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【場】『松前 総合病院』 その2
37
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/10/28(水) 01:41:52
>>36
「大きかった」 「4mくらい」
「神話…それも仏教あたりの…印度」
「足音…ズシン、ズシンって」
「似てた…」
「合意の上での戦いだった」
「殺されそうだった」 「殺されなかった」
「ぼくは負けました…大きく…そいつに…」
それだけを早口気味に言うと、ネズミ色君は、起き上がり…体育座り。
顔に血の気が戻っている。君と話してすこしは落ち着いたようだ。
マザー・ガンガ
「僕の『母なる恒河』は確かにそんな意匠で」
「4mくらいのデカさで、なんかインド神話っぽい」
「僕のスタンドと
なんとなぁ〜く似たスタンドに負けた?」
「…ウン…」
「ハタ迷惑なやつだなお前ェ〜〜〜」
「ブルブルブルブルブルブルブル」
「はあ…」
「どうする、おネエさん、まだコイツから聞き取りする?しない?」
「……しないなら、『提案』があるんだ。」
「ハタ迷惑な話かもだけれど」
『河原』は君にお願いがあるようだが…
38
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/10/28(水) 01:50:16
>>37
「4mの仏像ォォ〜〜!?」
「それ本当にスタンドかよ…
妄言じゃねえってなら、おっかねェなぁ…ひえぇっ」
絵空事めいた太田垣の告白に、
思わず顔を顰める。
「でも命あるならラッキーなんじゃねえの。
アタシも骸骨を繰り出す殺人鬼に襲われて
病院送りになったんだけど、
結果的にボッコボコにして生き残ったし、まァラッキーだわな」
そういえばアイツもここに搬送されたのかな。
「提案?別にいいけど。
身体を使って慰めてほしいとかは勘弁だけどよ」
39
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/10/28(水) 02:20:43
>>38
「殺人鬼!こっわ」
「…ボッコボコにしたのなら安心か…?」
「この町ほんとヤバいわ」
『河原』はきみの話を聞いてちょっと青くなっている…
「オホン…うん。」
「体といえば、そうなるね」
「肉体労働を頼みたい。」
「そう…
『決闘』のパフォーマンスを! していただきたい!」
《 はァ!? 》
紙コップが喋りながらガタリと揺れた。
中から黄色くてクサイ液が漏れている…
「オータガキにいちいち怯えられるのが面倒だ、」
「僕のスタンドが大したことないって事を示したいんだネ」
「ただ、オータガキは戦えそうにないから…君!」
「君のスタンド…『人型』!闘争本能があるんだろう!」
「ウズかないか…『4mのデカブツ』との勝負!」
《 初対面の人に『決闘』を申し込むなんて、殺人鬼とあんま違わないのでは 》
「さあ乗るか、反るか! 返答を求む!」
《 本気か主… 》
40
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/10/28(水) 02:29:12
>>39
「殺人鬼は別にどうでもいいの。
…パフォーマンスだァ?」
「あー、ハイハイハイ。
そこの太田垣少年をスタンダップさせる為にか」
コクリ コクリ 頷く。
「アタシは別に構わねえが、
なんだ、その。
言っておっけどアタシの『アスタロト』は
殴ったフリとか寸止めとかのスタイリッシュな行為とは無縁の、
なんつーかとにかく『泥臭い』タイプで。
手加減とかできねーぞ。それでもいいなら、やるけど」
紙コップの中身、コレってまさか…
41
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/10/28(水) 02:58:01
>>40
「…分かった」「『ハンデ』だ」
「『5分』だ。なんなら10分でもいい。」
「おたがい万全の準備をしよう」
「『君は売店やコンビニでどんな物でも買ってきていい』ライターでも包丁でもロープでも、持てるだけね。」
「『病院から好きな物をかっぱらってきても良い』ぜ。脚立とか。」
「どう?」
…との事だ。
「ちなみに、僕は今から『体液』の準備をする、とだけ言っておこう。」
そう言いながら、『河原』はコップの中身を地面に注いでいる。中身はやっぱり『体液』らしい。
42
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/10/28(水) 21:46:29
>>41
「どう?
って言われてもなァ」
ガサゴソッ
先ずは財布を取り出し所持金を確認。
『1万円札』が『1枚』に小銭が数円…
「んしょ」
続いてハンドバッグの中を確認。
喫煙具、化粧ポーチ、タオル、手帳、生理用ナプキン。
スマホの充電器、それにチャチなカッターナイフが1本…。
とりあえずタバコを取り出し、ジッポで火を点ける。
スマホとカッターナイフは上着のポケットに仕舞っておく。
ジュポッ
「プハァ〜、準備オッケー。
これでいいわ。一万円札崩したくないし。
そっちもちゃっちゃと準備ヨロシク」
煙草を吸いながら『河原』の準備が済むのを待つ。
43
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/10/28(水) 23:31:24
>>42
「OK。
場所は…ここでいいか。だだッ広いこの中庭で決闘しよう。」
「あつらえたように人もいねえし」
「 ちょいクサくなるから気を付けて 」
河原は、コップから…なーんか見覚えがある液体を、地面に垂らした。
液体の水面からは『ホース』様のものが伸び、近場の水道から水をくみ上げ出す。
不思議なことに、液体はいっこうに薄まる様子がない。
黄色く、ひどい刺激臭のする液体はカサを増し…
「僕のスタンドは、『僕の体液とか排泄物を、とある異世界へと繋ぐ』だけのしょっぼい能力なのね。」
「ただしその異世界には『女神』がいて…そして、僕と女神は能力によって『繋がれて』て」
「さっきも言ったけど…その女神は、スゴクおっきい。」
「スタンドを発現するのに、たくさん液体が要る…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜5分経過〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
やがて大きな水たまりができたのだった。
「…準備はできた、ルールはこうしよう」
「【きみの勝利条件】
1.3分間『降参』『気絶』せずにいれば鬼柳の勝ち。
2.『マザー・ガンガ』は攻撃しまくればブっ倒れる。そうすれば鬼柳の勝ち。
3.『マザー・ガンガ』のオデコを叩ければ、無条件で鬼柳の勝ち。
4.『河原』本体への攻撃も許可する。河原が『まいった』と言えば鬼柳の勝ち 」
「その他質問は?」
「君がOKしたら試合開始ね」
44
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/10/28(水) 23:39:32
>>43
「クッセェェ〜と思ったら、
やっぱりションベンじゃねーか!!!!」
思わず突っ込んだ。
「…ともかく、だ。
オッケイ。それで行きましょう」
「『鬼柳礼音(キリューアヤネ)』。
いつでも、来なァ」
スッと立ち、『試合』に備える。
45
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/10/29(木) 00:24:14
「OK」
ユラァ
水たまりが波打つ。波紋はだんだんと大きくなり、そして
ザザザザザザザザザ
まずは悪臭/長すぎる黒髪/白磁のような肌
ズ オオオオ
ォォォォォ
悪臭/白磁のような表面/1m/でっかい/おっぱい/2m/まだ伸びる/3m/あら美脚
曼荼羅のような装飾/4m/これが女神か/悪臭
巨大な人型スタンドが、水面から姿を表し、唸る!
《 オ オ オオ オ 》
そして…『河原』は猛ダッシュで走り出す。自らのスタンドを背にしてもまだ走る。
『君から逃げている』!
「そうそう…僕の『マザー・ガンガ』には、『ダメージフィードバック』も無いんで」
「君は『本気』を出したまえ」
「ははははははは」
「馬鹿め、よって『手加減』するのは僕だ」
「まあ、もし僕が命の危険を感じたら、本気を出すんでよろシコ」
「それじゃ、試合開始ッ!」
46
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/10/29(木) 22:48:57
>>45
「オゲェ〜〜ッ」
「お前ッ!
なんつー醜悪なッ!」
ズギュンッ!
再び『アスタロト』を傍らに発現。
中庭中央に陣取る『女神』を一瞥ッ。
女神を迂回するようなルートでこちらに背を向ける『河原』を追う(彼我の距離はどれほど)
河
↑ 女
\
\
鬼
47
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/10/29(木) 23:41:09
>>46
相手本体を追う鬼柳。…互いの距離は3mを過ぎた。
ド スゥン
ズゥン ズゥン
『マザー・ガンガ』が君の横からノッソリ歩いてきた。
歩幅がデカいだけあって、歩いただけでも距離を詰めるのが早い。(スピード:Cほど)
君の右『1m』の所まで迫ってくる…。
《 蹴るぞー 》
相手スタンドが、右足を後ろに下げながら声を上げた。
(こちらは無しでもミッション遂行できる想定ですが、、
もし必要というのならMAPを用意します。)
48
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/10/29(木) 23:55:01
>>47
(※了解です。
こちらはマップなしで大丈夫です)
――ズオォォォッ
「おッとォッ!」
咄嗟に立ち止まると『マザー・ガンガ』へと向き直り、
『テレフォンキック』の爪先が届くか届かないかの位置まで後退。
「蹴るぞッて言って蹴ってくれるのかァ。
随分と親切な女神様だなァァ」
グッ
『アスタロト』に防御の体制を取らせ、攻撃に備える。
49
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/10/30(金) 00:28:03
>>48
《 妾が本気を出せばお前なぞイチコロよ 》
《 だから…?『はんで』って奴? じゃ 》
《 そォれ 》
『マザー・ガンガ』がノッソリと蹴りを放つ。
…君は既に予測していたため、相手スタンドからなんとか『2m』の距離を取れた。ギリギリ当たらないだろう。
『アスタロト』がガードの構えをしている所に、まるで、丸太のように巨大な足が迫る(スC)
――― 水たまりをカスった
バ ッ シャアアアアアアアアアアア
水面が揺れる、凄まじい風圧!とんでもない量の水滴が飛散!土砂降りのようだ!
(鬼柳の体にも水滴が付く。くせえ。)
この蹴りが、あと『一瞬』で、アスタロトの腹部へと衝突しそうだ!
この蹴り、本当に『受けて良い』のか?
「おいおいおいおいおいおまえ蹴り当たっちまうぞォ?」
「勝負おわっちゃうナぁ!」
50
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/10/30(金) 00:50:32
>>49
ビチャッ
「おえッ!
臭いッ!汚いッ!キモいッ!」
「ああクソッ!
病院居るのに、
病院送りってギャグだろッ!
だからアタシはこーするッ!」
既に『マザー・ガンガ』の『間合い』は把握している。
>>48
で見定めた距離から『マザー・ガンガ』は一歩も動いていない(
>>49
)。
つまり既に全身を現している『マザー・ガンガ』の蹴り脚が伸びるという事はない筈だ。
ザァムッ!
咄嗟に後ろへ飛び退く事で蹴りを回避。
(
>>48
で『マザー・ガンガ』を正面に捕えたのは、『蹴り』に対応しやすくする為でもある)
また『マザー・ガンガ』の蹴りの速度は『人間並み』。
咄嗟に飛びのく程度の行動は可能だろう。
「飛散しろッ!『アスタロト』!」
ズギュンッ!
更に飛び退きながら、ガードしている『アスタロト』の右肘から先を『ヒトデ』化。
(
>>48
メル欄)『ヒトデ』化の速度は『一瞬』、数は腕一本で『10匹』。
腕から変質した『ヒトデ』は当然宙に放られる訳だが、
その軌道上に『マザー・ガンガ』の無防備な『蹴り足』が存在する。
『マザー・ガンガ』の足に『ヒトデ』を付着させたい。
宙に放られた『ヒトデ』全てが付着するなんて虫のいい話は考えてはいないが、
『的』は全長6mを誇るスタンド像の巨大な足だ。2、3匹は付着するだろう。
51
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/10/30(金) 01:22:04
>>50
アスタロトが飛び退く。敵とスピードは同等、回避に成功した!
バラア ッ
そのまま、スタンド右腕の半分を『ヒトデ』のヴィジョンと化し、『飛散』させるッ!
そして、『マザー・ガンガ』の蹴りの軌道上!出現させたヒトデは…
ペと ペト
ペチ
《 …うむ ? 》
《 …『カワラ』…なにかがひっついたぞ 》
《 ひぃ、 …ふぅ ………みぃ 》
《 『三つ』… 》
ベッ タァ ァァァァァァァ―――――――――――――ッ!!!
