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民主党(The Democratic Party of Japan)

1片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/11(月) 23:38:07
結局なんなのかよくわからない民主党のスレッド

755片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/10(土) 14:26:55
「雨降って地固まる」菅氏が小沢ショック語る
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20071110/20071110-00000009-ann-pol.html

 民主党の菅代表代行は10日午前、テレビ朝日の番組で、小沢代表の辞任騒動を受けて、「逆に民主党の結束力が高まった」という認識を示しました。

 民主党・菅代表代行:「大雨で土砂崩れになると思ったら、大雨で地固まる方向に行きつつある。結果として、国民に理解されたし、党内にも理解された。逆に危機感が出てきた」
 菅氏はまた、小沢代表が前向きだった大連立構想については、「私もびっくりした」と当時の心境を語りました。ただ、「連立を組み、民主党の政策を実現することが、次の選挙への勝利につながる」とする小沢代表の説明には理解を示しました。この後、午後には、小沢代表、菅代表代行、鳩山幹事長らが集まり、国会の会期が35日間延長されたことを受けて、今後の国会対応について協議することにしています。

756片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/11(日) 08:03:58
変わった証明!?党の理解に感極まる…小沢涙のワケ
愛犬“大往生”も一因?
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007111002_all.html

 「大連立構想」と辞意撤回騒動で、永田町を騒然とさせた民主党の小沢一郎代表(65)。党内の混乱や政局への影響だけでなく、小沢氏が続投を表明した7日の両院議員懇談会で涙を浮かべた姿もクローズアップされた。小沢氏の「知恵袋」とも言われる元側近、平野貞夫元参院議員(71)は一連の動きをどう見ていたのか。そして平野氏も「初めて見た」という小沢氏の涙には、どんな理由があったのか。

 「うれし涙というか、感涙だったんだろう。党が一致して言葉足らずだった自分の過ちを理解し、思ったよりも支えてくれた。感極まったのだろう。あんな小沢氏は見たことがない」

 平野氏が驚いて振り返ったのは、7日の民主党両院議員懇談会の冒頭、小沢氏があいさつしたシーンだった。

 小沢氏が党首会談をめぐる混乱について謝罪した後、「この体にもう一度ムチを入れ、次の総選挙に政治生命のすべてをかける」と続投を表明すると、割れんばかりの拍手に包まれた。そして小沢氏の目に涙が光った。

 自民、新生、新進、自由、民主の各党に所属し、20年以上に及び常に小沢氏と行動を共にしてきた平野氏が初めて見た姿だった。

 2日の小沢氏と福田康夫首相による党首会談後、大連立構想が明らかになり、枝野幸男元政調会長らが「ぶれたとしたら党首失格だ」と批判するなど党内が混乱したことで、平野氏は小沢氏が辞任するとみていた。平野氏も「責任を取るのは当然」との意見だった。

 その後、小沢氏は4日に辞意表明し、3日間で翻意したわけだが、平野氏はこの間、小沢氏にあえて連絡を取らなかった。議員や関係者からは「慰留に協力してほしい」との電話が殺到したが、「会えばケンカになる」との理由から断っていた。

 あまりの電話の多さに、平野氏も携帯電話の電波が入らない場所に潜んでいたが、居場所を割り出した江田五月参院議長から6日昼、連絡があり、「辞任すべきなどと言わないでください」と説得された。平野氏はその後、「恥を忍び、死ぬ思いで続投すべきだ」との考えに転じ、テレビ番組では、こうした趣旨の発言をした。

 平野氏は大連立構想には理解を示し、「自衛隊の海外派遣について、国連決議を原則とするという点に首相が同意したことが大きい(首相側は同意を否定)。小沢氏はずっとこだわってきた。また、連立すれば解散権を握れる可能性があるほか、政策を実現して民主党の政権担当能力を示すことができる。海外派遣などで自民党を揺さぶることもできる。その上で、選挙になれば対立軸を打ち出せばいいと考えていた」と小沢戦略を解説する。

 だが、小沢氏も「未だなお私は不器用で口下手な東北かたぎ。どうしても説明不足になりがちで、それが混乱の一因かと思う。当初から丁寧に説明すべきだった」と語ったように、党内にはこの戦略を理解している者は少なく、役員会では総スカンを喰らった。

757片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/11(日) 08:04:29

 平野氏は「小沢氏は多くを語らず、態度などでコミュニケーションを取ろうとする。鳩山由紀夫幹事長や菅直人代表代行、輿石東参院議員会長らは、文字と数字しか信じない。いわば縄文人と弥生人のように(時代が違って)共通の言葉がなかった」と残念がった。

 実際、2日の党首会談後、鳩山氏が小沢氏に対し、「総理がもし大連立を持ちかけたら、首相をもらえ」と助言していたという。この発言を「小沢氏は『党内の根回しはやってもらえる』と思った」と平野氏は解説する。

 その上で、「今後は小沢氏も『説明する』と言った。もう大連立はないと思うが、政策協議はありうる」と話す。

 一連の騒動で小沢氏の求心力は低下したが、平野氏は「今までの小沢氏だったら辞意撤回はありえなかった。党代表選で『自分自身が変わる』と宣言したので、本当に変わったという証明になったかもしれない。『政権獲得』のために恥を忍んで決断したのだと思う」と評価する。

 民主党の今後には、「『このままでは選挙は負ける。我々も一緒になって小沢氏を支えなきゃいけない』という危機感が生まれた。人間万事塞翁が馬。これからの努力次第だ」とみる。

 ところで、辞意撤回の会見で「心身共に疲れきっていた」と話していた小沢氏。その背景のひとつに、「愛犬の死があるのではないか」という関係者もいる。

 関係者によると、小沢氏が都内の自宅で飼っていたメスの柴犬「チビ」が10月17日、18歳の大往生だったという。「小沢氏は夜の会合でほろ酔い気分で帰った際、『チビ、チビ』とあやすなど、かわいがっていた。秘書も『先生が首相官邸にいくまで生きていろよ』と語りかけるなど、小沢家のマスコットだった。3年ほど前にチビの体力が落ちるまで、小沢氏の散歩のお供だった。選挙CMで柴犬と共演したように動物好き。部屋にチビの遺骨と遺影が飾ってある。それが政治判断に影響するわけではないが、小沢氏は相当悲しんだはずだ」(関係者)。

 小沢氏の涙は、さまざまな思いが去来した末のものだったのか。

ZAKZAK 2007/11/10

758片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/12(月) 21:03:34
民主・国民 道路財源を議論へ
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/12/k20071112000016.html

民主党と国民新党は、参議院で統一会派を結成したことを受けて、両党の政策協議機関を設置し、来年度予算編成の焦点の1つとなる道路特定財源の見直し問題などをめぐって、今後、議論を進める方針ですが、両党の意見の隔たりは大きく、調整は難航する見通しです。
民主党と国民新党は、先月、郵政民営化を見直すための法案を、参議院に共同で提出したうえで、参議院で統一会派を結成しました。これを受けて、両党は、政府・与党などが提出する法案への賛否の対応について調整を図るため、民主党の直嶋政策調査会長と国民新党の亀井静香代表代行を責任者とする政策協議機関を設置し、今後、来年度予算編成の焦点の1つとなるガソリン税や自動車重量税などの道路特定財源の見直し問題などをめぐって議論を進める方針です。ただ、道路特定財源をめぐっては、民主党の税制調査会が、すべての税を一般財源化したうえで、自動車重量税など一部の税を減税するか廃止する方向で検討を進めているのに対して、国民新党は「一般財源化は認められず、税率も維持すべきだ」としていることから、調整は難航する見通しです。

759片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/12(月) 21:04:41
国会同意人事:労働保険審と運輸審の2委員反対 野党4党
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071113k0000m010093000c.html

 民主、共産、社民、国民新の野党4党は12日、国会内で国対委員長会談を開き、政府が提案した14機関28人の国会同意人事について、労働保険審査会と運輸審議会の委員各1人に反対することで一致した。このため、野党が過半数を占める参院で否決されることが確実となった。同意人事は衆参両院の同意が必要なため人事は白紙に戻り、政府は再提案を迫られる。

 反対することで一致したのは、労働保険審査会委員への平野由美子元国家公務員倫理審査会事務局長の再任と、運輸審議会委員への長尾正和・元運輸省海上技術安全局船員部長の再任。民主党は反対する理由を「官僚出身で事実上の天下りだ」などと説明している。同意人事は、衆院では13日の本会議に、参院では14日の本会議にそれぞれ上程される。

毎日新聞 2007年11月12日 20時38分

760片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/12(月) 21:38:04
ポスト小沢候補の思惑/「自信のなさ」で慰留
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20071110.html

 民主党が揺れた小沢一郎代表の辞任騒動。辞意を伝えられた鳩山由紀夫幹事長、菅直人代表代行は引き留めに走り、代表経験者の岡田克也、前原誠司両副代表も早々に慰留方針を支持した。背景には、「ポスト小沢」候補たちの「自信のなさ」と思惑があったが、衆院解散・総選挙も視野に入る中、小沢氏に頼らざるを得ないという党の脆弱(ぜいじゃく)さを露呈することになった。

 「今、小沢代表にもしものことがあれば、党が空中分解しかねない。代表は小沢氏しかいない」。鳩山氏は十日の岐阜市での講演で、参院選の改選一人区で圧勝したことを挙げながら「小沢氏頼り」を隠さなかった。

 四日朝に辞職願を受け取った鳩山氏には慰留しか選択肢はなかった。代表を支える幹事長の役割。仮に辞任となれば連帯責任を問われるのは確実で、鳩山氏のグループでも早々に慰留方針を確認した。

 ただ、小沢氏続投では菅氏の働きの方が大きかった。四日の辞意表明会見。小沢氏が「執行部に私の進退を委ねた」と原稿を読み上げた瞬間、菅氏は「光明がある」と思った。もともとの原稿は辞任が断定的に書いてあったからだ。事前に目を通した菅氏は小沢氏周辺に修正を依頼していた。

 五日午前には一人で小沢氏と面会。「自民党との連立にこだわっていない」との言葉を引き出し、午後の役員会で慰留の流れをつくった。周辺には「小沢氏が戻るのが一番ダメージが少ない。民主党は党首が代わりすぎる」と強調する。

 「大連立なら両院議員総会に諮るべきだ」。二日夜の党首会談の内容を聞いた岡田氏は不快感を示した。しかし四日朝、鳩山氏から小沢氏の辞職願を見せられると「慰留すべきだ」と伝えた。

 小沢氏が辞任すれば後継は岡田氏が最有力という見方が党内で大勢。ただ周辺は「心の準備ができていない」と指摘する。代表として戦った二〇〇五年衆院選での敗北は小泉ブームのためとはいえ、党内の後遺症が消えたわけではない。岡田氏に近い議員は「後継代表となった場合、小沢氏が党内に残って、かき回されることを警戒したのではないか」と推測する。

 小沢氏が進退を検討していた六日夕、石井一副代表らベテラン以外に滞在先のホテルに呼ばれたのは前原氏だった。前原氏は党内が慰留一色ではないことを率直に伝えた上で「決断は早くした方がいい」と続投を勧めた。

 前原氏のグループには仙谷由人、枝野幸男両元政調会長ら小沢氏に距離を置く議員が多い。五日夜の前原グループでの会合でも小沢氏への批判が噴出したが、前原氏はなだめる側に回った。

 「問題が起きるたびに“代表降ろし”に走る党文化を変えなければならない」。メール問題で代表を辞めた前原氏は周辺にこう漏らす。

 党の中堅議員は「参院選の圧勝の記憶が鮮明だからだろう。前原氏を除く三人は自分が代表として戦った国政選挙と、小沢氏が率いた参院選を比べて何も言えなくなったのではないか」と解説する。大勝した参院選が逆に呪縛(じゅばく)となっている。

761片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/12(月) 21:44:00
民主小沢氏辞任騒動 国会議員がおわび行脚(2007/11/12) 青森
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/11/12/new0711120902.htm

 大連立構想に端を発した小沢一郎代表の辞任表明とその後の撤回で、党内が大きく揺れた民主党。今週末、同党の青森県選出国会議員は一連の騒ぎが一段落してから初めて地元に戻った。先行きが見えにくい政局の中で、各議員は解散総選挙もにらみながら、対話集会などで支持者の不信感の払拭(ふっしょく)や信頼回復に努めた。
 「おわび行脚と思われるかもしれないが…」。十日夜、南部町の大向防災コミュニティセンターで開かれたミニ集会。支持者約三十人に、田名部匡代衆院議員はこう切り出した。
 「小沢代表の会見を聞いて、本当の意味で何をすべきか、考えさせられた。時間だけが過ぎて、一本も法律が成立しないのが国民の願いなのか」と自らの考えを説明。一方で、来るべき衆院選を意識しながら「単独で政権を取ろうという思いは何ら変わらないし、代表もそう思っているはず」と理解を求めた。
 集会には平山幸司参院議員も同席。「迷惑を掛けたことは素直におわびしたい」としながらも「われわれが心配を掛けたのは三日間。しかし、安倍晋三前首相が辞任したときは三週間の政治空白をつくった。これには大きな違いがある」と自民党のとの差異を強調した。
 一方、横山北斗衆院議員は同日、青森市内で予定にはなかったミニ集会を急きょ開催した。小沢代表が政権交代は厳しい―との認識を示したことに対し、「参院選の勢いで勝てるという雰囲気が党内にあった」と支持者十人を前に述べ、引き締めが狙いだったと強調した。
 民主党の支持率が低下すれば、それに乗じ自民党が攻勢に転じる可能性も否定できず、民主党県連は「いつあってもおかしくない」と年内解散にも神経をとがらせる。
 取材に応じた田名部衆院議員は「逆に気を引き締めるいい機会ととらえたい。今まで以上に地域を歩いて、多くの人に理解してもらえるようにしたい」と自らに言い聞かせるように語った。

762片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/12(月) 21:45:04
「気を取り直して頑張る」 地元支持者らに小沢氏 岩手
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20071112_5

 民主党の小沢一郎代表は11日、自身の後援会関係者や同党県議の結婚披露宴に出席のため奥州、久慈市入りした。奥州市では父親の故・佐重喜氏の墓参をし、集まった支持者らに「このたびは心配ばかりかけて申し訳ありませんでした。気を取り直して、もうちょい頑張るつもりです」と述べ、福田康夫首相(自民党総裁)との党首会談をめぐる辞任騒動について陳謝した。

 小沢代表は11日午前、奥州市水沢区の伯済寺で支持者ら約40人と佐重喜氏の墓参をした。墓参後、報道陣に対し「地元の皆さんの顔を見て、心が洗われるような気持ちになった。今回のことがあっても、たくさんの方が(墓前に)いらして、変わらずご支援いただいている。ひたすら感謝の思いだ」と、しんみりと語った。

 この後、奥州市内のホテルで開かれた後援会関係者の結婚披露宴に出席。自民党との連立構想を小沢代表から持ちかけたとする一部報道に触れ「(福田首相との)2人での会談なのに、私の方には取材申し込みも何もなく、政府・与党の言い分だけが報道され、私も忍耐の限界という状況になりました。しかし、地元の方の顔を思い浮かべ、ここで負けちゃいけない。我慢、我慢と自分に言い聞かせ、ここでこうしてごあいさつさせていただいています」と現在の心境を吐露した。

 同日午後には、中平均県議(久慈選挙区)の結婚披露宴のため久慈市入り。同市内のホテルで民主党県連の工藤堅太郎代表(参院議員)ら同党の国会議員や県議、達増知事らと顔を合わせた。出席者によると、小沢代表は終始、機嫌がよく、支持者らと笑顔で記念撮影に応じ、本県を後にした。
(2007/11/12)

763片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/14(水) 01:18:14
民主党幹部、小沢代表と連日会合「もう独りにしない」
2007年11月13日23時20分
http://www.asahi.com/politics/update/1113/TKY200711130448.html

 民主党執行部が、小沢代表との連携強化に懸命だ。辞意撤回騒動をめぐり、「小沢氏を孤独にしたこと」が原因とみているためで、党首会談に至る経緯を知らず意思疎通を欠いたと悔やむ鳩山由紀夫幹事長は「小沢代表の真意をくみとる工夫」を宣言。小沢氏を含む会合をひんぱんに開き、さながら「代表を独りにさせない作戦」だ。

 13日夜、東京都港区内のふぐ料理店に小沢氏、鳩山氏、菅直人代表代行、輿石東参院議員会長が顔をそろえた。懇親を深めるためで、小沢氏を囲んでふぐ料理に舌鼓を打った。

 「『おやじ』に恥をかかせないのが幹事長の役割。信頼関係が醸成されていなかった」という鳩山氏の反省からだ。側近重用で知られる小沢氏を「腫れ物扱い」する空気もあり、党幹部は「代表にみんな嫌われたくなくて独りにしてしまった」と振り返る。

 党執行部は騒動後、小沢氏が出席する会合をほぼ連日開いている。平日はもとより土曜日の10日も菅氏、鳩山氏らとの緊急会合を開いた。鳩山氏は「急きょ決まった会談に代表が参加したことが大きい」と周辺に語る。

 ただ、小沢氏が本当に変われるかどうかは未知数だ。「小沢氏離党」の悪夢をひとまず回避した党内にはなお、与党がいつまた分断工作を仕掛けるかわからないという警戒感が根強く、執行部も気の抜けない日々が続きそうだ。

764片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/14(水) 01:19:08
補給支援特措法案、衆院通過 民主の造反なし
2007年11月13日20時42分
http://www.asahi.com/politics/update/1113/TKY200711130437.html

 インド洋での海上自衛隊の給油・給水活動を再開させるための補給支援特別措置法案が13日、衆院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決され、参院に送られた。参院第1党の民主党の反対姿勢は強く、参院での審議入りのめどは立っていない。与党は衆院の3分の2による再議決も検討しており、解散・総選挙もからむ与野党の攻防は激しさを増しそうだ。

 衆院本会議での採決では、「造反」の可能性も指摘された民主党から4人が欠席したが、いずれも海外出張や病気などが理由だった。7月の参院選で民主党と選挙協力した新党大地の鈴木宗男代表は賛成に回り、一線を画したほか、参院で民主党と統一会派を組む国民新党の議員は反対せず、採決の際、退席した。

 一方、自民党からは外国出張中の小泉元首相、入院中の久間章生元防衛相ら13人が欠席した。

 補給支援特措法案の衆院通過を受け、福田首相は13日、首相官邸で記者団に「良かったと思う。参議院でもよく説明していかなければいけない」と述べた。民主党の小沢代表も同日の記者会見で「当面の必要性だけで軍隊を派遣するやり方は国を危うくする。防衛省の不明瞭(ふめいりょう)な疑惑を明らかにせずに、採決強行はやってはいけない」と述べ、政府・与党を批判した。

765片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/14(水) 01:39:59
国会同意人事:野党でも意見割れる 参院採決、共社がカギ
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071114k0000m010173000c.html

 14機関28人の国会同意人事で、民主、社民、国民新の野党3党が13日の衆院本会議で3委員について反対した。与党の賛成多数で同意されたが、与野党逆転の参院では14日の本会議で3委員の再任が不同意となる。「ねじれ国会」を象徴する事態だが、一方で民主党単独では政府案を否決できない現状から、共産、社民両党が参院採決のキャスチングボートを握ることも浮かび上がらせた。

 民主党は参院で国民新党と統一会派を組んで119議席を占めるが、過半数の122議席には足らず、共産党(7議席)か社民党(5議席)のどちらかと連携しなければならない。今回の同意人事は今後の法案への対応のモデルケースとなる可能性もある。

 焦点になったのは、公害健康被害補償不服審査会委員への再任が提案された田中義枝氏。共産、社民両党が「医官出身なので天下りではない」として同意する方針で、民主党が不同意としても参院でも同意となり、民主党の参院第1党の権威が揺らぐ可能性があった。

 こうした状況を受け、民主党は「選挙協力もしており説得しやすい」と社民党に狙いをつけた。安住淳国対委員長代理が社民党の重野安正国対委員長を「旧厚生省に在籍しており、厚労省所管の審査会委員は天下りにあたる」と説得、不同意に転じさせた。

 一方、国家公務員倫理審査会委員への北城恪太郎元経済同友会代表幹事の再任は、民主党が同意を主張したのに対し、参院で統一会派を組む国民新党が「小泉構造改革の色合いが強い」と強硬に主張、説得に応じなかった。亀裂を最小限にとどめるため、両党の国対委員長間で新たに「人事は政党単位で対応する」との妥協が成立。ただ、10月23日結成の統一会派の投票行動が早速食い違い、火種を残しそうだ。【田中成之】

 ◇人選やり直し、政府に難しさも

 国会同意人事のうち3件が不同意となる方向になったことに対し、町村信孝官房長官は13日の記者会見で「役人のOBだからだめだと聞いている。誠に不可解だ。経歴がこうだからこういう意見しか言わないと決めてかかるのは失礼極まりない」と述べ、野党の対応を厳しく批判した。

 しかし、政府としては「国会の決定に従う以外にない」(舛添要一厚生労働相)のも実情で、人選を再検討せざるを得ない。ただ、「『2番手』のイメージがついてしまい、依頼しにくい」(政府関係者)という難しさも残る。【坂口裕彦】

毎日新聞 2007年11月14日 1時31分

766片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/16(金) 22:40:40
「政治判断、今でも正しいと」 小沢代表インタビュー
2007年11月16日08時01分
http://www.asahi.com/politics/update/1116/TKY200711150399.html

 自ら「プッツンした」と語った辞意撤回騒動から1週間。民主党の小沢代表が15日、朝日新聞の単独インタビューに応じ、福田首相との会談をめぐる一連の経緯や、新たな政権戦略を語った。

 「選挙で勝てる最大の方策で、自分の政治判断は今でも正しいと思っている。だが、みんなが望まないのだから捨てる以外ない」(大連立協議)

 「渡辺(恒雄・読売グループ本社会長)さんまでは張本人だからいい」(党首会談を持ちかけてきた相手について)

 「連立が最優先課題だった。特措法さえ連立なら譲っても構わない、憲法解釈、国際貢献の基本原則も180度転換しても構わない、そこまで言い切った」(党首会談での首相の言動)

 「自民党は進退窮まっている。民主党の目玉政策を実現できれば選挙に絶対有利だ」(大連立の利点)

 「ばかばかしい」(小沢氏離党説)

     ◇

 ――渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長が会談を持ちかけたのは、安倍政権のころか。

 だったと思うけれど。8月末か9月初めか。

 ――首相の代理人(森元首相)とは、どういう経緯で会ったのか。

 (渡辺氏には)「民主党はそういう状況じゃない」と。「お国のため」と言っても(党内は)選挙に勝てる気でいる。それと「与党が政権運営がどうしようもなくなって考える話だ」と言って、しばらく何もなかった。直前に「会ってくれ」というから会った。僕は「内々に会うのはいやだ。総理のお話なら断ることはしない」と答えた。

 ――一連の過程で斎藤次郎・元大蔵事務次官が仲立ちした説もある。

 いや、そんなことは言っちゃいけない。渡辺さんまでは張本人だからいい。だが、あとは信義として言っちゃいけない。

 ――菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長と事前に相談しなかったか。

 誰にもしていない。渡辺さんの話だけで相談するのは変でしょう。

 ――党首会談で解散時期を話し合ったか。

 全然ない。

 ――民主党が首相をとる可能性はあったか。

 それはないさ。彼は首相でいたいんだから。首相が連立の話を出してきた時に「おかしい。私は参院で首相指名を受けた。本当は首相指名の前に話をしなければならない」と言ったんだ。

 ――具体的な閣僚ポストの割り振りは話し合ったか。

 違う違う。連立というのは政策と人事だ。だから、人事だって「きちんと割り振る」と首相も言った。連立だから当たり前でしょ。だけど、何にしてもまずは政策協議だと。

 ――大連立の狙いは。

 首相は連立なら特措法さえも譲って構わない、憲法解釈も180度転換しても構わないと、そこまで言い切った。農業政策、年金、子育て、高速道路無料化など、我々の目玉政策ものむかもしれない。画期的なものが民主党の主張で実現できれば、選挙に絶対有利だ。だが、みんなどうせ実現できないと思っていて民主党議員でさえそんな気がある。それは権力を知らないからだ。僕は権力をとれば簡単にできることを知っている。

 ――中選挙区制に戻す話はなかったか。

 論外だ。そんなことは出ない。小選挙区制だから、政治にケリがつけられる。中選挙区制だったらぐちゃぐちゃで意味不明になる。あくまで選挙で戦って民主党が勝つためにどうするかを考えていた。

767片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/16(金) 22:41:00

 ――首相の申し出を受けた民主党役員会はまとまると考えたのか。

 政策協議に入るぐらいいいじゃないかと言ったが、ダメだとなった。

 ――小沢氏が参院議員を連れて離党するとの話が出回った。

 ばかじゃないか。そういうばかげたことを言う人が党内の一部にいるから、いやになった。民主党で政権とるためにどうしたらいいかだけを一生懸命考えているのに。そんなことする気なら最初から自民党を出ないよ。

 ――山田洋行について小沢氏への献金や、航空自衛隊出身の田村秀昭元参院議員との関係を指摘する報道もある。

 何の関係もない。(事務所の政治資金)担当者を何代さかのぼってもわからない。「何で献金があったんだ。知っているのか」と言ったら「知らない」と。もう全部返した。パーティーかどっかで会ったのかも知らないが、全然知らない。わけがわからん。

 ――一連の経過の総括と今後の政権戦略は。

 政治判断は今でも正しいと思っている。選挙で勝てる最大の方策だ。だが、みんながそれを望まないというんだから、その方法は捨てる以外ない。残念だけど。もう選挙で勝つ以外ないさ。特別なことは何もない。

 ――次の総選挙目標を「衆院第1党」としたが、単独過半数に届かない場合どうするのか。

 野党で過半数でいい。共産党を入れるわけにはいかないが、きわどい状況なら、首相指名で共産党はどうするのか。自民党に入れるのか、どっちに入れるんだとなる。

 ――自民党と組む選択肢はないのか。

 こっちが過半数取っているのに自民党と組むことはない。最低でも野党連立までいきたい。

 ――衆院解散・総選挙は来春が天王山か。

 わからない。補給支援特措法次第じゃないか。特措法ができずに選挙をしたらまた特措法成立まで2カ月遅れる。特措法ができなければ、その次の臨時国会までできないことになる。たぶん、首相は米国に行って、どうしても通したいということになるんじゃないの。特措法がどうなるかが一つの大きな要素になるだろう。

 ――衆院3分の2議席で再可決する正当性をどう考えるか。

 いいさ、使えるなら使ったって。憲法で認められているんだから。けれども、それはそう簡単な話じゃないね。

 ――首相問責決議案は法的には解散に直結しないが、政治責任は伴う。

 まだ考えていない。参院にきたばっかりだ。心配ない。見ていればわかるよ。フフフ……。

768片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/16(金) 22:41:13
 ――衆参ねじれ国会で対立を打開するルールをどう考えるか。

 選挙する以外ない。衆参で勢力が違っている時の政策協議は、連立協議と同じようなものなんだ。連立を否定している限りは、基本的な問題の政策協議はできない。ケリつくまでやりましょうと、デスマッチみたいなものだ。国民生活に直結するもの、薬害や災害のような人道的な問題はやるが、基本的に考え方の違うものはどうしようもない。国民が選ばなきゃいけない。

 ――総選挙の争点設定は生活重視か。特措法や安保問題は。

 (安全保障には)国民は関心がない。それは政治家や政党の責任、見識できちっとした政治をやればいい。国民は生活の話だ。国民生活を、どちらの政党がちゃんとみてくれるのか。生活上の心配はみんな大変だ。選挙の時は、どんな時でもちゃんと生活を安定させていきますよと訴えるのが一番だ。生活できるようにするのが政治じゃないかと、国民はみんな思っている。

 ――あとは選挙に全力投球か。

 少しゆっくりしてからだ。かなりいい状況ではある。運動量で自民党に負けないようにすれば勝つ。自民党の半分でもやれって言うんだ。絶対勝つよ。ほんとにもうイライラする。

 ――国際治安支援部隊(ISAF)への参加が可能とした考え方は党内に十分浸透したか。

 何にでも参加すると言っているんじゃない。その時の政府が吟味して、どの分野にどれだけ参加するかを決める。国連活動に参加することはマニフェストで国民に約束したことだから、これから論議する話ではない。何でそんな単純な議論がわからないのか不思議でしょうがない。

 ――社民党は反対だ。選挙協力に響かないか。

 反対でいい。反対だけれど、それ以上に自民党政権を倒さなきゃいけないなら、それでいい。そういう割り切りが日本人は不得手だが、ドイツの連立だって全部一致しているわけじゃないでしょう。他の政策が多少違ったって協力すればいい。政権取った時に一緒に連立を組むかは別だ。選挙協力は何もおかしくない。共産党とだっておかしくないが、政権に入れるかというと別問題だ。

 ――日米関係を心配する向きがある。

 何の心配もない。ブッシュ大統領なんて米国民に支持されていないんだから、何で気兼ねするんだ。いま米国内でもブッシュ大統領の政策は批判の的だ。

 ――党首会談では恒久法で合意したのか。

 そんなことはない。原則がはっきりしなければ、法律もつくれない。「自衛隊派遣、安全保障については憲法解釈がクリアにならなければ、連立もへちまもない。特措法には応じられない。あなたが土下座して頼んだって無理だ」と言った。(2回目の会談が)中断したのは「無原則な自衛隊派遣はダメだ」と言うと、首相は「私もそう思う」。「一人では決められない」と言うので、「法制局になんか聞いたってダメだ」と言ったら、「法制局じゃない」と。基本原則があいまいでは基本法をつくりようがない。

 ――総選挙前に恒久法制定に向けた政策協議を自民党と行う可能性はないのか。

 ないない。

 ――政権を取れば制定を考えるのか。

 憲法に逐条として出ていない部分について、自衛隊派遣のきちんとした原則を明記して憲法を補完する基本法が必要だ。そうしないと憲法を改正するまで憲法問題が続いちゃう。選挙で多数取れば、基本法を進めたほうがいい。

769片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/17(土) 02:08:53
小沢氏「単独過半数ベスト」 次期衆院選で目標
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20071116_2

 【東京支社】民主党の小沢一郎代表は15日、岩手日報社の東根千万億編集局長の単独インタビューに応じた。辞意を撤回、代表続投を決意して約1週間が過ぎ「みんなが頑張ろうという気持ちになってくれた」と結束の強化を強調。次期衆院選へ「大目標は単独過半数」としつつ「自民党は苦しいから、今まで以上に(選挙に向け活動を)やる。日常活動を徹底しなければならない」と、民主党内にまだ残る楽観ムードを強く戒めた。

 小沢代表は、党首会談に至る心境を「民主党政権をいかにつくるか、すなわち次の総選挙にいかに勝つか―の一点で臨んだ」とし、夏の参院選で大勝した時点から「ある意味で悩みだった」と、次の一手を模索していたことを打ち明けた。

 代表続投から1週間を過ぎ「いわゆる政策協議は考えず、選挙を目指して頑張ろうということになって、僕も少し気を落ち着けながら全国行脚しようと思っている」と、政権奪取へ仕切り直しの心境を口にした。

 解散・総選挙の可能性について「困っているのは自民党の方。時期を延ばしても、福田内閣には有利にならない。人気もえらい落ち込んでいるようだし…」と、政治的優位を示唆。参院選勝利で「政権までの選択肢が広がった」として「(衆院で)ベストは単独過半数だがハードルは高い。次善の策は野党で過半数。さらに言えば民主党が第1党」と、あくまで単独過半数を目指す中で、現実的な目標も示した。

 県内4小選挙区については、自民が唯一議席を守る2区に全力を集中する考えを明言した。

 焦点の新テロ対策特別措置法案の取り扱いでは「日米関係には何も心配ない」と、成立を迫る政府与党の姿勢をけん制。「自衛隊の海外派遣が無原則ではだめだ」と、基本法の必要性をあらためて主張しつつ「日本は武力によってでなく、国家としての見識と権威で海外に評価される国にならないといけない」と、国家観の一端を披歴した。
(2007/11/16)

770片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/19(月) 21:07:11
2007/11/19-19:44 大連立では公明排除=小沢氏発言明かす−鳩山民主幹事長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2007111900811

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は19日午後、日本記者クラブで講演し、小沢一郎代表が福田康夫首相との2日の党首会談後の役員会で、自民党との大連立構想について「公明党を政権の仲間として入れることは考えていない」と発言していたことを明らかにした。
 大連立に向けた政権協議の是非について役員会で意見を求めた小沢氏に対し、鳩山氏が「公明党はどうするんですか」と確認すると、小沢氏は同党が連立政権に加わることに反対する考えであるとし、「福田首相(の意向)は分からない」と付け加えたという。

771片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/19(月) 21:20:34
小沢氏の勝敗ライン発言が波紋/公明党に秋波?大連立?
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20071118.html

 民主党の小沢一郎代表が次期衆院選に関し、三番目の目標ラインとして「衆院第一党」に言及したことが波紋を広げている。厳しい選挙情勢を踏まえ、勝敗ラインをこれまでの「野党で過半数」から引き下げたとの見方が一般的。だが、衆院選後をにらみ「公明党との連立を考えているのではないか」「やはり狙いは大連立か」との憶測も飛び交う。

 「大目標は単独過半数。それがベストだが非常に厳しい目標だ。野党で過半数を取るのが次善の策。三善の策として衆院で第一党を目指す」。小沢氏は十三日の記者会見で考えを整理するように発言。「小選挙区で百五十以上取れれば第一党は間違いない。三善(を実現できる態勢)を達成し、さらに次善、最善と目標を高くしてみんなで努力する」と強調した。

 現状では単独過半数は無理との見方は党内でも大勢。三百小選挙区で社民、国民新両党と候補者調整を進めるなど、実質的には「野党三党で過半数」が目標となっている。共産党の政権入りには否定的だが、悪くても共産党を含めた野党四党で過半数を獲得したいとの考えだ。

 小沢氏があえて、その下のラインに言及したのはなぜか。小沢氏は十八日の民放番組で「ハードルを下げたと言われるが、とんでもない」と強調した上で、民主党が衆院第一党になれば「そのときは野党連立だ」と指摘した。

 しかし、小沢氏に近い中堅議員は「公明党に連立を仕掛けるのではないか」と推測する。組織力の強い公明党が衆院選で三十議席程度を確保するのは確実とみられ、民主党が衆院第一党であれば、合わせて過半数になる可能性が高い。公明党にとっても「生活が第一」を掲げる民主党の方が政策的には自民党より近いのは確かだ。

 衆院選後に自民党との大連立を目指すとの見方も消えない。小沢氏は大連立について「やらないことになった」という言い回しをしている。十八日も同番組で「ないのではないか」と否定的見解を示した。ただ、発言のトーンから、党の方針としては封印するが、選択肢としては捨てていない―との考えを読み取る向きもある。

 次期衆院選を「政治家としての最後の戦い」と位置付ける小沢氏だが、たとえ「三善」にとどまっても党首交代論が出ることは考えにくい。「衆院第一党になれば、公明党との連立にとどまらず、小沢氏主導の大連立やその先の政界再編も視野に入ってくる。持論の安全保障政策の大転換も可能になる」と旧自由党出身議員は語る。

 ただ「三善」の場合でも二百を超える議席が必要。最も獲得議席が多かった二〇〇三年の衆院選でも百七十七議席だった民主党には容易な数字ではない。党内からは「次の次に政権を狙えるような『四善』『五善』の数字の方が現実的」(若手)との声も漏れる。

772片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/20(火) 14:27:37
岡田・民主副代表:大連立構想を批判 「自民に手突っ込まれる」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071120ddm005010024000c.html

 民主党の岡田克也副代表は19日、名古屋市内で開かれた「ミッドランド毎日フォーラム」(毎日新聞中部本社主催)で講演し「(連立しても)選挙になったら自民党に手を突っ込まれてガタガタになる」と述べ、小沢一郎代表が主張した「政権の一翼を担って政権担当能力を示し、衆院選で自民党と戦う」という大連立構想を批判した。

 岡田氏は「かつての自自連立でも、自由党の有力メンバーは自民党に戻った。大連立をすれば最終的に自民党に都合のいい形になる」と強調した。そのうえで、「小沢氏が『大連立は間違っていなかった』と言うなら食い違いがある。党の方針にかかわるのできちんと議論しないといけない」と語った。

 また、鳩山由紀夫幹事長は19日、日本記者クラブで講演し「小沢氏は今でも連立が正しいと思っているのかもしれないが、そんなに単純ではない」と述べ、小沢氏の大連立構想を批判した。

 また新テロ対策特別措置法案の成立をめぐる国会会期の再延長について「再延長するに違いない。しかし(参院で採決しなくても否決と見なされる)60日かかると参院の無用論に拍車をかける。議論が尽くされたら採決を行う」と述べ、審議の引き延ばしは行わない考えを強調した。【田中成之】

毎日新聞 2007年11月20日 東京朝刊

773片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/20(火) 22:52:16
小沢氏 選挙後の大連立も否定
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/20/k20071120000178.html

民主党の小沢代表は記者会見で、さきに自民党との連立政権に前向きな姿勢を取った判断に誤りはなかったと強調する一方で、次の衆議院選挙のあとも、党内の理解が得られなければ連立を組むことはないという考えを示しました。
この中で、小沢代表は「民主党が政権の一端を担うことで国民との約束が実行できるなら、国民に対する責任を果たすことになる。自民党政権で実現できないことが仮にできるのであれば国民は喜ぶし、支援も得られると、今もわたしは思っている」と述べ、自民党との連立政権に前向きな姿勢を取った判断に誤りはなかったという認識を示しました。その一方で、小沢氏は、記者団が「衆議院選挙が終わったあと、連立政権について、党内にあらためて相談する可能性はあるのか」と質問したのに対し「ない。党内のみんながだめだというのだからだめだ。それが最も民主的なやり方だ」と述べ、次の衆議院選挙のあとも、党内の理解が得られなければ連立を組むことはないという考えを示しました。また、小沢氏は、22日に行われる福田総理大臣との党首会談について、「福田総理大臣から新テロ対策特別措置法案の成立に理解を求められても、自衛隊の海外派遣の原則に関する憲法解釈が違うので、曲げることはない」と述べました。

774片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/24(土) 14:45:00
民主党 衆院選へ態勢再構築 小沢代表が地方行脚再開 騒動の余波続く(11/24 07:21)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/62235.html

 民主党の小沢一郎代表が、早期の衆院解散・総選挙を見据え、大連立模索−辞任騒動で一時中断していた地方行脚を二十五日から再開し、臨戦態勢の再構築に乗り出す。ただ、次期総選挙を「政治家として最後の戦い」と位置づけていた騒動前の強気の姿勢は感じられず、政権奪取の見通しは不透明。党内では次の次の衆院選で勝負を決める「二段階政権奪取論」も浮上するなど、騒動の余波を引きずっている。(東京政経部 中橋広岳)

 「その候補は考え直した方がいいんじゃないか」。小沢氏は二十日、党本部で赤松広隆選対委員長と衆院選の公認候補について協議し、赤松氏が示した候補予定者数人の再検討を指示した。

 辞任騒動の中で民主党の「力量不足」を指摘した小沢氏は、参院選の大勝気分が抜けない党内の引き締めに躍起だ。自ら各選挙区の情勢分析を行い、都道府県連が推す候補の差し替えも辞さない構え。重点候補は地方行脚中に、現地で自ら公認発表する方針だ。

 ただ、民主党の地方組織は足腰の弱さが否めず、当初、十一月中に終える予定だった候補擁立作業は難航気味。三百小選挙区で二百七十−二百八十人の候補者を擁立し、残りは社民党、国民新党との野党共闘で埋める方針だが、二十三日現在、現職を含めた党公認候補は二百十五人にとどまっている。

 民主党の衆院の現有議席数は百十二で、過半数の二百四十一を達成するには倍以上必要。小沢氏はこれまで「三百小選挙区で百五十以上」を目標に掲げてきたが、小選挙区で百五十議席を獲得できたとしても、比例で九十一議席以上が最低ラインとなる。

 二○○五年の郵政選挙で大勝した自民党でさえ比例は七十七議席だったことを考えると、ハードルは相当高い。

 こうした情勢を踏まえ、小沢氏は十三日の記者会見で獲得議席目標について「単独過半数はベストだが、厳しい」として、次善の策として野党で過半数、三善の策として衆院第一党とする考えを表明。

 代表の弱気とも取れる発言に、党内では「衆院選を二回もやれば政権は必ず取れる」(幹部)と、二段階政権奪取論が浮上している。

 次期衆院選で政権奪取できない場合は政界引退も表明した小沢氏だが、同氏周辺からは「五十議席も増やせば勝利だ。辞める必要がない」と早くも予防線を張る意見も出始めている。

775片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/29(木) 17:49:45
小沢党首、新テロ特措法次第で早期解散も
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007112932_all.html

 小沢氏は29日午前、テレビ朝日系「スーパーモーニング」生出演の番組内で、衆院解散・総選挙について、与党内で来年7月の北海道洞爺湖サミット後が望ましいとの声があることについて「僕らはできるだけ早くやってもらいたいと思っているが、それが自民党というか福田内閣の本音かもしれない」との見解を示した。

 ただ、永田町でささやかれている「出合い頭解散」については「ひょんなことでひょんなことが起きる(可能性がある)」とも指摘。「福田内閣にとっては新テロ対策特別措置法案がどうなるかが非常に大きな判断材料になるのではないか」と述べ、同法案の行方次第では早期解散もあり得るとの認識を示した。

 12月15日に閉じる今国会を再延長する案が出ていることには「可能性は高いかもしれない」と述べ、与党が衆院の3分の2で同法案を再可決した際に参院で問責決議をするかについては「そういうところまで、まだ考えていない」と言葉を濁した。

 また、小沢氏が大連立騒動を起こした今月2月の党首会談の際、安全保障政策などに関する合意文書案を首相と交わしていたことも明らかにした。双方の主張をふまえて修正を加え、同じ内容の文書にしてともに持ち帰ったという。

 小沢氏は、「今も(文書は)持っているが、福田さんにこう言ったじゃないか、ああ言ったじゃないか、と言うのは酷だ」と述べ、文書を公表しない考えを示した。

 これに関し、町村信孝官房長官は29日午前の記者会見で「そういう文書は見たことがない」と語った。 

ZAKZAK 2007/11/29

776片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/02(日) 14:02:06
2007年12月2日(日)
喚問見送り妥当/民主副代表
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071202110052.asp

 民主党の岡田克也副代表は一日、青森市内で本紙の単独インタビューに応じ、防衛装備品調達をめぐる汚職事件に絡み、同党を中心とした野党が参院委員会で単独議決した額賀福志郎財務相の証人喚問が見送られたことについて、「(守屋武昌前防衛事務次官の逮捕で)状況が変わり、今はベストタイミングではない。見送りはいい判断だった」との見解を示した。その上で、党として今後の財政金融委員会などで額賀氏を追及し、最も効果的な喚問時期を探っていく考えを明らかにした。

 岡田氏は、喚問見送りについて「守屋前次官と額賀氏一緒の喚問を目指してきたが、それができなくなった以上、今でなくていい。喚問は何度もできるものでなく、世論の理解も得て一番いいタイミングでやらなければならない」と説明。見送りによる党へのダメージはない−と強調した。

 次期衆院選で本県では「現職がいる1.3区の二つは最低、選挙区で勝ちたい。それが衆院選での政権交代のため必要だ」と語り、候補者が決まっていない4区に関しては「人選は基本的に県連が方向性を決めるが、党として年内には候補者を擁立する方針。青森県でも早く方向性を決めなければいけない」と語った。

 また、小沢一郎党代表が辞任騒動の中で「次期衆院選は厳しい」との見方を示したことについては「私も同様の認識であり、現場レベルでは緊張感をもって臨んでほしいということだ」と一定の理解を示した上で、「代表の対外的な発言としては、わさびが効き過ぎていたかもしれない」と述べた。

※写真=本紙インタビューに答える民主党の岡田副代表(青森市内のホテル)

