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巨大地下水路
4
:
とある世界の冒険者
:2010/02/21(日) 16:37:03 ID:iY00yQzk
>>2
>>3
「やれやれ・・・今日は此処までだな。」
釣りを止めて道具をかたし始めた。
5
:
とある世界の冒険者
:2010/02/21(日) 16:41:16 ID:pEnPBou.
>>3
>>4
【竿を片付け始めたその時、
浮きが大きく反応した】
6
:
とある世界の冒険者
:2010/02/21(日) 16:42:56 ID:rHismuuE
「む〜……」
立ち去った
7
:
とある世界の冒険者
:2010/02/21(日) 16:51:47 ID:iY00yQzk
>>5
「・・・ぬ?」
8
:
とある世界の冒険者
:2010/02/21(日) 16:52:33 ID:pEnPBou.
>>7
「いたーい!!」
【釣れましたね、ええ。
水分補給もしてお肌ぴちぴちのが】
9
:
とある世界の冒険者
:2010/02/21(日) 16:54:01 ID:iY00yQzk
>>8
「・・・流石に食う気にならん。」
10
:
とある世界の冒険者
:2010/02/21(日) 16:57:45 ID:pEnPBou.
>>9
「とってー!!とってー!!」
【刺さりは甘く、簡単に取ってやれるだろうが……】
11
:
とある世界の冒険者
:2010/02/21(日) 17:00:55 ID:iY00yQzk
>>10
「世話の焼ける・・・」
とろうと
12
:
とある世界の冒険者
:2010/02/21(日) 17:01:35 ID:pEnPBou.
>>11
【取れました】
「ありがとー!!ありがとー!!」
【彼の頭上を喜んで旋回する金魚】
13
:
とある世界の冒険者
:2010/02/21(日) 17:03:08 ID:iY00yQzk
>>12
「やれやれ・・・」
道具を完全にかたし終える。
14
:
とある世界の冒険者
:2010/02/21(日) 17:06:24 ID:pEnPBou.
>>13
「♪〜〜♪〜〜!!!!」
【狭い地下水路内を暴れ続ける金魚。
放っておいて帰ってもよさそうです】
15
:
とある世界の冒険者
:2010/02/21(日) 17:08:32 ID:iY00yQzk
>>14
「ではな。」
帰ったそうな。
16
:
とある世界の冒険者
:2010/02/21(日) 17:11:59 ID:pEnPBou.
「♪〜〜♪〜〜」
【暫く上機嫌で飛び続けたそうな】
17
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 15:43:20 ID:dTQnrTik
身体から水晶を生やした馬鹿デカイ鉤爪を持つ左右非対称な姿の翼人が水路を行く。
「・・・」
18
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 17:32:42 ID:HOJ307x2
「・・・・」
アホ毛の生えた白髪の少年がくら〜い雰囲気を出しながら釣りをしている
周りには靴、ごみの小山が
19
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 18:04:29 ID:k/9GaRJk
「これはひどいのじゃ」
こぎつねがいる
20
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 18:22:40 ID:Kxo/Oftc
木の枝・片方だけの皮の靴・傘の骨・何だかよくわからないもの・etc・・
いろんなものが積まれている!
21
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 18:34:50 ID:k/9GaRJk
「くいものはなさそうじゃなー」
ゴミの山を漁る
22
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 18:37:55 ID:Kxo/Oftc
たとえ食べ物があったとしてもひどい悪臭がするため食べられないだろう
23
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 18:40:20 ID:gnoisBd6
「アー……」
【ゆっくりとした足取りで白い少女が歩いてくる】
24
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 18:41:20 ID:k/9GaRJk
こてんと座る
25
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 18:43:00 ID:Kxo/Oftc
「・・はぁ」
また靴を釣り上げ、溜息をつき釣竿を片付ける少年
「あ、こんばんはー」
化け狐と白い少女に気づき挨拶する
26
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 18:45:38 ID:gnoisBd6
>>24
「オー……」
【近づいていく】
>>25
「……コンバハ!」
【偶然か、正しい使い方をした】
27
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 18:46:44 ID:k/9GaRJk
>>23
「うわ!」
なんか驚いてます
>>24
「こんばんはじゃ」
狐が話しています
28
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 18:47:56 ID:Kxo/Oftc
>>26-27
「噛み付いちゃ駄目ですよー」
念のため釘を刺しておく少年
29
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 18:48:57 ID:k/9GaRJk
>>26
逃げて少年の後ろに隠れる
30
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 18:59:50 ID:gnoisBd6
>>27-29
「ウー……」
【一度ディフに目を向けてからきつねを捕まえようとする】
31
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:05:02 ID:Kxo/Oftc
>>29-30
立ち上がって少女を掴み、高い高いをする少年
32
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:08:13 ID:k/9GaRJk
>>30
「あわわわ」
必死で逃げたが
>>31
「ありゃ?」
とまった
33
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:08:36 ID:gnoisBd6
>>31
「オー……!」
【笑って喜んでいる。きつねのことはもう忘れたのか】
34
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:18:35 ID:Kxo/Oftc
>>32-33
漫画か何かだと隣に「 計 画 通 り 」という黒字が浮かびそうな笑顔を浮かべる少年
35
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:21:55 ID:gnoisBd6
「オー」
【手足をばたばたと動かして喜んでいる。
時折それがディフの身体に当たる。加減を知らない少女のそれは結構痛い】
36
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:23:51 ID:k/9GaRJk
>>33
>>36
「なにやってんじゃろ〜な」
こてんと座ってみている
37
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:26:12 ID:Kxo/Oftc
>>35-36
「抱き上げられるの好きらしいので・・・」
体を強く叩かれるたびに顔をしかめる少年
38
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:27:31 ID:k/9GaRJk
>>37
「なるほどのぅ」
39
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:31:32 ID:gnoisBd6
>>37-38
「アー……オハウ!」
【やはり先ほどの挨拶は偶然だったようだ。
少し経つと、手足をばたつかせるのを止めて大人しくなった】
40
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:35:23 ID:Kxo/Oftc
>>38-39
「・・だけど叩かれるのはいただけないなぁ」
少女を地面に降ろす少年
「・・・年上のおねーさまだったらよかったのに」
残念そうに言う少年
年上のおねーさまだったら持ち上げられません
41
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:35:30 ID:k/9GaRJk
「ふわぁ〜」
あくびひとつ
42
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:38:10 ID:gnoisBd6
>>40
「ウー……」
【大きく身体を傾けた】
「アー……」
【地面に落ちているごみを漁り始めた】
43
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:43:38 ID:EX5K8L9Q
>>42-41
「食べられるものありませんよー」
革靴一つ一つに熱風の魔法をかけながら言う
44
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:45:04 ID:k/9GaRJk
>>40
「食い物をくれるなら、化けてもよいが」
>>42
「そこにはなにもないのじゃ」
もう漁りましたし
45
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:46:44 ID:gnoisBd6
>>43-44
「アー……」
【革靴を手に取った】
46
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:48:04 ID:EX5K8L9Q
>>44
「化けるって大人のおねぇさまにですか?」
しげしげと化け狐を見る
>>45
「・・あ、やっぱり食べられるものありましたね」
47
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:50:01 ID:k/9GaRJk
>>46
「ま、まさかくうのか?」
>>47
「それなりに、うまいものをくれるならな」
48
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:51:39 ID:gnoisBd6
>>46-47
「アー」
【口を大きく開けた。白く歯並びが良い、しかしすべて鋭く尖っている歯が見える】
「ム!」
【革靴に食いついてモゴモゴと口を動かしている】
49
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:54:06 ID:EX5K8L9Q
>>48
「生き物の革でできていますし食えますね・・僕は全力で勘弁ですが」
女が着けているものならモーマンタイですが
>>47
カバンからわかめご飯おむすびを取り出す
50
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:57:14 ID:k/9GaRJk
>>48
「く、くいおった!」
驚いてる
>>49
「ごちそうじゃ!」
飛びかかる
51
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 19:58:28 ID:gnoisBd6
>>49-50
「……ウー」
【革靴の一部を食い千切って食べた】
「アー……」
【わかめご飯おむすびを見ている】
52
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:01:19 ID:EX5K8L9Q
>>50-51
ばけきつねに食われているわかめご飯おむすび
そして見られていると気づいていない少年
53
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:03:27 ID:k/9GaRJk
>>51
>>52
「けぷ」
あっさり全部食べる、口の周りにはご飯粒が
54
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:06:14 ID:k/9GaRJk
>>51
>>52
「けぷ」
あっさり全部食べる、口の周りにはご飯粒が
55
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:06:41 ID:gnoisBd6
>>52-53
「アー……」
【四つん這いできつねに近づく】
56
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:07:59 ID:EX5K8L9Q
>>54
wktkしながら待っている少年
>>55
「・・ほしいですか?」
少女に問う
57
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:10:38 ID:k/9GaRJk
>>56
>>57
「えい!」
少女に気づかないまま、ボムっと音をたてて、グラマーな金髪の女性に変身する
ややつり目気味だが
58
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:11:19 ID:gnoisBd6
>>56-57
「……オイ、シー!」
【言葉を発した。どうやらほしいようだ】
59
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:12:32 ID:EX5K8L9Q
>>57
「・・・・」
脳内●REC発動
>>58
化け狐を見つめたままわかめおむすびを取り出し渡す少年
60
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:15:56 ID:k/9GaRJk
>>58
「ふふ、どうじゃ?」
服装はネオベイのもので、そのため胸の大きさが際だつ
61
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:18:24 ID:gnoisBd6
>>59-60
「アー、ム」
【モグモグと食べ進んでいく。このままではディフの指が噛み付かれてしまう】
62
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:26:39 ID:ht./byuo
>>60
「・・・・・」
親指を立てる少年
>>61
気づいていないようだ。そのまま噛み切っちまえ
63
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:28:01 ID:k/9GaRJk
>>61
>>62
「ん?少年よ、そのままじゃ…」
少女に気づき
64
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:28:03 ID:gnoisBd6
>>62
【おにぎりがほとんど無くなり、やがてディフの指に鋭い歯で噛み付いた】
65
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:29:21 ID:ht./byuo
>>63-64
「へっ?」
噛み付かれた!しかも不幸なことにガントレットじゃなくて手袋!
66
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:31:00 ID:k/9GaRJk
>>64
>>65
「いたそうじゃな」
見ている
67
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:32:51 ID:gnoisBd6
>>65-66
「ンー……」
【顎の力が強く、ちょっとやそっとじゃ離しそうにない。
手袋を破り、歯が肉に刺さる】
68
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:33:41 ID:ht./byuo
>>66-67
「そのままってそういう・・!」
顔を顰めつつ化け狐を睨みつける少年
69
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:36:04 ID:k/9GaRJk
>>68
「ああ、助けがほしいのか」
少女に近づき
>>67
「…ん〜」
なんと、くすぐりはじめた!
70
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:38:23 ID:gnoisBd6
>>68-69
「アー……ハ……!」
【少し笑いながら指から歯を離した。
くすぐられた瞬間、一度強く噛んでしまったが】
71
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:41:46 ID:ht./byuo
>>69-70
歯が離れた瞬間手を抜く少年
72
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:44:17 ID:k/9GaRJk
>>70
>>71
「そ〜れ、ここがよわいのじゃな」
まだくすぐっているお姉さん
73
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:46:39 ID:gnoisBd6
>>71
【手袋を破り、肉に刺さったため血が出ているだろう】
>>72
「アー……!」
【笑いながらいやいやと逃げ出そうとする】
74
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:48:33 ID:ht./byuo
>>72-73
「・・他の女性に目移りするから罰が当たったんですねやっぱり僕はゼロさん一筋で・・」
血をだらだら流したまま言う少年
75
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:50:39 ID:k/9GaRJk
>>73
「ふむ」
あっさり手を離した
>>74
「ぜろさん?」
反応した
76
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:52:46 ID:gnoisBd6
>>74-75
「アー……」
【血を流す指をじーっと見ている。まさかまた噛むつもりか?
恐らく次は食い千切られるだろう。相当お腹が減っているようだ】
77
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 20:54:07 ID:ht./byuo
>>75
「え、ああ恋人の名前です」
>>76
少女に向かって満腹中枢を刺激し、満腹感が得られる薬草をぶん投げる少年
78
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 21:01:09 ID:k/9GaRJk
>>76
「おそろしいのー」
離れる
>>77
「なるほどの」
79
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 21:05:51 ID:gnoisBd6
>>77
「ウー……?」
【薬草が胸の辺りに当たって落ちる。
それを拾い、口を開けて食べ、飲み込んだ】
「アー……」
【お腹に触れながら身体を傾ける。お腹がいっぱいなのに身体が軽いのが不自然なようだ】
80
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 21:09:09 ID:ht./byuo
>>78-79
(痛かった・・・)
指に回復魔法をかける少年、靴などをカバンに入れ始める
81
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 21:11:23 ID:k/9GaRJk
>>79
>>80
「ふむ…」
もうこの体を維持する必要はないと判断したのか
ボムっと音とともにこぎつねにもどる。
82
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 21:13:08 ID:gnoisBd6
>>80-81
「ウー……」
【ここでは何も食べられないと判断したのか、ゆっくりと歩き始めた】
83
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 21:14:13 ID:ht./byuo
>>81-82
「・・さてと。僕もこの辺で失礼しますかな」
ごみ等をすべてカバンに入れ、地上に向かう少年
84
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 21:15:01 ID:k/9GaRJk
「さて、酒場にもどるかの」
てとてと水路から出ようとする
85
:
とある世界の冒険者
:2010/02/28(日) 21:23:38 ID:gnoisBd6
「ウー……」
【水路から出て森へ向かった】
86
:
とある世界の冒険者
:2010/03/07(日) 10:07:14 ID:pWqR3ft6
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%80%80%E9%A6%AC%E9%B9%BF&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt
87
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 20:59:22 ID:iXmRrLfQ
[-[:=:]
【ザアアアアアアアアアア、と流される(メタルゴーレム)の生首、今度は何があった】
88
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 21:09:48 ID:iXmRrLfQ
[:=:]-]
【ザアアアアアアアアアアアアアア…………無情にも彼は流される】
89
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 21:20:51 ID:y5LQja96
「にゃ……にゃにゃ……。」
【黒布を巻き尾には赤いリボンを巻いた二足歩行の黒ネコが
珍しくも地下水路を歩く。何やらずぶぬれだが……。】
90
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 21:23:30 ID:iXmRrLfQ
[-[:=:]
【ザアアアアアアアアアア、と流れる水やゴミの中、妙な物が流れて行った気がする】
91
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 21:25:30 ID:y5LQja96
>>90
「……変なのに水かけられるなんて聞いてないにゃ……。」
【どうやら水系の魔物に襲われて水をぶっかけられた模様。】
「……ん?…………にゃ?」
【二度見☆】
92
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 21:29:13 ID:iXmRrLfQ
>>91
[-[:=:]<救援要請救援要請救援要請救援要請キュキュキュキュQqqqqqqqqq
【……メタルゴーレムの、頭部らしき物が、流されている】
93
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 21:33:16 ID:y5LQja96
>>92
「にゃ、何かキュッキュ言ってるにゃ。」
【とりあえず、見失わない様に流れるスピードに合わせて追いかける。】
//サイズはどのくらいかな?
94
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 21:34:43 ID:iXmRrLfQ
>>93
[-[:=:]<qqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqq
【壊れたレコード、と言うのが正しいだろうか、妙な音声を発しつつ】
[-[:=:]<キュッ
【…段差にぶつかって止まった】
95
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 21:38:24 ID:y5LQja96
>>94
「にゃ、これはまた……。」
【ぴったり張り付くように追い掛けて行く。】
「よし、止まったにゃ!」
【段差にぶつかった頭部を見て、そちらの方に。
……サイズ的に持てるのだろうか。】
//重量的な意味で救出が難しいやもw
96
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 21:57:30 ID:iXmRrLfQ
>>95
[-[:=:]
【意外と重い、やはり鉄だからだろうか、かなり質量がある】
97
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:03:44 ID:y5LQja96
>>96
「お、重いにゃね……随分と!」
【単身で引き揚げようとするがネコの力では中々厳しい模様。】
「こ、これでどうにゃっ!」
『いや、これでも重いにゃ!』
【と、影が出現し、共に引き上げようと。】
98
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:05:43 ID:iXmRrLfQ
>>97
[-[:=:]
と、どうにか持ち上がる、総重量が100kgを超えるとは言え、頭部のみなら然程ではないようで。
99
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:08:12 ID:y5LQja96
>>98
「『っせーの……――ふぬッ!』」
【最後に2匹で思い切り引き上げ、何とか水路の上にまで運ぶ。】
「あ゛ー……疲れたにゃ。」
100
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:09:25 ID:iXmRrLfQ
>>99
[-[:=:] ピー ガガー
【…大分水に濡れて壊れているようだが……たたけば直るだろうか?】
101
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:11:25 ID:y5LQja96
>>100
「こ、これって壊れてるにゃ?」
【ゴーレムそのものはあまり、見た事がないネコ。
頭部の周りをぐるぐる回りして、観察している。】
//っと、気にしてませんよー
102
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:12:47 ID:iXmRrLfQ
>>101
[-[:=:] ガ ピー ガチョーン ピー カォォォス
【………壊れている】
103
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:16:34 ID:y5LQja96
>>102
「……壊れてるにゃね。素人目の贔屓目で見ても。」
【不審な音に勝手に断定するネコ。】
「……如何しよう、コレ……。」
【ゴーレムに対して造詣が深い訳ではないので如何すればいいか解ってない。】
//いえいえ。ホントそう気にせずにっ!
104
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:19:21 ID:iXmRrLfQ
>>103
[-[:=:] ガ ピ
[-[:=:]「_> 言語機能の回復中.....................60%...............90%.......」
と、急にヤケに人工的っぽい音声でしゃべりだした、修復中らしいが…。
105
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:21:05 ID:y5LQja96
>>104
「にゃ!?」
【そのいきなりの音に飛び退く様に後ろに下がる。】
「わ、吾輩は何もしてないにゃっ?」
【誰か居る訳でもないのに、壊してないとアピール。】
106
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:22:33 ID:iXmRrLfQ
>>105
[-[:=:]「......エラー....チェック.....80%..修復完了」
[-[:=:]「……現状の説明を求めル。」
少しカタコト気味に、喋った。
107
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:26:38 ID:y5LQja96
>>106
「…………せ、説明にゃ?」
【その言葉に困惑を見せる。】
「汝が水に流れていたのを、吾輩が助け出した……で、良いかにゃ?」
108
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:38:02 ID:iXmRrLfQ
>>107
[-[:=:]「…現状を理解。感謝すル。」
律儀に礼を言い
[-[:=:]「……スペア・ボディの召還術式を発動。……エラー、魔力不足。」
と、どうやら何か魔力が足りない様だが。
109
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:44:55 ID:y5LQja96
>>108
「……魔力にゃ……?」
【腕を組んで困った様に。】
「吾輩は闇魔力しかないのにゃが……。」
【あるにはあるが闇魔法を構築する魔力の様だ。】
//処理が厳しいなら落とす?
110
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:46:22 ID:iXmRrLfQ
>>109
[-[:=:]「それでも可能ダ。」
何でもいいらしい。
111
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:50:26 ID:y5LQja96
>>110
「あ、良いのにゃね。」
【意外そうな声を上げると、メタルゴーレムの頭部に肉球を当てる。
そこから、何だか黒っぽい光が出現し、それを流し込んでいく。】
//そう?厳しくなったら何時でも言ってくださいまし。
112
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:51:05 ID:iXmRrLfQ
>>111
[-[:=:]「魔力充填……20…30…。」
と、充電している様子。
113
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:55:58 ID:y5LQja96
>>112
「どれぐらい……あげれば良いにゃ?
吾輩とて限界があるからにゃぁ……。」
【一応、魔力を送り続ける。その影響か影をひっこめた。】
114
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 22:57:43 ID:iXmRrLfQ
>>113
[-[:=:]「…50、充分ダ、感謝すル。」
言って、再度術式を発動して
[-[:=:]「ver-065-格闘戦仕様、召還。」
ヴォン、と両腕に釘打ち機、両肩と背に魔力噴射機が付いた、頭部の無いゴーレムを呼び出す。
115
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:01:28 ID:y5LQja96
>>114
「にゃ……久しぶりにこんなことしたにゃ……。」
【幾らか疲れた様子で。人と違って魔力の梱包量も少ないのである。】
「……おぉ。便利なものにゃ。」
116
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:04:41 ID:iXmRrLfQ
>>115
[-[:=:]「………頼みがあル。」
大体予想は付くが何だろう
117
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:06:27 ID:y5LQja96
>>116
「…………うむ。」
【頷いてそれに応える。】
118
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:07:26 ID:iXmRrLfQ
>>117
[-[:=:]「私を頭部に接続しテほしい。」
………ちなみに、ゴーレムは2m強ある。
119
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:09:20 ID:y5LQja96
>>118
「………その、胴体を如何にかして寝かせる事は出来ないかにゃ?
ぶっちゃけ、その高さだと吾輩には無理にゃ。」
【その、巨体を見上げてぶんぶん首を振りながら。】
120
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:11:37 ID:iXmRrLfQ
>>119
[-[:=:]「………。」
…… 詰み?
121
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:14:57 ID:y5LQja96
>>120
「よし、解ったにゃ。
汝のボディが傷つくかもしれにゃいが方法はない訳ではないが……。」
【何やら、案はあるようだ。】
122
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:15:48 ID:iXmRrLfQ
>>121
[-[:=:]「それしか方法が無いのならば従おウ。」
さてどうしたものか。
123
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:19:08 ID:y5LQja96
>>122
「んじゃ、それで。」
【というと、メタルゴーレムの胴体をかけのぼる。
その身軽さは流石ネコ。すぐに首を指す部分に到着する。】
「よし、準備にゃ。」
【というと、再び影が現れて影は地上へと降りる。】
124
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:19:56 ID:iXmRrLfQ
>>123
[-[:=:]「…。」
大気中のメタゴだが…。
125
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:24:07 ID:y5LQja96
>>124
「にゃ、よし。」
【上に居る本体は首がはまる窪みをしっかりと持つ。】
『ん、良いみたいにゃね。』
【という影。準備ができた様だ。】
//引っ張って胴体をこかせようとします☆
126
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:29:04 ID:iXmRrLfQ
>>125
[-[:=:]「予想は出来てイルが、なるべクソフトに頼む。」
予想済みではあった。
127
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:32:23 ID:y5LQja96
>>126
「いや、思いっきり行くにゃよ。
ぶっちゃけ、倒せると言う確証もないしにゃ。」
【というと、影が一気に本体を引っ張り始める】
128
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:33:24 ID:iXmRrLfQ
>>127
ぐら……と本体がゆれるが…もう一分張りか?
129
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:39:10 ID:y5LQja96
>>128
「にゃ、もうちょっとにゃ!もうちょっと!」
【体が引き千切れそうな勢いで引っ張られるネコ。傾くのを感じて
更に引っ張る様に。】
『……にゃ゛……っ!』
【下の影は影で中々、辛そう。】
130
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:41:08 ID:iXmRrLfQ
>>129
ぐら、と傾き、そのまま倒れる、ガシャンと音がしたが壊れてはいないようだ。
[-[:=:]「…損傷警備。」
131
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:48:23 ID:y5LQja96
>>130
「にゃ!?……にゃにゃっと……!」
【くるりっと倒れる胴体から脱出し、地面に降り立つ。】
132
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:49:31 ID:iXmRrLfQ
>>131
[-[:=:]「接続を頼ム、近くまでモッテいって貰えれば跡は自動ダ。」
と、疲れてるみにそんなことを。
133
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:53:46 ID:y5LQja96
>>132
「にゃ……な、汝……中々、酷いにゃね。」
【若干、肩で息をしながら、頭部へと。】
【またも影を呼び出してずりずりとゆっくり引っ張っていく。】
134
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:57:26 ID:iXmRrLfQ
>>133
[-[:=:]「謝礼は必ずしヨう…接続開始。」
と、ある地点で頭部が引っ張られて、くっつく。
135
:
とある世界の冒険者
:2010/03/09(火) 23:59:57 ID:y5LQja96
>>134
「おぉ、くっつのにゃ……。」
【肩で息をしながら、その様子を眺める。疲労困憊といった感じ。】
136
:
とある世界の冒険者
:2010/03/10(水) 00:03:17 ID:kpJhnWqY
>>135
_\日/ ババーン!!!
[-[:=:]
【立ち上がった!凄い!かっこいい!】
137
:
とある世界の冒険者
:2010/03/10(水) 00:05:04 ID:q.Cb.6Ig
>>136
「おぉ……それが、汝の完全体か。」
【疲労からか、その場に座って見上げている。】
138
:
とある世界の冒険者
:2010/03/10(水) 00:06:23 ID:kpJhnWqY
>>137
[-[:=:]「私はMetrd-000、メタルド。」
[-[:=:]「……とりあえずは現状からの脱出を最優先とする。」
ひょい、とチャオウスを拾い上げて。
139
:
とある世界の冒険者
:2010/03/10(水) 00:09:55 ID:q.Cb.6Ig
>>138
「にゃにゃっ?」
【もちろん、軽くいとも簡単に持ちあげられる。】
「おぉ、運んでくれるか、汝!……あ、吾輩はチャオウスという。」
140
:
とある世界の冒険者
:2010/03/10(水) 00:11:08 ID:kpJhnWqY
>>139
[-[:=:]「チャオウス…記憶しタ。」
[-[:=:]「王都付近まで運送しヨう。」
ガー、と結構な速さで脱出していった。
141
:
とある世界の冒険者
:2010/03/10(水) 00:14:38 ID:q.Cb.6Ig
>>140
「いや、すまんにゃ。……ちょ、早っ!?」
【毛をびゅんびゅんさせながら運ばれたそうな、FO】
//おつかれさまでしたー
142
:
とある世界の冒険者
:2010/03/14(日) 20:44:59 ID:iIFQPSrI
切っ先と刃が無い片手剣程の長さの刀身に短い鍔の両手剣を持つ、
首に黒いスカーフを巻いた金髪灼眼の女性が水路から王都を目指し行く・・・
「・・・」
143
:
とある世界の冒険者
:2010/03/14(日) 21:18:29 ID:iIFQPSrI
Fo
144
:
とある世界の冒険者
:2010/03/25(木) 21:52:00 ID:e4AJ3MIU
[-[:=:]「………。」
がしゃん、がしゃん、がしゃん、と。
足音を響かせ地下水路を歩くメタルゴーレムが一体、何をしているのだろう?
145
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 19:59:15 ID:zHCF/eZg
ゴーグル、マフラー、特異なブーツが目につく軽装の青年が水路を駆けている。
「はっ、ほっ、よっ!」
軽快な声と共に跳んで跳ねて只管王都へと進んでいる。
146
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:09:20 ID:2AfIY1NI
「…ん………なんだ?」
2mはありそうな、大男がそれに目を止める
147
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:12:25 ID:zHCF/eZg
>>146
「ほいさっ!いっやほうっ!!」
ほっぷすてっぷじゃんぷ。
地面を、壁を、水面を、軽快に青年が跳び、駆ける。
『あっちだー!』
『にがすなあああああ!!』
そして青年の遥か後方から複数の男の声もしてきた。
148
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:18:16 ID:2AfIY1NI
>>147
「おーはえーな」
面白そうに青年を見る
「…あ〜逃げてるのか」
後方からしてきた複数の声を聴いて呟く
149
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:20:21 ID:zHCF/eZg
>>148
「よいさっ!ひゃっふうっ!!」
とん、とん、とーん。
追われている筈の青年の動きに焦り無し。
『ほがべっ!』
『ふんげばっ!?』
寧ろ追っている連中の方が焦り、足を滑らせ転倒なんぞしている。
150
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:22:39 ID:2AfIY1NI
>>149
「鬼ごっこをしているようには見えないねぇ」
こちらに迫ってくる青年に訊く、もっとも声が届くかは別だが
151
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:24:42 ID:zHCF/eZg
>>150
「どいたどいたあっ!配達の途中だZEっ!!」
妙に引っかかる語尾の『ZE』と共に青年がグレオニーの横を駆け抜ける。
『くっそう!のがすかあっ!!』
『こなくそー!!』
扱けた追って二人が魔弾を見境なくぶっ放す。
152
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:26:20 ID:2AfIY1NI
>>151
「配達って……おい」
止めようともせず、身を来るが
「って、うわ!」
放たれた魔弾の内一つが掠り、慌てて伏せる
153
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:29:51 ID:zHCF/eZg
>>152
「おっとっとうっ!?」
飛んで来た魔弾を台詞だけは焦っている風に軽い口調と身のこなしでかわす青年。
「遊んでる暇はないんだZe!又なっ!!」
振り向きもせず手を振って駆ける駆ける。
『あそびじゃねえわああああああ!!』
『なめてんのかああああああああ!!!』
ついに大の大人二人がきれて矢鱈滅多らに魔弾を放つ放つ。
グレオニー、とんだとばっちりである。
154
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:32:19 ID:2AfIY1NI
>>153
「…魔弾…だよな?」
伏せたまま呟く青年。
「はあ……どうしてこうなった」
じっとしてます。
155
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:35:10 ID:zHCF/eZg
>>154
「おととととっ、Ze!?」
魔弾が水路の壁を穿ち青年の進路を遮る。
流石に立ち止まざるをえない青年。
「・・・Ze。これは困るZe。」
『やっかましいわぼけえ!』
『散々こけにしくさって・・・大人しく硬貨を渡せえっ!!』
青年へと近寄っていく追手二人。
156
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:39:19 ID:2AfIY1NI
>>155
「おっ、やんだな」
やっと立ち上がり、汚れを払う
「なにがあった?」
そして、自身もそちらの方に行く
157
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:43:54 ID:zHCF/eZg
>>156
「硬貨?・・・ああ、これは駄目だZe?」
青年が首から下げ胸元に入れていた硬貨の嵌ったペンダントを取り出す。
「親切な爺様がくれたもんだZe。おいそれと渡せないZe。」
『やかましいっ!それの値打ちも知らんかっただろうが!!』
『お前が持っていても無用の長物なんだよ!よこせ!!』
如何やら追手二人は青年の持っている硬貨が目当てのようである。
よくよくみると硬貨は只の硬貨でなく、何かしらの魔道具であるらしかった。
158
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:47:58 ID:2AfIY1NI
>>157
「ふむふむ」
追っ手二人の背後で話しを聞きながら、両手に篭手を着けている
「ちょいちょい」
追っての内、一人の肩を指で叩く
159
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:50:06 ID:zHCF/eZg
>>158
A『あん?』
肩を叩かれた追手Aが振り向く。
今さら存在に気がついたようで・・・
@何とでも御好きにするといいのさ!!
160
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:53:35 ID:2AfIY1NI
>>159
「歯を食いしばれぇぇぇぇ!」
篭手がつけられた拳がAの米噛み目掛け唸る
当たれば大の大人が、吹き飛び気絶する威力はある
161
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 20:57:18 ID:zHCF/eZg
>>160
A『ぶべらっ!?』
気持ち良いほどAが吹っ飛んだ。
B『な、なんだあっ!?』
「あー・・・お兄さん、暴力はいけないと思うんだZe?」
狼狽する残り一人。
そして少し的外れな忠告をかます青年。
162
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:02:01 ID:2AfIY1NI
>>161
「てめぇが撃った弾に当りそうになったんだよぉ!」
地下水路に響くような大声で唸る
「たっく……指の一つぐらいならおっていいよなぁ!?」
刈り込んだ金髪に褐色の肌を持つ2m近い青年がBの服をつかみ、持ち上げようとする
163
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:03:11 ID:zHCF/eZg
>>162
B『ぎゃー!?』
持ち上げられてしまう追手B、哀れ。
「いやいや、結局当たってないんだから指折ったらお兄さんが悪者Ze?」
164
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:05:53 ID:2AfIY1NI
>>163
「……たしかにお前の言う事も一理あるなぁ」
男を持ち上げたままいう青年
「んじゃ、どうするべ?」
そして、ボルトにこいつらの処遇を訊く
165
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:07:29 ID:zHCF/eZg
>>164
「あー・・・わからんZe。」
@Ze<BORUTOじゃないぜ、PORUTOぜ!
166
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:09:59 ID:2AfIY1NI
>>165
「……あ、いいこと思いついた」
パッと手を離しBを落とす
「とりあえず、武器をだせ」
Bを見下ろしながら威圧感たっぷりに命令する
/すまん!
