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【44衆】中国
352
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 09:23:48
県議会、自民安定多数届かず
党員の3新人、「県政ク」結成 讀賣山口
新しい県議会(定数49、任期は30日から)の会派が26日、選挙後初の世話人会で公表された。自民は29人で、6常任委員会すべてで過半数を占める「安定多数」(30)に届かなかった。ただ、自民党員の新人3人が新会派「県政クラブ」を結成。自民側は「安定多数に届かなくとも(議会運営に)不安はない」としている。
36人だった自民は議席が大幅に減る。無所属当選者(政党推薦を除く)のうち、会派入りは新人1人のみ。最も県議歴が長く会派運営協議会長を務める石崎幸亮氏は「同じ考えで行動する会派があれば自民会派と同じでは。将来的にも考えが一緒なら、会派入りしてもらえばいい」と語った。
自民側の念頭にあるとみられるのが県政クだ。同会派の3人は元議員と別の新人とともに、久保田后子氏が所属する「新政クラブ」として23日にいったん、会派を届け出た。しかしその後、3人が県政ク、別の新人も一人会派「無所属の会」に会派を変更。同一会派の可能性のあった6人が3会派に分かれることになった。
世話人会に出席した県政クの槙本利光氏は「今のところ、自民に合流する予定はない。3人で話し合いながら対応していく」と述べた。久保田氏は「届け出後に様々な動きがあった。6人で組めなかったことは大変残念だ」と話した。
4人だった「民主・連合の会」は6人となり、第2会派に。6常任委員会のいずれにも議員が所属することになる。公明は現状と同じ4人。共産は1増の3人で、社民は1人。現職落選に伴い、一人会派「みどりのクラブ」は解消した。
元議員や新人の会派所属は次の通り。(敬称略、順不同)
【自民】林哲也、有福精一郎、二木健治、藤生通陽、河野亨、友広巌
【民主・連合の会】吉敷晶彦、秋野哲範、今倉一勝
【共産】久米慶典
【県政クラブ】国井益雄、槙本利光、新藤精二
【新政クラブ】合志栄一
【無所属の会】渋谷正
(2007年4月27日 読売新聞)
353
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 23:00:58
県議会、3大会派体制に
2007年04月26日 朝日広島
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000704250003
県議会の改選後の会派結成届が、事務局が提出期限の目安としていた25日までに8会派から出された。この日届けを見送った自民党議員会(16人前後)も近く届け出るとみられ、大きな会派は、同議員会と、自民党刷新議員会・県民会議(16人)、民主県政会(15人)の三つになる見通しとなった。
この日は、知事与党の自民党刷新議員会を母体にした同会・県民会議(略称・自民刷新会議、林正夫会長)が現職11人、新顔5人で届け出た。新顔・元職7人が加わり、改選前の10人から大きく増えた民主県政会(大曽根哲夫会長)も24日に届け出ている。
この日議員総会を開いた自民党議員会の幹部は「自民党会派の一本化に向けて努力を始めたばかりで、門戸を閉ざすべきでない」と見送りの理由を説明している。
新会派は、同議員会から現職4人が離脱するなどして結成する「自民党広誠会」(門田峻徳会長、5人)と、知事に批判的な30歳代の新顔2人による「つばさ」(蔵本健代表)。
このほか、公明党議員団(田辺直史団長、6人)、自民党良政会(窪田泰三会長、2人)、1人会派の県民同志会(天満祥典会長)、共産党(辻恒雄会長)も結成届を出している。(福家 司)
354
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 23:04:30
自民、安定多数届かず/県議会会派決まる
2007年04月27日 朝日山口
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000704270003
県議選を受けた県議会の新しい会派構成が決まった。最大会派の自民党は29人で、六つの常任委員会すべてで過半数を占めることができる安定多数(30人)には届かなかった。
改選前の同党は36人で、旧定数(53)に対し68%を占めていた。今回の公認・推薦候補の当選者は28人。無所属当選者の取り込みを図ったが、加わったのは有福精一郎氏1人のみ。新定数(49)に対する割合で59%に下がった。
会派運営協議会長の石崎幸亮氏は「安定多数ではないが、不安はない。同じ考えで動く会派があれば自民党と同じこと。途中で入ってもらってもいい」と語った。
民主・連合の会は自民に次ぐ勢力となった。常任委員会に1人ずつ所属できるため、加藤寿彦氏は「いろいろと政策提言したい」と意気込む。
会派の届け出締め切りの23日の時点では、久保田后子氏の呼びかけで集まった無所属当選者6人が新政クラブを結成した。だがこのうち3人が県政クラブを作り、渋谷正氏は1人で無所属の会を届け出た。
県政クラブの槙本利光氏は「最初は無所属で集まろうと思ったが、各自が自民党員で、後援会などと相談して離脱した」と説明。自民に入らなかったことについては「地元の事情などがあって、それぞれ選挙は無所属で出た。当面は自民に加わることはない」と述べる一方、「将来的にはわからない」とも語った。
常任委員会の一つで自民が過半数に達しないため、他会派は自民の独占が続く正副委員長ポストを獲得する好機とみる。26日には自民側にその旨を申し入れた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◆来月8日に臨時会開会
県議会は26日、議会運営委員会にあたる会派代表の世話人会を開き、8日の県議選を受けた5月臨時会の会期を5月8日〜11日の4日間と申し合わせた。06年度一般会計補正予算の専決処分など3議案が提案される。
初日には正副議長選を実施する。10日に常任委員と議会運営委員を選び、それぞれの正副委員長を決める。
自民党は26日に開いた当選回数ごとの代表者らによる会派運営協議会で、議長候補は党内で2日まで候補希望を受け付けるなどの日程を確認した。新しい県連役員人事も並行して調整する。
355
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/28(土) 08:38:13
新会派構成ほぼ決まる県議会「住民連合」は消える 讀賣鳥取
県議会は27日、新議員の所属会派届の提出を締め切り、新会派構成がほぼ決まった。会派「自民党」との一本化を目指して26日に解散した「清風」のメンバーら11人は間に合わず、会派届の提出は29日以後になる見通し。
会派の内訳は「自民党」が11人、民主党議員らでつくる「信」が6人、「公明党県議団」と「共産党県議団」が2人ずつで、「きずな」「えがりて」「社民党」「自民」が各1人。無所属が2人。新議員の任期は30日からで、新会派も同時に発足する。
1996年に「社会党・住民連合」が名称変更して誕生した「住民連合」は、改選前に2人いた現職のうち、1人が落選し、1人が「信」に移ったため、11年間の歴史を終えた。
一方、清風のメンバーら11人は、「自民党」が29日に開く会派結成式で清風との一本化を議論する可能性があるとみており、結成式以後に会派届を提出する考え。しかし、「自民党」の小玉正猛幹事長は「一本化の議論は結成式の議題にない。一本化をしたいのなら、自民党に入会する会派届を11人が出すべき」と話しており、自民の一本化はまだ流動的とみられる。
(2007年4月28日 読売新聞)
356
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/28(土) 22:12:32
県議会:自民系会派「清風」、解散で一本化狙う 「自民党」側は冷ややか /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070428ddlk31010381000c.html
8日投開票の県議選で当選した38人の会派届け出が27日、締め切られた。しかし、05年9月の衆院選で「郵政問題」を受けて分裂した自民系2会派のうち「清風」は今夏の参院選を見据えて「自民党」と一本化する方針を示して解散し、所属議員ら11人が届け出を保留した。一方、「自民党」内には受け入れに難色を示す声も根強い。
一本化を巡っては、両会派の5議員が21日付で所属議員に会派一本化を要請する文書を提出。26日には県庁議会棟で「清風」の当選した9人全員と「自民党」の伊藤美都夫議員、無所属の前田宏議員の計11人が集まり解散を決めた。「清風」の鉄永幸紀幹事長は「参院選に向けて一本化したい」と述べ、前田議員も「自民公認で当選しているのだから一本化すべきだ」と前向き。11人は会派届け出を保留し、29日の「自民党」会合の結果を受け、1日の全員協議会前に「自民党」か新会派として届け出る方針。
届け出た会派では「自民党」が無所属で当選した福本竜平氏を含め11人で最大。小玉正猛幹事長は「過去の経緯もある。『清風』は一本化したいなら『自民党』に合流を願い出るべきだ」と冷ややかだ。
そのほか、民主系会派「信」は「住民連合」の山田幸夫議員が合流して6人が届け、松田一三会長が議長選を見据え無所属になった。公明、共産両党は各2人。「社民党」「えがりて」「きずな」は改選前と同じ各1人。自民推薦で元職の村田実氏は1人会派「自民」。新人の森岡俊夫議員は無所属。【山下貴史】
毎日新聞 2007年4月28日
357
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/28(土) 22:41:34
旧清風11人提出せず 県議会会派届 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070428/20070428006.html
鳥取県議会の会派届が二十七日でいったん締め切られた。県議会自民党は同日時点で新人二人を含む十一人と改選前と同じ人数となった。自民党議員の大同団結を望み、会派を解散した旧清風の所属議員ら十一人は会派届を提出しなかった。未提出十一人は二十九日の県議会自民党総会の成り行きを見て対応を決めるが、結論次第で同党議員の会派が細分化する可能性を秘めている。信は会長の松田一三議員が議長選出馬を前提に離脱し、六人となった。
県議会自民党は、伊藤美都夫議員を除く改選前と同じ顔触れの九人に加え、新人の浜崎晋一氏、福本竜平氏が加入。民主党議員が大半の信は松田議員の離脱の一方で、旧住民連合の山田幸夫議員が加わった。
公明党には新人の沢紀男氏が加わり、共産党は新人の市谷知子、錦織陽子の二氏。米井悟、尾崎薫、浜田妙子の三議員は従来の一人会派で、新人の森岡俊夫氏は無所属。元議長の村田実氏は一人会派となった。
焦点は自民党議員の一本化。参院選を前に挙党態勢を求める声が強く、県議会自民党、清風の若手五人が一本化を打ち上げたが、県議会自民党内には過去の会派分裂などのいきさつから、先行きは不透明な状況だ。
議長選では松田議員が事実上、いち早く出馬の意思を示した。信の幹部議員は「信イコール民主党の見方があり、戦術的な面で離脱された。一人会派の方が支持を得やすい」と説明する。一方、自民党内には「議長は自前の候補を出すべき」との意見は根強く、会派構成の行方が議長選に大きく影響を及ぼす状況だ。
358
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/29(日) 10:11:00
県連合メーデー7500人 格差是正訴え 讀賣鳥取
第78回県メーデー大会(実行委主催)が28日、倉吉、鳥取、米子市の3会場で開かれ、連合系の労働組合から約7500人の労働者が集まり、最低賃金の大幅引き上げや、格差社会の解消などを訴えた。
倉吉市の天神川河川敷にある「飛天夢広場」で行われた県中央大会には、約2500人が参加。連合鳥取の安田邦夫会長が「行き過ぎた競争が社会に様々なゆがみを生み出している。夏の参院選では不条理をただしていきたい」とあいさつ。
来賓の平井知事は「県内の有効求人倍率は下降線をたどるなど、都市と地方の格差が広がっている。雇用構造を改善し、鳥取の新時代を切り開いていきたい」と述べた。集会では、格差是正などをうたったメーデー宣言を採択。参加者はシュプレヒコールをしながら、JR倉吉駅前までの約3キロをデモ行進した。
(2007年4月29日 読売新聞)
359
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/30(月) 20:20:00
県議会:自民系2会派一本化問題 会派「自民党」は難色 /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070430ddlk31010352000c.html
県議会自民党系2会派の一本化を巡る問題で、8日投開票の県議選で当選した議員で作った会派「自民党」の総会が29日、倉吉市内のホテルで開かれた。26日に会派「清風」を解散し、会派届を保留している議員ら11人が一本化を求めていることについて、自民党は「時期尚早」として難色を示した。これに対し、元清風幹事長の鉄永幸紀議員は「これからどうするか白紙の状態なので、30日に対応を決めたい」としている。
総会には、自民党として届け出を出した新議員全11人が出席し、非公開で行われた。一本化の話は正式な議題になかったが、自民党と清風に所属していた議員らとの一本化を推進している稲田寿久議員が「安定的な県議会の与党作りのため、一本化実現を」などと提案し、意見を述べ合った。
30日付で自民党の新会長に就任する山根英明議員によると、「理想としては一本化が望ましいが、(27日までに会派届を提出しなかった)議員らから自民党に入りたいという正式な話はない。自民党から出た人は、戻るのであれば説明責任を果たしてほしい」と一本化に難色を示した。
会派届けを出していない11人が5月1日の全員協議会前に自民党と届け出た場合は、規約に従い総会を開き、出席者の3分の2以上の同意を得た場合は入会を認めるという。【山下貴史】
毎日新聞 2007年4月30日
360
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/30(月) 20:29:32
会派届出たら検討 一本化問題、県議会自民党総会 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070430/20070430004.html
鳥取県議会の会派、県議会自民党の総会が二十九日、倉吉市内のホテルで開かれた。
注目の旧清風所属議員らとの会派一本化問題は、「県会自民党に入りたいという届けがないのに議論できない」などとして、県議会自民党への加入届が提出された段階で検討することにした。県議会自民党の新会長には前議長の山根英明議員を選んだ。
総会には、二十七日までに県議会自民党で会派届を出した十一人が出席し、非公開で行われた。旧清風の所属議員らは同党県議の大同団結に賛成として会派を二十六日付で解散したが、同党会派内にある反対意見などを考慮し、現時点で会派届は提出していない。
会派一本化問題はこの日の正式な議題ではなかったが、会派統一を呼び掛けた議員が「清風を解散したということを一つのプロポーズと受け止めて議論すべきではないか」と要請し、意見交換の形で協議された。
これに対して、別の議員からは「一本化に向けたトップ会談もないし、正式な話もない」と不信感が示される一方、「勝手に出て行った人たち。自民党に入りたいと手を上げた方があれば、どうするか考えればいい」「政策、理念が共有できれば一緒にやればいい。会派届が出された時に粛々と審査をする」とする意見が支配的だった。
同会派の規約では会派届の提出があった場合、総会で出席議員の三分の二の賛成があれば加入が認められることになる。
総会終了後、山根会長は「精神的には一本化かもしれないが、自民党を勝手に出た人は説明責任を果たさないといけない。一緒になろうという行動があった時点で論理的に考える」との姿勢を示している。
361
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/01(火) 00:06:04
鳥取県議会会派再編大詰め
2007/04/24の紙面より 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/focus/070425.html
改選後の鳥取県議会(定数三八)は三十日から任期が始まる。会派再編の動きが二十七日の会派届締め切りを前に大詰めを迎えている。夏の参院選を控え、挙党態勢を組みたい自民党系の清風、自民党両会派の一本化が焦点だ。両会派の若手議員が一本化に向けて、所属全議員に要請文を送る行動を起こしたが、反発する議員もおり、実現は不透明だ。
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<自民党系>参院選へ挙党態勢の思惑
二十四日までに、会派自民党の議員六人が会派届を提出し、清風からは一人も出ていない。信は住民連合の山田幸夫議員が合流し七人に増加。公明党(二人)、社民党(一人)、えがりて(一人)、きずな(一人)は改選前を維持し、共産党が新人二人、無所属が二人となる見通しだ。
■要請文
自民党県連では昨年末に離党七県議が復党。七月の参院選に向け、県議会での挙党態勢を求める声が石破茂会長らから出ている。
会派自民党の小玉正猛幹事長は「参院選もあり、選挙が終わって再出発するのだから、どなたに限らず自民党に入りたい方は届けを出してもらえばいい」と述べ、「中にはだめだという人もいる」と議員間でずれがあることを指摘した。
会派一本化をめぐっては、両会派の当選二、三回の議員有志五人が両会派の現職議員十九人に要請文を送った。一本化が実現すれば、県議会の約三分の二を占める最大会派が誕生する。
清風の山口享名誉会長は「今度の若手議員の行動は、創造と自民党が一本化した時と同じで感情論を抜きにしてやろうということ。前向きに対応したい。清風の他の議員も同じだろう」と話す。
■会派離脱を非難
ただ、会派自民党内には、離党勧告を受けた七人の会派離脱と歩調を合わせ、会派を割って出た山口議員ら六人の行動を今も厳しく非難する向きが強い。
会派自民党の初田勲副議長は「清風の県議は勝手に出ていった人たち。一緒になっても政策立案の段階で割れてしまう」と突き放す。会派自民党には、入会の際に所属議員の三分の二以上の賛同が必要という規約があり、賛同者が三分の二を上回らないとの見解だ。
また、会派自民党の藤井省三会長は「県連と議会は別物。会派は国会での派閥みたいなもの。選挙となれば一丸となって戦う。分かれたままでも統一行動を取れるチャンネルをつくることが今はいいのではないか」と述べた。
■3分裂も
一本化が実現しない場合、両会派がそのまま残る。態度を決定していない新人の福本竜平氏を除くと、新人の浜崎晋一氏が加わった自民党が十一人で最大会派となり、四人が勇退した清風は第二会派に転落する。返り咲いた村田実氏は無所属が濃厚だ。
四年前の議長就任時に会派自民党から離れた前田宏議員は「第三会派をつくる動きがあったが、一本化に向けてやろうと言っている。清風の議員は役職停止などの県連の処罰を受けており、みそぎは終わっている。自民党公認議員が会派を一本化させるのは当然のことだ」と話した。
議会内では一本化できない場合、自民党系議員が三分裂するとの見方も強い。会派構成は議長選の行方を大きく左右するだけに、ぎりぎりまで議員間の駆け引きが続きそうだ。
362
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/01(火) 22:56:53
県議会:「参院選に向け一本化」 会派未提出の11人「自民党」で届け出へ /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070501ddlk31010039000c.html
県議会自民党系2会派の一本化を巡る問題で、会派「清風」を解散し、会派届を保留している議員11人が30日、鳥取市内のホテルで会合を開き、1日の全員協議会前に11人連名で会派「自民党」として届け出ることを決めた。一本化を推進してきた議員らは「一本化で参院選に向けて全力投球したい」と理由を述べた。
会合は、4月27日の締め切りまでに会派届をしなかった旧清風の当選議員全9人と改選前の会派「自民党」に所属していた伊藤美都夫議員、無所属の前田宏議員の計11人が出席し、非公開で行われた。
一本化を推進してきた伊藤、藤縄喜和、横山隆義、内田博長の4議員は会合の後、▽自民党県連として推薦した平井伸治知事の公約実現のため、責任と支援が必要▽今夏の参院選挙を控え、自民党員から「なぜ2会派に分かれているのか」と疑問を持たれている−−として、「一本化して全力投球する必要がある」と主張。さらに、4議員は「11人は全員自民党県連が公認している。小異を捨てて一本化するには一番いい時期」と訴えた。「自民党」側が11人の入会を反対した場合については「仮定の話はしてもしょうがない」として、あくまで一本化の姿勢を崩さないとした。【山下貴史】
毎日新聞 2007年5月1日
363
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/01(火) 22:59:14
県議会:宇田氏を会長に、14人で会派届提出−−自民党議員会 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070501ddlk34010272000c.html
県議会の自民党議員会は30日、中区のホテルで総会を開き、宇田伸県議(福山市)を会長に選出。新人1人を含む14人での会派届を県議会事務局に提出した。
さらに、同会に所属していた3県議は同日、「自民党立志会」(城戸常太代表)を結成、同事務局に届け出た。県議選前は第1会派だった同議員会は、第3会派になった。【吉川雄策】
毎日新聞 2007年5月1日
364
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/02(水) 00:04:22
議長選に向け多数派工作激化 '07/5/2 広島
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200705020018.html
改選後の会派構成が決まった広島県議会(定数66)は、9、10の両日に予定する臨時会での正副議長選に向け、多数派工作が本格化する。最大会派だった自民党議員会は3分裂。藤田雄山知事後援会の政治資金不正事件への対応や、県議選での自民大敗も絡み、議会のリーダー選びの行方は混沌としている。議長選は、最大会派になった自民刷新会議と、4年前の議長選を機に対立する自民党議員会の動向が軸となる。
自民立志会が離脱の会見 '07/5/2
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200705020019.html