777片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/05(水) 16:10:52
“本家”長妻氏、恨み節…流行語大賞「消えた年金」受賞は舛添厚労相
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071205-OHT1T00110.htm

 「2007ユーキャン新語・流行語大賞」でトップ10入りした「消えた年金」をめぐり、「ミスター年金」こと、民主党・長妻昭衆院議員(47)が4日、困惑の表情を見せた。

 自身の国会での追及によって世間に知らしめた「消えた年金」問題。今秋には「『消えた年金』を追って」の著書も出版した。ところが、受賞したのはライバルの舛添要一厚労相(59)。長妻氏は「民間のイベントで主催者が判断したこと」と前置きした上で「ただ、現職大臣の方が取り組んでいるイメージが強いのかな。私も連日やっているのだが…」と無念そうに語った。

 長妻氏によると、数週間前に主催者側から授賞式に出席できるかどうかの日程確認の連絡があったが、当日は以前から予定されていた大阪出張があったため「ビデオメッセージなら可能です」と返答。その後連絡がなかったという。舛添氏が受賞対象になった理由を主催者側は「ご想像にお任せします」としている。

 衆院本会議があったこの日、同僚議員から「舛添氏の受賞はおかしい」など異議を唱える声が上がったという。長妻氏は「厚労省や社保庁は一部マスコミに『“消えた年金”や“宙に浮いた年金”という表現をするな』と言ってきた。だが、当の大臣が受賞したことは“消えた年金”という言葉を認めたことになる」とチクリ。「受賞をきっかけに舛添氏も『やるやる』だけでなく、問題に真正面から取り組んでもらいたい」と“長妻節”で切り捨てた。

(2007年12月5日06時02分 スポーツ報知)

778片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/06(木) 18:19:37
参院民主会派、決まらぬ新名称 民主案に国民新党反発
2007年12月06日07時59分
http://www.asahi.com/politics/update/1205/TKY200712050356.html

 国民新党と統一会派を組んだことに伴う、参院民主系会派の新名称がなかなか決まらない。民主党は「民主クラブ(民主党・新緑風会・国民新党・新党日本)」を提案したが、国民新党は「長すぎる。新聞記事などで『民主』と略され、うちが埋没する」(幹部)と反発、5日の例会で反対を決めた。

 参院の民主系会派は96年以来、「民主党・新緑風会」だったが、参院選後、新党日本(田中康夫代表)と統一会派を組み、「民主党・新緑風会・日本」に。さらに10月に、国民新党が加わったが、会派の新名称は引き続き検討中だった。

 国民新党が反発する背景には、次の総選挙に向けた選挙協力が進まないことへの不満がある。亀井静香代表代行は5日の記者会見で「(参院選の)勝ちぼけで真摯(しんし)じゃない」と民主党を批判した。

779片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/15(土) 07:07:31
姫井議員自伝本で離党勧告も!民主党岡山県連激怒
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071215-OHT1T00003.htm

 民主党の姫井由美子参院議員(48)が今月出版する自伝をめぐり離党騒動がぼっぱつしていることが14日、明らかになった。同氏は25日に双葉社から自伝「姫の告白」(仮題、1260円)を出す予定だが地元岡山県連が猛反対。「(醜聞騒動に油を注ぐような)本を出すなら離党勧告だ」との声が上がっているという。姫井氏も「何とか努力します」と答えているものの、発売時期が迫っているため出版差し止めは極めて難しい状況。初当選、そして不倫疑惑と揺れた姫井氏の2007年は、やはりトラブルで締められることになった。

 25日に発売される姫井氏の自伝は、初当選を果たした今年7月の参院選や、その後に浮上した元高校教師との不倫スキャンダルの“真相”が語られた内容とみられている。既に双葉社のホームページ上にある刊行予定にもラインアップされた。

 だが、出版の動きに姫井氏の地元・岡山県連は敏感に対応。関係者によると今月初めに開かれた県連幹事会で「姫井さんの本はどうなっているんだ」と話題に上ったという。というのも…。

 姫井氏といえば、自民党前参院幹事長の片山虎之助氏を「姫の虎退治」と破り初当選。しかし、直後に「元愛人」を自称する元高校教師が週刊誌で“不倫”を暴露した。それを手始めに選挙活動費水増し請求疑惑など“やんちゃぶり”が目立つことに。県連では11月11日、一連の報道に関して姫井氏を厳重注意処分にしている。

 そんなタイミングでの自伝出版に、県連内部では「何を書いても面白おかしく騒がれるだけ。党のイメージダウンを避けるため衆院選までは出版しないように」と“差し止め命令”の声が上がった。幹部からは「出版したら離党勧告だ」という発言が飛び出したという。

 県連会長の津村啓介衆院議員も「私自身は勧告していない」としたものの「県連内には『離党だ』との声は多い」と語り、「今回の出版は11月の処分に逆行することなので、やはり議員の活動に専念するべき。以前、姫井さんと話をした時は丁寧に聞いていたんだけどなぁ」と苦言を呈した。

 姫井氏はこの日、出版について「多くは語れません。離党にならないように努力するだけです」と話した。だが「離党になっちゃったらどうしよう。せめて謹慎にしてほしいけど。こうなったら新党か、な…」と冗談を交えながらも表情は困惑気味。地元では現在でも議員辞職を求める署名集めや、離婚のうわさが広がるなど苦境続き。今年を締めくくるはずの自伝出版も逆風を強めてしまうのかもしれない。

(2007年12月15日06時00分 スポーツ報知)

780片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/16(日) 12:17:49
岡田・民主副代表:「政権交代目指す」と強調 来県、各選挙区で講演 /岡山
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20071216ddlk33010031000c.html

 民主党の岡田克也副代表が15日来県し、候補者擁立を見送る予定の岡山3区を除く各選挙区の集会で講演した。

 岡田副代表は、津村啓介衆院議員(岡山2区)の総決起集会で、二大政党制を実現させるために、民主党が次期衆院選で政権を取ることの重要性を強調。「どたばたして大連立とか理解しにくい動きがあったが、あくまでも私たちは選挙を通じて政権を取る」と述べた。「参院での野党過半数のため国会が動かない」という批判があることに対しては、改正被災者生活再建支援法の成立や、政治資金規正法改正案が与野党で大筋合意に至ったことを挙げ、ねじれ国会の成果とした。

 次期衆院選については、「福田さんにとって一番良い時、つまり民主党にとって都合が悪い時にある。風を当てにしては勝てない」と述べた。【石川勝義】

毎日新聞 2007年12月16日

781片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/17(月) 01:25:59
私立高生に年10万円援助 民主、来年法案を提出
2007年12月16日 16:39
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20071216/210214.html

 民主党は16日、私立高校に通う生徒1人当たり年間約10万円の授業料援助を打ち出す方針を固めた。7月の参院選のマニフェスト(政権公約)で主要政策として掲げた「公立高校の無償化」と併せて法案化し、来年の通常国会に提出する。
 約10万円は全国公立高校の平均年間授業料と同水準で、公立高校の無償化と同等の援助が私立高校生に対しても必要と判断した。ただマニフェストで示した「公立高校無償化と奨学金制度の拡充」のための経費3000億円に、さらに約1000億円の上積みが必要になるとの見方もある。民主党は新たな財源を示す考えだが、与党からは「ばらまき」との批判が出そうだ。
 援助は、子どもの教育環境整備で「生活第一」の政策を打ち出すことにより、与党との違いをアピールする狙いがある。事務処理の負担軽減のため、生徒個人ではなく学校単位で補助する案が有力。教科書代や施設費などは補助しない。

782片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/17(月) 23:04:22
内閣支持率急落 「勝負」に迷う民主 (1/2ページ)
2007.12.17 21:23
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071217/stt0712172123004-n1.htm

 報道各社が実施した世論調査で、福田内閣の支持率が軒並み10ポイント以上も急落したことが波紋を広げている。与党は「年金はやはり鬼門」(自民党閣僚経験者)と衝撃を隠せないが、攻勢を強めるはずの野党も「後に引けなくなりつつある」と国会戦術の練り直しを迫られている。

 「首相は誠実で柔軟なイメージ作りをしてきたが、本性が現れてきた」

 民主党の山岡賢次国対委員長は17日、強気の発言を繰り返した。

 フジテレビ番組「報道2001」の13日の世論調査で内閣支持率は39・2%となり、前週に比べ11・0ポイントも減った。共同通信社の調査でも、内閣支持率は前月比11・7ポイント減の35・3%と急落したためだ。

 ところが「衆院選で信を問えという機運が急激に高まっている」と強調した山岡氏だったが、問責決議案提出の時期について問われると「そう遠くない」としながらも「年内か、年明けか、予算の時か。タイミングを慎重にはかりたい」と述べるにとどめた。

 実は、民主党執行部は「衆院解散に追い込むゴールは3月」(国対幹部)とみてきた。来春の予算関連法案の審議に合わせ、年金問題や農業政策、揮発油税の暫定税率の撤廃、防衛省疑惑などで政府・与党を攻め立て、とどめに参院で首相問責決議を可決し、衆院解散に追い込む−というシナリオだ。

 ところが支持率が急落したままだと、来年1月の新テロ対策特別措置法案の衆院再議決の際、首相への問責決議案を提出しなければ「腰砕けと批判される」(幹部)可能性が出てきた。民主党幹部の一人は同日、「問責を出しても出さなくても批判される可能性がある。どちらが民主党のダメージが少ないか」と、ため息交じりに語った。

 衆院の内閣不信任案可決なら、内閣は衆院解散か内閣総辞職となるが、参院の首相問責決議案には憲法上の規定はなく、力を持たせるには「世論の批判があっても野党が参院の審議をストップさせ、衆院解散か内閣総辞職に追い込むまで粘る覚悟が必要」(民主党国対幹部)だからだ。

 現在の支持率はさらに落ちるのか、それとも持ち直すのか。「勝負時ではない」と他の野党から批判されたり、野党の結束が乱れる可能性は…。 民主党執行部は、年明けの世論の動向を注視する方針で、1月6日にも幹部が集まって対応を協議するという。

 福田康夫首相は17日、内閣支持率が急落していることについて「結果が出たやつをとやかく言ってもしようがない。天下国家、国民のため、これからも一生懸命やることにまったく変わりない」と述べた。

 町村信孝官房長官は同日の記者会見でその原因を「国民の受け止め方は年金などのことがあると思う」として、年金記録統合への対応のまずさを挙げた。その上で「謙虚に国民の声に耳を傾け、耳を澄まし、しっかりとした対応をやっていかなければいけない」と強調した。

 支持率急落は「再延長を契機に攻勢に切り替えよう」と描く自民、公明両党の出ばなをくじいた。「ショックを受けている」(自民党の尾辻秀久参院議員会長)など動揺も広がる。与党国対メンバーには、新テロ対策特別措置法案の参院での年内採決は断念し「越年やむなし」との声が急速に広がりつつある。

 17日午後、国会内で開かれた与党衆参国対委員長会談。ある自民党国対幹部は「参院外交防衛委員会での審議は25日にも衆院と同じ40時間を超える」と説明し、あくまでも年内採決を求める考えを示したが、すぐ次の話題に移ったという。

 与党執行部はもともと、野党が参院に首相の問責決議案を提出した場合、衆院で内閣信任決議を可決して対抗する方針だったが、強行すれば、首相は国民の厳しい批判にさらされたまま外遊に出ることになる。年末年始を事実上の「休会」にするというもくろみは崩れ、週末にかけて与野党攻防は激化しそうだ。

783片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/18(火) 19:48:29
道路特定財源:暫定税率「廃止か引き下げ」 民主税調が独自の大綱
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071218dde007010062000c.html

 民主党税制調査会(藤井裕久会長)は18日、08年度税制改正大綱の大枠を固めた。焦点の道路特定財源は、ガソリンにかかる揮発油税と地方道路税などで本来の税率に上乗せしている暫定税率について「廃止あるいは引き下げ」の方針を盛り込む。中学生以下の子供がいる家庭に月額2万6000円を支給する「子ども手当」を創設する代わりに所得税の配偶者控除や扶養控除の廃止も明記する。月内にも大綱をまとめるが、与党との対立点が多く次期通常国会の争点となるのは必至だ。

 民主党は参院選の政権公約で揮発油税などの暫定税率は維持したまま一般財源化する方針を掲げた。しかし、「原油高で国民の間には税率引き下げを求める声が強い」として、暫定税率を廃止するか引き下げる方針を大綱に明記することになった。

 07年度予算で揮発油税は2兆8000億円、地方道路税は3044億円の税収を見込んでおり、道路特定財源(5兆6000億円)の6割近くを占める。

 ガソリンには1リットル当たり24・3円の揮発油税と同0・8円の地方道路税が暫定税率として上乗せされており、暫定税率が廃止されればガソリンは同25・1円値下げとなる。だが道路特定財源は1兆4700億円の大幅減収となるため道路建設に大きな影響が出る。

 配偶者控除は年収103万円以下の配偶者がいる納税者の課税所得額を軽減するもので年間38万円が控除される。

 扶養控除は16歳未満の子供を持つ親の課税所得額を年間38万円控除するものだが、これらの控除を廃止し「子ども手当」の財源に充てる方針も大綱に明記する。【岩崎誠、森山知実】

毎日新聞 2007年12月18日 東京夕刊

784片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/19(水) 22:26:39
執行部に「檄」で存在感アピール 参院民主の3長老
12月19日22時24分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071219-00000969-san-pol

 ねじれ国会を背景に、民主党の石井一(73)、北沢俊美(69)両副代表、前田武志企業団体対策委員長(70)の参院保守系の3長老が、政治活動を活発化させている。

 ここ数年、落選したり執行部をはずれていたりと、表舞台に立つことの少なかった3人だが、民主党でも少なくなりつつある自民党の出身で、与党経験者という共通点を持つ。党内では羽田孜元首相(72)に近いうえ、小沢一郎代表(65)にも顔が利く。実際、「代表は折に触れて彼らの話を聞いたり、相談することが多い」(小沢氏周辺)という。

 その代表格である石井氏が18日、党本部で開かれた常任幹事会で声を張り上げた。
 「政府・与党には圧力をかけ続けないといけない。何もしない(参院)国対(国会対策委員会)は交代したらどうだ!」

 民主党は年金問題に加え、防衛省疑惑、肝炎問題を新3点セットと位置付けて政府・与党に攻勢をかけている。だが、新テロ対策特別措置法案の年内採決の見送りを決めたことも影響してか、石井氏の目には「まだまだ追及の動きが鈍い」と映ったようだ。

 石井氏は、「全委員会で、民主党単独でも審議する勢いがいるんだ」とげきを飛ばすと、「参院幹部らはうなだれて黙って聞くばかりだった」(出席者)という。

 石井氏は今や、公明党を除名された福本潤一元参院議員の参考人招致を小沢氏や参院幹部に働きかけるなど、参院執行部を尻目に与党攻撃の急先鋒(きゅうせんぽう)になっている。

 一方、北沢氏は参院国対委員長経験者で、今は新テロ対策特別措置法案を審議する参院外交防衛委員会の委員長だ。採決のタイミングが政局の引き金をひく可能性もあるため、「小沢氏とは、頻繁に意見交換を重ねている」(幹部)という。企業団体対策委員長の前田氏も衆院選に備え、従来の自民党支持団体の引きはがしに当たっている。

 党内には「ベテランだけに正面から反論しにくい」(幹部)とぼやく声もあるが、参院中堅は3人の張り切りぶりを「突然大所帯になった民主党は参院で“与党”になった。3人とも与党経験があるだけに、野党感覚から抜けきれない参院の動きを黙っていられないのだろう」(中堅)と解説する。

785片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/21(金) 06:20:55
ヨガる姫…告白本出版、民主へ報告
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071221-OHT1T00092.htm

 民主党の「ぶって姫」こと姫井由美子参院議員(48)が20日、党本部に自伝「姫の告白」(双葉社)が今月25日に出版されることを報告した。

 「姫の虎退治」でブレークしたあと、いきなりの不倫報道で逆噴射。それだけに面白おかしく報じられることが必至の自伝出版に関しては、地元の岡山県連から「スキャンダル騒動に油を注ぐだけで、党のイメージダウンになる。本を出すなら離党勧告だ」との声が上がっていた。

 強行?出版される自伝には登校拒否から初恋、結婚、離婚危機、不倫騒動など波乱に満ち過ぎた半生がてんこ盛り。さらに、撮り下ろしのグラビアもあり、両肩を露出したドレス姿や正面に向かって大開脚しているサービスショットが満載されている。

 姫井氏は「女性は誰でも何にも“縛られない”姫になれ」と意味深なメッセージ。小沢代表にも「もし興味があれば」と謙虚におすすめ。離党するかどうかは「勧告が本当に来たら考える」と気楽に構えていた。

(2007年12月21日06時01分 スポーツ報知)

786片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/21(金) 20:05:38
民主党:新テロ対策法案の対案、参院に提出
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071222k0000m010033000c.html

 民主党は21日、新テロ対策特別措置法案の対案となる「国際的なテロリズムの防止及び根絶のためのアフガニスタン復興支援等に関する特別措置法案」(テロ根絶法案)を参院に提出した。

 法案は、停戦合意が成立している地域などに限って自衛隊を派遣し、医療支援などの復興支援に限定して活動する内容。インド洋での給油活動も含めた海上阻止活動は、国連決議に基づく場合に、参加の要否を検討するとしている。

 ただし、自衛隊派遣の前提となる「停戦合意」の見通しはなく、法案の中心となる民生支援もすでに政府が実施している。小沢一郎代表は21日、党本部で記者団に「会期もあまりないということで法案化を見合わせてきたが、再延長され、民主党の案はないのかという声も多かったので提案した」と述べた。

 自衛隊の海外派遣に関しては共産、社民両党は慎重な立場。参院では民主党会派だけでは過半数に満たないため、採決した場合も可決できるかは微妙だ。【大貫智子】

毎日新聞 2007年12月21日 18時58分 (最終更新時間 12月21日 19時06分)

787片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 02:13:48
対案提出した民主党の思惑/継続審議狙う「奇策」か
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20071221.html

 民主党は二十一日、政府の新テロ対策特別措置法案の対案を参院に提出した。これまでの提出慎重論からの方針変更を「会期が再延長されたので民主党の考えを示した」(小沢一郎代表)と説明するが、政府案を継続審議に持ち込もうとの思惑もちらつく。

 ただ、この「奇策」の効果は疑問で、年金記録不備問題などで民主党が攻勢を強める中、対案提出を指示した小沢氏には「政府案を継続審議に持ち込み、早期の衆院解散回避を狙っているのか」「自民党への助け舟か」など疑念も出ている。

 「仮に会期末の一月十五日までに十分審議できなければ継続審議にして、通常国会で政府案と民主案のどちらが国民に支持されるか質疑すべきだ」。民主党の鉢呂吉雄「次の内閣」外相は両案の継続審議に言及した。

 継続審議になれば、国会法の規定で通常国会では参院が先議となる。野党が過半数を占める参院で政府案を否決すれば衆院に送付されず廃案になる。参院幹部は「廃案にするにも民主党が対案を出していないと格好が付かない。それでこのタイミングを狙った」と背景を解説する。

 継続審議による政府案の廃案には与党側の警戒感があり、仮に参院での継続扱いが会期内に決まったとしても、憲法の「みなし否決」規定に基づき来年一月十二日には衆院で再議決が可能だと既に確認している。自民党の大島理森国対委員長は記者団に対し、政府案の継続審議は「絶対にあり得ない」と断言した。

 民主党はこれまで「参院で意思表示する」と強調しており、政府案を臨時国会で否決するとみられてきた。継続審議を目指せば、与党からこれまでの言動との整合性を問われかねない。

 二十日の民主党の幹部会合では政調幹部が「民主党案と一緒にもっと審議しろというのが意思表示だ。それに反する再議決なら与党批判の材料にできる」と説明したが、出席者から「分かりにくい」との声が相次いだ。

 民主党案について共産党の穀田恵二国対委員長、社民党の又市征治幹事長はいずれも記者団に「賛成するわけにはいかない」と明言。臨時国会で両案を採決すれば、民主党案も否決される可能性がある。

 「せっかく対案を作ったのだから提出しようではないか」。小沢氏は幹部会合で対案提出を指示。鉢呂氏ら直接の担当者も見ていない、出来上がったばかりの法案を手にしていた。

 年金記録不備、薬害肝炎、防衛省疑惑…。民主党にとっては政府、与党を追及する材料には事欠かない状況。「なぜわざわざ、党内に異論がある安全保障に土俵を移すのか」。衆院の国対関係者は、自民党との大連立騒動を想起しながら小沢氏の真意をいぶかった。

788片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 20:03:03
民主・国民新の参院統一会派、名称決まらず越年
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071228ia24.htm

 民主、国民新両党が10月に結成した参院の統一会派は、新名称が決まらないまま越年することになった。

 両党が統一会派を届け出たのは、郵政民営化見直し法案を参院に共同提出した10月23日。民主党会派の名称「民主党・新緑風会・日本」に「国民」を付け加える案が検討されたが、「長すぎる」として検討課題として残された。民主党は12月上旬、「民主クラブ」とする案を示したが、国民新党は「国民新党の『国』と民主党の『民』で『国民クラブ』にすればいい」(亀井静香代表代行)などと取り合わなかった。

 両党の間では、道路特定財源の一般財源化をめぐる考えの違いなどもあり、関係がぎくしゃくする場面が増えている。民主党側は、「会派名くらいで“離婚”する話にはならない」(民主党の輿石東参院議員会長)と楽観するが、国民新党の亀井久興幹事長は26日の記者会見で、「ずいぶん不協和音が出ている。いまだに会派の名称すら決まっていないのは、何をかいわんやだ」と不満をぶちまけた。

(2007年12月28日19時54分 読売新聞)

789片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/29(土) 02:38:47
小沢民主代表:自民との大連立、改めて正当性主張
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071229k0000m010046000c.html

 民主党の小沢一郎代表は28日、衛星放送「BS11デジタル」の討論番組「フェイス」の収録で、自民党との大連立構想について「民主党は政権の側にいたことがない。政権とはこういうものだという訓練にもなり、一石三鳥。民主党本格政権につながるのは間違いないと思った」と改めて正当性を主張した。

 小沢氏は「政策が全然実現できないならやめればいい。民主党の政策が実現できる前提なら、(連立を組んだ方が)政権を取る近道」と強調。参院を通過しながら、衆院で審議が止まっている民主党提出の農業、年金関連法案を例に挙げ、「政策協議で合意していれば、今ごろ実現している」と述べた。【渡辺創】

毎日新聞 2007年12月28日 19時18分

790片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/30(日) 16:45:04
社民の民主合流を提案 小沢代表、有力労組幹部に
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007123001000144_Politics.html

 民主党の小沢一郎代表が10月下旬、同党と社民党を支援する全日本自治団体労働組合(自治労)と日本教職員組合(日教組)の幹部に社民党の民主党合流を提案し、後押しするよう要請していたことが分かった。両党関係者が30日、明らかにした。

 しかし、直後に福田康夫首相と小沢氏との党首会談で、自民、民主両党の「大連立構想」が浮上、小沢氏が代表辞任を表明するなど民主党内が混乱し、そのまま立ち消えになったという。

 民主党は同時期に国民新党と参院で統一会派を結成。小沢氏は社民党と合流し単独会派で参院過半数を握ることで福田政権への圧力を強め、大連立をめぐる協議も有利に運ぼうと狙ったとみられる。

 小沢氏の提案を伝えられた社民党幹部は「野党共闘を呼び掛けておいて、党の吸収を考えるとは失礼にもほどがある」と拒否する考えを表明。

791名無しでチュウ:2007/12/31(月) 11:39:25
小沢代表が社民の民主合流提案していた
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071230-301636.html

 民主党の小沢一郎代表が10月下旬、同党と社民党を支援する全日本自治団体労働組合(自治労)と日本教職員組合(日教組)の幹部に社民党の民主党合流を提案し、後押しするよう要請していたことが分かった。両党関係者が30日、明らかにした。

 しかし、直後に福田康夫首相と小沢氏との党首会談で、自民、民主両党の「大連立構想」が浮上、小沢氏が代表辞任を表明するなど民主党内が混乱し、そのまま立ち消えになったという。

 民主党は同時期に国民新党と参院で統一会派を結成。小沢氏は社民党と合流し単独会派で参院過半数を握ることで福田政権への圧力を強め、大連立をめぐる協議も有利に運ぼうと狙ったとみられる。

 小沢氏の提案を伝えられた社民党幹部は「野党共闘を呼び掛けておいて、党の吸収を考えるとは失礼にもほどがある」と拒否する考えを表明。ただ両党への支援で組織が「またさき状態」となっている自治労と日教組は合流を望んでおり、小沢氏も引き続き意欲を持っているとされることから次期衆院選の結果によっては構想が再燃する可能性もある。

 関係者によると、小沢氏は10月29日夜、都内の料理店で自治労と日教組の両委員長と会談。民主党の輿石東参院議員会長と連合幹部も同席した。小沢氏は衆院選での社民党との選挙協力の調整を依頼する一方、社民党の合流を提案した。

 同時に1社民党職員は地方も含めすべて民主党が引き取る2両党の候補者が重なる衆院神奈川12区は、社民党の阿部知子政審会長が同13区に移る方向で調整3社民党の重野安正幹事長が出馬を予定している大分2区は民主党候補への差し替えも含め検討―などの案を伝えたという。

[2007年12月30日16時37分]

792片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/01(火) 17:46:12
民主・小沢代表、新年の決意「火の玉になり政権交代を」
2008年01月01日16時04分
http://www.asahi.com/politics/update/0101/TKY200801010053.html

 民主党の小沢代表は1日、東京都内の自宅で開いた新年会であいさつし、「今年中には間違いなく総選挙がある。政治の流れ、政権を変えない限り、日本の将来は暗澹(あんたん)たるものだ。国民の皆さんにとっても最終の選択の機会だ。火の玉になって何が何でも勝利する。衆院で過半数を実現する」と政権交代実現に向けた決意を語った。

 同党の菅直人代表代行、山岡賢次国会対策委員長ら衆参国会議員50人が出席した。小沢氏は「厚生労働省の無責任ないい加減な行政が大きな批判の的になり、防衛省のどこまで腐っているのかと思われるような不祥事が司法の手で解明、追及されようとしている」と指摘。衆参の「ねじれ」について「国民から遊離した政策を是正するのにどれだけ役立っているか。薬害肝炎も仲間が応援し、やむなく総理が受け入れざるをえなくなった」と主張した。

 そのうえで小沢氏は「政治の根本を変えていかなければならない。衆院で過半数を実現する大きな目標に向かって体力の及ぶ限り、全力で頑張る」と語った。

「火の玉で過半数実現」 衆院選へ小沢代表決意 '08/1/1
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801010364.html

 民主党の小沢一郎代表は一日、都内の私邸で開いた同党所属議員らとの新年会で、次期衆院選について「火の玉となって何が何でも勝利し、過半数を実現する決意で、今日から総選挙に向けて全力で努力しなければならない」と述べ、政権交代への決意を表明した。

 同時に「政権を代えない限り日本の将来は暗たんたるものだ。国民にとっても最終の選択の機会だ」と強調した。

 政府の経済政策については「日本経済は拡大基調、好景気が持続しているとの政府の発表とは裏腹に、多くの国民には所得の格差、地域間格差、雇用の格差が広がってきているのが現実だ」と批判。「不公正な政治を正すことによって、安心、安定して生活できる社会を築くために政治を根本から変えなければならない」と述べた。

 新年会には約百二十人が出席した。

793片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/02(水) 13:57:11
民主・小沢代表、党所属議員を招き新年会 次の衆院選で政権交代を目指す決意強調
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080101/20080101-00000623-fnn-pol.html

民主党の小沢一郎代表は1日、東京都内の自宅に党所属の国会議員らを招いて新年会を開き、次の衆議院選挙で政権交代を目指す決意を強調した。
民主党の小沢代表は「今度の衆議院選挙、『最終の決戦』」、「何が何でも勝利する、衆議院で過半数を実現する」とあいさつした。
小沢代表は、解散総選挙について「ことし中には間違いなく行われる」と指摘したうえで、「2007年の参院選は『最大の決戦』、総選挙は『最終決戦』。政権を代えない限り、日本の将来は暗たんたるものだ」として、政権交代の実現を訴えた。
また、参議院で野党が過半数のいわゆる「ねじれ国会」について、「国民から遊離した与党の『自・公政治』を是正するのに役立っている」と成果を強調した。
一方、民主党の菅 直人代表代行は「(小沢代表は)わたしたちが思っていることを超えた行動をされるものですから、その時には、ちょっと前に教えていただけると」と述べ、2007年の「大連立騒動」を皮肉って会場を沸かせた。

794片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/03(木) 14:44:27
政界唯一の新年会…政権獲得後にらみ小沢邸は大盛況、150人参加
1月2日21時4分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080102-00000917-san-pol

 今年の元旦も、東京・深沢の小沢一郎民主党代表の私邸で、恒例の新年会が開催された。今年は解散総選挙による政権交代の可能性も出てきたこともあって例年以上に大盛況で、民主党議員や関係者、OBを含む担当記者ら約150人が集まった。
 小沢氏も終始ご機嫌で、あいさつでは次期総選挙を政権交代可能な政治を実現するための「最終決戦」と位置づけ、「国民のために頑張りたい」と政権獲得に意欲を表明、出席者からは拍手が沸き起こった。
 新年会の会場は小沢邸の2階の50畳ほどの部屋で行われ、おせち料理と小沢氏お気に入りのにごり酒など各種のお酒がふるまわれる。小沢氏のあいさつの後は無礼講となり、小沢氏の周りには入れ代わり立ち代わり、人が集まり、小沢氏と意見交換をし、会場は大にぎわいとなる。今年も午後1時から始まり、宴は4時すぎまで続いた。
 小沢氏は竹下登内閣で官房副長官を務めていた昭和63年から毎年、この新年会を開催、私も小沢氏担当になった平成5年以来、毎年出席している。政治部記者になった2年から数年後までは、閣僚級や自民党の派閥幹部クラスのいわゆる大物政治家の多くは、こうした新年会を自宅で催していた。政治部記者の元旦の仕事は、親しい政治家の新年会をはしごすることで、重要な取材の場だった。
 一方、政治家にとっても新年会にどれほどの国会議員、官僚、記者が集まるかが求心力のバロメーターだった。同時に、そこに姿を見せるかどうかで自分への忠誠心をはかることができた。
 しかし、平成に入って年を重ねるごとに、そうした新年会を催す政治家は一気に減っていき、今やこれを開くのは小沢氏1人になってしまった。
 毎年、新年会を開いている小沢氏だが、5年以降では1度だけ、1階の応接間でこぢんまりと非公式に新年会を開いたことがある。新進党が崩壊し、自由党を結成した直後の10年のことだ。
 この時は集まった記者は10人程度、あいさつにきた国会議員もわずかだった。「新進党崩壊で小沢氏の政治生命も終わった」と思われたかもしれないが、その後、小沢氏は11年に自民党との連立政権を樹立し、数々の成果を上げた後、連立を解消、その後は民主党と合併し、現在に至るまで政界を動かす主人公の一人であり続けた。
 小沢氏だけが新年会を開いている現状は、見方を変えればそれだけの求心力をもった政治家が小沢氏だけで、他は小粒になってしまったという永田町の現実を物語っているのかもしれない。しかし、政治をダイナミックに展開させるためには、盛大な新年会を開けるだけの政治家があと何人かは現れてほしい。(高橋昌之)

795片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/03(木) 16:03:08
民主党:小沢代表が新年会で「今度の衆院選は最終決戦」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080103k0000m010018000c.html

 民主党の小沢一郎代表は1日、東京都内の自宅で開いた新年会で「今年中には間違いなく総選挙がある。参院で(野党で)過半数を取ったが、衆院で過半数を取らなければいけない。火の玉となって何が何でも勝利する」と述べ、次期衆院選に全力を挙げる考えを示した。小沢氏は「かつて世界の中で最も平等な社会と言われた日本が、自民党政治の下で急速に格差が広がってきている」と批判。「政権を代えない限り日本の将来は暗い。今度の衆院選は最終決戦だ」と語った。【渡辺創】

毎日新聞 2008年1月2日 18時42分 (最終更新時間 1月2日 21時11分)

796片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/04(金) 17:29:27
『ねじれ国会』指揮で脚光 民主・山岡国対委員長
2008年1月4日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008010402076915.html

 年明け早々から与野党の激しい攻防が予想される今年の国会。民主党側の陣頭指揮をとるのが、山岡賢次国対委員長(64)=似顔=だ。山岡氏は昨年8月に就任し、“著名政治家”に仲間入りしたが、その経歴は、1本の大河ドラマをつくれるほど波乱に満ちている。 (大杉はるか)

 山岡氏は東京出身。慶大卒業後、安田生命に入社。そこの社長と交流のあった時代小説の巨匠・故山岡荘八氏の婿養子となり、人生が一変。「自分は(日本の針路を)書いただけ。実行はおまえがやれ」という荘八氏の遺志に従い、一九八三年参院選で自民党から出馬し初当選した。

 小沢一郎代表の所属していた田中派(現津島派)とライバル関係にあった福田派(現町村派)に籍を置いたが、ゴルフを楽しむなど親交はあった。九四年に新生党入りして以来、新進党、自由党、民主党と小沢氏と行動を共にした。小沢氏の周辺は離合集散が激しいが、山岡氏は、側近歴の“最長不倒距離”を更新し続けている。

 その小沢氏について山岡氏は「人間だから完ぺきではないが、世直しのエース。守り、補完していかなくちゃならない」と強調。ただ、小沢氏以上のエースが現れれば、「その人を支える」とも言い切る。

 小沢氏の求心力を背景に国対委員長として強気の国会運営をしているが、その手法が反感を買うことも珍しくない。昨年十二月、参院財政金融委員会での額賀福志郎財務相の証人喚問を強く主張し、多数決で議決したが、収賄容疑で守屋武昌容疑者が逮捕されて頓挫。参院幹部らから激しい批判を浴びた。

 こうした党内の目は自覚しており、自らリーダーになる夢は持っていないという。

 目標は政権交代。「おやじ(荘八氏)は必ず見ている。墓に入った時、いびられないようにしないと。ある意味、おやじとの戦いをやっている」。義父との戦いの前に、ことしは自民党との決戦が待ちかまえている。

797片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/04(金) 20:33:18
政権交代で民主主義定着 小沢氏、大連立は重ねて否定 '08/1/4
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801040582.html

 民主党の小沢一郎代表は四日、三重県伊勢市の伊勢神宮参拝後に記者会見し、年内にも想定される衆院解散・総選挙に関し「政権交代によって日本の議会制民主主義が定着した年にしたい」と述べ、政権交代実現に決意を表明した。同時に自民党との大連立構想を「今後考えるつもりはない」と重ねて否定した。

 解散の時期については「新しい年になったので、いつあってもおかしくない状況に入っている」と指摘。「態勢を最終的に確立しなければならない」と、候補者擁立など選挙準備を加速する考えを強調した。

 これに関連し小沢氏は、政府、与党の経済政策を「大都市と地方の格差のほか、大都市でも所得、雇用の格差など非常に不公正な社会になっている」と批判。「是正するためには総選挙で勝利する以外に方法はない」と述べた。

 道路特定財源の暫定税率を維持する法案を二○○八年度予算案より先に処理する動きが与党内にあることについて、小沢氏は「税率部分だけを取り出すのは、まったくの邪道」と強く非難。民主党内の暫定税率維持派との意見対立に関しては「何の心配もしていない」と述べた。

 福田康夫首相が通常国会前の内閣改造を見送る考えを表明したことについては「来年度予算案の審議が始まる。編成した閣僚が当たるのは憲政の常識だ」と述べた。

798片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/06(日) 00:10:34
外国人の地方参政権法案、民主内で再提出の動き
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080105ia22.htm

 永住外国人に地方参政権を付与する法案を巡り、民主党内で次期通常国会に再提出を目指す動きが活発化してきた。

 地方参政権付与は公明党が強く求めており、「参院に民主党が法案を提出し、公明党に賛成を呼びかければ、与党の分断を図ることができる」との狙いからだ。ただ、党内の保守派議員は「憲法上も、国のあり方という観点からも、絶対に認められない」として阻止する構えだ。

 民主党は、同法案を1998年と2000年の2度にわたって衆院に提出したが、いずれも成立せず、廃案となった。一方、公明党は05年に衆院に「永住外国人地方選挙権付与法案」を提出、今国会でも継続審議になっている。自民党を中心に慎重論が根強いことが背景にある。

 民主党の川上義博参院議員は、党内の有志議員に呼びかけ、民主党案の再提出を目指す議員連盟を近く結成する方針だ。今回の法案には、相手国で外国人に対する選挙権を認めている場合にのみ、その国の国籍を持つ人に選挙権を付与する「相互主義」を新たに採用することを検討している。「公明党案にも、当分の間は相互主義をとることが盛り込まれており、公明党も民主党案に反対できなくなる」との判断がある。

 民主党の小沢代表は、「一定の要件のもとに地方参政権を与えるべきだ」と主張してきた経緯がある。川上氏らは、党執行部の賛同を得て、参院先議で法案を提出したい考えだ。

 これに対し、党内の保守派議員は「選挙権は、日本国籍を有する者に対してのみ保障されている。政局的な狙いから、『国のかたち』をゆがめるべきではない」と反発している。

(2008年1月5日21時23分 読売新聞)

799片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/06(日) 23:37:50
「小沢首相」に半信半疑 やる気満々?就任辞退? '08/1/6
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801060197.html

 民主党が政権を獲得した場合、小沢一郎代表が首相に就くのか―。民主党内では「野党第一党の党首として戦う以上、首相にならなければ最大の公約違反」(菅直人代表代行)と、「小沢首相」を当然視する意見が大勢だが、健康問題を抱えるだけに「その時になったら回避するのでは」(ベテラン議員)との見方もくすぶる。

 「体力の及ぶ限り、大きな目標に向かって、国民のために全力で頑張っていきたい」。小沢氏は一日、都内の自宅で開いた新年会で「体力」に言及しながら政権交代への決意を表明した。

 心臓に持病を抱える小沢氏は医師の指示に従い、日ごろ昼の休憩を欠かさない。二〇〇六年九月の臨時党大会で代表に再選された際は、体調不良を訴え党大会終了後に検査入院、健康不安説が再燃した。鳩山由紀夫幹事長は「健康診断はすべて正常値」と否定するが、首相の激務に耐えられるか不安視する声がつきまとう。

 党内で反対の強い大連立を断念し、再び総選挙に照準を定めることになった小沢氏は、首相に就任する可能性について「総選挙で勝たせてもらい、代表を務めている限りは、そういうことにならざるを得ない」と語る。

 昨年十一月下旬、福田康夫首相との党首会談のため官邸を訪れた際も、鳩山氏が「早くここに首相として来なければいけない」と水を向けると、小沢氏は笑いながらまんざらでもない表情を浮かべたといい、「やる気満々だ」と周辺は強調する。その一方で「小沢氏は想像を超えた行動をする」と、土壇場での辞退を懸念する幹部もいる。

800片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/09(水) 09:43:04
姫井氏“愛人”が暴露本出版へ…秘密エピソードに過激写真も
1月9日8時1分配信 スポーツ報知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080109-00000072-sph-soci

 自伝の出版で地元から総スカンを食らっている民主党の姫井由美子参院議員(48)の愛人を自称する男性が暴露本を出版する意向であることが8日、分かった。

 永田町関係者によると、姫井氏の不倫相手と報じられた元高校教師の横田育弓生さんに、すでに複数の出版社がオファー。「まだ語られていないエピソードに過激写真を盛り込むようだ」という。

 姫井氏は昨年末の自伝「姫の告白」(双葉社)の出版をめぐり地元岡山県連が猛反発。国政報告会に議員らが出席をボイコットする騒ぎになった。だがそんな中、本の売れ行きは良好。「岡山の書店では年末年始の売り上げでトップになりそう」という。同氏は10日に東京駅前の書店でサイン会を開催予定。すでに整理券も「芸能人並み」(双葉社関係者)の150枚が配られている。

 サイン会ではメイド服や眼鏡を駆使した女教師姿なども検討されている。県連会長の津村啓介氏は「有権者はそんなことを望んでない」とあきれ気味だが、当の姫井氏は「サイン会は東京でやるから大丈夫」とどこ吹く風。横田氏の暴露本にも「やるわね。まあご自由に」と静観の構えだ。

801片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/09(水) 12:39:23
3野党、継続審議に反対 対テロ新法案 民主、対応に苦慮(01/09 08:02)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/69544.html?_nva=15

 共産、社民、国民新の三党は八日、新テロ対策特別措置法案の参院での扱いをめぐり、継続審議にして採決しないとの民主党方針に反対する考えを表明した。同法案を扱う参院外交防衛委員会は民主党単独では過半数に達しないため、継続審議にするのは極めて困難な情勢となった。共産、社民両党は民主党の対案にも反対方針を表明しており、民主党は十日までに最終的な対応を決める。

 民主党の山岡賢次国対委員長は八日の野党国対委員長会談で、同法案について「当初は否決する方針だったが、継続審議としたい。与党が衆院で再議決するのは『暴挙だ』と言う宣伝効果がある」と説明。しかし野党三党は「審議未了・廃案を目指してきた」として、継続審議の議決には反対との考えを示した。

 民主党はその後の役員会で、最終的な対応を参院執行部に一任することを決定。参院民主党は九日の参院国対委員長会談などで、各党に「せめて欠席してほしい」などと説得に当たる構えだが、共産党が応じる可能性は低く、事態を打開する妙案は見あたらない。

 継続審議を訴えるだけで議決せずに与党に再議決を強行させるシナリオもあるが、「院としての意思は示す」(輿石東議員会長)との考えを繰り返してきた参院執行部が批判を浴びるのは必至。逆に当初の否決方針に戻れば、戦略のブレを印象づけることになり、他の野党との協議抜きに党内の思惑を優先させた民主党の戦略の甘さが最後にツケとなって表れた格好だ。

802片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/10(木) 20:30:02
民主・姫井 由美子参院議員、著書「姫の告白」の発売会見に派手な衣装で登場
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080110/20080110-00000094-fnn-soci.html

2007年の参議院選挙で、民主党躍進の原動力となった姫井 由美子参院議員が10日午後6時半、著書「姫の告白」の発売会見に派手な衣装で登場した。
姫井議員は「自分で自分に魔法をかけて、自分を変えるというのがテーマですので」と述べた。
サイン会に来た人は「わかっていないスキャンダルより、わかっているスキャンダルがあった方が、僕はいいと思うので」、「堅い人ばっかりじゃなくて、いろんな政治家の人がいていいと思うので」などと話した。
発売した著書の内容が、これまで報じられたスキャンダルなど一連の騒動をつづった告白本であることから、地元・岡山から離党勧告の声も出ている姫井議員。
姫井議員は「(本の中の写真がふざけているんじゃないかとか、国会議員なのにという声も当然出てくると思うが?)特別、そんなに目くじら立ててという感じではないので、やはりこの本というのは、いろんな方に読んでいただきたいということで、手に取ってもらいやすいような形で、写真も入れさせてもらったということ」と述べた。
9日は、スキャンダルの相手という横田 育弓生(やすゆき)氏が会見し、「姫井議員の著書はうそばかり」と反論している。
姫井議員は、白いドレスの写真について、「シンデレラの魔法をイメージしているんですけれども、やっぱりなれるかなれないかっていうのは、自分がなれると思ったその瞬間から変われるというイメージ」と述べた。

803片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/11(金) 16:21:15
民主 外国人参政権新グループ

