振り向き笑みを浮かべる。

1766とある世界の冒険者:2017/04/06(木) 21:07:47 ID:GsU/wvZQ
>>1763>>1765
――「シャーク…"組織"の連中についてどう考える?」

――「城を所有し、それを完全に隠蔽、規模も目的も不明となれば
 イエロージャーナルの連中でも、足取りが掴めていないって事になる…そんな組織が、実在できるのか?」

「……無理だ」

一言そういう

「まず、城を保有した段階で確実に何処かの諜報機関に目は付けられる。其れがたとえどんな廃城だったとしてもだ」

城とは元来戦略的意味合いが強く、どんな場所にどの様な方式の築城でどのような能力を求められているか

それはどの様な時代でも共通している戦略的位置エネルギーが其処に存在しているのだ。

廃城がモンスターの寝床になっていても、犯罪者組織の拠点にされ辛いのは其処にある
いわばどんなに腐っていても城は城がある場所は、重要な駒なのだ

「そこに、規模も目的も不明。足取りもつかめない巨大組織……はっきり言っておとぎ話か或いは、後ろ盾が余りに強大かの二択だ」

「それこそ王国以上の国力がある後ろ盾だ」

そんな物が存在するかどうかは分からんがなとシャキンは言う

現行の世界の秩序は奇妙な力関係でなりあっている。そこのプレイヤーの一人である王国相手にこれ程の組織を作れる後ろ盾はあるのだろうか?

1767「1/1」:2017/04/08(土) 22:18:41 ID:5gxhkEWA
>>1765
>>1766

「…しかし、実際に存在していて、其処に行くための手段があるわけだ。」

 指輪をはめると、皆の視界に、青白い魔法のパス(線)が映る。
おそらく「城」までの道筋なのだろう…これを辿っていけば良いわけだ。

「早速、出発したいが…貴様ら二人に聞きたいことがある。」
『ほう』
『何かな?』

 扉へ向けて、歩きだした所で、思い出したかのように振り向く。

「"混沌の血"ってのは、一体何だ?」

 ラピュセルとバッカスで出会った時、レイヴンが話していた"混沌の血"という単語
手紙には、意味深に書いてあったが、それが何を意味するか未だわからない。
言い出しっぺである、エリザベートとヴラドミアに問うが…

『鴉羽の狩人よ…残念だが、今の貴様でその意味を理解するのは、叶わぬ。』
「何?」
『"文字"が読めない人間に、魔法を理解しろというのは、無理だろう?
 それと一緒さ、今の君たちには、私達が話した所で、理解は出来ないだろうね。』

 ワイングラスを傾ける二人。
様子を見るに、確実に何かを知っていそうなものの、話す気は無いようだ。
もしくは、彼らの勝手な演出か…

「…行こう、時間の無駄だったようだ。」

 これ以上、有益な物は得られないと判断し、出入り口へと歩きだすレイヴン。

『あ…そうそう―――――』

 その後姿を見て、エリザベートが何かを言いかけるが、彼の耳には届かなかったようで…

1768「ラピュセル」:2017/04/08(土) 22:26:01 ID:.cFc8afo
>>1767
顎に指あて暫し物思いにふける乙女。
成程確かに組織の強大さの割に出てくる情報が余りにも少なすぎる。
どんな形であれ悪目立ちは確実にしそうなものであるが…
それとも余りに大き過ぎる故にソレと気が付いていないだけ、という可能性はないだろうか?

「…ん?」

等と色々と考えることもあり動きがやや緩慢だった乙女。
エリザベートの声に反応し、其方を見やる。

1769とある世界の冒険者:2017/04/08(土) 22:40:36 ID:mJCcC6gM
>>1767>>1768

「……」
様々な単語が増えていく

混沌の血それに文字

彼ら語り部が言いたいことの本質を考える

混沌の血に対する答えが"文字"が読めない人間に、魔法を理解するのは無理

つまり、我々は今だ文字という前段階すらたどり着いていないという事になる。

ではこの場合の文字はなんだ?