自民党議員会から脱会した3人で結成した新会派「自民党立志会」の城戸常太代表が1日、広島県庁で記者会見した。「旧態依然とした活動」を会派離脱の理由に挙げ、砂原克規、小島敏文の両氏とともに政策集団を目指す姿勢を強調した。城戸代表は、県議選での自民党系現職10人の落選に触れ「真摯(しんし)な反省をすべきだったが、議論はされなかった」と指摘。「政策集団として頑張りたい」と表明した。
365
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/02(水) 08:51:14
県議会「清風」自民入り目指すも会 派届期限切れで不受理
10日再提出「自民党」には反発も 讀賣鳥取
2005年9月の衆院選鳥取2区での対応をめぐって自民党を離党した県議らでつくり、4月末に解散した自民党系会派「清風」の議員ら11人が1日、「参院選を前に結束したい」などとして、会派「自民党」に所属するとした会派届を提出した。しかし、提出期限を過ぎているとして、取り扱いを協議した県議会の「世話人会」に不受理にされ、10日に再提出をすることになったが、「自民党」内には反発も根深く、一本化の成り行きは不透明だ。
県議会では05年8月まで、「自民党」に25人が所属していたが、衆院選鳥取2区で郵政民営化に反対し、無所属で立候補した川上義博氏(現・民主党県連代表)を応援するため、離党した7人をはじめ13人で清風を結成。以来、自民党系会派は二つに分かれた。
しかし、「平井知事を支える役目があるほか、夏には参院選もある」として4月中旬、両会派の若手議員を中心に一本化を求める動きが活発化。元清風の9人が26日、「小異を捨てよう」と解散を決め、解散協議に協力した「自民党」の1人と無所属の1人を加えた11人がこの日、会派届を県議会事務局に提出した。
県議会は、新しい任期が始まったばかりで、議会運営委員会が設置されておらず、議長もいないため、主要会派の代表者10人でつくる世話人会が取り扱いを協議。提出期限が4月27日だったため、11人を当面、無所属として扱い、10日の議長選以後に再提出するよう求めた。
一方、「自民党」は総会を開いて協議。清風設立の経緯や昨年の議長選で清風の議員が白票を投じたことなどで会派内には反発が残っており、山根英明会長は「会派届を提出したというが、うちには何も申し出がない。11人から『一緒になりたい』と申し出てくれば粛々と協議する、ということだけ決めた」と話した。
清風の幹事長だった鉄永幸紀議員は「皆と協議して一から考え直す」と話した後、「自民党以外の会派として届け出ることも選択肢の一つだ」と別会派の結成も示唆。県議会の自民結束にはまだ曲折がありそうだ。
(2007年5月2日 読売新聞)
366
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/02(水) 08:52:43
県議会4会派届け出
自民1増民県3増公明と共産変わらず 讀賣岡山
県議会は1日、改選後初の世話人会を開き、4会派から「会派届」が提出されたことが報告された。また、8日に全員協議会を開き、正副議長などを選ぶ臨時議会を15日に開くことも決める予定。
議長あてに提出された「会派届」では「自由民主党県議団」(37人)、「民主・県民クラブ」(9人)「公明党県議団」(5人)「日本共産党県議会議員団」(3人)の4会派で、無所属は佐古信五、福田通雅両議員。改選前(欠員6)と比べ、自民は1議席、民県は3議席増やし、公明、共産は変わらなかった。各会派は次の通り。
◆自民 戸室敦雄、森正人、千田博通、三村峰夫、天野学、古山泰生、小田春人、岡崎豊、河本勉、小野泰弘、内山登、渡辺英気、小田圭一、伊藤文夫、井元乾一郎、池田道孝、佐藤真治、蓮岡靖之、高橋戒隆、久徳大輔、波多洋治、西岡聖貴、神宝謙一、蜂谷弘美、遠藤康洋、加藤浩久、小倉弘行、浅野実、岡本泰介、渡辺吉幸、小林健伸、池本敏朗、谷口圭三、太田正孝、青野高陽、江本公一、中塚周一
◆民県 住吉良久、長瀬泰志、三原誠介、鈴木一茂、高原俊彦、横田えつこ、岡田幹司、一井暁子、木下素典
◆公明 景山貢明、高橋英士、山田総一郎、吉田政司、増川英一
◆共産 武田英夫、赤坂てる子、森脇久紀
(2007年5月2日 読売新聞)
367
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/02(水) 23:38:48
県議会:議員11人が「自民党」届け出 議長空席で不受理 臨時会で再提出へ /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070502ddlk31010621000c.html
◇10日の臨時会で新議長に再提出へ
自民党系2会派の一本化を巡る問題で、会派「清風」を解散し、会派届を保留していた議員ら11人が1日、会派「自民党」として連名で県議会事務局に届け出たが、受理されなかった。会派届は議長に提出する必要があるが、先月29日に正副議長とも任期が切れ、現在空席のため。会派「自民党」も11人の姿勢に難色を示しており、一本化問題は、さらに混迷を深める形となった。
この日は、改選前の会派「自民党」に所属していた伊藤美都夫議員と旧清風の議員3人が、自民党と書かれた11人連名の会派届を同事務局に提出した。しかし、事務局側は「正副議長が空席のため、預からせていただく」として受理せず、実質的に無効となった。
全員協議会で議会運営委員会に代わる機関として設置された世話人会(自民党6人、民主党系会派「信」4人の計10人)でも、11人の届け出を不受理とし、会派を届け出る場合は10日の臨時議会で決まる新議長に再提出する必要があるとした。
自民党の山根英明会長は「今日の届け出は議会事務局にあったが、今も自民党側に(入会したいという)正式な申し入れはない」として、不快感をあらわにした。これに対し、旧清風の鉄永幸紀幹事長は「一本化を優先したいが、自民党に入るか新しく会派を作るか、あらゆる選択肢を考えたい」として、白紙状態から協議したうえで、会派届を10日に再提出する方針を示した。【山下貴史】
毎日新聞 2007年5月2日
368
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/02(水) 23:42:05
県議会:会派は9から11に 最後の自民立志会が会見 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070502ddlk34010601000c.html
県議会の自民党議員会から分裂して新会派を結成した「自民党立志会」(城戸常太代表、3人)が1日、中区の県庁で会見した。
会見には城戸代表のほか、小島敏文、砂原克規の両県議が出席。城戸代表は「4年前の議長選の混乱を機に県議会での自民党の様態が変わった」と説明。知事選を巡る議会内の確執や県議選で自民党系議員10人の落選は県民の不信のあらわれなどと指摘したうえで、「派利派略とは一線を画し、県民の福祉の向上を目指した政治に取り組む」と抱負を述べた。藤田雄山知事後援会事件については「知事が説明責任を果たしていないのは認識しているが、知事の対応を見て判断したい」と話した。
また、県議会の会派届が30日までにすべて提出された。構成は次の通り。
自民刷新会議(16人)▽民主県政会(15人)▽自民党議員会(14人)▽公明党議員団(6人)▽自民党広誠会(5人)▽自民党立志会(3人)▽自民党良政会(2人)▽つばさ(2人)▽共産党(1人)▽県民同志会(1人)▽フォーラム広島(1人)【下原知広】
毎日新聞 2007年5月2日
369
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/03(木) 00:53:46
自民岡山県連幹部、県議会議長人事 顔ぶれ変わり調整役不在
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/05/02/2007050214351336028.html
岡山県議会は、改選後初顔合わせとなる5月臨時会を15日に開く。注目は、議会人事に合わせて行われる自民党県連の幹部人事。2年に1度、同党県議団の2派閥が激しい抗争を繰り広げてきた。顔ぶれが大幅に入れ替わり、調整役も不在の今回は、これまでに増して落としどころが見えない情勢だ。
人事協議のための同党県議団総会は、8日午後から始まる予定。例年、「端午の節句」をすませたゴールデンウイーク明けに行われ、長期戦に備えてかしわもちが用意されるため、「かしわもち人事」といわれる。
定数56に対し37人を擁す同県議団では、県政会(旧大杉派)と政友会(天野派)の二派閥が選挙後ただちに新人の囲い込みに着手。曲折はあったが、引退議員の後継で立った新人は前任者と同じ派閥、無所属当選者は争った現職と反対の派閥に落ち着き、県政会19人、政友会18人で確定した。
県連会長は国会議員が務めるため、県議に割り当てられる幹部ポストは幹事長、総務会長、政調会長、県議団長の四役。とりわけ幹事長は実務を取り仕切り、県連運営に絶大な影響力を発揮できる。夏の参院選は県連会長の片山虎之助氏が改選を迎え、候補となるため、選挙を取り仕切る力量も求められる。
このため両派閥とも議長経験があるベテランを幹事長候補に推し、県政会は千田博通氏(7期、倉敷市・都窪郡)、政友会は戸室敦雄氏(同、津山市・苫田郡)を立てて臨むとみられる。
【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】
(2007年5月2日掲載)
370
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/03(木) 01:26:53
「県議会自民党」で会派届 事実上"無効"扱い 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070502/20070502001.html
鳥取県議会の自民党公認県議の会派一本化問題で、会派を解散した旧清風の所属議員ら十一人が一日、「県議会自民党」で会派届を提出した。しかし、提出期限を過ぎ、提出先の議長が決まっていないため代表世話人会では会派届として認めず、県議会自民党も「届いていないので知らない」と取り合わず、事実上“無効”となった。
会派一本化を呼び掛けた自民県議を中心に水面下で調整が進められているが、県議会自民党内には過去の会派分裂や昨年六月の議長選での白紙投票など旧清風議員への不信感を示す議員が多く、無条件での一本化は厳しい状況。議長が選出される十日の臨時議会がヤマ場となるが、同党の無所属議員が再びまとまって提出するかも不透明だ。
議会運営委員会の代わりとなる代表世話人会では、「議会はルールで成り立っている。約束を守れなかったものは認めるべきでない」(藤井省三議員)などの意見が出され、十一人の会派届は受理せず、現時点では会派届未提出の無所属議員とすることを確認した。
この後、県議会自民党は総会を開き、三役人事で幹事長に前副議長の初田勲議員、政調会長に前田八寿彦議員を選んだ。
一本化問題についても話し合われたが、総会後の会見で山根英明会長は「こっちに来たいのか、別の自民党なのか真意が分からない。自民党としては何も伝わっていない」と現時点では取り合わない姿勢。初田幹事長も「仮に会長あてに自民党に加入したいとの話があれば、会派の皆さんに諮って粛々と協議するだけ」と強調した。
総会では、小玉正猛議員が議長選出馬に名乗りを挙げたが、山根会長は「自民党会派内で候補を出すかまだ決めていないので、今後それらを含めて協議する」とした。
会派届の無効を受け、旧清風の鉄永幸紀議員は「十一人で一から話をしていかないといけない」と仕切り直しで協議する考えを示した。
371
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/04(金) 09:53:34
清風の議員ら会派届提出 自民は突き返す 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070503/20070503005.html
鳥取県議会の自民党公認県議の会派一本化問題で、会派統一を呼び掛けている同党県議有志のメンバーが二日、県議会自民党の山根英明会長に会派届を提出した。県議会自民党側は「われわれの会派に入りたいのか、別に自民党会派をつくりたいのか真意が不明」として突き返した。
旧清風の議員ら十一人は一日、「県議会自民党」で会派届を提出したが、提出期限を過ぎていることなどから無効となり、無所属扱いになった。同日夕に県議有志が十一人の署名、押印を集め、二日に伊藤美都夫(改選前に県議会自民党所属)と横山隆義(旧清風)、内田博長(同)の三議員が山根会長に会派届を提出した。
山根会長は会派届を受理しなかった理由を「新たに統一会派をつくることと、自民党会派に入れてくれというのは話の筋が違う」と述べ、会派統一の基本認識に県議会自民党と旧清風側とでズレがあることを指摘した。
有志メンバーの横山議員は会派届について「今の県議会自民党に加入する意思を確認し、一本化に協力してほしいとの考えで出した」と語った。
県議会自民党は、七日の会派総会に今回の件を諮ることにした。
372
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/08(火) 08:31:01
県議会 「自民党クラブ」結成へ 讀賣鳥取
県議会会派の旧「清風」を解散した県議ら11人が会派「自民党」に所属するとした会派届を不受理とされている問題で、11人のうち10人が7日、新会派「自民党クラブ」を10日付で発足させることを決めた。会派届再提出期限の同日までに「自民党」との間にある一本化への溝を埋められないと判断したためで、「当面は新会派をつくるが、あくまで一本化を目指す」としている。
10人は、旧清風の9人と、改選前まで「自民党」に所属していた伊藤美都夫議員。10日は臨時議会があり、常任委員会の構成が話し合われる予定で、「無所属では話し合いができない」などとして、会派を暫定的に結成したという。
終了後に会見した伊藤議員らは「『自民党』との考え方の違いを埋められなかったが、今後も統一会派作りに努力する」と話した。
しかし、会合では、メンバーの一人の鉄永幸紀議員が、10日の議長選に立候補を表明し、全員が支援することを確認。「自民党」ではすでに、小玉正猛議員が立候補を表明しており、さらに亀裂が深まる可能性もある。
(2007年5月8日 読売新聞)
373
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/08(火) 08:34:31
あす臨時県議会 議長に林氏濃厚 副議長、2会派擁立の動き 讀賣広島
改選後初めて開かれる9日の臨時県議会で選出される正副議長について、最大会派の自民刷新会議(16人)の林正夫議員(広島市中区選出)が議長に選ばれる見通しとなった。副議長は、第2勢力の民主県政会(15人)が蒲原敏博議員(同市東区選出)の擁立を決め、自民刷新会議が支持する方針だが、第3勢力の自民党議員会(14人)も擁立の動きをみせており、流動的な要素を残している。
県議会(定数66)は改選後、11会派が届け出。議長選は、自民刷新会議に加え、民主県政会や自民党議員会などが、林議員への支持を決めており、過半数になる。
副議長選は毎年行われるのが慣例になっており、改選前より5議席増やした民主県政会が7日、ポスト獲得を目指して蒲原議員の擁立を決定。自民刷新会議は8日に開く総会で最終決定するが、民主県政会は「自民刷新会議とは4年前から共に議会改革に取り組んできた信頼関係がある」と、両会派で議長と副議長を分け合うことに自信をみせている。
しかし、両会派合わせても31人で、開会日まで水面下での調整を続け、過半数を目指す。
一方、改選前は最大会派だった自民党議員会は、所属議員の落選や会派からの離脱などで14人減となった。しかし、12年間務めた元議長や自民党県連幹部もおり、「副議長も半数以上がいる自民党の議員から出すべき」と、独自候補の擁立を決めた。
当面は正副議長ポストを巡る動きが続く県議会は、会派内での知事派と反知事派の姿勢がはっきりとしていない。このため、藤田知事の後援会による選挙対策費疑惑などの真相解明については、「まずは正副議長や常任委員会などの構成が決まってから」などの声があり、調査会の存続問題などの結論は先送りされている。
(2007年5月8日 読売新聞)
374
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/08(火) 22:44:59
県議会:旧「清風」側10議員が「自民党クラブ」結成へ 2会派の溝深まる /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070508ddlk31010261000c.html
◇自民党系2会派の溝深まる
県議会自民党系2会派の一本化を巡る問題で、会派「清風」を解散し、無所属になっている議員ら11人のうち10人が7日、新会派「自由民主党クラブ」(仮称)を結成することを決めた。10日の臨時議会で決まる新議長に会派届を提出する。議長選には自民系両会派から候補者が出る予定で、溝が深まる形となった。
この日、県議会棟で開かれた会合には、旧清風の当選議員全9人と改選前の会派「自民党」に所属していた伊藤美都夫議員、無所属の前田宏議員の計11人が出席し、非公開で行われた。前田議員は一本化が実現できないとして中座し、新会派に入らなかった。
一本化を推進してきた伊藤議員ら4人は「(05年の郵政問題で離党した清風議員は)処分されたが、今回立候補した全員は(自民党県連に)公認され当選した。この機会に統一して自民党会派を作ろうしたが、最後まで溝は埋まらなかった」と統一を断念。また、「平井県政を支援した責任と自負がある」として、議会運営委員会の委員などになる要件の4人以上の会派「交渉団体」を作る必要があるとして、新会派結成を決めた。議長選には、旧清風幹事長の鉄永幸紀議員を擁立することを明らかにした。
一方、会派「自民党」の11人も同日、総会を開き、一本化反対の姿勢を固持。議長選には小玉正猛議員が立候補する意思を示したという。【山下貴史】
毎日新聞 2007年5月8日
375
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 08:55:02
女性、最年少県議が抱負
改選後初の臨時議会開会 讀賣島根
改選後、初めての臨時県議会が8日、開会した。4年ぶりに誕生した女性議員や、20歳代の最年少議員ら新人9人を含む37人の議員が全員協議会などに臨み、新たな会派構成も決まった。記者会見した新人議員らは「生活者の視点で取り組む」「若い世代の意見を県政に届ける」などとそれぞれ抱負を語った。9日に正副議長を選出する。
◇臨時議会◇
新人議員らは午前9時に、正面玄関で女性職員らに真新しい議員バッジを左胸につけてもらい、緊張した表情で議事堂へ。
全員協議会では県議選と同時に行われた知事選で初当選した溝口知事が「産業振興と財政の健全化という重要課題に議会の皆様と全力を挙げたい」とあいさつ。全協では会期を2日間と決め、終了後に県庁前庭で記念撮影をした。
◇新人議員◇
新人議員の記者会見で、県議会史上初の複数女性県議となった白石恵子議員(57)(松江選挙区)は「DV被害者の自立支援などに取り組む」、角智子議員(52)(同)は「県職員の女性管理職の登用割合を引き上げたい」とアピール。当選者中最年少の珍部芳裕議員(29)(出雲)は「子育ての悩みなど20〜30歳代の声を議会に伝える」とした。
◇会派構成◇
最大会派の自民議連(佐々木雄三会長)は、新人の中島謙二、藤間恵一、加藤勇各議員を加えたが、改選前の29から25議席に後退。民主系は公認・推薦を受け、当選した8人のうち、旧県政クラブの2人と白石、角、珍部各議員ら5新人で新会派・民主県民クラブ(石橋富二雄会長)を結成した。旧せいふう会の2人と公明の三島治、共産の尾村利成、新人の池田一各議員は無会派となる。
(2007年5月9日 読売新聞)
376
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 10:13:50
「自由民主党クラブ」結成へ 旧清風議員ら10人 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070508/20070508003.html
鳥取県議会の自民党系会派の一本化を目指していた旧清風など十一議員は七日、県議会棟で会合を開き、十一議員のうち前田宏議員を除く十議員で新会派「自由民主党クラブ」(仮称)を立ち上げることを決めた。九日に役員を決め、十日の臨時議会での議長選出後、議長に会派届を提出する見通し。新会派結成後も県議会自民党(山根英明会長)との統一会派結成の動きは続けていく。
県議会自民党が同日の総会で、旧清風の議員らが要望する自民党の新たな統一会派の結成について「論外」としたことも受けて、十議員は「当面の議会活動で交渉権を持つことが必要だ」として会派の結成を決めた。
新会派所属議員は旧清風所属の山口享、鉄永幸紀、小谷茂、野田修、斉木正一、横山隆義、石村祐輔、藤縄喜和、内田博長の九議員と、改選前は県議会自民党だった伊藤美都夫議員。
伊藤議員は「今後とも統一会派づくりに向け、努力していく。会派の門戸は開いており、共感を持つ人には入ってもらいたい」と述べた。
議長選は3つどもえか 自民2会派と民主系
鳥取県議会の新しい議長を決める選挙が十日の臨時議会で行われるが、自民党県議二人と無所属議員一人の三つどもえの戦いとなる公算が大きくなった。自民党の二会派は現時点で「11対10」と人数が拮抗(きっこう)。今後、少数会派や無所属議員への“多数派工作”が活発化しそうだ。
県議会自民党(山根英明会長、十一人)は七日の総会で「会派内から擁立」する方針を決定。新会派となる自由民主党クラブ(十人)からは鉄永幸紀議員=五期=が同日、議長選立候補を表明した。すでに出馬を決めている会派「信」元会長の松田一三議員=六期=の三人の争いとなるのが濃厚だ。
県議会自民党では、議長選への立候補を表明している小玉正猛議員=四期=がマニフェストを会派に提出したが、最終的な決定は九日に持ち越した。
自由民主党クラブは、同日の会合で鉄永議員を会派で支持することを確認。すでに議長選で所信表明が可能となる推薦人三人も確保した。
一方、いち早く議長選出馬の意思を固めた松田議員は「会派にとらわれず、幅広い支持を得るため」に、改選前に所属していた民主党系議員で構成する「信」を離脱。信は会派で松田議員を支持することが確実とみられる。
377
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/09(水) 13:31:09
議長に林氏、副は蒲原氏 広島県議会
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200705090229.html
広島県議会(定数六六)は九日、改選後初の臨時会を開き、新議長に最大会派である自民刷新会議(十六人)の林正夫氏=広島市中区=、副議長には第二会派の民主県政会(十五人)の蒲原敏博氏=東区=を、それぞれ選んだ。両氏とも初の就任となる。
