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帝国博物志
692
:
とある世界の冒険者
:2014/04/07(月) 22:23:49 ID:zeuL26BU
学園都市「テヴェレ」
ジグザール王国領。王都より北西に位置し、王都から徒歩で片道一日程度の距離。
王国内でも五本の指に入る名山「エドゥアル山」の麓に位置し、自然の多い風光明媚な都市である。
「亜人類の街」ということでも知られ、中でもエルフとドワーフ種が多く、また、人間との混血も進んでいるため、純粋な人類はやや珍しい。
また、自我を獲得した人形やゴーレムといった人造的な特殊種族も存在し、市民権を得ている。
名産は岩塩と羊肉。特にテヴェレ産の羊肉の塩漬けは旅の携行食として最適とされる。
この都市が学園都市と呼ばれるのは、都市中央に位置する巨大な学校「テヴェレ学園」に由来する。
小〜大までの教育機関と、都市の行政機関を担う巨大な施設であり、校長と市長は兼任されるのが慣わし。今代の校長は齢500を越えるエルフのクラウディウス氏。
「市民総学徒」を謳い、市民は大学を卒業しても何らかの形で学校と関わることになる。
学校で学べるものは様々で、複数の履修コースが存在する。近年人気なのは、「魔術コース」と「技術コース」であるらしい。
修めた知識を用いて各地に飛ぶ若者が多い一方で、留まって教師や地域の産業に貢献する若者は減少傾向にあり、都市の内外から優秀な人材をスカウトして回る事態もしばしばである。
麻・∀・)なにかあれば麻婆まで
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