帝国博物志

573：とある世界の冒険者：2009/08/27(木) 07:37:16 ID:eu3KSvno: 【とある解法】
危険過ぎて使用禁止とされた禁断の術。
その効果は凄まじく、あらゆる結界術を解くというもの。
その代償もまた高く、解く対象にした結界術の強さに比例し、何人もの人間の命が必要となる。
この術で結界術を解く手順は、まず地面に五亡星の印を印す。
そして生贄となる人間をその五亡星にのせ、術を発動する。
そうすると、五亡星から光が放たれ、生贄達を包み込む。
そうすることにより、生贄達の命は尽き、変わりに小さな魔力の珠のようなものが精製される。
その魔力の珠を結界にぶち当てることにより結界を中和し、解除は完了する。
この術の発動条件自体が人間の命であり、どれだけ弱い結界を解くにも最低一人の生贄が必要になる。
前述した【守護方陣】のような強力な結界を解こうものなら、小さな町一つ壊滅させるほどの生贄が必要になる。

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