あと次遅れる
167
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:11:22 ID:zHCF/eZg
>>166
B『ほげっ!』
落ちるB。
B『ぶ、武器?んなもんとっくに売っちまったよ!!』
成程、身形もボロボロである。
@いえっさー
168
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:21:46 ID:2AfIY1NI
>>167
「ん?さっきの魔弾は……あ、銃じゃないのか」
一人納得している
「んじゃ、アレを連れて帰れ」
Aを指差す
169
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:23:20 ID:zHCF/eZg
>>168
B『言われんでもそうするっ!覚えてろよーーー!!』
典型的な逃走台詞を吐いて、Aを連れてとっとと逃げ出すのであった・・・
「おー、見事な逃げっぷりだZe。」
170
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:25:45 ID:2AfIY1NI
>>169
「そうだなー」
篭手を外しながら見送る青年
「はあ……」
篭手を腰に下げて、ため息をつく
171
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:26:29 ID:zHCF/eZg
>>170
「お、何か滅茶苦茶疲れてるZe?」
172
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:30:29 ID:2AfIY1NI
>>171
「疲れてるってわけじゃないんだよな」
またため息をついた
「…そういえば、配達は大丈夫か?」
思い出したように訊く
173
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:32:50 ID:zHCF/eZg
>>172
「そうなのZe?」
深くは突っ込まない青年。
「・・・うおうっ!?」
忘れてたな。
174
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:36:18 ID:2AfIY1NI
>>173
「ま、いろいろあるんだよ」
こっちもあまり話したくないようで
「早く行った方がいいんじゃないのか?」
175
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:38:52 ID:zHCF/eZg
>>174
「色々Ze・・・確かに急いだ方が良いZe。期日まで後4日しかないZe!!」
「いざ王都Ze!!」
・・・期日十分であるにも拘らず目と鼻の先の王都へ行くのを焦る道理が分からない。
176
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:39:45 ID:2AfIY1NI
>>175
「あと四日もじゃないのか?」
少し気になったようで。
177
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:41:56 ID:zHCF/eZg
>>176
「道中何が起こるか分からないZe。」
「硬貨を狙って魔物が出てきたり、硬貨を狙ってゴーレムがやってきたり、硬貨を狙って・・・」
「ほんと配達は命がけZe!!」
・・・
178
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:44:02 ID:2AfIY1NI
>>177
「……それ、どこかに隠したら?」
一般論ですね
179
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:45:34 ID:zHCF/eZg
>>178
「無理Ze。職業上一つの場所に留まる事が無いZe。」
・・・残念な子がいます。
180
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:47:18 ID:2AfIY1NI
>>179
「…それじゃだめだなぁ」
ここにも居ました
181
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:49:22 ID:zHCF/eZg
>>180
「兎も角、善は急げZe!」
手を振りつつ駆けだし・・・
『ぎしゃー!!』
「Ze!?」
少し行ったところで水中から飛び出してきた魚っぽい魔物に襲われかけた。
182
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:50:36 ID:2AfIY1NI
>>181
「…がんばれー」
それを尻目にどこかへ立ち去った
183
:
とある世界の冒険者
:2010/03/30(火) 21:51:20 ID:zHCF/eZg
>>182
「Zeっ!!」
なんとか王都まで辿り着くことができるのだろうか・・・Fo
184
:
とある世界の冒険者
:2010/03/31(水) 21:19:17 ID:sCnocha2
「ハア……どうして満月の夜ってこうも血が昂ぶるものだろうあか……」
ゆうに2mを超えている、上半身裸の、いわゆる狼男が暗い地下水路の中で歩いている
185
:
とある世界の冒険者
:2010/03/31(水) 21:19:58 ID:sCnocha2
「っと、迷ったらいけねぇなぁ」
分かれ道を前に足を止める
186
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 13:56:46 ID:ZgBj/Bjs
ポンチョを纏った銀ウェーブボブの女性が地下水路を歩いていた。
ベル「・・・ここが境界?」
女の前に広がっているのはモノクロの世界。
薄暗い地下水路ではあるが光源は確保されている。
だというのに目の前の景色はモノクロ。
そしてそれは徐々に迫っていた。
アス『ああ、これまずいねえ。』
女が左手に握る歪んだ刀身の不可思議な片手剣がのんびり呟く。
ベル「放置すれば何れは王都まで浸食するって事ね。」
アス『そうなれば夢、現の境界線もアヤフヤ。』
187
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 14:17:42 ID:ZgBj/Bjs
ベル「この中を突っ切るしかないわけね?」
アス『だねえ。最深部に居るだろうから。』
ベル「ああもう面倒くさいわね・・・誰よ、黒煙なんか見つけたのは。」
アス『ベル。』
ベル「知ってる、知ってます・・・ああ、面倒だわ。」
ぼやきつつ女は黒煙蠢くモノクロの世界へと足を踏み入れるのだった・・・
188
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 14:42:08 ID:sgz7wUxY
【モノクロの景色とそうでない景色の境界線に三人組がいる】
iミ ´w`) 「・・・」
i i爻゚ -゚ノリ 「モノクロだな」
jil」 @-@ノリ 「モノクロですね」
iミ ´w`) 「見なかったことにしましょう。うん
189
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 14:54:46 ID:9/Fa26OI
「…なんじゃ、こりゃ」
ややつり目ぎみの和装の幼女がそこにやってきた
190
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 14:56:35 ID:sXNfyFAg
「・・・・・」
釣具を持ったアホ毛の生えた白髪の鎧姿少年が現れた
「よっと」
少し境界線を見つめ、モノクロの世界に入ってみる
191
:
藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/04(日) 15:10:01 ID:OCFSK9aM
ボリエモンさんがTVで呟いた事から
巷で裏2chがブーム☆です。
今スグ
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※ボリエモンもROMってま〜〜す。
192
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 15:16:17 ID:ZgBj/Bjs
モノクロの世界は蛇のように蠢く黒煙だらけであった。
うぞうぞと次から次へと沸いている黒煙だったが、そのうち数体は半分に断ち切られ絶命していた。
・・・てか煙が固体として転がっているのはどうなんだろう。
193
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 15:17:55 ID:9/Fa26OI
「……勘が入るなと言っているのじゃ」
逃げるように立ち去ったとか
194
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 15:19:11 ID:sXNfyFAg
「・・・」
少しの間モノクロの世界に入り、黒煙の姿を確認すると・・
回れ右して立ち去る少年
195
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 15:22:28 ID:ZgBj/Bjs
一体何がどうなっているやら。
モノクロの世界は王都へと静かにゆっくり確実に広がっている・・・
Fo
196
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 19:35:50 ID:ZgBj/Bjs
ベル「てえいっ!」
左手に持った歪んだ刀身の不可思議な片手剣を振るうポンチョを纏った銀ウェーブボブの女性。
女の周囲はモノクロの景色。
そして迫る女に迫る複数の黒煙も又モノクロ。
色彩を維持しているのは女とその身につけているものだけである。
ベル「切っても切ってもきりがない・・・」
アス『やっぱり位置がずれているって事なんだね。』
ベル「はあ、つまりは同じ位置に立たないと永遠このままってことね。」
アス『でもいいの?帰れる保証はないわけだし・・・』
黒煙に周囲を取り囲まれながら何やら思案中であった。
197
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 19:50:42 ID:ZgBj/Bjs
ベル「ま、此処まで来たら腹をくくりましょ。」
アス『毒を食らわば皿まで、だね。』
ベル「それじゃ・・・いざっ!」
女が目を瞑ると同時にその身体から色彩が失われていく。
ベル「・・・っと、これで《夢の中》かしら?」
アス『だといいけ・・・どっ!』
迫りくる黒煙の一体に切りつける女。
その一撃は見事に黒煙を寸断した!!
アス『お、効果あり!』
ベル「っ・・・みたいね。」
アス『ベル?』
ベル「何でもない、さっさと此処を抜けましょ。」
黒煙を切りつけた直後に顔をしかめる女、そのまま水路の奥へと進む・・・
198
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 20:35:36 ID:ZgBj/Bjs
ベル「・・・はあ、長いわ。」
アス『だねえ。』
道のりは長く平坦で。
湧き出る黒煙の数多数。
モノクロの世界の住人となった女に黒煙は然程の脅威ではない。
が、連戦を続ければ体力は尽きていく。
199
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 20:45:49 ID:9/Fa26OI
トトトと、女性の背後から足音が聞こえてくる
200
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 20:52:45 ID:ZgBj/Bjs
>>199
ベル「足音?」
アス『まさか』
黒煙に取り囲まれ、いよいよ危なくなっている女がそちらを向く。
201
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 20:56:56 ID:9/Fa26OI
>>200
「…人…だ」
まだ体に色彩を残している、黒髪ショートヘアの冒険者風の女性
「ここはどこ?」
どうやら、迷っているようだ。
202
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:00:22 ID:ZgBj/Bjs
>>201
ベル「・・・危険なとこよ、少しは気づくでしょうに!!」
そりゃ至る所から黒煙が湧いて出る場所だ。
此処に来るまでに襲われなかったのはある意味強運?
203
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:02:03 ID:9/Fa26OI
>>202
「…やっぱり?」
一応、そこには気づいていたようで、腰に下げてある剣を鞘から抜いて持っている
204
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:03:02 ID:ZgBj/Bjs
>>203
ジルが構えると同時に黒煙が飛びかかってくる。
アス『ベル、どうしよ!?』
ベル「こっちはこっちで手一杯よっ!!」
205
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:06:10 ID:9/Fa26OI
>>204
「…なんとかする」
以前、似たようなのと戦った事を思い出しながら、
とりあえずステップで黒煙から離れようと
206
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:07:20 ID:ZgBj/Bjs
>>205
問題は湧いて出る黒煙が複数であることだ。
一匹であれば逃れることも出来たろうが・・・
3体の黒煙がジルを取り囲むように迫る!!
207
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:08:50 ID:AIwE.XQQ
「……煙が人を襲ってる……?」
【大剣を背負い、黒いコートを纏った少年が現れた】
208
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:11:00 ID:ZgBj/Bjs
>>207
見渡す限りのモノクロの世界が広がっている。
しかもモノクロはじわじわと広がりつつある。
その中で色のあるのはジルという少女だけ・・・
209
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:12:30 ID:9/Fa26OI
>>206
>>207
「…ストーム」
一度足を止め、剣を下に向けて呪文を呟く
すぐにでも水路の中に猛烈な風が吹き荒れるはずだ
210
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:13:30 ID:AIwE.XQQ
「誰かが幻覚でも使ったのか……?」
【モノクロの世界に近付いていく】
211
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:15:02 ID:ZgBj/Bjs
>>209
黒煙が風を受け四散するが・・・すぐに元通り。
>>210
?「ま、それに近いんだがな。」
クルトの背後で声。
212
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:17:45 ID:AIwE.XQQ
>>211
「誰だッ!」
【背の大剣に手を伸ばしながら振り返る】
213
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:18:51 ID:9/Fa26OI
>>211
「…のみこまれたらどうなるんだろ…三tねストーム」
もう一度呪文をつぶやき、同じ風が水路に吹き荒れる
そして今度は黒煙が四散してる間に、囲みから出ようと
214
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:21:50 ID:ZgBj/Bjs
>>212
立っていたのは黒煙を纏い、禍々しい意匠の煙管を吹かす目付きの悪い黒髪の青年。
ムゲン「よ、アンタ、運がないな。」
>>213
なんとか囲みからは抜け出せたようだが・・・
215
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:26:16 ID:AIwE.XQQ
>>214
「……ああ、運はかなり前からないな。生まれた時点で使い果たしたのかもしれない」
216
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:27:49 ID:9/Fa26OI
>>214
「…そっちは」
抜け出してすぐ女性達がいる方を向く
217
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:29:51 ID:ZgBj/Bjs
>>215
ムゲン
「さて、状況が状況なんでな・・・二つに一つだ。」
「このまま回れ右して家に帰るか、帰れる保証のない戦いに赴くか。」
「アンタ、どっちにする?」
>>216
ベル「らあっ!!」
ザコン!と黒煙を一匹、一匹斬り倒す女の姿。
縦横無尽に動き回ってはいるが段々とキレが悪くなっている。
それはどうも疲労だけが原因ではないようで・・・
218
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:33:33 ID:AIwE.XQQ
>>217
「あいつらで始末ができるなら見なかったことにして去る」
219
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:34:49 ID:9/Fa26OI
>>217
「…倒せてるね…なんでだろう」
自身の周りにいるであろう黒煙のことを忘れて、女性を見ている
220
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:36:40 ID:ZgBj/Bjs
>>218
ムゲン「無理だな。」
きっぱりいってのけた。
ムゲン
「モノクロ女の方はソロソロ心が折れるだろうし。」
「もう片方は対抗手段を持ってねえ。」
>>219
ベル「・・・私は既に《夢の中》にいるからよ。
アス『ここはね、夢と現が入り混じったちょっとした結界内。』
221
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:39:06 ID:9/Fa26OI
>>220
「…どうやって?」
基本、好奇心の塊でできている彼女。
222
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:43:26 ID:AIwE.XQQ
>>220
「なら加勢しよう。あんたは?」
223
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:49:18 ID:ZgBj/Bjs
>>221
ベル「夢使いに貰った夢玉っていう魔道具でね。」
アス『といっても夢使いさんに夢玉だけ送ってもらったんだけど。』
>>222
ムゲン「俺は俺で奥に用があるからな・・・さて、んじゃこれ食いな。」
男がクルトに手渡したのは金平糖のようなもの。
224
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:50:30 ID:AIwE.XQQ
>>223
「これは……アレの対策かなんかか?」
【受け取りながら煙を見る】
225
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:50:54 ID:9/Fa26OI
>>223
「…ほかにある?」
コイツ、そんなに黒煙と戦いたいのか
226
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:55:25 ID:ZgBj/Bjs
>>224
ムゲン
「食って目を瞑れば夢の中って代物だ。強力な睡眠薬ってところだな。」
「ま、今の場合は戦いへの片道切符になるんだが。」
>>225
ベル「持ってないわね。」
アス『スペアも送ってもらえばよかったかなあ・・・』
227
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:56:41 ID:9/Fa26OI
>>226
「…どう頑張っても、私はアレを倒せないってことか…」
困ったように呟く
228
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:57:03 ID:AIwE.XQQ
>>226
「今のままじゃ加勢もできないってわけか」
【金平糖のようなものを口に入れ、目を瞑った】
229
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 21:59:33 ID:ZgBj/Bjs
>>227
ベル「残念だけどそうなるわ・・・でも戦わない方がいい。」
>>228
するとすぐさまクルトの身体から色彩が失われた。
ムゲン
「ようこそ、夢現の境界へ・・・ってとこかあ?」
「腹くくれよ?奥に行って俺の目的が果たせなけりゃ一生夢の中に囚われの身だ。」
そういうことは先に言った方がいいと思う。
230
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:06:15 ID:AIwE.XQQ
>>229
「先に言え……もう来てしまったし、文句言っても仕方ないな……。
その目的ってヤツをしくじってくれるなよ?」
【そう言うと大剣を両手で持ち、青い炎を纏わせた】
「……待て、俺の攻撃は奴らに聞くのか?」
【特殊な状況であるがゆえ、手持ちの武器が効くのか疑わしい】
231
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:07:44 ID:9/Fa26OI
>>229
「……むぅ」
若干、不満げ
232
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:08:45 ID:ZgBj/Bjs
>>230
ムゲン「悪ぃ悪ぃ、ちと人手が欲しくてな。」
悪びれた様子一切なし!
ムゲン
「おう、ばっちり効くぜ?なんせ連中も狭間の存在だ。」
「同じ立ち位置にいて届かねえものなんてそうねえよ。」
>>231
ベル「兎も角逃げた方がいい・・・私は先に進むわ。」
233
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:10:00 ID:9/Fa26OI
>>232
「…戻ろうにも帰り道がわからない」
234
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:11:27 ID:AIwE.XQQ
>>232
「なら、よし……」
【大剣を構え、煙達に向かって駆け出していく】
235
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:14:28 ID:ZgBj/Bjs
>>233
ベル「・・・流石に今の状況で面倒見きれないわ。」
頭痛がするのか頭を押さえながら奥へと進んでいく女。
>>234
クルトの動きに反応して一体の黒煙が突っ込んでくる!!
ムゲン「きばってこうや。」
切っ先と刃が無い片手剣程の長さの刀身と短い鍔を持つ両手剣を取り出し構える男。
ムゲン「さーてと、ヘルト、頼むぜ!!」
黒煙へと斬りつけながら奥を目指す。
236
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:19:06 ID:AIwE.XQQ
>>235
「はああッ!」
【右手だけで青い炎を纏わせた大剣を振るい、黒煙を斬りつける】
「喰らえッ! 瞬間最大2000度の炎ッッ!!」
【左手を別の黒煙に向け、魔力を放出する。
放出された瞬間に魔力は青い炎と化す】
237
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:20:08 ID:9/Fa26OI
>>235
「…というわけで、ついていく」
単に彼女についていくための方便である。
そして、自分が足手まといという自覚なしに、ベルの後に続く
238
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:21:49 ID:ZgBj/Bjs
>>236
ザゴン、ボシュウ!!
黒煙が切り裂かれ炎上、ボロボロと崩れ消えていく。
それと同時に
「うわ、きもっ」
「いなくなればいいのに」
「・・・じゃまなやつ」
「ばーか、ばーか」
・・・数多くの罵詈雑言が頭の中に響く。
>>237
ベル「・・・冗談でしょ?」
黒煙は進むごとに攻撃を仕掛けてくる。
守りながら進むのは女の体力をさらに削る結果となった・・・
239
:
藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/04(日) 22:23:18 ID:OCFSK9aM
ボリエモンさんがTVで呟いた事から
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240
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:24:17 ID:9/Fa26OI
>>238
「…あ」
いまさらながら彼女の邪魔になっている事に気づき、足を止める
241
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:25:07 ID:AIwE.XQQ
>>238
「……おい、何か聞こえたぞ……」
【怒りっぽいのか、額に青筋が浮かんでいる】
242
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:27:38 ID:ZgBj/Bjs
>>240
ベル「がふっ!」
が、気づいた時には手遅れ。
女が黒煙の一体に追突され吹っ飛んだ!
>>241
ムゲン「おめでとう、黒煙の正体に触れたわけだ。」
訳知り顔で戦闘しつつ解説し始める男。
ムゲン
「連中は何気ない悪意の集合体なんだ。」
「言わば呪詛の類でな。」
「塵も積もれば・・・ってことさ。」
243
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:30:06 ID:9/Fa26OI
>>242
「あ!」
すぐさま反応し、女が吹っ飛ばされたる先へ移動し受け止めようと
244
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:31:43 ID:AIwE.XQQ
>>242
「嬉しくはない……ああ、なるほど。簡単に言えば負の感情の塊か」
【何となく納得し、再び大剣を振るい、煙を炎で燃やす】
「おい、大丈夫かッ!?」
【ベルが吹っ飛ばされたのを見て】
245
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:34:46 ID:ZgBj/Bjs
?「ガルルル・・・」
モノクロの水路の奥底から獣の唸り声と
ドスンドスンという巨大な何かが迫る地響きと物音・・・
>>243-244
が、女はジルの身体をすり抜け壁にたたきつけられた!
ベル「がっ・・・これは、いよいよ最深部かしら?」
横たわったまま女が呟く。
>>244
ムゲン
「ま、それが普通だ。」
「本来なら世界は上手く出来ているもんで、こう言うのを浄化するのが居るもんなんだが・・・」
解説途中で響く唸り声。
ムゲン「どうやらそれ自体に問題が起きたようだな。」
246
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:37:34 ID:AIwE.XQQ
>>245
「なるほどな……何か来るぞ」
【地響きと物音の方に身体を向ける】
247
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:40:35 ID:9/Fa26OI
>>245
「えっ」
彼女の体が通り抜け、かるく混乱する
「・・・どうしよう」
物音がする方を向き
248
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:43:58 ID:ZgBj/Bjs
>>246
>>247
巨獣「ガルルル・・・・」
姿を現したのは見上げるほどにデカイ紅い目の真っ黒なイヌ科の獣だった。
その身には黒煙が纏わりつき、ユラユラと青白い炎が全身を包んでいる。
ベル「ごほっ・・・これは予想以上の悪意の塊ね。」
ムゲン「参ったな、こりゃ・・・誰か聖職者関係の奴は居ねえか?」
249
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:45:46 ID:AIwE.XQQ
>>248
「……生憎俺はこれ専門。それと魔法は使えない」
【巨獣を見上げる】
250
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:46:10 ID:9/Fa26OI
>>248
「……すごい」
驚いているようだ
「……私はただの冒険者」
ムゲンの言葉に反応したようで
251
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:47:21 ID:ZgBj/Bjs
>>249
>>250
ムゲン「だよなあ・・・こりゃ正面から行くしかねえっ!!」
駆け出す男。
巨獣「ガアルッ!!」
迎え撃つ獣。
252
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:50:08 ID:9/Fa26OI
>>251
「……ファイアボール」
試しに小さな火球を発生させ、それを獣の足に送り込む
253
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:52:31 ID:AIwE.XQQ
「こいつを何とかしなけりゃ帰れないんだろう……やるしかないな」
【大剣に青い炎を纏わせる】
「全力だ。常時2000度ッッッ!!」
【噴火のようにクルトの手から炎が発生し、大剣に纏わせる。
大剣が白く輝く。しかしモノクロの世界のため輝きは鈍い。
鉄をも溶かす炎を纏った大剣で巨獣に向かって斬りかかる】
254
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:54:43 ID:ZgBj/Bjs
>>252
>>253
ジルの攻撃は虚しくすり抜け、
男二人の攻撃は巨獣に僅かばかりの傷をつける。
ムゲン「・・・こりゃサイズが違いすぎるな。」
255
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:56:02 ID:9/Fa26OI
>>254
「……放置したらどうなるのかな」
もはや諦め気味
256
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:56:43 ID:AIwE.XQQ
「……倒す前に魔力が尽きるな……」
【一旦炎を引っ込めて下がった】
「おい、何か方法はないのか?」
【ムゲンに向かって言った】
257
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 22:58:39 ID:ZgBj/Bjs
>>255
ベル「そのうち王都にまで狭間が広がって対抗策なく王都壊滅・・・かしらね。」
ふらふらと立ち上がりつつ女が言う。
>>256
ムゲン「流石にこのサイズは想定してなかったからな・・・不味いな。」
258
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:00:29 ID:9/Fa26OI
>>257
「それは実にまずい」
259
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:02:52 ID:AIwE.XQQ
>>257
「普通に剣振って勝てる相手ではなさそうだな……腹を裂いて内臓を焼く……そもそも内臓なんてあるのか……?」
260
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:04:54 ID:ZgBj/Bjs
>>258
ベル「ええ・・・だから何とかしないと。」
構える。
>>259
ムゲン
「内臓は無いんじゃないか?負のエネルギー体なわけだしな。」
「あー・・・まじどうすっか。」
どうやら目の前のそれがさほどの脅威でないと見たのか巨獣は積極的に攻撃こそしてこない。
261
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:10:17 ID:9/Fa26OI
>>260
「・・・対策はない?」
262
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:10:34 ID:AIwE.XQQ
>>260
「まぁそうだろうな……触れる現象みたいなもんだろう?」
【時折攻撃を大剣で受け流しながら言った。
決定打が見つからない以上、無駄に体力と魔力を消費するわけにはいかない】
263
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:13:36 ID:ZgBj/Bjs
>>261
>>262
ベル「・・・」
ムゲン「・・・」
何故かジルを見る。
264
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:15:12 ID:AIwE.XQQ
「ん?」
【こちらもつられてジルを見る】
265
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:15:33 ID:9/Fa26OI
>>263
「・・・え」
少々ボケているこの娘
266
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:17:07 ID:ZgBj/Bjs
>>264
>>265
ベル「未だ現にいるこの子なら・・・」
ムゲン「成程、あるいは可能か?」
何やら思案中。
ムゲン「よし、アンタ、思いっきり目の前のアレを否定しろ!」
どういう指示だ。
267
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:19:03 ID:AIwE.XQQ
「よくわからんが、今はやってくれ」
【ジルに言う】
268
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:20:56 ID:9/Fa26OI
>>266
「否定?」
少しの沈黙の後
「・・・目の前にアレは幻、存在しない幻、嘘、幻覚」
自己暗示しはじめた
269
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:22:38 ID:ZgBj/Bjs
>>267
>>268
さて自己暗示をかけていくとジルには徐々に巨獣が透けて見え・・・
その身体の中心に何かが浮かんでいるのが見える。
クルト他、女と男にも見えない何かである。
270
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:25:08 ID:AIwE.XQQ
「……ひょっとして、こちら側に来ないほうが有利だったのか……?」
271
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:27:08 ID:9/Fa26OI
>>269
「・・・」
自己暗示をかけた後、つぶっていた目を開き、目の前のそれを見る
「・・・」
心の中を虚無にしたまま、それをジッーと見てる
272
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:28:32 ID:ZgBj/Bjs
>>270
ムゲン「そうすっと黒煙になぶり殺しなんだよな・・・難しいところだ。」
>>271
巨獣を小さくしたようなのが宙に浮かんで眠っている?
273
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:29:26 ID:AIwE.XQQ
>>272
「どっちに立っても苦戦するか……」
「今度はやけに可愛い奴だな」
274
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:30:35 ID:9/Fa26OI
>>472
「・・・ねている?」
コツコツと足音を周りに響かせ、それに近づこうと
275
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:32:35 ID:ZgBj/Bjs
>>273
ムゲン「そんなところだ。」
>>274
寝ている。
276
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:33:56 ID:AIwE.XQQ
>>275
「……こいつをどうするんだ?」
【寝ている獣を見つめ】
277
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:37:34 ID:9/Fa26OI
>>275
「ライトボール」
人差し指をピンっと伸ばし、そこに魔力を込める
すると、そこに球状の光ができる
278
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:38:40 ID:ZgBj/Bjs
>>276
@残念ながらクルトには見えていない仕様だ!
>>277
寝てる、ぷかぷか浮きながら。
279
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:39:41 ID:AIwE.XQQ
>>278
//すみませぇんんん
280
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:43:35 ID:9/Fa26OI
>>278
「・・・」
一瞬、愛らしさのようなものを感じ躊躇しそうになるも
「・・・ごめん」
こうつぶやいた後、聖属性の球をそれに飛ばす
281
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:53:13 ID:ZgBj/Bjs
>>279
>>280
ムゲン「げ」
ベル「あ゛」
ばちゅん。
獣に当たると巨獣と共に獣も四散した。
モノクロの世界が砕け黒煙も消え色彩が戻るが・・・
ムゲン「やべえ。」
ベル「不味いわ。」
男と女は浮かない顔だ。
282
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:55:47 ID:9/Fa26OI
>>281
「・・・どうなる?」
彼らの反応に、冷や汗が一つ垂れる
283
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:57:01 ID:AIwE.XQQ
>>281
「聞きたくないがわかるように説明してくれ」
284
:
とある世界の冒険者
:2010/04/04(日) 23:58:55 ID:ZgBj/Bjs
>>282-283
ムゲン「さっき言ったろ?浄化する存在のこと・・・」
ベル「たぶん・・・攻撃しちゃったのが・・・それ、かしら?」
ムゲン「いやどうなんだろな・・・何見たか分からねえし・・・」
ムゲン「まあなんだ・・・状況は一時的に好転したがこのままだと次がねえ。」
285
:
とある世界の冒険者
:2010/04/05(月) 00:00:34 ID:J.jo1RmU
>>284
「・・・やっちゃった・・・・・」
事の大きさがわかったようで、へたへとその場に座り込む
286
:
とある世界の冒険者
:2010/04/05(月) 00:03:25 ID:CvcWpVyQ
>>284
「そいつがいたのか? 見えなかったが……。
……根本に問題どころか、根本を消してしまったわけか……」
287
:
とある世界の冒険者
:2010/04/05(月) 00:04:55 ID:.a791tH.
>>285
>>286
ムゲン「・・・対策を練るしかねえな。」
ベル「又図書館なのね・・・」
とまあそんな感じで王都の危機は一時取り払われたのだった・・・続く?Fo!!
288
:
とある世界の冒険者
:2010/04/05(月) 00:05:35 ID:CvcWpVyQ
「……なんだったのか……」
FO
289
:
とある世界の冒険者
:2010/04/05(月) 00:06:37 ID:J.jo1RmU
FO
290
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 19:18:11 ID:2IMSDAR.
[-[:=:]「………通算何回目ダ。」
水が流れる地下水路、メタルゴーレムの生首が水に流されている、そりゃあもう、流されている。
291
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 19:32:37 ID:h8SLKYzU
「・・・何か今魚じゃない何かが流れていった気がしますが・・」
アホ毛の生えた白髪の鎧姿の少年が釣りを楽しんでいる?最中に流れる生首を目撃する
292
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 19:33:55 ID:2IMSDAR.
[-[:=:]
ざぁざぁと流れる水、ゴミと一緒に、メタルゴーレムらしきメタリックな頭部が
どんぶらこ、どんぶらこ、と川上から流れている、決して桃ではない。
293
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 19:35:24 ID:h8SLKYzU
「う〜ん・・心なしかいつか酒場で会った・・・」
記憶を探りつつ桃・・失敬、頭部を追いかける少年
「・・ロボットの頭部、に見えましたが・・」
294
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 19:36:19 ID:2IMSDAR.
[-[:=:]「ロボットでは無い、メタルゴーレムd」
何事か言い掛けた所で、ガンッと大きなゴミにぶつかって止まる。
割っても別に全裸の少年は出てこない。
295
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 19:40:27 ID:h8SLKYzU
「ああ・・ゴーレムでしたか・・よく混同しちゃうんですよ」
そういいつつ鎧を脱ぎ、水路に入るとメタルゴーレムの頭部を拾おうとする少年
296
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 19:44:56 ID:2IMSDAR.
[-[:=:]「救助に感謝すル。」
ザバァと持ち上げられるゴーレムヘッド。
材質が殆ど鉄な事もあり、頭部のみなのに中々に、重い。
297
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 19:52:01 ID:h8SLKYzU
>>296
常日頃から筋力を鍛える鍛錬他を積んでいるとは言え、
鉄の塊を持って水の中を移動するのは一般ピープルである少年にとって少しきつい。
「どういたしまして・・なんで流れてたんですか?」
一度水の中で足を滑らせ体全身をドブ水でぬらした後
陸に上がり、若干息切れしつつたずねる少年
298
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 19:53:13 ID:2IMSDAR.
>>297
[-[:=:]「高出力砲撃装備の最大出力使用により、ボディが爆散。」
[-[:=:]「頭部ヲ緊急射出シ、結果此処に流れ着いタ。」
……要するに自爆したらしい。
299
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:00:03 ID:h8SLKYzU
>>298
「・・自爆ですか。」
ブルッと震えつつ言う少年
春になったとは言え、まだ若干冷える
夜だし
300
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:01:09 ID:2IMSDAR.
>>299
[-[:=:]「そうとも言う。」
そうとしか言わねぇ。
301
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:05:07 ID:h8SLKYzU
>>300
「他にどんな言い方が・・?」
青っぽい黒いローブを濡れた服のうえからつけ、ローブを着たまま服を脱ぐという
やや器用な行動を行いつつメタルゴーレムに聞く
302
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:06:00 ID:2IMSDAR.
>>301
[-[:=:]「……。」
あ、黙った。
303
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:11:03 ID:h8SLKYzU
>>302
「・・・無茶振りしました、すみません」
釣具をカバンに入れ、ローブの上から鎧を着用する少年
「・・・誰か修理できる人の所に連れて行ったほうがいいですよね?」
304
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:13:39 ID:2IMSDAR.
>>303
[-[:=:]「魔力の補給さエ出来ればスペアボディの召還が可能ダ。」
意訳:魔力寄越せ。
305
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:17:45 ID:h8SLKYzU
>>304
「何属性の魔力でしょうか・・?」
基本的な属性なら何とか使えるが
306
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:19:31 ID:2IMSDAR.
>>305
[-[:=:]「魔力というカテゴリ内であれば何属性でも問題は無イ。」
万能である。
307
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:24:07 ID:h8SLKYzU
>>306
「ああ、それなら僕でも補給できますね・・」
そういうと、片ひざをメタルゴーレムの近くの地面に付くと
メタルゴーレムに魔力を与え始める少年
308
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:25:20 ID:2IMSDAR.
>>307
[-[:=:]「……充填率30%…。」
燃費は結構悪いようです。
309
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:28:48 ID:h8SLKYzU
>>308
どっちかっていうと魔力少ない方だし仕方ないかと思いつつ、
魔力を放出させ続けている少年
//飯食べてきます
310
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:29:37 ID:2IMSDAR.
>>309
[-[:=:]「…充填率50%…。」
311
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:39:14 ID:h8SLKYzU
>>310
(何とか全回復できそう・・・かな)
312
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:42:35 ID:2IMSDAR.
>>311
[-[:=:]「…70%、もう問題は無イ。」
一応もう大丈夫なようだ。
313
:
藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/08(木) 20:43:35 ID:21q.LMyI
ボリエモンさんがTVで呟いた事から
巷で裏2chがブーム☆です。
今スグ
★☆★ 裏2ch ★☆★
に行きたい人は
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で検索してね ★☆★
※ボリエモンもROMってま〜〜す。
314
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:47:20 ID:h8SLKYzU
>>312
「・・ちょうど僕の魔力も尽きました」
若干疲れたような表情を見せつつ言う少年
何とか行けそうじゃなかったのか
315
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:52:57 ID:2IMSDAR.
>>314
[-[:=:]「協力ニ感謝すル。」
と、メタルゴーレムの前に大きな魔方陣が。
316
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 20:56:11 ID:h8SLKYzU
>>315
「どういたしましてー・・あ、さっきもいいましたね」
ニヤリと笑い、メタルゴーレムと魔法陣から少し離れる少年、
317
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 21:01:26 ID:2IMSDAR.
>>316
魔方陣が光り、地面からせり上がる様に2m超の全身を武装したメタルゴーレム・ボディが。
[-[:=:]「…頭部部分にモチ上げてくレ。」
318
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 21:04:20 ID:h8SLKYzU
>>317
「りょうかーい」
そう言ってメタルゴーレムの頭部を持ち上げるとボディの上に設置しようとする少年
届かない
背伸びをして再び設置を試みる少年
届かない
鎧を脱ぎジャンプをし、設置してみようとする少年
届かない
「・・・・」
カバンをボディの近くに持ってくるとその上に乗り、
さらに背伸びをすることでやっと設置することが出来た
319
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 21:08:23 ID:2IMSDAR.
>>318
[-[:=:]「………感謝すル。」
間が気になる所だが、接続が完了したのかメタルゴーレムが動き出す。
320
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 21:15:27 ID:h8SLKYzU
>>319
「・・・・どういたしまして」
本日三回目の返事を言う少年
自分がチビだというコンプレックスを感じているのか声が暗い
いつもの声が家の電灯レベルだとすると今の声は蝋燭レベルである
321
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 21:19:27 ID:2IMSDAR.
