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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その2

343『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2018/08/16(木) 21:14:18
>>340(井上)
「ぺっ」
痰を吐いた井上だが、咄嗟に横合いから伸びたスタンドの腕が邪魔し、
汚い飛び道具の狙いを外した。

『フィストフル』──エイノーのスタンドだ。
通路は狭く、『1m』ほどだが、水たまりから離れ、庇ってくれている。

同時に、一連の状況から、
目の前の水たまりが、一瞬で『凍結』したことを知る。


一方、『ハッピー・オルガン』は通風孔から再度、墓所の天井へと飛び出した。
壁に手足を突き立て、移動できるのはすでに検証済みだ。
まといつく吹雪を振り払うようにして天井まで到達した『ハピオル』だが、
改めて確認すると、この『雪』の発生自体が異常であることに改めて気が付いた。

自然の雪は雪雲から降るものだが、天井付近にそれらしいものは『ない』。
天井付近の空間から、突然雪の結晶が出現し、それが無数に落下しているのだ。
当然、天井に張り付いた『ハピオル』は、そのさ中にある。
体を震わせ、動物のように雪をはねのけるが・・・・これではきりがない。


天井から見た墓所の俯瞰図は、一段と深さを増した雪景色だ。
目測だが、すでにくるぶし程度まで埋まるほどの積雪量になっている。
もし『雪』が無限に降り続けるならば・・・・
墓所自体が雪の下に埋もれることすら考えられる速度だった。


>ALL

『ナツメグ』:
「『ハピオル』の言う通りだな。
 これ以上様子見を続けても、こっちが不利になる。
 オレの持ってきた食糧だって無限じゃねえ。
 博打は好きじゃねぇが、そろそろ飛び出す頃合いだぜ」

『ナツメグ』はそう言うと、
『肉詰め』で膨らませた肩に、菊川を抱え上げた。

「レーダー役は二人いる。
 鏡面にさえ気をつけとけば、そう不意を打たれることはねぇはずだ」


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