民主党の有志の国会議員が、在日韓国人など日本に永住している外国人に地方参政権を認めるための法案を、今月召集される通常国会に提出することを目指して、新たな議員グループを結成することになりました。
この議員グループは、民主党の川上義博、白眞勲の両参議院議員らが中心となって呼びかけているもので、これまでに党内の国会議員、およそ30人が参加を表明しており、今月中にも初会合が開かれる見通しです。議員グループでは、在日韓国人など、日本に永住している外国人に対し、市町村長や、地方議会の選挙などへの参政権を認めるための法案の取りまとめを進めるとともに、今月召集される通常国会にこの法案を提出することを目指して、党内で同調者を増やすなどの環境作りを行いたいとしています。ただ、民主党では、「地方議会が、国政上の重要課題について、意思表示する機会も多くなっている」として、日本国籍を持たない外国人に地方参政権を認めることに反対または慎重な議員も多く、今回の議員グループの結成は、党内に波紋を呼ぶことも予想されます。
http://www3.nhk.or.jp/news/2008/01/11/d20080111000009.html

804片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 15:16:38
民主は解散へ攻勢 野党共闘働き掛け
2008年1月16日 朝刊

 民主党が、ガソリン税などの暫定税率撤廃に向けた共同歩調をとるよう、他の野党への働きかけを強めている。

 民主党の直嶋正行政調会長、藤井裕久税調会長は十五日、国民新党の自見庄三郎政審会長と国会内で会談し、暫定税率撤廃に重ねて理解を求めた。税率維持を決議している国民新党側の賛同は得られなかったが、今後も説得を続ける方針だ。

 これまでも、直嶋氏は社民党の会合に出席したり、山岡賢次国対委員長が同党所属議員に電話をかけたりして説得。共産党にも近く民主党の考えを説明する見通しで、民主党執行部は、共産、社民両党とは共闘できると期待している。

 十五日に閉会した臨時国会で、民主党は他の野党への根回し不足で反発を招いたが、一転して根回しに力を入れる理由について、同党幹部は「(参院で)過半数を確実に確保する必要性もあるし、その後の選挙協力もある」と説明する。

 民主党は、通常国会を「ガソリン国会、ガソリン政局にして、ガソリン解散まで持っていく」(国対幹部)戦略を描いており、「ガソリン」の旗の下に野党結集を実現させたいのだ。

 臨時国会での根回し不足を「真剣に反省」(鳩山由紀夫幹事長)したことをアピールする狙いもあるとみられる。

 ただ、肝心の民主党内で、暫定税率撤廃には依然批判があり、党内の意見集約が「とてもすんなりいかない」(参院幹部)のも実情だ。 (高山晶一)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008011602079800.html

805片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 15:17:42
「早期の解散・総選挙を」 民主党大会で小沢代表
2008.1.16 10:08

このニュースのトピックス:民主党

開会した民主党の定期党大会=16日午前、横浜市西区 民主党の定期党大会が16日午前、横浜市内の国際会議場「パシフィコ横浜」で始まった。同日午後には、小沢一郎代表が次期衆院選で政権交代を実現する決意を表明。福田政権を早期の衆院解散・総選挙に追い込み、小沢政権の樹立を目指すとした平成20年度活動方針を採択する。

 鳩山由紀夫幹事長は午前の議案報告で「『国民の生活が第一』の政策実現は、総選挙で勝利するしかない。その決意に燃えて突っ走る1年にしてほしい。時計の針を戻すのではなく、さらに進めて、衆院選で勝利し、(衆参両院の)ねじれをなくそう」と述べ、次期衆院選で政権交代を目指す考えを強調した。

 赤松広隆選対委員長は討議で、衆院小選挙区の候補者らに「近く全国世論調査をかけて、戦いにならない人は候補を差し替える。そのつもりで頑張ってほしい」とげきを飛ばした。

 また、鳩山氏は、次期通常国会で揮発油(ガソリン)税の暫定税率の撤廃を目指すことを表明し、「地方に1円たりとも迷惑をかけない形で、暫定税率を撤廃する。次期国会で大きな議論となるだろう」と述べ、政府・与党との対決姿勢を鮮明にした。

 ガソリン代問題を争点化するため中堅・若手衆院議員ら約60人の「ガソリン値下げ隊」が党大会で気勢をあげ、午後には横浜市内で街頭活動を行う。

 また、同日午後に採択される活動方針案は、衆院選で全国300小選挙区で150議席以上を獲得するため「選択と集中」の考え方で重点区を選定し、積極的に支援していく一方、社民、国民新両党などとの野党協力を進める方針を打ち出す。

 小沢氏は新テロ対策特別措置法を再議決した11日の衆院本会議を途中退席したことについて、大会後の記者会見などで釈明するとみられる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080116/stt0801161009002-n1.htm

806片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 19:14:10
民主党:党大会の主な質疑
 16日開かれた民主党大会での主な質疑は次の通り。

◆選挙態勢

 滋賀県連 新人候補にはどぶ板選挙をしてほしい。

 赤松広隆選挙対策委員長 選挙の時期がはっきりした時点で世論調査をかけ、(対立候補と差が大きく)戦いにならない人には代わってもらう。

 秋田県連 08年度は予算が前年度よりも90億円少ない。選挙を戦い抜けるのか。

 佐藤泰介財務委員長 金がないのは事実。借金しかない。参院選に勝ち政党交付金が増えるので十分返却できる。

◆農業政策

 宮城県連 党の戸別所得補償制度に農家の関心は高まっている。人件費などの算定基準はどうなるのか。

 直嶋正行政調会長 政権を取ったら霞が関(官庁)の実務家を使い、納得いただけるものを作る。

◆道路特定財源

 青森県連 地方で道路が造れるのか、しっかり説明してほしい。

 藤井裕久税調会長 国の直轄事業の地方負担金をやめる法律を出す。地方はびた一文損はしない。地方道路は少なくとも地方全体では減らない。

 ◇民主党08年度活動方針案(要旨)

<今こそ、政権交代−「国民の生活が第一」を実現>

 政権を賭けた最大の政治決戦に挑む。参院選で国民に約束した「国民の生活が第一」を実行するため、総選挙に勝利し、政権交代を実現する。政策活動、国会活動、選挙準備を一体で進め、早期解散総選挙に向けて進む。

 臨時国会では、マニフェストに基づく議員立法を提出し、多くが参院で可決された。通常国会では、08年度予算や税制改正の審議で官僚主導の自公政権の矛盾を明らかにし、格差是正などに取り組む。防衛利権や年金記録問題などについて政府与党の姿勢と責任を厳しく追及する。

 衆院選では、小選挙区で最低でも150議席を上回る勝利を確実にするため、勝てる候補の擁立を早急に完了し、選択と集中による選挙区の重点支援体制を確立する。野党間の選挙協力も積極的に推進する。

 参院選で獲得した地方での支持を維持拡大し、衆院選では大都市部の結果が全体に大きく反映するため、必勝を期した選挙態勢を確立する。いかなる時の解散総選挙にも対処するため選挙集中の予算を組む。

毎日新聞 2008年1月16日 18時05分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080117k0000m010021000c.html

807片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 19:17:29
小沢民主党代表は陳謝せず 新テロ特措法採決前の退席で
1月16日16時36分配信 産経新聞

 民主党の小沢一郎代表は16日午後、横浜市内で開かれた党大会後に記者会見し、新テロ対策特別措置法が衆院本会議で再議決された11日の衆院本会議を、大阪府知事選応援のため途中退席したことへの批判に対して、「府知事選の応援に行くと前から約束していた。選挙の約束は一番違(たが)えてはいけないことだ。あの本会議は数あわせでの本会議でしかなかった。(与党が多数で再議決する)結果は目に見えていた。党首としての優先順位を決めた。どうして批判があるかよく分からない」と述べ、陳謝する考えのないことを表明した。

 小沢氏はさらに「そんな質問を(記者から)されるのは分からない。なぜ、首相や大臣も本会議に欠席することもあるのに、そちらは言わないのか。あの人たちよりボクの方が忙しいし、役割も大きい」と反論した。

 また、鳩山由紀夫幹事長らが、テレビ番組などで小沢氏の途中退席について謝罪していることについて「幹事長が何を言ったか分かりません。幹事長に聞いてください。党首には党首の務めがある。役割に応じた優先順位がある。国民は理解してくれている」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080116-00000942-san-pol

808片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/17(木) 21:30:08
小沢代表退席:菅代表代行らが後始末に追われる
 民主党の小沢一郎代表が新テロ対策特別措置法を再可決した衆院本会議を採決前に退席した問題で17日、謝罪を拒む小沢氏に代わり、菅直人代表代行と鳩山由紀夫幹事長が改めて後始末に追われた。

 鳩山氏は連合の会合で「本人がなかなか謝らないから幹事長としておわびしたい」。菅氏は記者会見で「重要法案の採決にはできるだけ参加するのが望ましい」と苦言を呈した。

 小沢氏の「わがまま」を、「トロイカ体制」の2人が尻ぬぐいする様は、2人の説得で小沢氏が辞意を撤回した昨年の大連立騒動とも重なる。【田中成之】

毎日新聞 2008年1月17日 20時36分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080118k0000m010100000c.html

809片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/17(木) 22:11:25
民主党大会/政権交代へ視界不良

 民主党は十六日の党大会で今年を最大の政治決戦と位置付け、衆院選で政権交代を実現すると気勢を上げた。だが、小沢一郎代表が十一日の衆院本会議で新テロ対策特別措置法案の再議決採決を棄権したことに党内外の批判は強まっている。昨年の「大連立」構想をめぐる辞任騒動に続き、小沢氏の求心力に疑問符が付き、政権奪取への道筋は視界不良だ。

 ▽引き締め

 「何が何でも衆院選で勝利し、政治課題の実現に政治生命を懸ける。政治家として最後の戦いだ」。小沢氏は党大会で衆院選必勝を期した。昨年の参院選でも「政治生命を懸ける」と決意表明した小沢氏は注目を集める大会で、自ら退路を重ねて断ってみせることで、引き締めを図った。

 採択された活動方針にも「政権交代」「小沢一郎政権をつくる」と勇ましい言葉が並び、うたい文句だけを見れば大会はさながら「政権交代」前夜を感じさせる。

 しかし、小沢氏が大会後の記者会見で「候補者の擁立作業にもう少しめどを付けたい」と述べたように、都市部を中心に候補者発掘に手間取っていることも事実。動きの鈍い公認内定者の差し替えも今後、検討する。小沢氏周辺は「大会を節目に選挙へシフトしていく」と語るものの、意気込みとは裏腹に準備は万全とは言えない。

 ▽突き上げ

 「採決より選挙応援を優先するのは、分かりきった話だ。気にするな」。小沢氏は十五日、大阪府知事選応援のため採決を棄権したことが批判される現状について、周辺に持論を展開した。

 対テロ新法の採決後、三連休で選挙区へ帰った民主党議員は支持者から「本当に政権を取る気があるのか」「代表は辞めろ」と突き上げられている。対テロ新法は、小沢氏が強く反対を唱え、対案も出して、激しく対決した臨時国会の最重要テーマ。それだけに党内は途中退席で棄権した小沢氏の行動には「信じられない」(国対幹部)との受け止めが支配的だ。

 党幹部の一人は辞任騒動も振り返り「鳩山由紀夫幹事長ら党役員と小沢氏の意思疎通が悪いと反省したはずだが、全く生かされていない。知事選の応援日程を三十分遅らせれば済む話だった」と不満を隠さない。

 だが、小沢氏は十六日の会見でも「対テロ新法は国民生活にとって大事な法案ではない」と述べ、選挙日程を優先するのは当然と突っぱねた。

 小沢氏に距離を置く枝野幸男元政調会長は「国会議員として問題だ」と批判。党内の厳しい空気と小沢氏の認識の溝が埋まる気配はなく、火種はくすぶりそうだ。

 ▽徹底抗戦

 民主党は、三月末で期限切れとなる揮発油税(ガソリン税)の暫定税率を定める法案の成立を阻止し、延長問題で衆院解散に追い込む構えだ。

 十六日、横浜市での民主党「ガソリン値下げ隊」の街宣活動。山岡賢次国対委員長は「衆院の三分の二で再議決したら、今度こそ福田康夫首相の問責決議案だ。衆院解散に持ち込むまで絶対に頑張る」と力を込めた。

 「決めたことは執念を持ってやり抜く。腰折れは駄目だ」。小沢氏は十五日夜、国会近くの中国料理店で、紹興酒のグラス片手に国対幹部に暫定税率延長問題での徹底抗戦を指示した。ガソリン料金引き下げへの世論の支持を背に、生活重視をアピールする狙いだ。

 小沢氏は「解散で信を問えとの国民の声が高まれば、自民党も無視できない」と強気の構えとはいえ、民主党幹部が「首相が解散権を握っている以上、追い込まれて解散するはずがない。任期満了も覚悟して攻め続けるしかない」と漏らすように、解散への道筋は描き切れていない。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/0116_2.html

810片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/17(木) 22:16:35
民主、成立容認も 赤字地方債認める法改正
2008年01月17日22時02分

 民主党は、政府が通常国会に提出する補正予算関連法案のうち、自治体の赤字穴埋めを盛り込んだ地方交付税改正案など地方財政関連法案について、年度内成立を容認する方向で検討に入った。民主党はこれまで、地方財政の抜本改革を求める立場から反対してきた。しかし、成立しなければ多くの自治体が赤字に転落するため、混乱回避を優先する。具体的な対応は、賛成することも視野に党内で調整する。

 政府は、07年度の国税や地方税収入が大幅に減少する見込みとなったことから、地方交付税額を3000億円程度補填(ほてん)する地方交付税法改正案と、赤字地方債(減収補填債)の発行を認める地方財政法改正案を提出する。

 これに対し民主党内では、政府の見積もりの甘さや、改正案成立前に地方交付税が配分されたことを批判する声があがっている。こうした問題点を浮き彫りにするため、参院で否決して与党に衆院再議決を迫る戦略も浮上していた。

 ただ、年度内に成立しないと、自治体がすでに配られた交付税の返還を迫られ、赤字地方債の発行を希望する80団体の多くが赤字となる。財政再建団体に転落する可能性もあり、民主党の判断で結果として混乱を招く事態は避けるべきだ、との判断に傾いた。菅直人代表代行は17日の記者会見で、予算関連法案への対応について「野党がそろえば参院で否決となる。その影響を含めて精査をしないといけない」と語った。

 また、民主党が力を入れるガソリン税を含む道路特定財源の暫定税率撤廃をめぐっても、地方の道路予算に穴が開く点を与党が批判している。小沢代表は「ガソリン一本で闘えばいい」と周辺に語っており、予算攻防の論点が拡散することを避ける狙いがある。

 地方財政の抜本改革については、国会審議を通じて主張する方針だ。藤井裕久税調会長は「補助金の変形である交付税は『中央集権の手段』だ」として、地方財政計画に基づいて交付税が算出される手法そのものを批判しており、独自の地方分権改革の方向性を示したい考えだ。
http://www.asahi.com/politics/update/0117/TKY200801170300.html

811片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/18(金) 01:44:29
道路特定財源:国政との「ねじれ」も 県選出議員ら、暫定税率存続求め協調 /和歌山
 3月で期限が切れる道路特定財源の暫定税率存廃を巡り、国政で与野党の攻防が激しさを増している。一方、県選出の国会議員は与野党が歩調を合わせるという国政との「ねじれ」も出ており、道路整備が遅れる県内で暫定税率の行方に注目が集まっている。【青木勝彦】

 暫定税率を巡っては、政府・与党が10年間維持を目指し、次期通常国会に関連法案を提出する方針。これに対し、民主党は国と地方の暫定税率廃止、道路特定財源の一般税源化を訴えている。

 県によると、暫定税率がなくなった場合、県と県内市町村では年間170億円減収。民主案は、地方の道路整備は従来水準を維持するとしているが、県などは「死活的な問題」と危機感を抱く。

 だが、暫定税率がなくなれば、ガソリン代が1リットル当たり約25円安くなり、原油高などで冷え込みが懸念される国内景気に好影響を与えるとの見方もある。

 こうした中、県議会と全市町村議会は暫定税率の維持を求める意見書を可決。県は昨年末、和歌山市内で暫定税率の延長を求める決起大会を開き、県選出の与党国会議員や民主の大江康弘参院議員らが出席。大江議員は民主の対応を批判し、出席した自民議員らは「心強い」とエールを送る一幕もあった。

 仁坂吉伸知事は16日、東京で与野党幹部らに暫定税率の延長を要望。17日には民主幹部にも要望する予定だ。仁坂知事は「道路は県民が生きていくためのチャンス。ガソリン代が下がったらいいだけでは、和歌山は死んでしまう」と主張している。

毎日新聞 2008年1月17日
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20080117ddlk30010570000c.html

812片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 01:42:46
民主・小沢代表、一転ダボス会議出席へ
2008年01月18日19時43分

 民主党の小沢代表は18日、国会情勢の緊迫を理由に一度は出席を断念したスイスで開かれる「世界経済フォーラム年次総会」(ダボス会議)に対し、一転して参加を決めた。23日に出発し、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長らと会談、27日に帰国する方向で調整している。

 一度は断念し、一転して出席を決める「迷走」ぶり。鳩山由紀夫幹事長は「すでに参加で動いていただけに、行かないと(関係者に)迷惑になる。国会が緊迫するのは事実だが、27日に帰れば大きな影響はないと判断した」と釈明した。

 ダボス会議には福田首相も出席するため、鳩山氏が「サミットが日本で開かれる年に、首相より強烈でたくましいメッセージを発出してほしい」と出席を要請。小沢氏も前向きに検討していた。

 しかし、与野党対決の大阪府知事選が27日に投開票され、国会の攻防激化が予想される中での党首不在には異論もあって一度は出席を断念。本会議退席問題に続く、ちぐはぐな対応になった。
http://www.asahi.com/politics/update/0118/TKY200801180331.html

813片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 02:12:26
外国人参政権に意欲示す 民主・小沢氏、韓国特使と会談
2008年01月18日22時10分

 民主党の小沢代表は18日、韓国の李明博(イ・ミョンバク)次期大統領の特使として来日した李相得(イ・サンドゥク)国会副議長と党本部で会談した。李相得氏は在日韓国人への地方選挙権付与について「民主党と公明党が積極的に活動しているが、自民党はちゅうちょしている。民主党がリードしてほしい」と要請。小沢氏は「個人的にも昔から賛成で、早くやるべきだ。我々がまとめれば公明党を追い込んでいける。そうしたら自民党はどうしようもない」と応じ、党内で通常国会への提出が検討されている「永住外国人選挙権付与法案」の実現に意欲をみせた。

 民主党は同法案を通常国会に提出するため、月内にも党内に議員連盟を立ち上げる。一方、公明党はかねて同趣旨の法案の必要性を主張しており、99年の自自公連立合意に3党の議員立法として成立させることが盛り込まれたが、自民党内に反対意見があり、継続審議になっている。

 会談では、さらに、李氏が朝鮮半島の非核化に向けた協力を求めたのに対し、小沢氏は「過去の経緯もあるが、現在の懸案解決のため日本人が誠意をもって行動していかないといけない。私はこういうことを言うので右からも左からも攻撃を受けるが、心からそう思っている」と述べた。

 小沢氏は「日本でも政権交代を実現し、ともに平和と繁栄のアジアの構築に取り組みたい」とした次期大統領あての親書を李氏に手渡したが、李氏が「次期大統領と小沢氏は共通点が多い」として要請した2月25日の大統領就任式への出席には言及しなかった。

http://www.asahi.com/politics/update/0118/TKY200801180364.html

814片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/20(日) 20:58:09
●●●●まだまだ熱いぜ岡山選挙区、●●●●
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1191247671/
65 名前:政治くん[] 投稿日:2008/01/20(日) 09:37:52 ID:mDuiS/Hc
http://www.okanichi.co.jp/20080119125945.html
逢澤氏の支持者の方々が姫退治の署名運動を熱心に行っているようです。

01/19-12:59--姫井氏辞職求める会 署名3万人突破
 岡山市内の主婦らでつくる「姫井由美子氏の辞職を求める有権者の会」は18日、民主党の姫井由美子参院議員(岡山県選挙区)の早期辞職を求める署名が3万人を突破し、党本部の小沢一郎代表、県連の津村啓介代表あてに抗議文を提出すると発表した。 同会は、スキャンダルや告訴・告発問題が報じられた姫井氏を「国会議員としての資質・適格性を著しく欠く」として、昨年10月から岡山、倉敷市など県内全域で署名活動を開始。年末までに県内の有権者2万585人の署名が集まり、今後も約1万2千人分が到着する見込みという。 抗議文では、昨年11月に県連から厳重注意処分を受けた姫井氏の告白本の出版、テレビのバラエティー番組への出演を「公人としての説明責任を果たすこともなく、混乱を招いた責任すら感じている様子はない」と非難し、党側へきぜんとした対応を求めている。 今後、インターネットを利用した署名も行い、10万人を目標に活動を継続する方針。抗議文は小沢代表には郵送するが、津村代表には直接申し入れるという。 県庁で会見した呼び掛け人の横田康子さん(64)=同市大和町1丁目=は「3万人を超える署名は岡山県民の怒りが広がっている証拠。一日でも早い辞職を求めるため、状況によっては姫井氏本人への提出も考える」と訴えた。 同会の活動に対し、姫井氏の事務所は「内容を確認できておらず、本人も不在のためコメントできない」としている。
http://www.okanichi.co.jp/20080119125945.html

815片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/21(月) 23:58:41
<小沢代表>ダボス会議 出欠の意向定まらず
1月21日20時29分配信 毎日新聞


 23日からスイスで開かれる世界経済フォーラム年次会合(ダボス会議)への民主党の小沢一郎代表の出席が、なかなか固まらない。小沢氏の意向が「日替わりで変わる」(党幹部)ためだ。

 小沢氏は17日に鳩山由紀夫幹事長に出席しない意向を伝えた。ところが18日には再び出席する意向を示し、鳩山氏がその理由を「国会に大きな影響はないと判断した」と説明。24日に国連の潘基文(バンギムン)事務総長と会談する日程も設定された。

 ところが21日、小沢氏は国会内で鳩山氏に「自分は行かないので、鳩山氏が行ってくれ」と伝え、三転した。山岡賢次国対委員長は「小沢氏の体調が思わしくないのでもう一度検討している」と語った。

 その小沢氏は21日、国会内で記者団に「選挙だ」と語り、27日に投開票の大阪府知事選の応援を優先する考えを示した。【須藤孝】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080121-00000114-mai-pol

816片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/23(水) 15:11:04
株安の原因は小泉改革に 小沢氏が批判(01/23 08:08)
 民主党の小沢一郎代表は二十二日の記者会見で、東京株式市場の大幅下落について「小泉政権の下で競争力のある大企業が大きくなりさえすれば、下もみんなかさ上げになるという間違えた経済政策、市場政策の結果が今日を招いている」と述べ、小泉純一郎政権下で進められた構造改革が原因との認識を表明した。また「民主党が政権を取れば、逆に評価が高まる」と、政権交代の必要性を強調した。

 小沢氏は、日本経済について「安定した国内需要による成熟した経済社会(を目指す)という本当の意味での改革が全然なされていない」と指摘。「結局はアメリカと中国の高度成長に支えられた外需の見かけの景気だった」と分析した。

 鳩山由紀夫幹事長も同日、記者団に「まさに福田内閣に対する不信任が株の世界で起きているということだろう。日本としての対策を早急に講じなければいけない」と批判。民主党が同日開いた役員会では、衆院予算委員会で株価下落問題についての集中審議を求めていく方針を確認した。

 一方、小沢氏は会見で、世界経済フォーラム年次総会「ダボス会議」への出席を見送ったことについて「私は二転も三転もしていない。最初から行くかどうか分からないと言っていた」と主張。見送った理由の体調不安について「若い時のように走り回っていられない。選挙ならば、我慢してでも息切らせてでもやるけれども」と述べた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/71966.html

817片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/23(水) 19:25:41
民主党:予算案対案、提出へ 重要5政策/暫定税率撤廃/財政健全化
 ◇重要5政策−−巨額財源セットで明示

 ◇暫定税率撤廃−−交付金化で減収補てん

 ◇財政健全化−−内閣府に編成事務移管

 民主党予算調査会は22日、政府予算案への対案となる「予算機能転換法案」の骨子案をまとめた。今国会に提出する。民主党は道路特定財源の暫定税率など予算関連法案の論議を通じ、衆院解散・総選挙を求める意図がある。この法案は政権を獲得した場合の予算の全体像を示すのが狙い。農業、子ども手当など、民主党の重要政策の財源を確保する手順を明示しており、衆院選の「プレ・マニフェスト」の色彩もある。【近藤大介】

 ●ばらまき否定

 法案は参院選のマニフェストで掲げた農家への戸別所得補償や子ども手当など5政策を国の重要政策として財源を確保すると明記する。

 戸別所得補償は1兆円、子ども手当は4・8兆円と巨額の財政負担が必要なため、政府・与党は「実現不可能なバラマキ政策」と批判している。このため法案に財源確保のための「特別会計の原則見直し」など七つの基本方針を具体的に示した。

 昨夏の参院選マニフェストでは、重要政策の経費と経費削減による財源創出額のバランスシートを示し反論した。今回の法案も重要政策と財源をセットで示す点で、衆院選に向けたマニフェストの前段階となる。政調幹部は「民主党が政権を取ったらどんな社会になるかを見せる」と説明している。

 ●地方分権推進

 今国会の焦点である道路特定財源の暫定税率撤廃について、民主党は「地方の減収分は、国直轄事業の地方負担分を地方が自由に使える交付金にして補う」と説明している。

 法案は、この説明の根拠となる原則として「地方への補助金の一括交付金化」を掲げた。ひも付き補助金から自主財源へ転換して地方分権を進めることを目的とした原則で、道路特定財源に関する民主党の主張が、「ガソリン値下げ」だけではなく、地方分権推進の考えに基づくと説明する意図がある。

 ●債務管理庁も

 「バラマキ」批判への反論として、財政健全化についても法案に明記する。特に基礎的財政収支については「2011年度をめどとした黒字化」と明記して踏み込んだ。国の資産、債務を一体管理して明確化する「債務管理庁」も設置する。政治主導の予算編成を実現するため、予算編成事務を財務省から内閣府へ移管することも盛り込んだ。

==============

 ◇「予算機能転換法案」 骨子案の要旨◇

 <基本理念>

 国の財政収支の不均衡是正を推進▽2011年度をめどに基礎的財政収支黒字化の達成を図る

 <重要政策>

 公的年金制度の一元化改革▽子育て支援の拡充▽農業者戸別所得補償制度の創設▽地方公共団体に対する補助金制度改革▽中小企業支援の拡充

 <経費削減の基本方針>

 公共調達に要する費用削減▽公共事業の抜本的見直し▽特殊法人の抜本改革見直し▽特別会計の原則廃止▽国家公務員総人件費の抑制▽租税特別措置の見直し▽政府保有資産の活用

 <予算編成の在り方>

 「債務管理庁」の設置▽内閣主導の予算編成

毎日新聞 2008年1月23日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080123ddm005010130000c.html

818片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/23(水) 21:08:14
暫定税率維持、税制関連法案を提出
 今の国会の最大の焦点、ガソリン税の暫定税率を維持するための税制関連法案が国会に提出されました。23日はこれに合わせる形で暫定税率維持を求める決起集会が開かれるなど、永田町ではこの問題が一気に熱を帯びてきました。

 「どこかの政党が相変わらずのポピュリズムで、大衆迎合でね、あんなバカな事を言い出したって、その政党の中でも『とんでもない』っていう人がたくさんいるみたいだから、もうちょっと頭冷やして考えた方がいい」(東京都、石原慎太郎知事)

 全国から地方議員450人が集まった決起大会。会場は異様な盛り上がりを見せました。

 「(Q.やはり道路は必要?)絶対必要ですね。特定財源がなかったら、まさに福祉にも影響してくる問題だと思っています」(桂川孝裕 京都府議)
 「目先のガソリンの値段を下げるということの底の浅さ、軽薄さが浮き彫りになったんじゃないかと」(武石利彦 高知県議)

 暫定税率の廃止を訴える民主党からも3人の国会議員が出席。

 「この場の空気や熱意をしっかり(民主党の)執行部に伝えていただきたい。これが伝わらないようでは、まさにわが党は“KY”であります」(民主党、大江康弘参院議員)

 Q.政府案に賛成するのか?
 「このままいって選択肢がないとすれば、私とすれば、やっぱり自分の思いとか政治家としての責任からすれば、そういう選択になると思います」(民主党、大江康弘参院議員)

 政府は23日、ガソリン税の暫定税率を10年間維持することなどを盛り込んだ税制関連法案を国会に提出しました。政府与党は暫定税率の期限が切れる3月31日までの成立をめざしていますが、国民新党以外の野党は暫定税率の維持に反対で、法案が3月末までに成立しなければガソリン税は下がることになります。

 こうした中で民主党は、微妙な作戦変更を迫られています。

 「(Q.ガソリン値下げ隊の役割は終わった?)役割は果たした」(民主党、藤井裕久税調会長)

 「暫定税率廃止」イコール「ガソリン代の値下げ」と主張してきた民主党でしたが、それでは地方自治体などを説得できないと見て、道路予算改革に重点を置いて訴えていく方針に軌道修正しました。

 暫定税率を巡る政府与党と野党側との駆け引きは、国会冒頭から熱気を帯びています。(23日16:56)

[23日19時17分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20080123/20080123-00000046-jnn-pol.html

819片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/24(木) 13:13:43
民主参院3議員が小沢に造反…“予備軍”39人も!?
問われる「剛腕」の求心力

 今国会の最大の焦点となるガソリン税の暫定税率をめぐり、撤廃をかかげる民主党から早くも造反組が表面化した。大江康弘参院議員ら3人が、税率維持を求める決起集会に出席し、党の方針を真っ向から批判したのだ。党内からは「そこまで言うなら離党しろ」(中堅)との声も飛び出しており、小沢執行部の対応が注目される。

 暫定税率維持を求める44都道府県議ら約450人が23日、東京・永田町の憲政記念館に集まった決起集会。来賓として伊吹文明幹事長ら自民党国会議員49人が出席したが、民主党からも“反小沢”の急先鋒(せんぽう)である渡辺秀央元郵政相と大江康弘、山下八洲夫の3参院議員が出席したのだ。

 当然、大会では、この3人が一躍“主役”となった。伊吹幹事長が「バカなポピュリズムに乗じて党利党略的なことをすると信じたくない。民主党の心ある方の方針を聞かせてほしい」と持ち上げると、大江氏は「今日の熱意が伝わらないなら、民主党はKY(空気が読めない)政党だ。国民に迷惑をかける党は生活者優先ではない」と気勢を上げ、所属政党をこき下ろした。


左から、大江康弘、渡辺秀央、山下八洲夫の各氏
 さらに、大江氏は大会終了後、記者団に「わが党の案はめちゃくちゃだ。このまま選択肢がなければ、政府案に(賛成の)意思を表示させていただく」と造反宣言までやってのけたのだ。

 同氏はすでに、党内で暫定税率廃止反対の署名活動を進めており、参院25人を含む計39人の民主党議員が署名に応じているとも言われている。

 それだけに、党中堅議員の1人はこう怒る。

 「大江氏の行動は、まさに福田政権の延命に手を貸すようなもの。39人も賛同者がいるというが、大江氏自らが言っているだけ。党の機関で正式に決めたことに造反するなら、離党すべきだ」

 こうした中、政府は同日、暫定税率維持を盛り込んだ租税特別措置法改正案を衆院に提出した。今月中に法案を参院に送付しなければ、現行税率が期限切れを迎える3月末までに、送付後60日が経過したら否決とみなすという憲法の規定を適用することはできないためだ。

 ただ、月内の衆院通過は困難なのが実情で、この憲法規定が適用できないとなると、野党が過半数を占める参院で、3月末までに採決してもらうことを期待するしかない。

 民主党の「審議引き延ばし作戦」を恐れる与党が今後、民主党に対し切り崩し工作を行うのは必至。早くも“ユダ”が登場した民主党だが、党分裂となるかどうか。

ZAKZAK 2008/01/24
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_01/t2008012403_all.html

820片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/24(木) 19:22:27
暫定税率:民主党の3参院議員が造反…執行部が困惑
 道路特定財源の暫定税率維持を求める決起大会に民主党の3参院議員が参加したことに党執行部が困惑している。「暫定税率反対」を掲げる党の主張が一枚岩でないことを露呈しただけに菅直人代表代行は24日の記者会見で出席議員の対応に不快感をあらわにした。ただ、強硬措置を取れば逆に混乱が拡大するおそれもあり、処分にも踏み切りにくい苦しい状況だ。

 23日に開かれた地方議員らによる決起大会に出席したのは大江康弘、渡辺秀央、山下八洲夫の3参院議員。自民党の伊吹文明幹事長が「民主党の心ある人が、ポピュリズムに乗じて党利党略に走るとは信じたくない」と発言、大江氏が「(出席した民主党議員は)この場の空気や熱意をどうか執行部に伝えてもらいたい」と応じる場面もあった。

 大江氏については、地元の和歌山選出の二階俊博・自民党総務会長との関係を指摘する声が党内にあり、菅氏は24日の記者会見で「二階さんから選挙を応援してもらったからといって大会に出るのは有権者に対する裏切りだ」と非難した。渡辺氏はもともと小沢一郎代表の側近とされたが、最近は距離を取り、昨年、国民投票法では与党案に賛成した。

 もともと民主党は地方議員に暫定税率維持論が根強いだけに、3氏の活動を黙認すれば「造反」にお墨付きを与えかねない。ただ、菅氏は3議員の処分について「会合に出席することがだめとは言わない」として当面は見送る考えを示した。民主党は参院では国民新党との統一会派で119人。過半数(121人)を確保しておらず、1人の参院議員でも貴重な状況。大江氏らを処分すれば会派離脱などにつながり、党内が混乱することを懸念する。暫定税率の撤廃には国民新党も反対の立場。民主党から造反や欠席が出れば参院採決が混乱する可能性もある。

 大江氏は毎日新聞の取材に対し「二階さんに応援してもらったことは一切ない。謝罪し撤回してほしい。大会には民主党の地方議員も参加しており、裏切りとは言わないでほしい」と語り、菅氏に謝罪を要求した。同党は23日、全国の都道府県連に対し暫定税率維持を求める集会への出席については慎重に対応するよう指示したが、結束維持に頭を痛めそうだ。【田中成之】

毎日新聞 2008年1月24日 19時01分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080125k0000m010063000c.html

821片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/24(木) 19:42:02
議員辞職すべき 民主の菅氏、道路集会出席の大江氏批判
2008年01月24日19時32分

 民主党の菅直人代表代行は24日、道路特定財源堅持を求める都道府県議総決起大会に大江康弘参院議員ら3人の同党国会議員が参加したことについて「特に大江氏は比例代表で当選している。もしそういう行動をとられるつもりならば、議席を民主党に戻すのが筋だ」と批判、暫定税率延長を盛り込んだ租税特別措置法改正案の採決で与党に同調するのであれば、議員辞職すべきだとの考えを示した。

 菅氏は「大江氏が例えば(同じ地元の)二階俊博・自民党総務会長から選挙の応援をしてもらったから、そのお返しに二階氏に言われて会合に出ているとすれば、明らかに有権者に対する裏切りだ」と指摘。23日に党方針に反する集会への参加を自粛するよう、全国の都道府県連に指示を出したことも明らかにした。

http://www.asahi.com/politics/update/0124/TKY200801240371.html

822片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/24(木) 22:21:43
政府案賛成なら議員辞職を 大江議員めぐり菅代行 '08/1/24

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 民主党の菅直人代表代行は二十四日の記者会見で、道路特定財源の暫定税率を維持する政府案に賛成の意向を示している同党の大江康弘参院議員について、暫定税率廃止の党方針に従わず、実際に賛成した場合は議員辞職すべきだとの考えを示した。

 大江氏は昨年七月の参院選比例代表で二回目の当選を果たしたが、菅氏は「比例で民主党は二千三百万票の支持をもらい、二十人が当選したが、大江氏の個人票は六万九千票足らずだ」と指摘。その上で「もしそういう(政府案に賛成の)行動を取るつもりなら、議席を民主党に戻すのが筋だ」と強調した。

 また二十三日の暫定税率維持を求める都道府県議会議員の決起大会に大江氏らが参加したことに関し「例えば二階俊博自民党総務会長からの選挙の応援のお返しに会合に出たということがあれば、民主党に対する裏切りというより、有権者に対する裏切りと言わざるを得ない」と強い調子で批判した。

 二十三日の大会には別の民主党参院議員二人も参加していたが、大会後に大江氏が「党が態度を変えないなら政府案に意思表示することになる」と、賛成票を投じる考えを記者団に示唆したことから、大江氏だけ名指しで批判したとみられる。

 菅氏の発言に対し、大江氏は共同通信の取材に「党の方針にすべて従わなければならないのなら、議員辞職しなければいけない人は何人もいたのではないか。二階氏に選挙応援してもらったことは一度もない」と反論した。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801240316.html

823片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/25(金) 14:27:31
2008/01/25-13:10 離党求められれば「出ていく」と民主・大江氏=自民・二階氏、「菅氏はいいかげん」
 民主党の大江康弘参院議員は25日午前、揮発油(ガソリン)税の暫定税率維持を含む租税特別措置法改正案について、国会内で記者団に「政府案に賛成する気持ちに変わりはない」と明言。造反を理由に離党を求められた場合は「出て行けと言われたら、許してくれというつもりはない」と語った。暫定税率維持に向けた総決起大会に出席した大江氏を菅直人代表代行が厳しく批判したことについては「今の段階で議席を返せと言う資格が(菅氏に)あるのか。謝罪要求をしたい」と反発した。
 これに関し、自民党の二階俊博総務会長は同日の記者会見で、菅氏が「(ともに和歌山県が地盤の)二階氏から選挙の応援をしてもらったから、お返しに(大会に出席しろと)言われたのか」と述べたことに対し、「いいかげんなことを会見で話すのは失礼だ。大江氏から選挙で要請など一度も受けたことがない」と反論した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2008012500438

824片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/26(土) 03:50:39
地方選挙権で「民主分裂」 反対派が勉強会を旗揚げ '08/1/26

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 民主党内で、在日韓国人など永住外国人に地方選挙権を付与する法案の提出を目指す議員連盟が三十日に設立されるのを受け、付与に反対する有志議員がこれに対抗する勉強会を同じ日に立ち上げることが二十五日、分かった。

 民主党執行部には法案を提出することで、付与に賛成の公明党を巻き込み与党を分断する思惑があったが、反対派の動向によっては逆に党内が「分裂」する可能性も出てきた。道路特定財源の暫定税率問題に続き、新たな火種を抱えた執行部は対応に苦慮しそうだ。

 反対派勉強会を呼び掛けているのは松原仁、渡辺周、笠浩史各衆院議員ら保守系議員を中心に二十五人。渡部恒三最高顧問や西岡武夫参院議院運営委員長ら「大物」も名を連ねている。

 趣意書は「付与に慎重な立場だが、結論ありきや政局絡みの思惑でない」とした上で「これまでの党内論議の経緯や基本的な論点を確認することは重要」とした。

 反対派は付与法案への「対案」として、国籍取得要件を緩和する法案の作成も選択肢としている。同様の法案は自民党も検討している。

 一方、賛成派の議連会長には岡田克也副代表、顧問には鳩山由紀夫幹事長がそれぞれ就く見通し。三十日に四十―五十人規模で設立総会を開く予定だ。

 小沢一郎代表も賛成派で、二月下旬で調整している韓国訪問で李明博次期大統領との会談が実現すれば、同法案への積極姿勢をアピールする意向とされる。賛成派は小沢氏の訪韓前に法案を作成、公明党などの協力を得て李氏の初来日までに成立させたい考えだ。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801260107.html

825片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/27(日) 01:24:04
民主・菅氏「めちゃくちゃな話だ」…ガソリン税問題で
 民主党の菅代表代行は26日、那覇市内で講演し、自民党が3月末に失効するガソリンの暫定税率などの期限を一定期間延長する法案の提出に向け調整していることについて、「めちゃくちゃな話だ。(法案が衆院を通過しても)参院は開かない。60日間経過して衆院で(再可決を)やるような、自ら国会審議権をはく奪することを与党がやるのなら、我々も相当の覚悟で臨まなければいけない」と強く批判した。

 菅氏は「自民党内には、『福田首相で次期衆院選をやったって勝てそうもないから、乱暴なことをやり、(首相に)責任を取った形で辞めてもらえば格好がつく』と考えそうな人が何人かいる」と皮肉った。

(2008年1月26日22時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080126-OYT1T00591.htm

826片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/27(日) 14:23:19
民主党、永住外国人に地方参政権認める法案めぐり賛成と反対の2つの勉強会発足へ
民主党の小沢代表が前向きな姿勢を示した永住外国人に地方参政権を認める法案について、今週、党内で「賛成」、「反対」の2つの勉強会が、同じ日に発足することがわかった。
30日午後には、岡田副代表らが呼びかけた「賛成派」議連の初会合が開かれ、その直後、今度は「反対派」が渡部最高顧問らを招き、初会合を開く予定となっている。
小沢代表は、在日韓国人などの「地方参政権」容認を明言し、これに積極的な公明党と、慎重派を抱える自民党の「分断狙い」との憶測を呼んでいた。
しかし、先に党内の亀裂が表面化すれば、ガソリン税の暫定税率をめぐる党幹部と一部賛成派議員の批判合戦に続き、新たな火種にもなるとみられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080127/20080127-00000066-fnn-pol.html

827片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/01(金) 07:20:35
民主の有志 暫定税率で意見書
http://www3.nhk.or.jp/news/2008/02/01/d20080201000006.html

民主党の有志の参議院議員は、ガソリン税などの暫定税率の廃止を求める党の方針について、「歳入欠陥を発生させるもので、責任ある対応とは言えない」とする意見書をまとめ、近く執行部に、暫定税率に代わる財源を示すよう申し入れることになりました。
この意見書は、民主党の川上義博参議院議員ら9人の参議院議員がまとめたものです。それによりますと、ガソリン税などの暫定税率の廃止を求める党の方針について、「国と地方あわせて、およそ2兆6000億円もの歳入欠陥が発生し、代わりの財源を示さないままの廃止は、将来の世代につけを回す危険性が高く、責任ある対応とはいえない」と指摘しています。そのうえで、意見書では、国の直轄事業の地方負担分の廃止や、株式譲渡課税の軽減措置の廃止により、代わりの財源を捻出するという党の説明について、「補完財源とはならず納得できない」としています。川上氏らは、1日にも執行部に、この意見書を提出し、暫定税率に代わる財源を示すよう求めることにしています。

828片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/01(金) 17:52:39
暫定税率廃止懸念で質問書 民主政調会長に参院有志
 参院の民主党会派に所属する有志議員9人が1日、道路特定財源の暫定税率廃止に懸念を示し、代替財源を明示するよう求める連名の質問書を直嶋正行民主党政調会長に提出した。

 既に同会派では、民主党の大江康弘氏ら3人と国民新党の4人が暫定税率廃止に反対を表明しており、執行部は対応に苦慮しそうだ。

 質問書は民主党の前川清成(奈良)、川上義博(鳥取)、武内則男(高知)、大久保潔重(長崎)、松岡徹(比例)、横峯良郎(同)の6氏と無所属の森田高(富山)、広田一(高知)、外山斎(宮崎)の3氏の連名。全員当選1回。

 質問書は、暫定税率を廃止すれば国と地方の財政に深刻な影響を与え、住民サービス低下は必至と指摘。説得力のある代替財源を明示する必要性を強調し、「国の税収減により地方道路整備臨時交付金などが減少する恐れがあるのではないか」などの質問を列挙した。
2008年02月01日11時12分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20080201/20080201_003.shtml

829片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/01(金) 21:25:59
自民党:菅氏の「利権顔」発言に反発 謝罪と訂正要求
 「利権顔」発言をめぐって1日、自民、民主両党間で新たな舌戦が勃発(ぼっぱつ)した。

 発端は民主党の菅直人代表代行が1月30日のテレビ朝日番組でした発言。「自民党の道路族議員、国土交通省にとって巨大利権ですからね。古賀さんとか二階さんとか、顔を見るからに、この利権だけは放さないという決意が表れている」。道路財源問題に絡み、自民党の古賀誠選対委員長と二階俊博総務会長を痛烈に批判した。

