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帝国博物志

578とある世界の冒険者:2009/08/29(土) 22:30:58 ID:Mjdnj3dQ
【ヴィレゲフュール】

世界に存在する『力』は『意思』と『感情』によって齎される、という考え方と用い方である。
此処で言う『力』とは一般で言うオーラ、マナ、チャクラ、プラーナ等を指す。
有り体に言ってしまえばマイナーで古臭い根性論であるが、
精神の状態によって扱う『力』の質が大きく変わる現象は多くの報告がされている。
また、この理論で行くと発現する『力』と属性は『意思』『感情』によって変容しうるらしい。
単純な解説だと同じ個体でも、
『魔法を使う意思』を持てば己の『力』は魔法となり
『気を使う意思』を持てば『力』は気になりうる、と言う事になる。
無論、個体の適性や『意思』を明確にする為の修練等は必要だが。

『力』の系統立てが確立していなかった頃には『力』の探求法として用いられた事も多く、
今現在も極少数の者がこの方法(座禅など)を用いて自身の可能性を見極めんとするらしい。

固有の能力として『意思』を用い『感情』を衝撃派として掌から放つ『マイト』と言う技がある。
放つ、と言っても有効射程は自身の掌程度、有効範囲は自身の掌を半径にした球になる。
一般的な攻撃魔法の様に瞬間的に放つ事も、『力』を溜める事も可能で、威力も同じ位だが、
技の発現まで其れが魔法なのか気なのか他の何かなのかが使用者自身にも定かでなく、
属性が付加されているか、付加されているとしたらどんな属性かも完全には定まらない。
これは『大きな絶望から力を求める意思』を持つ同じ個体から放たれる『マイト』が、
時に闇属性の魔法だったり、邪な気であったり、只の妖気であったりする例から、
自身の意思の拠り所や気質等、『感情』と他にも様々な要素が絡んでいる為とされている。
が、元々大雑把な『力』の概念を有している為、マイナーな事も加え完全解明には至っていない。


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