したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【ミ】『業の華 ― black ― 』

763板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/11(水) 00:43:43
>>762
回答感謝。

>>758

    「いいや、『音楽』だ」

そのまま左側から回り込むように、『種火』のもとまで駆ける。
この際、できるだけ『ガス・バッカス』とは『種火』を中心にした対角線上に並ぶように位置取りたい。
それでようやく、『大我』と『ピアノ』を射程内に収められるはずだ。
アルコール度数が非常に高いウォッカは『チャンス』でもあるが、射程外であれば攻撃はできない、ここは見送ろう。
なお、『ウィズイン・サイレンス』はいつでも演奏できるように構えておく。

764山田 浅海『アーカム13』:2015/11/11(水) 00:59:34
>>758

駆けてくる『ガス・バッカス』。その前に酒を飲む『酒井』。
なるほど、速度は『アーカム13』よりも上か。だが、その身長はまだ低い。
そのリーチも本来より短く、ましてや移動してからの打撃だ。対応する時間はあるだろう。
『アーカム』にはガードをさせつつ、本体がバックステップすることで、
回避、不可能だとしても相手のパワー及びスピードの減衰を狙う。

そして自身を対象に、その左前に『滑車』を設置、部位は胴体。
『ガス・バッカス』の右側に回り込むように、本体、『アーカム』ともども移動したい。
ついでに本体へもやや近付く軌道となるだろう。

765『悪童ウォーズ』:2015/11/11(水) 01:32:03
>>764(山田)

           バァッ

迫ってくる『ガス・バッカス』の拳に対し、
『アーカム』にガードを取らせる『山田』。
その動作と同時に『山田』自身はバックステップを試みるが、
(>>756)で『山田』は前方へと駆けており、
そこから背後へ飛ぶには一度『静止』を挟む必要がある上、
更に『アーカム』の操作を同時に行いながらの為、
集中力が大きく乱れ――足が『もつれる』。
(『滑車』の設置はまだ出来ていない)


だが『ガス・バッカス』の腕のリーチは、
未だ『小学生程度』。対処は可能ッ!

               グググ… 

その瞬間、『ガス・バッカス』の腕が伸びッ!
10数cmの『リーチ差』を一瞬で埋めるッ!これは『成長』ッ!
(>>758)で煽った『ウォッカ』が『養分』となり、
体躯が一回り程大きくなッたのだ!(現在成人男性程)

                   バギャッ!

『ガス・バッカス』の拳が『アーカム13』の腕を掠めるッ!(パC)

             「あれェッ、
              外しちまったぁ。
              あああ、なんらよ畜生 ヒクッ」

椅子に座ったままの『大我』の顔色、
『酩酊』の域に達しつつあるのは明らかだ…。

>>763(板踏)
『アーカム』と『バッカス』が攻防を繰り広げている隙に、
左側から回り込むように『種火』へ駆ける『板踏』。

            「音楽れぇ。
             ああ、そうですかい ヒクッ」

『酒』により判断力が鈍ったのか、
『板踏』が『射線』に並ぶのを防ごうともしない『大我』。
此処は既に『射程距離』だ――。

766山田 浅海『アーカム13』:2015/11/11(水) 02:01:00
>>765

質問です。
『ガス・バッカス』の拳が飛んでくる前、つまり駆けてくる時に停止し、
そして拳の前に下がるつもりでしたが、それでも間に合わないでしょうか。
あるいはどちらも『ワンアクション』に収まるほど、例えば体術に優れていそうな様子はありましたか?

767 『悪童ウォーズ』:2015/11/11(水) 02:09:16
>>766
失礼しました。此方の認識不足です。
『山田』のバックステップは完了しています。
(『滑車』の設置は未だ行えていません)

768山田 浅海『アーカム13』:2015/11/11(水) 23:31:56
>>765

「わたしはそもそも『頂点』などというものに興味はない」
「『不良』同士の殺し合いなどげっぷが出るほどやってもらって構わん」
「だがキサマたちは『危険』だ」「『日野』もおまえも・・・そいつらの中心になるなら処刑するのみだ」

やはり巨大化したか。だが、パワーはまだ『アーカム』には及ばない。
そして『射程距離』、その近距離パワー型相当の能力の割には長い。
『酒』を飲むことでパワーとスピードを上げ、それが限界を超えると爆発する能力か?
だが、酒で酩酊すれば細やかな動作は苦手になるはずだ。

なおバックステップで着地をする前に『滑車』を設置できなければ意味はない。
よって設置は諦め、斜めから回り込むように接近しよう。
ついでに先ほど千切れた『譜面台』が落ちていれば、あるいは他の投擲に使えそうなものがあれば、拾っておく。
『射程距離』を活かして前に出せば出すほど、本体はフリーになるからだ。
当然『ガス・バッガス』も黙って見てはいまい。再び接近し、攻撃してくるようなら今度は殴り返す。
目の前の敵への対応が最優先であり、仮に酩酊して攻めあぐねてくるのであれば、投擲を行うつもりだ。

769板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/12(木) 00:51:49
>>765

    「どれ、今に聞かせてやる」

               スゥゥゥゥゥゥゥゥゥ―――

大きく息を吸って、『全力演奏』。
身体の向きは、放射状に広がる『ウィズイン・サイレンス』の効果範囲の左端がギリギリ『大我とピアノ』にかかるように。
というのも、スピードで勝る『ガス・バッカス』がこちらに飛んでくる可能性は考慮しておきたいからだ。

                   パパァァァァァァァァァ―――ッ

そして、『延焼操作』。
まず最初だけ『ガス・バッカス』の方向へ炎を伸ばし、すぐにカーブを描いて『大我とピアノと酒』に炎の帯をあびせかける。
要するに『>の字』の形に炎の帯を伸ばす。『ガス・バッカス』に炎は当てず、自分の目の前ぐらいですぐに曲げるが。
敵との間に遮断幕を作ってからの攻撃だ。あれだけ酒気を孕んでいれば、よく燃えるだろう。 パス精BBB

770『悪童ウォーズ』:2015/11/12(木) 01:13:54
>>768>>769(山田・板踏)


        「処刑れぇーッ ヒクッ」
        「へぇ〜〜ッ」

「俺は俺れぇーッ
 酒をのむらけだけどぉ」        グッ

床に落ちた『譜面台』を拾い、
回り込むように『大我』に接近する『山田』。

               パパァァァァ―――――ッ

     ボッ!   ボボボッ!

教室内に響き渡る『トランペット』の音色ッ!
『板踏』の『ウィズイン・サイレンス』による『全力演奏』ッ!
その金管楽器の音色に呼応し、床で燃えていた『炎』が『帯』に変化ッ!
『大蛇』のようにウネリ、くの字の軌道を描き『大我』を襲い――ッ!


         「あ、あれェ
          れらあ ッ」

                ボオォォォ!!!  「あ”あ”あ”あ”!」

身体に燃え移るッ!更には『ウォッカ』にも引火し勢いは増大ッ!
火を消さんと絶叫をあげながらその場で転げまわる『大我』ッ!

             『パミィィ…』

『ガス・バッカス』の動きがッ!そして『成長』が止まるッ!
『スタンド』『本体』ともに『隙だらけ』・・・!

771板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/12(木) 22:04:24
>>770

     ♪
          ♪
               ♪


『火炎強化』を取りやめ、炎の帯を解除する。
これ以上燃やすこともないだろう。なにせ、ここには山田先輩がいる。
決着はついた。
だから能力はもう使わず、『ウィズイン・サイレンス』でただ音を出すだけだ。
『応援歌』か、『鎮魂歌』か、ちょっと判断に迷うところだが。

772山田 浅海『アーカム13』:2015/11/12(木) 22:34:28
>>770

「ッ!」

首尾よく『譜面台』を拾ったところで、まるで意思を持ったかのような炎が『酒井』に襲いかかる。
『アルコール』を摂取する敵に対して炎は相性が良いだろうが、そうでない相手にも
この業火は強力だ。『ウィズイン・サイレンス』の本領発揮といったところか。

「『酒』さえ飲めなくなれば・・・キサマなど恐るに足らん」

『譜面台』をアーカムのパワーで『酒井』めがけて投げつつ、本体、スタンド共に接近。
『3m』以内に入ったなら、投擲で怯んだところへ、更に『アーカム』の左拳で頭部への追撃を狙いたい。

773『悪童ウォーズ』:2015/11/12(木) 23:30:37
>>711-712(板踏・山田)


             ボボボボボォォ――ッ

             「あッ熱ィッ!
              ちょ、こんッ!」

             バヒュンッ!

             「『ガス・バッカス』ッ!」
                            ガキィィーンッ

火だるまとなった『大我』目がけ『譜面台』をブン投げるッ!
当然『大我』は何とか『ガス・バッカス』でそれを弾くが、
勿論『山田』と『板踏』の『想定内』ッ!


          メ
            ギィ  ヤァ

             ゴ
             ォ
             ン
            !!

『板踏』の応援歌とのセッション。
『大我』の頭蓋骨が砕ける音が室内に響き渡る――ッ

                  「酔いも覚めるゥ
                       ッてのォ…」

アルコールが作用し派手に頭から血を噴き出す『大我』。
『ガス・バッカス』の像がブレて消える…。

774山田 浅海『アーカム13』:2015/11/12(木) 23:49:57
>>773

「手こずらせてくれたが・・・我ら二人の『デュオ』の敵ではない」

「おまえの言葉を借りるならこんなところか?『板踏』」
「先ほどの一撃は見事だった・・・わたしだけではもっと苦戦していただろうな」

後輩を労いつつ、再び『音楽室』の外へと出る。
腕の痛みを無視して『バイク』を担ぎ上げよう。向かうは屋上だ。

775板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/13(金) 00:00:58
>>773-774

     「……汚い音だ。悪くないセッションだったがな」

『ウィズイン・サイレンス』を解除。

     「いや、俺だけならもっとどうしようもなかったよ。
      助かった。手は大丈夫なのか、山田先輩?」

爆発で負った負傷を気にかけつつ、マッチ箱を足で踏んで消火。
自分も音楽室を出て、屋上へと向かおう。

776『悪童ウォーズ』:2015/11/13(金) 00:19:49
>>774-755(山田・板踏)


             ピクピク…

互いに労いの言葉をかける『山田』と『板踏』。
『音楽室』を後にし、
右痛みに堪えながら『バイク』を担ぎ『屋上』へと向かう『山田』と
それに続く『板踏』――

777『悪童ウォーズ』:2015/11/13(金) 00:23:25

疲労した身体に鞭を打ち、
『屋上』へと続く階段を上る2人。
(途中、顔面をボコボコに腫らした『徳井』が、
 踊り場で気絶していたが『ハルマ』と戦ったのだろう)

 ギシッ
               ギシッ

『屋上』への扉の前までやってきた『山田』と『板踏』。
この先に『寿理馬射摩』が待ち構えている――!