 これに黙っていなかった二階氏は1日の記者会見で「明らかに名誉棄損だ。法的措置も考える」と指摘。さらに自民党は「党を代表する顔に泥を塗られた」として対応を引き取り、菅氏に謝罪と訂正を求めた。

 菅氏は先にも二階氏が民主党参院議員の選挙を支援した可能性に言及、二階氏が「言いがかりだ」と反発した経緯がある。自民党はこの発言も含めて菅氏に謝罪を求めている。【西田進一郎】

毎日新聞 2008年2月1日 19時34分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080202k0000m010062000c.html

830片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/03(日) 01:12:51
日銀総裁人事 民主幹部歯切れ悪く 空席なら批判も 政府の出方見極め
2008年2月2日 朝刊

 三月に任期が切れる日銀総裁の後任人事問題で、かぎを握る民主党の対応がなかなか定まらない。本命視される武藤敏郎副総裁の起用には、党内では否定的な意見が強いが、小沢一郎代表ら幹部は、いまひとつ歯切れの悪い発言に終始している。

 日銀総裁人事は衆参両院の同意が必要で、参院第一党の民主党が反対すれば、政府の人選は通らない可能性が高い。このため、民主党が武藤氏の総裁就任を認めるかどうか、注目されている。

 民主党は、元財務事務次官という武藤氏の経歴から、財務省による日銀支配を懸念し、二〇〇三年の副総裁就任時は反対している。今回も「財政のトップにあった人が金融のトップに座るのはどうか」との慎重論が強い。簗瀬進参院国対委員長は一日「財政と金融の分離は、民主党の党是」と力説した。

 ただ、小沢一郎代表は先の記者会見で「(財金分離論は)一つの意見。100%(それに従う)かどうかは別」などと、必ずしも縛られないとの考えを示している。

 鳩山由紀夫幹事長も一日の会見で「(財金分離は)大変重要な要因」と述べる一方、「官僚出身者だから望ましくないという結論を出すつもりはない」とも指摘した。

 こうした背景には、民主党も「国会同意人事の結果に責任を持たなければならない」(中堅)立場になり、気軽に態度を決められない事情がある。

 政府が武藤氏の提案に踏み切り、民主党が不同意として日銀総裁が一時空席という事態になれば、「逆に民主党が批判される」(若手)恐れがある。性急に態度表明するより、当面は正面衝突を避けながら、政府の出方を見極めた方が賢明というわけだ。

 党内からは「(小沢氏の発言は)最終的に武藤氏はダメだが、複数の選択肢の中に武藤氏を入れて提案してくるのは構わないというメッセージ」(ベテラン)との推測も出ている。 (高山晶一)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008020202084392.html

831片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/03(日) 16:04:12
小沢氏 総選挙で政権交代を
民主党の小沢代表は東京都内で講演し、衆議院の解散・総選挙がことしじゅうに行われるという見通しを示したうえで「今の権力は汚れており、改革はもうできない」と述べ、次の衆議院選挙で政権交代を実現する決意を強調しました。
この中で小沢代表は「日本とアメリカ、中国で大きな問題になりつつあるのが格差の拡大だ。このままでいけば、アメリカ社会はかなりゆがんだものになるし、日本も小泉内閣以降、グローバリゼーションという流れのなかで、大きく格差が開いてきている。こうした状況のなかで、ことしは日米両国で選挙が行われる」と述べ、ことしじゅうに衆議院の解散・総選挙が行われるという見通しを示しました。そのうえで、小沢氏は「今の権力は汚れており、体制内での改革はもうできない。今はわれわれは権力を持っていないが、変えるのは国民自身だ。汚れた権力を変えることから大きな変革が生まれ、改革が緒につく」と述べ、次の衆議院選挙で政権交代を実現する決意を強調しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/2008/02/03/d20080203000085.html

832片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/03(日) 17:18:17
「秋想定」でマスコミ批判 解散時期めぐり小沢氏
2008年2月3日 16時21分

 民主党の小沢一郎代表は3日、都内で開いた自ら主宰する「政治塾」で講演し、今秋の衆院解散を想定しているのではないかと報道された先の同塾での発言をめぐり、マスコミ各社を批判した。「私のレベルの高い格調高い話が当面の政局うんぬんの報道になる。若い人たちの前で政局がどうのこうのとか、くだらん話をしたことは一度もない」と強調した。

 同時に「北京五輪以降の中国経済を危惧している。大きな変化が予想される時代にさしかかってきた」と指摘し、「既存の汚れた権力を変える。民主党にいま力はないが、私たちに力を持たせてほしい」と政権交代に強い意欲を表明した。

 小沢氏は1月31日の開校式で「日米の選挙戦が今言った状況(中国経済のバブル崩壊)が深刻になる時期と重なってくるのではないかという気がする」と述べていた。

(共同)http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008020301000251.html

833片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/05(火) 00:40:15
チェックが甘い!年金問題で野党が総理に詰め寄る
 宙に浮いた年金問題に関する補正予算案の使い道を十分にチェックしていないとして、4日の参議院予算委員会で、野党側が福田総理大臣に詰め寄りました。

 民主党・蓮舫議員:「第三者委員会を取り換えましょう、機能していません」
 福田総理大臣:「ちょっと申し上げますけど、補正予算案を早く通して下さいよ。そしたら、第三者委員会にしっかりとチェックさせます」
 民主党・蓮舫議員:「丁寧な情報公開と説明がなければ、私たちは審議することはできません。結論ありきで補正予算案を通して下さいよって答弁は何ですか」
 また、社会保険庁が、窓口に問い合わせに来た受給者の記憶を呼び起こすため、当時のニュースを使うマニュアルを新たに作っていたことも明らかになりました。
 民主党・蓮舫議員:「総理、昭和51年の重大なニュースは何があったか覚えていますか」
 福田総理大臣:「ちょっと、まあ、今さっと思い浮かぶものはございません」
 民主党・蓮舫議員:「こんなマニュアルを作るお金と人と予算があるんだったら、記録が浮いていると思われるお1人おひとり、丁寧に情報を教えてあげたほうが、早く解決するんじゃないですか、この問題」
 これに対して、舛添厚生労働大臣は「あらゆる手がかりを使って努力しているということだ」と説明しました。補正予算案は、6日には成立する見通しです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20080204/20080204-00000046-ann-pol.html

834片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/08(金) 00:03:47
02/02-12:53--姫井氏 抗議文や辞職署名「見てから考えたい」
 民主党の姫井由美子参院議員(岡山県選挙区)が1日、新年あいさつのため県庁を訪れ、自身の活動を「25〜30点」と採点。「政策、公約の実現にしっかり取り組みたい」と述べたが、スキャンダルについては触れなかった。 姫井氏は、あいさつが1カ月遅れとなった理由を「年明けから臨時、通常と日々動いている国会の中で、なかなか平日に帰って来れなかった」と説明。国会について「ねじれ現象で政局がダイナミックに変わってきている。政治の現場にいるという感じがする」と話した。 昨年7月の初当選後の活動は「政策を詰める場面に入っていないので、期待感に応えるという意味では25〜30点」と自己採点。「今年は岡山県の代表として、県をどう発展させていくか具体的に活動したい」と述べた。 一方、岡山市内の主婦らが行う辞職署名活動は「抗議文を含め、直接私のところに申し入れがあったわけではない。いただいて初めて考えたい」と釈明。告白本については「昨年末の出版後、県連から具体的に話があったということはない」とした。
http://www.okanichi.co.jp/20080202125345.html

835片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/08(金) 02:49:49
民主党:予算関連4法案提出へ 実質的な政府対案は初めて
 民主党は7日、08年度政府予算案への実質的な対案となる予算関連4法案を今国会に提出する方針を固めた。民主党が、予算全体に対するまとまった考え方を具体的な法案にして提出するのは初めて。次期衆院選を見据え、政権担当能力をアピールする狙いがある。

 福田康夫首相は同日の衆院予算委員会で「(政府案を)修正するなら、野党からきちんとした対案を出してもらわないといけない。対案が出ていない時に修正という話はない」と答弁。ただ民主党は、早めに修正協議に入ると、早期成立を目指す政府・与党の術中にはまりかねないと警戒しており、提出時期は予算委審議の展開を見ながら判断する。

 4法案の中心は、「予算機能転換法案」。参院選のマニフェストで掲げた年金制度改革などの政策を重要施策と位置づけ、財源面で政策実現を確保することをうたう理念法だ。

 「租税特別措置法案」は、民主党が昨年まとめた税制改革大綱を反映させる目的で、揮発油税などの暫定税率廃止のほか、中小企業優遇税率の引き下げなどを盛り込む。

 「道路特定財源改革法案」は、暫定税率廃止と一般財源化を掲げ、地方減収分を補う財源を確保する。「租税透明化法案」は、民主党が「特定業界を優遇する減税措置になっている」とみなす租税特別措置全体を見直すのが目的だ。

 予算案は憲法の規定で内閣にしか提案権がない。民主党はこれまで、政府の予算案に対する党の考え方を公表するなどするだけだった。しかし、道路特定財源をめぐる攻防で、暫定税率廃止に伴う財源問題などを政府・与党から批判され、民主党が政権を取った場合の予算の全体像を法案の形で示し、実質的な対案にすることを決めた。【近藤大介】

毎日新聞 2008年2月8日 2時30分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080208k0000m010161000c.html

836片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/08(金) 02:50:57
民主党:初の予算対案 政策主張の長期戦へ
 民主党が7日、今国会提出の方針を固めた予算の対案4法案は、もともと次期衆院選のマニフェストで「民主党政権になったらこんな予算を編成します」とアピールするために準備していたものだ。しかし、道路特定財源の「つなぎ法案」をめぐる攻防の結果、3月末に衆院解散も辞さず政権を追い込む「道路決戦」の思惑が外れたことで、「ガソリン値下げ」一本やりから、国会審議でもマニフェストを地道に訴える正攻法の長期戦へ戦術転換を余儀なくされた。

 「税制や国と地方の問題など民主党が主張している(予算の)全体像を具体化するための法案だ」。菅直人代表代行は同日の記者会見で、4法案についてこう力説した。

 今国会を「ガソリン国会」と名付けた民主党は、暫定税率を3月末の期限切れに追い込み、実際にガソリン価格が下がる局面を作ることで政府・与党を追い込む戦術だった。

 しかし、つなぎ法案で与党と妥協した後は、小沢一郎代表も解散・総選挙が今年秋以降になる可能性を示唆。予算審議が実質スタートしたのを機に、国会戦術を根本的に立て直す必要に迫られた。

 4法案の原型は、昨年夏の参院選マニフェスト。「政権交代をしなければ実現不可能な民主党の政策」と位置付けており、法案化は次期衆院選に向けたマニフェスト作成の準備作業でもある。

 中心となる予算機能転換法案に盛り込まれた年金制度改革や農業政策などは、予算の大規模な組み替えが必要だ。道路特定財源改革法案にも国直轄事業への地方負担金廃止など、政府・与党が到底飲めない民主党の原理・原則が並ぶ。

 このため、この4法案が政府・与党が求める修正協議で、政府案とすり合わせる土台となる可能性はむしろ少ない。これは、素直に修正協議に応じること自体、政府・与党のペースに巻き込まれることになると警戒するからだ。中川正春「次の内閣」財務担当は「国会の情勢を見て政治判断もしながら一番有効な形で出す必要がある」と話している。【近藤大介】

毎日新聞 2008年2月8日 2時30分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080208k0000m010163000c.html

837片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/09(土) 09:07:32
小沢氏・鳩山氏に「すきま風」 きっかけは再議決退席
2008年02月09日08時03分

 民主党のトロイカ体制に揺らぎがみえる。小沢代表の本会議退席問題をきっかけに、鳩山由紀夫幹事長との間にすきま風が吹いているのだ。沈黙を守ってきた非主流派も、9月の党代表選、さらに衆院解散・総選挙後の政局も視野に動きを見せ始めた。

 5日夜、東京都内の料理屋。トロイカ体制で党運営を主導する小沢、鳩山両氏、菅直人代表代行に輿石東参院議員会長を加えた4人に対し、稲盛和夫・京セラ名誉会長が注文をつけた。「どんなことがあってもこのメンバーだけは仲良く、けんかしないで政権交代をめざしてくれ」

 稲盛氏は、小沢氏の有力な支援者として知られる。小沢氏の気持ちを代弁したと受け止めた鳩山氏は「我々は小沢さんを守ろうとしているのに」と周囲に漏らした。調和を乱しているのは小沢氏の方だ、と言わんばかりだった。

 あえて「仲良く」と言わねばならないほど、年明け以降、小沢、鳩山両氏の間はぎくしゃくしている。

 補給支援特措法を再議決した衆院本会議を小沢氏が退席し、大阪府知事選の応援に向かったことについて、鳩山氏は「国民におわびすべきだ」と批判の口火を切った。推薦候補が敗れた夜は「(退席は)国民の批判をいただいた。(敗戦の)理由に挙げられる」と踏み込んだ。

 これに対し小沢氏は「幹事長が何を言ったかわからない。党首として仕事に優先順位をつけている」。選挙結果についても「幹事長が何を言ったか知らないが、(退席が)影響したとは思わない」と鳩山氏への不快感を隠さなかった。

 ダボス会議の出欠をめぐっても、意思疎通がうまくいっていないことが露呈。つなぎ法案をめぐる国会攻防では鳩山氏が議長あっせんによる与野党合意に動いたが、収拾を促した当の小沢氏は「私は直接内容を検討したり、指示したりしてないので、当事者じゃない」と突き放した。

 大連立騒動で小沢氏に党内の不信が募っても、鳩山氏は擁護して補佐役に徹してきた。いまも「小沢代表を支える」と広言しているが、2人の間の齟齬(そご)は隠しようもない。周辺は鳩山氏の心情をこう解説する。「たまったものが決壊したのではないか」

■「非小沢」勢力に動き

 鳩山氏の動向は、党内力学にも影響を及ぼす。

 ここにきて目立つのが、いったん沈静化していた「非小沢」勢力の動きだ。大連立騒動で「民主党は深刻な危機にたたずんでいる」と苦言を呈した仙谷由人元政調会長は、自民党の山崎拓、加藤紘一両氏の呼びかけに応じ、10日から超党派で訪韓する。訪韓団にはそれぞれ仙谷、鳩山、菅、野田佳彦氏に近いとされる枝野幸男、小沢鋭仁、土肥隆一、蓮舫各氏も加わる。

 党内には「仙谷、枝野両氏だけでは反小沢色が突出する。それを避けるための配慮だ」との見方がある。自民党との間を取り持った菅氏も記者会見で「韓国といろんなパイプをつくるのは好ましい。超党派もいい。大変結構だ」とあくまで外交目的だと強調している。だが、党内からは「大連立封じが狙いだ」「代表選で小沢包囲網になる」との見方が消えない。

 鳩山氏自身も5日、自民党の麻生太郎前幹事長とともに行政手続きの電子化をめざす超党派の議連結成に参画し、注目を集めた。

 鳩山氏は8日の会見で「与野党のメンバーが行動をともにすると憶測を呼びがちだが、(訪韓団は)全く気にすることのない行動だ」と説明。仮に代表選が総選挙の前になっても、小沢氏の「続投」が党内の大勢ではあり、「小沢代表のもとで政権交代を担う」とも強調したが、「代表選では選挙を行って次のステップに進むのも必要なプロセスだと考えている」と、代表選での対抗馬出馬には理解を示した。

 こうした言動に小沢氏の側近議員はいら立ちを隠さない。「代表選を無投票で再選するのが理想だが、悩みの種は尽きない。外に対するより、内に対することだ」

http://www.asahi.com/politics/update/0209/TKY200802080525.html

838片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/10(日) 17:23:36
民主、経団連と意見交換会 14日、政権交代も念頭? '08/2/10

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 民主党と日本経団連が十四日に経済政策に関する意見交換会を開催することが十日、固まった。民主党の小沢一郎代表、経団連の御手洗冨士夫会長の両トップをはじめ双方から計三十人が出席する。小沢氏の代表就任後に双方の幹部が一堂に会するのは初めて。

 経団連側は、参院で野党が過半数を占め、民主党が政策決定過程に大きな影響力を持ったことを重視。次期衆院選での政権交代の可能性も念頭に重点政策で連携を強化する必要があると判断したとみられる。民主党にとっても財界とのパイプは不可欠で、双方の思惑が一致した。

 経団連は民主党大会に現職幹部の大橋光夫政治対策委員長を出席させるなど接近を図っている。ただ、民主党は先の臨時国会で、偽装請負問題が指摘されたキヤノンの会長でもある御手洗氏の参考人招致を求めた経緯もあり、経団連側の対応に党内からは「追及逃れでは」との憶測も出そうだ。

 意見交換会には民主党側から鳩山由紀夫幹事長や直嶋正行政調会長らも出席。税財政や金融政策、年金制度改革、道路特定財源が主なテーマになるとみられる。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200802100259.html

839片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/14(木) 14:19:04
民主・山岡氏「代表選で菅氏は小沢氏支持」
 民主党・山岡国対委員長は栃木・小山市で13日午後、今年9月に行われる民主党の代表選挙について、菅代表代行が小沢代表支持を表明したことを明らかにした。

 「相手(与党側)も必死だ。何とか民主党内をばらけさせてやろうとしている。民主党はばらばらなんていわれるが、そうじゃない。どこだって1人か2人は(考えが違う人が)いる。だからといってばらけるわけではない。こちらが強くなればなるほど向こう(与党)は一生懸命、(民主党内に)手を入れようとしている。鳩山幹事長、そういうのに先手を打って、9月の代表選挙、世の中の選挙はいつかあるかわからないが、代表選挙は小沢代表にやってもらう、小沢支持だと打ち出してくれた。菅代表代行とも打ち合わせしたが、菅さんも『選挙から選挙の間が裁定の期間だ。しかも参議院は小沢代表で勝って今日がある。次の選挙は小沢代表で戦う』と言っておられた。そのうち(菅氏も)公式に言うと思う。民主党が一枚岩で、次の選挙で必ず勝利する態勢に臨んでいっている」−山岡国対委員長は小山市で行われた自身のパーティーで支持者に民主党の結束を強調した。

 さらに「輿石参院議員会長も同じ考えであることを確認した」と述べ、すでに態度を表明している鳩山幹事長を含め、党の3役が「小沢氏支持である」ことを明らかにした。

 ねじれ国会解消のため与党側から民主党を割ろうとする動きがささやかれる中、次の解散総選挙へ向けて、党内外の動きをけん制した形。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20080214/20080214-00000002-nnn-pol.html

840片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/14(木) 23:10:44
小沢氏の続投を支持、菅代表代行と輿石参院議員会長
 民主党の菅代表代行は14日の記者会見で、9月に予定される党代表選に関して、「昨年7月の参院選で躍進して与野党逆転を実現した中で、基本的には小沢代表の下で次期衆院選が戦われるのが自然だ。政権交代の可能性をより高い形でおし進めることになる」と述べ、小沢氏の続投を支持する考えを示した。

 輿石東参院議員会長も記者会見で「小沢代表の下で次の衆院選挙を戦うということは、問われなくても当たり前のことだ」と語った。

 代表選をめぐっては、鳩山幹事長や山岡賢次国会対策委員長が小沢氏続投支持を表明している。党幹部の発言は、小沢氏への対抗馬擁立の動きをけん制する狙いがあると見られる。

(2008年2月14日19時30分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080214-OYT1T00538.htm

841片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/15(金) 02:05:01
民主党:小沢代表、御手洗経団連会長らと意見交換会

日本経団連と民主党幹部の懇談会であいさつする民主党の小沢代表=東京都内のホテルで2008年2月14日午後4時34分、平田明浩撮影 民主党(小沢一郎代表)と日本経団連(御手洗冨士夫会長)による意見交換会が14日、東京都内のホテルで開かれた。小沢氏が経団連会長と公式に会うのは06年5月以来。民主党は小沢氏のほか菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、直嶋正行政調会長ら幹部が総出で臨み、関係重視の姿勢を見せたが、経団連側は「ねじれ国会」を意識し、政府与党と協調姿勢をとるよう民主党にクギを刺した。

 民主党は先の臨時国会で偽装請負問題を指摘し、御手洗氏の参考人招致を求めていたが、一方で次期衆院選に向けた政治献金での協力なども意識し、関係改善に動いた。

 一方、経団連側も民主党が参院第一党となり、政策決定過程への影響力が増したことをふまえ、今年1月の民主党大会に政治対策担当役員を出席させるなど民主党に接近する姿勢を示していた。

 会合では、小沢氏が冒頭で「民主党の考え方に経団連は厳しい評価だ」とけん制。直嶋氏が道路特定財源の暫定税率問題について「廃止による減税効果は大きい」と説明した。

 これに対し、経団連側は「国民生活の混乱を避けるため」として来年度予算案と関連法案の早期成立を要請。御手洗氏も「民主党が参院第一党、責任政党として政府与党と建設的、積極的な協議を進めてほしい」と政府・与党との協調を求めた。【渡辺創】

毎日新聞 2008年2月14日 20時01分 (最終更新時間 2月14日 20時18分)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080215k0000m010104000c.html

842片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/16(土) 14:14:28
民主 北朝鮮対話派の会結成へ
http://www3.nhk.or.jp/news/2008/02/16/k20080216000022.html

民主党を中心にした有志の国会議員は、北朝鮮をめぐる問題について、圧力一辺倒の外交ではこう着状態となっている現状を打開できないとして、北朝鮮との直接対話を通じ、国交正常化を目指すとした新たな議員グループを結成することになりました。
新たに結成される「朝鮮半島問題研究会」は、民主党の川上義博参議院議員ら、15人の国会議員が呼びかけているもので、今月22日に初会合が開かれる見通しです。川上氏らは、日朝ピョンヤン宣言に基づいて北朝鮮との国交正常化の道を切り開くことは、日本の国益につながるとしたうえで、経済制裁などの圧力一辺倒の外交ではこう着状態となっている現状を打開できないと指摘しています。このため研究会では、圧力に重点を置くのではなく、北朝鮮との直接対話を通じ、拉致問題や核問題などの解決をはかり、国交正常化を目指すことにしています。ただ、民主党内には、「北朝鮮に対しては、経済制裁などの強い姿勢で臨むべきだ」という意見も根強くあり、今回の議員グループの結成は、党内に波紋を呼ぶことも予想されます。

843片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/19(火) 02:31:36
む政治:どう出る「求心力低下」小沢代表 大連立の芽、なお手中
 民主党内では小沢一郎代表が再び大連立に飛びつくのではないか、という疑念が消えない。大連立への意欲は衰えず、福田康夫首相の秋波に乗るという見立てだ。求心力は回復しておらず、解散に追い込めないまま9月の代表選を迎えれば、小沢氏は苦しい。「次の一手」は時間との競争になっている。

 5日夜、東京都内の日本料理屋「吉兆」。小沢氏の有力な後援者の稲盛和夫京セラ名誉会長は、小沢氏と菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、輿石東参院議員会長を前にして、「みんなまとまって政権をとってほしい」と団結を説いた。

 「(小沢氏が掲げる)『政治は生活』という考えと同じだ」。稲盛氏は、善政を敷いた「貞観(じょうがん)の治」で知られる中国・唐の太宗皇帝に関する本を一人一人に手渡した。

 昨年11月の大連立構想の破綻(はたん)以来、党内の小沢氏への視線は冷ややかだ。党内は小沢氏周辺とそれ以外の議員との、二層構造になっている。党で選択しないと決めた大連立に小沢氏が走るという疑念が消えず、衆院選挙・政権交代に向けての団結感が出ない。

 日銀総裁人事では、武藤敏郎副総裁の昇格でまとめたい小沢氏に対し、仙谷由人元政調会長らが真っ向から武藤氏を否定した。武藤氏に代わる有力候補が見いだせないにもかかわらず異論が出るあたりが、「小沢氏くみしやすし」の空気を表している。

 小沢氏と鳩山氏との関係もぎくしゃくしている。新テロ対策特別措置法の採決を小沢氏が退席したことや、鳩山氏が小沢氏に求めたダボス会議出席が取りやめになったことも影響している。

 鳩山氏は会見で小沢氏支持を口にしながらも、「代表選は選挙になったほうが活力が出ていい」と無投票にクギを刺した。

 「党内のいろいろなことには、あまり口を出さないようにしている。言いたいこともあるけど、黙っている」

 1月30日夜、都内で若手議員6人と会食した小沢氏はこう漏らした。出席者の一人は「少し疲れている印象だった。『地方でのんびりしたい』とも言っていた」と気遣った。

 ◇首相と協調、党内に疑念

 小沢氏と福田首相の利害は、大連立で一致する。

 首相は解散を先延ばしし、民主党との協調の中で「ねじれ国会」を前に進めたい。その究極の姿が大連立だ。「ポスト福田」の動きも気になり、大連立という局面展開によって、麻生太郎前幹事長らの動きも封じ込めたいはずだ。

 「民主党はあらゆる面でまだ今一歩」とする小沢氏は選挙の勝利に自信を持てない。話し合いで実績を重ねて、大連立構想を復活させ、代表再選に結びつけたいだろう。それを裏付けるかのように大連立の芽を残す動きが目立っている。

 首相は年明けの内閣改造を断念した。改造となれば対決姿勢を前面に出した選挙用の内閣となったはずだ。

 小沢氏は臨時国会で、新テロ特措法案の再可決の際に首相問責決議案提出を見送った。問責決議=首相の否定であり、提出すれば大連立を組む理屈が立たなくなっていた。

 首相は道路特定財源の暫定税率の「つなぎ法案」を撤回し、民主党との決定的な対立を避けた。

 今度は小沢氏の番だ。日銀総裁人事でも武藤氏に同意するという実績を積めば、協調路線は進む。暫定税率延長を含む租税特別措置法改正案の審議は、20日から衆院財務金融委員会で本格的に始まる。議長あっせんで合意された修正は衆院では行われず、参院での扱いが焦点になる。

 ここで自民、民主両党が、修正合意ともなれば大連立へのステップとなる。

 求心力が回復しない小沢氏が、大連立で党内をまとめるのは容易ではない。

 「反小沢」の立場の中堅議員は「大連立は、選挙後よりも選挙前に起こる可能性がある」と、修正問題が契機になると警戒する。民主党の今後の国会対策、政策論議は大連立に絡む党内の駆け引きと無縁ではない。

844片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/19(火) 02:32:40

 ◇9月代表選、岡田氏を意識

 「私はひたすら、総選挙の勝利のために党の理解をもらって全国を回っている」

 13日、山岡賢次国対委員長の地元、栃木県小山市を訪れた小沢氏はあいさつした。

 山岡氏は「鳩山さんが9月の代表選は小沢支持だと言った。菅さんも次の選挙は小沢代表で戦うと言った。輿石さんも、役員のみなさんが表明している。党内で悪さをするのはすっ飛ぶ」と強調した。

 春の解散の可能性がほとんどなくなり、山岡氏ら小沢氏に近いグループは代表選での小沢氏の無投票再選を強調し始めた。半年以上前から動くのは「ポスト小沢」と目される岡田克也副代表を意識しているためだ。

 岡田氏は大連立に反対し、選挙による政権交代を掲げる。小沢氏を直接的には批判しないが、一方で「副代表は執行部ではない」と明言している。

 岡田氏は特定のグループに属さないが、党内の各グループの枠を超え若手中心に待望論がある。菅、鳩山氏を筆頭にグループ単位で支持基盤を固める小沢氏にとっては脅威だ。

 総選挙もなく大連立もならないまま、9月に代表選を迎えた場合、小沢氏の求心力は落ちるだろう。

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 ■小沢氏の自分に関する主な発言

 ◆気力が、いわば途切れたというか、プッツンしたというか。そういう精神状態に陥りました(07年11月7日、辞意撤回の記者会見で辞意の理由を説明)

 ◆2人で話したときは、彼(福田康夫首相)も本当のことを言ってくれたんじゃないか(11月18日、テレビ出演)

 ◆初当選してすぐのころ、甲状腺がんを手術した。声が出なくて政治家も辞めようと思った(11月29日、テレビ出演)

 ◆私も(自民党を)離党してから来年で15年。幕末に黒船が浦賀に来て明治維新がなったのが満15年なので、私自身の命運をかけて来年は決着したい(12月25日、記者会見)

 ◆今度の総選挙が政治家として最後の戦い(08年1月16日の党大会で)

 ◆65歳になってみればわかる。そう若い時のようにあっち行ったりこっち行ったり、走り回ってられなくなる(1月22日、記者会見)

 ◆しょせん、それほど長くなく去っていかなければならない身であります(1月31日、小沢塾で)

 ◆9月に任期が来ることは知っているが、その時自分がどういう態度をとるかはまったく考えていない(2月9日、記者会見)

毎日新聞 2008年2月18日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080218ddm003010123000c.html

845片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 01:10:48
日銀総裁人事:「民主党の意見も反映できる」小沢代表
 民主党の小沢一郎代表は19日の記者会見で、日銀総裁人事について「(候補が)所見を述べるので、話を聞いた上で最終的に判断する。拒否するだけの人数は参院にあるので、必然的に民主党の意見も反映することができる」と述べた。総裁候補に民主党の考え方を十分尊重するよう求める考えを示した。

 元財務事務次官の武藤敏郎副総裁の総裁登用案に対し、財政当局と金融政策の分離の点から党内に反発があることについては「国債発行が巨額に上り、金融政策にも影響してくる。広い視野が日銀(出身)であれ財務省(出身)であれ大事なことだ。(出身は)勘案しなければならないが、本質よりレベルが低い」と述べた。

 一方、鳩山由紀夫幹事長は19日にTBSのラジオ番組に出演し、武藤氏について「財政と金融の分離はきちんとしなければならない。副総裁だった5年間は評価が高くない。民主党はなかなか難しい」と述べ、党内の反発が強いことを強調した。武藤氏に対し、国会での意見聴取などで十分な説明をするようけん制したとみられる。【佐藤丈一】

毎日新聞 2008年2月19日 20時18分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080220k0000m010110000c.html

846片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/23(土) 13:05:08
民主など有志、対北朝鮮「融和」議連が発足 自民党対話派と連携を視野に
2月23日8時2分配信 産経新聞


 民主党と国民新党の国会議員有志が22日、北朝鮮との「交流の促進」によって拉致、核・ミサイル問題の解決や日朝国交正常化を目指すことをうたった議員連盟「朝鮮半島問題研究会」を発足させた。対話の一環として北朝鮮訪問を検討するほか、自民党側で訪朝を模索している同党朝鮮半島問題小委員会の山崎拓最高顧問(元党副総裁)らと連携する方針だ。自民、民主両党の「対北融和派」連携の動きに、北朝鮮に強い姿勢で臨んできた超党派「拉致議連」関係者から警戒の声が出ている。

 発足会合には民主党議員15人、国民新党1人が出席。会長に民主党の岩國哲人国際局長、事務局長に川上義博参院議員、顧問に石井一副代表、鉢呂吉雄「次の内閣」外務担当ら、副会長に自見庄三郎国民新党副代表を選んだ。

 岩國氏は「日本は『対話と圧力』が方針だが、民主党には対話がなかった」と、拉致・核問題解決には対話が重要と強調。「日韓議員連盟があるが、北にも同様のものができないはずがない」と述べ、休眠中の日朝友好議連のような超党派議連結成を想定していることを明らかにした。

 さらに岩國氏は、小沢一郎代表の訪朝の将来的な実現に期待感を表明。川上氏は21日に山崎氏と連携について協議したと報告し、記者団に「圧力を否定しないが、別の方法で拉致問題を有効に解決したい」と述べた。岩國氏は来週にも山崎氏と会談し、自民党との超党派訪朝団も含め、連携について協議する考えだ。

 一方、民主党内には「融和に傾きすぎて、拉致問題が棚上げになる恐れはないか」(拉致議連メンバー)との声もある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080223-00000059-san-pol

847片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/23(土) 13:05:40
自民、民主両党幹部 日銀総裁人事めぐって協議
2月23日8時2分配信 産経新聞


 ■鳩山氏は不快感

 日本銀行の福井俊彦総裁の後任人事問題で、自民、民主両党の幹部が21日夜に非公式に接触、武藤敏郎副総裁を昇格させる案を協議していたことが22日明らかになり、波紋を広げている。

 横浜市内で会談していたのは、自民党は伊吹文明幹事長、二階俊博総務会長、大島理森国対委員長。民主党は山岡賢次国対委員長。自民党側が武藤氏昇格を「余人をもって代えがたい」と要請。山岡氏は武藤副総裁就任時に民主党が反対した経緯を指摘し「(民主党が)納得できる理由を示してもらいたい」と述べたという。武藤氏昇格の国会同意人事提出への環境整備とみられる。だが、これに国民新党の亀井久興幹事長が反発。22日に民主党の鳩山由紀夫幹事長に対して「自民党と裏で手をつないでいると感じられるようなことは気をつけるべきだ」と不快感を表明した。横浜の会談に参加していなかった鳩山氏も、記者会見で「こういうことが起きると(民主党として)政府の声を素直に聞くことがますます難しくなると心配している」と複雑な表情をみせた。

 両党間では21日以前にも、武藤氏昇格の打診が行われていた。伊吹、大島両氏は14日から、武藤氏昇格を念頭に民主党側と接触を重ね、19日朝には、都内のホテルで大島氏と山岡氏が会談。この際、大島氏は武藤氏の名前こそ出さなかったが「なかなか(武藤氏に)代わる人物がいない」と話したという。

 政府・与党は、日銀総裁の国会同意人事の提示方法が25日の衆参両院の議院運営委員長会談でまとまった後、武藤氏を昇格させる人事案を、衆参両院へ提示する時期を最終判断する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080223-00000054-san-pol

848片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/28(木) 10:20:52
「小沢氏、3月決戦考えなかったのでは」 民主税調会長
02/24 20:03更新
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 民主党の藤井裕久税調会長は24日のテレビ朝日の番組で、次期衆院選の時期について、「(小沢一郎代表が)本当に3、4月の解散を考えていたのか疑念を持っている。政治には勢いが必要だ。努力のシンボルだろう」と述べた。民主党はこれまで年金記録統合問題や道路特定財源問題をテコにして政府・与党を解散に追い込む「3月決戦」をスローガンにしてきた。しかし、小沢氏に近い藤井氏がその方針を否定したことになり、波紋を広げそうだ。
 藤井氏は小沢氏が「3月決戦」を想定していないとする根拠として、東京で選挙区候補がすべては内定していない現状をあげ、「決まっていないのは負けるということだ。それがそのままになっているということで自ずとわかるだろう」と指摘した。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/125234/

849片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/01(土) 23:34:11
民主、武藤氏昇格に不同意 日銀総裁、山口氏も浮上 '08/3/1

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 民主党は、今月十九日に任期を終える日銀の福井俊彦総裁の後継人事に関し、有力視される武藤敏郎副総裁の昇格案を提示されれば不同意とする方向で週明け以降、最終調整に入る。民主党幹部では容認論が主流だったが、野党の意向に反し与党が二〇〇八年度予算案などを採決したことで「信頼関係が完全に失われた」(小沢一郎代表)として方針を転換する。

 政府、与党は四日にも人事案を提示する方針だが、武藤氏昇格を提示するのか、別の候補になるのかが焦点。武藤氏を軸に検討しているが、民主党の動向を見極めて最終判断する。別の候補として元日銀副総裁の山口泰氏も浮上している。

 武藤氏昇格について民主党幹部は一日、「完全に受け入れられる状況ではなくなった。同意は百パーセントなくなった」と表明。「これは小沢代表の意向だ。予算案採決を強行するなら日銀総裁人事も吹っ飛ぶという考え方だ」と述べた。同時に参院審議が正常化しても状況は変わらないとの認識を示した。

 小沢氏も同日の盛岡市での記者会見で、武藤氏昇格について「仮定の話に答えるわけにはいかない」としながらも「総裁人事であれ、与野党で冷静に話し合う状況でなくなった」と述べた。

 別の候補の場合、民主党は速やかに同意する構え。武藤氏であれば共産、社民両党も不同意の方針で、野党が過半数を占める参院で「否決」されて総裁ポストが空席となるのは確実。ただ、民主党内には「本当に空席にしていいのか」との懸念もあり、判断が変わる可能性も消えてはいない。

 小沢氏は日銀総裁が空席になった場合については「事実上の支障は来さないが、内外の評価が芳しくなくなるのは間違いない。ただ、そうなるか、ならないかは、ひとえに政府の責任だ」と強調した。

 民主党幹部は「政府は武藤氏以外を検討し始めたのではないか。山口氏なら党内が同意でまとまる可能性はある」との見方を示した。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200803010301.html

850片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/01(土) 23:34:34
採決強行「口実」に結束 民主の武藤氏昇格不同意 '08/3/1

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 【解説】民主党が日銀総裁人事で武藤敏郎副総裁の昇格に不同意の方向となったのは、与党による予算案の採決強行を「口実」に、党内の根強い武藤氏反対論に配慮、衆院選に向け結束を保ちたいとの思惑がある。

 民主党では武藤氏昇格について幹部では容認論が広がる一方、同意人事を検討する「小委員会」のメンバーらは「元財務事務次官の武藤氏では『財政と金融の分離』の原則に反する」と反対しており、秋の代表選をにらんだ党内抗争にもつながりかねないとの見方も出ていた。

 「容認論」といっても武藤氏昇格で積極的に党をまとめる動きはなく、主要幹部は提示後の党内手続きの中で反対論が続出し、紛糾する事態を危惧きぐ。このため党内に強い反対論があることを与党に伝えて、自発的な「候補差し替え」に期待するなど「軟着陸」も模索していた。

 予算案の採決が焦点になると「与党が予算案で強行突破するなら、素直に政府の意見を聞く気にはなれない。日銀総裁人事だけは別だという判断はできない」(鳩山由紀夫幹事長)と政府、与党をけん制したが、採決強行を反対理由にできるよう伏線を張る狙いもあった。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200803010302.html

851片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/02(日) 02:43:37
小沢代表、信頼関係崩れたと与党批判
 来年度予算案と、ガソリン税の暫定税率の維持などを盛り込んだ税制改正法案が、野党の反対を押し切って衆議院を通過した事を受け、民主党の小沢代表は、信頼関係が崩れたとして与党を強く批判しました。

 「(衆参の)議長あっせんの趣旨にも反して、無理やり数で(採決を)強行する。政党としての信頼関係というのは崩れてしまっているのではないかと」(民主党 小沢一郎 代表)

 また、小沢代表は、今月19日に任期が切れる日銀総裁の後任人事について、「政府与党に対する信頼関係が完全に失われ、冷静に話し合う状況ではなくなった」と述べました。これに関連し、民主党幹部は、政府与党内で有力視される武藤副総裁の昇格について、「受け入れられる環境では100%なくなった」と断言しました。

 これに対し、自民党の伊吹幹事長は1日夜、「福田総理や経済界が推す武藤氏を承認しないというのは、まさに政治の介入だ。税制改正案が衆議院を通過した事で武藤氏の見識や実力が変わったのか」と述べ、民主党の対応を批判しました。

 ただ、政府与党内では、武藤氏以外の選択肢として、日銀の元副総裁、山口泰氏らの可能性を探る動きも出ています。(01日22:49)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20080302/20080302-00000001-jnn-pol.html

852片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/03(月) 01:21:46
審議拒否「最低1週間」、民主・山岡国対委長が明言
 民主党の山岡賢次国会対策委員長は2日、2008年度予算案の参院での審議について、「与野党の話し合いがついていないものを(衆院で)強行採決した。(衆参両院の)議長あっせんを完全に崩壊させ、党内で大きな怒りを買っている。こういう状態では、少なくとも1週間は審議できない」と述べた。

 都内で記者団の質問に答えた。民主党は当面、参院だけでなく衆院も含め両院で国会審議を拒否する方針だ。

 また、山岡氏は、ガソリン税の暫定税率を維持する租税特別措置法改正案などを含む税制関連法案について、「年度内にやらなければいけない国民生活に必要なものは、先に採決する」とも語った。国会が正常化しても政府提出の税制関連法案と民主党の対案の一括審議には応じず、民主党案の審議を優先させる考えを示したものだ。

 これに対し、自民党の大島理森国会対策委員長は2日のNHKの報道番組で、「話し合うチャンスを政党間で作りたい。参院でも(政府案、民主党対案の)両案を並べて委員会で議論し、一定の所に来たら(政府案の修正を)考えていく寛容性と構えを持たないといけない」と述べた。

 また、公明党の漆原良夫国対委員長も同番組で「政党間で、あるいは地方の皆さんも入って、協議機関を作って議論することは大事だ」と述べ、道路整備に関する与野党の協議機関を設置すべきだと強調した。

(2008年3月3日00時04分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080303-OYT1T00003.htm?from=main2

853片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/03(月) 01:24:38
「信頼関係失われた」小沢代表、与党・政府を批判 盛岡
 民主党の小沢一郎代表は1日、盛岡市内で開かれた党岩手県連の定期大会であいさつし、新年度予算案が衆院を通過したことについて「なぜ数をもって強行しなければいけないのか。わたしの常識からすれば不可解だ」と与党を厳しく批判した。

 小沢代表は「仮に議論が遅れても実際の執行には影響はなく、強行しなければいけない理由は全くない」と指摘。「与党の焦りというか、自分たちの政治に対する自信のなさを証明した」と述べた。

 小沢代表は大会後の記者会見でも、「今の自公(政権)のやり方は幼稚で無知。政府に対する信頼関係は完全に失われた状況にある」と強調。日銀総裁の後任人事では「与野党で冷静に話し合う状況にはない」と語り、政府案に同意する状況ではないとの認識を示した。

◎早期解散の可能性十分 小沢代表
 民主党の小沢一郎代表は1日、盛岡市内で開いた記者会見で、衆院の解散総選挙の時期について「福田内閣は非常に危うい。早期解散の可能性は十分にある」との認識を示した。「単独過半数がベストだが、野党で過半数を取れるよう全力を注ぎたい」とも語り、3月中に全国行脚を始める方針を明らかにした。

 次期衆院選で岩手4区から、太田昭宏公明党代表の選挙区である東京12区に国替えすると、一部週刊誌などが報じたことでは「選挙になったらお答えします」「今はそんな考えは持っていない」などと述べた。

 地元の岩手県内で唯一、議席のない岩手2区に関しては「(候補者に対する有権者の)理解も着実に進んでいる。パーフェクトにしたい」と全県制覇に意欲を見せた。
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080302t31020.htm

854片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/09(日) 23:48:57
12日に参院採決を検討 民主、日銀総裁人事 '08/3/9

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 民主党は九日、焦点の日銀総裁人事案で、十一日の総裁候補らの所信聴取と各党質疑を受け、議会運営の主導権を握る参院で十二日に本会議を開き、武藤敏郎副総裁の昇格に「不同意」とする日程の検討に入った。政府、与党はこれに反対する構えで、十日に正常化する予定の国会で駆け引きが激しくなりそうだ。

 民主党以外の共産、社民、国民新の三党も武藤氏昇格案に反対する方針のため、現状では野党が過半数を占める参院で不同意となる見通しだ。参院での十二日採決案には、十九日の総裁任期切れをにらみ早期に結論を出すことで政府に人事案再考の時間的な余裕を与えると同時に、「空席」で混乱が生じた場合の責任を回避する狙いがある。

 日銀正副総裁人事は衆参両院の同意が必要で、仮に参院で先に不同意となれば、政府は人事案を練り直した上で再提示を迫られる。このため与党内では民主党の説得を目指して、採決時期を引き延ばすべきだとの意見が出ている。

 自民党の伊吹文明幹事長は九日のNHK番組で「日本経済のかじ取りをする人の資質、能力を見てから結論を出すべきだ」と早期採決論をけん制。「衆参本会議採決までに政党間で話し合わなければならない」と述べ、採決前に与野党協議を呼び掛ける考えを示した。

 これに対し、民主党の菅直人代表代行は同じ番組で、武藤氏昇格案への同意は困難と重ねて表明。政府、与党が総裁空席回避を訴えていることに関し「ぎりぎりに提示し、野党のせいにするのは筋が違う」と反論した。

