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帝国博物志
342
:
なぜなに魔法世界
:2008/04/01(火) 16:59:03 ID:viD0mhNk
「よぉ 虫けら共。
久々のなぜなに魔法世界?とやらは、この俺、蘇芳が担当するぜ。ありがたく思えよ。
今日は『鬼』についてだ」
【鬼って?】
「説明なんか要んのか? これ。
まぁ良い。鬼ってなぁ、妖怪・妖魔の中でも最強の内の一つに数えられる種族だ。
角を持ち、怪力や様々な術を振るう存在だな」
「有名なのになると、大江山の酒呑童子や、酒呑童子の家来の茨木童子。あとは信州の紅葉って鬼女か。
まぁ 今挙げた連中は文字通り化け物だ。俺でも勝てる気がしねぇからな」
【鬼の種類】
「んでまぁ、その鬼にもいくつかの種類がある。
最初から鬼として生まれる奴、怨によって人から鬼に成る奴、儀式によって冥府魔道の力を借りて自ら鬼になる奴、と様々だ。
今挙げたのも一例だからな。全部挙げ出したら切りがねぇ。
ま、俺は最初から鬼として生まれたタイプだがな」
「んで、さらにそっから幾つかの種類に分かれるが……これは面倒だから割愛だ。
俺の一族に当てはまるものだけを説明すんぜ」
【蘇芳の一族】
「俺の一族は、人の放つ"怨"を喰らって生き、その力を増す。
"怨"ってのは、簡単に言やぁ負の感情ってやつだな。
怒り、憎しみ、悲しみ、嫉妬。そういった感情を喰らう。そんでさらに強い鬼になるわけだ。
さらに、鬼の強さに上限はねぇ。長く生きて怨を喰らい続けりゃ、際限無く強くなれる」
「人間共は馬鹿ばっかりだからな。ガシガシ戦争しやがる。
戦場跡なんかに行けばたんまり喰えるってわけだ。お陰で、生まれてこの方餓えた例がねぇ」
「さて、説明はこんなもんだな。理解したか? 虫けら共。
精々いがみ合って、俺の食事をばら蒔いてくれや。じゃあな」
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