778山田 浅海『アーカム13』:2015/11/13(金) 00:40:49
>>777

「・・・・・扉を開けてくれ」

『板踏』に頼み、扉を開けてもらう。
『アーカム13』の手が塞がっていようと、ドアを開くことはできるが、負担はできるだけ避けたい。
相手はどうやら騙し討ちをするつもりはないらしい。突然の奇襲などという策は使わないだろう。

779板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/13(金) 00:47:17
>>777-778

    「…………ああ」

頷き、扉を開ける。
いよいよ決戦だ。『ハルマ』は先についているのだろうか。
……無茶をしていなければいいが。

    「さぁ、来たぞ『寿理馬射摩』ッ!」

780『悪童ウォーズ』:2015/11/13(金) 01:06:43
>>778-779


           ギイィィィ――ッ

意を決し扉を開く『板踏』と『山田』。
いよいよ、いよいよ『最終決戦』だ…。

            バ タッ


             「あッ、
              山ピーにフミフミーッ。
              元気してたぁ〜?」

二人の視線の先、飛び降り防止の為の金網に
背をひっ付けたソファに腰を掛ける『寿理馬射摩』の姿。
その手にはペットボトルのお茶が握られている。

               「ウ… ウ… 
                あ…ッ ああ…ッ」                「よぉやく、来たのかよぉ ォォ…

                遅ッせ えッて 、ヘヘ」

『寿理馬射摩』の足元に転がるは『ハルマ』。
その全身から血を流しながら力ない笑みを2人へと向ける…。

   「ハルマちゃんも、
    中々にイイ感じだったよぉ」


                 ペロォ・・・

『寿理馬射摩』が頬に付着した
『返り血』を指でぬぐい取り、舐めた。

781山田 浅海『アーカム13』:2015/11/13(金) 01:19:04
>>780

「・・・・・」

無造作に、『バイク』を前方の地面に叩きつける。
『ガソリンタンク』が傷付けば、中の『ガソリン』も漏れ出すだろう。
『火種』としては申し分ない。

「『赤西』を巻き込む恐れがあっては存分に戦えない」
「戦闘の邪魔にならない場所に誘導したいが 構わないな?」

訊ねる。今まで伺っていた『日野』の性格からすれば、快諾しそうなものだが、果たしてどうか。

782板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/13(金) 22:27:54
>>780

   「ハルマ……ッ!」

こっちは二対一で、そう時間がかかったわけでもなかった。
だが、あいつは一対一で俺たちより早くここにたどり着き――――そして、負けた。
それも、見る限り『寿理馬射摩』はほとんどダメージを負っていない。
……『寿理馬射摩』の実力のほどがうかがい知れるというものだ。

『寿理馬射摩』が山田先輩の言葉に了承を示したら、即座にハルマのもとに駆け寄ろう。

783『悪童ウォーズ』:2015/11/13(金) 23:27:28
>>781-782(山田・板踏)

          「ウンウン。
           そうだよねぇ〜ッ。
          『ダチ』を巻き込むのは勘弁だよねーッ」

          「よッと」 

                ガシャァッ!

『アーカム』の膂力に任せバイクを叩きつける『山田』。
破損したタンクから見る見るとガソリンが流れてくる…。

                  「ハルマちゃん、
                   頑張ったもんねェーッ。
                   どう考えても勝ち目ないのにねェーッ
                   おー、よしよし」
 
「ヤ、め、ろォッてのォ…」

ソファから降り瀕死に『ハルマ』の頭を撫で笑顔を見せる『寿理馬射摩』と、
それを払おうと抵抗する『ハルマ』。 
                    「うんうん、
                     それじゃあ『回収』してもらえるカナ?」

.――――――――――.
|□□□□□□□□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□□□↑□□□□□┗――――――¬
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|ソ□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|フ寿□ハ□□□□□□□□□□□□□.|❚
|ァ□□□□□□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□◆◆※□□□□□□□□□□.|
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□□□□―――――――
|□□□□□山□□■■■|
|□□□□□板□□■■■|
|□□□□□□□□■■■|
|□□□□□□□□■■■|
.―――――――――――.
(※…周囲は3m以上あるフェンスに囲まれている

  ■■
  ■■ … 建物。雨避けの為か屋根が付いている
  ■■

  ◇◇
  ◇◇ …建物の上に設置された『給水塔』。
  ◇◇  
 
  ◆◆ …『山田』が叩きつけたバイク。※は『ガソリン』。

784山田 浅海『アーカム13』:2015/11/13(金) 23:46:22
>>783

『イラッ』

「そいつに触るな」

『日野』を睨みつける。
武闘派と言われども、躊躇なく敗者へと鞭を打つレベルという事か。
それとも無自覚故にか?それならば余計性質が悪いだろうが。
少なくとも、こいつは『酒井』よりはやりがいがありそうだ。

とにかく『アーカム13』で『赤西』を掴み、自分たちが入ってきた扉の横に座らせておこう。
意識が保てるのなら、『日野』がブチのめされる姿を彼に見せてやる。
行動の最中、念のため片手は『日野』の奇襲に備えておく。

785板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/13(金) 23:55:06
>>783-784

      「チッ……!」

はらわたが煮えくり返るような気持ちを堪える。
ハルマの下に駆け寄りたい……が、山田先輩と『アーカム13』が向かうのであれば、板踏が向かう意味は無い。
となれば、自分が取るべきは……ああ、ポケットの中の『ジッポ』に手をかけることだ。

      「言っておくが……『二対一』だとか『女』だとか、そういう理由で手加減するつもりは一切ないぜ……
       おまえは俺と山田先輩……そして『喜郎』と『ハルマ』の『カルテット』で倒す……ッ!」

786『悪童ウォーズ』:2015/11/14(土) 00:08:53
>>784(山田・板踏)

                 「あっ、
                  そーか」

                 「ウチら一応『敵』だもんね〜ッ。
                  そぉ〜だよねぇ。ごめんねっ」

無自覚なのかは定かではないが、
『ハルマ』の尊厳を踏み躙るような言動を取る『寿理馬射摩』に、
不快感を露わにする『山田』。
その感情を押し殺しポケットの中の『ジッポ』を手に取る『板踏』。

               ドサァ

               「すまねェ、な…
                此処で見学してっからヨ…
                見せてくれよな。俺達の『勝利』をよ…」

壁に移動させれた『ハルマ』が笑う。

787『悪童ウォーズ』:2015/11/14(土) 00:15:04

「でもウチは、
 『スリヴァイルマ』だからさ」

        ズオ

           ォ オ ォ ォ ォ…

瓢々とした雰囲気を漂わす『寿馬射摩』の傍ら、
屈強な、『インディアン』を連想させる羽根飾りの意匠を組み込んだ、
人型スタンドが現れる…。

           「それじゃあ、
            始めよッか」
  ゲロコー   テッペン         ワル達  センソー
「『月路高』の『頂点』を決める為の『悪童』の『戦争』
 『悪童ウォーズ』をねッ!」

788板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/14(土) 00:28:59
>>786-787

   「上等……『モーツァルト』に『ヨロシク』して来てくれよ……!?」

……なんだろう。なんかこう、感染した気がする。

が、それはさておき最終決戦だ。

相手は近距離パワー型、能力は一切不明……だがいずれにせよ、板踏が取るべき行動は一つ。
ポケットから取り出した『喜郎のジッポ』に火をつけ、『バイクのガソリン』目掛けて投擲。
着火し、『ウィズイン・サイレンス』を構える。まずはここからだ……!

789山田 浅海『アーカム13』:2015/11/14(土) 00:40:13
>>786-788

「ハッ!揃いも揃って『悪(クズ)』足らざる『悪童』どもが」

「だが運が良い」「そうなっていればキサマたちの命はなかったのだからな」
「ここで『更生』させられることを泣いて喜べッ!」

板踏がガソリンに火を付けるならば、こちらはフェンスの方へと近付く。
『アーカム13』のパワーを用いて、フェンスの一本を両手で千切り、『棒』のような形状にして左手に持たせよう。
そして、『日野』へと歩いて接近する。『ガス・バッカス』とは違い、少なくとも現状では焦って近付く必要はない。
相手の能力が分からない、そしてその戦闘能力が強力である二点からして、『板踏』と息を合わせて攻めるべきだ。

790『悪童ウォーズ』:2015/11/15(日) 23:40:19
>>788(板踏)

「夜露死苦ゥ〜」
       カチャッ   


         ボボボボボボ
         ボボボォーッ!


『キー坊』から譲り受けた『ジッポ』を
床に垂れ流されている『ガソリン』めがけ投げる『板踏』。
触れた瞬間、見る見る内に炎が燃え上がる――。

            「炎ォォ〜〜。
             そうだよねぇ〜ッ。
             態々ここまでバイク担いできたんだからぁ、
             そうするよねぇーッ」

         スゥゥーッ

『寿理馬射摩』が不適に笑い、
炎を迂回し『板踏』に近づいてくる…。

>>789(山田)

         「泣くのは未だいいカナーッ。
          うれし泣きとかしそうだけどぉ〜」

『フェンス』へ近づき『アーカム』で
網を細い『針金』状に引きちぎる『山田』。
.――――――――――.
|□□□□□□□□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□□□↑□□□□□┗――――――¬
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|ソ□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|フ□□□□□寿□□□□□□□□□□.|❚
|ァ□□□□□□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□◆◆※□□□□□□□□□□.|
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□□□□―――――――
|山□□□□□□□■■■|
|□□□□□板□□■■■|
|□□□□□□□ハ■■■|
|□□□□□□□□■■■|
.―――――――――――.

791山田 浅海『アーカム13』:2015/11/15(日) 23:58:54
>>790

『アーカム13』の射程距離は、他の近距離パワー型よりも少し長い『3m』。
そこまで『板踏』と離れずに、フェンスだけを千切りに向かわせられるだろう。
またフェンスが『柵状』ではなく、『金網』によって構成されるタイプだった場合は、
やはり金網によって繋がれている端の、『棒状』の部分だけを千切り取りたい。
『アーカム13』のパワーでも不可能な場合は、諦める。
その後、『日野』へと炎の左側から回り込むように接近したい。

(『ウィズイン・サイレンス』の炎は防御困難…対策としてはあそこにある
 『給水塔』を用いて消火させるくらいか。それとも炎を飛び越えられるほど機動性に自信アリか?)

792板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/16(月) 00:06:42
>>790

    (――――相手の能力は未知数。
     だが、相手もこっちの能力は……大筋で分かっていても、厳密には分かっていないはず)

    (すでに『射程内』だぜ、そこはよ……!)

         ズギュンッ

    「燃やすぞ、『ウィズイン・サイレンス』……ッ!」

                 パパァァァァァ――――ッ!


