したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

【常温固体核融合】 荒田方式によるエネルギー革命への道

1小吹 伸一:2008/11/14(金) 16:30:46 ID:JLLoAFR.0


石油・天然ガスに代わる「代替エネルギー」を我々日本人の手で、世に出そう!
戦争・紛争の種になる石油依存から脱却し、安全で、低コストのエネルギーを
全力で世界に普及させよう。それには、あなたの協力が必要です。
http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/aratasensei.htm
文化勲章受章者、日本学士院会員、大阪大学名誉教授....これが、荒田吉明先生の肩書きです。
先生は、日本の熱核融合開発の先駆者でありながら、現在は、「熱を外部から加えない」
固体核融合こそ、人類の進むべき道であると確信されています。

【 固体核融合 】
真空状態の反応炉の内部にパラジウム合金のナノ・パウダーを投入しておき、重水素ガスを導入。
重水素ガスは、たちまち金属ナノパウダーに吸収され、即座に重水素同士の
「固体核融合反応」が発生して、ヘリウムと熱エネルギーに変換される。

①ヘリウムは、核融合反応の結果としてしか発生しない物質であり、ヘリウムの産出は、即座に、
 核融合の成功を意味する。(D+D=He+熱エネルギー)
 ヘリウムの発生は、同時に、熱エネルギーの産出を意味する。
 外から熱を加えない状態で、熱エネルギーを取り出せる。発電に使える。
②原料の重水素は、海水の中に一定比率で含まれており、ほぼ無尽蔵であり、
 人類が滅亡するまでに使いきれるものではない。
 重水素の海水からの分離は容易で、分離コストやエネルギー消費は僅少である。
③核融合に伴う放射線の発生が一切ない。つまり、危険回避のための遮蔽などの安全対策が不要。
 また、反応が緩慢であるため、「核爆発」の恐れがまったくない。
 つまり、現状の原発のような事故発生の可能性がゼロである。
④危険性がないため、消費地近くで発電ができる。
 遠隔地に発電所を設置し、長い送電線で送電する必要がない。

11.1リチャード・コシミズ独立党・大阪学習会
http://video.google.com/videoplay?docid=-1198911172610409375


賛同いただける皆様に、荒田先生に対する「見返りを求めない」純然たる寄付をお願いしたいのです。
1000円でも1万人集まれば、1000万円です。
寄付された方に与えられる特典は、「世界のエネルギー革命に寄与したという自負」です。
【 寄附用口座 】
三菱東京UFJ銀行 住吉支店(店舗番号513) 普通 0023712 
常温固体核融合研究所 荒田吉明

皆様の全面的ご支援を賜りますよう、なにとぞお願い申し上げます。

411自分は名無しであります:2009/07/05(日) 10:52:14 ID:BimSZQuA0
TBSのCBSドキュメントの反響です。
研究者の視点が盛り込まれていて非常に参考になります。

2009/7/4 < TBSテレビで放映された常温核融合 >
http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/page285.htm

412小吹 伸一:2009/07/06(月) 21:09:10 ID:LxL1KO9Q0
お知らせいただきました。ありがとうございます。

●熱エネルギー発生装置およびそれを用いて熱エネルギーの発生を制御する方法
http://www.j-tokkyo.com/2009/G21B/JP2009-014625.shtml
【発明者】【氏名】荒田 吉明

【要約】 【課題】重水素の核融合反応の制御を容易に行うことを可能にするとともに、重水素ガスを
            リサイクルすることを容易にする実用的な熱エネルギー発生装置を提供すること。

【解決手段】   熱エネルギー発生装置1は、Pd容器2の内部にある空間4およびPd容器2と
         ステンレス容器3との間にある空間5を高真空状態にする手段と、重水素ガスを
         空間5に供給する手段と、空間5に供給された重水素ガスが空間5から
         空間4に向ってPd容器の壁を通過するように、空間5内の重水素ガスの温度を
         制御する手段と、空間5内の重水素ガスを熱エネルギー発生装置1の外部に排出
         することにより、空間4内に残留した重水素ガスが空間4から空間5に向かって
         Pd容器2の壁を通過するようにし、これにより、空間4内に残留した重水素ガスを
         熱エネルギー発生装置1の外部に排出することを可能にする手段とをさらに備えている。

413自分は名無しであります:2009/07/06(月) 21:33:04 ID:RbRjqwdk0
>>412の補足

この特許説明文を難しく感じる方は御安心ください。昨年11月の対談動画を見れば解決します。
http://video.google.com/videoplay?docid=-1198911172610409375
この動画の後半に出てくる、ヘリウム製造装置の場面と照らし合わせてみてください。
そうすると、パラジウムと重水素をどのようにリサイクルしているか理解できます。
動画では、コシミズ氏が「使い回せる。」と言っていた場面です。
大村先生が、コシミズ氏に向かって装置の説明をしている場面です。

414自分は名無しであります:2009/07/09(木) 14:57:51 ID:fcjiRAdIC
山本寛先生、ご逝去とは誠か?信じられない。

415小吹 伸一:2009/07/09(木) 17:57:36 ID:LxL1KO9Q0
>>414

2、3ヶ月前、山本先生より、癌と闘病中とのお知らせをいただいていました。

コシミズ氏より、ぜひとも快癒され、世界のためにお働き下さるようにと通信したのですが、
残念なことに、御定命であられたようです。

一昨年の東京青山講演会にて、重要な見解を述べて下さっていました。
技術分野の方で、「WTC核倒壊」説を提起してくださり、真相の検証に尽力していただきました。

惜しまれます。山本先生、お力添えありがとうございました。

●9.15 リチャード・コシミズ東京講演会 (37分50秒より)
http://video.google.com/videoplay?docid=-3859363222910740882&hl=en

416自分は名無しであります:2009/07/13(月) 19:15:52 ID:RXxKxpxI0
2009/7/12               < 地震と電磁気現象 >
http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/page285.htm
その山本寛さんが7月9日にご逝去されたとの報を受けました。
3月のJCF9でお会いしたとき既に体調を崩されていたのですが、こんなにも早く逝かれるとは思いませんでした。
山本氏が常温核融合/新エネルギーと地震学に残された足跡は偉大だと思います。ご冥福をお祈りいたします。
山本さん、天国で鮎釣りを楽しんでください。

417wombat:2009/07/23(木) 18:54:05 ID:oU/jEMPI0
ところで、この件が最近どうなっているのか、興味あります。
企業秘密にふれない範囲で結構ですので、教えていただけると
ありがたいのですが。

419小吹 伸一:2009/08/07(金) 04:08:35 ID:LxL1KO9Q0
近日、詳細説明できると思います。

420( ・○・) <:2009/08/09(日) 07:48:49 ID:voTTAvWU0
>>265-314

> 熱力学第2法則では電気エネにするのは容易じゃないのでは?

  A Stirling engine powered with the Cold Fusion Reactor
  http://jlnlabs.online.fr/cfr/html/cfrstir.htm

上のところ↑で、「スターリングエンジンと組み合わせた実験」、既にやってるようですね。
動画なども見れて、なかなか楽しいページです。

421自分は名無しであります:2009/08/10(月) 20:27:53 ID:r6.XqBiI0
ガス屋だの電力屋だの儲け過ぎだろ!?ぼったくりもええかげんにせーや!
在日メリケン軍の光熱費なんざタダなんだろが!ふっざけんな!ぼけ!
なぜ日本人がぼったくられてんのにこいつらはタダなんだよwwwwwww
日々の暮らしのためだけになぜここまでヒィヒィ言わなあかんのじゃ!糞利権屋一掃!
売国利権屋一掃!

常温核融合の実用化!お願いします!

422自分は名無しであります:2009/08/11(火) 12:02:43 ID:1SIFuVfs0


電力会社のぼったくりはんた〜い!
           炭素税導入はんた〜い!
           原発反対派への嫌がらせもやめなはれ〜!(聞いた話)

423中年オヤジ:2009/08/15(土) 16:35:24 ID:PMYYnMLw0
>>412
小吹さん、はじめまして。
この夏、素人ながら面白そうな常温核融合(凝集核融合)を勉強してみようと思っています。

荒田博士が出願されているこの特許の状態についてご存じであれば教えていただけませんでしょうか。
審査請求されているのでしょうか?

拒絶された事例が以下に挙がっていた(2chで見ました)ので、今回の出願のなりゆきが気になっております。
特許審決データベース
http://tokkyo.shinketsu.jp/decision/pt/view/ViewDecision.do?number=1114210
審決分類    審判 査定不服 特36条4項詳細な説明の記載不備 G21B
審判番号    不服2002-20198
審判請求日   2002-10-17
確定日      2005-03-24

424中年オヤジ:2009/08/15(土) 16:49:56 ID:PMYYnMLw0
>>416
やはり亡くなっていたのですか・・・遅くなってしまいましたが、山本寛氏のご冥福をお祈りします。
工学社から出された「仮説 巨大地震は水素核融合で起きる!」は非常に刺激的で素人ながら地震発生仮説を見直すべきだと考えさせられました。
地震学に大きな一石を投じられたのは素晴らしい業績だったと思います。改めてご冥福をお祈りします。

425中年オヤジ:2009/08/15(土) 17:14:56 ID:PMYYnMLw0
>>423
すみません、質問取り消します。
このスレの前の方にも色々情報が出ていますね。一度読んでから出直してきます。連投すみません。

426中年オヤジ:2009/08/15(土) 18:07:10 ID:PMYYnMLw0
常温(凝集)核融合を素人が理解する上で厄介なのは、フライシュマン&ポンズ博士による1989年3月23日の「常温核融合」の記者発表を契機として起こった一連の騒動です。
これは、「常温核融合スキャンダル―迷走科学の顛末、ガリー・トーブス(著)」に詳細にまとめられています。当時の常温核融合肯定論者のデタラメっぷりが活写されており、インチキ科学と指弾されるのも当然という気になります。
例えば、以下のような問題点が何度も具体的に指摘されています。
・(当初)対照実験がなされていない
・追試に必要な詳細条件や実験の生データが開示されない
・追試成功を報じた実験の基本的な誤りの多さ(電気化学的な実験で核物理学的な現象を捉えようとしている事から、核物理を良く知らない化学者や化学を良く知らない物理学者が間違いだらけの実験をした)

このインチキ科学騒動を、今の常温核融合研究者がどのように捉えているかに非常に興味があります。
今の研究者に過去の騒動の責任はありませんが、その時の指摘や批判に十分に反論できる根拠を持たなければ、同じ不幸な道を歩んでしまうからです。
そういう観点で以下の記事はたいへん参考になりました。

>>101
>荒田先生によれば、フライシュマンとポンズの達成したとする「核融合」は、
>パラジウム固有の電気分解にともなう発熱現象だと述べられています。

>>365
夢かオカルトか…常温核融合に捧げる人生、科学者・水野忠彦(上) 2009年5月18日
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/life/gooeditor-20090518-01.html

特に水野博士の以下のような発言は冷静に状況を見ておられる感じがして、逆に今の研究が本当の科学をやっていると信じる気になります。

>『化学実験で核ウンヌンなんて考えられない』と変人扱いです。私もそう思っていました(笑)。化学的実験で核変換を起こしたなんて、竹槍でB29を打ち落としたようなものですからね、実際…