獣の病か、あるいは木原教授への知識か

一体なんなのだろうか


――「…行こう、時間の無駄だったようだ。」

「あぁ」

頷き同じく付いて行く

エリザベートの言葉はシャキンの耳にも届かなかった

――「…ん?」
しかし、乙女の反応には気が付いたようだ

「どうしたラピュセル?」

1770「分岐点/終」:2017/04/08(土) 23:17:17 ID:5gxhkEWA
>>1768
>>1769

 巨大な、両開きのドアの魔法陣に手をかざすと
ギギギギギ…と大きな音を立てて、ゆっくりと扉が開きはじめる
この音を聞くと、王都がきらびやかだった頃、何度も冒険をした記憶が蘇る。
夜通し本を漁り続けた後、この扉を開けると、眩しい朝日が目に染みたのだ。

「とりあえず、工房にでも戻るか…シャーク、ラピュセル、何か食いたい物は?」

そんな記憶も今や昔、太陽の代わりに、蕩けた瞳のような形をした物が浮いていて
どんよりとした光が、皆を照らす事だろう。



―――――だが、そこに蕩けた瞳はなかった



あ…そうそう―――――

1771「分岐点/終」:2017/04/08(土) 23:19:13 ID:5gxhkEWA

『――――ここからが"本当の獣狩の夜"だ』


――月だ

――不気味なまでに巨大な月が、鈍く輝いている。

――どんよりとした空は、星空に染まりきっている。

――いままで、昼夜の概念を意識したことはあったか?

――常に薄暗い、曇り空の様だった。寝る前、寝起きもそうだった…狩りをしている最中も。

――ここで三人は思い出す。

――夜を越した覚えが無い…と。

――月夜にしては、明るすぎる光が、図書館の中を照らす。

《…ギョアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア》

一瞬の静寂の後、獣たちの雄叫びが街中から響き出す。
散発的に響く、人の悲鳴…男女含め、赤子の泣き声も聞こえる。

『では"狩人諸君"』
『"狩りを全う"したまえよ』
『"良き狩り"を』

 放心する最中、3つの声が響くと同時に
背後の扉が閉まった――

1772「ラピュセル」:2017/04/08(土) 23:36:50 ID:.cFc8afo
悪い夢なんじゃないだろうか

ところがどっこい・・・・・・・・夢じゃありません・・・・・・・・!現実です・・・・・・!これが現実・・!

…!?

「っ…どういう事だ、コレはっ!!」

一瞬意識を手放しそうになった最中、何かが自身の中で蠢いた。
内と外の異様な気配に大声を出さずにはいられない。
知らずの内に手に携えた槍を強く握り、歯を食いしばる。
冷汗は止まらなかった。

1773とある世界の冒険者:2017/04/08(土) 23:40:18 ID:mJCcC6gM
>>1770>>1771

――「とりあえず、工房にでも戻るか…シャーク、ラピュセル、何か食いたい物は?」

「いや、無いな。胃に入ればそれでいい」


そして、気が付く
月。そして、それらの事象と夜を越したことの無い事柄に

「…………」
これに気が付いて、果たして正気が保てるのだろうか?

何かが、何かがシャキンの中で削れた。それはあの時の戦争で削れ、離婚という事柄に削れた

シャキンの中で正気を保つ心の何かが削れたのであった

――『では"狩人諸君"』
――『"狩りを全う"したまえよ』
――『"良き狩り"を』


「………知るか……馬鹿野郎……」
狩り。それは何だ?
分からない。誰かの声であろうが知ったことではない

ただただ、今は仲間を護る事を考えるだけであった

1774とある世界の冒険者:2017/04/08(土) 23:42:31 ID:mJCcC6gM

>>1772

「!?」
ラピュセルの状態以上に気が付き体を支える

「おい、大丈夫か!?ラピュセル!?」
意識を飛ばない様に声を掛けるのであった

1775うさぎ:2017/11/06(月) 03:23:16 ID:a0l8AeZg
tp://ssks.jp/url/?id=1451


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