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帝国博物志
616
:
とある世界の冒険者
:2009/12/14(月) 21:28:53 ID:hQk1lH0w
双子の竜のお話。
水の都と呼ばれた都市にこんな記録が残っていた
「われらの都市の繁栄があるのは双子の竜、ソイタルとサイタルが為、彼等がわが国に眠る間この繁栄は続く。
されど、彼等が目覚めこの都市から離れることがあれば滅びがくるだろう。」
伝聞によると兄、ソイタルの体色は青と白を基調とした竜
その妹のサイタルは赤と白を基調とした竜。二匹とも人の言葉を理解することが出来るといわれる。
また自分の姿を変化させたり、人に見つからないように姿を隠す能力を持つといわれる。
なぜその竜の伝聞が残っているかというと、水の都と呼ばれた都市が巨大な津波に飲み込まれ滅びた後に
津波から生き残った人々がその双子の竜の姿を確認したからだ。
以後、各地にその姿が確認されている。
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