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安倍ちゃん総理の苦悩

747片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/12(水) 17:04:17
参院選惨敗 「背水」も勝算なく
9月12日16時46分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000095-san-pol

 「首相は、首相の地位を得るために首相になったのではない。自分のやりたい政策を実現するため、理念のために首相になった人だから、自分の考えを曲げてまで首相を続けることは、耐えられないのだろう」

 安倍晋三首相の周辺は辞意表明前日の11日、こう観測を述べていた。「美しい国」を目指し、「戦後レジーム(体制)からの脱却」を掲げて就任した首相は7月29日の参院選での与党大敗後の情勢を見て、もはやそれもかなわなくなったと判断したのだろうか。

 首相は今月9日、外遊先のシドニーでテロ対策特別措置法の延長について「職を賭していく」と述べ、さらに「職責にしがみつくことはない」とまで言い切っていた。退路を断った背水の陣で臨む覚悟を示したとみられていたが、勝算が立たなかったのかもしれない。

 「テロ特措法の件があるからな…」

 参院選大敗後、すぐさま続投を表明した首相は周囲にこう理由を挙げていた。自分が辞任しても参院での与野党議席の逆転状況は変わらず、テロ特措法の延長が難航することは間違いない。

 海上自衛隊によるインド洋での給油活動が継続できなくなると、首相が提唱する「主張する外交」も難しくなる。「日本が国際社会に対し、やることをやっているから、他国に対しても主張できる」(首相周辺)からだ。「拉致はテロ」と明言して拉致問題に取り組んできた首相にとって、日本がテロとの戦いから身を引くことは、拉致問題解決を関係各国に呼びかけることも困難になることを意味する。

 このため、首相は9日、テロ特措法延長に反対する民主党の小沢一郎代表に早期の党首会談を呼びかけ、10日の所信表明でも「民主党への最大限の配慮を示した」(前閣僚)。しかし、小沢氏は「国会論戦で十分やれる」と党首会談に応じず、首相は局面打開に行き詰まった。

 「こう(政治とカネの問題が)続くとね。たいしたことじゃないことまでここまで書かれると、ちょっとくたびれる」

 首相は最近、周囲にこう漏らし、疲れも訴えていた。政治とカネの問題をめぐる一向にやまないメディアの政権批判もこたえていたのだろう。

 約60年ぶりの教育基本法改正と国民投票法成立、防衛庁の省昇格など、歴代政権が見送ってきた歴史的諸課題に正面から取り組んできた首相の退陣で、日本の進路は見えなくなった。(阿比留瑠比)


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