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タイ王国

8南無阿弥陀仏:2009/10/03(土) 19:40:09

 それにしてもタイにも同人ゲームサークルがあったこと自体が驚きだ。タイのオタクは、どんな活動をしているのだろうか。

「日本と同様に、コスプレや同人誌のイベントに参加したり、ニコニコ動画やブログなどで自分の作品を発表している人も多くいます。中には表現したい気持ちが抑えきれずに、タイのサイトでは見せられないようなエッチなイラストを『Pixiv』に投稿している人もいるみたいです」

 仏教国にも関わらず、煩悩を捨てきれずにエッチなイラストをアップしてしまう辺り、オタクに人間の深い業を感じずにはいられない。

 それにしても『Re Angel』で特筆すべきは、日本人が作るゲームと同じ「萌え」要素を持ったヒロインが多数登場する点。「萌え」は日本特有のものではなく、海外でも共有されうる感覚ということなのだろうか。

 この質問に、「Studio GU」代表のThanit(タニット)氏はこう答える。

「アジアでは各国で多くの文化を共有しています。ですから、国が違っても共通の事柄に興味をもつことは不思議ではないと思います。私は『萌え』を上手に説明することができませんが、タイ人は日本の漫画やアニメ、ゲームから『萌え』がどのようなものかを知っています。ですので、我々も日本人と同じように『萌え』を楽しんでいるのではないでしょうか」

「萌え」は言葉で語るものではなく、心で感じるものということだろうか。上手に説明はできないけれど、追求せずにはいられない「萌え」という概念は、もしかしたら日本とタイのみならずアジアを、そして世界をつなぐ鍵になるのかもしれない。

 さて、ここでやはり気になるのが完全版の日本公開の予定だが、

「残念ながら今の段階では日本語版についてはっきりとした見通しは立っていません。しかし、できれば日本の皆さまの手に取ってもらえるようにしたいと思っています」

 とのこと。我々、日本のゲームファンもほほえみの国・タイが生んだ奇跡の美少女ゲームの完成を応援しようではないか。

 それにしても同人ゲーム発祥、やや本流から外れるタッチの絵柄、伝奇要素を含む物語、という要素だけを見てみると、同じく同人ゲームからスタートし漫画化、TVアニメ化、そして実写映画化と今なお話題を振りまく『ひぐらしの鳴く頃に』と大変よく似ている『Re Angel』。ひょっとしたら同じ様に世界中で大ブレイクする日もそう遠くないかもしれない。

 ちなみにThanit氏が影響を受けたゲームや注目している漫画、アニメは何なのだろうか。

「影響を受けたゲームはねこねこソフトの『みずいろ』。注目しているマンガ、アニメは『ベルセルク』『ネギま』『xxxHolic』『ゲッターロボサーガ』などです」

 幅広いチョイスに脱帽である。
(文=有田シュン)


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