>CFが学会などで否定されていることはもちろん承知しています。そもそも、実験に再現性がなく、追試できなかったのだから、否定されて仕方のない話です。再現できなければ、それは科学ではありませんから。

この件を調べ始めてから、素人には科学と似非科学の違いを見分けるのが本当に難しいと分かりました。
気長に取り組まないといけませんね。

427中年オヤジ:2009/08/18(火) 01:25:05 ID:PMYYnMLw0
>>1
小吹さん、僭越ながら、以下のテンプレ?の文言は修正した方が良いのではないかと思いコメントさせていただきます。
当方は物理の素人なので、間違いの段はご容赦を。
また選挙応援でお忙しい時期だと思いますので返信はご無用です。時間のあるときに検討いただければ幸いです。

> ①ヘリウムは、核融合反応の結果としてしか発生しない物質であり、ヘリウムの産出は、即座に、
>  核融合の成功を意味する。(D+D=He+熱エネルギー)
>  ヘリウムの発生は、同時に、熱エネルギーの産出を意味する。
>  外から熱を加えない状態で、熱エネルギーを取り出せる。発電に使える。

書き換え案:
①大きな発熱と共に反応炉内には存在しなかったヘリウムが出現した事から、
重水素を原料とし、ヘリウムを生成物(灰)とする核融合反応が起こったと考えられる。
投入したエネルギーよりも大きなエネルギーが取り出せるので発電にも利用できる。

書き換えの趣旨:
[1] ヘリウム(He4)は自然界にも豊富に存在するので「核融合の結果としてしか・・」を書き換えました。
[2] 「D+D=He+熱エネルギー」という反応式を削除しました。理由は以下の通りです。

結果的には「D+D=He+熱エネルギー」という反応が起こっているように見えます。
しかし、これは反応式が「D+D=He+熱エネルギー」である事までは意味しません。
「常温核融合2008」のP58「図1-29 既知の重水素関連核融合反応と反応生成物、エネルギー(Q値)」には以下の反応式が示されています。
(a) D + D -> p + t + 4.02MeV : 50%
(b) D + D -> n + He3 + 3.25MeV : 50%
(c) D + D -> He4 + γ + 23.8MeV : 0.00001%

つまり、「D+D=He+熱エネルギー」に相当する(c)は確率的に起こらないと言ってもよい反応なのです。
逆に(c)が起こったとすると、その10万倍くらい(a)や(b)が起こり、結果として中性子が観測される筈です。
しかし、実験では中性子は観測されておらず(a)や(b)は起こっていないと考えられます。したがって、(c)も起こっていない筈です。
初期の研究で中性子探しが行われたのも、DD反応では必ず中性子が放出されると想定したからだと思います。

荒田博士は(c)を仮説として主張されているかもしれませんが、この点については他の固体核融合研究者からも強い異議が出ているようで、別の様々な反応式が提案されています。
例えば、高橋克人教授は「4Dクラスター核融合モデル」で以下の反応式を出されてます。
D+D+D+D→Be→He+He

反応式についてはまだまだ理論検討が必要な段階であり、ここで確定事項のように記すのは物理に詳しい人の反発を招くと危惧します。
(実際、2chあたりでは「物理の基礎を分かってねぇヤツ」と言われてしまいます)

428自分は名無しであります:2009/08/18(火) 07:19:09 ID:DplrNFl20
>>427 中年オヤジ 様

>[1] ヘリウム(He4)は自然界にも豊富に存在する
●現在、自然界に存在しているヘリウム4は、地球が45億年前に誕生したときのものです。
45億年前に地球が誕生したときに生成されたものが、割れ目からチョロチョロと出現して、
結果として大気中に、ある程度、存在するのです。「荒田・コシミズ対談動画」を御覧ください。
●「豊富に存在する」根拠を述べてください。豊富に存在しているのならば、
ここまでヘリウムの値段が暴騰するでしょうか。

429自分は名無しであります:2009/08/18(火) 07:32:40 ID:DplrNFl20
>「常温核融合2008」のP58「図1-29 既知の重水素関連核融合反応と反応生成物、エネルギー(Q値)」には以下の反応式が示されています。
●貴方の述べ方は、「既知」の範囲内に留まっています。よって、荒田方式が、既存の反応式に当てはめようとすることに無理があります。
既知の重水素関連核融合反応とは違う結果であったのが、平成20年5月22日の公開実験なのです。
公開実験当時に配布された下記の論文を読んだことはありますか。

研究論文「固体核融合」実用炉の達成(荒田吉明、張) 高温学会誌 第34巻 第2号(2008年3月)
http://www10.ocn.ne.jp/~solid_fu/

>(実際、2chあたりでは「物理の基礎を分かってねぇヤツ」と言われてしまいます)
●あのような記述責任を果たさないサイトの掲示板を高く評価するのですね。
2ch名物の「成りすまし」を知らないわけではあるまいに…。

>ここで確定事項のように記すのは物理に詳しい人の反発を招くと危惧します。
●それでは、(素性の明らかな)誰の反発を招いたのか具体的に述べて頂けませんか。

430自分は名無しであります:2009/08/18(火) 07:35:44 ID:DplrNFl20
>>429は、>>427の中年オヤジ様への返信です。
誤植訂正
×:荒田方式「が」、既存の反応式
○:荒田方式「を」、既存の反応式

431自分は名無しであります:2009/08/18(火) 07:44:07 ID:DplrNFl20
中年オヤジ様の投稿文の誤植訂正
×:高橋「克」人教授
○:高橋「亮」人教授

>他の固体核融合研究者からも強い異議が出ているようで
●小吹さんは、おそらく貴方に返信しませんので、私が代わりに答えます。
『貴方は、何故、荒田方式だけを目の敵にするような記述をするのですか。』
貴方の記述からは、どうも「突っ掛かった」ような感じが見受けられるのです。
それに、高橋亮人先生は、公開実験当日に「コングラーチュレーション!」と言っています。
強い異議があれば、このように祝福はしないでしょう。

世界が、荒田方式を、どのように評価したかを御存知でしょ?
「常温核融合は本当だった!その12」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/page284.htm

432自分は名無しであります:2009/08/18(火) 08:01:30 ID:DplrNFl20
>高橋「亮」人教授は「4Dクラスター核融合モデル」で以下の反応式を出されてます。
●下記の論文より引用します。
研究論文「固体核融合」実用炉の達成(荒田吉明、張) 高温学会誌 第34巻 第2号(2008年3月)
http://www10.ocn.ne.jp/~solid_fu/
<引用開始>
D(2)+D(2)=He(4)+熱エネルギー     (a)
4D(2)  =  2He(4)+熱エネルー      (b)
<引用終了>

A式、B式と並列で書かれています。
つまり、荒田吉明先生は、高橋亮人先生の理論を全く否定していませんし、
高橋先生も荒田先生を否定していません。
高橋理論の究極的な形が荒田方式と捉えることが出来るでしょう。
こうも言えます。
荒田方式への注目が。高橋方式への注目という形になります。
だから、高橋先生は「コングラーチュレーション!」と仰ったのだと理解しています。

また、ヘリウム4が生成されることは、下記の動画でも説明されています。
<引用開始>
http://www10.ocn.ne.jp/~solid_fu/
24) The SuperWave? Fusion Process <-- 重水素とパラジウム合金が反応する様子を
動画で分かり易く説明しています。過剰熱についての説明が分かり易いです。
電気分解方式で酸素と重水素を発生させて反応させています。
<引用終了>

433自分は名無しであります:2009/08/18(火) 09:37:15 ID:DplrNFl20
>[2] 「D+D=He+熱エネルギー」という反応式を削除しました。
●これは、小吹さんとて承伏しかねることです。この反応式が基本だからです。
貴方は最後の方で4Dクラスター反応について述べられましたよね。この反応式は、
「4D=2He+熱エネルギー」をも内在させていることは、先程説明したとおりです。

貴方は、既存方式が放射性物質が出ることを示し、荒田方式も疑わしいと仰りたいようですが、
【研究論文「固体核融合」実用炉の達成(荒田吉明、張) 高温学会誌 第34巻 第2号(2008年3月)】
で示されているとおりです。更に詳しい論文を所望の場合は、下記を御覧ください。
【研究論文 重水素を吸蔵させたPdナノコンポジット材料Pd/ZrPd2系におけるPdナノクラスター原子配列解析 高温学会誌 第33巻 第3号(2007年5月)】
http://www.jstage.jst.go.jp/article/jhts/33/3/142/_pdf/-char/ja/

>ここで確定事項のように記すのは物理に詳しい人の反発を招くと危惧します。
●危惧するから記載しない、では科学に進歩無しです。

434自分は名無しであります:2009/08/18(火) 12:40:03 ID:DplrNFl20
>>427 中年オヤジ様
私の返答で納得できない部分も大いにあることでしょう。そのような場合は、
kobukiblessing@adagio.ocn.ne.jp
まで直接、問い合わせてください。

【書き換え却下の理由】
>投入したエネルギーよりも大きなエネルギーが取り出せるので発電にも利用できる。
●この表現だと熱核融合の場合になってしまい、固体核融合との区別が出来ず曖昧になります。
荒田方式の場合は、「投入エネルギーはゼロ」です。投入エネルギーゼロなのがポイントです。
貴方の表現だと、荒田方式が、まるで投入エネルギーがあるかのような誤解を招いてしまいます。
●「発電にも」というが、発電以外に何に利用できるのでしょうか。
勿論、工業用のヘリウム製造装置という捉え方も出来るでしょうが、
貴方の表現では曖昧さが残り、明確さが消えてしまいます。

435自分は名無しであります:2009/08/18(火) 18:06:13 ID:QsnPM1Vs0
>>427 中年オヤジさん
>つまり、「D+D=He+熱エネルギー」に相当する(c)は確率的に起こらないと言ってもよい反応なのです。

公開実験では起きました。それは、同年3月の論文からも明らかです。
常温核融合を報道したCBSドキュメントは御覧になりましたよね?
【CBSドキュメント 常温核融合の可能性(放送日時:7月2日(木) 1:38〜2:33 放送局:TBSテレビ)】
http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/page285.htm#%EF%BC%9C%20%E5%B8%B8%E6%B8%A9%E6%A0%B8%E8%9E%8D%E5%90%88%E3%81%AE%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E6%94%BE%E6%98%A0%E4%BA%88%E5%AE%9A%20%EF%BC%9E

中年オヤジさんを疑うわけではありませんが、
>>422->>426ときて、結局のところ、>>427を言いたかったのですか?

436自分は名無しであります:2009/08/18(火) 18:07:29 ID:QsnPM1Vs0
失礼しました。
>>422ではなく、>>423でした。

437自分は名無しであります:2009/08/19(水) 14:22:52 ID:ZVaTOmXQ0
>>427 中年オヤジさん
<引用>
中年オヤジさんを疑うわけではありませんが、
>>423->>426ときて、結局のところ、>>427を言いたかったのですか?