『ウィズイン・サイレンス』を口元に運び、『全力演奏』ッ!
『延焼操作』によって炎の形を操作し、『寿理馬射摩』めがけて『炎の帯』を伸ばす! パス精BBB
まずは様子見だが……防御できない火炎の攻撃に対し、どう出る……?
あれだけの人数を『シメる』女だ。これだけで倒せるとは思わない。

793『悪童ウォーズ』:2015/11/16(月) 00:33:55
>>791(山田)


          メキッ  メキメキィッ

『パワー』は充分…
だが『棒状』の部分だけを千切り取るにはやはり若干の時間を有した。
(移動はまだ完了していない)

         メキャァ……ッ

>>792(板踏)


     パパパワァ―――――ッ

『ウィズイン・サイレンス』を吹き『全力操作』ッ!
その音色に呼応ッ!
『炎』は『帯』へと姿を変え『寿理馬射摩』へと襲い掛かる――!


               「あぁ〜〜ッ」

          ヒュンッ!  ボボッ

『寿理馬射摩』の『スタンド』が迫ってくる『炎』めがけ放ち、
その拳が『炎』に触れた瞬間――

       「熱ゥ〜」
                 キイィィィィ―――ンッ

猛々しく燃えていた『炎の帯』が一瞬で『鉄』と化した。
『鉄塊』と化した『炎の帯』がその場で固定される…。

             『フィスト』
            「”鉄拳”ぉぉ〜〜ッ 
             燃えるのはこっちの方だよぉ」

      スオォォ――ッ

『鉄化』した炎を回り込んできた『寿理馬射摩』。
『スタンド』の拳が『板踏』に迫る――(スB)

794板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/16(月) 00:42:44
>>793
質問。

『寿理馬射摩』のスタンドの拳はどのあたりに迫っている?

795山田 浅海『アーカム13』:2015/11/16(月) 00:56:28
>>793

「バカなッ?!」

なるほど、『触れたものを鉄に変える』能力。それ自体はさほど理解しがたい現象でもない。
だがしかし、それが『燃焼している気体』にまで効果を及ぼしているとなれば、話は別だ。
攻撃から防御まで、能力の応用力が段違いに広がってくる。
こんな手で『炎』を防いでくるのは予想外だった。板踏から離れたのは失策だったか。

「『アーカム』ッ!」

『アーカム13』に、千切らせた『鉄棒』を『日野』本体目掛けて投げつける。
板踏へと攻撃するのに『スタンド』を使うのであれば、当然本体の防御は疎かになる。その隙を狙う。
自分と『板踏』が離れたそもそもの目的は、別方向から互いに攻撃を加えることだった。
『炎』を防ぐ手段が日野にある以上、この作戦は成り立たないが。
とにかく『アーカム』が鉄棒を投げつけ次第、板踏及び日野の近くへと接近する。

796『悪童ウォーズ』:2015/11/16(月) 01:00:29
>>794
『板踏』さんの『胸部目がけ』です。

797板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/16(月) 01:08:51
>>796
回答感謝

>>793

   「嘘だろ……!?」

思わず『ウィズイン・サイレンス』を取り落としそうになる。
触れたものを鉄に変える能力……それはいいが、『火炎』をも鉄に変えるだと!?
なにがしかの能力は使ってくるとは思ったが、流石にその対処は予想外!
『炎』が無くなれば、『ウィズイン・サイレンス』は無力なのだから!

   「ぐ、おおおッ!?」

ひとまず、この距離を詰めてくるのなら多少の時間的余裕はあるだろう。
防御を……ぐぅ、背に腹は代えられない、左腕を前に腕をクロスし、防御を行う!

   (恐らく昨日の『処刑』を見るにパワーは十二分……!
    俺の『ウィズイン・サイレンス』はどこをやられてもマズいが、『胸』と『顔』と『腕』は特にヤバイッ!
    せめても『片腕』で済めばいいが……ッ!)

798『悪童ウォーズ』:2015/11/16(月) 23:12:57
>>795>>797(山田・板踏)

『鉄塊』と化す『炎』ッ!
この状態では『ウィズイン』を吹いても、
『延焼』を起こせないと感覚で理解する『板踏』。
左腕を前にし防御―――ッ!


              「そうそうッ、
               そぉ〜やって逃げるのを追いかけるのは、
               ウチの特権っていうかぁ〜〜ッ」

咄嗟に利き手でない方の腕で
防御をした『板踏』の判断は最良だったと言えよう。    
だが『フィスト』の拳は速い――ッ!
瞬く間に距離を詰め


          ドゴオォッ

その左腕に叩き込まれる。
燃えるような痛み…『骨』にヒビが入るッ!
だが、『板踏』の『命』ともいえる右腕は無傷ッ!

>>795(山田)

        シュゴォォ――ッ

『板踏』に狙いを定め隙を見せている
『寿理馬射摩』自身に『鉄棒』を投槍する『山田』!


             「あッ、やっぱそっち狙う系だよねぇ〜。
               スタンド
              『精霊』がどれだけ強くても、
              本体は脆いタダの人間」

              ギュッ

『寿理馬射摩』の『スタンド』――『フィスト』。
『板踏』へと殴りかかりながら空いている拳を、
『寿理馬射摩』の腹にねじ込み――

            キイィィ――――――――ンッ!!

鉄を打ち付けるような音。その刹那、
拳に触れた『寿理馬射摩』の身体が瞬時に『鋼鉄』へと変化ッ!
まるで『鉄の像』を思わせる容貌と化す『寿理馬射摩』。

            キ
             ィ
                ッ!

放り投げた『鉄棒』が、
その『鋼鉄』の身体に弾かれるッ!


             『デモ、そうじゃあないんだよねぇ―ッ。
                  フィスト
              ウチの”鉄拳”は無敵だよ山ピー』

『フィスト』が言葉を発す…。
この声色は『寿理馬射摩』の物だ…。

799山田 浅海『アーカム13』:2015/11/16(月) 23:30:40
>>798

「フン!そう来たか」

なるほど、本体も当然のように『鉄塊』化が可能だということか。
だがそれは予想できていた。そして『フィスト』とかいうスタンドに喋らせている以上、
例え本体と言えど、『鉄塊』の状態では動けないということだ。
仮に『鉄塊』の状態で炎に全身を包まれれば、成す術もなくなるだろう。
あの女は調子に乗っているが、要は『無敵』ではないというこもだ。
とにかく、このままヤツを放置するわけにはいかない。

『アーカム13』を先行させながら、鉄塊化した本体の『日野』へと近付く。
そうなれば『フィスト』も本体を守るため、『板踏』から離れざるを得ないだろう。

800板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/16(月) 23:31:51
>>798

    「ぐ、おおおお……ッ!!」

いくら利き腕より優先度が低いとはいえ、『トランペット』は両腕で支える楽器だ……!
弱体化は免れないし、そもそも腕にヒビが入るなんて許しがたいし、それになにより純粋に、痛い。

      「ち、っくしょう……ッ!」

殴られた衝撃をそのままに、左斜め後ろに逃げる。
相手が『近距離パワー型』である以上、拳は速くとも移動速度自体はそこまで速くないはずだ。
走って逃げる分には、そこまで難儀しないはず。

        (クソッ、やっぱり『本体』にも使えるのか……!
         俺の体が鉄にならないあたり、他の生き物には使えないってとこだろうな……!
         高い防御力に、高いスペック……どう攻略したもんか……!)

逃げながら、バイク周辺の『炎だった鉄塊』を見る。
鉄塊が解除される様子は無いだろうか?

801『悪童ウォーズ』:2015/11/16(月) 23:54:44
>>799(山田)

『そう来たよぉ〜〜ッ。
       殴ったものを『鉄』にする。
       ただそれだけェ〜〜ッ』


       ズギュンッ
                         プハァ
『鋼鉄』と化していた『寿理馬射摩』の身体が一瞬にして元に戻る。

           「それがーッ、
            ウチの『フィスト』」

           バッ

一気に距離を詰める『山田』ッ!
そして『山田』の思惑通りかは定かではないが、
自身の『鋼鉄』化を解除し後ずさり距離を取る『寿理馬射摩』。

>>800(板踏)

      ザムゥッ

殴られた衝撃を利用し、背後に下がる『板踏』。
隙を見計らい距離を詰めた『山田』の攻撃を恐れたのか、
自身の『鋼鉄』化を解除し、背後に飛び退き距離を取る『寿理馬射摩』。


              ジン…  ジン…

              腕が痛む。


      パ
           ァ  ッ   ボボボボ…


『鋼鉄』と化しその場に固定されていた『炎』が元に戻る。

>ALL

           「それじゃあ、
            次は『必殺技』行くよォ〜〜」

            ぶんぶんぶんぶんっ

二人から距離を取った『寿理馬射摩』が、
片腕を回す動作を行う…。

802『悪童ウォーズ』:2015/11/16(月) 23:56:51
.――――――――――.
|□□□□□□□□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□□□↑□□□□□┗――――――¬
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|ソ□□□□□寿□□□□□□□□□□.|
|フ□□□□□□□□□□□□□□□□.|❚
|ァ□山□□□□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□◆◆※□□□□□□□□□□.|
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□□□□―――――――
|□□□□□□□□■■■|
|□□□□□□□□■■■|
|□□□□板□□ハ■■■|
|□□□□□□□□■■■|
.―――――――――――.

803山田 浅海『アーカム13』:2015/11/17(火) 00:07:29
>>801

「『アーカム』ッ!」

すぐ近くにある『ソファ』を手に持たせ、そしてそのまま接近する。
ただ真っ直ぐではなく、MAP右側へと直進し、同時に行われるであろう『板踏』への攻撃の盾となりたい。
その際は、手に持った『ソファ』を掲げ攻撃を防ぐ。
『気体』も『鉄』にできるのであれば、行われる攻撃はなんとなく想像が付くが、果たしてどうか。

804板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/17(火) 00:13:20
>>801-802

    (本体が鋼鉄化してる隙に、火炎に巻く……これか)

      (あるいは単純に、『両の手に余る』攻撃をするか、だ)

炎は、解除されたらしい。
時間制限があるのか、それとも個数制限があるのか。
いずれにせよ……助かる。炎が無くなれば『ウィズイン・サイレンス』は戦えない。

    (予想はつくが、『必殺技』か……)

恐らくは、空気を『鉄』に変えて弾き飛ばす算段だろう。
その攻撃を警戒しつつ、板踏自身は左から回り込むようにゆっくり近づいていこう。

805『悪童ウォーズ』:2015/11/17(火) 00:26:08
>>803-804(山田・板踏)


           「『アーカム』ッ!」

『ソファ』を持たせ『寿理馬射摩』と『板踏』の間に
割り入るように接近する『山田』と、弧の動きで接近する『板踏』。


           「『狩り』ッてさぁ〜ッ。
            あっ、『部族』のパパが
            ママに話してたみたいなんだけどさ」

  「動物の呼吸、間合い、
   習性とか色々?
   頭に叩き込んで狩る『狩人』は『三流』なんだって」
 
           「本当に強い『狩人』は、
            真正面からぶっ殺すんだって。
            ウチもそれに同意―」  「よぉぉ〜い」

   グッ

『寿理馬射摩』が『フィスト』と共に腰を落とし、
真正面の『山田』を見据え――
                         「どん!」
             ザァ ムッ!