午前十時半すぎに開会した臨時会では、まず議長選を行った。自民刷新会議と対立してきた自民党議員会(十四人)なども林氏の支持を決定。無記名投票の結果、林氏が五十五票と八割を得た。
公明党議員団(六人)の田辺直史氏(57)=福山市=が六票、つばさ(二人)の蔵本健氏(34)=佐伯区=が二票で、無効票は三票だった。
続く副議長選では、刷新会議と同一歩調を取る民主県政会の蒲原氏が過半数の三十五票を得た。自民党議員会の松浦幸男氏(64)=尾道市=は二十五票、公明党の田辺氏は六票だった。
四月の県議選は、藤田雄山知事後援会の政治資金不正事件など「政治とカネ」の問題が争点となった。事件の真相解明や議会改革に向け今後、林議長の議会運営の手腕が問われる。
378
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 08:35:45
島根県議会議長に福田氏
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200705100064.html
島根県議会は9日、改選後初の臨時会で、議長に福田正明氏(58)=自民、松江市=、副議長に五百川純寿氏(58)=同=を選んだ。両氏とも初の就任。正副議長の任期について、最大会派の自民党議員連盟が2003年、議会改革を掲げて、ともに1年交代だった慣例を議長に限って2年交代とすることを申し合わせていた。しかし、議長ポストが遠のくことに不満の声が広がり、今期から1年交代に戻す方針を確認した。
379
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 08:37:50
勢力図結局変わらず 自民県議「会派」問題 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070509/20070509003.html
鳥取県議会の自民党公認議員の会派一本化問題は、県議会自民党と旧清風の議員間で認識の違いは埋まらず、結局、旧清風の議員らは「自由民主党クラブ」(十人)を旗上げした。八日時点で旧来の会派が名称を変え議員一人が会派を移動しただけとなり、改選前の“構図”は変わらないまま一応の収束をみた。しかし十日の議長選の成り行き次第で「もう一波乱ある」との見方もあり、会派再々編成の可能性を秘めて臨時議会を迎えることになりそうだ。
県議会改選後、急浮上した一本化問題は、県議会自民党と旧清風の若手議員五人が呼び掛けたことに始まった。しかし会派、議員間で「会派統一とはどういうことなのか」という出発点が食い違ったまま事が進み、一本化論議を複雑にさせた。
かみ合わない論議
旧清風は、二年前の郵政解散選挙に絡んで離党した議員と県議会自民党を割って出た議員で構成されていた。若手有志や旧清風の議員は、県議会の改選と昨年末の離党議員の復党、夏に控える参院選などを背景に、従来の会派を一度解消して「新たな統一会派」を作ることに動いた。
しかし、県議会自民党は「われわれの会派が解散してまで一つにならなければならない理由がない。勝手に会派を出て行った人なのだから『県議会自民党に帰りたい、入りたい』というのが筋」と基本原則を堅持。論点はかみ合わなかった。
県議会自民党の山根英明会長は「これまでのいきさつがあるので、出て行った人は反省の姿勢を示さないといけない」と一本化は過去の清算が必要との姿勢を崩さない。一方、旧清風側の議員は「頭を下げるとかの次元の話ではない。一つになろうと言っているのに、なぜ分からないのか」と反論する。
多数派工作
今後は議長選に焦点が移った。八日時点で議長選出馬を表明しているのは小玉正猛(県議会自民党)、鉄永幸紀(自民党クラブ)、会派「信」の元会長で現在は無所属の松田一三の三議員。ただ、県議会自民党は「会派内から正副議長候補を出す」との方針を決めただけだ。議長の座を射止めるには、少数会派と無所属の議員の協力が必要不可欠だ。公明党の銀杏泰利議員は「自民党にできれば一本化して統一候補を出してくださいとお願いしてきた」とし、自民党の議員二人が名乗りを挙げていることについて「態度を決めかねている」と難しい選択であることを指摘する。
共産党は独自の議長選候補者を出すことにこだわらない姿勢。市谷知子議員は「質問時間の延長や少数会派でも議会運営委員になれることなど、議会改革の要望を受け入れていただける方に投票する」としている。
所信表明が可能な議長選立候補(推薦人三人必要)の届け出は九日夕で締め切られる。議長選に向けた多数派工作はぎりぎりまで続く。
380
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:11:39
県議会:新議長に福田氏、副議長・五百川氏 自民議連推薦、きょう選出へ /島根
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shimane/news/20070509ddlk32010718000c.html
県議会最大会派の自民党議連(25人)は8日の総会で、県議会の新議長に福田正明氏(松江、6期)、副議長に五百川純寿氏(同、5期)を推薦することを決めた。9日の本会議で行われる正副議長選挙で、選出される見通し。
県議会の正副議長ポストは同議連議員が持ち回りで就任し、申し合わせで03年から議長は2年、副議長が1年で辞表を出すのが慣例になっていた。しかし、議長の任期を03年以前の「1年」に戻す案が浮上。この日の総会では議題に上らなかったが、議連幹部は「(議員の間の)あうんの呼吸だ」と述べ、任期を戻す可能性を示唆した。
また議会運営委員長には上代義郎氏(雲南・飯石、4期)、県監査委員には福間賢造氏(同、3期)、大屋俊弘氏(浜田、3期)を推薦する。【酒造唯】
毎日新聞 2007年5月9日
381
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:12:20
県議会:野党系が一本化へ 新会派、7人で「民主県政ク」 /島根
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shimane/news/20070509ddlk32010710000c.html
県議会の新しい会派の届け出が8日行われた。県政クラブ(3人)とせいふう会(3人)の二つに分かれていた野党系会派は、新しく「民主県政クラブ」で一本化され、7人が所属することになった。会派は9日の議会運営委員会で承認される。
この日届け出があったのは、最大会派の自民党議員連盟(25人)と、民主県政クラブ(7人)の2会派。同クラブは会長に石橋富二雄氏(安来、3期)、幹事長兼政調会長に和田章一郎氏(大田、2期)が就任。民主連合系の新人5人が加わり、せいふう会に所属していた石倉俊紀氏(松江、4期)、成相安信氏(出雲、7期)は無会派になった。
野党系会派はこれまで人数が少なかったことから、常任委員会の委員長・副委員長ポストは自民党議連が独占していたが、今回から文教厚生委員会と建設環境委員会の副委員長に同クラブから1人ずつ就任するほか、境港管理組合議会議員、隠岐広域連合議会議員にもそれぞれ1人選出される見通しになっている。
無会派の内訳は、石倉氏、成相氏のほか、保守系無所属の池田一氏(簸川、新人)、共産の尾村利成氏(松江、2期)、公明の三島治氏(同、4期)の計5人。
毎日新聞 2007年5月9日
382
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:17:44
県議会:議長は林氏の公算 主要3会派が支持、過半数 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070509ddlk34010727000c.html
9日にある臨時県議会の議長選で、最大会派の自民刷新会議(16人)の林正夫氏が選出される可能性の高いことが8日、分かった。第2会派の民主県政会(15人)と第3会派の自民党議員会(14人)が支持を表明しており、半数を超える見通し。
一方、副議長選は民主県政会の蒲原敏博氏が立候補を表明。8日には自民党議員会の松浦幸男氏も名乗りを上げたが、同日、市内のホテルで会合を開いた同会議の間所了会長は「今まで一緒にやってきた人たちを袖にするわけにはいかない」と蒲原氏を支持する構えだ。
議長選を巡っては、4年前の自民党分裂以来、自民刷新会議と歩調を合わせてきた民主県政会が「信頼と実績」を強調。一方、自民党議員会は県議選前の第1会派から第3会派に。同議員会のある議員は「自民党として一本化を目指しているのだから、副議長は自民党から出さないといけない」と主張している。【下原知広】
毎日新聞 2007年5月9日
383
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:20:02
県議会:議長、5期連続で島田氏 副議長には松永氏 /山口
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamaguchi/news/20070509ddlk35010456000c.html
県議会は8日、改選後初の臨時議会を開き、58代目議長に島田明氏(78)=防府市区、7期=、62代目副議長に松永卓氏(59)=山口市区、6期=を選出した。島田氏は5期連続で、期数、年数とも元参院議員の故・二木謙吾氏(4期8年)を抜き、戦後最多・最長となる。島田、松永両氏は自民党会派で、任期はいずれも2年。
議長選には2人が立候補し、単記・無記名で投票が行われた。その結果、島田氏が共産党以外の46票を獲得し、3票の共産、水野純次氏(60)=下関市区、5期=を破り、当選した。
副議長選は、松永氏が34票で、民主、加藤寿彦氏(60)=下関市区、6期=8票▽公明、小泉利治氏(55)=宇部市区、3期=4票▽共産、藤本一規氏(42)=同、3期=3票−−だった。
両氏は閉会後、記者会見。島田氏は「議会内の改革、活性化を進め、少子化対策と地産池消に取り組みたい」と抱負を述べた。来夏の知事選については「二井関成知事はきらら博と国民文化祭を成功させ、次(4年後)は国体が控えている。こういうリズムは県勢発展に欠かせない」と言い、4選出馬への期待感をにじませた。
松永氏は「円滑で公正な議会運営を心がけたい。県勢発展、県民福祉の向上のため全力を傾注していく」と語った。【長谷川隆】
〔山口版〕
毎日新聞 2007年5月9日
384
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 09:44:06
県議会 議長に林氏、副議長は蒲原氏
知事後援会疑惑解明に前向き 讀賣広島
改選後初の臨時県議会が9日開かれ、議長に林正夫氏(66)(自民刷新会議)、副議長に蒲原敏博氏(67)(民主県政会)が選ばれた。いずれも初めて。
66人全員による無記名投票で、林氏は55票を獲得。副議長選は蒲原氏35票、自民党議員会の松浦幸男氏25票などだった。県議会事務局によると、副議長に自民党系会派以外から選ばれるのは、記録が残る1959年以降で3人目という。
閉会後に記者会見した林氏は、知事後援会疑惑について、「早く何とかしたい。各会派から解決に向けた知恵が出てくると思うので、議長として公平に取り仕切りたい」と話した。蒲原氏は「真相解明には後援会元事務局長ら2人に話してもらうしかない。知事は解明への努力を約束している。それに期待したい」と語った。
両氏とも1983年から7期連続当選。林氏は議会運営委員長などを、蒲原氏は生活福祉保健委員長などを務めた。
(2007年5月10日 読売新聞)
385
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 17:34:03
議長候補に天野氏 自民県議団 副議長候補は河本氏 岡山日日
http://www.okanichi.co.jp/20070510125526.html
正副議長候補などを協議する自民党岡山県議団(37人)の総会が9日、前日に続いて開かれ、議長候補に天野学氏(61)=笠岡市、6期=、副議長候補に河本勉氏(58)=岡山市第1・加賀郡、4期=を決めた。同党は県議会(定数56)の圧倒的多数を占め、15日の臨時議会で両氏がそのまま選ばれるのは確実。 正副議長人事などについては、同県議団の県政会と政友会の2派閥間で8、9の両日話し合いがもたれ、議長候補は共に6期の政友会の天野氏と、県政会の古山泰生氏(47)=浅口市・浅口郡=が該当するが、長幼の順などから天野氏で異論なく決まった。 一方、副議長候補は、県政会が5期の小田春人氏(59)=井原市・小田郡=を立てたことから難航。県議会の正副議長は慣例で1年交代となっているが、5期生の小田氏は2年後の議長候補の有資格者でもあるため、政友会は議員任期中に同一議員が正副議長の両方には就かないとする〝不文律〟が崩れるとして難色を示し、協議が硬直した。 最終的には政友会の意向に県政会が応じる形で、派閥内の4期生で年長の河本氏で決着をみたが、4期生は県政会が河本氏のみに対し、政友会は5人いるなど、今後の正副議長選出に課題を抱える形となった。 議会人事は9日までにほぼ決着したが、2年に1度の党県連の幹事長、総務会長、政調会長、県議団長の4役人事については、幹事長を優先して決めることを9日に両派閥が申し合わせたが、決定するまでには至らず、10日も午前中から協議が続けられた。 国会議員が務める県連会長については、県選出国会議員の話し合いで、現会長の片山虎之助参院幹事長の再任が内定。26日に岡山市内で開く県連合同会議で4役人事と共に正式決定される。 岡山県議会の自民、民主・県民クラブ、公明、共産の各会派と無所属議員は10日までに各委員会の正副委員長や委員、監査委員候補を決めた。
386
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 19:29:19
県議会自民2人出馬か 県議会議長選 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070510/20070510003.html
鳥取県議会の会派県議会自民党(山根英明会長)は九日、会派で擁立する議長候補の人選を協議したが、すでに立候補を表明している小玉正猛議員とは別に前議長の山根会長を推す声が上がり、調整が難航。一度は、両議員の出馬を容認する極めて異例の「二本立て」で十日の議長選に臨むことで集約を見たが、共倒れが懸念されるため候補一本化の調整は深夜まで続き、議長選当日に多数決で候補者を決めることにした。
同日県庁議会棟で午後三時に始まった会派総会では、小玉議員のほかに、一部議員の出馬要請を受けて山根会長が立候補を表明し、人選が紛糾。
「二人出すと絶対に負ける」などと激論が繰り返されたが、互いに譲らず難航。途中、「会派の解散か分裂」を多数決で決めることになりかねない状況もあった。
議場での所信表明が可能な議長選立候補が締め切られる午後五時をにらみながらの協議が続き、とりあえず「二人出馬の容認」の是非をめぐって多数決を取ることになり、小玉、山根両議員の立候補を認めることがこの時点で過半数を占めた。
県庁での会議終了後、午後七時ごろから鳥取市内のホテルに場所を移して一本化への協議を継続。県議会自民党が十一人、鉄永幸紀議員を擁する自民党クラブが十人、松田一三議員を支持する会派信が七人と会派間の基礎票が小差で、少数会派や無所属議員らの動向も不明確な要素があることを踏まえ、「県議会自民党から議長を出す」ことを前提にしたぎりぎりの調整が試みられたが、この日は結局結論が出なかった。
十日に行う候補者一本化の多数決に小玉議員は参加しない。同議員は所属会派の対応にぶ然とした表情で不信感を募らせ、会派離脱を示唆。議員間に大きな溝が生まれたことで議長選後に会派分裂の可能性が強まった。
387
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 22:48:58
県議会:議長選迷走、候補4人 各派巻き込み多数派工作−−きょう臨時議会 /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070510ddlk31010328000c.html
◇「自民党」は2人出馬表明、「自民党ク」「信」も擁立
県議会の自民系2会派の一本化を巡る問題は、一度は「自民党」との統一を目指して解散した旧「清風」の議員らが新会派「自民党クラブ」(仮称)を結成することになった。双方のほぼ全員が党公認候補として当選したにもかかわらず、05年9月の衆院選に端を発した分裂は修正できないままだ。臨時議会招集の10日は議長選が行われるが、候補を絞り込めなかった「自民党」の2人など4候補が所信表明を届け出る異常事態。各会派を巻き込んでの迷走が続いている。【山下貴史】
この日は午後3時から「自民党」の総会が県議会棟で非公開で行われ、11人全員が出席。議長選を巡っては、1日の総会で立候補を表明した小玉正猛議員=当選4回=のほかに、前議長(4月29日で任期切れ)の山根英明会長=同6回=が立候補を表明する異常事態となった。
小玉議員は7日の総会でマニフェストを表明。この日は、10日の本会議で読み上げる所信表明演説の原稿を用意したにもかかわらず、山根会長は会派全体として小玉議員を擁立することを決めかねていた。所信表明のできる要件となる3人以上の推薦を得るため、小玉議員は「自民党」の安田優子、稲田寿久、上村忠史の3議員から推薦を獲得。一方で、藤井省三、前田八寿彦、初田勲の3議員が山根会長の議長続投を求め、山根会長が立候補を決意した。
山根会長は総会後、「会長としてまとめる努力をしたかったが、人から推されたからには、降りられない」と弁明。所信表明の原稿や公約は「これから作る」としたうえで、自らが進めてきた議会改革を続けると主張。また、会派からの立候補は「1人だけにしたい」として、小玉議員の辞退を促す説得を選挙直前まで続ける意向を示した。
小玉議員は「以前から議長選に出ると言い続けているのに、なぜ今になって山根さんが立候補するのか。心外だ」と不満をあらわにし、「『自民党』から出ることも考えている」と表明。議長選後に「自民党クラブ」入りも考えると訴えた。
これに対し「自民党」のある議員は「小玉議員は今日までだれの推薦も受けずにいたのに、(自分だけに投票するよう)会派拘束をかけようとした。これでは脅迫だ」と突き放した。
その他に3人以上の推薦を得て議長選の所信表明を届け出たのは▽「自民党クラブ」の鉄永幸紀議員=同5回▽改選前の民主系会派「信」会長で、現在無所属の松田一三議員=同6回=の2議員。
議長選は公職選挙法に基づき、無記名投票で行う。投票ができる議員は定数と同じ38人で、所信表明できない議員に投票することも可能。当選には有効投票の4分の1以上の得票が必要で、その条件を満たした最多得票者が2人以上いる時は、選挙長を務める最年長の広江弌議員が「くじ」で決める。
議長選を巡っては、06年6月19日の前回選挙で民主系会派「信」が「議会改革に前向きな姿勢が見られる」として「自民党」の山根会長を推薦し36票(欠席2)のうち23票が集まった経緯がある。今回は、今でも「自民党」内に「『信』には恩義がある」との意見があり、松田議員への票の行方が注目される。
ただ、「郵政造反組」で05年9月の衆院選鳥取2区に無所属で出馬し落選した川上義博氏が、夏の参院選鳥取選挙区から民主党公認で出馬することから「自民党」側からどれだけ支援が集まるかが未知数で、県選出の自民党国会議員もかたずをのんで見守っている。
一方、前回選では残り13票が白票で、最大会派だった「清風」(当時13議席)が投じたとされている。「自民党」では「今回は『旧清風』にも負けるわけにはいかない。勝つ選挙をすべきだ」との意見が出ており、各会派の思惑が絡んだ多数派工作は選挙直前まで続きそうだ。
毎日新聞 2007年5月10日
388
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 22:51:06
岡山市議会:会派決まる /岡山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/okayama/news/20070510ddlk33010570000c.html
改選後の岡山市議会(定数53)の会派が9日、決まった。民主系や市民活動に取り組む市議でつくる無所属市民の会が「市民ネット」に会派名を変更したほかは、改選前と勢力分布などに大きな変化はなかった。
最大会派は保守系の新風会(垣下文正団長)で改選前と同じ13人。同じく保守系の政隆会(安井聡団長)は改選前より2人減の9人となった。公明党(則武宣弘団長)は10人(改選前同)▽市民ネット(羽場頼三郎代表)が7人(1人増)▽ゆうあいクラブ(楠木忠司代表)が6人(1人減)▽共産党(田畑賢司団長)が5人(改選前同)▽無所属3人(2人増)となった。【横山三加子】
毎日新聞 2007年5月10日
389
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/10(木) 22:53:53
県議会:議長に林氏、副議長に蒲原氏 知事後援会事件、明言せず /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070510ddlk34010603000c.html
臨時県議会が9日開会し、議長に最大会派の自民刷新会議(16人)の林正夫氏、副議長に民主県政会(15人)の蒲原敏博氏がそれぞれ選出された。自民党以外の会派から副議長が選出されたのは03年以来。
議長選は投票総数66票のうち有効投票が63票。そのうち、林氏が55票、公明党議員団(6人)の田辺直史氏が6票、つばさ(2人)の蔵本健氏が2票を獲得した。一方、副議長選は、有効投票66票のうち蒲原氏が35票、自民党議員会の松浦幸男氏が25票、田辺氏が6票だった。
会見した林議長は「厳しい財政状況のもとで取り組むべき多くの課題を抱えている。県民の立場で行動する議会として政策立案機能などを強化したい」と抱負を述べた。また、藤田雄山知事の後援会政治資金規正法違反事件について、「各会派の意見を集約し、議長の本分を徹底したい」と話し、解決に向けた見通しなどは明言しなかった。蒲原副議長も「出処進退は知事自身が決めることだと思う」と話した。
公明党議員団の田辺団長は「知事後援会問題をどうするかはっきりさせないで、議長選を一本化するという自民党のやり方には賛成できない」と指摘。議長選で白票を投じた自民党立志会(3人)の城戸常太代表は「政策が明らかに違う会派と組んで議長選を闘った新議長には同調できない」と語った。つばさの蔵本代表は「議長になれないのは承知のうえ。みなさんからいただいた一票を行使するのが仕事と思った」と話した。【下原知広、吉川雄策】
毎日新聞 2007年5月10日
390
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 00:25:27
◇議長選出も深まる自民党会派の溝 2007/05/10(木) 鳥取BSS