 与野党は十日午後の参院予算委員会理事懇談会で二〇〇八年度予算案の審議入り日程を協議し、国会は正常化する見込み。与党は十一日からの質疑開始を要求。野党は鴻池祥肇委員長(自民党)の委員会運営などに反発しているほか、衆参両院議院運営委員会での総裁候補らの所信聴取などが予定される十一日の審議に難色を示している。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200803090318.html

855片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/10(月) 01:40:04
民主・菅氏、「採決棄権」を否定 日銀総裁人事
2008年03月09日17時43分

 民主党の菅直人代表代行は9日のNHKのテレビ番組で、日銀新総裁に元財務事務次官の武藤敏郎副総裁を昇格させる政府案について、「財務省OBというだけで絶対だめとは言っていない。ただ、武藤さんは『ミスター財務省』と言ってもいいくらい、財務省そのものという認識が強い」と難色を示した。参院本会議の採決で同党が棄権するとの見方には「責任をあいまいにすることになる。理由を明確にして、『ノーならノー、イエスならイエス』と言うべきだ」と否定した。

 また、同党の前原誠司副代表は同日のフジテレビの番組で「(武藤総裁案は)手続きに従って否決する。その時、だれがふさわしいのかお互い知恵を出し合い、極力、空席を回避するための知恵を出すべきだ」と述べ、党首会談による決着もあり得るとの考えを示した。
http://www.asahi.com/politics/update/0309/TKY200803090114.html

856片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/12(水) 01:06:43
櫻井よしこ氏招き勉強会 外国人地方参政権で民主推進派
2008.3.12 00:44
 永住外国人への地方選挙権付与を推進する民主党の「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議連」(岡田克也会長)は11日、ジャーナリストの櫻井よしこ氏を講師に招き、国会内で4回目の会合を開いた。

 櫻井氏は、外国人への選挙権付与に反対の立場から「特別永住者の歴史的経緯を考慮し、日本の国内法の順守を誓約してもらった上で、国籍取得の条件を特定的に簡素化する必要がある」と主張した。また「外国籍のまま選挙権を与えるとアイデンティティーと実際の国籍の間のギャップを永続的に固定化してしまう」と指摘した。

 これに対し、岡田氏は「それも含め本人が背負っていく話だ。もし私が外国で2、3世として生まれ育ち、『選挙権を得たければ国籍を捨てろ』といわれたら許せない」と反論した。

 出席した議員からは、「極めて共鳴した」(蓮舫参院議員)「おおむね私の認識と同じだ。帰化を簡素化するには、極論かもしれないが宣誓書も必要ないのではないか」(牧義夫衆院議員)などの意見も上がった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080312/plc0803120043001-n1.htm

857片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/15(土) 01:20:25
民主党と国民新党、武藤案再提示なら不同意を確認
 民主党の菅代表代行、鳩山幹事長と国民新党の亀井静香代表代行らは14日、国会内で会談し、日銀総裁人事で、政府が武藤敏郎副総裁の昇格案を再提示した場合は同意しない方針を確認した。

 鳩山氏は同日の記者会見で、「(日銀総裁が)空席の場合、副総裁が代行としてしばらく仕事をするのが望ましい。今の日銀法で粛々と行えば良い」と述べ、後任総裁が決まるまで現在の福井俊彦総裁が職務を執行できるようにする日銀法改正に慎重な考えを示した。

 また、この日開かれた民主党の同意人事検討小委員会も、武藤副総裁の再提示を受け入れられないという認識で一致。日銀法改正についても否定的な意見が大勢を占めた。

 一方、町村官房長官は14日、衆参両院の議院運営委員長に人事案を17日に提示することを正式に伝えた。

 福田首相は14日、日銀総裁の人事案について「すべて白紙で考える」と指摘。さらに、「(総裁の)空白は作りたくない。為替も株も大きな変動をしている。そういう時に中央銀行の総裁、副総裁が決まらないのは問題がある」とした。首相官邸で記者団に語った。

 また、公明党の太田代表は14日の記者会見で、「(参院で武藤氏に)不同意の結果が示されたことは重く受けとめるべきだ」と述べ、総裁候補の差し替えはやむを得ないとの認識を示した。

(2008年3月14日22時54分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080314-OYT1T00714.htm

858片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/15(土) 01:26:51
小沢氏「選挙準備怠るな」 若手議員と懇談会
3月14日8時1分配信 産経新聞


 民主党の小沢一郎代表は13日、党所属若手議員との期別懇談会をスタートさせた。小沢氏は同日夜、東京・赤坂の中華料理店で当選2回の同党衆院議員を前に、「福田内閣は非常に不可解だ。サブプライムローン問題は国民生活に相当大きく影響を及ぼすだろう。そんな中で、予期せぬことが起きる感じを持っている。常在戦場だ。政権交代がかかっている選挙準備を怠るな」と語った。

 出席者によると、小沢氏は「福田康夫首相には解散する力がなく、追い込まれれば総辞職するかもしれない。ただ、新政権になっても早晩解散せざるを得ないだろう」とも指摘したという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080314-00000086-san-pol

859片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/21(金) 03:23:31
民主党:国民新党と日銀・道路ですきま風 関係維持に懸命
 民主党が参院で統一会派を組む国民新党との間ですきま風が吹いている。日銀総裁人事では、総裁候補の田波耕治国際協力銀行総裁を不同意にした民主党に対し、国民新党は同意した。道路特定財源問題でも民主党と国民新党では主張が真っ向から対立する。一方で、次期衆院選では選挙協力を進めているため、民主党は国民新党が訴える原油高対策法案の共同提出を検討するなど、関係維持に懸命になっている。

 「中央銀行総裁が空席では世界中から物笑いになる。日銀総裁を政争の具にしてはいけない」。19日、国民新党の綿貫民輔代表は、総裁候補を2回続けて不同意にした民主党の対応を暗に批判した。

 日銀総裁人事で混迷を深める福田政権に対し、民主党は、年度末に道路特定財源の暫定税率期限切れでさらに追い込み、衆院解散・総選挙につなげる「4月決戦」を描く。ところが国民新党の政策は「道路特定財源維持」「暫定税率堅持」だ。次期衆院選で民主党は4小選挙区で国民新党の公認候補を推薦し、国民新党も15小選挙区で民主党の公認候補を推薦している。それだけに両党間には困惑も広がる。

 暫定税率撤廃でガソリン値下げを主張する民主党に対し、国民新党はガソリンの値上がり分を公費で補てんする原油高対策を打ち出している。民主党は対策面では国民新党との協力も可能と判断。鳩山由紀夫幹事長は19日、月内にも国民新党の対策を反映した法案を参院に共同提出するよう指示した。国民新党は単独では法案が提出できないため、共同提出で同党をつなぎとめる狙いがある。【佐藤丈一】

毎日新聞 2008年3月20日 20時31分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080321k0000m010088000c.html

860片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/23(日) 00:41:04
民主、修正協議拒否へ 暫定税率廃止譲らず '08/3/23

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 民主党の鳩山由紀夫幹事長は二十二日のTBS番組で、与党から揮発油税の暫定税率維持を盛り込んだ税制改正法案の修正協議入りを要請されたことに関し、道路特定財源の全額一般財源化と暫定税率廃止が確約されなければ協議に応じない考えを表明した。民主党は二十四日に小沢一郎代表ら党執行部が協議し、正式に拒否方針を決める見通しだ。

 鳩山氏は「最初に先送りを決めたものは駄目だ。今やると言ってもらえなければ信頼できない」と指摘。全額一般財源化と暫定税率廃止は「切り離せない」とした上で、暫定税率廃止を優先させる意向を表明した。

 二十二日夜の栃木県真岡市の会合でも、与党修正案を「道路特定財源の一般財源化は秋以降に先送りし、暫定税率の話もない『ゼロ回答』だ」と批判し「そういう修正案に乗れるはずがない」と述べた。

 同じ会合で山岡賢次国対委員長は税制改正法案を与党が衆院で再議決した場合の対応に関し「福田康夫首相への問責決議案を提出し、衆院解散まで戦う」と強調した。

 一方、前原誠司副代表は京都市での党府連大会で「堂々と協議に乗るべきだ。根本的なことで折り合わなければ、はねてもいい。国民の目線で、しっかりわれわれの主張をしていくことが求められる」と述べた。

 自民党の伊吹文明幹事長は鳩山氏と同じテレビ番組で、税制改正法案をめぐる先の衆参両院議長あっせんについて「ほごになったと一方的に宣言するのは議長に対してせんえつだ」と述べ、あっせんに基づき年度内に成立させるべきだと主張した。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200803230097.html

861片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/28(金) 02:16:16
地方改革議連:民主の地方議員経験者らが「分権の会」設立
 民主党の地方議員、首長経験者の国会議員が27日、地方行政改革を目指す議連「民主分権の会」(会長・鈴木克昌衆院議員)を設立した。地方分権改革を掲げるが、道路特定財源の暫定税率期限切れが迫り、地方の反発が高まっているのを受け、「暫定税率廃止」という民主党の主張こそ“地方の本音”とアピールする狙いもある。

 地方議員、首長経験者61人中56人が参加。中心メンバーは小沢一郎代表に近い議員がそろい、「設立は代表の肝いり」ともされる。

 顧問に就任した岩国哲人衆院議員(元島根県出雲市長)は、「全国の99.7%の首長が、暫定税率維持という政府の意向に沿った行動をとらされ異常だ」と指摘。政府・与党が地方に強要していると批判した。

 一方、現職の首長らで構成する「地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合」(せんたく)も、30日に地方自治体の首長約50人で「地方政府創造会議」を発足させ、賛同する国会議員らの「せんたく議連」と地方分権論議を始める。ただし、同議連は暫定税率維持派から撤廃派まで同居しており、道路問題で方向性を打ち出すのは難しそうだ。【渡辺創】

毎日新聞 2008年3月27日 19時12分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080328k0000m010039000c.html

862片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/29(土) 10:03:43
ガソリン値下げ確定的 倒閣ありき笑う小沢氏 
3月29日8時3分配信 産経新聞


 「自民党政府の言う通りにいかないと国民生活が混乱するという論理は半世紀以上続いた長期権力のおごりと錯覚だ。私たちは国民生活のため頑張っていく」

 民主党の小沢一郎代表は28日、水戸市内の労働福祉会館で、連合茨城の幹部との会合でこう強調した。「4月からの揮発油(ガソリン)税の暫定税率失効=ガソリン値下げ」がこの日、確実となったのを受けた“勝利宣言”だった。

 小沢氏はこの後の記者会見で、福田康夫首相の「新提案」をめぐる党首会談を問われ、「何回会ってもいいが、暫定税率維持が首相の主張だ。かみ合わないでしょ」とにべもなかった。それでも福田首相はガソリン値下げが確定的となった28日夜、「小沢代表に(党首会談の)機会をぜひつくってほしい。暫定税率を廃止したら財政に穴が開き、国民生活や地方財政にどう影響を与えないようにするのかを聞きたい」と会談を呼びかけた。

 だが、小沢氏には党首会談をする気は毛頭ない。何がなんでもガソリンを値下げさせ福田内閣を窮地に追い込んで打倒する−との政局的な判断があるからだ。昨年11月の党首会談による大連立騒動の失敗の二の舞いをする余裕はないのだ。このため、会見ではわざわざ、「1世帯当たり(年換算で)平均6万円くらいの減税効果だ。暫定税率延長の必要はない。その分を国民に還元した方がいい」と首相との溝を強調した。

 これに先立ち、小沢氏は衆院選対策のため水戸市内の農業法人を視察した。

 「首相も会えない方なのに、来ていただいて光栄です」。農業法人の責任者が話しかけると、「あはは」と笑った小沢氏はこう軽口をたたいた。「永田町は空気悪いからねえ。ほんとに」。

 小沢氏の機嫌の良さはどこから来るのか。与野党が28日、歳入関連法案の租税特別措置から道路特定財源の暫定税率を除いたブリッジ(つなぎ)法案の年度内成立で合意したからだ。「道連れ増税」の回避は、もともと民主党が対案で求めていたものでもある。これは、福田首相が行った「新提案」の最大の眼目である道路財源の暫定税率維持を含む歳入法案の年度内成立が不可能となり、ガソリン価格が下がることを意味する。民主党幹部の一人は「首相の新提案は完全に宙に浮いたな」と語る。

 ただ、ガソリン値下げは1月末に歳入関連法案そのもののブリッジ法案の衆院採決を見送った政府・与党の戦術ミスから実現したようなものだ。道路族議員を抱える自民党の党内手続きを経ないまま打ち出した首相の新提案、日銀総裁人事の迷走…。いずれも「敵失」が民主党に有利に働いているだけでもある。

 小沢氏は、連合茨城の幹部との会合でこう強調もした。

 「国会次第では近く衆院選もあり得る。少なくとも今年中には衆院選は必ずある」(榊原智)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080329-00000056-san-pol

863片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/29(土) 14:08:31
小沢が勝利宣言…ガソリン値下げで「さあ総選挙だ」
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_03/t2008032901_all.html

 ガソリン値下げが確定的になったことで、民主党の小沢一郎代表は28日、“勝利宣言”し、軸足を倒閣へとシフトしている。対する福田康夫首相は、道路特定財源の09年度からの一般財源化という大冒険まで棚上げされて“空気”状態。明暗がくっきり分かれた。

 「永田町は空気悪いからねぇ。ほんとに」

 小沢氏は28日、水戸市内の農業法人を視察した際、責任者から「首相も会えない方なのに、来ていただいて光栄です」と声をかけられ、笑顔でこう軽口をたたいた。

 与野党は28日、オフショア市場の優遇税制など道路特定財源以外の7項目の特別税制措置を5月末まで2カ月間延長する「つなぎ法案」に合意。ガソリン税率が4月1日から下がることが確定的になった。

 与党は盛んに「民主党のせいで国民生活が混乱する」と宣伝していたが、混乱は最小限にとどまる公算が大きくなり、民主党幹部は「これで伸び伸びとガソリン値下げの継続を訴えられる」と小沢氏の上機嫌の裏側を代弁した。

 連合茨城の幹部との会合でも、小沢氏は「自民党政府の言う通りにいかないと国民生活が混乱するという論理は、半世紀以上続いた長期権力のおごりと錯覚だ」と切り捨て、「今年中には総選挙は必ずある」と強調した。福田首相は党首会談を呼びかけているが、小沢氏は「何回会ってもいいが、暫定税率維持が首相の主張だ。かみ合わないでしょ」と一蹴した。

 一度下がったガソリン代を政府・与党が衆院の3分の2を使って再可決するかを焦点に、政権の打倒をめざす戦略を描いているとみられる。

 一方、福田首相の「新提案」は28日与野党間で議論に上がることはなく、道路族の二階俊博総務会長ですら「心は全面的に支持する」と述べるなど、批判の嵐がウソのようにおさまり、話題になることも少なかった。

 自民党中堅は「まず与党の足並みが乱れていては野党につけいるスキを与える。あと、こちらのほうが大きいと思うが、どうせ福田首相は『一般財源化』を議論する時期までもたないと、考えているのではないか」と解説する。首相発言の価値も落ちたものだ。

ZAKZAK 2008/03/29

864片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/02(水) 11:30:35
辞任なければ問責 小沢氏『厚労相、国民にうそ』
2008年4月2日 朝刊

 民主党の小沢一郎代表は一日の記者会見で年金記録不備問題で三月末までに名寄せを終えるとした政府・与党の公約に違反したとして、舛添要一厚生労働相が辞任しない場合は問責決議案を今国会で参院に提出する方針を事実上明らかにした。

 小沢氏は「結果として国民にうそをついたことになる。担当閣僚の責任は非常に重い」と指摘。「自発的に謝罪し、自ら責任を取るという行動に出ない場合は、(問責提出を)選択肢の一つとして考えながら監視していく」と明言した。

 会見で小沢氏は「政府・与党が公約違反を認めず、問題を放置し続けるなら、速やかに政権交代し、民主党に問題解決を委ねるべきだ」とする党声明も発表。声明は七十五歳以上の被扶養者に新たに保険料納付を義務付けた後期高齢者医療制度の即時撤回も求めた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008040202000330.html

865片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/02(水) 11:43:27
民主・木俣議員 党員資格停止 NHK東海

民主党は1日の常任幹事会で、先に参議院本会議で行われた、日銀総裁の同意人事の採決で、党の方針に反して政府案に賛成した、愛知選挙区選出の木俣佳丈参議院議員について、党員資格停止1か月の処分とすることを決めました。木俣佳丈参議院議員は、先月19日に開かれた参議院本会議の採決で、日銀総裁に元大蔵事務次官の田波耕治氏を起用する政府の人事案に、党の方針に反して同意しました。これについて民主党は、常任幹事会で「木俣議員の行為は、党の結束を乱し、与野党逆転を求めた民意を裏切る重大な倫理規則違反だ」として党の倫理規則に基づき、木俣議員を離党勧告の次に重い党員資格停止1か月の処分とすることを決めました。

866片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/04(金) 00:35:45
思いやり予算:民主、反対討論行わず 代表ら10人欠席
 在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)の根拠となる特別協定承認案の衆院本会議採決で、初の反対に踏み切った民主党は、採決に先立つ反対討論を行わなかった上、小沢一郎代表をはじめ10人が欠席した。欠席者は日米同盟への影響に対する懸念を指摘しており、国会戦術と日米関係への配慮とのはざまで揺れる党内事情が浮き彫りになった。

 同党は、2日の衆院外務委員会では反対討論を行い「基地の役割は日本の防衛から世界戦略を担うことに転換している。費用負担のあり方を見直すべきだ」と述べた。しかし、この日は反対討論を行わなかったため、自民党席からは「何で民主党はやらないんだ」とやじが飛び、共産、社民両党の席から拍手がわく場面も。民主党の中堅議員は「これまで賛成してきた重要議案に反対する以上、立場を説明すべきだった」と漏らした。

 衆院事務局によると記録のある67年以降、他の野党が反対討論をしたのに野党第1党が行わなかったのは初めてという。民主党内には承認案への賛成論も一部に根強く、本会議で討論を行うことによるあつれきを避けたと見られる。

 小沢代表は千葉市内で記者団に対し、思いやり予算について「韓国やドイツの倍も負担しているのはなぜなのか」と指摘する一方、欠席の理由については「別の日程があったので出なかった」と説明。記者から「別な日程とは」と聞かれると「それはあんたに言う必要はない。私には私のプライオリティー(優先順位)がある」と突き放した。【田中成之】

毎日新聞 2008年4月3日 23時55分
http://mainichi.jp/select/today/news/20080404k0000m010130000c.html

867片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/05(土) 00:55:23
租特法改正案:したたか民主戦略 ガソリン値下げ実現
 揮発油(ガソリン)税の暫定税率延長を含む租税特別措置法改正案の参院での審議が4日、ようやく始まった。予算関連の重要法案が、2月末に衆院を通過してから1カ月以上。異例のたなざらしの経過をたどると、状況に応じてあれこれ理由を変えながら、3月末の税率期限切れで「ガソリン値下げ」を実現させるため、ひたすら審議入りを避けてきた民主党のしたたかさが浮かび上がる。

 「参院第1党としての判断をすべきだった。政局を念頭に衆院解散に追い込むことだけが目的の行動だ」。自民党の椎名一保氏は4日の参院本会議で異例の批判を展開した。

 従来、租特法改正案は予算案と並行して審議し、3月末に成立させるのが通例。「年度をまたいでの審議入りなんて初めてだ」(参院自民党国対幹部)との嘆きも漏れる。

 民主党はまず、衆院での予算案採決を「強行採決」と批判。「年度内に一定の結論を得る、とした衆参両院議長あっせんはほごにされた」と主張し、単独で過半数を握る予算委員会の審議を拒否。与党も委員会室に福田康夫首相以下全閣僚を待機させる異例の対応で野党を挑発し、空転は1週間に及んだ。

 3月10日に与野党協議が再開すると、今度は日銀総裁人事案の提示をとらえて「人事案件が優先だ」と主張。13日の予算委が始まると、同委を連日開き、答弁する閣僚の日程を縛り付けた。租特法改正案を審議する財政金融委員会の「定例日(火、木曜日)厳守」の主張との合わせ技で審議入りを遅らせた。

 3月下旬。民主党の対案可決を「政府案の否決」と見なし、衆院で租特法改正案を再可決するという与党の「奇策」が浮上すると、民主党は「再可決しない」との確約を与党に要求。結局、道路関連を除く暫定税率を延長する「つなぎ法案」で歩み寄ったが、租特法改正案は審議入りできずに3月末を迎えた。

 与党は民主党出身の江田五月議長にも仲裁を求めたが、江田氏は「与党の衣の下に(再可決という)よろいが見え隠れする。話し合いを促すのをちゅうちょする」と動かなかった。

 ただ、民主党の対応は昨年の新テロ対策特措法の時から予想された。参院自民党のベテラン議員は「民主党は最初から期限切れだけが狙いだった。こっちも勝負しないからこうなる」と与党の戦術ミスを指摘した。【田中成之、山田夢留】

 ■民主党が審議入りを引き伸ばしてきた理由の移り変わり■

2月29日 08年度予算案衆院通過

    →「与党が採決を強行した」

3月10日 与野党協議を再開

    →「日銀総裁人事が優先」

  13日 予算委員会始まる

    →「財政金融委員会の定例日を厳守」

  下旬 与党の「奇策」が浮上

    →「再可決しないと確約を」

4月1日 暫定税率が失効

  4日 参院で審議入り

毎日新聞 2008年4月4日 22時48分(最終更新 4月4日 23時36分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080405k0000m010133000c.html

868片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/08(火) 16:07:31
小沢、沈黙のワケ…日銀人事めぐり民主幹部会で亀裂
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_04/t2008040809_all.html

 日銀総裁人事で、政府は白川方明副総裁(58)を昇格させ、副総裁に渡辺博史一橋大大学院教授(58)を起用する案を国会に提示した。参院多数を握る民主党は白川氏昇格は容認する方針だが、財務官出身の渡辺氏については結論が出ず、8日の所信聴取を踏まえ、同日夕の国会役員会で正式に対応を決める。党内亀裂もささやかれる中、小沢一郎代表が7日夜の党幹部会で沈黙を守った理由とは。

 鳩山由紀夫幹事長「党内の8、9割は渡辺氏を容認している」

 山岡賢次国対委員長「あなたの理屈も分かるが、代表の主張も理解してほしい」

 7日夜、東京・永田町の民主党本部で開かれた幹部会。約1時間にわたり渡辺副総裁案についての議論が続く中、小沢氏は一言も発しなかった。党本部を後にするときも、「決めてない。明日(8日)だ」とだけ記者団に言い残した。

 先週末、自民党から「渡辺副総裁案」が水面下で打診された後、民主党内の一部で容認論が広がった。これ以上、日銀人事で抵抗を続ければ、世論の批判が向きかねないとの懸念に加え、渡辺氏が国際金融に精通していることから、政府案を受け入れるべきという意見だ。

 皮肉なことに、彼らは武藤敏郎前副総裁ら財務省・旧大蔵省の事務次官経験者の総裁就任に強く反対した中心議員だった。

 ところが、小沢氏は6日午前、フジテレビとNHKの報道番組に続けて出演し、「天下り廃止は党の大きな柱。党内には賛成できない人が多いんじゃないか」と語り、自説ではなく党内意見を披露する形で渡辺副総裁案に「待った」をかけたのだ。

 民主党は、財務(大蔵)次官経験者の総裁就任を2度続けて否決しており、「世論対策上、ブレない姿勢を示すことが重要だ」との姿勢を示したとみられ、小沢氏に近い輿石東参院議員会長も「天下りはいけないという原理原則は崩してはならない」と幹部会で発言したという。

 幹部会の混乱は、政府・与党との窓口をめぐる鳩山氏と山岡氏の対立も背景にあるとの見方もある。

 民主党関係者は小沢氏の沈黙について、「まず、その時々の世論次第で主張を変える一部議員への不満があったのでは。加えて、外様である小沢氏としては剛腕ではなく、意識的に民主的な党内運営を心掛けている。幹部の意見を吐き出させて、8日の結論を得ようとしたのだろう。渡辺副総裁案が注目され、福田康夫首相の『財務省頼り』がまた注目された。どっちに転んでも、小沢氏としては損はない」と語った。

ZAKZAK 2008/04/08

869片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/09(水) 01:51:14
「戦闘モード」で不同意 「反小沢」の動き表面化も '08/4/9

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 民主党が日銀人事で渡辺博史前財務官(58)の副総裁起用案に不同意を決めたのは、福田政権を徹底的に追い詰めようという「戦闘モード」(周辺)に入った小沢一郎代表の意向を尊重せざるを得なかったとの事情がある。しかし党内には、小沢氏に距離を置くグループを含め渡辺氏容認論も広がっていただけに、これをきっかけに秋の代表選に向けて「反小沢」の動きが表面化する可能性も否定できない。

 鳩山由紀夫幹事長は方針決定後、記者団に「小沢代表の下で政権取りに向かう戦いの中で、天下り禁止の大きな錦の御旗を掲げる方が国民に理解されるということになった。民主党の考えは、官僚主導ではなく民主導の国家であることを示す」と強調した。

 渡辺副総裁案をめぐっては、日銀問題に早期に決着をつけたい鳩山氏と、あくまで与党との対決姿勢を貫きたい山岡賢次国対委員長との路線対立のあおりで”迷走”し、八日まで賛否が決められなかった。

 当初は党内議論の結果に従う姿勢を見せていた小沢氏だったが、六日のテレビ番組で「天下り禁止」を理由に渡辺氏起用に否定的見解を表明。周辺は「実は今回は実質的に五回目の提示で、すべてに財務官僚が入っていた」と明かし、小沢氏が財務官僚にこだわる首相の姿勢に反発したことをにじませた。

 ただこれで党内が二分すれば、民主党の政権奪取戦略は崩壊する。そこで小沢氏は八日夕、党本部で鳩山氏と一対一で会談し「政府、自民党のことで党が割れてはいけない。一致結束だ」と方針転換を促した。

 小沢氏にとっては渡辺副総裁容認に押される形で、自らが「賛成」に転じれば「反小沢」勢力に勢いをつかせかねないとの懸念もあったようだ。

 短期的には、九日の参院本会議採決で「造反」も予想されるが、「最小限に食い止められる」(幹部)との見通しが立ったことも最終的な小沢氏の決断を後押しした。ただ、長期的な「小沢VS反小沢」の党内力学の変化については確かな見通しを持っているわけではない。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200804090147.html

870片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/10(木) 01:16:04
日銀人事:民主の亀裂表面化 造反・欠席・棄権7人
 「3度目の不同意」となった9日の日銀人事案の参院本会議採決で、前財務省財務官の渡辺博史氏を副総裁に起用する案を巡り、民主党内の亀裂の深まりがあらわになった。造反・欠席・棄権は7人。同一会派の無所属議員1人を加えると8人で、4人だった前回(3月19日)の倍に増えた。造反議員は党内の大勢だった容認論に反する党方針を「政局がらみの判断」などと批判。党方針を決定付けた小沢一郎代表に対する反発の広がりは、今後の党運営に大きな火種を残した。

 「党の決定はおかしい。小沢代表は非常にかたくなに何かに固執された」。渡辺副総裁案に同意票を投じた大江康弘氏は記者団に語った。渡辺秀央氏も小沢氏の言う天下りに当たらないと主張し「民主党に国を任せることに疑問が出てくる」と懸念を示した。

 日銀正副総裁人事の採決は今国会で3回目。民主党の造反者増に加え、統一会派を組む国民新党が2回目から同意に回ったため、同意と不同意の票差は次第に縮まっている。

 衆院採決で党の方針に従った前原誠司氏も「本音は同意したかった」と発言。「党内の大半が容認していた中で『反対』となった。相当、党内に不満がたまっているのではないか」と指摘した。

 こうした声に小沢代表は9日の会見で「違う意見をまとめるために組織がある。組織のプロセスを経て決めるのは当たり前」と反論した。しかし、党幹部の説得を受けて造反せず欠席にとどめたある議員は「ダメージは大きい。エネルギーは押し込められるほど爆発する。今回はまずい」と漏らした。【上野央絵】

毎日新聞 2008年4月9日 23時35分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080410k0000m010125000c.html

871片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/10(木) 01:16:55
“造反”議員 『流れ無視』と執行部を批判 電車乗り遅れ!?欠席も
2008年4月9日 夕刊

 日銀副総裁に渡辺博史一橋大大学院教授を充てる人事案を採決した九日午前の参院本会議で、民主党の大江康弘、藤原正司、渡辺秀央の三氏が党議決定に反して賛成に回った。

 また、同党の犬塚直史、風間直樹両氏は本会議に出席して棄権。木俣佳丈、桜井充両氏が欠席した。衆院では渡辺副総裁案に賛成した議員はいなかった。

 大江氏は、賛成に回った理由について記者団に「(渡辺副総裁案)容認という党内の流れを覆した執行部の態度は大変疑問」、渡辺秀央氏も「執行部は組織の考え方を無視して、政局絡みの判断をした」と、小沢一郎代表らを批判。藤原氏は「押したボタンがすべて」と述べた。

 欠席した木俣氏は「電車に乗り遅れた」、棄権した犬塚氏は「(反対)ボタンを押した」と、それぞれの事務所を通じて説明した。

 これに対し、鳩山由紀夫幹事長は記者団に「党議として決めたことに従うのは当然」と不快感を表明。輿石東参院議員会長は、造反者を処分する考えを明らかにした。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008040902002396.html

872片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/10(木) 11:10:13
民主 対立が尾を引くことも

民主党では、9日に衆参両院で行われた日銀副総裁の同意人事の採決で党の方針に反して賛成や欠席に回った議員が出たことについて、一部の議員から小沢代表の党運営への反発が顕在化したという指摘も出ており、今回の問題は尾を引くことも予想されます。

民主党は、9日に衆参両院の本会議で行われた日銀の同意人事の採決で、白川副総裁の総裁への昇格に賛成する一方、渡辺前財務官の副総裁への起用については反対しました。渡辺氏の起用に同意するかどうかの採決にあたって、民主党では、参議院で渡辺元郵政大臣が「執行部は政局絡みの判断をした。国民の信を得ることはできない」などとして党の方針に反して賛成したほか、衆参であわせて所属議員3人が本会議を欠席しました。これについて、小沢代表は、渡辺氏に同意しない方針を決めた過程に問題はないという認識を示し、執行部では「党の決定に従わなかった議員はこれまでも小沢氏に批判的な人がほとんどだ」などとして、今後の党運営に与える影響はほとんどないという受け止めが大勢となっています。しかし、前原前代表が「党内の大半が渡辺氏の副総裁起用に賛成するなかで反対という結論になり、党内に不満がたまっている」と述べるなど、一部の議員からは「小沢氏の強引な党運営への反発が顕在化したものであり、今後は党内民主主義を徹底させるべきだ」という指摘も出ており、今回の問題は尾を引くことも予想されます。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013466171000.html

873片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/11(金) 13:45:04
私は“冤罪”民主犬塚議員に投票ボタン誤作動騒動勃発

 日銀副総裁に渡辺博史一橋大大学院教授を充てる参院本会議(9日)での採決をめぐって、投票ボタンの誤作動騒動が起きている。ボタンを押さず棄権とみなされた民主党の犬塚直史氏=写真=が「確かに反対のボタンを押した」と“冤罪”を主張しているからだ。事の顛末を追った。

 犬塚事務所によると、民主党執行部が決めた方針通り、犬塚氏は9日の参院本会議場で「反対」「賛成」「取消」の3種類のボタンから「反対」を選んで押し、ボタン脇のランプが点灯するところまで確認したという。

 民主党の小沢一郎代表が党内の大勢を押し切って、「副総裁案の反対」を決めたことで、この日は「民主党から造反者が何人出るか」と注目されていた。当然、採決後は、マスコミ各社から「なぜ、棄権したのか」との問い合わせが犬塚事務所に殺到。慌てて、犬塚氏側が参院事務局に問い合わせたところ、「棄権」扱いになっていたことが判明したという。

 犬塚氏は投票装置に不具合があったと判断して抗議したが、判定が覆ることはなかった。

 参院事務局は「採決後、機器を調べましたが、正常な状態でした。参院は三菱電機と毎年約2500万円の随意契約を結び、本会議の当日と前日は3人が保守・点検を徹底して実施しているので、誤作動はあり得ない」と主張している。

 結局、犬塚氏は造反の意思がなかったことを示すため、9日は民主党参院幹部らへの釈明に追われる“厄日”となってしまった。

 真相は藪の中だが、同じ採決で反対票を投じる意向だった民主党の風間直樹氏がやはり「投票ボタンの操作ミス」で「棄権」扱いになったという。

 民主党ベテラン議員は、瞬時に賛否が判明する押しボタン式投票装置の盲点について、「せっかちな議員が議長の投票指示前にボタンを押し、『棄権』になったケースもあった。1998年に導入されたボタン投票は単純な操作だが、木札を持って記名投票する衆院のスタイルと比べ、誤操作による投票ミスを誘発しやすい」と話している。

ZAKZAK 2008/04/11
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_04/t2008041105_all.html

874片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/12(土) 12:06:59
総裁人事対応にイラッ 日銀出身の山形・斎藤知事
 「政争の具にする愚以外の何ものでもない」。日銀出身の斎藤弘山形県知事は10日の定例記者会見で、日銀人事をめぐり、民主党が「天下り禁止」を掲げて政府案を不同意とした一連の対応を厳しく批判した。

 斎藤知事は、1998年の日銀法改正で、日銀の独立性がより明確になった点を指摘。「『天下り』ということは、日銀の上に財務省があるのか。国会は、自ら定めた改正法の趣旨を自ら踏みにじった」と述べた。

 天下り批判を続けた民主党の小沢一郎代表について「政治経験が長く、識見があると思うが(政治の関与の余地が多かった)旧法の考え方に立っている」と皮肉り、「世界で、中央銀行の人事がこれほど政争に翻弄(ほんろう)された例はない」と嘆いた。

 発言は記者会見の冒頭、飛び出した。質問を待たずに自ら切り出し、険しい表情で一気にまくし立てた。約20年勤めた「古巣」に対する愛着からか、国会の混乱が腹に据えかねたようだった。
2008年04月11日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080411t51039.htm

875片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 11:05:11
山岡氏電話問題、野党は協議に応じず
 日銀人事を巡り、民主党の山岡国会対策委員長が副総裁候補だった財務省の渡辺前財務官に事前に電話をかけたとされる問題で、野党側が衆議院の議院運営委員会の理事会を欠席し、協議に応じませんでした。

 与党側は14日、衆議院の議院運営委員会の理事会を開いて、山岡国対委員長の電話問題について協議することを求めましたが、共産党を除く野党側が、「出席の理由がない」として理事会を欠席しました。このため、理事会は協議に入れないまま散会しました。

 この問題は、山岡氏が副総裁候補だった渡辺前財務官に政府の人事案提示前に電話をし、圧力をかけたのではないかと指摘されているもので、与党側は、事実解明が不十分なら政治倫理審査会を開くこともあり得るとの姿勢を見せています。(14日20:19)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20080415/20080415-00000001-jnn-pol.html

876片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 11:13:39
自民幹事長と会食の平野参院議員 民主県連が猛省促す
 民主党岩手県連は14日、平野達男参院議員(岩手選挙区)が参院で日銀副総裁人事案を否決直後に、自民党の伊吹文明幹事長と会食したことに対し、猛省を促す申し入れを行ったと発表した。与野党が対立する中、接触が離反などの憶測を呼び、小沢一郎代表の地元として火消しに走った格好だ。

 県連によると、申し入れは「政権交代の準備を進める中、小沢代表をはじめ県出身の民主党議員を支援する県民の期待に背き、同志として極めて遺憾だ」との内容。県連代表の工藤堅太郎参院議員が11日、平野氏を訪ね、申し入れ書を手渡した。

 平野氏は9日、伊吹氏の招きで、桜井充氏(宮城選挙区)ら民主党、同党系会派の参院議員4人と一緒に都内の日本料理店で会食した。国会運営などについて話し合ったとされるが、人事案の採決をめぐって民主党内から不協和音が聞こえてくるだけに、今回の接触に「切り崩しか」との憶測が広がり、民主党本部も10日に平野氏らから事情を聴いた。

 14日は工藤氏ら県連幹部が盛岡市で会見し、「会食自体はあるが、この時期に会うのは大きな問題だ」と申し入れを行った理由を説明。自民党に対しては、会食の情報が報道陣に流れていたことなどを挙げ、「小沢代表のおひざ元が反旗を翻していると浮き立たせたかったのだろう」と批判した。

 平野氏は「離反の話などはなかったが、地元などに心配をかけた。弁解する気はなく、脇が甘いとする申し入れの指摘はそのまま受け入れる」と話している。
2008年04月14日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080415t31027.htm

877片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 17:51:16
読売新聞に抗議申し入れ民主、日銀人事めぐり

 民主党は14日、日銀正副総裁人事をめぐる読売新聞の十三日付朝刊の検証記事が「事実と異なる」として、平野博文幹事長代理名で同社に対し謝罪と訂正を求めたことを明らかにした。

 記事は、同党の鳩山由紀夫幹事長が渡辺博史前財務官を副総裁候補として提案し、自民党の伊吹文明幹事長に「党内はまとめる」と電話で述べたなどとしている。

 申し入れは「記事は憶測と誤りに基づくものだ。読者に誤解を与え、党と幹事長の名誉を傷つける悪意によるものと判断せざるを得ない」とし、15日までの回答を求めている。

ZAKZAK 2008/04/15
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_04/t2008041521_all.html

878片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/16(水) 14:11:23
読売vs民主、因縁バトル第2R“鳩山提案”で勃発
「日銀人事」検証めぐり
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_04/t2008041602_all.html

 民主党Vs読売新聞のバトルが再び火を噴いた。民主党が、日銀正副総裁人事をめぐる読売の検証記事が事実と異なるとして同社に謝罪と訂正を求めているのだ。昨年の大連立構想をめぐっても、同党の小沢一郎代表が「事実に反する」と読売を名指しで非難している。両者の因縁バトルは、どんな決着を迎えるのか。

 読売は13日の朝刊4面のトップ記事で、紙面の3分の2をさいて『検証 日銀人事』を掲載。『与党、読み違いの連鎖』『鳩山氏「渡辺副総裁」提案』との見出しが並び、民主党の鳩山由紀夫幹事長が渡辺博史前財務官を副総裁候補として提案し、自民党の伊吹文明幹事長に「党内はまとめる」と電話で述べたことなどを詳細に伝えた。

 民主党は結局、小沢氏の主導で、渡辺副総裁案を不同意としたが、この記事に同党がかみついた。

 民主党は14日、平野博文幹事長代理の名前で、読売に対し、「党幹事長が総裁・副総裁の人事案を提案した事実がなく、この記事は憶測と誤謬にもとづくもの」「党と幹事長の名誉を恣意的に傷つける悪意によるもの…」と断じ、謝罪と訂正を申し入れた。

 これに対し、読売は「記事に問題はないと考えています。民主党には、しかるべく対応させていただきます」(東京本社広報部)とコメントし、全面対決する構えを崩していない。

 両者は昨年11月の大連立騒動でも、激しく対立していた。大連立をめぐっては、渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長が動き、福田首相と小沢氏の党首会談を実現させたとされる。結局、大連立は小沢氏が党内をまとめきれなかったため、頓挫し、同氏の辞任騒動にまで発展した。

 小沢氏はプッツン辞任を表明した会見の際も、大連立構想は同氏が先に提案したとする読売の11月4日の報道について、「私から持ちかけ、積極的・主体的に党首会談、連立の話をしたかのような報道は事実に反する」と反論、同紙に怒りを爆発させた。

 小沢氏に対して、渡辺氏は12月、日本テレビの報道番組で「小沢氏は『福田首相が持ち掛け、渡辺が仲介して、どうかといって頭を下げた』と言っているが事実に反する」「首相は何度も小沢氏に『これで民主党は大丈夫か』と聞いていた。小沢氏は『大丈夫だ』と断言し、1、2時間たったらパーになった。小沢氏は裸の王様」とこき下ろし、両者の溝は深まっていた。

 因縁バトルの底流について、政治アナリストの伊藤惇夫氏は「民主党が抗議している読売の記事は、福田政権を助ける渡辺氏の“策”だったのではないか。読売は、紙面から福田政権擁護の姿勢を明確に打ち出しているのが伝わる。それに民主党が敏感に反応したのだろう」と話している。

ZAKZAK 2008/04/16

879片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/18(金) 00:20:33
小沢代表、チベット問題で中国批判 「独裁政権の矛盾」
2008年04月17日21時57分

 民主党の小沢代表は17日の講演で、チベット問題について「中国の政権が抱える矛盾が民族問題を契機として持ち上がった。共産主義独裁の政権と政治の自由は、原理からいって成り立たない」と指摘した。さらに「共産党政権が時代の変化に応じて生き延びようとするなら、自分自身が変化しなければいけない」と注文をつけた。

http://www.asahi.com/politics/update/0417/TKY200804170263.html

880片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/18(金) 00:20:53
山岡氏の電話問題 追及幕引き
2008年04月16日01時14分

 日銀副総裁人事をめぐる山岡賢次・民主党国会対策委員長の事前介入疑惑は、いったんは幕引きとなった。15日の衆院議院運営委員会理事会で取り上げられたが、民主党理事は「本人から説明がない」などと説明を拒んだ。笹川尭委員長(自民)は終了後、記者団に「これ以上、委員長として質問することはない」と表明した。ただ、与党内には追及を続けるべきだとの意見も強く、後半国会で焦点に再浮上する可能性もある。

 笹川氏は今後の対応については、自民、公明両党の国会対策委員長に委ねるとしている。これに対し自民党の大島理森国対委員長は記者団に「政倫審も考えないといけない」と語り、衆院政治倫理審査会の場で追及することを検討する考えを示した。

 この問題では、自民党の中川秀直元幹事長が10日、大島氏が所属する高村派パーティーで「こういうことは許してはいけない。国対委員長にも断固スジを通していただきたい」と注文をつけている。翌11日には若手議員が大島氏を訪ね、山岡氏を衆院予算委員会に証人喚問するなどして、真相を明らかにするよう要望書を出した。

 日銀人事をめぐっては、政府が7日に副総裁候補として渡辺博史・前財務官を正式提示する前に、山岡氏が事前に渡辺氏に電話をかけたとされる。

http://www.asahi.com/politics/update/0416/TKY200804150358.html

881片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/18(金) 00:32:54
民主:首相問責決議案提出で揺れる 中堅・若手に慎重論
 政府・与党が揮発油(ガソリン)税の暫定税率を復活させる租税特別措置法改正案を再可決する方針を固めたのを受け、民主党が福田康夫首相の問責決議案を参院に提出するかどうかで揺れている。幹部からは積極的な発言が出ているものの、展望が開けない状況に中堅・若手を中心に慎重論も広がっている。18日に小沢一郎代表らが幹部会で対応を協議するが、方向性は定まっていない。

 「国民の3分の2が反対する暫定税率復活を衆院の3分の2が強引に通したら、解散を求めるのは当然だ」

 民主党の菅直人代表代行は17日の記者会見で、問責決議案提出を強く示唆した。

 問責決議可決は参院が「首相失格」を宣告し、首相と閣僚に対する質疑を拒否することを意味する。ただ、法的拘束力はなく、首相が無視を決め込めば、野党には審議拒否しか対抗手段はない。

 このため、中堅議員は「仮に会期末まで審議拒否を続けるようなことになれば、世論の猛批判を浴びる」と指摘。若手議員も「伝家の宝刀は抜かないことに意味がある。抜いたら効き目がないことが分かってしまう」と語っている。

 18日は幹部会に先立ち、臨時の参院議員総会も開いて意見交換する予定。問責決議案提出への賛否が二分する中、執行部としては方向性を打ち出す前に党内の情勢を見極めたい考えだ。【田中成之】

毎日新聞 2008年4月17日 22時53分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080418k0000m010117000c.html