『低姿勢』の『タックル』を仕掛けて来たッ!(スC)

806山田 浅海『アーカム13』:2015/11/17(火) 01:04:31
>>805
質問があります。

・『山田』ではなく『アーカム』に、先に『フィスト』が仕掛ける形で『タックル』が来ていますか?

807 『悪童ウォーズ』:2015/11/17(火) 23:28:41
>>806
『山田』が先行させている『アーカム』目がけタックルを仕掛けています。
尚、『フィスト』は『寿理馬射摩』とほぼ重なった状態です。

808板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/18(水) 01:10:41
>>805

    「『タックル』だと……!?」「マズい、避けろッ! 『固められる』ぞッ!」

あの行動、タックルを仕掛けた上で自らの肉体を『鋼鉄』に変え、動きを封じるのが狙いと見た。
単純に『鉄塊』がぶつかってくる、押しつぶされるというだけでも危険だが、動きを封じられてしまうのはもっと危険だ。
少なくとも、見たところ『アーカム13』と『フィスト』では、『フィスト』の方が優れたスペックを持っているようだから。

板踏自身は……『種火』を増やそうと考えていたが、緊急事態だ。
『ウィズイン・サイレンス』に口をつけ、『全力演奏』。
『延焼操作』により……『バイク周辺の火』を操作。
炎の帯に山田先輩の頭上を越えるような『アーチ』を描かせ、低空タックルを仕掛ける『寿理馬射摩』の背中に火炎を落とす。
『アーカム13』に対処する必要がある点、現在『低空タックルの姿勢で背面を晒している』という点から、簡単には防御されないだろう。
あるいはよしんば防御されたとして、それは『フィスト』が山田先輩に割けるキャパシティを削るということになる。



ところで、小脇に挟んでいた『油がしみ込んだバット』は今どうなっているだろうか?

809山田 浅海『アーカム13』:2015/11/18(水) 20:42:28
>>805>>808

「・・・・・腕を回した意味はなんだったんだ?」

『フィスト』を纏うように展開しながら、タックルを仕掛けてくる『日野』。
恐らく狙いは板踏の語る通り、自分を『鉄塊化』させて相手をロック、そこからタコ殴りにするつもりだろう。
だが、幸いにも備えはある。

「ハッ、ケダモノが」

『アーカム13』に持たせた『ソファ』を、正面から接近する『日野』にそのまま打ち下ろす。
柔らかい素材で構成されたソファだ、食らっても大したダメージにはなるまい。
だが、それでいい。

例えばこのまま『日野』が『フィスト』で押し上げようとしてきた場合。
恐らくだが、『板踏』のダメージを見る限り、『アーカム』とのパワー差はさほどないだろう。
撃ち下ろす『ソファ』の重量の分、わずかに『アーカム』が有利。そのまま押し付けられる。
もし、スタンド故に触れた物体をすり抜けられる『フィスト』が、
本体を放置して『アーカム』に攻撃を試みた場合。『フィスト』が独自の視覚を持つ場合に限られるが、その時は『アーカム』の足や頭で反撃をする。
だが、その時は既に『可燃物』である『ソファ』は日野の上に乗っている。
『板踏』の炎がソファを、そして『日野』を燃やすだろう。

別の展開として、『日野』が『可燃物』のソファを恐れ、振り下ろす前に『フィスト』の拳を叩き込んだなら。
その場合は、更に重量を増した鉄塊となった『ソファ』が、日野に振り下ろされる。
その際は軽いダメージでは済まない。ソファは凶悪な鈍器と化す。
そのままラッシュで鉄塊ソファを破壊しに来るかもしれないが、その前に圧し潰す。

そして『ソファ』で押し潰された後に、『ソファ』を『鉄塊』にした場合。これが最悪だ。
『ソファ』に包まれた状態で鉄と化したなら、『日野』に逃げ道はなくなる。
本体も鉄となり防御態勢を取るかもしれないが、それなら『板踏』の炎で周囲を取り囲めばいい。
先ほど(>>801)『日野』は鉄解除と同時に深く呼吸をした、つまりいつまでも鉄塊状態ではいられない。
『フィスト』が炎を鉄にしてくるならば、そのスキに『アーカム』で日野を砕く。
『アーカム』に攻撃を試みるならば、やはり『火あぶり』だ。

そもそも『ソファ』が避けられる可能性だが、『日野』のスピードは本体を基準にしている為、『アーカム』と変わらない。
それは考慮せずとも良いだろう。

「奏でろッ 『板踏』ィ!」

810『悪童ウォーズ』:2015/11/18(水) 23:02:14
>>808(板踏)>>810(山田)
(*『バット』は殴られた時に手から落としていますが、
  行間で拾った事にしていただいて構いません)

        〜〜♪  〜〜♪ 

              ボボボォッ!

『寿理馬射摩』の動作に嫌な予感を覚え、
『山田』の援護に回るべく『ウィズイン・サイレンス』を吹き、
『炎』を再度『延焼操作』する『板踏』ッ!

         ボォ       ォォォォォォォ
                オォ     ォォッ!

『炎』は『山田』を避けるアーチの軌道を描き、
『アーカム』の振り上げた『ソファ』を通過ッ!引火ッ!
更にその先『寿理馬射摩』の無防備な背中目掛け伸びていくッ!


              「う、あ、ッ熱ゥ!」

引火ッ!『寿理馬射摩』のブレザーに燃え移るッ!
一瞬、『寿理馬射摩』の体勢が崩れるッ!

811『悪童ウォーズ』:2015/11/18(水) 23:14:34


            「けどさぁ〜ッ。
              スタンド       ウチ
             ”精霊”の状態って”本体”に伝わるんだよねっ」

          すぅぅッ

迫る『寿理馬射摩』が深く息を吸い込む。
傍らの『フィスト』が突進しながらその拳を
自身(『フィスト』)に押し付け――


          キィ ィィィ ィ ィ イィィンッ!!


                    『名づけるなら、
                     寿理馬射摩タックルかなぁ?』

鉄を打ち付けるような音ッ!
『フィスト』と『寿理馬射摩』の同時『鋼鉄』化ッ!
『衣類』も同時に『鋼鉄』化し背中を焼く火が鎮火ッ!

             ボォンッ

                     グゥオォッ

『ソファ』を打ち下ろす『山田』ッ!
『アーカム』のパワーを持ってしても、
『ソファ』の質量では迫る『鉄』の勢いを殺し切れないッ!
『鉄塊』と化した『フィスト』が、
『ソファ』で両手が塞がって防御のできない『アーカム』の腹に迫り――


         ド
 
              ォ  オ ォ ンッ!

鈍い痛み。
恐るべし質量と破壊力を以て、山田ごと後方に吹っ飛ばすッ!

812山田 浅海『アーカム13』:2015/11/18(水) 23:19:37
>>811

すみません、質問があります。
・振り下ろした『ソファ』は、『アーカム』と『日野』及び『フィスト』の間に入る形にはなりませんでしたか?

813『悪童ウォーズ』:2015/11/18(水) 23:35:43
>>812(山田)
山田氏は>>803でソファを掲げる、そして>>809で振り下ろすとレスしており、
加えて『寿理馬射摩』は『低空姿勢』で迫っており、
彼我の速度差、位置や姿勢を考慮し、
間に割り入るように振り下ろす事は間に合わず、
後頭部から背中にかけて振り下ろされたと判定しております。

814板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/18(水) 23:36:56
>>810-811
申し訳ない。ではバットは行間で拾って小脇に抱えていたということで。


             ♪

  ♪      (――――――それで)            ♪

                            ♪
          ♪
    ♪          (その能力は、いつまで持続できるんだ――――――?)
              ♪
                       ♪       ♪

『演奏』を、止めない。
『ウィズイン・サイレンス』の火炎が消えるのは、種火が『完全燃焼』を起こした時か、その『演奏』が止まった時だ。
アーチ状の炎の帯はソファと言う新たな『種火』を生み出しながらも、依然『炎の帯』としてそこにある。
『延焼操作』を続行――――火炎を『寿理馬射摩』に纏わりつかせるように、『火の海』に変えて燃やし続ける。

相手はその身を鉄に変える寸前、『深呼吸』したな?
つまり、『奴は身体を鉄に変えている間は呼吸ができない』。

               ♪           ♪                    ♪
      ♪
         (それとも、『呼吸比べ』をするか? 日頃からこんな環境で『副流煙』にまみれたお前がッ!)

           ♪         ♪                  ♪
                              ♪
    ♪                  
                 (この、『吹奏楽部』の『板踏甲賀』とッ!)    ♪

       ♪                    ♪      ♪

奴が『音を上げる』まで、『演奏』を続ける。
例えこちらの呼吸が限界を迎えても、『ブレス』を挟んで演奏を続ければそれでいい。
その瞬間火勢は勢いよく弱まるが、次の一瞬にまた『演奏』は再開され――――再び『火の海』を作る。

一瞬のスキをついて『呼吸』をするか? そら、みるみるお前の周辺の酸素は燃焼されていくぞ。
それとも一瞬のスキに『火炎』に触れ、『鋼鉄』に変えて逃げることができるか試してみるか?
いいぜ、酸欠でフラフラのお前にそんなことができるのかどうか――――そして、『山田浅海』の前でそんな無様を晒して、一体どうなるのか試してみるか。

        ウィズイン・サイレンス
        (『静寂より来たれり』――――良い音は、常に良質な『呼吸』という一瞬の『静寂』から生まれる)


                 (そもそも、『呼吸比べ』で負けるつもりもないがな……ッ!)

815山田 浅海『アーカム13』:2015/11/18(水) 23:51:46
>>813

理解しました。
彼我の速度差は同じスCなのに加え、>>810で一瞬態勢が崩れる、とありましたので、
十分に間に合うものかと思っておりました、失礼しました。
また再度質問なのですが、『日野』は『鉄』となった状態で動いていたという認識でいいでしょうか?
(『ソファ』を超えて炎が直撃した時点で『日野』が『鉄』となり動けなくなった場合、
 次の一歩を踏み出せずにそのまま前方に転倒すると予想しているので)

816『悪童ウォーズ』:2015/11/18(水) 23:53:16
>>815
描写不足大変失礼しました。
また『寿理馬射摩』は『鉄』の状態でも動いております。

817山田 浅海『アーカム13』:2015/11/19(木) 00:20:57
>>811>>814


>         ド
> 
>              ォ  オ ォ ンッ!


