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巨大地下水路
1009
:
鴉羽の狩人
:2017/02/25(土) 17:28:11 ID:MeeZEIOQ
>>1007
>>1008
―――ズンッ!!!
空間が歪んだとでも言うべきだろうか
結論から言えば、ラピュセルの予想は『的中』した
目の前の巨豚は、ただ大きいだけの豚ではない
何かしら実体から『外れた』存在なのだ
正面から突っ込んできた豚が、槍に接触した瞬間だ。
半壊した顔面が、透明なボールが顔にめり込んだようにひしゃげ、突進の勢いは完全に静止する!
「―――貰った。」
回避したレイヴンが散弾銃を構え、トリガーを引く
火花をちらしながら撃鉄が下がる、雷管が起動し炸薬が一瞬で燃焼する。
それにより、凝縮されたエネルギーが水銀弾を押し出す
重たくて、鈍い音を響かせながら、二本の銃身から幾つもの水銀弾が発射される。
至近距離から発射されたそれは、巨体に向けて一直線…そして命中
銃弾が豚の皮膚に触れた瞬間、それは液体状の金属となり強烈な威力を生む。
―――ズドンッ!
『ビギィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ』
豚の横っ腹に叩き込まれた水銀弾が、半身を『吹き飛ばす』
硝煙の香りに混じって、肉の焦げる匂いと真っ黒な血と組織が散乱する!
「―――!!」
だが、豚はまだ生きている!それどころから暴れだしかねない勢いだ!
再装填は諦め、右手の獣狩の刃のトリガーを引く
―――ジャキン!と
金属がこすれる音と共に畳まれたノコギリ状の刃が展開、分厚い鋭利な曲刀と変化
銃撃を終える間も無く、無骨な刃の一撃を叩き込む。
吹き出る鮮血、それらすべてがレイヴンを真っ赤に染めていく
「―――えづくじゃないか…」
血を浴びながら、鴉羽の狩人はそうつぶやいた。
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