したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

帝国博物志

665王都立図書館蔵書 「魔物大百科」の一項目:2011/06/10(金) 11:09:30 ID:VzRJQTAs
『5.コットンシール猟』
コットンシールの持つ体毛は毛皮としての価値が高く、昔からコットンシールの狩猟で生活している地域も存在する。
近年は他の魔物などの毛皮が流通しやすくなったために無くなったが、一時期は乱獲が行われて問題視されたこともある。


『6.原種との違い』
原種であるアザラシとは異なる点が多々ある。

『6-1.魔力』
ブレスや簡易な魔力弾を放つことができ、狩猟や縄張り争いなどの際に用いられる。

『6-2.形態』
原種は小さい種でも体長1.2m、体重50kg。大きい種では体長6.5m、体重7tにもなり、その体形の幅は広い。
コットンシールは大きな体形の違いはなく、基本的には最大でも体長1.2m、体重40kg程度である。

また、原種の幼体は保護色となる体毛を持っており、成体になる際に生え変わってより遊泳に適した体毛となる。
コットンシールは生え変わりはするものの毛質は変わらず、成体になってもふわふわとした体毛のままである。

『6-3.環境適応力』
原種は寒冷地域なら寒冷地域のみ、温暖地域なら温暖地域のみ、
といった風に、棲息地域の気候環境でしか生きれない。
しかしコットンシールは種や棲息地域に関わらず、
ある程度の水源さえあれば、よほど過酷な環境でなければ生きていける。
これはより棲息地域を広げることで、種の保存率を高めるための変異であると推測される。

『6-4.繁殖』
原種は妊娠期間が約1年、出産は基本的に1匹である。
コットンシールは妊娠期間が約半年ほどで、出産は一度に2〜3匹を産む。
原種より小型化したため、より効率的に種を保存しようとした結果であると言われている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板