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帝国博物志
569
:
とある世界の冒険者
:2009/08/27(木) 02:14:01 ID:21YTXICE
【魔力性筋萎縮症 〜Magical Muscular Atrophy〜:通称『MMA』】
魔力に異常が起こり、筋力が低下していく病。
運動系が広範に障害される。症状が重くなると、物を掴む、腕を上げる、歩行、食事、排泄等が自身では困難になる。
末期では心臓の筋力低下による停止、呼吸筋麻痺による呼吸停止などで死にいたる。
1000万人に1人の確立で発症。比較的低い年齢の層で発症する。男性よりも女性のほうが発症率が高い。
魔力を持たない者には発症しない。
発症後、治療を行わなければ3〜5年、治療を行っても6〜8年で死亡する。
原因
不明。
ウィルス性ではないとされる。遺伝性の可能性が強い。
魔翌力生成の過程でなんらかの理由により肉体的な生命力を消費する形になったという説が有力である。
治療法
根治させる治療法は現在ない。
治療法は魔力を液体に変えた物を点滴により体に注入するしかない。
魔翌力には上限があり、その上限の最高値を維持すれば筋力低下は起きない。
魔力は維持するために魔力を使用していると言われている。そのため、魔力は常に上限を下回っている。
上記の治療法は1日に行える量が限られており、従って病は進行する。
この治療は延命治療と言える。
輸液量は1日に約1,200〜3000mlが限度で、それ以上の大量輸液によって心肺不全を起こしたケースが確認されている。
輸液は2〜3時間で行われる。
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