「がッ…?!」

誤算が『二つ』。掲げていたソファを振り下ろすよりも、『日野』のタックルの方が早かったこと。
何より─────『日野』は身体を『鉄』と化した状態でも動けるという事。
関節は『鉄』と化していないわけではないだろう。
全身『鉄』と同じ強度を備えつつも、身体は柔軟に動く。『スタンド能力』とはそういうものだ。
あえなく後方に吹き飛ばされる。

「チィッ 脳筋女がァ・・・・・ッ!」

地面に手を付き、可能な限り離れないように努めたち。対処すべき問題が増えた。鉄壁の防御というヤツが。
その防御の瞬間には、『フィスト』を攻撃させられないという欠点はあるものの、面倒なことには変わりはない。

「面倒なだけだがな」

その防御には、やはり『呼吸』という弱点が付いて回る。そして自分と板踏の能力には、それを攻める手段がある。
『アーカム13』の最大射程、『3m』以内『2m』以上まで再度接近する。
鉄となっている『日野』及び『フィスト』へと、いつでも殴りかかれるようにだ。

818『悪童ウォーズ』:2015/11/19(木) 00:58:02
>>817(山田)

            ズズズズズ…!

後方に吹っ飛ばされる『山田』ッ!
距離を放されまいと地面に手を付き衝撃を殺す事を試みるッ!


       ゾ …   ゾ… ズズ…


             ゾ ゾゾ…ッ   …

――止まったッ!
だが『鉄』化した『フィスト』の破壊力は凄まじく、
『アーカム』のパワーで『ソファ』で威力を削いだにも拘わらず、
呼吸をする度にタックルを受けた『胸骨』に鋭い痛みが走る…。
(恐らくへし折れているだろう)

            『ノぉ〜キぃ〜ン?
             だってウチ『スリヴァイルマ』だヨ?
             ねぇねぇ山Pぃーッ。
             『スリヴァイルマ』って言葉の意味知ってるゥ?』


体勢を整えようとする『山田』に対し、
『フィスト』を通して『寿理馬射摩』が問いかける…。
(現在の距離は10m程。まだ距離は詰めれていない)

>>814(板踏)
  
      ♪    ♪   ♪
         ♪   ♪     ♪

『ソファ』に引火した『火』を新たな『種火』と認識し、
『延焼操作』を行う『板踏』ッ!魂の調べを奏でッ!
全身を『鋼鉄』と化した『寿理馬射』に炎を纏わせるッ!
         

             『へぇー』『へェーッ』

             『そーか、そーかッ
              ”根競べ”ってやつかァー。
              オトコノコはど根性だもんねェーッ。
              いいよぉー付き合ってあげるっ!』

          ググゥーッ

全身に火が回る事を嫌ったのか、
『寿理馬射摩』が『フィスト』と共に『ソファ』へとダッシュッ

           『でも、やっぱやーめた』

              ガァンッ!

そして『フィスト』で『ソファ』をサッカーのコーナーキックの要領で
思い切り斜めへと蹴り上げ『鋼鉄』化を解除ッ!
だが『帯』は既に『寿理馬射摩』の上半身を覆っておりッ!


         ボボボボボボボボボボボボボボボボッ!!


その上半身に『引火』ッ!
髪もッ!ブレザーもッ!
見る見る内に焼かれていくッ!

               「キャハ…
                熱い!痛いよッ!
                ああァッ! あああ」

   「でもッ!」   ボオォォォォォォォ!!

               「最高に生きてるって感じがする!」


    「キャハハハハハハッ!」   ボオォ…!!

傍らの『フィスト』はまだ自身の『鋼鉄』化を行わない…。
『寿理馬射摩』の背後に立ち、何か…何かを待っている。

819山田 浅海『アーカム13』:2015/11/19(木) 01:18:50
>>818

「わたしの知る国の言葉にそんなモノはないな」「『イルマ・グレーゼ』なら知っているが」

こちらも呼吸に障害か。だが、必要な時に腕と足が動けばいい。
痛みで精密な動作には支障が出るかもしれないが、ヤツを倒す際には必要のないものだ。こちらは一人ではないのだから。
『アーカム13』、元より打てる小細工はそう多くない。必殺の拳を叩き込む為に、接近する。
もちろん両者の動向には注目し、いざという時は『アーカム』で迎撃する構えだ。

820板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/19(木) 01:24:12
>>818
申し訳ないが一つ確認したい。

・『ソファ』はどの方向に、どのぐらい飛んでいった? こっちに向かってきていたりする?

821『悪童ウォーズ』:2015/11/19(木) 01:42:43
>>820(板踏)
『ソファ』はマップ南方向、斜め上に飛んで行きました。
『板踏』さんの頭上、遥か上です。

822板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/19(木) 03:22:30
>>818

    (なっ――――――!?)

……イかれてる…………
炎に焼かれて、笑ってやがるぞ……

……どうする? 奴は何か『仕込み』をしているはずだ。
この状況を打開する、何かを。
なんだ? 蹴り上げたソファーにまつわる何かか?
…………『投擲』と『落下物』に警戒しつつ、『演奏』を続行する。元より、できるのはこれだけだ。
奴は今、なにかを『鋼鉄』に変えている。それによる攻撃を想定している……のだと思う。

『火炎強化』の内容は、やはり『延焼操作』。
一度爆発的に火炎を広げ、『寿理馬射摩』の全身に炎を及ぼす。
そして一瞬だけ『ブレス』を挟んでから、強化を『温度強化』に変更。
一度燃え移った炎は、『延焼操作』を解除しても残ったままだ。
そうして全身に撒いた火炎の温度を上げていく。『鋼鉄』も溶かしてしまわんばかりに、熱く、熱く。
金属だって、相応の温度があれば燃えるのだ。

     (『クレッシェンド』だ……こいつは、『火加減抜き』の『フォルテッシシモ』じゃなきゃ仕留められない……!)

823『悪童ウォーズ』:2015/11/20(金) 00:02:23
>>822(板踏)

         〜〜♪

                       〜〜♪  「キャハッ」
                〜♪

                             「キャハハハ」

火に焼かれたまま笑みを漏らす『寿理馬射摩』。
だが『板踏甲賀』に油断はない。深く、そして広く読みながら、
その火のように滾る『熱意』をトランペットに込め、『演奏』を続ける…。


          ボオォォ―――ッ

『火』は更に『延焼』。
赤から青へと移り変わった『炎』が『寿理馬射摩』の皮膚を、髪を焼く。
油の燃える匂い、眼前で爛れゆく女性の肌…。
だが『板踏』の『熱演』は止まらない――。

>>819(山田)

  ボ  ボ ボボ…
             ボォオ…ッ

  ボオォォォォ ォォォ  ォォ  ォ ォッ

既に上半身へと回った火に焼かれながらも
笑みを浮かべる『寿理馬射摩』に必殺の一撃を叩き込むべく、
痛みに堪え一歩また一歩と距離を詰める『山田』。

                         スリヴァイルマ
                        「”精霊酔い”…」

                   「スタンドに目覚めてしまったせいで、
                自分を特別な人間と勘違いしてしまった
                      哀れで愚かな小さな人間…」

  ボオォォ ボボボボ…

「パパがどんな意味を込めて、
 ウチにそんな名前を付けたのかは ガボォッ
 わ が ら ないけど ォ ォ    キャハ」
                            「なんてゆーか、
                             それでいいと思うの」 ボボボ

『山田』が『アーカム』の射程距離へと踏み入れる。
互いの距離約『3m』。
限りなく『詰み』に近づいたこの状況。   「ウチは燃えでるがら」


        「『フィ・・・ズド』ォ」         ビリィッ バリィッ  バリィッ!

『寿理馬射摩』の背後に立つ『フィスト』が強引に、
その燃え滾る『ブレザー』を引火する事さえ厭わず引き裂きッ!
そして――
        
               フアワァァッ ビョォォッ

その勢いのまま距離を詰める『山田』目掛け、
強引にッ!投げつける!『山田』の眼前に『炎』の塊が迫るッ!(スB)

824板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/20(金) 03:26:42
>>823

   (――――――――どうする?)


『寿理馬射摩』は――――瀕死だ。
イかれた精神性によるものか、まだ意識を保って戦闘を続けているが……
……だが、長くは持つまい。
正直に言えば、これ以上は命に関わるレベルだ。

……指が震えないといえば嘘になる。
やり過ぎだと俺の中の良心と常識が自制を促す。
『火加減無し』とは言ったが、それにも限度がある。
やめておけ、それ以上は殺してしまうぞ。そうだな、俺もそう思う。

    (だが―――――)

       (ここでやめれば、殺されるのは『こっち』なんじゃないか――――?)

相手の、この異常なまでの好戦性。
どちらかが倒れるまでは止まるまい。
火は劇物だ。全身の『20%』を超える面積に火傷を負えば人は肉体の機能に異常をきたし、速やかな入院を必要とする。
これ以上は『オーバーキル』もいいとこだが……どうやってこいつを倒せばいい?
これは『喧嘩』だ。殺人なんて犯す気は、無い。

     (山田先輩……俺たちの『デュオ』が終わるまで、舞台から降りないでくれよ……!)

火炎の強化を『延焼操作』に変更。
『山田先輩』に投げつけられた『ブレザー』の火炎を、後ろに引き延ばすように燃やす。
こうすることで、『山田先輩』に引火する可能性を少しでも避ける。……熱量は、下げようがないが。
同時に『寿理馬射摩』を取り巻く炎にも干渉し、とにかく周辺に炎を幕のように広げることを試みる。
狙っているのは、『酸素の燃焼』だ。竜の形をした炎が酸素を喰らうように、周辺に炎を拡散させる。
ここまでの『炎上』と『火傷』、『酸欠』の要素は十二分であるし、重症加減から考えても、流石にそう長く立っていることはできないと思うが……

825山田 浅海『アーカム13』:2015/11/20(金) 21:58:32
>>823

「わたしには全く理解できん」「そんな言葉を娘に名付ける親の気持ちはな」
「『スタンド』を扱う部族がいることの方がまだ興味がある」

もっとも本人が喜んでいるのならば、余計な口を挟むつもりもないが。
ともかく既に火だるまと化している『日野』。このままなら間も無く生き絶えるだろう。
自らも炎も鉄に変えることもなく。死ぬつもりなのだろうか。
すると『フィスト』にブレザーを引き裂き、こちらへと向けて投げてくる。

だが、避けるのに問題はないだろう。
そもそも『アーカム』の射程である『3m』以内、恐らく『フィスト』の射程である
『2m』以上の位置に到達するつもりであった(>>817)。『3m』に到達した時点で勢いはほぼ落としている。
そして相手の挙動に注意を払っている中での、上着を破り、投げるという『二手』。対応する時間に余裕がある。
故に、上着を目視して横へと回避する。
万が一だが、もし『上着』の軌道と勢いが、遥か後方の『板踏』へと辿り着くものであれば、延焼を覚悟で『右手』で弾く。

『アーカム』は、『フィスト』が自身や本体を『鉄』にしようとした瞬間に殴りかからせる為に、前方で待機させる。

826『悪童ウォーズ』:2015/11/21(土) 00:42:54
>>824(板踏)