>>320
[-[:=:]「…成長期の人間ハ月に3cm伸びる事もあるラシい。」
慰めにならない慰めを言って肩をたたき、がしゃんこと歩いていった。
322
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 21:22:45 ID:h8SLKYzU
>>321
「・・もう終盤なんですけどね、成長期」
暗い声で呟き、メタルゴーレムを見送る少年
しばらくすると、再び魚が釣れない魚釣りを再開した
323
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 22:49:38 ID:4PhJuQ9E
<水路の少し奥>
「…………。(こ、ここなら……)」
【ふらふらとした足取りで水路へとはいってきた金髪で青っぽいフードコートを
着込んだ少年。全体的に薄汚れている。
水路を暫く歩いて奥へと入ったのち、その場に座り込んでしまう。】
324
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 23:01:24 ID:4PhJuQ9E
「…………。」
【暫く、辺りを見回しながら人の有無を確認。】
「……ふぅ。(ここは少ないようだな……。)」
【人がいないと言う事に安堵をおぼえ水路の壁に凭れかかる。】
325
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 23:15:27 ID:4PhJuQ9E
「…………っ!」
【突如、顔をゆがめ右手で額のあたりを押さえる少年。】
「(ちくしょ……昨日のアレがまだ残ってる……。)」
326
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 23:22:16 ID:C6SXy0VQ
「あーくそー」
聞き覚えのあるだろう声が水路に響く
327
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 23:26:24 ID:4PhJuQ9E
>>326
「…………っ?!」
【ふぅ、と安堵をついた所に声をかけられ、ビクリと体を硬直させる。】
328
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 23:33:13 ID:C6SXy0VQ
>>327
「ん?」
先ほどの声の持ち主と思われる、男の服を着た眼帯の女性が向こうからやってくる
おそらく、先ほどの声は水路の中で反響したものだろう
329
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 23:36:09 ID:4PhJuQ9E
>>328
「…………。(だれ、だ?)」
【額を押さえている手の間から、そちらを見る。
向こうからは、座り込み頭を押さえている少年が見えるだろう。】
330
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 23:41:11 ID:C6SXy0VQ
>>329
「ん、大丈夫かい?」
額を押さえている少年に対して、心配するように近づく
ちなみにビィバートだと気づいてない
331
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 23:45:03 ID:4PhJuQ9E
>>330
「……気に、するな。」
【顔を戻し、そちらを向かないままに答える。
額を押さえたままである。】
332
:
とある世界の冒険者
:2010/04/08(木) 23:57:59 ID:C6SXy0VQ
>>331
「おいおい、そうには見えないけど」
そばまで来た。
この距離なら彼女が着ている服から水がポタンポタンと、
落ちていることがわかるかもしれない
333
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 00:03:46 ID:1gfiRRqI
>>332
「別に見せつけてるワケじゃねぇ……!」
【会話にはあり得ない水音が聞こえた事もあり、額を押さえたまま
そちらに視線を投げた。】
「……お前こそ大丈夫か……?」
334
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 00:06:30 ID:JmMaR4wI
>>333
「なに、魔物に水の中に引きずり込まれたぐらいさ」
見れば全身が濡れている事が解る。
また腰には、剣が納められた鞘が下げられている
335
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 00:10:49 ID:1gfiRRqI
>>334
「……ま、魔物……。(いるとは聞いていたが、本当にいるのか……!)」
【その言葉に若干、動揺を見せる。】
「……(……剣、か。)」
【それに反して、こちらは全くの丸腰である。】
336
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 00:17:58 ID:JmMaR4wI
>>335
「あー安心しろ、このあたりにはでてこねぇ」
動揺を見せた少年に対して言う
「しっかし・・・疲れたなぁ」
壁にもたれ掛かり、地面に座る
337
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 00:22:22 ID:1gfiRRqI
>>336
「……そうか。(また、ビビって……!)」
【少し、ビビってしまった自分に心の内で悪態を。】
「っ、ンだよ……!」
【不意に近くに座られて、くっつかない様にズリズリと少し間を空け座る。】
338
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 00:25:35 ID:JmMaR4wI
>>337
「弱い奴ならたまにくるかもしれないがな」
弱い奴と言っても一般人にしてからは、脅威かもしれないが
「うー・・・くしゅん」
あ、小さくくしゃみをした
339
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 00:29:44 ID:1gfiRRqI
>>338
「……弱い奴が、か。」
【それを聞いてとって付けたかのように顔を少し上げて辺りを見回した。】
「……水、被ったまま放置すっからだ……。」
【やはり、つっけんどんな態度は変わらず。】
340
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 00:31:49 ID:JmMaR4wI
>>339
「ん、きになるのかい?」
其れに気づき
「タオルも持ってきたけど、それめぬれちゃってさ・・・」
少し寒そうにしている
341
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 00:36:48 ID:1gfiRRqI
>>340
「……いや、別に……っ。」
【それを聞くとすぐ、額に手を置く姿勢に戻った。】
「…………他に、何もないのか?」
【寒そうにしているユリアンに尋ねる。】
342
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 00:41:39 ID:JmMaR4wI
>>341
「あってもぬれてるんだなぁ・・・クシュッ!」
再度、くしゃみしてしまう
343
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 00:48:34 ID:1gfiRRqI
>>342
「…………。」
【くしゃみを聞いて少し、思案している様な間が空く。
その後、自身が着ているコートを脱ぎ始める。】
344
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 00:59:29 ID:JmMaR4wI
>>343
「・・・えーと、まさか・・・」
345
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 01:06:32 ID:1gfiRRqI
>>344
「置いとく。今居る間は好きに使え。」
【ばさりと自身の来ているコートを脱ぐと自身の脇に置いた。
中に来ている服は長袖で且つ黒い。】
346
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 01:09:18 ID:JmMaR4wI
>>345
「むぅ・・・わりぃな」
感謝しながら、コートを拾い毛布のように使い、身をくるませる
347
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 01:14:15 ID:1gfiRRqI
>>346
「……別にいい。」
【お世辞にも綺麗とはいえないコート。
汚れていることも、さることながら所々、破れたり解れたりしている。】
348
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 01:25:33 ID:JmMaR4wI
>>34
「まぁ、とにかくありがとな」
静かにお礼を言うを
/中断いいでしょうか?
349
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 01:30:21 ID:1gfiRRqI
>>348
「……別に。
俺が無視してお前が風邪ひいたら、俺が悪いみたいだろ。」
【つっけんどんな態度は、やはり変わらない。
顔をそむけたまま答えた。】
//了解ー。
350
:
藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/09(金) 11:33:43 ID:KZplF/VU
ボリエモンさんがTVで呟いた事から
巷で裏2chがブーム☆です。
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351
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:15:35 ID:JmMaR4wI
>>349
「ふふ…そう思うだけでも結構偉いよ」
少し震えているように見える。
352
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:17:53 ID:vZi4fXZM
>>351
「…………ふん。」
【その称賛に額に手を置いたまま仏頂面で。】
353
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:19:24 ID:JmMaR4wI
>>352
「……くしゅん」
小さくまたくしゃみをした
「…そういえば、額、どうかした?」
少し、気になったのか
354
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:21:53 ID:vZi4fXZM
>>353
「……寒いのか?」
【何度も聞こえるそのくしゃみに気をかけて。】
「頭が痛い……だけだ。構うなっ。」
【如何やら頭痛がしているらしい。】
355
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:24:09 ID:JmMaR4wI
>>354
「…うん、けっこう寒い」
素直に頷き
「アハハ、僕も頭痛がしてきたから同じってことか…」
356
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:28:12 ID:vZi4fXZM
>>355
「…………悪いがもう、俺にはどうも出来ねぇ。」
【魔法も使えなければ気を使える訳でも無い少年。
自分のコートを上げるぐらいしか温める手段はない。】
「いや、昨日に医者のヤローに酒飲まされたからだ。」
【つまりは二日酔い的な頭痛。】
357
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:31:14 ID:JmMaR4wI
>>365
「…たぶん、大丈夫だから……もう気にしなくていいよ
十分、感謝している」
最初と会った頃と比べて、ずいぶん弱々しい声だ
「酒?」
思わず聞き返す。
358
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:34:24 ID:vZi4fXZM
>>357
「ホントに大丈夫なのかよ……お前。
こっから、出たほうがいいんじゃねぇか……?」
【そんな弱弱しさに気づかないほど鈍感ではない。】
「……ああ。いきなり口に押し込まれてな。」
359
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:39:43 ID:JmMaR4wI
>>358
「たぶん…ね……うん、でよっか」
コートを少年に返して、立ち上がり
「アハ、そりゃ大変だな……よし、またな」
そのままふらつきながらも、出口の方に歩いてき……倒れた。
360
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:45:45 ID:vZi4fXZM
>>359
「……ん。」
【コートを受け取って手元に。】
「もう、k……おい……おい!」
【頭痛がする頭で立ち上がると、倒れたユリアンに近づく。
そして、肩のあたりに手を添えて揺する。】
361
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:48:43 ID:JmMaR4wI
>>360
「………」
体は冷たく返事がない。
が、まだ息はまだしているようだ。
362
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:52:31 ID:vZi4fXZM
>>361
「……や、やばいんじゃねぇのか……。」
【その異常に動揺した様子で。】
363
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:55:04 ID:JmMaR4wI
>>362
「……っ」
一瞬だけ、ぴくりと動いた。
364
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:56:32 ID:vZi4fXZM
>>363
「……っ。おい、お前!」
【頭痛に顔を一瞬、伏せながらも動いたユリアンを見て頬のあたりを
軽く叩いている。】
365
:
とある世界の冒険者
:2010/04/09(金) 23:58:09 ID:JmMaR4wI
>>364
「……あ、ビィバードか……」
ゆっくりと片目を開き、すぐにでも消え入りそうな声で言う
366
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 00:02:19 ID:TVpS739o
>>365
「大丈夫じゃ、なさそうだな……。や、やっぱ、歩けねぇ……よな?」
【こちらが覗きこむ体勢の為、ビィバードの顔が見える。
髪は金髪で、顔の所々に痣がある。】
367
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 00:04:14 ID:XW7KfDX.
>>366
「…その……体が動かない…から」
ゆっくりと言う
368
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 00:09:25 ID:TVpS739o
>>367
「………………。」
【暫く、考えている様な間が空いた。】
「……もぅっ!」
【内にある良心を裏切れないようで、ユリアンの肩を持って
上半身を起こさせようとする。】
369
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 00:13:06 ID:XW7KfDX.
>>368
「……すまん」
聞こえるかどうか解らないほど小さく言い、少年にされるままにされる
370
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 00:19:06 ID:TVpS739o
>>369
「……っと。」
【先ほど手元に置いたコートを拾い上げてユリアンに見えない様に何やら探り
錠剤を取り出す。それをこれまた見えにくい位置で口に放り込んだ。】
「……我慢しろよ。」
【ユリアンの目の前に背を出すような姿勢でしゃがみ込むと手をとって
自身の肩にかけさせる】
371
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 00:24:46 ID:XW7KfDX.
>>370
「・・・ん・・・」
体は脱力しきっており自分から動けるわけがなく、すべて少年に任せている
372
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 00:28:45 ID:TVpS739o
>>371
「…………。」
【手をしっかり、肩へかけさせるとコートをユリアンごと後ろから回し
前で袖同士を結び、出来るだけユリアンを固定しようとする。】
373
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 00:35:17 ID:XW7KfDX.
>>372
しっかりと固定され落ちる心配はなさそうだが
見た目よりだいぶ重く、これだと運ぶのにも苦労するかもしれない
374
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 00:43:23 ID:TVpS739o
>>373
「せー……の!……っ、くそ……!」
【固定したのち、両足を持つと反動を付けて立ち上がる。要するにはおんぶ。
コートの袖はビィバードの前でたすきの様に結ばれている。
無事、立ち上がるも水を含んで意外と重かったのか、よろめきかける。】
375
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 00:51:20 ID:XW7KfDX.
>>374
ユリアンの方はというと、目を閉じて体を少年に預けている。
力が入らないせいか、体は密着した状態になっており、やや控えめな胸も少年に当たっている
376
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 00:56:30 ID:TVpS739o
>>375
「……っ、……よ、し!」
【何とか倒れずに踏ん張り切れたようで、一度、背負いなおして
体勢を整える。】
「…………ち、違うからなっ!?」
【背負いなおしたときに背に当たる柔らかい感触を感じて理解した模様。
眼を閉じているとも知らずに、慌てて弁明を述べる。】
377
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 01:00:33 ID:XW7KfDX.
>>346
「・・・ん・・・わかってる・・・よ」
離れようにも体に力は入らなさいから、結局そのままに
378
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 01:03:27 ID:TVpS739o
>>377
「……な、なな、なら良い……!」
【動揺を見せるも誤解を招かなかった事に安心し、再度落ちつく。】
「今から、病院に行こうと思ってるんだが……お前はそれで、いいか?」
【まだ、話せる内にと行き先について尋ねる。】
379
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 01:05:58 ID:XW7KfDX.
>>378
「・・・うん・・・」
少年の質問に小さく答える
380
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 01:08:51 ID:TVpS739o
>>379
「……解った。」
【そう言うと、背負ったまま水路を出口に向かって歩き始める。
しかし、そのペースは遅い。それに加え、時々、よろめいてしまう事も。】
381
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 01:13:43 ID:XW7KfDX.
>>380
「・・・」
彼にすべて任せていることに罪悪感をかんじながら、今の場所に甘んじる
382
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 01:19:24 ID:TVpS739o
>>381
「……っ!(く、俺は女も満足に運べねぇのか……っ!)」
【時に立ち止まり、時に背負いなおしながらも水路を進んでいく。
その所為でペースは遅い。】
383
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 01:30:51 ID:XW7KfDX.
>>382
「・・・ごめん・・・」
ふと、しょうねんがあいせうをととのえてるいる間に言う
/中断できましょうか?
384
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 01:34:27 ID:XW7KfDX.
/訂正
少年が体勢を整え止まっているときにつぶやく
385
:
藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/10(土) 06:24:32 ID:O5PYYW8M
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:
藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/10(土) 13:10:47 ID:O5PYYW8M
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:
藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/10(土) 16:04:48 ID:O5PYYW8M
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:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 16:15:06 ID:TVpS739o
>>383-4
「……い、いい。」
【体勢を立て直し、また歩みを進め始める。】
389
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 16:19:06 ID:XW7KfDX.
>>388
「………」
眼帯の女性は目をつぶり、少年に背負られている。
相変わらず冷たいままだ。
390
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 16:24:09 ID:TVpS739o
>>389
「……そ、そろそろ……か?」
【ようやく水路の出口が見え始める。時間がかなりかかってしまっている。】
391
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 16:28:13 ID:XW7KfDX.
>>390
「………」
先程からピクリとも動かないが、弱々しい呼吸が
少年の横顔に当たっていることもあり、まだ生きていることがわかるだろう。
392
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 16:33:54 ID:TVpS739o
>>391
「…………(不味い、な。多分……。)」
【辛うじて感じられる息により危機感を募らせ水路の出口へと……。】
//このままだと、そろそろ病院or病院への道のりに移行だけど続けますかー?
393
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 16:43:29 ID:XW7KfDX.
>>392
「……」
やはりというか動く様子もなく
/ジョージがいいなら、やりましょう。
ただあんまり動かせないから、病院に連れてったというふうに〆た方がいいと思います
394
:
とある世界の冒険者
:2010/04/10(土) 16:48:07 ID:TVpS739o
>>393
「…………。」
【と言う訳で水路を抜けて病院へと急ぐ、FO】
//じゃ、やりませうw 病院スレの方に移動で!
395
:
藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/10(土) 22:18:05 ID:O5PYYW8M
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:
藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/10(土) 23:59:22 ID:O5PYYW8M
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藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/11(日) 04:04:19 ID:MfFet55A
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398
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 13:20:10 ID:3dJ4xxGw
光沢の無い黒き体表に紅い三つ目の人型が
宙を泳ぐ深海魚とぶつかりあっていた。
人型「っ!」
怪魚「ぎりりっ!!」
ガツン、ガツンと周囲に重い音が響く。
399
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 14:38:53 ID:8S.XNn8E
「…むむ!」
音に誘われた子狐が一匹
400
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 14:49:36 ID:3dJ4xxGw
ドカン、ドカン、バコン
如何考えても人同士の殴り合いでは発生しないような重い音が連続で響く。
両者譲らず。
401
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 14:52:45 ID:8S.XNn8E
「お〜やってるのぅ」
巻き込まれないように離れて見学中
402
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 14:53:38 ID:3dJ4xxGw
ドガバキイッ!
人型に殴られ吹っ飛んだ怪魚が化け狐の方に吹っ飛んでくる。
403
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 14:55:21 ID:8S.XNn8E
「にゃ!にゃ!」
ボムッっと変な音を出しつつ姿を消して、また別のところに現れた
404
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 14:57:01 ID:3dJ4xxGw
吹っ飛んだ怪魚は空中でクルリと姿勢制御。
すぐさま人型へと向かい互いがぶち当たる。
ゴンッ!
何度目かのデカイ重々しい音が響く。
405
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 15:00:21 ID:8S.XNn8E
「うう……こわいのじゃ…」
とかいいつつ見ている
406
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 15:01:03 ID:3dJ4xxGw
ゴス、ガス、ドス
互いの力量が拮抗しているのか戦いは続く。
407
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 15:07:02 ID:8S.XNn8E
「いつまでやるんじゃろうなぁ」
見学中
408
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 15:08:05 ID:3dJ4xxGw
多分何かしらの介入がない限り終わりはないだろう。
まあ双方痛み分けにもマダマダかかりそうだし。
409
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 15:09:57 ID:8S.XNn8E
「ほれ、そこじゃ!右パンチ」
介入するようには見えません
410
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 15:11:42 ID:3dJ4xxGw
残念ながら繰り出したのは左ハイキック。
・・・いつまでも続きそうである。
411
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 15:12:54 ID:8S.XNn8E
「むぅ…ふわぁ」
やや飽きてきた
412
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 15:14:24 ID:3dJ4xxGw
戦いは続く。
413
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 15:14:46 ID:8S.XNn8E
「…かえろ」
どこかに行った
414
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 15:15:48 ID:3dJ4xxGw
ゴスン、ガスン
一体何時まで続くのか、双方やや疲れも見えだしているが・・・
415
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 20:23:58 ID:3dJ4xxGw
ゴガシュ
何かを削いだ様な音が響いた。
416
:
とある世界の冒険者
:2010/04/11(日) 20:55:12 ID:3dJ4xxGw
Fo
417
:
藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/12(月) 09:49:26 ID:QSdlo5L.
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藤井 靖ジェンヌ
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藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/12(月) 22:17:33 ID:QSdlo5L.
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藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/13(火) 08:57:59 ID:IhMLdcKs
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藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/13(火) 22:41:23 ID:IhMLdcKs
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422
:
藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/14(水) 00:09:02 ID:jRhpooRc
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423
:
藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/14(水) 03:19:13 ID:jRhpooRc
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424
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 11:03:29 ID:.1S5kAV2
「…ふわ……もう朝か」
水路のどこか、2m近い体格の良い青年が壁に寄りかかっている。
425
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 11:40:07 ID:Hz7G0Fkw
ぼーっと釣りを行っているアホ毛の生えた白髪の傷だらけの顔をしている鎧姿の少年
426
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 12:34:26 ID:.1S5kAV2
「ん…人か?」
今更気づいたのか
427
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 12:40:24 ID:lo/dt.RM
釣糸を水路にたらしつつ、寝ている少年の姿が
428
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 12:41:39 ID:.1S5kAV2
「……ここらへんって魚いたっけな」
少年の後ろ姿をみてポツリ
429
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 12:53:24 ID:lo/dt.RM
くいっ くいっと何かが釣糸をひっぱっている・・
430
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 12:54:19 ID:.1S5kAV2
「……」
後ろ姿からは起きているか、寝ているか判別できるわけが無く見物中
431
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 12:56:52 ID:lo/dt.RM
「・・・」
少しだけ目を開け、釣竿を引っ張る少年
その釣り針にひっかかっていたものは・・・ 中身が無い缶詰だった
「・・・起きて損した・・」
缶詰を釣り針からはずし、バケツの中に入れると釣り針に餌をつけ
再び水面に投げ込む
432
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 12:58:00 ID:.1S5kAV2
「……腹へったなぁ…」
ボッーとしながらポツリ
433
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 12:59:16 ID:lo/dt.RM
「んー?」
声でグレオニーがいることに気づき、後ろを向く少年
「あ、こんにちはー・・」
434
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:01:37 ID:.1S5kAV2
「おう、こんにちは」
壁に背中を預けながら手をあげる
435
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:03:11 ID:lo/dt.RM
「・・そういや満月でしたっけ、昨日」
436
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:04:04 ID:.1S5kAV2
「ああ、そうだったな」
頷いた。
そういえば上半身裸だ。
437
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:06:07 ID:lo/dt.RM
「・・・」
釣竿を睨みながら、微妙に間が開く
「何故上半身裸何ですか?」
438
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:07:10 ID:.1S5kAV2
「…破けた」
まあ、お察しください
439
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:10:40 ID:lo/dt.RM
「・・なるほど」
狼人間化したときに巨大化して破れたのだろうと勝手に推測する少年
月を見ないと変身しない、という事実は綺麗さっぱり忘れている
440
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:11:35 ID:.1S5kAV2
「……腹へったなぁ」
しばらくの余白の後に呟く
441
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:20:56 ID:lo/dt.RM
「魚釣り上げたらあげましょうか・・?」
442
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:26:30 ID:.1S5kAV2
「ん〜ああ、そうしよっかな」
もう一度頷く
443
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:32:16 ID:lo/dt.RM
軍曹「まったく期待せず待っていろ」
「まったく期待せず待っていてください 今まで魚釣れたことあんまりないので・・」
同時に別々の声が聞こえた
444
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:34:25 ID:.1S5kAV2
「え………だったら外でたほうがいいか…」
ゆっくりと立ち上がる
「ところで、さっきの声は?」
445
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:37:22 ID:lo/dt.RM
>>444
「昔水路で溺れ死んだ亡霊」
軍曹「・・ではない! こやつが今装備してる鎧だ」
446
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:38:30 ID:.1S5kAV2
>>445
「ゲッ……」
少年の言葉に変な声を出し。
「なんだ…鎧か……ん?」
少年の方に近づいてきた
447
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:43:18 ID:lo/dt.RM
>>446
軍曹「ああ、インテリジェンスアーマーという種類の生物でな」
448
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:50:27 ID:.1S5kAV2
>>447
「せい…ぶつ?」
コンコンと鎧を叩いてみる
449
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:51:26 ID:lo/dt.RM
>>448
軍曹「生物だ・・おい、叩くな馬鹿者!」
450
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:52:32 ID:.1S5kAV2
>>449
「痛覚とかあるのか?」
注意され叩くのをやめた
451
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:55:07 ID:lo/dt.RM
>>450
軍曹「ああ、ちゃんとあるぞ」
452
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 13:56:24 ID:.1S5kAV2
>>451
「……鎧としてそれはどうなんだ?」
453
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:00:40 ID:lo/dt.RM
>>452
軍曹「・・・・・・言うな、それは」
454
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:03:47 ID:.1S5kAV2
>>453
「……かわいそうに」
絶賛同情中
455
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:05:07 ID:lo/dt.RM
>>454
「・・まあそうならないように避けてるんですけどね、全力で」
456
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:06:49 ID:.1S5kAV2
>>455
「…鎧を着けなければいいんじゃないの?」
ふと思ったことを口に出す
457
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:08:23 ID:lo/dt.RM
>>456
「それもそうですけどね・・」
458
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:11:20 ID:.1S5kAV2
>>457
「鎧つけてたら遅くなるでしょうし…」
459
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:15:50 ID:lo/dt.RM
>>458
「い、いやでもメリットもありますよ!」
460
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:16:22 ID:.1S5kAV2
>>459
「例えば?」
461
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:20:29 ID:lo/dt.RM
>>460
「戦闘の時どっから攻撃が来るか教えてもらったりポーション使ってくれたり・・」
462
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:22:14 ID:.1S5kAV2
>>461
「なるほどな……ポーション?」
463
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:25:41 ID:lo/dt.RM
>>462
「回復薬の一種です。 ここにそのクスリを入れると・・」
鎧の左肩の方を触り、横にスライドさせる少年
「使ってくれるんです。」
464
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:26:17 ID:.1S5kAV2
>>463
「ああ…そりゃすごいな」
素直に感心しているようで。
465
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:30:21 ID:lo/dt.RM
>>464
「後剣の稽古とかつけてくれたり・・」
466
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:31:05 ID:.1S5kAV2
>>456
「鎧が?」
467
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:34:24 ID:lo/dt.RM
>>466
「うん、鎧が」
468
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:37:24 ID:.1S5kAV2
>>467
「へえ……」
今彼の頭の中では、鎧が一人でに動き少年に稽古をつけているのを想像している。
469
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:39:32 ID:lo/dt.RM
>>468
軍曹「稽古といっても剣の握り方や振り方教えることしかできんがな
私一人でまったく動けないからな」
470
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:40:56 ID:.1S5kAV2
>>469
「あ…それもそうだよな。ハハハ」
なぜか苦笑いしている
471
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:47:23 ID:lo/dt.RM
>>470
「?」
苦笑いに気づき、少し首を傾げる少年
472
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:48:42 ID:.1S5kAV2
>>471
「あーいや、気にしないで頂戴さ」
ポンポンと軽く肩の辺りを叩く
473
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:51:21 ID:lo/dt.RM
>>472
「了解・・・っと、」
再び何かが釣り糸を引っ張る
474
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:52:44 ID:.1S5kAV2
>>473
「ふぅ…お、釣れてるぞ」
釣り糸の方をみて
475
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:57:01 ID:lo/dt.RM
>>474
その何かを釣り上げようとする少年
0なら魚がつれる!
476
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:58:14 ID:.1S5kAV2
>>475
「………」
釣れた何かを見て、がっかりしている
477
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 14:59:53 ID:lo/dt.RM
>>476
「また空き缶ですか・・」
憎憎しげに空き缶を見つめる少年
478
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 15:09:09 ID:.1S5kAV2
「空き缶だねぇ・・・」
ため息をつく
「昼飯食いにいくか・・・じゃ」
そくさくと立ち去った
479
:
とある世界の冒険者
:2010/05/01(土) 15:10:14 ID:lo/dt.RM
「さよならー」
グレオニーを見送り、自分も釣具を片付けて水路から出て行った
480
:
とある世界の冒険者
:2010/05/21(金) 23:14:37 ID:XaOWFRSM
「……川を伝ってた筈よね?
……兄さんもギィも居ない……参ったなぁ。」
水路に似つかわしくない緑を基調とした民族衣装を着た女性。
辺りを世話しなく見渡しながら歩んでいる。
陸の民もここは管轄外である。
481
:
とある世界の冒険者
:2010/05/21(金) 23:28:02 ID:u1G/ka0M
>>480
『るにゃー』
【隣の陸路を歩いていく二足歩行の猫が一匹】
「……」
【隣には華連服の女性が静かに佇んで】
482
:
とある世界の冒険者
:2010/05/21(金) 23:33:29 ID:XaOWFRSM
>>481
「……! 良かった、人……!」
るにゃんの鳴き声に振り向き、人の姿に気付くと
「……コホン。御免なさい!」
声を掛けるべく近付いて来る。
483
:
とある世界の冒険者
:2010/05/21(金) 23:35:58 ID:u1G/ka0M
>>482
「…………!」
【白髪赤眼、無口無表情の女性は気付いたようで】
『るにゃー』
【猫は元気に挨拶した】
484
:
とある世界の冒険者
:2010/05/21(金) 23:41:26 ID:XaOWFRSM
>>483
「……あの、突然なんだけど……!」
数歩の所で歩幅を緩めて
「……ここ、川の下……?」
きょろきょろと辺りを見回しながら。
485
:
とある世界の冒険者
:2010/05/21(金) 23:59:55 ID:u1G/ka0M
「…………」
【地下水路、とジェスチャーしながら】
『にゃっ』
【地下水路地図を手渡した】
486
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 00:01:50 ID:UdeGG4kc
「……地下……水路……?
……こ、この地図全部が……?!」
地図を受け取り、驚いた様子で。
487
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 00:06:58 ID:cFWd0Sio
「…………」
【何処かの河の取水所から巻き込まれたのだろうと判断している】
【すぐ近くに出口はあるようだ】
488
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 00:12:15 ID:UdeGG4kc
「……凄い……こんなに大きな水路があったなんて……あ。ここが出口ね?」
食い入る様に地図を見つめているが、そんなに珍しいのだろうか。
489
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 00:24:40 ID:cFWd0Sio
「…………」
【何も話さないまま彼女を見ている】
【ふと、水面が揺れたかもしれない】
490
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 00:28:28 ID:UdeGG4kc
「……?
あ……。」
無言で視線を向けられるに次ぎ、揺れる水面に気付いて声が漏れる。
491
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 00:39:10 ID:cFWd0Sio
「…………」
【視線を水面に移す女性】
【勢い良く飛び出してきたのは、魚人の一種、銛を構えたマーマン】
【女性はゆったりと、ただ佇むような構えを取る】
492
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 00:52:43 ID:UdeGG4kc
「……魔物……!?」
そう判断するや否や、腰に佩かせた白塗りの鞘を持つ倭刀に手を掛ける。
493
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 01:12:18 ID:cFWd0Sio
「…………」
【向かってくるマーマン、真っ直ぐに銛を突き出してきた】
【女性は舞うように懐に入ると、懐に二発、同一直線状の背部に一発拳を叩き込む、利いているとは到底思えない軽さで】
【もう一人の女性にもマーマンが襲いかかる】
494
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 01:21:56 ID:UdeGG4kc
「………!」
咄嗟に爪先で己の軸を変え、マーマンの動きに対して角になる様に動く。
「……母なる大地よ……!」
そして、じゃらりと音を立てて倭刀を鞘から引き抜く。
495
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 01:31:50 ID:cFWd0Sio
【マーマンの一撃は紙一重ですり抜けて、無防備な懐をさらしてしまう】
496
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 01:35:46 ID:UdeGG4kc
「……レラ・カムイ!」
耳に覚えの薄い言葉を放った瞬間、その姿が消えるが如く。
言葉の如くに風となりて、マーマンに三刃を見舞う。
497
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 01:43:30 ID:cFWd0Sio
【光刃が疾り、寸断されたマーマンは水路に落ちる】
【女性の拳を受けたマーマンもまた、夥しい吐血と共に同じ運命を辿った】
「……」
【無表情のまま手招きする女性】
【道案内をするつもりらしい】
498
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 01:48:04 ID:UdeGG4kc
「……。」
済んだ納め音を立て、刃を引いて立ち上がる。
「……ええ。」
仕草に笑顔で返し、後に続く。
499
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 01:56:21 ID:cFWd0Sio
「…………」
『るにゃ、にゃ』
【並んで歩く二人と一匹、僅かな明かりを頼りに梯子を見つける】
【そこを抜けると路地裏の一角、水路入り口の為に作られた小さな小屋の中に出る】
「……フゥ……」
【新鮮とは言い難いが、水路のよりは遥かに澄んだ都会の空気を大きく吸い込み、深呼吸する】
500
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 01:59:33 ID:UdeGG4kc
「……よい、しょ……。」
「……〜〜っ……。」
釣られる様に大きく息を吸い込む。
体と共に、後ろで一つに括った濃緑の髪が揺れて。
501
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 02:05:27 ID:cFWd0Sio
「……」
【振り返り緑髪の女性を見る】
【見たところ明らかにおのぼりさんだし……といった思考がありありと伺える】
502
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 02:10:19 ID:UdeGG4kc
「………あ、私?
私はハノン。ミュルグレ族って言う草の民の末裔よ。」
視線の合う様を、別の方向に勘違いしつつ。
朗らかな笑みで手を差し出している。
503
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 02:16:59 ID:cFWd0Sio
「…………」
【思惑はすれ違ったけど優しいしまぁいいかと、握手して】
「…………」
【宿の看板を指差し、今夜はどうするのかというニュアンスで尋ねて】
504
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 02:25:02 ID:UdeGG4kc
「……どうしよう。」
握手を終えた後の手を口元に持って行き
「兄さんや弟とはぐれたみたいなの……兄さんは兎も角、弟は心配……。」
そう言うも、長い水路歩きであまり元気とは言えない様子。
505
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 02:34:33 ID:cFWd0Sio
「…………」
【少し考えてから】
「…………」
ビシッ
【ウチに泊まっていけよ的な、男らしいジェスチャー】
506
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 02:39:30 ID:UdeGG4kc
「………え、ええと……。」
仕草の通りに伝わったらしいが
「………朝、すごく早いから起こしちゃうかもしれないけど……?」
妙な気遣い。
507
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 02:56:40 ID:cFWd0Sio
//がコンセプト
「…………」
【大丈夫、と言わんばかりに親指を立てて】
『るにゃー!』
【るにゃんが真似をした】
508
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 03:01:04 ID:UdeGG4kc
//そろそろヤバげなので、お休みなんだぜ!
「……ふふっ。
そっか……それじゃ一晩だけ、お世話になるわ。」
微笑ましい様子に自然と頬が緩みながら礼をした。
こうして、ひょんな事から知り合った女性の家へと世話になったそうな……。
509
:
とある世界の冒険者
:2010/05/22(土) 03:10:18 ID:cFWd0Sio
>>508
【それがゼオ宅であることは彼女が知る由もない事で】
FO
510
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 19:17:34 ID:Rp43ajCo
「あついなーあにきー」
「まぁ、そんなこというな…」
水路の中、松明を持った三人の男達が歩く。
全員人相が悪く、各自思い思いの武器も持っている。
実はこの三人、最近売り出し中の泥棒団で
指名手配もされている。
511
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 19:46:18 ID:vv6tY.Y.
「・・・ どっかで顔見た事あるような人達だなぁ・・?」
右手に大量のぬれた革製の靴を持っている
アホ毛の生えた白髪の顔の殆んどが古い火傷やら傷跡やらに覆われた少年がいる
512
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 20:21:38 ID:Rp43ajCo
「あにき!そこに人がいるぜ!」「なに!」
額に傷跡がある、どうやら頭領格の男と子分AとBが少年の方を向く。
513
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 20:25:03 ID:vv6tY.Y.
「どこだったかな? えーっと・・」
あごに手を当て考え中の少年
見られている事には気づいていない
514
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 20:28:39 ID:Rp43ajCo
「……逃げるか」「了解です!」
盗賊達はにげだした!
しかもやけに速い。
そして、タタタとディフがいるほうの通路から足音が響いてきた。
515
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 20:41:08 ID:vv6tY.Y.
>>514
「うーん・・・ 思い出せない・・・ ん?」
後ろを向き足音の主を見ようとする少年
516
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 20:46:09 ID:Rp43ajCo
>>515
盗賊どもが逃走に成功した!
(…こっちから声が…)
足音のぬしは、黒髪短髪の剣を持った冒険者風の女性であった。
首には何かを隠すように白い布を巻いてある。
517
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 20:51:00 ID:vv6tY.Y.
>>516
「あ、ジルさんじゃないですか」
盗賊達が逃げ出した方向をちらっと見て、ジルに近づく少年
「こんばんはー」
518
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 20:56:51 ID:Rp43ajCo
>>517
(あ・・・ディフだ)
挨拶をされてこちらも足を止めてぺこりとお辞儀
519
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 20:59:01 ID:vv6tY.Y.
