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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1

1『語り部』:2015/06/05(金) 00:13:53
『ヨハネスブルグの虹』専用スレッド。


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979『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/08/13(土) 02:41:01
>>975(ウィル)

    ゴ  ゴ  ゴ  ゴ ゴ  ・ ・ ・ ・

 
教会を揺るがす地震に耐えながら、
寄り添った壁に耳を寄せ、菊川に尋ねるウィル。

謎の手の束縛を逃れ、
『ハッピー・オルガン』は跳ね飛ぶように後方に距離を取った。
井上も身を翻し、かなり強引に椅子群に飛び込み、身を隠す。

(──ぼくじゃないよ。
 ぼくの『ジ・ユーズド』が動かせるのは、本来の可動範囲までさ)

(今、教会を動かしてるのは──『筋肉』。
 アルメニアン教会の床下に、ナツメグが『肉詰め』をしたんだ。
 教会自身を壊すような使い方は出来ないけど、『揺らす』だけでもご覧の通り。
 『地の利』を一方的に奪う、【殺し屋】『ナツメグ』お得意の戦術さ)

そのナツメグは、巨体もあってか、地震の影響を受けた様子はない。
だが、この機に乗じてルンクスを攻撃しようともしない──
その目は、謎の手が消えた揺れる水面を、食い入るように見つめたままだ。

地震は始まりと同様、唐突に終息した。
時間にして数秒──
一番の変化は、轟音とともに、祭壇が北方向に倒れたことだ。

「チッ・・・・なかなかいい座り心地だったのにヨ」

              ザ ザッ 

突発的な地震にすら焦りを見せず、
ルンクスが両の足で、揺れの収まった床に降り立った。
その胸に照準を狙い定めるウィル──

「撃て! 早く撃て! 殺せッ!!」

井上が叫ぶ声が聞こえる。
だが、『エンジェルス・ラダー』がその間に立っている。
ルンクスからは斜めの位置、構えも緩やかなものだが、
隙があるようには見えない──左右と前方に敵を迎えた、今でさえも。

浜岡:
「・・・・いいや。
 あれはただの水たまりさ、ウィル」

「だが、『偽物』を作り出す鏡なら、あるんだよ。
 『バートリーの鏡』──
 『ドッペルゲンガー』を生み出す、呪いの鏡さ」

「あたしは・・・・
 随分と昔に、そいつを覗いちまってね」

                ス

波紋の収まった水たまりから、再び、女の指先が現れる。
今度は手に留まず、腕が、体が──姿を現す。

>>977(高遠)
通路の幅でも、かろうじて回転は可能だ。
だが、この『揺れ』・・・・地震は、『踊り』の天敵だ。
障害物以上に動きを阻害されてしまう。

かろうじて椅子の最前列に到達するも、
慌てて椅子に捕まり、揺れをこらえざるを得ない・・・・当然、スタンド発現は『不可能』だ。

地震は始まりと同様、唐突に終息した。
時間にして数秒──
高遠はそこで、浜岡に疑問を投げかける。

浜岡:
「安心しな、高遠。
 あたしゃ、そこまで間抜けじゃないさ。
 女はもちろん、体液の一滴だって触れちゃいない。
 あんたも十分に用心おしよ」

逆に自分の心配をされてしまうほどだが、
浜岡の様子は優れない。
ナツメグも浜岡も、降り立ったルンクスすらおざなりのまま、
その目は水面に向けられたままだ。

そして──高遠もまた、
ウィルの聞いた浜岡の言葉を聞く。
『バートリーの鏡』とは、一体何なのか?
そして、水面から現れた人物とは──?

980『ヴァージンロード・クルセイダーズ』:2016/08/13(土) 03:06:43
>>978(井上)

              ──ヒュ バ!!

超人的な反射神経で、後方に距離を取る。
地震はスタンドには、そこまでの影響を及ぼさない。
逆にルンクスの座った祭壇が北方向に倒れ始め、
『馬面』の追撃を阻んだ──脱出成功だ。


井上は身を翻し、床に足を伸ばすも、
流石に急ブレーキには無理がある・・・・
床に触れ、転倒した勢いのまま、西側の椅子群に突っ込んだ。
結果的には狙った通りだが、態勢を取り戻すのに時間がかかりそうだ。


                   ズ ズウゥン・・・!

『ハッピー・オルガン』から『10m』前で、
ルンクスが祭壇から降り立った。
足首に痛みはあるが、稼働に影響はないだろう。
経験的には、『ハッピー・オルガン』の怪我は自然治癒する。
だが、その治りは人間より多少早い程度でしかない。
戦いの場で『治癒』を期待するのは、『不可能』だ。

         ズ ズ ・・・・

揺れは急速に収まったが、ルンクスの左に詰めたナツメグは、
何故か攻撃しない──その目は、前方の水たまりを凝視している。

果たしてその理由が、次の瞬間わかった。

揺れの収まった水面から、再び女の指が生えたのだ。
そして──

                   ゴ ゴ ゴ        ゴ ゴ ゴ


>ウィル、高遠、『ハッピー・オルガン』

                ス    ゥ ン

衆目を集める水面から、再び現れた、女の手指。
続くは、白磁の輝きを帯びた長い腕。
夜の嵐にの如く乱れたストレートの長髪。
蠱惑的な笑みを浮かべた横顔。大胆に開いた胸元。
彫刻を思わせる輪郭を描き出した細腰の肢体──


                   ゴ ゴ ゴ        ゴ ゴ ゴ


年の頃は二十歳前後。
背は高くないが、漆黒のボディースーツを着たその黒髪の女性は、
一目見て、常人ではないことが見て取れた。

この女は──『危険』だ。
抜き身の刃や銃口と同種の畏怖が、その佇まいから伝わってくる。


「見損なったぜ──オフクロ」

黒髪の女に、まずつぶやいたのは、ナツメグだ。

きゅり、と首だけ捻ると、
女はナツメグを見つめ──笑みを浮かべる。


                        「久しぶりだねえ・・・・『ナツエ』」


>>976(エイノー)

                ズ ズズズ ・・・・

最速で前に進むエイノーだが、
この揺れでは、足取りはおぼつかない。

だが幸い、地震はものの数秒で収まった。
エイノーは告解室の前を通過し、鐘楼室の扉を開ける。
そこは、ちっぽけならせん階段があるだけの部屋だ。
鉄柵に囲まれた階段は真上に伸び、鐘楼へと続いている。

『ラッパ』の音色が、ひときわ大きく響き渡った。
間違いない──菊川の情報通り、
鐘楼への出口は扉の類で塞がれてはいない。
よく通る音が、何よりの証明だ──


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