『3匹』だ!
《 面妖な… 》
「『MG』!しゃがめッ!」
「確かめろ、
で、ついでに…」
グググ……
敵の巨体が、腰を下ろし… 下ろした。ウンコ座りをした。
他に狙いがなければ、鬼柳はその間、飛び退き後の着地、姿勢を整える事ができたという事にしてよい。
52
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/10/30(金) 01:45:11
>>51
ストンッ
「よッとッと!
あぁッ!汚ェなァ!
こんな事に付き合ってんだ!
後でクリーニング代くらいはくれるよなァ!」
着地。体勢は既に整えている。
「ヤンキー座りしてどうしたぁ?
そっから『輪島功一』みたいに、
『カエルパンチ』で跳ぶつもりか?
勿論、そんなん喰らったら参るけどよォ・・・!」
『ヒトデ』は鉄すら砕く破壊力を持つが、
その動きは酷く『鈍重』である(スE)。
故に『付着』した瞬間から『握る』ように既に『信号』を出していた(
>>50
メル欄)
『マザー・ガンガ』が『ヒトデ』を剥がしきるより先に攻撃を開始できる筈。
最も無理やり剥がした所で攻撃個所が『足』から『手』に移り変わるだけだが。
(パス精AED)
「『河原』ァ。今何分経った…?
アタシ、腕時計しない主義でよぉぉ。
時間はもっぱらスマホで確かめンだよなぁぁ」
『マザー・ガンガ』の挙動に充分注意を払いながら、
『スマホ』を取り出し『アスタロト』の左手に握らせ、
『河原』との距離を詰める。
53
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/10/30(金) 02:20:28
>>52
《 な … な!?》
《 これは何ぞや 》
《 いたたたたたたたたた 》
「…『ヒトデ』?」「『MG』!そいつを剥がしとれ!」
ギチギチギチギチギチ ギリギリギリギリギリ
ニュパ
《 一枚とれた 》
《……む?今度は手にくっついたぞ》
《 女、これはどうやったら離れてくれるか? 》
…割とすぐに剥がされてしまった。
左手に引っ付いたヒトデを不思議そうに見ているコイツ…
驚くべきことに、『ヒトデ』に対抗しうる力を持っている(パA)…熟練級の腕もだ(精B)
「ガンガ様、それお前なら全部外せる…ある方法で。」
「もう一枚外したら戦おうな」
「警戒は、怠るなよ絶対」
しゃがんだ巨大スタンドは、もう一つのヒトデを剥がし始めた。…あからさまに隙だらけだ。
前に垂れた長髪がちょっと邪魔そうである。
「あッ時間?」
「ん〜もうちょいで『30秒』な。まだまだ試合は続くぜ」
54
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/10/30(金) 02:29:52
>>53
『河原』と『鬼柳』の距離を教えてください
55
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/10/30(金) 02:42:00
>>54
すこし距離を離され、『4m』です
56
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/10/30(金) 03:09:56
>>55
回答に感謝。
>>54
「てッめッ」
「ちょっとキツめの湿布みてーに扱いやがッて。
言っておくけど『ソレ』、
鉄板に穴開けるレベルに痛ェ筈なんだけどォ」
ギリッ
ギリッ
地獄のような破壊力を持つ『ヒトデ』を
意にも返さない『マザー・ガンガ』に苛立つ。
「体が大きいからダメージが分散してんだよな…
そうだよな…きっとそうだ。ウンウン」
「じゃあこーいうのは」
ビュオォッ!!
その場で『隙だらけ』の『マザー・ガンガ』目がけ右足で蹴りを放つ。
距離が空いてる訳で当然蹴りは空を切る訳だが、
その最中に右足を完全に『ヒトデ』化(数16匹)。
『獣』並の速度を持つ『アスタロト』の蹴りの速度に乗せ、
『ヒトデ』をしゃがみ込んでる『マザー・ガンガ』の顔面目がけ飛ばし、
『吸着』を狙う(ス精BC)。
『自動車』の衝突並のパワーで足を圧迫する『ヒトデ』の対処に負われ、
あからさまに隙だらけの『マザー・ガンガ』が対応できる道理はない。
更に『足に』についた『ヒトデ』はパAでの『圧迫』を続け、
指で引きはがせばその指を圧迫しヘシ折るだろう。
更に『ヒトデ』は前述の通り『粘着性』を持つため、
精密さを兼ね備えていようが『投げて返す』なんて難しいだろう。
要するに何が言いたいかって言うと、
いくら体がデカかろうが『痛いもの』は『痛い』。
更に右手の『ヒトデ』の付着しなかった『ヒトデ』も『マザー・ガンガ』へ近づくように指示を出す(ス精ED)
57
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/10/30(金) 03:16:52
>>55
回答に感謝。
>>54
「てッめッ」
「ちょっとキツめの湿布みてーに扱いやがッて。
言っておくけど『ソレ』、
鉄板に穴開けるレベルに痛ェ筈なんだけどォ」
ギリッ
ギリッ
地獄のような破壊力を持つ『ヒトデ』を
意にも返さない『マザー・ガンガ』に苛立つ。
「体が大きいからダメージが分散してんだよな…
そうだよな…きっとそうだ。ウンウン」
「じゃあこーいうのは」
ビュオォッ!!
一歩後ろに下がり、『隙だらけ』の『マザー・ガンガ』目がけ右足で蹴りを放つ。
距離が空いてる訳で当然蹴りは空を切る訳だが、
その最中に右足を完全に『ヒトデ』化(数16匹)。
『獣』並の速度を持つ『アスタロト』の蹴りの速度に乗せ、
『ヒトデ』をしゃがみ込んでる『マザー・ガンガ』の顔面目がけ飛ばし、
『吸着』を狙う(ス精BC)。
『自動車』の衝突並のパワーで足を圧迫する『ヒトデ』の対処に負われ、
あからさまに隙だらけの『マザー・ガンガ』が対応できる道理はない。
更に『足に』についた『ヒトデ』はパAでの『圧迫』を続け、
指で引きはがせばその指を圧迫しヘシ折るだろう。
更に『ヒトデ』は前述の通り『粘着性』を持つため、
精密さを兼ね備えていようが『投げて返す』なんて難しいだろう。
要するに何が言いたいかって言うと、
いくら体がデカかろうが『痛いもの』は『痛い』。
「ああッ!くせえ」
そして、もし余裕があるようだったら
本体のスーツのボタンに手をかけて外しておきたい。
58
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/10/30(金) 23:44:52
>>57
ビシ ビキ
《があっ》
敵スタンドはその左手に『2匹』のヒトデを張り付け、大きな指にヒビが広がり出した。
ミキミキ ミキ
《 痛む痛む、ひどいぞッ 左手が! 》
そして君はふたたび『ヒトデ』を撃ち出すッ!
『マザー・ガンガ』は左手が使えない状態、そして、『アスタロト』の出せる『速度』、ヒトデの『量』なら!
オトメ
《 よりにもよって女神の『顔』を狙うとはッ! 》
「…ふゥん」
「『警戒』はするって言ったんだなァ」
「君のスタンド能力、はっきり言って舐めていた、僕は!」
「手抜きはやめようッ」
「《 本来の性能をお見せする ! 》」
ビュ ビュ
ヒュヒュヒュヒュ ヒュンヒュン
ババババッ ババババ
59
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/10/30(金) 23:45:43
突如、『マザー・ガンガ』の、…動き出した… これは『前に垂れていた髪』!
先ほど、水を吸い上げていたホースのようなもの…その正体だ!
さながら、『人間の手足』の…いや、精密はそれ以上か!!(ス精CB)
一本一本の髪が動き、束なり、そして『ヒトデ』を絡めとる!
さらに、顔に届かなかった『ヒトデ』、
その左腕が、先ほどとは比べものにならない速度(ス:B)で、零れたヒトデを受け止めてしまった!
ビュビュビュ
ヒュヒュヒュヒュ
バシバシ
バ シィ
これが敵スタンドの、手を抜いていない状態の速度、そして性能!(まとめ… MG:パス精ABB 髪:ス精CB)
この場合は『顔狙い』で投げたのもマズかったのかもしれない…
ぜんぶ…『16匹全部のヒトデ』が、ぜんぶ、『絡めとられてしまった』!!
「髪の毛垂らしておいてたのはワザとだ!きみはきっとヒトデを投げてくると思っていてね」
「…こちらは右足と左手を負傷したが…」
「きみは右腕と右脚を飛ばしたね」 「これでアイコだ!やーい!!」
《 左うでに合計6匹… あと30秒もてば僥倖だな》
「…まじ?」
『マザー・ガンガ』はゆらりと立ち上がった。
ヒトデの張り付いた髪をワキワキさせながら、頭の位置はどんどん上昇する。
その間に、鬼柳はくっせえスーツを脱ぐことが出来た。
60
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/10/31(土) 00:13:32
>>58-59
「…」
「てめッ」
「このッ」
ピ
キ
ィッ ピ
キィッ
舐めた態度を取る『河原』、
米神に青筋が浮かび上がる。
「アイコじゃねえんだよッ。
舐めやがって… このッ」
「くそッ」「あぁ…」
新たに付着した『ヒトデ』にも当然『破壊』を指示。
髪の毛には痛覚は勿論ないだろうが、
髪を『引っ張られる』痛みは当然発生する筈だ。
「余裕コイてたし、
舐めプしてるなァとは思ったんだよ。
ああ…クソ。ヘタこいた」
「こんだけ『小便』垂れるような奴だもんなぁ…
ああ…そうだよなァ。なんつーかよォォ…」
ビュオオォッ
「お前が喰らえッ!」
『マザー・ガンガ』の射程距離から外れ、
『スマホ』を握らせた『アスタロト』の右手を『数m』先で余裕ブッこいてる『河原』めがけ振るうッ!
そして腕を振り切った地点で『スマホ』を手放しその手を『ヒトデ』化!(数3匹)
前述の通り、『ヒトデ』化は瞬間的に行われる、ので
放たれた『ヒトデ』の内1匹は現実世界に現れた瞬間『スマホ』に付着し
投擲された『スマホ』と共に『河原』の顔面へと迫るッ!(パス精CBC)
61
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/10/31(土) 23:15:47
>>60
バ
シ
ュ
>「お前が喰らえッ!」
「ひょ」
「うわわわわわ」「ま、参っ 」 「まッ」
「 ―――――まだよッ!!」
突如、『マザー・ガンガ』の下半身が水たまりへと沈む!
「能力ッ 使わせやがったな」
「僕らの手抜きをカンペキに解除しおったぜこのひとォ!」
ザッ
バ ァァァ アアア
…たいへんに『奇妙な光景』だ。
『大きな、女神を思わせるスタンドが、上半身だけ水面から姿を現していて、
しかし、『 下半身もその横の水面からナナメに生えている 』
背骨が骨折とかそーいうレベルではない。
水たまりのすべての部分が『どこでもドア』だったら、こんな感じ異次元になるのだろーか、って感じ。
「『体液を出入り口にする能力ッ!』」
「『マザーガンガ』は、骨格や座標を無視して、この世界へと現れることができる」
「水たまりでわずかに先行して、『君のヒトデを蹴り飛ばさせていただいたッ』」
「おかげで僕は顔にケガもなく、喋れているわけだが…」
「『マザー・ガンガ』ッ逃げないとおまえ良い的だぞッ」
「頭が『2m』の高さだッ」
「オデコを狙い打たれればオネーさんの勝ちだ!まずい!」
相手本体を傷つけることは出来なかった…が、敵スタンドが、『移動できない』状態となっている。
こんどこそ、『隙』だらけ!髪の毛は無駄にワキワキしていたせいで顔をガード出来ていない!