882片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/18(金) 01:03:37
2008年04月17日
民主党・大江参議院議員 離党に含み
民主党の大江康弘参議院議員は、きょう(17日)揮発油税の暫定税率維持を求める東京都内の大会であいさつし、今月27日の衆議院山口2区の補欠選挙で与党の勝利が必要とした上で、「党を出て行けと言われたら甘んじて受ける」と離党に含みを残しました。
これについて菅直人代表代行は記者会見で「民主党から“出ていけ”という話は出ていない」と指摘しました。
そして大江氏が比例代表で当選したことを念頭に「もしそういう行動を取るなら、議席は民主党に返して欲しい」と、離党する場合は議員辞職すべきだとの認識を重ねて示しました。
大江氏は大会で、山口二区の補欠選挙について「大きなターニングポイントだ。暫定税率維持の結果を頂かないとダメになる」と強調しました。
また、暫定税率維持を盛り込んだ税制改正法案の、参議院での審議にも触れ「正々堂々と審議が行われないのであれば、しっかりと衆議院の3分の2で与党が再可決することを支持したい」と述べました。
http://wbs-news.net/article/14138637.html

883片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/23(水) 01:04:00
インタビュー:暫定税率・再可決の福田首相問責に慎重=民主・副代表

[東京 21日 ロイター] 民主党の前原誠司副代表は21日、ロイターとのインタビューに応じ、政府・与党が30日にも予定している揮発油税の暫定税率延長を定めた租税特別措置法改正案を衆院で再可決した場合の対応について、参院で福田康夫首相の問責決議案を提出しても「もろ刃の剣」になる可能性があるとし、慎重な考えを示した。

 また、福田首相が解散・総選挙に踏み切った場合、与党が現在の3分の2という議席数を失う一方、野党も過半数の確保は難しく「どちらも勝てない確率が高い」とし、「今よりも(国会は)強いねじれが起きる可能性がある」と指摘。このため次期政権は短命にならざるを得ず、2度目の総選挙において民主党が政権を奪取する可能性が高いとの見解を示した。

 政局の流動化が想定されるなか、前原氏は政界再編のキーマンの1人と目されているが、「小選挙区制で政界再編を無理やり起こすと失敗する」とし、「民主党の中で、どうイニシアティブをとるかに尽きる」と政界再編への主体的な関与を否定。9月の同党代表選には、小沢一郎代表以外の候補者も立つことが必要とし、「小沢代表に勝とうと思えば、非小沢候補を統一しなければいけない。やれと言われれば出るが、何でも自分がという思いは全くない」と述べ、自身は「コーディネーターに回る」と語った。

 インタビューの概要は以下の通り。

884片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/23(水) 01:04:17
 ──自民党と民主党の一騎打ちになっている衆院・山口2区補選(27日投開票)の勝敗は、政府・与党の税制改正法案の再可決、その場合の福田首相に対する問責決議案提出に影響するか。 

 「政府は、(補選に)負けたとしても再議決に踏み切るだろう。(福田首相の問責も)勝敗は関係ない。しかし、問責を出して通った場合、以降の審議は全て拒否しなければいけない。審議拒否をして国民から批判を浴びれば小沢代表の立場も厳しくなる。『もろ刃の剣』に直面するのは目に見えている。私自身は暫定税率で問責を出すことには慎重だ。小沢代表も、世論と党内動向から(問責を)決めかねているだろう」

 「政府は、5月12日以降に道路特定財源の根拠となる法律(道路整備財源特例法改正案)を再議決する可能性があるが、これは一般財源化という総理の考え方と矛盾する。(再議決は)不信任に値する。ただ、与党の中でも造反者がたくさん出て3分の2以上にならない可能性があり、再議決はできないかもしれない」

 ──解散・総選挙のタイミングと勝算をどう見るか。

 「第一段階は暫定税率で民主党が問責を出して(国会が)こう着状況になり、民主党の支持率が落ち、総理が元気になって解散をするというパターン。これが5月解散、6月選挙のシナリオだろう。サミット後の場合は9月以降。サミット、夏休みを経て民主党の代表選挙があり、その様子を見て臨時国会で解散ということになるだろう。問責決議案が出ず、こう着状況にならなければ、来年の冒頭1月解散、2月選挙になる可能性もある」

 「民主党の支持率が上がらず、福田首相に圧倒的な人気がない状況で選挙をすれば、最も確率が高いのはどちらも勝てないということ。自民・公明がかなり議席を減らすものの、何とか過半数を維持し、民主党が過半数に達しなければ、3分の2が使えないという今よりも強いねじれが起きる。再議決さえも出来なくなれば、いろいろな動きが出てくる可能性がある」

 ──それは政界再編ということか。

 「小選挙区制で政界再編を無理やり起こすと失敗する。小さな割れ方にしかならず、結局どちらかに付き、下手をすれば自民党の延命に手を貸すという最悪の結果になりかねない」

 「それよりも可能性が高いのは、今後2回選挙をやって民主党が政権を獲ることだ。1回目で、よりねじれが強まるため、次の選挙までは(期間が)かなり短いと思う。2年後が参院選のため、(衆参)同日選という可能性は十分にある。参院を含めて国民の信を問うまさに体制選択となる」

 ──政界再編があった場合に注目されているうちの1人だが。

 「そうは思わない。民主党の中で、どうイニシアティブをとるかに尽きる。基本的に党の中で主導権をとることを考えるのが王道だろう」

 ──9月の民主党代表選に向けて。

 「誰が出るかは別にして、小沢代表と別の候補者が出て、何でも反対路線ではなく、本当に政権をとり得る政策を訴えるべき。政策の中身を堂々と国民に示していくことが大切だ。小沢代表と戦って勝とうと思ったら、出たい人が皆出てはだめ。非小沢候補を統一しなければいけない。やれと言われればやるが、何でも自分がという思いは全くない。私はコーディネーターに回る」

 <インタビュアー:リンダ・シーグ特派員、伊藤 純夫記者>
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-31430420080421

885片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/24(木) 11:09:45
「何人かが近々独立」 民主参院の動向で矢野氏


 自民党の矢野哲朗前参院国対委員長は23日夜、宇都宮市でのパーティーで、民主党の参院議員数人が近く会派離脱し、新会派を結成するとの見通しを示した。「われわれと一緒にやっていいという人が何人か出てきた。近々そういう人たちが独立することになるだろう」と述べた。

 民主党では大江康弘参院議員(比例代表)が離党に含みを残しているが、執行部は会派離脱や離党を認めない意向で、離脱届を受理しないなどの対抗措置をとる可能性もある。

 矢野氏は同時に「限られた人数だが、民主党と自民党の間に入り、決して与党寄りではなく政府提案の法案にも是々非々で臨むだろう。参院らしい独自性が確保できることになる」と指摘した。
http://www.47news.jp/CN/200804/CN2008042301000999.html

886片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/25(金) 02:59:30
再議決時に首相の問責決議案提出を〜前原氏
 参議院で24日、ガソリン税などを今後10年間、道路特定財源とする道路財源特例法改正案の実質審議が始まった。民主党は、法案が福田首相が打ち出した来年度からの一般財源化の方針と明らかに矛盾するとして、修正して出し直すべきとただし、前原副代表は、福田首相の問責決議案は道路財源特例法改正案の再議決に合わせて提出すべきとの考えを示した。

 参議院の財政金融・国土交通、両委員会の連合審査会で、民主党の追及に対し、冬柴国交相は、来年度からの一般財源化の議論は今年秋に行われるもので、先に今の法案を成立させても矛盾しないと反論した。

 野党側は、与野党攻防の焦点をこの法案に合わせるべきとの意見が強くなっている。前原副代表は24日、「党内の雰囲気は、少なくとも今月30日に再議決される暫定税率については慎重な意見が多いのではないか。大事な生活にかかわる問題だし、重要なテーマだが、来月12日に再議決が可能になる10年間の道路特定財源、この法律の方がより重要だと思うし、自民党内でも意見が割れている。それを前に暫定税率の件で問責(決議)を出してしまうと、自民党がまとまっていないことについて我々がしっかり手を打つことができなくなるし、(福田首相が打ち出した来年度からの)一般財源化の公約と矛盾する10年間の道路特定財源にかかわるところで問責を出す姿勢を示す方が、政府・与党に対するプレッシャーになる。今月30日の再議決に対する問責は、慎重に対応した方がいい」と述べ、福田首相の問責決議案は道路財源特例法改正案の再議決に合わせて提出すべきとの考えを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20080424/20080424-00000055-nnn-pol.html

887片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/25(金) 15:33:07
民主「問責」先送りへ、世論の批判を懸念
 福田首相に対する問責決議案について、民主党が提出を先送りする方向となった。

 ガソリン税の暫定税率を復活させる税制関連法案を与党が30日に衆院で再可決すれば、すぐにも提出することを検討していたが、民主党内で「国会審議を長期間拒否せざるを得なくなり、世論の批判を受ける」との慎重論が強まった。

 民主党幹部は24日夜、「小沢代表は『問責提出のタイミングは30日だけではない』と言っている」と述べ、提出時期を幅広く探る意向を明らかにした。

 提出を主張していた菅代表代行も記者会見で「衆院解散を求めるという趣旨に沿ってどういう行動が最も効果的かの観点から判断したい」と述べた。

 問責決議は法的拘束力がなく、首相は解散に応じない構えだ。民主党内から「問責決議案は軽いものではない」(輿石東参院議員会長)などの意見が出ており、「菅氏も先送りに傾いた」と受け止められている。

 今後、与党が道路整備費財源特例法改正案の再可決を検討している5月12日などの時期の提出を判断することになりそうだ。

 27日には、自民、民主両党が総力を挙げる衆院山口2区補欠選挙が投開票される。民主党内には「補選で敗れれば、党内に衝撃が走る。そうなれば、問責決議案を提出せざるを得ない」との声がある。

 一方、民主党は問責決議案提出を先送りする場合、今後10年間のガソリン税収を道路特定財源に充てる道路整備費財源特例法改正案の対案を参院に提出する検討に入った。同案に「2009年度から一般財源化する」とする政府・与党方針の趣旨を盛り込む内容となる見通しだ。自民党内に同様の法案修正を求める意見があることから、国会審議を通じて、与党を揺さぶる狙いがあると見られる。

(2008年4月25日03時04分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080425-OYT1T00132.htm

888片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/26(土) 00:55:56
民主・渡辺氏が棄権 国民新と木俣氏らは欠席
2008年4月25日 12時16分

 在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)の新特別協定案をめぐる25日午前の参院本会議の採決で、民主党の渡辺秀央氏が出席しながら投票を棄権、木俣佳丈、大江康弘両氏は欠席した。民主党と統一会派を組む国民新党も「党内に根強い賛成論があるが、民主党との関係を考慮した」として4人全員が欠席した。

 渡辺氏は記者団に「外交をおもちゃにしてはならない」と民主党の対応を批判。木俣、大江両氏はそれぞれ事務所が「体調不良」と説明した。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008042501000398.html

889片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/02(金) 01:15:14
民主:「問責提出の時期、6月15日も視野」鳩山幹事長
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は1日、BS報道番組で、参院での首相の問責決議案提出について「後期高齢者医療制度の問題に重心が移っている。(問責可決による審議拒否で)議論ができなくなる状況を作ってはいけないという判断がある」と述べた。道路整備財源特例法改正案再可決直後の問責決議案提出を否定した形だ。その上で「会期末にもう一度(年金から保険料の)天引きが来る」と述べ、6月15日が新たな焦点になるとの見通しを示した。

 また、解散総選挙について「例えばサミットまでは(福田康夫首相に)協力して、本気で道路、後期高齢者医療制度について民主党の言うことを聞くと言うなら、そのベースに乗って、その後、福田さんの手で解散してくださいとできたらいい」と、話し合い解散のシナリオも披露した。【野口武則】

毎日新聞 2008年5月2日 0時26分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080502k0000m010147000c.html

890片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/03(土) 01:18:38
議員130人が閣内へ 民主党の「霞が関改革構想」判明 政治主導を強化
5月2日8時32分配信 産経新聞

 民主党が政権獲得時に実行する内閣・公務員制度改革をまとめた「霞が関改革構想」が1日、明らかになった。副大臣らの増員や大臣補佐官新設で、議員130人超を政府に登用し、現行よりも倍増させる。政府と与党の一体化を進め、政策遂行面で官僚主導から政治主導への転換をはかる。

 この構想は、民主党行政改革調査会(松本剛明会長)が昨年秋以降、「霞が関改革・国家公務員制度等改革重点事項」として検討してきた。現行制度では、閣僚や副大臣、政務官、首相補佐官として与党から70人前後が内閣に入るが、民主党は政治主導を貫くには人数が少ないと判断した。

 構想では、官房副長官、首相補佐官、副大臣、政務官の従来の官職への議員登用は100人程度まで増やす。加えて各閣僚のブレーンとして「大臣補佐官」を新設して、数十人の議員を投入する。

 また国会議員の兼職制限を緩和し、官僚の事務次官級ポストとなっている「官房副長官補」に、議員を送り込めるよう仕組みを改める。補佐官などには非議員の民間人の登用も見込む。

 現在、副大臣や政務官は「飾り物的存在になっている例がある」(民主党幹部)と指摘される。構想は、副大臣や政務官を増員して省庁内の担当部局、担当の政策課題を細かく割り当てることで「官僚の手のひらに乗らず、閣僚が政策を遂行する仕組み」(幹部)を目指す。

 民主党の小沢一郎代表も榊原英資早大教授との対談で「英国では大臣を補佐する閣外大臣や副大臣、政務次官ら200人ぐらいが与党から官庁に入る。(政権をとったら)これは絶対にやりたい。われわれが与党になったときは、党に政調(政策調査会)のようなものは設けない」と語っていた。

 構想では幹部職員の人事を一元管理する「内閣人事局」を内閣官房に設置する。各府省への配属は、首相と官房長官らが配属先の閣僚と協議して決定し「抜擢(ばつてき)」「降格」を従来以上に柔軟に行うことで、中央省庁をコントロールするねらいがある。

 このほか官僚の天下りが、特殊法人や民間企業へ必要性の少ない事業を発注させ、税金のむだ遣いを生んでいるとして、省庁による再就職斡旋(あつせん)を禁止。年金支給まで公務員として働けるよう5年間程度かけて定年を65歳に引き上げる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080502-00000901-san-pol

891片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/03(土) 02:26:16
「小沢さんは時々三振する」側近・山岡氏、講演で
2008年05月02日23時39分

 小沢さんは時々三振する――。民主党の小沢代表の側近である山岡賢次国会対策委員長は2日、沖縄県浦添市で講演し、代表についてこう評した。昨年11月の大連立騒動などをさした発言とみられる。

 山岡氏は「国対委員長は野球で言うと監督。小沢一郎さんはうちの4番バッターで監督の指揮下にあるが、あの人は時々三振をするもんですから、その穴埋めをする監督も大変です」。その一方で、「三振もするが、知名度もカリスマ性も我が党では一番ある」と続け、フォローも忘れなかった。

http://www.asahi.com/politics/update/0502/TKY200805020337.html

892片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/09(金) 11:36:27
内閣支持率急落受け 民主、論戦戦術へ
2008年5月9日 朝刊

 民主党が、福田首相と論戦を交わす機会を意識的に増やし始めている。ガソリン税(揮発油税など)の暫定税率を復活させる改正租税特別措置法再可決の際には衆院本会議を欠席するなど、これまでは「怒りの表現」に重点を置いてきたが、内閣支持率急落を受け、論戦を通じた政権攻撃へと軌道修正した。

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は八日、河野洋平議長に国会内で会い、同法再可決の際、議長の本会議場入りを実力阻止したことを「行き過ぎたところがあった」と謝罪した。

 与党は十三日、道路特定財源を十年間維持する道路整備費財源特例法改正案を衆院で再可決するが、民主党は本会議で物理的抵抗をせず、出席して反対を訴える見通しだ。

 民主党は、九日に参院財政金融委員会で行われる同改正案の採決も、首相の審議出席を条件に容認。同改正案を再可決する衆院でも、予算委員会か国土交通委員会で首相出席の集中審議を開くよう求めた。

 同党が首相との論戦の機会を増やそうとする背景には、支持率急落にあえぐ首相を論戦の場に引っ張りだし、「首相を国会審議で徹底的に痛めつけ、その姿を国民に見せる」(同党幹部)ためだ。

 特に、同改正案は、道路特定財源の二〇〇九年度からの一般財源化という「政府・与党決定」と矛盾するため、格好の攻撃材料。

 菅直人代表代行は八日の記者会見で「(政府・与党決定と改正案に)どういう整合性があるのか、首相の口からしっかり聞きたい」と強調した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008050902009782.html

893片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/10(土) 04:17:16
民主の“農家支援法案”廃案

民主党が去年の参議院選挙で公約として掲げ参議院では可決された、米や麦などを生産する幅広い農家に対して所得の補償を行う制度を盛り込んだ法案は、9日の衆議院本会議で与党などの反対多数で否決され廃案になりました。

民主党が提出していた「農業者戸別所得補償法案」は、米や麦、大豆などを生産している農家に対して販売価格が生産コストを下回った場合に、その差額を基に算出した交付金を支払う制度が柱になっています。民主党は、この法案を去年の参議院選挙で公約として掲げており、去年11月の参議院本会議では民主党など野党の賛成多数で可決され、衆議院に送られていましたが、これまでの審議で自民・公明両党は「必要とされる1兆円の財源の説明が具体的ではない」などとして、法案に反対していました。この法案について9日の衆議院本会議で採決が行われた結果、法案は自民・公明両党などの反対多数で否決され、廃案になりました。今の憲法の下で、参議院では可決された法案が衆議院で否決されたのは初めてです。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014475601000.html

894片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/10(土) 13:49:21
民主党が戦術転換/論戦で矛盾指摘、詰め甘く

 民主党は九日、道路特定財源をめぐり福田康夫首相に論戦を挑んだ。道路特定財源を二〇〇九年度から一般財源化する首相方針と、特定財源を十年維持する道路整備費財源特例法改正案との矛盾を突く戦術。特例法改正案を採決する方針転換で首相を審議の場に引き出したものの、詰めの甘さも目立った。再議決が想定される十三日の衆院本会議には出席し、与党の「横暴」を訴える構えだが、首相を追い詰める戦略は描き切れていない。

 特例法改正案を審議した九日の参院財政金融、国土交通両委員会の連合審査会。民主党の一番手として質問に立った円より子参院議員は「一般財源化すると言いながら、なぜ法案を廃案にしないのか」とただした。

 これに対し首相は「特例法は〇八年度は存続するが、〇九年度は一般財源化する」と説明。「もし変えれば国民の信を失う」と強調してみせた。

 さらに首相は「野党が修正案を出してくれないかと待ち焦がれていた。よほど破天荒でなければ応じた」と挑発。衆院解散の要求には「解散するほどの対立するテーマがあればいいが、対立にならない」とかわした。

 民主党が法案採決に応じる姿勢に転換したことに、自民党の伊吹文明幹事長は九日の記者会見で「税制改正法案は『みなし否決』まで結論を出さなかったのに(今回は)六時間で審議を打ち切った。政局的な意図なのか」と疑問を呈した。

 これに対し民主党の簗瀬進参院国対委員長は九日の会見で「みなし否決を選んだのは、できるだけガソリン値下げ期間を延ばしたかったからだ」と強調。山岡賢次国対委員長は代議士会で、十三日の衆院本会議への出席方針を表明した上で「徹底して反対討論する。自民党のいろいろな方が良心の呵責(かしゃく)も覚えると思う」と与党の造反に期待を示した。

 民主党は先月三十日の税制改正法案の再議決で、河野洋平衆院議長の「軟禁」や欠席戦術で抵抗したが、今回は菅直人代表代行が反対討論に立つ予定だ。小沢一郎代表ら幹部が協議し、冬柴鉄三国土交通相に対する問責決議案提出も検討したが、結論は出さなかった。

 首相への問責決議案に関しては、早期提出に慎重な姿勢を変えていない。幹部の一人は「首相問責は『竹みつ(竹でつくった切れない刀)』だ。『抜くぞ抜くぞ』と言っているうちが華だ」と自嘲(じちょう)気味に話した。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20080509.html

895片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/10(土) 23:52:40
地位協定改定 民主と国民新、参院決議を提案へ2008年5月10日

 【東京】民主党と国民新党は9日、日米地位協定の改定に向け、参院本会議に国会決議案を提出することで合意した。同日行われた両党の定例政策協議で、国民新党の亀井静香代表代行が民主党の菅直人代表代行に決議素案を提示した。両党は今後文案を調整して他野党に呼び掛ける。今国会中に提出する考え。
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は同日午後の会見で「国民新党、民主党の2党だけではなく、社民党、共産党にも協調してもらえるような内容にしたい。本来、自民党や公明党も反対するべき話ではないと思っている」と全会一致を目指す考えを示した。今後の日程として「国民新党と最終的な詰めを行い、国会決議の提出のタイミングをみていきたい」と述べた。
 国民新党が9日に民主党に提示した国会決議案は「政府は国民の不安や不信に応えて地位協定を見直すべきであるのに運用改善にとどめている。在日米軍に対する国民の信頼を回復することは困難だ」と政府対応を批判。「米軍の駐留が国民の理解と支持の下に行われ、日米関係のより良い発展に資するため、地位協定の早期かつ抜本的改定に向けて全力で取り組むよう要請する」としている。
 素案は日米安全保障体制を容認しているため、同体制に反対する共産党とは今後調整が必要となる。民主、社民、国民新の3党は4月に地位協定改定の統一案を政府に提出している。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-131932-storytopic-88.html

896片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/13(火) 01:44:35
民主2氏が造反、2氏が欠席 道路整備特措法案
2008.5.12 22:52

このニュースのトピックス:道路特定財源
 民主党執行部は12日に参院本会議で行われた道路整備特別措置法案の採決で、参院の民主党会派(120人)のうち大江康弘(比例)、渡辺秀央(同)の両氏が党方針に反し出席の上で反対票を投じなかったことを受けて、常任幹事会などで党員資格の停止など処分を検討する。また、木俣佳丈(愛知)、広中和歌子(千葉)の両氏が欠席した。

 渡辺氏は造反の理由について「首相が一般財源化すると言っており、道路財源の空白を作ってはならないので(特定財源は)今年1年は許していい」と説明。ただ「離党の意思はない」と述べた。

 渡辺、大江両氏は4月9日の日銀副総裁人事でも党の方針に反して厳重注意処分を受け、渡辺氏は参院経済産業委員長、大江氏は参院国土交通委員会筆頭理事を辞職したばかり。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080512/stt0805122253006-n1.htm

897片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/19(月) 00:33:55
対決姿勢加速に評価の声 民主・東北選出議員 

民主党の地方議員を集めた研修会であいさつする小沢代表=12日夜、東京都内のホテル

 民主党の小沢一郎代表が、次期衆院選に向けて自民党との対立路線を加速させている。昨秋の自民党との大連立構想などなかったかのように、日銀人事、ガソリン税をめぐる国会攻防、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)問題で、福田康夫首相を窮地に追い込む。「政権交代」と事あるごとに唱える小沢氏。その政治手法をめぐっては党内に「強引すぎる」との批判も依然くすぶるが、東北の国会議員の間では「小沢代表でしか自民党を倒せない」との声が多数を占めている。(東京支社・今野忠憲)

■選挙へ奮起促す

 「自公政権はダッチロールの状態。民主党が政権を担って安全、快適な飛行を実現する役割を果たさねばならない」。12日午前、党本部で開かれた女性議員ネットワーク会議で、小沢氏はこう奮起を促した。

 小沢氏は昨年の参院選では1人区行脚を繰り返して大勝に導き、4月の衆院山口2区補選でも自民党に勝った。同補選翌日の記者会見では「主権者からの不信任、問責の意思表示を福田首相が受けた。(山口2区は小選挙区での)300分の1の議席と言うのであれば、与党として堂々と総選挙するのが一番の筋道だ」と突き放した。

 こうした実績もあり、今月初めの世論調査では、内閣支持率は19%に落ち込み、民主党支持率が自民党を逆転した。

 国対委員長代理として小沢氏を支える安住淳衆院議員(宮城5区)は「党代表としてこれだけ結果を出した人はいない。自民党にすれば一番嫌な存在で、その証拠に福田首相はプレッシャーに負けて道路特定財源の一般財源化を打ち出すしかなくなった」と評価する。

 小沢氏が選挙に強いとされる理由について安住氏は「多くの世襲議員と違い、水沢市(現奥州市)で育ち、庶民の呼吸が分かっている。霞が関の官僚政治に手を突っ込んで解体できるのは小沢氏しかいないという期待が国民にもあると思う」と強調する。

 小沢氏の政治手法を、自民党は「政局優先」と批判する。これに対し、岡崎トミ子参院議員(宮城選挙区)は「政権党を倒すのが野党の最大の仕事であり、できるのは小沢氏しかいない。大連立騒動以後、対立路線にかじを切って筋を通し、強さが前面に出ているのがいい」と意に介さない。

 「小沢王国」岩手の議員はもちろん「政権交代への執念が代表を支えている」(平野達男参院議員・岩手選挙区)、「代表が自民党を離党して15年、年齢はまもなく66歳になる。政権交代の機会は今しかない」(黄川田徹衆院議員・岩手3区)と全面支持だ。

■不安視する声も

 対立路線への特化を不安視する声もある。玄葉光一郎衆院議員(福島3区)は小沢氏の安定感を評価しつつも「政権交代には力業も必要だが、政治を前進させるためもう少し与党と協議してもいいのでは」と話す。玄葉氏は超党派議連「せんたく議員連合」の世話人・幹事の立場から「ねじれ国会の中では党の意見に固執してしまう。国会外で腹蔵無く話し合い、前進させたい」とも語る。

 12日夜、民主党地方議員を集めた研修会が都内のホテルであった。次期衆院選にすべてをかけるという小沢氏は「敵は半世紀以上にわたって権力を独占してきた自民党。彼らの持つ基盤と人間関係は予想以上に強い。われわれに風が吹いている、それだけで衆院選は勝てないと言って嫌がられている」と話した。
2008年05月17日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/05/20080518t71008.htm

898片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/19(月) 19:34:43
民主党:定住外国人への地方参政権めぐり火種も
 民主党の「永住外国人住民の法的地位向上を推進する議連」(会長・岡田克也副代表)が20日総会を開き、関連法案作成を視野に入れた提言をまとめる。今後、党の部門会議など正式な機関で議論する見通しだが、党内では渡部恒三最高顧問が代表世話人を務める慎重派の勉強会もあり、両派が党内対立の火種となる恐れもある。

 民主党は98年の結党時の基本政策に「定住外国人の地方参政権実現」を掲げ、過去2回にわたって法案も提出。推進議連はこの流れに沿って今年1月30日に結成された。小沢一郎代表も2月に訪韓し、李明博(イミョンバク)韓国大統領に推進姿勢を表明している。一方で慎重派の勉強会も同じ日に発足。それぞれに70〜90人が名を連ね、会合を重ねている。

 推進議連が20日にまとめる提言は、選挙権付与の対象を朝鮮(北朝鮮)籍以外の永住者とし、行使の範囲を地方の首長選と議員選に限定。被選挙権は付与しない内容だ。

 岡田氏は4月上旬にも慎重派主要メンバーの長島昭久衆院議員らに提言の原案を示したが、長島氏らは「個々の議員の国家観にかかわる問題で、まとめようとすれば多数派工作になる」と反論し、溝は縮まっていない。

 推進議連は近く小沢代表に提言を報告し、正式な議論の開始を目指すが、展開次第では「宗教論争的な対立になりかねない」(中堅議員)との懸念も出てきている。【田中成之】

毎日新聞 2008年5月19日 19時18分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080520k0000m010048000c.html

899片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/21(水) 13:09:10
小沢氏「9月解散」発言が波紋/民主、代表選へ思惑交錯

 民主党の小沢一郎代表が九月の衆院解散を想定し、六月十五日の国会閉幕後から選挙準備を本格化させると表明したことが、党内に波紋を広げている。衆院解散が近いとの切迫感ではなく「九月末の代表任期満了を控え、無投票再選を狙っているのでは」との見方が拡大。党内では小沢氏の無投票再選を支持する非戦論から、本格的な代表選を実施すべきだとの主戦論まで思惑が交錯し始めた。

 小沢氏は十三日の記者会見で「七月か八月、六月になるかもしれないが、民主党として完全な選挙態勢に入りたい」と強調。衆院解散は九月を想定かとの質問に「そうだ」と認めた。

 周辺は「代表は十月総選挙を念頭に置いている」と解説。消費税率引き上げがテーマになる税制抜本改革論議を秋に控え、福田内閣の支持率が上昇する要素がないと判断した自民党が九月に総裁選を行い、新総裁の下で衆院解散に打って出る―との見立てだ。

 ただ、党内では小沢氏が、あえてこの時期に発言した意図の方に関心が集まった。執行部に近い中堅議員は「反小沢氏勢力の封じ込め。『党を挙げて衆院選に突き進もうとするときに変な動きをするなよ』というけん制だ」との見方を示した。

 実際、無投票再選論も出始めた。鳩山由紀夫幹事長グループの十五日の会合では「小沢代表で一致結束する姿を国民に見せるべきだ」と代表選反対論が続出。参院中堅議員は「与党なら首相を決めるのと同じなので選挙すべきだが、野党の党首なのだから無理しなくていい」と指摘する。

 また、小沢氏に近い幹部は「自民党は九月に臨時国会を検討しているようだ。緊迫する可能性もあるので、代表選を前倒しする方がいいかもしれない」と「前倒し論」に言及。狙いは実質的な無投票再選だ。

 小沢氏の発言と同じ十三日の夜、小沢氏から距離を置くとされる前原誠司副代表や枝野幸男元政調会長ら約十人が都内で会食した。関係者によると(1)代表選による党の宣伝効果は絶大(2)代表が代わっても党への支持は変わらない―として代表選を実施すべきだとの意見が大勢だったという。

 しかし現実に対抗馬を出せるのか疑問視する声もある。党役員の一人は「前原、枝野両氏では推薦人が集まらない。野田佳彦広報委員長は人望があるが、勝ち目はない」と解説。別の幹部は「『政策原理主義者』の岡田克也副代表では党が割れる」と分析する。

 鳩山氏や菅直人代表代行、輿石東参院議員会長ら主要メンバーは次期衆院選を小沢代表で戦う考え。鳩山氏は十六日の会見で「小沢氏が続投すべきだとの声が多い」とした上で「ほかの人が代表選に出たいと表明したときに、それを拒んではならない」と述べた。党に亀裂が入らない程度の代表選で民主党をアピールしたい―というのが執行部の本音のようだ。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20080517.html

900片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/21(水) 13:10:08
攻めあぐねる民主党/世論喚起、照準は秋か

 民主党は二十日、終盤国会の目玉となる後期高齢者医療制度(長寿医療制度)廃止法案をまとめた。これを武器に世論の批判をさらに喚起し、福田康夫首相を追い詰める構えだ。しかし衆院解散への道筋が描けず、攻めあぐねているのが内実。小沢一郎代表は九月以降の衆院解散に言及し、政局の照準を秋に移行させ始めたように映る。

 「国民の七割が新制度に反対だ。与党は衆院で審議入りせずにいられるなら、してみたらいい」。民主党の直嶋正行政調会長は、法案を決めた政策責任者会合後の会見で与党をけん制した。

 民主党は、野党が過半数を占める参院で六月上旬に可決し、衆院に送付する方針だが、衆院多数の与党は法案を会期末まで審議しないとみられる。民主党は「廃止を求める国民の声に応えない」との理由で問責決議案提出を視野に入れる。ただ、党内には「法案が否決されたのなら出せるが、審議されない状態では問責を出すのは難しい」(幹部)と見送り論が広がっている。

 一方、野党の廃止法案提出に、自民党の大島理森国対委員長は「提出をやめろとは言えない」と記者団に余裕の表情を見せた。首相が新医療制度の運用改善を指示、与党も制度の枠組みを維持した上で低所得者の負担軽減などを検討し、野党の批判には反論できるとの判断からだ。

 首相は二十日昼、太田昭宏代表ら公明党幹部八人を公邸に招き、昼食を取りながら懇談した。同日夜には自民党幹部を招き会食。野党の意気込みとは対照的に「一段落」のムードが漂う。

 公明党幹部との会合では、介護や住宅など幅広い分野で高齢者が暮らしやすい社会を目指す政策を打ち出す方針を確認。高齢者の支持が戻れば福田内閣の支持率も上向くとの計算が働く。

 民主党には、道路特定財源問題に関する与野党協議の場で、道路に関する無駄遣いや政府方針を追及すべきだとの意見もある。だが消費税の議論に巻き込まれるのではないかとの警戒が消えず、道路でも有効な戦略を見いだせない状態だ。

 小沢氏は二十日夜の中堅議員との会合で力説した。「九月から十二月までに必ず選挙があると思っている。暑い夏にしっかり草取り(選挙区回り)して、実りある秋になるように頑張ってくれ。参院選で過半数を得たのだから、衆院選でも一人一人が勝利することで政権交代につながる」
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20080520.html

901片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/21(水) 15:00:02
前原「小沢悪い」発言、与謝野“暴露”で波紋
講演会で対談内容漏らす?

 民主党の前原誠司副代表が漏らしたとされる、小沢一郎代表に対する批判発言が波紋を広げている。この批判発言は自民党の与謝野馨前官房長官が講演会で明かしたものだが、前原氏はかねてより小沢代表と距離があり、最近は小泉純一郎元首相など自民党議員とも接触している。このため、永田町では「いよいよ小沢Vs前原のバトルが勃発するのでは」との見方が出ている。

 問題の発言は20日付読売新聞朝刊が報じたもので、与謝野氏=写真左=が19日夜に都内で行った講演会で、前原氏が「(国会運営について)民主党が間違っている。国民のために一つずつ物事を決めないといけない。小沢代表が悪い。政策に興味がなく、政局にしか興味がない」と、小沢氏を徹底的にこき下ろしていた事を暴露したというのだ。

 与謝野氏は講演会直前、6月10日に発売される月刊誌「中央公論」の企画で前原氏と対談。この際に前原氏が漏らしたものだというが、永田町では「いよいよ前原氏は小沢民主党と決別するのでは」(自民党若手)などとの憶測が走った。

 その理由について永田町有力筋はこう解説する。

 「前原氏は先の新テロ特措法案や日銀総裁人事への対応でも小沢氏の考え方に公然と異論を唱えるなど、党内では反小沢の急先鋒的存在だ。今年9月の代表選についても複数候補で選挙をするべきだと主張しているが、これは事実上、小沢氏への対抗馬を立てるべきだということ。先月には前原氏に大連立を呼びかけたことがある小泉元首相と会食もしており、いつ小沢氏に反旗を翻してもおかしくないと見られているからだ」

 ただ、前原氏の事務所は与謝野氏発言について、「事実無根だ。読売の記事に書かれていることを(前原氏は対談で)言っていない」と完全否定。

 与謝野氏の事務所も「一般公開した講演会ではなく、あくまで私的な会合での発言だ。まさか新聞記事に出るとは思わなかった」と述べるにとどめ、真偽を定かにしなかった。

 だが、先の講演会参加者の1人はこう証言する。

 「与謝野氏は読売の報道通りの発言をしていた。さらに与謝野氏は、『前原氏が(雑誌の対談時の録音)テープを止めてこっそり言っていた』とも付け加えていた」と証言する。

 衆院選を控え臨戦モードの小沢民主党だが、果たして一枚岩が崩れることになるのか。
ZAKZAK 2008/05/21
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_05/t2008052101_all.html

902片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/23(金) 21:58:33
民主、外国人地方参政権法案の今国会提出困難に
5月23日20時28分配信 産経新聞


 民主党の小沢一郎代表は23日、党本部で渡部恒三最高顧問と会談し、永住外国人地方選挙権付与問題に関する党内協議機関の座長に就くよう要請、渡部氏は受け入れた。この問題をめぐっては、岡田克也副代表が会長の推進派の議連が20日に提言を出し、永住外国人地方選挙権付与法案を早期に策定し、今国会へ提出するよう求めている。
 一方、反対派議連の代表世話人でもある渡部氏は会談で小沢氏に「挙党一致態勢で(政権交代に向け)国民の期待に応えるところにきている。この問題で党を二分し、ヒビが入ってはいけない」と、慎重に議論していく考えを伝えた。同法案の「今国会提出は困難」(幹部)な情勢だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080523-00000949-san-pol

903片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/27(火) 13:12:55
道路財源:民主、追及姿勢を維持 地方整備局見直し要求へ
 民主党は28日に再開される道路特定財源の一般財源化に関する与野党協議で、国土交通省の出先機関、地方整備局の廃止を含めた見直しを要求する方針を固めた。「無駄遣いをなくすのが先決」と与党をけん制し、本格的な税制論議へのハードルを上げるのが狙い。民主党が協議に応じた意図が「道路問題で引き続き追及している姿勢を見せるため」(幹部)にあることが浮き彫りになった。

 地方整備局をめぐっては、特定財源を原資として支出された職員のタクシー代などが明らかになった。地方の道路整備計画策定などに過大な権限を握っていることもあり、民主党は「見直せば、地域のことは地域で決めるようになり、無駄が省ける」(菅直人代表代行)と判断した。

 これに伴い、4月の改正租税特別措置法再可決前にまとめた道路改革の基本方針は見直す。地方整備局の見直しを盛り込むほか、10年間59兆円の道路整備中期計画については、政府が見直しを進めていることを踏まえ「白紙撤回」を求める。(1)ガソリン税などの暫定税率の完全廃止(2)道路特定財源の08年度からの一般財源化−−などはそのまま踏襲する。【小山由宇】

毎日新聞 2008年5月27日 2時30分(最終更新 5月27日 2時30分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080527k0000m010152000c.html

904片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/27(火) 18:45:08
首相問責 出す? 出さない? 民主じわり積極論
2008年5月27日 朝刊

 民主党内で、福田首相問責決議案を参院に提出するかどうかをめぐり、賛否が割れている。通常国会会期末の六月十五日までに、世論の動向を見極めた上で、小沢氏らが最終判断することになる。

 民主党は今国会で、首相問責決議案提出を二回にわたって検討したが、結局見送った。問責決議が可決されても首相が「無視」すれば、民主党は国会審議に応じるわけにいかず、審議拒否が長期化すれば、逆に民主党が批判されかねないとの判断からだ。

 民主党は現在、国会審議を通じて後期高齢者(長寿)医療制度や道路特定財源の無駄遣いなどを追及する戦術を展開しているが、今国会中に首相問責決議案を提出するかどうか、決断を迫られる。

 これまで党内では、衆院解散・総選挙に追い込めそうにない今国会中の提出には消極論が強かったが、ここにきて、党内の空気が微妙に変化している。

 鳩山由紀夫幹事長は「残された三週間余り(の会期中に)、(野党が過半数を占める)参院の力を国民のために使いたい。何もしないことはあり得ない」と指摘する。

 積極論の背景には、民主党の政党支持率が自民党を上回るなど好調なことがある。

 問責決議案を提出しなければ、国民から「こんな状況で何もしなかったと言われる」(幹部)というのだ。

 ただ、民主党内には、小沢一郎代表と首相との党首討論が行われる見通しの六月十一日以前には提出しにくいとの見方もある。

 それ以降だと会期末ぎりぎりとなり、首相問責決議を可決しても、すぐ閉会してしまうため「あまり意味がない」(別の幹部)との意見も根強い。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008052702000125.html

905片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/28(水) 09:40:36
小沢民主代表:次期衆院選で過半数…首相就任に異例の言及
 民主党の小沢一郎代表は27日の記者会見で、次期衆院選で同党が単独過半数を獲得した場合に「私が代表の間であれば、私自身が責任を負わなければならない」と述べ、自らが首相に就任する考えを示した。

 「次期衆院選で勝利して政権交代」をうたう小沢氏だが「自ら首相の座に就くことには関心が薄い」(周辺)というのが通説。本人が首相就任の可能性に言及するのは異例だ。【渡辺創】

毎日新聞 2008年5月27日 19時55分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080528k0000m010064000c.html

906片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/29(木) 10:32:46
民主党はカネがない!?小沢代表が鳩山幹事長に「君の財産出せ」
5月29日6時42分配信 産経新聞


 「キミの財産をよこせよ」。政権交代を旗印にして次期衆院選に向けた対策を急いでいる民主党だが、選挙資金の金策に頭を悩ます小沢一郎代表が最近、冗談めかして鳩山由紀夫幹事長に私財提供を求める一幕があった。
 鳩山氏は政界でも有数の資産家だが、すかさず「代表も(東京都港区内などに複数保有するマンションなどの)建物を売ればいいじゃないですか」と反論。小沢氏は「売ってもそんなにカネにならないよ」と弁解したという。
 民主党は党予算のほとんどが政党交付金頼みで、郵政解散となった平成17年の衆院選で議席を減らした結果、交付金も減ったが、昨年7月の参院選での大勝で、交付金が増額するなど党の財政は選挙の結果に左右される傾向がある。
 7月14日には、約2億5000万円の売り上げを目標に、政治資金パーティーを開くが、それでも「とても足りない状況」(党幹部)。このため、党内からはいざというときには「幹部の自宅を抵当にいれて借金するしかない」との声もあがっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080529-00000900-san-pol

907片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/03(火) 11:46:55
民主党:首相問責、対応に苦慮…執行部
 後期高齢者医療制度廃止法案を巡る与野党の本格攻防を前に、民主党が首相問責決議案についての対応に苦慮している。問責を提出しても、福田政権を衆院の解散・総選挙に追い込むのは困難として、執行部内では「今国会見送り」が大勢だが、党内には若手を中心に、世論の支持を踏まえた問責提出積極論も依然として根強いためだ。

 「『ガソリン値下げ隊』の“ご苦労さん会”を開催します」

 2日、ガソリン税の暫定税率期限切れを巡って国会や街頭で活動した衆院1〜3回生議員に対し、山岡賢次国対委員長名でこんな文書が出回った。会期末を目前にした12日夕の設定。「『問責は打たない』との宣言か」。こんなささやきが聞かれた。

 問責提出を巡って、後期高齢者医療制度廃止法案提出直前の先月20日ごろ、小沢一郎代表は「向こうが反対するところでやればいいじゃないか」と周囲に語った。この時点では、廃止法案を5月中に参院で可決し、6月4日の党首討論で福田康夫首相を後期高齢者医療制度問題で追及し、問責を提出する−−という小沢氏のシナリオだった。

 しかし、党首討論が首相の外遊で会期末ぎりぎりの同月11日に延びたことなどから実現せず、その後小沢氏は問責に対する態度を明確にしていない。

 そんな中、鳩山由紀夫幹事長ら執行部の大半は問責に慎重な姿勢を鮮明にしているが、その背景には「9月の代表選で小沢氏3選を確実にするには問責は打たない方が得策」との配慮がある。

 執行部は「会期末ぎりぎりでも問責を打てば、臨時国会でも審議拒否せざるを得ない」との見解で一致しており、民主党お家芸の国会論戦を自ら封じれば、党内の不満の矛先が小沢氏に向きかねないと危惧(きぐ)している。

 代表選を巡っては、前原誠司副代表が最近「誰も出なければ自分が出る」と公言。「前原氏が出ると『小沢対反小沢』の構図が明確になり過ぎる」と周辺は懸念する。「次期衆院選までは党の顔は小沢氏」という空気が大勢の中、代表選を巡る思惑が、問責問題にも微妙に影響している。

 その一方で、党内若手には、審議を拒否しないことを前提にした「問責積極論」も健在だ。山岡国対委員長を参院議員数人が囲んだ5月29日の会食の席では「問責は出すべきだ。議員立法の審議だけやれば閣僚を呼ぶ必要はなく、審議拒否しなくていい」との意見が出た。

 問責には慎重な鳩山幹事長が1日、長野県須坂市での会見で「廃止法案への対応を見極め、参院執行部の同意をとりつけて、問責を視野に入れ攻勢を強めたい」と述べたのは、こうした若手の動きをにらんでのリップサービスとも受け取れなくもない。【上野央絵】

毎日新聞 2008年6月3日 2時30分(最終更新 6月3日 2時30分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080603k0000m010142000c.html

908片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/07(土) 03:11:56
検証・問責で揺れた民主党/「鶴の一声」で潮目変化