違うのでしたら、なぜ、貴方は明確さを排除して曖昧さを助長するのかについて答えてくださいね。
そうでないと、「一般者を装って随分と手の込んだ…。」ということになりかねません。
ここまで指摘されてしまった以上、明確に答えてくださいね。

438自分は名無しであります:2009/08/19(水) 14:49:35 ID:ZVaTOmXQ0
>>427 中年オヤジさん

補足動画です。下記の動画の後半部分から、固体核融合について説明されています。
http://video.google.com/videoplay?docid=-6891360202794305694

439中年オヤジ:2009/08/20(木) 02:48:46 ID:ZsDYvkjM0
どうも返答が遅くなってすみません。中年オヤジです。
Weekdayが始まると仕事に手一杯でなかなか時間が取れません。
とりあえず、可能な範囲で返答させてください。

最初に以下の書き間違い、誠に申し訳ありません。高橋博士にはたいへん失礼しました。
×:高橋「克」人教授
○:高橋「亮」人教授

まず、私が常温核融合を学習し始めた動機をお話ししておきます。
少し脚色(笑)がありますが、概ね以下の2点がきっかけになりました。

(1)寄付を勧めた者としての説明責任
と言うほど大げさな話ではありませんが・・
私は荒田博士の基金にわずかばかりの寄付をした後、数名の親しい友人に寄付を薦めました。
そうしたら、ひねくれ者の悪友(笑)が「おまえ騙されてんじゃねぇの? こんなの信じられないよ」と言ってきた訳です。
もちろん相手は議論を楽しんでいる訳ですが、最初から疑ってかかられると私の理解不足で説明できないのです。
寄付を薦めた手前と悔しいので(笑)、少しでも論理的に説明できるように素人ながら調べ始めた次第。

(2)大地震は水素核融合で起こる?仮説への興味
この仮説は非常に興味深いです。
私も幾つかの地震を簡単に調べたのですが、水と地震には関係があるように思えます。
しかし、水が地震を引き起こす過程は解明されておらず、これに常温核融合が関係あるのかどうか非常に興味がありました。

また、もし、この仮説が正しいとすると、溜まった歪みが解放されて地震が起こると言ってる今の地震学は似非科学なのでしょうか?
これも興味深い話題で、常温核融合とは逆に、科学と思われていたものが似非科学へと評価が逆転するかもしれません。

という訳で、まずは常温核融合の学習を始めた訳ですが、実は一番の理由は「面白いから」ですね。
身近にこういう領域が残っているとは本当に意外でした。

440中年オヤジ:2009/08/20(木) 02:51:00 ID:ZsDYvkjM0
>>431
>『貴方は、何故、荒田方式だけを目の敵にするような記述をするのですか。』

そういうつもりは全くありません。
荒田博士が開発された方式は、「再現性が良い」という高い価値のある偉大な業績だと思います。
(常温核融合研究では、再現性の悪さが大きな課題だったと認識してます)

しかし、そのプロセス(反応式)については議論途上にあると認識しているので、それを明らかにしておいた方が良いと思っただけです。

>>433
>>[2] 「D+D=He+熱エネルギー」という反応式を削除しました。
>●これは、小吹さんとて承伏しかねることです。この反応式が基本だからです。
>貴方は最後の方で4Dクラスター反応について述べられましたよね。この反応式は、
>「4D=2He+熱エネルギー」をも内在させていることは、先程説明したとおりです。

私はこれとは違う認識です。
「D+D=He+熱エネルギー」は、反応前後の入出力の収支を表していると理解しました。
これがどのようなプロセス(反応式)によって導かれるのかは、現在熱い議論中と認識しています。
「D+D+D+D→Be→He+He+エネルギー」なのか「D+D→He+エネルギー」なのか、はたまた違う反応式なのかは、まだ決着が付いていないとの理解です。

(続きます)

441中年オヤジ:2009/08/20(木) 02:58:25 ID:ZsDYvkjM0
>>440
続きです。
上記のように認識したのは最近の事で、実は「常温核融合2008」を読んだからです。
(尤も、大部分は理解できないのが素人の悲しい所ですが)

以下、関係する部分を同書より引用させていただきます。
上付き数字や丸付き数字はうまくテキストで表現できないので、4HeをHe4等と書き換えました。

■P55〜56
また、「D+D→He4+格子エネルギー(Lattice-Energy)(23.8MeV)」は、核物理的に可能性なし」である。
<略>
たとえば、「D+D→He4+γ(gamma)(23.8MeV)」とか「Cs133+4D→Pr141+Q(50.49MeV)」のような
アインシュタイン(Einstein)の質量とエネルギー保存を表わす関係のみから導かれた、反応式は発
熱反応であるので、化学的には常に起こるように見える。
しかし、(1)「初期状態 相互作用」における「クーロン力」の克服の程度と「強い相互作用」の度合い、
(2)「中間 複合核」の状態、(3)「終状態 相互作用」における反応の分岐比--を定量的に見積もらな
い限り、反応が意味をもって実現する事が言えていない。

■P56〜57
フライシュマン(Fleischmann)、シュヴィンガー(Schwinger)に始まって、プレパラータ(Preparata)、ハー
ゲルシュタイン、チャブ=チャブなどの理論家や、マックーブル、荒田、デニーノ(deNinno)、ビオラン
テ、ストームズ(Storms)などの名だたる実験家がこぞって信奉してきたのが、
「D+D→He4+格子エネルギー(Lattice-Energy)(23.8MeV)」の仮説である。

荒田らの実験条件からも、核物理的な「終状態 相互作用」からもこの仮説の論拠は破綻している。
また、凝集系内の重水素「D」は束縛されているために粒子束の桁が大きく減少するので、「DD」反応
の出力が0.1W/cc以上になることはありえない。しかし、人々はなおこの仮説に固執していて、米エネ
ルギー省(DoD)に酷評されることになった。
実験結果は、「He-4」を灰とするクリーンな核融合を示唆している。「軽水素系」では、この現象は起こ
らないので、「重水素が関連した何らかの凝集系での核反応」であるはずである。
既知の「重水素関連核融合反応」は、図1-29の反応が知られていて、「中性子」を発生せずに「He-4」
が主生成物となる反応はない。核物理的には、いったいどんな反応チャンネルがあり得るのだろうか。

■P59
「二体の重水素反応、2D(d-d)反応では、He-4が主生成物--灰となることは期待できない。」
現在までに集積された核物理的実験データと理論から得られた終状態相互作用のデータを見る限り、
このコメントは覆りそうにない。
このことは、「過剰熱」と相関した「He-4」の発生を説明するには、「凝集系独特の新しい核反応」を“発
明”しなければならない、ということである。


申し訳ありませんが、明朝も早いので、今日はここで終わらせていただきます。
たぶん土日には少し復活できると思います。

442自分は名無しであります:2009/08/20(木) 07:49:00 ID:ZoHNm6ww0
中年オヤジさん
>私は荒田博士の基金にわずかばかりの寄付をした…

貴方の尊い行為は日本の未来を明るくします。どうか御自分の決断に自信を持ってください。

実際に寄付した人に匿名の妨害者が現れたのは御存知かと思います。(注:3月末の荒田実験の再現成功後)
(注:誹謗中傷は、常温核融合についての説明部分ではなく、重箱の隅を突く言葉尻をあげつらうものでした。)
匿名の妨害者は、特に「はてな」というポータルサイトに密集しております。
(例:NATROM,mobanamaなど)
問題山積の「はてな」を利用しないことを強くお奨めします。

皆さん、揃いも揃って本名を名乗ることが出来ない御事情をお持ちなのです。
その後、その人は匿名妨害者への毅然とした態度をとりました。
そうしたら、不思議なことに、その人への誹謗中傷は止みました。
(注:誹謗中傷コメントも現在は非表示になっています。)

443自分は名無しであります:2009/08/20(木) 08:21:29 ID:ZoHNm6ww0
>ひねくれ者の悪友(笑)が「おまえ騙されてんじゃねぇの? こんなの信じられないよ」と言ってきた訳です。

7月1日深夜にTBSで放送された「CBSドキュメント」を御覧になりましたか。
この番組で、中立的な立場で常温核融合を評価して欲しいと依頼された学者が、
徹底的に疑った上で常温核融合を認めるという結論に達しました。
【CBSドキュメント 常温核融合の可能性(放送日時:7月2日(木) 1:38〜2:33 放送局:TBSテレビ)】
http://www10.ocn.ne.jp/~solid_fu/

御友人に、CBSドキュメントを見せたでしょうか。

444自分は名無しであります:2009/08/20(木) 08:33:49 ID:ZoHNm6ww0
>>440 中年オヤジさん
>まだ決着が付いていないとの理解です。

中性子やガンマー線が出ないことは、3月末の再現実験の成功報告で明らかになっています。
中年オヤジさんは、荒田実験が再現実験に成功したことを、まだ知らないのでしょうか。

【ヘリウム製造装置】わかりやすい固体核融合【荒田実験、再現成功】
http://www10.ocn.ne.jp/~solid_fu/
<荒田実験が再現に成功しました!>
第9回常温核融合研究会報告
引用元:常温核融合は本当だった!その13 <JCF9報告>
 3/28(土)、3/29(日)にJCF9(第9回常温核融合研究会)が静岡県産業経済会館で行われました。多くの先生方が立派な発表をされましたが、何と、荒田先生の実験が再現されたとの報告がなされました。
●佐々木先生(神戸大学)
 荒田吉明先生の実験の再現実験に関する研究。双子構造をもつ新装置を作成し、ナノサイズPd粒子も様々な種類のものを使ってArata実験をさらに詳細に調査。熱出力、圧力等の詳細な実験データを提示。【Arata実験の再現に成功。】本実験は神戸大学、高橋亮人先生、テクノバの共同研究。
●高橋亮人先生(大阪大学)
 上の佐々木報告に追加する形の詳細説明。【Arata実験が再現できた】ことを補正の効果などを交えて説明。重水素ガスを流した方が軽水素ガスの場合よりはるかに多くの過剰熱が出ている。【中性子やガンマー線の発生はなし。】ナノサイズの複粒子Pd/PdO2/ZrO2粒子(これに重水素を通すと過剰熱発生)の特殊な物性にも言及。

445自分は名無しであります:2009/08/20(木) 08:47:42 ID:ZoHNm6ww0
>>441 中年オヤジさん
>■P56〜57
>実験結果は、「He-4」を灰とするクリーンな核融合を示唆している。
 高橋先生自身が荒田方式の再現実験を試みた結果、示唆ではなく「クリーンな核融合」
であることを示したわけです。

>「中性子」を発生せずに「He-4」が主生成物となる反応はない。
 高橋先生自身がなさった荒田方式の再現実験では、「中性子」も「ガンマー線」も出ませんでした。
【再掲】
●高橋亮人先生(大阪大学)
 上の佐々木報告に追加する形の詳細説明。【Arata実験が再現できた】ことを補正の効果などを交えて説明。重水素ガスを流した方が軽水素ガスの場合よりはるかに多くの過剰熱が出ている。【中性子やガンマー線の発生はなし。】ナノサイズの複粒子Pd/PdO2/ZrO2粒子(これに重水素を通すと過剰熱発生)の特殊な物性にも言及。

446自分は名無しであります:2009/08/21(金) 13:43:04 ID:SLApHO8o0
>ひねくれ者の悪友(笑)が「おまえ騙されてんじゃねぇの? こんなの信じられないよ」と言ってきた訳です。

御友人は、NATROM,mobanamaのような方ですか(笑)。
御友人は、「何がどうであるから、貴方(=中年オヤジ様)が騙されている」と判断したのですか。
固体核融合を信じないのにも、いろいろなものがあります。御友人は、どれに当てはまりますか。
下記に当てはまらないとしたら、どんな感じで常温核融合を否定するのですか。
既に指摘されていますが、御友人に「荒田方式の再現実験成功」は話してありますか。

●熱核融合と固体核融合の区別も出来ずに難癖否定
●熱核融合を熱烈支持し、固体核融合だけを否定
●固体核融合のなかで、荒田方式だけを否定
●寄付された中年オヤジ様を、バカにして遊んでいる。
●その他

御友人を「はてな」の匿名誹謗中傷組のNATROM,mobanamaと一緒にしてしまっては失礼ですね(笑)。

447中年オヤジ:2009/08/22(土) 01:53:25 ID:ZsDYvkjM0
>>446
私はNATROM,mobanama氏を存じませんので似ているかどうかは分かりません。

> ●その他
彼の論法は単純で、以下のようなものです。
・寄付を募る行為は怪しいと思っている。
・常温核融合が私が言うように重要で真実なら、なぜ投資が集まらないのか?
・実験や論文により実在が証明されているなら、なぜ認知されないのか?