>>518
お辞儀し返す少年
「ここで何してるんですか?」
520
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:04:54 ID:Rp43ajCo
>>519
(またあとでもいいか)
ポケットからクシャクシャになっている紙をみせる。
そこには先ほどの男の似顔絵がかかれていて
報酬銀貨何枚とか書かれている
521
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:11:44 ID:vv6tY.Y.
>>520
「・・・・」
似顔絵をじっと見る少年
「あ、さっきいた人・・」
522
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:12:31 ID:Rp43ajCo
>>521
「……」
あぁ、やっぱりぃ
みたいな顔をしながら残念そうに紙をポケットにしまう。
523
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:13:45 ID:vv6tY.Y.
>>523
「だから見覚えがあったんだ・・ その人を追っていたんですか?」
524
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:15:41 ID:Rp43ajCo
>>523
「……」
コクリと頷いた。
525
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:17:23 ID:vv6tY.Y.
>>524
「その人ならさっき部下らしき人を連れて奥の方に・・・」
526
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:18:06 ID:Rp43ajCo
>>525
「…」
もう追いかける意思はないのか首を横に振り、剣を鞘に収める。
527
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:20:45 ID:vv6tY.Y.
>>526
「・・・追いかけてももう無駄ですよね、うん。」
528
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:22:03 ID:Rp43ajCo
>>527
「…」
うんうんと同意するように何回も頷く。
529
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:23:14 ID:vv6tY.Y.
>>528
「思い出せていたらなぁ・・」
悔しそうに言う少年
530
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:24:50 ID:Rp43ajCo
>>529
(気にしない、気にしない)
ポンと少年の肩を叩く
531
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:39:11 ID:vv6tY.Y.
>>530
「・・慰め感謝です、ジルさん」
532
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:42:37 ID:Rp43ajCo
>>531
(…ここなら誰も見てないよね…)
ディフにくっつくように数歩近づく。
533
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:45:59 ID:vv6tY.Y.
>>532
「ん?」
534
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:49:13 ID:Rp43ajCo
>>533
「……」
ジッーと黒い瞳でディフを見ていたかと思うと、彼の頭に手を伸ばし
やさしくなでる。
535
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:52:32 ID:vv6tY.Y.
>>534
「・・・ジルさん?」
突然撫でられたじたじな少年
一応高校生なのに小さい子ども扱いされてますね
536
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 21:56:56 ID:Rp43ajCo
>>535
(なにやってるんだろ…)
自分でもよくわからないようだが
ディフからは微笑みを浮かべながら撫でられていることしかわからないだろう。
537
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:00:54 ID:vv6tY.Y.
>>536
「・・・」
小学生にあがりたての子どものような扱いを受けて小恥ずかしくなるも、
何となく悪い気はしないうえ撫でられている手を払い除けるのも無遠慮だと思い
撫でられ続けている少年
538
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:02:47 ID:Rp43ajCo
>>537
(…どうしよう)
手を離したあと、ディフの瞳を見つめ続ける。
/ちなみに例のホワイトボードはありません。
539
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:07:20 ID:vv6tY.Y.
>>538
「・・・」
瞳を見つめはじめられた瞬間
サッと目を逸らす少年
その目は黒に少し茶色を混ぜたような色をしていた・・が、
何というか光が宿っていなかった
540
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:09:32 ID:Rp43ajCo
>>539
「…?」
それを見逃すこともなく、首を傾げた
541
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:12:43 ID:vv6tY.Y.
>>540
「・・・」
目を逸らしたまま、気まずそうに笑う少年
たまーに何かに感動したりした時は光るため
心が死んでるってわけではないのだが
何故か光が宿っていない瞳
542
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:19:31 ID:Rp43ajCo
>>541
(こうなったら・・・)
自分の両腕を少年の後頭部に回し
こちらの方へ軽く抱き寄せようと
543
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:21:11 ID:vv6tY.Y.
>>542
目を逸らしたままずりずりと抱き寄せられる少年
544
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:27:39 ID:Rp43ajCo
>>543
「(どうしたのか?)」
声をかけようとも口を動かすが、音は出ない。
ジルの胸に少年の顔がうずくまるように抱きしめている。
545
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:33:30 ID:vv6tY.Y.
>>544
「なんでもないで・・・」
ジルの胸に顔をうずくまってしまう少年
・・あれ、何か急に魔力が強く
546
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:38:01 ID:Rp43ajCo
>>545
(あれ?)
声は出ないはずなのに少年の返事に不思議に思う。
「………」
魔力が強くなっても気にしていないようだ。
顔から胸の柔らかみがつたわる。
547
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:41:26 ID:vv6tY.Y.
>>548
「・・・・・」
ジルの胸を堪能している少年
やや息苦しくなってきたが
548
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:43:09 ID:Rp43ajCo
>>547
「……」
お互いの息遣い、ジルの心臓の音。
普段は聞こえないような音のみ聞こえる
549
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:46:56 ID:vv6tY.Y.
>>548
「・・・・!」
かなり息苦しくなってきた
550
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:47:42 ID:Rp43ajCo
>>549
(…ああ、恥かしい)
ディフの頭をやっと解放する。
551
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:50:11 ID:vv6tY.Y.
>>550
音を立てて息をする少年
酸欠一歩手前だったのか
552
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:52:33 ID:Rp43ajCo
>>551
赤裸顔のまま彼を見つめている
553
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:55:46 ID:vv6tY.Y.
>>552
しばらく吐き吸いを続け、呼吸が整うとジルと顔を合わせる少年
同じく顔が赤い
554
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 22:59:23 ID:Rp43ajCo
>>553
そことなく潤んだ双眼で見つめている
呪いのせいで声を奪われたため、黙ったまま
555
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 23:01:51 ID:vv6tY.Y.
>>554
「・・あ、あの明日から学校があるので・・・えっと・・・」
「きょ、今日は失礼します!」
そういうと回れ右して水路から出て行く少年
556
:
とある世界の冒険者
:2010/07/11(日) 23:07:37 ID:Rp43ajCo
「・・・」
少年の姿が見えなくなるまで見送るジルも立ち去った
557
:
とある世界の冒険者
:2010/07/17(土) 03:04:26 ID:AetGFZVA
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558
:
とある世界の冒険者
:2010/07/20(火) 20:02:13 ID:7F1oiSgQ
「……」
誰もよらないだろう水路の中、ボロボロになっているローブをまとって
頭頂に犬耳を生やした栗色の髪の毛を持つ少女が壁に寄りかかっている。
「……しけてるな」
手には硬貨が入った財布を見て、硬貨を抜き出しては財布を水の中に捨てる。
559
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 19:47:55 ID:I3qfnc5E
「……ここまでくれば大丈夫」
なにから逃げるように走っていた、ボロボロになっているローブをまとった人物が足を止めて
キョロキョロと周りを見る。
560
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 19:58:03 ID:HsWEYCtE
向こうから誰かの足音が
561
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:00:27 ID:I3qfnc5E
「……!」
すぐさま足音に反応し、耳を済ませて
歩いているのか、それとも走ってきているのかを判断しようと
562
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:04:14 ID:HsWEYCtE
どうやら歩いてるようだ
足音が軽いため武装もしてないはずだ
563
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:06:17 ID:I3qfnc5E
(追っ手じゃないか…)
そう判断し、フードをかぶり頭頂に付いている犬耳を隠す。
564
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:10:33 ID:HsWEYCtE
少女の目の前にあらわれた
「まいご?」
565
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:13:13 ID:I3qfnc5E
「……違う」
顔を見られないように、うつむきながら
566
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:14:25 ID:HsWEYCtE
「じゃぁ何をしてるの?」
少女とかわらない男の子
567
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:15:57 ID:I3qfnc5E
「……知る必要はない」
あくまでもぶあいそに
568
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:21:37 ID:HsWEYCtE
「なんでー?」
みてる
やや身なりが綺麗な男の子
569
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:23:35 ID:I3qfnc5E
「……お前には関係ない」
相手の胸を邪魔だとばかりに押す。
570
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:33:19 ID:HsWEYCtE
「いたっ」
おされて
いたいなぁー
さらに近づいてくる
571
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:34:11 ID:I3qfnc5E
「……くるな」
さっさと立ち去ろうと
572
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:45:21 ID:HsWEYCtE
「えー」
ついてくる
573
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:46:15 ID:I3qfnc5E
「………」
タタタと走り始めた。
574
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:57:39 ID:HsWEYCtE
男の子はおってこない
575
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 20:59:05 ID:I3qfnc5E
「……ふん」
一度足を止め振り向く。
576
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:11:33 ID:HsWEYCtE
おってこないようだ
もしかしたらまいごに…
577
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:14:09 ID:I3qfnc5E
(…こっちの方は危ない)
走ってきた道を戻る
578
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:19:30 ID:HsWEYCtE
さっきの男の子がいる
涙目でおろおろしてる
579
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:20:57 ID:I3qfnc5E
(ざまぁみろっての)
離れた所からニヤッと笑いながら
580
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:26:07 ID:HsWEYCtE
あ、犬耳少女のほうにむかってきた
581
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:27:35 ID:I3qfnc5E
あ、歩き始めた
582
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:30:33 ID:HsWEYCtE
近づいてくる
583
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:32:05 ID:I3qfnc5E
逃げるように歩いている
584
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:34:06 ID:HsWEYCtE
今度は離れていく
585
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:36:12 ID:I3qfnc5E
「…」
足を止め、振り返る
586
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:37:02 ID:HsWEYCtE
何か声が聞こえる
「あ……」
587
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:39:57 ID:I3qfnc5E
「……」
ジッーと見ている
588
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:47:50 ID:HsWEYCtE
じゃらじゃらと音が
589
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:48:29 ID:I3qfnc5E
「…?」
590
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:56:05 ID:HsWEYCtE
「わーい」
喜びの声がおくから
じゃらじゃら音はどうやら貨幣の音のようだ
591
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:58:10 ID:I3qfnc5E
「え!」
ダッシュでそちらに
592
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 21:59:45 ID:HsWEYCtE
段々音が小さくなってきた
593
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:00:57 ID:I3qfnc5E
「なにをしている!」
息を切らしながらすぐに到着した
594
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:04:08 ID:HsWEYCtE
「何もしてないよ?」
あきらかに大きくなった袋をぶらさげてる
あたりには…小さな空き箱が
595
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:04:52 ID:I3qfnc5E
「……」
その袋を奪いとろうと
596
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:07:19 ID:HsWEYCtE
あ、簡単に奪われたは
「かえしてよー」
取り替えそうとする
597
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:09:33 ID:I3qfnc5E
「……やだ」
素早く距離をとって中身をみようと
598
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:15:38 ID:HsWEYCtE
中身は土くれが少しと絵の書いてない貨幣が
金貨も金と混ざってるものが粗悪なためか、全体的に荒いく普通に売れば廃棄料金すらとられそうだ
その手の知識がないとあきらかガラクタに見える
「かえしてよー」
599
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:18:48 ID:I3qfnc5E
「………」
彼の言葉には耳をかさず貨幣を一枚見ていたが
「……返す」
一枚だけ抜き取って投げて返す
600
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:25:29 ID:HsWEYCtE
「うおっと!」
大事に抱える
「それもかえしてー」
むーといってる
やはり金貨は荒く、売れそうには見えない
そして金貨特有の絵柄がなく、ただ横線を入れてるだけ
//荒い作りだが、昔のソルビニア貨幣、ソルビニアにはもうないから領事館行くと高く買い取られる
601
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:31:25 ID:I3qfnc5E
「………ガラクラがいるの?」
不思議そうに
602
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:34:13 ID:HsWEYCtE
うんとうなずいた
603
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:35:55 ID:I3qfnc5E
「……ダメ」
彼女は価値に気づかないまま、ただ記念としてとろうと
604
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:42:13 ID:HsWEYCtE
「むー…じゃぁあげるから何かちょーだ!」
何をくれと
605
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:45:08 ID:I3qfnc5E
「……やだ」
つくずく強欲
606
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:47:27 ID:HsWEYCtE
「むー…?あ、足元に」
少女の足元に近づく
607
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:49:27 ID:I3qfnc5E
「……ん?」
数歩下がる
608
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:52:03 ID:HsWEYCtE
少女の足元にあったものを拾う
ヘドロがついた石を拾った
少年はキラキラした目でみてる
609
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:54:20 ID:I3qfnc5E
「…じゃあ、それと交換ね」
610
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:56:46 ID:HsWEYCtE
「えー…理不尽だよ…」
しかし持ってるものなのか渋々交換に応じる
611
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 22:57:18 ID:I3qfnc5E
「…金持ちのくせに」
ボソッと小さく呟く
612
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 23:05:15 ID:HsWEYCtE
「ちがうよ?」
目をみてる
613
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 23:06:38 ID:I3qfnc5E
「…そく服はなんだよ?」
614
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 23:14:16 ID:HsWEYCtE
「ひみつ!」
615
:
とある世界の冒険者
:2010/07/21(水) 23:17:53 ID:I3qfnc5E
「…」
立ち去った
/ねゆ「
616
:
とある世界の冒険者
:2010/07/25(日) 00:37:12 ID:4jSG4Dw2
【――地下水路の一角】
『……そっちは外れ、か。』
「道化人形が山ほど居ただけーって感じだね。そっちは一個みっかったんだっけ?」
『…………翠、がな。…後は藍だけだ。悪ィが情報は頼むぜ。』
「あいあい、紅も含めて引き続き探しときますよ、っと。そっちも人形見つけたらぶっ壊しといてね。』
地下水路の一角、場に似合わぬ軽い声と、低い男の声が響く。
617
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 18:33:49 ID:2uNetD1M
「……」
コツコツと足音を響かせながら王都の地下水路を歩いている
黒いローブを纏った人物
618
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 19:33:00 ID:2uNetD1M
「……こっちかな」
松明片手に歩いている。
619
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 19:37:02 ID:LJ7TibGI
ぴちゃぴちゃと音がする
620
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 19:38:04 ID:2uNetD1M
「……?」
松明を音のスル方へ
621
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 19:43:31 ID:LJ7TibGI
右奥からわふーとかわきゅーとか涙声が聞こえる
左奥からは歩いてる音が
622
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 19:44:04 ID:2uNetD1M
「……」
二つとも無視して歩き出す
623
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 19:45:56 ID:LJ7TibGI
2つとも音だけ聞こえ…あ、でるたずの声が聞こえなくなった
624
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 19:47:14 ID:2uNetD1M
「……」
さっさとこの水路から出ようと
625
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 19:51:23 ID:LJ7TibGI
[わふー]
あ、こっちにきた
[わきゅー]
なんかちっこいのもいる
626
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 19:52:45 ID:2uNetD1M
「……」
足を止め、ソチラを見る
627
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 19:55:53 ID:LJ7TibGI
[わふーわふー]
はしってる
背中にはリュックが
[わきゅー]
となりにはでるたをさらに獣濃度を濃くしたようなやつがいる
628
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 19:59:09 ID:2uNetD1M
「……あ」
片方が饅頭くれた奴だと思い出す
629
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:06:16 ID:LJ7TibGI
二匹ともこけた
630
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:06:59 ID:2uNetD1M
「……ん」
見捨てるのも忍びなくデルタの方に近づく
631
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:13:07 ID:LJ7TibGI
[思いわふ…]
[わきゅー]
二人の背中のリュックには
何か色々入ってる
632
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:15:19 ID:2uNetD1M
「……」
とりあえず二人を起こそうと
633
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:16:29 ID:LJ7TibGI
おきました
[[わきゅー]]
二匹とも目をまわしてる
634
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:17:30 ID:2uNetD1M
「……」
不安げに見ています
635
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:23:20 ID:LJ7TibGI
まだ目をまわしてる
あ、背中のリュックからなにやらお金になりそうな物がみえてる
636
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:24:37 ID:2uNetD1M
「……」
自重してます
637
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:26:53 ID:LJ7TibGI
[わふ!]
[わきゅ!]
あ、二匹とも目をさました
[今晩はわふー]
[きゅー]
638
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:28:42 ID:2uNetD1M
「…こんばんは」
こちらも挨拶
639
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:33:42 ID:LJ7TibGI
[わふー何してるのわふー?]
リュックから宝物がやっぱりみえてる
[わきゅー]
それを中にいれようとするがはいらない
640
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:37:43 ID:2uNetD1M
>>639
「……近道」
641
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:41:09 ID:LJ7TibGI
[ちかみちわふー?]
ぴのは今度は引っこ抜こうとこころみてる
642
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:44:49 ID:2uNetD1M
「…」
コクリと頷いた
643
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:48:43 ID:LJ7TibGI
[わふ!僕たちもついていっていいわふ?]
ぽこーんと抜けた
やや高そうな杖だ
ぴのはじーと杖を見てる
644
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:55:17 ID:2uNetD1M
「…だめ」
断った
645
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 20:58:52 ID:LJ7TibGI
えーといった表情に
[わきゅー]
ぴのがでるたを呼んでこの杖が何か相談中
646
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 21:01:02 ID:2uNetD1M
「ちょっと危ないところ」
貧困街だから。
「……」
そのまま立ち去ろうと
647
:
とある世界の冒険者
:2010/07/27(火) 21:09:33 ID:LJ7TibGI
ふたりともてをふる
648
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 18:17:04 ID:fVoWxy0g
「うーん。
初めて入ったけど、こんななってるんやねえ。地下水路。」
緑髪に狐目の男子高校生が、辺りをキョロキョロと見回している。
ダンジョンとも呼ばれるそこに、わざわざ自ら足を運んだとは考え辛いが。
649
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 18:36:11 ID:fVoWxy0g
「んー………?」
あてもなく長い側道を歩き、その先にある物を発見する青年。
「キミ、何やあ……?」
『ゲコ……。』
それは、南部で見られる様な派手な皮膚の色を持つ蛙の様な生き物。
呑竜と呼ばれるそれの子供だ。
650
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 18:48:53 ID:fVoWxy0g
「うわっ。酷い匂いやなあ……。」
『ブオォォー……。』
呑竜は、その名の通り悪食で知られている。
地面ごと、様々な物を口にしては吐き出す。
それは体液にも影響を与え、皮膚を覆うぬめりから酷い匂いがするのだ。
「……ん?
怪我してるん?」
『……グェコ。』
その行動から察する事のできる様に、知能は余り高くない。
ここに居るのは、怪我をして親元に戻れない子供だ。
651
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 18:57:34 ID:fVoWxy0g
「……あー。大変や。
こんなで動いとったら、腕アカンなってまうで?」
『ゲゴー……。』
「うわ、息臭っ。」
その呑竜が持つ悪臭に耐えながら、怪我の大本と見られる患部。
腕から剥がれかけた鰭に目を留める。
「(……こう言うのは、やっぱり自然治癒に任せるのが一番やろか。)」
狐目を更に細め、鰭をまじまじと観察しながら。
誰知らぬ治療を始める。
652
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 19:05:09 ID:eboKU6mc
「…だぁぁぁぁぁぁっ!!ドコなんだよ、ココはァァァァァ!!!」
地下水路に怒声が響く。
繰り返すようだが大声…ではなく、怒声である。
653
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 19:06:43 ID:fVoWxy0g
「ん? 人やろか。」
『プォォォン……』
「……キミほんと変な鳴き声やねぇ。」
「……誰かおるんー?」
その咆哮に向け、のんびりとした声を投げながら。
654
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 19:13:54 ID:eboKU6mc
「人かッ!? ぅおおおおおおおおいッ!!」
やかましい声が響く。ばしゃばしゃと水音を立てそちらに近づいてくる。
655
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 19:17:44 ID:fVoWxy0g
『ゲェコ……。』
「元気やねえ。ここにおるよー。」
遠くにひらひらと手を振りながら。
……近づくと共に悪臭を嗅ぐ様になって来るが。
656
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 19:19:34 ID:eboKU6mc
「うおおおっしゃあああ出られるぜェェェって臭ッ!!!」
駆け寄ってきた高校生ぐらいの青年がその臭いに顔を歪める。
657
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 19:25:05 ID:fVoWxy0g
「あぁー。この子の匂いやねぇ。」
こちらも高校生ぐらい……と言うか高校生の青年だ。
何やら妙な皮膚色の蛙と一緒にそちらを向いている。
無論、匂いの原因はこの蛙だ。
658
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 19:26:10 ID:eboKU6mc
「…蛙、蛙かっ!蛙なら仕方ねぇな!」
びしっ、と指差してそう言う。一体全体どういう論理だ。
「あれ、つーかコイツ怪我してねぇ?」
659
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 19:30:12 ID:fVoWxy0g
「ひどい匂いやでえ。何食うてるんやろか。
あ、せやねん。今から治してあげよ思うてな。」
と、手拭いを取り出しながら。
『ゲコ……プォー……』
蛙らしき物体は、妙な声で鳴いている。
660
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 19:33:45 ID:eboKU6mc
「そりゃあ蛙だし…虫だろ?
いよっし、ならコイツを使うか…!師匠特製ッ!O・ポーションッ!!」
\ババァァァーン/ という効果音と共に綺麗な透明な液体が入った小瓶を取り出す。
661
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 19:37:54 ID:fVoWxy0g
「……さっき何か、竜の翼吐いとったけど。」
何 喰 っ て ん だ 。
「あぁ、ちょっと待ったってー。」
勢い付いた様子にも、マイペースに手を差し出して制止。
「先にちゃんと止めたらな、変な戻り方したら敵わんからなー。」
と言うと、腕と鰭を結ぶ様に布を巻き付けて。
『プォー……。』
蛙はと言うと、のんべんとした表情で何処ぞを見ている。
662
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 19:41:12 ID:eboKU6mc
「竜の翼…まさかコイツ……噂に聞く”ぴんくのあくま”…!!」
※違います。
「おう、アレだな、鳥の添え木と一緒だな。 …あれ、ぴんくの悪魔って骨あんのか?」
蛙を見下ろして、違うというに。
663
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 19:43:38 ID:fVoWxy0g
//そろそろ出る支度するので、サラバ!
「……いやあ。違う思うでえ。アレは丸っこいやろ?
よし、固定完了。後それ掛けてあげたら勝手に治る思うわー。」
『ゲェコ。』
布に巻かれた蛙がひと鳴きし
「じゃ、僕はこれで。
ほなさいならー。」
……青年はマイペースに去って行くのだった。
帰り道教えてけ。
664
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 19:46:39 ID:eboKU6mc
「…はッ!?それもそうかッ…!!
っとほら蛙、師匠特製ポーションを飲み干すが良い!!」
ばっしゃー、とぶっかける、つめたっ。
「……ってコラァァァァ!!俺に帰り道を教えてくれェェェェッ!!」
そして猛ダッシュで追いかけるのであった…。
665
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 20:39:51 ID:Uqzny9BU
(憎い……すべてが憎い……)
【薄暗い水路をひとりの女性が壁に寄りかかるように歩いている。】
【顔には点々と湿布が貼られており、その下には暴行をされたことを教える痣が隠されている】
666
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 20:42:24 ID:NML5/FxQ
腰に片手剣を吊り下げた目付きの悪い黒髪の青年が水路を行く。
「・・・自警団の中でも見回りたくない場所ベスト3に入る場所だよな、此処。」
青年はうんざりしていた。
667
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 20:48:43 ID:Uqzny9BU
「………」
【胸の内側で渦巻いている負の感情がいよいよ体に現れる】
【まず目に狂気がやどり、気配に敏感になる】
【そして足音に気づき、そっちに顔を向けた】
(男……あ あ゛あ゛)
【薄暗くともそれを男と認識、一瞬にして悪夢のような記憶がよみがえる】
(殺す殺す殺す殺す殺す)
【負の感情に飲み込まれ、腰に下げている両手剣に手をかけて抜き取った】
668
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 20:51:48 ID:NML5/FxQ
>>667
「・・・あ?」
ヤバそうな雰囲気を察し立ち止まる青年。
「あー・・・何だ、新手の物取りか?」
腰の剣に手をかけつつ。
669
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 20:55:15 ID:Uqzny9BU
>>668
【盗賊とは違う雰囲気、あえて言うなら狂戦士が放つような物か。】
「……」
【軽装ということもあるが、あっという間に間合いに入り憤怒の顔で上から両手剣を叩き下ろす】
670
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 21:02:30 ID:NML5/FxQ
>>669
「うおっとうっ!?」
勢いと互いの得物のサイズを考え、剣を抜かず後方へ跳ねる。
「ったく、何しやがんだ!!」
671
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 21:05:20 ID:Uqzny9BU
>>670
「………」
【答えの代わりにぱっとすぐに間合いを詰め、今度は下から振り上げる】
【乱暴で単純な攻撃だが、威力は高い】
672
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 21:08:35 ID:NML5/FxQ
>>671
「っざけんなぁっ!!」
振り上げられる両手剣の刃目掛け右拳を叩き下ろす。
その拳には禍々しい黒の魔力が纏わり強固な障壁を成している。
673
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 21:12:41 ID:Uqzny9BU
>>672
「…!」
【障壁と剣がぶつかり、剣が弾かれる。っと、刃が折れたようで折れた部分が吹き飛んで地面に刺さった】
「……」
【しかし、間髪入れずに今度は折れた直剣で突く】
【果たしてこうまでして彼を殺そうとする理由はあるのか】
674
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 21:16:55 ID:NML5/FxQ
>>673
「ったく何だってんだよ!!」
腰の剣を抜き放ち、突きを薙ぎ払わんと振るう。
抜き放たれた剣には刃が無く、代わりに妙なL字の出っ張りが刀身の根元から生えている。
十手を巨大化した様なものであった。
675
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 21:22:18 ID:Uqzny9BU
>>674
「……」
【とここで剣をは薙ぎ払われ、痛む手から柄を離してしまい剣が吹き飛ぶ】
【なるほど、青年のところまで走ってさらに次々と攻撃を繰り返したから、さっそく疲れが限界まで来たのだろう】
【加えて、暴行を加えられたさいにできた怪我も完全に治りきっていない】
「…」
【肩で息そしながら、数歩下がる】
【それでも体から殺気を放っており、隙を見せたら飛びかかりそうな感じだが。】
676
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 21:26:45 ID:NML5/FxQ
>>675
「・・・ったく、何なんだよ。」
「悪いが俺はアンタに殺されるほど恨まれるような覚えがねえぞ?」
「何処かの誰かと間違ってるんじゃねーだろな、おい。少し考えてみろよ?」
と言いつつ奇妙な剣、鉄刀を独特な構えで持ったまま語りかける。
677
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 21:31:50 ID:Uqzny9BU
>>676
「……………」
【狂気の宿った黒い瞳の双眸で男を見つめる】
【男と見ると、自分を辱めた男どもの顔と重ねてしまっている】
【だから、青年に攻撃される身に覚えはなくとも攻撃される。つまりとばっちりだ】
「………」
【青年の問いに答えはなく、ただ睨んでいるだけだ】
678
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 21:34:11 ID:NML5/FxQ
>>677
「あーもー・・・喋れねえのか?」
左手で鉄刀を持ったまま右手で頭を掻く青年。
「何か言えよな・・・らちあかねえ。」
679
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 21:37:07 ID:Uqzny9BU
>>678
「……」
【プイッと顔を背けて、手をかざす】
【と、いきなり彼女の姿が光に包まれたかと思うと消えていた……】
【どうやらテレポートしたらしい】
680
:
とある世界の冒険者
:2010/09/18(土) 21:38:35 ID:NML5/FxQ
>>679
「何だったんだ、マジで。」
深いため息をついた後、その場を去ったそうな。
681
:
とある世界の冒険者
:2010/09/20(月) 15:04:31 ID:3madaWE.
水路に僅かな光を反射して鈍く光る何か、が落ちている・・・
682
:
とある世界の冒険者
:2010/09/21(火) 21:03:09 ID:ar5RPcWA
輝く長い銀髪と意志の強そうな碧眼が目を惹く襤褸を纏った小柄な女が水路を行く。
行き着いた先は底の見えぬナイアガラの滝を彷彿させる場。
ドウ、ドウと四方から流れ落ちる水が大きな音を立てていた・・・
「・・・既に門は開かれてしまった。」
「私一人で如何にかは無理だな。」
683
:
とある世界の冒険者
:2010/10/21(木) 01:14:52 ID:IyfJYsRU
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684
:
とある世界の冒険者
:2010/11/16(火) 20:09:03 ID:Ci7URS.I
魔法塾制服を着た腰に長剣を差す黒縁眼鏡な黒髪の青年、
水路を宛ても無く行く。
「・・・大分意識はハッキリとしてきたな。」
685
:
とある世界の冒険者
:2011/03/07(月) 01:39:42 ID:X9clXvZg
底の見えぬナイアガラの滝を彷彿させる場。
ドウ、ドウと四方から流れ落ちる水が大きな音を立てている。
明かりもないその奥底で何かがユラリと動いている。
それが何であるか判明するのにそう時間はかからないようであった・・・
686
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 01:40:14 ID:U5A5ouF2
王都の川から水が流れ込む一角
水はわりと綺麗なのだがじめじめとしたそこは普通の人間なら長居はしたくない場所
そんなところの水路に一人の茶髪の青年が流され引っかかっていた
「…………」
自分はなぜこんなところに居るのか、頭がぼんやりして鈍い痛みがし、記憶がはっきりしない
体を動かす気力もなく、彼はそこにひっかかったままであった
687
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 01:45:53 ID:U5A5ouF2
「………」
ここはどこだろう、と青年は考える
6月の夜、外は暑くともここは水路、水の流れは気温を大分下げ、青年の体温を奪う
まず水から出ないと不味いな、そうぼんやりと考えるが体が言う事を聞かない
思考がまとまらないせいか慌てる事すらせず、ただそこは水の音が流れるだけの空間だった
688
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 01:51:27 ID:U5A5ouF2
「………」
モンスターなり何かしら身の危険がはっきりと及ぶ者が近くに居れば緊張もし、また違ったであろう
しかし現実は近くにそのような気配はなく、彼を害するのは地味に、少しずつ体温を奪い、危機へと誘っていく
どうしてここまで気だるく動く気がしないのだろう、青年はどうにかこうなる前の記憶を思い出そうと夢想している
689
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 01:54:05 ID:S.6N3B0A
「んーふっふふーん」
どこか調子外れの鼻歌が地下水路内に響く。
声の様子からすると、それを奏でているのは若い男のようである。
690
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 01:56:52 ID:U5A5ouF2
「………」
青年はその音に気付く、そして警戒した方がいいかをぼんやりと考えている
彼が居る場所は比較的明るく、近くを通りがかったなら人が引っかかっている事に気付くだろう
691
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 02:01:30 ID:S.6N3B0A
調子の外れた歌はしばらく続く。
そして足音が青年の付近で止まり、反響する声の中で一つの声が呟いた。
「何だコレ、土佐衛門? それとも酔っ払い?」
692
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 02:03:43 ID:U5A5ouF2
「………」
声にぴくり、と反応した
意識もあるようだが…引き上げてやった方がいいか?
693
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 02:07:11 ID:S.6N3B0A
「あれこれ生きてるよ。酔っ払いか?」
軽く手を掛けながら話しかけるかのように一人ごちた。
その様子は、何故かどことなく嬉しそうである。
「お仲間発見だなこりゃ」
酔っ払いである。
694
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 02:10:02 ID:U5A5ouF2
「………っ」
鈍い痛みが彼の頭を襲い、少し顔をゆがめて身じろぐ
「……あー…」
そして何があったのかを少しずつ思い出し、ちいさく呟いた
695
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 02:15:18 ID:S.6N3B0A
「大丈夫? 吐き気は? まだ水は冷たいんだから無理しちゃ駄目だぞ」
仮に土佐衛門ならば放っていきそうであったが、生きているとわかった途端にこの調子である。
妙な仲間意識だろうか。
696
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 02:18:02 ID:U5A5ouF2
「どう…にか」
顔色から察するに吐き気等はなさそうだ、相手も酔っ払いである事に気付き、少しの安堵を覚えてそちらを見ている
気だるい体を動かして水路の淵に手をかけて這い上がろうとしているが、中々辛そうだ
697
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 02:23:34 ID:U0jpy2kg
「む。大丈夫か」
右腕にゴツいガントレットのようなものをした女が通り掛かる
一応素面だ
698
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 02:23:38 ID:S.6N3B0A
「全く、酔っ払いとはいえなんでこんなとこにいるんだか」
岸に上がるのを手伝いつつ楽しそうに笑う。
人の気も知らず、実に愉快そうである。
だがこの男、そこまで言ってはたと気付いた。
「ここ、どこ?」
699
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 02:27:08 ID:U5A5ouF2
>>697
「…ん」
そちらには気付かず、男に助けられて水からはい上がる
>>698
「悪い…な」
助け上げられて、そっと周りを見て
「…わからん」
ぐったりと呟いた
700
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 02:29:16 ID:S.6N3B0A
>>697
「おお、また酔っ払いか」
呵々大笑、一声。
濡れ衣である。
>>699
「あらまあこれは重症だ」
一刀両断。
だがこの男が言えた事ではない。
701
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 02:33:43 ID:U0jpy2kg
>>699-700
「生憎と素面だ。酔っているのか?」
怪訝そうな表情をして近付く
必要なら助けを呼ぶがと声をかけ銀の懐中時計を取り出す
702
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 02:36:36 ID:U5A5ouF2
>>700
「…見覚えはある気がするんだがな」
大分体が冷えているせいもありぐったりと水路の壁にもたれながら
>>701
「もう冷めてるよ…」
二日酔いの症状でも出ているのだろうが、命に別状はなさそうだ
703
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 02:40:58 ID:S.6N3B0A
>>701
「酔ってるねえ」
酔っ払いである事にに誇りでも持っているかの様子で頷く。
「俺なら大丈夫だよ。その人は半分くらい土佐衛門だったけどね」
>>702
大した違いの見当たらない周囲を見渡し、少しだけ肩を落として聞く。
「出口とか、わかるかね?」
704
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 02:54:06 ID:U5A5ouF2
>>703
「………多分、あそこから流れてきたな、俺」
少し離れたところにある、水が流れ込んできているところを指さし
もちろんそこは川に通じてるらしく通れそうもない
705
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 03:02:15 ID:S.6N3B0A
>>704
「ああ、あそこ通っていけばいいのか」
笑顔で断言する。
「最高に無理」
706
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 03:05:05 ID:U5A5ouF2
>>705
「ですよね」
ため息をつき、ゆっくりと立ち上がる
「なんとなく…なんでこうなったか思い出してきて分かったけどさ、ここって地下水路だよな、王都近くの」
ようやくまともな思考が出来るようになってきたらしい
707
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 03:12:12 ID:S.6N3B0A
>>706
「地下水道……なるほど。そういうことなのか」
納得はしているが、初めて聞いたという様子である。
王都には慣れていないのだろう。
708
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 03:14:03 ID:U5A5ouF2
>>707
「…あんたはなんでここに?」
今の場所と王都の方角を考え思索を巡らせながら尋ねる
709
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 03:19:01 ID:S.6N3B0A
>>708
「酒を飲んだら、気分が良くなったから散歩してて……」
要するに。
「……散歩をしてたんだ。初めての場所で適当に歩き回るものじゃないねえ」
理由などないわけである。
710
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 03:21:16 ID:U5A5ouF2
>>709
「…それでよくここまで来れたもんだ」
軽くため息をつき、ぐったりと歩き出す
「とりあえず長居してたら俺が風邪を引いちまう、多分少し歩けば道がわかるから行こう」
水路は中々複雑なようだったが…大丈夫なのか?
