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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
506
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/27(火) 00:49:25
>>498
>>500
(エイノー)
脂汗が一気に噴き出すのをエイノーは感じる。
鋭利な刃物で傷口の周囲を突き刺されるような痛み。
電流のような痺れ・・・・それらが一気に、右脚を駆け上ってくる。
ネクタイを取ると足を縛り、向う脛の傷口に電熱ライターを当てる。
傷口が焼ける匂いを嗅ぎながら、激痛をこらえた。
シュウウウ・・・・
焼いた傷口から立ち昇る煙。出血は止まった。
傷口はみるみる腫れ上がっていくが、指を突き立て『瀉血』を施すと、
次第に痛みは引き始めた。
右脚の痺れは続いているが、強くなりはしない・・・・
本物同然の毒ならば、こうまで対処が効くとは思われないので、
おそらくは『蠍』の解除が、毒を急速に弱めたに違いない。
少なくとも『呪術的効果』ではなかったようだ。
部屋の中央では、
高遠がスタンドと踊りながら周囲を警戒している。
脳に直接入ってくるような曲とリズムが部屋に流れている。
太鼓の音ではない、心落ち着く調べだ・・・・
>>501
(高遠)
隣室から漏れ聞こえていた太鼓の音が、銃声とともに止まった。
『クレモンティーヌ』によって流れる音楽の影響はあるも、
太鼓の音を聞き逃すほどではない。音源はどちらも破壊した。
高遠は回転しながら、室内を警戒する。
『蠍』は消えた。他に動物が現れ出る気配はない。
一旦、穴から戻り(スタンドは解除)、調査組を確認するが、
紫がいつのまにか拳銃を握っている他は、異常はない。
『質問』は継続して続いているようだ・・・・
会話の内容から、愛川が『液蜘蛛』を青田に向かわせる流れだと知る。
>>499
(青田)
目を閉じたまま、可能な限り速く距離を取る青田。
視界は『モナ・リザ』のそれを代用し、『名画の女』から『8m』ばかりも離れた。
ズギュ!
そこで『八木アンテナ』を発現(長さは『何cm』のものか?)、脚の甲に設置した。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
『モナ・リザ』の視界が握られたスマホに移り、電話番号を入力する。
すぐに青田を視界に収めながら、会話を始めた。
「──旦那様。
スタンド使いに攻撃されました。
『アンテナ』のようなものを生み出す能力です。
私にも何か投げつけてきました」
ゴ ゴ ゴ
「『小角 宝梦』の捕獲を優先しますか?
それとも、スタンド使いの始末を・・・・?」
──キキ キキ!
その手の『ガイドポール』が床のタイルを削り、悲鳴を上げさせる。
「はい。はい。なるほど・・・・承知しました」
バツ!
突如、『モナ・リザ』の視界が消滅する。
設置した『携帯アンテナ』の反応がない──破壊されたようだ。
目を閉じ、投げたのが失敗だったか。
薄手の着衣の女は、想像以上に『接触』に敏感だったようだ・・・・
「はい。はい。
『青田 普』・・・・『トライブ・コールド・クエスト』・・・・」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
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