内容を論じていないので、これは説得不能なのですが、私としては私が納得できる理由が分かれば十分です。
一応、彼には「ここ2〜3年で大ブレークすると思うよ」と言ってあります(笑)。
尤も、ブレークした時には寄付の必要がないほど投資が集まっているでしょうから、彼に寄付を勧める理由もなくなります。
残念ながら、寄付しないための不敗論法(笑)といった所でしょうか。

448中年オヤジ:2009/08/22(土) 02:24:37 ID:ZsDYvkjM0
>>444
> 中年オヤジさんは、荒田実験が再現実験に成功したことを、まだ知らないのでしょうか。
追試がなされたという報告があるとは読んだのですが、その日本語論文がないかと思っています。
以下のページの紹介ありがとうございました。
> http://www10.ocn.ne.jp/~solid_fu/

荒田博士の実験については、高橋博士も「実験結果は、「He-4」を灰とするクリーンな核融合を示唆している」と
「常温核融合2008」で明確に記述されており、この実験結果に疑義はないのだと思います。

しかし、以下のページにもあるように、荒田博士の実験結果を支持すると同時に、その反応プロセスについては
d-d反応かdの多体反応か決着がついていない、という御認識だと理解しています。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/page285.htm

>●高橋亮人先生(大阪大学)
> 上の佐々木報告に追加する形の詳細説明。Arata実験が再現できたことを補正の効果などを交えて説明。

>●高橋亮人先生(大阪大学)
> 常温核融合現象では中性子発生が少ない。しかし、中性子発生を示すデータが得られる場合があり、核現象を考察する
>場合、中性子を考えることは依然として重要である。常温核融合は、「d-d反応か?」それとも「dの多体反応(高橋先生の
>TNCFモデル)か?」いまだ決着がついていない。決着をつけるには、中性子のエネルギースペクトルのピークがどの位置
>に出るかを調べればわかる。中性子測定は非常に難しいが、ぜひ誰かやってほしい・・。

449中年オヤジ:2009/08/22(土) 02:31:44 ID:ZsDYvkjM0
>>448
> 決着をつけるには、中性子のエネルギースペクトルのピークがどの位置
> に出るかを調べればわかる。中性子測定は非常に難しいが、ぜひ誰かやってほしい・・。

中性子測定によってプロセスの解明が進む見込みがあるんですね。
同じページに紹介されていた以下のニュースを見て、なぜ検出が難しい中性子を一生懸命
追いかけているのか理由が分からなかったのですが、中性子を詳細に捉えようとしているの
かもしれないですね。(素人の憶測に過ぎませんが)

********
米国海軍の科学者Pamela Mosier-Boss氏はアメリカ化学会(ACS:American Chemical Society)の年会で、「常温核融合
を実験的に確認した」と主張した。核反応が起これば中性子が発生するはず。これまで中性子の検出に誰も成功しなかっ
たが、今回放プラスチック材料をいた放射線検出器「CR-39」を使ってその検出に成功した。同研究グループは、トリプル・
トラック(triple track)と呼ばれる、小さな穴が集まったパターンがプラスチック検出器に記録され、研究者らはこれこそが
中性子の証拠だと主張している。
*******

450自分は名無しであります:2009/08/22(土) 13:14:23 ID:Zu0Py17s0
>>447,>>448,>>449 中年オヤジ様
>NATROM氏,mobanama氏を存じませんので似ているかどうかは分かりません。
 自らは身を隠し匿名で常温核融合を「トンデモ!トンデモ!」と叫んで回る人達です。
 公開実験をしたのに、「まともな実験をしろ」だとか何だとか言いがかりを付ける人達です。
 特に、「常温核融合は本当だった!」シリーズを、ことごとくトンデモ扱いする人達です。

>・常温核融合が私が言うように重要で真実なら、なぜ投資が集まらないのか?
>・実験や論文により実在が証明されているなら、なぜ認知されないのか?
 その彼は、とても良い点に気が付きましたね。そこからが彼の出発点です。

>私としては私が納得できる理由が分かれば十分です。
 その点、私も同じです。「あっ!これは本物だな。」と思いましたからね。

>彼に寄付を勧める理由もなくなります。
 先見の明があるのは、誰が何と言おうと中年オヤジ様の方なのです。

>寄付しないための不敗論法(笑)
 まあ、なんと後味の悪いこと(笑)。

>以下のページの紹介ありがとうございました。
 どういたしまして。基本的な理解には役に立つと思い紹介しました。
 その方のページは、文字ばかりで読みにくいですけれどね(笑)。

中年オヤジ様、色々と気が付かせていただき、大変ありがとうございました。

451中年オヤジ:2009/08/23(日) 00:20:14 ID:ZsDYvkjM0
ブラックライトプロセスの話題はこのスレで良いのでしょうか?
久々にブラックライトパワー社のHPを見たら以下のようなニュースが載っていました。
これは大きな進展なのでしょうか?・・素人に分かる情報が乏しいのでさっぱり分からんのですが。

http://www.blacklightpower.com/new.shtml
Rowan University scientists have for the first time independently formulated and tested fuels that on demand generated energy greater than that of combustion at power levels of kilowatts using BLP's solid fuel chemistry capable of continuous regeneration. A new form of hydrogen was confirmed to have formed as a result of the heat release. Read the results in the Rowan University Report "Report on Synthesis and Studies of "Generation 2" Lower Energy Hydrogen Chemicals"
08/12/09

去年に以下のような記事が出ていたようなのですが、この詳細なデータが出てきたという事なのかなぁ?

http://www.nejinews.co.jp/news/business/archive/eid1506.html
ブラックライト・プロセス、米ローワン大学が再現に成功
 【クランブリー(米ニュージャージー州)20日PRN=共同JBN】ブラックライト・パワー社(BLP)は20日、同社独自のクリーンエネルギー技術に基づく1000ワットと5万ワット反応装置に関する独立した再現と評価が成功したと発表した。これはBLPが今年5月、新しいクリーンなエネルギー源の試験に成功したと発表したのに続くものである。
 BLPの5万ワット反応装置は、ローワン大学のピーター・ヤンソン博士が率いる技術者によって100万ジュール以上のエネルギーを生成したことが正確に計測された。この独立した研究にはエネルギーを生成する独自の固形燃料についての反応前後の完全な特性が含まれている。
<略>
[ 2008.10.21 火曜日 22:22 エネルギー・資源・発電 ]

452自分は名無しであります:2009/08/23(日) 00:32:43 ID:ZsDYvkjM0
>>451
小島英夫博士の「「常温核融合」を科学する」を読んでいたら、軽水(H2O)でも重水と同じように常温核融合現象が起きることを示した画期的な実験のデータとして以下が紹介されていました。

http://www.geocities.jp/hjrfq930/Books/booksj/booksj02/sankou.htm
1.6節 軽水素系での実験
Mills, R.L. and S.P. Kneizys, "Excess Heat Production by the Electrolysis of an Aqueous Potassium Carbonate Electrolyte and the Implications for Cold Fusion", Fusion Technol. 20, 65 (1991).

この著者名がMillsになっていたので、もしやブラックライトパワー社を設立したミルズ博士かなと思って見てみると、やはりそうみたいですね。この論文を出した年に会社を設立してますね。
常温核融合分野にも業績を残していたんですね。

http://www.blacklightpower.com/management.shtml
DR. RANDELL L. MILLS
Dr. Mills, Founder and principal stockholder of BlackLight Power, Inc., has served as Chairman of the Board, President and CEO since 1991. The Company, located in the Princeton, NJ, area, has developed a revolutionary source of energy, the BlackLight Process, which has as its fuel source hydrogen and is based on novel hydrogen chemistry.

453中年オヤジ:2009/08/23(日) 00:39:46 ID:ZsDYvkjM0
>>451
以下にニュースリリースの和訳が出ていました。

http://prw.kyodonews.jp/open/release.do?r=200908134334
ブラックライト・パワー社
◎高エネルギー源のハイドリノ存在証明  BLP社技術でローワン大学
PR35683
☆共JBN 外0782(産業、エネルギー)(09・8・13)
【産業担当デスク殿】35683
◎高エネルギー源のハイドリノ存在証明
  BLP社技術でローワン大学

454中年オヤジ:2009/08/25(火) 02:49:28 ID:IMweMds.0
>>449
> 同じページに紹介されていた以下のニュースを見て、なぜ検出が難しい中性子を一生懸命
> 追いかけているのか理由が分からなかったのですが、中性子を詳細に捉えようとしているの
> かもしれないですね。(素人の憶測に過ぎませんが)

すみません、この実験については以下に解説がありました。私の認識は間違いですね。
引用します。

http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/page285.htm
何度もくり返し見ると、Pamela Mosier-Boss氏ら(米海軍)はDとDが融合する2体核融合にこだわった形で実験したこと
がわかります。二つのDが融合してHe3と中性子ができる様子が描かれています。しかし、高橋亮人先生(大阪大学名誉
教授)は、この2体核融合(DD核融合)は核物理的に有り得ない、多体核融合こそが起こっていると主張しています。

上記の通り、2体核融合理論を想定しての測定だったようです。
この実験については、NASAのMarc G. Millis氏のpdfの21ページにも簡単な説明が載っていました。
http://newbusiness.grc.nasa.gov/wp-content/uploads/2009/02/millis_anomheat_coldfusion_reve.pdf

どうも写真に写っていたのは、中性子そのものではなく、中性子が炭素に飛び込んだ結果発生した3個のαの痕跡みたいです。

理論構築の試みはホットに続いているようですね。

455wombat:2009/09/01(火) 18:59:33 ID:6ZSa6Mkc0
Black Light Process はなくなった山本寛先生がひいきにしていました。
R. Millsの説は常温核融合支持者のあいだでも、かなり異端のようですが、
いま業界筋の評価はどうなっているのでしょうね。
彼のウェブページに1500ページくらいの本が無料でおいてあるのですが、
大部すぎて、到底読めません。内容に自身があるのならば、
もうすこし、現実的な分量にしてほしいものです(笑)。

