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帝国博物志

666王都立図書館蔵書 「魔物大百科」の一項目:2011/06/10(金) 11:10:37 ID:VzRJQTAs
『7.愛玩魔物化』
コットンシールは近年になって愛玩魔物化が進んでいる。
気性が大人しく知能は高く、雑食性で環境適応力も高いため、
愛玩用として売買するために飼育する業者も現れ始めた。
ペットショップにて小売りされている個体は魔力封印処理が施されているため、
小さい子供がいる家庭などでも安全である。
まだ認知度は低いものの、密かなムーブメントになりつつある。


『8.主な種類』
ここではベルジニア周辺諸国に棲息する主な種類を紹介する。

「ベルジニア・ブラウンコットンシール」
ベルジニア領海の島々に棲息する。
ややカール気味な薄い茶色の体毛が特徴で、魔力弾を吐く。
元々体毛がカール気味なため、成体になる予兆を見抜きにくい。

「ジグザール・スノーコットンシール」
ジグザール北部の寒冷地域にある湖周辺に棲息する。
雪のような純白の体毛が特徴で、冷気のブレスを吐く。
愛玩用としては最も人気の高い種類。

「ソルビニア・グレーコットンシール」
ソルビニアの大きな湖周辺に棲息する。
灰色がかった体毛が特徴で、水のブレスを吐く。
また、他の種類よりもやや体毛が長めである。


『9.突然変異』
数年前に報告された突然変異体。
ジグザール北部の寒冷地域に存在するコットン・シール猟を生業としていた村で、巨大化した雌と雄、2匹のコットン・シールが発見された。
雄は体長が約22m、体重は概算であるが約300t、
雌は体長が約20m、体重は概算で320tに及ぶ。
2匹は夫婦関係にあり、5匹の仔供を設けていた。
仔供達は皆一様に通常のコットンシールと変わりなかったため、この突然変異は遺伝はしないようである。
村にある広い氷洞窟内に棲息しており、巨大化し過ぎたため出られなくなってしまったらしいが、
何故そこまで巨大化したのかは現在でも不明であり、学者達の頭を悩ませ続けているようだ。


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