鳥取県議会は10日、臨時議会を開き、新しい議長に鉄永幸紀議員を、副議長に上村忠史議員を選出しました。鳥取県議会の臨時議会は10日午前10時に開会し、正副議長を決める選挙を行いました。このうち議長選挙には自民党の2つの会派と無所属のあわせて3人が立候補し、投票の結果、自民党クラブの鉄永議員が、会派の人数の10人を上回る15票を獲得して新しい議長に選ばれました。なお副議長には県議会自民党の上村忠史議員が選出されました。鳥取県議会では圧倒的多数を占める自民党議員が会派統一に向けた動きを見せました。しかし、分裂していた2つの会派の溝は埋まらず、旧会派「清風」の議員ら10人で結成した新会派「自民党クラブ」と11人の議員で構成する県議会自民党の2つの会派が議長候補を出す形となりました。さらに県議会自民党は
候補者選びが紛糾して2人が立候補する異例の事態を迎えました。結局、10日の本会議直前になって県議会自民党の小玉正猛議員が議長選への出馬を断念し、会派を脱会しました。小玉議員は、新たに自民党の第3会派を結成する動きを見せていて、2ヵ月後に迫った参議院選挙の挙党体制にも、影響を与えることになりそうです。
391
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 08:20:03
自民会派が4分裂 臨時県議会
議長に自民ク・鉄永氏 選出法に不満「自民党」小玉氏 新会派結成へ 讀賣鳥取
改選後初の臨時県議会が10日開かれ、議長に旧清風幹事長で会派「自民党クラブ」(10人)の鉄永幸紀氏(59)(5期)、副議長に会派「自民党」(10人)の上村忠史氏(62)(3期)を選んだ。議長選をめぐっては、「自民党」の小玉正猛氏が会派内の候補者選出方法に反発して脱会。近く新会派を結成することを表明した。この結果、県議会内の自民党は、1人会派の「自民」を含めて4会派に分裂する事態になり、夏の参院選への影響を心配する声も出始めた。
議長選は、鉄永氏と、「自民党」が擁立した前議長の山根英明氏、民主党系議員らでつくる会派「信」が推す松田一三氏が立候補。投票結果は、鉄永氏が15票、山根氏が11票、松田氏が10票、共産党県議団所属の市谷知子氏が2票だった。「自民党」の数人が鉄永氏に入れたとみられる。
任期は、正副議長とも法律上は4年間だが、県議会の慣例では2年間で交代。鉄永新議長は「議会での議論が、政策として県民のために生かされるよう頑張り、日本一の議会を目指したい」と抱負を述べた。
◇
「自民党」では、小玉氏が今月1日、会派総会で立候補を表明し、マニフェストを作って支援を呼びかけたが、「小玉氏では勝てない」と難色を示す声もあり、9日になって一部が山根氏擁立を打ち出した。このため、「妨害だ」とする小玉氏らと同日深夜まで激論を繰り広げ、10日朝、採決を行って山根氏の擁立が決まった。
小玉氏は、臨時県議会直前まで立候補を模索したが、「このままでは自民票が分散し、非自民の議長が誕生する」と出馬を断念するとともに、鉄永氏支持に回り、「やり方が許せない」と脱会届を提出。「仲間と話し合って新会派をつくるが、将来は自民党会派を一本化する道を探りたい」と述べた。
数人が行動を共にする可能性があるとみられるが、「自民党」会長でもある山根氏は「一緒にいることができない者が退会するのは当然」と冷ややかに受け止めていた。
県議で県連幹事長の広江弌氏は「参院選も近く、『県議会と国政は違う』とうまくまとまればいいが……」と夏への影響を懸念していた。
(2007年5月11日 読売新聞)
392
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 22:47:26
県議会:新議長に自民クの鉄永氏 自民・小玉議員は脱会届 /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070511ddlk31010404000c.html
◇選挙直前に所信表明辞退、新会派結成か
県議選(4月8日投開票)で当選した新議員で構成する初の臨時県議会が10日、開かれた。自民系2会派の一本化を巡る問題を抱えたまま行われた議長選は、会派「自民党」から2人が所信表明を届け出るなど紛糾した結果、多数派工作に成功した新会派「自民党クラブ」の鉄永幸紀氏(59)=鳥取市選挙区=が新議長に当選した。立候補を表明していた「自民党」の小玉正猛議員は、直前に辞退して脱会し、新会派結成を宣言。夏の参院選を前に混迷はさらに深まった。【山下貴史】
この日の朝「自民党」は総会を県議会棟で開き所信表明の届け出をした2候補の一本化を図った。しかし多数決による絞り込みに反対した小玉議員は欠席し、山根英明会長の擁立を決定。全員が山根会長に投票するよう拘束をかけた。
午前9時40分ごろ、議会運営委員会に代わる世話人会(「自民党」6人、「信」4人の計10人)が開かれ、小玉議員も出席。「事情が変わった。心の整理ができない。少し時間を頂きたい」と要求。退席して「自民党」の脱会届を山根会長に提出し、所信表明も辞退したため本会議は同10時の開会予定が21分遅れる異常事態になった。
議長選は、▽「自民党クラブ」に加わることを決めていた無所属の鉄永幸紀議員▽「自民党」の山根英明会長▽「信」前会長で無所属の松田一三議員−−の3人が所信を表明。定数38人の投票は、▽鉄永議員15票▽山根議員11票▽松田議員10票▽市谷知子議員(共産)2票−−となり「自民党」などから複数票を得たとみられる鉄永議員が第80代議長に選ばれた。
辞退した小玉議員は鉄永議員に投票したことを明らかにし、「(立候補できなく)非常に残念。新しい会派を作る」として、鉄永議長に無所属の届け出を提出。「会派を作っても、将来的には一本化して信頼される自民党を作っていきたい」と訴えた。山根会長は「無記名で10人以上の得票があったので、会派拘束を違反したかどうかは詮索(せんさく)しない。一緒におれんもんが出るのは選択の自由」と小玉議員の対応を突き放した。
同日午後5時現在、自民系議員の構成は▽自民党10人▽自民党クラブ10人▽自民1人▽無所属2人−−で、参院選を前にした会派一本化は険しくなった。各議員やその他の議員からは「一本化は自民党県連の問題で、会派とは関係ない」「自民党の議員は、身勝手な『自分党』だ」などの声がある一方、「会派が固まり政策が非公開の総会で決まっていくよりも、分かれている方が県民にとってはいい」との意見も出ている。
新議長に選ばれた鉄永幸紀議員は1973年、25歳で旧青谷町議に初当選。4期務めた後、91年から5回連続県議に当選している。議長の任期は4年だが、2年交代の慣例を踏襲するかどうかは明言を避けた。会派は離脱しない。
所信表明では、地方交付税の減額や税源配分の問題などの課題を挙げ「国に堂々と物申したい」と訴え▽予算・条例・重要案件の公聴会導入▽一般質問の5分延長▽議員報酬と定数削減の検討−−なども含めて協議を行うとした。
現在、県の補助を受けている社会福祉法人の理事長を務めているが、近く辞任する予定。
また副議長には「自民党」の上村忠史氏(62)=西伯郡選挙区=が選ばれた。
◇新会派「自民党クラブ」受理
改選前に「清風」に所属し当選した鉄永議長を含む全9議員と「自民党」に所属していた伊藤美都夫議員は10日、新会派「自民党クラブ」を結成し、議長に届け出をして受理された。
会長に就任した山口享議員は「今後も一本化を考えている」として、自民党との対等合併を視野に入れることを明らかにした。そのうえで「(議長選では他会派の)5人が共鳴した。自民党もいると思う。一本化は前に進みつつある」と笑顔で話し、無所属となった小玉議員についても「門戸は開いている」と話した。また幹事長の伊藤議員は「一本化の動きは水面下で生きているのは議長選を見ても分かる通り」と自信を見せた。
毎日新聞 2007年5月11日
393
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 00:56:55
県議会議長に鉄永氏
2007年05月11日 朝日鳥取
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000000705110003
◆自民系割れ人選迷走
県議会は10日、臨時議会を開き、この日に会派届が受理された「自民党クラブ」の鉄永幸紀氏(59)=5期、鳥取市選挙区=を投票で議長に選んだ。
議長選には鉄永氏のほか、前議長で会派「自民党」の山根英明氏(74)、民主系会派「信」の前会長で無所属の松田一三氏(70)が立候補の意思を示す所信表明に立った。投票の結果は鉄永氏15票、山根氏11票、松田氏10票、会派「共産党」の市谷知子氏2票だった。
記者会見で、鉄永氏は県議会の課題として政策提案能力の充実や議員定数の見直しなどを挙げ、「中国5県の議長会などを通して『貧乏県連盟』を立ち上げ、税源の(配分)問題などについて、連携して国に言うべきことをしっかり言いたい」と話した。
また、副議長選では会派自民党の上村忠史氏(62)=3期、西伯郡選挙区=が選ばれ、「県議会でも執行部に負けない成果を出したい」と語った。
■背景に一本化問題
県議会の議長選は、11人を抱える最大会派だった会派「自民党」が候補を絞れないなど最後まで迷走した。
同会派からは、小玉正猛氏が早くから立候補の意思を示し、マニフェストも提示していた。しかし、前回議長選で同会派会長の山根英明氏が民主系会派「信」の支持を得て当選したため、会派内には「世話になった情を斟酌(しん・しゃく)しないといけない」と、信の前会長で議長選に立った松田一三氏を支持する動きもあった。一方、「勝てる候補を出す」として9日に山根会長を推す案が急浮上。10日朝の総会で、多数決で山根会長を会派の正式候補とすることが決まった。この結果、会派自民党の票は割れた。
小玉氏は会派内3人の推薦を受けて提出していた所信表明の届け出を臨時議会の直前に取り下げ、会派の脱会届を提出した。小玉氏は「同志と相談し、新しい会派をつくる方向になるのではないか」と話している。
議長に選ばれた鉄永幸紀氏は、解散した自民系会派「清風」を母体にし、10日に会派として届け出された「自民党クラブ」(山口享会長、10人)と、小玉氏、自民党会派の一本化に同調する会派自民党の一部などの支持を得たとみられる。
山根氏は会派自民党(小玉氏脱会後は10人)の多数と会派「公明党」など、松田氏は信(6人)と無所属の一部などに支持を得たとみられる。
議長選の混迷の背景には、自民系会派の分裂と一本化問題がある。会派自民党は「こちらは夜逃げされても『元祖』自民党を守ってきた。割れたままでも困っていない」(山根会長)と譲らない。
一方、05年の衆院選で郵政造反組の川上義博氏を推すため離党した7人と、当時の会派自民党の「長老支配」を嫌って後追いした6人でつくられた清風側は、両会派の若手有志の一本化の呼びかけに合わせ、山根会長に会派「自民党」として会派届を出すなど揺さぶりをかけてきた。
10日に自民党クラブとして正式な会派届を出したあと、同会派の伊藤美都夫幹事長は「今後とも会派の門戸は開いておく」と話した。会派自民党への合流ではなく、対等な合併か、同会派の歩み寄りを待つという。
394
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 00:57:46
民主党系が新会派/選挙後初の県議会招集
2007年05月09日 朝日島根
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000705090002
◆参院選へ存在PR◆
4月の県議選で当選した県議37人が8日、選挙後初の臨時県議会に臨んだ。3人増えて8人に躍進した民主系のうち7人はこの日、会派「民主県民クラブ」を結成した。4人減らした自民党系会派「自民党議員連盟」(25人)に対抗する勢力として7月の参院選に向けて政策を訴える考えだ。
県議会の会派は3人以上で構成する。本会議の一般質問で代表質問ができ、存在感をアピールできる。選挙前は自民系と、非自民系の「県政クラブ」「せいふう会」の計3会派だった。選挙後は、民主県民クラブと自民党議員連盟の二つだけになり、県議会でも民主が自民に挑む様相になった。
同クラブは、民主公認で当選した石橋富二雄(安来)、角智子(松江)、珍部芳裕(出雲)各議員と、民主推薦を受けた白石恵子(松江)、和田章一郎(大田)、須山隆(浜田)、門脇誠三(隠岐)各議員計7人で構成。うち1年生議員は5人。会長には石橋議員が、幹事長には和田議員が就任した。石橋会長は「参院選をはじめ今後の選挙で、民主党の名を売り込んでいくために会派名に民主をつけた。自民党に挑んでいきたい」と話した。
民主系の石倉俊紀議員(松江)は会派に所属しなかった。
395
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 01:01:19
正副議長は知事与党コンビ 県議会
2007年05月10日 朝日広島
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000705090001
県議会(定数66)は9日、改選後初の臨時会を開き、新しい議長に林正夫氏(66)=自民刷新会議、7期=、新副議長に蒲原敏博氏(67)=民主県政会、7期=をそれぞれ選んだ。林議長は、県政の混迷を招いている藤田雄山知事の後援会による政治資金規正法違反事件について、早期解決を図る決意を示した。一方で、正副議長とも「知事与党」とされる会派出身であることから、他会派からは「本当に事件の解明ができるのか」と疑問の声も上がっている。(福家 司、八百板一平)
議長選では、林氏が所属する自民刷新会議と、連携している民主県政会など3会派のほか、対立してきた自民党議員会や、同党広誠会などから支援を受け、過半数を大きく上回る55票を得た。林氏は広島市中区選挙区選出。現在、修道学園理事長で、00〜01年に県議会副議長も務めた。
副議長選では、蒲原氏が所属する民主県政会のほか、刷新会議など4会派の支援を受け、35票を獲得した。蒲原氏は同市東区選挙区選出。元県職員で、県職員労働組合委員長、社民党県連合の幹事長を務めた。
知事に批判的な自民党議員会は、議長選では「自民党会派の一本化」に向けて林氏に投票。副議長選では松浦幸男氏を立て、分裂した自民党広誠会、立志会などからも支援を受け25票を得たが及ばなかった。宇田伸・議員会長は「知事をひたすら擁護してきた2人が果たして知事問題に取り組めるか」と疑問を呈した。
正副議長選とも団長の田辺直史氏に投票した公明党議員団の田辺団長は「知事後援会事件にどう取り組むかの表明がないまま(議長選で)自民党が一本化するというのはいかがなものか」と話した。
自民党議員会から分かれた自民党立志会は、「知事問題に限らず、政策が全く違うところがなぜ一緒にやれるのか。県民に対する説明がつかない」(同会代表者の城戸常太議員)として議長選では白票を投じた。
若手の新顔2人で構成する「つばさ」は議長選では蔵本健代表に投票した。蔵本代表は「しがらみのない人を議長にという思いと、会派として志を示した」としている。
共産党は今回、林、蒲原両氏に投票した。
また、本会議では議会運営委員会の委員構成も可決され、委員長に山木靖雄氏(自民刷新会議)、副委員長に犬童英徳氏(民主県政会)を選んだ。
●後援会事件 林議長、対応示さず
林新議長、蒲原新副議長は議会後に記者会見した。林議長は「開かれた議会に向け議会活動の透明化に努力したい」と述べたが、知事後援会事件については具体的な対応方針は示さなかった。一方、蒲原副議長は「知事の真相解明は元秘書、元事務局長に説明していただくこと」とする一方で「出処進退については辞職勧告などではなく自身が決めること」と述べた。
2人は、民主県政会の提唱により、「知事与党」とされてきた同県政会、自民刷新会議、自民党良政会の3会派が「事件の早期解決」で合意したことを明らかにした。
しかし、具体的な解決策については「各会派の意見をよく聞いて判断したい」(林議長)として明言を避けた。政治倫理条例の制定については「われわれ自身の問題として大きな課題の一つだ」とした。
一方で、政務調査費の透明化や、費用弁償を実態にあったものにするなどの議会改革については、積極的に取り組む姿勢を示した。
396
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 01:02:57
臨時県議会始まる/島田氏、議長5期連続
2007年05月09日 朝日山口
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000705090003
県議会の5月臨時会が8日開会し、正副議長選が行われた。第58代となる議長には改選前まで議長を務めていた島田明氏(78)=自民党、防府市区=が5期連続で選ばれた。第62代の副議長には松永卓(たかし)氏(59)=同、山口市区=が初めて選ばれた。慣例により1期2年の議長職を5期連続で務めるのは戦後の県議会で初めて。最大会派の自民党は4月の県議選(定数49)で議席を減らしたが、正副議長ポストは同党が引き続き押さえた。
正副議長選では、各議員が意中の議員名を書いて投票した。各49票のうち、議長選では島田氏が46票、副議長選では松永氏が34票を占めた。
島田氏は83年に初当選し、7期目。05年7月から1年間は全国都道府県議会議長会の会長を務めた。松永氏は87年に初当選し、6期目。
この日の議会後の記者会見で、島田氏は「人と人、人と社会のきずなを基調に議会の運営をきちっとやりたい」、松永氏は「県政の発展と県民福祉の向上に全力で当たる」と抱負を述べた。
戦後の県議会では51年5月〜59年4月に二木謙吾氏が議長を4期にわたり務めたが、99年から議長に就く島田氏は二木氏の在任期間を上回ることになる。島田氏は「初心に帰ってすべてを律していきたい」と語った。
島田氏はこれまでの県議会について、議員提案による政策的な条例として06年に中山間地域振興条例が制定されたことを評価。今後の課題については「少子化対策に取り組みたい」「地産地消が浸透するようにやっていきたい」と述べた。
また、議員1人に月35万円が交付される政務調査費で、支出の報告に領収書の添付を義務付ける額を現在の「5万円以上」から引き下げるかどうかについては「今から(議会内で)検討するのではないか」との見解を示した。
臨時会の会期は11日まで。9日は休会、10日は常任委員会の委員選任、県執行部の議案提案などがある。
397
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 11:10:56
議論50〜60点にアップ 県次世代改革推進本部 知事満足げ 讀賣鳥取
平井知事がマニフェストに掲げた政策を実現するために設置された県の「次世代改革推進本部」で、福祉や環境などを担当する「人権、福祉、環境先進県チーム」の初会合が11日、県庁で開かれた。4月末の本部会議は、具体的なアイデアが出ず、平井知事が「30点のでき」と雷を落としたが、この日は活発な議論があり、知事も「50〜60点」と満足げだった。
メンバーは藤井喜臣・副知事や環境、福祉、人権分野の担当課長ら20人。本部会議の反省を踏まえ、出席者は「医師不足を解消するため、病院同士が話し合う場を設けては」「健康づくりを一つの文化という視点で取り組んでみては」などのアイデアを出し合った。
平井知事は出席後、「色々なアイデアを出し合ってこそ鳥取の新しい時代づくりが進む。今日はまずまず」と感想を述べていた。
(2007年5月12日 読売新聞)
398
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/13(日) 09:25:38
会長代行指名せず 自民党県連溝手新会長 県議会会派分裂理由に 讀賣広島
自民党県連は12日、広島市中区の広島国際会議場で県連大会を開き、広島市長選で党推薦候補が落選したのを受け、会長職辞任の意向を示した中川秀直・党幹事長の後任に、参院議員の溝手顕正・国家公安委員長を選出した。溝手氏は、檜山俊宏県議が16年間、務めた会長代行について、「過去の習慣にとらわれず公平な県連運営を行う」と述べ、指名をしなかった。
溝手氏の会長就任は2002年以来、2度目。来年の県連大会までが任期となる。
党県連によると、会長代行制度は、1991年の県連大会で檜山県議が就任して始まり、以来、檜山県議が指名されており、「どういう位置づけか、明らかでない」などと疑問視する声も挙がっていた。
溝手氏は記者会見で、会長代行を指名しなかった理由について、県議会で自民党会派が分裂している現状を挙げ、「どこかのグループに権限が集まるのは問題がある。好ましくない部分は消していく」と語った。
檜山県議は、代行ポストについて「功罪は自らではなく、みなさんが判断すること」と話した。
また、溝手氏は、自らが候補者となる夏の参院選について、「県議会での(党会派の)分裂は、(党県連の)運営がうまくいってないということであり、一つの会派を作ってもらうことが必要だ」と述べ、参院選に向けた党県連の立て直しに意欲を見せた。
(2007年5月13日 読売新聞)
399
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/13(日) 09:58:48
05/11-14:58--未明にサプライズ 自民県連役員人事 幹事長に古山氏内定
http://www.okanichi.co.jp/20070511145836.html
難航していた自民党岡山県連の役員人事は11日、焦点の幹事長に古山泰生氏(47)=浅口市・浅口郡、6期=が内定した。同党県議団は正副議長人事も含め8日から断続的に協議を続け、足かけ4日目となる11日未明に、慣例を破り議長未経験者の古山氏を幹事長とする異例の形で決着をみた。任期は2年で、26日に岡山市内で開かれる同党県連合同会議で正式に決定する。 同日は幹事長のみを決めただけで、ポスト配分は県政会から県議団長、政友会から総務会長と政調会長を出すことで合意し、千田、戸室、三村峰夫(6期)の3氏が、これらのポストに就く見込み。 古山氏は「自分たちの選挙が終わったばかりだが、挙党体制を構築し、今夏の参院選態勢を整えていきたい」と述べた。
400
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/13(日) 10:21:07
自民岡山県連 幹事長に古山県議内定
議長未経験、40歳代異例
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/05/11/2007051115114925027.html
古山泰生氏
自民党岡山県議団は11日未明、党県連幹事長に前県議会副議長の古山泰生氏(47)=6期、浅口市・浅口郡=を充てることを内定した。26日の県連合同会議で正式決定する。任期は2年。県連4役(幹事長、総務会長、政調会長、県議団長)は議長経験者が務めるのが通例となっていた。中でも幹事長は最重要ポストとされ、議長未経験で40歳代の古山氏が就くのは異例。
古山氏は「参院選での勝利が、当面最大の任務と考えている。党改革に努め、強固な組織を築きたい」と述べた。
幹事長をめぐっては県政会(旧大杉派)、政友会(天野派)の2派閥が互いに譲らず難航。断続的に協議した結果、両派が候補に挙げていたベテランがともに降り、県政会の古山氏で若返りを図ることにより、11日午前3時前に決着した。
幹事長以外の役員は、県議団長を県政会、総務会長と政調会長を政友会に割り当てることで合意したが、人選は持ち越した。
