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筆跡鑑定見ました

1K:2007/04/03(火) 18:56:06 ID:n9JoRudk0
こんにちは.
この筆跡鑑定は信頼のおける人物・機関によるものでしょうか?
素人目に見ても,特徴が同じに見えない部分が多いです.
例えば,反応の応の字.病理組織検査報告書では最初の点から横棒までが連続しており,おそらく筆記者の癖を示していると思いますが,対象資料では,点は独立し,その後の2画が連続して書かれています.
それから,LN meta の a と,ひらがなの の を同一文字として鑑定していると思われることも,怪しいところです.

もし鑑定者が「病理組織検査報告書の手書き部分は,カルテに記載されているどの人物のものか」という基準で判定したならば,単にもっとも似ている人物の書を挙げただけかもしれません.
Y.Inadome 医師か,ダブルチェックのサインをされた先生(筑波大の野口教授?)の筆跡とも比較すれば,はっきりするのではないでしょうか.

追伸:おそらくどなたかが指摘されたことと思いますが,病理組織検査依頼書は臨床側が作成し,記名します.病理医は報告書に記名,サインをします.依頼書にはしません.
さらに追加しますが,異型細胞は癌細胞ではない(と報告書でも書いてある)ので,悪性細胞が無いとの結果に全く矛盾しません.

3管理人:2007/04/03(火) 22:58:37 ID:myHk1PLg0

Kさん初めまして。
ご質問の件については、私情を挟まずに淡々とご説明いたします。

まず最初に、病理検査報告書に加筆されている筆跡が阿竹のものではないかと言いだしたのは亡き父親でした。
父親はほとんど毎日カルテを何度も何度も読み返していて、父親自身がペン習字の有段者だったこともあり、筆跡の癖が同じだと気付いたようです。
私がその事を懇意にしている新聞記者に話したところ、新聞記者の知り合いの某県警科捜研の人に相談、科捜研の人が非公式に筆跡鑑定をして下さいました。

鑑定の結果、証拠保全でコピーした資料のため、原本ではないからインクの分析や筆圧の分析はできない事を差し引いても、筆跡の鑑定では90%同一人物のものだろう。とのこと。
あくまで非公式の鑑定ですから、裁判所に証拠として提出することができないので、日本全国の裁判上鑑定や個人から鑑定依頼を受けていて、実際に鑑定人として裁判所にも出廷し、何度も勝訴をされている実績のある鑑定士に、カルテをお渡しして筆跡鑑定を依頼しました。
鑑定の結果は公表している通り、「同一人物の筆跡である」と公式に認められたため、これを裁判所に提出したという流れです。

実際に病理検査報告書に加筆した人物が名乗り出てこない限り、どんなに複数のフィルターを通して分析してみたところで、疑念を抱く人が出てくることは仕方ないでしょう。
私は出来るだけの事はやった。それが信用されようが、されまいが、私の考える範疇ではありません。
私も人間の正義など信用しなくなりましたから、私を信用しない人をどうこう言うつもりもありません。
すべて事実を公表し続けているだけです。

4K:2007/04/04(水) 00:26:43 ID:iukgWLZc0
実績のある鑑定士の方でしたか.了解しました.
ただし私の指摘したaとのが同一の字として鑑定されていることについては,医師であればすぐ気づくことですので,確認をしておいたほうが良いかと思われます.

それから,書き加えられた一文では,病理報告書の内容としてはほとんど変わり無いと思います.
「反応性」という言葉については確かに異論はあるかと思いますが,これをよく使う病理医を知っています.報告書内でもreactive lymphnodes (反応性リンパ節)と使用されています.
病理報告書の内容をまとめると,ポリペクトミー後の瘢痕の部分に4mm大のポリープがあり,その組織は腺癌である.そこから肛門側断端まで異型細胞が存在する.腺腫・腺癌の細胞とは異なるが,切除断端まで連続しており,follow upをお勧めする.リンパ節転移は無い.

先入観なしでこの報告書を見たとすれば,最初の診断医がタイプした内容を見て,ダブルチェッカー(上級医)が一文付け加えた(ないしそれを指示した)と考えるのが普通だと思います.異型細胞と書くと,腺腫や腺癌の組織の取り残しがあるという印象を臨床医に与える可能性があり,不要な追加治療を行う可能性があるため,経過観察でよい組織であることを強調しただけでしょう.英文の本文の内容もそういった主旨で書かれているように思います.
報告書全体が捏造なのかもしれませんが,もしそうなら全部タイプにするでしょうね.

いろいろ大変でしょうが,頑張って下さい.

5管理人:2007/04/04(水) 10:01:29 ID:myHk1PLg0

K先生おはようございます。
流し読みではなく、しっかりチェックして頂いて嬉しいです。
筆跡鑑定の鑑定資料はかなり大量で、すべてをアップさせると容量を食ってしまうので省略したのですが、ご指摘の部分は確かに不可解ですね。
裁判資料も含めて、現在すべてをある所に預けていて手元にありませんので、すぐに明快なご説明をすることが出来ませんが、なるべく早い時期に確認作業をしたいと思います。

「反応性」の記述について、以前協力してくださっている医師に伺ったことがあります。
その医師の解説では、切除した標本に異型細胞が肛門側断端まで存在するということになると、切除しなかった部分に異型細胞が残存している可能性もあるわけで、それを裁判で突っつかれると厄介だから「反応性の異型」という表現で「グレーゾーン」にしたのではないか。とのご意見でした。
この点についてはK先生のお見立てと同じです。

問題の病理組織検査報告書については、筑波大学病理学教授のダブルチェックが無いのですから捏造と判断するのが自然だと思いますが、タイプ打ちで清書して準備万端だったところ、証拠保全の連絡が裁判所から入って30分の間に大慌てで「差し替え」「書き加え」をしたために、あのような書面になったとも考えられます。

大慌ての証拠に、腹腔鏡手術の手術記録をご覧になってみてください。
緊急開腹手術の手術記録はタイプで清書され、誰が見ても手術の状況を把握できるものですが、腹腔鏡手術の記録には、出血量も輸血量も尿量も輸液量も記載されてなく、麻酔法はおろか麻酔時間の記載すらありません。
患者右側のポート位置はデタラメだし、阿竹の名前は「阿武」と間違っているし。
腸の穿孔が術中に起きていたことを誤魔化すため、いかにも腹腔鏡「補助下」であったとするための「突貫捏造」だったため、出血量などの重要なデータを記載するところまで頭が回らなかったのではないでしょうか。

これらにしても、張本人が真実を語らなければ単なる憶測と言われるだけですから、受け手のご判断にお任せします。


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