711
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 03:27:16 ID:S.6N3B0A
>>710
「あっちへふらりこっちへふらり。おかげで道も覚えてない」
参った参った、と微塵も困った様子は見せずに笑い飛ばした。
びしょ濡れになった服をじろじろと見るが、今は処置なしと肩を竦める。
「ま、俺の方は宿泊期限が切れる前に宿に戻れればいいから、気楽なもんだがね」
712
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 03:31:45 ID:U5A5ouF2
「気楽なこった、冒険者か?」
小さく笑いながら周囲に注意しつつ歩く
「ま、俺も明日は休みだから明後日の講義に間に合えばいいんだけどな…」
どうやら大学生らしい、しかしその割にその肉体は鍛えられているように見え、獲物でも持っていれば立派な冒険者に見えていただろう
713
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 03:41:36 ID:S.6N3B0A
>>712
「そうすることになるんだろうなあ。どうこう、とは決めてないけど……」
言葉を裏付けるように程よく筋肉の付いた体躯は、明らかに激しい運動を日常とする物である。
戦いを仕事とする、との言葉の割には先程から周囲への注意は払っていないように見えるが。
「へえ、大学生か。俺は学校には通ったことなんぞないが、さぞかし大変なんだろうね」
非常に苦々しげである。勉強という物が大嫌いなのだろう。
714
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 03:45:19 ID:U5A5ouF2
>>713
「と言うと…まだなりたて、って感じか」
なんとなく、見定めるような眼になる
「面倒な事も多いけど、学校は学校で楽しいもんだよ」
結構楽しんでいるらしく、そんな事を言う
「…ああ、ここからなら分かるな、うん、そんなに王都から離れてない」
不意にそう言う…水路に来るのは慣れてるとしか思えない態度だ
715
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 03:53:38 ID:S.6N3B0A
>>714
「なんだなんだその目は。俺のことを知りたいんなら何でも教えてやろう」
一言で言うなら、朗らかとでも言うのだろうか。
茶色の瞳は明るく、見た感じの年よりも無邪気で、彼が年端の行かぬ少年かのような錯覚を感じさせる、
冒険者としての能力は未知数。歩みには隙がないし、見定められている事にすぐ気付く程度には観察眼もある。
が、その雰囲気が明るい振る舞いとはミスマッチである。
「そりゃ良かった。……あんまり飲んで出歩きすぎないようにな」
あまり飲みすぎるな、と己を棚に上げて注意をする。毎度毎度酔って迷い込むわけでもないだろうに。
716
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 03:58:44 ID:U5A5ouF2
>>715
「…いや、悪いな、つい癖で」
と、笑って誤魔化す、特に悪意は感じられない
「そうそう酔って川に落ちるなんてしねーよ」
そう言う事だったらしい
そして登り階段が見え、その先はすぐ出口らしい
「着いたな」
717
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 04:09:43 ID:S.6N3B0A
>>716
「気にしちゃあいないよ」
にひひと笑って返す。
お茶目なウインク付きである。
「……お、もう出口か。地下ってのは窮屈で良くないな」
階段が見えると、嬉々として出口へ駆け出す。
その様子は、まるで子供のようだ。
「こうして会ったのも何かの縁。我輩コウランと申します。また会えたならば、その時はよろしく!」
振り返って一方的な自己紹介を終えると、躍り上がるようにして出口へと一直線に向かっていく。
思い出したように、腰から下がった鈴がちりんと鳴った。
//おつ
718
:
とある世界の冒険者
:2011/06/05(日) 04:12:37 ID:U5A5ouF2
>>717
「おう、俺の名前はリューグだ」
聞こえたかどうかわからない自己紹介をし、軽く手を振って見送った
「さて…帰ったら寝るか、休みだしいいだろ」
ゆっくりと帰って行った
//おつおつ
719
:
とある世界の冒険者
:2011/10/16(日) 22:56:58 ID:1j2WZUqg
全く・・・いくら人間とはいえこのゴミの量は許容できないねえ
【水路の中、歩行用通路ではなく水の中を歩き、ゴミを見つけては拾う人影が】
これで金目の物の1つや2つあれば万々歳なんだけどなあ。・・・なんだ、また瓶かあ。
720
:
とある世界の冒険者
:2011/10/18(火) 00:45:51 ID:BuBgslx2
・・・ふあっ!?
す、水死体と間違えられても文句言えない状態になってたよ!
危ない危ない気をつけなくちゃねえ。
【一日水の上に死んだように浮かんでいた少女は突如立ち上がるとどこかへ消えた】
721
:
とある世界の冒険者
:2011/10/20(木) 21:09:57 ID:DLmCGkJU
フード部分に顔を覆う古い呪文が刻まれている布を持つ黒ローブを着たヒトガタ。
水路をローブが濡れることも構わず進む。
『…、…』
722
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 20:09:00 ID:KXue4vTo
「…この水路も海に通じてんのかねぇ?」
素肌に革服、首には鰓裂、傷んだ黒長髪の三白眼野郎が、
金貨一枚を片手で弄びながらウロウロしていた。
723
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 20:40:42 ID:nYe0NEW6
「そういや水路はあんま探索したことなかったな」
どこからともなく歩いてくる、青い髪の青年
あたりを見渡しつつウロウロと。
724
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 20:46:08 ID:KXue4vTo
>>723
「ん」
カイサに気が付き歩みを止める。
キィン、と金貨をはじく音だけが響いた。
725
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 20:52:00 ID:nYe0NEW6
>>724
「金か!? 金が落ちたか!?」
ルカンの姿をとらえるよりも先にはじく金貨の音が聞こえたらしく
そうして念入りにキョロキョロとあたりを見渡すが、金貨もルカンの姿も捉えられず
726
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 20:56:08 ID:KXue4vTo
>>725
「…」
キィン、また金貨を指で弾き弄ぶ。
一応一回たりとも金貨を其処等辺に弾き落としたりはしていない。
727
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 20:58:32 ID:nYe0NEW6
>>726
「! そこか!
……あれ?」
また金貨の音がしたためか、音のほうへ近づく
そしてルカンのいるほうへ、そして指ではじかれている金貨を見てしまった
728
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:02:38 ID:KXue4vTo
>>727
キィン、と指で弾かれクルクルと宙を舞う金貨。
動体視力が良ければ彫り込まれた髑髏のデザインも見える筈である。
「…よぅ」
妙なところでヒトに出くわしたなあ、とか思う野郎。
729
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:07:09 ID:nYe0NEW6
>>728
(うまい話はなかったか、んじゃ気を取り直して)
ふう、と息を吐いて
「よ! こんばんは!」
と挨拶、続けて、金貨のデザインが見えたのか
「んでいきなりだが、その金貨ってあれか?
月の光で体があれなことになる」
と、金貨を見てなんとなくそう尋ねる
730
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:10:57 ID:KXue4vTo
>>729
「あ?」
首を傾げる。
カイサが言わんとしている事が理解できていない。
月の光で骨骨ロックな感じになるかどうかは知らないが、
金貨は見ていると何やら寒気がするような嫌な感じを発しているような気がしないでもない。
731
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:16:52 ID:nYe0NEW6
>>730
「っとまあ冗談はさておきだけどさ、
なんかさ、なんかその金貨い違和感を感じるんだよな……」
なにかしらの不快感を感じているようで、そういう
732
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:18:38 ID:KXue4vTo
>>731
「そうかぁ?」
金貨をマジマジ見つめる野郎。
猫に小判と言うが猫にだってこの金貨のやばさは感じ取れる筈である。
なのに野郎は全く分かっていない。鈍感野郎である。
733
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:23:31 ID:nYe0NEW6
>>732
「……どこで手に入れたんだ? それ
洞窟の中の宝箱のなかにでも882枚ぐらいおんなじのがあったりしたのか?」
また適当なことを言いつつ尋ねる
734
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:25:30 ID:KXue4vTo
>>733
「いっぱいあった気がするけどな〜
…あれ?でも他って全部違うデザインだっけ?
……ん〜、覚えてねえなあ」
考えるがあまり記憶力は良い方でなさそうな野郎。
首をひねる。
735
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:28:01 ID:nYe0NEW6
>>734
(骨骨ロックなことになるんじゃないか? 下手すりゃ)
内心そんなことを考えつつ
「わかった
んじゃどこで手に入れたかぐらい覚えてるか?」
と尋ねる。
736
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:31:19 ID:KXue4vTo
>>735
「多分どっかの無人島の洞窟の中?
…だった筈だよなあ……
それとも山の中の遺跡だっけ?」
こりゃ駄目だ、忘れている。
737
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:33:31 ID:nYe0NEW6
>>736
「無人島の洞窟なんだろうな、なんとなくだけど」
と予想しつつ、
「んでさ、またなんでこんなところに?」
なんとなく気になったので尋ねる
738
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:36:04 ID:KXue4vTo
>>737
「いや…ただの散歩だが?だって外蒸暑いじゃんよ」
確かに外は蒸し暑いが…だからと言って涼むには危険な場所である。
739
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:38:34 ID:nYe0NEW6
>>738
「いや蒸し暑いけどさ……
魔物とかふつうに飛び出てくるだろ、やせいのネズミがあらわれた、みたいな感じで」
と、自分の持つ危険そうなイメージを伝えて尋ねる青年
740
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:44:50 ID:KXue4vTo
>>739
「…え、そうなのか?」
等と言ってると二人の目の前に野生の溝鼠が現れた!!
『ヂュー!』
「あ、ほんとだ、出た出た」
野郎には緊張感が足りない!
741
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:46:45 ID:nYe0NEW6
「ほらな? こんな感じだ
さて、噛まれる前にやるかな」
カイサは 銃を 構えた!
742
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:51:20 ID:KXue4vTo
>>741
野郎 の 行動!
「…うわ、なんか溝臭いなぁ」
野郎 は げんなりしている!
溝鼠 の 攻撃!
ひっさつまえば!!
カイサ に 飛びかかってくる!
743
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 21:56:25 ID:nYe0NEW6
>>742
「いちげきひっさつまえばの間違いだろ!」
しかし 溝鼠の攻撃は はずれた!
……横にそれただけである、青年が
「んじゃ、これで行くかな」
取り出していた赤い拳銃に、弾丸にしては大きめな赤いなにかを装填して、
拳銃を握ると、拳銃が火炎放射器になり、
「んじゃ、これでどうだ!」
カイサの かえんほうしゃ!
火炎放射機 で 目の前を溝鼠もろとも 焼こうとする!
744
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:00:45 ID:KXue4vTo
>>743
溝鼠 に 110ポイント の ダメージ
溝鼠 は 倒れた
「…おー…っとっと」
野郎 は 拍手した
野郎 の 手 から 金貨 が 転がった
金貨 が 溝鼠 に ヒット
溝鼠 が 起き上って 吠えた!
溝鼠 は 呪われた溝鼠 に 変化した!!
745
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:02:43 ID:nYe0NEW6
>>744
「んな馬鹿な……」
カイサは 攻撃の反動で 動けない!
746
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:07:22 ID:KXue4vTo
>>745
だが紛れもない事実である。
金貨が触れた途端、息絶えたはずの溝鼠が蘇ったのだ。
と、蘇った筈の溝鼠が激しく痙攣したかと思うと、膨れ上がって破裂した。
「…うわぁ、何だかとんでもないことになっちゃったぞ」
747
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:10:15 ID:nYe0NEW6
>>746
「あ、破裂した」
その様子を見て
「しかしとんでもない代物らしいな、あの金貨は
あれは死者を蘇らせる金貨とでもいうのか……?」
と考察する
748
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:12:31 ID:KXue4vTo
>>747
そうかもしれない。
詳しい事は調べてみないと何とも言えないのだが。
「あー…きちゃないきちゃない」
ばちゃばちゃと水路を流れる水で金貨を洗い始める野郎。
ごーいんぐまいうえい。
749
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:15:26 ID:nYe0NEW6
>>748
「おいおい……」
危険そうな代物だが手放す気はなさそうなその様子を見て、
どことなく呆れた目でその様を見ている
750
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:20:36 ID:KXue4vTo
>>749
「いや、これ手放すとウチの奴が煩くてさぁ」
すっかり綺麗になった髑髏金貨を自分の服で拭きながら戻ってきた。
751
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:21:48 ID:nYe0NEW6
>>750
「ウチの奴? つまり……、どういうことだ?」
第三者でもいるのか、と思いつつ尋ねる
752
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:24:59 ID:KXue4vTo
>>751
「ん?俺、船長やってんの」
……よくよく見れば、
そしてもし賞金稼ぎで食ってるならば、
更に子供の小遣い程度の賞金でも欲しいならば知っている顔だ。
彼は黒鮫海賊団船長ルカン、一応賞金首である…一応。
753
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:28:08 ID:nYe0NEW6
>>752
「へぇ、んじゃ海賊か……
そうには見えないな……」
船長と金貨というだけで、そう思い込んだ青年
賞金者リストには目を通すだけ通している彼だが、
ルカンがそこに乗っていたことには間違いなく気づいていない
754
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:32:38 ID:KXue4vTo
>>753
王都を自由に出入りしている時点で何処の賞金首リストに載ってるんだって話である。
「そうか?そうかもなー、でも船長なんだぜ」
ケタケタと笑う。
755
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:35:19 ID:nYe0NEW6
>>754
「へぇ……
んじゃ略奪行為とかもするのか?」
本人的に一般的と思った海賊のイメージをあげて尋ねる
756
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:37:33 ID:KXue4vTo
>>755
「…え、何だそれ。海賊だから宝探ししてんだぜ?」
致命的なまでに勘違いをしている。
じゃあ何やって海賊と呼ばれたんだよって話だが…
757
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:41:12 ID:nYe0NEW6
>>756
「そ、そうなのか……?」
てっきり海上で略奪行為をしているのかと思っていたため、驚く
「宝探しだけなら、海賊って呼ばれることはない気もするが?」
と言い尋ねる
758
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:42:38 ID:KXue4vTo
>>757
「…うん?じゃあ何で海賊って呼ばれるようになったんだろう?」
本人がこれじゃあ、理由など判るはずも無い。
759
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:45:56 ID:nYe0NEW6
>>758
「……金貨のせいか?
確かどこで手に入れたのか覚えてないんだろ?」
効力を見て、重要なものであるような気がして
760
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:48:57 ID:KXue4vTo
>>759
「そーなのか?…いや違うだろ、此れは洞窟か遺跡で拾ったんだし」
らちが明かないと思われる。
761
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:50:49 ID:nYe0NEW6
>>760
「……わからんな……」
軽く諦めた様子、続けて
「でさ、海賊なら当然部下もいるんだよな?」
と言い尋ねてみる
762
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:52:54 ID:KXue4vTo
>>761
「部下はいないけど仲間ならいんぞ?」
どっちも同じなんじゃないかと思わないでもない。
763
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:54:11 ID:nYe0NEW6
>>762
「へぇ、仲間
上下関係を定めない分、重要なのは信頼関係か」
と、どこか関心したように言いつつ、
「どんな仲間がいるんだ?」
と尋ねてみる
764
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 22:56:56 ID:KXue4vTo
>>763
「砲撃手だろ、航海士だろ…調理士に船大工と医者!」
少数精鋭らしい。
765
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 23:02:28 ID:nYe0NEW6
>>764
「宝探しにはそれぐらいがちょうどいいのかもな」
と、少し考えて言い、続けて
「この水路から海にいけたなら、面白そうだ」
ふとそんなことを言う
766
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 23:04:50 ID:KXue4vTo
>>765
「海に出れても船ねーんじゃ意味ねえよ、流石に船を運ぶようには出来てねえし」
ガリガリと頭をかく。
767
:
とある世界の冒険者
:2012/09/20(木) 23:08:10 ID:nYe0NEW6
>>766
「それもそうか」
と納得しつつ、
「んじゃ、俺もそろそろ次の場所へ行くか
金貨の使い道、誤るなよ」
と言い、どこかへ去って行った
//ではこのあたりで
お疲れ様でした!
768
:
ターリマハー救悟師
:2012/10/15(月) 00:00:55 ID:5f6.l4oE
三重県の臨床心理師 内田育は 男子児童を自室アパートに呼び出し フ エ ラチオを強要させた 変態の空気が読めない人の心を読めない右脳障害者 こいつは臨床心理師と名乗り 三重県中の男子児童に猥褻を働いている 許さない
769
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 14:03:17 ID:gGrZ627c
王都地下、日の灯りも差し込まぬ地下深き水路
「単なる洞窟と思って入ってみたけど……これ昔よく行ってた地下水路か」
「戻るのも少し面倒だし、このまま王都にまで帰ろうかな。 ええと見覚えがあるのは……」
光を放つ杖を携え、周りの様子を確認してようやく自分が入り込んだ場所を確認したらしい
杖を高く掲げ、目印を探すべく辺りを見回しているのは王都在住のごく平凡な男子高生
770
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 14:06:13 ID:lJn6Y06Q
>>769
「…暗いよ、狭いよ、じめってるよぅ!」
両端を垂らした紅いマフラーとゴツいヒップバッグが目を惹く徒手空拳の女、
松明右手にぶらぶらり。
771
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 14:12:58 ID:gGrZ627c
>>770
「……あ、あったあった。 ここから南の方向に数分行けば……」
どうやら手がかりを見つける事が出来たらしい、壁の下の部分を灯りで照らすと懐に手を突っ込んだ
と、そこへ人の気配である。 静かに振り返り、灯りを少し強くし今しがた現れた人物を見る
「やぁ、水路探索…… じゃなさそうだね」
772
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 14:15:05 ID:lJn6Y06Q
>>771
「穴に落ちたらこんな所にいたよぅ…何処此処ぉ?」
周囲を見回す。
女には何処も同じに見える。
「水路?うそだー、私の知ってる水路には魔物は出ない!」
773
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 14:26:36 ID:gGrZ627c
>>772
「僕の知ってた水路にも魔物の類は住んでいなかった。 水路とは名ばかりのダンジョンだよ」
「あっちこっちに出口が合ってよく迷い込む人が多い、多分その穴も出入口の一つじゃないかな」
それでもこっちにとっては見覚えがある物があるらしい、
再び懐に手を突っ込み方位磁石を確認し、ポケットにしまう
「僕はこれから出口に向かうけど…… 着いて来るか?」
迷っているらしいJ・Dに同行するかどうかを聞く
灯りに照らされた青年の顔から何となく人が良いのは察する事が出来る(ただし傷跡火傷の跡が目立つ)
しかしJ・Dにとってみれば知らない人、場合によっては暗い場所に連れ込み危険な目にあわされる可能性があるわけで
774
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 14:31:21 ID:lJn6Y06Q
>>773
「え、ほんと?助かったー!!」
もろ手を挙げて喜ぶ女。
警戒心がカルピスウォーター並に薄い。
「あ、私J・D!!君は?」
775
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 14:38:57 ID:gGrZ627c
>>774
警戒されたかったわけではないがそれでいいのかジグザール冒険者
人の事言えるような警戒心ではないが少し不安になるぞ
……しかし実際に口に出し手は言えない青年だった
「……あ、ああ。 僕の名前はディフ=エンス、ジグザールのごく普通の学生だ」
「J・D…… さん、って呼べばいいのかな」
776
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 14:42:01 ID:lJn6Y06Q
>>775
「私J・D!150㎝の150歳!!」
何故二回自己紹介したし。
あと余計な文言が追加されてる。
「職業!…えーっと……『殴』急処置士(『おう』きゅうしょちし)!!」
777
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 14:51:16 ID:gGrZ627c
>>776
「二回言わなくても大丈夫だって!」
「『応』急処置士さんって事は医療関係かな? 見た目からして武道家かと思ってたけど……」
少しイントネーションが違う事に気付いている。しかしまさか『殴』の文字が入るとは思っていない青年
冒険者にとっての僧侶とか癒者とかそんなポジションで見られている模様
「自己紹介も済んだ事だし行こうか。 足元気を付けて」
そういうと、J・Dが着いてきやすいよういつもより少し速度を落とし、脇の道に入っていく青年
778
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 14:54:27 ID:lJn6Y06Q
>>777
「はいはーい、ヨロシク、ディフちん!!」
ちょっとバカっぽい落ち着きのない150歳だった。
外に出られるのが分かってかその足取りは軽い。
ややハシャギ気味。
779
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 15:09:53 ID:gGrZ627c
>>778
そのままわき道を真っ直ぐ進み数分間、
水路が近くにないのが大きかったか魔物に遭遇する事も無く特に問題も無く進行することができた
道が二手に分かれると立ち止まり、無いのを確認すると再び進み
これの繰り返しが4回続き5回目でようやく目印を見つけたらしい
「一時間ぐらい歩いて曲がると王都近くの森に出られるはずだよ。 また水路が隣にある場所を歩かないといけないけど」
意外とJ・Dと青年が遭遇した場所は王都から近かったらしい
そこまで歩く必要な無いようだ。
「………口を開いたついでに聞くけれども、J・Dさんって……」
年の割に見た目が若いよね そう言いかけて慌てて口を閉じる
自分の当たらない予想ではあるが何となく地雷臭がしたのだ。 慌てて別の質問を考える
「……J・Dさんってやっぱり空手経験者? 見た目がそんな感じがするけど」
780
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 15:15:47 ID:lJn6Y06Q
>>779
「なーるほど、ありがと、よくわかった!」
頭の足りてなさそうな返答だ。
本当に大丈夫だろうか…
「カラテ?何だっけそれ、ネオベイか華人の武術だっけ」
首を捻る。
「私のはねー、特に流派じゃないんだって、我流なんだって。
シショーがそう言ってたよ」
781
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 15:34:17 ID:ey9wBTQw
>>780
「我流……って事は空手ではないけど武道家には入るか」
「魔物が現れる前に前衛か後衛か聞いて起きたくてね、どっちかわかってるだけで大分動きやすくなるし」
何となく言い替えの補強を行った。一応突貫で喋った事だが嘘はついていない
前衛か後衛か聞くのは今のがなくともやっていたはずだ
「……一思いに水路に氷魔法か雷魔法を無事込めば……」
そしてぶっそうなことを口にした
782
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 15:36:53 ID:lJn6Y06Q
>>781
「ん?シショーが言うには、おーるまいてぃーなんだってさ」
馬鹿っぽいので嘘っぽい。
「なにそれこわい」
783
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 15:55:00 ID:ey9wBTQw
>>782
「………実際にやったらむしろ無害なのも襲ってくるか、やめておこう」
むしろ敵が増えそうなため口に出すだけに留めたらしい
敵が増えない状況ならやったのか、間違いなくやっていそうだ
「前衛後衛どっちもいけるっていう事?僕も似たような感じで……」
喋りながら一歩、足を踏み出した青年
しかし最後まで言い終わる前に痛みを感じたような声を出した
見ると踏み出した足にいつの間にか切れたような後が見える
もしJ・Dが水路を見ていたら何かが発射されるのが見えたかもしれない
784
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 15:58:40 ID:lJn6Y06Q
>>783
「!」
ぶおん、と持っていた松明を何かが飛んできた方向に投げる。
「ディフっち!傷浅い?」
そしてディフを庇う様にその前に。
顔つきがちょっと凛々しくなっていた。
785
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 16:08:07 ID:ey9wBTQw
>>784
一瞬人影のような物が見えたが再び水の中、
一瞬だけだったが水生の人型の魔物に見えた
「大丈夫、軽くかすっただけだ。 走ったりしても問題ないと思う」
「それよりも相手方の縄張りに入ったみたいだ、これ以上もてなしを喰らう前においとま プロテス!」
何かを視認し、何かを防いだ
今度は背後を狙った攻撃、方向が真逆という事は複数いる
「訂正、おいとましても追っかけてきそうだ。J・Dさん、もう一つ明かりになるもの持ってる?魔法でも可だけど」
786
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 16:11:03 ID:lJn6Y06Q
>>785
「残念、穴に落ちた時に殆ど駄目にしちゃった」
じゃり、と足元を踏み固めながら。
「持続のきく魔法もあんまり覚えてない、明りは無理」
787
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 16:21:16 ID:gGrZ627c
>>786
J・Dの言葉を聞きながら横目で投げられた松明を見る
幸いにも水路に落ちず、消えずに残っている松明
光源としてはまだまだ使えそうだ
「J・Dさん、3,2,1の合図で一緒に動こう」
「普通なら別々に戦った方がいいかもしれないけど生憎周りが暗い、灯りを集中させて戦いたい」
後から攻撃される可能性があるが、J・D側の敵を二人で討伐する事を提案した
788
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 16:26:17 ID:lJn6Y06Q
>>787
「うーん、この狭さ…アレ、行けるなあ」
何かを考えていたらしい女。ブツブツと。
「へ?あ、そーだね、そーかもしんない。
でも後ろ怖いからちょっと背中合わせのまんまで」
と言いながらコンコンと右のつま先を地に打ち付ける。
始めは打ちつけの間隔が長く、徐々にその間隔が短くなる。
「ちょっと一発試してみたい」
789
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 16:34:00 ID:gGrZ627c
>>788
「わかった。後ろから…… 僕にとっては前からの攻撃は任せて」
背中合わせのまま動くなら合わせるらしい
J・Dが動くならそれに合わせて動くだろう
「……試したい事?」
790
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 16:44:10 ID:lJn6Y06Q
>>789
グオン
妙な音を立てて女の足が上がる。
そして水平に振りぬかれる。
ゴ、と音がして女の正面、水路両端ぎりぎりまでの幅を埋め尽くす魔弾、
最早魔塊とも呼ぶ規模のそれがぶっ放される。
「ナルコーゼキーーーーーーーーーック!!」
触れれば肉体的な外傷こそないが魔術的な作用で身体が麻痺する大技である。
魔法での対抗は可能であるが…てかキックじゃねえ。
791
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 16:52:31 ID:gGrZ627c
>>790
ダダダダン! ザバァ!
「な……!? なんて量の魔弾……!」
連続で何かに当たったような音が聞こえ、背後からは青年の称賛する声
当たった側に光を向けると大人サイズの魚人っぽい魔物が倒れていた
大量に喰らったためしばらくは動かなさそうである
「ザバァ? ……あ、ショックボルト!」
続け様に青年が水路に向け、糸状の雷を放った
一瞬の閃光の後、同じ魔物が倒れているのを見つけた
J・Dの攻撃に不意をつかれうっかり立ち上った、らしい
「……警戒していた割にはあっけなかったね」
792
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 16:56:00 ID:lJn6Y06Q
>>791
「ふしゅぅぅぅぅぅ……」
両腕を腰に引き、独特の息遣い。
放出された魔力は甚大なものであるが、
それを補わんと少ないながら魔力をかき集めている。
「…ん、でも勝って兜の緒を締めよ、だディフちん」
793
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 17:10:08 ID:gGrZ627c
>>792
「……ごめん、少し油断してた」
「ちょっと動かないでいよう、他にもいるかもしれない」
後ろで魔力を集めているJ・Dが終わるまで待つ意味も込めて休憩するよう言う青年
今の戦闘音を聞きつけて魔物がやってくる恐れもあるが
「しかし本当にすごい量の魔弾だったね……」
794
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 17:12:48 ID:lJn6Y06Q
>>793
「シショーが言ってた、戦うなら初撃で決めろ!駄目だったら逃げろ!」
豪快である。
「お腹すいた!早く帰ろう!」
795
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 17:18:10 ID:gGrZ627c
>>794
「逃げられない状況で連戦の時や援軍が来た時は……?」
J・Dの見た事のない師匠、豪快だけど命の危険がやばいです
少し前の自分の師匠だってそんな事は言わなかった
「J・Dさん、魔力の方は大丈夫?」
796
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 17:22:16 ID:lJn6Y06Q
>>795
「さー?考えるな!迷いは死を生む!」
悩みなく答えた。
「んー?大丈夫じゃない。おなか減った。お腹いっぱいなら、魔力いっぱい」
797
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 17:26:34 ID:gGrZ627c
>>796
「………」
「……それじゃあ、行こうか。 戦闘が起きた場合は任せて」
頭痛がしたように頭を抑え、J・Dにいう青年
とりあえず背中合わせの状態から抜け出し、再び歩き出した
幸運な事に一時間後、日の光が差し込む場所まで出る事が出来た
壁が石レンガから土へと変わっている
「ここまで来たらもう大丈夫かな。 森の中だから魔物が出待ちしてるかもしれないけど」
798
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 17:30:03 ID:lJn6Y06Q
>>797
「いやっほーう!外だーーーーーーーーーーーー!!」
忠告を聞いていないのかドタバタ駆け出す。
「ディフちんサンキュー!またどっかでねー!!」
嵐のように駆けて行ったそうな…
799
:
とある世界の冒険者
:2012/11/18(日) 17:32:01 ID:gGrZ627c
>>798
「勝って兜の緒をしめよとはなんだったのか」
こっちもそこまで警戒しているわけではない
さっさと水路から出て酒場へと目指すのであった
FO
800
:
とある世界の冒険者
:2012/12/25(火) 18:32:50 ID:1jz8FCYY
割り込み失礼します。
ども、今話題のドリームカジノのアフィ坊っす。
みなさんには“業者”とよく呼ばれますwww
こちらにも事情がありますゆえ…
http://dreamonlinecasino.com/
兎にも角にも一度お試しあれ。
801
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:04:32 ID:iuqvFSSE
王都の巨大地下水路の入り口…
暗い地下道へと続く管理者用の入り口からは、湿った空気が漏れ出してきている。
ここでクエスト受注者達を待つのは、依頼者である白衣の男性。
802
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:06:18 ID:iuqvFSSE
//age忘れ
803
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:07:32 ID:VIjRf3q2
「ここか……
野生の魔物も居るだろうし、気を引き締めなければ……。」
蒼い髪を後ろで小さく結んだ、真面目そうな青年が集合場所へ到着。
804
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:08:27 ID:j08fTJC.
>>801
「ハァイ☆
アナタがオーナーさんかしら☆」
【アレンジされた和服を着た。ド派手メイクの金髪ポニテオカマが来た】
805
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:09:13 ID:HclWQDlE
ここか・・・
【水路を泳いできた】
806
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:11:43 ID:OYPdolLg
「この辺かな……?」
集合場所へ薄青い髪の少女が。
807
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:17:38 ID:iuqvFSSE
「…あんたらか……おいおい、ホントにこいつらで大丈夫なのか……?」
メガネに白衣の青年は、やたらと横柄な態度で冒険者達を出迎えるのであった。
「…あー…俺としては不本意なんだが…
…今回は、俺の研究で生み出したモンスターを、あんたらに狩って貰う。
…放って置くと、上の連中がうるさいからな……。」
「……くくく…だが、果たしてお前らに奴を狩れるか……?
…なにせ、この俺が生み出した可愛いモンスターなんだからな……。」
ニヤリと笑みを浮かべながら、地下水路の門を開く。
…なんだかイカレたマッドサイエンティストの様である…。
ともあれ、地下水路への入り口は開かれた。
中は薄暗く、そして不気味な静けさが……。
808
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:20:59 ID:OYPdolLg
>>807
「…………」
少し鬱陶しそうな顔をしながら地下水路へと。
「………結構有名と言いながら……あまり入ったこと無いんだよねぇ……」
「光灯した方がいい?」
周りの人に聞く。
809
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:25:48 ID:HclWQDlE
>>807
ふん、余裕だな
【何故か自信満々な魚】
810
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:26:57 ID:VIjRf3q2
>>807
「全力は尽くします。」
眼鏡のフレームを持ち、位置を戻す。
「……とはいえ人が作った生物。
何をして来るか分からない……気を付けなければ。」
研究者の言葉は余り耳に留めぬまま、開かれた道を歩く。
>>808
「お願いします。」
杖を片手に構え、辺りを見渡して歩きながら。
811
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:28:00 ID:HclWQDlE
>>808
よっす
【挨拶する魚】
光は必要無い
【と、答える】
812
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:28:07 ID:j08fTJC.
>>807
「ん、もぉ☆
いつもながら辛気臭い場所ねぇ☆」
【袖で口元を押さえながら地下水路へ足を踏み入れる】
813
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:31:41 ID:iuqvFSSE
カビ臭く湿った水路を進んでいくが、
時折ドブネズミが横切るのが見えるだけで、
特にモンスターの姿は無い……。
しかし、何者かに視られているような、囲まれているような気配が、
闇の奥から感じられなくも無い…。
814
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:34:59 ID:OYPdolLg
>>810-811
「どっちなの……!?」
「……まあ、先につけろと言われたし………」
直径20cmぐらいの魔力の球を作り出す。
白熱電球程度の明るさはあるだろう。
>>813
「………特に何も居ないなぁ………」
「でも何かいやーな予感が………」
815
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:36:31 ID:j08fTJC.
>>813
「んっふふ☆
お待ちかねみたいね☆」
【ムリを両手でひっぱり、小気味いい音を鳴らす】
816
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:37:37 ID:VIjRf3q2
>>813
「……。」
妙な気配を感じ、眼鏡を外して懐へと仕舞う。
「(驚異的な成長力と、繁殖力……。
既に、一体とは考えない方が良いな……。)」
灯りの助けを借りながら、眼を細めて周囲を警戒している。
817
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:43:43 ID:HclWQDlE
>>813
ん・・・
【何かの気配を感じ怨念を纏う、ついでに怨霊特有の闇でも関係なく見れる目で奥を見る】
818
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:44:05 ID:iuqvFSSE
張り詰めた空気が周囲を満たす中……
ネッカーマの鳴らした音を契機に、何かが水面から姿を現す。
細長いその物体は、蛇のうねりながら一行に詰め寄ってくる。
と、同時に次は天井から何かが襲い掛かる気配。
さらには壁の隙間から、
床の割れ目から……
一向を取り囲む様に四方八方から何かが襲い掛かってくる…!