 民主党が五日、一転して福田康夫首相に対する問責決議案を今国会に提出する方針となった背景は、またも小沢一郎代表の「鶴の一声」だった。党内の引き締めが狙いとの見方に加え、不得手とされる党首討論を回避するのが目的との憶測がささやかれる。参院の与野党逆転で手中に収めた「伝家の宝刀」が「竹みつ(竹製の切れない刀)になりかねない」と、党内からは疑問の声も漏れる。問責決議案で揺れた民主党の動きを検証した。

 四日昼すぎ、党本部で開かれた小沢代表ら五人の幹部協議。菅直人代表代行が「このままで国会を終わらせれば、主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)などで完全に首相のペースになる。道路問題も下火になってしまう。十一日の党首討論で攻め立てた後に問責を出してはどうか」と口火を切った。

 それを受けた小沢氏が「首相は党首討論で擦り寄ってくる。そうなると問責は出せない。そこを考えないといけない。このまま会期を終えていいのか」と発言。出席者の一人は「討論をやりたくないのか」と感じたという。先に問責決議案を出せば、党首討論と国会審議を拒む大義になるからだ。五日、民主党の申し入れで党首討論は見送りの見通しになった。

 小沢氏はさらに「党内が緩んでいる」と畳み掛けた。国家公務員制度改革基本法案など与党が譲歩して修正合意する法案が相次ぎ、小沢氏には与党の「問責封じ策」に絡め取られていると映ったようだ。結局、この場で問責決議案提出の方向へ潮目が変わった。

 三日夜、民主党幹部は「衆院解散につながらない問責決議は意味がない。今国会の提出は120%ない」と明言し「小沢氏は参院の意向を尊重する考えだ」と強調。問責決議案の舞台となる参院の輿石東議員会長は一貫して衆院解散・総選挙や総辞職への追い込みが前提との認識から「軽く扱うべきものではない」と主張し、参院執行部も「慎重であるべきだ」と何度も確認していた。

 四日の幹部協議後の野党四党幹事長・書記局長会談。民主党の鳩山由紀夫幹事長が問責決議案提出を提案し、山岡賢次国対委員長が「自民党は『抱きつき』路線だ。党内事情だが、対決姿勢を示したい」と説明した。共産党の市田忠義書記局長が「そんな問責は国民の支持を得られない」と苦言を呈すと、鳩山、山岡両氏とも「本当は慎重なのですが」と漏らした。

 民主党が場当たり的に提出を決めた印象は否めない。四日夜、民主党国対筋は急きょ、党首討論前の九日か十日に問責決議案を提出する理由や手順を検討。五日になって、来週前半に提出すると民主党も重要と位置付ける複数の「生活関連法案」の成立が危ぶまれることが判明、対応に追われる迷走を繰り広げた。

 民主党の中堅議員は五日、国会内でつぶやいた。「四日までは執行部に提出する雰囲気はなかったのに急に変わった。やはり代表が求心力を高めるために指示を出したのか。わが党では極めて高度な政治判断が、いつも代表のひと言で決まる」
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20080605.html

909片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/15(日) 21:54:12
第45回衆議院総選挙総合スレ261
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1213488686/
503 名前:アンチ慶応 ◆YWRXO2tdY2 [sage] 投稿日:2008/06/15(日) 21:50:12 ID:u5qPO5E3
民主党の前原誠司副代表が月刊誌などで、党のマニフェスト批判につながる異例の「政策提言」を繰り返している。党内には「現職の副代表の言動としてふさわしくない」と、強い反発が出ている。
前原氏は、「代表選後、民主党が大きく割れ、自民党も大きく割れるという形での(政界)再編はありうる」とも指摘した。
筒井信隆・農水担当らが12日、「前原副代表の妄言を糾弾し、その『退場』を勧告する」と題した激しい批判メールを、党所属議員に一斉送信する騒ぎにも発展した。
鳩山幹事長は13日の記者会見で、筒井氏らの対応を「行きすぎた」とたしなめる一方、前原氏に対しても「党が分裂するという話は、慎んだ方がよかった」と苦言を呈した。
党内には「ガタガタするくらいなら、代表選は小沢氏の無投票再選の方がいい」(中堅)という声も出ており、前原氏の行動は思惑とは逆に作用する可能性もある。

農業政策
「ばらまきだという気持ちを強く持っている。もう少し前向きな農業政策を築き上げないといけない」(7日の京都市内の会合)

地方分権
「広域的な調整を行う道州を加えた『三層制』が望ましい」(Voice7月号)

自衛隊海外派遣
「国連が決めなければ何もできない国になってしまう」(Voice7月号)

財源
「行革だけでは絶対無理。仮にこのまま民主党が政権を取っても、まともな政権運営はできない。」
(中央公論7月号)
読売朝刊より

910片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/17(火) 12:40:07
民主代表選:岡田氏は言及せず、前原氏は対決姿勢
 民主党の岡田克也副代表が18日、初の著書となる「政権交代」(講談社)を出版する。05年の代表辞任までの政治活動を総括し、政権交代の必要性を訴える内容で、最近の小沢一郎代表時代には言及していない。一方、前原誠司副代表は月刊誌への寄稿で、小沢氏との政策の違いを「代表選の争点」に掲げた。代表選を3カ月後に控え、注目される副代表2人の政治スタイルの違いが党内の話題になっている。

 岡田氏は著書で、90年の初当選時に自民党幹事長だった小沢氏を「政治の世界での父」と表現。97年の新進党解党で小沢氏に初めて公然と異を唱え、たもとを分かった経緯を書いた。ただ、現在の小沢氏との関係については著書では触れず、記者会見で「先輩政治家と思っている」と述べ、微妙な距離感をにじませた。政権交代には党内の結束が不可欠と指摘し、政権交代後に改革を最優先する分野に▽社会保障▽地方分権▽財政構造改革−−を挙げるなど手堅い内容。

 一方、前原氏は月刊誌「Voice7月号」に寄稿した「民主党は政権を担えるか」と題する論文で、農家への戸別所得補償、全国を300自治体に分割する地方分権政策、国連中心主義を挙げ、小沢氏との主張の違いを明示。次期総選挙で勝つために「代表選を通じて、小沢代表と徹底的に議論を戦わせる必要がある」と強調した。

 代表選出馬について岡田氏は「ノーコメント」、前原氏は「本当は出たくないが、誰も出ないなら選挙にするため自分が出る」と周辺に語っている。【田中成之、野口武則】

毎日新聞 2008年6月17日 4時00分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080617k0000m010103000c.html

911片言丸:2008/06/18(水) 23:37:07
柔軟論 民主に広がる 地震、拉致問題では審議
2008年6月18日 朝刊

衆院災害対策特別委員会で、岩手・宮城内陸地震の犠牲者に黙とうする議員ら=17日午前、国会で


 岩手・宮城内陸地震や北朝鮮が拉致事件の再調査を約束したのをきっかけに、福田首相の問責決議を実現させた民主党が一部の国会審議に応じ始めた。あくまで人道的な問題に限った例外との位置付けだが、党内に柔軟論が高まる兆しも出てきた。

 民主党は十一日の首相問責決議案可決後、問責された首相の下で審議はできないとして衆参両院で国会審議に応じていなかった。

 十四日に岩手・宮城内陸地震が起きると、「こういう問題は全く別」(鳩山由紀夫幹事長)として与党に衆参両院の災害対策特別委員会開催を要求。十七日に開かれた衆院災害特委では、政府から被災状況などの説明を受けた。

 北朝鮮の拉致事件再調査表明をめぐっても、民主党は十七日「人道上の問題だし、民主党が拒否していると宣伝されるのも良くない」として拉致問題特別委員会開催を要求。平田健二参院幹事長は「問責可決後でも、人の生死にかかわることが起きれば国会として調査・議論するのは当たり前」と言う。

 執行部には、問責された首相は相手にしないという国会戦略がなし崩しになることへの警戒感もある。

 半面、「なし崩しになってもいい」(中堅)、「閉会中審査だってどんどんやっていい」(ベテラン議員)との声が党内に高まっている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008061802000131.html

912片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/24(火) 20:24:13
民主党員・サポーター、27万人を突破…過去最多更新
 民主党の党員・サポーター数が5月末の定時登録の時点で27万人を超え、過去最多を更新した。

 昨年の参院選で議員数が増えたことに加え、「年金記録漏れ問題や後期高齢者医療制度(長寿医療制度)に対する批判が追い風になっている」という見方が出ている。

 党員・サポーターの登録制度は2002年に始まった。5月末の登録者が代表選の投票権を得る仕組みだ。02年は10万1千人だったが、小沢代表が就任した06年に24万4000人と初めて20万人を突破。昨年は20万1000人に減少したが、9月に代表選を控える今年は再び最多を更新した。

 国会議員には500人、次期衆院選の公認内定者にも300人の党員・サポーター獲得がノルマとして課されており、党内では「例年に比べ、快く引き受けてくれる人が増えた感じがある」という声が上がっている。

 ただ、「ノルマを達成していないベテラン国会議員もいる」という不満も出ており、鳩山幹事長は24日の常任幹事会で、「ノルマを達成できなかった総支部名を公表することを検討したい」と述べた。

(2008年6月24日19時53分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080624-OYT1T00541.htm

913片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 12:11:46
民主党:前原副代表のグループが合宿 代表選は協議せず
 民主党の前原誠司副代表を中心とするグループ「凌雲(りょううん)会」は26、27両日、長野県木曽町で合宿を開いた。参加した23人は小沢一郎代表と距離を置く議員が多いが、9月の党代表選については、協議しなかったという。「次期衆院選までは小沢代表」が党内の大勢の中、主戦論のグループも対抗馬擁立に苦慮している。

 27日に講師として招かれた渡部恒三最高顧問は「選挙になるとしこりが残ると言うこと自体、民主主義政党の資格がない」と代表選の必要性を強調。小沢氏と菅直人代表代行が争った06年の代表選を「選挙前に私が2人に『さわやかに戦い、終わったら挙党態勢だ』と握手させた」と振り返った。

 前原氏は26日夜の懇親会で「マニフェストや政策は常に進化をさせていかなければいけない」と述べ、07年参院選マニフェストを見直す必要を改めて訴えたが、代表選については27日、記者団に「ノーコメント」とだけ語った。【野口武則】

毎日新聞 2008年6月28日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080628ddm005010165000c.html

914片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 12:12:36
民主・岡田副代表:海老名・座間市で講演 政権交代を訴え /神奈川
 民主党の岡田克也副代表は27日、海老名、座間両市で街頭演説と講演会を行った。道路特定財源や暫定税率について「陳情した市長さんなどより役人が決める。役人が偉いというのが今の政治」と指摘し「民主党が政権を取ることで一気に流れが変わる」と政権交代を訴えた。

 次期衆院選に立候補を予定している新人の応援のために訪れた。岡田副代表は後期高齢者医療制度を巡る混乱について「どうして与党は法案を決める前にきちんと検証しなかったのか」と与党を批判。「政権が失敗したら入れ替わるという民主主義の国を作りたい。皆さんの一歩踏み出す勇気で世の中は変わる」と衆院選での支持を訴えた。【長真一】

毎日新聞 2008年6月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20080628ddlk14010203000c.html

915片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 12:14:37
風知草:ロボコップ・リターンズ=専門編集委員・山田孝男
 民主党の岡田克也(54)はまじめが看板だ。6月中旬、講談社から「政権交代/この国を変える」を出版した。「まじめで何が悪い」と自らを奮い立たせているように私には読めた。まじめに党代表返り咲きを狙っているという観測もあるが、少なくとも出版と代表選は無関係だろう。岡田は手の込んだ駆け引きの人ではない。

 酒を飲まない。たばこはもちろん、ゴルフもカラオケもだめ。そのむかし、番記者のつけたあだ名がロボコップ。米SFアクション映画に出てくるサイボーグ(人造人間)のスーパー警官だ。完全武装の論戦マシンというイメージである。

 この人、映画に目がない。ただし、好きなのは「西部戦線異状なし」「プライベート・ライアン」など「考えさせられる映画」で、エンターテインメントは眼中にない。いま読んでいる本はロバート・ゲスト(英エコノミスト誌元特派員)の「アフリカ/苦悩する大陸」とアル・ゴア(元米副大統領)の「理性の奪還/もうひとつの『不都合な真実』」−−。

 まじめ過ぎるという自覚、ないですか? 非礼を顧みず本人に問うと、言下に「ないです」。取りつく島がない。

 小泉政権の5年間、岡田は民主党政調会長、幹事長代理、幹事長、代表を歴任し、首相に質問すること30回以上。最も多く小泉純一郎と議論した政治家だと自負している。

 小泉人気も中だるみの04年参院選は、岡田が小泉の「人生いろいろ」発言に食いついて自民党を寄り切り。05年衆院選は逆に岡田民主党が惨敗し、代表を退いた。新著の後半は小泉との戦いの総括である。

 ここで岡田が言っているのはこういうことだ。

 (1)小泉改革で評価すべきは公共事業に頼らぬ景気回復と不良債権処理の加速。他はことごとく期待外れだった。

 (2)他方、内政の最大の課題は医療・年金など国民が受け取る給付が増え、それに見合う負担が不足していることだ。

 (3)もはや増税論議は避けて通れないが、行政と癒着した自公政権では役所のムダに切り込めず、国民が納得しない。

 (4)だから、しがらみのない民主党に任せてほしい。

 3番目の増税論議容認がポイントになる。岡田代表時代、民主党は消費税3%増税を公約して国政選挙を戦った。しかも岡田の本は冒頭から増税の逸話である。地元(三重県)の対話集会で支持者に「年金になぜ税金がかかるのか」と詰め寄られた岡田が「がまんしてください」と説き伏せる−−。

 反増税の現執行部との隔たり著しく、そこから「岡田は秋の代表選挙に出て小沢一郎の再選を阻むハラではないか」という観測が生まれる。

 小沢は06年4月、両院の民主党議員による投票で菅直人を制して代表になった。偽メールに基づく疑惑追及で瓦解した党の立て直しに担ぎ出されたのが実情だ。同9月の定期代表選挙で無投票再選され、その任期が今年9月で終わる。

 政権奪取最優先の政策と独断専行の手法に党内の不満は募り、代表選出馬を公言する有力議員もいるが、最も重みがあり、最も敵の少ない潜在候補が岡田だ。どうするのか。

 岡田に聞くと「民主党が政権を取るためにどうすべきか。私の判断基準はそれだけです」と答えた。ロボコップは戦列に戻ったが、小沢と争って党を割るつもりはない。私にはそう聞こえた。(敬称略)(毎週月曜日掲載)

毎日新聞 2008年6月30日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20080630ddm003070147000c.html

916片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 12:26:13
民主サポーター27万人超 過去最高、代表選も影響?(06/29 15:20)
 9月に予定される民主党代表選で投票権を持つ党員・サポーター数が27万人を超える見通しだ。現行制度となった2004年以降では過去最高で、来月に確定数を公表する。昨年の参院選で躍進した勢いに加え、代表選をにらみ国会議員らの動きが活発化した影響もありそうだ。複数の候補者による代表選が実現すれば、党員・サポーター票の行方も焦点となる。

 党員・サポーター制度は2000年に導入。04年からは、党員は年間6000円、サポーターは2000円を支払えば、5月末時点の登録者が郵便投票で代表選に参加できる現在の仕組みとなった。

 04年は11万人、05年は15万7000人と推移し、06年に24万4000人と初めて20万人の大台を突破。昨年は20万1000人で今年は約7万人増となる見通しだ。

 民主党は1月の党大会で25万人の登録を目指す方針を決め、この目標は達成。ただ現職に課した「最低500人」のノルマを果たせなかった議員もいる。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/101898.html?_nva=41

917片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/04(金) 19:53:37
菅直人氏:民主党代表選に出馬せず 98年の結党以来初
 民主党の菅直人代表代行は3日の記者会見で、9月の党代表選に関し、小沢一郎代表の再選を支持し、自らは出馬しないことを明言した。菅氏はこれまで選挙戦になった代表選すべてに出馬しており、今回選挙戦になっても菅氏が出馬しなければ、98年の結党以来初めてとなる。

 菅氏は「小沢代表の下で次期衆院選に臨むことが政権交代の可能性が一番大きい」と小沢氏3選支持を表明。その上で「私自身はそういう判断に沿って行動したい」と述べ、不出馬を明らかにした。

 一方で「だから無投票がいいと思っているわけではなく、出たい人が立候補して議論するのは民主主義政党として当然だ」と述べ、代表選が無投票となることには慎重な姿勢を見せた。

 菅氏は98年4月の結党時、初代代表に選出された。99年以降の代表選10回のうち無投票を除く6回に出馬。99年と02年の2回当選している。【田中成之】

毎日新聞 2008年7月3日 19時18分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080704k0000m010038000c.html

918片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/04(金) 19:54:47
言わせて:実感「ねじれ国会」/5 民主党・馬淵澄夫衆院議員
 ◇国対政治もう要らない
 −−ねじれをどう実感されていますか。

 ◆主婦の方が「いろんなことが明るみに出たのはねじれの成果」とミニ集会などで言ってくれるようになりました。形骸(けいがい)化していた国会が審議の場として本来の姿を取り戻しつつあり、メリットが大きいと思います。

 −−ねじれ効果は最初から意識されていたのでしょうか。

 ◆与党は当初、十分理解していなかったですね。予算の強行採決でどうなるかを甘く見ていた。暫定税率が廃止になるなんて夢にも思わなかったのでしょう。もっとも野党もやり方次第で予算委審議をもっと活性化できたはずで、ねじれ効果を現実感として持っていなかった気がします。

 −−暫定税率廃止は大きかったですか。

 ◆小沢一郎代表は、国民の前に現実にガソリン25円下げを示すことがどれだけインパクトがあるか、よく熟知していたんですね。もう一つは、本当に野党の手でこういうことが起きるんだという国会の心理戦の中でのアドバンテージ。だから小沢さんはある段階から先鋭的に判断したのでしょう。僕も暫定税率廃止に突っ走るとは思っていませんでした。

 −−自民党議員と国会改革に関する提言をまとめましたね。

 ◆ねじれを千載一遇のチャンスととらえ、改革を実現しようという提言でした。目の前の道路問題をどうするか与野党で知恵を働かそうと。自民党と手を組みにいったわけではない。その後、「せんたく議連」で実際に動き出している。若手が最初に石を投げ込んだ意味があったと思いますよ。

 −−民主党の戦術はどうでしたか。

 ◆いいと思うけど、クエスチョンもあります。問責決議もいいが、審議拒否はだめ。「言論の府」なのだから徹底して審議すればいい。向こうはチャンピオンでこちらはチャレンジャー。勝つにはKOしかない。国会論戦で勝てるだけの力量はあると思います。

 −−民主党が政権を取ったらどうなりますか。

 ◆55年体制にどっぷりつかった国対政治が幅をきかすようなら、自民党が民主党に名前を変えただけの政治に堕する可能性もあります。どちらが野党になっても現実味のある政権交代が可能な「言論の府」を作らないといけない。国対政治はもう要りません。【聞き手・小山由宇】=つづく

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 ■人物略歴

 ◇まぶち・すみお
 1960年生まれ、47歳。横浜国大工学部卒。大手建設会社員、事務用品会社役員などを経て03年衆院奈良1区から初当選、現在2期目。08年通常国会では「道路整備の中期計画」について切り込んだ。6児の父としても知られる。

毎日新聞 2008年7月2日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080702ddm005010021000c.html

919片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/10(木) 09:49:20
民主党:離島で初の公聴会 長崎・五島で500人参加
 民主党「次の内閣」は9日、長崎県五島市で次期衆院選マニフェスト作りに向けた地方公聴会を開いた。「原油や飼料の高騰で農漁業が立ち行かない」と対策を求める声が相次ぎ、直嶋正行政調会長は先月まとめた党の緊急経済対策などを説明。「政権交代があればすぐに実施したい」と強調した。

 公聴会は「地域間格差の是正」をアピールするため、初めて離島で開催した。

 約500人が参加。「離島は船賃がかかり過ぎ、航路補助がないと厳しい」など離島ならではの指摘が出され、五島市が地元の山田正彦衆院議員が揮発油税を54円減免する離島振興法改正案などを説明した。

 公聴会は7月末までに福島、青森、佐賀3県でも開く。【小山由宇】

毎日新聞 2008年7月10日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080710ddm005010044000c.html

920片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/15(火) 08:28:17
結党10年の民主:政権への展望/1 岡田氏待望論
 ◇「しこり」懸念、本人慎重
 6月26日夜、東京から遠く離れた長野県木曽町。島崎藤村の「夜明け前」で有名な馬籠宿(まごめじゅく)(岐阜県中津川市)にもほど近い同町内のホテルで、民主党の前原誠司副代表を中心としたグループ「凌雲(りょううん)会」の合宿が開かれていた。

 この合宿に姿を見せたのが衆院当選13回、76歳の長老、渡部恒三最高顧問だった。渡部氏は前原氏と酒を酌み交わしながら、9月の党代表選への対応をこんこんとアドバイスした。

 「ベストは岡田(克也副代表)君、でなければ野田(佳彦広報委員長)君が出ることなんだ。前原君、君はダメだぞ」

 「分かっています」。前原氏は神妙に応じた。前原氏は、小沢一郎代表の下で作られた昨年の参院選マニフェストを公然と批判した上に、自民党の小泉純一郎元首相、中川秀直元幹事長らとの付き合いが喧伝(けんでん)されている。前原氏を出馬させれば、政権交代を目指す次期衆院選を前に民主党分裂にもつながりかねない−−。渡部氏の懸念はそこにあった。

 ただし、渡部氏は翌27日、講演で「選挙になるとしこりが残るということ自体、民主主義政党の資格がない。オープンでさわやかな代表選にしてこそ挙党体制ができる」と強調してみせた。

 この合宿の後、凌雲会メンバーは「前原氏以外」を念頭に、対抗馬擁立に向けてじわりと動き出した。

 昨秋の大連立騒動の際、小沢氏を公然と批判した仙谷由人元政調会長は2日後の6月29日、地元・徳島市内の後援会のパーティーで自身の出馬の可能性に言及。枝野幸男元政調会長も今月6日、地元・さいたま市内の会合で「必ず選挙になると約束できる」と断言、自身の出馬にも含みを持たせた。

 そんな中、岡田氏に対しては、05年衆院選で落選した候補者のケアに全国各地を巡回していることなどから、党内の待望論が広がりつつある。

 しかし、岡田氏は自民党旧竹下派、新生党時代に師事した小沢氏を「政界の父」と語っており、小沢氏との対決になる代表選への自らの出馬については「ノーコメント」を貫いている。

 野田氏も出馬には慎重な姿勢を崩していない。野田氏を中心とするグループが今月上旬開いた研修会では、現職、新人を含めて代表選出馬を求める声が上がったものの、野田氏は態度を保留した。

 本来、次期衆院選での政権奪取の弾みとなるべき代表選に、「選挙後のしこり」を気にして慎重姿勢を崩さない岡田氏ら有力候補。

 岡田氏や野田氏が立候補を尻込みするのは、小沢氏による新進党解党(97年)へのトラウマだ。岡田、野田氏ともに新進党所属だっただけに、解党から10年の歳月が経過しても記憶は生々しい。小沢氏は自らが勝利したものの、対抗馬が出馬した新進党党首選を機に同党を解党した上で自由党を結成し、「自自連立」「自自公連立」に走った。

 その後、民主党に合流した小沢氏は06年の代表選の際、ルキノ・ビスコンティ監督のイタリア映画「山猫」に出てくる「変わらずに生き残るためには、自らが変わらなければならない」との言葉を引用。「敵か味方か」を峻別(しゅんべつ)した上で与党との連立を志向してきた小沢氏は大きく変わった、との声が党内で一時は強まった。

 しかし、自民党との「大連立」をしぶしぶ封印した小沢氏に、代表選の結果次第では、またぞろ「解党・分裂」含みの連立志向が頭をもたげないか。岡田氏らの疑心暗鬼はその一点にある。=つづく

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 ◇執行部、寄り合い所帯
 民主党は98年4月、旧民主党をはじめとする当時の野党4党が合流し、与党・橋本龍太郎自社さ政権に対抗して「政権交代可能な政治勢力の結集」を宣言し、発足した。

 96年に菅直人、鳩山由紀夫両氏の2人代表でスタートした旧民主党は、社民、さきがけ議員を中心に「自民でも新進でもない第三極」を目指していた。一方、小沢一郎氏率いる新進党は97年末に解党。小沢氏が自由党を旗揚げした。

 03年9月には、民主党と自由党が合併。現在の民主党の姿となった。今の執行部は自民出身の小沢代表、鳩山幹事長、社民連出身の菅代表代行、社会出身の輿石東参院議員会長と、寄り合い所帯ぶりを反映している。

毎日新聞 2008年7月15日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080715ddm005010086000c.html

921片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/15(火) 11:31:54
民主・花斉会、野田氏に対応一任
 民主党の野田佳彦広報委員長を中心とするグループ・花斉会が14日夜、東京都内で会合を開き、9月に予定される民主党代表選への対応について、野田氏に一任することを決めました。

会合には民主党の国会議員14人のほか、次の衆議院選挙での民主党の新人候補予定者6人など、合わせて21人が出席しました。

 出席者によりますと、14日の会合では9月に予定されている民主党代表選について、会としての対応を野田氏に一任することを決めたということです。

 民主党代表選をめぐっては現在の小沢代表の対抗馬が出るかどうかが焦点となっていますが、野田氏自身が立候補するかどうか、あるいはどの候補を支援することにするのか、最終的な対応を決めるのはさらに党内情勢を見極めた上でのことになりそうです。(14日23:18)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20080715/20080715-00000022-jnn-pol.html

922片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/16(水) 12:11:29
民主代表選へ動き活発化/野田氏らに出馬待望論

 九月に予定される民主党代表選は、鳩山由紀夫幹事長ら現執行部が相次いで小沢一郎代表支持を打ち出し、三選に向けた流れが加速してきた。参院側では、小沢氏が昨年夏の参院選勝利の立役者であるとして無投票論も浮上している。

 ただ中堅、若手議員を中心に複数候補による選挙戦実施を求める声は根強い。有力候補の岡田克也副代表が慎重姿勢を見せる中、野田佳彦広報委員長らの出馬を望む声も徐々に広がる。小沢支持勢力との間で神経戦の様相を見せ始めている。

 小沢氏は正式表明していないものの、出馬は確実視される。執行部では鳩山氏のほか、菅直人代表代行や輿石東参院議員会長らが既に三選支持を表明。鳩山、菅両グループのほか、横路孝弘衆院副議長に近い旧社会党系や、川端達夫副代表ら旧民社党系などのグループもその方向だ。

 民主党のグループは「同好会」に例えられる。重複して所属する議員も多く、かつての自民党派閥のような強固な結束はない。だが鳩山グループは来月十七、十八両日に軽井沢で開く研修会に、小沢氏に近い若手議員でつくる「一新会」にも参加を要請。小沢氏支持へ結束を確認する見通しで、代表選の前哨戦ではまとまった動きも目立つ。

 昨年夏の参院選で所属議員が大幅増となった参院では「いろいろな候補者が代表選でやり合うのはいかがなものか」(平田健二参院幹事長)と無投票三選を望む声まで出ている。

 小沢氏支持が広がる中、中堅、若手の間では「代表選で党の政策を国民にアピールすべきだ」(中堅)として複数候補による政策論争に期待する声が根強い。野田氏、前原誠司副代表をそれぞれ中心とするグループでは水面下で対抗馬擁立への模索が続く。

 野田グループでは野田氏擁立論の一方、慎重論も消えない。前原グループには小沢氏の党運営に批判的な議員が多く、仙谷由人、枝野幸男両元政調会長の名前が取りざたされるが、両氏とも野田氏の動向を見極めている。グループに所属していない岡田氏の出馬に期待する声もあるが、いずれも実際に擁立できるかまだ見通せない。

 小沢氏支持の鳩山、菅両氏も複数候補による代表選実施が望ましいとの考えを示しているものの「党に亀裂が入らない程度の戦いに」というのが本音。小沢氏周辺は「対抗馬の推薦人になる人がいるのか。報復人事も当然あるだろう」と小沢氏に挑む候補擁立の動きを強くけん制している。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20080711.html

923片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/16(水) 12:12:01
政権交代目指しパーティー/小沢氏、3選へ布石

 九月二十一日投開票の日程が決まった民主党代表選は、小沢一郎代表が三選に向け着々と布石を打っている。対抗馬擁立を探る中堅、若手議員も腹の探り合いの段階で出遅れ感は否めず、選挙戦が実現しても事実上は「無風」になりかねない雲行きだ。

 「自公政権の国民生活を無視した政治を糾弾し、この国の政治を変えよう」。十四日、都内で開かれた党の政治資金パーティー。五千人を超える出席者であふれ返った会場で、小沢氏は声を張り上げた。

 前日の十三日には、自ら主宰する「政治塾」で講演。国会での官僚答弁を法律で禁止し、約二百人の国会議員を副大臣や政務官として中央省庁に送り込むという政治主導の政権構想を披露してみせた。

 代表選の二カ月も前に政権への意気込みを示す小沢氏の姿からは、「三選への自信」(周辺)がのぞく。代表経験者の菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長は、いずれも小沢氏支持を明言。十四日の両院議員総会では、石井一副代表が「出馬する人は、それなりの腹を持って挑戦してもらいたい」と対抗勢力をけん制した。

 小沢氏の基盤固めの対象は、現職議員だけではない。「全国行脚」は四十七都道府県を一巡し、代表選への投票権を持つ公認予定候補者らも激励した。党員・サポーター集めでも小沢氏のグループが先行。「既に現職の四割、新人・元職の五割、党員・サポーターの六割を固めた」との見方もあり、中堅議員の一人は「大方の関心は、次期衆院選をにらんだ『次の内閣』閣僚などの人事に移りつつある」と漏らす。

 これに対し、出馬が取りざたされる岡田克也副代表や野田佳彦広報委員長らは、代表選をめぐる対応を鮮明にしていない。党内で幅広い待望論がある岡田氏が「ノーコメント」を繰り返していることに対し、党内では「ポスト小沢の位置が確定するのを待っている」(中堅)との憶測も浮上。今回は出馬を見送るとの見方が強まりつつある。

 野田氏のグループでは、若手を中心に出馬を求める声がある半面、慎重論も根強い。十四日夜には都内で会合を開き、自身を含め約二十人が出席、「野田氏の判断を尊重しよう」との意見も出たが、踏み込んだ議論にはならなかった。野田氏はグループの意見集約を進めながら、岡田氏の意向や他のグループの動きを見極め、八月以降に対応を最終判断する見通しだ。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20080714.html

924片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/18(金) 12:56:05
結党10年の民主:政権への展望/3 「無駄削減」一辺倒
 ◇財源論置き去りのまま
 「急騰した油代は直接補てんします。政権をとったら明日にでもやる」。今月9日、長崎県の離島・五島列島。地元出身の民主党衆院議員、山田正彦氏は「燃料高騰で漁に出られない」と訴える漁業者に宣言した。島の北端にある水ノ浦漁港。大小の漁船が10隻ほどつながれていた。

 民主党「次の内閣」が次期衆院選マニフェスト作りに向けて地方で実施している公聴会で、漁業用燃油高騰対策は喫緊の課題だ。直接補てんの所要額は1000億円。財源について山田氏は「政府が漁港整備に投資している3000億円から3割も回せば賄える。漁港整備は急を要さない」と話す。

 民主党が掲げる政策の財源の多くは、「政府の無駄を削る」との発想だ。昨年の参院選マニフェストでも、年金基礎部分への消費税投入(6・3兆円)、農業者の戸別所得補償(1兆円)など計15・3兆円の政策を掲げ、財源は補助金の交付金化、談合・天下りの根絶、特殊法人の原則廃止などで賄うとした。

 その後さらに地方緊急経済対策(3・5兆円)、ガソリン税の暫定税率廃止(2・6兆円)などを打ち出し、参院選マニフェストと合わせると22兆円。しかしこれも「特別会計の剰余金などで対処できる」という。

 与党はこうした民主党の政策を「でたらめ」(与謝野馨前官房長官)などと激しく攻撃する。民主党内にも与謝野氏らに同調する声があり、前原誠司副代表は「9月の代表選で財源論を争点にすべきだ」と明言した。

 しかし、党税調でも増税の議論は影を潜めている。「消費税増税を選挙の争点にしては勝てない」との認識は与野党問わず共通。福田康夫首相は6月、「決断の時期」と発言しながら、すぐ軌道修正したほど。民主党内でも「こちらから増税を持ち出す必要はない」(若手参院議員)との声が強まっている。

 こうした中、小沢一郎代表は「増税は鬼門」との判断に基づき、「無駄遣いと腐敗を直さず負担ばかり増やすのは国民に受け入れられない」と繰り返す。

 「税については小沢代表の考え方を含め、高度な政治判断が要る」。14日に東京都内で開かれた「言論NPO」(工藤泰志代表)との討論会。中川正春「次の内閣」財務担当は、マニフェスト評価委員の「将来の税体系をどう考えるか」との追及をかわした。小沢氏に近い参院中堅は「非公開の部門会議で問題提起はできても、オープンな場ではタブー」と漏らす。

 次期衆院選マニフェストを検討する政調では、参院選マニフェストで盛り込んだ数値目標「15・3兆円」を外す案すら浮上している。「数値を出すから与党に突っ込まれる」(中堅)。財源論の具体像は当面、見えてきそうにない。=つづく

毎日新聞 2008年7月17日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2008/07/17/20080717ddm005010109000c.html

925片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/18(金) 12:56:43
結党10年の民主:政権への展望/4 対等な日米同盟
 ◇実現への青写真なく
 「政権を担って本当の対等な日米同盟を作り上げたい。日米地位協定や米軍問題について沖縄県民の意見を尊重し、解決策を考える」

 民主党の小沢一郎代表は6月26日、那覇市での会見で訴えた。今月8日には与野党逆転を果たした県議選結果を踏まえ、地位協定の抜本改定や米軍普天間飛行場(宜野湾市)の県外・国外移設を盛り込んだ党の新たな「沖縄ビジョン」を決定した。

 民主党は県議選で議席を1から4に増やし、躍進した。同党公認で初当選した山内末子県議は、その理由を「政権交代後、新基地建設に反対することへの期待だ」と語る。

 県議会は18日の本会議で、普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)移設に反対する意見書・決議案を野党の賛成多数で可決する。「県内移設反対」決議可決は橋本龍太郎自社さ政権の96年以来。辺野古移設推進派の首長は「知事の判断次第で県の方針は変わり得る」とみる。

 民主党が在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)の根拠となる特別協定承認に初めて反対したのも、小泉政権時に顕著になった政府・自民党の日米同盟至上主義に対峙(たいじ)し、米国への是々非々路線を打ち出したいとの判断からだ。インド洋への海上自衛隊派遣継続反対を巡って小沢氏が持ち出した「国連中心主義」も同根と言える。

 「小沢さんの『国連決議さえあれば自衛隊を出していい』は原則論。違憲ではない」「小沢さんはリベラルだが、世間が見る目はそうではない。小沢氏が改憲志向でないことを明確にするためにも代表選が必要だ」

 集団的自衛権行使に慎重な党内グループ「リベラルの会」が15日に開いた北海道千歳市での合宿で、代表選を戦うべきかで激論が戦わされた。

 同会は結局会独自の候補擁立を見送り、小沢氏の提唱する「国連中心主義」に矛盾しないよう、「国際協力隊」を新設し、平和維持や人道支援活動に派遣するとの政策提言を発表。代表世話人の平岡秀夫衆院議員は「次の衆院選は小沢代表の下で戦うことが前提」と明言した。

 結党以来「右から左までの寄り合い所帯」と指摘され続けた民主党の安全保障政策を糾合しつつある「政権交代」の現実味。しかし、日米地位協定改定など自ら設定した高いハードルを政権獲得後に乗り越える青写真がないのも事実だ。

 「民主党が政権を取ったら、現実には(日米同盟の根幹である)思いやり予算に反対できないだろう。(野党である今が)最後のチャンスだ」

 民主党の「次の内閣」防衛担当を務める浅尾慶一郎参院議員が、4月2日の「次の内閣」会議で漏らした言葉に、政権獲得後「対等な日米同盟」が実現できるかどうか、民主党の不安感がにじみ出ている。=つづく

毎日新聞 2008年7月18日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2008/07/18/20080718ddm005010132000c.html

926片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/19(土) 00:04:51
小沢代表「中国の暴動は国民の不満」 所得格差や中国共産党へ
7月18日22時40分配信 産経新聞


 民主党の小沢一郎代表は18日夜、埼玉県志木市内で講演し、中国・貴州省など中国各地で発生した大暴動について、「四川大地震で学校から民家からみんなつぶれているが、共産党の本部は何の被害もない。なぜそうなのか。そこに民衆の不満がものすごくある。ほんの数千万人のものすごい金持ちと、10数億人が食うや食わずという現実がある。だからいろんな暴動が起きている」と述べ、所得格差や中国共産党への不満が根本原因との見方を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080718-00000979-san-pol

927名無しでチュウ:2008/07/20(日) 07:36:21
結党10年の民主:政権への展望/5止 再編VS政権交代
 ◇自民と切り崩し合戦
 日本経団連、日本商工会議所と並んで経済3団体の一つに数えられる経済同友会(桜井正光代表幹事)が、このほど民主党との政治懇談会をスタートさせた。経済界が次期衆院選後の政権交代を視野に、民主党を強く意識し始めたとの見方が永田町に広まっている。しかも自民党との政治懇談会も同時スタートさせるという用意周到さだ。

 民主党の窓口役は前原誠司副代表。前原氏周辺は「政権交代後を見据えて経済界とパイプを作っておくのは当然」と話すが、自民党の窓口役が、前原氏との親交を深める中川秀直元幹事長であることが憶測を呼んでいる。

 中川、前原両氏は、たばこ税引き上げを目指す超党派議連を発足させるなど、共通点が多い。懇談会に参加した自民若手は「中川氏は政界再編論者。同友会も再編を見込んでいる」と指摘する。現に中川、前原氏がそれぞれの党の参加者を人選した。

 ただ、民主党内では懇談会が「政界再編」の道具とされることへの警戒感も強い。

 今月8日、東京都内で行われた経済同友会と民主党との政治懇談会の初会合で、民主党の岡田克也副代表は、「日本には新たな国家目標は必要ない」と語った。同友会側の「国家目標が必要」との発言をにべもなく否定した形だ。前原氏があいさつした直後だった。

 岡田氏の心境を周辺が解説する。「同友会の狙いは自民党側と通じた『民主切り崩し』。前原さんは党に正式に申し入れもないのに引き受けた。そのために会合に出席していらだちをぶつけたのではないか」

 党内の大勢は「今の時期、党が割れているとみられるのはマイナスでしかない。選挙前の再編はあり得ない」(幹部)と前原氏の動きに冷ややかだ。

 民主党の強気は政権交代への各界の期待に支えられていると言ってもよい。

 党税制調査会長の藤井裕久最高顧問は6月28日、大阪市内で開かれた近畿税理士政治連盟の会合に招かれた。「政権を取ったらオーナー課税廃止法案をぜひ通してほしい」

 税政連側の強い期待を藤井氏は感じた。税理士会が各小選挙区1議員を対象に作る後援会組織にも最近、07年参院選での初当選組をターゲットに、自民から民主への乗り換え現象が起きているという。

 こうした現状への危機感から、自民党側は中川氏だけでなく幹部が民主党を巻き込んだ再編を一様にもくろんでいる。伊吹文明幹事長も今月12日、千葉市での講演で「次の衆院選で自公が勝てば、民主党は動揺する。その時に再編を仕掛けて参院を分断しなければ、今の政治状況は変わらない」と語った。

 強気の民主党にしても、「本音を言うとお互い過半数を取れないこともあり得る」(安住淳国対委員長代理)、「次期衆院選後、政界が液状化した時、政策本位での再編は否定できない」(中堅)との声もある。

 「自民党は必死だ。金でも何でも使ってくるだろう。こっちはすぐゆるむ。心配だ」。小沢一郎代表は16日夜、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長らとの会食の席で油断を戒めた。自民支持基盤を狙って切り崩すのが小沢氏の選挙手法。「再編に期待」の自民と「まずは選挙」の民主の攻防は続く。=おわり

   ◇  ◇

 この企画は上野央絵、田中成之、野口武則、小山由宇、渡辺創が担当しました。

毎日新聞 2008年7月19日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080719ddm005010021000c.html

928名無しでチュウ:2008/07/23(水) 06:09:54
民主・岡田氏、代表選へ慎重姿勢崩さず '08/7/20

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 九月の民主党代表選をめぐり、岡田克也副代表の動向が注目を集めている。岡田氏が出馬すれば小沢一郎代表の有力な対抗馬になるのは確実で、代表選を通じた政策論争に期待する中堅、若手議員を中心に待望論が広がる。だが本人は周囲の期待をよそに「ノーコメント」を貫き、慎重姿勢を崩していない。

 「中国共産党と人民を代表して感謝します」。中国のニューリーダーの一人である李克強副首相は十六日の北京市内での会談で、民主党の四川大地震対策本部長を務める岡田氏と固い握手を交わした。胡錦濤国家主席に近い李氏が野党幹部と会うのは異例で、中国側の岡田氏への期待がにじんだ。

 日本経団連の御手洗冨士夫会長らが、パイプ強化の思惑から岡田氏を「囲む会」を発足させるなど、将来の“民主党政権”のリーダーとして岡田氏の存在感は膨らみつつある。

 岡田氏は二〇〇五年九月の衆院選敗北の責任を取って代表を辞任してからは、落選議員や若手を中心に二度の全国応援行脚を展開。昨年九月に始めた第二弾は今月二十七日の宮城2区で終える予定で、訪れた小選挙区は百三十余りになった。

 党内ではこうした地道な努力を、先の通常国会で衆院予算委員会の筆頭理事として論戦の陣頭指揮を執り福田康夫首相を追いつめた手腕とともに評価する声が多い。

 ただ岡田氏は代表選に関し「私も当事者の一人」「何を言っても憶測を呼ぶ」と話すだけで、腹のうちを一切明かそうとしない。今月五日の茨城県つくば市での記者会見では「感情的対立になってはいけない」と強調し、党内では出馬に慎重と受け止められた。

 小沢氏の対抗馬擁立を模索する前原誠司副代表、野田佳彦広報委員長の両グループは岡田氏の動きを注視。野田氏は代表選日程が正式決定した十四日昼、岡田氏と都内で会談したが、関係者によると「代表選をめぐっては踏み込んだ話にはならなかった」という。

 岡田氏の真意について党内では「小沢氏からの禅譲狙いだ。次期衆院選勝利へ一丸となるべき時期に、弓を引くとは思えない」(中堅議員)との見方が強い。岡田氏は周囲に「いずれ態度をはっきりさせたい」と漏らしており、八月のお盆明けにも最終判断することになりそうだ。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200807200361.html

929名無しでチュウ:2008/07/23(水) 06:39:52
民主党:代表選まで2カ月 無投票圧力に有力候補音無し
 民主党代表選の投開票日(9月21日)まで2カ月となったが、小沢一郎代表の対抗馬が現れず、選挙の構図が定まらない。「無投票3選」を支持するベテランの発言が相次いでいるのに加え、小沢氏の次期衆院選に向けた「地元回り」指令が代表選への関心を遠ざけている。こうした党内事情を背景に、有力候補者の具体的な動きも低調だ。

 「代表選をやるのは反対。これから政権交代しようという時に、エネルギーが分散されてしまう」。小沢氏に近い藤井裕久最高顧問は17日、岐阜市内の講演で断言した。小沢氏と69年衆院初当選同期の石井一副代表も14日の両院議員総会で「意義があるのは『次は自分が政権を取る』と訴える場合だけ。支援する方はそれなりの腹を持っていただきたい」とすごんでみせた。

 民主党は8月中旬から衆院の300小選挙区で情勢調査を実施する。9月に1次公認を決定する判断材料とされ、小沢氏は候補者差し替えの可能性も示唆している。代表選で対抗馬擁立を模索する中堅は「公認決定に影響すると思う議員は代表選と距離を置くだろう」と指摘。ある若手は「地元を空けて東京で代表選の活動をするにはかなりの覚悟がいる」と漏らす。

