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政局 政治

56南無阿弥陀仏:2008/10/17(金) 06:48:08
東国原知事「10年で総理」
2008年10月14日 AERA
初めて、県民からそっぽをむかれた。国政進出と人気の両取りに
失敗した東国原知事は、次の一歩を踏み出しかねている。
 記者の言葉を遮るようにイライラと、東国原英夫知事は同じ言葉を繰り返した。
「今のところは、考えておりません」「今のところは考えられませんと、何度も言っている」
 宮崎県庁で7日に開かれた定例記者会見では、中山成彬前国土交通相の衆院選不出馬を受け、知事の衆院転出に質問が集中した。
「今のところ」を外させようとする県政担当記者と、あくまで「現時点」という表現にこだわり、言質をあたえない知事。やりとりは40分以上続いた。


予期せぬ反対の声
 この前日、地元紙は1面で、82%が知事の国政転身に「反対」「どちらかといえば反対」とする調査結果を報じていた。県に届いた声も、反対意見がほとんど。「県民の声」さえあれば転身の大義名分も立とうものなのに、思惑はあっさり崩されたのだから、不機嫌なのも無理からぬことかもしれない。
 いずれ国政へ。知事就任後、知事はある席でこう語っている。
「将来的には総理大臣になりたい。今の政党政治体制なら無理だが、自分なら10年でなれる」
 本誌の対談記事(昨年末)でも、「もし国政をやるなら新党です」と思い描く道筋まで明かし、「地方を変えるためには国を変えなくてはならない」という国政転身への伏線のようなフレーズは、もはや口癖になった。
 知事が現時点での衆院出馬を否定した後、「九州横断自動車道延岡線」建設促進大会(8日、都内)でこんなことがあった。
「(自分の大臣辞任から、知事の国政転身に至る騒動は)自民党が勝つために仕組んだ自作自演のシナリオだ。とにかく(東国原知事には)出て、全国の候補者のもとに行ってほしい」
 来賓あいさつに立った中山前国交相が、最前列に東国原知事らが座る中、自分の選挙区の後継者は知事以外いない、とぶち上げたのだ。
 知事は大会後、「いかがなものかと思う」「考慮に値しない」と怒ってはみせたが、中山氏のいいように「利用」されるのは、県知事ポストすら投げ出しかねないようにみえる「はやる気持ち」と、県民に反対されてもなお未練が言葉の端々に見え隠れする知事の言動にこそ、原因ありと言えないだろうか。


焦りをいさめる声も
 華々しく宮崎県知事として登場して1年9カ月。土日の全国放送に頻繁に出演し、確かに宮崎の認知度は上がった。マンゴー、地鶏といった名産もそうだ。だが、新規雇用創出など、就任時に掲げたマニフェストの約半数は年次目標が未達成とされる。入札改革で建設業は疲弊し、9月には知事に対する抗議集会まで開かれた。
 マニフェストの達成率が今後問題になり、どんどん県政運営が窮屈になる。それが嫌になったのではという声もささやかれる。さらに、今回の件で、せっかく払拭しつつあった「タレント知事」という見方も復活させてしまったようだ。
「タレントの習性として常に注目を集めていたいから、結論を先送りしてるとしか思えない」 とある県議。
 別の県議はこう言う。
「国への陳情や要請が多く、知事にはもう飽きたのではないか。自民党県連としては、知事を国政に引っぱり出し、自分たちの言うことを聞く知事を後釜にすえたい。外堀を埋められれば、人気を落としたうえに、衆院に出ざるをえなくなるかも」
 師と仰ぐ北川正恭前三重県知事は、知事の焦りをいさめる。
「地方で先駆的事例を作り、国を動かすことは可能。マニフェストを問うて当選したのだから、1期4年は務めるべきです」
編集部 福井洋平
※各媒体に掲載された記事を原文のまま掲載しています


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