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カタコト総合法律事務所
402
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/30(月) 13:42:09
「裏づけ捜査に問題」公判中も自覚 鹿児島12人無罪
2007年04月30日11時54分
http://www.asahi.com/national/update/0430/SEB200704290008.html
被告12人全員の無罪が確定した03年の鹿児島県議選をめぐる公職選挙法違反事件(買収・被買収)で、県警と鹿児島地検が、「買収」の動機や「買収会合」の回数などの裏付け捜査に問題があることを十分に認識しながら公判に臨んでいたことが29日、朝日新聞が新たに入手した内部文書で明らかになった。文書は、公判をめぐる県警と地検の協議内容を県警側がまとめたもので、県警の捜査を検証しなかった地検の対応が福岡高検から問題視された経緯などが記されている。
すでに別の文書で明らかになっている「捜査報告書の改ざん」や「不利な捜査資料を公判に出さないようにする口裏合わせ」とあわせて、事件をめぐる捜査側のずさんな対応がさらに明確になった。こうした内部文書が複数明らかになるのは極めて異例だ。
この事件の公判をめぐる県警と地検との協議については、これまでの内部文書から、(1)取り調べ時の内規違反などを隠蔽(いんぺい)するために、一連の捜査を指揮していた県警本部の警部(56)が部下に捜査報告書の改ざんをさせた(2)県警と地検が、県警の捜査がずさんだったことを裏付ける資料を公判に提出しないようにする口裏合わせをした――などの経緯が判明していた。
新たに入手した内部文書は、公判中の04年10月20、26日、同11月2日に開かれた県警と地検との協議をまとめたもの。
それによると、20日の協議では、「買収会合」が開かれた回数にかかわる「被告」らの供述が数日のうちに「1回」から「4回」に変遷したことについて、地検側が「『本当か』と疑問視しなかったか」と県警側にただした。
「関係者の話と複合して変遷した」とする県警側の回答に、地検側は「何を理由として『会合があった』ととらえたか、判断となる証拠があるか」とただす一方で、「当初、検察庁は『多額買収、複数会合がなぜ行われたか』との疑問点を持っていなかったのが現状」「福岡高検から指摘されて、あわててその理由付けの検察官調書を作成した」とも述べている。
26日の協議でも、地検側は「検察庁としても高検協議の時に、4回の会合が実際行われたかという詳細な検討がなされていなかったと考えている」と検証の甘さを吐露。県警側も「複数会合の検討というのは不十分であったかもしれない」と応じている。また、11月2日の協議では地検側から「検察庁でも消極意見はあった。しかし、主任(検事)が起訴すると決めたら、これに従うのが組織捜査。消極意見が出るのは当たり前」と弁明していた。
判決は「会合に参加したとされる人物はほぼ同じ顔ぶれで、多額の金銭を供与することに、選挙運動としてどれだけの実効性があるのか疑問」としており、捜査側が自覚していた問題点をそのまま指摘した。
起訴事実は、「主犯」とされた中山信一さん(61)=県議=夫婦らが、同県志布志市の懐集落(全7世帯)の民家で計4回の「買収会合」を開き、集落などの11人と計191万円の現金を授受したというものだった。
一連の内部文書について、地検は「コメントしない」、県警は「答えられない」としている。
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