―――――――『マザー・ガンガ』はこの瞬間、使えるのは『右手』だけだろう。
62
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/11/01(日) 01:25:26
>>61
質問です。
彼我の距離及び『水たまり』の位置を簡素で良いので教えてください。
63
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/11/01(日) 23:12:41
敵スタンドとの距離は『2m弱』
水たまりは、、敵スタンドの下に直径2mで広がっている。
が、敵スタンドの胴と腰でギチギチになっているため、何かが出てくるような隙間はなさそうです。
64
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/11/01(日) 23:50:08
>>63
回答に感謝。
>>61
「まァッた!インチキかよォ!」
「でもよ」
「こいつ…お前の指示がねーと、
ねー『地蔵』なんじゃね?」
【拍手開示】
スマホに付着した『ヒトデ』に圧迫を指示。
内部の『リチウム電池』を『圧迫』により『爆発』させる。
(
>>60
)で『スマホ』に『ヒトデ』を付けた時に既に『破壊』を指示していた。
開示した通り『スマホ』の破壊を狙ったのは『スマホ』内部の『リチウム電池』の破壊を狙っての事。
『リチウム電池』は圧力を加える事により小規模の『爆発』を起こす
(参考動画:ttps://www.youtube.com/watch?v=jZg5k3qp194)
つまり『河原』の顔面目がけ投げた『スマホ』に持続的に『高圧力』を
掛ける事により小威力な『爆弾』化、更には『目くらまし』を狙った。
だが
>>61
の時点で投擲『水たまり』で『移動』した『マザー・ガンガ』により、
此方の投げた『スマホ』はガードされた。
その途中に此方の行動が挟まれ『目くらまし』は成功したか、
そもそも『爆発』ができたかどうかを『鬼柳』が知る術はない。
「隙だらけ、ねェ。
本当に?本当に?」
ビュオォッ
「でもアタシって
猜疑心の塊だからよ。
まーたまたフカシかと思っちゃうんだわ。
『アスタロト』ッ!」
『右手』を使う可能性が残っているというなら、
『アスタロト』で自由な『右腕』に前蹴りを放ちッ!
僅かでもいいから怯ませッ!身体を前傾した所でッ!
「オラァ!」
手首から先が存在しない『左腕』で顔面に『突き』を放つ!パス精CBC
65
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/11/02(月) 00:31:21
>>64
「うッわっ」
「スーツの肩が燃えてる…
…スマホを破裂させたかアチチチアヂ! 熱ッつ! 」
ゴロ ゴロ ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
『河原』は地面を転がり始め、どうやら火を消そうとしているみたいだ。
そして『マザー・ガンガ』は、
《 『すまほ』ってのは、手紙や話をしたりする為のもので無かったのか―― 》
《 河原どうするッ 今度こそ『隙』だぞ 》
鬼柳の『アスタロト』は顔面を狙い、巨大な顔へと飛び掛かる。
「あつつつつつつつ」
《 目の前に来たぞ 》
「アツ えっと、 ま、守 」
バ シィ
「《あっ》」
為すすべもなく佇む『マザーガンガ』、君は狙い通りの位置に突きを命中させたのだ…
「試合終了ッ オネーさんの勝ちッスね〜」
遠くから『太田垣』のノンキそーな声が聞こえる。
66
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/11/02(月) 00:50:44
>>65
「へッ!
オメーもアタシのスーツ、
ションベンまみれにしたからこれでアイコな!
正真正銘のアイコッ!」
「でも、いやぁ、実際凄いビビってたわ…。
なんつーインチキじみた『スタンド』だよ」
フゥーッ
その場に蹲踞し、一息付こうと思った所で、
太田垣の声。背後へ向き直る。
「ノンキしてんなぁ。
誰の為にションベン塗れになったと思ってんのよ。
で、どーでしたか王子サマ」
67
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/11/02(月) 01:14:52
>>66
勝負を終え『マザー・ガンガ』は、水たまりへと沈んでゆく。
もと居た世界に帰るのだろう。
「うーん」
「まあ頑張ったじゃないの?」
「へぇ〜こう戦るんだなって感じで見てたッス」
「参考には、なりましたッスよ」
妙に上から目線だぞこの王子さま。まあ元気にはなったようだが…
「…負けたなあ」
「あとそれ『薄ゥーく尿混じりの水』を能力で無理やり濃ゆくしたヤツだから」
「僕からなんか数百メーターくらい離れれば『薄ゥーく尿混じりの水』に戻るの。」
「臭い消えるよやったじゃん」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
『河原』も地面を転がりながらやってきた。
水たまりの上を通ってきたのでめっちゃ付いてくせえ。
「何はともあれ、サンキューね」
「ありがとうございましたッス」
《 お疲れ様、じゃ 》
68
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/11/02(月) 01:33:46
>>66
「あいよ。乙っしたぁー」
地面に沈みゆく『女神』に手を振って見送る。
そして一仕事終えた後の一服をしようとポケットを弄るが、
投げ捨てた上着の中に仕舞っていた事を思い出し、舌打ちを一つ。
「へ、へぇ…」
「まあ頑張った、ねぇ」
「へェ〜〜…そうッスか…」
ピクッ
ピクッ
上から目線に怒りを覚えつつもぐっと堪えて、
『アスタロト』で『ヒトデ』を回収する。
「おうよっ。
機種変したばっかのスマホは戻ってこねえけどな。
カメラの画質がすげー良いヤツなんだけど」
「何にせよお疲れさま」
69
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/11/02(月) 01:59:24
>>68
「ははははそいつはご愁傷さま」
「まあ機種変項できる機会が手に入ったんだ」
「『イクスペリア』の新機種とかでもいいんでない?」
「 爆発…騒ぎになるなあ 」
「水たまりも作っちまったし…」
「身体も動かしたし」
「オネーさんは早くおうちに帰り給え」
「せっかく退院できたんだろ…」
「中庭の惨状はオータガキのせいにしてなんとかしとくわ」
「えっ自分」
「…殺人鬼?とか?」
「そんな奴に出会わないように気い付けなよ」
「グッバイ」
「ところでオネーサン名前は?」
70
:
鬼柳礼音『アスタロト』
:2015/11/02(月) 02:12:14
>>69
「殺人鬼」
「あんなイカれたのに
また襲撃されるのは勘弁だよなァ。よっと」
投げ捨てた上着を拾い、
泥を手で払う。
「『キリューアヤネ』。
『鬼』の『柳』に、謝礼の『礼』に『音』で『アヤネ』。
そして、こいつが『アスタロト』」
背後に立つ『アスタロト』を親指で指す。
「能力は見てそのまんま、
手足を『ヒトデ』にする
――『それだけ』。
本体のアタシは面倒な女そのものなのに、
『精神』である筈のこいつは凄えシンプルなんだよな」
「よし、
そんじゃあ後始末は任せるぜ」
という訳で早々に退散しよう。
71
:
『マザー・ガンガと戦おう』
:2015/11/02(月) 02:31:01
「そんな面倒なひとかねえ」
「むしろストイックな印象を受けたんだがなあ」
「バイバーイ」
太田垣は手を振って君を見送ってくれた。
しばらくして振り返ると、2人が看護婦に首を引っ掴まれ、引きずられるのが見えたのだった……
「『殺人鬼』とか『闘技場』、
この町で生きてくなら、
大小さまざまな戦いがあるだろう、今日の決闘だってそうよ」
「多くのスタンド使いが傷つき、
町にひとつのこの総合病院に訪れるのだろうな」
「鬼柳さんに、他のスタンド使い達…みんなに幸あれ、だ。」
「俺もその中に含まれてるんスよねッ」
「ハハハハハ」
ズルズルズルズル―――――ゥッ
【ミッションクリア!】
【鬼柳→ 後になんかラッキーな事が起きて『10万PCマネー』を入手】
【お疲れ様でした!】
72
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/02(月) 20:37:25
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1414167533/581
より
涙音は、重症を負って病院へとリムジンで運ばれた。
素早い止血と輸血によって危ない状態は過ぎ、
しばらく昏睡状態だったが…
「…ん…」
しばらく立って、涙音はようやく目を覚ました。
「…生き…て…る?」
まだ少し意識が朦朧としているが、確かに自分は生きている。
まだ血色の悪い顔を少し周囲に向けて、実感した。
「…そっか…
私…あの後…」
少しその時の記憶がよみがえる。
あの戦いでは…無我夢中でスタンドの力を振るって…
それから…おそらくスティンガーは倒れ…
「…!
そうだ、あとさんは!?アレクセイさんはだいじょ…」
起き上がろうとしたところで
ドゴッ!!
「うぐふっ…!!」
ベッドの上に置かれていた台(物を置けるやつ)に鳩尾が衝突!!
またしても倒れこんでしまった…
取り敢えずお見舞いが来たならば、見られてしまうかもしれない。
73
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/11/02(月) 22:35:37
>>72
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1414167533/582
「あっ、朱鷺宮さんが起きたぁ」
『RINGO……』
隣のベッドでスマホをいじっていた灰羽がのんきそうに呟く。
リンゴを剥いていた『アクエリアス』がそっと朱鷺宮に近づき、助け起こした。
「……大丈夫ですかー? アレクセイさんは無傷らしいですよ。
ヤバイですよね無傷とか」
『RINGO……』
灰羽は巻いてある包帯や貼ってあるシップの数は多いが、あまり重傷には見えない。
『アクエリアス』はそのまま切ったリンゴを朱鷺宮の口にINしようとしている。
74
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/02(月) 22:40:33
>>73
「ぬぅ…あ、あとさん…
と、あなたのスタンドですか…
…良かった、無事で…」
少しボーっとした顔で近くにいた灰羽の姿を見た。
「…アレクセイさんは…
無傷…でしたか…
流石ですね…
あの人の防御力には本当に…助けられました。」
そう言いつつ改めてゆっくり体を起こした。
涙音は体中に包帯が巻かれている他、
動かすのが危険な状態なのか、足は固定されている。
いかにも重傷そうだ。
「あ…リンゴありがとうございます。」
そう言ってからむしゃむしゃと、自分の中に入れられそうになっていたリンゴを
咀嚼し始めた。
「はぁ…
生きてて…良かった…
とんでもない事がいっぱいあったのに、皆さん無事で…」
そう言ってまた気の抜けたため息を付いた。
75
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/11/02(月) 22:55:35
>>74
「朱鷺宮さんごめんねぇー。
相手も2人いるなんて私も聞いてなかったよォ」
灰羽は朱鷺宮の痛々しい姿を見て、申し訳無さそうにそういう。
『アクエリアス』は優しい手つきで、そっと朱鷺宮をベッドに戻した。
「おっ、朱鷺宮さん。レンヒメさんがお見舞いに来てくれるそうですよ。
何か欲しいものある? だってぇ
私は1ヶ月だけど、朱鷺宮さんは全治3ヶ月らしいから、
なんか暇つぶしできそうなものでも持ってきてもらいますぅ?」
『BUDOU……』
灰羽がスマホを片手に語りかけてくる。恋姫からメールが来たようだ。
『アクエリアス』は葡萄を朱鷺宮の口に押し込もうとしてくる……
76
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/02(月) 23:00:44
>>75
「いえ…
私もちょっと、軽はずみだったかなと反省してます…
止めるべきだったとも思いましたが…
まあ、今言っても遅いですね。」
そう言って軽くほほえみかけた。
取り敢えず涙音は楽な姿勢に戻る。
「え、恋姫…さん、が見舞いに来てくれるんですか?
なんだかありがたいですねー。お見舞いだなんて!」
さっきまでボーッとしてた表情から、急に生き生きした顔になった。
お見舞いの人が来るのが嬉しいのかもしれない。
「えーと、そうですね…
果物もいいですけど、
最近発売されるって言ってた例のあのロールケーキと、
後は暇つぶしに何かゲームがあれば…もガッむぐっ」
いろいろ注文しようとしたところで今度はブドウが口の中に入り込んできた。
「あ、あひはほう、ごはひはふ」
口の中をムグムグしながらまたお礼を言った。
77
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/11/02(月) 23:08:57
>>76
「ええっ、もしかして後悔してたりするゥ……?」
反省していると言われて慌てる灰羽。
灰羽が連れ出したのだから責任があると考えたのだろう。
「えっ、例のロールケーキって何ィ? 私知らない」
『BUDOU……BUDOU……』
灰羽が聞き返してくるが、『アクエリアス』は葡萄をさらに押し付けてくる……!
