帝国博物志

374：とある世界の冒険者：2008/06/07(土) 23:57:31 ID:GjlGWxbw: 【ヴィジャ家】
さる国で力のあった貴族の家系。しかし現在は没落している。
その原因は直系のみが代々継いで行く「銀の眼」という特殊な秘術に関連する。
水の魔術に特化した家系であると共に、様々な武術顧問が代々訓練を担当している。
初代頭首から厳格な教育を遵守しており、実子であろうと容赦はしない。
その程は秘術が不完全に受け継がれた子息を「紛い物」と呼び、処分しようとした事態がある事からも伺える。
徹底した武を叩き込むものの、領地を戦で奪い取るといった風な為の力の訓練では、本来はない。
過去より秘術を守り、悪用されぬが為の護身である。
だが秘術の存在を嗅ぎつけ、我が物にせんとする者の策謀に嵌り壊滅。
頭首はその時に秘術の奪取を不可能とする為に自決。公女である一人娘の消息は不明。
家宝であった二振りの刀も消失している。

【銀の眼】
上記にある通り、ヴィジャ家直系に伝わる秘術。
両の目に特殊な術式が刻まれており、詠唱の簡易化及び
自身の限界以上の魔力の放出を可能とする。
しかしそれを制御出来る魔力が無い限り、少々の使用でもいとも簡単に暴走する。
内包する魔力の限界を底上げする物ではない。

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