帝国博物志

635：とある世界の冒険者：2010/03/02(火) 22:57:50 ID:96v9BEaw: 【シャドウ】
もう一人の自分自身と言われる影の存在。きっかけも何もなく、稀に突如として現れオリジナルの存在に襲いかかってくる。
資料がないに等しく、魔物なのか妖なのか、全く別のものなのかも不明。
一説には自身の心が潜在魔力によって具現化された姿とも言われている(魔力をもたない存在のシャドウが出現したとの情報からこの説はあまり有力じゃない)。
姿形は勿論、身体能力や潜在魔力、性格や心まで全てオリジナルと同じ。
唯一の違いは、シャドウはオリジナルに対し異常なまでに好戦的であることのみ。
そのことから、シャドウはオリジナルを倒すことで自身オリジナルの存在になりかわろうとしているのではと推測されている。
シャドウはオリジナルの前にしか現れないので、オリジナルと一緒にいれば判断がつくが、シャドウとオリジナルが交戦中の時だと、本人以外には判断が難しい。
資料があまりに少ないのは、シャドウと遭遇することが一生に一度あるかないかぐらいだからである。
そのため、現状では二度遭遇したら一度目とどう変わるかは全くわからない。
現在わかっている性質から、遭遇するまでにオリジナルが培った経験も全て引き継ぐのではないかと推測されているが、真相は定かではない。

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