口の中が葡萄味でいっぱいだ……『ヤバい』ッ
78
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/02(月) 23:14:20
>>77
「むぐむぐ…」
しばらくブドウを咀嚼してから飲み込んで、
改めて口を開いた。
「あ、いえ、別に後悔をしてるわけではないんですけどね…
まぁ、とんでもない相手だったのでまだちょっと混乱してます、ね。」
そう言って軽く頭を掻いた。
「…それにしても、あれだけの相手をその…
ころ、すことを依頼されるなんて…
いくら200万円とはいえ、早々決められるものではないな、とは思ってましたけど…」
あとが何を目的として依頼を受けたのかはわからないのだ。
少し首を傾げてるようだ。
「えーっと、ほら。
黄金町駅の中にありますよね?
ケーキショップが、あそこで新作が出るって話で…
確かフルーツがいっぱいはいったやつで…
もぐっ」
またしても口の中にブドウが入り込んでくる!!
「むぐー」
と、その時に涙音の近くから
ドゴォンッ!!
スタンドが出現して声をかけ始める。
『あー、ブドウはもう間に合ってます。
大丈夫ですから。』
スタンド会話なら多分、口の中に果物が入っていても会話できるんだろう。
79
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/11/02(月) 23:34:50
>>78
「うーんまあ、相手は殺し屋ですからねぇ……
えーと、駅のケーキショップのぉ……ふるーつ……」
朱鷺宮の中々重い話題に対し、
灰羽はスマホにメールを打ち込むので生返事だった。
『GAUU……』
『アクエリアス』は葡萄を止められてしょんぼりした様子だ。
『……NASI』
と思ったら梨を剥きはじめた。こ、こいつ……!
精密性が高いからかわりと早い。
80
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/02(月) 23:40:53
>>79
「…まぁ、相手は殺る気満々でしたね…
だから今でも結構…怖いですね。」
そう言ってまたため息を付いた。
「…んー、まぁあとは…
ポテチもあったらいいですねー。
甘いのばっかりだとあれですからねー…
もがもがっ」
今度は口の中にナシが突っ込まれていく!
「あ、これ結構おいし、
もがもぐもごっ」
取り敢えずどんどんと果物が放り込まれて
口の中が甘ったるくてしょうがない!
81
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/11/02(月) 23:56:58
>>80
「こう言ったらなんですけど、トウがヤバすぎて本来の標的のスティンガーかすんでましたもんねぇ。
重機関銃とかマジびびりましたよぉぉ〜。
私はよく見てなかったですけど、トラックとかも出したんですよね。
1対1で勝つとかアレクセイさん凄いですよね〜。
それにしても朱鷺宮さん食欲旺盛ですねェ」
朱鷺宮を果物攻めにしているスタンドの本体がのんきなことを言っている。
「ポテチィィ……は、病院の売店でも売ってンじゃあないですかね。
ああ、朱鷺宮さんの足だと簡単には買いにいけないかな。
欲しかったら私が買ってきてあげますよぉ」
『RINGO……NASI……』
そう言っている間にも、『アクエリアス』は果物を詰め込んでくる……!
何か恨みでもあるのだろうか……?
『アクエリアス』の表情は長い髪に隠され何も読み取れない。
82
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/03(火) 00:04:45
>>81
「もぐもぐ…
ふー…」
またフルーツを食べ終えてようやく口を開いた。
「ですね。
あの人をどうにかするのでみんな必死でしたしね。
…そういえば、スティンガーを倒したのは…わかったんですけど、
トウ…の方はどうなったんですか?…まぁ、無事なのでなんとなくわかりますけど。」
スティンガーの最期は見届けたが、トウがどうなったのかはよくわかっていない。
やはりそのへんは気になっているのかもしれない。
「まぁ、病院に売ってますよね。
…車いすでもあればいいんですけど…
あ、買ってくださるのならぜひとも…もが、もががっ!」
リンゴ、ナシ、続々と話してる間に果物がつめ込まれていく。
「むぐむぐぅ!!」
やがてスタンドの方から声が聞こえてきた。
『あ、あのあとさん。
なんとか出来ないんですか!?
さっきから、あなたのスタンドが私に果物を詰め込んでくるんですけど!』
83
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/11/03(火) 00:18:07
>>82
「いやあ、私もトウの最後は見てなかったですねぇ。
死体はちらっッと見ましたけど頭が無かったですね」
灰羽は寝転がっていると怪我がベッドに接触して痛いのか、
なにか色々と体勢を変えて試行錯誤しているようだ。
「ん? 朱鷺宮ぁさん、お腹空いてるんじゃないんですか?
『アクエリアス』、お前なにがしたいの?」
『…………』
「うんうん。
えーとですね。『アクエリアス』は朱鷺宮さんに果物を食べさせたいんだって」
そのまんますぎる言葉を返してくる灰羽。だからなんだというのだ。
クソみたいな暢気さである。
84
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/03(火) 00:25:44
>>83
「むぐむぐ…
げふぅー」
とうとうゲップまで出始めた
女の子なのにはしたない。
「頭だけ…
はぁー…まぁ、トウも倒した…んですね。
安心しました…」
そう言って少し頭を上に向けたところで
「…でも、あの二人だけで終わりって感じじゃ、なさそうですね…
なんて言ってましたっけ?…ミサイルマン…とか大日本なんたら、みたいな集団名を言ってましたから」
そう言って少し不安そうな顔になった。
と、アクエリアスが何をしたいのか、というのに対しては
「…食べさせたい…ですか?
えっと…それはまたどうしてなんでしょうねー。
…そろそろお腹いっぱいになりそうです…」
なんだか不思議そうな顔で応える。
85
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/11/03(火) 00:43:19
>>84
「まあ、組織なんでしょうね多分……私も詳しくは聞いてないですが……
気になるならカフェ……『SLAYGROUND』に行ってみたらいいと思います。
……朱鷺宮さんの場合は3ヵ月後になっちゃいますけどねぇ〜」
そういえば朱鷺宮には依頼主に関しても詳しく話していなかっただろうか。
依頼を受けた状況について少し説明しておこう。
「そういえば、依頼を受けたとき、消防士の蜥蜴人間が一緒にいましてねー。
私は最初その人と組むのかと思ったけど、別々に依頼されましたね。
あの人もミサイルマンと戦うのかなぁぁ」
『…………』
灰羽がペットボトルのお茶を飲む傍ら、
『アクエリアス』は朱鷺宮と手に持ったリンゴの皮を見比べている。
朱鷺宮がリンゴの皮を食べるかどうかを悩んでいるようだ。
彼女の中ではリンゴの皮は食べ物なのだろうか(皮ごと食べる人も普通にいるだろうが……)
86
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/03(火) 00:51:58
>>85
「あー、なんだかそのカフェは聞いたことがありますねー。
…行ったことはありませんけど…
謎の組織が関わってるんですねー」
以外にいろんな世界がこの街にはあるのか…
そんなことを考えながら涙音はひとまず聞き入ることにした。
「トカゲ人間…消防士の…
うーむ、どんな人ですか?
…なんだか見たことあるような…ないような…」
少し前の白亜荘での出来事(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1408367127/476)
を思い返す…
「もしかしてあの…」
と、考えてから、アクエリアスの動きを確認する。
「あー、その…
私は林檎の皮『だけ』を食べたりはしませんよー。
…アップルティーの香り出しには使えるかもしれませんけどねー」
と、少し心配そうな顔で答えた。
アクエリアスはやはり灰羽とは違う意思があるとなんとなく感じている。
87
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/11/03(火) 01:04:32
>>86
「朱鷺宮さんは刺青でしたッけ? 確か……
あ、あれですよね。ミスコンの時にお腹にありましたよね」
灰羽は腕をクルクル回すジェスチャーをしてくる。
朱鷺宮のお腹の的みたいな刺青を表現しているのかもしれない。
「蜥蜴の人知ってるんですかゥ?
……警察に捕まった?
本当に消防士なんですかねあの人」
『ムシャムシャ』
『アクエリアス』はさすがにアップルティーの作り方は知らないのか、
なにかを悩むように突っ立っていたが、しばらくして、リンゴの皮を食べだした。
88
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/03(火) 01:10:33
>>87
「ええ…あの刺青の人に彫っていただいたんです。
学校ではシールって言ってごまかしてますけどねー。」
そういえばミスコンでもそんな感じだったかもしれない。
「…確かに、そんな感じです。
たしか私は『ターゲットスコープ』を彫って貰ったんです。
…そういえば、あとさんは…他の人からもらったんですね?その力を。」
刺青師以外のスタンドを与えてくれる人間は噂程度にしか知らなかった。
割と興味深い人である。
「さぁ…なんだか消防士さんだったみたいですけど…
トカゲのような姿になってた…気がしますね。
あと、全裸になってました。」
通報した時のことを思い返して、ちょっとおかしい気分になった。
「…なんだかネズミみたいなことをしますね。」
林檎の皮をむしゃむしゃ食べ始めたのを見て、少し呆け気味に応える。
(…そういえば、スタンドが物を食べてる時って
本体側はどう感じてるんだろう…)
89
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/11/03(火) 01:28:44
>>88
「へえぇぇ、刺青って痛くないですか?
それにシールってごまかすのも面倒そぅ。
まあ、私も虫に刺されましたけどね。虫ィっていうか矢だけど……」
灰羽は朱鷺宮のお腹を見ながら答える。
当然、今は服が邪魔で刺青は見えないが。
「あっ、リンゴの皮食べてる……うまいのかそれ?」
『ムシャシャ……』
『アクエリアス』がリンゴの皮を食べている時、
灰羽は特になんにも感じていないようだ。
「能ォ力を使うと全裸になるって大変そうだな……
まあ、その人の能力なんだから自業自得だろうけど……
でもやっぱり『スタンド』って発現した時のきっかけとかで変わってくるとこもあると思うんですよね。
『アクエリアス』とかなんでこいつが私のスタンドなのか、って思うことあるしィ」
90
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/03(火) 01:43:26
>>89
「えーっと…確かに、
この刺青を彫ってもらった時は
それこそ死ぬかと思うくらいすごく痛かったんです。
なんだか熱も出ましたし…
終わった時には汗だくでした。」
そう言って軽く頭を動かした。
ちなみに今の涙音は病人専用のガウンである。
「美味しいんですかねー…それって。」
林檎の皮を食べる姿を見て…
どうじにあとの様子を見てみる。
「…食べたものってどこに行くんでしょうねー。」
なんとなく思った疑問を口に出す。
「確かに…
私だったらムリですねー…」
と、答えた後に発現した時のきっかけというのを聞く。
「スタンドって、きっとその人の心理とかが元になって
形が作られるものなんだと思いますよ。
だからきっと、アクエリアスはあとさんの心の一部なのかもしれないですね。」
ちょっと興味深そうにアクエリアスを見つめる。
涙音の方のスタンドは、意思は無いようでその場に立ち尽くしている。
91
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/11/03(火) 01:56:57
>>90
「んーなンかねー。私、綺麗な石とか好きなんですよ。
で、『スタンド』発現する時も石をお土産に……あ、カフェだとなにかお土産に持っていくんですけど、
石持って行ったんです。んでぇ、『アイスクリームの皇帝』って人と石の話してたんですけど、
急に話が吸血鬼のほうに行きましてね。そしたら血……というか液体を扱う能力になっちゃったんですよォ」
灰羽は謎ジェスチャーを交えて説明してくれた。
ジェスチャーの意味は不明なので、無視したほうがわかりやすい。
「刺青いれるとこってアレですよねぇ〜。遠目で見たことありますけど、
なんかワザとかァってくらいぼろい小屋っていうか、橋の下にあるあたりわざとああいう外見にしてるんですかね。
確かになんか病気とかにかかりそうな場所ってイメージですぅ」
わりと暴言を吐く灰羽。
刺青師がここにいたら……いや、別に怒らなさそうな気がするが。
「まあ、私の一部なのはそうなんでしょうけどぉ……
あんまり心の中心部分じゃないとこみたいな感じはするかなぁぁ」
『ペロペロ』
「ちなみに食べた栄養はどっかいって、私には脂肪だけ蓄えられるという謎仕様なんですよねぇ……
これが私の心とか言われても納得できないですよホントォ!」
『アクエリアス』はリンゴの皮を食べ終わって果汁のついた手を舐めている。
92
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/03(火) 02:05:50
>>91
「…ふむ…
石の話をしていたらいつの間にか吸血鬼の話に?
