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帝国博物志

563とある世界の冒険者:2009/08/24(月) 20:12:51 ID:BBh1mPgs

【キャストブレイカー】
古代魔法。
自身が触れた魔術の構築を乱し相殺、または破壊して、それに使用していた魔力をある程度還元して無属性の衝撃弾として放出するカウンター魔法。
相殺出来るタイミングは非常に短い。その為に対象が数多の術(弾幕までいかずとも複数弾)は一つを消して一つを相[ピーーー]るのが関の山。
また、照射系の魔術(何かを放出し続ける)タイプも相殺しきれない。

詠唱により術が発現しかけている(要は詠唱中の魔法)は一方的に破壊することが可能
ただしその場合衝撃弾は出せず、キャストブレイカー発動者自身がダメージを受ける
発現している術は一瞬とは言え身体で受けねばならない為、モノによっては軽減程度しか出来ない
(例:既に放たれた風の刃の魔法にキャストブレイカーを発動しても身体の表面は斬られる
  魔法で作り出した武具で攻撃された際に発動に成功しても、相手の技術、己の防御技術などによっては自分も重傷を負う)

また、対象者の魔術による軽重問わず何かしらの攻撃を受ける必要もある。
障壁による防御、武器による防御、直撃は問わないが、その術に近しいものを受けるほど”クセ”の理解が出来る為にキャストブレイカーの成功率が向上する。
クセを全く理解せずに発動することは不可能。

キャストブレイカーの発動自体に 詠 唱 が 必 要 。
詠唱後待機状態にすることは可能だが、魔力を必要としない行動しか取れない。
詠唱後キャストブレイカー以外の魔力を使う行動を取るとキャストブレイカーの発動が暫くの間出来なくなる。
(詠唱完了した分のキャストブレイカーだけでなく、反動としてクールタイムが必要。クールタイムはおよそ5レス)
また、ランクが高い魔術をキャストブレイカーする為には長い集中が必要。(詠唱を延ばす必要がある)
許容量を越えた魔術(キャストブレイカー発動者と術起動者の魔力、詠唱の長さの差などにより)は相殺し切れなかった分をゼロ距離で受けることになる。

発動さえすれば自身の魔法の発動直後の相手に即衝撃弾を放つこと自体は魅力的だが
・魔法の構築の知識
・術の綻びを見つける眼力
・相手の術の発動タイミングを見極める知略性
・相手と自分と対象物の位置の空間把握能力
・相手の術を破壊し、還元しきるだけの魔力
を兼ね備えている必要があり、更に
・有効対象が一つ
・無詠唱に対しては意味がない
・物理攻撃を交えたものは衝撃弾より相手の腕力の方が強かった場合物理部分がモロに直撃(相当な怪力が相手の場合のみだが)
・失敗、オーバーフロー時の零距離直撃
などのリスクがある為、使い勝手が悪く廃れたものと見られる。
主に修練…というより、試し撃ちが危険だからというのもあるだろう。
ちなみにキャストブレイカー同士が衝突した場合、何もおこらないのでシュールな状況になる。


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