帝国博物志

349：とある世界の冒険者：2008/04/10(木) 01:06:11 ID:Hso5dAKY: 神便鬼毒酒（ｼﾞﾝﾍﾞﾝｷﾄﾞｸｼｭ）
東方最強の鬼と伝われる、酒呑童子を葬った対鬼毒酒。
鬼が飲めばたちどころに力を奪われ、人がこれを飲めばむしろ力が沸き出てくると言われている。
酒呑童子はこれを飲まされ動けなくなった所を、かの名刀童子切安綱で首を刎ねられ死んだと伝えられる。
（なお、これはあくまでお伽話の類であり、この世界でこの鬼が存在したか否かは不明）
キノコ野郎が蘇芳に使った魔法は、この毒酒を魔力で再現したものであるが
所詮キノコ野郎程度の魔力では、一度限りという制約下でしか発動できなかった。
しかも、不完全な形でしか再現できていなかったものと思われる。
蘇芳が弱っていなかったら、容易に無効化されていたかもしれない。

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