それから、Millsの理論がどうかということと、実験が正しいかどうかはまた別で、
Millsの会社の実験研究がどのぐらいいけてるのか、私も気になってます。

456自分は名無しであります:2009/09/02(水) 19:17:41 ID:HZtZAdSk0
CBSドキュメント、同じ動画だけど今度は分割編。

常温核融合が再び注目を集めています 1/2
http://movie.mofla.tv/video/watch/d1cacd649afec718?kw
常温核融合が再び注目を集めています 2/2
http://movie.mofla.tv/video/watch/fe4ce1c0d2b9bed8?kw

457エネルギー管理士:2009/09/03(木) 12:20:10 ID:1VNEVbrg0
初めまして。九州在住の技術系中年親父です。
先週からYouTubeでコシミズさんを見始めましてここへ辿りつきました。
先月エネルギー管理士を受験しまして、自己採点では合格なのでハンドルネームと
します。(落ちていたらどうしよう)

常温核融合の研究者は全滅したかと思っていたのですが、まだ十数人ほどやられて
いると聞いてふーんと思っていました。
まだ信じられませんが実証装置の完成を期待して注目しております。

458自分は名無しであります:2009/09/03(木) 13:16:08 ID:yF1y1b5s0
常温核融合の実用化を本当に願う。

459自分は名無しであります:2009/09/03(木) 21:53:54 ID:t/Z8LxfE0
民主が大勝したのだから、固体核融合実用化研究に必要な予算ぐらいはすぐつけて欲しいですね。

460自分は名無しであります:2009/09/04(金) 09:13:40 ID:VTzYYiCsC
>>459
[cbsドキュメント核効果]のユーチューブ版2/2を御存知?
1/2は出回っているんだけれども…

461wombat:2009/09/06(日) 23:29:42 ID:QI8oMrV60
核融合関係ではないのですが、エネルギー開発の話です。
ほかに書く場所もないので。ポピュラーサイエンスより。
人工衛星からのマイクロ波で30万戸にエネルギーを配ろう、という計画。
三菱重工、石川島播磨の名前が書いてある。
日本政府がついに、岩尺八のエネルギー封鎖を突破しはじめたかも。
(ってことは、常温核融合にも金がまわってくるかも。)
だれか、詳しい人、解説ねがいます。


http://www.popsci.com/scitech/article/2009-09/japan-wants-power-300000-homes-wireless-power-space

Japan's Wireless, Power-Generating, Solar Satellite Inhabitat

Japan has serious plans to send a solar-panel-equipped satellite
into space that could wirelessly beam a gigawatt-strong stream
of power down to earth and power nearly 300,000 homes.

The satellite will have a surface area of four square kilometers, and transmit power via microwave to a base station on Earth. Putting solar panels in space bypasses many of the difficulties of installing them on Earth: in orbit, there are no cloudy days, very few zoning laws, and the cold ambient temperature is ideal.

A small test model is scheduled for launch in 2015.
To iron out all the kinks and get a fully functional system set up
is estimated to take three decades.
A major kink, presumably, is coping with the possible dangers
when a 1-gigawatt microwave beam aimed at a small spot on
Earth misses its target.

The $21 billion project just received major backing from
Mitsubishi and designer IHI
(in addition to research teams from 14 other countries).

462エネルギー管理士:2009/09/07(月) 00:55:55 ID:3Pf.SR1g0
その発電方法については以下の疑問が前から言われています。
・そもそも作れるのか。
・衛星並びに太陽電池パネルがコスト回収できるほどの寿命があるのか。
・空からマイクロ波が降ってきて人体その他への影響は無いのか。
日本が先駆けて研究する必要性には疑問を感じます。他にも重要なテーマがあるでしょう。

463自分は名無しであります:2009/09/07(月) 15:48:08 ID:gSP4O3R20
誰か翻訳して〜!

【"Cold fusion" rebirth Part 1】
http://www.ustream.tv/recorded/1289320

2009/03/23|11:50:20
“Cold fusion” rebirth? New evidence for existence of controversial energy source

Researchers are reporting compelling new scientific evidence for the existence of low-energy nuclear reactions (LENR), the process once called “cold fusion” that may promise a new source of energy. One group of scientists, for instance, describe what they term the first clear visual evidence that LENR devices can produce neutrons, subatomic particles that scientists view as tell-tale signs that nuclear reactions are occurring. Low-energy nuclear reactions could potentially provide 21st Century society a limitless and environmentally-clean energy source for generating electricity, researchers say. The report injects new life into this controversial field.

464自分は名無しであります:2009/09/07(月) 16:42:25 ID:gSP4O3R20
次も翻訳頼む〜!

【“Cold fusion” Rebirth Part 2 】
http://www.ustream.tv/recorded/1289427

Researchers are reporting compelling new scientific evidence for the existence of low-energy nuclear reactions (LENR), the process once called “cold fusion” that may promise a new source of energy. One group of scientists, for instance, describe what they term the first clear visual evidence that LENR devices can produce neutrons, subatomic particles that scientists view as tell-tale signs that nuclear reactions are occurring. Low-energy nuclear reactions could potentially provide 21st Century society a limitless and environmentally-clean energy source for generating electricity, researchers say. The report injects new life into this controversial field.

465自分は名無しであります:2009/09/07(月) 16:59:54 ID:gSP4O3R20
>>464 自己レス

パート2で、インド人研究者が「荒田ペーパー」と言っているのを聞き取れた。
おそらく該当する荒田先生の論文は、
【研究論文「固体核融合」実用炉の達成(荒田吉明、張) 高温学会誌 第34巻 第2号(2008年3月)】
のことだと思われる。

466中年オヤジ:2009/09/08(火) 01:05:42 ID:ZKMLyTZY0
>>463
中身はさっぱり聞き取れませんが、女性科学者の名札にPamela Bossと書いてあるので、
>>350
にて報告されている、米国化学学会(ACS)での米国海軍の科学者Pamela Mosier-Boss氏による中性子検出のレポートの模様ではないでしょうか。

この件については、
>>454
に載せてあるNASAのMarc G. Millis氏のpdfの21ページにも簡単な説明が出ています。
報道にあった3個の球体のような写真が何を意味するのかさっぱり分からなかったのですが、この資料を見て、どうやら中性子が炭素に飛び込んだ結果発生した3個のαの痕跡を示しているらしいと想像する事ができました。

467中年オヤジ:2009/09/08(火) 01:25:00 ID:ZKMLyTZY0
>>455
私は常温固体核融合(LENR)現象は存在していると思いますが、Black Light Processは謎です。

>>451 に示したようなニュースとか、商用契約を数件以上結んだとか、色々実績が出ているらしいのですが、それにしては全く騒がれる気配もないし、日本の固体核融合研究者も何も言ってないように見えます。

LENRとの対比でBlack Light Processが怪しいと思うのは以下の点です。

(1) BLP理論は従来の量子力学に大きな修正を迫る。何せ基底状態より低いエネルギー状態が存在すると主張しているので。
一方、LENRは既存物理を否定しているのではなく、未知の現象についての新たな知見を加えようとしていると理解してます。

(2) BLPはミルズ博士一派以外に研究者がいないように見える。(私が知らないだけかもしれません)
一方、LENRは多数の研究者から多数の論文が投稿されています。

(3) BLPはまるで永久機関のように見える。基底状態より低いエネルギー状態になった水素はまたエネルギーを吸収して元の状態に戻るのだと理解していますが、そうだとすると、生み出されたエネルギーはどこから来たのか?
素人だから単純な誤解をしているのかもしれませんが、どうも騙されたような気になります。
一方、LENR(のあるパターン)では重水素がヘリウムに変換されており、反応式に議論があるにせよ、最終的なエネルギー収支の辻褄はあっているように見えます。

とは言うものの、長年、ブラックライトパワー社に投資を集めて運営してきた実績もある訳で、インチキとも思いにくいのです。
今後の展開を注視しておくしかなさそうですね。

468エネルギー管理士:2009/09/08(火) 10:35:58 ID:I9A18pY20
本日の発表でエネルギー管理士試験に合格していました。
一昔前ならちょいと自慢できる資格だったんですが、試験は易しくなったし、
合格率は上がったし、さらに試験合格の数倍の人数が認定で資格取得してい
る現状では一山幾ら程度です。

中年オヤジさんの書き込みは面白いです。一応は最低レベルの教育を受けては
おりますが、英語や量子力学については記憶がありません状態になりつつあり
ますので、情報収集レベルから始めようと思います。
アホな書き込みをする段はご容赦下さい。

469中年オヤジ:2009/09/09(水) 01:57:09 ID:ZKMLyTZY0
>>468
> 本日の発表でエネルギー管理士試験に合格していました。
合格おめでとうございます。

> 中年オヤジさんの書き込みは面白いです。
と言っていただけると嬉しいです。
私も物理学などという高尚な学問の事は忘却の彼方へ置いてきた口です。
とは言うものの、興味に引きずられて分からないなりに調べて行こうと思います。

470中年オヤジ:2009/09/09(水) 02:05:06 ID:ZKMLyTZY0
常温核融合について、公開実験だけで論文が出ていないと批判する人がいますが、それは事実誤認だと思います。
以下、Jed Rothwell氏の書き込みから論文に関する情報を拾ってみました。

■固体核融合(常温核融合)関連の論文
常温核融合の論文についてkikulogの以下のエントリにJed Rothwell氏がコメント欄で色々な情報を示してくれています。

http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1211901606
常温核融合の公開実験に成功、どこでって、阪大で!
2008/5/28

コメントの内容を勝手に要約すると以下のように述べられています。

・常温核融合の論文は数千本出版されている。荒田博士の実験結果も10年前から報告され、アメリカ、イタリアなどで追試して確認されている。
・Fleischmann-Pons効果を追試した世界的レベルの研究所は200以上ある。これについての論文は2500本ほどあり、論文審査のある学術専門誌に出たのは1000本ほど。

なお、ここで出てくる論文は以下で参照できるようです(素人にはハードル高過ぎのサイトですが)。
http://www.lenr-canr.org/index.html

上記の1000本ほどの論文についてはコメント欄での問答をそのまま引用させていただきます。

---引用開始---
「また、論文審査のある学術専門誌にでた1000本ほどの論文も肯定的なものなのでしょうか? 」

私のデータベースには、学術専門誌の論文の数は1600ぐらあります。
肯定的な実験結果を報告するのは、900か1000ぐらいです。(ある程度成功したとか、SN比の低いあいまいな結果もあります。私が疑問に思うのもあります。)
あとの600本は理論的なものや、結果が認められなかった報告です。
常温核融合に実験を分析して、問題を指摘しようとする否定的な論文はMorrison、Jones、ERAB調査グループなど、約10本あります。
(その論文はでたらめだと思いますが、LENR-CANRでお読みになった自分で判断してください。)
北アメリカ(カナダと米国)の研究グループが学術専門誌に出した論文を調査して、まったく効果が認められなかったと報告した論文の数と研究員の数をリストにまとめました:
---引用終了---

471中年オヤジ:2009/09/09(水) 02:06:19 ID:ZKMLyTZY0
>>470 続きです。

また、「追試した世界的レベルの研究所は200以上」という件についてJed氏が以下のように補足してくれています。
(J>がJed氏の発言、Q>が質問者の発言です)

J>Fleischmann-Pons効果(常温核融合)を追試した世界的レベルの研究所は200以上あります。
J>これに付きの論文は2500本あって、論文審査のある学術専門誌に出たのは1000本ほどあります。
Q>教えてほしいのですが、肯定的な結果の追試が200以上あるのでしょうか?

