韓国政府はロックフェラー氏の銀行であるチェース・マンハッタン銀行を取引先に指定しましたが、アメリカ政府は同銀行の助言に従いKCIAの局長に金鍾泌氏を就任させましたた。1962年10月、その金鍾泌KCIA局長が、CIA長官ジョン・マコーン氏(のちにベクテル社社長)とキャロル陸軍中将と会談するために訪米した際に文鮮明氏が同行しました。この訪米で二人はネルソン&デイヴィッド・ロックフェラー氏とも会いました。文鮮明氏とネルソン・ロックフェラー氏は、同じ「The one world」という標榜において、たちまち意気投合し、ロックフェラー氏は日本で密かに保有していた資金で隠密裡に文鮮明氏を援助する事を決定したのです。そして、ロックフェラー氏の「新世界秩序」に反対する日本の愛国的保守勢力を骨抜きにする事を使命にした「勝共連合」を発足させました。