聞く限りでは・・・うーむ、よくわからない話ですねー。
やっぱり気分次第なんでしょうかね?」
どこか不思議そうな表情で答えた。
石と吸血鬼の話。事情がわからない涙音にはよくわからないことであろう。
ちなみにジェスチャーがどういうことなのかはわかってないようだ。
「うーん…少なくとも店の中はそこまで汚くはなかった…と思いますけどねー。
変わり者の人なんじゃないでしょうかね。全身に刺青を付けるくらいの人ですし」
涙音は涙音で刺青師のことを言いたい放題言っている。
彼女もよくわからないような感じなのだろう。
「確かに…アクエリアスさんはなんというか…
動物的な感情を持っているような気がしますよ。」
ジロジロとアクエリアスを見る。
「はて…そこはますます良くわからないですねー。
太っていくってのだけは…避けたいところですけど…」
ほとんど害だな、と涙音は思った。
(…その脂肪が胸とかに行くなら
ある意味で得かもしれないけどね。)
と、時々自分の胸を確認しながら考える。
93
:
灰羽『アクエリアス』
:2015/11/03(火) 02:15:08
>>92
「まあ話の流れってやつですねー。
内容は置いておいて、とにかく、あのまま石の話してたら、
石っぽいスタンドが出てきたんじゃないかなって思うんですよ!」
根拠もないような理論を力説する灰羽。
ちなみに灰羽の胸部は、朱鷺宮と違って貧相だった。
朱鷺宮はそれだけの戦闘力を持ちながら、さらなる力を望むというのか……
コンコン
「んな?」
と、誰か来たようだ。
病室の扉を叩く音がする。
ちなみにカフェの配慮か偶然か。この部屋にいるのは灰羽と朱鷺宮だけだ。
→ ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1436178024/251より
94
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/03(火) 02:29:08
>>93
「うーむ、その時の考え次第で能力もだいぶ変わりかねないと…
やれやれ、奥が深いですねー。スタンドとは」
などと、涙音は脳天気に答えた。
果たして涙音はさらなる高みをその胸部に望んでいるのか…
或いは単なる興味でしか無いのか。
それは胸の内である。
と、その時
コンコン
「ん?どなたですかー?」
不思議そうな表情で、病室の外の人間に声をかけた。
誰であろうかと気になる表情だ。
95
:
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
:2015/11/03(火) 02:36:14
>>93
>>94
(灰羽、朱鷺宮)
コンコン
「僕だよ……恋姫。お見舞い来たぞ。
……んで……今、入っていいか? おk?」
――恋姫だ。
よく見たら……向かう旨のメールが来ている。
さらに。
「それと……
あー、なんか……」
ドアの外には三人。
いつまで着いて来るのか不思議だったが――
「今日……三人パーティでな。
……お前らの方が、よく知ってるやつら。」
「……開けるぞ?」
ガ
扉に手を掛ける。
許可が出たら、入ろう。
カーチャンじゃないんだし、無断では入らない。
96
:
灰羽『アクエリアス』/立花『リンネ・ラジオ』『XTC』
:2015/11/03(火) 02:46:24
>>94
「あっ、恋姫さんからメール着てる。全ェ然気づかなかった。
ハイッていいですよー」
>>95
「まさかの偶然ですね」
「姉ちゃん友達とかいたのか……」
「お前は姉をなんだと思っているのか……」
そして開けられた扉、一人は恋姫。メールで登場予告済みだ。
一人の小学生女児は立花りっか、朱鷺宮とはお泊りした仲である。
最後に同じく小学生の男の子。
「おっ、お前は弟!」
「お母さんに言われて見舞いに来たぞ。つうか着替えとか持ってきたぞ」
灰羽あとの弟、先理(せんり)だ。
「朱鷺宮さん、お見舞いに来まし……ぬえっ?」
『GUUUU』
横では立花が『アクエリアス』にびびっている。
97
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/03(火) 02:52:06
>>95
「おや…
その声は恋姫!…さん」
隣にあとが居ることを思い出し、少し申し訳無さそうに
慌ててさん付けをする。
「…団体さんですか?
えーっと…構わないですよ。
賑やかなのは嫌いじゃあないですから。
どうぞどうぞ。」
そう言って軽く声をかけた。
ちなみに涙音の格好は明らかな重傷である。
足がぐるぐるになってたり、上半身は包帯まみれだったりという有様だ。
>>96
「どうぞどうぞ」
と、迎え入れた人たちの中に
割とよく知った人の姿が見える。
「おー、立花さんじゃないですかー!
ツルおばあちゃんちのお泊り以来ですねー。
元気してましたか?」
と、まず立花へと元気そうに痛々しい姿で返事を行う。
そしてもう一人…
「あ、あなたはあの時の…
あとさんの弟だったんですか?
…まさかこんな形で再会するとは…」
こっちはこっちで少し驚いた表情を浮かべている。
どうやら彼は姉の見舞いに来たようだが…
98
:
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
:2015/11/03(火) 03:11:10
>>96
>>97
(灰羽、朱鷺宮)
「えひ……来ちゃった。スキャンダル覚悟……
ってのは、まとめブログの記事名並に大げさだけど……」
「……えひ。」
ニマ
陰気な笑み。
それから少し複雑な表情。
キョロ
二人を見て。
「……良かったよ。
リアルだもん、ここ……」
生きている。
怪我はひどいが――失われたものはない。
少なくとも外見は。
「……えひひ、これ。依頼品。
灰羽には、言ってた週刊誌……」
バサッ
「朱鷺宮にはこれ。ゲーム。
だけど、あー……ハードあるか?」
ベッドに近付き、土産を分配する。
さっそくって感じだが、まあそういうものだ。
「……」
痛々しい姿。
それでも。
・・・・安心する。
99
:
灰羽『アクエリアス』/立花『リンネ・ラジオ』『XTC』
:2015/11/03(火) 03:25:45
>>97
「ん……? あー、なんかボールがぶつかってたお姉さん?
なんか不幸そうだな……」
先理も朱鷺宮の姿を見て記憶から掘りおこしたようだ。
前に会った時はボールがぶつかっていた印象が強く、今回がこれなので、
朱鷺宮は不幸キャラとして認識されたらしい。あながち間違ってはいないか。
「ぶつかってたというか、ぶつけたのはお前じゃないか……?
うーん、それにしても痛々しいですね。
あ、これお見舞いの漫画です」
「お姉さんにはクッキーやろう。
姉ちゃんにはスルメイカな」
なんだかリボン沢山ついたカワイイカ格好をしている立花は
『アクエリアス』をさりげなく避けつつ、漫画を渡してきた。
無免許な黒医者総集編だ。
灰羽弟からはクッキーを渡される。ナッツが入っているようだ。
>>98
「ありがぁとうございます〜
え、スキャンダルになっちゃうんですか? 大丈夫ですか?」
朱鷺宮は重傷だが、灰羽は包帯や湿布は多いものの、深い怪我はなさそうだ。
なぜかうやうやしく両手で雑誌を賜る。
「……?
リアルですけど?」
スルメイカを口に運びながら、首を傾げる灰羽。
わりとゲームに例えたりする恋姫と違い、ゲームが下手であまりやらないのでそこら辺は伝わらなかったらしい。
ついでにスキャンダル云々もいまいちギャグだと伝わっていない。
雑誌はなぜか『アクエリアス』が読んでいる(理解できるのかはわからないが、めくってはいる)
100
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/03(火) 10:35:40
>>98
「フヒヒ、友達に会いに行くってのは
スキャンダラスな話じゃーありませんよ。」
そう言って嬉しそうに恋姫に言葉を返した。
「…まぁ〜あれです。
ひどい怪我ですけど、なんとか大丈夫です。
ハンヴィーが急に来てびっくりしましたけどね。」
と、ケガの事情を軽く話した。
一応嘘はいってない。
「おっ、ありがとうございますー!
このゲームやってみたかったんですよねー!」
と、嬉しそうにゲームを手にとった。
「あ、ハードの方ですが…」
そう言って近くに下げてあった荷物袋をガサガサと探って取り出す。
「どういうわけか、こういうものを持ってきて頂いてたので
楽しめそうですよ。ありがとうございます!」
どうやらあのリムジンの人たちが気を利かせてくれたようだ。
スマホも入ってるんだろう。
>>99
「えっと…まぁ…
フヒヒ…」
不幸そう、と言われて言い返せない涙音であった。
実際に自分は結構不幸なので返す言葉も無いのである。
「まぁ確かに…ひどい事故でしたからねー。
これは生きてるだけでも儲けモンってことですよ。」
と、これまた立花に対しては元気そうに答えた。
(…流石に立花さんには教える訳にはいかないよな…
ミサイルマンなんてとんでもない輩のことは…)
なんとなく、言ってはいけないかもしれないと考える。
近くにいる灰羽弟のことも考えると。である。
「あ、この漫画なかなか面白いんですよねー。
ぜひとも読ませていただきますよ!」
と、取り敢えず漫画を手にとった。
なんだか明るく振舞っている様子だ。
(しかし…立花さんには怖くないかなぁー。
結構スタンドがいる場所だけど…)
101
:
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
:2015/11/03(火) 23:00:02
>>99
(灰羽)
「えひ、多分ならないよ……
冗談、のつもり……だった。」
ともかく表情は笑み。
浅いらしい怪我の様子を見て、少し深まる。
スッ
「……えひ。
苦しゅぅない。」
ズィ -
厳かな感じで雑誌を渡した。
そして――
「……生きてて良かった、って話。
ギャグマンガとか、RPGじゃないんだし……」
「……それだけ。
変な事言ってごめん。」
ニマ …
死ねば、終わりだ。
死んでほしくはない。
>>100
(朱鷺宮)
「……だよな。」 (友達、か……)
ニタ
「ロールケーキは……袋に入れてるから。
えひ、これで僕もミッションコンプリートだな……」
……ともかく、差し入れを渡した。
ハードもあるし、これで暇は潰せるはず。
「えひ…………ハンヴィー?
FPSのやり過ぎじゃねえの……」
(まあ僕も戦車と戦ったし、お前が言うなって感じか……いや、それにしてもだろ……)
冗談っぽく悪態をつく。
だが、嘘ではないのだろう――怪我の重さがそれを物語る。
「……まあ、お大事にな。
また今度対戦しようぜ……えひ。」
(……こいつ、どんな敵と戦ったんだ……?)
102
:
灰羽『アクエリアス』/立花『リンネ・ラジオ』『XTC』
:2015/11/04(水) 00:31:20
>>100
「朱鷺宮さんは前向きですね……
私だったらツイないな、と思うでしょうけど」
立花はほっとした様子だ。
『フォートレス・アンダー・シージ』は静かにしているし、
『アクエリアス』は灰羽のベッドに座って雑誌をめくっている。
そもそも立花はスタンド恐怖症とかそういうわけでもないのだし、
さっきのは単にでかいのに覗き込まれてびっくりしたのだろう。
「めくるの早ぇーよ」
『ぐるる……』
灰羽の弟は『アクエリアス』のめくる雑誌を横から覗き込んで文句を言っている。
>>101
「あ、ジョーダンですか。
いやぁ、私ジョーダンのわからない奴ですかね?」
灰羽は照れ笑いを浮かべながら朱鷺宮と恋姫を交互に見た。
「……そうですねぇぇ、生きててよかったです。
レンヒメさんは優しいですねェ。
えーと、あ、スルメ食べます?」
この場にはロールケーキもクッキーもあるというのに、
灰羽が差し出せるものはスルメイカなのだった。
しかし恋姫がスルメイカを食べそうなイメージはあまりない(灰羽独自の印象です)
(でも、レンヒメさんは優しすぎて……もしかしたらちょっと『不都合』……かも?)
103
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/04(水) 00:36:00
>>101
「おー、このロールケーキ!
まさに狙い通りのやつじゃないですかー!
