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帝国博物志
631
:
とある世界の冒険者
:2010/02/22(月) 23:08:54 ID:iBm9M8JQ
『モリシー異能力専門学校』
一応王国内なのだが王都からだいぶ離れたこの世の果てのような辺境に存在する学校。
魔法の才能の無い者達を集めて『核言』という東洋の文字一字を力の媒介とした能力の開発を行っている。
入学の際に核言を一字与えられ、卒業までその核言一字だけで様々な試験を突破しなくてはならない。
卒業と同時にもう一字核言を与えられ卒業生は核言を2字保有している。
『核言』
東洋で使われている文字である『漢字』が持つ意味を媒介にした異能力。
『火』という文字ならば火を操る力を、『剣』という文字なら剣を造り出す力を得る。
魔翌力や気などを消費しないという利点があるが非常に疲れやすく、長時間の戦闘は基本的に不可能。
核言によっては長時間の戦闘が可能な物もある。
モリシー異能力専門学校では1人の生徒につき1つの核言が入学時に与えられるが、完全にランダムとなっている。
また、『火』『水』『土』『風』などと言った4元素を表す文字や『王』『帝』『皇』『神』などと言った文字は扱いが難しい為とされており、中でも後述の4つは『禁句』と呼ばれ生徒に与えてはならない核言とされている。
核言を持つもの同士が協力し合い1つずつの核言を合わせ能力を発動させる事も可能。
例)『火』の核言が2つで『炎』 『山』と『風』の核言で『嵐』
また『獣』や『虫』などと言った種類を表す核言は一字で様々な能力を持つが、『虎』や『蜂』などの核言に比べれば1つ1つの力は弱い。
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