帝国博物志

492：とある世界の冒険者：2009/03/12(木) 21:05:30 ID:.pcDJVkU: 符術

名前の通り札を駆使する魔術。
利点としては魔術師として多数の魔法を使うよりもコストを抑えられる。
これは札を作る際に予め魔力を込めているために、発動による僅かな魔法力だけで済むためである。
欠点としてはまず札の使用、手の形で印を結び、言葉による発動という三段階を踏まないと術が成り立たないこと。
どれか一つでも欠けたら技は出せず、また通常の魔法が詠唱から発動なのに比べて矢張り発動が遅い。
通常の札は一枚に込められる最大の魔力が決まっている為に何枚も重ねて貼るなどしない限り高い威力は出せないこと。
これらの事を踏まえ、総魔力は少ないが体術にも長ける者が使うケースが多い。
札の枚数制限などは無いが、発動に伴う魔力消費が少ないと言えど全く消費しないわけではないのでなくなったら当然使えない。この点は魔法と同じである。
使う札、印、詠唱の複雑さは欠点だが、多彩なレパートリーを生む長所でもある。使い方次第では深い戦術性を期待できる。
札は通常一度使えば破けて使えなくなる。

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