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南無阿弥陀仏
:2009/11/30(月) 22:00:28
新興国のボリュームゾーンを狙うために
2009年6月10日
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本連載では、第1回からグローバル化と知識経済化が進む21世紀の世界を、“多様化する世界(ワールド・オブ・ダイバーシティ)と述べてきた。そして、その世界を大きく、1)「新興国と先進国」、2)「富裕層と貧困層」、3)「グローバル都市と地方都市」の3つのカテゴリーに分類した。連載を進めている間、「新興国と先進国」については米国発の金融危機・リーマンショック以降の世界的不況で、中国やインドを始めとする新興国の重要性がますます高まってきた。一方、「富裕層と貧困層」、「グローバル都市と地方都市」では、むしろ格差が広がってきている。
その中で今回は、重要性を増しつつある新興国を中心として、中間層市場や「BOP(ピラミッドの底辺)」と呼ばれる貧困層市場を攻略するための新しいビジネスモデルについて少し触れてみたい。「ネクスト・マーケット」でBOP市場について述べたミシガン大学ビジネススクールのC.K.プラハラード教授は、中間層(第2〜3層)を年収1500ドル〜2万ドル(米ドルに換算した購買力平価)とし、一方BOP市場の人々は1日2ドル以下で暮らしているとしている。中間層市場とBOP市場の開拓は上記の3つのカテゴリーに共通した課題であり、ビジネスチャンスでもある。
拡大する中間層市場と中間層化する富裕層の消費
高級な製品を富裕層(プレミアム)市場に販売する、これは日本企業がこれまで行ってきたやり方だ。金融危機に伴う世界同時不況の中、米国を始め先進国における需要が急速に減速し、現在は中国・インド・ASEANを始めとする新興市場・アジア市場が注目を集めている。中国を始めとして、日本企業は富裕層向けのプレミアム商品から伸びつつある中間層市場向けの販売をどうするかが課題となっている。その中で、大手企業の中でもパナソニックのように新興国の中間層市場向けにシンプルな機能の家電を販売していくなど、新興国専用機種を開発し、ボリュームゾーンを狙った戦略をとる企業も出てきている。
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