【戦闘開始:参加者の皆様はシートを提示して下さい】
819
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:46:56 ID:OYPdolLg
>>818
「来た…!」
パチンと光球が消滅、攻撃の準備を始める。
#1:攻撃態勢-Offense Mode-
HP120
0:フロストアロー[攻撃40](-40)
1:フロストアロー[攻撃40](-40)
2:クリスタルスラッシュ[攻撃50](-50)
3:クリスタルスラッシュ[攻撃50](-50)
4:チャージ[3倍加 逆算1/2 シート3](-60)
5:チャージ[3倍加 逆算1/2 シート3](-60)
6:スピニングブリザード[攻撃60 反射無効貫通 シート2](-80)
7:[ミス](-0)
8:[自爆100](+100)
9:[自爆100](+100)
#2:防御態勢-Defense Mode-
HP120
0:攻撃態勢[連続20 3T シート1](-50)
1:攻撃態勢[連続20 3T シート1](-50)
2:リフレクトアイス[反射 効果無効](-45)
3:リフレクトアイス[反射 効果無効](-45)
4:アイスボール[攻撃40](-40)
5:クイックキュアー[回復50](-75)
6:クイックキュアー[回復50](-75)
7:[ミス](-0)
8:[自爆100](+100)
9:[自爆100](+100)
#3:チャージショット-Charge Shoot-
HP120
0:オーロラキャノン[攻撃60 反射貫通 シート2](-70)
1:オーロラキャノン[攻撃60 反射貫通 シート2](-70)
2:アイシクルピラー[攻撃40 シート2](-50)
3:アイシクルピラー[攻撃40 シート2](-50)
4:ドレインアイス[攻撃20 回復20 シート2](-50)
5:ドレインアイス[攻撃20 回復20 シート2](-50)
6:ドレインアイス[攻撃20 回復20 シート2](-50)
7:[ミス](-0)
8:[自爆100 シート1](+100)
9:[自爆100 シート1](+100)
820
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:49:04 ID:VIjRf3q2
「……ッ!?
(想像していたよりも、遥かに多い……!!)」
内心でやや動揺しながらも、杖を身構える。
HP200
シートA 太陽の子
0:集中[スカ](0)
1:起水"護"〜海の型[50障壁2T+効果無効+シートチェンジB](50)
2:集中[スカ](0)
3:起風"纏"〜地の型[30強化3T+効果無効+シートチェンジC](75)
4:集中……?[自爆100](+100)
5:起雷"発"〜天の型[40攻撃+スキップ+シートチェンジD](60)
6:集中……?[自爆100](+100)
7:起風"交"〜地の型[3倍加+シートチェンジC](55)
8:集中[スカ](0)
9:起水"刃"〜海の型[攻撃60+シートチェンジB](60)
HP引継ぎ
シートB 海の型
0:起水"鏡"[無効+効果無効](35)
1:分析[スカ](0)
2:逆流[自爆75](+75)
3:起水"流"〜飛紋爆刃[攻撃50](50)
4:起水"渦">旋地落>起水"縮"〜"瀑破"[攻撃75+反射・無効貫通+自爆50+シートチェンジA](45)
5:起水"流"〜飛紋爆刃[攻撃50](50)
6:起水"壁"[2T障壁30](30)
7:逆流[自爆75](+75)
8:分析[スカ](0)
9:起水"泡"[反射+効果無効](45)
HP引き継ぎ
シートC 地の型
0:暴発[自爆100](+100)
1:暴発[自爆100](+100)
2:起風"螺"[攻撃20+障壁10](25)
3:起風"旋">風弓刃[攻撃20+回復10+効果無効](45)
4:穿地脚>起風"縛"[攻撃20+スキップ](50)
5:起風"鎌鼬"〜人の型[攻撃40+障壁破壊+反射貫通+シートチェンジA](70)
6:起風"穿"〜天の型>起雷"蛇"[攻撃20+10障壁2T+無効貫通+シートチェンジD](40)
7:起風"針"〜双影刃>起風"龍巻"[攻撃40+全貫通+シートチェンジA](70)
8:思考[スカ](0)
9:思考[スカ](0)
HP引き継ぎ
シートD 天の型
0:充填[スカ](0)
1:起雷"盾"[攻撃15+逆算2](30)
2:起雷"盾"[攻撃15+逆算2](30)
3:雷杖突[攻撃20+スキップ](50)
4:起雷"銃"[攻撃20](20)
5:起雷"銃"[攻撃20](20)
6:飛扇刃〜起雷"竜"[攻撃10+2倍加+スキップ](70)
7:漏電[自爆100](+100)
8:漏電[自爆100](+100)
9:起雷"衝">起雷"裂">起霹靂"天雷"[攻撃60+無効貫通+障壁破壊+シートチェンジA](80)
821
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:50:45 ID:j08fTJC.
>>818
「ゴージャスなお出迎えね☆」
【魔力をこめ青く光るムチを構える】
HP:140
0:鞭技/愛遠呂智[攻撃30ダメ+全貫通](-60)
1:品定め[スカ](0)
2:品定め[スカ](0)
3:目くらまし[混乱1箇所+効果無効](-30)
4:愛★注入[2倍化](-30)
5:払い[スキップ](-30)
6:鞭技/愛蛇[攻撃20](-20)
7:払い[スキップ](-30)
8:鞭技/愛蛇[攻撃20](-20)
9:鞭技/愛遠呂智[攻撃30ダメ+全貫通](-60)
822
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:51:59 ID:HclWQDlE
>>818
来たか!
【既に戦闘体制】
魚介類 HP150
0:呼吸困難[自爆100](+100)
1:呼吸困難[自爆100](+100)
2:ぴちぴち・・・・[ミス](0)
3:マグロチャージ[3倍化シートチェンジ](45)
4:マグロウォーター[50ダメ](50)
5:マグロランス[100ダメ](100)
6:水の玉[50ダメ](50)
7:マグロヘッド[25ダメ](25)
8:マグロボディ[30ダメ](30)
9:怨念球[50ダメ](50)
マグロなめんな!HP引継ぎ
0:呼吸困難S自爆[100](+100)
1:呼吸困難X自爆[100](+100)
2:ぴっちぴち[ミス](0)
3:マグロボム[35ダメシートチェンジ](35)
4:マグロマジック[35ダメシートチェンジ](35)
5:マグロビーム[35ダメシートチェンジ](35)
6:マグロスプラッシュ[35ダメシートチェンジ](35)
7:超怨念球[40ダメシートチェンジ](40)
8:S.M.R[50ダメシートチェンジ](50)
9:F.M.P[120ダメシートチェンジ](120)
823
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:55:28 ID:iuqvFSSE
「「「 キシャァアアアアアアアアッッッ!!!!」」」
甲高い声をあげながら襲い掛かる、細長いモンスター。
体表は白くぬめつき、丸い口には鋭い牙が隙間無く生えている。
…どうやら、ワームの一種の様であるが…?
【備考】
・敵は複数です。宣言時に対象をA〜Eから選択して明記してください。
・自爆は無効ですが、300まで蓄積するごとに一回スキップです。
・スキップ、混乱は有効です。
下水道の新種ワーム×5(A,B,C,D,E)
HP100
0:分裂[ワーム1体追加+全体30回復]
1:分裂[ワーム1体追加+全体30回復]
2:分裂[ワーム1体追加+全体30回復]
3:噛み付き[20ダメージ]
4:噛み付き[20ダメージ]
5:噛み付き[20ダメージ]
6:うねうね[ミス]
7:群体攻撃[ダメージ10×ワーム数+全貫通]
8:特攻[60ダメージ+全貫通+自爆100]
9:うねうね[ミス]
【参加者の皆様からの先攻となります。】
824
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 21:58:03 ID:OYPdolLg
>>823
【宣言】
「………近くで見ると余計気持ち悪いなぁ……」
剣を1本だけ抜いて構える。
825
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:00:02 ID:OYPdolLg
//対象はDで
「とりあえず斬ってみようか……クリスタルスラッシュ!!」
剣を両手で持ち、氷の魔力をこめてワームを切り裂く。
826
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:00:16 ID:iuqvFSSE
//宣言時に5体のうちから対象を選ぶのをお忘れなく…!
忘れた場合はこちらで適当に割り降らさせていただきます
827
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:00:45 ID:HclWQDlE
【宣言A】HP150
828
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:00:54 ID:VIjRf3q2
HP200 (自爆蓄積0/300)
【宣言】
対象:ワームE
「一匹ずつ、的確に……!」
829
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:02:25 ID:j08fTJC.
【宣言】
「んっふふ〜☆」
【にやにやしながらムチを構える。対象D】
830
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:02:38 ID:VIjRf3q2
【結果】
4:集中……?[自爆100](+100)
(自爆蓄積100/300)
「(……いや、待てよ……?
まだ何処かに隠れている可能性も……)」
攻撃を仕掛けようとした最中、手が止まる。
囲まれていると言うのに、まだ行動に出ない。
831
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:03:54 ID:j08fTJC.
【結果】
5:払い[スキップ](-30)
「そぉれ☆」
【うねうねDめがけて、巻きつけるようにムチを振るう】
832
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:04:52 ID:HclWQDlE
【結果】HP150
:マグロランス[100ダメ](100)
おらっ!
【ワームAにカジキの角を突き刺す】
833
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:08:20 ID:iuqvFSSE
A:HP0
B:HP100
C:HP100
D:HP50(スキップ)
E:HP100
ワームの一体に角が深々と突き刺さり、
緑色の気持ち悪い体液を撒き散らしながら息絶える…
数こそ多いが、一体一体はそれほど生命力が高いというわけではなさそうである。
もう一体も氷の刃に裂かれ、鞭に巻き付けられて自由を失う。
【宣言B】
【対象選択:コンマ二桁目】
レイヤ:12
スーノ:34
ネッカーマ:56
マグロ:78
ミス:90
834
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:10:20 ID:iuqvFSSE
A:HP0
B:HP100
C:HP100
D:HP80(スキップ)
E:HP100
【結果】
ワームの一体はやられた…
が、もう一体のワームがすぐに分裂して数が増えてしまった…!
0:分裂[ワーム1体追加+全体30回復]
【宣言C】
835
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:11:23 ID:iuqvFSSE
B:HP100
C:HP100
D:HP100(スキップ)
E:HP100
F:HP100
G:HP100
【結果】
さらにもう一匹、分裂して数を増やす…!
0:分裂[ワーム1体追加+全体30回復]
【宣言E】
836
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:12:40 ID:iuqvFSSE
B:HP100
C:HP100
D:HP100(スキップ)
E:HP100
F:HP100
G:HP100
【結果】
ワームのうちの一匹は、気色悪い動きでレイヤに詰め寄り、
その足元めがけて喰らいついてきた…!
3:噛み付き[20ダメージ] 対象:レイヤ
【参加者のターンです。】
837
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:13:06 ID:HclWQDlE
【宣言D】HP150
よし!
【手応えを感じて息巻く】
838
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:15:54 ID:j08fTJC.
【宣言】
HP:140
「しつこいわねぇ☆」
【口を尖らせながら、ムチで床を叩く。対象D】
839
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:17:13 ID:j08fTJC.
【宣言】
HP:140
4:愛★注入[2倍化](-30)
「一気にいった方がよさそぉね☆」
【両手でムチを引っ張りひと鳴らし】
840
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:17:19 ID:VIjRf3q2
HP200 (自爆蓄積100/300)
【宣言】
対象:G
「……!
こんな早さで増えるのか……!?」
予断を許さぬ状況に、杖を改めて構える。
841
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:17:21 ID:HclWQDlE
【結果】
食らえ!
6:水の玉[50ダメ](50)
【ワームDに水の玉を叩きつける】
842
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:19:49 ID:VIjRf3q2
【結果】
9:起水"刃"〜海の型[攻撃60+シートチェンジB](60)
「水刃!!」
杖を地へ打ち付けると、掌へ水の球が浮かぶ。
それを強く握ると、薙ぐ様に振り抜く。
水は刃の形を為し、真っ直ぐにワームへと向かった。
843
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:21:15 ID:OYPdolLg
【宣言 E】HP100
「ひゃぁっ!?」
突然足に絡みついてきたワームを振り払う。
844
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:22:44 ID:OYPdolLg
【結果】
5:チャージ[3倍加 逆算1/2 シート3](-60)
「チャージ!」
全身に魔力をためはじめる。
周囲が少し寒くなったような気がする。
845
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:23:31 ID:iuqvFSSE
B:HP100
C:HP100
D:HP50
E:HP100
F:HP100
G:HP40
「…キシャァッッ!?」
「…ピギィィッッ!!」
甲高い耳障りな声をあげながら、
あるいは水の玉に打ち付けられ、
あるいは水の刃で体を切り裂かれる。
【宣言はしたらばでまとめて行います!】
846
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:30:59 ID:iuqvFSSE
//すみません本格的に埒があかなくなりそうなので
せめて1〜3の回復は無しとします……
あと、これ以降は5体以上への分裂はスカとします……
3体のワームが、規制の取れた軍隊のようにマグロへと一塊になって襲い掛かる!
もう一体が、レイヤへと大口を開けて襲い掛かる!
【結果B】
3:噛み付き[20ダメージ] 対象マグロ
【結果C】
5:噛み付き[20ダメージ] 対象マグロ
【結果D】
1:分裂[ワーム1体追加]
【結果E】
0:分裂[ワーム1体追加]
【結果F】
4:噛み付き[20ダメージ]対象レイヤ
【結果G】
5:噛み付き[20ダメージ]対象マグロ
847
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:31:54 ID:iuqvFSSE
B:HP100
C:HP100
D:HP50
E:HP100
F:HP100
G:HP40
【参加者の皆様のターンです】
848
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:34:12 ID:VIjRf3q2
HP200 (自爆蓄積100/300)
【宣言】
対象:G
「とにかく、数を減らさなければ……!」
他の参加者へと襲い掛かる蛇を見て、魔力を再び集中させる。
849
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:34:56 ID:j08fTJC.
【宣言】2倍化
HP:140
「いっくわよぉ☆」
【にやにや顔で構える】
850
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:35:03 ID:OYPdolLg
【宣言C】
「…わっ…!」
再び襲ってきたワームを退けようとするが腕を噛まれる。
851
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:36:36 ID:j08fTJC.
【結果】2倍化
HP:140
6:鞭技/愛蛇[攻撃20](-20) 2倍化効果で40ダメ
「そぉれっ☆」
【うねうね動くうちの1匹めがけて、勢いよくムチを振るう】
852
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:36:45 ID:VIjRf3q2
【結果】
2:逆流[自爆75](+75)
(自爆蓄積175/300)
「水破…… ――ッ!?」
先程狙いを付けたワームに水撃を放とうとするが、足元へ潜り込まれた隙に不発に終わってしまう。
853
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:37:10 ID:OYPdolLg
【結果】
3:アイシクルピラー[攻撃40 シート2](-50)
「アイシクル……ピラー!」
ワームの周囲の地面に魔力が集まり、光りだす。
そして次の瞬間そこから極太の氷柱が!
854
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:38:11 ID:HclWQDlE
>>847
【宣言G】H90
いててて
855
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:42:18 ID:HclWQDlE
【結果】HP90
うっ
【自爆100】
856
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:42:31 ID:iuqvFSSE
選択忘れ用対象選択
B:1、7
C:2、8
D:3、9
E:4、0
F:5
G:6
857
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:44:56 ID:iuqvFSSE
B:HP60
C:HP60
D:HP50
E:HP100
F:HP100
G:HP40
ムチが一体を打ち据え、
氷柱がもう一体を掠める。
しかし、ワームの群れはさらに気色悪く体をうねらせ襲いかかってくる…!
【宣言は雑談所にて行います】
858
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:47:53 ID:OYPdolLg
>>857
//3倍忘れてました
Cに120ダメージです
859
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:51:42 ID:iuqvFSSE
一体は、マグロへと噛み付いてくる。
そしてもう一体、スーノに喰らいついたかと思うと、
全身を輝かせ、次の瞬間に猛烈な爆風を上げて自爆!
【結果B】
0:分裂[ワーム1体追加]
【結果C】
0:分裂[ワーム1体追加]
【結果D】
5:噛み付き[20ダメージ] 対象マグロ
【結果E】
8:特攻[60ダメージ+全貫通+自爆100]対象 スーノ
【結果F】
1:分裂[ワーム1体追加]
【結果G】
3:噛み付き[20ダメージ] 対象 ミス
860
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:52:04 ID:iuqvFSSE
B:HP60
C:HP60
D:HP50
F:HP100
G:HP40
【参加者の皆様のターンです】
861
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:52:37 ID:iuqvFSSE
>>858
//了解です
B:HP60
D:HP50
F:HP100
G:HP40
862
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:53:39 ID:j08fTJC.
【宣言】
HP:140
「さ〜て、お次は……そぉねぇ☆」
【ワームたちを順に見回し、Dへと視線を定めるす。対象D】
863
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:55:14 ID:VIjRf3q2
HP140 (自爆蓄積175/300)
【宣言】
「ぐあぁ……ッ!!」
予想だにしない特攻に、大きく吹き飛ばされる。
「くっ……!」
何とか体勢を立て直し……
864
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:56:09 ID:j08fTJC.
【結果】
HP:140
9:鞭技/愛遠呂智[攻撃30ダメ+全貫通](-60)
「さぁさぁ、いくわよぉ☆」
【ダッシュで一気に距離をつめたあと、思いっきりムチを振り下ろした】
865
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:57:25 ID:OYPdolLg
【宣言G】HP80/120
「さーて……どうしようか……」
ワームの様子をうかがっている。
866
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:57:34 ID:VIjRf3q2
【結果】
4:起水"渦">旋地落>起水"縮"〜"瀑破"[攻撃75+反射・無効貫通+自爆50+シートチェンジA](45)
(自爆蓄積225/300)
「だが、まだ……!」
水の渦をワームへ向けて放ち、続けて杖の先を詰め寄って向ける。
「瀑ッ!!」
そして圧縮した水を瀑ぜさせた。
867
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:57:38 ID:HclWQDlE
【宣言D】HP60
868
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 22:58:12 ID:OYPdolLg
【結果】
5:クイックキュアー[回復50](-75)
「……とりあえず回復っと」
青白い光が少女を包む。
869
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:00:01 ID:HclWQDlE
【結果】HP60
8:マグロボディ[30ダメ](30)
【ワームDに体当たり】
870
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:00:47 ID:iuqvFSSE
//あと分裂は1ターンに一体までとしますぜ
選択忘れ用対象選択
B:1、5、9
D:2、6、0
F:3、7
G:4、8
871
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:03:26 ID:iuqvFSSE
B:HP60
F:HP25
G:HP40
振り下ろされたムチがワームを捉え、動きを封じたところにマグロがのしかかる!
体液を巻きちらしながら、押しつぶされて息絶える。…残り3体!
スーノの放つ水の渦が一体をまともに捉え、
致命的なダメージを与える。
…あと一押し、といったところだ。
【宣言は雑談所にて】
872
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:07:52 ID:iuqvFSSE
残るは3匹…
3匹が群れとなり、同時にスーノへと噛み付きにかかる。
続いて一匹がレイヤへと襲い掛かる。
さらに、一体は分裂…再び新しいワームが現れる…!
【結果B】
7:群体攻撃[ダメージ10×ワーム数+全貫通]
30ダメージ 対象:スーノ
【結果F】
0:分裂[ワーム1体追加]
【結果G】
3:噛み付き[20ダメージ]対象: レイヤ
873
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:08:16 ID:iuqvFSSE
B:HP60
F:HP25
G:HP40
H:HP100
【参加者の皆様のターンです】
874
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:10:02 ID:OYPdolLg
>>872
「あいてっ!」
再び足を噛まれる。
875
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:11:15 ID:OYPdolLg
【結果】
2:リフレクトアイス[反射 効果無効](-45)
「リフレクトアイス!」
攻撃を跳ね返す障壁を展開。
876
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:11:36 ID:j08fTJC.
【宣言】
HP:140
「そろそろキメたいわね☆」
【ふう、と小さく息を吐き出しながら構えなおす。対象D】
877
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:12:30 ID:j08fTJC.
【結果】
HP:140
6:鞭技/愛蛇[攻撃20](-20)
「そぉれっ☆」
【うねうね動Dめがけて、勢いよくムチを振るった】
878
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:13:28 ID:HclWQDlE
【宣言F】HP60
879
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:15:19 ID:VIjRf3q2
HP110
【宣言】
(対象:ワームG)
「ッ、わらわらと……!!」
懐まで一気に飛び込んだが故、噛み付きを躱す事は出来なかった。
何とか振り解いて再び杖を構え……
880
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:15:22 ID:HclWQDlE
【結果】HP60
8:マグロボディ[30ダメ](30)
【ワームFに体当たり】
881
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:16:05 ID:VIjRf3q2
【結果】
9:起水"刃"〜海の型[攻撃60+シートチェンジB](60)
「刃ッ!!」
初手と同じ様に、ワームへ向けて水の刃を放った。
882
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:17:05 ID:iuqvFSSE
Dがいない…!!
選択忘れ用対象選択
B:1、5、9
F:2、6、0
G:3、7
H:4、8
883
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:18:48 ID:iuqvFSSE
B:HP40
F:HP0
G:HP0
H:HP100
一匹はマグロに押しつぶされ、
もう一匹は水の刃に真っ二つに切り裂かれて動かなくなる…!
残り2匹、押し切ってしまい所であるが…!?
【宣言は雑談所にて】
884
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:21:05 ID:iuqvFSSE
残った二匹、共にネッカーマに向かって飛び掛り、
腕へ足へと噛み付いてくる…!
【結果B】
3:噛み付き[20ダメージ] 対象:ネッカーマ
【結果H】
3:噛み付き[20ダメージ] 対象:ネッカーマ
885
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:21:25 ID:iuqvFSSE
B:HP40
H:HP100
【参加者の皆様のターンです】
886
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:22:50 ID:j08fTJC.
【宣言】
HP:100
「キャァッ☆」
【足に噛み付かれて思わず叫び声をあげる。対象B】
887
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:23:23 ID:OYPdolLg
>>884
【宣言B】
「……このまま止めを刺せるかな…?」
888
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:25:33 ID:j08fTJC.
【結果】
HP:100
0:鞭技/愛遠呂智[攻撃30ダメ+全貫通](-60)
「よくもアタシの足にキズをつけてくれたわね…・・・!」
【ゆらりと立ち上がったその瞬間、猛スピードでBへと駆け何度も何度もムチで叩きつける。
おかまの怒りはオソロシイのだ!】
889
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:25:43 ID:OYPdolLg
【結果】
2:リフレクトアイス[反射 効果無効](-45)
「…………」
再び防御している。
890
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:27:05 ID:VIjRf3q2
HP110 (自爆蓄積225/300)
【宣言】
対象:ワームH
「よし、もう少しだ……!」
慎重に魔力を調整し、再び杖へと注ぎ込んで行く。
891
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:27:49 ID:HclWQDlE
【宣言H】HP60
892
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:28:40 ID:VIjRf3q2
【結果】
5:起水"流"〜飛紋刃[攻撃20+スキップ](50)
「動きを止める……!」
直線の濁流を放つ。
それだけではダメージとして不十分だが、その流れの中には術式を仕込んだナイフを乗せてある。
893
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:30:36 ID:HclWQDlE
【結果】
9:怨念球[50ダメ](50)
食らえ!
【怨念の球をワームHに叩きつける】
894
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:32:42 ID:iuqvFSSE
B:HP10
H:HP30(スキップ)
B「ピギャァッ!!ピギャァッ!!!ピギャァァァッッッ!!!」
何度もムチで打ち据えられ、悲痛な叫びをあげるワームB。
もはや虫の息である…!
もう一匹には、スーノの放ったナイフが体に突き刺さる。
…何らかの術が込めてあるのか、ワームの動きが一瞬止まる…
そこへ、マグロの怨念が叩き込まれ、致命的なダメージを刻み込む…!
【宣言は雑談所にて】
895
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:34:15 ID:iuqvFSSE
身の危険を感じたワーム……
死に際に、体を分裂させて新しいワームを生み出しやがった…!
【結果B】
1:分裂[ワーム1体追加]
【Hはスキップ】
896
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:34:43 ID:iuqvFSSE
B:HP10
H:HP30
I:HP100
【参加者の皆様のターンです】
897
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:36:01 ID:OYPdolLg
>>896
【宣言H】
「また増えた………」
898
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:37:20 ID:j08fTJC.
【宣言】
HP:100
「ハァハァゼェハァ☆」
【虫の息なBを見下ろしながら、肩で息をする。対象B】
899
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:40:01 ID:HclWQDlE
【宣言I】HP60
900
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:40:43 ID:j08fTJC.
【結果】
HP:100
0:鞭技/愛遠呂智[攻撃30ダメ+全貫通](-60)
「さっきのはアタシの足を傷つけたお礼よ……☆」
【ふたたびBへとムチを振り上げる】
「そしてコレは…・・・アタシの腕に噛み付いたぶんよぉぉッ!」
【そしてまたもやBへとムチで乱打乱打乱打乱打&ハイヒールdeぐりぐりアタック!
おかまの怒りはコレで収まるだろう、たぶん】
901
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:40:52 ID:HclWQDlE
【結果】
【自爆100】
902
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:41:42 ID:VIjRf3q2
HP110 (自爆蓄積225/300)
【宣言】
対象:ワームI
「まだまだ、畳みかける……!!」
903
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:42:51 ID:VIjRf3q2
【結果】
2:逆流[自爆75](+75)
(自爆蓄積300/300 次回スキップ)
「ぐ……。」
攻勢を保とうとするが、消耗しているらしく膝を着く。
904
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:43:04 ID:OYPdolLg
0:攻撃態勢[連続20 3T シート1](-50)
「そろそろ攻撃っと……」
ワームを冷気が襲う。
905
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:45:35 ID:iuqvFSSE
B:HP0
H:HP30
I:HP80 20ダメージ(1/3)
「……ピギッ……グギュ……ゥゥ……(ビクンビクン)」
ネッカーマの無慈悲な攻撃により、ワームBは完全に息絶えた。
知能の低いワームといえど、その怒りの連撃による死の直前には、きっと恐怖で戦慄していたことだろう…。
レイヤによって放たれた冷気により、ワームの動きが鈍る。
…寒さに弱いのだろうか…?
【宣言は雑談所にて】
906
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:48:04 ID:iuqvFSSE
残されたワーム二匹は、
同時にスーノへと襲い掛かり、その体へと噛み付いてくる…!
【結果H】
5:噛み付き[20ダメージ] 対象スーノ
【結果I】
5:噛み付き[20ダメージ]対象スーノ
907
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:48:30 ID:iuqvFSSE
H:HP30
I:HP80 20ダメージ(1/3)
【参加者の皆様のターンです】
908
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:51:04 ID:j08fTJC.
【宣言】
HP:100
「さぁって、と☆」
【息絶えたBから足をどかすと、Iへと視線を向けた。対象I】
909
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:52:44 ID:HclWQDlE
【宣言I】HP60
910
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:53:49 ID:j08fTJC.
【結果】
HP:100
4:愛★注入[2倍化](-30)
「そろそろキメるわよ☆」
【左手を腰に当て、ゆっくりとムチを振り上げると勢いよく床を叩く。
魔力をこめられ強度の上がったムチが青く輝きだした】
911
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:54:05 ID:VIjRf3q2
HP70
【スキップ】
「づ…ッ、この、話せ……!!」
四肢に喰らい付くワームを引き剥がさんとする。
が、消耗した体では中々思う様に行かず、苦戦している様子だ。
912
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:55:09 ID:OYPdolLg
【宣言】
「今度こそそろそろ止めかな…?」
913
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:55:22 ID:OYPdolLg
【宣言H】
「今度こそそろそろ止めかな…?」
914
:
とある世界の冒険者
:2013/05/12(日) 23:56:25 ID:OYPdolLg
【結果】
9:[自爆100](+100)
「きゃっ!」
あ、こけた。
915
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:00:34 ID:d4ShVQcQ
【結果】
4:マグロウォーター[50ダメ](50)
【ワームIに高圧の水鉄砲を噴射】
916
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:03:02 ID:iwQZsOus
H:HP30
I:HP10 20ダメージ(2/3)
高圧の水流に穿たれ、もはや虫の息のワームI…
レイヤの冷気もあり、限界は近い様であるが、このままおとなしく息絶えるだろうか…
【宣言は雑談所で】
917
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:06:06 ID:iwQZsOus
最後のあがき、とばかりに、
ネッカーマへ、そしてマグロへと襲い掛かり牙を突き立てる!
【結果H】
7:群体攻撃[ダメージ10×ワーム数+全貫通]
20ダメージ 対象ネッカーマ
【結果I】
5:噛み付き[20ダメージ] 対象マグロ
918
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:06:34 ID:iwQZsOus
H:HP30
I:HP10 20ダメージ(2/3)
【参加者の皆様のターンです】
919
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:09:27 ID:d4ShVQcQ
【宣言H】HP40
920
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:09:56 ID:EFyvev4Q
【宣言H】
「本当に本当の終わり……と今回こそはなるかな」
921
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:11:19 ID:EFyvev4Q
6:スピニングブリザード[攻撃60 反射無効貫通 シート2](-80)
「スピニングブリザード!」
両手に剣を持ち、竜巻の如く高速回転。
そのまま体当たり。
922
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:11:25 ID:Crgw9ds.
【宣言】2倍化
HP:80
「キャッ☆」
【再びの攻撃をうけ、反射的にガード体勢をとる。対象H】
923
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:11:36 ID:d4ShVQcQ
【結果】
:マグロヘッド[25ダメ](25)
【ワームHに頭突き】
924
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:13:01 ID:twWuZ44.
HP70
【宣言】
「っ、姿が消えるまでは……!」
漸くと立て直し、最後の一撃を加えんとする。
925
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:14:12 ID:twWuZ44.
【結果】
1:分析[スカ](0)
「……いや、終わったか……。」
……が、方々の攻撃を見て手を止める。
926
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:14:38 ID:Crgw9ds.
【結果】2倍化
HP:80
5:払い[スキップ](-30)
「……☆」
【傷を受けた場所を、無言で手当てしている。
残るワームを睨みつけるその目には、強い怒りがともる!】
927
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:18:20 ID:iwQZsOus
頭突きを喰らったワームがトスを上げられるように宙に浮き、
そこへレイヤの回転攻撃が直撃!
ズタズタに引き裂かれたワームは、ぼろ雑巾のようになって動かなくなる。
もう一匹のワームは、冷気に体力を奪われて静かに息絶えてしまった…。
…どうやら、他にワームが潜んでいるような気配はもう無い。
今回の仕事は終わった様である。
…さっさと地上に戻って報酬を貰い、シャワーで体中にまとわりついたワームの体液を落としたい気分である。
【全撃破…クエスト成功!!】
928
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:21:34 ID:twWuZ44.
【勝利!】
「やったか……!」
汗を拭い、杖を地面に立てて勝利を喜ぶ青年。
929
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:23:21 ID:Crgw9ds.
>>927
「やぁっと終わったわね☆」
【ワームの死屍累々を見下ろしながら、大きく息を吐き出す】
「まったく☆
アタシをベトベトにしてどぉするつもりだったのかしら☆
さっ、早く戻って報酬チャンを貰わなくっちゃ☆」
【クネクネしながら照れるも、オカマは余り汚れていない。
くるりと回れ右をすると、乙女走りで入り口へと向かいだした】
930
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:24:33 ID:EFyvev4Q
「やっと終わったぁ………」
回転が止まり、2本の剣をしまう少女。
931
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:27:25 ID:d4ShVQcQ
終わったか・・・
【一息つく魚】
932
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:28:16 ID:iwQZsOus
「……お見事…ああ、見事だよ、お前等……!!」
ぱちぱち、と心無い拍手を送りながら、入り口の方から姿を現す先ほどの生物学者。
「まさか俺のワームが、お前等みたいなどこの馬の骨かも知れない奴等に駆逐されるとはな…」
…討伐依頼を出しておきながら、露骨に悔しそうである…。
「まぁいいさ。教授の力を借りれば、あれくらいのクリーチャーまた幾らでも生み出せる…
…ああ、安心しろよ…今度は逃げ出さない様に厳重管理するさ。
今回の一件のせいで研究が一からやり直しだ、クソっ…!!」
この男、純粋に研究のために魔物を飼っているだけの様で、悪意は無いようである。
…今回の様に逃げ出したら迷惑極まりないが。
「ほらよ、報酬だ。
俺のワームを駆除したんだ、これくらい受け取る価値はある…!!」
そう言って、参加者全員に投げてよこすのは、ずっしりと重い小袋。
中には、結構な額の輝く金貨が詰まっているのであった。
933
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:33:54 ID:d4ShVQcQ
>>932
あいよ
【報酬を受け取り、そそくさと去っていった】
934
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:36:23 ID:twWuZ44.
「…………。」
魔物じみたモノを生み出す研究……
退治屋としては余り良い表情は出来ない。
「……!」
しかし……流石に彼もまだ若い。
投げ渡された金貨に眼を見開き、驚くばかり。
「これは……どうするべきなんだろう。」
暫し動揺したまま、報酬を持ちかえったそうな。
935
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:36:47 ID:EFyvev4Q
「これで何日生きていけるかな……?」
金貨の枚数を袋の中で数えながら何処かへ。
936
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:39:58 ID:Crgw9ds.
>>932
【生粋の魔術士やマイスター類ではないため、クリーチャーの作り方に興味もなければ材料にも気付かないオカマ。
素直に報酬の袋を受け取り、ホクホク顔で礼を言う】
「さぁ、今夜はパーッとイくわよぉ☆」
【報酬を受け取ると、スキップしながら酒場へ向かって行ったそうな……Fo】
937
:
とある世界の冒険者
:2013/05/13(月) 00:44:22 ID:iwQZsOus
「……ふん……さて、俺は研究に戻るとしよう……。
また新たな魔物を生み出さねば…教授のお力を、また借りねばならないな……」
去っていく参加者を一通り見送ると、
自身も王立大学へと去っていくのであった。
【クエスト終了!!】
938
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 21:11:04 ID:ORmD5cHs
A「呼ばれてねえけど」
B「じゃじゃじゃじゃーん!」
C「何だ、このノリ」
盗賊風の野郎三名が地下水路の一角で何やらやっている。
A「噂だと此処に好事家が高値で引き取ってくれるレアモンスターがいるらしいぜ?」
B「その額なんと村人一人の生涯年収!とりあえず貧乏生活とはおさらばだな!!」
C「…俺ら毎回噂に踊らされすぎじゃね?」
939
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 21:48:00 ID:GjqHfXuk
ふー気持ちいい
[喋る魚が泳いできた]
940
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 21:49:56 ID:GHs4.JJ.