【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】
(2007年5月11日掲載)
401
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/13(日) 21:35:27
自民党県連:「立て直しの改革断行」 新会長に溝手氏選出−−広島で大会 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070513ddlk34010323000c.html
自民党県連の新会長に12日、溝手顕正・国家公安委員長が選出された。会長を退いた中川秀直・同党幹事長は「分裂と内部抗争を続けるなら有権者から見放される。今こそ再出発を」と県連の引き締めを訴えた。溝手氏も「立て直しに必要な改革を断行する」とし、会長代行職を設けずに自ら県連運営にあたることを明らかにした。
中川氏は、広島市長選での推薦候補敗北の原因が保守分裂にあったと指摘。「いかなる理由があったにせよ、現職市政を批判する民意を政治に生かせなかったのは我々の責任。率直に反省しなけばならない」と話した。
また、県議会の自民党会派が五つに分裂した理由の一つは藤田雄山知事後援会の政治資金規正法違反事件にあると分析。県連が先月末に受けた外部監査でも「指摘を受けているような事実を裏付けるものは見当たらなかった」とし、「知事を巡る問題も重要だが、もっと大きな問題があることに目を向けて団結すべきだ」と語った。
一方、溝手新会長は「公平な県連運営を行うことがすべての原点と考えている。かつてないほど厳しい状況に直面しているが、新しい自由民主党、新しい県連を作り上げよう」と述べた。【下原知広】
毎日新聞 2007年5月13日
402
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/14(月) 07:17:22
会長代行指名せず 自民党県連溝手新会長 県議会会派分裂理由に 讀賣広島
自民党県連は12日、広島市中区の広島国際会議場で県連大会を開き、広島市長選で党推薦候補が落選したのを受け、会長職辞任の意向を示した中川秀直・党幹事長の後任に、参院議員の溝手顕正・国家公安委員長を選出した。溝手氏は、檜山俊宏県議が16年間、務めた会長代行について、「過去の習慣にとらわれず公平な県連運営を行う」と述べ、指名をしなかった。
溝手氏の会長就任は2002年以来、2度目。来年の県連大会までが任期となる。
党県連によると、会長代行制度は、1991年の県連大会で檜山県議が就任して始まり、以来、檜山県議が指名されており、「どういう位置づけか、明らかでない」などと疑問視する声も挙がっていた。
溝手氏は記者会見で、会長代行を指名しなかった理由について、県議会で自民党会派が分裂している現状を挙げ、「どこかのグループに権限が集まるのは問題がある。好ましくない部分は消していく」と語った。
檜山県議は、代行ポストについて「功罪は自らではなく、みなさんが判断すること」と話した。
また、溝手氏は、自らが候補者となる夏の参院選について、「県議会での(党会派の)分裂は、(党県連の)運営がうまくいってないということであり、一つの会派を作ってもらうことが必要だ」と述べ、参院選に向けた党県連の立て直しに意欲を見せた。
(2007年5月13日 読売新聞)
403
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/16(水) 08:24:28
自民党勢力4分裂確実に
県議会新会派「自由民主」結成へ 讀賣鳥取
県議会の議長選をめぐって会派「自民党」を脱会した小玉正猛県議ら5人が15日、新会派「自由民主」を立ち上げることで合意した。「自民党」「自民党クラブ」を離脱して合流する県議もおり、18日にも鉄永幸紀議長に会派届を提出する。これで自民党勢力の4分裂は確実になった。
他に無所属の前田宏、「自民党」の稲田寿久、「自民党クラブ」の横山隆義、藤縄喜和の各県議。会長には前田県議、幹事長には横山県議が就任する。
これで、県議会の自民党勢力は「自民党」(9人)、「自民党クラブ」(8人)、「自由民主」(5人)、「自民」(1人)に分散。前田県議は「一本化を目指すための暫定的な会派。会派が分かれても、夏の参院選は各議員とも一生懸命やる。影響はない」と話していた。
(2007年5月16日 読売新聞)
404
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/16(水) 20:34:02
広島市議会:会派数14から9に 議長選は持ち越す /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070516ddlk34010710000c.html
広島市議会(定数55)の会派が15日までにすべて届けられ、自民党系の8会派は4会派にまとまるなどして、市議選前は14あった会派数は9になった。
自民と新政クラブが自民新政クラブ(金子和彦幹事長)を結成し、11人で最大会派になった。民主系の市民・民主フォーラムと社民が結集して9人で市民連合(太田憲二幹事長)をつくった。他の会派は▽ひろしま政和クラブ(熊本憲三幹事長、10人)▽公明(安達千代美幹事長、8人)▽市民市政クラブ(元田賢治幹事長、7人)▽共産(中森辰一幹事長、5人)▽爽志会(永田雅紀幹事長、3人)▽無党派クラブ(馬庭恭子幹事長、1人)▽立風会(豊島岩白幹事長、1人)。
また、同市臨時議会が同日、市議選後初めて開かれた。会期は17日までと決まったが、議長選は16日以降に持ち越された。【井上梢】
毎日新聞 2007年5月16日
405
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/17(木) 01:43:16
自民県議第3の会派 「自由民主」結成へ 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070516/20070516005.html
鳥取県議会の自民党県議の会派再編をめぐって十五日、前田宏、小玉正猛、稲田寿久、横山隆義、藤縄喜和の五議員は新会派「自由民主」を結成することで合意した。会長には前田議員、会長代行に小玉議員、幹事長に横山議員が就任し、十八日にも鉄永幸紀議長に正式に会派届を提出する見通しだ。
同党県議間では、議長選と統一会派を目指す動きの中で考え方や姿勢の違いが顕著になり、「第三の会派」結成の動きが水面下で加速していた。同日までに自民党クラブから横山、藤縄の二議員、県議会自民党から稲田、安田優子の二議員が離脱した。
会派離脱の理由について、稲田議員は「不信感と不条理」、横山議員は「言葉だけで統一会派を本気で目指していない。対立だけだ」と所属していた会派への不満を漏らし、藤縄議員は「自民党と旧清風の対立の構図を打開したい」と語った。安田議員は新会派への合流について「検討中」としている。
新会派「自由民主」結成について、前田議員は「将来の自民党県議一本化が目的。われわれは本気で自民党のことを考えている」とし、参院選への影響は一切ないことを強調した。
406
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/17(木) 14:58:15
広島市議会 藤田議長を再選 産経広島
http://www.sankei.co.jp/chiho/hiroshima/070517/hrs070517002.htm
広島市議会は16日、臨時会本会議で議長選を行い、新議長に藤田博之氏(69)=市民市政クラブ=を選出した。
藤田氏は改選前も議長を務めており、退任するとの見方もあったが、議会内の会派が再編されて調整が難航。議長選の結果、藤田氏がほかの2氏を破り、続投することになった。
藤田氏は佐伯区選出で現在、7期目。就任後、「政務調査費の透明度を高めるなど議会改革を進め、議会の発展を図っていきたい」と抱負を述べた。
(2007/05/17 03:20)
407
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/17(木) 14:59:15
広島市議会議長は藤田氏続投 '07/5/17
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200705170023.html
広島市議会(定数55)の臨時会は16日、正副議長選を行い、議長に藤田博之氏(69)=市民市政ク・佐伯=、副議長に児玉光禎氏(65)=自民新政ク・同=を選んだ。藤田氏は改選前に続き2回目、児玉氏は初の就任。藤田氏は自派の7人のほか、市民連合(9人)、共産(5人)、無党派ク(1人)、立風会(1人)の協力を取り付け、態度を決めかねていた公明(8人)が支持したのが決め手となった。
408
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/17(木) 23:18:32
広島市議会:藤田氏を議長再選 副議長は児玉氏 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070517ddlk34010229000c.html
広島市臨時議会は16日、議長選を行い、市民市政クラブの藤田博之前議長(69)=佐伯区、7期=が再選された。
市議会(定数55)の各会派世話人会議が16日朝から断続的に開かれ、水面下で新議長選出を巡り駆け引きが行われた。同日夕にようやく各会派の態度が固まり、本会議では55票中、藤田氏が31票、自民新政クラブの木島丘氏(73)=安佐北区、8期=が21票、爽志会の永田雅紀氏(51)=中区、4期=が3票を獲得した。
市民連合(9人)▽公明(8人)▽市民市政クラブ(7人)▽共産(5人)▽無党派クラブ(1人)▽立風会(同)が、藤田氏に投票したとみられる。
副議長選は、有効投票54票中、32票を獲得した自民新政クラブの児玉光禎氏(65)=佐伯区、6期=が選ばれた。
毎日新聞 2007年5月17日
409
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/17(木) 23:19:03
県知事後援会・虚偽記入:自ら真相解明に力を−−林正夫・県議会議長に聞く /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20070517ddlk34040215000c.html
◇議会透明化進める
今月9日の県議会臨時会で第62代議長に選出された林正夫県議=7期、中区=が、毎日新聞の取材に応じた。林議長は、藤田雄山知事後援会の政治資金規正法違反事件解明について、「知事は自ら真相解明のために出来ることとすべきことをしっかり行ってほしい」と話し、さらに県議会改革などを加速する考えを示した。【吉川雄策】
−−前任期で藤田知事と協調関係にあったが、知事後援会事件の真相解明は進むか
議長は会派の意見を集約する立場。執行部と議会は車の両輪だが、(知事とは)節度ある緊張感を持って対応したい。
−−事件の調査会は新任期でも続けるのか
(4月に提出された)調査会の報告書の中身は重い。だが新議員の議論を踏まえて判断したい。
−−前任期では同後援会元事務局長らの招致が課題として残った。調査会がなければ受け皿はどうするのか
新県議の意見を聞いて判断したい。県民が納得できる方向性を探らなければならない。
−−議会改革はどのように進めるか
さらなる透明化を進め、チェック機能を強化したい。具体策は今後早急に出す。
−−広島市選出の議長は連続17年目に入るが、中山間地域の振興にはどう取り組むか
知事も力を入れたいと言っている。道州制論議の中で中山間地域の活性化は焦点になる。雇用対策や福祉などソフト面の対策を含めて議会を挙げて考えたい。
−−過去2番目に多い11の会派数をどうまとめるか
県民のためとの気持ちは同じだ。おのずからまとまると思う。
−−目指すべき議長像は
今はぐいぐい引っ張るタイプではなく、みんなで考えて行動する時代。一丸になって県を発展させたい。
毎日新聞 2007年5月17日
410
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/19(土) 07:19:00
「自由民主」結成6人で新会派 県議会 讀賣鳥取
県議会会派「自民党」や「自民党クラブ」を脱会するなどした県議6人が18日、新会派「自由民主」を立ち上げた。メンバーは当初より1人増え、「対立している自民党と自民クの緩衝材になり、自民系会派の一本化につなげたい」としている。
前田宏会長や小玉正猛会長代行、横山隆義幹事長ら5人に加え、「自民党」を脱会した安田優子県議が合流。会派届を県議会事務局に提出した。
この後、前田会長らは記者会見し、「二つの会派が並び立っていては対立が続くだけ。我々は両会派の緩衝地帯となる道を選んだ」と結成理由を話した。
これで、県議会の自民党勢力は四つに分裂。全体の会派構成は、「自民党」「自民党クラブ」が各8人、「自由民主」、民主党系議員らの「信」が各6人、「公明党県議団」「共産党県議団」が各2人、「社民党」「自民」「えがりて」「きずな」が各1人。無所属は2人となった。
(2007年5月19日 読売新聞)
411
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/19(土) 07:20:38
県議会に改革推進委 代表者会議 知事選疑惑解明要望へ 讀賣広島
県議会は18日、各会派代表者会議を開き、全国的に不透明な支出が問題化している政務調査費のあり方などを議論する「議会改革推進委員会(仮称)」を設置することを決めた。林正夫議長は「他県の状況を踏まえ、県民が納得できるように透明性を高めたい」としており、議長の諮問機関として6月議会中に設置する。
県議会では現在、議員報酬とは別に議員1人あたり月額35万円の政務調査費を会派に支給している。収支報告書には領収書の添付を義務づけておらず、使途については事実上、議員のモラルに任されている。
また、同代表者会議では、藤田知事の後援会の選挙対策費疑惑についても、改選前と同様に早期解明を求める申し入れを知事に行うことを決めた。林議長は「6月議会までに解決したい。知事はできることすべてをやって県民に説明してもらいたい」と話した。
(2007年5月19日 読売新聞)
412
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/20(日) 23:25:35
若井達子
岡山市議会:女性市議のブログは「議会軽視」、監査委員選任案を撤回 /岡山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/okayama/news/20070520ddlk33010205000c.html
◇委員長人事の在り方に疑問、女性市議のブログは「議会軽視」
岡山市臨時市議会で18日夜、予定されていた監査委員の選任同意議案が撤回され、新たな議案が提出される騒動があった。監査委員に内定していた女性市議(54)が、自身のブログで常任委員会の委員長ポストをめぐる人事の在り方に疑問を呈したことなどが、反発を招いたためという。
女性市議は監査委員に内定後の同日昼ごろ、ブログで「結局はいつもどおり、(ポストを)水面下の話し合いで振り分けた」「議会ってこわ〜い所です。大嘘(うそ)やごまかしは当たり前」などとコメント。議員から「議会軽視だ。監査委員にふさわしくない」と批判を受け、監査委員の内定が取り消された結果、女性市議もブログをいったん削除した。
しかし同日夜、ブログを再掲載し、新たに「そんなに怒らなくてもね」のタイトルで自身の考えを掲載。「これからもどんどん事実を書きますので、応援して下さい」としている。女性市議は「文句を言われるような内容ではないと思う。議員はポストではなく、市民を見なくてはならない」と説明。一方、他の議員の間では「事実ではないことを勝手に書かれては困る」「議員なのだからブログでの発言については一考してほしい」などの声が上がった。
監査委員には柴田健二氏(61)=新風会=と三宅員義氏(61)=ゆうあいクラブ=が選任された。【横山三加子】
毎日新聞 2007年5月20日
413
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/22(火) 07:57:24
県議会自民系3会派に
「自民」代表が「自民党」入会 讀賣鳥取
県議会の1人会派「自民」代表の村田実県議が21日、会派「自民党」(山根英明会長)への入会届を提出、了承された。これで、4会派に分裂していた自民党勢力は「自民党」(9人)、「自民党クラブ」(8人)、「自由民主」(6人)に再編され、「自民党」は県議会の単独最大会派になった。
村田県議は、「自民党」側から20日に入会要請を受けたことを明らかにし、「元々、自民党勢力の一本化が実現すれば、加わろうと考えていた。一本化はかなわなかったが、歴史ある会派に合流して県政発展に尽くしたい」と述べた。
村田県議は2003年に落選するまで「自民党」に所属していたが、今年4月に返り咲いた後は1人で会派を設立。県議選直後に公選法違反容疑で逮捕された自派の運動員について、「連座制適用者には該当しない」とした18日の地検判断と捜査終結宣言を受けて、以前の会派に戻ったとみられる。
(2007年5月22日 読売新聞)
414
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/22(火) 07:58:54
民主県議ら愛宕山視察
近隣住民に聞き取り調査も 讀賣山口
県議会の会派「民主・連合の会」(6人)は21日、岩国市の米海兵隊岩国基地への空母艦載機移駐問題に絡んで米軍住宅への転用が取りざたされる愛宕山宅地造成事業の現地を視察し、近隣住民への聞き取り調査も行った。
同事業では巨額な赤字が確実視され、県が事業の清算を提案するのに対し、市は継続を主張している。このため、同会派の吉敷晶彦県議(岩国市・玖珂郡区)が実情を知ってもらおうと呼びかけ、会派の県議と民主党衆院議員ら8人が参加した。
一行は工事現場で事業概要や進ちょく状況の説明を受けた後、近くの牛野谷供用会館で住民と意見交換。住民は「基地の沖合移設のために協力したのに、米軍住宅が浮上し、県にだまされた思い」「地元説明が不足している。知事に直接来てほしい」などと訴えた。
井原勝介市長とも面会し、井原市長は「財政問題は無視できないが、長年、事業を進めてきた事実も重い。事業中止を主張するなら、県は中止後の具体案も示してほしい」と述べた。
終了後、記者会見した西嶋裕作県議(山口市区)は「地元住民が米軍住宅建設に反対していることが実感できた。会派としての意見をまとめ、知事に伝えたい」と語った。
(2007年5月22日 読売新聞)
415
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/22(火) 21:59:33
県議会:自民系会派一本化問題 村田県議が自民党に 1人会派・自民から合流 /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070522ddlk31010145000c.html
自民系会派の一本化を巡る問題で、1人会派「自民」の村田実議員(69)=倉吉市選挙区、7期目=が21日、会派「自民党」に合流する会派届を鉄永幸紀議長に提出した。この結果、自民系会派は▽自民党9人▽自民党クラブ8人▽自由民主6人−−の3分裂状態となった。
「自民党」は同日開かれた総会で、村田議員の入会を全会一致で了承。山根英明会長は「古参議員としての豊かな経験を生かし、政策提言に協力してほしい。活躍を期待している」と話した。村田議員は「会派が一つになれなかったので、24年間もともと所属していた『自民党』に合流した」と説明。そのうえで、「一本化のために頑張りたい」と会派一本化への意志があることを表明した。
県議選に絡み村田議員派の男性運動員(62)が有権者6人に現金計8万円を渡し公職選挙法違反罪(現金買収、事前運動)で鳥取簡裁から18日に罰金80万円の略式命令を受けた。しかし、鳥取地検は「議員の指示はなかった」として連座制の適用を見送ったことから入会を認めたとみられるが、山根会長は「関係ない」と否定。村田議員は「もうそのことには触れないでほしい」と言葉すくなだった。【山下貴史】
毎日新聞 2007年5月22日
416
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/26(土) 01:23:09
会派内輪もめの代償は300万円 自民県議会派控室 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070525/20070525006.html
“けんかの代償”は高く付く? 鳥取県議会の自民党議員の会派構成騒動が一段落し、県庁県議会棟の会派控室の増設工事が二十四日までに始まった。工事費用は約三百万円で、県にとっては想定外の出費。県議間のゴタゴタが発端となった部屋割り工事だけに、県民からは「無駄遣い」との声も聞こえてきそうだ。
自民党県議の会派控室は、二〇〇五年九月に県議会自民党と清風に分裂した時に二部屋に分かれたが、この時は壁一枚を設置する工事で約百万円だった。
県は既存の壁を壊して新たな間仕切り、照明、表示板などの設置費用を見積もり、当初は五百万円に上った。しかし、部材の一括発注や備品の不用品リサイクルで、経費を抑えたという。
女性の県議と県管理職の増加を理由に議会棟の二カ所に女子トイレを増設する計画もあったが、こちらは「優先順位」を理由に財政査定で一カ所に削減。女性県議の一人は「トイレの設置費が高いのは分かる。しかし、会派の内輪もめの影響で三百万円はいいのでしょうか」と不満顔だ。
417
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/27(日) 20:41:32
自民党県連:幹事長に古山氏−−合同会議 /岡山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/okayama/news/20070527ddlk33010206000c.html
自民党県連は26日、岡山市内のホテルで合同会議を開き、県連会長に片山虎之助参院議員を決定したほか、県連4役などの人事を了承した。
県連幹事長に古山泰生県議(47)=6期・浅口市・浅口郡、総務会長に三村峰夫県議(73)=6期・新見市、政調会長に戸室敦雄県議(67)=7期・津山市・苫田郡、県議団長に千田博通県議(57)=7期・倉敷市・都窪郡=が選ばれた。【佐藤慶】
毎日新聞 2007年5月27日
418
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 17:47:21
江島・下関市長:出張多すぎ? 年間3分の1、「知見広めたい」と釈明 /山口
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamaguchi/news/20070607ddlk35010445000c.html