                    「ぐぅッ、
                     あッはッ!痛ッ!
                     ハァ …  ハァ… !」

                    「キャハハハハッ!」
         カタッ  カタッ

笑い声、痛み、酸素が交じり更に延焼する『寿理馬射摩』。
服を破り捨て『種火』から逃れたが『一時しのぎ』だ。
露出したブラウスに、髪に、その褐色の肌に『火』が燃え移る。
血肉の焼ける匂いが『板踏』の鼻腔を刺激する。

             ボオォォッ

だが『寿理馬射摩』は止まらない。
焼かれる事すら楽しんでいるかのか、ただ笑う。
『板踏』は狂気に満ちた『寿理馬射摩』を、
殺してしまうのではないかという恐怖を抱く、
……バルブを抑える指が震える。

            ビュオォォォッ
                             〜♪
だが『熱情』は止まらない。
山田に投げられた制服に移った『炎』を逃さんと『演奏』。
炎の規模があまりにも大きく『気休め』程度にしかならないが、
これが今の状況での『板踏』の『最前手』である。

>>825(山田)

              「キャハッ!
メラメラ             あ、ああ、

               それでいいんだ、別に。
               誰かに ああ、ッ
      
理解して貰いたい訳じゃないし、
誰がに 見てもらいたい訳じゃないし…       メラメラァッ
ウチも『パパ』の部族にはキョーミあるけどね」

火に焼かれながら、
耐え難い『熱さ』に悶えながらも、
ただ笑う『寿理馬射摩』。狂人だ。

              むあぁっ

眼前に迫る『ブレザー』。そして炎、熱気、煙。
広がった『ブレザー』が『山田』の視界を一瞬覆うが、
『山田』は『ブレザー』の行方を『目視』をしている。
引火した炎の勢いもあってか『集中』を要したが、回避――


                 「でも、その『ブレザー』は
                  見てもらう為に投げたけどね」

自らの『スタンド』の種が割れているこの状況、
行動を注視されていれば『鋼鉄』化を警戒されるのは必然。
その『警戒』を僅かに緩める為、意識を僅かに反らす為、
つまり『鋼鉄』化を行う、
その為だけに『寿理馬射摩』は『上着』を投げた。


         ズギュンッ

無理やりに作った『隙』を突き、
『フィスト』が自身を殴打し『寿理馬射摩』と共に『鋼鉄』化。
その体を焼いていた炎が『鎮火』する。

          『あ ァ〜〜ッ。
           『10秒』、
           息を止めている『10秒』だけ、
           思い切り暴れたいなァーって思うんだ』

     ザァムッ   ビュオォォッ


『鋼鉄』化で炎を振り払った『フィスト』が、
『アーカム』へと殴りかかる―(スB)

827山田 浅海『アーカム13』:2015/11/21(土) 22:00:46
>>826

質問があります。
現在の両者の位置はどの辺りになりますか?(周囲に何か柵や建物はありますか?)

828『悪童ウォーズ』:2015/11/23(月) 22:23:21
>>827
現在の両者の位置は下記AA参照で。
また山田は現在『建物』を背にしている状態です。

.――――――――――.
|□□□□□□□□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□□□↑□□□□□┗――――――¬
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□◆◆※□寿□□□□□□□□.|
|□□□□※※□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□山□□―――――――
|□□□□□□□□■■■|
|□□□□□□□□■■■|
|□□□□板□□ハ■■■|
|□□□□□□□□■■■|
.―――――――――――.

829山田 浅海『アーカム13』:2015/11/23(月) 22:53:13
>>828

回答に感謝します。また、続けて質問をさせて頂きます。
・山田(建物及びアーカム)から日野(フィスト)までの距離はどのくらいでしょうか?

830『悪童ウォーズ』:2015/11/23(月) 22:56:07
>>828(訂正)
.――――――――――.
|□□□□□□□□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■◇◇◇■□□□|
|□□■■■■■□□□|
|□□□□↑□□□□□┗――――――¬
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□□□□□□□□□□.|❚
|□□□□□□□□寿□□□□□□□□.|❚
|□□□□※※□□フ□□□□□□□□.|❚
|□□□□◆◆※□□□□□□□□□□.|
|□□□□※※□□ア□□□□□□□□.|
|□□□□□□□□山□□―――――――
|□□□□□□□□■■■|
|□□□□□□□□■■■|
|□□□□板□□ハ■■■|
|□□□□□□□□■■■|
.―――――――――――.

831板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/23(月) 23:24:07
>>826

     (10秒……!?)

           (これだけやられて、ここからさらに『10秒』呼吸が持つって言ってるのか……!?)

どういうタフネスをしているのだ、こいつは……!
周辺の二酸化炭素濃度がどう、とかそういう次元ではない。
そもそも、全身が爛れるほどの火炎を受けて、まだ動けるということ自体が『異常』なのだ!
本当に、本当にこいつは『死ぬまで止まらない』のではないか……!?

       (ええい、あと俺にできることは……!)

『温度強化』による『アーカム13』の強化……持続力の関係で一撃しか持たない。その上、パワーしか上がらない。

同じく『温度強化』による『フィスト』の『完全燃焼』……相手の持続力がわからない以上博打の要素が強い。
また、『アーカム13』がさらにスペックで不利になる。

……あとは『延焼操作』による視界妨害ぐらいか。

『延焼操作』……『炎上バイク』の火を操作し、『フィスト』と『寿理馬射摩』の顔面へと二条の火炎の帯を伸ばす。
これによって相手の顔を覆い、視界を遮るのが狙いだ。

832山田 浅海『アーカム13』:2015/11/24(火) 00:36:50
>>826

「フン!最後の一撃ってわけか・・・?」

上半身を焼く『火炎』により酸素を取り込めていない状態での『鉄化』。
呼吸を止めた状態で動けば動くほどより酸素の消費は激しくなる。
炎が付着した時点で全身を『鉄化』して防げば良かったものを、それをしなかったのは
酔狂からか、はたまたこちらが射程内に入るのを待っていたか。
『10秒』、その間に確実に仕留めるために。

『アーカム13』、自分を対象に『絞首刑』を発動。部位は胴体、滑車は真後ろの最上位置。
同時に左拳のスイッチを押し『開閉型』を起動、即座に『鉄』と化した『日野』を階下に叩きつける。
『上着』に目を奪われていたとは言え、その過ぎ去るスピードを考えれば一瞬。
その間に『鉄』となったのなら、接近して殴る間にスイッチを押すだけの事は可能だろう。
肋骨を負傷した状態であと『10秒』回避し続けるのは厳しいかもしれない。
ならばまずは階下へと叩き落とし、更にそこへと『追撃』を加える。
『日野』が階下へと落下したならば、『ロープ』を伸ばしておこう。
『板踏』の炎なら問題なく階下へと伸ばせるだろう。

833『悪童ウォーズ』:2015/11/24(火) 23:20:58
>>831>>832(板踏・山田)



             ハルマ:
             「来るッ!」

♪       ♪   ♪

         ボオォォォ―――ッ!
           ボォォォ―――ッ!

冷静に、今自分ができる事…
再度『トランペット』を奏で『炎』を操作する『板踏』ッ!
二条の帯と化した火炎を対峙する『山田』と『寿理馬射摩』の間に伸ばす。

              『…ッ!』   ビクゥッ


『板踏』の狙い通り視界を遮られた
『フィスト』の動きが一瞬止まる。

               『ハッ、キャハハ…!
                ハハッ、 ハハハハ
                ――『フィスト』ッ!』

            ギイィンッ

『寿理馬射摩』は『アーカム』に向けた『フィスト』の拳、
その軌道を咄嗟に変え『炎の帯』を殴打ッ!
再びッ『鉄塊』の奇怪なオブジェと化す『炎の帯』ッ!
だがそれで充分…『寿理馬射摩』の足止めは既に終えている。


              ガコンッ!

『寿理馬射摩』が『板踏』が伸ばした『炎』に足止めされている間に、
『アーカム』の『絞首刑』は既に完了している…。
宙に吊るされた『山田』の足元の『床』がガコンと音を立てて開き

           『あ、れ、ェ
            ェエェ  ッ! ああッ!』

    —―ヒュルゥ〜〜〜ッ

『鋼鉄』と化した『寿理馬射摩』はスタンドと共に落下ッ!
成すすべもなく階下へと堕落していく…。
この状況、『寿理馬射摩』は一切の身動きが取れないッ!

834『悪童ウォーズ』:2015/11/24(火) 23:26:30


         「グッ」    ヒュルゥゥーッ

               「…ッ」

         「プハァ」  ひゅるる〜〜ッ



落下の瞬間、予期していなかった衝撃のせいか
閉じていた『寿理馬射摩』の口が開く。
――抑えていた呼吸が漏れ、

             ズギュンッ  ズギュンッ


『鋼鉄』化が、解除された。

835板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/24(火) 23:51:49
>>833-834

『ウィズイン・サイレンス』に、再度息を吹き込む。
これが本日、最後の『演奏』 になろう。


     (これで『フィナーレ』だ……ッ!)

 
                     (行け、山田先輩ッ! これが最後の、『フォルテッシシモ』だ……ッ!)


『温度強化』――――『アーカム13』のパワーを、一瞬だけ強化する。
山田先輩はここから追撃に入るはずだ。その追撃の、インパクトの瞬間だけパワーを強化。
例えここからさらに相手が『鋼鉄化』をしても、そのパワーには耐えきれまい……!
なお、『完全燃焼』が発生しないように、1秒経過した時点で『アーカム13』を『温度強化』の対象から排除する。

836山田 浅海『アーカム13』:2015/11/24(火) 23:55:54
>>833-835

「実に手を焼く『悪童』だったよおまえは」「だが『酔い』の覚める時間が来たということだ」

『ロープ』を伸ばし、接近しながら呟く。
階下までどの程度の距離があるのかは分からないが、『3m』以内に近付くのはそう時間はかかるまい。
態勢を整えられて反撃される前に、決着をつけさせてもらう。
『アーカム13』、元より優れたそのパワーに更に『板踏』の演奏を加える。
これで一瞬の間に再度『鉄』となったとしても、問題なく砕けるだろう。


               「『正義執行』ォォ──────────ッ!!」


射程距離内に入り次第、床に倒れた『日野』へと『ストンピング』のラッシュを食らわせてやる。

837『悪童ウォーズ』:2015/11/25(水) 00:21:12
>>835-836(板踏・山田)


       バァムッ

             「あうッ」 ドサァッ

             「ぁあァ…
              まだ戦いだ…いッ。
              まだ、まだぁ―――ッ」  ギィィンッ


「『正義執行』ォォ――――――ッ!!」  ビュオォッ

              『だ、がらァ
               ゴボッきがないッてのーッ。
               それじゃあ『鉄拳」は砕けない”ッ」

床に叩きつけられた『寿理馬射摩』。
迫りくる『アーカム』の『ストンピング』に備え
満身創痍の身体に鞭を打ち、再度身体を『鋼鉄』化する。
口の端を歪め笑う。『防御』を確信したかのような笑み。

                  プオォォォ―――♪


                  だが――
                  『板踏』の『魂』が鳴り響く、
                  『山田』の『魂』を燃やす為に。

             ボボォ…   『えッ』

    ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ッ!