 渡部恒三最高顧問は21日、岐阜市内の街頭演説で「代表選を行うのは当然、無投票について議論するのがおかしい」と述べた。しかし、有力候補者の代表選を巡る動きは表面化していない。有力候補視される野田佳彦広報委員長と岡田克也副代表の2人は、14日夜会談し対応を協議したが、明確な結論は出なかった。出馬の意欲をにじませる仙谷由人、枝野幸男両元政調会長も音無しの構え。河村たかし衆院議員は代表選出馬に向けた政策をまとめたが、立候補に必要な推薦人20人確保のめどが立っていない。

 党執行部は、山岡賢次国対委員長が20日の民放報道番組で「候補者が出れば選挙になるし、出なければならない。規約通り粛々とやればいい」と述べるなど「代表選自体は否定しない」とのスタンスだが、同時に「小沢氏3選支持」でも一致。対抗馬出馬を盛り上げる方向には働いていないのが実情だ。【田中成之、小山由宇、稲垣衆史】

毎日新聞 2008年7月22日 2時30分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080722k0000m010150000c.html

930片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/26(土) 09:11:04
民主党代表選、小沢氏の対抗馬は誰に
 9月に行われる民主党の代表選挙は3選が確実と言われる小沢代表に対し、有力な対抗馬が出るかどうかが焦点となっています。こうした中、かつて代表を務めたこの人が動き出しました。

 「民主党政権をつくることはゴールではない。スタートである。私が目指しているのは、政権交代がきちんとできる、そういう政治をこの日本にも根づかせるということです」(民主党 岡田克也副代表)

 4年前、民主党代表を務めた岡田副代表は先月、「政権交代」と題した本を出版。講演会やメディアへの露出を増やしていて、9月の代表選出馬への意欲か、と注目を集めています。

 「私は何としても、次の総選挙で戦い抜き、国民の皆さんのために絶対に勝利しなければならない。そういう決意であります」(民主党 小沢一郎代表)

 福田内閣の支持率低迷で政権交代が現実味を帯びる中、鳩山幹事長ら執行部は小沢代表の3選支持を揃って表明。無投票の再選を求める声も聞かれます。

 一方、小沢氏と距離を置くグループでは、独自の対抗馬を立てるべきという声が強く、枝野元政調会長や野田広報委員長らが、出馬の可能性を示唆しています。

 ただ、これらのグループの中心メンバーは、「アンチ小沢だけでなく、幅広い支持を得られる岡田氏が出馬を決意すれば、候補者は岡田氏に一本化するだろう」と口を揃えます。

 熱い視線が集まる岡田氏ですが、代表選に出馬するかどうかを聞かれると――、
 「答えはノーコメントです」(民主党 岡田克也副代表)

 政権交代のために、何が一番よいかという視点でのみ考えると言う岡田氏。その動向が、民主党代表選の行方を左右することになりそうです。(25日16:47)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3908403.html

931片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/31(木) 10:23:58
民主党:岡田氏、代表選出馬に消極的…選挙の必要性は強調
 民主党の岡田克也副代表は30日、東京都内の日本記者クラブでの講演後の質疑応答で、党代表選への自身の立候補について「現時点で強い意欲は持ち合わせていない」と述べ、消極的な考えを示した。岡田氏はこれまで「ノーコメント」を貫いており、具体的な言及は初めて。

 岡田氏は立候補に消極的な理由として、代表時の05年衆院選で財源などを具体的に示したマニフェストを掲げて敗北した点を挙げ、世論は今も変わっていないとの認識を示した。

 一方で「政策論争のための代表選は必要。選挙になれば与党は(財源論などを)突いてくる」とも強調し、「意欲をお持ちの方に出ていただけばいい」と指摘した。小沢一郎代表については「党の高い支持率を作り上げた最大の功労者」と評価した。

 岡田氏は最近、テレビ出演や講演などが急増。次期衆院選マニフェストを巡り「将来の増税の必要性」を強調するなど小沢代表の「増税封印路線」との違いを際立たせるなど、「出馬への意欲か」と注目されていた。

 一方、枝野幸男元政調会長は30日夜、毎日新聞の取材に対し「岡田氏が立候補しないのであれば、自分の出馬を視野に仲間と相談してみたい」と述べ、立候補を検討する考えを示した。枝野氏は今月6日、地元・埼玉での会合で自らの立候補について「(推薦人として必要な)20人以上の同志に『やるべきだ』と言っていただいた時考える」と述べた。【田中成之】

毎日新聞 2008年7月30日 21時39分(最終更新 7月30日 22時46分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080731k0000m010095000c.html

932片言丸:2008/08/09(土) 17:14:42
ウオッチ福田・小沢:衆院選見据え、東へ西へ…駆け回る小沢氏 首相は北京へ
 福田康夫首相が訪中した8日、民主党の小沢一郎代表は製薬会社労組のパーティーに出席するため、大阪入りした。6〜8日の3日間は大阪、北海道、再び大阪。相変わらず日本中を飛び回る地方行脚の日々が続く。

 「このままの政治を続けていたら、日本の地域社会は崩壊する」

 北海道旭川市で7日夕に開かれた衆院1期生のパーティー。ステージに上がった小沢氏は支援者1000人を前に熱弁を振るった。

 パーティーの前には旭川市周辺の首長や地方議員を集めた会合でげきを飛ばし、約60人一人一人と丁寧に記念撮影。選挙戦の「手足」となる人たちの心に火をつけていく。小沢氏を師と仰ぐ西川将人旭川市長には「今度は何としても政権を取らなければならない。北海道は12区全部で勝たねばならないので頼む」と要請した。

 息つく間もなく駆け回る小沢氏の北海道滞在はわずか5時間。旭川空港発最終便で帰路についた。

 ◇代表選にらみ、チクリ?
 小沢氏が衆院選モードに入る半面、党内は「もう一つの選挙」である党代表選を巡り閉塞(へいそく)状況にある。

 「小沢氏3選支持」の大勢は揺るがないが、「政策論争と国民へのアピール」を目指し、選挙実施を求める声も根強い。対抗馬によっては小沢体制への不満が表面化するきっかけにもなりかねない。

 小沢氏は7日のパーティーで意味深長な発言を残した。「民主党の議員二百数十人、誰がどういう行動をしているか。全く分かっていないようなふりをしているが、全部頭に入っている」

 党内には「対抗馬を支援すれば小沢氏から冷遇される」(中堅)との恐れが渦巻く。衆院選に向けて候補者に発破をかけたように見えて、代表選をにらんだ動きへのけん制ともとれなくはない。

 ◇首相は北京へ
 首相は8日早朝、北京に向けてスーツ姿で首相公邸を出発した。記者団から訪中の抱負を問われたが、「はい」と短く答えただけで、そそくさと公用車に乗り込んだ。

毎日新聞 2008年8月9日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080809ddm005010068000c.html

933片言丸:2008/08/09(土) 17:16:52
民主代表選、黄門様も無投票容認2008年8月8日18時0分

 民主党の渡部恒三最高顧問は8日、TBSのテレビ番組の収録で、9月の党代表選について「無競争で小沢代表になるかもしれないが、それはそれで結構だと思う」と述べ、小沢代表の無投票3選を容認する考えを示した。

 渡部氏は「党首選やったらしこりが残るという人がいるが、そんなことを言うだけでは民主党政治家の資格はない」と無投票を避けるべきだとの考えを示してきた。収録後、渡部氏は記者団に「岡田君に期待したが、不出馬表明をしたから」と語った。
http://www.asahi.com/politics/update/0808/TKY200808080312.html

934片言丸:2008/08/09(土) 18:02:42
小沢氏優位の民主代表選/勢い増す無投票3選論

 九月の民主党代表選をめぐり、もともと優位とみられてきた小沢一郎代表の無投票三選論が勢いを増してきた。有力な対抗馬に挙がっていた岡田克也副代表が先月末に事実上の不出馬宣言をしたという事情もある。中堅、若手議員を中心に複数候補による代表選実施に向けた模索は続くが、福田改造内閣の発足を受け、衆院解散の足音が聞こえ始めたことも「党内で争っている場合ではない」(ベテラン議員)との声を後押ししている。

 代表選出馬が取りざたされる野田佳彦広報委員長は七日夜、岡田氏と都内でひそかに会談。先月十四日に続く二人きりでの意見交換で、党内情勢や野田氏出馬の是非などをめぐり突っ込んだやりとりが交わされたもようだ。

 岡田氏は先月三十日の日本記者クラブでの講演で代表選対応について「現時点で強い意欲は持ち合わせていない」と表明。同氏に近い中堅議員は「小沢氏が党首を務めた旧新進党が党首選をきっかけに解党の道を歩んだ苦い経験が忘れられない」と解説する。

 野田氏周辺は今月に入って岡田氏と接触し、支援を要請。岡田氏は「自分が出ないのに人の背中は押せない」と漏らし、慎重姿勢を崩さなかった。自身が出馬するとすれば、党内の幅広い理解を得たい野田氏としては、道のりは険しい。

 枝野幸男元政調会長は先月末に「仲間と相談したい」と代表選出馬に意欲を示した。ただ立候補に必要な推薦人二十人を集めるめどは立っておらず、野田氏の動向を注視している。

 こうした党内の動きを尻目に、小沢氏は代表選対応について「お盆はゆっくり休んで心身ともに英気を養いたい。墓参りして、じっくり考える」と余裕の表情だ。

 福田康夫首相が内閣改造に踏み切り、小沢氏は年内の衆院解散・総選挙もあり得るとの認識を強調。周辺は、党内外で小沢氏支持が大勢となっている現状を指摘しながら「代表選より臨時国会で首相を追い込んだ方がよほど民主党をアピールできる」と、対抗馬擁立の動きをけん制する。

 複数候補による代表選が実現しても事実上は「無風」に終わりかねない雲行きだけに「小沢氏の対抗馬の推薦人になっても何の得もない」(ベテラン議員)との声も出ている。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20080807.html

935片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/08/19(火) 23:52:03
民主党:国会中旬召集に反発…背景に代表選巡る党内事情
 民主党の小沢一郎代表らは19日の幹部会で、福田康夫首相が臨時国会の召集時期を9月中旬と表明したことに対して「党代表選に重なり、代表質問に対応できない」との認識で一致した。開会日を代表選後にするよう、山岡賢次国対委員長が与党側に申し入れた。

 小沢氏の任期満了に伴う党代表選は9月8日告示、21日投開票。選挙が実施されれば新代表が決まるのは21日になる。山岡氏は記者団に「召集は12か16日、代表質問は16か18日となる」と指摘。そのうえで「例えば(8月)22日から国会を始めれば『現体制での代表質問』と言えるが、3日後に代わるかもしれない時では対応が難しい」と述べた。

 ただ民主党はこれまで「召集時期と代表選は関係ない」(幹部)と静観の構えを見せており、対応を急変させた形。抗議の口火を切ったのは小沢氏自身で、19日の会見でも「相手のことをしんしゃくして召集時期を決めるのが常識を持つ人のやり方だ」と、不快感を示した。

 党内では小沢氏の無投票3選を望む空気が高まる一方で、「選挙を実施すべきだ」として枝野幸男元政調会長、野田佳彦広報委員長らが立候補を検討中。成り行き次第では党内に亀裂が生じ、与党につけ込まれるすきを作りかねない。自らの立候補について、小沢氏はこの日も「もうちょっと涼しくなってから決める」と述べるにとどめた。【上野央絵】

毎日新聞 2008年8月19日 20時17分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080820k0000m010083000c.html

936片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/08/20(水) 05:56:37
「犬猿の仲」小沢一郎VS武村正義…15年経て再接近?
 民主党の小沢代表=写真右=と新党さきがけ代表を務めた武村正義・元蔵相=同左=が19日夜、都内のホテルで約1時間半、酒を酌み交わした。細川内閣当時、新生党代表幹事の小沢氏と官房長官の武村氏は激しく対立したが、この日は和気あいあいと語り合った。

 小沢氏が「細川首相は辞意表明の前日、奥さんにだけ相談したそうだ」と語ると、武村氏は「小沢さんにも相談しなかったのか」と驚いた。武村氏が、細川内閣での自身の処遇を巡る小沢氏との摩擦などが「非自民」政権を短命にしたとの思いから、「政権交代して一仕事するには3年はいる。人事もドタバタでなく、落ち着いてやるべきだ」と助言すると、小沢氏は「うん、慎重にやることが大事だ」と、うなずいたという。

          ◆

 懇談は、新党さきがけ出身で民主党の奥村展三衆院議員に、小沢氏が「武村さんは元気か」と尋ねたのがきっかけ。武村氏は最近、「政権交代には小沢氏が必要」と諭すことが多いという。15年を経て再来した「非自民」政権誕生の好機が「犬猿の仲」の二人を結びつけた?

(2008年8月20日00時39分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080820-OYT1T00051.htm?from=main4

937片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/08/20(水) 05:57:38
小沢氏支持の民主「政権交代を実現する会」研修会、終える
 民主党の鳩山幹事長が会長を務める「政権交代を実現する会」は18日、1泊2日の研修会を終えた。

 9月の党代表選で小沢代表の3選支持を表明した党幹部らが顔をそろえた研修会は、さながら小沢氏支持グループの「静かなる決起集会」の様相を呈した。党内からは「小沢氏への対抗馬擁立の動きに無言の圧力をかけているようだ」との声も漏れている。

 鳩山氏らは18日、民主党が建設中止を求めている群馬県の八ッ場(やんば)ダム建設現場を視察した。鳩山氏はその後の記者会見で、「福田首相のおひざ元で無駄な事業が行われていることは看過できない。臨時国会でも議論し、次期衆院選のマニフェスト(政権公約)にも(建設中止を)盛り込む」と強調した。

 今回の研修会には、実現する会のメンバー以外も含め、国会議員約60人、元議員・新人約40人の計約100人が参加した。長野県軽井沢町のホテルで開いた初日は鳩山氏のほか、小沢氏に近い山岡賢次国会対策委員長、旧民社党系で小沢氏3選支持を表明済みの直嶋政調会長も講演。夜の懇親会には、やはり小沢氏支持で菅グループを率いる菅代表代行も駆けつけた。

 鳩山氏らが例年9月に行う研修会を前倒ししたのも、「小沢氏支持グループの結束を誇示する」(鳩山氏周辺)ことを狙ったからだ。

 ただ、鳩山氏は講演でも、「9月中ごろに衆院選候補者の第1次公認を発表し、それから間もなく選挙かもしれない」と、選挙準備を急ぐようハッパをかけたが、代表選については特に触れなかった。ほかの幹部も、「次期臨時国会は衆院解散含みの展開になる」(山岡氏)などと強調するにとどめた。

 鳩山氏らがことさらに衆院選対策の重要性を強調したのは、「研修会では小沢氏に批判的な勢力を刺激しないよう、代表選に関する発言はできるだけ慎もうと事前に打ち合わせていた」(実現する会幹部)ためだ。

 それでも、同会会長代行の中山義活・前衆院議員は17日、「代表選なんてやっていられない。衆院選で勝たない限り、政権は来ない」と訴えた。鳩山氏も懇親会では「こちらに集まった皆さんは、あうんの呼吸で頑張ろう」と語るなど、小沢氏の無投票3選への期待をにじませた。

(2008年8月19日01時34分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080819-OYT1T00106.htm

938片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/08/20(水) 05:59:44
“民主政権 3年は増税せず”

8月19日 7時26分
民主党の菅代表代行は、茨城県つくば市で講演し、民主党が政権を取った場合、3年ほどかけて地方分権や行政のむだの排除を徹底して進め、その間は消費税などの増税は行わないという考えを示しました。

この中で、菅代表代行は「民主党が次の衆議院選挙で勝利して政権を取れば、3年くらいかけて国から地方への権限委譲をきちんと進め、徹底して行政のむだを排除する。そこまで徹底してもお金が足りないとなれば、初めて国民に負担をお願いすることになるかもしれない」と述べ、民主党が政権を取った場合、3年ほどかけてむだの排除などを徹底し、その間は消費税などの増税を行わないという考えを示しました。また、菅氏は「選挙を通じて民主党中心の政権を作らせてもらったら、何としても小沢代表に総理大臣をやってもらう」と述べ、来月の民主党の代表選挙で小沢代表を支持する考えを重ねて示しました。さらに、菅氏は、講演のあと記者団に対し、さきに自民党の古賀選挙対策委員長が2兆円から3兆円規模の補正予算を組むことは可能だと発言したことについて「政府・与党はこの間まで補正予算ではなく予備費で何とかしようと言っていたはずで、理解不能だ。自民党の迷走状態を象徴する発言だ」と批判しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013580291000.html

939名無しでチュウ:2008/08/22(金) 10:28:31
「引くも地獄、出るも地獄」民主代表選出馬で野田氏苦悩
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080822-OYT1T00101.htm

 民主党の野田佳彦広報委員長が党代表選(9月8日告示、21日投票)に出馬する意向を固め、21日、野田氏を支持する党内グループ「花斉会(かせいかい)」と協議した。

 会合では賛否両論が入り乱れ、結論を持ち越した。グループ分裂の可能性も出ており、野田氏は苦悩している。

 この日、赤坂議員宿舎内の会議室で開かれた花斉会の緊急幹事会は大荒れとなった。

 野田氏が「出馬したい」と切り出すと、「大義が薄い」「もはや堂々とした政策論争ができる時期は逸した」などの反対意見が続出した。賛成意見は一部にとどまり、野田氏は党内の情勢をさらに見極める考えを示したという。

 野田氏は早くから出馬の方向に傾いていた。13日、前原誠司副代表、枝野幸男・元政調会長と都内で昼食を共にした際には、「あなたが代表選に出るなら、私は応援する。出ないなら、私を応援してほしい」と詰め寄る枝野氏に、「いや、私が出ます」と言い切った。

 20日夜の花斉会のメンバーとの会合でも、「誰も出ないから、という後ろ向きな気持ちではない。党のために喜んで出馬する。一人でも戦うつもりだ」と決意を語っていた。

 小沢代表の3選が確実視される中、野田氏はなぜ出馬に意欲を示すのか。

 野田氏に近いベテラン議員は、「大勝した昨年の参院選以降、党内は小沢氏に逆らえない雰囲気になった。小沢氏が無投票で3選されれば、そのムードが一層強まるという危機感があった」と指摘する。今回勝てなくても、小沢氏の「独裁体制」に一石を投じる形で立候補すれば、将来の代表就任の布石になるというわけだ。

 花斉会の若手に突き上げられた、という見方もある。

 同会で野田氏に出馬を強く求めているのは、当選2回の馬淵澄夫、近藤洋介、田村謙治の若手衆院議員らだ。「若手のホープ」と呼ばれる馬淵氏が、「あなたが出ないなら私が出る」と迫る場面もあったという。

940名無しでチュウ:2008/08/22(金) 10:28:51
 当選4回の野田氏は、2002年に代表選に出馬するなど、早くから「保守系若手のリーダー」と目されてきた。しかし、06年には偽メール事件で国会対策委員長辞任に追い込まれ、その後は目立たない存在となっていた。党幹部の一人は「出馬を見送れば、自分を差し置いて世代交代が進む可能性があると判断したのではないか」と指摘する。

 野田氏が出馬にこぎ着けるには、様々な「壁」を乗り越える必要がある。足元の花斉会内の反対論もその一つだ。

 反対の急先鋒(せんぽう)は、松本剛明・前政調会長や長島昭久、伴野豊両衆院議員、藤本祐司参院議員だ。蓮舫参院議員も慎重な立場をとっている。

 約25人の花斉会がまとまれば、野田氏は出馬に必要な20人の推薦人を確保できる。ところが実際は、「野田氏が出馬しても推薦人にはならない。それでも強行突破するなら退会する覚悟もある」と口にする議員もいて、結束どころか、分裂含みの状態になっている。

 反対派には、「勝負の見えた戦いに挑んでも、野田氏が傷つくだけだ」という思いが強い。「無理に出馬すると、小沢執行部が会のメンバーや野田氏に近い浪人、新人の公認を取り消しかねない」という懸念も広がっている。

 松本氏は、前原氏を中心とする「凌雲会(りょううんかい)」の中核メンバーにも電話し、野田氏が出馬を断念するよう説得を頼んだという。

 身内からも翻意を促され、悩む野田氏を見て、幹部の一人はこう語った。

 「引くも地獄、出るも地獄だ」

 小沢氏は最近、側近議員に推薦人集めの準備に入るよう水面下で指示した。3選支持の全党的な体制を印象づけるため、「(菅代表代行、鳩山幹事長との)トロイカを重視して選んでほしい」と述べ、両氏がそれぞれ率いる議員グループから推薦人を多く集めるよう求めた。

 小沢氏は18日夜は横路衆院副議長や輿石東参院議員会長ら旧社会党グループの幹部と、19日夜には直嶋政調会長ら「次の内閣」のメンバーと夕食を共にし、支持固めを進めている。

 小沢氏を支持するグループも、「政権取りの衆院選を控え、代表選にエネルギーを使うのは与党を利するだけだ」とし、野田氏を抑え込む構えだ。出馬に賛成する花斉会の議員に手分けして電話し、考えを改めるよう迫る動きも出ている。

 「一人で舞い上がって頓挫した『加藤の乱』みたいだ。イベントのつもりでやってもらっては困る」と語る党幹部もおり、野田氏に向けられる党内の視線は決して温かくはない。

 野田氏と連携してきた前原氏は、野田氏が出馬を正式表明すれば、凌雲会のメンバーらに働きかけて推薦人集めに協力する意向だと見られている。ただ、花斉会の混乱で、凌雲会にも野田氏支援に消極的な空気が広がっており、「支援したくても難しい」(前原氏周辺)のが現状だ。

(2008年8月22日03時05分 読売新聞)

941名無しでチュウ:2008/08/22(金) 10:33:53
民主党代表選:野田氏、出馬向け協議 グループ内、強い慎重論
 民主党の野田佳彦広報委員長は21日、小沢一郎代表の任期満了に伴う党代表選(9月8日告示、21日投開票)への立候補に向け、自らを中心とする党内グループ幹部と協議した。野田氏自身は立候補に前向きだが、「小沢氏3選支持」大勢の党内情勢を踏まえた慎重論がグループ内には根強い。強行突破すれば立候補に必要な国会議員20人の推薦人集めに影響するため、この日の協議では結論を持ち越し、時間をかけ理解を得た上で正式表明にこぎつける考えだ。

 野田氏は7月上旬、自らを中心とする党内グループ「花斉(かせい)会」研修会で参加者から立候補を促された。同21日のBS11番組では「代表選は政権交代の一里塚」と主張し、立候補の可能性を示唆。今月15日前後には立候補の意向を周辺に漏らし、意見調整のため19日から主要メンバーとの話し合いに入った。

 しかし、松本剛明前政調会長らが「政策論争は党への批判になる」などと強硬に反対。松本氏は21日も、仙谷由人元政調会長に野田氏を取り巻く状況を説明するなど、「断念工作」を続けた。午後には議員宿舎に野田、松本両氏をはじめ、野田氏立候補に積極的な近藤洋介衆院議員ら数人が集まって協議した。

 党内で「小沢氏3選支持」が大勢なのは、「次期衆院選は小沢代表で臨むのがベスト」との判断からだ。菅直人代表代行は21日の会見で「小沢氏が次の衆院選でも代表として指揮を執ることが、民主党が政権を獲得する上で一番大きな可能性を持つ」と改めて持論を展開した。【小山由宇】

毎日新聞 2008年8月22日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080822ddm005010123000c.html

942名無しでチュウ:2008/08/24(日) 09:09:53
ウオッチ福田・小沢:小沢氏、心は政権奪取後に? 細川内閣の「教訓」、武村氏と語り
 「細川(護熙元首相)さんは何で辞めたのかな。あんたも分からないのか」

 19日夜、JR東京駅に近いホテル。小沢一郎・民主党代表が赤ワインのグラスを傾けながら語り掛けたのは、00年衆院選で落選し引退した武村正義元官房長官。

 93年に相次いで自民党を飛び出し、細川内閣を実現させた2人だが、政権運営をめぐって激突。新生党代表幹事の小沢氏が「首を切れ」と細川首相に怒鳴り込むこともあった。

 その後、2、3度会談したことはあったが、食事を共にするのは3年半ぶりだ。今回は今月初め、武村氏の元側近で党役員室長の奥村展三衆院議員を通じ小沢氏が声を掛けた。

 2人の会話は選挙情勢に移り、小沢氏の口は一段と滑らかになった。代表選を巡る党内の大勢は、衆院選が近いと見越して「選挙に強い小沢氏」の無投票3選に向かっていた。

 口ぶりから、小沢氏は相変わらず選挙一筋と見た武村氏は、気掛かりを口にした。

 「今度政権を取ったら、短くても2、3年はもつようにやってくださいよ」。うなずく小沢氏に、武村氏は続けた。「せんえつなことを言いますが、そのために頭は選挙準備50%、政権維持の政策準備にも50%ですよ」

 「民主党は求心力、自民党は遠心力がはたらいている」と見る武村氏は、民主党が昨年の参院選で公約した「大胆な国民サービス」の財源確保を不安視している。だが、小沢氏も武村氏に会えば、言われることは分かっていたはずだ。

 なぜ今、小沢氏は武村氏に会おうと思ったのか。長く行動を共にしてきた同党のベテラン議員が推し量る。

 「小沢さんは実は細川さんや武村さんたちのことをよく分かってはいなかった。今の代表選でも対抗馬を立てる動きが続くのを見て、ふと細川政権の時を思い出し、彼らが何を考えていたのか、どうしようと思っていたのか、という方に心が向いたのだろう」

 小沢氏の視線は、代表選をめぐる動きを踏まえ、早くも政権奪取後の党内掌握を見据えているのか。

 片や福田康夫首相は、大型補正予算を求める与党の声に押される。焦点の臨時国会召集について「早く開きたい」と繰り返すが、今週もまた公明党との調整は持ち越した。

毎日新聞 2008年8月23日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080823ddm005010141000c.html

943名無しでチュウ:2008/08/24(日) 22:31:42
自民・麻生幹事長、民主に苦言 「開かれた国民政党か」
2008年8月23日20時39分

 自民党の麻生太郎幹事長は23日、鹿児島市で講演し、民主党代表選が無投票確実であることについて「党首選こそ政策を戦わせるいい機会。堂々と言うことができないで開かれた国民政党か」と批判。古賀誠選対委員長も札幌市の会合で「政策議論さえ封じ込め、一枚岩であるのは選挙に勝つことだけ」と述べた。
http://www.asahi.com/politics/update/0823/TKY200808230205.html?ref=reca

民主・菅氏「自民政策はバラバラ」 麻生氏ら批判に反論
2008年8月24日20時48分

 民主党の菅直人代表代行は24日、山口県宇部市で記者会見し、党代表選が無投票確実となったことを自民党の麻生太郎幹事長、古賀誠選対委員長が「政策論争封じ込め」と批判したことに対し「麻生さんや古賀さんの政策は福田首相と方向が合っているのか。バラバラだ。与党として責任ある政策を出すべきだ。国会日程さえ決められない与党が他党を批判するのはおこがましい」と反論した。

 また、創価学会を提訴した矢野絢也・元公明党委員長の国会招致に関連し、「しっかり話を聞くことが必要だ。場合によっては関連する人からも聞くことが必要になるのではないか」と語った。矢野氏を招致したうえで、場合によっては同学会関係者の招致も検討する考えを示したものだ。

http://www.asahi.com/politics/update/0824/TKY200808240115.html

944名無しでチュウ:2008/08/24(日) 22:37:44
元公明委員長・矢野氏の参考人招致も 民主・菅氏
2008.8.24 19:46
 民主党の菅直人代表代行は24日、山口県宇部市で記者会見し、矢野絢也元公明党委員長が創価学会を相手に損害賠償請求訴訟を起こしている問題について「場合によっては関連する人から話を聞くことが必要だ」と述べ、臨時国会で矢野氏の参考人招致を視野に追及する考えを明らかにした。

 矢野氏は、創価学会幹部から評論活動をやめるよう強要されたとして提訴している。菅氏は「(矢野氏が創価学会によって)行動を抑圧されていると言われている以上、話を大きくすることが必要ではないか」と指摘した。

 衆院解散・総選挙をにらんで創価学会を支持母体とする公明党を揺さぶるのが狙い。具体的な対応については「いろんな状況を踏まえ、しっかりと取り組んでいく」と述べ、この問題の追及に積極的な社民、国民新両党などと協議する方針を示した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080824/stt0808241949004-n1.htm

945名無しでチュウ:2008/08/25(月) 07:14:39
言論妨害問題:学会幹部提訴で矢野氏の招致も 菅氏が示唆
 民主党の菅直人代表代行は24日、山口県宇部市での会見で、元公明党委員長の矢野絢也氏が言論活動を妨害されたとして創価学会幹部を提訴している問題について、「事実とすれば由々しきことだ。しっかりと話を聞き、場合によっては関連する人からも話を聞くことが必要だ」と述べた。

 そのうえで、菅氏は「参院は野党が多数でもあり、そういう状況を踏まえながらしっかり取り組んでいく」と述べ、多数決による招致も辞さない考えを示唆した。

 自民党内には、公明党が臨時国会の早期召集に反対してきたのは「矢野氏の招致を恐れてのこと」(幹部)との見方もある。菅氏の発言は、矢野氏や創価学会関係者の国会招致に意欲を示すことで、次期衆院選をにらんで創価学会を支持母体とする公明党を揺さぶる狙いがあるとみられる。

毎日新聞 2008年8月25日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080825ddm002010148000c.html

946片言丸:2008/08/26(火) 01:04:12
民主党代表選 無投票再選の背景と影響
 来月の民主党代表選挙をめぐり、野田佳彦広報委員長が22日、出馬を断念したことを受けて、小沢代表の無投票3選が確実となった。出馬断念に至る背景と今後の影響について解説。

 「代表選挙を通じて、民主党の政策を国民にアピールすべきだ」と主張してきた野田氏だが、予想に反して、肝心の野田グループの中で出馬に反対意見が噴出し、断念に追い込まれた。

 この背景には、「総選挙が近い今、党内で争っている余裕はない」という意見の一方で、小沢代表と戦えば、仕返しに総選挙で資金や応援を制限されるのではないかという恐れがあった。立候補に必要な国会議員20人の推薦人の確保も危ぶまれ、強引に出馬すれば、グループ分裂の可能性まで出ていた。

 再選が確実となった22日、小沢代表は大阪市内の居酒屋を訪れて余裕を見せた。しかし、小沢代表も野田氏の動向は気になっていたようで、周辺には、党内から幅広く推薦人を集めるよう指示を出していた。

 結局、代表選挙が無投票になることで、党内の亀裂はひとまず回避されるが、政策を国民にアピールする格好のチャンスを失うことになる。民主党の重鎮である渡部恒三最高顧問は、この現状を「(小沢代表と戦うと立場が悪くなると)言うやつもけしからんけど、それに怯えるようなのはもっと情けない」と嘆いた。

 政策論争より小沢代表の下での結束を優先した民主党。吉と出るか凶と出るかは、来るべき総選挙で試されることになる。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20080825/20080825-00000003-nnn-pol.html

947片言丸:2008/08/27(水) 06:59:30
「公明は代表選やったことない」 民主・鳩山氏が反論
2008年8月26日18時40分

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は26日のラジオ番組で、自民党の麻生太郎幹事長、古賀誠選対委員長が小沢代表の無投票3選を批判したことに反論し、「公明党も(無投票で)太田さんが(代表)続投を決めた。あの政党、今まで選挙(=代表選)やったことがない。ご自身が連立を組んでいる相手の方におっしゃったらどうですか」と皮肉った。

 そのうえで、「小沢代表の顔を見たら怖い、相手になった場合何されるか分からないと感じてしまう方がいるかもしれない。でも、そうじゃない。総選挙が近いときに代表選をやっている場合か、という思いが議員の一人ひとりにある」と語った。
http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY200808260288.html

948片言丸:2008/08/27(水) 07:03:05
農相事務所費:臨時国会冒頭の最大争点に 野党が認識一致
 太田誠一農相の事務所費問題を受け、民主党など野党各党は「安倍政権時代に相次いだ農相の問題と同等だ」として臨時国会冒頭での最大の争点との認識で一致、早期の解散総選挙に向けて攻勢を強めている。太田氏自らの説明責任を求めるとともに、福田康夫首相の任命責任を追及する構えだ。太田氏は、食の安全について「消費者がやかましいから徹底する」との発言も問題化しており、政府・与党に対する格好の攻撃材料とみている。

 「また農相が同じ過ちを犯していたのか。身体検査などきちんとされたはずなのに」。民主党の鳩山由紀夫幹事長は26日、記者団に強調。「こうした閣僚の不祥事は厳しく臨時国会で問わなければならない」と述べた。共産党の市田忠義書記局長も「『問題ない』という説明では誰も納得しない。閣僚失格だ」と批判し、社民党の福島瑞穂党首は「『やかましい』発言で自民党は太田氏をかばった。今回はかばうべきでない」と指摘した。

 野党が共闘できる攻撃材料の出現で、民主党の臨時国会戦略も一変。9月12日召集の日程について「党代表選に重なり、代表質問に対応できない」(山岡賢次国対委員長)と与党に抗議していたが、この日、党幹部は「攻める材料はいくらでもあるからやった方がいい」と述べた。28日にも小沢一郎代表を含めた幹部会を開き、対応を協議する。

 小沢氏は26日、東京・日比谷公園で開かれた連合の集会で「臨時国会は正に解散・総選挙のゴングだ。今年、遅くとも今年度のうちに勝敗を決する」と改めて「戦闘宣言」した。もっとも、追い込めば追い込むほど、首相が解散に打って出る局面にはつながりにくいというジレンマもある。鳩山氏は26日、FMラジオの番組で「小沢代表は『福田首相はもたないだろう』と言うが、もたない、もつというのは首相が決める部分だ。もたない時ほどじりじり延ばすのではないか」との見方を示した。【上野央絵】

毎日新聞 2008年8月26日 20時16分(最終更新 8月26日 20時40分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080827k0000m010066000c.html

949片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/04(木) 21:04:30
創価学会施設へ「監視隊」選挙利用にニラミ…石井民主副代表
 民主党の菅代表代行は4日の記者会見で、公明党の支持母体である創価学会の宗教施設を選挙活動に不当に利用しているケースの有無を調査する考えを示した。

 菅氏は「調査の結果、不当と判断すれば、何らかの対応をしなければいけなくなる」と述べた。石井一副代表は「創価学会の宗教施設に『監視隊』を置き、ビデオや写真で人や車の出入りを記録に取ることも考えている」としている。

(2008年9月4日20時40分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080904-OYT1T00626.htm?from=top

950片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/05(金) 02:54:57
総裁レースに民主議員懸念 「風向き変わるのでは」  '08/9/5

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 「風向きが変わるのでは」。“無責任”と批判された福田康夫首相の突然の退陣表明から数日、ポスト福田選びが注目を集めている。解散総選挙で逆転を狙う民主党議員の間では、総裁レースに次々と浮上する自民党有名議員らによる政治の“劇場化”で、有権者の支持が奪われかねないと懸念が広がっている。

 四日朝、東京・JR五反田駅前で、民主の松原仁衆院議員は「政治を自民党のおもちゃにさせ続けていいのか」と訴えたが聞き入る人はわずか。ようやく立ち止まった自営業の男性(80)は「今、話題が全部あっち(自民)に行っている感じだね」と素っ気ない。

 松原氏は「有権者が強い視線を送ってくる」と手応えを強調するが、党代表選については小沢一郎代表の無投票三選が確実視され「民主はおもしろくない」と漏らす。

 漫画に詳しい麻生太郎氏、元キャスターの小池百合子氏、文人の孫の与謝野馨氏、都知事の長男の石原伸晃氏…。総裁選に知名度の高い顔触れが挙がる中、ある民主若手議員は「キャラが立っている。民主にはああいう人たちはいない」と不安を隠さない。

 「総裁選に代表選をぶつけるべきだ」と自分のブログにつづったのは民主党青年局長の藤末健三参院議員。「うちも劇場をつくって政策論争を展開し、どっちの演目が優れているか見比べてもらえばいい」と強調する。しかし小沢代表の対抗馬が立つ見込みは薄い。「こっちから仕掛けないとせっかくの潮目が変わってしまう」と気をもむ。

 民主の細野豪志衆院議員は「総裁選が注目されれば一時的に(自民の)支持率が上がることはあり得る」と分析。「わたしたちが何をしようとしているかをしっかり打ち出すことが大事」と、民主党議員が浮足立たないよう呼び掛けた。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200809050100.html

951片言丸:2008/09/06(土) 08:46:00
選挙:衆院選 民主党、全内定者公認へ
 民主党は5日、次期衆院選で現在「内定」扱いとなっている公認候補者244人全員を一括して正式に公認決定する方向で検討に入った。これに空白区分を上乗せし、今月中旬にも党公認候補として発表する。

 小沢一郎代表はこれまで、情勢調査を基に1次、2次に分けて段階的に決定する方針だったが、福田康夫首相の辞任表明で衆院解散・総選挙が想定より前倒しとなり、時間的余裕がなくなったと判断した。

 鳩山由紀夫幹事長は5日の記者会見で、公認について「選挙が近いと考えれば大きな規模で内定する必要がある」と指摘。「(自民党)総裁選が行われ、直後に選挙が行われる。新しい状況を踏まえて発表したい」と述べた。

 同党は現在、300小選挙区のうち244選挙区で公認を内定しており、当初は「1次公認を今月中に発表する」との方針だった。これは衆院解散・総選挙の時期を「年末か来年初頭」(小沢氏)と想定したうえでの戦略で、1、2次と公認を分けたうえ候補者の差し替えの可能性をちらつかせることで、候補者を発奮させるのが狙いだった。

 ところが、福田首相の辞意表明で状況は一変。執行部は「最短なら今月末の解散もあり得る」として、7日に終了予定だった選挙区ごとの情勢調査結果を待たず全員を早期に内定する方が得策と判断した。【渡辺創】

毎日新聞 2008年9月6日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080906ddm003010056000c.html

952片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/18(木) 09:41:45
連合福井 糸川氏に民主入り要請 総選挙、政界再編にらみ
9月17日午前8時00分

次期衆院選で民主党からの出馬を求める要望書を、糸川氏の秘書に手渡す連合福井の馬場会長(右)=16日、あわら市内のホテル
 民主党の県内最大支持団体の連合福井は16日、次期衆院選福井2区に出馬を予定している国民新党県支部長の糸川正晃衆院議員(33)に、民主党から立候補するよう要請した。解散・総選挙と政界再編の動きをにらみ、労働組合組織が政党移籍を求めるのは異例。

 連合福井は福井県あわら市内のホテルで執行委員会を開き、産別労組の代表者ら約40人が糸川氏への要請について協議した。

 馬場修一会長は「(民主と共闘を組む)社民党や組合内には、国民新党との間にまだワンクッション(距離)を感じる人がいる。糸川氏には政治家として将来も活躍するため民主党へ移ってほしい」と述べ、糸川氏の秘書に要望書を手渡した。
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=5118

953片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/24(水) 14:19:30
小沢民主が“空中戦”に、CM放送開始記事を印刷する

 小沢民主党が衆院解散・総選挙に向けて、メディアを使った“空中戦”に乗り出した。民主党は21日、都内で臨時党大会を開き、小沢一郎代表(66)の3選を承認すると同時に、この日から総選挙向けのCMを放送開始した。代表就任後から2年半の間に全国を訪ねた小沢氏の姿を紹介したCMでは、農家や主婦、高齢者との触れ合いを強調。党幹部も、5候補乱立の総裁選(22日投開票)でアピールを続ける自民党への対抗手段として効果を期待している。

 小沢代表の選挙区の「国替え」による自公連立への揺さぶりや、国民新党に合併を持ちかけるなど、総選挙に向けた“地上戦”を展開する民主党が、CMを使ったメディア露出作戦を本格化させる。小沢氏3選を正式承認した臨時党大会終了後に会見した鳩山由紀夫幹事長(61)はCM放送について「総裁選を行っているが、国民と向き合っていないという自民党に対するメッセージです」と胸を張った。

 「声を、チカラに」をキャッチフレーズに「総選挙向け」と明言する新CMは各30秒の2バージョン。いずれもスーツ姿の小沢氏が農家や高齢者、主婦らとあぜ道や集会所などで語り合う姿をおさめたスナップ写真11枚を次々に映し出す構成。街頭演説会で聴衆を見下ろし絶叫する自民党総裁候補の目線の高さと対照的な、有権者と同じ目線に立つ小沢氏の姿が印象的だ。「民主党が闘う現場は東京の永田町ではありません」というナレーションで“国民目線”を重ねてアピールしている。

 民主党関係者は「代表就任以来2年半、移動距離約18万キロの全国行脚をありのままに記録した写真を使いました」と説明。放送は臨時党大会終了後のこの日夕方から開始。鳩山氏も「国民と対話する小沢氏の姿が伝われば」と効果に期待を寄せた。

 小沢氏もこの日「自らの政治生命を懸ける」と不退転の決意をあらためて表明し、次期衆院選に向けた臨戦態勢を強調した。所信表明では「今月中に総選挙のマニフェストをとりまとめる」と宣言。党役員人事についても「選挙に向けて」と続投再任を決めた。「衆院選敗北の場合、政界引退するつもりか」との質問には「負けることを前提に聞く方も失礼だし、答える方も容易じゃない。『政治生命を懸ける』という言葉をポジティブに素直に解釈してほしい」と答えた。

 [2008年9月22日7時45分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20080922-411228.html

954片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/10(火) 09:13:12
宮城県内選挙でも小沢流を指南 西松献金で逮捕の秘書
 西松建設の巨額献金事件に絡む政治資金規正法違反容疑で逮捕された小沢一郎民主党代表の公設第一秘書大久保隆規容疑者(47)は、県内の国政選挙にもたびたび姿を見せ、小沢氏の「名代」として振る舞っていた。政界関係者の証言からは、秘書軍団を仕切って建設業界の票固めに奔走する小沢流選挙の「伝道師」としての実像が浮かび上がる。

 大久保容疑者の顔と名前が県政界で知られるようになったのは、2005年春の衆院2区補選だった。新人5人が乱立する混戦に、民主党は小沢氏が主宰する政治塾の出身者を立てた。同時に大久保容疑者が指南役として2区に送り込まれた。

 大久保容疑者は、小沢流選挙を新人候補に伝授する役割を担っていたとされる。選挙事務所のスタッフは「企業への推薦状依頼、ポスター依頼の仕方を教えていた。小沢氏に来援を頼む時も、大久保容疑者が窓口だった」と話す。

 それにもかかわらず「選挙事務所で大久保容疑者を見かけた」という関係者は、不思議なほど少ない。複数の証言から浮かび上がる大久保容疑者の輪郭は「裏参謀」そのものだ。

 ある民主党県議は「新人の事務所には常駐してなかった。われわれには分からない動きをしていた」と振り返る。県連幹部が「小沢氏に情勢報告をするために来ていたのではないか」と思っていたほどだった。

 党本部幹部が、2区補選での大久保容疑者の「足跡」を打ち明ける。「徹底的な企業ローラー作戦を指示していた。岩手の国会議員にも2区内の企業を回らせた。その数は3000社とも言われた。西松建設をこき使ったことも想像できるよね」

 実際、自民党陣営も小沢氏の影におびえていた。当時の自民党県連幹部は「岩手ナンバーの車が仙台市内を多く走り、多くの企業を締め付けていると感じた」と記憶を手繰る。

 県議時代に自民党の県連幹事長を務めた村井嘉浩知事は、03年衆院選で民主・自由両党合併直後の民主党と戦った。村井知事は「岩手側から建設業者にかなりのプレッシャーが掛かっていると感じた」と打ち明ける。

 「小沢氏の『金庫番』と選挙を仕切る『地元番』。二つの顔を持っていた」。前述の党本部幹部は大久保容疑者をこう評している。
2009年03月10日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090310t13029.htm


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