6月定例下関市議会の一般質問が6日始まり、江島潔市長の出張の在り方を巡って質疑が交わされた。昨年度の出張日数は年間の約3分の1で、自衛艦や米軍艦を見学した意義などを檜垣徳雄市議(共産党)が質問。江島市長は「何を見たからどうなるということではないが、市民の生命と財産を守る立場として知見を広めたい」などと釈明した。
檜垣市議は報道などに基づき「昨年度の出張が124日に上っている。市長だけが行政改革の対象外になっているのではないか」と指摘した。これに対し、池永博文総務部長は「行政改革には聖域はありえない」と、精査したうえで出張を決めていることを強調した。
檜垣市議は(1)昨年7月28日午前、千葉県で公務後、この日を含む6日間を「私用旅行」したうえ、往復交通費の支給を受けた(2)同月に静岡県熱海市の海浜ライトアップを1人で視察し、宿泊先を市職員に伝えていなかった−−など具体的事例を挙げて説明を求めた。
私用旅行を挟んだことについて、波多野実総合政策部長は「公務の後に私用旅行という事例はままある。市長はなかなか夏休みが取れないので(休暇を)取ったのではないか」と答弁。宿泊先を明らかにしていなかったことは江島市長が自ら答弁。「心配ご無用。今は携帯電話が発達しているので24時間連絡を取ることができる」と反論した。
市秘書課によると、昨年度、市長の出張に関する支出は485万1362円に上った。【福島祥】
〔下関版〕
毎日新聞 2007年6月7日
419
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 09:33:52
連合、亀井氏推薦へ 讀賣島根
今夏の参院選で、連合島根(矢倉淳会長)は7日、松江市内で臨時執行委員会を開き、島根選挙区での出馬を表明した亀井久興・国民新党幹事長の長女で政策秘書の新人亀井亜紀子氏(42)(国民新党公認、民主推薦)を推薦する方針を決めた。17日の地方委員会で正式決定する。
組合幹部ら約30人が出席。「選挙が終われば自民に戻るんじゃないか」などとの意見も出たが、最終的には満場一致で推薦を決めた。亀井氏は「支援は大変心強い。構造改革は出発点から間違いだと訴えたい」と決意を表明した。
堀内幹夫事務局長は「(民主、国民新両党の)力を結集すれば勝てる。国民新党ということにこだわれば前に進まない」と話した。
(2007年6月8日 読売新聞)
420
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/10(日) 13:57:05
原弘産、本社東京へ 下関経済界影響も 山口
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/news2.html
風力発電事業でも成長著しい下関市の不動産業、原弘産(原將昭社長)が、東京に本社を移転させる可能性が強まった。今年中の東証一部上場を目指しており、それと時期を合わせる形での移転が濃厚になっている。
同社は大証に上場しているが、「最終目標は東証上場」。原社長によると、売上高や収益など東証上場の条件はクリアしており、「あとはうちの体制だけ」という。費用対効果などを検討しながら、役員や地元の人が3分の1を占める株主らの理解が得られれば、東京本社の体制に移行する見通しだ。
下関が発祥の地だが、マンション分譲などの全国展開で、地元より他地域でのウエートが高まり、2007年2月期決算では売り上げに占める下関の割合は5%以下まで低下、東京本部での売り上げが半分以上を占める。
近年は風力発電事業を中国、台湾など世界各国で展開。世界の風車マーケットでシェア10%を5年以内に達成する目標を掲げるなど、グローバル企業へと成長するなかで、下関に本社を置く必然性も薄れつつあった。
07年度2月期売上高は528億円を達成、業績が順調に推移すれば、近く売上高が1000億円の大台に乗るのは確実な情勢。沈滞気味の下関経済を引っ張ってきた地元を代表する企業の一つだけに、地元経済界に与える影響は少なくないとみられる。
421
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/15(金) 15:30:43
旧祝島組合員が逆転敗訴 上関原発漁業補償訴訟 '07/6/15
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200706150269.html
中国電力が山口県上関町で進めている原発建設計画で、反対派の旧祝島漁協(現在は県漁協祝島支店)の組合員三人が、同漁協の同意なく地元漁協でつくる共第107号共同漁業権管理委員会と中電などの間で交わされた漁業補償契約をめぐり、建設工事に伴う諸迷惑の受忍義務がないことの確認や建設差し止めを求めた訴訟の控訴審判決が十五日、広島高裁であった。加藤誠裁判長は「受忍義務はある」などとして漁業者側の訴えを退けた。
控訴審では、許可、自由漁業を営む組合員に妨害排除請求が認められるか否か、共同漁業権の消滅区域などで原発建設に伴う諸迷惑の受忍義務があるか否かなどが主な争点となった。
加藤裁判長は「107号管理委員会は漁業者の属する祝島漁協の総会決議を経なくても、管理委員会の決議だけで、諸迷惑の受忍義務を含む本件漁業権補償契約を締結することができ、組合員はこの契約に拘束される」などと述べ、「受忍義務がない」とした一審の判断を変更。漁民側の逆転敗訴になった。原発建設工事の差し止め請求についても退けた。
二〇〇〇年四月、原発予定地周辺に漁業権を持つ八漁協の107号管理委は、旧祝島漁協を除く七漁協の賛成で総額百二十五億円の漁業補償条件に同意。一定区域で漁業権を行使しないことなどを決めた中電との契約に調印した。旧祝島漁協は補償金の受け取りを拒否し、同年六月に提訴した。
〇六年三月の山口地裁岩国支部による一審判決は、補償契約の無効確認や原発建設差し止めなどの訴えを退けた。一方で、契約内容は旧祝島漁協の組合員個人には及ばないとし、原発建設に伴う諸迷惑の受忍義務はないとしていた。
漁業者側は「原発予定地の周辺海域で漁を続けることができ、実質勝訴」と判断。中電側は「適法な海の利用があった場合、許可、自由漁業者には本質的に諸迷惑の受忍義務がある。契約が組合員に及ばないとした判決は誤りだ」として、敗訴部分の取り消しを求めて控訴。漁業者側も付帯控訴していた。(野田華奈子)
●クリック 共同漁業権
一定地区の漁業者が、一定の漁場を共に利用して漁業を営む権利。都道府県知事から免許を受ける漁業協同組合(漁協)などが権利主体になる。これとは別に個人漁業者に関しては、農水相や知事の許可を受けて特定の魚種や漁法、漁場で操業する許可漁業と、免許や許可を必要としない自由漁業の形態がある。旧祝島漁協組合員の許可・自由漁業者は、上関原発の建設予定地周辺で漁を営んでいる。
422
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/16(土) 10:29:48
反対派「納得できない判決」推進派「着工へ視界開けた」
上関原発漁業補償控訴審 讀賣山口
「納得できない」「視界が開けた」――。中国電力が上関町で進める上関原発建設計画を巡り、漁業補償契約の無効確認や建設工事差し止めなどを争った訴訟の控訴審判決が言い渡された15日、「全面敗訴」となった原告の山戸貞夫・元祝島漁協組合長らは反発を強め、判決を厳しく批判した。一方の推進派は判決を歓迎し、今後の計画の進展に期待を込めた。
この日、計画に反対する同町祝島の住民らは45人がバス1台を貸し切り、広島高裁に駆け付けた。しかし、原告にとっては1審から大きく後退する判断が示された。判決を聞いた原告の酒井富次さんは「裁判所は、漁業について何も分かっていない」と悔しがった。
「原発に反対する上関町民の会」の平岡隆嗣共同代表(77)は落胆の表情を浮かべ、「漁業は島民の大事な生活の糧。それを認めないという判決は納得できない」と憤った。
「漁業者がこれまで通り操業できるよう支援していく」。「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の清水敏保事務局長(52)も気持ちを切り替えていた。
一方、柏原重海・上関町長は中電からの連絡を受け、「今後、計画が予定通り進められるよう、最大限の努力を傾注してもらいたい」とコメント。推進派の同町まちづくり連絡協議会の井上勝美事務局長(63)は、「私たちにとっては久しぶりに明るいニュース。反対派もこれで海上での抗議行動がしにくくなるのではないか。着工に向けて視界が開けた感じだ」と喜んでいた。
(2007年6月16日 読売新聞)
423
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/17(日) 01:20:44
上関原発建設計画:漁業訴訟 祝島漁師ら「死刑宣告だ」 控訴審判決に憤り /山口
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamaguchi/news/20070616ddlk35040565000c.html
「1審判決を取り消す」−−。中国電力の上関原発建設計画を巡る漁業補償契約訴訟の控訴審で15日、広島高裁が言い渡した判決は、原発予定海域で操業する祝島の漁師らにとって厳しい結果となった。一方、「当然の判決」と受け止めた中電側は、予定地での詳細調査を粛々と進める意向を示した。【安部拓輝】
午後1時15分。加藤誠裁判長が判決主文を読み上げると中電の原発担当者ら5人は手を取り合って喜んだ。「2年後の着工に向け、一人でも多くの人に原発立地の理解をいただけるよう努力したい」。判決後の会見で原発計画を推進する福本和久取締役は淡々と語った。
裁判所には祝島などから60人を超す漁民らが駆けつけた。「漁業というなりわいを根本的に破壊するむちゃくちゃな判決。漁師にとって死刑宣告のようなものだ」。1審原告の1人で旧祝島漁協の山戸貞夫さん(57)は憤り、最高裁で判決が確定するまで中電の詳細調査に抵抗を続ける決意を示した。30年以上一本釣りなどの漁を続けている竹林民子さん(64)は「私らの海を中電に売った覚えはない。今まで通り、漁を続けていきたい」と話した。
当初今春に終了を予定していた中電のボーリング調査は反対派漁民らの抵抗などで調査が延びている。中電は11月末には調査を終えて結果を集約、その後に国に原子炉設置許可申請を出す意向だ。
〔山口東版〕
毎日新聞 2007年6月16日
424
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/10(火) 08:39:45
会長選び迷走1か月
県農協中央会 基準満たす候補なく 讀賣青森
県農協中央会の会長職がひと月以上も不在のままになっている。5月29日に辞任した種市一正・前会長(現三沢市長)の後任を決める必要があるが、役員就任のための基準を満たす候補が1人もいないことなどから、議論や手続きが“迷走”しているためだ。
種市氏の辞任に次ぎ、副会長の神勝衛氏も6月11日に辞任。これを受け、理事会メンバーらは同月21日、会長に工藤信・つがる弘前農協組合長を、副会長に角浜光昭・しんせい五戸農協組合長をあてる案をまとめ、6月27日の通常総会に提案した。
しかし、出席した組合長らから、「2人とも基準を満たしていない」といった指摘が相次ぎ、総会は流会となって後任人事は宙に浮いた。
関係者らによれば、混乱の遠因は、2000年に策定された「5農協構想」にある。同構想は、財務状況の改善や販売力の強化などを目指し、当時47あった県内の農協を五つに集約する方針を打ち出した。ただ、合併はなかなか進まず、県内の農協は現在29で、構想実現のめどは立っていない。
ところが昨年3月に役員の選考基準を改定した際、同構想を踏まえた項目を新設した。「5農協構想に基づく合併を実現した農協の組合長か会長」「同構想に基づく合併を2007年7月1日までに行う予定の合併促進協議会に参加している農協の組合長か会長」といった内容だ。
このため、基準を満たす幹部が1人もいない状態になってしまったわけだ。
(2007年7月10日 読売新聞)
425
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/10(月) 17:01:22
石破会長、引責辞任へ 自民県連
2007年09月08日 朝日鳥取
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000000709080003
厳しい表情で参院選の総括に臨む自民党県連会長の石破茂・衆院議員。赤沢亮正・衆院議員、常田享詳・前参院議員も出席した=県政会館で
●参院選敗北を受け●
自民党県連は7日、常任総務会を開き、参院選鳥取選挙区での敗北を受けて石破茂・衆院議員が県連会長の辞任を表明し、全会一致で了承された。今月開かれる臨時県連大会で正式に決定される見通し。また、参院選の総括についても話し合われ、支部組織の立て直しが急務とされたほか、安倍首相の責任を問う声も噴出した。
同会には県選出の国会議員や県議、常田享詳・前参院議員らが出席。自民公認の現職として立候補した常田氏が民主党の川上義博氏に3万3千票を超える票差で敗れたことを受け、石破会長は「選対本部長として、すべては私の責任であると申し上げてきた。何らの責任も取らないということは言行不一致で筋が通らない」と会長職の辞任を表明。出席者の一部から慰留の声も出たが、「けじめをつけるべきだ」として了承された。
会終了後、石破会長は「後のことは県連の要請に従うのみ」として今後の取り扱いや後任人事などには口を閉ざした。
会見を開いた山根英明・県連幹事長は、県連執行部について「落ち着いたら総入れ替えをしたい」として臨時県連大会後に新役員を選出する意向を示した。
また、参院選の総括として県議会の自民会派が分裂した影響を挙げる声があった一方、安倍首相が選挙期間中に「私を選ぶか、民主党の小沢代表を選ぶかの選挙だ」などと発言したことに対し、「民主党を有利にした」と批判が集中。都市と地方の格差問題、中山間地域への対応策なども不十分だったとして、党本部に対応を求める申入書を出す方針を決めた。
●選挙支援 相応な対応を●
公認の内定辞退で 連合、民主県連に注文
連合鳥取(安田邦夫会長)は7日、政治課題や選挙に関する方針を決める「政治センター幹事会」を開き、今年7月にあった参院選の総括や次期衆院選について議論した。連合が推薦を出した民主党の早川周作氏(30)が8月末、衆院選鳥取1区の公認候補の内定を辞退したことについては、同党県連から事前に報告がなかったため、選挙支援する組織として、ふさわしい対応を同党県連に求めていくとした。
会議は産業別の代表者で構成し、この日は16人が出席。早川氏の公認辞退について、「連合も機関決定をして推薦を出した。(辞退を)公式発表する前に報告や相談がないのはおかしい」「民主党(の方針)に振り回されることに労組の組合員は納得できないのではないか」などの意見が出たという。
また、民主党県連は参院選について、候補者の川上義博氏が街頭演説などを精力的に続けたこと、自民党陣営は県議会で会派が分裂し、従来の後援会活動が弱体化したことなどを勝因に挙げて総括。ただ「民主への投票は固定化されておらず、流動的なもの」とみて、「県連組織の強化や拡大」などを課題に挙げている。
426
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/10(月) 17:02:14
石破氏辞任了承 月内にも新会長
2007年09月10日 朝日鳥取
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000000709100002
■自民県連が臨時総務会■
自民党県連は8日、倉吉市内のホテルで臨時総務会を開き、石破茂・衆院議員の県連会長辞任を了承し、今月中に予定される臨時県連大会で新会長を選ぶことを決めた。「閣僚の相次ぐ不適切発言などで有権者の不満が絶頂に達した」と参院選の結果を総括し、党本部に改革を求める申入書を早ければ今月中に提出することも確認した。
地域支部の代表ら約100人が出席。石破氏の辞任をめぐっては、「参院選の結果は石破氏だけの責任ではない」と反対する声もあったが、「けじめをつけたいという思いを尊重すべきだ」として最終的に承認された。
県議会の自民3会派の統合を求める意見も相次いだ。山根英明県議は「我々は一枚岩。県議会でも一切支障はない」と答えたが、山口享県議は「選挙で結果を出せなかった。一本化に向けて努力したい」と話した。
427
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/09/30(日) 11:47:20
自民県連 新会長に山口会長代行 讀賣鳥取
石破茂防衛相が今夏の参院選敗北の責任を取って自民党県連会長辞任を表明したのを受け、同党県連は29日、倉吉市内で臨時県連大会を開き、新会長に県連会長代行で県議の山口享氏(73)を選出した。任期は石破氏の残任期間にあたる2009年の県連大会まで。
党員約300人が出席。党支部長ら12人でつくる選考委員会が、県議会で自民が3会派に分裂している状況を改善できるとして、山口氏を推薦、大会で承認された。このほか、4人だった副会長職を1人増員し、新たに小玉正猛県議が就任。総務会長には初田勲県議が就くことが決まった。山根英明幹事長、小谷茂政調会長は留任となった。
山口氏は大会後の取材に対して「責任は重いが、次期衆院選に向け、地方から中央に堂々と発言し、地域から自民党を変え、信頼を得たい。県議会の会派分裂については、歴史的、感情的なしこりを解消し、一本化に向けた努力をする」と述べた。
(2007年9月30日 読売新聞)
428
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/02(火) 14:55:45
10/01-12:22--「地域活性化へ格差是正」 阿部衆院議員 備前で「報告会」 岡山
http://www.okanichi.co.jp/20071001122258.html
自民党の阿部俊子衆院議員(比例)は30日、備前市内で国政報告会を開き「地方の格差を是正し、いかに守っていくかが課題」と、地域重視の政治姿勢を訴えた。 阿部氏は「日本の一番の強みは人づくり。地域活性化のため、特に医療、教育に格差があってはならない」と強調。「福田康夫新首相はサラリーマン出身で庶民感覚がある。国政に入り2年になるが、備前、和気の問題解決に向け、社会制度の充実を図りたい」と力を込めた。 続いて、同党県連会長の逢沢一郎衆院議員(岡山1区)が講演。「参院選敗北を反省し、野党との対話など柔軟性を持ってやっていく必要がある」とし「阿部氏は自民党にとって貴重な存在」と支持を求めた。 阿部氏が備前市内で報告会を開くのは初。支持者約300人が参加した。
429
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/02(火) 14:56:21
10/01-12:23--「公認調整が最大の課題」 村田衆院議員 岡山で「語る会」
http://www.okanichi.co.jp/20071001122305.html
自民党の村田吉隆衆院議員(岡山5区)と語る会が30日、岡山市内であり、村田氏は次期衆院選へ向けて〝刺客〟として出陣した候補との選挙区調整が最大の課題になるとする見方を示した。 村田氏は駆け付けた約750人の支援者(主催者発表)を前に、次の衆院選の時期について「今後半年以内に選挙はやらざるを得ない状況に立ち至ると思う」と言及。 その上で「郵政民営化で大荒れになり、刺客がいっぱい出て、その公認調整が最大の課題として残っている。政治家にとって生命、生き死にの問題をこの6カ月よりも前のところで決着をつけないといけない」との見解を述べた。 このほか、福田康夫新内閣へは「一番問題なのは地方。農業は疲弊し、公共事業は半減、三位一体の改革は成功せず、財源では地方同士の不平等がある。そういうところを丁寧に見詰め直してもらいたい」と注文。 自身については、党選挙制度調査会長への就任を報告し、7月の参院選で神奈川選挙区で当選後、陣営の選挙違反で議員辞職した小林温氏の事件に触れながら「公選法の内容を検討し報告したい」と意欲を見せた。
430
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/06(土) 02:36:15
県議会:自民系会派一本化問題 分裂の3会派が協議 立場の違い浮き彫り /鳥取
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20071004ddlk31010163000c.html
県議会自民系会派の3分裂問題で、同党県連会長の山口享県議が3日、3会派の会長を集め、一本化に向けた協議を行った。
分裂は、05年9月の衆院選で鳥取2区から無所属で出馬、落選した川上義博氏(現参院議員)を支援するため、自民県議7人が離党したことに端を発し、今年4月の知事選や5月の議長選を巡っても対立が続いた。
会合には「自民党クラブ」(8人)の顧問でもある山口県議と会長の小谷茂県議、「自民党」(9人)会長の山根英明県議、「自由民主」(6人)会長の前田宏県議が出席。山口県議は「県民からも批判を受けている。大同団結を」と提案。今後、会派内で議論したうえで近く再協議することを決めた。
会合の後、前田県議は「同じ党籍の議員が割れとるのは県民、党員の理解が得られない」と一本化の必要性を主張。しかし、山根県議は「(一本化は)必要ない。嫌で(会派を)出た者が帰ろうというなら、ご自由に」、小谷県議は「会派として結論が出るまではノーコメント」と話し、3会派の立場の違いが浮き彫りとなった。【山下貴史】
毎日新聞 2007年10月4日
431
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/07(日) 04:10:09
鳥取県議会自民系会派一本化、難航は必至
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=444031005
鳥取県議会の自民党議員が三会派に分裂している問題で、党県連会長の山口享県議は三日、三会派の会長会を招集し一本化を呼び掛けた。今後、各会派の論議を経て、九月議会最終日の九日に再協議するが、会派ごとに思惑があり、一本化へ向けた道筋は遠そうだ。
自民党県議二十三人は、自民党(山根英明会長、九人)のほか、二〇〇五年の郵政選挙で無所属候補を支援した議員らが中心の自民党クラブ(小谷茂会長、八人)、四月の県議選後に会派統一を掲げて結成した会派「自由民主」(前田宏会長、六人)に分かれる。
九月の党県連大会で「八月の参院選敗北は県議会分裂が原因」と支部長から会派一本化を求める意見が続出、選出されたばかりの山口会長が「努力する」と約束していた。
会長会で山口会長は「同じ党籍なので大同団結して県政推進に当たろう」と提案し、各会長の意見は求めず、持ち帰って協議してもらうことにした。
会長会後、山根会長は「他会派の議員はわが会派から出て行かれた方々だが、戻る意思があればいつでも門戸を開いている」と話す一方、入会は三分の二以上の賛成で認めるという会派規約を引き合いに「手続きを踏ませていただく」と、感情的しこりをにじませた。