J>その200というのは、E. Stormsの本の表1に記載された実験の数です。
J>Stormsが分析して要約データをまとめたわけです。表1に載ってない実験もいくらかあります。
J>「実験」と言っても、一回だけ行ったわけではありません。たとえば、
J>TAMU(テキサス州立大学)では一回につき、セルを100本同時に試して、そのテストを数年にわたって毎月繰り返しました。

この中に出てくるE.Stormsの本とは、おそらく以下だと思います。
PDFには全文が掲載されているようですので、興味のある方は是非ご覧ください。

http://www.scientificexploration.org/journal/jse_10_2_storms.pdf
Review of the "Cold Fusion" Effect
EDMUND STORMS
Journal of Scientijc Exploration, Vol. 10, No. 2, pp. 185-243, 1996

Abstract - More than 190 studies reporting evidence for the "cold fusion" effect are evaluated.
New work has answered criticisms by eliminating many of the suggested errors.
Evidence for large and reproducible energy generation as well as various nuclear reactions,
in addition to fusion, from a variety of environments and methods is accumulating.
The field can no longer be dismissed by invoking obvious error or prosaic explanations.


この論文は1996年時点で判明している成果を概観するのに便利です。
「TABLE 2」には、様々な過剰熱発生のケースが分類してあります。
荒田博士の実験で重水(D2O)とPd(パラジウム)を使った電気分解方式が有名になりましたが、他にも色々な方式がある事が分かります。

以下、論文からの引用です(文字化けがあると思うので気になる人は元論文PDFを参照してください)。
TABLE 2
Methods Claimed to Produce Excess Energy
(Reported useful temperatures listed)
Electrolysis of D2O-based electrolyte using a Pd cathode (20-100 "C).
Electrolysis of H2O-based electrolyte using a Ni cathode (20-100 "C).
Electrolysis of KCl-LiCl, D electrolyte using a Pd anode (450 "C).
Various solid compounds in D, (700-800 "C).
Gas discharge using Pd electrodes in hydrogen.
Gas discharge using Pd electrodes in deuterium (< 500 "C).
Gas reaction with Ni under special conditions (400 "C).
Enhanced reaction involving D2O and various metals using an acoustic field.
Enhanced reaction in H2O using microbubble formation (20-100 "C).
Reaction of finely divided palladium with pressurized deuterium gas.

472中年オヤジ:2009/09/09(水) 02:13:28 ID:ZKMLyTZY0
■ニッケル(Ni)-軽水(H2O)系での過剰熱発生現象

以下のまとめ論文に、Mills博士達がニッケル(Ni)と軽水(H2O)を使って過剰熱を観測した事が載っています。

http://www.scientificexploration.org/journal/jse_10_2_storms.pdf
Review of the "Cold Fusion" Effect
EDMUND STORMS
Journal of Scientific Exploration, Vol. 10, No. 2, pp. 185-243, 1996

該当箇所を引用します。

> Mills et al. (1992) proposed and demonstrated (Mills and Kneizys, 1991) excess heat production using a H2O-based electrolyte and a nickel cathode.
> Subsequent papers further support his model. (Mills et al., 1994)

Storms博士は、この現象がパラジウム(Pd)-重水系(D2O)の過剰熱発生とは異なる性質を示しており、Pd-D2O系とは異なる反応から生成されたものだと論じています。

> It is obvious that excess heat production in the Ni-H20 environment has many characteristics that differ from the Pd-D20 system.
> These differences suggest that heat production does not resulted from the same nuclear reaction nor from the same chemical environment.

ここで引用されているミルズ博士の著作は巻末に参考文献として挙がっています(以下)。

Mills, R. and Kneizys, S. P.(1991). Excess heat production by the electrolysis of an aqueous potassium carbonate electrolyte and the implications for cold fusion. Fusion Technol., 20,65.

Mills, R. L., Good, W. R. and Farrell, J. J. (1992). Unification of spacetime, the forces, matter, and energy. Ephrata, PA: Science Press, 17522.

Mills, R. L., Good, W. R. and Shaubach, R. M. (1994). Dihydrino molecule identification. Fusion Technol., 25, 103.
Also: Farrell, J. J., R. L. Mills, and Good, W. R.. An alternative explanation of extreme UV emission from dark matter., to be published.

473中年オヤジ:2009/09/09(水) 02:18:54 ID:ZKMLyTZY0
>>472 続きです。
このNi-H2O系での過剰熱を見つけたMills博士は、おそらくブラックライト・プロセスという新理論をひっさげてブラックライト・パワー社を設立したミルズ博士だと思われます。
会社を設立したと思われる1991年は、>>472のStorms博士の論文で引用されている「Mills, R. and Kneizys, S. P.(1991)」が出た年でもあります。

http://www.blacklightpower.com/management.shtml
DR. RANDELL L. MILLS
Dr. Mills, Founder and principal stockholder of BlackLight Power, Inc., has served as Chairman of the Board, President and CEO since 1991.
The Company, located in the Princeton, NJ, area, has developed a revolutionary source of energy, the BlackLight Process,
which has as its fuel source hydrogen and is based on novel hydrogen chemistry.

このブラックライト・プロセス理論は、高橋博士らが追及している凝集系(固体)核融合の理論とは全く別物です。
従来の物理学で言う「基底状態(最低のエネルギー状態)」よりも更に低いエネルギー状態が水素原子にあり、基底状態からその低いエネルギー状態に遷移する時にエネルギーを放出するとしています。

Storms博士は、論文の中で、もしミルズ博士が正しければ、量子物理学は大きな修正を迫られると述べています。
> On the other hand, if the Mills explanation is even partially correct, major changes in quantum theory must be contemplated.

474中年オヤジ:2009/09/09(水) 02:21:44 ID:ZKMLyTZY0
■ミルズ博士の特許出願情報
ミルズ博士が発明者となっている特許出願を発見したので載せておきます。

http://www.j-tokkyo.com/2008/G21B/JP2008-275596.shtml
【発明の名称】エネルギー/物質変換方法及び構造
【発明者】【氏名】ランデル エル ミルズ
【課題】水素原子(分子)からエネルギーを放出するための方法と装置を提供する。
【出願人】【識別番号】501328751
【氏名又は名称】ブラックライト パワー インコーポレーティド
【出願日】平成20年3月25日(2008.3.25)
【代理人】【識別番号】100097456
【弁理士】【氏名又は名称】石川 徹
【公開番号】特開2008−275596(P2008−275596A)
【公開日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【出願番号】特願2008−77487(P2008−77487)

http://www.j-tokkyo.com/2003/C01B/JP2003-238103.shtml
【発明の名称】より低エネルギー水素の方法と構造
【発明者】【氏名】ミルズ、ランデル エル
【氏名】グット、ウィリアム アール
【氏名】ポポフ、アーサ アイ
【氏名】フィリップス、ジョナサン
【課題】電子を量子化された「基底状態」より低エネルギー準位、およびより小さい半径(より小さい半長径と半短径)に緩和するよう誘導することによって、
水素原子(分子)からエネルギーを放出するための方法と装置を提供する。
【出願人】【識別番号】501328751
【氏名又は名称】ブラックライト パワー インコーポレーティド
【出願日】平成8年5月31日(1996.5.31)
【代理人】【識別番号】100097456
【弁理士】【氏名又は名称】石川 徹
【公開番号】特開2003−238103(P2003−238103A)
【公開日】平成15年8月27日(2003.8.27)
【出願番号】特願2003−8354(P2003−8354)

475自分は名無しであります:2009/09/14(月) 23:21:53 ID:oCLKA4sg0
2009/9/12 < 北村博士らの論文、Physics Lettersに掲載される>
http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/page285.htm
 1ヶ月ほど前に、北村晃先生(神戸大学教授)の論文が有名な雑誌Physics Lettersに掲載されたとの連絡がJCF経由で
高橋亮人先生(大阪大学名誉教授)から入りましたので、お知らせします。。

http://dx.doi.org/10.1016/j.physleta.2009.06.061
“A. Kitamura et al, Anomalous effects in charging of Pd isotopes with high density hydrogen isotopes”

この研究は高橋先生やテクノバとの共同研究であり、< JCF9報告 >で高橋先生が発表された内容とほぼ同一と思わ
れます。つまり荒田先生らの実験の再現成功(He4の発生と過剰熱発生)とその詳細なる物理的考察が中心になっている
ようです。

 Physics Lettersに常温核融合の論文が掲載されたことは画期的なことだといえます。

476中年オヤジ:2009/09/15(火) 01:40:45 ID:ZKMLyTZY0
>>475
気づきませんでした。教えてくれてありがとう。

> Physics Lettersに常温核融合の論文が掲載されたことは画期的なことだといえます。

こういうニュースを見て、Physics Lettersの価値(権威)が分からないのが素人の悲しさです。
ちょっとググってみました。
Physics Letters A と Physics Letters B があってカバーする分野が異なるようですが、B誌については、以下のような記事がありました。
有名な論文雑誌という事もありますが、どうやら、ここで集計されているランキングが重要な指標になるようです。注目ですね。

http://www.sit.ac.jp/news/2009/04_06/0420_01.html

基礎教育センターの 志摩一成 教授の研究論文: On Origin of Mass and Supersymmmetry (邦訳:「質量の起源と超対称性」)が素粒子理論の分野で「世界で最も有名な論文雑誌」の一つであるPhysics Letters B 誌において、2007年1?3月期の理論部門第四位(総合14位)にランクインしました。
<中略>
論文が掲載された Physics Letters B という論文雑誌は「Review of Particle Physics」という、素粒子物理学者にとってバイブルと言えるデータブックを出版している、世界有数の老舗論文誌です。

477中年オヤジ:2009/09/15(火) 02:16:57 ID:ZKMLyTZY0
>>476
> 基礎教育センターの 志摩一成 教授の研究論文: On Origin of Mass and Supersymmmetry (邦訳:「質量の起源と超対称性」)
> が素粒子理論の分野で「世界で最も有名な論文雑誌」の一つであるPhysics Letters B 誌において、2007年1?3月期の理論部門
> 第四位(総合14位)にランクインしました。

固体核融合とは関係ありませんが、この志摩教授の論文は以下のURLのランキングに出ていました。

http://top25.sciencedirect.com/subject/physics-and-astronomy/21/journal/physics-letters-b/03702693/archive/11/
On origin of mass and supersymmetry
Physics Letters B, Volume 645, Issue 5-6, February 2007, Pages 455-458
Shima, K.; Tsuda, M.

