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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1

512小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/10/27(火) 22:06:58
>>507
 
迷いのメカニズムは何となく察せる。
そして……回答の精度は変わらない。
融通の効かない能力の、融通の効くところ。

      (問題ない、問題ないぞイルソン君……)

「この調子で……虱潰しにしていこう。
 いつかは絶対見つかる……見つけるんだ。」
       「もちろん、なるべく早くがいい……」

     グイ

額の汗を拭く小角。
今は敵がいない。質問も自分の番ではない。

「……一つ一つ……で、出来ることをしていくしかないさ。
 液蜘蛛がモナリザを倒してくれるかは、そうだね、わからないけど……役には立つんじゃあないかな……」

細かに設定した条件は攻撃には役立つが、かえって突破されやすさを高める。
まあ、それを突破するために動くなら、青田は多少戦いやすくはなるだろう。

        ・・・・融通の効かないスタンドだ。お互いに。

「スヴァルトのことは……うう、本当にどうしようか。
 ルンクスのことすら、満足に調べられていないのに……能力だって調べたい。しかしこうなっては……ううむ。」

ルンクスは言わば『他人事』だ。
そうは言っても大切な他人だが……自分達が戦う相手ではない。

スヴァルトや、モナリザは違う。
今まさに戦っている相手だ。彼らをなんとかせねば、調査は無に帰るし、そもそも死ぬ。

       ・・・・どうするか。

とりあえず周囲を見まわそう。
何か……動く物とかはない? 小まめな警戒は安全に繋がる。


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