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596：とある世界の冒険者：2009/10/05(月) 17:08:30 ID:nYHBZtRI: 【武装中立王国ウスイズ】

大陸に存在する巨大な湖の中央に浮かぶ陸の孤島で高い山を有している。
其の地を流れる『力』は特殊で放置しておくには危険すぎたと伝えられていた。
だが紆余曲折を経て、制覇した冒険者達によって其の地に国が作られた。

建国当初のゴタゴタの結果、様々な人種と文化が混じり合い、
現在はレアメタルの産出を主にして独自の魔術と武術技術を持つ種族と思想に寛容な国家となった。
候補の中から長を決める上で、国民全員から意見を募る等、和と実力第一主義が混ざった文化を持ち、
中立を謳い、有する『多様な防衛手段』も自国内の専守防衛にしか使用しない体制を頑なに守っている。
当然中立故の問題である自給、外交、戦略、魔族関係対策には余念がない。

湖には凶暴なマイナードラゴンが複数種生息し、上空は特殊なマナの風が吹き荒れている。
其の為、交通手段は東西南北から伸びた4つの長く幅の広い大橋を渡るのが一番安全で確実な手段である。
余りに巨大な為、橋の上に宿や店があるのは世界広しと言えど此処位のものだろう。
同時に製造過程が不明瞭で数多くのゴーレムが組み合わさって出来ていると言う噂が囁かれる程、謎も多い。
尚、東西南の橋の両端には関所に該当するものも設置されている。

国は大まかに、東魔術街、西武術街、南産業街、北犯罪街、中央政治街に分けられる。
その名の通り方角と街の一番活発な事柄を示している訳だが、
北は当初から悪い意味での人種の流入が相次ぎ、治安と生活レベルの水準が他の街と比べると実に低い。
結果として他と隔離するように高い壁が作られ、犯罪街への出入りは制限がされている。

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