その音色に呼応し『アーカム13』の身体が、
真っ赤に『燃え上がる』――『完全燃焼』。
唖然とした表情を見せる『寿理馬射摩』、
そのスタンドの胸目がけ――

838『悪童ウォーズ』:2015/11/25(水) 00:31:06


   メキィッ  『あ、がァ…ッ』

『フィスト』の『鉄板』、
『鋼鉄』の厚い胸板に亀裂が入る――

              メキメキィッ

              更にストンピング。

バギャッ!

             ギィン…

    バギバギバギバギバギバギバギバギバギ
     バギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギ
      バギバギバギバギバギバギバギバギバギィィィ――――ッ!


           「あ、あああああああああ
            あァああぎゃあぁぁァァぁァァァァー―ッ!!!!」

『アーカム』の火の点いた『ストンピング』の猛攻ッ!
その圧倒的な破壊力に耐えきれず『フィスト』の『鋼鉄』の肉体が砕けるッ!
『寿理馬射摩』の絶叫ッ!

           「あ… 
            あァ…ッ? あが、ま、負げ?
            ウチの?
            まだ、もッと、ただがッあ、 あ」

      『ゴボォ』

『寿理馬射摩』が吐血し、その場に倒れた。

839板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/25(水) 00:46:05
>>837-838

『ウィズイン・サイレンス』から、口を離す。
静寂から来た音は、再び静寂に帰るのだ。

    「――――はぁっ、はぁっ……」

同時に、がくりと膝が落ちる。
疲れた。負傷が痛む。それ以上に――――本当に、恐ろしい敵だった。
本当に、本当に、最後まで戦いを望む狂気。
それが何よりも恐ろしく、それが倒れたことによる安堵が、板踏の体から立つ力を奪った。

     「…………『アンコール』は、無しだ」

       「もう、『演奏』は終わりだ……休め。本当に。頼むから。だから――――」

とはいえ、最後にもう一仕事。
肩で息をして、深呼吸をして。

          スゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――

                         ヘッド
    「―――――『寿理馬射摩軍団』の『頭』、『日野寿理馬射摩』は『山田浅海』が討ち取ったッ!」


     「このイかれた『演奏会』はおしまいだッ!
      戦争は、『1組』の勝ちだッ!」

最後に、学校中に響かせるつもりで、勝鬨をあげよう。

840山田 浅海『アーカム13』:2015/11/25(水) 00:58:48
>>838

「・・・・・・・・ここまで戦いの妄執に取り憑かれているとはな」
「フン!その点に関してだけは敬意を払ってやる」「ともあれ決着はついた」

攻撃を止め、ロープを引き上げる。『赤西』にヤツがやられた様を直接見せてやれなかったのは残念だが。
ともあれ、これで決着だ。無益な『抗争』とやらもこれで終わるだろう。
負傷者も多く出ているだろう、救急車を呼ぶべきか。いや、少なくとも個人的には呼びたいところである。
大声を出すのも辛い、勝鬨は『板踏』に任せよう。

841『悪童ウォーズ』:2015/11/26(木) 00:32:55
>>839(板踏)

                   

          ザムッ

『貯水タンク』が設置された屋根へと続く梯子を上り、
校庭を見下ろす『板踏』。


                 ザワッ
        ザワッ…             ザワッ…

校庭、傷付きながらも立つ、
『キー坊』を始めとする『1組』の面々。
そして無数の『スリヴァイルマ軍団』達。

>    「―――――『寿理馬射摩軍団』の『頭』、『日野寿理馬射摩』は『山田浅海』が討ち取ったッ!」


>     「このイかれた『演奏会』はおしまいだッ!
>      戦争は、『1組』の勝ちだッ!」

                        …

          一瞬の静寂。

キー坊:
「お、お 、おぉ」

       ウオオオォォォォォォォォ
     オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
        オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
       オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!

眼下から湧く歓声。喜びの声。
――『戦争』の終結だ。

>>840(山田)

           キリキリキリッ

気を失った『寿理馬射摩』に言葉を掛け、
ロープを引き上げ屋上へと戻る『山田』。


       ウオオオォォォォォォォォ
     オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
        オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
       オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!

校庭から、歓喜の雄叫び。
どうやら『板踏』が『戦争』に幕を引いてくれたようだ。

                   ハルマ:
                   「よ…おォ… へへッ。
                    見事だったぜ『大将』…。
                    この戦争、俺達の勝ちだな、ヘヘ」

壁に腰かけた『ハルマ』が、
屋上に戻った『山田』に労いの声をかける。
その体は『満身創痍』だ。
救急車を呼んでやってもいいかもしれない。

842山田 浅海『アーカム13』:2015/11/26(木) 01:17:45
>>841

「よくやってくれたよ・・・『板踏』も『多渕』も そしておまえもな」
「ゆっくり休め」「今度ここへ来る頃には昨日までよりも平和な日々が過ごせるだろうよ」

まあ仮にそうなったとしても、やはり『秋映』よりは騒がしい日常だろうが。
胸元の伊達メガネをかけ、深く息を吐きながら前髪を下ろす。
『赤西』もそうだが、『日野』もかなり重傷だろう。このまま放置するわけには行くまい。
あの戦闘狂とも言える性格、これに懲りて少しは改善すれば良いのだが。

しかし、入院してしまうとそのままクラスのアイツらとはお別れとなるわけか。
無論別れが惜しいのではないが、このままゆっくりと言葉も交わせず終わるというのは、どうにもすっきりしない。それだけだ。
とはいえ面々がこの傷では、流石に『病院』へと連絡を取らざるを得ないだろう。自分や板踏の負傷もある。

843板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/26(木) 01:20:45
>>841

     「……これで、ほんとのほんとに、終わったか……」

今度こそ膝をつき、大の字になって寝転がろう。
疲れた。本当に。ガラじゃあないのだ、こういうのは。

                ラプソディー
       「ったく、とんだ『狂想曲』だったぜ……」

         「ちょっと、メンテの時間をくれ……」

救急車、一台や二台では足りないだろう。
病室の数は足りるだろうか。そんなことを考えながら、空を仰いだ。

844『悪童ウォーズ』:2015/11/26(木) 22:53:01
>>842-843(山田・板踏)

             「ヘヘ、俺ぁ平和主義者だかんな。
              こんなドンパチはゴメンだっての」

『救急車』の手配を済ませ、
伊達眼鏡を掛け臨戦態勢を解く『山田』。
そして大の字になって空を仰ぐ『板踏』。


                「とりあえず、お疲れさん。
                 今はゆっくり休もうぜ!」

           グラァ…

心地良い疲労感が『山田』と『板踏』を包みこむ。
全身にそよ風を受けながら、校庭のクラスメイト達の歓喜の声を
子守唄変わりに2人は深い眠りへとつく…。
           ゲロコー    テッペン
此処が、この場所が『月路高校』の『頂点』だ…

845『悪童ウォーズ』:2015/11/26(木) 23:04:27

【14日目 PM15:03】

あの『戦争』から4日が経過した。
『山田』と『板踏』は『黄金町』駅前にある
『マイケル・マクドウェル記念病院』へと搬送され、
『黒人の医者』による適切な処置を受けた後に、
『ハルマ』と『キー坊』共々4人部屋の病室へと送られた。

            キー坊:
            「けどよおォォッ!
             あーんだけ派手に暴れても
             スルーってッ!なぁ!!」

地元の警察による事情聴取もあったが、
「まぁゲロ高だし」という理由で無罪放免。
(他のクラスメイト達も警察署へと出向き事情聴取を受けたらしい)

             ハルマ:
             「まぁまぁ。
              にしても、警察にパクられてたからッて
              見舞いにもこねーって薄情な奴らよのぉ」

あれから『スリヴァイルマ軍団』の襲撃もなく、
4人は病室で暇を持て余していた…。
今日が『短期留学』の『最終日』だ…。

846板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/26(木) 23:23:51
>>845

   「俺としては、経歴に傷がつかなくて助かったがな」「流石に『前科者』は勘弁だ」

ここ数日で何度も目を通した音楽雑誌のページを片手で捲りながら、気だるげに答える。
大学進学にせよ、就職にせよ。
そのどちらにしても、前科がつくと色々困る。
そりゃあ音楽はどこでだってできるが、良い環境でやるに越したことはないのだ。

     「……あと脱獄してまで会いに来られても困るぞ」

          「少しばかり『留学』の時間は短くなったが、まぁ、二度と会えないわけでもない」

      「少なくとも、お前らとはもうしばらく顔合わせたままだろうしな……」

寂しいといえば、寂しいか。
四日……他の連中と顔を合わせる時間が短くなったことになる。
先生やら、クラスメイトやら、あの汚い校舎やら。
本当にクソみたいな場所だったが……それでも、寂しいという感情は湧き上がる。

847山田 浅海『アーカム13』:2015/11/26(木) 23:33:51
>>844-845

「この街の『警察』はおおむね腐っているからな」「今回ばかりはそれが好都合だったが」

センター試験の問題集に目を通しながら、『多渕』の言葉に応える。
普通の事件に関しては取り締まるが、『スタンド』絡みとなると見ざる聞かざるを貫くのが彼らだ。
『悪(クズ)』を取り締まるにはあまりに力不足。故に、この山田 浅海が頂きに立つ必要がある。
もっとも彼らも『スタンド』に気付かず、本当にただの少年の『抗争』だからとスルーしているのかもしれないが。
まぁ、今となってはどちらでも良いか。

「ハッ・・・別に構わん」「病室では静かにすべきだからな」
「あんな騒々しいヤツらに来られては ゆっくりと休むこともできん」

『赤西』の言葉を耳にして鼻で笑う。
そして読み終えた問題集を隣に置くと、代わりに近くの本屋で買った一冊の本を取り出す。
『自動二輪免許の取り方』、そう書かれていた。

848『悪童ウォーズ』:2015/11/26(木) 23:52:18
>>846-847(板踏・山田)
短くはあったが『ゲロ高』での騒がしい日々、
騒がしい面々の事を思い出し一抹の寂しさを覚える『板踏』。
『ハルマ』の言葉に対し鼻で笑う『山田』だが、
その手には『自動二輪』取得の為の本が握られている…。

                ハルマ:
                「んだよなァ。
                 今日でお別れだってのに」

                キー坊:
                「アイツらよおぉぉッ、
                 後で地獄見せて あ?」

 ゾロ ゾロ
   ゾロ  ゾロ ゾロ…

『キー坊』が視線を向けた先、
開いた扉から『1組』の面々がゾロゾロとやってきた。
皆が皆、体の各所に『名誉の負傷』を負っているが、表情は明るい。

       「大将ぉ〜。
        見舞い遅れちまって悪ィなぁぁ。
        『コレ』の為にバイトしてたんよ」
       「皆でカンパしあって。なぁ皆?」

         ドンッ!     ドンッ!