北村晃教授の論文は8月掲載だったらしく、まだランキングの表示期間に入っていないようです。
ランキングで価値が決まる訳ではありませんが、気になりますね。10月に入ったらチェックしなければ。

478中年オヤジ:2009/09/15(火) 02:27:33 ID:ZKMLyTZY0
荒田博士は「パラジウムと酸化ジルコニウムの合金」を使っておられたと思いますが、このジルコニウムというのも面白い金属なんですね。
WikiPediaから適当に抜粋すると、以下のような性質を持っているようで、こういう金属と組み合わせる所が素晴らしいアイデアなのかなぁと思いました。
遷移金属、六方最密充填構造、熱中性子の吸収断面積最小と、キーワードが出てきますね。
---
ジルコニウム(Zirconium)は原子番号40の元素。
元素記号はZr。チタン族元素の一つ、遷移金属でもある。
常温で安定な結晶構造はα型(六方最密充填構造:HCP)。
862℃以上でβ型(六方晶)へ転移する。

ジルコニウムは金属の中で熱中性子の吸収断面積が最小のため、ジルカロイと呼ばれるジルコニウム合金が原子炉の燃料棒の被覆材料(燃料被覆管)や沸騰水型原子炉用燃料集合体のチャンネルボックスの材料として利用される。
---

479自分は名無しであります:2009/09/16(水) 19:11:26 ID:Pu0/ypsI0
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/sci/1238754409/
642 :ご冗談でしょう?名無しさん:2009/09/16(水) 09:48:35 ID:V7Dipyg/
民主党の「温暖化ガス25%削減」は、常温核融合を推進するとの意思表示か。?

首相鳩山・国家戦略管・官房長官・文部科学 他、
みんな理系だから、正しい情報を知っている。

このスレを読んでいるかもなー

480中年オヤジ:2009/09/17(木) 02:15:08 ID:ZKMLyTZY0
全く別件を検索していたら、たまたま見つけたのでメモ。
やはりLENR-CANRは情報の宝庫ですね。捜し物は、まずここを調べるべきですね。

先日、日本でも放映された"60 Minutes"の"Cold Fusion is Hot Again"に出演されていたらしいダンカン博士がミズーリシステム大学?主催のミズーリエネルギーサミット?で講演された時の資料ページへのリンクが載ってました。

http://www.lenr-canr.org/News.htm

Prof. Robert Duncan gives presentation on cold fusion
May 2009

Prof. Robert Duncan, vice chancellor for research and a professor of physics, University of Missouri-Columbia, appeared on 60 Minutes segment, "Cold Fusion is Hot Again."
On April 23, 2009, he spoke at The Missouri Energy Summit, a conference sponsored by the University of Missouri System.

ここからリンクを辿ると以下に飛びます。

Invited speakers panel Day 2, Dr. Sayre and Dr. Duncan [videorecording]
https://mospace.umsystem.edu/xmlui/handle/10355/1263

https://mospace.umsystem.edu/xmlui/bitstream/handle/10355/1263/RobertDuncanSlides.pdf

このPDFに載っている写真が綺麗です。
Micro‐Volcano‐Like Features と題されていますが、たぶん固体核融合が起こった電極の表面の超拡大写真だと思います(理解してないので想像です)。

481中年オヤジ:2009/09/17(木) 02:18:21 ID:ZKMLyTZY0
>>476
水野博士の「常温核融合プロジェクト」にPhysics Letterへの投稿した経験が語られていました。
9年を経て、学会での認識が変わりつつあると思って良いのかもしれませんね。

http://www.lenr-canr.org/acrobat/MizunoTjyouonkaku.pdf

2000 年にはICCF-8(Lerici)で電解と真空の重水素透過法について発表することができた。岩村
は不純物と間違わない元素の検出ということで、Cs を使って実験したのだ。この時決定的といえる
Pr を検出する。この元素は自然界ではきわめてまれで、他の元素と違って、不純物ということがな
い。さらにまた、Sr を使った場合には同位対比の違うMo を検出することができた。この結果は論
文にしてNature に投稿するが、他の研究者が、皆経験させられた、レフェリーとの果てしない戦い
になるのであった。結局Nature は査読に入る前に拒否したのであった。またPhysics Letter は、
いい線まで行ったが、一人のレフリーが拒否し、結局掲載不可となり、発表の機会を奪われること
になる。

482中年オヤジ:2009/09/19(土) 19:28:08 ID:ZKMLyTZY0
>>480
ロバート・ダンカン博士は、Cold Fusion Is Hot Againの番組で、番組スタッフから固体核融合実験の妥当性評価を依頼された科学者ですね。

以下、番組のページから、最初は疑っていたダンカン博士が、2日間のEnergetics Technologies研究所(イスラエル)調査訪問後、過剰熱発生は事実であると信じるようになった経緯の部分を引用します。

April 19, 2009
Cold Fusion Is Hot Again
http://www.cbsnews.com/stories/2009/04/17/60minutes/main4952167_page3.shtml

With so many open questions, 60 Minutes wanted to find out whether cold fusion is more than a tempest in a teapot. So 60 Minutes turned to an independent scientist, Rob Duncan, vice chancellor of research at the University of Missouri and an expert in measuring energy.

"When we first called you and said 'We'd like you to look into cold fusion for 60 Minutes,' what did you think when you hung up the phone?" Pelley asked Duncan.

"I think my first reaction was something like, 'Well, hasn't that been debunked?'" he replied.

We asked Duncan to go with 60 Minutes to Israel, where a lab called Energetics Technologies has reported some of the biggest energy gains yet.

Duncan spent two days examining cold fusion experiments and investigating whether the measurements were accurate.

Asked what he thought when he left the Israeli lab, Duncan told Pelley, "I thought, 'Wow. They've done something very interesting here.'"

He crunched the numbers himself and searched for an explanation other than a nuclear effect. "I found that the work done was carefully done, and that the excess heat, as I see it now, is quite real," Duncan said.

483中年オヤジ:2009/09/19(土) 22:41:21 ID:ZKMLyTZY0
>>482
このロバート・ダンカン博士ですが、番組で調査した事から火がついてしまったのか、ミズーリ大学の「研究副学長?セミナーシリーズ(勝手な和訳です)で固体核融合を取り上げてます。
2009年5月29日に開催されたようで、以下にプログラムと、講演ビデオ・資料(PPT)が載っています。
括弧内は私の拙い和訳です。間違いのご指摘歓迎です。

Vice Chancellor for Research Seminar Series
(研究副学長?セミナーシリーズ)
Excess Heat and Particle Tracks from Deuterium-loaded Palladium
(重水素吸蔵パラジウムからの過剰熱と粒子の飛跡)
http://research.missouri.edu/vcr_seminar/may09.htm

484中年オヤジ:2009/09/20(日) 09:41:49 ID:ZKMLyTZY0
>>483
このセミナー「Excess Heat and Particle Tracks from Deuterium-loaded Palladium」ですが、講演に使われた資料がダウンロードできます。
最初の3つの講演は概説や過去の経緯を振り返るページが多く、素人にとっても少しは興味の持てる内容になっているように思います。但し、ファイルサイズが大きいのでダウンロードする際にはご注意を。

12:30 - 1:00 pm
Welcome, Summary, and Observations
Robert V. Duncan, Ph.D., University of Missouri
ttp://research.missouri.edu/vcr_seminar/Duncan.pptx
(PowerPoint 2007形式! 約1.3MB)

1:00 - 2:30 pm
Twenty-Year History of Lattice-Enabled Nuclear Reactions Using Pd/D Co-deposition
Mr. Lawrence Forsley, President, JWK International Corporation
Pamela A. Mosier-Boss, Ph.D., Advanced Systems and Applied Sciences Division of SSC-Pacific
Frank E. Gordon, Ph.D., Head, Research and Applied Sciences Department, US Navy SSC-Pacific
ttp://research.missouri.edu/vcr_seminar/spawar.ppt
(上のリンクは切れています。下のリンクからダウンロードしました)
ttp://research.missouri.edu/vcr_seminar/U%20of%20Mo/spawar.ppt
(PowerPoint 約10.4MB)

2:45 - 3:15 pm
An Informed Skeptic's View of Cold Fusion
Edmund K. Storms, Ph.D., KivaLabs, LLC, Santa Fe, NM and Greenwich, CT
ttp://research.missouri.edu/vcr_seminar/Storms.ppt
(PowerPoint 約5.2MB)

485中年オヤジ:2009/09/20(日) 19:11:44 ID:ZKMLyTZY0
>>484
> 12:30 - 1:00 pm
> Welcome, Summary, and Observations
> Robert V. Duncan, Ph.D., University of Missouri
> ttp://research.missouri.edu/vcr_seminar/Duncan.pptx
> (PowerPoint 2007形式! 約1.3MB)

自分の理解を深めるために、この講演資料の拙い抄訳をやってみました。
掲示板だと投稿行数などに制約があるので、以下のブログを作って、そこに載せました。
ご参考までに。
http://amateur-lenr.blogspot.com/2009/09/blog-post_20.html

486wombat:2009/09/21(月) 14:27:20 ID:rXvQ6nRs0
「新政権ではこうしよう」というブログより。
ブログ主は大阪のお医者さんらしいが、荒田氏には前から注目しているようだ。
(前ブログの「新時代が来た」の2008/05/28あたりを参照せよ。
http://green.ap.teacup.com/applet/shinjidai/200805/archive

やはり、知っている人は知っているんですな。

2009/9/21 荒田氏を表に出せ: 
http://blog.ap.teacup.com/koushiyou/

487wombat:2009/09/21(月) 14:36:07 ID:rXvQ6nRs0
このブログも前から核融合(核変換)に注目。

荒田先生の名前はでてないが、
三菱重工の岩村博士がセシウム→プラセオジウム、
ストロンチウム→モリブデンの核変換に注目しているようだ。




国際情勢の分析と予測
2009年09月09日
2020年の日本の温室効果ガス排出量を1990年比で25%削減する計画
は何を意味するか?
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/8aa9f24dfe6b2448373aa2b9687bdcf3

488中年オヤジ:2009/09/21(月) 21:59:19 ID:ZKMLyTZY0
>>486
> 2009/9/21 荒田氏を表に出せ: 
> http://blog.ap.teacup.com/koushiyou/
固体核融合を正当に評価する人が増えるのは嬉しいのですが、このブログの記事のように新エネルギー源としての即効性を期待するのは危険だとも思います。
ダンカン博士も指摘しているのように、この現象については余りにも分からない事が多く、実用化までの距離(かかる時間)がどの程度のものなのか全く評価できない状況だと思います。
希望を持ちつつも、まず基礎研究への投資を優先すべきではないかと思います。
何よりも若い研究者がたくさん参入してくれると良いのですが・・・

489自分は名無しであります:2009/09/23(水) 08:50:38 ID:Bv1Z9Z3E0
>>488 中年オヤジ様
>以下のブログを作って、

オヤジ様のブログ、凄すぎます!
ICCF15で、多くの日本人研究者が発表されるんですね。

490中年オヤジ:2009/09/23(水) 15:53:52 ID:ZKMLyTZY0
>>489
ありがとうございます。
ICCFでは(素晴らしいことに)日本人研究者は常連になっているようです。
残念なのは、若手が少ない事でしょう。大学生や院生だけでなく、中高生が「この分野面白そう!」と思ってくれるようになって欲しいですね。
石油エネルギーから脱却できるとすれば、文明史から見ても革命的な出来事でしょうし、実は科学の観点から見ても、難しくて深い分野なんじゃないかと勝手に思っています。

連休中に記事書きをやってましたが、仕事が始まるとめっきり頻度が落ちると思います。

491nuke:2009/09/25(金) 11:00:53 ID:0JRU99h.0
中年オヤジさん、なかなかすごいブログですね。情報提供ありがとう御座います。

私が興味を引かれたのは次の3点です。

1)https://mospace.umsystem.edu/xmlui/bitstream/handle/10355/1263/RobertDuncanSlides.pdf
下記7ページ目に”SEM images from Energetic Technologies Ltd. in Omer, Israel”と書かれている事です。イスラエルの会社は常温核融合を実験しているという点。

2)http://www.lenr-canr.org/News.htm
Prof. Y. Arata Gives Lecture and Demonstration at Osaka University
June 6, 2008
Fig. 3. Comparison of zirconium-palladium samples loaded with deuterium versus hydrogen gas.
のところで
A ZrO2-Pd sample with D2 (deuterium) gas.
B Zr-Ni-Pd sample with D2 gas.

