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帝国博物志
549
:
とある世界の冒険者
:2009/07/10(金) 22:24:51 ID:Ku9e8ChM
・病名「ドッペルゲンガー」
通常の人間では持ちきれないほどの大量の魔力を体の中に持っている場合にのみ発症する
飽和気味の魔力が、本体が寝ているときに外に溢れ、本人の生命力と混ざって体のような物を構築し、
自分と同じもう一人の自分が生まれてしまう
生まれてしまったドッペルゲンガーは、その人間にとって最も優先順位が高いとされてる事に関連した行動を取る
また、本物と出会ったドッペルゲンガーは一時的にその場から逃走するが、しばらくすると戻って来る
魔力体である為、魔力を無効化・吸収する物に触れたり、
怪我をしたりすると、魔力が減って体が少しずつ小さくなっていき、
最終的には消滅してしまう
身につけているものなどは本人がドッペルゲンガーを生み出した時の物と同じ物を身につけているが、
全てが魔力でできている為、通常の物と比べて非常に質が低くなる
病気に認定されているのは、一歩間違えればこの現象が死に繋がるからである
ドッペルゲンガーは持ち主の魔力と生命力を奪って生まれ、
その体を維持する為に本人から継続的に魔力と生命力を奪い続ける為、
長期間ドッペルゲンガーを放置していると、気付かない所で体が衰弱して行き、
最終的には本人が衰弱死してしまうからである
今のところ、人間のみが発祥する病気である
以下ドッペルゲンガーの特徴
・基本的に喋らない
・何も食べない
・体温が若干低い
・触覚が無い
・体重が軽い
・足が速い
・出血しない
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