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【場】『黄金原駅』 その3

435石動 遥道『アルター・ブリッジ』:2016/01/08(金) 00:57:40
>>434
「あっはっは、お姉さん面白い人だねえ。
咥えたまま寝ると、たぶん体温で解けて、目が覚めたときにはすごい事になってそうだ」

今度は普通に笑う。
心の距離が縮まったのか、敬語ではなくなった。

「あー、なるほどねえ……寝具業界も大変なんだ。
絶対数が減ってるのもあるんだろうけど……
据え膳上げ膳の親元で暮らして、近くの会社に入って、
大博打に出ることも無理をすることもなく『人生というレール』の上を『通り過ぎていく』……
……こりゃ俺のことか」

そう言いながら線路を見つめる。


「あー、なんか会社行きたくねえや。
いっそこのまま電車が停まっちまえば、今日だけでも、どこか別のところへ出かけられるかね」


ユラァ……


あなたは、『陽炎』のようなものが私の身体に重なって見える。
完全に重複しているためはっきりと区別しづらいが、それは『スタンド』だった。


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