クラスメイト達がその手に持った、
洒落たデザインの包装紙に包まれた巨大な『箱』状の物を、
『山田』と『板踏』に1個ずつ差し出す。

                  ハルマ:
                  「…それ?もしかして、
                   『餞別の品』ッてやつ?」

849山田 浅海『アーカム13』:2015/11/27(金) 00:12:33
>>848

『赤西』の言葉を耳にして、顔を上げ扉の方を見る。

> ゾロ ゾロ
>   ゾロ  ゾロ ゾロ…

「・・・・・おまえたち」

傷を負った『1組』の面々が、病室に入ってくる。
そうして取り出したのは、らしくない綺麗な包装紙に包まれた箱状のモノ。

「・・・フン」「似合わん気遣いをしやがって」

「・・・・・・・・だが まぁ」


               「・・・・・感謝する」

やや小さめの声で礼を述べつつ、伊達メガネを指で押し上げる。

「ここで開けて見てもいいのか?」

850板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/27(金) 00:15:00
>>848

    「お、おまえら……」

驚愕に目を見開き、雑誌を取り落とす。

   「馬鹿じゃないのか、おまえら……」「こんな、洒落た箱で……」

      「『お別れにプレゼント』ってガラじゃないだろう、おまえらは……」

茫然としたまま、半ば反射的に憎まれ口を叩きながら。
信じられないという表情で、額を抑える。

    「……開けてもらっても、いいか。左腕にヒビが入ってるんでな」

851『悪童ウォーズ』:2015/11/27(金) 00:33:48
>>849>>850(山田・板踏)

        「おうッ!
         開けてくれッての!」

         キー坊:
         「あッ板踏のは俺開けんぞ!」

ガサゴソ
           バリィッ

包装紙を剥がし巨大な箱の封を開ける『山田』と『キー坊』。

               カパッ

『山田』の箱の中には『テナーバス』を収納するための
『鳶色』のレザーが張られた『楽器ケース』が入っていた。
そして『板踏』の貰った箱には『黒色』の『楽器ケース』が。
形からして『トランペット』を収納する為の物だろう。
どちらもシンプルながらも高級感の漂うデザイン。安物ではないだろう。

              ハルマ:
              「お、お前ら…!」

「流石に『楽器』を買うのは無理だけど、
 俺達の『大将』を手ぶらで帰らせる訳にはいかねェーって」

           ナァ、ミンナー?   オォォォ!!

852山田 浅海『アーカム13』:2015/11/27(金) 00:50:16
>>851

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「『美しい』 な」

『トロンボーン』の楽器ケースを端から端まで眺め、手に取り、持ち上げる。
手触りや軽さなどから、いい品であることが分かる。『バイト』をしてこれを買う金を貯めるのは、楽ではなかったろう。



「『板踏』」「今度『曲』を考えておこう」
「トランペットとトロンボーン・・・演奏できる曲は幾らでもある」

「こいつらにまた聴かせに行ってやらねばな」

ゆっくりと、頂いた『楽器ケース』を膝の上に置く。

「・・・・・・・大切にしよう」

853板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/27(金) 01:08:27
>>851-852

    「………………」

『楽器ケース』を、静かに右手で撫でる。
……確かな質感。それが安物でない証。

   「……ああ」

      「そうだな」

  「『ヴィゴローソ』に……楽しい曲を聞かせてやろう。
   俺たち二人とお前らで、演奏会だ」

     「このケースにトランペットを入れて、な」

口元を吊り上げ、ニヤリと笑う。
どうせならJ-POPがいいか。こいつらでも知ってる曲で、いっそ歌える曲がいい。
俺と山田先輩が演奏して、こいつらが思い思いに歌って……それができたら、きっと楽しい。

      「……ありがとう。大事に使わせてもらうよ」

854『悪童ウォーズ』:2015/11/27(金) 23:26:26
>>852-853(山田・板踏)

              キー坊:
              「やったなぁぁお前らぁぁ!
               演奏会だってよォォ!
               そん時はお行儀よくしねえとなァァ!」

『悪童』達の粋なプレゼントに、
笑みを浮かべる『板踏』と感嘆の声を漏らす『山田』。
少々『背伸び』した品ではあるが、
この品に込められた彼らの想いは間違いなく『本物』だ。

       ワイワイワイワイ  ワイワイワイ…


                 「おぉォ〜〜、
                  お邪魔するよぉーっ」

 サドチャン!      サドチャン!   オセーヨ サドチャン!

病室の外から聞こえたは担任の『茶渡』の声。
『山田』と『板踏』に群がる『悪童』達が道を開け、
『茶渡』を二人の前へと通す…。

              「うんうん、
               4人とも、いや、皆大変だったみたいだねェ。
               『戦争』?だっけ?頑張ったみたいだねェ。青春青春」
出会った時と同じ、
人の良さそうな笑顔を二人に向ける『茶渡』…。

                「せっかく『月路高校』に来てくれたのに、
                 こんな所で最終日を迎えさせるハメになっちゃて、
                 僕の責任だねぇ。本当にごめんねぇ」

855山田 浅海『アーカム13』:2015/11/27(金) 23:47:00
>>854

「『茶渡』先生」
「この度はご心配をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした」

いわゆる『よそ行き』の態度を示しつつ、頭を下げる。
だが、この結果が彼のせいだというその点に関しては、首を振る。

「…いえ、お気になさらず。これは私たちが、彼らと共に選んだ選択肢ですから」
「それにこれでも、私は大変充実した時間を過ごせたつもりです」

856板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/28(土) 00:46:37
>>854-855

    「『茶渡先生』……」

……いや、『青春』で済ませるのか、あれを。
結局この人は、最初っから最後まで底が見えない。
どこまで『マジ』なのか……あるいは、全部『マジ』なのか。

     「……ああ、そうだな」

      「楽しい『短期留学』でしたよ。
       今こうしてベッドで寝てるとこまで含めてね。
       悪くない経験でした。だから、先生が謝ることもない」

いずれにせよ、笑って応じよう。
心からの、俺の答えだ。

857『悪童ウォーズ』:2015/11/28(土) 01:03:27
>>855-856(山田・板踏)

        「うんうんッ」

        「だから言ったでしょ。
         皆、根はいい子達ばかりだって。ね?」

ウンウン  オーヨ   ワハハハ!

振り返る『茶渡』に対し、
満面の笑みを返す『悪童』達。

         「日野さんもちょっと暴れん坊だけど、
          根はすっごいいい子だからねっ!
          君達が此処に来てよかった、と思ってくれたように
          彼女もきっと君達に出会えてよかったなぁって思う筈だよ」

          ニッコリ

          「それじゃあ僕は、退散しよっかね。
           せっかくの『月路高校』最後の日だ。
           心行くまで皆とお話ししなさいな。よかったらまたおいで」

笑みを何度も何度も、
そして最後に飛び切りの笑みを向け、
病室を後にする『茶渡』…。

858山田 浅海『アーカム13』:2015/11/28(土) 22:56:37
>>857

「・・・・・・・・・・・・・・・」
「そうなることを願っておりますよ」

この教員も大概常識では計れん人物だ。
やけに知った風な口を利くが、あるいは全てを見ていたというのか?
この男もまさか、実は『スタンド使い』だとでもいうのだろうか。どちらにしろ、油断ならない人間だ。

ともかく、『日野』もこれに懲りて『精霊酔い』から少しは脱却してくれれば望ましいが。
まぁ今ばかりは、そういった煩雑なことは考えずとも良いだろう。
あと少しばかりは、こいつらの下らん話に付き合ってやるのも悪くない。
そんな気分だ。

859板踏甲賀『ウィズイン・サイレンス』:2015/11/28(土) 23:16:02
>>857

   「だといいんですがね……」

あの、狂気としか言いようのない戦闘と勝利への執着。
『寿理馬射摩』の今後は……正直、予想もつかない。
生きてきた世界が、あまりにも違うのだ。
過去も、未来も、現在も。あの女のことは、まったくわからない。

    「……先生も」「ありがとうございました」

   「きっとまた行きますよ。いや、必ず行きます」

だが、さておこう。
あるいは次に『月路高校』に来た時にでも……その時にでも、顔を合わせてみればいい。
わからないのであれば、わかるように努めればいい。それが『コミュニケーション』というもので、それもまた『音楽』だ。
その時までは……まず、怪我の療養を済ませるのが最優先だな。

860『悪童ウォーズ』:2015/11/29(日) 22:34:04
>>858-859(山田・板踏)

好々爺とした『茶渡』の態度が
芝居なのか生来のものかは不明ではあるが、
害意がない事だけは確かだろう。

              ワイワイッ
                     ガヤガヤ


炎に燃やされながらも笑いながら向かってきた、
狂気の女――『日野・ジュリアド・寿理馬射摩』…。
彼女が今後がどのような未来へと進んでいくのか、
気にならないと言ったら嘘になるだろう。

だが今はとりあえず『仲間』達と過ごせる、
この最後の時間を楽しむべきだろう。

861『能力開示』:2015/11/29(日) 22:36:40
  ゲロコー  スリヴァイルマ                       スリヴァイルマ
【月路高校の精霊酔い】こと【『業の華』構成員】日野・ジュリアド・寿理馬射摩のスタンド


インディアンを連想させる褐色の肌の人型スタンド。
能力は『鉄拳』。

殴打したものを『鋼鉄』化する能力。
『鋼鉄』化は瞬時に行われ、物体は勿論『炎』や『水』なども
『認識』さえできれば殴打での『鋼鉄』化が可能
(『気体』や『液体』としての機能を失いその場に固定される)

また生物の『鋼鉄』化は現時点では不可能だが、
本体及びこのスタンドだけは『例外』であり、
スタンドの拳で触れる事で一瞬で『鋼鉄』化が完了する。
自身の『鋼鉄』化は『呼吸』を止めている間しか持続しない。


『フィスト』
破壊力:B(A) スピード:B 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:C 成長性:D
※()は『鋼鉄』に変化時

862『能力開示』:2015/11/29(日) 22:39:02
【スリヴァイルマ軍団】『酒井大我』のスタンド

極彩色の人型のヴィジョン。能力は『酔拳』。

本体の帯びている『酒気』に応じて、
その身体は巨大化し、スペックが上昇するが、
『アルコール』が本体の『許容量』を超えた場合、
スタンド自身が『爆発』を起こす事で『リセット』をする。
またスタンドを発現している間はスタンドに『酒気』を奪われる為、
『強化』を行うには絶え間なくハイペースで飲酒する必要がある。

『ガス・バッカス』
破壊力:D〜A スピード:D〜A 射程距離:C
持続力:本体次第 精密動作性:D 成長性:B


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板