ありがとねー…ありがとうございます。」
近くにほかの人もいるからなのかやや敬語気味である。
「FPSはやってる量はそこそこですけどねー…
ま、信じられない状況でしたよ。私にとっても。
鳩尾は、幸い無事でしたけどねー、フヒヒ…」
そう言ってはぁ、と溜息をついた。
取り敢えずこちらも冗談めかしての返答であったが
(ホントに…この程度で済んだのは奇跡かもね…)
そう思いながらも、取り敢えず貰ったソフトをゲーム機に差し込む。
「そうですね。
またあの時みたいにゲーマー同士での会話を楽しみたいです。
な〜に、たまに来ても構いませんよ。病室にだってねー。」
そう言いつつ、取り敢えず貰ったゲームをやり始める。
(…ん、なんだか妙に明るいな…
いろいろ気になってるのかな…)
そう振る舞いながらも頭の片隅には戦った相手のことが浮かんできた。
>>102
「いえー、まぁ…ついてないな〜って思いますけどね。
なんというか…不幸が立て続けだったせいで
麻痺してるのかもです。」
そう言って少し申し訳無さそうな顔をした。
「動けないのだけは不満ですが…
まぁ、ある程度足が治れば車いすも使わせてもらえるみたいです。
入院するのはいつぶりかわからないので、
まぁ病院巡りとかも考えておきますよ。」
そう言って、少し雑誌の方に目を向ける。
(流石にスタンドが見えてないみたいかな…?)
ちょっと気になったのか、弟の様子も確認した。
104
:
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
:2015/11/04(水) 00:45:12
>>102
(灰羽)
「えひ、僕の冗談が分かりにくいっぽい……」
(レオにもヒかれたしな……)
そういうことなのだろう。
陰気な笑みを浮かべて返す。
「……優しいとかじゃないよ。
常識的に考えて……死なれたらいやだろ。」
「えひ……するめは貰う。」
ともかくするめは貰おう。
恋姫に灰羽の心根は読めないし、逆も同じ。
>>103
(朱鷺宮)
「合ってたか……なら良かった。
えひ、お使いイベのやり直しはきついからな……」
陰気な笑み。
ともかく、差し入れは済んだ。
ガサ
ゲームソフトはDL専売のものだ。
パッケージのソフトは高額だし、そんなものだろう。
「僕だって……えひ。信じられなかった。
でも、まあ……生きてて、よかったよな。」
ニマ
「お前は入院長いみたいだし……たまに来てやんよ。
そのソフト一本で三か月は持たないだろうし……ゲーマー的に考えて。」
頭の片隅には、聞きたいこともある。
けれど、それは聞くべきではないのだろう。
・・・・少なくとも、今ここでは。
105
:
灰羽『アクエリアス』/立花『リンネ・ラジオ』『XTC』
:2015/11/04(水) 01:02:40
>>103
「まあ、そうですよね。
でも前向きなのはいいと思いますよ」
灰羽の弟は以前朱鷺宮に会った時、スタンド使いではないと言っていた。
「めくる速度を遅くしろって意味じゃねーよ。読みにくいだけだろ」
と『アクエリアス』に話しかけるものの、目線は『アクエリアス』に向いていない。
「朱鷺宮さんゲーマーなんですか。
そういえば結構ゲームしてたかな……」
立花がベッドに近寄り、ゲームを覗き込んできた。
>>104
「おお、レンヒメさんがスルメ食べてるぅ……」
灰羽は謎の感動をしている。
スルメを食べているイメージがなかったため、
なんだかレアな光景に感じたのだろうか(自分があげたくせに)
「まあ、それはそうですけどぉ……
……ん、仮にですけど……
例えば、例えば私がお腹が空いて困ってるとしたら、レンヒメさんは食べ物くれたりしますぅ?」
106
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/04(水) 01:09:52
>>104
「ふむ、せっかくですから、
一緒に頂いちゃいましょうかねー?
ケーキはぬるくなる前にって感じですよ。」
そう言って周囲にいる人にも声をかける。
みんなで食べればもっと美味しいだろう。と思ったのかもしれない。
「まぁそうですよ。
生きてるっていう実感を感じられるのは、
この怪我のおかげ…なのかもしれないです。」
そう言って軽く微笑んでみせた。
(…生きてて、良かった。か…
そうだな…目覚めて感じたのはそれだった…)
「ありがとうございます〜。
ま、来るときには新しいゲームの情報でも」
ピコピコ
「くださったらとてもありがたいですねっ、と…!」
手慣れた操作でゲームをこなしていく涙音。
(今は怪我を治すこと…
それに…恋姫にはあんな危険な敵のことは知ってほしくない…かな。)
どこか気を使うようなことを考え続けていた。
>>105
「フヒヒ、あれですよ。
鳩尾が無事でよかったーってね。
そう考えると結構前向きに慣れるんです。」
軽く声をかけてから、またアクエリアスの様子を見る
(あー…これはあとさんにはなしかけてるってことか…)
『あとさん…もうちょっとめくる速度を遅くしては?』
と、スタンドを通して何気なく話しかけた。
「ん、まぁ腕はそれなりですけどねー。
災難がいろいろあって引きこもりたいなんて思ってた時があって、
その時期に飽きるくらいにゲームをしてたんです。
だから、結構ゲームは好きなんですよ。」
サラッと昔のことを暴露する涙音。
「んー、まぁそれはともかく。
どうでしょうか?みんなでロールケーキを仲良く食べるってのは」
と、3人と恋姫に向けて声をかけてみた。
107
:
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
:2015/11/04(水) 01:45:48
>>105
(灰羽)
「別にスルメくらいくうだろ……
えひ、アイドルでも食べるもんは変わらないって……」
ガジ
ガジ
スルメを噛む恋姫。
妙に感動する灰羽に、少し笑う。
・・・・そして。
「あー……」
ポリ
「……まあ、まじで困ってそうならな。
このスルメのお返しくらいはするぜ……えひ。」
問いには、そう答えた。
別にスルメをそこまで重視はしてない。
・・・・あくまで例えだ。
>>106
(朱鷺宮)
「お前らへの差し入れだし……
僕は別にいい……甘いの苦手だし……」
(……ってのはKY過ぎか。えひ。)
「……けどまあ、あれだ。
せっかくだしな……一切れくらい貰うか。」
……ともかく。
早く食べた方がいいのは事実。
「……ゲームできるのも、生きてるおかげだしな。
おk把握、また今度……違うゲームも差し入れてやんよ。」
(……怪我なんて、するもんじゃねえよ。
リアルには……治らない傷もあるんだぞ……?)
朱鷺宮の様子に考える。
複雑な思い。命さえあればいい――
・・・・それは危ない、気がする。
108
:
灰羽『アクエリアス』/立花『リンネ・ラジオ』『XTC』
:2015/11/04(水) 02:03:44
>>106
「引き篭もり……
まあ、なんといいますか、人に歴史ありですね」
パズルゲームを目で追う立花。
人のプレイを見るだけでも結構楽しいタイプなのだろうか。
「えっなにをォ?
あ、ロールケーキ食べるんです?」
灰羽は『アクエリアス』の行動を確認していないようだった。
しかしロールケーキ、皆に切り分けるほどの大きさがあるだろうか……
一人当たりどれくらいの大きさになるか……
>>107
「そうですか……」
「姉ちゃん友達にたかんなよ……恥ずかしい」
「えっ、いや、そういう意味じゃなくってぇ……例え話だし」
灰羽は弟にツッコミをいれられて恥ずかし半分、弟への怒り半分といった様子だった。
弟というものは立場が弱いものなのである。
『グルルルル』
『アクエリアス』が切れ味鋭い『盃』でもってロールケーキを切り分ける。
109
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/04(水) 17:06:51
>>107
「あーその…
うん、気を使わせてしまいましたかねー…」
少し申し訳無さそうに恋姫に顔を向ける。
とはいえ、どうやら本人は気にしてなさそうだ。
……そう、思いたい。
「まぁ…そうですね。
生きてることが一番ですよ…
はぁ…まぁ、腕が動かせる…ですしね。」
そう言いつつもゲームをやっている横顔は、
どこか涙音の複雑な心境を表してるかのようであった。
(やれやれ…
どうも、生きててよかったとか、思ってしまうな…
やっぱ私…命とかを深く考えてないのかな…急すぎて)
…思わず頭を抱えてため息を付いた。
>>108
「今は災難に対して、結構開き直っちゃった感はありますね…
結構、いろいろあったからでしょうかね」
そう言って時折涙音は遠い目をすることがあった。
と、
「あ、そうそう、一緒に食べたほうが美味しいですよ。
それにちょっと、他の方に買っていただいたので、気を使ってる…
のもありますかね。」
軽く笑いながらあとへ声をかけた。
一応このロールケーキはここにいる全員食べるだけの量はありそうだ。
(…はぁ…もしかしたらこうしたいから選んだのかも…)
どこか、涙音は人がいるということで安心感を得たかったのかもしれない。
(気にしないフリしてても…
ヤッパリ心の何処かで突っかかってるんだ…
ミサイルマンのことが…)
110
:
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
:2015/11/04(水) 23:06:11
>>108
(灰羽)
>>109
(朱鷺宮)
「…………えひ。
仲良いのなお前ら……」
それから灰羽姉弟のやり取りを見る。
思い出すのは、『妹だった』少女。
・・・・まあ、今はいい。
「別に……んなことで気ぃ遣わないって。
えひ、皆で食べたら……メシウマなんだろ……? 僕も乗ってやんよ。」
(えひ、こいつ妙なとこ鋭いよな……)
陰気な笑みを浮かべ、朱鷺宮に反論。
「…………」 (……あんま僕が深入りすんのはKYか。)
頭を抱えるのを見て。
少し、いたたまれなくなって。
「……そんなことよりおケーキ食おうぜ。
なんなら怪我人には、優しいお姫さまがアーンでもしてやろうか? えひ。」
冗談混じりに、『アクエリアス』に切り分けられるケーキを見る。
しかし皿はどうするのだろう?
フォークとかは付けて貰ったが……
(やっぱ、杯を皿にすんのかな……)
111
:
灰羽『アクエリアス』/立花『リンネ・ラジオ』『XTC』
:2015/11/05(木) 00:28:15
>>109-110
「やべえ、俺、アーンしてもらおうかな」
「お前のどこが病人なんだ? 頭か?」
『がう』
シャキーン
小学生がふざける中、『アクエリアス』がロールケーキを切り終わる。
甘いのが苦手という恋姫でも関係なく一切れは一切れ、等分だ。
「……どうやって食べんの? 皆で身を寄せ合ぅ……?」
灰羽はアイディアロールに失敗して、ロールケーキを分け合う方法が思いつかなかったようだ。
「この丸い刃物(?)は2枚しか出せないんですか?」
「え? 6枚まで出せるけどお……」
しかし立花が気づき、灰羽がよくわかっていない中、
『アクエリアス』は『盃』を出し皆に取り分けていった。
「ああ、『盃』をお皿にするってスンポね!
ふちが刃物みたいになってるからキヲツケテネ!
えーと、6切れか。『盃』が6枚だからちょうど足りてる……」
112
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/05(木) 00:33:29
>>110-111
「ん、そうですね。
ちょっと…目が覚めたばっかりなのでちょっと
血の巡りが悪くてナイーブになってるんでしょうね。」
そう言って改めて恋姫に頭を下げた。
「フヒヒ、いやーそれはありがたいですねー。
みんなのアイドルにアーンしてもらったなんて、
いい自慢になりますよー!」
と、少し楽しげに応える。
「…なーんて、ちょっとはしゃぎ過ぎですかねー、フヒヒヒ。」
「…こういう時はホントスタンドって便利ですよねー。」
チラチラとアクエリアスの動きを見ながらつぶやいた。
取り敢えず近くにゲーム機をおいて様子を見る。
「やれやれ、男の子は元気が一番ですねー。」
ちょっと嬉しそうに灰羽弟の様子を見てから…
「そうそう、その『盃』が見事に持ち運びに使えます!
…あ、そういえばよく切れるんでしたね。
そこは…注意しときますね。」
そう言ってロールケーキのうちの一切れが自分の元へとやってきた。
「うーん、なかなか美味しそう…ですねー。」
と、言いながら弟の様子を見る。
(…そういえば盃は…普通の人にも視えないよね?)
妙な感じに見えてないかと思ってまたも様子を見た。
113
:
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
:2015/11/05(木) 00:49:41
>>111
>>112
(灰羽、朱鷺宮)
「えひ……冗談で言ってんだよ。何もやばくねえよ……えひひ。」
シャキーン
(切れ味いいな……グレイズしただけでスパッと行きそうだ……)
ア―ンが必要なけが人。
灰羽(弟)はともかく、朱鷺宮はどうだろう?
