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【場】『黄金原駅』 その3

67鈴元 涼『ザ・ギャザリング』:2015/07/24(金) 00:54:46
>>66

「これ飲みぃ。」

とりあえず手に持ったスポーツドリンクを手渡す。
ついでに懐から扇子を取り出しあおぐ。
涼しい風が顔や首筋に当たる。

「あんさん、大丈夫?食欲とかある?
 あ、名前聞いてへんかったね。僕、鈴元涼。あんさんは?」

適当な話題をふり、意識があるかを確認する。
鈴元は医者ではない。が、保健体育の授業により熱中症について多少なりとも知っている。
割と危険な状態だというのは分かる。

「気持ち悪いとかない?」

(円山さん。まだかな……もう救急車呼ぼか?)

そう思ったところで二人の近くに白い車が止まる。
鈴元の表情から呼んだ車であることが分かるだろう。

「乗って。車ん中のが涼しい。」

車の戸を開けると
手馴れた動作で車の椅子を倒し、簡易的なベッドを作る。

「乗れへんのやったら、手伝う。」


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