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【2007年】第21回参院選【初夏】

2329片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/23(日) 14:45:52
2007年12月23日(日)
与野党の力学に大変化 2大政党制、埼玉にも
民主躍進の参院選
http://www.saitama-np.co.jp/news12/23/12p.html

 「ねじれ」「逆転」。夏以降の国会には、こんな冠が付いて回る。七月の参議院選挙で民主党が第一党に。衆参ともに過半数を占めてきた自民、公明の連立与党を後退させ、政治力学を大きく変えた。

 現職の山根隆治氏、新人の行田邦子氏が出馬、二人で計百四十一万票を集め、そろって当選した埼玉選挙区は民主躍進の象徴となった。「衆院の議決事項を『容認する』場というイメージを振り払った。これが本来あるべき姿だ」。県内選出のある民主衆院議員は、参院での議席増の意義を強調する。

 「郵政選挙」と形容された二年前の衆院選で大勝を収めた自民だが、参院選では苦境に立たされた。原因は五千万件に及ぶ年金記録の不備や閣僚の事務所費問題などの「政治とカネ」にまつわる問題。逆風の中で新人古川俊治氏を滑り込ませたものの、選挙協力で臨んだ公明党の現職高野博師氏の三選には失敗した。

 一方で共産、社民、国民新の三党候補者は埋没。あらためて二大政党制の傾向が鮮明となった。

 その兆しは四月の統一地方選県議選に見て取れる。

 現職十九人が落選し、改選前の六十二議席を四十一(現五十二)へと減らした自民に対し、「議会改革」などを訴え旧会派メンバーも合流して一気に十五(現二十二)議席を獲得した民主。公明は十人全員が当選して議席を維持したが、第二会派の座を民主に明け渡した。激戦を制したベテラン自民県議は「負けた現職は日常的に有権者に密着していなかった」と個々の“努力不足”に敗因を帰結させた。

 だが「議会改革」や「政治とカネ」に代表される不透明な現状を打開する方向へ、有権者が多大な期待を寄せた点は、統一地方選と参院選に共通した傾向だった。その選択眼が、地方にも二大政党制の流れを注ぎ込む要素ともなった。

 八月の知事選で自公と民主は、現職の上田清司氏をそれぞれ県レベルで「支持」「友情支援」し、事実上の相乗り体制を築いた。「国会はともかく、県議会は自民も民主も上田知事の支持で一致しているから」と自民県議。なお数で及ばない民主会派の影響力を「ない」と言い切った。

 海上自衛隊のインド洋での給油活動をめぐり、異例の越年が決まった国会では、存在感を増した民主の対応に注目が集まる。翻って県議会での民主会派は、依然として絶対多数の自民勢力を前に、「ねじれ」をもたらすような力関係にはないが、存在感は増した。

 十二月定例県議会では、県政調査費の使途公開をめぐる請願が三度目の継続審査となった。不透明な現状への真摯(しんし)な取り組みは、次期衆院選でも、党派にかかわらず浮沈を握る鍵となりそうだ。

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 参院選埼玉選挙区と県議選 6政党から現新7人が出馬、3つの議席を争った。トップ当選は74万5517票を得た行田邦子氏。古川俊治氏が68万4270票、山根隆治氏が66万5063票で続いた。高野博師氏は62万3723票と、過去最高得票ながら次点に泣いた。県議選には59選挙区、94の定数に162人が立候補した。


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