「お前も……ゲームできんなら食えるだろ。
……まじにさせんなよな、僕が恥ずかしい……えひ。」
恥ずかしいのだ。本当に必要ならするが。
ともかく、全員に袋の中のフォークを渡そう。
・・・・そして。
「枚数ちょうどいいし……
便利アイテムだな、この盃。取り扱いちょいハードだけど……」
「それで、あ―……」
「……いただきます、するか……?」
折角、みんな揃って食べるのだし。
バラバラに食べ始めるより、いいのではないだろうか。
114
:
灰羽『アクエリアス』/立花『リンネ・ラジオ』『XTC』
:2015/11/05(木) 00:59:27
>>112-113
『アクエリアス』が皆にロールケーキを配る。
『盃』は実体化しているようだ。
見た目は朱塗りだが、重さや質感は金属に近い。
『アクエリアス』は実体化していないので、
灰羽弟からは『盃』が浮いて来たように見えるだろうが、気にした様子はない。慣れているのか。
「ンでは全員に行き渡りましたかね……んn?」
1:朱鷺宮 涙音
2:稗田 恋姫
3:灰羽 あと
4:立花 立花
5:灰羽 先理
この場にいる人間は5人。
切り分けられたロールケーキは6つ……これが示す答えとは?
『……』
バァァー――ン!
6:アクエリアス
「お前も食うのかォ! ……実質1人で2きれ食べてることにならないこれ!?」
灰羽は止めてほしそうだ。
そういえば朱鷺宮は『アクエリアス』が食べた分は灰羽の脂肪になるという話を聞いたばかりである。
君は『アクエリアス』からロールケーキを取り上げることも出来るし、灰羽を無視していただきすを宣言することもできる。
115
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/05(木) 01:05:03
>>113
「んー、まぁそうですね。
こっちに運ばれたんなら、自分で食べられますねーこれは」
そう言っていそいそとフォークをもらっておいた。
「いいですよ。
こういうのは一緒に食べるのが最高ですからねー。」
どうやら涙音は準備万端のようだ。
さっきよりかは血色が良くなっているっぽいようだ。
「えーっと…これで全部揃い…
揃い…?」
と、ここで視線はアクエリアスがあと一つ…
ロールケーキを持っているのがわかる。
「…おっとぉ!
ケーキが一個余ってますねー!」
涙音は少しわざとらしくそのロールケーキに手を伸ばす。
「どうしましょうかこれは…
お、お見舞いの分ですから私が…
い、頂いちゃってもいいんでしょうかねー!」
なんだかわざとらしく自分のものにしようとしている。
もちろん立候補する人間が他にいるならば…
他の人にあげようとか思ってる。
116
:
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
:2015/11/05(木) 01:23:02
>>114
>>115
(灰羽、朱鷺宮)
「えひ、そうだな……これで全員……」
グル
皿の行き先を見渡す。
朱鷺宮、灰羽、立花、灰羽(弟)に、自分に。
・・・・もう一枚。
「……えひっ。」
まあ切り分けたのも皿を用意したのも『アクエリアス』だ――
「まあ……いいんじゃね……?
そいつも意思あるんだし、その分分け前にしても……」
恋姫は脂肪問題を知らないのだ……
――と。
「えひっ……」
朱鷺宮が取り上げた。
こうなると『アクエリアス』がかわいそうな気がする。
しかし、灰羽か朱鷺宮、どちらのもとに二個入ろうがそんなに変わるか?
「あー……」
「どうするかな……」
「全員救済ルートとかない感じかこれ……? いただきますぅ……?」
・…疑問形だ。
117
:
灰羽『アクエリアス』/立花『リンネ・ラジオ』『XTC』
:2015/11/05(木) 01:36:48
>>115
『がうう!?』
ロールケーキを取り上げられて『アクエリアス』はしょんぼりした。
灰羽は朱鷺宮に小さくガッツポーズを送り、
立花は『アクエリアス』と朱鷺宮と灰羽の間に視線をさまよわせおろおろした。
弟は『アクエリアス』が見えないので、「まだ食っちゃダメなのか?」と言ってる。
>>116
3択―ひとつだけ選びなさい
①カワイイな『アクエリアス』は突如ロールケーキを奪い返すアイデアがひらめく
②仲間がきて別のお菓子をくれる
③食べられない。現実は非情である。
「よーしィ、ではいただきます!」
「いただきまーす。うまい」
「い、いただきます……(いいのかアレ?)」
答え―
答え③
答え③
>>115
朱鷺宮は『アクエリアス』の視線を感じてもよい。
118
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/05(木) 01:41:12
>>116
「…アクエリアスが食べた分は…
あとさんの脂肪になってしまうのです」
ちょっと小言で恋姫につぶやく
「よーし…
えっとそれじゃあ…」
そう言って涙音は手を合わせて
「いただきまーす」
と、ロールケーキをむしゃむしゃ食べ始めた。
「…おー、これはウンマイですねー!
なんというか…病み上がりにはちょうどいい…」
と、そこでアクエリアス(
>>117
)の視線が突き刺さる…
「んー…」
そして少し考えてから、口を開く
「…とはいえ、流石に 二切れ分食べるというのは…
さっきもくだものいっぱい食べましたし、ちょっと堪えますかね…」
と、しばらく考えてから。
「んじゃあ…この一つのロールケーキを更に等分するというのはどうでしょうね。
全員に分配するんですよ。いいアイデアじゃないですかね?」
アクエリアスも含めて、と考えてやってみる。
(…こんくらいなら脂肪の量だって大したことあるまい。
私って結構天才!)
謎の自信を持って思いついた答だった
119
:
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
:2015/11/05(木) 01:55:21
>>117
>>118
(灰羽、朱鷺宮)
「…………あまー。」
チラ
(めっちゃ物ほしそうじゃん……
物食うってレベルじゃねえぞ……
皆で食べたほうがメシマズ展開じゃん……)
チラ
(……)
理由はあるのだろう。
しかし、これでは、なんだか――
ズキ
ジク ・・・・
ズキ
「…………っ。」
と、そこで。
(……えひ、朱鷺宮かしこい……やさしみ……
こいつこそ優しいな……えひひ、大事な事だから二回……)
「……いんじゃね?
余ったらもったいないお化け出る……」
いいアイディアが出たので、賛同する。
これなら『アクエリアス』も少しは食べられるのでは……?
(……フラグっぽいこと考えんのやめとこ。)
120
:
灰羽『アクエリアス』/立花『リンネ・ラジオ』『XTC』
:2015/11/05(木) 02:14:35
>>118-119
ロールケーキを食べる皆。
ああ、朱鷺宮は長い病院生活を共にする『アクエリアス』の恨みを買ってしまったのだろうか。
このままでは朱鷺宮のお腹が危ない。
かと思われたが……?
> 「んじゃあ…この一つのロールケーキを更に等分するというのはどうでしょうね。
> 全員に分配するんですよ。いいアイデアじゃないですかね?」
気まずそうにしていた立花も、さらに貰えると理解した灰羽弟も、朱鷺宮の言葉に賛同する。
すると皆の声を聞き、『アクエリアス』が顔を上げ、近寄ってきた。
そして朱鷺宮の顔をチラチラとうかがいながら、1きれのロールケーキをさらに切り分けていく。
――その数6。
そして再度ロールケーキを配る
さすがに1/36では一口サイズとなってしまうが……
いや、『アクエリアス』が自身の前に置いた一切れ、これは他のものよりもわずかに大きい……?
「……いやあ、牛乳が欲しくなりますねェ」
自らのスタンドの涙ぐましい努力を見て見ぬふりをする情けがこの灰羽にも存在した。
『アクエリアス』は食べてもいいのか、また朱鷺宮に取り上げられないか様子をうかがっているようだ。
121
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/05(木) 18:51:33
>>119-120
「やー、いいアイデアですよねー。
ヤッパリ誰か一人に移動するよりも…
アレですよ」
そう言って時々恋姫に視線を向ける。
それから、あとや立花にも目を向けた。
「こうやってみんなで少しずつ分け合うと
あんまりギスギスしないですよねー。」
そう言ってまたため息を付いた。
「…むー、確かに、牛乳も一緒に
持ってくれば良かったですねー…
まぁ、後でドリンクでもいただきましょうかね。」
そう言ってもぐもぐと口を動かした。
…更に等分されて小さくなったロールケーキの中に
僅かに多いロールケーキの欠片がある。
「…まぁ、いただきますかね。」
そう言って、ちらりとアクエリアスに視線を向けて。
『いえ、気にしないでください。
取ったりしませんよ』
スタンドを通して優しく声をかけるのであった。
122
:
<ガオンッ>
:<ガオンッ>
<ガオンッ>
123
:
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
:2015/11/05(木) 23:36:33
>>120
>>121
(灰羽、朱鷺宮)
「えひひ……ありがとな、朱鷺宮。『アクエリアス』」
「イイハナシダナー……」
(あの目線には勝てなかったよ……ってとこかな。えひ。)
つぶやく。
上手いこといって良かった。
(なにチラチラ見てんだ……?
なんか言いたい事でもあんのか……)
……朱鷺宮の視線。
意味はいまいち察せない。
モッ
モッ
「あぁ……えひ、ごめんごめん。
ついでに飲み物も買ってくりゃ良かったな……その発想なかった……」
フォークで小さい欠片を刺し、食べる。
甘い。果物のおかげで、アクセントはあるが。
(こりゃスイーツだわ……
スイーツって言葉は遊びじゃねえな……)
目線はやや下。
124
:
灰羽『アクエリアス』/立花『リンネ・ラジオ』『XTC』
:2015/11/05(木) 23:52:18
>>121
>>123
『……ぐるる』
朱鷺宮が優しく声をかけると、『アクエリアス』は安心したように、
(しかし微妙に『フォートレス・アンダー・シージ』から防御するような角度で)
ロールケーキを食べ始めた。
一口なので、一瞬で食べ終わりそうなものだが、めちゃくちゃ小さく千切ってちょっとづつ食べている。
それでは逆に味がわからない気もするが。
「おもしれぇー」
「飲み物……あ、なにかトマトジュースがありますけど」
灰羽弟からしたら宙に浮いたロールケーキがちょっとずつ減っていくように見えるのだろう。
立花は目敏くトマトジュースを発見する。
液体を武器とする灰羽が戦いに持っていって使わずに終わったペットボトルのものだ。
「え、飲みたい人がいるならあげますけどぉ……ロールケーキをトマトジュースで……?
私はちょっっと……」
まあ、ロールケーキもそんなに量は無い。皆そろそろ食べ終わった頃だろうか。
(『アクエリアス』以外は)
125
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/06(金) 00:02:02
>>123
「あー、いえどういたしまして。
恋姫さんもいろいろと、ありがとうございます。
お見舞いの品をいろいろともらって…」
そう言ってとりあえずまたロールケーキを食べる。
「うーん、やっぱりこのロールケーキは正解でしたねー。
お見舞い向きの品ですよー。
フルーツのおかげでくどい甘さじゃなくて胃の中にすんなりと通るというか…」
そう言って少しずつじっくりと味わっていった。
(やれやれ…ヤッパリチラチラ見過ぎですかねー。)
他の人の様子を気にしているのも
動けないせいかもしれない。
>>124
『そこまで気にしなくてもいいんですけどねー…
あなたの本体のあとさんが、いろいろ気にしてましたよ。
その…あなたが食べた分がどうなるのかみたいな…』
スタンドから発せられる声。
果たしてこのアクエリアスは自分の本体のことをどう思っているのか…
気になりつつも、脂肪に還元されてしまうらしいことを伝えてみた。
「…妙なことが起こっても結構平気なんですね
弟さん…」
おもしれぇーの一言で済ましている彼を見て少し驚いた表情である。
「んー、できれば牛乳が欲しかったですが…
立花さん、私はこの際水分が取れればいいですよ。」
そう言ってほほえみかけた。
どうやらトマトジュースで良いと考えているようだ。
(単なるお水よりはいいよなー。
…あー、早く売店に行けるようになりたい…)
126
:
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
:2015/11/06(金) 00:24:54
>>124
>>125
(灰羽、朱鷺宮)
「ありがたいが……僕もトマトはパス……
スイーツ通り越してメシマズすぎる……」
「……朱鷺宮勇者だな。」
(ひょっとしてギャグで……ってわけじゃないよな……)
食べ合わせ、というものがある。
ロールケーキなら水のがよかろう。
モッ
モッ
「……」
ゴクン
「……ごちそうさま。
えひ……スイーツにしては美味かった。
僕が買って来ただけのことはあるな……」
「……選んだのは朱鷺宮な件な。えひ。」
クシ
口の周りをぬぐう。
・・・・さて。
(そろそろ……帰るか?
