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【個】『門倉姉弟の語り尽くせぬ四方山話』 第二話【ミ】

119『ある種の異能は場所に憑く』:2016/02/12(金) 23:40:50
【艶美について】
 『小場艶子(おば つやこ)』は、今年で御年78歳であり、
 戦後まもなくから黄金で『水商売』をしていた。
 どうにも冴えない顔立ちと、生来の陰気な性格から
 仲間内から『お通夜』などと揶揄され、パッとしない毎日を送っていた。
 だが、ある日、艶子は『神通力』に目覚め、
 それを用いる事で華やかな『夜の蝶』へと文字通り変貌する。
 そのまま彼女はNO1となり、『黄金町』で店を持つほどの存在となった。
 ただ、自分が能力に頼った『偽者』であるという意識はずっと消えず、
 年をとるほどに余計にその意識は強くなっていった。
 特に飾り気の無い『若い綺麗な娘』に対しては強い『嫉妬心(ENVY)』を抱き続けていた。

【繁華街チームの基本戦略】
基本は『キャバクラ』のイメージ。
美しく話術は巧みだったが年齢により『NO1』を退いた
『熟練の女性』たちを集め、『グラマラス・ライフ』の『メイク技術』によって若く見せる事で、
『各世代のNO1の最盛期』を集めたような『ドリームチーム』を作っていた。
また、『グラマラス・ライフ』の『鱗粉』をまんべんなくフロアに散りばめておき、
その『鱗粉』に『ナイトくん』の能力を使用する事で、
『プロジェクトマッピング』のように床に『光で絵を描く』ような演出も行う。
(※『鱗粉』はスタンド物質であり、一般人には『干渉出来ない』というのがポイント。
  これにより客が歩いても『鱗粉』は留まったままで床に残り、
  『ディスプレイ』の役割をする『鱗粉』が崩れる事はなかった)。

以上、『グラマラス・ライフ』による『ドリーム・チーム』と、
    『繁華街の小人の能力』と『グラマラス・ライフ』の併せ技による、
    『フロア』の光の演出の二本柱が『繁華街チーム』の必勝法だった。


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