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カタコト総合法律事務所

44片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/17(火) 01:26:24
長崎・諫早湾干拓事業:福岡高裁・差し止め取り消し 漁民ら怒りあらわ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/archive/news/2005/05/16/20050516dde041040036000c.html

 ◇「諫早」工事再開へ 推進派「一日も早く」

 中断していた巨大公共事業が再び動き出す。諫早湾干拓工事ストップを命じた佐賀地裁決定から一転、国側の主張に沿って工事続行を認めた16日の福岡高裁決定。漁民たちは怒りをあらわにし、地元自治体や推進派住民は胸をなで下ろした。

 午前11時。高裁の受付で決定書を受け取った弁護団は顔色を失った。「まさか負けるなんて……」。集まった漁民らからは「裁判所は何を考えているんだ」「漁場を返せ」と殺気立った怒号が飛んだ。

 落胆は地元にも伝わった。約30年にわたり諫早湾干潟の保護運動を引っ張り、00年に病死した山下弘文さん(享年66歳)の妻八千代さん(73)も、その一人だ。佐賀県水産試験場などで勤務経験のあった山下さんは、「諫干」が世間の注目を集めるはるか前の73年に「諫早の自然を守る会」を結成し、「このまま事業が進めば必ず有明海に悪影響が出る」と指摘していた。夫の死後、八千代さんが後を継いで「諫早干潟緊急救済本部」代表に。「山下は決してあきらめなかった。反骨心こそが、死に行く有明海を救う最後のとりでなんです」

 一方、司法のゴーサインに、推進派住民は勢い付く。「諫干本来の防災機能を十分発揮するため、一日も早い工事再開を県などに望みたい」。諫早市で農業を営む「諫早湾干拓推進住民協議会」会長の高橋徳男さん(73)は語気を強める。

 干満の差が激しい有明海沿いの市内の一部は、かつては満潮と大雨が重なる度に稲が水につかった。57年の諫早大水害をはじめ、数々の自然災害と格闘してきた地域住民も、諫干のおかげでようやく不安が和らいだと、高橋さんは言う。【山下託史、太田誠一】
毎日新聞 2005年5月16日 東京夕刊


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