パラジウムと酸化ジルコニウムの合金、ジルコニウムとニッケルとパラジウム合金の発熱結果のグラフでパラジウムと酸化ジルコニウムの合金の方が初期発熱は劣るものの持ちが良い点です。荒田先生は、この持ちのよさを採用されたのではと思われる。

3)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0
最下段の元素周期表を見ると、ニッケル(Ni)とパラジウム(Pd)は同じ第10族元素である点。大した意味は無いかもしれませんが面白い共通点だと思いました。

492自分は名無しであります:2009/09/25(金) 20:16:52 ID:j8fFVwxU0
仲を裂きたい人が居るんですね。

http://science6.2ch.net/test/read.cgi/sci/1238754409/866

493中年オヤジ:2009/09/26(土) 03:11:41 ID:ZKMLyTZY0
>>491
読んでいただいてありがとうございます。
記事を書いていたら遅くなってしまいました。コメントしようと思っていたのですが、本日は休ませていただきます。すみません。

494自分は名無しであります:2009/09/26(土) 08:37:03 ID:j8fFVwxU0
>>493 中年オヤジ様
>もしかするとパラジウム表面のナノレベルの凹凸の形のようなものかもしれません

ほぼ間違いないと思われます。
荒田先生が、素人向けの説明で「重水素が越えやすい山を作る」と言っていましたからね。

495中年オヤジ:2009/09/26(土) 17:56:50 ID:Jc57vDJM0
>>491
> 1)https://mospace.umsystem.edu/xmlui/bitstream/handle/10355/1263/RobertDuncanSlides.pdf
> 下記7ページ目に”SEM images from Energetic Technologies Ltd. in Omer, Israel”と書かれている事です。イスラエルの会社は常温核融合を実験しているという点。

イスラエルのエナージェティックス・テクノロジー社はダンカン博士の訪問先と思われます。
この会社については、「常温核融合2008」の中でも「最近最も注目される結果」を報告している企業の一つとして成果が紹介されています。

P28
■引用開始
まず、最近最も注目される結果を、「ICCF10」「ICCF11」「Siena2005」で報告したイスラエルのエナージェティックス・テクノロジー社、
アメリカのSRI、イタリアのENEAの共同チームが展開している、「重水電気分解と、超音波やレーザー照射を組み合わせた実験」
を紹介しよう(図1−4〜図1−10)。
■引用終了

ここでは、アルゴンプラズマ処理という表面処理やら、スーパーウェーブと呼ぶ電解方法が簡単に紹介されています。
入力平均0.74ワットで出力平均20ワットの状態が17時間継続したという驚くべき結果が報告されているそうです。

496中年オヤジ:2009/09/26(土) 18:04:13 ID:Jc57vDJM0
>>491
> 3)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0
> 最下段の元素周期表を見ると、ニッケル(Ni)とパラジウム(Pd)は同じ第10族元素である点。大した意味は無いかもしれませんが面白い共通点だと思いました。

「「常温核融合」を科学する」の中で常温核融合が発生する金属の種類についてまとめられています。
P51あたりの記述によると、現象が発生するのは水素を吸蔵する遷移金属で、かつ、面心立方構造か六方稠密構造のものが多いようです。
たぶん、格子の構造が意味を持っているのだと思います。

497中年オヤジ:2009/09/26(土) 18:27:47 ID:Jc57vDJM0
>>494
読んでいただき、ありがとうございます。以下の記事ですね。
http://amateur-lenr.blogspot.com/2009/09/blog-post_26.html

「重水素が越えやすい山を作る」というのは、もしかするとエネルギーレベルか何かの話かもしれません。
物理学の比喩は難しいものがありますね。

498自分は名無しであります:2009/09/26(土) 20:03:12 ID:j8fFVwxU0
>>495 中年オヤジ様
>イスラエルのエナージェティックス・テクノロジー社はダンカン博士の訪問先と思われます。

確かにそうでしょうね。「常温核融合は本当だった!その13」にも次の記述がありました。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/page285.htm
2009/5/2 < エナジティック・テクノロジー社HPにCBS常温核融合ニュース載る! >
【エナジティック・テクノロジー社を含めた3グループの共同研究の成果を中心
としたものだったということがこれではっきりしたと言えます。】

>以下の記事ですね。
引用先を示し忘れておりました(汗)。m(__)m

499nuke:2009/09/27(日) 20:11:01 ID:0JRU99h.0
>>498
>確かにそうでしょうね。「常温核融合は本当だった!その13」にも次の記述がありました。

(抜粋転記開始)
また技術ジャーナリスト山本寛氏の「水素プラズマエネルギー革命」(山本寛著、工学社)ではp.97,98で「エナージェティック・
テクノロジーズ社が達成した6.7倍は、「自力運転+利用可能エネルギー供給」を可能にするものであり、今後の同社の
研究が注目される。」と記されています。
(抜粋転記終了)

やっぱりユダヤは常温核融合(cold fusion)を知っていたんだね。
利用可能エネルギーの意味するところが奥深くて山本氏が何を言いたかったのか推察が及びません。

500自分は名無しであります:2009/09/27(日) 22:26:32 ID:6o8fiNVQ0
>>497 中年オヤジ様

ついに、中年オヤジ様のブログが超速メジャーデビューっすね!おめでとうございます!
グーグル検索に引っかかるのも近いっすよ!大丈夫、ヤフーには近日中に引っかかるでしょう。

常温核融合は本当だった! その13 < まもなくICCF15>
http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/page285.htm
【ところで、「素人が知りたい常温固体核融合」というブログが出来ていたとは知らなかった。
常温核融合がうまくまとめられていて、たいへん参考になる内容と思う。】

501自分は名無しであります:2009/10/06(火) 06:33:45 ID:bPojngug0
本日、荒田先生の発表ですね。

http://amateur-lenr.blogspot.com/2009/09/iccf-1510.html
【TUESDAY, 6 OCTOBER, 2009】
SESSION 4: GAS LOADING
10:45 - 11:15 【S4_O1】
Production of Helium and Energy in the “Solid Fusion” (Y. Arata, Y.C. Zhang, X.F. Wang)

502中年オヤジ:2009/10/07(水) 02:13:00 ID:rik7F3PM0
>>500
レスが遅くなりました。
こういった形で紹介していただけると嬉しいですね。

それにしても、コシミズ氏と右翼団体との対決騒動は残念です。
ブログに写真を掲載して特定の個人を貶めた点はコシミズ氏に非があると思うので、潔く謝罪されて、本来の言論活動で対決すれば良いと思うのですが。

ここでは淡々と常温固体核融合関連の話に集中したいと思います。

503中年オヤジ:2009/10/07(水) 02:16:55 ID:rik7F3PM0
山本寛氏が懸念されていた徳山ダム周辺での地震発生が現実に起こっていると知りショックを受けました。
常温固体核融合やブラックライト・プロセスとの関係は仮説に過ぎない段階ですが、重要だと思ったので以下のような記事をエントリしました。
ご参考までに紹介させていただきます。

徳山ダムが地震を誘発するリスクにご注意を
http://amateur-lenr.blogspot.com/2009/10/blog-post.html

地下への注水で地震が引き起こされる
http://amateur-lenr.blogspot.com/2009/10/blog-post_07.html

504小吹 伸一:2009/10/07(水) 18:33:13 ID:Ad4iLc2Uo
>>502 >ブログに写真を掲載して特定の個人を貶めた点はコシミズ氏に非がある

誤解ですね。
「特定の個人を貶め」たりなどしておりません。
写真は目線入り、名前も出していない。

特定団体を皮肉り、からかいはしましたが、
これが許せんというなら、パロディも風刺もいっさいできなくなる。

また、「うつ病」という表現が差別だというなら、その主張自体が、
うつ病の方に対する差別ではないかと思いますが。

505エネルギー管理士:2009/10/10(土) 16:24:32 ID:LKj7DAm60
中年オヤジ様 ブログデビューおめでとうございます。

過去の書き込み、ブログの内容ともに中身が濃ゆいので読むのが追いつきません。
仕事が忙しくなりましたのでペースダウンしますが、追っかけてまいります。
専攻?みたいなものは有機化学だったのですが、ボケかけた頭で電磁気学と数学の
おさらいみたいなことからしておるところです。
荒田先生の発表の続報が気になるところです。評判などはどうなんでしょうか?

506N.K:2009/10/10(土) 17:11:06 ID:7ZrWvlFc0
エネルギーの話題や常温固体核融合とは違いますが、結構面白い
記事だったので。


ダイヤモンド:世界一硬い? 結晶作製、兵庫教育大成功
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091010dde041040049000c.html

こういう世界レベルの技術を持っている大学の研究部が荒田方式の
研究に協力すべきなのに、誰一人と参加希望する人間は現れず終い。
何か腹立つ様な残念な様な・・・・・

507自分は名無しであります:2009/10/10(土) 17:19:18 ID:o/PpH/KE0
>>505 エネルギー管理士様
 荒田先生ではありませんが、こんなのありました。

COLD FUSION FOUNDER MARTIN FLEISCHMANN HONORED AT ROME CONFERENCE
Rome, Italy, October 5, 2009
http://www.infinite-energy.com/resources/martinfleischmann.html

508自分は名無しであります:2009/10/10(土) 17:25:55 ID:o/PpH/KE0
>>505 エネルギー管理士様

New Energy Times Blog
http://newenergytimes.com/v2/blog/?m=200910

うーん、荒田先生は見あたりませんね。

509定期清掃:定期清掃
定期清掃

510自分は名無しであります:2009/10/10(土) 20:49:15 ID:/M0xzbhc0
掲示板管理者の小吹様へ

>>509は、各スレッドにマルチポストをしています。
このスレッドが、マルチポストの最初のターゲットになっていることが、
>>509の書き込み時刻より判明しています。
このスレッドが余程、お気に入りのようで、このスレッドが10スレッド以下
になって隠れるまでマルチポストを続けた模様です。ある意味分かり易いですね。
>>507,>>508が知られたくないのでしょうかねw




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板