>>938
「意外と入り組んでるのねぇ……」
薄暗い地下水路で何処からともなく足音が。
耳が良いのならばすぐに気づくだろう。
941
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 21:50:03 ID:ORmD5cHs
>>939
A「で、出たぁぁぁあああああああ!!」
B「あれか!レアモンスターってのは!!」
C「…いや、何か聞いた話とかなり違くねえか?」
三馬鹿が騒ぐ。
水路内に騒ぎ声はよく響く…
942
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 21:59:14 ID:GjqHfXuk
>>941
誰がモンスターだ、誰が。
[平然と陸に上がってくる魚
というか、悪霊だから間違ってないのでは]
943
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 22:02:20 ID:ORmD5cHs
>>942
A「ほ、捕獲!捕獲!」
B「ええっと…確かに違う、か?」
C
「てか如何見てもモンスターの類じゃねえか。
飛んで喋る魚なんぞ普通じゃねえ」
944
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 22:03:35 ID:ORmD5cHs
>>940
騒ぎ声が響いている…
945
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 22:09:39 ID:GHs4.JJ.
>>944
「(向こうから騒ぎ声が……誰かいるのかな……)」
少し足音を抑えつつそちらへと近づいて行く。
946
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 22:10:09 ID:GjqHfXuk
なんだ?やろうってのか?
[体に怨念を纏い始める、止めてください]
そりゃそうだ俺は怨霊だからな
[さらっと怨霊宣言]
947
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 22:14:16 ID:ORmD5cHs
>>945
>>946
A「ゆ、幽霊だあああああああああああ!!」
B「ぎゃああああああああああああああ!!!」
騒がしい二名。
捕獲用の装備ほっぽり出して抱き合っている、仲がいいね。
C「……あー…とりあえず俺らが戦う意味なくね?」
一人冷静というか緊張の糸が切れてしまっている。
948
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 22:27:01 ID:GHs4.JJ.
>>946-947
「さっきから何騒いでるの……」
震えている2人と冷静な1人、そしてマグロという光景を見ながら。
949
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 22:27:15 ID:GjqHfXuk
幽霊怖いのかよ、よくそれでモンスター捕獲とか意気込んでられたな---
ごもっともだな
[こちらも闘う気はあまり
ないようで]
950
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 22:35:32 ID:ORmD5cHs
>>948
A「ぎゃあああ!今度は人間だああああああああ!!」
B「うわああああ…いや、人間だろ?」
A「…あ、人間じゃねえか」
レイヤに気がついておとなしくなった。
>>949
C
「いや、幽霊だと物理効かねえじゃん。
魔法的な得物持ってねえんだよ、俺ら」
だから怖いぜ、と言う。
C「しかし何だな、こう騒ぐと折角持ってきた捕獲用の網も意味が…」
半魚人「…」
C「…いたああああああああああああああ!?」
いつの間にか騒がしい中でほっぽり出された網を
両手で広げてシゲシゲと眺めている存在が追加されていた。
それは手足に水掻きと鰭を生やし
スク水を着込んだヒトに見える鰭状の耳を持つジト目の長髪半魚人であった。
半魚人「…」
C「成程、薄い本が厚くなるような容姿だ。確かに物好きが大金払うだけあらあな」
951
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 22:43:12 ID:GHs4.JJ.
>>949-950
「………で、何騒いでたの……」
少し呆れたような顔をする。
「そしてこの魚……どっかで……」
半魚人ではなく鮪の方を見て。半魚人には気づいてない。
952
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 22:46:26 ID:GjqHfXuk
>>950
安心しろ
俺は 残念ながら普通に物理が効く
953
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 22:50:37 ID:ORmD5cHs
>>951
A「へ?…い、いや、騒いでねえよ?」
B「あっはっは、俺達冷静沈着で有名な盗賊だぜ?騒ぐだなんて…」
とりあえず目の前の二人が馬鹿なのはお分かりいただけただろう。
>>952
C「そうかい!しかしお前より今は目の前の半魚人だあああああ!!」
半魚人「!」
盗賊Cが半魚人を捕まえようと飛びかかる。
しかし、半魚人が思わぬ行動に出た。
持っていた網を器用にブン投げたのだ。
C「なんっ!?」
そして捕獲されるC。
位置によってはマグロあたりもヤバい。
954
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 23:01:48 ID:GjqHfXuk
>>953
っとあぶねっ
[陸上で華麗な回避を見せる魚
]
955
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 23:08:14 ID:ORmD5cHs
>>954
C「ぬわー!?」
A&B「いつの間にか大事に!?」
ぼちゃん、と水しぶきをあげて半魚人が水路へと没した。
C「…ち、ちくしょー!逃げられたあっ!!」
A「あーあ…まあ仕方ねえ」
B「んだ、とりあえず居た事が分かっただけでも良いじゃねえか、今日は」
956
:
とある世界の冒険者
:2013/08/25(日) 23:12:56 ID:GjqHfXuk
>>955
騒がしい奴らだったな
[黒い霧になって消えた]
957
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 20:27:45 ID:g9HdtncQ
A「リベンジだ」
B「リベンジだ!」
C「……元気だなお前ら」
盗賊風の野郎三名が地下水路の一角で、
各々その手に剣闘で使う投擲網を持って何やらやっている。
958
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 20:44:44 ID:E5L1xcFM
また、やってんのか
[か黒い霧が集まって魚が現れた]
959
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 20:53:30 ID:g9HdtncQ
>>958
A「うわっ!」
B「ぎゃっ!!」
ぼちゃんぼちゃん、とマグロが現れた瞬間、驚いて水路に落ちるのが二名。
C「おうよ、またやって…お前らいい加減ビビり癖直せよ!!」
そんな仲間達を見て情けない声を上げるのが一人。
960
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 21:07:30 ID:E5L1xcFM
おいおい、大丈夫か?
[引き上げるため、黒い怨念の腕を伸ばす]
961
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 21:08:31 ID:E5L1xcFM
>>959
おいおい、大丈夫か?
[引き上げるため、黒い怨念の腕を伸ばす]
962
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 21:15:39 ID:g9HdtncQ
>>960
>>961
A&B「「きもい!主に存在がきもい!ぎゃー!!」」
腕から逃れようと水路を右へ左へ泳ぎまわる…
軽装とはいえ其れなりな装備で泳ぎまわっている、意外と出来る奴らかもしれない。
C「あー…あいつ等自分のケツは自分で拭くとさ」
見かねてダルそうに言う。
963
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 21:21:17 ID:E5L1xcFM
あいよ了解
ま[泳ぎ回っている様子とCの言葉を受けて、黒い腕を消す]
964
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 21:28:14 ID:g9HdtncQ
>>963
C「やれやれ、あいつ等が上がってくるまで待つか…ああ、前途多難だ」
水路に足を投げ出して座りこむ盗賊風C。
C「しかしお前何なんだよ、成仏できないで水路でもさ迷ってんのか?」
965
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 21:34:20 ID:E5L1xcFM
>>964
いんや、俺は怨念の集合体たいぷだからな、成仏とかそういうものは無いんだ
[そーなのかー]
966
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 21:35:28 ID:g9HdtncQ
>>965
C「へー…で、水路を彷徨ってる理由は説明なしか?」
967
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 21:41:32 ID:E5L1xcFM
>>965
ここは居心地が良いから居るだけだ
[結構単純な理由だった]
968
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 21:45:48 ID:g9HdtncQ
>>967
C「そうかい…あいつ等遅いな?」
待てども帰ってこない二名を心配し始める。
C「……しかし此処を動くと入れ違いとかになりかねんしな」
969
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 22:03:43 ID:E5L1xcFM
>>968
まぁあれだけ元気に泳いでたし、大丈夫だろ
[]楽観的な事を言う魚
970
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 22:08:42 ID:g9HdtncQ
>>969
C「…まあ、それもそうだが」
とはいえ心配らしく…ソワソワと落ち着かない様子。
971
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 22:24:23 ID:E5L1xcFM
>>970
そろそろ失礼する
[黒い霧になって消えた]
972
:
とある世界の冒険者
:2013/08/27(火) 22:29:05 ID:g9HdtncQ
C「おぅ…ぬう、マジどうしたものか」
マグロを見送った後、立ち上がり右へ左へウロウロウロと盗賊風が挙動不審。
973
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 15:23:51 ID:t/D3EizQ
A「一日一悪!」
B「何それすっげえ悪そう!!」
C「日頃の行いが悪いと仕事に支障をきたすって事だな」
A&B「「悪いことはするもんじゃないな」」
C「……もう遅いだろ、俺らの場合」
盗賊風の男が三名。
闘技用の投擲網を片手に水路で何やらやっている。
噂では此処、巨大地下水路にレアモンスターが出現するらしい。
それを高値で買い取ってくれる好事家がいるとかいないとか…
974
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 15:37:08 ID:JWYFGheo
「世に蔓延る悪にてんばつ☆てきめんNEー!」
どどん。
そんな効果音と、若干のちゃっちい爆発と共に現れたのは小柄な金髪の少女であった。
赤い瞳は人ならざる存在の灯を伺わせ、そのなぞのテンションからは能天気な妖精種であるらしいことがわかる。
「……ほんで、何してるNE?」
びし、とそちらに指を指しながらそんなことを聞く。
975
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 15:40:57 ID:t/D3EizQ
>>974
A&B「「ぎゃー!なんかでたーー!?」」
C「前回は此処で水路に落ちたんだよなあ…成長したと見るべきか」
投擲網を放り出してAとBが無駄にビビる。
Cは溜息をつきながらエレーネを見据えた。
C「魔物探しだ」
端的に答える。
976
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 15:44:20 ID:JWYFGheo
>>975
二人の驚いた反応に、少女は満足げにうなずく。
人をびっくりさせるのは彼女の実利と趣味を兼ねた仕事です。
「なるほどなるほど。要するに釣り人ってわけだNE?」
「で、釣れるかNE?」
魔物、と聞いて彼女はとんでもないのを創造している。
巨大な魚竜とか。そんなもんが出たら手がつけられないこと間違いなしだが。
977
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 15:48:45 ID:t/D3EizQ
>>976
A&B「「…あ、よくみたら可愛いかもしれん」」
C「黙れ馬鹿共」
三馬鹿は平常運転。
C「釣れてねえよ、今来たところだしな」
A「しまった、網流しちゃった」
B「俺も」
C「ああ、また無駄な出費が……」
投擲網はそこそこの大きさだ。
ただの釣りの獲物としては大きいだろう。
978
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 15:59:40 ID:JWYFGheo
>>977
「おさわりげんきんNE?」
ぱっぱらぱーに見えても立てる操というものがある。
わざわざ教えるようなことはしないけれど。
「どんなの狙ってるNE? 巨大なのかNE?」
「よしんばひっかかっても、大物を持ちのかNE?」
好奇心がそそられるのか、なにやら激しく興味を示している。
979
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 16:17:42 ID:t/D3EizQ
>>978
C「質問の多い奴だ…まあ見てろ」
A「てかどこにいんのかね」
B「そういやまともに探索するの三回目にして初かー」
盗賊三名が水路を歩きだす。
分かれ道に差し掛かっては足を止め耳を澄まし道を決め進むを繰り返す。
980
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 16:23:18 ID:JWYFGheo
>>979
「特になんもいないようだNE〜」
そのあとをてくてくとついていく。
本人はただの暇つぶしが目的であった。
「ぼうずじゃ帰れないんじゃNE?」
こんなところに張り込んで成果無しは辛いだろうに、とわかったようなことを。
981
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 16:27:19 ID:t/D3EizQ
>>980
A「だよなー」
B「流石に4回目とかキツいわー」
C「そう思うなら頑張ってくれよマジで」
水路をひたすらに突き進む。
ぐるぐるぐるぐる…そして見覚えのある場所に。
C「…戻った」
A「わーい」
B「うははは、駄目じゃこりゃ」
982
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 16:33:56 ID:JWYFGheo
>>981
「雲をつかむような話だNE」
こんな平和な地下水路、危険のきの字もない。
……というのに、水路に危険で巨大な水性生物が、というのは奇妙な話。
誰かに騙されたんじゃNE? そんな風に少女は面白がって言う。
「んむ。次のすりーぱんぷきんらじおの内容は決まりだNE」
「三人の不運な漁師の話だNE」
……何か、すごい勝手な話をしている。
983
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 16:41:01 ID:t/D3EizQ
>>982
A「歩き回って腹減ったー」
B「飯にしようぜ、飯ー」
C「…畜生めぇ!」
Cが投擲網を水路に2、3回投げ込むと魚が捕れた。
A「あつらえた様に4人分だと…」
B「流石はC。そこに痺れる憧れる」
C「俺は盗賊を辞めるぞBーってか?」
水路で魚を焼き始める。
天井の高いところでやっているので煙たくはない。
984
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 16:43:43 ID:JWYFGheo
>>983
「こりゃ喧嘩になりそうだNE」
この娘は普通のごはんを食べられません。
いろいろと不思議な妖精であるからだ。
「あ、この愉快な南瓜のことは気にしないでくれNE。その四匹目の魚は仲良く三枚おろしにしてわけるといいNE」
ひどい不公平な分配方法を提案したのだった。
985
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 16:48:13 ID:t/D3EizQ
>>984
A「…」
B「……」
C「………」
A「俺が食う!」
B「ばっか、俺が食うぜ!!」
C「…ああ、無駄な争いが始まった」
焼き始めた魚を囲んでいたAとBが立ち上がり場を離れる。
A「ふっふっふ、何時かこうなるんじゃあねえかと思ったぜ」
B「ああ、俺もそんな気がしていたよ」
C「この件、前も見たぞ〜…」
AとBが徒手空拳で構える。
今まさに下らない理由で大の大人二人が殴り合いを開始する!!
986
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 16:51:40 ID:JWYFGheo
>>985
「おお、このアホな流れは見ていてすばらしいNE」
すっかり見世物気分。
やんややんやと野次を飛ばす。
まるでプロレスでも見に来たようだ。
「あ。負けた方、水路にちょっと放り投げれば、魔物とやらもくるんじゃNE?」
新鮮な生餌は魅力的に見えるだろう、と悪魔のひとこと。
987
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 16:56:53 ID:t/D3EizQ
>>986
A&B「「つまり相手を水路に落としたほうが勝ちだな!」」
ルールが決まった途端殴り合いを始める二人。
A「うおおおおお!」
B「でりゃあああああ!!」
互いに両腕をグルグル回して相手にぶつかる…なんだこれ。
C「喧嘩慣れしてないわけじゃあねえんだよ?」
焼けた魚を齧りながら戦いの行く末を見守るC。
988
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 17:03:50 ID:JWYFGheo
>>987
「もうちょっとこう、力強い技はないもんかNE」
ぽこすか殴りあうだけでは子供の喧嘩だ。
ギャラリーはもっと派手なファイトを求めている。
「じゃいあんとすいんぐ、とかNE」
とんでもないのを期待しているのだった。
989
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 17:10:02 ID:t/D3EizQ
>>988
C「怪我するだろ…」
エレーネに突っ込み入れながら戦いを見守る。
そして…
B「ぎゃあああああ!?」
A「うはははははっ!」
振り回している腕よりも互いにぶつかり合わせた身体で
押しつ押されつつの攻防を繰り広げていた二人。
リアル紙相撲の結果はAの勝利であった。
C「やれやれ、さて賞品の焼き魚…ってあれ?」
焼いてあった魚が…ない。
正確には置いてある場所にない。
A&C「「…」」
半魚人「あぐあぐ」
右手と左手に串刺しの焼き魚。
そして口にも焼き魚。
手足に水掻きと鰭を生やしスク水を着込んだヒトに見える
鰭状の耳を持つジト目の長髪半魚人が全部かっさらっている…
A&C「「でたあああああああああああああああ!?」」
990
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 17:13:21 ID:JWYFGheo
>>989
なぞの闖入者の存在に少女は目を輝かせた。
未知との遭遇、それは半漁人であった。
「はろう、はろう、ないすみーちゅー」
やぁやぁ、と妙にフレンドリーに半漁人と握手を求める。
あまりのひとなつこさに、自分のペースにもっていけるかも?
991
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 17:16:01 ID:t/D3EizQ
>>990
半魚人「…」
まぐまぐまぐ…と魚を食べるのに忙しいらしい。
視線こそ周囲を見ているが。
A「C!網!網ッ!」
C「わ、わーってる!って何かグシャグシャになってるじゃねえかあああ!?」
A「あ、さっき踏んづけたかもしれねえ!」
AとCが投擲網を準備しようと騒いでいる。
992
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 17:27:07 ID:JWYFGheo
>>991
「むむ。無視されたNE」
さてどうするか。
この愉快なまぬけ共もいいが、ヒトガタをとっ捕まえるのはどうなんだ、という気はする。
おしゃべりなミニマム妖精も昔何やら寓話を話してくれたような……。
「NEっ、それ食べたらつかまらないうちにお帰りNE」
脳内会議の結果、半漁人への肩入れを決意。
肩をぽんぽん、とたたいて逃亡を進め、自分も闇に解けて消えるようにして逃げ去る。
//では時間も近いのでこれにて〜
993
:
とある世界の冒険者
:2013/09/01(日) 17:30:30 ID:t/D3EizQ
そして今回も盗賊3人は捕獲に失敗するのだった…Fo
994
:
とある世界の冒険者
:2013/09/12(木) 21:19:45 ID:SkGnrdeE
バシャバシャと水しぶきの音が通路に木霊する。
995
:
とある世界の冒険者
:2013/11/04(月) 21:49:55 ID:PDXDSLhY
A「お久しぶり!Aです!」
B「Bです!!」
C「…えーっと」
A&B「「三人合わせて!!」」
C「……」
A&B「「……」」
盗賊風の野郎三名が闘技用の投擲網を片手に水路でツッコミ待ち。
996
:
とある世界の冒険者
:2013/11/12(火) 14:39:40 ID:Pr7C3ziU
バシャバシャと水しぶきの音が通路に木霊する。
997
:
とある世界の冒険者
:2014/02/20(木) 21:47:54 ID:H.d/fF76
「っ!」
『ぐぉぉぉおおお!!』
ガキン!ガキン!と水路に響き渡る金属音。
紅い光が漏れる特徴的な鉄仮面を被り
身体の線が見て取れるような薄手の黒衣を纏った
緑の短髪と褐色の肌を持つヒトガタが
なにやら身なりの汚い顔色の悪い男相手に刃物を振るっている。
魔法でも使っているのか男はその攻撃を腕で防いでいるようだ…
998
:
とある世界の冒険者
:2014/05/09(金) 21:45:13 ID:PxroRv76
A「Aだ!」
B「Bだぜ」
C「Cです、もうそろそろ家に帰りたいです」
盗賊風の野郎三名が闘技用の投擲網を片手に水路をウロウロ。
999
:
とある世界の冒険者
:2014/08/15(金) 20:27:32 ID:p90hZkVQ
薄暗くジメジメとした湿気の多い水路。
外の気候変化にも極端な反応も見せず、
夏場であれば外界よりも比較的過ごしやすい場所。
しかし今日に限ってとある一区画は矢鱈と蒸し暑かった。
なぜなら…
『グィィッ!!』
「っ!?」
背から翼を模す様に炎を吹き出し、目や口からもチロチロと青い炎を吹き出す、
見ようによっては人影にも見えなくない、どう見たって炎属性の類である魔物と
薙刀を携えた面頬付きのネオベイ甲冑で全身を固めた武人が対峙しているからだった。
この区画だけで言えば薙刀を使うのはあまり賢いとは言えないのだが…
1000
:
鴉羽の狩人
:2017/02/18(土) 23:08:18 ID:G.SJlRUI
王 都 地 下 水 路
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「…相変わらず静かな場所だ。」
王都の地下に広がる迷宮神殿ともいうべきダンジョン、地下水路。
太古に作られた通行ダンジョンとも、浄化神殿とも言われているが
真相はいまだに解明されていない。
『語り部』から告げられた、王立図書館へつながるポータル…それを探すため
一同は道行く道で凄惨な狩りを行いながら、ようやくたどり着いたのであった。
「…すこし小休止といこう。」
広大な空間に、古代術式が刻まれた巨大な柱が林立した空間
周囲に響くのは古代の魔力によって浄化された水が、滝のように流れる音のみだ。
鴉羽の狩人…レイヴンは、一同に提案をすると
周辺の濡れていない場所へ座り込み、散弾銃をスイングアウト。
その身は、道中の凄惨な狩りによって真っ赤に染まっていた。
周囲の荘厳な雰囲気は依然保たれたままだ
ここには獣の魔の手が及んでいないのだろうか?
1001
:
ラピュセル
:2017/02/18(土) 23:16:07 ID:0R8Nefec
>>1000
「ふーむ、何というか…想像していた場所とは大分趣が違う気がする」
周囲の様子を物珍し気に見回しているのは乙女。
その姿は軽装の鎧を身に着けた槍使いと言ったところか。
「水路というよりは…何か意味を持った遺跡のようにも見えるな?」
1002
:
とある世界の冒険者
:2017/02/18(土) 23:35:38 ID:/aYIqXc.
>>1000
>>1001
地図とコンパスを何度も照らし合わせ、最短かつ脱出路を頭に幾つか叩き込んでいる
そして、腰には辺りを照らすランタン
「嫌な作りだ」
同じ作りや形状が何度も続いているダンジョンでは迷子になりやすい
只の迷子でも出口が分からなければ死に至る。
其れを防ぐのがシャキンの役目でもあった
「そうだな」
あたりを警戒しながら、銃を構えている
レイヴンやラピュセルが刈った時の獣の血以外は汚れていない
ただ道中ではレイヴンとラピュセルの側面を護り戦いやすい環境を作っていた
なお、ほぼヘッドショットを獣に食らわせていたりする
「アリアドネの糸が欲しいな」
ぼそりと呟く
1003
:
鴉羽の狩人
:2017/02/19(日) 00:03:29 ID:.SAG9Xfg
>>1001
「初めて見る奴は、だいたいそう言うよ」
水路というと、ジメジメとして不浄なイメージが強い。
実際、ここに来るまでの水路はそのような場所であった…
血で真っ赤にそまり、死体があちらこちらに浮き
異型の獣を道中で狩ってきたのだ…
「古代人がつくった浄化神殿、国同士の通行ダンジョン
まぁいろいろ言われていたが、今は置いておこう。」
獣狩りの散弾銃にお手製の『水銀弾』を再装填
>>1002
魔力反応のような、ぼんやりとした青く淡い光が周囲を照らしている
やや薄暗い視界だが、ランタンがあると尚良いだろう。
「帰り道は任せるぜ、シャーク…出発しよう。」
小休止を切り上げ、進み出すレイヴン
――――――――――――
「それにしても静かすぎる、此処に居たセイレーンも見かけないな。」
シャキンの地図を頼りに水路を進む一同
冒険者たちの間では、住み着いているセイレーンの歌声が聞こえてくると言うが
周辺は、水の音が響くだけだ。
レイヴンが先導し、そのまま通路を進んでいくと…
戦闘のレイヴンが唐突に消えた――――否、横方向に吹き飛んだ。
『ブヒィィィィィィィィィィィィイイイィィィィィ!!!!!!!!!!!!』
豚だ!黒ずんだ肌を持つ巨大な豚が真横から突進し、レイヴンを横に吹き飛ばした!
豚にしてはあまりにも大きすぎる!牛どころかカバ程のサイズがある!
周囲に響く水音で、鳴き声などが聞こえなかったのだ!
1004
:
ラピュセル
:2017/02/19(日) 00:08:37 ID:T.Qvu2hY
>>1003
「んな!?」
突然の奇襲に反応が遅れる乙女。
「此奴は一筋縄ではないかなそうだな!」
先ずはレイヴンの安否を確認しなければ…
乙女はレイヴンの方へと槍を構えつつ駆け出す!
『…』
ちゃぷん ちゃぷん 何かがこの光景を見つめている
1005
:
とある世界の冒険者
:2017/02/19(日) 00:23:03 ID:zlRLJOw.
>>1003
>>1004
「あぁ、行くか」
光が灯っているいるランタンでゆっくりと進み始める
「セイレーンか……見たことが無いな。どんな生き物だった?」
中々海や川の魔物を見る機会が少なかったようで少し興味心身だ
レイヴンが横方向に吹き飛んだ。
「Shit!!」
反射的に吹き飛んだ方と逆の方に回避行動をとる
「レイヴン! 無事か!?」
吹き飛ばされたレイヴンに声を掛ける。
そのまま、レイヴンを吹き飛ばした犯人の方を見つめる
『ブヒィィィィィィィィィィィィイイイィィィィィ!!!!!!!!!!!!』
豚だ!黒ずんだ肌を持つ巨大な豚に思わず絶句する
「誰だよ、地下水路でで養殖を始めたバカは」
すぐさまリボルバーライフルで照準を付ける
マクシミリアン・リボルビング・ドラグーンは銃口から火を放ち
2-タウロスの弾は正確に豚の目と足に向かっている
1006
:
鴉羽の狩人
:2017/02/23(木) 11:00:58 ID:g8wZhBjY
>>1004
>>1005
「ブヘァ!ゲホッゲホッ!!―――クソッ!!」
派手な音ともに水面に叩きつけられるレイヴン
水面とはいっても、くるぶし丈程しかない。
衝撃の緩和は期待できないだろう
「野郎ッ!喰らえ!」
叩きつけられた体制のまま、獣狩の散弾銃を構えてトリガーを引く――――が
「――なッ!?」
『カキン』と虚しい金属音、水に濡らしてしまったので炸薬がトラブルを起こしたのだろう。
『ブヒィィィィィィィィィィィィイイイィィィィィ!!!!!!!!!!!!』
虚しく銃を構えているレイヴンにそのまま突進する豚
絶体絶命のタインミングで――――背後からの発射音
『―――ピギィィィ!?!?』
シャキンの放った2-タウロス口径の弾丸が豚の目…どころかその周辺を正確に撃ち抜く
やわらかい目の組織をたやすく貫通し、鼻や周辺の組織をめちゃくちゃに引き裂いていく!
「…えげつねぇ・・・・シャーク!!ラピュセル!!助かった!!」
旧友の援護により一命を取り留め、近寄ってくる乙女を見て立ち上がるレイヴン
銃をブレイクアクション、湿気った弾を排莢して再装填。
『ブギィィィィィィィィィィィィィイイイ』
顔の半分を吹き飛ばされても、平然としている豚
目を両方失っているにもかかわらず、しっかりとこちらを『見つめている』のは何故だろうか
「まだ生きてんのかよ――――こいつッ!」
そう叫んだ瞬間に、巨体をなだれ込ませるようにラピュセルとレイヴンに向け突進
レイヴンは横っ飛びでそれを回避する!
1007
:
ラピュセル
:2017/02/23(木) 20:43:27 ID:Ph/DF5vk
>>1005
>>1006
「見た目通りの生き物ではないというのなら!」
目を失ってもこちらを感知している事から他の感覚が優れている、という考え方もある。
だが乙女はもう一つの可能性、自身がそうであるように極めて精神体に近い肉体を持つモノと相手を認識した。
で、あるならば。
「その為の槍だ!!」
突貫する豚を迎え撃つべく槍を構え突き出す。
その槍に纏わりつくのは相手の『存在』に干渉するチカラ。
ざっくり分類するならば即効性の呪いであり、
サイズに関わらず相手に一定の衝撃を叩き込む魔法であった。
そして槍はその魔法を強化するための機構を備えている。
そもそもこの魔法を乙女に教えたのが槍の制作者であるレギオンなのだから当然の備えであった。
1008
:
とある世界の冒険者
:2017/02/23(木) 21:45:49 ID:ywa.Rj5c
>>1006
「くそ!!」
――2-タウロス口径の弾丸が豚の目…どころかその周辺を正確に撃ち抜く
――やわらかい目の組織をたやすく貫通し、鼻や周辺の組織をめちゃくちゃに引き裂いていく
しかし手応えが無かった。
あの殺した時の独特の空気が感じられなかったのだ
――顔の半分を吹き飛ばされても、平然としている豚
――目を両方失っているにもかかわらず、しっかりとこちらを『見つめている』のは何故だろうか
「クソッタレの化け物が!!」
この武器でも火力が足りないのか。
しかし、だからと言って泣き言を言ってられない
技術で何とかカバーするしかないのだ
突進してきたのをレイヴンとは真逆の方の真横に飛び回避する
>>1007
(正気か!?)
迎え撃とうとしているラピュセルに対して、驚きながらも回避最中なので無事を祈るだけしか出来ない
1009
:
鴉羽の狩人
:2017/02/25(土) 17:28:11 ID:MeeZEIOQ
>>1007
>>1008
―――ズンッ!!!
空間が歪んだとでも言うべきだろうか
結論から言えば、ラピュセルの予想は『的中』した
目の前の巨豚は、ただ大きいだけの豚ではない
何かしら実体から『外れた』存在なのだ
正面から突っ込んできた豚が、槍に接触した瞬間だ。
半壊した顔面が、透明なボールが顔にめり込んだようにひしゃげ、突進の勢いは完全に静止する!
「―――貰った。」
回避したレイヴンが散弾銃を構え、トリガーを引く
火花をちらしながら撃鉄が下がる、雷管が起動し炸薬が一瞬で燃焼する。
それにより、凝縮されたエネルギーが水銀弾を押し出す
重たくて、鈍い音を響かせながら、二本の銃身から幾つもの水銀弾が発射される。
至近距離から発射されたそれは、巨体に向けて一直線…そして命中
銃弾が豚の皮膚に触れた瞬間、それは液体状の金属となり強烈な威力を生む。
―――ズドンッ!
『ビギィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ』
豚の横っ腹に叩き込まれた水銀弾が、半身を『吹き飛ばす』
硝煙の香りに混じって、肉の焦げる匂いと真っ黒な血と組織が散乱する!
「―――!!」
だが、豚はまだ生きている!それどころから暴れだしかねない勢いだ!
再装填は諦め、右手の獣狩の刃のトリガーを引く
―――ジャキン!と
金属がこすれる音と共に畳まれたノコギリ状の刃が展開、分厚い鋭利な曲刀と変化
銃撃を終える間も無く、無骨な刃の一撃を叩き込む。
吹き出る鮮血、それらすべてがレイヴンを真っ赤に染めていく
「―――えづくじゃないか…」
血を浴びながら、鴉羽の狩人はそうつぶやいた。
1010
:
とある世界の冒険者
:2017/02/25(土) 20:47:50 ID:IN79F9ic
>>1009
「死んだのか……?」
ライフルを構えながら豚に近づく。
銃剣が付いているとはいえ、近接戦は苦手であり、シャキンではこのような化け物相手ではほぼ負けてしまうのが現状だ
念の為に銃弾を一発豚の頭に撃ちこむ
「全く、何を食べたら此処まで巨大な豚が出来上がるんだよ……」
獣の病といい、リグレットといい、これは本当に病なのだろうか?
これが本当に噂に聞いている人物だけで出来る所業なのか?
もっと別の、おぞましい何かを感じてしまう
「レイヴン、怪我は無いか?」
血を浴びながら、鴉羽の狩人に声を掛ける。
流石の身体能力とはいえ、怪我をしていない保証はないのだ
1011
:
「ラピュセル」『さはぎん姉』
:2017/02/25(土) 20:57:54 ID:uVtqklqw
>>1009
「っつぅ…」
豚との正面からのぶつかり合いは概ね想定通りの結果を得た。
しかしぶつかり合いによって生じた衝撃は乙女の許容を越え、
握った槍から乙女へと伝わりその腕を一時的にではあるが麻痺させていた。
ビギィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ
「っ!」
だが眼前の怪物は未だ健在。
もうひと押しを求められているが腕は上がらず。
「というか今突っ込まれては満足に回避も出来ない!」
だが棒立ちの乙女に代わり怪物へ追加の一撃を見舞ったのは突如水中から飛び出た存在。
『きっ、しゃあっ!』
怪物へと勢いよく放たれたのは(限りなく物理な魔)水散弾。
スク水を着込んだヒトに見え手足に水掻きと鰭を生やし鰭状の耳を持つジト目の長髪半魚人が、
トライデントを携え鉄火場へと躍り出てきた。
1012
:
鴉羽の狩人
:2017/02/25(土) 21:27:38 ID:MeeZEIOQ
>>1010
>>1011
『ブ…ブギッ…』
虫の息だった豚、そこへシャキンと魚人のとどめの一撃の銃弾によって絶命する。
「…あぁ、別になんとも。」
全身を真っ赤に染めながら、散弾銃を再装填。
此処に来るまでも何度か真っ赤になったが、そのうちに元の漆黒色になる
おそらくは撥水効果が高いのだろう、もしくは何かの付呪か…それとも?
「子どもなら丸呑みできそうだな…幸いにも腹ン中に死体は無かったが。」
目の前の肉塊を一瞥しながら、先へ進み出す。
顔はフェイスマスクをしている…口元の表情までは読み取れない、見えているのは瞳だけだ。
だが、君が彼に怪我の有無を尋ねたとき、彼の瞳は『酔っていた』様に見えた。
酒を嗜んだような顔ではなかった…どちらかと言えば『陶酔』の目の色だ。
戦場で、なんども見てきた…あの表情だ。
―――アイツ…今、笑ってなかったか?
ひょっとしたらこんな独り言が脳裏に過ぎるかもしれない。
「さて…ラピュセル、大丈夫k―――うぉッ!?何だコイツ!?」
と、歩き出した所で半魚人に気が付く。
巨体の死角になって見えなかったのだろう、すぐさま銃を構える。
1013
:
とある世界の冒険者
:2017/02/25(土) 21:49:52 ID:IN79F9ic
>>1011
>>1012
「そうか……」
すこし、胸を撫で下ろす。何ともなければそれでいい。少なくとも今は
レイヴンの服に目をやる
――此処に来るまでも何度か真っ赤になったが、そのうちに元の漆黒色になる
――おそらくは撥水効果が高いのだろう、もしくは何かの付呪か…それとも?
