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【個】『門倉姉弟の語り尽くせぬ四方山話』 第二話【ミ】

55ココロ『RLP』:2016/01/23(土) 22:54:56
>>54(GM)

(……色合い的に、ウサギかしらね……)

着るなら、の話だが。
しかし着る手段が――

「えっ…………!?」

(れ、レイク爺が……そ、それって。それってどうなのかしら……)

レイク爺は素直だ。
爺というよりは、童と言えるくらいには。

……しかし、女遊びをする程度の『欲』らしき要素はあるらしいのも事実。

「…………」

(さ、流石に、信頼とかそういう問題じゃあない気がするわ。
 いくら信頼しているからって、高天原さんに着替えの手伝いなんてしてもらえる? そ、そんなの無理よ。)

(レイク爺は……それは、人間基準とは違うでしょうけれど……けれど…………けれど着替えるなら、手伝ってもらうしか……?)

(せ、せっかくの厚意だもの……レミさんに手伝って貰うほうがいい気がするけれど、レイク爺を無視してレミさんに頼むなんて、人としてどうなの……?)

「……」

    「…………」

           「………………」

思い悩むココロ・・・・
単純に戦略的にはレイク爺、あるいはレミにお願いするべきだろうが、色々な感情がそれを拒む。

しかし、決断せねばならない。
どちらにせよ誰かが苦しむのだ……

「…………」

      スー    ハー

「……わ、分かったわ、お願いするわ」

「レイク爺……それに、レミさんにも。
 わ……わ、私の着替えるのを、手伝ってもらっていい……ですか?」

ココロは決断した……果たしてこれが、吉とでるか? それとも。

         (……大丈夫、レイク爺は仲間、味方……これは必要なこと……)


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