神さまのステマする空気でもないし……)
時間もいい感じだ。
まあ、取り立てて用もないし、面会時間ギリまでいてもいいが……
127
:
灰羽『アクエリアス』/立花『リンネ・ラジオ』『XTC』
:2015/11/06(金) 00:41:51
>>125
『しぼー……』
朱鷺宮は説明してみるが、首をかしげられてしまった。
脂肪とはなんなのか、なぜ脂肪がつくといけないのか……『アクエリアス』には難しい話だったのかもしれない。
「うん慣れてるし……つうか、そっちの姉ちゃん(恋姫)もスルーしてるけど、
やっぱりスタンド使いってやつなのか。
あ、俺もトマトジュースはいいや……」
「では誰もいらないようなので、朱鷺宮さんに」
立花が朱鷺宮にトマトジュースを渡した。
コップは無いが、他に誰も飲む人はいないので直飲みでいいだろう。
「では私もご馳走様です。皿……皿(?)は返しますね」
「うーむ……『盃』に汚れがついたまま解除すると、汚れがその場に落ちるかな……
落ちるよなァァ〜。一旦洗ってから解除しないとダメか……?」
灰羽はどうでもいいことを悩んでいるようだ。
ロールケーキは灰羽姉弟も立花も食べ終わったらしい。
『アクエリアス』も如何にちびちび食べていたとはいえ、量が量だ。さすがに食べ終わる。
128
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/06(金) 00:48:46
>>126
「うーむ、そうですかねー。
トマトジュース…割と美味しいんですよねー。
この間の代々薙…だったかな?精肉店さんで
頂いたトマトはなかなか美味しくて…」
…トマトが好きなのかは分からないが
どうやら嫌いというわけでもなさそうだ。
「ん、まぁ水分を補給できるなら
他にも味のついた何かがあれば、いいんですけどねー。」
喉が渇いてたんだろうか。
>>127
「…ダメか…」
どうやらアクエリアスには難しかったらしい。
それ異常の説明も長くなりそうなので、ひとまず置いておくことにした。
「えー…まぁ、
ここに集まっている人はだいたいスタンド使いですね。
…えっと…」
少し立花を見てから考える
(…そういえば立花さんもスタンド使いだってこと言ってたかなぁ…)
「あ、ありがとうございます。
じゃ遠慮無く」
そう言ってトマトジュースを
ぐいっ
っと飲み始めた。豪快な飲みっぷりである。
こぼれたらいろいろ危なそうだ。病院なだけに。
「ふー…
えっと、こっちもそろそろ食べ終わりますねー。
いやー、なかなか美味しかったですよこれは」
そう言ってから、最後の一口をぽいっと放り込んで
「もぐもぐ…
ごちそうさまでしたー。」
手を合わせて満足そうな顔で答えた。
「ふー…
なんだか、久しぶりな気がするな。
こんなに気が休まる時間って」
考えていることが口に出てしまうくらい、癒やされたようだ。
129
:
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
:2015/11/06(金) 01:02:34
>>127
(灰羽)
>>128
(朱鷺宮)
「……まあな。えひ。
つっても僕の『ブルー・サンシャイン』は……
物も出せないし、箸も持てないから、見せられないけど……」
「……これ。返すぜ。」
答えつつ『盃』を灰羽に返す。
そして、汚れ問題だが――
「僕が消しちゃってもいいが……
室内だしな。えひ……リアルSTGになっちゃう……」
「……『アクエリアス』が舐めとるとかどう……?
脂肪の加速待ったなし……えひ、絵面的に考えてもアウトか。」
などとろくでもないことを言いつつ。
立花がスタンド使いなのは、もう今さら何も言うまい……
・・・・そして。
「まあ……食べ物の好みは人次第だし……」
「……肉屋でトマト?
えひ、ギャグで言ってるやつ……?」
(……病院だもんな。
あんまジュースとか飲めないんだろうな……)
朱鷺宮に冗談を言う。
しかし、状況を考えると、笑いだけでも済まない。
・・・・今度はジュースをもって来よう。
「……僕、もうちょっといた方がいいか?」
朱鷺宮に聞く。
自分たちがいて気が休まるなら、それはいい。
130
:
灰羽『アクエリアス』/立花『リンネ・ラジオ』『XTC』
:2015/11/06(金) 01:19:01
>>128-129
「私あそこの精肉店でカボチャ貰いましたけど、
ハロウィンとか関係なく野菜売ってるんですね……」
立花は知っている精肉店らしい。
本当に肉屋なのか謎の店だ。
「まー、見せてもらっても見えねーしな」
灰羽弟がそう言う。もっともである。
朱鷺宮のジュースについては……そもそも入院1日目(2日目か?)である。
ジュースが恋しくなるにはまだ早い。ジュースジャンキー涙音でもない限り、恋姫の早とちりだろう……
『がう?』
「う〜〜ん、窓から病院の中庭に投げて、そこで解除するかぁ。
あとは蟻さんが処理してくれるでしょお」
『がうう……』
恋姫の提案に『アクエリアス』は目を輝かせる(髪に隠れてよく見えないが)が、
灰羽は他の処分方法を思いついたらしい。ポイ捨てだが。
「私はちょっと眠んくなってきちゃったかなぁぁ……」
「あっ、すいません、私はそろそろ暗くなるので帰りますね」
灰羽は少し眠いようだ。
立花は帰るらしい。立花が帰るとなれば灰羽弟も一緒に帰るだろう。
131
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/06(金) 01:25:04
>>129
「いや、実際そうなんですよ。
お肉やさんなのになぜか野菜も栽培してて
サービスでちょっとくれたりするんですよね。
妙なお店ですけど、美味しいですよ。」
と言って、盃を下げていく。
どうやら実際にそんなお店があるらしい。
「…んー…
まぁ、そうですねー…」
そう言って少しベッドに身を委ねる。
「もし、忙しくなかったら…
あ、いえ…
迷惑でなかったらですが…
しばらく居てくれると嬉しいですね…
なんだか…いろいろあったので…」
そう言って軽く微笑んでみせた。
一緒にいると安心するのかも、しれない。
>>130
「あら、立花さんもあそこに言ったことあるんですね?
たしかにいつでも野菜売ってるんですよねー。
メインがどっちなのやらですよ。まぁ、結構売れてるみたいですけど。」
そう言って頭に思い浮かべるのは
そこで店の切り盛りをしてる女性の姿。
ちょっと目が鋭いけど美人だ。
「ん、まぁ視えないほうがいいことも結構ありますからねー。」
と、ちょっとだけ冗談めかして応える。
まぁ、半分は本当であるが。
「あー、眠いなら寝た方がいいですよ。
そのほうが早く治ります。きっと…
あ、橘さんも長々とありがとうございます。」
そう言って手を振ってみせる。
「またいつでもおねがいしますねー。
私、この通り暇してますんでー。」
と、ほほえみかけた。
132
:
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
:2015/11/06(金) 01:43:19
>>130
>>131
(灰羽、朱鷺宮)
「えひ、まじ情報か……
今度見に行ってみるかな……」
(ツイに上げてるやついそうだな……)
少しだけ興味深い話。
冷やかし程度に。
「箸が持てたら……超能力だってことは見えるじゃん。イメージ的に……」
盃は見えないが、見える能力もある。
『ブルー・サンシャイン』にはそういうのはない。
・・・・光球は消すだけだ。
「えひ……もうそんな時間か。」
チラ
窓の外。
そろそろ、いい時間だ。
「灰羽スヤァか……まあ、僕もあとちょっとしたら帰るよ。
そろそろ……タイムオーバーになりそうな気もするしな……」
「また、来るしさ……
そん時は連絡するから……」
灰羽が寝る。二人も帰る。
恋姫も、少し遅れて……帰ろう。
・・・・あと三か月。
たまに、顔を出そう。
・・・・
・・・・
・・・・
「……また、な。灰羽、朱鷺宮。
おまいうだけど、夜更かしはほどほどに……えひ。」
バタン
133
:
灰羽『アクエリアス』/立花『リンネ・ラジオ』『XTC』
:2015/11/06(金) 01:53:24
>>131-132
「なるほど確かに」
恋姫の言い分に灰羽弟は納得したようだ。
まあ、箸持たれても他のスタンドとの違いがわからないだろうが。
「はい、また来ますね。では、えーと、お大事に」
「ロールケーキうまかったよ。じゃーなー」
そうして立花たちは小さく手を振りながら去っていった。
「さよならでーすぅ。
んーにゅぁ……では私もこれにて失礼」
恋姫を見送り、宣言通り『アクエリアス』が窓の外に『盃』をぽいぽい投擲したのを見届けると、
灰羽もベッドの周りのカーテンをシャーッと動かし、眠りに入ったのだった。
134
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/06(金) 17:01:01
>>132-133
「まぁ、楽しみにしてるといいですよ〜。
普通にいいお肉も売ってますし。」
そう言ってから、少し間を置いて二人の会話を聞いていた。
「…まぁ、そうですね。
ちょっと友達が一緒なおかげで
退屈しないで済みましたし…
これ以上はゼータクってやつですね。」
と、微笑みながら答え、軽くうなずいた。
先ほどとは違って安堵の表情だった。
「わかりました。
…私もそろそろ眠いですし、これからそうします。」
そう言って恋姫に対して手を振り見送っていった。
そして…
「立花さんに、えっと…あとさんの弟さん。
お見舞いありがとうございました。
またお会いしましょう。」
そう言って二人に向けても手を振って見送っていった。
「…じゃ、おやすみなさい。
あとさん。」
そう言ってから涙音も天井に顔を向けて
ゆっくりと目を閉じる。
(…私は生きてる…
たしかにここにいて…
それがとっても…幸せに思う…)
眠りに落ちていく中で、
自分の中にある暖かさを感じ、少し安堵の表情を浮かべていた。
135
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/11/09(月) 23:58:32
――――――――――――――――――――――――――――
「やーいつか言ったとおりになったわねー…
ほんとに入院することになったわねー。」
「…いやその…まぁたしかにそうですけど…」
「しかし今回は足だったわね…
その…ハンヴィー?とか言うのに轢かれた割には妙よね」
「…ほら、ちょうど避けようとしたところで足に…」
「…ま〜そういうことにしてあげるわね涙音ちゃん。
思ったより足の調子は良くなってるから…
まぁそろそろ車いすを動かしても良さそうね。」
――――――――――――――――――――――――――――
……入院してから数日が経過した。
涙音の足の状態は割とよくなっていたらしく、
取り敢えずは車いすでの移動くらいなら可能になったのであった。
ただ、点滴も手放せない状況なのでさほど大きくは動けないようだ。
カラカラカラ…
「はぁー…
お腹すいた…
やっと体を動かせる…」
病院の中庭で、軽く栄養ドリンクを飲みながらふと、空をみあげている。
「…あ…そういえば前髪も久しく染めてないな…」
ふと、自分の前髪をいじくりながらつぶやく。
入院中であるために、そんなオシャレをする時間もない。
トレードマークといえる赤メッシュの前髪もすっかり色が落ちていた。
136
:
鷲ノ巣『ゴールディー』
:2015/11/11(水) 23:02:35
バサッ
髪は整えた。
ザザッ
服もばっちり。ゴシック調のブラウス、スカート。
ボレロコートを羽織り、ロングブーツを履く。
チャラ・・・・
――――お気に入りの『土星のネックレス』もかけた。
「…………か、えり……ましょう、か。
思、ったより、長居してしまいました、が。……」
『退院』。
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