小谷会長は「会派としての結論が出るまで意見は差し控える」としたが、会派内には「県議の責任は有権者に向けて果たすべきだ。国政選挙のために県議になったわけではない」と、支部長発言に反発する議員もいる。
一本化に難色を示す両会派に対し、前田会長は「党員の理解を得るためにも会派をいったん解散して一緒になるべきだ」と話した。
('07/10/04
432
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/10/25(木) 23:01:07
10/23-12:20--自民県連 職域支部訪問を開始
http://www.okanichi.co.jp/20071023122059.html
参院選の敗因究明と党の再生活性化策を模索する自民党岡山県連「党再生プロジェクト」(委員長・小田春人政調会長)が、職域支部訪問をスタートさせた。県連役員や県議の側から各業界団体に対し意見や要望を聞きに出掛けるのは、極めて異例の試みという。 県議で構成する委員9人が4班に分かれ、19日から大樹(特定郵便局OB団体)、建設業界、医療関係団体、農業団体など約50の職域支部のうち、一定の党員数と活動実態のある35団体を訪問。参院選の敗因、党への提言や要望などを聞いている。 従来は毎年11月に県議会で要望を受けていたが、同プロジェクトの会合で委員から「こちらから出向く姿勢を見せることが大切」などの意見が出ていた。 22日には小田委員長、内山登副委員長(総務会長)、蓮岡靖之委員の3人が県理容政治連盟(県理容生活衛生同業組合内、岡山市南方2丁目)を訪ね、参院選の際の活動や業界の状況、国会議員への要望などを聴いた。 同連盟の綱島勝也幹事長は「私たちがいくら自民の旗を振っても、組合員が動こうとしない。参院選で事務所から電話作戦をしたが、末端まで趣旨が届かないと票は伸びない」と参院選を振り返った。 また「規制緩和で低料金の店が出てきて、弱い店が窮地に追い込まれている。組合費を払えずに脱退する人もいる」と、理容業界の現状を訴えた。 職域支部訪問は10月中に終える予定で、意見や要望は年内にまとめ、党本部に提出する提言書に反映させる方針。小田委員長は「参院選で負けたからという1回きりではなく、今後も継続していきたい」と話していた。
433
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/07(水) 13:28:55
県議会自民3会派 統一で意見割れる 讀賣鳥取
県議会の自民党議員が3会派に分裂している問題で、山口享・自民党県連会長と「自民党」(9人)、「自民党クラブ」(8人)、「自由民主」(6人)の3会派の会長が6日、会派の統一について協議。会派一本化は必要とする点では合意したが、新会派を作るか、「自民党」に他の2会派が合流するかで意見が割れたため、今後も協議を続けることにした。
「自民党クラブ」会長の小谷茂議員、「自由民主」会長の前田宏議員が「3会派を解散し、新しいスタートを切るべき」と主張。これに対し、「自民党」会長の山根英明議員は「(「自民党」から)出て行った議員が戻るのを拒む理由はない」として「自民党」への合流を主張した。
協議後、山口県連会長は「衆院選の態勢準備も必要なので、できる限り(一本化を)急ぎたい」と述べた。
(2007年11月7日 読売新聞)
434
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/07(水) 18:30:51
やまぐち人脈紀行:「政治」をつくる/1 思いも寄らぬ後継指名 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20071107ddlk35040002000c.html
1949年春、青い作業服姿の青年が田布施町の旧家を訪ねた。座敷で待つと、和服姿の初老の男が現れた。「これからの日本のため若者は何をすべきかご指導ください」。青年が真っすぐ目を向けると、男は「分かった」と笑顔で応じた。
吹田アキラ(ふきたあきら)(80)。当時22歳。対する男は戦中、東条内閣で商工相を務めた岸信介(当時52歳)である。岸はA級戦犯容疑で訴追後、巣鴨拘置所に収監。前年末、釈放され帰郷していた。7年後、首相の座に就く。
吹田は海軍予科練に入隊し特攻隊を志願したが終戦で復員。隣村で青年団長をしていた。郷土出身の大物政治家をひと目見たかった。話は1時間余りに及んだ。「これからは若者が日本を再建するんだ」。励ましの言葉に感激し、高揚した気持ちで後にした。
復員後の23歳で倉敷紡績(大阪)に就職。2年後、地元の青年団仲間らに村長選に出馬を促された。岸の賛同も得ての初の選挙は大勝。25歳で政治家としての第一歩を踏み出した。
2年半後に合併で誕生した新田布施町の町長を2期。県議4期16年、うち議長を4年務めた。一貫して岸を地元で支え“城代家老”と呼ばれた。
一方、岸は53年の衆院選で当選、政界に復帰した。日本民主党の結党に参画。57年には自民党総裁、首相に就任するなど最高実力者としての地歩を築き上げていった。そんな岸が吹田を呼んだのは77年春。吹田は東京の事務所で岸から思いがけない要請を受ける。
「俺の政治活動はバッジなしでも自由にやれる。だから次の選挙には出ない。後はお前がやれ」
後継指名。「旧制中学しか出ていない私が大物政治家の後を継いでいいのか」。吹田はきっぱりと断った。帰郷後、経緯を岸の有力後援者の元ちまきや社長、先代の八木宗十郎(故人)に打ち明けた。八木は「土下座してでもありがたく受けねばならん。断るとは何事か」。激怒した。
数日後、吹田は八木に連れられ上京「反省しました」とわびた。岸は「(娘婿の)安倍晋太郎の協力者として中央で頑張ってくれ」と笑顔で吹田の肩をポンとたたいた。
衆院議員として6期19年。5期目で海部内閣の自治相に就任した。が派閥(清和会)内の主導権争いで加藤六月(故人、元農相)らと自民党を離党。新生党、新進党と渡った。議員辞職し無所属で臨んだ96年の知事選で前出納長の新人、二井関成(64)=現知事=に敗れ、さらに自民に復党後の00年の衆院選にも落選。「離党歴があり名簿順位が低かった。政治家人生の終盤でつまずいた」と悔やんだ。
政界から身を引いて7年。全国土地改良事業団体連合会副会長と県土改連会長として農地整備に奔走する。政治を志す若者を対象の塾創設を考えたこともある。「運営費の見込みが立たず夢で終わった」(吹田)が、今も山口市に事務所を置き、かつての系列議員や支持者の相談を受ける。
酒は飲めない。タバコは30年前、岸の指摘で縁を切った。抜群の記憶力に加え、メリハリのきいた口調は健在だ。約半世紀にも及ぶ政治家人生を振り返る。「相手を理屈や力で負かしては駄目。二度と心を開かず協力を得られない。負けて勝つのが政治だ」(敬称略)
◇ ◇
県出身者として戦後初の首相に岸信介が就任して半世紀。弟の佐藤栄作、孫の安倍晋三も首相の座を射止めるなど固い保守地盤の流れは脈々と引き継がれている。一方、野党勢力が伸長の兆しも見せる。山口の政治を興し、支える人たちの素顔を追った。【長谷川隆】
〔山口版〕
毎日新聞 2007年11月7日
435
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/09(金) 19:08:15
やまぐち人脈紀行:「政治」をつくる/2 古き良き時代の“祭り” /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20071108ddlk35040682000c.html
岸信介の首相退陣から4年後、長州7人目の首相に就いた佐藤栄作。首相在任期間は戦後最長の7年8カ月に及んだ。その佐藤を地元で支え続けたのが同郷、田布施町出身の県議、吉井公人(故人)である。
吉井は1910年1月、織物会社を営む裕福な家庭に生まれた。6人兄弟の4番目。47年、戦後初の県議選で初当選し、以来、6期24年、うち議長を4年務めた。
吉井の長兄、光晴は旧制山口中で岸の1年後輩だった。郷里がともに田布施町とあって親交は卒業後も続いた。終戦直後、岸は佐藤夫妻とともに光晴の自宅を訪ねた。応接間に通すと、岸が意を決したように語りかけた。
「俺(おれ)はいずれ戦犯で拘束され政治活動ができなくなる。栄作が政治を志すから応援してほしい」
光晴は、2年後に県議となる弟、吉井に佐藤支援の陣頭指揮を任せた。
55年の衆院選。前年、造船疑獄事件が政界を揺るがした。渦中の自由党幹事長、佐藤は指揮権発動で逮捕こそ免れたが、世間の風当たりは強かった。選挙は苦戦が予想され、前首相、吉田茂が応援に駆けつけた。田布施での街頭演説で吉田は「みんな私が悪い。党のため犠牲になった佐藤君を責めないでほしい」とぶった。吉井は陣営の引き締めに奮闘。そのかいあって、佐藤はトップ当選し面目を保った。
ところが2カ月後、県議選を前に今度は吉井自身が検察当局に身柄を拘束されることになる。佐藤の選挙で運動員に現金を配ったとされる公選法違反事件。当選の知らせを67日間にわたる拘留先の警察署で聞いた。
やがて吉井は参院選に意欲を示すが、公認争いに敗れてしまう。71年、政界から引退したが、その後も佐藤やその次男の信二(75歳、元通産相)を一貫して支えた。92年、静かに息を引き取った。82歳だった。
一方、吉井の次男、利行(59)は79年の県議選で初当選。日新製鋼(東京)に勤務していた78年春、佐藤派の県議から出馬を持ちかけられた。「当選は難しいと言われたが若さでしょう。政治が昔から身近だったこともあり即断した」。党県連幹事長など三役を歴任し、今春、7期目に入った。現場主義を心掛け「立ち遅れた道路やほ場の整備が私の仕事」と語る。
実家は懐かしの場所だ。幼少時、選挙のたびにさまざまな人たちが顔をのぞかせた。せわしく出入りする支持者たち、深夜までこうこうと照らす電球、酒のにおい。約10年前に建て替えられ、今や面影はないが、選挙のたびに当時の様子が脳裏によみがえる。
「娯楽の少ない時代、選挙はお祭りだった。その古き良き時代の舞台に佐藤がいて、父もいた」(敬称略)
毎日新聞 2007年11月8日
436
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/09(金) 19:08:46
やまぐち人脈紀行:「政治」をつくる/3 父が歩んだ政治の道へ /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20071109ddlk35040258000c.html
師走に告示された1969年の衆院選。旧山口2区から立候補した佐藤栄作は首相ゆえなかなか地元入りできない。「顔が広く、熱心だ」と、白羽の矢が立ったのが光市議会議長、河野博行(78)=現自民党県連会長=だ。佐藤に代わって街頭演説や集会でマイクを握り、支持者を前に「佐藤先生は地元の誇りだ」などと訴えた。
佐藤は49年から10回連続当選。この間、地元入りしたのは3回だけだ。それでも7回にわたってトップ当選したのは「留守舞台が頑張ったから」と河野は振り返る。
河野は周防村(現光市)の出身。旧制中学を卒業後、20代で家業のセメント製品製造業の経営を引き継いだ。実業家として地歩を固めつつあった58年の町村合併がその後の運命を変える。29歳の時に光市が誕生し、周囲から市議選に出馬するよう促された。「皆の期待を裏切れない。郷土発展のため頑張ろう」。そんな思いで臨んだが、見事勝利し、以来、同市議、県議と政治家の道を歩んできた。
佐藤との出会いは58年前にさかのぼる。当時佐藤は吉田茂内閣の官房長官(民間)。衆院選に打って出ることになり、地元の有力者が選挙応援に駆り出された。その中に、弱冠20歳の青年団副団長、河野がいた。
河野が往年の佐藤について振り返る。「長身で男前、そしてとりわけ貫禄があった。よく怒り、あの顔でにらまれると誰もが身をすくめた。でも半面、笑うと100万ドルの笑顔と言えるほど魅力的だった」
7年8カ月もの長きにわたった佐藤政権の背景を河野は「取り巻きにも恵まれたから」と話す。確かに、田中角栄や福田赳夫、保利茂(元衆院議長)、竹下登らそうそうたる顔触れが並ぶ。保利を除けばいずれも後に首相になっている。
河野は県議を連続8期32年務め今春、次男の亨(44)に後継をゆだね引退した。ただ、5年目となる党県連会長はしばらく続けるつもりだ。
今後を託された亨。政治の世界に足を踏み入れるまで、家業の河野セメント(現ファノス)に勤務し、河野の片腕として経営に携わった。福祉施設の運営にもかかわる一方、十数年前からは河野の秘書や自民党光支部の事務局長として政治のイロハを学んだ。
教師志望だった。中学時代、あこがれた教師がおり、この時の思いが政治活動を行ううえでのテーマ「教育改革と福祉充実」になった。教育談議になると話は尽きない。
「教師への夢は果たせなかったが、政治家として教育に貢献できる機会は少なくない。子どもたちの将来を見据えた教育づくりにまい進したい」(敬称略)
毎日新聞 2007年11月9日
437
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/10(土) 16:23:54
やまぐち人脈紀行:「政治」をつくる/4 栄作、信二をバックアップ /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20071110ddlk35040354000c.html
東京都世田谷区の佐藤邸。栄作亡き後、妻寛子が住み続けた。80年代後半、寛子が80歳で息を引き取ると、首相の竹下登に明け渡された。栄作の次男、信二(元通産相)らが屋敷を整理中、見つけたのが栄作直筆の書である。
「無宿諾」とあり、日付から、亡くなる約1カ月前、轟なる人物にあてた揮(き)ごうと分かった。
無宿諾とは、論語の一節で「ひとたび引き受けたら速やかに判断し、実行する」という意味だ。
さて、問題はその轟である。信二は見た瞬間、「佐藤家臣団の轟さんじゃないか」。
轟渡(とどろきわたる)(81)=光市塩田。栄作の選挙に最初からかかわり、何度もトップ当選に導いた。信二の元後援会長でもある。
旧大和町(現光市)の町長を6期24年、引退後は県更生保護協会副理事長などを務めた。
政治とは無縁の生活を送っていた。旧制下松工業学校卒業後、岩国陸軍燃料廠の技師として原油精製に汗を流した。終戦の3カ月前に徴兵され高知で終戦を迎えた。
終戦後、青年団に参加した。町内会長の傍ら、村役場に籍を置き、その後、家業の酒類・食料品店の経営に携わった。
佐藤家とは何の縁もなかったが、ある集会が2人を結びつけた。
48年にあった「佐藤支援を呼びかける集会」。翌49年の衆院選で初当選を目指す栄作の支持者らが集まった。村長宅の大広間には村議や町内会長ら約50人が続々と現れた。この中に轟もいた。
当時の村長が檄(げき)を飛ばす。「佐藤さんが出馬する。皆さん、万事頼みます」。栄作の妻寛子も頭を下げた。轟は次第に気持ちが高ぶり「よし、全力で支えるぞ」と固く誓った。
轟は7年後、自らも大和村議(後に町議)となり、さらに町長として地方政治の何たるかを実践してきた。そして培った人脈をフル稼働。栄作、信二を全力でバックアップした。
書「無宿諾」の存在を知ったのは、栄作の死後十数年たってからだ。栄作が轟に対し感謝の思いをしたためたものとみられる。
書の存在を信二から聞かされたときの様子を昨日のことのように覚えている。
「佐藤先生には生意気なことを言ったこともあった。なのにこれほど思いをかけてくれていたなんて……」
佐藤派幹部としての轟を知るのが元知事、平井龍(81)だ。「(轟さんは)頑固一徹で、こうと思えば絶対に引かない人だった。しかも間違いもなかった」。当時を懐かしそうに振り返った。(敬称略)
毎日新聞 2007年11月10日
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/15(木) 16:49:59
やまぐち人脈紀行:「政治」をつくる/5 父の夢果たし政界へ /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/archive/news/2007/11/14/20071114ddlk35040621000c.html
元首相、佐藤栄作に仕えた秘書の中に、新人市議(当時)がいた。長谷川忠男(63)=県議、自民党県連幹事長=である。
「おやじの地元秘書を引き受けてくれ」。74年の師走、栄作の次男、信二(75歳、元通産相)らは次期衆院選の苦戦を予想し柳井市議になったばかりの長谷川に目を付けた。意気に感じた長谷川は組織の引き締めに奔走。ところが衆院選を待たず栄作は病死し、市議との“二束のわらじ”は終止符が打たれた。栄作のノーベル平和賞受賞から約半年後のことだ。
長谷川は旧玖珂郡柳井町(現柳井市)出身。政治家を志したきっかけは6歳にさかのぼる。当時、葬祭業を営んでいた父、恒(故人)が町議選に立候補し落選。悔しがる父親を横目に、幼いながらも「おやじが果たせなかった夢を自分が実現させたい」と固く誓った。
でも、そこは小学生。「強くなりたい」と始めた柔道にのめり込んでしまう。道場が解散し続けられなくなると今度はレスリング。「勉強で日本一になるのは難しいからこれで日本一を目指す」。柔道で鍛えた切れのある技を武器にメキメキと頭角を現した。特待生として桜ケ丘高校に入学すると国体で2位に入賞。全国にその名を轟かた。
明治大では、これからという時だった。突然、力が入らなくなる病気に襲われた。試合はもちろん激しい練習はできない。
部には在籍したまま迎えた4年の春。「総理の事務所にお願いすれば、いい就職先を見つけてくれるかもしれない」。県議の紹介で東京の佐藤事務所を訪ねた。栄作は県出身として7人目の宰相。「栄ちゃんと呼ばれたい」の名セリフとともに長期政権を敷いた。事務所では秘書、稲葉澄雄(故人)が応対した。どんな会社名が飛び出すかと期待していると、稲葉は「会社訪問しなさい」ときっぱり。
肩を落として新聞の株価欄にある企業を上から順に回った。その都度、稲葉に報告したが、いつも返事はつれない。汗だくで企業回りしながら我に返った。「安易に人に頼るなということなんだ」
大手不動産会社に就職し多忙の日々を送るようになって5年。都会で生活しながら、古里の様子が無性に気になった。6歳の時に誓った志が頭をもたげた。
「政治家になる」
会社に辞表を提出後、2年半、知人の参院議員、大松博文(故人)の秘書として政治の基本を学んだ。柳井に帰郷後、市議を3期務め県議に転身。副議長を2期4年、6月には自民党県連幹事長の要職に就いた。
その長谷川が「洞察力や懐の深さ、細やかな心遣いに敬服する」と慕うのが県議会議長、島田明(79)である。(敬称略)
毎日新聞 2007年11月14日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/15(木) 16:51:01
やまぐち人脈紀行:「政治」をつくる/6 岸、佐藤に思いをはせ /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20071115ddlk35040364000c.html
県議会議長、島田明(79)=7期目。今年5月、山口県議会では戦後最多最長の5期連続で選出された。昨年7月まで1年間、全国都道府県議会議長会長も務めた。
中山間地域の振興や教育問題、子育て支援などに力を注ぐ傍ら、住職としての顔も持つ。防府市で約470年続く浄土真宗本願寺派「善正寺」17代目。最近になって長男に代を譲った。
防府市議から県議に転身。政治にかかわって約40年になる。好んで使う言葉は「ケ・セラ・セラ(なるようになる)」で「特段、政治への志があったわけではない。周りに勧められたからで、節目はその時の流れに任せてきた」と述懐する。
島田は長らく岸信介元首相の流れをくむ「吹田(吹田アキラ元自治相)系」と言われてきた。
学生時代、その吹田の東京事務所によく顔を出していたのが衆院議員、福田良彦(37)だ。
瀬戸内海を望む岩国市通津の出身。「海と山を遊び回る自然児」(福田)で、岩国高から法政大に進んだ。在学中、人生勉強のつもりで門をたたいたのが衆院議員(当時)、吹田の事務所。官僚らが頻繁に出入りしては吹田の指示で法案のたたき台を修正していく。「政治はこうして作られていくんだ」。目の前で繰り広げられる未知の世界が新鮮で、卒業後、地元秘書になった。
99年の岩国市議選でトップ当選。4年後、県議となったが2年前の衆院選では心が揺れ動いた。
岸、佐藤栄作の兄弟宰相が地盤とした山口2区(岩国、柳井、光、下松市など)。9日後に公示が迫った05年8月、自民県議11人が柳井市内に集まった。森喜朗首相(当時)の神の国発言で首相の資質などが問われた00年の衆院選で佐藤信二(75歳、元通産相)が民主新人、平岡秀夫(53)相手に落選。03年の選挙も同様の結果で、05年には信二が解散直後、引退表明してしまった。
時間切れ寸前で11人は顔を突き合わせ天を仰いだ。そんな中、浮上したのが福田擁立だった。大票田の岩国市が地盤で、何より若さが魅力。守田宗治(56)、長谷川忠男(63)、柳居俊学(57)の3人が出馬を迫った。
福田は固辞した。県議になって間がないうえ支援者にも相談していない。平岡相手に勝てる確信もない。しかし3人は一歩も引かない。福田は結局「またとないチャンスかもしれない」と自らに言い聞かせて出馬、初当選を果たした。
福田は現在、国と地方のあり方を探る総務委員会と安全保障委員会に在籍。岩国基地や愛宕山開発事業跡地問題などに取り組み「国との橋渡し役を務めたい」と語る。
山口2区の地盤を守る覚悟の福田。岸、佐藤に思いをはせた。「2人に共通するのは信念を貫く政治姿勢。私もかくありたい」(敬称略)
毎日新聞 2007年11月15日
440
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/16(金) 23:35:40
やまぐち人脈紀行:「政治」をつくる/7 決戦へ問われる手腕 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20071116ddlk35040160000c.html
「年末年始の解散もあり得る。政権交代すれば国から不当にカットされた市庁舎建設補助金を復活してみせる」−−。民主党県連代表で衆院議員、平岡秀夫(53)=比例中国=は10日、岩国市の後援会事務所で支持者約30人を前に力を込めた。小沢一郎代表の辞意表明撤回から3日。一連の騒動の経過説明を行い、党へのダメージの沈静化を図った。
平岡は岩国市出身の元大蔵官僚。弁護士でもある。「官僚は日本の政治を動かし、国民の信頼を得ている」。そんな思いから入省したが、実際は違った。政治主導の下、発言力は低下し、不祥事が続いた。信頼は揺らぐ一方だ。ならば政治家はどうか。東京で接したほとんどは人間的にも能力的にも頼りなかった。
「このままでは日本が駄目になる」
心底そう思った。政治家になる動機になった。22年余り籍を置いた大蔵省を辞し、99年春の岩国市長選に挑戦。しかし−−。労働、大蔵、運輸各省出身の新人3人による三つどもえとなり、元労働官僚、井原勝介(57)=現市長=に敗れた。
半年後、チャンスが巡ってくる。旧知の岩国市議が新幹線の車中、民主党副代表の衆院議員、石井一(現・参院議員)と偶然同席。話題は次期衆院選(00年)になった。「いい候補はいないか」と石井。市議が平岡の人間性や官僚としてのキャリアなどを話すと、石井は乗ってきた。
