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高砂市民病院に希望は?VOL−12

353読者:2009/05/15(金) 19:02:36
調剤薬局が必死な理由

>今後、調剤薬局という経営業態に未来はあるのでしょうか?

現状の状態で経営を続けていくとしたら、ない。
調剤部門以外の事業(介護など)に目を向けていかなければ衰退の一途でしょう。

まず、調剤薬局についてですが
ご存知の通り、医療費はこれからもどんどん削られていきます。
また、診療報酬が引き下げられることになりました。
つまり、その分薬局の収益は減るわけです。
門前薬局であれば患者数はほぼ一定であっても増加は見込めませんからね。
収益が下がった時にまず削りやすいのが人件費です。
つまり、薬剤師の数を減らす、ですね。
そうなったら最後、患者に対して十分なサービスを提供できない、
さらに収益が減る・・・負のスパイラルに陥ることでしょう。

ドラッグストアについても、現在は様々な企業が乱立し、しのぎを削っている状態です。
M&Aにより、強者が弱者を飲み込むようにもなって来ました。
今後、この動きはより加速していくでしょう。

調剤併設型ドラッグストアというのも増えてはきていますが、
これもなかなか中途半端です。
一つはその中での調剤部門の収益が必ずしもプラスではないということ。
特に面で受けるところというのは、客数を増やす=門前から客を奪わなければいけませんが、
それがなかなか難しいというのが一つ。
もう一つは薬局での収益が十分でないため特に薬剤師の人件費が
ドラッグストア全体の収益を食ってしまう、ということがあげられるでしょうね。
ゆくゆくは、門前が潰れ、患者があぶれた時の受け皿になり得ますから
将来性はあるとは思いますが、長い目で見たときの話ですから
経営者がそれまで耐えられるか、低収益だからと撤退するかは企業次第でしょう。

門前薬局については今後体力のないところは淘汰されていくと思います。
また、ドラッグストアについても同様です。
淘汰された後には門前、面薬局それぞれが住み分けが出来る状態になるのでは
と思います。


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