「その服、変わってるな。何処で手に入れたんだ?」
出所が気になる。その様な服が置いてある店なんてシャキンは知らない。
寝込んでいた時に少なくともそのような店が増えたのであるなら仕方がないが
「レイヴン」
陶酔の目の色。そして何度も戦場で見てきたあの表情
「あまり深酔いはするな」
血に酔う。それは、危険な事だ。
現状を楽しみ、血の為に戦闘を、狩りをするならそれは間違いなく死神の鎌が首に係っている証拠だ
実際に、シャキンは見てきたのだ。戦闘に酔い、戦場に酔い、血に酔う。
これ等の酔っ払いの最期は全て同じだった。
死ぬだけだ。
友人が今まさに酔いに入っている。それをどうこう出来るのは自分自身なのだ
他人には出来ない
ラピュセルの方を振り向く
「大丈夫……」
シャキンは初めてサハギンを見る
――スク水を着込んだヒトに見え手足に水掻きと鰭を生やし鰭状の耳を持つジト目の長髪半魚人
「何者だ!」
銃口こそ向けては居ないが、トリガーに指を掛けている。
1014
:
「ラピュセル」『さはぎん姉』
:2017/02/25(土) 22:00:12 ID:uVtqklqw
>>1012
>>1013
『ぎょぎょ』
「…二人とも大丈夫だ。彼女は少なくとも敵じゃない」
咄嗟にトライデントを構える半魚人と銃を構えた二人の間に乙女が立つ。
「戦いの間、彼女はずっと此方を窺っていたようだ。どうもこの怪物に用があったらしい」
『ぎょ』
「……ふむ、なんでも彼女の弟が襲われて行方不明らしい。
怪物に捕まっていると思っていたそうだが……そうではなさそうなので攻撃した、と」
ぎょ、としか聞こえない半魚人の言葉を乙女が翻訳している…
1015
:
鴉羽の狩人
:2017/02/25(土) 22:12:51 ID:MeeZEIOQ
>>1013
「言ってなかったか?俺が街の診療所で起きたときに用意してあった。」
結局のところ、出処は不明なのだ。
用意したのはあの吸血鬼(ふたり)だろうが、いったい何処から持ってきたのやら
そうしてる内にも、みるみるうちに撥水している…否、撥血
「…?あ、あぁ…」
深酔いはするな…そう言われてポカンとした顔のレイヴン
「深追い」に聞き間違えたのかもしれない、だが…おそらく彼自身が血に『酔って』いることに気がついていないのだ。
『酔い』を冷ますことができるのは自分自身だ、他人には出来ない
まさにそうだ。
彼の瞳を見ろ、「何を言っているんだ?」と言わんばかりの顔じゃないか。
>>1014
「 ぎょ しか言ってない気がするんだが…」
間に立ったラピュセルを見て、銃を下ろし
敵ではないと理解すると、安堵の表情を浮かべる。
「…身内が居たのか、悪いが此処に来るまでにそれらしいのは見ていないな。
セイレーンなら何か知っているかもしれんが、奴の姿も見てない…
…シャーク、何か心当たりは?」
此処に来るまでに、王都からの水路も通ったが
どれも獣ばかりだった、彼女のような半魚人は見ていない。
1016
:
とある世界の冒険者
:2017/02/25(土) 22:33:07 ID:IN79F9ic
>>1014
「発音と翻訳が一致していない気がすが……」
困ったように頭を掻く
「そもそも、この生き物……生き物?……は何なんだ?」
彼女を見て困惑する。半人半魔の生物なのだろうか
「その弟を最後に見たとか向かった方角は分かるか?」
地図を差しだして其れをさはぎん姉に見せる。
助けに言ってくれるのだろうか?
>>1015
「えらく血を弾いてくれているように見えてな。まるで血を吸っているようにも見える」
語り部が用意したのだろうか?
なぜ用意したのだろうか。意図が読めずにいた。
いずれにせよ、いつか取り立てが来るのか心配でもある
「冷静にな」
憂いを帯びた目をしている
――おそらく彼自身が血に『酔って』いることに気がついていない。
なら、酔いを覚ませないのなら忠告だけでもするしかない
後は、此方が彼が無謀な事を出来る限り防ぎ守るしかない。
其れがチームであり、友人としての務めなのだから
1017
:
「ラピュセル」『さはぎん姉』
:2017/02/25(土) 22:39:01 ID:uVtqklqw
>>1015
「…ん?」
指摘に首をかしげる乙女。
自身がナチュラルに通訳をこなした事に気が付いていない。
「しかし返り血を吸う防具か…実は生きてるんじゃないか?ソレ」
乙女には返り血が直ぐに無くなる=吸っている、という思考になったようで。
流石にレイヴンの様子までは察していない。
>>1016
「何を言っているんだ?」
乙女には他人に聞こえない何かが聞こえているらしい…
剣と魔法のない世界だったら間違いなく病院送りである。
『ぎゃ』
「……これ何、だそうだ。ああ、そうか地図というものを知らないのか。
ええと、つまりここ等一帯の…そうそう、で、今我々がいるのが此処で
………ふむ、水の中を行き来してたから分からないか」
『ぎょ』
「あー…とりあえず周囲を捜索するそうだ」
1018
:
鴉羽の狩人
:2017/02/28(火) 00:00:22 ID:Y/xcGbEE
>>1016
>>1017
「…たしかに血がすぐに流れると思うが、まさか…」
『生きているのではないか』その言葉を聞いて、おもわず己の狩装束を見るレイヴン。
こうしている間にもどんどん撥血していく…わずかに血が残っているが、血塗れる前の姿に戻っている
「舌で舐められている様子は無いがな…」
散弾銃を肩にかけ、余った腕で露払い
「んで、どうする?そちらの人魚のお嬢さんのお手伝いでもするのか?」
ここで1つの切り出し…
そう、我々は語り部が話していた『魔法図書館』へのポータルを探している最中である。
一旦中断して人助け…ならぬ魚助けをするのか
それとも彼女には激励の言葉をかけるだけなのか…その判断を下したいようだ
「ま、どちらでも構わんが…弾丸は大量に持ち込んでいるとはいえ、限りはある
…それに獣狩りの夜とはいえ、地下水路だ…『路地を曲がったら大型生物とこんにちは』するのは御免被りたい。」
1019
:
とある世界の冒険者
:2017/02/28(火) 21:25:00 ID:JKiZ5W.Q
>>1017
「あ、いや何でもない」
そう言えばラピュセルは精霊だったなと納得する
「そうか周辺を探索か……」
普段なら気を付けてなと言ってしまうが先ほど戦った豚を思い出す
このさはぎん程度なら恐らく食ってしまうだろうと
そもそもあの豚がたった一匹程度とは考え辛いのだ
「どうする?その程度なら少しだけでも俺達と付いて来るか?」
それはさはぎん姉を心配してのお節介でもあった。
そして内心ではさはぎんの弟の結末をある程度想像していたりする
死んでいるのではないかと言う想像を
>>1018
「まぁ、現状体に異常がなければ大丈夫だろう」
心配をしていても始まらない。
この服がもし特異な部分が出るならそれに対しての何らかのアクションがあるはずだ
異常な撥血程度ではこれは危険かどうかと答える事は出来ないのだ
「進路方向一緒な部分があるのなら俺は助けた方が無難だと思う」
シャキンは彼女の手助けを申し出た。
いや正確には違う
――助けた方が無難
シャキンは彼女を安全な場所に避難させたいのだ。
あの豚に対しての脅威度をかなり上に考えているのだろう
1020
:
「ラピュセル」『さはぎん姉』
:2017/02/28(火) 21:58:30 ID:iGUI2Ee.
>>1018
>>1019
『ぎょ』
「ふむ、そうか……分かった、別に私達も貴女がついてくる事に不満はないよ」
どうやらこのサハギン同行する気らしい。
まあ、向かう先の梅雨払い役が一人増えたと思えばいいのだろうか。
『ぎゃ』
「さて、大分身体の痺れも取れた。先に進むとしようか?」
乙女は槍を持ち直すと歩き出す。
さはぎん「もそれに倣った。
1021
:
「疑惑…そして」
:2017/03/04(土) 21:46:01 ID:kniq8XRc
>>1019
>>1020
「―――まぁ、ついて来る分には構わんよ。」
半魚人の姉を連れて行くことに同意し、先へ進み始めるレイヴン
水の中を歩く音と共に、せせらぎが響く
「…なぁ。」
そんな中、先頭を歩いていたレイヴンが一言
「俺は"例の3人"がこの騒動を起こしたと聞いている」
「だが、此処までの規模の事を起こせるものなのか…?」
「奴らの組織や周辺の規模がどれほどのものだったのかは知らん――だが
―――人を獣にする病をばら撒き、都市を壊滅させる
こんな事が"たった3人"で、できるものなのか?」
シャキンも途中で似たような思考に行き着いた…
"例の3人"の活躍は冒険者たちの間では有名だ…それこそ、彼らを英雄扱いする者もいる。
だが、そんな彼らが此処までの大事を引き起こせるものなのだろうか?
もしそうだとしても、何故?
ゴシップや噂を聞く程度では、こんな事をするような人物とは思えなかった。
「…ま、それを調べるために此処に来ているんだろうが…」
1022
:
「ラピュセル」『さはぎん姉』
:2017/03/04(土) 22:18:46 ID:Fm547lts
>>1021
「現実問題として王都は壊滅状態、ヒトは獣になった。知るべき事は『治療法』だろう?」
乙女は周囲を見回しながら言う。
「最悪、動機も犯人も不明でいい。手段を知る事が出来れば良いんじゃないか?」
1023
:
とある世界の冒険者
:2017/03/04(土) 22:19:28 ID:W3noX3cE
>>1019
>>1020
――"例の3人"の活躍は冒険者たちの間では有名だ…それこそ、彼らを英雄扱いする者もいる。
――だが、そんな彼らが此処までの大事を引き起こせるものなのだろうか?
行き着いた思考をさらに噛み砕く
そもそも、人を獣にする病。果たしてこれをたった三人で作る事が可能なのか?
王都を麻痺させ、此処までの混乱を起こせるほどの病。そしてそれを散布する
果たしてそれは本当に彼らの組織が起こせる物なのだろうか?
少なくとも実験施設や治験出来る環境、そして其れをほぼ全ての諜報機関から隠蔽するほどの技術
ゴシップや噂が回っているレベルの有名人が起こせるのだろうか?
小国……いや、下手をすれば王国レベルの力が無ければ無理だろう。
「……分からん」
「だが、今は其れを調べる以外にない。例の3人……若しくは彼らがやらかした何か」
「そもそも、本当に彼らがやらかしたのだろうか……」
答える様に言いながら先に進む
1024
:
「疑惑…そして」1/2
:2017/03/04(土) 22:46:45 ID:kniq8XRc
「まぁ、その通りか…」
「だがなぁ…」
ラピュセルからの一言、たしかにそれが最善と言える
犯人探しよりも、崩壊した王都、獣になった人々を治療する方法
たとえ犯人見つけ、鉛玉を御見舞したとしても、上記の出来事が元通りになるわけでは無いのだ…
「やらかしたとして…奴らは何が目的だったんだ?」
シャキンの言葉に再び疑問の渦
動機が不明なのだ…答えの出ない事を悩むよりも
聖女の導きに従うのも良いのかもしれない…と、思いかけた所
「…貯水槽か。」
地図のルート通りに進むと、正面に広い空間が見える
図書館へのポータルへは、地下水路の貯水槽を経由する必要があるようだ
「――硝煙?」
貯水槽に続く出入り口に近寄るにつれ、焦げるような煙臭さが鼻に付く
それは皆が、此処に来るまでに嗅ぎ慣れた硝煙の香りだ
先頭を進んでいたレイヴンが足取りを止める。
「…先客が居たらしいな、小競り合いを起こしたらしい」
得物を構えて、貯水槽側から見えづらい壁沿いに移動するレイヴン
「―――3.2.1で飛び出そう…準備してくれ」
散弾銃のトリガーに指をかけ、刃を握る柄にも不思議と力が入る。
「いくぞ、3.2.1.――――」
勢い良く飛び出すと、目に飛び込んできたのは―――
1025
:
「疑惑…そして」2/2
:2017/03/04(土) 22:47:02 ID:kniq8XRc
―――鉄塊だ。
黒色の装甲を赤錆で穢し、全身に重武装を施したメタルゴーレムが
貯水槽の中央に鎮座している。
「ッ!!!…メタルゴーレムだと!?」
全くの予想外である、我々が戦ってきたのは獣
現在の装備は、その獣たちと戦うことに特化した装備だ
全身を金属で覆われたゴーレムとの戦闘は想定していない…が
「…動いていないのか?」
反射的に構えた散弾銃を下ろす…近寄っていくレイヴン
文字通り、全身に重武装を施したただの鉄塊だ
我々の目の前のゴーレムは、完全に機能を停止している
動力源として使われる魔石…もといマナクリスタルが、すべて砕かれている
「いったい誰がこんな事を…」
手前のメタルゴーレムをノックしながら、周囲を見回すレイヴン
コンコンと金属が響く音が虚しく響く。
1026
:
「ラピュセル」『さはぎん姉』
:2017/03/04(土) 22:59:21 ID:Fm547lts
>>1023
>>1024
>>1025
「先客が居た訳か…私達と同じような目的で先に進んでいる誰かかもしれないな」
ゴーレムを見ながら呟く乙女。
「直したら使えたりしないもんだろうか…単純に考えて戦力大幅増加だ」
『ぎょー』
「うん、これは食べれないだろうなあ……
いやいや、仮に食べられるものでも道に落ちているものを食べるのは……」
『ぎょ?』
「……まあ、君は大丈夫かもしれないが、うん」
ゴーレム=強い と言う単純な考えを思い浮かべる乙女。
半魚人は腹ペコなんだろうか…
1027
:
とある世界の冒険者
:2017/03/04(土) 23:09:11 ID:W3noX3cE
>>1022
「治療か……」
治す為の方法……皆目見当がつかない
だが、自身の半身もこの異変が勃発した際に何故か直っていた
もしかしたらあるのかもしれない
「……ある事を祈ろう」
ふと、有った時に散々獣を狩った自身は呪われながら生涯を終えるのだろう
そう思ってしまった
>>1024
>>1025
――「―――3.2.1で飛び出そう…準備してくれ」
「了解」
銃を先に構えて応戦の構えをする
――「―――3.2.1」
緊張がはしり
先に進んだレイヴンの声が聞こえて近寄る
――「ッ!!!…メタルゴーレムだと!?」
「メタル……ゴーレム?」
聞いた事がある。全身に甲冑を装備させたゴーレム
高火力と重装甲が売りである
だが、これはそんな物が玩具に見える存在だった
もしかしたら何処かの試作品なのかもしれない
――「いったい誰がこんな事を…」
「余程の手練れか……あるいは蛮勇を極めし者か……」
同じく辺りを見渡す
1028
:
「疑惑…そして」
:2017/03/04(土) 23:42:44 ID:kniq8XRc
>>1026
「治療――――」
半身の自由を失った旧友が元に戻っていた
そして、吸血鬼と化したはずの自分が、吸血鬼になる前の姿に戻っている
「…そうだな」
獣になった者達を元に戻す治療法…そんな淡い期待に、虚しい期待を寄せる
>>1027
「…まるで歩く火薬庫だな。」
全身にぎっしり積まれた火器を見て一言。
動力源がしっかり打ち砕かれている事をみるに、手練である事は間違いないだろう
そんな最中、さはぎんが空腹な様子を耳にして
「…コレは食えないんじゃないか。」
「そう、食うとしたら―――」
周囲を見渡しながら、視界の端に入る物
なんだあれ?血濡れている様だが、巻き添えを食らった魚型モンスターか?そう思った矢先
「食うとしたら、彼処に転がっているモンスターのしt……」
それが、満身創痍の騎士の姿とわかるまでに時間はかからなかった
「――――生存者だッ!!」
急いで騎士の元へ駆け出す狩人
この出会いは偶然か…それとも―――
To Be Continued...
1029
:
「会遇」
:2017/03/11(土) 22:19:20 ID:qgJQn/ms
図書館へつながるポータルを探すために、地下水路へ入った君達は
人喰い豚に襲われたり、はたまた奇妙な魚人の同行者が増えるなど
大小のトラブルに見舞われたが、地図の目的地に近いであろう貯水槽へとたどり着く
そこで見たものとは…
「―――おい、アンタ!大丈夫か!?」
左肩からどくどくと血が流れ出てぶらんとぶら下がり、右脚は本来曲がらぬ方向へと曲がり…
満身創痍―――そう言い表す他ない、若い王都の騎士が倒れていた。
『―――――――ウグッ…』
意識は無いが…まだ息はある、危機的状況にあるのは変わりないが。
火傷、出血、骨折、どこも重症である。
「ラピュセル!アンタ治療は出来るんだっけか!?」
声を荒げる鴉羽の狩人ことレイヴン…彼は治療に関して専門外、素人である。
素人目から見ても、目の前の騎士が重症だと言う事は明らかだった。
『獣』になっていない生存者だ…散々狩って来たが『獣』になっていないのなら救ってやりたいのだろう。
「シャーク!王都騎士の認識票ってどこに付いてるんだっけか!?」
騎士の名前を知ろうと、名前の描かれた認識票を探しているが
あまりにも重症すぎて、下手に触れない様子だ。
1030
:
「ラピュセル」『サハギン姉』
:2017/03/11(土) 22:34:50 ID:tNoh/TOE
>>1029
「治療はできる…が、この騎士には」
乙女が難色を示す。
「私が出来る事は対象自身の自然治癒力を強化する類のものだ。
今この騎士に其れを施したら…おそらく逆効果にしかならない」
『…』
1031
:
とある世界の冒険者
:2017/03/11(土) 22:38:03 ID:15qGngnQ
>>1029
「クソッタレ!」
――左肩からどくどくと血が流れ出てぶらんとぶら下がり、右脚は本来曲がらぬ方向へと曲がり…
――満身創痍―――そう言い表す他ない、若い王都の騎士が倒れている
――意識は無いが…まだ息はある、危機的状況にあるのは変わりないが。
――火傷、出血、骨折、どこも重症である。
「この階級だと胸の装甲が厚い所だ!内部にある!」
すぐさまアルスの階級を見破り、認識票の場所を伝える
騎士の場合、階級によって認識票の場所が様々である。リグレットの場合は肩らしき部分に有った
普段は装甲で隠れている物だ
シャキンはそのまま騎士のそばに向かい治療バッグを手に止血し始める
「出血が酷いな……死んでいないのが奇跡だ」
苦い表情を浮かべている
1032
:
とある世界の冒険者
:2017/03/11(土) 22:51:54 ID:15qGngnQ
>>1030
「なら出来る限りのことをするんだ」
銃創に止血薬を当てながらラピュセルにそう言う
難色を示しているのは理解している。無理に治療すればどうなるかも
だが、死んでは意味が無いのだ
――「私が出来る事は対象自身の自然治癒力を強化する類のものだ。
――今この騎士に其れを施したら…おそらく逆効果にしかならない」
「それは範囲は指定できるのか?」
ラピュセルに問う
その目つきや治療姿から手馴れている。恐らく下手な衛生兵よりもだ
「さはぎん、あんたは回復魔法は使えるのか?」
1033
:
「会遇」
:2017/03/11(土) 22:59:26 ID:qgJQn/ms
>>1030
治療系魔術には何種類かあると聞くが、大まかに分けられるのは
傷そのものを塞ぎ癒やす物…そして代謝能力を上げて自然治癒力を促す物だ。
残念な事にラピュセルのタイプは後者だったらしい
この状態でそれを使えば、文字通りの血の噴水が出来上がる。
「そっちのタイプだったか!」
シャキンと共にせっせと略奪した…もとい、集めた包帯などを使うときだ
懐から薄い金属箱を手渡すと、コンパクトに纏められた包帯と縫合セット
そして魔法製の消毒液。それが3つほど
「…悪いが応急処置の手伝いを頼む!魔法が駄目なら『実物』でやるしかない!」
>>1013
「これか!遊撃士騎士団 アルス・ストラグル…」
治療のため、胸当てを剥がすと内部にそう書かれていた。
アルス・ストラグル…かなり若い騎士だ、おそらくはまだ入って数年程だろう
今までに出会った騎士達…特に隊長格のヴァラハッド等と比べると
かなり軽装の鎧だ…それ故に一命を取り留めているが、同時に重症である。
「(…どこかで聞き覚えが)」
混濁した記憶を探る
アルス・ストラグル…アルス…アルス…どこかで聞き覚えがある名前なのだが
今の自分が聞いたのか、それとも『吸血鬼になった後』なのか…詳しくは思い出せなかった。
「(今はそれどころじゃないな)…あぁよく生きてるよ、本当に。」
「…顔に煤がある…って事はあのゴーレムを倒したのはコイツって事か。」
3人で応急処置を続けていく…
出血もひどいが、同時に火傷もひどい
肉の焼けた後の香りに爆薬の香りが交じる…嗅ぎ慣れた嫌な臭いだ。
1034
:
「ラピュセル」『さはぎん姉』
:2017/03/11(土) 23:00:29 ID:tNoh/TOE
>>1032
>>1033
「いや、精度を左右できる類のチカラでもないんだ。
そういった事をする為には…いや、すまない」
気落ちしている乙女。
それとは逆に。
『どけ、その状態は応急処置程度で如何にかなるものでもない』
さはぎん姉が ずい、と一歩前に出てアルスを見下ろしている。
気のせいか周囲の水滴がゆっくりと浮かんでいっているような…
っていうかまともに喋った?
1035
:
とある世界の冒険者
:2017/03/11(土) 23:04:09 ID:ofAvmoR2
[-[ = ]
動力炉を壊されたメタルゴーレムは自身の体よりも大きな――これは最早、「アームドベース」とでも言うべきか――
バラバラになったその兵器群の中、座り込むように機能を停止していた。
兵器群は破壊されているものの、本体には動力以外の大きな傷は目立たない。
一体ここでどのような戦いがあったのか、また、態々「動力」のみを破壊した理由とはなんなのか。
……その答えを知る騎士――アルス・ストラグルは、
血に塗れ、泥に塗れながらも確かに、生きては、いた。
1036
:
とある世界の冒険者
:2017/03/11(土) 23:22:04 ID:15qGngnQ
>>1033
「ソイツの名前をずっと呼びかけるんだ!向こうに渡らすな!」
自身の水筒でアルスの傷口に水を当てて幾つかの血管を縛っている
原始的な止血方法を実践している
そしてその手際は実に早いし手馴れている
「本当か!?たっく、王都の騎士は英雄しか居なさそうだな」
手当をしながらぱしぱしと励ましの言葉をアルスにかける
火傷の部分は皮をはがない様に抑えつつ固定させている
意識がもう少しあれば、荒い治療が待っている
>>1034
「気落ちする暇があるなら止血か手を握ってやれ。女の声ってのは案外男の意識には聞くものだ」
気落ちしているラピュセルに喝を入れる
女の声で呼びかけた結果生きかえった兵隊も幾つか体験してきた
今は最善を尽くすのみだ
「ったく、だれ……お前喋れるの!?」
――さはぎん姉が ずい、と一歩前に出てアルスを見下ろしている。
――気のせいか周囲の水滴がゆっくりと浮かんでいっているような…
の光景に目を丸くしている
だが、手は止めていないし、どいても居ない
どけば治癒魔法前に死ぬ可能性が高いからだ
1037
:
「会遇」
:2017/03/11(土) 23:39:09 ID:qgJQn/ms
>>1034
>>1035
>>1036
「…あーアルス!アルス!無事か?」
シャキンの希薄に押されて、ぎこちなく呼びかけるレイヴン
その間にも消毒液で治療を続けるのも忘れはしない。
「…さて骨折部分の固定具だが」
骨折した部分はどうしようもないとはいえ放置はマズい
ゴーレムが装備していた兵器群の残骸から、添え木の代わりでも漁ろうかと考えた所
「どけって言っても、ラピュセルお前さっき…ってうお!?喋れんのかよ半魚人!?」
そして後ろから響く女の声
あろうことか「ぎょ」しか言っていなかったサハギンが流暢な言葉を喋っているではないか
が、応急処置の手は止めない
とりあえず、半身の処置は終わった…できる限りだが
「…たしかにどうしようもないが、応急処置以外しなきゃ絶対に死n…」
彼が周囲に浮く水滴に気がついたのはその直後であった。
1038
:
「ラピュセル」『さはぎん姉』
:2017/03/11(土) 23:41:55 ID:tNoh/TOE
>>1036
>>1037
水滴があれよあれよと宙に集い、ぼん!と大きな音を立てる。
音と共にデカいクラゲのような、不可思議な生き物が現れ、
すぐさまアルスへと体当たりするように動き、その身体を丸ごと取り込んだ。
おそらくシャキンとレイヴンも一緒に飲み込まれる。
≪ぴぎゃあ≫
浮遊する巨大な水の玉のようなそれは、実際水のような何かで構成されている。
驚くべき事に肺へその何かが満たされても呼吸はできる。
後、何か異様に気持ち良い気がする。
『溺れはしないだろうからそのまま自力で泳いで出てくるといい。
少しだけ抵抗を感じるだろうが勢いよく行けば出られる』
じっくり観察すれば分かる事だが、
治癒の魔力の塊のような存在であるらしい生き物がアルスをしっかりと包んでいるようだ。
「…なんと、まあ」
1039
:
とある世界の冒険者
:2017/03/11(土) 23:55:25 ID:15qGngnQ
>>1037
「骨折部分への治療はまだ」
そう言おうとした瞬間
>>1038
気が付いたときには水の様な何かにつつまれた
《――『溺れはしないだろうからそのまま自力で泳いで出てくるといい。
少しだけ抵抗を感じるだろうが勢いよく行けば出られる』
じっくり観察すれば分かる事だが、
治癒の魔力の塊のような存在であるらしい生き物がアルスをしっかりと包んでいるようだ。》
何ごとかと思ったが、内部での観察から回復魔法の一種と確認し、そのままアルスの骨折部分を正しい位置に直してから出てくる
「何だこれは……」
疲れた様な声を出すシャキンだが内心はほっとしている
此れでしばらくはあの青年は大丈夫だろうと
「てか、喋れるのなら教えてくれよ」
疲れた様にそういう
1040
:
「会遇」
:2017/03/12(日) 00:11:17 ID:ondsFYvY
>>1038
>>1039
「…おー、すげーなこりゃ。」
ふわふわと浮き上がる水滴を見て、感嘆の声を上げる
さて、彼の脳内ではこのまま恵みの雨みたいのを降らせるのかな…と思いきや
≪ぴぎゃあ≫
眼前に広がる、クラゲみたいな水棲魔法生物が飲み込んできた。
「ガボガボガバガボガボガオウガオウゴボブオゴブボブボブボ―――!!」
《―――溺れはしないだろ「ゴボブオゴブボブボブボ」うからそのまま自力で「ガボガバオウガオ」出てくると「ボゴボブボ」
少しだけ抵抗を感じ「オウガオウゴボブオゴブボブボブボッ―――!!」 》
完全にパニックを起こして、治癒されるアルスを横に一人だけもがき倒している
残念な事に、せっかくの解説もまったく聞こえていないようだ。
息が吸えると言うのに、完全に『息が出来ない』と思い込んでおり、自分で息を止めて溺れている。
さんざんもがき倒した後、全身ぐっしょりしながら出てきたのはしばらく後…数分近くもがいてたと思う
皆の脳裏には同じ言葉が浮かぶだろう
――――何やってんだコイツ
「ゲホゴホッガボッ…クソッ何しがやるんだコイツ!」
散弾銃銃を構えるが、周りの白い目をみて、もがき倒してたのは自分だけだと気がついた様子
静かに散弾銃を下ろした後
「………喋れんのかよ、ありゃ一体何だ」
この言葉がひねり出されたのであった。
1041
:
「ラピュセル」『さはぎん姉』
:2017/03/12(日) 00:18:34 ID:Ne4isx3k
>>1039
『ニンゲンとは声帯の構造が違う、流暢にニンゲンの共通語なんぞ喋れる訳もない』
「……ああ、するとこの声は」
『思念だ』
「成程」
>>1040
「レイヴン…」
微妙な表情を浮かべる乙女。
どう言葉をかけようか考えている節がある。
『何と言われるとだな…何だろうな?』
呼び出した本人もよく分かっていない様子。
『借りモノだ、あるヒトの。借りモノといっても私だけが使えるというのではなくて…
……説明が面倒なので省かせてほしい』
「ま、まあ当面の問題は解決したんじゃあないか?
このまま適当な場所まで運ぶ事もできそうではあるし」
1042
:
とある世界の冒険者
:2017/03/12(日) 00:34:16 ID:HvGpFEGI
>>1040
「いや、まぁ……普通そうなるよな……」
やや引きつった笑みを浮かべている。
実際の所、彼の行動を笑えるわけでもない。たぶん、この事件が起きる前の自分なら同じく溺れていたと思うからだ
この事件がおきてから、いったんは落ち着いて周りを見る事にしたようだ
>>1038
「思念ねぇ……」
なら何でラピュセルが通訳していたのだろうかと思ったが、これで話すのは疲れるのだろうと自己完結をし始める
「このしかし、運ぶと言ってもだ何処にだ?まさか図書館か?」
ここから拠点まで結構離れていたはずだから必然的に図書館になる
しかし、図書館が安全であるという保障もない
かと言って、この場所もさっきの豚を見れば……
「護るものが増えたな」
頭を掻きながらしばし考えるしぐさを始めるのであった
1043
:
「会遇1/2」
:2017/03/12(日) 01:03:06 ID:ondsFYvY
>>1041
>>1042
「…ゲホッ、思念で会話できるなら好都合だ…なるべくそれでお願いしたいところだね」
露払いをして、いつものシリアスモード
そして浮遊する水球で治療を受け続けるアルス…彼を守りながらどちらへ行くかが問題だ
少なくともここからフルークガストの拠点までは遠すぎる
地下水路から出てハイおしまい、というわけではなく
実際は汚泥にまみれた、王都の水路から狩りを続けながらここまで来たわけで…
「その心配は無用だ、シャーク。」
そこで鶴の一声ならぬ、鴉の一声
「アルス…アルス・ストラグル…思い出したぜ」
「ヤツ( 混)と関わりがあったはずだ…コイツはな
『今の俺自身』の記憶なのかは定かではないと思うが…ぼんやりと覚えている」
そう、この若い騎士も同じように図書館を目指していたのだろう
混沌の魔王…魔の付く者達に会うために
「そしてヤツ( 混)と繋がりがあるのなら…例の三人にも行き着くはずだ。」
偶然か、必然か…?
道中で出会った、騎士がこの事件の要人につながる可能性があるのだ。
「貯水槽を超えたらすぐそこのはずだ…連れて行くぜ。」
先頭に立ち、歩きだすレイヴン
「にしても…このゴーレム…一体何なんだ?」
そんな一言をぼやくのであった
1044
:
「会遇2/2」
:2017/03/12(日) 01:03:59 ID:ondsFYvY
地下水路移動魔術陣
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「此処だな…」
目的のポータルはすぐそこだった
幸いにも道中での獣の襲撃はなく、静かな時間が過ぎていったのみだ。
眼前に広がる"ポータル"とよばれる円形の部屋
先ほどの貯水槽と作りが似ているが、水が貯められているわけではない
つなぎ目1つない足元には、びっしりと魔術陣が刻まれており
刻まれた紋にそって、浄化された水が糸のように流れ込んでいる
地下水路によって浄化された水からマナを取り込んでいるのだろうか?
実際、細密すぎてよくわからない…足元をみてると目が疲れてくる程だ。
そして、部屋の中央に身の丈ほどの楕円状の物体(モノリス)が浮いている
質はさながら黒曜石の様だが、それにも魔術式がびっしりと刻まれている
ちょうど腕の高さが届く位置に、手形のような物がある…かなり強い魔力反応
「…ま、コレに触れば『図書館』へ行けるって事か?」
モノリスを背に向きかえるレイヴン
「――皆、引き返すのなら今だ。
多分、この先へ踏み込んだら…『1抜けた』ってわけにはいかない。」
…どうあれ、この先は『獣』ではなく『魔』の付く者達が蠢く空間
そして『獣の病』の手がかりを探す事になるのだろう…つまり恐ろしい真相へ探求する事になる。
そこまで踏み込んだ者が途中で逃げ出したからとはいって、それが生きたままとは限らないのだ
此処から先はさらに凄惨な狩り…否、それ以上の物が待ち受けているのだろう
今この瞬間が『離脱』する最後のチャンスなのだ。
1045
:
とある世界の冒険者
:2017/03/12(日) 01:19:34 ID:HvGpFEGI
>>1044
「これが……ポータル……」
円形の部屋を見わたす。
つなぎ目1つない足元には、びっしりと魔術陣が刻まれており
刻まれた紋にそって、浄化された水が糸のように流れ込んでいる光景
シャキンの中ではこれ程の場所は初めてなのである
―「…ま、コレに触れば『図書館』へ行けるって事か?」
「恐らくな」
首を盾に振り肯定する
――「――皆、引き返すのなら今だ。
多分、この先へ踏み込んだら…『1抜けた』ってわけにはいかない。」
「離脱か……元からそんな気はないさ」
シャキンは知りたがっていた。この事件の真相
そして、何故自分は歩けるようになったのかも
何故リグレットはあのような姿になったのかも
全ての答えを聞き、それを解決する使命があるのだ
1046
:
「会遇」
:2017/03/13(月) 10:17:00 ID:woR6a1zs
>>1045
「…そう言うと思ってたよ。」
以前にも似たようなことは聞いたのだ…答えは同じだった。
そして再び聞いた、同じ答えだ。
「さぁ行くぞ…。」
モノリスの手形に手を置くと刻まれた文字が青白く輝き、周辺が淡い光で包まれる。
それは徐々に大きくなっていき、ついには部屋全体を支配する。
視界が完全に真っ青になった後、続く浮遊感。
『工房』に入る時の感覚と似ている…
まばゆい輝きが消えたかと思うと
一行は、その部屋から姿を消した。
貯水槽の真ん中で佇み、眠り続けるゴーレムを残して…
...to be continued
1047
:
うさぎ
:2017/11/06(月) 03:23:44 ID:a0l8AeZg
tp://ssks.jp/url/?id=1451
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