1カ月後、平岡は広島市内で石井と面談。熟考の末、出馬を決意する。99年12月のことである。「政治をやるため役所を辞めた。市長選にこだわりはなかった」と当時を振り返った。
山口2区。相手は当時自民現職の元通産相、佐藤信二だ。元首相、栄作の次男で手ごわい。「地盤以外で浸透を図るしかない」。岩国以外でのゲリラ戦術が功を奏し見事初当選。03年も信二を退けた。が、小泉ブームに沸いた05年は自民新人、福田良彦(37)にわずか588票差で苦杯をなめ、比例で復活当選した。
あれから2年。菅直人党代表代行が「(平岡は)政策立案能力で党内でも5本の指に入る」と実力を認めるまでに成長した。党の若手・中堅議員で作る「リベラルの会」の代表世話人も務める。
民主は先の参院選で大勝した。県内も前県議の藤谷光信(70)が初当選(比例区)し、県議会の議席は3から5に伸ばした。会派会長、加藤寿彦(60)と、県連幹事長、西嶋裕作(55)のベテラン県議らが平岡を支える。
目下の話題はやはり次期衆院選。平岡は2区での返り咲きを狙い、1区は元会社員、高邑勉(33)▽3区は2度目の挑戦のIT会社社長、三浦昇(37)が立候補に向け準備を進める。が、山口市議の県連副幹事長、藤村和男(59)は「そう甘くない」とクギを刺す。
組織力の強化に向け地方議員を増やさねばならないが、有権者のハートをつかむ魅力的な候補をどうやって集めるのか。平岡の手腕が問われるのはこれからだ。(敬称略)
毎日新聞 2007年11月16日
441
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/17(土) 20:47:38
やまぐち人脈紀行:「政治」をつくる/8止 安倍帰郷と二井の動向 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20071117ddlk35040623000c.html
中央政界が揺れている。郷土出身の8人目の宰相、安倍晋三(53)が突然辞任したかと思えば、政権奪取に燃えていたはずの民主党代表、小沢一郎の一連のドタバタ劇。早期の解散総選挙を模索する動きが出てくるなど混とんとしてきた。
「次期衆院選には出られる決意だ。県連としてもできるだけのことはしたい」。10月中旬、自民党県連会長、河野博行(78)は東京の安倍を見舞った後、こう語った。安倍は8月20日過ぎの外遊先で食あたりを起こすなど体力を消耗。代表質問に耐えられる状況ではなかったという。
4カ月前には県議会副議長、松永卓(59)らが激励しようと表敬訪問したばかり。安倍は年金問題や事務所費問題などの対応に追われながらも笑顔で感謝の言葉を述べた。「あんなに元気だったのに」。松永は辞任の知らせにがっくり肩を落とした。
その松永の政治とのかかわりは約40年前と古い。日本大学の1年生の時、学生運動が激しく授業はほとんどない。教えを請おうと、萩出身の戦後初の民選知事で元通産相、田中竜夫(故人)を訪ねた。事務所には慶大生の現衆院議員、河村建夫(65)もいた。田中は元首相、福田赳夫(故人)の側近。松永は目の前で繰り広げられる角福戦争(元首相、田中角栄と福田の権力闘争)をかたずをのんで見守った。
卒業と同時に石油会社に就職。事務所通いは続いた。県議になった河村らに盛んに「地元に帰って県議を目指せ」と誘われた。38歳で決断し、以来、約20年間、県議を務めてきた。「今を精いっぱい生きる」がモットー。だから今後も安倍を全力で支える覚悟だ。
首相在任中、お国入りを果たせなかった安倍。13日の衆院本会議に出席し、政治活動を再開した。12月7日から3日間、1年3カ月ぶりに帰郷する。配川博之秘書は「ご心配をおかけした支持者に顔を見せ、経緯を説明するのが目的」と話し、県庁で知事、二井関成(64)と面会する予定という。
この会談は一体何を意味するのか。関心は自然来夏に任期満了を迎える知事選に向かう。4選出馬が有力視される二井は旧自治官僚から県庁入りし96年8月、出納長から知事に転身した。かねてから「年内に進退を明らかにする」と公言してきたが、多選への風当たりは強い。
「気持ちは振り子のように揺れている。寄せては引く波のよう。時にはよしっと高ぶることもあり、時には冷める」
堅固不動の心を意味する「鉄心肝」の言葉を好んで使う二井だが、最近、らしからぬ言動を繰り返している。(敬称略)=おわり
◇ ◇
この企画は長谷川隆が担当しました。
毎日新聞 2007年11月17日
442
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/05(水) 16:07:08
県議会:自民会派、一本化の手法で対立 自民県連会長、新名称を提案 /鳥取
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20071205ddlk31010021000c.html
◇「自由民主党」で
県議会自民系会派の3分裂問題で、一本化に向けた3回目の協議が4日、県議会棟で行われた。自民党県連会長の山口享県議が一本化後の新会派名称を「自由民主党」とすることを3会派に提案したが、一本化の手法を巡り対立が続いた。
山口氏と自民党クラブ会長の小谷茂県議、自民党会長の山根英明県議、自由民主会長の前田宏県議が出席した。
山口氏は次期衆院選の鳥取1区に民主党公認として元県議の奥田保明氏が擁立されるとして、「現職(石破茂防衛相)も安閑としていられない」と警戒。3会派分裂が参院選敗北の一因と党員から指摘されていたため、「早急に選挙態勢を作り、一本化して目的を達成したい」と述べた。
これに対し、山根氏は「県連として組織構築を最初にしないといけない」として、県連と県議会の問題を分けて考える必要性を説いた。その上で「あんたら(2会派)が(自民党から)出られた。一緒になりたければ、戻りゃええ」と現在の自民党を母体とする案に執着した。
前田氏は山口氏の案を支持し、山口氏と県連幹事長でもある山根氏の意見が違っては先に進めないと指摘。小谷氏も前田氏の意見を支持した。これに対し、山口氏は「結果的に自民党という名前が残ればいい」として、手法にこだわらない姿勢を示した。【山下貴史】
毎日新聞 2007年12月5日
443
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/19(水) 12:27:51
鳥取県議会自民3会派の一本化年内は困難
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=446282005
鳥取県議会の自民党議員二十三人の三会派分裂で、党県連会長の山口享県議が十八日、一本化の年内決着は困難との見通しを明らかにした。次期衆院選までの一本化を目標に年明け後も協議を続けるが、会派間の対立は根深いだけに道のりは険しそうだ。
三会派は山口氏を仲介役に九月、十一月両定例議会の会期中に四度協議。山口氏が所属する自民党クラブ(八人)は、会長会派であることを理由に「小異を捨てて大同につく姿勢」(小谷茂会長)で譲歩の可能性を示唆した。
しかし、自民党(九人)は「会派を出た人が戻りたいのなら、こちらで協議して決める」(山根英明会長)と、他の二会派が自民党を離脱したとの見解。対する会派「自由民主」(六人)は「きれいさっぱり解散して一本化するのが一番」(前田宏会長)と反論しており、協議は平行線をたどる。
党員の間では「会派分裂が参院選の自民党候補の敗北を招いた」との批判がくすぶる。山口氏は「一本化が困難でも、次期衆院選は支障のない体制にまとめたい」とアピールするが、県連会長としての指導力を問う声も上がり、難しいかじ取りを迫られている。
('07/12/19
444
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/20(木) 15:36:06
岩国市長辞職求め集会…市民団体,リコール署名への準備 讀賣山口
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20071220-OYT8T00089.htm
岩国市の米海兵隊岩国基地への空母艦載機移駐問題で、井原勝介市長の反対姿勢に反発する市民団体「岩国の明るい未来を創(つく)る会」(約200人)が19日夜、市民会館で「井原市長の辞職を求める6万人署名の集い」を開き、約1200人(主催者発表)が参加した。
創る会は「井原市長が移駐反対の姿勢を崩さなければ、市は国からの支援を受けられず、財政が破たんしてしまう」として、市長辞職を求めている。来年1月末までに6万人分を目指す署名活動の出発点として、集会を企画した。
署名に法的な拘束力はないものの、会は地方自治法に定められた解職請求(リコール)の準備と位置づけ、請求のための署名集めを担当する「受任者」の募集も同時に進める。
今回の署名で創る会は、リコールの住民投票実施に必要な有権者の3分の1(約4万1000人)を超える5万人以上の署名が集まるか、受任者が3000人を上回った場合、解職が可能と判断。本格的にリコール運動を開始する構えだ。
同会世話人代表の一人の柏原伸二さんは「市民の様々な意見を調整するのが本当のリーダーの姿だが、市長は自分の主義主張ばかりだ」と批判。自民党の衆院議員や県議、移駐容認派の市議も出席し、市議有志を代表して桑原敏幸市議が「このままでは市は破たんの道を行く。そうならないために、井原市長に退陣してもらいましょう」と訴えた。
(2007年12月20日 読売新聞)
445
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/24(月) 14:26:52
参院選 自民が惨敗 しまね2007回顧
王国 組織にほころび 衆院選 どうなる攻防 讀賣島根
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20071223-OYT8T00602.htm
与野党の「政治決戦」と位置づけられた7月の参院選。「自民王国」と呼ばれてきた島根で、3選を目指した自民現職の景山俊太郎氏が、国民新党新人の亀井亜紀子氏に3万票の大差で敗れ、県政界に衝撃が走った。次期衆院選に向けて、自民党県連は組織の再構築を急いでいる。一方の民主、国民新などの野党陣営は、「衆院選でも共闘による勝利を」と、態勢作りを着々と進めている。(藤戸健志)
「従来の組織が崩壊している中で選挙の態勢づくりが難しくなっている……」
今月5日、松江市の自民党県連で開かれた同県連組織再生委員会の初会合で、洲浜繁達・県連幹事長は、組織の“ほころび”を率直に認め、党内外の主婦や農業関係者らからなる委員に再生への意見を求めた。
「国政選で勝ち続けてきたおごりがあった」「農業、漁業、公共事業で伝わってくる政策が無く、不満が蓄積していた」「民主が農家への補償を打ち出し、自民離れに拍車がかかった」――。委員から次々に挙がる厳しい言葉に、居並んだ幹部たちは言葉も無く、聞き入った。
公示前に相次いだ閣僚の不祥事や失言、年金記録漏れ問題など、敗因は様々だが、県連幹部は最大の要因を、「政府・与党が構造改革にひた走り、財政力の弱い地方への手当てを講じなかったからだ」とした。自民県議も「構造改革で県財政は悪化し、仕事も無くなった。『政治は一体何をしとったんだ』という反発が強かった」と振り返る。
県民の声を吸い上げてきた地方議員も市町村合併で大幅に減少。特定郵便局長OBらによる「大樹」も郵政民営化に反発して自民支持を翻した。4万人を超えた県内の自民党員は約2万人になった。
11月14日、党再生のため来県した古賀誠・党選挙対策委員長に対し、県連幹部は、地方対策の実を国の来年度予算編成で具体的に示すよう厳しく迫った。「地方の声を大事にする政党にならないと、1区も2区も勝てない。もう『保守王国』は通じません」
◇
一方、参院選勝利の勢いに乗り、民主、国民新の両党は早くも次期衆院選に向けて動き出している。1区で民主新人の小室寿明氏(47)、2区で国民新現職の亀井久興氏(68)がそれぞれ、自民現職の細田博之氏(63)、竹下亘氏(61)と議席を争う。共産党は1区に新人の石飛育久氏(29)を擁立するが、2区は候補を立てず、票の行方が注目される。
15日に松江市内で取材に応じた亀井氏は「力を合わせて政権交代を実現するのが共通の目的。そのために協力する」と、両区でのバーター支援を明言。自らの選挙については、「堂々と政策を訴えたい」と、きっぱりとした口調で語った。
◇
参院選で当選を果たした直後の亀井亜紀子氏の事務所。民主党県連や連合島根の幹部らとともにバンザイをした亀井亜紀子氏は、「島根の政治の流れは変わる」と言い切った。
次期衆院選で同じ光景を再現するのか、それとも阻止するのか。衆院の解散時期をにらみつつ、各陣営は態勢作りを急ぐ。
(2007年12月24日 読売新聞)
446
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/12/25(火) 16:46:59
ふり返る:07しまね 参院選 /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20071225ddlk32040186000c.html
◇王国落城、揺れる自民
「島根で負けるはずがないという『保守王国』のおごりがあった」
7月の参院選。3選を目指した自民現職の景山俊太郎氏が、国民新党新人の亀井亜紀子氏に敗れた。野党との事実上の直接対決で敗北したことは、盤石を誇った王国の崩壊を意味していた。
なぜ負けたか。強力な集票マシンだった建設業者や農業関係者が「小泉改革」への不満から次々に離反。市町村合併で議員も減った。「組織の末端まで危機感が浸透しなかった」。県連は敗因をやはり「組織」に求めた。
9月から、県連は組織の拡充に着手。年会費を3000円に下げた「準党員」の設置、中選挙区時代にフル稼働した後援会の復活。あらゆる形で「王国復活」を模索した。
「竹下の当落がかかる選挙だ。自民党には抵抗があるが、竹下は好きという人に(後援会に)入ってもらわなければいかん」。自民の竹下亘氏と国民新党の亀井久興氏の一騎打ちが予想される次期衆院選・島根2区。10月5日の総務会で佐々木雄三幹事長代行(当時)は檄を飛ばした。だがある県議は悲痛な声を上げた。「私の支持者でも選挙になれば亀井さんに入れる人がいる。これはどうにもならん」。組織のほころびが「身内」ですら止まらない現状も浮き彫りになった。
◆
一方、総括に至るまでの県連は迷走を極めた。早々と県連会長の辞意を示した青木幹雄氏に対し、「青木さんの指導力がないと選挙は戦えない」と慰留。結局、3役ら他の県連幹部がそろって引責辞任する形で青木氏の続投が決定したが、党員からは「青木さんは責任を取るべきでは」との声が上がった。
参院選から約2カ月を経てようやく開かれた10月22日の総括会議。青木氏は「全国に誇る保守王国をもう一度立て直すため、先頭に立って頑張っていきたい」と深々と頭を下げた。一方、この日初めて公の場に姿を現した景山氏は「ブログを作って発信し、地域のため少しでも役に立ちたい」と再起の可能性を示唆。景山氏の処遇について、洲浜繁達幹事長は「ノーコメント」を繰り返した。
◆
参院選後に就任した福田康夫首相の下、政府・与党は地方重視の政策へ転換。20日内示された来年度予算案でも地方交付税の拡充などの要求が大きく反映され、県連にとって望ましい結果に見える。
しかし、洲浜幹事長は危機感をあらわにする。「予算を通して、地方の要望をしっかり形にするのが先。その後でないと総選挙は戦えない」
解散総選挙の見通しが立たないまま、一触即発の事態は続く。参院選の余波は、まだ終わっていない。【酒造唯】
◆
2007年もあとわずか。県内もさまざまな出来事があった。記者がこの1年の出来事を振り返る。
毎日新聞 2007年12月25日
447
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/26(土) 14:11:07
「顔見える活動」徹底を自民県連再生委答申
参院選の敗北を受けて自民党県連が設けた「組織再生委員会」(委員長=萬代宣雄・JAいずも代表理事組合長、17人)は25日、松江市内で最終会合を開き、青木幹雄県連会長に答申を提出した。各国会議員には「顔の見える活動」を徹底し、インターネットを活用するよう提言している。
同委員会は計3回の全体会や、地域・職場でのアンケート調査などを基に提言をまとめた。最終会合には青木会長ら県連幹部と委員14人が出席した。
答申は国会議員、後援会、党支部の活動への提言と党本部への要望の4項目。▽国会議員の話を直接聞いたことがない人がたくさんいる▽支部総会は年1回程度の開催が実態であり、支部が形骸(けいがい)化しつつある――との意見も記載。「無党派層が選挙を左右する」として、ホームページでの発信やメールでの県民との交流を国会議員に求めた。後援会活動は「定期的に全体集会を開き、一体感を強める」、党支部活動の項目では「落選すれば次回選は新たな候補に変えるべき」と指摘。青木会長は「意見を重く受け止め、組織を立て直して衆院選は絶対に勝つ」と話していた。
県連は2月1日に常任総務会を開き、答申を具体化させる方針を協議する。
(2008年1月26日 読売新聞)島根
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20080125-OYT8T00788.htm
448
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/01/27(日) 01:25:08
選挙:衆院選 「やる気感じられない」自民県連組織再生委、候補者の活動批判 /島根
◇会長に答申
次の衆院選へ向け党組織の建て直しを検討してきた自民党県連の組織再生委員会(万代宣雄委員長)は、25日に開いた3回目の会合で、青木幹雄県連会長へ答申を提出した。「政治家としてあまりやる気が感じられない」など、候補者自身の姿勢に踏み込んだ異例の厳しい批判が盛り込まれ、候補者と党員に「距離感」がある現状を浮き彫りにした。
答申では、候補者本人に対して「辺ぴな地域に出向いたり、再々足を運ぶなど、多くの人に直接語りかける努力が必要」と指摘するなど、後援会や党支部全般の日常活動について注文をつけた。「もし(参院選のような)落選という結果が出れば、次回の選挙は新たな候補に変えるべきだ」と、候補者の交代にも踏み込んだ。
受け取った青木会長は「真剣に議論された結果と受け止める。なんといっても次の衆院選が山場。絶対勝ちます」と話した。万代委員長は「批判するのは(組織を)良くしようという前提がある。なんとしてでも再生してもらわなければいかん」と述べた。
答申では、「小選挙区で敗れた候補者が比例代表で復活する制度は理解を得られない」と、重複立候補制度を是正すべきとの考えを示した。これについて洲浜繁達幹事長は「全国の幹事長会議でも『中選挙区制に戻すべき』という意見があった。こうした考えが出たということは古賀誠選対委員長に伝えたい」と述べた。【酒造唯】
毎日新聞 2008年1月26日
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20080126ddlk32010382000c.html
449
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/02(日) 02:04:27
社民党:昨年末、系列4県議が離党届 「厳しい党費負担」−−1人は撤回 /広島
社民党籍を持つ県議4人全員が昨年末、集団で離党届を党県連(金子哲夫代表)に提出していたことが28日、分かった。金子代表らが慰留した結果、1人は撤回したが、残る3人のうち一部は意志が固く、離党は避けがたい情勢。年間130万円にも及ぶ党費負担などが原因とみられるが、全国的に党勢が衰退する中で、県連幹部は当惑している。
届を提出したのは、いずれも県議会の民主県政会所属で、県連副代表の渡壁正徳県議(福山市、8期)▽副議長の蒲原敏博県議(東区、7期)▽犬童英徳県議(呉市、5期)▽東(ひがし)保幸県議(安佐北区、2期)で、昨年12月31日付。
金子代表や支援団体の慰留で東県議は離党届を撤回。残る3人も旧社会党時代からのベテラン県議であることから慰留を続けている。4人とも、新会派の結成や他党への移籍は否定している。
離党届の理由について、県議の一人は理由の一つとして、「県財政がひっ迫し、議員報酬がカットされる中で、年間130万円の党費などを納め続けると生活が苦しい。党勢拡大への夢や希望があれば別だが……」と打ち明ける。一方で、「党への愛着は今でもある」と話している。【吉川雄策】
毎日新聞 2008年2月29日
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20080229ddlk34010379000c.html
450
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/03(月) 00:41:19
社民党:離党県議3人の対応協議へ 1人は慰留−−県連大会 /広島
社民党籍を持つ県議4人全員が集団で離党届を党県連に提出した件で、金子哲夫代表は1日、「大変残念で代表として責任を感じる」と話し、慰留に応じた1人を除く3人の対応を協議する考えを示した。
南区で同日開かれた県連定期大会には党籍を持つ市議ら約120人が参加したが、県議3人は出席しなかった。金子代表は「慰留に取り組んだが1人以外は離党の意志を変えていない。党費の問題は以前からあり、なぜこの時期に」と話した。
次期衆院選について金子代表は「厳しい選挙になるが社民党が大きくならなければ(格差の問題など)今の状況は変えられない」と話し、小選挙区で候補者擁立を急ぐ方針を示した。【大沢瑞季】
毎日新聞 2008年3月2日
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20080302ddlk34010149000c.html
451
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/01(日) 21:06:51
自民県連:党の信頼回復や一層の結束確認−−松江で大会 /島根
自民党県連大会が31日、松江市で開かれ、青木幹雄会長ら県選出国会議員3人をはじめ役員ら約500人が出席。次の衆院選を前に、党の信頼回復や一層の結束を確認した。
青木会長はあいさつで、「国会のねじれ現象の中、皆さんも関心の深い道路の問題で、筋の通らない決定をしなければならなかった。すなわち、一般財源化をするが、必要な道路は造るという矛盾したような決定だ。それでも我々は島根の道路は造るという原則をきちんと貫いていく」と述べた。また、後期高齢者医療制度についても触れ、「内容を十分説明し、正すことはきちんと正すという姿勢でいく」と語った。
今年度の活動方針については、総選挙への態勢作りなどを決めた。【小坂剛志】
毎日新聞 2008年6月1日 地方版
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20080601ddlk32010223000c.html
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